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発明の名称 電子楽器の制御装置及びコンピュータプログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−155806(P2007−155806A)
公開日 平成19年6月21日(2007.6.21)
出願番号 特願2005−346751(P2005−346751)
出願日 平成17年11月30日(2005.11.30)
代理人 【識別番号】100090273
【弁理士】
【氏名又は名称】國分 孝悦
発明者 松田 寿徳
要約 課題
動画像や複数枚の静止画像を使って電子楽器の操作説明を行うに際し、その操作説明に対応する操作が確実に行われるようにする。

解決手段
電子楽器100が有する機能を実現するための操作説明用データ400に含まれている動画像データ401と、音声データ402とを読み出している最中に、制御用データ403を読み出すと、電子楽器100は、その制御用データ403に示されている操作子の操作が、ユーザによって実際に行われるまで、動画像データ401と、音声データ402の読み出しを中断し、その操作子がユーザによって操作されると、動画像データ401と、音声データ402の読み出しを中断した位置から再開する。
特許請求の範囲
【請求項1】
電子楽器の操作説明に関するヘルプ画像を、動画像データ及び複数枚の静止画像データの少なくとも何れか一方の画像データを用いて表示装置に表示させる表示制御手段と、
前記ヘルプ画像によって操作することが示されている操作子に関わる処理を行う操作処理手段とを有することを特徴とする電子楽器の制御装置。
【請求項2】
前記操作処理手段は、前記表示制御手段によって前記表示装置に表示されているヘルプ画像によって操作することが示されている操作子が操作されたことを検出し、
前記表示制御手段は、前記表示装置に表示しているヘルプ画像によって操作することが示されている操作子が操作されたことが前記操作処理手段により検出されるまで、前記表示しているヘルプ画像の進行を中断し、その操作子が操作されたことが前記操作処理手段により検出されると、前記表示しているヘルプ画像の進行を再開することを特徴とする請求項1に記載の電子楽器の制御装置。
【請求項3】
前記操作処理手段は、前記表示制御手段によって前記表示装置に表示されているヘルプ画像によって操作することが示されている操作子が操作されるまで、前記画像データの読み出しを中断し、その操作子が操作されると、前記画像データの読み出しを再開し、
前記表示制御手段は、前記操作処理手段により読み出された画像データを用いて、前記電子楽器の操作説明に関する画像を、前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項2に記載の電子楽器の制御装置。
【請求項4】
前記操作処理手段は、前記表示制御手段によって前記表示装置に表示されているヘルプ画像によって操作することが示されている操作子を操作状態にすることを特徴とする請求項1に記載の電子楽器の制御装置。
【請求項5】
前記操作処理手段は、前記表示制御手段によって前記表示装置に表示されているヘルプ画像によって操作することが示されている操作子に関する情報を、ユーザに報知することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の電子楽器の制御装置。
【請求項6】
前記操作処理手段は、前記表示制御手段によって前記表示装置に表示されているヘルプ画像によって操作することが示されている操作子を表す制御データを読み出し、読み出した制御データに基づいて、前記表示装置に表示されているヘルプ画像によって操作することが示されている操作子を識別することを特徴とする請求項2〜5の何れか1項に記載の電子楽器の制御装置。
【請求項7】
電子楽器の操作説明に関するヘルプ画像を、動画像データ及び複数枚の静止画像データの少なくとも何れか一方の画像データを用いて表示装置に表示させる表示制御ステップと、
前記ヘルプ画像によって操作することが示されている操作子に関わる制御を行う操作処理ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子楽器の制御装置及びコンピュータプログラムに関し、特に、電子楽器の操作説明を、画像を用いて行うために用いて好適なものである。
【背景技術】
【0002】
近年のコンピュータ技術の発達等により、電子楽器の機能が多様化してきたことから、電子楽器には、数多くのスイッチが設けられるようになっている。
また、1つのスイッチに複数の機能を割り当てるようした電子楽器も実現されている。このような電子楽器として、例えば、同じ第1のスイッチを押下する場合でも、第2のスイッチを押下してから第1のスイッチを押下する場合と、第3のスイッチを押下してから第1のスイッチを押下する場合とで、実現される機能が異なるようにした電子楽器がある。また、シフトキーを押しながらあるスイッチを押下した場合と、そのスイッチを単独で押下した場合とで、実現される機能が異なるようにした電子楽器もある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、以上のように電子楽器に数多くのスイッチが設けられたり、1つのスイッチに複数の機能が割り当てられていたりすると、電子楽器の操作方法が複雑になる。そこで、電子楽器の操作方法や各スイッチの機能等の操作説明を、画像を使ってユーザに報知する機能(所謂ヘルプ機能)を有する電子楽器が提案されている。そして、このようなヘルプ機能を有する電子楽器では、動画像や複数枚の静止画像を使って電子楽器の操作方法等をユーザに報知することが考えられる。このようにすれば、電子楽器の操作説明等を、きめ細かく且つ分かり易くユーザに行うことができ好ましい。
