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発明の名称 ストッパ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−256454(P2007−256454A)
公開日 平成19年10月4日(2007.10.4)
出願番号 特願2006−78814(P2006−78814)
出願日 平成18年3月22日(2006.3.22)
代理人 【識別番号】100082500
【弁理士】
【氏名又は名称】足立 勉
発明者 渥美 光哲
要約 課題
書見台に載置された楽譜のページが勝手にめくれてしまうのを防止しつつ、その楽譜のページを簡単にめくることが可能なストッパを提供する。

解決手段
ストッパ1は、楽譜を載置するための載置部S1と、載置部S1に載置された楽譜を立て掛けるための立掛部S2とを有するピアノの譜面台Sに対して着脱自在に設けられており、載置部S1を挟持するクリップ10と、クリップ10に立設されたコイルバネ21と、コイルバネ21の先端に取り付けられ、載置部S1に載置された楽譜に当接してその楽譜を押さえる押さえ部材22とを備える。以上のようなストッパ1では、載置部S1に載置された楽譜を演奏者がめくると、コイルバネ21が倒れ込んで楽譜の引っ掛かりを解除し、演奏者が楽譜をめくり終えると、倒れ込んだ状態のコイルバネ21が、自己の弾性力により初期位置まで復帰して再び楽譜に引っ掛かるようにされている。
特許請求の範囲
【請求項1】
楽譜を載置するための長尺状の載置部と、該載置部に載置された楽譜を立て掛けるための立掛部と、を有する書見台に対して取り付けられ、前記楽譜のページがめくれてしまうのを防止するストッパであって、
当該ストッパを前記載置部の前記立掛部とは反対側の端部に取り付けるための取付部材と、
該取付部材に立設され、前記載置部に載置された楽譜のページ面に当接して該楽譜のページがめくれてしまうのを防止する捲防止部材と、を備え、
該捲防止部材は、弾性変形可能な部材にて構成されていることを特徴とするストッパ。
【請求項2】
前記取付部材は、前記載置部の立掛部とは反対側の端部を、前記載置面側とその反対側とから挟持するクリップを有することを特徴とする請求項1に記載のストッパ。
【請求項3】
更に、前記取付部材は、前記クリップの前記載置面とは反対側の挟持部から前記立掛部側に延設された板状部材を備えることを特徴とする請求項2に記載のストッパ。
【請求項4】
前記捲防止部材は、
一端が前記取付部材に取り付けられたコイルバネと、
該コイルバネの前記取付部材とは反対側の端部に取り付けられ、前記載置部に載置された楽譜のページに当接して該楽譜を押さえる押さえ部材と、
から構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のストッパ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、書見台に載置された楽譜のページが勝手にめくれてしまうのを防止するストッパに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、ピアノやオルガン等の鍵盤楽器には、楽譜を載置するための長尺状の載置部と、その載置部に載置された楽譜を立て掛けるための立掛部と、を有する譜面台が設けられており、その譜面台には、当該譜面台に載置された楽譜が勝手にめくれてしまうのを防止するストッパが取り付けられる。
【0003】
そして、この種のストッパとしては、当該ストッパを載置部の立掛部とは反対側の端部に取り付けるための取付部材と、取付部材に立設され、載置部に載置された楽譜に当接してその楽譜がめくれてしまうのを防止する捲防止部材と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
このようなストッパによれば、載置部に載置された楽譜が捲防止部材に引っ掛かるため、その楽譜が勝手にめくれてしまうのを防止することができる。
【特許文献1】特開2005−189734号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、従来のストッパにおいては、譜面台に載置された楽譜が勝手にめくれてしまうのを防止することはできるものの、演奏者が楽譜をめくる際には、その楽譜の捲防止部材に引っ掛かった部分を、いちいち外さなければならない。
