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発明の名称 カラオケ集合店舗における飲食物セルフオーダーPOSシステムと連携するカラオケ客室システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−199482(P2007−199482A)
公開日 平成19年8月9日(2007.8.9)
出願番号 特願2006−18944(P2006−18944)
出願日 平成18年1月27日(2006.1.27)
代理人 【識別番号】110000176
【氏名又は名称】一色国際特許業務法人
発明者 石井 清太 / 杉本 誉幸 / 笠原 武雄 / 薄井 司 / 中村 友昭
要約 課題
カラオケ集合店舗において、カラオケに熱中している客に対して飲食物の注文意欲を継続させる。

解決手段
カラオケ集合店舗の各客室において電子メニュー注文装置とカラオケ装置が通信可能に装備されたカラオケ客室システムであって、電子メニュー注文装置は、メニューデータベースと、お薦め品目テーブルを記憶し、操作入力に応答してメニューデータベースにおける各品目情報を選択可能にして表示して注文入力を受け付ける処理と、受け付けた注文入力をPOSシステムに出力する処理と、カラオケ装置から楽曲IDを受信した際、当該楽曲IDがお薦め品目テーブルに存在する場合、当該楽曲IDに対応付けされた品目IDに基づいて品目情報を表示させて注文入力を受け付ける処理とを行い、カラオケ装置は、リクエスト曲の演奏に際して楽曲IDを電子メニュー注文装置に送信する。
特許請求の範囲
【請求項1】
カラオケ集合店舗の各客室において電子メニュー注文装置とカラオケ装置が通信可能に装備されたカラオケ客室システムであって、
電子メニュー注文装置は、記憶手段と、表示手段と、入力手段と、制御手段とを備え、
記憶手段は、メニューデータベースと、お薦め品目テーブルを記憶し、
メニューデータベースは、品目IDに対応付けした品目情報を集約し、
お薦め品目テーブルは、楽曲IDと品目IDとを対応付けし、
表示手段は、制御手段の制御により画像を表示し、
入力手段は、客による操作入力を可能とし、
制御手段は、メニュー処理と、お薦め処理と、送信処理とを行い、
メニュー処理は、操作入力に応答してメニューデータベースの各品目情報を表示させて注文入力を受け付け、
お薦め処理は、カラオケ装置から楽曲IDを受信した際、当該楽曲IDがお薦め品目テーブルに存在する場合、当該楽曲IDに対応付けされた品目IDに基づいて品目情報を表示させて注文入力を受け付け、
送信処理は、メニュー処理およびお薦め処理にて受け付けた注文入力をPOSシステムに出力し、
カラオケ装置は、リクエスト曲の演奏に際して楽曲IDを電子メニュー注文装置に送信する
カラオケ客室システム。
【請求項2】
カラオケ集合店舗の各客室において電子メニュー注文装置とカラオケ装置が通信可能に装備されたカラオケ客室システムであって、
電子メニュー注文装置は、記憶手段と、表示手段と、入力手段と、制御手段とを備え、
記憶手段は、メニューデータベースを記憶し、
メニューデータベースは、品目IDに対応付けした品目情報を集約し、
表示手段は、制御手段の制御により画像を表示し、
入力手段は、客による操作入力を可能とし、
制御手段は、メニュー処理と、お薦め処理と、送信処理とを行い、
メニュー処理は、操作入力に応答してメニューデータベースの各品目情報を表示させて注文入力を受け付け、
お薦め処理は、カラオケ装置から品目IDを受信した際、当該品目IDに基づいて品目情報を表示させて注文入力を受け付け、
送信処理は、メニュー処理およびお薦め処理にて受け付けた注文入力をPOSシステムに出力し、
カラオケ装置は、楽曲IDと品目IDとを対応付けしたお薦め品目テーブルを記憶し、
リクエスト曲の演奏に際して当該楽曲の楽曲IDが薦め品目テーブルに存在する場合、当該楽曲IDに対応付けされた品目IDを電子メニュー注文装置に送信する