【0004】
しかしながら、動画像や複数枚の静止画像を使って電子楽器の操作説明を行う場合、画像の表示内容が時間の経過と共に進行してしまう。したがって、例えば、あるスイッチの操作を促す画面を表示した後、ユーザがそのスイッチを操作する前に、次に操作すべきスイッチの操作を促す画面に表示が切り替わってしまう虞がある。
このように、動画像や複数枚の静止画像を使って電子楽器の操作説明を行うと、ユーザが理解するスピードよりも早くその操作説明の画像が進行してしまう虞があるという問題点があった。
【0005】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、動画像や複数枚の静止画像を使って電子楽器の操作説明を行うに際し、その操作説明に対応する操作が確実に行われるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電子楽器の制御装置は、電子楽器の操作説明に関するヘルプ画像を、動画像データ及び複数枚の静止画像データの少なくとも何れか一方の画像データを用いて表示装置に表示させる表示制御手段と、前記ヘルプ画像によって操作することが示されている操作子に関わる制御を行う操作処理手段とを有することを特徴とする。
本発明のコンピュータプログラムは、電子楽器の操作説明に関するヘルプ画像を、動画像データ及び複数枚の静止画像データの少なくとも何れか一方の画像データを用いて表示装置に表示させる表示制御ステップと、前記ヘルプ画像によって操作することが示されている操作子に関わる制御を行う操作処理ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電子楽器の操作説明に関するヘルプ画像を、動画像データ及び複数枚の静止画像データの何れか一方の画像データを用いて表示装置に表示させ、その表示させているヘルプ画像によって操作することが示されている操作子に関わる制御を行うようにしたので、ヘルプ画像によって示されている操作説明に対応する操作が確実に行われるように電子楽器を制御することが可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
(第1の実施形態)
以下に、図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、電子楽器の外観構成の一例を示した図である。なお、本実施形態では、電子楽器が電子ピアノである場合を例に挙げて説明する。
図1において、電子楽器100の正面の下段部には、鍵盤8が設けられている。ユーザは、これら鍵盤8を操作して演奏を行う。電子楽器100の正面の上段部には、操作パネル10が設けられている。ユーザはこの操作パネル10を操作して、電子楽器100における各種の設定を行う。
【0009】
また、電子楽器100は、例えば液晶ディスプレイを備えた外部表示装置200を、通信ケーブルを介して接続可能に構成されている。外部表示装置200は、後述するヘルプモードに移行した際に、電子楽器100の操作説明を行うためのヘルプ画像を、電子楽器100から送信される画像データに基づいて表示すると共に、そのヘルプ画像に対応する音声を、電子楽器100から送信される音声データに基づいて発生する。ここで、電子楽器100の操作説明とは、電子楽器100の操作に関する説明をいい、例えば、電子楽器100が有する機能を実現するための操作方法の説明や、電子楽器100が有する操作子の機能の説明等をいう。
【0010】
図2は、電子楽器の操作パネルの構成の一例を示した図である。
図2において、操作パネル10には、図3に示すように、LCD(Liquid Crystal Display)を備えた表示装置21、及び多数の操作子が設けられている。前述したように、ユーザは、これら多数の操作子を操作することによって電子楽器100における各種の設定を行うことになる。そこで、これらの設定を効率良く行えるようにするために、本実施形態の電子楽器100は、演奏等を行うための演奏モードの他に、電子楽器100の操作説明を行うためのヘルプモードを有している。
【0011】
本実施形態の電子楽器100では、ユーザが図2に示すヘルプスイッチ22を操作すると、ヘルプモードに移行するようになっている。すなわち、ユーザがヘルプスイッチ22を操作すると、表示装置21に、(電子楽器100が有する)機能の一覧21aが表示される。機能の一覧21aが表示されたら、ユーザは、ダイアルスイッチ25を操作して、機能の一覧21aと共に表示されているカーソル21bを、所望する機能の表示位置まで動かす。そして、ユーザは、カーソル21bで示されている機能と対応するセレクトスイッチ24a〜24jを操作して、所望する機能を選択する。以下では、「Grand Piano2」というピアノの音色で発音させるという機能が選択された場合を例に挙げて説明する。
なお、電子楽器100が有する他の機能を選択したい場合には、ユーザは、スイッチ26、27を操作する。そうすると、他の機能の一覧が表示装置21に表示される。
【0012】
以上のようにして所望する機能が選択されると、電子楽器100は、その機能を実現するための電子楽器100の操作説明を、外部表示装置200を用いて動画像及び音声により行う。
図3は、電子楽器100の操作説明を行うためのヘルプ画像の一例を示した図である。