【0006】
本発明は、こうした問題を解決するためになされたものであり、書見台に載置された楽譜のページが勝手にめくれてしまうのを防止しつつ、その楽譜のページを簡単にめくることが可能なストッパを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、楽譜を載置するための長尺状の載置部と、載置部に載置された楽譜を立て掛けるための立掛部と、を有する書見台に対して取り付けられ、楽譜のページがめくれてしまうのを防止するストッパであって、当該ストッパを載置部の立掛部とは反対側の端部に取り付けるための取付部材と、取付部材に立設され、載置部に載置された楽譜のページ面に当接してその楽譜のページがめくれてしまうのを防止する捲防止部材と、を備え、捲防止部材は、弾性変形可能な部材にて構成されていることを特徴としている。
【0008】
このような請求項1に記載のストッパによれば、載置部に載置された楽譜のページ(詳しくは、捲防止部材に当接した楽譜のページ)を読者がめくり始めると、捲防止部材が倒れ込むことによりページの引っ掛かりが解除されるので、読者は、載置部に載置された楽譜のページを簡単にめくることができる。
【0009】
また、読者が楽譜のページをめくり終えると、倒れ込んだ状態の捲防止部材が、自己の弾性力により初期位置まで復帰し、再び楽譜のページに引っ掛かるので(詳しくは、読者がめくった次のページ面に当接するので)、そのページが勝手にめくれてしまうのを防止することができる。
【0010】
よって、請求項1に記載のストッパによれば、載置部に載置された楽譜のページが勝手にめくれてしまうのを防止することができ、読者は載置部に載置された楽譜のページを簡単にめくることができる。
【0011】
ところで、取付部材は、例えばネジ等で締め付けることで載置部に取り付けるようにされていてもよいが、請求項2に記載のように構成されていてもよい。
即ち、請求項2に記載のストッパは、請求項1に記載のストッパにおいて、取付部材は、載置部の立掛部とは反対側の端部を、載置面側とその反対側とから挟持するクリップを有するようにされている。
【0012】
このような請求項2に記載のストッパによれば、読者は、クリップを載置部に挟むだけで、ストッパを簡単に取り付けることができると共に、載置部に載置される楽譜の大きさに応じて、当該ストッパの取付位置を簡単に変更することができる。
【0013】
次に、請求項3に記載のストッパは、請求項2に記載のストッパにおいて、更に、取付部材は、クリップの載置面とは反対側の挟持部から立掛部側に延設された板状部材を備えることを特徴としている。
【0014】
このような請求項3に記載のストッパによれば、板状部材が、立掛部側に向かって延びているので、取付部材が載置部から簡単に外れてしまうのを防止することができる。
ところで、捲防止部材は、板バネにて構成されていてもよいし、ゴム等の合成樹脂や一部分が弾性体の部材にて構成されていてもよいが、請求項4に記載のように、一端が取付部材に取り付けられたコイルバネと、コイルバネの取付部材とは反対側の端部に取り付けられ、載置部に載置された楽譜のページに当接してその楽譜を押さえる押さえ部材と、から構成されていてもよい。
【0015】
このようにすれば、捲防止部材の長さや弾性力等の設計を簡単にすることができ、また、押さえ部材がコイルバネの取付部材とは反対側の端部に取り付けられているので、載置部に載置された楽譜のページを読者がめくる際に、そのページがコイルバネの先端に引っ掛かって破れてしまうことを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下に、本発明が適用された実施形態のストッパについて、図面を用いて説明する。
まず図1は、第1実施形態のストッパ1が譜面台Sに取り付けられた状態を表す説明図であり、図2は、同実施形態のストッパ1の斜視図であり、図3は、同実施形態のストッパ1及び譜面台Sの断面図である。
【0017】
