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発明の名称 電磁アクチュエータ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−37277(P2007−37277A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2005−216651(P2005−216651)
出願日 平成17年7月27日(2005.7.27)
代理人
発明者 堀内 幸一郎 / 稲摩 直人
要約 課題
外部へのシール機能を有するターミナル構造を有した電磁アクチュエータ(電動オイルポンプ)を提供すること。

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】
コネクタ収容部を持つハウジングと、
前記ハウジング内に配設され、電磁力により可動部を駆動する電磁コイルと、
前記可動部を収容するために前記電磁コイルの内側に設けられ、流体が進入する室と、
前記電磁コイルより延設したワイヤ線と、
前記ハウジングのコネクタ収容部に配設され、前記ワイヤ線と接続された円筒形のコネクタ部材と、
前記コネクタ部材の外周に配設したシール部材と、
前記シール部材を押圧するシール固定部材と、
を備えていることを特徴とする電磁アクチュエータ。
【請求項2】
請求項1において、
前記シール部材は、前記コネクタ部材の外径と同一内径のゴム製Oリングを有することを特徴とする電磁アクチュエータ。
【請求項3】
請求項1において、
前記シール固定部材は、前記コネクタ部材の外径と同一内径の孔と、前記シール部材側の内周部に形成された面取り部とを有し、前記面取り部にて前記シール部材を前記コネクタ部材及び前記コネクタ収容部に押圧することを特徴とする電磁アクチュエータ。
【請求項4】
請求項1において、
電動オイルポンプに用いられることを特徴とする電磁アクチュエータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁アクチュエータに関し、例えば自動車の電動オイルポンプに用いられる電磁アクチュエータに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、センサレスブラシレスDCモータを使用した油圧ポンプにおいて、吐出された作動油の一部を還流することによりモータコアを冷却することを特徴とする電動式油圧ポンプが知られている。(例えば、特許文献1参照)
このセンサレスブラシレスDCモータ(12)は、回転軸(11e)の外端部に結合されたマグネット(12a)と、コア(12b)と、コイル(12c)と、端子(12d)と、コア(12b)、コイル(12c)及び端子(12d)と一体にモールド成形された有底筒状の樹脂製のモータハウジング(12e)とを主たる構成部材としている。モータハウジング(12e)の開口端は環状シール部材(13)を介在してネジ(14)によりポンプハウジング(11d)と結合されており、マグネット(12a)を収容する室(15)がモータハウジング(12e)の内部に形成されている。室(15)は、ボデー(11a)に形成された通路(16)により吸入室(11j)に連通されている。ボデー(11a)には回転軸(11e)の外周に形成された環状溝(11m)と吐出室(11k)とを連通する通路(17)が形成されており、トロコイドポンプ(11)がポンプ作動をしているとき、吐出室(11k)に吐出された作動油の一部が通路(17)−環状溝(11m)−回転軸(11e)の外周とボデー(11a)との間の隙間を順次通って室(15)に流入し、コア(12b)との接触により吸熱して通路(16)を通って吸入室(11j)に還流する。つまり、作動油によってモータ(12)が冷却される構成となっている。
【0003】
ところで、コア(12b)は薄い鋼板を多数枚重ねた、所謂積層鋼板であるので、各々の鋼板間には僅かな隙間が存在する。また、コア(12b)に巻き回されモールド成形されたコイル(12c)にも、同様に僅かな隙間が存在する。コア(12b)との接触により吸熱するために流れてきた作動油は、この僅かな隙間を伝わって端子(12d)から滲み出る虞がある。
【特許文献1】特開2002−317772号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、可動部を収容する室に進入した流体がコネクタ部材を介して外部へ漏れるのを抑制することができる電磁アクチュエータを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記した課題を解決するために講じた第1の技術的手段は、
コネクタ収容部を持つハウジングと、
前記ハウジング内に配設され、電磁力により可動部を駆動する電磁コイルと、
前記可動部を収容するために前記電磁コイルの内側に設けられ、流体が進入する室と、
前記電磁コイルより延設したワイヤ線と、
前記ハウジングのコネクタ収容部に配設され、前記ワイヤ線と接続された円筒形のコネクタ部材と、
前記コネクタ部材の外周に配設したシール部材と、
前記シール部材を押圧するシール固定部材と、
を備えたことである。
【0006】
また、第2の技術的手段は、第1の技術的手段において、
前記シール部材は、前記コネクタ部材の外径と同一内径のゴム製Oリングとしたことである。
【0007】
第3の技術的手段は、第1の技術的手段において、
前記シール固定部材は、前記コネクタ部材の外径と同一内径の孔と、前記シール部材側の内周部に形成された面取り部とを有し、前記面取り部にて前記シール部材を前記コネクタ部材及び前記コネクタ収容部に押圧したことである。
【0008】
第4の技術的手段は、第1の技術的手段において、
電動オイルポンプに用いたことである。
【発明の効果】
【0009】
