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発明の名称 通信方法及び、通信システム、サーバ、クライアント、プログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−108375(P2007−108375A)
公開日 平成19年4月26日(2007.4.26)
出願番号 特願2005−298487(P2005−298487)
出願日 平成17年10月13日(2005.10.13)
代理人 【識別番号】110000291
【氏名又は名称】特許業務法人コスモス特許事務所
発明者 岩切 茂樹
要約 課題
ダウンロードされた音楽データの音楽名やアーティスト名などの紹介情報を当該音楽データを聴く際に再確認することができる通信方法及び、通信システム、サーバ、クライアント、プログラムを提供すること。

解決手段
サーバ側では、音楽用記憶媒体41から「音楽F」の音楽データ51Fを読み出すとともに紹介音声用記憶媒体42から「紹介音声B/スポンサーY」の音声データ60である紹介音声データ62Bと広告音声データ64Bとを読み出し、転送ファイル作成用記憶媒体43において、「紹介音声B/スポンサーY」の音声データ60である紹介音声データ62Bと広告音声データ64Bとを「音楽F」の音楽データ51Fの先頭に併合させた転送ファイル71を作成する。その制作された転送ファイル71はサーバ側からクライアント側にダウンロードされる。
特許請求の範囲
【請求項1】
ネットワークを介してサーバ側からクライアント側に音楽データが転送される通信方法であって、
前記サーバ側から前記クライアント側に提供される音楽選択用画面上の選択メニューに従って、複数の音楽データから転送対象の音楽データを前記クライアント側で選択する音楽選択処理と、
前記音楽選択用画面にて転送対象の音楽データが選択されたことを契機にして前記サーバ側から前記クライアント側に提供されるDJ選択用画面上の選択メニューに従って、当該転送対象の音楽データを題材にして制作された複数の紹介音声データから所望の紹介音声データを前記クライアント側で選択するDJ選択処理と、
前記音楽選択処理で選択された音楽データに前記DJ選択処理で選択された紹介音声データが結合した転送ファイルを前記サーバ側で制作する結合処理と、
前記結合処理で制作された転送ファイルを前記サーバ側から前記クライアント側にダウンロードさせる転送処理と、を備えたこと、を特徴とする通信方法。
【請求項2】
請求項1に記載する通信方法であって、
前記DJ選択用画面上の選択メニューには各紹介音声データのスポンサーの名称が表示されるとともに、各紹介音声データには当該紹介音声データのスポンサーに関する広告音声データが付加されていること、を特徴とする通信方法。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載する通信方法であって、
各紹介音声データには副音楽データと当該副音楽データについての副紹介音声データとが付加されていること、を特徴とする通信方法。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載する通信方法を実施するサーバ及びクライアントがネットワークを介して接続されていることを特徴とする通信システム。
【請求項5】
請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載する通信方法をネットワークを介して接続されているクライアントとともに実施することを特徴とするサーバ。
【請求項6】
請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載する通信方法をネットワークを介して接続されているサーバとともに実施することを特徴とするクライアント。
【請求項7】
請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載するサーバとしてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワークを介して音楽データが転送される通信方法及び、通信システム、サーバ、クライアント、プログラムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、アーティストなどが歌唱・演奏した音楽を購入する場合、レコード・CD・DVDといった物理的な形式の媒体を介して行われていたが、近年では、通信技術の発達に伴って、Webコンテンツの側で保存されている音楽データを自己の記憶領域にダウンロードさせる音楽配信サービスが行われている。
【0003】
