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発明の名称 デジタル型保護制御装置の表示出力装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−14113(P2007−14113A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−191376(P2005−191376)
出願日 平成17年6月30日(2005.6.30)
代理人 【識別番号】100094916
【弁理士】
【氏名又は名称】村上 啓吾
発明者 尾田 重遠
要約 課題
表示手段と操作手段の大きさに制約を受けないデジタル型保護制御装置の表示出力装置を提供することを目的とする。

解決手段
デジタル型保護制御装置の内部の情報を格納する装置内情報(メモリ)10と、音入力部と複数の音認識パターンを有し音入力部の入力音と音認識パターンを照合する音認識手段20と、音認識手段20の照合に基づいて装置内情報10の画面情報を選択する画面情報選択手段12と、画面情報選択手段12によって選択された画面情報を表示出力する表示手段(LCD表示器等)15を備えている。すなわち、複数の押しボタンで構成される操作手段に代えて、音認識手段20を備えていることを特徴としている。
特許請求の範囲
【請求項1】
デジタル型保護制御装置の内部の情報を格納する装置内情報と、音入力部と複数の音認識パターンを有し上記音入力部の入力音と上記音認識パターンを照合する音認識手段と、上記音認識手段の照合に基づいて上記装置内情報の画面情報を選択する画面情報選択手段と、上記画面情報選択手段によって選択された画面情報を表示出力する表示手段とを備えたことを特徴とするデジタル型保護制御装置の表示出力装置。
【請求項2】
上記音認識手段の音認識パターンは3パターン有り、それぞれ、上記表示手段における画面情報表示の開始、次の画面情報への遷移、及び画面情報表示の終了を表すことを特徴とする請求項1に記載のデジタル型保護制御装置の表示出力装置。
【請求項3】
上記音認識手段の音認識パターンは3パターン有り、それぞれ、所定時間内の単発音、上記所定時間内の2回連続の単発音、及び上記所定時間以上の音に対応していることを特徴とする請求項1に記載のデジタル型保護制御装置の表示出力装置。
【請求項4】
デジタル型保護制御装置の内部の情報を格納する装置内情報と、1個の接触操作部と複数の認識パターンを有し上記接触操作部による操作と上記認識パターンを照合する操作手段と、上記操作手段の照合に基づいて上記装置内情報の画面情報を選択する画面情報選択手段と、上記画面情報選択手段によって選択された画面情報を表示出力する表示手段とを備えたことを特徴とするデジタル型保護制御装置の表示出力装置。
【請求項5】
上記操作手段の認識パターンは3パターン有り、それぞれ、上記表示手段における画面情報表示の開始、次の画面情報への遷移、及び画面情報表示の終了を表すことを特徴とする請求項4に記載のデジタル型保護制御装置の表示出力装置。
【請求項6】
上記操作手段の認識パターンは3パターン有り、それぞれ、所定時間内の上記接触操作部の1回の操作、上記所定時間内の上記接触操作部の2回の操作、及び上記所定時間以上の上記接触操作部の操作に対応していることを特徴とする請求項4に記載のデジタル型保護制御装置の表示出力装置。
【請求項7】
上記音認識手段又は上記操作手段により、上記音入力部の入力音又は上記接触操作部による操作と2進数パターンとを照合し、上記デジタル型保護制御装置へのアクセスを判断することを特徴とする請求項1又は請求項4に記載のデジタル型保護制御装置の表示出力装置。
【請求項8】
デジタル型保護制御装置の内部の情報を格納する装置内情報と、音認識手段又は操作手段と、上記音認識手段又は操作手段により上記装置内情報の画面情報を選択する画面情報選択手段と、上記画面情報選択手段によって選択された画面情報を表示出力する表示手段を備え、上記装置内情報と、上記画面情報選択手段と、上記表示手段とを上記デジタル型保護制御装置側に設置すると共に、上記音認識手段又は操作手段を上記デジタル型保護制御装置から分離して別置き操作部として配置し、上記デジタル型保護制御装置と上記別置き操作部とは通信手段を介して情報の送受信を行うことを特徴とするデジタル型保護制御装置の表示出力装置。
【請求項9】