第1実施形態のストッパ1は、図1に示すように、楽譜を載置するための長尺状の載置部S1と、載置部S1に載置された楽譜を立て掛けるための立掛部S2とを有するピアノの譜面台Sに対して着脱自在に設けられており、図2及び図3に示すように、載置部S1を挟持するクリップ10と、クリップ10に立設され、載置部S1に載置された楽譜に当接してその楽譜が勝手にめくれてしまうのを防止する捲防止部材20と、を備えている。
【0018】
クリップ10は、載置部S1の立掛部S2とは反対側の端部(即ち、演奏者側の端部)を挟持する一対の挟持部12a、及び、挟持部12aと連動する一対の摘み部12bを有する本体12と、本体12に対して、挟持部12aが閉じる方向(摘み部12bが開く方向)に力を与える略コの字状のバネ14とからなる。
【0019】
クリップ10において、一方の挟持部12aには、捲防止部材20(詳しくは、後述のコイルバネ21)の一端が取り付けられており、他方の挟持部12a側には、当該クリップ10から立掛部S2側に向かって延びる板状部材16が取り付けられている。
【0020】
一方、捲防止部材20は、一端が挟持部12aに取り付けられたコイルバネ21と、コイルバネ21のクリップ10とは反対側の端部に取り付けられ、載置部S1に載置された楽譜に当接してその楽譜を押さえる押さえ部材22と、から構成されている。
【0021】
コイルバネ21は、全長(高さ)が例えば約3cmであり、ストッパ1が譜面台Sに取り付けられた際に、載置部S1の載置面に対して略垂直となるようにされている。
押さえ部材22は、例えば合成樹脂や金属からなり、コイルバネ21の先端(クリップ10とは反対側の端部)を覆うように設けられている。
【0022】
次に、上述した構成のストッパ1を譜面台Sに取り付ける作業について説明する。
まず摘み部12b(詳しくは、図3における上側の摘み部12bと板状部材16)を摘む。そして、その状態を維持しつつ、挟持部12aを載置部S1の演奏者側の端部に当接させ、摘み部12bを離す。
【0023】
すると、バネ14の付勢力により挟持部12aが載置部S1を挟持する。
これにより、ストッパ1が譜面台Sに取り付けられた状態となる。
以上説明したような本実施形態のストッパ1によれば、載置部S1に載置された楽譜(詳しくは、コイルバネ21若しくは押さえ部材22に当接した楽譜)を演奏者がめくり始めると、コイルバネ21が倒れ込んで楽譜の引っ掛かりが解除される。
【0024】
このため、演奏者は、載置部S1に載置された楽譜を簡単にめくることができる。
また、演奏者が楽譜をめくり終えると、倒れ込んだ状態のコイルバネ21が、自己の弾性力により初期位置まで復帰して再び楽譜に引っ掛かるので、楽譜が勝手にめくれてしまうのを防止することができる。
【0025】
よって、本実施形態のストッパ1によれば、載置部S1に載置された楽譜が勝手にめくれてしまうのを防止することができ、演奏者は載置部S1に載置された楽譜を簡単にめくることができる。
【0026】
また、第1実施形態のストッパ1によれば、押さえ部材22がコイルバネ21の先端に取り付けられているので、載置部S1に載置された楽譜を演奏者がめくる際に、その楽譜がコイルバネ21の先端に引っ掛かって破れてしまうことを防止することができる。
【0027】
また、第1実施形態のストッパ1によれば、演奏者は、クリップ10を載置部S1に挟むだけで、ストッパ1を簡単に取り付けることができると共に、載置部S1に載置される楽譜の大きさに応じて、ストッパ1の取付位置を簡単に変更することができる。
【0028】
また、第1実施形態のストッパ1によれば、立掛部S2側に延びた板状部材16がクリップ10に取り付けられているので、ストッパ1が譜面台Sから簡単に外れてしまうのを防止することができる。
【0029】
なお、本第1実施形態では、クリップ10及び板状部材16が取付部材に相当している。
次に、第2実施形態のストッパ2について、図4及び図5を用いて説明する。なお、図4は第2実施形態のストッパ2の斜視図であり、図5は同実施形態のストッパ2及び譜面台Sの断面図である。また、図4及び図5において、第1実施形態のストッパ1と同様の構成要素については、同じ符号を付しているため、詳細な説明は省略する。また、このことは、後述する図6及び図7についても同様である。
【0030】