そして、音楽配信サービスによっては、ダウンロードさせる音楽データに広告データを含ませることによって、無料又は割引料金で音楽データを提供している(特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照)。
【特許文献1】特開2001−188735号公報
【特許文献2】特開2001−273405号公報
【特許文献3】特開2002−2293573号公報
【特許文献4】特開2001−76912号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、音楽配信サービスで音楽データをダウンロードして音楽を購入する際には、Webコンテンツ上でその音楽データの音楽名やアーティスト名を確認して行うものの、音楽データがひとたび自己の記憶領域にダウンロードされてしまうと、ダウンロードされた音楽データの音楽名やアーティスト名は当該音楽データのファイル名として残されるだけであって、ファイル名を表示できない端末で音楽データを再生する場合には、再生された音楽データの音楽名やアーティスト名を改めて確認することは困難であった。
【0005】
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、ダウンロードされた音楽データの音楽名やアーティスト名などの紹介情報を当該音楽データを聴く際に再確認することができる通信方法及び、通信システム、サーバ、クライアント、プログラムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題を解決するために成された請求項1に係る発明は、ネットワーク(例えば、ネットワークN)を介してサーバ(例えば、サーバ2)側からクライアント(例えば、クライアント3)側に音楽データ(例えば、音楽データ51)が転送される通信方法であって、前記サーバ(例えば、サーバ2)側から前記クライアント(例えば、クライアント3)側に提供される音楽選択用画面(例えば、音楽選択用画面P1)上の選択メニューに従って、複数の音楽データ(例えば、音楽データ51)から転送対象の音楽データ(例えば、音楽データ51F)を前記クライアント(例えば、クライアント3)側で選択する音楽選択処理(例えば、S12)と、前記音楽選択用画面(例えば、音楽選択用画面P1)にて転送対象の音楽データ(例えば、音楽データ51F)が選択されたことを契機にして前記サーバ(例えば、サーバ2)側から前記クライアント(例えば、クライアント3)側に提供されるDJ選択用画面(例えば、DJ選択用画面P2)上の選択メニューに従って、当該転送対象の音楽データ(例えば、音楽データ51F)を題材にして制作された複数の紹介音声データ(例えば、紹介音声データ62)から所望の紹介音声データ(例えば、紹介音声データ62B)を前記クライアント(例えば、クライアント3)側で選択するDJ選択処理(例えば、S14)と、前記音楽選択処理(例えば、S12)で選択された音楽データに(例えば、音楽データ51F)前記DJ選択処理(例えば、S14)で選択された紹介音声データ(例えば、紹介音声データ62B)が結合した転送ファイル(例えば、転送ファイル71)を前記サーバ(例えば、サーバ2)側で制作する結合処理(例えば、S16)と、前記結合処理(例えば、S16)で制作された転送ファイル(例えば、転送ファイル71)を前記サーバ側(例えば、サーバ2)から前記クライアント側(例えば、クライアント3)にダウンロードさせる転送処理(例えば、S17)と、を備えたこと、を特徴としている。
【0007】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載する通信方法であって、前記DJ選択用画面(例えば、DJ選択用画面P2)上の選択メニューには各紹介音声データ(例えば、紹介音声データ61,62)のスポンサーの名称が表示されるとともに、各紹介音声データ(例えば、紹介音声データ61,62)には当該紹介音声データ(例えば、紹介音声データ61,62)のスポンサーに関する広告音声データ(例えば、広告音声データ64)が付加されていること、を特徴としている。
【0008】
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載する通信方法であって、各紹介音声データ(例えば、紹介音声データ61,62)には副音楽データ(例えば、副音楽データ66)と当該副音楽データ(例えば、副音楽データ66)についての副紹介音声データ(例えば、副紹介音声データ65)とが付加されていること、を特徴としている。
【0009】
また、請求項4に係る発明は、通信システム(例えば、通信システム1)であって、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載する通信方法を実施するサーバ(例えば、サーバ2)及びクライアント(例えば、クライアント3)がネットワーク(例えば、ネットワークN)を介して接続されていることを特徴としている。
