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発明の名称 配索装置及び当該配索装置の取付構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−116783(P2007−116783A)
公開日 平成19年5月10日(2007.5.10)
出願番号 特願2005−303297(P2005−303297)
出願日 平成17年10月18日(2005.10.18)
代理人 【識別番号】100105647
【弁理士】
【氏名又は名称】小栗 昌平
発明者 寺田 友康
要約 課題
ケース内に侵入した異物によってワイヤハーネスが損傷することを防止することができ、そして、小型化を図った配索装置及び当該配索装置の取付構造を提供する。

解決手段
固定構造体である車両ボディと当該車両ボディにスライド移動自在に設けられた可動構造体であるスライドシート2とに跨ってワイヤハーネス5を配索する配索装置1は、ワイヤハーネス5をスライドシート2のスライド移動方向に延在させて且つU字状に折り返して収容するケース10と、ワイヤハーネス5の折り返し部分よりも先端側を保持し、スライドシート2のスライド移動方向に移動自在にケース10内に収納されてスライドシート2に連動するスライダ14と、を備え、ケース10の底壁に、スライドシート2のスライド移動方向に延在し且つワイヤハーネス5の折り返し部分と交差する少なくとも1条のリブ24が突設されている。
特許請求の範囲
【請求項1】
固定構造体と当該固定構造体にスライド移動自在に設けられた可動構造体とに跨ってワイヤハーネスを配索する配索装置であって、
前記ワイヤハーネスを前記可動構造体のスライド移動方向に延在させて且つU字状に折り返して収容するケースと、
前記ワイヤハーネスの折り返し部分よりも先端側を保持し、前記可動構造体のスライド移動方向に移動自在に前記ケース内に収納されて前記可動構造体に連動するスライダと、
を備え、
前記ケースの底壁に、前記可動構造体のスライド移動方向に延在し且つ前記ワイヤハーネスの折り返し部分と交差する少なくとも1条のリブが突設されていることを特徴とする配索装置。
【請求項2】
前記リブが、互いに間隔をおいて2条設けられており、
前記ケースの上壁に、前記可動構造体のスライド移動方向に延在し、前記ワイヤハーネスの先端を当該ケースの外部に導出するためのスリットが設けられており、
前記スリットが、前記2条のリブの間隔よりも幅狭に形成されて且つ当該2条のリブの上方に位置していることを特徴とする請求項1に記載の配索装置。
【請求項3】
請求項1に記載の配索装置の取付構造であって、
前記リブが、互いに間隔をおいて2条設けられており、
前記ケースが、前記2条のリブの間で当該ケースの底壁を貫通する締結部材によって前記固定構造体に締結されており、
前記2条のリブが、前記ケース内に突出する前記締結部材の頭部よりも高く形成されていることを特徴とする配索装置の取付構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば自動車の車両ボディといった固定構造体と車両ボディに対してスライド移動するスライドシートやスライドドアといった可動構造体とに跨ってワイヤハーネスを配索する配索装置及び当該配索装置の取付構造に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば自動車等の車両のスライドシートやスライドドアには電動スライド機構等の電動補機が内蔵されており、これらの補機に給電するため、車両ボディとスライドシートやスライドドアとに跨ってワイヤハーネスが配索されている。そして、車両ボディとスライドシートとに跨ってワイヤハーネスを配索するための従来の配索装置として、図7に示すものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に開示された配索装置101は、図7に示すように、略矩形筒状のケース102と、ケース102の上部外壁面に沿ってスライドシートのスライド移動方向に移動するスライダ103と、を備え、ワイヤハーネス104は、略U字状に折り返されてケース102内に収納されている。
【0004】
ワイヤハーネス104の一端は、ケース102の上壁にその長手方向の全長にわたって設けられたスリット105を通してケース102内に潜入したスライダ103の内部コネクタに接続されており、また、他端は、ケース102の端部のコネクタ106に接続されている。
