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発明の名称 電気接続箱
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−68308(P2007−68308A)
公開日 平成19年3月15日(2007.3.15)
出願番号 特願2005−249976(P2005−249976)
出願日 平成17年8月30日(2005.8.30)
代理人 【識別番号】100060690
【弁理士】
【氏名又は名称】瀧野 秀雄
発明者 江川 雅利 / 野垣 崇央
要約 課題
接続されるワイヤハーネスの電線が破損することを防止できる電気接続箱を提供する。

解決手段
電気接続箱1は接続箱本体2とホルダ3とを備えている。接続箱本体2は扁平な箱状の本体部4とホルダ用取付片6を備えている。本体部4にはワイヤハーネス7の端末が接続する。ホルダ用取付片6は平板状に形成されかつボルト12が通される孔11が形成されている。ホルダ3は載置壁16を備えている。載置壁16にはホルダ用取付片6が重ねられる。載置壁16にはボルト12が螺合するナット13が埋設されている。電気接続箱1のホルダ3は突出片18を備えている。突出片18はホルダ用取付片6の外縁からナット13に螺合したボルト12の頭より突出している。突出片18はワイヤハーネス7の電線9がボルト12の頭に接触することを規制する。
特許請求の範囲
【請求項1】
ワイヤハーネスの端末が取りつけられる接続箱本体と、
前記接続箱本体に取りつけられて、該接続箱本体を車体に固定するためのホルダと、を備えた電気接続箱において、
前記接続箱本体には、該接続箱本体から突出した取付片が備えられ、
前記ホルダには、前記取付片が重ねられて、固定部材によって該取付片が固定される載置部と、前記載置部から前記固定部材より突出した突出片とが備えられたことを特徴とする電気接続箱。
【請求項2】
前記突出片には、前記取付片の外形の一部に沿って形成され、かつ該取付片の外表面と重なる位置決め部が備えられていることを特徴とする請求項1記載の電気接続箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動体としての自動車などに搭載される電気接続箱に関する。
【背景技術】
【0002】
移動体としての自動車には、一般に、ヘッドランプ及びテールランプなどのランプ類、スタータモータ及びエアコンディショナ用のモータ等のモータ類、などの多種多様な電子機器が搭載されている。
【0003】
前述した多種多様な電子機器に電力を供給するために、前記自動車は、ジャンクションブロックを適宜箇所に配置してきた。前記ジャンクションブロックは、多数のヒューズやリレー等の各種の電気回路ユニットを集約して構成されている。
【0004】
なお、ジャンクションブロックは、ヒューズ、リレー、ブスバーなどを有することもあることから、ヒューズブロック、リレーボックス、又は総称して電気接続箱とも呼ばれる。本明細書では、前述したヒューズブロック、リレーボックス、ジャンクションブロックを、総称して以下電気接続箱と呼ぶ。
【0005】
前述した電気接続箱は、前述した自動車の車種に応じて設けられてきた。即ち、電気接続箱は、自動車の車種毎に異なっていた。しかしながら、近年、前述した自動車の低コスト化を図るために、異なる車種間で前述した電気接続箱を共通化することが提案されている。電気接続箱を異なる車種間で共通化するために、電気接続箱に車種毎に設けられるホルダを取り付けて、該ホルダを自動車の車体などに取りつけることが提案されている。前述した電気接続箱とホルダとを固定するために、従来より周知のボルトなどを用いることが考えられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述した電気接続箱は、ホルダとの固定をボルトによって行うようになっている。この場合、電気接続箱に接続されるワイヤハーネスの電線とボルトなどが干渉して、該電線などが破損する可能性が生じて、望ましくない。
【0007】
したがって、本発明の目的は、接続されるワイヤハーネスの電線が破損することを防止できる電気接続箱を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の電気接続箱は、ワイヤハーネスの端末が取りつけられる接続箱本体と、前記接続箱本体に取りつけられて、該接続箱本体を車体に固定するためのホルダと、を備えた電気接続箱において、前記接続箱本体には、該接続箱本体から突出した取付片が備えられ、前記ホルダには、前記取付片が重ねられて、固定部材によって該取付片が固定される載置部と、前記載置部から前記固定部材より突出した突出片とが備えられたことを特徴としている。
【0009】
請求項2に記載の本発明の電気接続箱は、請求項1記載の電気接続箱において、前記突出片には、前記取付片の外形の一部に沿って形成され、かつ該取付片の外表面と重なる位置決め部が備えられていることを特徴としている。
【0010】
請求項1に記載した本発明の電気接続箱によれば、突出片が固定部材より載置壁から突出しているので、接続箱本体に取りつけられたワイヤハーネスの電線が固定部材に近づいても、該固定部材に接触する前に突出片に接触する。
【0011】
