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発明の名称 分電盤
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−14094(P2007−14094A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−190187(P2005−190187)
出願日 平成17年6月29日(2005.6.29)
代理人 【識別番号】100078101
【弁理士】
【氏名又は名称】綿貫 達雄
発明者 松隈 裕史 / 中垣 友樹 / 青山 謙 / 後藤 俊朗
要約 課題
大型のキャビネットを用意することなく、分岐用のブレーカを増設できる分電盤を提供する。

解決手段
ブレーカを収納したキャビネット部12のブレーカ取付基台12aの下面に設けた幹線バーケースの一端面側から前記ブレーカの一次側又は二次側に接続した短幹線バーのプラグ端子部14aを張設し、また、該一端面側に対向した他端面内側に前記プラグ端子部と同一形状のプラグ端子部を嵌合するプラグ端子受部を前記短幹線バーに設けてなるブレーカユニット1と、該ブレーカユニット1を複数着脱自在に取付できるユニット取付レール2よりなる。
特許請求の範囲
【請求項1】
ブレーカを収納したキャビネット部のブレーカ取付基台の下面に設けた幹線バーケースの一端面側から前記ブレーカの一次側又は二次側に接続した短幹線バーのプラグ端子部を張設し、また、該一端面側に対向した他端面内側に前記プラグ端子部と同一形状のプラグ端子部を嵌合するプラグ端子受部を前記短幹線バーに設けてなるブレーカユニットと、該ブレーカユニットを複数着脱自在に取付できるユニット取付レールよりなることを特徴とする分電盤。
【請求項2】
ブレーカと短幹線バーの接続をプラグ端子により行い、ブレーカ取付基台の係止具によりブレーカ取付基台とブレーカとを着脱自在とした請求項1に記載の分電盤。
【請求項3】
ブレーカを収納したキャビネット部をブレーカ取付基台とカバーよりなるものとし、ブレーカの負荷側端子部が臨む取付基台の側縁に設けた側板部の端面と、該側板部の端面と当接するカバーの負荷側端子部が臨む側板部の端面との間にブレーカの負荷側電線の引き込み部を形成した請求項1又は2に記載の分電盤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、大型のキャビネットを用意することなく、分岐用のブレーカを増設できる分電盤に関するものである。
【背景技術】
【0002】
分電盤は安全上及び保安上の観点からキャビネット内に主幹用及び分岐用のブレーカを収納しているが、回路の増設を予測して分岐用のブレーカを増設できるようにするためのスペースのある大きさのキャビネットを使用するとともに予め増設用ブレーカの一次側端子と接続するための余長部分のある主幹バーを設置しているのを普通とする。
しかし、分岐用のブレーカを増設のためのスペースのあるキャビネットを使用することは、回路の増設を不要となるものにおいては製造コストの高い余分な大きさのキャビネットを使用して初期投資に余分な費用をかけるものである。また、主幹バーの余長部分による感電事故等を防止するため絶縁対策も必要とする。
【0003】
この問題を解決した分電盤として、前記した増設用ブレーカの一次側端子と接続するための余長部分を無くして、分岐用のブレーカを増設する時に増設用ブレーカの一次側端子と接続する主幹バーの延長部が形成されるようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
しかしながら、前記した特許文献1のものは増設用ブレーカの一次側端子と接続する主幹バーの余長部分についての問題点を解決したものであるが、回路の増設を予測して分岐用のブレーカを増設できるようにするためのスペースのある大きさのキャビネットを用意しなければならないという問題は解決されていないものであった。
【特許文献1】実開平6−70404公開公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は前記のような従来の問題点を解決して、分岐用のブレーカを容易にかつ安全に追加、削減できる分電盤を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の分電盤は、ブレーカを収納したキャビネット部のブレーカ取付基台の下面に設けた幹線バーケースの一端面側から前記ブレーカの一次側又は二次側に接続した短幹線バーのプラグ端子部を張設し、また、該一端面側に対向した他端面内側に前記プラグ端子部と同一形状のプラグ端子部を嵌合するプラグ端子受部を前記短幹線バーに設けてなるブレーカユニットと、該ブレーカユニットを複数着脱自在に取付できるユニット取付レールよりなることを特徴とするものを請求項1に記載の発明としたものである。
【0007】
そして、この請求項1に記載の発明において、ブレーカと短幹線バーの接続をプラグ端子により行い、ブレーカ取付基台の係止具によりブレーカ取付基台とブレーカとを着脱自在としたものを請求項2に記載の発明としたものである。
【0008】