【0005】
スライダ103の前記内部コネクタは、スライダ103の外部コネクタ107に続いており、この外部コネクタ107にはスライドシートの補機等に接続している他のワイヤハーネス(不図示)が接続される。一方、ケース102の端部のコネクタ106には、車両ボディの電源等に接続している他のワイヤハーネス(不図示)が接続される。
【0006】
そして、ワイヤハーネス104は、スライドシートのスライド移動に伴うスライダ103の移動により、U字状の折り返し部分をスライド移動方向に前後させるように適宜変形し、スライダ103に追従する。
【0007】
【特許文献1】特開平10−112922号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述した配索装置101において、ワイヤハーネス104は、スライダ103の移動により、U字状の折り返し部分をケース102の底壁に摺動させながらスライド移動方向に前後させるように適宜変形し、スライダ103に追従する。ここで、スライダ103の前記内部コネクタをケース102内に潜入させるためのスリット105からケース102内に異物が侵入する可能性があり、これらの異物は、ケース102の底壁に堆積することとなる。そのため、ケース102の底壁を摺動するワイヤハーネス104が損傷する虞がある。
【0009】
また、上述した配索装置101は、通常、ねじ挿通孔を有する張り出し片がケース102の外壁に複数設けられ、各張り出し片のねじ挿通孔にねじが挿通され、そして車両ボディに締結されるが、この場合、張り出し片の分だけ配索装置101の設置スペースが拡大してしまうこととなる。
【0010】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ケース内に侵入した異物によってワイヤハーネスが損傷することを防止することができ、そして、小型化を図った配索装置及び当該配索装置の取付構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的は、本発明に係る下記(1)〜(2)の配索装置及び下記(3)の配索装置の取付構造により達成される。
【0012】
(1)固定構造体と当該固定構造体にスライド移動自在に設けられた可動構造体とに跨ってワイヤハーネスを配索する配索装置であって、
前記ワイヤハーネスを前記可動構造体のスライド移動方向に延在させて且つU字状に折り返して収容するケースと、
前記ワイヤハーネスの折り返し部分よりも先端側を保持し、前記可動構造体のスライド移動方向に移動自在に前記ケース内に収納されて前記可動構造体に連動するスライダと、
を備え、
前記ケースの底壁に、前記可動構造体のスライド移動方向に延在し且つ前記ワイヤハーネスの折り返し部分と交差する少なくとも1条のリブが突設されていることを特徴とする配索装置。
【0013】
(2)前記リブが、互いに間隔をおいて2条設けられており、
前記ケースの上壁に、前記可動構造体のスライド移動方向に延在し、前記ワイヤハーネスの先端を当該ケースの外部に導出するためのスリットが設けられており、
前記スリットが、前記2条のリブの間隔よりも幅狭に形成されて且つ当該2条のリブの上方に位置していることを特徴とする上記(1)に記載の配索装置。
【0014】
(3)上記(1)に記載の配索装置の取付構造であって、前記リブが、互いに間隔をおいて2条設けられており、
前記ケースが、前記2条のリブの間で当該ケースの底壁を貫通する締結部材によって前記固定構造体に締結されており、
前記2条のリブが、前記ケース内に突出する前記締結部材の頭部よりも高く形成されていることを特徴とする配索装置の取付構造。
【0015】
上記(1)の構成の配索装置によれば、ケース内に異物が侵入した場合に当該異物はケースの底壁に堆積するが、スライダのスライド移動に伴って当該スライド移動方向に前後するワイヤハーネスの折り返し部分はリブによりケースの底壁から離間して配置されており、よって、ワイヤハーネスの折り返し部分と異物が堆積する底壁との摺接を回避して、ワイヤハーネスの損傷を防止することができる。
また、本構成の配索装置によれば、ワイヤハーネスの折り返し部分とリブとの摺接は、ワイヤハーネスの折り返し部分とケースの底壁との摺接に比べて摩擦が少なく、よって、ワイヤハーネスの折り返し部分の摺動をよりスムースなものとすることができる。
