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発明の名称 電子鍵盤楽器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−25443(P2007−25443A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−209814(P2005−209814)
出願日 平成17年7月20日(2005.7.20)
代理人 【識別番号】100077539
【弁理士】
【氏名又は名称】飯塚 義仁
発明者 杉本 龍太郎 / 安渡 武志 / 櫻田 信弥 / 阿部 征治
要約 課題
組立てを容易に行うことのできる電子鍵盤楽器の提供。

解決手段
鍵盤を有する楽器本体部を支持する複数の脚のうちの1つを、略L字形状に形成された面状の外装部材の一面により形成する。面状の外装部材を略L字形状に形成し、略L字形状に形成された該楽器本体部を取付ける天板を構成する一面と連続的一体感を有する他方の面そのものを、天板に取付けられた楽器本体部を支持する脚とする。この一面からなる脚と、外装部材及び/又は楽器本体部に対して着脱可能な1乃至複数の脚部とが、天板に取付けられた楽器本体部を鍵盤が所定の高さにかつ略水平になるようにして支持する。このように、楽器本体部を支持する複数の脚のうちの1つを天板と連続かつ一体的に構成するようにしたので、鍵盤の高さを所定の高さにかつ水平に設置することを損なうことなしに、楽器本体とそれを支持する脚部との組立てを容易に行うことができるようになる。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の白鍵及び黒鍵を含む鍵盤を少なくとも有する楽器本体部と、
略L字形状に形成されてなり、前記略L字形状に形成された一方の面が前記楽器本体部を取付ける天板を構成する一方で、他方の面が前記天板に取付けられた楽器本体部を支持する1の脚を構成する面状の外装部材と、
前記1の脚を構成する前記外装部材の一面とともに、前記鍵盤が所定の高さにかつ略水平になるようにして前記楽器本体部を支持する、前記外装部材及び/又は前記楽器本体部に対して着脱可能な1乃至複数の脚部と
を具える電子鍵盤楽器。
【請求項2】
前記外装部材は、天板を構成する一面に対して前記楽器本体部を取付ける際にその有する鍵盤のみが天板表面上に露出するよう、天板の一部が凹状の切り欠き形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子鍵盤楽器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は電子ピアノや電子オルガンあるいはキーボード等の脚部を有する電子鍵盤楽器に関し、特に楽器本体とそれを支持する脚部との組立てを容易に行うことのできる電子鍵盤楽器に関する。
【背景技術】
【0002】
最近では、各家庭において自然楽器であるアコースティックピアノやオルガン等にかわって、自然楽器と同様の鍵盤型の演奏操作子を具えており、各鍵に対する押鍵動作を検出することによって所定の演奏信号を生成して電気的に楽音を発音する、所謂電子ピアノや電子オルガンあるいは電子キーボードなどの電子鍵盤楽器が広く普及してきている。これらの電子鍵盤楽器では鍵盤を含んでなる楽器本体部を複数の脚部で支持するように構成されており、前記複数の脚部を楽器本体部あるいは楽器本体部を囲む外装部材などの複数箇所にそれぞれ複数のボルト等を用いて固定することで、電子鍵盤楽器を組み立てるようにしている。こうした電子鍵盤楽器に関連するものとして、例えば下記に示す特許文献1に記載のものなどがある。この特許文献1に記載の電子鍵盤楽器について簡単に説明すると、ステー部材で連結された一対の脚体(脚部)に対して、各脚体の内側に相対して設けられたガイド部材を介して、鍵盤を有する楽器本体部を左右2箇所でのボルト止めにより略水平に固定するようにしている。一般的に楽器本体部は、その有する鍵盤が所定の高さ、例えば床面から鍵盤面(例えば、離鍵状態にある多数の白鍵で構成される一面)までの高さが、演奏者が専用の鍵盤楽器用演奏椅子に座った状態のときに正しい演奏姿勢で演奏できる最も適した高さであるおよそ735mm(ミリメートル)の高さ(これは、自然楽器であるアコースティックピアノ(又はオルガン)と同等の高さである)となるように取付けられている。