カラオケ客室システム。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、カラオケ集合店舗において電子メニュー注文装置とカラオケ装置が通信可能に装備されたカラオケ客室システムに関し、具体的には、客が操作してカラオケ楽曲の検索と楽曲の演奏予約を行うためのカラオケリモコン装置としての機能と、客が操作して飲食物を注文するためのセルフオーダーPOSシステムの端末としての機能とを備えた電子メニュー注文装置と、カラオケ装置とが連携するカラオケ客室システムに関する。
【背景技術】
【0002】
カラオケボックスなどのカラオケ集合店舗では、複数の客室のそれぞれにカラオケ装置が設置されている。客は、客室を時間単位で借り、その利用時間内で自由にカラオケ楽曲をカラオケ装置に演奏させて歌唱を楽しむことができる。また、飲食物を注文して客室で飲食をすることもできる。そのため、カラオケ集合店舗には、周知のPOSシステムが導入されている。
【0003】
POS(point of sales)とは、商品の販売・支払いの現場で、その販売に関わるデータ(品目、数量、販売時刻など)を収集することである。そして、飲食店における一般的なPOSシステムは、店舗における売上を管理するオーダリングコントローラなどと呼ばれるコンピュータと、客からの注文に関する情報をオーダリングコントローラへ無線送信するPOS端末、POS端末より入力された注文情報を印刷して厨房に伝えるためのプリンタ、レジ精算時に価格計算やレシートの発行を行うPOS対応レジスタなどを含んで構成されている。
【0004】
カラオケ集合店舗において、客が飲食物を注文する場合、客は、客室にあるインターフォンなどを使って店員を呼び、メニューを見て決めた希望の品目を店員に伝える。店員は、注文された品目をPOS端末により入力する。それによって、客の注文に関する情報が厨房にて印刷出力されて、調理すべき品目や配膳先が調理人や配膳係に通知される。また注文情報は、オーダリングコントローラに送信されて記憶されるとともに、客が退出するときにはフロント等に設置されているレジスタが客室毎の飲食代金を集計し、店員がその集計結果に基づいて、客室の利用料金とともに飲食に関わる代金を客に請求する。
【0005】
ところで、近年のカラオケ装置は、ユーザ入力を無線通信により受け付けるリモコン装置として楽曲検索機能を実装したタブレットコンピュータ(客室端末)を付属している。そして、この客室端末に電子メニュー注文装置としての機能を追加実装し、客が客室端末を操作して自分で飲食物を注文することができるようになった(非特許文献1参照)。また、下記特許文献1には客室端末とPOSとを連携させるためのカラオケ集中管理方法に関する技術が記載されている。
【0006】
電子メニュー注文装置機能を備えた客室端末は、メニューに掲載されている飲食物の品目を選択可能にして客に提示するとともに、客が指定した品目の注文情報をPOSシステムに与える。このような客が自分で飲食物を注文できるPOSシステム(セルフオーダーPOSシステム)によれば、客がいちいち店員を呼ばなくても飲食物を注文できるようになり、店員を呼ぶ時間を削減でき、注文機会が増える。それによって、カラオケ集合店舗における飲食に関わる売り上げを伸ばすことが期待できる。
【特許文献1】特開平2004−334066号公報
【非特許文献1】株式会社エクシング、”カラオケ店舗向け「オーダーエントリーシステム」発売”、[online]、[平成17年12月16日検索]、インターネット<URL:http://www.xing.co.jp/news/news051109.html>
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
カラオケ集合店舗では、各客室の利用時間が決められている。そして、利用料金は、ルームチャージとして、あるいは客一人ごとに請求される。客は、客室利用料金を支払えば、利用時間以内にカラオケ楽曲を何曲でも歌唱することができる。したがってカラオケ集合店舗における客室利用に関わる収益は、客室数と1日の営業時間によって上限が決まってしまう。より収益を上げようとすれば、客により多くの飲食物を注文してもらわなくてはならない。しかし、カラオケをしながら飲食をするのであるから、客が飲食物を特に注文したいという欲求がなければ、利用時間内で注文される品目の数が劇的に増えることはない。