【0016】
上記(2)の構成の配索装置によれば、異物は主としてワイヤハーネスの先端をケースの外部に導出するためのスリットから侵入するが、スリットを2条のリブの間隔よりも幅狭に形成し且つ当該2条のリブの上方に設けることにより、スリットを通して侵入した異物を2条のスリット間に収容して、ワイヤハーネスの収容領域に散乱することを防止することができる。これにより、異物によるワイヤハーネスの損傷をより確実に防止することができる。
【0017】
上記(3)の構成の配索装置の取付構造によれば、配索装置を固定構造体に締結する締結部材は、2条のリブの間、即ち、ケース内に配置されており、よって、従来のようにケースの外壁に張り出し片を複数設ける場合に比べて配索装置の設置スペースを縮小し、その小型、軽量化が可能となる。
そして、この締結部材は2条のリブの間に配置され、これら2条のリブはケース内に突出する締結部材の頭部よりも高く形成されているので、スライダのスライド移動に伴って当該スライド移動方向に前後するワイヤハーネスの折り返し部分が締結部材の頭部に引っ掛かることがなく、よって、締結部材をケース内に配置することによっても配索装置の動作に支障をきたす虞がない為、ボルト位置を中心軸上に自由に配置できる。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、ケース内に侵入した異物によってワイヤハーネスが損傷することを防止することができ、そして、小型化を図った配索装置及び当該配索装置の取付構造を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明に係る配索装置の好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0020】
図1は本発明に係る配索装置の一実施形態を示し、車両用スライドシートへの適用事例を示す斜視図、図2は図1に示す配索装置の分解斜視図、図3は図1に示す配索装置の平面図、図4は図3におけるIV-IV矢視断面図、図5は図4におけるV-V矢視断面図、図6は図4におけるVI-VI矢視断面図である。
【0021】
図1に示すように、本実施形態の配索装置1は、車両用スライドシート(可動構造体)2に適用されている。不図示の車両ボディ(固定構造体)には、当該車両ボディの前後方向に延在するガイドレール3が設けられており、スライドシート2の底面には、ガイドレール3に係合して、前記車両ボディの前後方向にスライド移動自在にガイドレール3に支持されるスライダ4が取り付けられている。これにより、スライドシート2は、前記車両ボディの前後方向にスライド移動自在とされている。そして、配索装置1は、ガイドレール3に沿って当該ガイドレール3に並設されており、前記車両ボディとスライドシート2とに跨ってワイヤハーネス5を配索している。
【0022】
図2に示すように、配索装置1は、矩形筒状の長尺部材の上壁に、その長手方向の全長にわたりスリット21が形成されたケース本体11及び当該ケース本体11の端部に装着されて当該端部を閉塞するキャップ12,13で構成されるケース10と、ケース10内に収納されるスライダ14と、を備えている。ケース本体11は、その長手方向をスライドシート2のスライド移動方向と平行に配して前記車両ボディに取り付けられている。
【0023】
ケース本体11の一方の端部に装着されるキャップ12には、その一方の側部に、前記車両ボディから伸びるワイヤハーネス5をケース10内に導入するための開口部23が設けられている。この開口部23からケース10内に導入されたワイヤハーネス5は、図3に示すように、U字状に折り返されてケース10内に収容される。尚、図3においてケース本体11は、その上壁を破断して示されている。
【0024】
図2に示すように、ケース本体11の底壁には、互いに間隔をおいて当該ケース本体11の長手方向に延在する2条のリブ24,24が突設されている。各リブ24と当該リブ24に対向するケース本体11の側壁との間にはワイヤハーネス5を収容し得る隙間(以後、ワイヤハーネス収容領域25と言う)がおかれている。
【0025】