デジタル型保護制御装置の内部の情報を記憶する装置内情報記憶部と、音認識手段又は操作手段と、上記音認識手段又は操作手段により上記装置内情報の画面情報を選択する画面情報選択手段と、上記画面情報選択手段によって選択された画面情報を表示出力する第2表示手段を備えた別置き操作表示部を上記デジタル型保護制御装置から分離して配置し、上記デジタル型保護制御装置と上記別置き操作部とは通信手段を介して情報の送受信を行うことを特徴とするデジタル型保護制御装置の表示出力装置。
【請求項10】
上記別置き操作表示部に操作者コードを入力する操作者コード入力部を備え、上記デジタル保護制御装置側に上記操作者コードをもとに上記別置き操作表示部に送信する情報を制限することができる操作者認識手段を備えたことを特徴とする請求項9に記載のデジタル型保護制御装置の表示出力装置。
【請求項11】
デジタル型保護制御装置の内部の情報である装置内情報をデジタル型保護制御装置から通信手段を介して受信し記憶するメモリ手段と、上記メモリ情報を展開して表示するPC装置を備えたことを特徴とするデジタル型保護制御装置の表示出力装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、電力系統のデジタル型保護制御装置の内部情報を外部に表示・出力させるための表示出力装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
電力系統の保護、制御装置として、多数の保護、制御対象に関する保護、制御が可能で、かつ装置を小型化できるデジタル型保護制御装置があり、具体的には、系統事故判定を行うデジタルリレー、系統事故を標定するフォールトロケータ、系統の安定化を行う系統安定化装置等がある。
【0003】
従来、電力系統の電気量を入力し、デジタルデータに変換して電力系統の保護制御を行うデジタル型保護制御装置において、装置内情報を表示する表示手段と、表示手段に表示される画面情報を、装置内外に発生する事象に対応して自動選択する事象起動画面選択手段を設けたものがあった。そして、装置内情報の表示出力装置として、例えば、装置正面に集中した形態の表示部で構成されており、その表示内容は、各種選択キー操作により選択表示されるようになっていた(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】特開平5−161243号公報(図1、図8および図9参照)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この発明は、表示手段と操作手段の大きさに制約を受けないデジタル型保護制御装置の表示出力装置を提供することを目的とする。
【0006】
また、デジタル型保護制御装置にアクセスする際のパスワードの入力についても、表示手段と操作手段の大きさに制約を受けないようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明に係るデジタル型保護制御装置の表示出力装置は、デジタル型保護制御装置の内部の情報を格納する装置内情報と、音入力部と複数の音認識パターンを有し音入力部の入力音と音認識パターンを照合する音認識手段と、音認識手段の照合に基づいて装置内情報の画面情報を選択する画面情報選択手段と、画面情報選択手段によって選択された画面情報を表示出力する表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
また、この発明に係るデジタル型保護制御装置の表示出力装置は、デジタル型保護制御装置の内部の情報を格納する装置内情報と、1個の接触操作部と複数の認識パターンを有し接触操作部による操作と認識パターンを照合する操作手段と、操作手段の照合に基づいて装置内情報の画面情報を選択する画面情報選択手段と、画面情報選択手段によって選択された画面情報を表示出力する表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
また、この発明に係るデジタル型保護制御装置の表示出力装置は、デジタル型保護制御装置の内部の情報を格納する装置内情報と、音認識手段又は操作手段と、音認識手段又は操作手段により装置内情報の画面情報を選択する画面情報選択手段と、画面情報選択手段によって選択された画面情報を表示出力する表示手段を備え、装置内情報と、画面情報選択手段と、表示手段とをデジタル型保護制御装置側に設置すると共に、音認識手段又は操作手段をデジタル型保護制御装置から分離して別置き操作部として配置し、デジタル型保護制御装置と別置き操作部とは通信手段を介して情報の送受信を行うことを特徴とする。
【0010】