請求項1の発明によれば、コネクタ部材の外周に配設したシール部材とシール部材を押圧するシール固定部材とを備えているので、可動部を収容する室に進入した流体がコネクタ部材から外部へ滲み出るのを抑制することができる。
【0010】
請求項2の発明によれば、コネクタ部材の外径と同一内径のゴム製Oリングであるので、コネクタ部材の外周を確実にシールすることができる。
【0011】
請求項3の発明によれば、シール固定部材は、コネクタ部材の外径と同一内径の孔と、シール部材側の内周部に形成された面取り部とを有し、面取り部にてシール部材をコネクタ部材及びコネクタ収容部に押圧するので、一層確実にシールすることができる。
【0012】
請求項4の発明によれば、内部よりオイルの滲み出ない電動オイルポンプを提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態を、電動式油圧ポンプ10の断面図を参照して説明する。なお、以下の説明中、従来例と共通する部分については同一符号を用いて説明する。
【0014】
図1において、油圧ポンプ11、即ちトロコイドポンプ11は、ボデー11aとカバー11bとを環状シール部材11cを介在させて結合して形成されたポンプハウジング11dと、このボデー11aにより回転自在に支持された回転軸11eと、この回転軸11eの一端に固定された外歯付きインナーロータ11fと、このインナーロータ11fの外歯と噛合う内歯を有したアウターロータ11gとを主たる構成部材としている。カバー11bには吸入ポート11hと吐出ポート11iが形成されている。また、ボデー11a内には、ボデー11aとロータ11f、11gとによってロータ11f、11gの軸方向一側に隣接する吸入室11j及び吐出室11kが形成されている。
【0015】
電動モータ12、即ちセンサレスブラシレスDCモータ12は、回転軸11eの他端部にヨーク部材12fを介して結合されたマグネット(永久磁石)12aと、コア12bと、コイル12cと、端子12dと、コア12b、コイル12c及び端子12dと一体にモールド成形された有底筒状の樹脂製のモータハウジング12eとを主たる構成部材としている。モータハウジング12eの開口端は環状シール部材13を介してネジなど(図示省略)によりポンプハウジング11dと結合されており、マグネット12aを収容する室15がモータハウジング12eの内部に形成されている。端子12dと接続されたセンサレスドライバ(図示省略)によりコイル12cが通電されて回転磁界がマグネット12aに与えられると、マグネット12aが結合された回転軸11eにトルクが与えられて回転軸11eが駆動され、トロコイドポンプ11がポンプ作動する。
【0016】
室15は、ボデー11aに形成された通路16により吸入室11jに連通される。ボデー11aには、回転軸11eの外周に形成された環状溝11mと吐出室11kとを連通する通路17が形成されており、トロコイドポンプ11がポンプ作動をしているとき、吐出室11kに吐出された作動油の一部が通路17−環状溝11m−回転軸11eの外周とボデー11aとの間の隙間を順次通って室15に流入し、コア12bとの接触により吸熱して通路16を通って吸入室11jに還流する。つまり、作動油によってモータ12が冷却される。また、吐出室11kから通路17を通って環状溝11mに供給される作動油は回転軸11eの外周摺動部を潤滑する。
【0017】
ここで端子12dの構成について、A部の拡大図である図2に基づき、さらに詳しく説明する。
【0018】
コイル12cより延設した平角線(ワイヤ線)12gはコネクタ12hと半田付けにて電気的に接続されている。コネクタ12hは略円柱形状で、一端には平角線(ワイヤ線)12gが挿入され半田付けされる小孔12kが形成されており、他端は先端がテーパ状の平板形状となっている。
【0019】
平角線(ワイヤ線)12g及びコネクタ12hはコア12bとコイル12cとともに、一体モールド成形されてモータハウジング12eを形成し、コネクタ12hはセンサレスドライバ(図示省略)と接続するターミナル形状をなしている。成型後コネクタ12hの外周にOリング12jを配設し、内径がコネクタ12hの外径と略同一な孔12mを有したシールプレート12iを圧入して端子12dとしている。
【0020】
シールプレート12iの孔12mのOリング12j側は面取り形状(テーパ形状)を有し、面取りの斜面でOリング12jを押圧しているので、Oリング12jの内径はコネクタ12hの外周と密着する。また、Oリング12jのシールプレート12iとは反対側の面はモータハウジング12eに密着するので、作動油がコア12bおよびコイル12cの僅かな隙間を伝わってきたとしても、コネクタ12hから滲み出ることがない。
【0021】
なお、上記説明は1個のコネクタ12hについて説明してきたが、図3に示すようなコネクタ12hを複数個(図3は3個)使用した場合についても同様であることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明に係る電動式油圧ポンプの断面図である。
【図2】図1のA部の拡大図である。
【図3】図1のB視図である。
【符号の説明】
【0023】
10・・・電動式油圧ポンプ
11・・・油圧ポンプであるトロコイドポンプ
11d・・・ポンプハウジング
11e・・・回転軸
11j・・・吸入室
11k・・・吐出室
12・・・電動モータであるセンサレスブラシレスDCモータ
12a・・・マグネット
12b・・・コア
12c・・・コイル
12e・・・モータハウジング
12f・・・ヨーク部材
12g・・・平角線(ワイヤ線)
12h・・・コネクタ
12i・・・シールプレート
12j・・・Oリング
12k・・・小孔
12m・・・孔
13・・・シール部材
15・・・室
16・・・通路
17・・・通路




 

 


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