図3,図4及び図6に示すように、キャップ12の開口部23からケース10内に導入されたワイヤハーネス5は、開口部23に連なる一方のワイヤハーネス収容領域25に布線され、リブ24,24に乗り上げてU字状に折り返され、そして、他方のワイヤハーネス収容領域25に布線されている。即ち、2条のリブ24,24は、ケース本体11の長手方向に延在しているワイヤハーネス5の往部5aと復部5bとの間を通る位置に設けられており、換言すれば、ワイヤハーネス5のU字状に折り返された部分と交差するように設けられている。そして、ワイヤハーネス5の折り返し部分は、2条のリブ24,24上に載置されてケース本体11の底壁から離間して配置されている。
【0026】
図5に示すように、ケース10内に収納されたスライダ14は、ケース本体11の上壁、両側壁、及び2条のリブ24,24との間にそれぞれ僅かな隙間G1,G2,G3をおくように形成されており、2条のリブ24,24上に載置されてケース本体11の長手方向にスライド移動自在に支持されている。尚、隙間G1,G3の合計、及び隙間G2,G2の合計は、いずれもワイヤハーネス5の径よりも小さく設定されている。そして、スライダ14は、ケース本体11の両側壁の内壁面、並びに2条のリブ24,24の上端面を摺動するようにして、そのスライド移動をガイドされている。換言すれば、ケース本体11全体が、スライダ14のスライド移動をガイドする従来のガイドレールとして機能している。
【0027】
図2,図3及び図4に示すように、スライダ14の一方の端部には、ワイヤハーネス5の折り返し部分よりも先端側(即ち、復部5b)が布線されている一方のワイヤハーネス布線領域25に向けて伸び、ワイヤハーネス5の先端をスライダ14内に導入する導入管26が延設されている。この導入管26を経てスライダ14内に導入されたワイヤハーネス5の先端は、スライダ14内を挿通され、スライダ14の幅方向中央部において上方に向けて開口した開口部27からスライダ14の外部に導出される。そして、スライダ14内を挿通されたワイヤハーネス5は、導入管26において、その一部分を保持されている。
【0028】
スライダ14の開口部27からスライダ14の外部に導出されたワイヤハーネス5の先端は、ケース本体11の上壁に設けられたスリット21からケース10の外部に導出され、スライドシート2の補機等に接続される。そして、スライダ14は、スリット21を通して例えばフック等を用いてスライドシート2に連結されており、スライドシート2に連動してスライド移動するようになっている。
【0029】
スライドシート2のスライド移動に伴い、ワイヤハーネス5の一部分を保持したスライダ14は、図3に示すように、ワイヤハーネス5の折り返し部分をスライド移動方向に前後させるように当該ワイヤハーネス5をケース10内で適宜変形させながら、ケース本体11の両側壁の内壁面、並びに2条のリブ24,24の上端面を摺動するようにしてガイドされ、スライド移動する。尚、スライダ14の一方の側部は、ワイヤハーネス5の往部5aの上方に位置しており、ケース本体11の底壁からの往部5aの浮き上がりを矯正しながらスライド移動する。
【0030】
図1に示すように、スリット21は、ケース本体11の上壁の幅方向中央部にあって、ケース本体11の上壁の長手方向の全長にわたって形成されている。そして、図6に示すように、スリット21の幅W1は、ケース本体11の底壁に設けられた2条のリブ24,24の間隔W2よりも小さく設定されており、2条のリブ24,24の間の領域の鉛直上方に位置している。従って、スリット21からケース10内に異物が侵入した場合に、これらの異物は、2条のリブ24,24の間に収容されるようになっている。
【0031】
ケース本体11は、前記車両ボディに締結されて当該車両ボディに取り付けられている。ケース本体11を前記車両ボディに締結する締結部材としてのボルト22は、これら2条のリブ24,24の間に設けられたねじ挿通孔28を挿通されて前記車両ボディにねじ込まれている。そして、図4及び図6に示すように、2条のリブ24,24は、ボルト22の頭部22aよりも高く形成されている。尚、ボルト22を締めるインパクト(工具)は、ケース本体11の上方からスリット21を通してケース10内に挿入される。
【0032】
図3に示すように、スライドシート2のスライド移動に伴うスライダ14の移動により、ワイヤハーネス5は、往部5a及び復部5bの長さを相反して伸長又は短縮させ、それによりのU字状の折り返し部分を、2条のリブ24,24の上端面を摺動させながら、スライダ14のスライド移動方向に前後させる。ここで、ボルト22は2条のリブ24,24の間に配置され、そしてこれら2条のリブ24,24はボルト22の頭部22aよりも高く形成されているので、ワイヤハーネス5の折り返し部分及びスライダ14は、ボルト22の頭部22aに引っ掛かることなくスムースに前後する。