また、この発明に係るデジタル型保護制御装置の表示出力装置は、デジタル型保護制御装置の内部の情報を記憶する装置内情報記憶部と、音認識手段又は操作手段と、音認識手段又は操作手段により装置内情報の画面情報を選択する画面情報選択手段と、画面情報選択手段によって選択された画面情報を表示出力する第2表示手段を備えた別置き操作表示部を上記デジタル型保護制御装置から分離して配置し、デジタル型保護制御装置と別置き操作部とは通信手段を介して情報の送受信を行うことを特徴とする。
【0011】
また、この発明に係るデジタル型保護制御装置の表示出力装置は、デジタル型保護制御装置の内部の情報である装置内情報をデジタル型保護制御装置から通信手段を介して受信し記憶するメモリ手段と、上記メモリ情報を展開して表示するPC装置を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
この発明によれば、デジタル型保護制御装置の内部の情報を格納する装置内情報と、音入力部と複数の音認識パターンを有し音入力部の入力音と音認識パターンを照合する音認識手段と、音認識手段20の照合に基づいて装置内情報の画面情報を選択する画面情報選択手段と、画面情報選択手段によって選択された画面情報を表示出力する表示手段を備えることにより、複数の押しボタンで構成される操作手段を省略することができるので、デジタル型保護制御装置の表示出力装置の小型化を図ることができる。
【0013】
また、この発明によれば、デジタル型保護制御装置の内部の情報を格納する装置内情報と、1個の接触操作部と複数の認識パターンを有し接触操作部による操作と認識パターンを照合する操作手段と、操作手段の照合に基づいて装置内情報の画面情報を選択する画面情報選択手段と、画面情報選択手段によって選択された画面情報を表示出力する表示手段を備えることにより、複数の押しボタンで構成される操作手段を省略することができ、デジタル型保護制御装置の表示出力装置の小型化を図ることができる。
【0014】
また、この発明によれば、デジタル型保護制御装置の内部の情報を格納する装置内情報と、音認識手段又は操作手段と、音認識手段又は操作手段により装置内情報の画面情報を選択する画面情報選択手段と、画面情報選択手段によって選択された画面情報を表示出力する表示手段を備え、装置内情報と、画面情報選択手段と、表示手段とをデジタル型保護制御装置側に設置すると共に、音認識手段又は操作手段をデジタル型保護制御装置から分離して別置き操作部として配置し、デジタル型保護制御装置と別置き操作部とは通信手段を介して情報の送受信を行うようにしたので、デジタル型保護制御装置正面は表示手段のみとなり、デジタル型保護制御装置の小型化を可能とする。また、別置き操作部を切り離すことにより、複数のデジタル型保護制御装置で共通化することができ、操作ハードウエアを1つに集中できるのでコスト削減になる利点もある。
【0015】
また、この発明によれば、デジタル型保護制御装置の内部の情報を記憶する装置内情報記憶部と、音認識手段又は操作手段と、音認識手段又は操作手段により装置内情報の画面情報を選択する画面情報選択手段と、画面情報選択手段によって選択された画面情報を表示出力する第2表示手段を備えた別置き操作表示部をデジタル型保護制御装置から分離して配置し、デジタル型保護制御装置と別置き操作部とは通信手段を介して情報の送受信を行うようにしたので、デジタル型保護制御装置の小型化を可能とする。また、別置き操作部を切り離すことにより、複数のデジタル型保護制御装置で共通化することができ、操作ハードウエアを1つに集中できるのでコスト削減になる利点がある。さらに、別置き表示操作部の第2表示手段で表示を可能としたことで、デジタル型保護制御装置内情報を一括して通信手段を介して取り込んだ後、デジタル型保護制御装置内情報通信を切り離して(オフラインで)でデジタル型保護制御装置内情報を表示することができ、操作利便性が向上する。
【0016】
また、この発明によれば、デジタル型保護制御装置の内部の情報である装置内情報をデジタル型保護制御装置から通信手段を介して受信し記憶するメモリ手段と、このメモリ情報を展開して表示するPC装置を備えたので、デジタル型保護制御装置側において表示部及び操作部の削減が可能となり、より小型化が図れる。また、表示部が削減できるとそのための操作手段、画面情報選択手段などのモジュールが削減でき、シンプルな構成とすることができる。さらに、各デジタル型保護制御装置共通の表示部及び操作部を共通のハードウェアで構成できるのでコスト削減になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
この発明の前提技術.