【特許文献1】特開平5-297865号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、上述したような従来の電子鍵盤楽器においては、複数の脚部を楽器本体部(あるいは外装部材)の複数箇所にそれぞれ複数のボルト等を用いて固定するものであることから、その取付けには多大の時間と労力を有する、という問題点があった。特に、電子鍵盤楽器においては上述したように鍵盤の高さを所定の高さにかつ略水平に設置しなければならないために、数多くの脚部(例えば、3〜4本以上)をそれぞれ正確に取付けなければならず、数が多いほどそのような取付けはより難しくなる。
【0004】
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、鍵盤の高さを所定の高さにかつ水平に設置することを損なうことなしに、楽器本体とそれを支持する脚部との組立てを容易に行うことのできる電子鍵盤楽器を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る電子鍵盤楽器は、複数の白鍵及び黒鍵を含む鍵盤を少なくとも有する楽器本体部と、略L字形状に形成されてなり、前記略L字形状に形成された一方の面が前記楽器本体部を取付ける天板を構成する一方で、他方の面が前記天板に取付けられた楽器本体部を支持する1の脚を構成する面状の外装部材と、前記1の脚を構成する前記外装部材の一面とともに、前記鍵盤が所定の高さにかつ略水平になるようにして前記楽器本体部を支持する、前記外装部材及び/又は前記楽器本体部に対して着脱可能な1乃至複数の脚部とを具える。
【0006】
この発明によると、鍵盤が所定の高さにかつ略水平になるようにして楽器本体部を支持する複数の脚のうちの1つを、略L字形状に形成された面状の外装部材の一面により形成するようにした。すなわち、面状の外装部材を略L字形状に形成し、略L字形状に形成された該楽器本体部を取付ける天板を構成する一面と連続的一体感を有する他方の面そのものを、前記天板に取付けられた楽器本体部を支持する脚とする。この一面からなる脚と、前記外装部材及び/又は前記楽器本体部に対して着脱可能な1乃至複数の脚部とが、天板に取付けられた楽器本体部を鍵盤が所定の高さにかつ略水平になるようにして支持する。このように、楽器本体部を支持する複数の脚のうちの1つを天板と連続かつ一体的に構成するようにしたので、鍵盤の高さを所定の高さにかつ水平に設置することを損なうことなしに、楽器本体とそれを支持する脚部との組立てを容易に行うことができるようになる。
【発明の効果】
【0007】
この発明によれば、略L字形状に形成された面状の外装部材の一面が楽器本体部を支持する複数の脚のうちの1つとなり、該脚は楽器本体部を取付ける天板と連続的一体であることから、ユーザは鍵盤の高さを所定の高さにかつ水平に設置することを損なうことなく、楽器本体部とそれを支持する脚部との組立てを容易に行うことができる、という優れた効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、添付図面を参照しながらこの発明を詳細に説明する。
【0009】
本発明に係る電子鍵盤楽器について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本発明に係る電子鍵盤楽器の全体構造の一実施例を示した図である。図1(a)は外観斜視図、図1(b)は正面図、図1(c)は側面図である。
【0010】