【0010】
また、請求項5に係る発明は、サーバ(例えば、サーバ2)であって、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載する通信方法をネットワーク(例えば、ネットワークN)を介して接続されているクライアント(例えば、クライアント3)とともに実施することを特徴としている。
【0011】
また、請求項6に係る発明は、クライアント(例えば、クライアント3)であって、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載する通信方法をネットワーク(例えば、ネットワークN)を介して接続されているサーバ(例えば、サーバ2)とともに実施することを特徴としている。
【0012】
また、請求項7に係る発明は、プログラムであって、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載するサーバ(例えば、サーバ2)としてコンピュータを機能させることを特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
すなわち、本発明の通信方法及び、通信システム、サーバ、クライアント、プログラムでは、サーバ側で提供された複数の音楽データからクライアント側が転送対象として選択した音楽データに対し、サーバ側で提供された当該音楽データを題材にして制作された複数の紹介音声データからクライアント側が選択した所望の紹介音声データが結合されることにより、サーバ側で転送ファイルが制作され、さらに、その制作された転送ファイルがサーバ側からクライアント側にダウンロードされており、サーバ側からダウンロードされた転送ファイルをクライアント側で再生すれば、音楽データと紹介音声データとが連続して再生されることから、ダウンロードされた音楽データの音楽名やアーティスト名などの紹介情報を紹介音声データの再生によって当該音楽データを聴く際に再確認することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照にして説明する。図2は、本発明の通信方法を具現化した通信システム1の概要を示したブロック図である。図2に示すように、通信システム1では、サーバ2側のコンピュータと複数のクライアント3側のパーソナル・コンピュータとがネットワークNを介して接続されている。また、各クライアント3側は、パーソナル・コンピュータの本体11と、マウス12、ディスプレイ13、キーボード14などから構成されている。
【0015】
尚、ネットワークNは、様々な形式のものがあるが、ここでは、説明の便宜上、WWW(World Wide Web)とする。
【0016】
そして、図2に示す通信システム1では、サーバ2側にて音楽配信サービスを提供しており、クライアント3側からサーバ2側にアクセスすると、サーバ2側のWebページ上でクライアント3側が選択した音楽を有料で当該クライアント3側に配信させることができる。特に、この音楽配信サービスにおいては、配信される音楽とともに、当該音楽の名称や当該音楽を歌唱・演奏するアーティストの名称などを伝える紹介音声やスポンサーの広告音声も一緒に配信され、その紹介音声や広告音声についても、サーバ2側のWebページ上でクライアント3側が選択することができる。
【0017】
尚、配信される音楽・紹介音声・広告音声についてのファイルについては、例えば、MP3などの音声圧縮方式を利用してもよい。
【0018】
次に、サーバ2側にて提供する音楽配信サービスのプログラムについて説明する。図1は、サーバ2側にて提供する音楽配信サービスのプログラムのフローチャート図である。図1に示すように、先ず、S11のログインにおいて、クライアント3側からサーバ2側に接続されると、サーバ2側のWebページ上にてユーザIDやパスワードなどの登録・照合などが行われ、その後に、S12に進む。
【0019】
S12の音楽選択では、例えば、図3に示すように、クライアント3側のディスプレイ13において、サーバ2側のWebページである音楽選択用画面P1が表示される。
【0020】
この音楽選択用画面P1においては、配信可能な音楽の名称がそれぞれ一つずつ記載された複数の音楽指定ボタン21や、前頁ボタン22、次頁ボタン23、視聴ボタン24、選択ボタン25などが表示される。
【0021】
この点、音楽選択用画面P1は、複数頁が用意されており、前頁ボタン22又は次頁ボタン23をクライアント3側で実行操作すれば、前頁又は次頁に移行することができる。尚、最初の頁が表示されている場合には次頁ボタン23のみが表示され、最後の頁が表示されている場合には前頁ボタン22のみが表示される。また、複数頁が準備されていなければ、前頁ボタン22及び次頁ボタン23は表示されない。
【0022】
