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発明の名称 電気接続箱
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−181339(P2007−181339A)
公開日 平成19年7月12日(2007.7.12)
出願番号 特願2005−378084(P2005−378084)
出願日 平成17年12月28日(2005.12.28)
代理人 【識別番号】100097113
【弁理士】
【氏名又は名称】堀 城之
発明者 竹内 邦彦 / 深澤 芳夫
要約 課題
自動車に用いられる電気接続箱において、電線の挿入作業やコネクタの接続作業における作業性を改善し、電線のかみ込みを防止する。

解決手段
接続箱本体2の側壁23には、側方に凹む作業凹部24が設けられている。防水カバー3には、作業凹部24に係合する係合凸部34が設けられている。これにより、電線の挿入作業やコネクタの接続作業における作業性が改善され、電線のかみ込みが防止される。防水カバー3は、係合凸部34が補強リブとして機能するため、高い強度を発現する。また、接続箱本体2に防水カバー3を嵌合して電気接続箱1を組み立てると、接続箱本体2の嵌合面P1と防水カバー3の嵌合面P2とが重ね合わさって同一平面上に存することになる。そのため、電気接続箱1は、必要以上の構造体にしなくても防水性能を確保することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
接続箱本体に防水カバーが嵌合された電気接続箱であって、
前記接続箱本体には、側方に凹む作業凹部が設けられ、
前記防水カバーには、前記作業凹部に係合する係合凸部が設けられていることを特徴とする電気接続箱。
【請求項2】
前記接続箱本体と前記防水カバーとの嵌合面は、同一平面上に存することを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項3】
前記係合凸部は、
平坦部と、
この平坦部の左右両側にそれぞれ連続する曲線部と、
これらの曲線部にそれぞれ連続する直線部と、
これらの直線部にそれぞれ連続し、かつ前記防水カバーの側壁にそれぞれ連続する立ち上がり部と
を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の電気接続箱。
【請求項4】
前記係合凸部は、
平坦部と、
この平坦部の下側に連続する曲線部と、
この曲線部に連続する直線部と、
この直線部に連続し、かつ前記防水カバーの側壁に連続する立ち上がり部と
を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電気接続箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車に用いられるリレーブロック、ジャンクションブロック、コネクタブロック、ヒューズボックス、ECU(電子制御ユニット)ボックスなどの電気接続箱に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の電気接続箱としては、被水環境での使用を考慮して、接続箱本体に防水カバーが嵌合された構造を有するものが多用されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2002−95133号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、これでは、電線接続部の近傍に側壁が立設されているため、電線の挿入作業やコネクタの接続作業における作業性が悪いという課題があった。
【0004】
本発明は、こうした課題を解決することが可能な電気接続箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
まず、請求項1に係る電気接続箱の発明では、接続箱本体に防水カバーが嵌合された電気接続箱であって、前記接続箱本体には、側方に凹む作業凹部が設けられ、前記防水カバーには、前記作業凹部に係合する係合凸部が設けられていることを特徴とする。
また、請求項2に係る電気接続箱の発明では、前記接続箱本体と前記防水カバーとの嵌合面は、同一平面上に存することを特徴とする。
また、請求項3に係る電気接続箱の発明では、前記係合凸部は、平坦部と、この平坦部の左右両側にそれぞれ連続する曲線部と、これらの曲線部にそれぞれ連続する直線部と、これらの直線部にそれぞれ連続し、かつ前記防水カバーの側壁にそれぞれ連続する立ち上がり部とを含むことを特徴とする。
また、請求項4に係る電気接続箱の発明では、前記係合凸部は、平坦部と、この平坦部の下側に連続する曲線部と、この曲線部に連続する直線部と、この直線部に連続し、かつ前記防水カバーの側壁に連続する立ち上がり部とを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、電線の挿入作業やコネクタの接続作業における作業性を改善するとともに、電線のかみ込みを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0008】
図1は本発明に係る電気接続箱の一実施形態を示す組立斜視図、図2は図1に示す電気接続箱の分解斜視図、図3は図1に示す電気接続箱の接続箱本体を裏側(防水カバー側)から見た斜視図、図4は防水カバーの係合凸部の正面図、図5は防水カバーの係合凸部の右側面図、図6は防水カバーの係合凸部の平面図である。
【0009】
電気接続箱1は、図1に示すように、接続箱本体2と、この接続箱本体2の下側に嵌合される防水カバー3とから構成されている。
【0010】