図1はこの発明に係るデジタル型保護制御装置の表示出力装置の前提技術を示す動作ブロック図(a)と機能ブロック図(b)である。
【0018】
図において、デジタル型保護制御装置の表示出力装置は、デジタル型保護制御装置の内部の情報を格納する装置内情報(メモリ)10と、複数の押しボタン等で構成される操作手段11と、操作手段11に基づいて装置内情報10の画面情報を選択する画面情報選択手段12と、画面情報選択手段12によって選択された画面情報を表示出力する表示手段(LCD表示器等)15を備えている。すなわち、デジタル型保護制御装置の表示出力装置は、例えばデジタル型保護制御装置の正面に配置され、デジタル型保護制御装置内部の各種画面情報を選択して装置正面の表示手段15により表示するようになっている。
【0019】
このように、上記デジタル型保護制御装置の表示出力装置は、リレー動作等に対応するLED表示、現時点の装置への電圧、電流入力の計測値表示や、装置内動作経歴を示すイベントの表示、装置の整定値の表示など各種装置内情報を表示させる文字出力をおこなう表示手段15と、この表示手段15に表示させる項目を選択させる各種選択キー等の操作手段11を備えている。そして、表示手段15は上記内容を表示可能な大きさが必要であり、操作手段11は上記操作可能な最低限度のキー等が配置される大きさが必要になる。最近のデジタル技術の進歩で内部H/W(ハードウエア)回路はますます小型化が可能となり、装置内情報(メモリ)10や画面情報選択手段(CPU)12は小型化が可能であるが、上記操作手段11や表示手段15については、変電所等の作業員が操作でき、認識できる十分な大きさが必要であるために、装置全体の大きさについては、制約が生じてしまう。
【0020】
上記特許文献1の図9のようにLCD表示と少ない押しボタンでの操作が可能なように構成される場合もあるが、小型化に対しては限界が生じる。本願発明は、表示手段と操作手段の大きさに制約を受けないデジタル型保護制御装置の表示出力装置を提供することを目的とする。
【0021】
実施の形態1.
図2はこの発明の実施の形態1に係るデジタル型保護制御装置の表示出力装置を示す動作ブロック図(a)と機能ブロック図(b)である。
【0022】
図において、本実施の形態のデジタル型保護制御装置の表示出力装置は、デジタル型保護制御装置の内部の情報を格納する装置内情報(メモリ)10と、音入力部と複数の音認識パターンを有し音入力部の入力音と上記音認識パターンを照合する音認識手段20と、音認識手段20の照合に基づいて装置内情報10の画面情報を選択する画面情報選択手段12と、画面情報選択手段12によって選択された画面情報を表示出力する表示手段(LCD表示器等)15を備えている。すなわち、本実施の形態のデジタル型保護制御装置の表示出力装置は、図1に示した複数の押しボタンで構成される操作手段11に代えて、音認識手段20を備えていることを特徴としている。
【0023】
音認識手段20は、例えば図2に示すように「認識A」、「認識B」、「認識C」の3パターンの音認識パターンを備え、外部から入力される音と上記3個の音認識パターンを照合し、画面情報選択手段12へ「認識A」、「認識B」、「認識C」として出力する機能を備えている。
【0024】
次に、実施の形態1のデジタル型保護制御装置の表示出力動作について、図3のフローチャートに基づいて説明する。
【0025】
(1)音認識手段20で音認識される「認識A」は、表示手段15に対する表示開始を意味する。(S101)
(2)画面情報選択手段12は「認識A」を検出することで、ただちに「画面情報1」を表示する。「画面情報1」が表示手段15の1画面で表示しきれない場合には、画面が自動的にスクロールする。(S102)
(3)スクロールの停止及び再開始は、ここでは「認識A」で制御できるようにしている。(S103、S104)
(4)表示手段15に「画面情報2」を表示させるためには、音認識手段20で「認識B」を認識することにより次画面の「画面情報2」へと遷移することができる。(S105、S106)ここでも、「画面情報2」が表示手段15の1画面で表示しきれない場合には、画面が自動的にスクロールし、スクロールの停止及び再開始は、「認識A」で制御できるようにしている。(S107、S108)
(5)同様に、表示手段15に「画面情報3」、・・・「画面情報N」を表示させるためには、音認識手段20で「認識B」を認識することにより次画面の「画面情報3」、・・・「画面情報N」へと遷移することができる。(S109、S110、S113、S114)なお、「画面情報3」、・・・「画面情報N」が表示手段15の1画面で表示しきれない場合には、画面が自動的にスクロールし、スクロールの停止及び再開始は、「認識A」で制御できるようにしている。(S111、S112、S115、S116)