ここでは、「Grand Piano2」というピアノの音色で発音させるという機能が選択されているので、その機能を実現するための電子楽器100の操作説明を行うためのヘルプ画像として、まず図3(a)に示すように、電子楽器100は、音色設定スイッチ23(図2を参照)を実際に操作している様子を示す動画像を外部表示装置20の表示画面に表示させる。
【0013】
その後、図3(b)に示すように、電子楽器100は、セレクトスイッチ24aを実際に操作している様子を示す動画像を、外部表示装置20の表示画面に表示させる。最後に、図3(c)に示すように、電子楽器100は、セレクトスイッチ24bを実際に操作している様子を示す動画像を、外部表示装置20の表示画面に表示させる。
【0014】
なお、前記において、図3(a)に示す動画像を表示している最中には、例えば「音色設定スイッチを押してください」という音声を発生させる。また、図3(b)に示す動画像を表示している最中には、例えば「「PIANO」の位置に対応するセレクトスイッチを操作してください」という音声を発生させる。
【0015】
さらに、図3(c)に示す動画像を表示している最中には、例えば「「Grand Piano2」の位置に対応するセレクトスイッチを操作してください」という音声を発生させる。
以上のようにして、「Grand Piano2」というピアノの音色で発音させるという機能を実現するための電子楽器100の操作説明が行われる。
【0016】
本実施形態では、以上のようにして電子楽器100の操作説明を行うためのヘルプ画像を動画像として表示すると共に、そのヘルプ画像に対応する音声を発生するに際し、ヘルプ画像及び音声で示される操作がユーザによって行われるまで、ヘルプ画像及び音声による電子楽器100の操作説明を進行させないようにしている。
【0017】
図4は、以上のようにして電子楽器100の操作説明を行うのに必要なデータの構成の一例を概念的に示した図である。以下では、電子楽器100の操作説明を行うのに必要なデータを操作説明用データと称する。
図4に示すように、操作説明用データ400は、動画像データ401と、音声データ402と、制御用データ403a〜403cとを備えて構成される。
動画像データ401は、例えば、図3(a)〜図3(c)に示す動画像を表示するためのデータであり、時間0(読み出し開始時間)から読み出し時間t1の間に、図3(a)に示す動画像を表示し、読み出し時間t1から読み出し時間t2の間に、図3(b)に示す動画像を表示し、読み出し時間t2から読み出し時間t3の間に、図3(c)に示す動画像を表示するためのデータを備えている。
【0018】
音声データ402は、時間0(読み出し開始時間)から読み出し時間t1の間に、図3(a)に示す動画像に対応する音声を発生し、読み出し時間t1から読み出し時間t2の間に、図3(b)に示す動画像に対応する音声を発生し、読み出し時間t2から読み出し時間t3の間に、図3(c)に示す動画像に対応する音声を発生するためのデータを備えている。
【0019】
制御用データ403aは、図3(a)に示す動画像及びその動画像に対応する音声により示される操作子の操作内容を示すデータを備えている。すなわち、音色設定スイッチ23を操作することを示すデータを備えている。
制御用データ403bは、図3(b)に示す動画像及びその動画像に対応する音声により示される操作子の操作内容を示すデータを備えている。すなわち、セレクトスイッチ24aを操作することを示すデータを備えている。
制御用データ403cは、図3(c)に示す動画像及びその動画像に対応する音声により示される操作子の操作内容を示すデータを備えている。すなわち、セレクトスイッチ24bを操作することを示すデータを備えている。
なお、本実施形態では、音声データのチャネルの1つが、制御用データ403用に割り当てられており、この割り当てられたチャネルに制御用データ403が格納されている。
【0020】
以上のような操作説明用データ400は、電子楽器100の有する機能毎に外部記憶媒体(例えばDVD)に記憶されている。外部記憶媒体が電子楽器100に装着されると、電子楽器100は、図2に示すような機能の一覧の中から前述したようにして選択された機能を実現するための操作説明用データ400(動画像データ401、音声データ402、制御用データ403)を、外部記憶媒体から読み出す。そして、電子楽器100は、動画像データ401及び音声データ402を読み出し順に外部表示装置200に出力する。これにより、まず外部表示装置200から図3(a)に示すヘルプ画像及び音声が出力される。
【0021】
その後、電子楽器100が制御用データ403aを読み出すと、電子楽器100は、その制御用データ403aに示されている操作子の操作(すなわち、音色設定スイッチ23の操作)が、ユーザによって実際に行われるまで、操作説明用データ400の読み出しを一時的に中断すると共に、その操作子(音色設定スイッチ23)にLEDが付随している場合には、そのLEDを点灯(又は点滅)させる。そして、その操作子がユーザによって操作されると、点灯(又は点滅)させたLEDを消灯すると共に、一時的に中断した位置から操作説明用データ400の読み出しを再開する。このように本実施形態では、制御用データ403aに示されている操作子の操作内容(すなわち、音色設定スイッチ23の操作)が行われるまで、図3(b)に示すヘルプ画像及び音声が出力されることを防止するようにしている。
【0022】
同様に、制御用データ403b、403cを読み出した場合には、その制御用データ403b、403cに示されている操作子が、ユーザによって実際に操作されるまで、操作説明用データ400の読み出しを一時的に中断すると共に、その操作子に付随するLEDを点灯(又は点滅)し、実際に操作されたら点灯(又は点滅)したLEDを消灯すると共に、操作説明用データ400の読み出しを再開する。