【0008】
本発明者らは、カラオケ集合店舗における収益を向上させるために、客がカラオケに熱中していても、飲食物を注文する、という意識を継続させることが必要であると考えた。そして、電子メニュー注文装置機能を備えた客室端末なら、カラオケを利用するための操作と、飲食物を注文する操作とが同じハードウエアで行える、という利点に着目し、カラオケ装置と客室端末を含む客室のコンピュータシステム(カラオケ客室システム)とPOSとを連携させて飲食物の注文機会を増やそうと考え、本発明を創作した。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、次の事項(1)〜(12)によって特定されるものである。
(1)カラオケ集合店舗の各客室において電子メニュー注文装置とカラオケ装置が通信可能に装備されたカラオケ客室システムであること
(2)電子メニュー注文装置は、記憶手段と、表示手段と、入力手段と、制御手段とを備えること
(3)記憶手段は、メニューデータベースと、お薦め品目テーブルを記憶すること
(4)メニューデータベースは、品目IDに対応付けした品目情報を集約すること
(5)お薦め品目テーブルは、楽曲IDと品目IDとを対応付けすること
(6)表示手段は、制御手段の制御により画像を表示すること
(7)入力手段は、客による操作入力を可能とすること
(8)制御手段は、メニュー処理と、お薦め処理と、送信処理とを行うこと
(9)メニュー処理は、操作入力に応答してメニューデータベースの各品目情報を表示させて注文入力を受け付けること
(10)お薦め処理は、カラオケ装置から楽曲IDを受信した際、当該楽曲IDがお薦め品目テーブルに存在する場合、当該楽曲IDに対応付けされた品目IDに基づいて品目情報を表示させて注文入力を受け付けること
(11)送信処理は、メニュー処理およびお薦め処理にて受け付けた注文入力をPOSシステムに出力すること
(12)カラオケ装置は、リクエスト曲の演奏に際して楽曲IDを電子メニュー注文装置に送信すること
【0010】
また本発明は、次の事項(21)〜(31)により特定されるものであってもよい。
(21)カラオケ集合店舗の各客室において電子メニュー注文装置とカラオケ装置が通信可能に装備されたカラオケ客室システムであること
(22)電子メニュー注文装置は、記憶手段と、表示手段と、入力手段と、制御手段とを備えること
(23)記憶手段は、メニューデータベースを記憶すること
(24)メニューデータベースは、品目IDに対応付けした品目情報を集約すること
(25)表示手段は、制御手段の制御により画像を表示すること
(26)入力手段は、客による操作入力を可能とすること
(27)制御手段は、メニュー処理と、お薦め処理と、送信処理とを行うこと
(28)メニュー処理は、操作入力に応答してメニューデータベースの各品目情報を表示させて注文入力を受け付けること
(29)お薦め処理は、カラオケ装置から品目IDを受信した際、当該品目IDに基づいて品目情報を表示させて注文入力を受け付けること
(30)送信処理は、メニュー処理およびお薦め処理にて受け付けた注文入力をPOSシステムに出力すること
(31)カラオケ装置は、楽曲IDと品目IDとを対応付けしたお薦め品目テーブルを記憶し、リクエスト曲の演奏に際して当該楽曲の楽曲IDが薦め品目テーブルに存在する場合、当該楽曲IDに対応付けされた品目IDを電子メニュー注文装置に送信すること
【発明の効果】
【0011】
本発明者らは、客室のレンタル料を基本としたカラオケ集合店舗における収益構造には限界がある、ということを認識していた。そのため、歌唱音声をCDに録音できるサービスなど、カラオケに付随する有料サービスを展開し、収益の改善を試みている。
【0012】
その一方で、カラオケ集合店舗における売り上げの多くが客室での飲食に関わる代金によるものであることを鑑み、カラオケに付随するサービスを客室における飲食物の注文機会の増加に直結できる新規なサービスを模索していた。本発明は、このような背景に基づいてなされたものである。
【0013】