(6)また、最後の「画面情報N」から音認識手段20で「認識B」を認識することで始めの「画面情報1」へと戻る。(S117)
(7)画面情報表示を終了させる場合には、音認識手段20で「認識C」を認識することにより行う。
このように操作することで、3通りの音認識パターンにより画面選択を可能とすることができる。
【0026】
図4は音認識手段20が備える音認識パターン(3パターン)の一例を示す図である。
(1)「認識A」は、短い単発(T時間に1回)の音(音声、打刻音など)に対応している。
(2)「認識B」は、短い単発音の2回(T時間に2回)の音(音声、打刻音など)に対応している。
(3)「認識C」は、比較的長い(T時間以上の)音(音声、打刻音など)に対応している。
ここで、特徴となるのは、短い単発の音、連続した単発音、より長い音等の単一波長音を適用することにより、音認識手段20の音認識を簡単な構成で実現した点である。なお、上記では音認識パターンを3パターンとしたが、パターンとしては、各種パターンが考えられる。
【0027】
以上のように本実施の形態によれば、デジタル型保護制御装置の内部の情報を格納する装置内情報10と、音入力部と複数の音認識パターンを有し音入力部の入力音と上記音認識パターンを照合する音認識手段20と、音認識手段20の照合に基づいて装置内情報10の画面情報を選択する画面情報選択手段12と、画面情報選択手段12によって選択された画面情報を表示出力する表示手段15を備えることにより、複数の押しボタンで構成される操作手段11を省略することができるので、デジタル型保護制御装置の表示出力装置の小型化を図ることができる。
【0028】
また、音認識手段20の音認識パターンとして3パターンを備え、それぞれ、表示手段15における画面情報表示の開始、次の画面情報への遷移、及び画面情報表示の終了を表すようにしたので、数少ない音認識パターンにより画面選択を可能とすることができる。
【0029】
さらに、音認識手段20の音認識パターンとして3パターンを備え、それぞれ、所定時間(T時間)内の単発音、所定時間(T時間)内の2回連続の単発音、及び所定時間(T時間)以上の音に対応するようにしたので、音認識手段20の音認識を簡単な構成で実現できる効果がある。
【0030】
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2に係るデジタル型保護制御装置の表示出力装置を示す動作ブロック図(a)と機能ブロック図(b)である。
【0031】
図において、本実施の形態のデジタル型保護制御装置の表示出力装置は、デジタル型保護制御装置の内部の情報を格納する装置内情報(メモリ)10と、1個の押しボタンで構成される操作手段30と、操作手段30に基づいて装置内情報10の画面情報を選択する画面情報選択手段12と、画面情報選択手段12によって選択された画面情報を表示出力する表示手段(LCD表示器等)15を備えている。実施の形態1では、押しボタン操作の替わりに音認識手段による音認識に基づいて画面情報の表示を制御していたが、本実施の形態2では、押しボタン1個で構成された操作手段30を備え、この押しボタン操作を操作回数によって区別して画面情報の表示を制御することを特徴としている。
【0032】
操作手段20は、例えば図5に示すように「認識A」、「認識B」、「認識C」の3パターンの認識パターンを備え、押しボタンの操作回数と上記3つの認識パターンを照合し、画面情報選択手段12へ「認識A」、「認識B」、「認識C」として出力する機能を備えている。なお、押しボタンの代わりにタッチパネルなどの接触操作部であっても同等の効果がある。
【0033】
次に、実施の形態2のデジタル型保護制御装置の表示出力動作について、図6のフローチャートに基づいて説明する。
【0034】
(1)操作手段30で認識される「認識A」は、表示手段15に対する表示開始を意味する。(S201)
(2)画面情報選択手段12は「認識A」を検出することで、ただちに「画面情報1」を表示する。「画面情報1」が表示手段15の1画面で表示しきれない場合には、画面が自動的にスクロールする。(S202)
(3)スクロールの停止及び再開始は、ここでは「認識A」で制御できるようにしている。(S203、S204)
(4)表示手段15に「画面情報2」を表示させるためには、操作手段30で「認識B」を認識することにより次画面の「画面情報2」へと遷移することができる。(S205、S206)ここでも、「画面情報2」が表示手段15の1画面で表示しきれない場合には、画面が自動的にスクロールし、スクロールの停止及び再開始は、「認識A」で制御できるようにしている。(S207、S208)