また、音楽選択用画面P1において、音楽指定ボタン21の1つをクライアント3側で指定操作し、さらに、視聴ボタン24をクライアント3側で実行操作すれば、当該音楽指定ボタン21に名称が表示された音楽の一部がクライアント3側にて出力される。一方、音楽指定ボタン21の1つをクライアント3側で指定操作し、さらに、選択ボタン25をクライアント3側で実行操作すれば、当該音楽指定ボタン21に名称が表示された音楽をクライアント3側で選択することができる。
【0023】
そして、この音楽選択用画面P1は、クライアント3側で音楽が選択されるまで表示され(S13:NO)、クライアント3側で音楽が選択されると(S13:YES)、S14に進む。
【0024】
S14のDJ選択では、例えば、図4に示すように、クライアント3側のディスプレイ13において、サーバ2側のWebページであるDJ選択用画面P2が表示される。
【0025】
DJ選択用画面P2においては、上記S12にて選択された音楽の名称が表示された表示枠31や、当該音楽についての紹介音声の名称及び、スポンサーの名称、割引料金がそれぞれ記載された複数のDJ指定ボタン32、視聴ボタン33、選択ボタン34、スキップボタン35などが表示される。
【0026】
この点、DJ選択用画面P2は、図3の音楽選択用画面P1(上記S12)で選択し得る全ての音楽に対しサーバ2側で用意されている。
【0027】
また、DJ選択用画面P2において、DJ指定ボタン32の1つをクライアント3側で指定操作し、さらに、視聴ボタン33をクライアント3側で実行操作すれば、当該DJ指定ボタン32に名称が表示された紹介音声の一部及びスポンサーの広告音声の一部がクライアント3側にて出力される。一方、DJ指定ボタン32の1つをクライアント3側で指定操作し、さらに、選択ボタン34をクライアント3側で実行操作すれば、当該DJ指定ボタン32に名称が表示された紹介音声及びスポンサーの広告音声をクライアント3側で選択することができる。
【0028】
尚、図4に示されたDJ選択用画面P2は、図3の音楽選択用画面P1(上記S12)で「音楽F」を選択した際にジャンプして表示されるWebページの一例である。
【0029】
そして、DJ選択用画面P2においては、スキップボタン35をクライアント3側で実行操作すれば、クライアント3側で紹介音声及びスポンサーの広告音声を選択しないことが可能である(S15:NO)。その一方で、スキップボタン35をクライアント3側で実行操作しない状態が続くと(S15:YES)、S16に進む。
【0030】
S16に進むと、DJ選択用画面P2はクライアント3側で紹介音声及びスポンサーの広告音声が選択されるまで表示され(S16:NO)、クライアント3側で紹介音声及びスポンサーの広告音声が選択されると(S16:YES)、S17に進む。
【0031】
S17では、サーバ2側のWebページ上にてクライアント3側に対する決済が行われ、S18に進む。
【0032】
S18では、上記S12でクライアント3側が選択した音楽に対し上記S14でクライアント3側が選択した紹介音声及びスポンサーの広告音声を結合させた転送ファイルをサーバ2側で作成し、S19に進む。
【0033】
S19では、上記S18でサーバ2側が作成した転送ファイルをクライアント3側にダウンロードし、その後は、S20のログアウトに進んで、クライアント3側とサーバ2側の接続を切断する。
【0034】
尚、DJ選択用画面P2において、スキップボタン35をクライアント3側で実行操作して、クライアント3側が紹介音声及びスポンサーの広告音声を選択しなければ(S15:NO)、S31で決済を行った後、S32に進んで、上記S12でクライアント3側が選択した音楽の音楽データのみを当該クライアント3側にサーバ2側からダウンロードし、さらに、その後は、S33のログアウトに進んで、クライアント3側とサーバ2側の接続を切断する。
【0035】
よって、この音楽配信サービスでは、配信される音楽とともに、当該音楽の名称や当該音楽を歌唱・演奏するアーティストの名称などを伝える紹介音声やスポンサーの広告音声も一緒に配信される一方で、紹介音声や広告音声の配信をクライアント3側の選択で拒否することも可能である。
【0036】
次に、サーバ2側で作成される転送ファイルについて説明する。図5は、サーバ2側で作成される転送ファイルについての説明図である。図5に示すように、サーバ2側のコンピュータにおいては、音楽用記憶媒体41や、紹介音声用記憶媒体42、転送ファイル作成用記憶媒体43などが設けられている。
【0037】
この点、音楽用記憶媒体41には、クライアント3側に配信することが可能な各音楽の音楽データ51が記憶されている。また、紹介音声用記憶媒体42には、紹介音声データ61,62と広告音声データ63,64とが併合された音声データ60が音楽毎に整理されて記憶されている。
【0038】