本発明のカラオケ客室システムによれば、カラオケ集合店舗を訪れた客がある楽曲を演奏予約し、その楽曲が演奏されるとき、その楽曲のIDに対応付けされた品目を客に薦めることができる。カラオケ楽曲を歌唱する際、飲食物の品目を薦められれば、客は、カラオケに夢中になっていても飲食物を注文してみようという意識が途切れることがない。そのため、カラオケに熱中しすぎて飲食物の注文機会が激減してしまう、という事態を回避することができ、カラオケ集合店舗の収益向上が期待できる。また、例えば、新規の品目を薦めるようにしておけば、その新規の品目が客によって注文される頻度が高まることが期待でき、その品目の認知度を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
===カラオケ集合店舗におけるネットワーク構成===
図1に本発明のカラオケ客室システムを設置したカラオケ集合店舗(以下、カラオケ店舗)におけるネットワーク構成を示した。この実施例のカラオケ客室システム1は、周知の通信カラオケシステムの一部であり、カラオケ店舗100には、各客室120に設置されているカラオケ装置2を相互接続するLAN110を主体としたカラオケシステムと、飲食物の注文に関わる各種業務を担う周知のPOSシステム60の2つのネットワークが併存している。カラオケシステムとPOSシステム60とはゲートウエイ50を介して接続され、カラオケシステムからPOSシステム60への通信を可能としている。各店舗100のLANはインターネット80aを利用したVPN80bを介してカラオケ事業者が管理するホスト装置90と接続され、カラオケ装置2はホスト装置90からカラオケデータの配信を受ける。
【0015】
カラオケ装置2とともに各客室120に配備される客室端末30は、自身に実装されている所定規格の無線LANインタフェース(IEEE 802.11a,IEEE 802.11b,IEEE 802.11gなど)により、無線アクセスポイント50を介してカラオケシステムのLAN110に接続してカラオケ装置2と通信する。また客室端末30は、電子メニュー注文装置としても機能し、LAN110とゲートウエイ50とを経由してPOSシステム60に対して飲食物の品目や料金に関わる注文情報を送信する。POSシステム60では、受け付けた注文情報に基づいて、例えば、厨房に設置されたプリンタに品目や配膳先の客室が印刷出力されたり、カラオケ店舗100のフロントにおけるPOS対応レジスタに向けて出力されたりする。
【0016】
===カラオケ客室システムの基本動作===
本実施例のカラオケ客室システム1は、各客室120に設置されるカラオケ装置2と客室端末30とにより構成される。カラオケ装置2は、周知の通信カラオケシステムの演奏端末とほぼ同様のハードウエア構成となっている。図2にカラオケ装置2に付属する周辺装置の構成を示した。カラオケ装置2の基本的な構成・構造は、ネットワーク通信機能と、音源を内蔵してMIDIデータを処理したり、MP3データなど適宜なデジタル圧縮音声データを処理したりする機能とを備えた汎用のコンピュータである。そして、ディスプレイ11、スピーカ12、ワイヤレスマイク13などを付属している。
【0017】
カラオケ装置2は、内蔵するハードディスク装置に、カラオケ楽曲の伴奏音楽の生成起源となるMIDIデータやデジタル圧縮音声データを主体とした伴奏音楽データと、歌詞画像の生成起源となる歌詞描出データとを含むカラオケデータを記憶している。また、カラオケ楽曲の曲名やアーティスト名などの目次情報と、所定形式の長時間分の動画データと、動画データの処理シーケンス(処理すべき動画データのファイル名や処理順番など)を規定した台本データなども記憶し、これら記憶データが楽曲IDに対応付けされてカラオケデータベースが構築されている。なおカラオケ装置2は、LAN110を経由して適時に接続したホスト装置90からカラオケデータを受け取ってカラオケデータベースの内容を更新する。
【0018】