(5)同様に、表示手段15に「画面情報3」、・・・「画面情報N」を表示させるためには、操作手段30で「認識B」を認識することにより次画面の「画面情報3」、・・・「画面情報N」へと遷移することができる。(S209、S210、S213、S214)なお、「画面情報3」、・・・「画面情報N」が表示手段15の1画面で表示しきれない場合には、画面が自動的にスクロールし、スクロールの停止及び再開始は、「認識A」で制御できるようにしている。(S211、S212、S215、S216)
(6)また、最後の「画面情報N」から操作手段30で「認識B」を認識することで始めの「画面情報1」へと戻る。(S217)
(7)画面情報表示を終了させる場合には、操作手段30で「認識C」を認識することにより行う。
このように操作することで、3通りの認識パターンにより画面選択を可能とすることができる。
【0035】
図7は操作手段30が備える認識パターン(3パターン)の一例を示す図である。
(1)「認識A」は、短い時間内の押しボタン1回操作(T時間に1回操作)に対応している。
(2)「認識B」は、短い時間内の押しボタン2回操作(T時間に2回操作)に対応している。
(3)「認識C」は、比較的長い押しボタン操作(T時間以上の操作)に対応している。
なお、上記では認識パターンを3パターンとしたが、パターンとしては、各種パターンが考えられる。
【0036】
以上のように本実施の形態によれば、デジタル型保護制御装置の内部の情報を格納する装置内情報10と、1個の接触操作部と複数の認識パターンを有し接触操作部による操作と認識パターンを照合する操作手段30と、操作手段30の照合に基づいて装置内情報10の画面情報を選択する画面情報選択手段12と、画面情報選択手段12によって選択された画面情報を表示出力する表示手段15を備えることにより、複数の押しボタンで構成される操作手段を省略することができ、デジタル型保護制御装置の表示出力装置の小型化を図ることができる。
【0037】
また、実施の形態1と比較して、押しボタン等の接触操作部を採用することで、従来技術の延長線上の技術(押しボタン等)で実現が可能となる。
【0038】
また、操作手段30の認識パターンは3パターン有り、それぞれ、表示手段15における画面情報表示の開始、次の画面情報への遷移、及び画面情報表示の終了を表すようにしたので、数少ない認識パターンにより画面選択を可能とすることができる。
【0039】
さらに、操作手段30の認識パターンは3パターン有り、それぞれ、所定時間内の接触操作部の1回の操作、所定時間内の接触操作部の2回の操作、及び所定時間以上の接触操作部の操作に対応するようにしたので、操作手段30による認識・照合を簡単な構成で実現できる効果がある。
【0040】
実施の形態3.
デジタル型保護制御装置にアクセスする場合、特定の操作者にアクセス権をもたせるためにパスワードで保護する場合があるが、そのパスワード入力については、一般に図1に示す表示手段と操作手段によって入力していた。しかし、パスワードの性格上、文字入力のために多くの操作ボタンキーを必要としていた。実施の形態3では、デジタル型保護制御装置にアクセスする際のパスワードの入力について、表示手段と操作手段の大きさに制約を受けないようにすることを目的とする。
【0041】
実施の形態1又は2では、複数の押しボタン数を削減することを目的として、入力音と音認識パターンを照合する音認識手段20又は1個の接触操作部による操作と認識パターンを照合する操作手段30を備えたが、本実施の形態では、上記実施の形態1又は2の構成を備えた上で、パスワードを2進数とし、この2進数パターンを音認識手段20によるパスワード認識又は1個の接触操作部による操作(単一の押しボタン操作)によるパスワード認識に対応させたことを特徴とする。
【0042】
図8は音認識手段20又は操作手段30が備える認識パターンの一例を示す図である。
(1)「パスワード”1”=認識”1”」は、短い時間内の2回の音又は押しボタン等の2回操作(T1時間に2回)に対応している。
(2)「パスワード”0”=認識”0”」は、短い時間内の1回の音又は押しボタン等の1回操作(T1時間に1回)に対応している。
なお、認識パターンとしては、T1時間内の1回、2回、T1時間以上など各種パターンを組み合わせて構成することができる。
【0043】
以上のように本実施の形態によれば、実施の形態1の音認識手段20又は実施の形態2の操作手段30により、音入力部の入力音又は接触操作部による操作と、2進数パターンとを照合し、デジタル型保護制御装置へのアクセスを判断するようにしたので、パスワード入力においても複数の押しボタンで構成される操作手段を省略することができ、デジタル型保護制御装置の表示出力装置の小型化を図ることができる。
【0044】
実施の形態4.