【0023】
図5は、以上のような処理を実行する電子楽器100の概略構成の一例を示したブロック図である。
図5において、電子楽器100は、中央処理装置(以下、CPUと称する)1と、フラッシュメモリ2と、ランダムアクセスメモリ(以下、RAMと称する)3と、外部記憶媒体装着部4と、外部入出力用インターフェース部5と、信号バス6と、キースキャン回路7と、鍵盤8と、パネルスキャン回路9と、操作パネル10と、楽音発生部11と、波形フラッシュメモリ12と、デジタル/アナログ変換部(以下、D/A変換部と称する)13と、アナログ信号処理部14と、パワーアンプ15と、スピーカ部16とを有している。
【0024】
図1に示すように、CPU1、フラッシュメモリ2、RAM3、キースキャン回路7、パネルスキャン回路9、楽音発生部11、外部記憶媒体装着部4、及び外部入出力用インターフェース部5は、それぞれ信号バス6に接続され、相互に通信することが可能である。
【0025】
(鍵盤)
鍵盤8は、複数の鍵と、それら複数の鍵の各々に対応して設けられた複数の鍵スイッチとを有している。電子楽器のユーザは、前記複数の鍵を押鍵及び離鍵して所望の演奏を行う。なお、本実施形態の電子楽器では、コードを判別するために押鍵及び離鍵されるコード判別領域が、前記複数の鍵の一部に対して設定されている。
(キースキャン回路)
キースキャン回路7は、鍵盤8の各鍵スイッチのスキャン処理を行うためのものである。
【0026】
(操作パネル)
操作パネル10は、前述したように、各種操作子や表示装置21を有している。また、各種操作子の全部又は一部には、LEDが付随している。なお、操作パネル10に設けられている操作子としては、前述したものの他、例えば、電子楽器100に電源を供給するための電源スイッチや、電子楽器100の設定状態を初期値にリセットするためのリセットスイッチがある。さらに、外部記憶媒体装着部4に装着された外部記憶媒体とデータのやり取りを行うためのディスク操作スイッチも、操作パネル10に設けられている。
なお、操作パネル10の具体的な構成は、以上のようなものに限定されないということは言うまでもない。
【0027】
(パネルスキャン回路)
パネルスキャン回路9は、操作パネル10に設けられている各種操作子のスキャン処理を行うためのものである。
(CPU)
CPU1は、本実施形態の電子楽器の全体を統括制御するためのものであり、フラッシュメモリ2に格納されている制御プログラムに従って、RAM3をワークメモリとして利用しながら、例えば次のような処理を行う。
【0028】
CPU1は、パネルスキャン回路9によりスキャン処理された結果を入力し、操作パネル10の操作内容を識別する。
また、CPU1は、外部記憶媒体装着部4に装着された外部記憶媒体に記憶された操作説明用データ400(動画像データ401、音声データ402、制御用データ403)を読み出す。そして、読み出した動画像データ401及び音声データ402を、外部入出力用インターフェース部5を介して外部表示装置200に送信する。また、制御用データ403を読み出した場合には、制御用データ403に示されている操作子が、ユーザによって実際に操作されるまで、操作説明用データ400の読み出しを一時的に中断し、その操作子が操作されると、中断した位置から操作説明用データ400の読み出しを再開し、読み出した動画像データ401及び音声データ402を、外部入出力用インターフェース部5を介して外部表示装置200に送信する。
また、CPU1は、キースキャン回路7によりスキャン処理された結果を入力して、鍵の操作内容(押鍵及び離鍵)を識別する。
そして、その鍵の操作内容(鍵の押鍵及び離鍵)に基づく演奏データや、操作パネル10の操作内容に基づくデータを楽音発生部11に割り当てる処理を行う。
【0029】
この演奏データは、前記各鍵の操作が押鍵(キーオン)であるか離鍵(キーオフ)であるかを示すキーオン/オフ信号や、音高データである音高や、音量制御データであるベロシティデータや、演奏のテンポの絶対値を示すテンポ情報(以下、必要に応じて単にテンポ情報と称する)や、各鍵の動作スピードに関するキータッチレスポンス信号などから構成される。
なお、CPU1は、前述したものの他に種々の処理を行うということは言うまでもない。
【0030】
(フラッシュメモリ)
フラッシュメモリ2は、読み出し可能なメモリであり、CPU1の制御プログラムの他、種々のデータを格納する。
(RAM)
RAM3は読み書きが可能なメモリであり、CPU1のプログラム実行過程において各種の必要なデータを一時的に記憶したり、編集可能なパラメータデータを記憶したりする記憶領域を有している。このRAM3の一部あるいは全部はバッテリーバックアップされており、必要なデータを、電子楽器の電源がオフにされても保持しておくことができるようにしている。
【0031】
(波形メモリ)
波形メモリ12は、音色や音域に応じた種々の楽音波形データを記憶している。
(楽音発生部)
楽音発生部11は、前述したようにしてCPU1により割り当てられた演奏データや自動伴奏データと、操作パネル10の操作内容に基づくデータとに基づいて、波形メモリ12から必要な楽音波形データを読み出し、所望のデジタル楽音信号を発生させる。
【0032】
(D/A変換部)
D/A変換部13は、楽音発生部11で発生されたデジタル楽音信号をアナログ楽音信号に変換する機能を有する。
(アナログ信号処理部)
アナログ信号処理部14は、D/A変換部13でD/A変換されたアナログ楽音信号に対し、フィルタ処理(ノイズ除去処理)や音質調整、信号レベル(ゲイン)調整等を施す機能を有する。
【0033】
(パワーアンプ)