そして、上記S18において、上記S12でクライアント3側が選択した音楽に対し上記S14でクライアント3側が選択した紹介音声及びスポンサーの広告音声を結合させた転送ファイルをサーバ2側で作成する場合、例えば、図3の音楽選択用画面P1(上記S12)で「音楽F」を選択し、さらに、図4のDJ選択用画面P2(上記S14)で「紹介音声B/スポンサーY」を選択したときには、音楽用記憶媒体41から「音楽F」の音楽データ51Fを読み出すとともに紹介音声用記憶媒体42から「紹介音声B/スポンサーY」の音声データ60である紹介音声データ62Bと広告音声データ64Bとを読み出し、転送ファイル作成用記憶媒体43において、「紹介音声B/スポンサーY」の音声データ60である紹介音声データ62Bと広告音声データ64Bとを「音楽F」の音楽データ51Fの先頭に結合させた転送ファイル71を作成する。
【0039】
従って、サーバ2側から作成された転送ファイル71をクライアント3側で再生すると、先ず、「紹介音声B/スポンサーY」の紹介音声データ62Bと広告音声データ64Bとが再生されて、「音楽F」の名称やそのアーティストの名称などが音声で伝えられるとともに「スポンサーY」の広告が音声で伝えられ、その直後からは、「音楽F」の音楽データ51Fが再生されて、「音楽F」が出力される。
【0040】
尚、上記S17での決済においては、上記S12でクライアント3側が選択した音楽をサーバ2側からクライアント3側に配信されることに対する支払が行われるが、この点、配信される音楽には、上記S14でクライアント3側が選択したスポンサーの広告音声が付加されており、サーバ2側から配信された音楽をクライアント3側で出力する際にはスポンサーの広告が音声で伝えられることから、当該スポンサーによる割引をクライアント3側が受けることができる。
【0041】
その割引額については、図4に示すように、DJ選択用画面P2の各DJ指定ボタン32内に表示されているが、割引額の金額はスポンサーの出資額に応じて設定される。よって、各スポンサーに対しては、自己の広告音声を多くのクライアント3に聴いてもらって宣伝効果を高めることを望むことから、割引額の金額を大きくする経営努力を促させたり、自己の広告音声に併合される紹介音声を魅力的なものにしようとする向上意識を促させることになる。
【0042】
以上詳細に説明したように、本実施の形態において、通信システム1内でクライアント3側がサーバ2側にアクセスして音楽配信サービスを受ける場合に、例えば、サーバ2側のWebページである音楽選択用画面P1(上記S12)でクライアント3側が「音楽F」を選択し、さらに、サーバ2側のWebページであるDJ選択用画面P2(上記S14)でクライアント3側が「紹介音声B/スポンサーY」を選択したとすると、サーバ2側では、音楽用記憶媒体41から「音楽F」の音楽データ51Fを読み出すとともに紹介音声用記憶媒体42から「紹介音声B/スポンサーY」の音声データ60である紹介音声データ62Bと広告音声データ64Bとを読み出し、転送ファイル作成用記憶媒体43において、「紹介音声B/スポンサーY」の音声データ60である紹介音声データ62Bと広告音声データ64Bとを「音楽F」の音楽データ51Fの先頭に併合させた転送ファイル71を作成する。さらに、その制作された転送ファイル71はサーバ側2からクライアント3側にダウンロードされる(上記S19)。よって、サーバ2側からダウンロードされた転送ファイル71をクライアント3側で再生すれば、先ず、「紹介音声B/スポンサーY」の紹介音声データ62Bと広告音声データ64Bとが再生されて、「音楽F」の名称やそのアーティストの名称などが音声で伝えられるとともに「スポンサーY」の広告が音声で伝えられ、その直後からは、「音楽F」の音楽データ51Fが再生されて、「音楽F」が出力されることから、ダウンロードされた音楽の名称やそのアーティストの名称などの紹介情報を当該音楽を聴く際に再確認することができる。
【0043】
特に、サーバ2側からクライアント3側にダウンロードされた転送ファイル71をディスプレイ機能のない端末で再生させる場合には、転送ファイル71内の「音楽F」の名称やそのアーティストの名称などは、転送ファイル71内の「紹介音声B/スポンサーY」の紹介音声データ62Bが再生され、「音楽F」の名称やそのアーティストの名称などが音声で伝えられることによってしか知ることができない。従って、ダウンロードされた音楽の名称やそのアーティストの名称などの紹介情報を当該音楽を聴く際に再確認することができるのは、ディスプレイ機能のない端末での再生時により有効となる。
【0044】
尚、サーバ2側からクライアント3側にダウンロードされた転送ファイル71をクライアント3側のパーソナル・コンピュータから上記端末に複製することができない場合には、クライアント3側のパーソナル・コンピュータに上記端末を接続し、クライアント3側のパーソナル・コンピュータを介して、サーバ2側からクライアント3側の上記端末に転送ファイル71を直接ダウンロードさせる。