請求項2に記載した本発明の電気接続箱によれば、突出片に取付片の外表面に形成された位置決め部が設けられているので、載置部に取付片を重ねると、位置決め部に取付片の外表面が重なる。
【発明の効果】
【0012】
以上説明したように請求項1に記載の本発明は、接続箱本体に取りつけられたワイヤハーネスの電線が固定部材に近づいても該固定部材に接触する前に突出片に接触するので、ワイヤハーネスの電線が固定部材に接触することを突出片が規制する。このため、電線が固定部材と接触して、不意に破損することを防止できる。
【0013】
請求項2に記載の本発明は、載置部に取付片を重ねると、位置決め部に取付片の外表面が重なるので、特別な治具を用いること無く、ホルダに接続箱本体を位置決めできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の一実施形態にかかる電気接続箱を、図1ないし図6に基づいて説明する。
【0015】
本実施形態にかかる図1に示す電気接続箱1は、移動体としての自動車に搭載される。電気接続箱1は、図1及び図2に示すように、接続箱本体2と、ホルダ3とを備えている。
【0016】
接続箱本体2は、扁平な箱状の本体部4と、該本体部4内に収容された電子部品としてのヒューズと、前記本体部4内に収容された配線盤と、車体用取付片5と、ホルダ用取付片6と、を備えている。本体部4には、ワイヤハーネス7のコネクタ即ち端末が接続するコネクタ部8が設けられている。即ち、接続箱本体2には、ワイヤハーネス7(図6に示す)の端末が接続する。
【0017】
前述したワイヤハーネス7は、図6に示すように、複数の電線9と、コネクタなどを備えている。電線9は、導電性の芯線と、該芯線を被覆する被覆部とを備えた所謂被覆電線である。電線9は、自動車などに搭載される各種の電子機器と接続している。コネクタは、電線9の芯線の端末に接続された端子金具と、該端子金具を収容する絶縁性のコネクタハウジングとを備えている。即ち、コネクタは、電線9の端末に取り付けられている。
【0018】
配線盤は、導電性のバスバと、絶縁板などを備えている。バスバは、導電性の板金に打ち抜き加工などのプレス加工が施されて得られる。複数のバスバは、互いに重ねられている。絶縁板は、互いに重ねられたバスバ間などに配され、バスバ同士が意図しない箇所で相互に電気的に接続すること即ち短絡することを防止するとともに、バスバを位置決めしている。
【0019】
配線盤は、接続箱本体2の本体部4内に収容されると、ヒューズなどの本体部4内に収容された電気部品と、本体部4のコネクタ部8にコネクタが嵌合したワイヤハーネス7の電線9とを予め定められたパターンにしたがって、互いに電気的に接続する。
【0020】
車体用取付片5は、接続箱本体2の本体部4の一つの隅部から該接続箱本体2の外方向に突出している。車体用取付片5は、平板状に形成され、その中央にボルトを通す孔10が設けられている。車体用取付片5は、自動車の車体のパネルに重ねられて、孔10内を通るボルトがパネルに取り付けられて、該パネルに取りつけられる。即ち、車体用取付片5は、接続箱本体2を自動車の車体に固定するために用いられる。
【0021】
ホルダ用取付片6は、接続箱本体2の本体部4の他の隅部から該接続箱本体2の外方向に突出している。ホルダ用取付片6が設けられた接続箱本体2の本体部4の他の隅部は、車体用取付片5が設けられた接続箱本体2の本体部4の一つの隅部の対角線上となる位置に配置されている。さらに、ホルダ用取付片6は、接続箱本体2の本体部4に設けられたコネクタ部8の近傍に位置する。即ち、前述した他の隅部は、コネクタ部8の近傍に位置する。このように、ホルダ用取付片6は、コネクタ部8に接続されるワイヤハーネス7の電線9の端末の近傍に位置する。
【0022】
ホルダ用取付片6は、図3及び図5に示すように、平板状に形成され、その中央にボルト12を通す孔11が設けられている。ホルダ用取付片6は、ホルダ3の後述する載置部としての載置壁16に重ねられて、孔11内を通る固定部材としてのボルト12が載置壁16内に設けられたナット13(図4に示す)に螺合して、該載置壁16に取りつけられる。即ち、ホルダ用取付片6は、接続箱本体2をホルダ3に固定するために用いられる。なお、ホルダ用取付片6は、特許請求の範囲に記載された取付片をなしている。
【0023】
ホルダ3は、平板状の連結壁14と、接続箱本体2の前述した一つの隅部の近傍に重ねられる平板状の重なり壁15と、接続箱本体2のホルダ用取付片6が重ねられる平板状の載置部としての載置壁16と、車体用取付部17とを備えている。
【0024】
連結壁14は、平面形状が三角形状に形成されている。重なり壁15と、載置壁16とは、連結壁14から立設している。重なり壁15は、連結壁14の外縁から立設し、載置壁16は、連結壁14の隅部から立設している。載置壁16には、ホルダ用取付片6が重ねられるとともに、図4及び図6に示すように、ボルト12が螺合するナット13が埋設されている。ナット13のねじ孔は、勿論前述した孔11と連通している。
【0025】
車体用取付部17は、連結壁14の他の隅部から接続箱本体2の外方向に立設している。車体用取付部17には、自動車の車体のパネルと貫通したボルトが螺合する。車体用取付部17は、ボルトが螺合することで、ホルダ3即ち接続箱本体2を自動車の車体のパネルに固定する。