【0033】
本実施形態の配索装置1によれば、ケース10内に異物が侵入した場合に当該異物はケース本体11の底壁に堆積するが、スライダ14のスライド移動に伴って当該スライド移動方向に前後するワイヤハーネス5の折り返し部分はリブ24によりケース本体11の底壁から離間して配置されており、よって、ワイヤハーネス5の折り返し部分と異物が堆積する底壁との摺接を回避して、ワイヤハーネス5の損傷を防止することができる。
また、本実施形態の配索装置1によれば、ワイヤハーネス5の折り返し部分とリブ24との摺接は、ワイヤハーネス5の折り返し部分とケース本体11の底壁との摺接に比べて摩擦が少なく、よって、ワイヤハーネス5の折り返し部分の摺動をよりスムースなものとすることができる。
【0034】
また、本実施形態の配索装置1によれば、異物は主としてワイヤハーネス5の先端をケース10の外部に導出するためのスリット21から侵入するが、スリット21を2条のリブ24,24の間隔よりも幅狭に形成し且つ当該2条のリブ24,24の上方に設けることにより、スリット21を通して侵入した異物を2条のスリット24,24間に収容して、ワイヤハーネス5の収容領域25に散乱することを防止することができる。これにより、異物によるワイヤハーネス5の損傷をより確実に防止することができる。
【0035】
また、本実施形態の配索装置1の取付構造によれば、当該配索装置1を前記車両ボディに締結するボルト22は、2条のリブ24,24の間、即ち、ケース10内に配置されており、よって、従来のようにケース10の外壁に張り出し片を複数設ける場合に比べて配索装置1の設置スペースを縮小し、その小型、軽量化が可能となる。
そして、このボルト22は2条のリブ24,24の間に配置され、これら2条のリブ24,24はケース内に突出するボルト22の頭部22aよりも高く形成されているので、スライダ14のスライド移動に伴って当該スライド移動方向に前後するワイヤハーネス5の折り返し部分及びスライダ14がボルト22の頭部22aに引っ掛かることがなく、よって、ボルト22をケース10内に配置することによっても配索装置1の動作に支障をきたす虞がない為、ボルト位置を中心軸上に自由に配置できる。
【0036】
また、本実施形態の配索装置1によれば、ワイヤハーネス5を収容するケース本体11の内壁面にスライダ14を摺動させることで当該スライダ14をスライド移動方向にガイドするようにしているので、スライダ14のガイド機構が簡素である。
【0037】
また、本実施形態の配索装置1によれば、ケース10内に異物が侵入した場合に当該異物はケース本体11の底壁に堆積するが、スライダ14はリブ24上に載置されることでケース本体11の底壁から離間して配置されるので、異物によりスライダ14のスライド移動が阻害されることがなく、異物の侵入によってもその動作に支障をきたすことがない。
また、本実施形態の配索装置1によれば、スライダ14とリブ24との摺動は、スライダ14とケース本体11の底壁との摺動に比べて摩擦が少なく、よって、スライダ14のスライド移動をよりスムースなものとすることができる。
【0038】
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明に係る配索装置の一実施形態を示し、車両用スライドシートへの適用事例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す配索装置の分解斜視図である。
【図3】図1に示す配索装置の平面図である。
【図4】図3におけるIV-IV矢視断面図である。
【図5】図4におけるV-V矢視断面図である。
【図6】図4におけるVI-VI矢視断面図である。
【図7】従来の配索装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
【0040】
1 配索装置
2 スライドシート(可動構造体)
5 ワイヤハーネス
10 ケース
11 ケース本体
14 スライダ
21 スリット
22 ボルト(締結部材)
24 リブ
W1 スリットの幅
W2 2条のリブの間隔




 

 


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