パワーアンプ15は、アナログ信号処理部14でノイズ除去処理が施されたアナログ楽音信号に対し、増幅処理を施して適当なレベルに増幅する。
(スピーカ部)
スピーカ部16は、パワーアンプ15で増幅されたアナログ楽音信号を可聴信号として放音するためのものであり、1個あるいは複数個で構成されている。
【0034】
(外部記憶装置装着部)
外部記憶媒体装着部4は、例えば、DVDドライブである。そして、CPU1は、DVDドライブに装着されたDVD(外部記憶媒体)に記憶されている各種データを読み出して必要な処理を行う。なお、外部記憶媒体装着部4は、DVDに限定されず、例えば、外部記憶媒体としてCD−ROMを使用する場合には、CD−RWドライブであってもよいということは言うまでもない。
【0035】
(外部入出力用インターフェース部)
外部入出力用インターフェース部5は、外部表示装置200等の外部装置との間で、データのやり取りを行うためのものである。具体的に、この外部入出力用インターフェース部5は、例えばUSB(Universal Serial Bus)インターフェースや、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)である。
【0036】
次に、図6のフローチャートを参照しながら、本実施形態の電子楽器100のCPU1により実行されるメインルーチンの処理の一例を説明する。
まず、ステップS1において、初期化処理を行う。
次に、ステップS2において、ヘルプスイッチ22が操作されたか否かを判定する。この判定の結果、ヘルプスイッチ22が操作された場合には、ステップS3に進み、ヘルプモードに移行し、ヘルプモード処理を実行する。このヘルプモード処理の詳細については後述する。
一方、ヘルプスイッチ22が操作されていない場合には、ステップS4に進み、演奏モードに移行し、演奏モード処理(ヘルプモード処理以外のその他の処理)を実行する。
【0037】
次に、図7のフローチャートを参照しながら、図6のステップS3に示したヘルプモード処理の詳細の一例を説明する。
まず、ステップS11において、電子楽器100が有する機能の一覧21aを表示装置21に表示する。
次に、ステップS12において、ユーザによってセレクトスイッチ22が操作され、機能が選択されたか否かを判定する。この判定の結果、機能が選択されていない場合には、ステップS13に進む。ステップS13では、表示装置21に表示されている機能の一覧21aの表示を制御する。具体的に説明すると、例えば、スイッチ26、27が操作された場合には、その操作に合わせて現在表示中のものと異なる機能の一覧を表示させる。そして、ステップS12に戻り、機能が選択されたか否かを再度判定する。
【0038】
そして、ステップS12で機能が選択されると、ステップS14に進み、選択された機能を実現するための操作説明用データ400を外部記憶媒体装着部4に装着された外部記憶媒体(DVD)から読み出す動作を開始する。
次に、ステップS15において、制御用データ403を読み出したか否かを判定する。この判定の結果、制御用データ403を読み出していない場合には、動画像データ401及び音声データ402のみを読み出しているのでステップS16に進む。ステップS16では、読み出した動画像データ401及び音声データ402を、外部入出力用インターフェース部4を介して外部表示装置200に送信する。これにより、ステップS12で選択されたと判定された機能を実現するための電子楽器100の操作説明を行うヘルプ画像と、そのヘルプ画像に対応する音声とが外部表示装置200から出力される。
【0039】
次に、ステップS17において、ステップS12で選択されたと判定された機能を実現するための操作説明用データ400を全て読み出したか否かを判定する。この判定の結果、ステップS12で選択されたと判定された機能を実現するための操作説明用データ400を全て読み出した場合には、図6に示したフローチャートに戻る。一方、ステップS12で選択されたと判定された機能を実現するための操作説明用データ400を全て読み出していない場合には、ステップS15に戻り、制御用データ403を読み出したか否かを判定する。
【0040】
ステップS15において、制御用データ403を読み出したと判定した場合には、ステップS18に進む。ステップS18では、読み出した制御用データ403に示されている操作子に付随しているLEDを点灯(又は点滅)させる。なお、読み出した制御用データ403に示されている操作子にLEDが付随していない場合には、このステップS18の処理を省略する。
【0041】
次に、ステップS19において、読み出した制御用データ403に示されている操作子の操作が、ユーザによって実際に行われたか否かを判定する。この判定の結果、読み出した制御用データ403に示されている操作子の操作が、ユーザによって実際に行われていない場合には、ステップS20に進み、操作説明用データ400の読み出しを一時的に中断して、再度ステップS19に戻る。
【0042】
一方、読み出した制御用データ403に示されている操作子の操作が、ユーザによって実際に行われた場合には、ステップS21に進み、ステップS18で点灯(又は点滅)させたLEDを消灯させる。
次に、ステップS22に進み、操作説明用データ400の読み出しが中断されているか否かを判定する。この判定の結果、操作説明用データ400の読み出しが中断されていない場合には、ステップS15に戻る。一方、操作説明用データ400の読み出しが中断されている場合には、ステップS23に進む。ステップS23では、ステップS20で中断した位置から操作説明用データ400の読み出しを再開してステップS15に戻る。