図9はこの発明の実施の形態4に係るデジタル型保護制御装置の表示出力装置を示す機能及び動作ブロック図である。
【0045】
本実施の形態のデジタル型保護制御装置の表示出力装置は、デジタル型保護制御装置の内部の情報を格納する装置内情報(メモリ)10と、音入力部と複数の音認識パターンを有し音入力部の入力音と上記音認識パターンを照合する音認識手段20又は1個の接触操作部と複数の認識パターンを有し上記接触操作部による操作と上記認識パターンを照合する操作手段30と、音認識手段20又は操作手段30の照合に基づいて装置内情報10の画面情報を選択する画面情報選択手段12と、画面情報選択手段12によって選択された画面情報を表示出力する表示手段(LCD表示器等)15を備える。そして、装置内情報10と、画面情報選択手段12と、表示手段15をデジタル型保護制御装置側に設置すると共に、音認識手段20又は操作手段30をデジタル型保護制御装置から分離して別置き操作部60として配置し、デジタル型保護制御装置側と別置き操作部60とを通信手段50A及び50Bを介して通信する。
【0046】
すなわち、音認識手段20又は操作手段30をデジタル型保護制御装置から切り離すことでデジタル型保護制御装置正面の音認識手段20又は操作手段30を削除することを特徴とする。なお、操作手段30として、従来の複数の押しボタン等で構成されるものであっても良い。
【0047】
以上のように本実施の形態によれば、デジタル型保護制御装置の内部の情報を格納する装置内情報10と、音認識手段20又は操作手段30と、音認識手段20又は操作手段30により装置内情報の画面情報を選択する画面情報選択手段12と、画面情報選択手段12によって選択された画面情報を表示出力する表示手段15を備え、装置内情報10と、画面情報選択手段12と、表示手段15とをデジタル型保護制御装置側に設置すると共に、音認識手段20又は操作手段30をデジタル型保護制御装置から分離して別置き操作部60として配置し、デジタル型保護制御装置と別置き操作部60とは通信手段を介して情報の送受信を行うようにしたので、デジタル型保護制御装置正面は表示手段15のみとなり、デジタル型保護制御装置の小型化を可能とする。また、別置き操作部60を切り離すことにより、複数のデジタル型保護制御装置で共通化することができ、操作ハードウエアを1つに集中できるのでコスト削減になる利点もある。
【0048】
実施の形態5.
図10はこの発明の実施の形態5に係るデジタル型保護制御装置の表示出力装置を示す動作ブロック図である。
【0049】
本実施の形態のデジタル型保護制御装置の表示出力装置は、デジタル型保護制御装置の内部の情報を記憶する装置内情報記憶部80と、音入力部と複数の音認識パターンを有し音入力部の入力音と上記音認識パターンを照合する音認識手段20又は1個の接触操作部と複数の認識パターンを有し上記接触操作部による操作と上記認識パターンを照合する操作手段30と、音認識手段20又は操作手段30の照合に基づいて装置内情報10の画面情報を選択する画面情報選択手段82と、画面情報選択手段82によって選択された画面情報を表示出力する第2表示手段(LCD表示器等)85を備えた別置き操作表示部70をデジタル型保護制御装置側から分離して配置し、デジタル型保護制御装置と別置き操作部70とは通信手段50A及び50Bを介して情報の送受信を行うことを特徴とする。
【0050】
すなわち、本実施の形態では、装置内情報記憶部80、音認識手段20又は操作手段30、画面情報選択手段82、第2表示手段85を備えた別置き表示操作部70によりデジタル型保護制御装置と通信しながら各種情報を取り込んで表示させることができることを特徴とする。なお、操作手段30として、従来の複数の押しボタン等で構成されるものであっても良い。
【0051】
以上のように本実施の形態によれば、デジタル型保護制御装置の内部の情報を記憶する装置内情報記憶部80と、音認識手段20又は操作手段30と、音認識手段20又は操作手段30により装置内情報の画面情報を選択する画面情報選択手段82と、画面情報選択手段82によって選択された画面情報を表示出力する第2表示手段85を備えた別置き操作表示部70をデジタル型保護制御装置から分離して配置し、デジタル型保護制御装置と別置き操作部70とは通信手段を介して情報の送受信を行うようにしたので、デジタル型保護制御装置の小型化を可能とする。また、別置き操作部70を切り離すことにより、複数のデジタル型保護制御装置で共通化することができ、操作ハードウエアを1つに集中できるのでコスト削減になる利点がある。さらに、別置き表示操作部70の第2表示手段85で表示を可能としたことで、デジタル型保護制御装置内情報を一括して通信手段を介して取り込んだ後、デジタル型保護制御装置内情報通信を切り離して(オフラインで)でデジタル型保護制御装置内情報を表示することができ、操作利便性が向上する。
【0052】
実施の形態6.