一方、カラオケ装置2とともにカラオケ客室システム1を構成する客室端末30の基本的なハードウエア構成は、無線LANインタフェースを備えた周知のタブレットコンピュータと同じであり、内蔵するハードディスク装置などの外部記憶にはカラオケ装置2に蓄積されているものと同様の目次情報や、タッチパネル31に表示する各種画像情報などが蓄積され、これら蓄積情報を楽曲索引データベースとして管理している。また、演奏予約などの操作対象となる同じ客室のカラオケ装置2についての所在情報(IPアドレスなど)も外部記憶に記憶されている。
【0019】
図3に客室端末30の外観を示した。客室端末30は、タッチパネル31を介した利用者との対話を通じて目次情報の断片をクエリーとして受け付け、該当するカラオケ楽曲の目次情報を楽曲索引データベースより取り出して提示する。そして、客室端末30において、最終的にカラオケ楽曲が1曲に特定され、その楽曲を演奏予約する旨の利用者入力がなされると、楽曲IDを含む演奏予約コマンドのコードを無線LANインタフェースを介して接続したLAN110を経由して同じ客室120にあるカラオケ装置2に向けて転送する。
【0020】
カラオケ装置2は、客室端末30からLAN110を経由して送付されてきた楽曲IDやカラオケ装置2の本体11に配設された操作キーにより入力された楽曲IDを演奏処理の待ち行列で管理するとともに、待ち行列から取り出した楽曲IDに該当するカラオケデータを処理して伴奏音楽を生成させるとともに、マイクロホン13に入力された歌声音声との混合音声をスピーカ12より音響出力する。また、伴奏音楽に同期して歌唱タイミングを指示するように色変わりする歌詞画像を背景動画にスーパーインポーズ処理してディスプレイ11に表示出力する。
【0021】
===電子メニュー注文装置===
上述したように、客室端末30は、電子メニュー注文装置としても機能する。外部記憶には、注文可能な飲食物の品目についての品目情報(名称、画像、価格、カロリーなど)がメニューデータベースとして記憶されている。客室端末30は、各品目を品目IDによって識別し、各品目IDに品目情報(名称、画像、価格、カロリーなど)を対応付けして管理している。そして、所定の操作入力を受け付けると、メニューデータベースの各品目情報をタッチパネル31に表示し、その表示した品目の注文入力を受け付け可能とする。図4〜図7は、客がある品目を注文するまでにタッチパネル31に表示される画面概略図である。客室端末30の起動時に表示されるトップ画面(図4、130)には、カラオケ楽曲の検索と演奏予約のための操作を行うためのボタン群131を主体とした画面構成である。そして、この画面130にある電子メニュー注文装置機能の呼び出しボタン132を指示すると、電子メニュー注文装置としてのトップ画面(メニュートップ画面:図5、140)が表示される。このメニュートップ画面140には、品目を飲み物と食べ物をそれぞれ個別に検索するためのボタン(141,142)が配設され、客は、このメニュートップ画面140を起点として、注文したい品目を検索し、目的とする品目を選択するための品目選択画面(図6、150)をタッチパネル31に表示させる。そして、表示中の品目から特定の品目について注文数をリストダウンボックス151より指定し、その品目に対応する選択ボタン152を指示すると、選択した品目を確認して注文するための注文画面(図7、160)が表示される。客は、この画面160により注文品目と数量を確認し、注文の最終決定を下す。なお、この画面160にも数量を指定するためのリストダウンボックス161があり、数量を再度指定し直せる。注文に間違いがなければ、「注文」ボタン162を指示して注文を確定させる。注文しない場合には「キャンセル」ボタン163を指示し、先の品目を選択する画面150に画面を戻す。
【0022】
客室端末30は、注文画面160における「注文」ボタン162への指示操作を受け付けると、該当する品目IDとその数量、および客室端末30のIDを含む注文情報をPOSシステム60に向けて出力する。POSシステム60は、受け付けた注文情報に基づいて、注文者および配膳先となる客室と、注文された品目とを特定し、その後のPOS業務のための処理に移行する。
【0023】
===品目お薦め機能===