【0043】
以上のように本実施形態では、電子楽器100が有する機能を実現するための操作説明用データ400に含まれている動画像データ401と、音声データ402とを読み出している最中に、制御用データ403を読み出すと、電子楽器100は、その制御用データ403に示されている操作子の操作が、ユーザによって実際に行われるまで、動画像データ401と、音声データ402の読み出しを中断し、その操作子がユーザによって操作されると、動画像データ401と、音声データ402の読み出しを中断した位置から再開する。
【0044】
これにより、制御用データ403に示されている操作子の操作内容が行われるまで、電子楽器100の操作説明を行うためのヘルプ画像及び音声が出力されることを防止し、ヘルプ画像及び音声で示されている操作子の操作をユーザに確実に行わせることが可能になる。すなわち、ユーザが操作し終わらないうちにヘルプ画像及び音声による操作説明が進んでしまうことを防止することができ、ユーザのペースに合わせて電子楽器100の操作説明を行うことができる。よって、電子楽器の操作説明を利用し易くさせることができる。
【0045】
また、本実施形態では、制御用データ403を読み出すと、電子楽器100は、その制御用データ403に示されている操作子に付随するLEDを点灯(又は点滅)させ、その操作子がユーザによって操作されると、点灯(又は点滅)させたLEDを消灯するようにした。これにより、操作すべき操作子をより分かり易くユーザに報知することができる。
【0046】
なお、本実施形態では、図3(a)〜図3(c)に示す3回の操作が行われる様子を連続的に動画像で表示するようにしたが、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、図3(a)〜図3(c)に示す内容を静止画像で順番に表示するようにしてもよい。また、図3(a)に示す操作を示す動画像を表示し、その後、画面を切り替えて図3(b)に示す操作を示す動画像を表示し、さらに画面を切り替えて図3(c)に示す操作を示す動画像を表示するようにしてもよい。この他、1枚又は複数毎の静止画像と、動画像とを組み合わせるようにしてもよい。
【0047】
また、本実施形態では、音声データのチャネルの1つに、制御用データ403を格納するようにしたが、必ずしもこのようにする必要はなく、例えば、制御用データ403を音声データとは別のファイル形成にして別途特別なチャネルに格納してもよい。また、動画像データ401及び音声データ402と、制御用データ403とを別々のデータとしていてもよい。
【0048】
さらに、本実施形態では、外部記憶媒体(例えばDVDやCD−ROM等)から操作説明用データ400を読み出しながら、電子楽器100の操作説明を行うためのヘルプ画像と、そのヘルプ画像に対応する音声を出力するようにしたが、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、外部記憶媒体(例えばDVDやCD−ROM等)から予めフラッシュメモリ2に操作説明用データ400を取り込み、取り込んだ操作説明用データ400を読み出すようにしてもよい。
【0049】
また、本実施形態では、電子楽器100の操作説明を行うためのヘルプ画像と、そのヘルプ画像に対応する音声を、外部表示装置200から出力するようにしたが、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、操作パネル10内の表示装置21にヘルプ画像を出力し、そのヘルプ画像に対応する音声をスピーカ16から出力するようにしてもよい。
【0050】
また、本実施形態では、ユーザによって操作されていない操作子に付随するLEDを点灯(又は点滅)させることにより、操作されていない操作子をユーザに報知するようにしたが、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、操作されていない操作子を表示装置21に表示するようにしてもよい。
さらに、前述したように、LEDの点消灯を行うようにすれば、操作すべき操作子をより分かり易くユーザに報知することができ好ましいが、必ずしもLEDの点消灯を行う必要はない。
【0051】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。前述した第1の実施形態では、制御用データ403を読み出すと、その制御用データ403に示されている操作子が操作されるまで、データの読み出しを中断して、電子楽器100の操作説明を行うためのヘルプ画像及び音声で示されている操作子の操作をユーザに促すようにした。これに対し、本実施形態では、制御用データ403を読み出すと、その制御用データ403に示されている操作子を自動的に操作状態にするようにしている。このように本実施形態と、第1の実施形態とは、ソフトウェア処理(ヘルプモード処理)の一部が異なるだけであるので、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同じ部分については、図1〜図7に示した符号と同じ符号を付す等して詳細な説明を省略する。
【0052】
図8は、本実施形態のヘルプモード処理の詳細の一例を説明するフローチャートである。
まず、ステップS31において、電子楽器100が有する機能の一覧21aを表示装置21に表示する。
次に、ステップS32において、ユーザによってセレクトスイッチ22が操作され、機能が選択されたか否かを判定する。この判定の結果、機能が選択されていない場合には、ステップS33に進む。ステップS33では、表示装置21に表示されている機能の一覧21aの表示を制御する。そして、ステップS32に戻り、機能が選択されたか否かを再度判定する。