この実施例に示す電子鍵盤楽器は、略L字形状となるように曲げ加工が行われた幅広な面状の1枚の木の板(つまり曲げ木)からなる外装部材LTと、電子鍵盤楽器の心臓部たる楽器本体部Gと、下端が広面に形成された円柱形状の脚部Pとに大きく分けることができる。外装部材LT、楽器本体部G、脚部Pはそれぞれユニット化されており、当該電子鍵盤楽器を簡単に組み立てることのできるようになっている。外装部材LTは、電子鍵盤楽器の上面を形成する天板面から電子鍵盤楽器の脚部の1つとなる側壁面Lにかけて滑らかな曲面を有する曲げ木による連続的一体構造からなるものであって、天板と脚部と外装とを兼ねる。この外装部材LTの天板面は、鍵盤Kの高音域(図1(a)の右方向)にうつるにつれて奥行きが狭くなり、低音域(図1(a)の左方向)にうつるにつれて奥行きが深くなっていく、アコースティックのグランドピアノなどのイメージにあわせて略台形形状に形成されている。
【0011】
また、前記天板面の一部は図1(a)の手前側から奥に向かって凹状に切り欠いた形状に形成されており、その切り欠き部Aから鍵盤Kだけが露出するようにして楽器本体部Gは天板面の下部に取り付けられる。こうすることにより、楽器表面に余分な凹凸のないフラットで一体的な感じを表現できるといったデザイン面からの利点だけでなく、楽器本体部Gを保護することができるといった現実面からの利点がうまれる。つまり、前記楽器本体部Gは、鍵盤Kの他に、図示しない電源、音源、アンプ、スピーカ等を含み、各鍵に対する押鍵動作を検出することなどによって所定の演奏信号を生成して楽音を発音する、パソコンや他のMIDI機器などの外部機器から受信した演奏信号に基づき楽音を発音する、あるいは前記外部機器に対して演奏信号を送信する、などの各種制御を行うための多数の電子部品等を含んでおり、これらを埃や汚れあるいは水濡れなどから防止することによって故障や誤作動が生じないようにすることができる。また、楽器本体部Gを天板面の下方から天板面に取り付けるようにしたので、ねじなどの取り付け部材などが楽器表面にでないためその部分で何かを引っ掛けてしまうことがなく、また触れてしまうことで緩んでくることもなく都合がよい。勿論、デザイン的にもよいものとなる。
【0012】
前記楽器本体部Gの裏面において、前記外装部材LTの脚部Lと反対側の端面に近い所定位置に対しては、該楽器本体部Gを安定的にかつ鍵盤Kを水平に保つようにして前記外装部材LTの脚部Lと共に支持するための、脚部Pを着脱可能に接続することができるようになっている。例えば脚部Pの広面に形成された下端と反対の先端側は螺子接続構造となっており、楽器本体部Gの裏面に設けられた図示しない螺子孔に当該脚部Pをねじ込むようにして着脱することができるようになっている。前記外装部材LTの脚部Lは垂直にではなくやや傾斜するように構成されており、一方それと対をなすもう一方の脚部Pはほぼ垂直になるように設けられる。脚部Lは天板部と一体構成された幅広な面状の板部材であって強度があるため、傾斜するように構成しても破損の虞が低い。しかし他方の脚部Pの方は必ずしも幅があり強度があるものとは限らず(本実施例のような円柱形状の細いものなど)、傾斜するように取り付けると上方からの重みに耐え切れなく破損する虞もあるために、垂直に設けるのがよい。ただし、脚部Pに相当に強度がある場合にはその限りではない。
【0013】
なお、インテリア性を重視するため、ケーブル類を極力排除するのが望ましく、例えば電源は電池駆動としたり、パソコンや他のMIDI機器などの外部機器との接続を無線によるものとするのがよい。また、インテリア性を重視する観点から、楽器本体部Gをよりスタイリッシュに形成するためには厚みを薄くすることが不可欠であり、そのために音源、アンプ、スピーカ等を別装置で構成し、楽器本体部Gからは無線によりMIDI信号を前記別装置へと送信し、別装置側で楽音形成〜放音をするように構成するようにしてよい。このようにすると、楽器本体部Gでの消費電力を下げることもでき、電池によっても長時間駆動することができるようになるので有利である。
なお、楽器本体部Gの外装部材LTの側壁面Lの内側に臨む外形状は、前記箇所に対応する天板面から側壁面Lにかけての滑らかな曲面と同様の曲面に形成するのがよい。
【0014】