まず、接続箱本体2は、その上面に、図2に示すように、リレーやヒューズなどの回路部品(図示せず)が装着される部品装着部21が配設されているとともに、その下面に、図3に示すように、ワイヤーハーネスのコネクタ(図示せず)が接続される電線接続部22が配設されている。そして、電線接続部22の周囲には側壁23が立設されており、側壁23には、図2に示すように、複数個(例えば、4個)の係合片26が形成されているとともに、接続箱本体2を車体(図示せず)に取り付けるためのブラケット25が形成されている。また、側壁23の下端には、防水カバー3との嵌合面P1が一平面上に形成されている。さらに、側壁23には、側方(防水カバー3の嵌合方向と直角な方向)に凹む作業凹部24が形成されている。
【0011】
一方、防水カバー3は、図2に示すように、長方形板状の底板31を有しており、底板31には側壁33が立設されている。そして、側壁33の上端には、接続箱本体2との嵌合面P2が一平面上に形成されている。また、側壁33には、その上端よりやや下側に係止突条32が周設されているとともに、ワイヤーハーネスの電線(図示せず)を引き出すためのU字形のワイヤーハーネス挿通溝35が上端に開口する形で形成されている。また、側壁33には、防水カバー3を接続箱本体2に固定するときに接続箱本体2の係合片26に係合する複数個(例えば、4個)の係合爪36が形成されている。さらに、側壁33には、接続箱本体2の作業凹部24に係合する係合凸部34が側方(防水カバー3の嵌合方向と直角な方向)に膨出するように形成されている。
【0012】
この係合凸部34は、図4および図5に示すように、長方形板状の平坦部34aを有しており、平坦部34aの上端は側壁33と面一となっている。また、係合凸部34の下端は断面S字形に形成されている。すなわち、平坦部34aの下端には曲線部34bが連設されており、曲線部34bの下側には直線部34cが連設されており、さらに、直線部34cの下側には立ち上がり部34dが連設されて側壁33に連続している。また、係合凸部34の右端は断面S字形に形成されている。すなわち、平坦部34aの右端には、図4および図6に示すように、曲線部34eが連設されており、曲線部34eの右側には直線部34fが連設されており、さらに、直線部34fの右側には立ち上がり部34gが連設されて側壁33に連続している。また、係合凸部34の左端は、係合凸部34の右端と線対称となる形で断面S字形に形成されている。
【0013】
このように、電気接続箱1では、接続箱本体2の側壁23の周囲に作業凹部24が設けられているので、電線の挿入作業やコネクタの接続作業における作業性を改善するとともに、電線のかみ込みを防止することができる。
【0014】
また、防水カバー3は、係合凸部34が補強リブとして機能するため、高い強度を発現する。
【0015】
さらに、接続箱本体2に防水カバー3を嵌合して電気接続箱1を組み立てると、図1に示すように、接続箱本体2の嵌合面P1と防水カバー3の嵌合面P2とが重ね合わさって同一平面上に存することになる。したがって、電気接続箱1は、必要以上の構造体にしなくても防水性能を確保することができる。
【0016】
また、バスバー(図示せず)に特別なガイド形状を付与しなくても、雄タブ端子の配置により、音叉端子の保護およびバスバー挿入時の案内を兼ねることができる。その結果、バスバーの材料費の上昇を抑制することができる。
【0017】
また、係合凸部34の下端および左右両端は断面S字形に形成されているため、接続箱本体2と防水カバー3との嵌合状態が安定する。
【0018】
なお、接続箱本体2と防水カバー3との嵌合部には、種々の防水構造を付与することができる。例えば、図7に示すように、接続箱本体2の側壁23の下端部に、内面側を切り欠いた段付き部27を形成するとともに、防水カバー3の側壁33の上端に、外面側を切り欠いた段付き部37を形成し、これらの段付き部27、37を互いに嵌着することにより、接続箱本体2と防水カバー3との嵌合部から内部に水が浸入することを防ぐことができる。或いはまた、図8に示すように、接続箱本体2の側壁23の下端部に、内面側を切り欠いた段付き部27を形成するとともに、防水カバー3の側壁33の上端に、外面側を切り欠いた段付き部37を形成し、さらに、この段付き部37の内面側に防水壁38を立設し、これらの段付き部27、37を互いに嵌着することにより、接続箱本体2と防水カバー3との嵌合部から内部に水分が浸入することを防ぐことができる。この場合、接続箱本体2の側壁23の内面と防水カバー3の防水壁38との間に隙間を設ければ、両者間を水が毛管現象で這い上がる事態を阻止することが可能となり、防水性が一層向上する。
【産業上の利用可能性】
【0019】
本発明は、自動車、航空機、電車、製造プラント、電化製品、OA機器など各種の産業分野に広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明に係る電気接続箱の一実施形態を示す組立斜視図である。
【図2】図1に示す電気接続箱の分解斜視図である。
【図3】図1に示す電気接続箱の接続箱本体を裏側(防水カバー側)から見た斜視図である。
【図4】防水カバーの係合凸部の正面図である。
【図5】防水カバーの係合凸部の右側面図である。
【図6】防水カバーの係合凸部の平面図である。
【図7】接続箱本体と防水カバーとの嵌合部の防水構造の一例を示す断面図である。
【図8】接続箱本体と防水カバーとの嵌合部の防水構造の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
【0021】
1……電気接続箱
2……接続箱本体
23……側壁
24……作業凹部
3……防水カバー
33……側壁
34……係合凸部
34a……平坦部
34b、34e……曲線部
34c、34f……直線部
34d、34g……立ち上がり部
P1、P2……嵌合面




 

 


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