【0026】
前述したホルダ3は、重なり壁15が前述した一つの隅部の近傍に重ねられ、載置壁16上にホルダ用取付片6が重ねられ、連結壁14が接続箱本体2に重ねられた格好で、ボルト12がナット13に螺合して、接続箱本体2を固定する。ホルダ3は、車体用取付部17に前述したボルトが螺合して、接続箱本体2即ち電気接続箱1を自動車の車体のパネルに固定する。
【0027】
また、前述したホルダ3は、自動車の車種に応じて、形状などが異なるものが複数種設けられている。ホルダ3は、異なる車種の自動車に同一の接続箱本体2を固定するために用いられる。
【0028】
前述した電気接続箱1のホルダ3は、突出片18を備えている。突出片18は、図3ないし図6に示すように、ホルダ3の載置壁16の外縁部から立設した壁状に形成されている。突出片18の外形は、ホルダ用取付片6の外形に沿っている。突出片18は、載置壁16上に載置される前述したナット13に螺合するボルト12の頭より載置壁16から突出している。即ち、突出片18の載置壁16から離れた側の先端側の縁は、前述したボルト12の頭より載置壁16即ちホルダ用取付片6から離れた側に配置されている。
【0029】
さらに、突出片18の接続箱本体2寄りの内面のうち載置壁16寄りの縁には、前述したホルダ用取付片6の一部(外縁部)の外形に沿って形成された位置決め部18a(図2、図4及び図6に示す)が設けられている。位置決め部18aは、突出片18の載置壁16に連なる箇所の縁であり、載置壁16上に載置されたホルダ用取付片6の外縁が密に重なる。位置決め部18aは、載置壁16上に載置されたホルダ用取付片6の外縁が密に重なることで、載置壁16上にホルダ用取付片6を位置決めする。即ち、位置決め部18aは、ホルダ3に接続箱本体2を位置決めする。
【0030】
前述した構成の電気接続箱1は、前述したようにホルダ3に接続箱本体2が取り付けられる。このとき、突出片18に設けられた位置決め部18aによって、載置壁16に対してホルダ用取付片6が位置決めされる。そして、ホルダ3の車体用取付片5が自動車の車体のパネルに重ねられ、孔10を通ったボルトがパネルに取りつけられるとともに、ホルダ3の車体用取付部17にパネルを貫通したボルトが螺合して、前述した電気接続箱1が自動車の車体のパネルに固定される。そして、電気接続箱1は、接続箱本体2に設けられたコネクタ部8にワイヤハーネス7のコネクタが接続される。こうして、電気接続箱1は、自動車に取り付けられるとともに、ワイヤハーネス7の電線9の端末が取り付けられる。
【0031】
本実施形態によれば、突出片18がボルト12の頭より載置壁16から突出しているので、接続箱本体2に取りつけられたワイヤハーネス7の電線9がボルト12の頭に近づいても、図6に示すように、該ボルト12の頭に接触する前に突出片18に接触する。よって、ワイヤハーネス7の電線9がボルト12の頭に接触することを突出片18が規制する。したがって、電線9がボルト12の頭と接触して、不意に破損することを防止できる。
【0032】
また、突出片18にホルダ用取付片6の外表面に沿って形成された位置決め部18aが設けられているので、載置壁16にホルダ用取付片6を重ねると、位置決め部18aにホルダ用取付片6の外表面が重なる。よって、載置壁16にホルダ用取付片6を重ねると、載置壁16に対してホルダ用取付片6が位置決めされる。したがって、特別な治具を用いること無く、ホルダ3に接続箱本体2を位置決めできるので、ホルダ3と接続箱本体2との固定が容易になる。
【0033】
前述した実施形態では、突出片18を載置壁16に一体に形成している。しかしながら、本発明では、突出片18と載置壁16とを別体に形成しても良い。さらに、前述した実施形態では、突出片18の外形をホルダ用取付片6の外形に沿わしている。しかしながら、本発明では、突出片18の前述した内面の内部にホルダ用取付片6の一部の外形に沿う位置決め部18aを設ければ、突出片18の外形をホルダ用取付片6の外形に沿わさなくても良い。
【0034】
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。即ち、位置決め部18aは、載置壁16にホルダ用取付片6を位置決めできる構成であれば、種々の構成としても良い。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の一実施形態に係る電気接続箱の斜視図である。
【図2】図1に示された電気接続箱の分解斜視図である。
【図3】図2に示された電気接続箱の接続箱本体のホルダ用取付片とホルダの突出片とを示す正面図である。
【図4】図3中のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】図1に示された電気接続箱の接続箱本体のホルダ用取付片とホルダの突出片とを示す正面図である。
【図6】図5中のVI−VI線に沿った断面図である。
【符号の説明】
【0036】
1 電気接続箱
2 接続箱本体
3 ホルダ
6 ホルダ用取付片(取付片)
7 ワイヤハーネス
16 載置壁(載置部)
18 突出片
18a 位置決め部




 

 


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