【0053】
そして、ステップS32で機能が選択されると、ステップS34に進み、選択された機能を実現するための操作説明用データ400を外部記憶媒体装着部4に装着された外部記憶媒体(DVD)から読み出す動作を開始する。
次に、ステップS35において、制御用データ403を読み出したか否かを判定する。この判定の結果、制御用データ403を読み出していない場合には、動画像データ401及び音声データ402のみを読み出しているのでステップS36に進む。ステップS36では、読み出した動画像データ401及び音声データ402を、外部入出力用インターフェース部4を介して外部表示装置200に送信する。これにより、ステップS32で選択されたと判定された機能を実現するための電子楽器100の操作説明を行うヘルプ画像と、そのヘルプ画像に対応する音声とが外部表示装置200から出力される。
【0054】
次に、ステップS37において、ステップS32で選択されたと判定された機能を実現するための操作説明用データ400を全て読み出したか否かを判定する。この判定の結果、ステップS32で選択されたと判定された機能を実現するための操作説明用データ400を全て読み出した場合には、図6に示したフローチャートに戻る。一方、ステップS32で選択されたと判定された機能を実現するための操作説明用データ400を全て読み出していない場合には、ステップS35に戻り、制御用データ403を読み出したか否かを判定する。
【0055】
ステップS35において、制御用データ403を読み出したと判定した場合には、ステップS38に進む。ステップS38では、読み出した制御用データ403に示されている操作子に付随しているLEDを点灯(又は点滅)させる。なお、読み出した制御用データ403に示されている操作子にLEDが付随していない場合には、このステップS38の処理を省略する。
【0056】
次に、ステップS39において、読み出した制御用データ403に示されている操作子の操作内容に従って、その操作子を操作状態にする。これにより、ユーザが操作を行うことなく自動的に機能が実現されるようになる。
次に、ステップS40において、ステップS38で点灯させたLEDを消灯してステップS37に進む。そして、ステップS32で選択されたと判定された機能を実現するための操作説明用データ400を全て読み出したか否かを判定する。
【0057】
以上のように本実施形態では、電子楽器100が有する機能を実現するための操作説明用データ400に含まれている動画像データ401と、音声データ402とを読み出している最中に、制御用データ403を読み出すと、その制御用データ403に示されている操作子を自動的に操作状態にするようにした。これにより、ヘルプ画像及び音声で示されている操作子の操作を自動的に実現させることができ、より一層使い勝手のよい電子楽器100にすることができる。
【0058】
また、本実施形態では、制御用データ403を読み出すと、電子楽器100は、その制御用データ403に示されている操作子に付随するLEDを点灯(又は点滅)させ、その操作子が操作状態になると、点灯(又は点滅)させたLEDを消灯するようにした。これにより、ユーザが所望した機能を実現するための操作方法をユーザに報知することができる。
【0059】
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。前述した第1の実施形態では、制御用データ403を読み出すと、その制御用データ403に示されている操作子が操作されるまで、データの読み出しを中断して、電子楽器100の操作説明を行うためのヘルプ画像及び音声で示されている操作子の操作をユーザに促すようにした。
【0060】
これに対し、本実施形態では、制御用データ403を読み出すと、データの読み出しを中断せずに、その制御用データ403に示されている操作子に付随するLEDを、その操作子が操作されるまで点灯(又は点滅)させるようにする。すなわち、本実施形態では、前述した第1の実施形態において、操作説明用データ400の読み出しの中断と再開を行わずに、LEDの点消灯のみを行うようにしている。
【0061】
このように本実施形態と、第1の実施形態とは、ソフトウェア処理(ヘルプモード処理)の一部が異なるだけであるので、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同じ部分については、図1〜図7に示した符号と同じ符号を付す等して詳細な説明を省略する。なお、本実施形態では、第1の実施形態のように、ヘルプ画像及び音声の読み出しを一時的に中断せずに、LEDの点灯(又は点滅)を行うようにしているので、操作パネル10の全ての操作子にLEDが付随していることが好ましい。
【0062】
図9は、本実施形態のヘルプモード処理の詳細の一例を説明するフローチャートである。
まず、ステップS51において、電子楽器100が有する機能の一覧21aを表示装置21に表示する。
次に、ステップS52において、ユーザによってセレクトスイッチ22が操作され、機能が選択されたか否かを判定する。この判定の結果、機能が選択されていない場合には、ステップS53に進む。ステップS53では、表示装置21に表示されている機能の一覧21aの表示を制御する。そして、ステップS52に戻り、機能が選択されたか否かを再度判定する。
【0063】
ステップS52で機能が選択されると、ステップS54に進み、選択された機能を実現するための操作説明用データ400を外部記憶媒体装着部4に装着された外部記憶媒体(DVD)から読み出す動作を開始する。