図11はこの発明の実施の形態6に係るデジタル型保護制御装置の表示出力装置を示す動作ブロック図である。
【0053】
上記実施の形態5では、別置き表示操作部70により一括データ読み取り後、オフラインでそのデータの表示を可能とした。しかし、デジタル型保護制御装置の装置内情報の取り込みに際して操作者のレベル分けをして、当該レベルに応じて特定の人に装置内情報へのアクセス権を与える必要がある場合がある。本実施の形態では、図11に示すように、別置き操作表示部70に操作者コードを入力する操作者コード入力部90を備え、デジタル保護制御装置側と別置き操作表示部70との通信の始めに、操作者コードをデジタル保護制御装置側ヘ送信することで、デジタル保護制御装置側はそのデータをもとに操作者認識手段95を介して、そのコードレベルに応じて送信できる情報を制限して装置内情報を送信する。
【0054】
本実施の形態によれば、別置き操作表示部70の操作において、パスワードに相当する情報管理が可能となるメリツトがある。
【0055】
実施の形態7.
図12はこの発明の実施の形態7に係るデジタル型保護制御装置の表示出力装置を示す動作ブロック図である。
【0056】
上記実施の形態4では、表示手段15をデジタル型保護制御装置側に設置すると共に、音認識手段20又は操作手段30をデジタル型保護制御装置から分離して別置き操作部60として配置したが、本実施の形態では、表示手段及び操作手段共にデジタル型保護制御装置側から削除し、装置内情報10を通信手段51Aを介して、別置きの通信手段51Bを有するメモリ手段(ICメモリ等)100に一括送信して、PC(パソコン)装置110上でメモリ情報を展開して表示することを特徴とする。
【0057】
本実施の形態によれば、デジタル型保護制御装置の内部の情報である装置内情報をデジタル型保護制御装置から通信手段を介して受信し記憶するメモリ手段100と、このメモリ情報を展開して表示するPC装置110を備えたのでデジタル型保護制御装置側において表示部及び操作部の削減が可能となり、より小型化が図れる。また、表示部が削減できるとそのための操作手段、画面情報選択手段などのモジュールが削減でき、シンプルな構成とすることができる。さらに、各デジタル型保護制御装置共通の表示部及び操作部を共通のハードウェアで構成できるのでコスト削減になる。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】この発明に係るデジタル型保護制御装置の表示出力装置の前提技術を示す動作ブロック図(a)と機能ブロック図(b)である。
【図2】この発明の実施の形態1に係るデジタル型保護制御装置の表示出力装置の前提技術を示す動作ブロック図(a)と機能ブロック図(b)である。
【図3】この発明の実施の形態1のデジタル型保護制御装置の表示出力動作を示すフローチャートである。
【図4】この発明の実施の形態1の音認識手段が備える音認識パターン(3パターン)の一例を示す図である。
【図5】この発明の実施の形態2に係るデジタル型保護制御装置の表示出力装置を示す動作ブロック図(a)と機能ブロック図(b)である。
【図6】この発明の実施の形態2のデジタル型保護制御装置の表示出力動作を示すフローチャートである。
【図7】この発明の実施の形態2の操作手段が備える認識パターン(3パターン)の一例を示す図である。
【図8】この発明の実施の形態3による認識パターンの一例を示す図である。
【図9】この発明の実施の形態4に係るデジタル型保護制御装置の表示出力装置を示す機能動作ブロック図である。
【図10】この発明の実施の形態5に係るデジタル型保護制御装置の表示出力装置を示す機能動作ブロック図である。
【図11】この発明の実施の形態6に係るデジタル型保護制御装置の表示出力装置を示す動作ブロック図である。
【図12】この発明の実施の形態6に係るデジタル型保護制御装置の表示出力装置を示す動作ブロック図である。
【符号の説明】
【0059】
10 装置内情報、12 画面情報選択手段、15 表示手段、20 音認識手段、
30 操作手段、50A,50B,51A,51B 通信手段、60 別置き操作部、
70 別置き操作表示部、80 装置内情報記憶部、82 画面情報選択手段、
85 第2表示手段、90 操作者コード入力部、95 操作者認識手段、
100 メモリ手段、110 PC(パソコン)装置。




 

 


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