第2実施形態のストッパ2は、第1実施形態のストッパ1と比較すると、クリップ10及び板状部材16に代えて、クリップ30を備えている点が異なっている。
具体的に説明すると、クリップ30は、合成樹脂等の弾性変形可能な材質からなり、図4及び図5に示すように、略U字状に形成されており、コイルバネ21が取り付けられている方の挟持部30aとは反対側の挟持部30bが、挟持部30aよりも立掛部S1側に向かって延びた形状をしている。
【0031】
以上のような第2実施形態のストッパ2によっても、第1実施形態で述べた効果と同様の効果を得ることができる。
なお、第2実施形態では、クリップ30が取付部材に相当し、挟持部30bが板状部材に相当している。
【0032】
次に、第3実施形態のストッパ3について、図6及び図7を用いて説明する。なお、図6は第3実施形態のストッパ3の斜視図であり、図7は同実施形態のストッパ3及び譜面台Sの断面図である。
【0033】
第3実施形態のストッパ3は、第1実施形態のストッパ1と比較すると、クリップ10に代えて、クリップ40を備えた点と、コイルバネ21が板状部材16に取り付けられている点と、が主に異なっている。
【0034】
具体的に説明すると、クリップ40は、合成樹脂等の弾性変形可能な材質からなり、図6及び図7に示すように、略U字状に形成されており、一方の挟持部40aが板状部材16の略中央部分に取り付けられている。
【0035】
コイルバネ21は、板状部材16のクリップ40よりも演奏者側に取り付けられており、板状部材16のクリップ40よりも立掛部S1側には、載置部S1への着脱時に載置部S1に傷がつくのを防止するための保護部材42(例えば、フェルト)が取り付けられている。
【0036】
以上のような第3実施形態のストッパ3によっても、第1実施形態で述べた効果と同様の効果を得ることができる。
なお、第3実施形態では、クリップ40及び板状部材16が取付部材に相当している。
【0037】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
例えば、挟持部12aに、第3実施形態と同様のフェルト等からなる保護部材を取り付けるようにすると良い。
【0038】
このようにすれば、ストッパ1を譜面台Sに着脱する際に、載置部S1に傷がついてしまうのを防止することができる。
また、同様に、第1,第2実施形態においても、保護部材42(例えば、スキンやフェルト)を取り付けるようにしてもよい。
【0039】
ところで、上記実施形態では、ピアノに取り付けられた譜面台Sを例に挙げて説明したが、これに限らず、本発明のストッパが取り付けられる書見台としては、楽譜を載置するものであれば何でもよく、例えば、電子ピアノやオルガン等の鍵盤楽器に取り付けられた譜面台や、指揮者用の譜面台でもよい。
【0040】
また、捲防止部材20としては、弾性変形可能に構成されていれば何でもよく、例えば、コイルバネ21に代えて板バネを用いてもよい。
また、第1実施形態のストッパ1では、板状部材16が設けられていたが、板状部材16は設けられていなくてもよい。
【0041】
このようにしても、載置部S1に載置された楽譜が勝手にめくれてしまうのを防止することができると共に、演奏者は、その楽譜を簡単にめくることができる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】第1実施形態のストッパが譜面台に取り付けられた状態を表す説明図である。
【図2】第1実施形態のストッパの斜視図である。
【図3】第1実施形態のストッパ及び譜面台の断面図である。
【図4】第2実施形態のストッパの斜視図である。
【図5】第2実施形態のストッパ及び譜面台の断面図である。
【図6】第3実施形態のストッパの斜視図である。
【図7】第3実施形態のストッパ及び譜面台の断面図である。
【符号の説明】
【0043】
1,2,3…ストッパ、10,30,40…クリップ、12…本体、12a…挟持部、12b…摘み部、14…バネ、16…板状部材、20…捲防止部材、21…コイルバネ、22…押さえ部材、30a,30b…挟持部、40a…挟持部、42…保護部材、S…譜面台、S1…載置部、S2…立掛部。




 

 


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