次に、ステップS55において、制御用データ403を読み出したか否かを判定する。この判定の結果、制御用データ403を読み出していない場合には、動画像データ401及び音声データ402のみを読み出しているのでステップS56に進む。ステップS56では、読み出した動画像データ401及び音声データ402を、外部入出力用インターフェース部4を介して外部表示装置200に送信する。これにより、ステップS52で選択されたと判定された機能を実現するための電子楽器100の操作説明を行うヘルプ画像と、そのヘルプ画像に対応する音声とが外部表示装置200から出力される。
【0064】
次に、ステップS57において、ステップS52で選択されたと判定された機能を実現するための操作説明用データ400を全て読み出したか否かを判定する。この判定の結果、ステップS52で選択されたと判定された機能を実現するための操作説明用データ400を全て読み出した場合には、図6に示したフローチャートに戻る。一方、ステップS52で選択されたと判定された機能を実現するための操作説明用データ400を全て読み出していない場合には、ステップS55に戻り、制御用データ403を読み出したか否かを判定する。
【0065】
ステップS55において、制御用データ403を読み出したと判定した場合には、ステップS58に進む。ステップS58では、読み出した制御用データ403に示されている操作子に付随しているLEDを点灯(又は点滅)させる。
【0066】
次に、ステップS59において、読み出した制御用データ403に示されている操作子の操作が、ユーザによって実際に行われたか否かを判定する。この判定の結果、読み出した制御用データ403に示されている操作子の操作が、ユーザによって実際に行われていない場合には、ステップS55に戻り、制御用データ403を読み出したか否かを再度判定する。
【0067】
一方、読み出した制御用データ403に示されている操作子の操作が、ユーザによって実際に行われた場合には、ステップS60に進み、ステップS58で点灯(又は点滅)させたLEDを消灯させて、ステップS55に戻り、制御用データ403を読み出したか否かを再度判定する。
【0068】
以上のように、操作説明用データ400の読み出しの中断と再開を行わずに、LEDの点消灯のみを行うことによっても、操作すべき操作子をユーザに示すことができるので、ヘルプ画像及び音声で示されている操作子の操作をユーザに可及的に確実に行わせることが可能になる。よって、電子楽器の操作説明を利用し易くさせることができる。
【0069】
(本発明の他の実施形態)
前述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0070】
また、この場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば、かかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0071】
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0072】
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
【0073】
なお、前述した各実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【0074】
【図1】本発明の第1の実施形態を示し、電子楽器の外観構成の一例を示した図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示し、電子楽器の操作パネルの構成の一例を示した図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示し、電子楽器の操作説明を行うためのヘルプ画像の一例を示した図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示し、電子楽器の操作説明を行うのに必要なデータの構成の一例を概念的に示した図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示し、電子楽器の概略構成の一例を示したブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示し、電子楽器のCPUにより実行されるメインルーチンの処理の一例を説明するフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施形態を示し、図6のステップS3に示したヘルプモード処理の詳細の一例を説明するフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施形態を示し、ヘルプモード処理の詳細の一例を説明するフローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施形態を示し、ヘルプモード処理の詳細の一例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
【0075】
1 CPU
2 フラッシュメモリ
3 ROM
4 外部記憶媒体装着部
5 外部入出力用インターフェース
9 パネルスキャン回路
10 操作パネル
21 表示装置
22 ヘルプスイッチ
23 音色設定スイッチ
24 セレクトスイッチ
25 ダイアルスイッチ
100 電子楽器
200 外部表示装置
401 動画像データ
402 音声データ
403 制御用データ




 

 


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