前記楽器本体部Gを支持する脚部L及び脚部Pは、鍵盤K(詳しくは鍵盤面)までの高さが350〜500mm(ミリメートル)の範囲に入るようにその長さが調節されている。すなわち、前記脚部L及び脚部Pは、演奏者が床に座った状態あるいは椅子やソファ等に座った状態などのくつろいだ状態であっても、当該電子鍵盤楽器を無理のない姿勢で演奏することのできる高さ(およそ350〜500mm)に鍵盤Kが位置するように、楽器本体部Gを支持する。これら脚部L及び脚部Pの長さによって決まる鍵盤Kまでの高さは、実際に販売されているローテーブルの高さを考慮したものである。すなわち、リビングにおく家具として実際に家具店などで販売されている一般的なローテーブルの高さをいくつか調査したところ、ほとんどのものがだいたい49cm(センチメートル)、48cm、45cm、43cm、40cm、39cm、37cm、36cmのいずれかの高さであることが結果として得られた。一般的に、ローテーブルはくつろいだ状態で使用することを前提に設計されているものであることから、前記ローテーブルの高さが人間工学の観点などから考えられた、従来知られた人がくつろいだ状態で利用するのに最も適した範囲の高さであることが理解できる。そこで、この点を鑑みて、鍵盤の高さをおよそ一般的にくつろいだ状態で使用することを前提に設計されているローテーブルの高さと揃えるという着想により、この電子鍵盤楽器ではくつろいだ状態での演奏を可能とするように脚部の長さを調節している。
【0015】
上記のように、本発明にかかる電子鍵盤楽器では鍵盤Kの高さをおよそローテーブルの高さとほぼ同じ高さである350〜500mmの範囲内のいずれかの高さと同様の高さとすることで、くつろいだ状態での演奏を可能としている。すなわち、床に直接座った状態や約200〜400mm程の低い高さのソファーなどに座った状態のどちらの状態であっても、演奏者はくつろいだ状態で無理のない演奏姿勢で演奏を行うことができるようになっている。つまり、これ以上鍵盤Kの高さを高くすると、床に座った状態では腕を高くあげるような無理な演奏姿勢をとらざるをえず弾きづらくなるし、反対にこれ以上鍵盤Kの高さを低くすると、高さの低い(約200〜400mm)椅子やソファーに座った状態では腰をかがめるなどの窮屈である無理な演奏姿勢をとらざるをえず弾きづらくなるし、また床に座った状態では電子鍵盤楽器の下に演奏者の脚を入れて脚を伸ばすなどのよりくつろいだ状態をとりづらくなってしまうので都合が悪い。したがって、くつろいだ状態で無理のない演奏姿勢で演奏できるようにするためには、鍵盤Kまでの高さが350〜500mm(ミリメートル)の範囲に入るような長さに脚部L及び脚部Pの長さを調節しておくとよい。
【0016】
図2は、図1に示した電子鍵盤楽器を従来知られた専用の鍵盤楽器演奏用椅子に座って演奏する場合について説明するための概念図である。図2(a)は電子鍵盤楽器の外観斜視図を示し、図2(b)は鍵盤楽器演奏用椅子Cに座って実際に演奏する際の様子を示す。鍵盤楽器演奏用椅子Cに座って当該電子鍵盤楽器を演奏する場合にも、演奏者が無理のない演奏姿勢で演奏することのできるようにしなければならないことは言うまでもない。そこで、本発明にかかる電子鍵盤楽器では、図2に示すように、脚部L及び脚部Pのそれぞれに対して別体の追加脚L´を装着する又は交換脚P´と交換することにより、鍵盤Kまでの高さが略735mmとなるように調節可能としている。すなわち、本発明にかかる電子鍵盤楽器では、演奏者が専用の鍵盤楽器用演奏椅子C(高さ約450mm)に座った状態のときに、無理のない正しい演奏姿勢で演奏できる最も適した高さ(およそ735mm)に鍵盤Kの高さを調節するために、追加脚L´あるいは交換脚P´を用いることができるようになっている。図2では、一方の脚部Lに対して303mmの長さを持つ追加脚L´を装着し、もう一方の脚部Pに対してほぼ735mmに近い長さをもつ交換脚P´に交換した場合を例に示している。
【0017】