【0045】
また、本実施の形態では、音楽のみを聴く場合とは異なり、その音楽の名称やそのアーティストの名称などが、紹介音声として、その音楽が出力される直前に音声で伝えられるので、その音楽の鑑賞時の雰囲気にメリハリを与えることができる。また、その紹介音声については、サーバ2側で複数用意されており、サーバ2側のWebページであるDJ選択用画面P2(上記S14)にてクライアント3側が自由に試聴しながら選択できることから、クライアント3側が好む雰囲気で音楽を鑑賞することができる。
もっとも、類似した音楽鑑賞の形態として、FM放送等の鑑賞があるが、FM放送等では所望の音楽を録音するには放送時間に合わせた録音操作が必要となるし、生放送を楽しむにしても、地下鉄などの電波が届かない場所に移動すると不可能になってしまう不便さがある。
【0046】
尚、紹介音声の内容は、音楽の名称やそのアーティストの名称の他に、季節の挨拶や、時事の出来事のコメント、BGMなどが含まれていてもよいし、また、紹介音声の声は、ラジオ番組等で活躍する専門のディスク−ジョッキーの声であってもよいし、素人の声であってもよい。
【0047】
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、本実施形態では、図5に示すように、サーバ2側の紹介音声用記憶媒体42において、紹介音声データ61,62と広告音声データ63,64とが併合された音声データ60が音楽毎に整理されて記憶されていた。この点、サーバ2側の紹介音声用記憶媒体42にて音楽毎に整理されて記憶される音声データ60については、紹介音声データや広告音声データからなる音声データ60に加えて、図6に示すように、副紹介音声データ65と副音楽データ66とを併合させ、さらに、サーバ2側の転送ファイル作成用記憶媒体43においては、例えば、図7に示すように、音声データ60の紹介音声データ、音声データ60の広告音声データ、音楽データ51、副紹介音声データ65、副音楽データ66の順で結合させた転送ファイル72を作成してもよい。
【0048】
この場合、副音楽データ66は、サーバ2側のWebページである音楽選択用画面P1(上記S12)でクライアント3側が選択した音楽に付属する副音楽として、例えば、音楽データ51の音楽を歌唱・演奏するアーティストが推薦する音楽の音楽データや、従来のレコードのB面に録音された音楽の音楽データなどとし、さらに、副紹介音声データ65は、副音楽データ66の音楽の名称やそのアーティストの名称などの音声データとする。
【0049】
よって、サーバ2側から作成された転送ファイル72をクライアント3側で再生すると、先ず、音声データ60の紹介音声データと音声データ60の広告音声データとが再生されて、配信された音楽の名称やそのアーティストの名称などが音声で伝えられるとともに広告が音声で伝えられ、その直後からは、音楽データ51が再生されて、配信された音楽が出力される。さらに、音楽データ51の再生が終了すると、その直後からは、副紹介音声データ65が再生され、配信された音楽に付属する副音楽の名称やそのアーティストの名称などが音声で伝えられ、その直後からは、副音楽データ66が再生されて、配信された音楽に付属する副音楽が出力される。従って、クライアント3側に対し、広告音声データの再生に伴う割引メリットを与えつつ当該副音楽を聴かせることができ、よって、当該副音楽が流行する契機を作り出すこともできる。
【産業上の利用可能性】
【0050】
本発明は、クライアントが選択した音楽の音楽データを当該クライアントにサーバがダウンロードする際の技術に適用し得る。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】サーバ側にて提供する音楽配信サービスのプログラムのフローチャート図である。
【図2】本発明の通信方法を具現化した通信システムの概要を示したブロック図である。
【図3】サーバ側のWebページである音楽選択用画面を示した図である。
【図4】サーバ側のWebページであるDJ選択用画面を示した図である。
【図5】サーバ側で作成される転送ファイルについての説明図である。
【図6】音声データの変形例を示した図である。
【図7】転送ファイルの変形例を示した図である。
【符号の説明】
【0052】
1 通信システム
2 サーバ
3 クライアント
51 音楽データ
61,62 紹介音声データ
63,64 広告音声データ
65 副紹介音声データ
66 副音楽データ
71,72 転送ファイル
N ネットワーク
P1 音楽選択用画面
P2 DJ選択用画面




 

 


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