本実施例のカラオケ客室システム1は、カラオケ装置が特定の楽曲を演奏する際に、客室端末に特定の品目を推薦するように提示する品目お薦め機能を備えている。概略的には、客室端末30は、外部記憶に、品目IDに楽曲IDを対応付けしたお薦め品目テーブルを記憶し、カラオケ装置から楽曲IDを受信した際、その楽曲IDがお薦め品目テーブルに存在する場合、当該楽曲IDに対応付けされた品目IDに基づいて品目情報を表示させて注文入力を受け付ける、という機能である。それにより、客のカラオケ歌唱への意識と、飲食物の注文への意識とを連動させることができ、客がカラオケの歌唱に熱中していても、飲食物の注文が継続して行われることが期待できる。以下、品目お薦め機能について、カラオケ客室システム1における処理や動作を説明する。
【0024】
図8に品目お薦め機能に関わる処理の流れを示した。客室端末30にてある楽曲の演奏予約がなされ、カラオケ装置2にてその楽曲IDが待ち行列に登録される(s1〜s3)。カラオケ装置2が演奏処理の待ち行列から楽曲IDを順次取り出す。そして、取り出した楽曲IDを客室端末30に向けて送付した上で(s4,s5)、該当の楽曲の演奏を開始する(s11,s12→s11、s11,s12→s3)。
【0025】
客室端末30は、カラオケ装置2から楽曲IDを受け取ると、そのIDをお薦め品目テーブルに照会し、該当する品目がテーブルに存在する場合、その品目に関する情報を提示するとともに当該品目の注文画面を表示する(s6〜s8)。なおこの場合の注文画面は、図7に示した注文画面160と同様の画面構成であってもよいが、本実施例では、お薦め品目である旨と、カラオケ装置2から受け取った楽曲IDに該当する曲目情報とを記載した別の画面を表示する。図9にお薦め品目専用の注文画面の概略を示した。この画面には、品目の注文数を変更するためのリストダウンボックス171や注文を指示するための「注文」ボタン172などが配設されている。客がこの画面170を見てお薦め品目を注文しようと思えば、その画面にある「注文」ボタン172を指示する。それによって、その品目の注文情報がPOSシステム60に与えられ、POS業務処理に移行する(s9→s13)。注文しない場合は、「キャンセル」ボタン173を指示すればよい。なお客室端末30は、当該注文画面170における「キャンセル」ボタン173の指示を受け付けると、トップ画面130を表示するようになっている。
【0026】
===お薦め品目テーブルの所在について===
お薦め品目テーブルは、カラオケ装置2側にあってもよい。この場合には、カラオケ装置2の中央制御部11が演奏処理の待ち行列から楽曲IDを順次取り出した際、その楽曲IDを自身のハードディスク装置12などに記憶されているお薦め品目テーブルに照会し、該当する品目が存在すれば、その品目IDを客室端末30に向けて送付する。そして、該当の楽曲の演奏を開始する。客室端末30は、カラオケ装置2から品目IDを受け取ると、その品目に関する情報を含んだ注文画面(図9,170)を表示する。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の実施例におけるカラオケ客室システムを含むネットワーク構成図である。
【図2】上記カラオケ客室システムを構成しているカラオケ装置の装置構成図である。
【図3】上記カラオケ客室システムを構成する客室端末の外観図である。
【図4】上記客室端末に表示される初期画面の概略図である。
【図5】上記客室端末が電子メニュー注文装置として起動する際に表示するトップ画面の概略図である。
【図6】上記客室端末が電子メニュー注文装置として機能している際に表示する品目選択画面の概略図である。
【図7】上記客室端末が電子メニュー注文装置として機能している際に表示する注文画面の概略図である。
【図8】上記カラオケ客室システムにおける品目お薦め機能に関わる処理の流れ図である。
【図9】上記客室端末が品目お薦め機能により表示する注文画面の概略図である。
【符号の説明】
【0028】
1 カラオケ客室システム
2 カラオケ装置
30 客室端末
60 POSシステム




 

 


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