以上のようにして、本発明に係る電子鍵盤楽器は脚付きの電子鍵盤楽器であって、鍵盤K(具体的には鍵盤面)までの高さが350〜500mmの範囲に入るよう長さを調節された、鍵盤Kを有する楽器本体部Gを支持する脚部L及び脚部Pを具えるが、前記脚部Lについては略L字形状となるように曲げ加工が行われた幅広な面状の1枚の木の板からなる外装部材LTの一面をそのまま利用する。こうすると、脚部の数を従来よりも減らしたとしても、面状の脚部による広い範囲での支持により安定的に楽音本体部Gを支持することができるので、ユーザは電子鍵盤楽器の組立て時において、楽器本体部Gに脚部Pだけを取付けるといった簡単な作業を行うだけで、鍵盤の高さをくつろいだ状態で演奏し易い高さ(350〜500mm)にかつ水平に設置した電子鍵盤楽器を組立てることができるようになる。更に、追加脚を装着するあるいは交換脚に交換することによって、鍵盤Kまでの高さを略735mmとするように調節可能としている。こうすると、アコースティックなピアノ等を演奏する際に用いられる従来知られた専用の鍵盤演奏用椅子に座った状態でも、無理のない正しい演奏姿勢で演奏することのできる電子鍵盤楽器を容易に組み立てることができるようになる。また、滑らかな曲線を描くとともにフラットで一体的な楽器表面をもつデザインであり部屋のインテリアとしてもマッチすることから、ローテーブルのように部屋内に常時置いておいても違和感を与えることがない。したがって、ユーザはいちいち出し入れすることなく、いつでも好きなときに演奏を楽しむことができるようになる。
【0018】
なお、外装部材LT及び脚部Pの素材としては木に限らず、樹脂、金属等種々の素材を用いることができ、また外装部材LTの素材と脚部Pの素材とが同一素材であってもよいし、異なる素材であってもよい。ただし、同一素材とした方が外装部材LTと脚部Pとを統一したデザインで形成することができるので、部屋のインテリアにマッチさせやすくなってよい。
なお、椅子に座った状態で弾けるようにするための追加脚や交換脚は、左右共に追加脚を追加できるようにしてもよいし、左右共に交換脚に交換できるようにしてもよいし、一方に追加脚を追加して他方を交換脚に交換するようにしてもよい(上記した実施形態はこのタイプである)。また、追加脚を既存の脚部に追加する場合、前記脚部と追加脚との接合部分の機構は任意であってよい。さらに、追加脚を装着するあるいは交換脚に交換することによって、鍵盤面までの高さを略735mmより高い位置まで調節可能とし、演奏者が立った状態であっても無理のない姿勢で演奏できるようにしてよいことは言うまでもない。
【0019】
なお、脚部L又は脚部Pをそれぞれ折り畳み可能に構成しておき、そうした場合に特に内側に折り畳むようにしておくと、よりコンパクトにできるだけでなく、収納時や運搬時等において楽器本体部を保護することができるようになって有利である。
なお、脚部Pの先端側を螺子接続構造として、楽器本体部Gの裏面に設けられた螺子孔に当該脚部Pをねじ込むようにして着脱するものを説明したがこれに限らず、ボルト等を用いて接続する構造など適宜の接続構造であってよいことは言うまでもない。また、楽器本体Gに限らず、外装部材LTの天板部分に接続するようにしてあってもよい。
なお、天板面と電子鍵盤楽器の脚部の1つとなる側壁面Lとが略T字形状に構成されているものも、この明細書においては略L字形状に含むものとする。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明に係る電子鍵盤楽器の全体構造の一実施例を示した図であり、図1(a)は外観斜視図、図1(b)は正面図、図1(c)は側面図である。
【図2】図1に示した電子鍵盤楽器を従来知られた専用の鍵盤楽器演奏用椅子に座って演奏する場合について説明するための概念図であって、図2(a)は電子鍵盤楽器の外観斜視図、図2(b)は実際に演奏する際の様子を示す。
【符号の説明】
【0021】
LT…外装部材、L(P)…脚部、A…切り欠き部、G…楽器本体部、K…鍵盤、L´…追加脚、P´…交換脚、C…鍵盤楽器演奏用椅子




 

 


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