さらに、前記請求項1又は2に記載の発明において、ブレーカを収納したキャビネット部をブレーカ取付基台とカバーよりなるものとし、ブレーカの負荷側端子部が臨む取付基台の側縁に設けた側板部の端面と、該側板部の端面と当接するカバーの負荷側端子部が臨む側板部の端面との間にブレーカの負荷側電線の引き込み部を形成したものを請求項3に記載の発明とする。
【発明の効果】
【0009】
前記した請求項1に記載の発明の分電盤は、ユニット取付レールにブレーカユニットを複数取付けることにより、ブレーカユニットがブレーカを収納したキャビネット部のブレーカ取付基台の下面に設けた幹線バーケースの一端面側から前記ブレーカの一次側又は二次側に接続した短幹線バーにプラグ端子部を張設し、また、該一端面側に対向した他端面内側に前記プラグ端子部と同一形状のプラグ端子部を嵌合するプラグ端子を前記短幹線バーに設けてなるものであるから、隣り合うこととなるブレーカユニットの各短幹線バーは幹線バーケースの一端面側から張設したプラグ端子部と他端面内側に設けたプラグ端子受部により接続されて主幹用のブレーカの負荷側幹線と接続するので、分岐用のブレーカの増設が容易なものである。しかも、分岐用のブレーカの増設は部品点数が少なく構造が簡単で安価に製造できるユニット取付レールにブレーカユニットを取り付けることで行えるので初期投資を軽減できる効果がある。また、ブレーカはキャビネット部に収納されているうえ各短幹線バーは幹線バーケースに格納されているので導電部が露出されておらず安全上及び保安上も優れたものである。
【0010】
また、請求項2に記載の発明の分電盤は、前記請求項1に記載の発明の構成に、ブレーカと短幹線バーの接続をプラグ端子により行い、ブレーカ取付基台の係止具によりブレーカ取付基台とブレーカとを着脱自在としたものであるから、ブレーカの交換が容易なものとなり、保守作業時間が短縮できる効果を付加するものである。
【0011】
さらに、請求項3に記載の発明の分電盤は、前記請求項1又は2に記載の発明の構成に、ブレーカを収納したキャビネット部をブレーカ取付基台とカバーよりなるものとし、ブレーカの負荷側端子部が臨む取付基台の側縁に設けた側板部の端面と、該側板部の端面と当接するカバーの負荷側端子部が臨む側板部の端面との間にブレーカの負荷側電線の引き込み部を形成したものであるから、ブレーカの負荷側電線を取り付けた状態でカバーの開放又は取り外しができ保守作業が容易になる。また、取付基台の側板部の端面とカバーの側板部の端面との間にブレーカの負荷側電線の引き込み部を形成したので配線作業が容易であり、さらに、ブレーカの負荷側電線を取付基台の側板部の端面とカバーの側板部の端面との間に挟み込むことにより負荷側電線の固定や粉塵の侵入を防ぐことができるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
次に、本発明の好ましい実施の形態を図に基づき説明する。
1はブレーカユニットであり、該ブレーカユニット1はブレーカ11を収納したキャビネット部12のブレーカ取付基台12aの下面に幹線バーケース13を設け、該幹線バーケース13の一端面側から前記ブレーカ11の一次側又は二次側に接続した短幹線バー14の接続プラグ端子部14aを張設し、また、該一端面側に対向した他端面内側に前記プラグ端子部14aと同一形状のプラグ端子部を嵌合するプラグ端子受部14bを前記短幹線バー14に設けてなるものである。
【0013】
2は前記ブレーカユニット1を複数着脱自在に取付できるユニット取付レールである。この図示のユニット取付レール2は外鍔21a付の断面コ字型のレール本体21を基台22に縦長方向に立設させた自立型のものであるが、基台を設けることなくレール本体21を建屋の壁面や柱に取り付けたものであってもよい。
【0014】
前記ブレーカユニット1を構成するブレーカ11を収納するキャビネット部12は、図6に示すものはブレーカ取付基台12aに逆箱状のカバー12bをヒンジ部をもって開閉自在として設けたものである。なお、カバー12bはヒンジ連結することなく取り外し自在としてもよいし、さらに、ブレーカ取付基台12aを箱状とし、カバー12bを板状としてもよい。また、前記ブレーカ取付基台12aの下面に設けた幹線バーケース13は、図9に示すように短幹線バー14を収納する浅箱状の幹線バーケース本体13aと該幹線バーケース本体13aの上部開口を閉塞する蓋部13bより構成して、該蓋部13bをブレーカ取付基台12aの下面に位置するものとしている。そして、図示のものは図4−図8に示すように蓋部13bの一部をブレーカ取付基台12aと一体としている。
【0015】
そして、前記キャビネット部12には図6に示すようにブレーカ11がブレーカ取付基台12aに該取付基台12aに設けたワンタッチ式の係止具12cにより簡単に着脱自在に取り付けて収納されて、該ブレーカ11の一次側又は二次側を前記短幹線バー14に接続している。すなわち、図示のものは図7、図8に示すようにブレーカ11をプラグインアダプタ16に搭載して図示を略した一次側の端子部と接続した該プラグインアダプタ16の下端面から突設したプラグ端子16aを前記ブレーカ取付基台12a及び蓋部13bに透設した差し込み孔を介して貫通させて幹線バー14に設けた図9に示すばね板よりなるプラグ端子受部14cに挟持させて、ブレーカ11と短幹線バー14の接続をプラグ端子16aにより行っている。なお、プラグインアダプタ16を介することなくブレーカ11の裏面に直接プラグ端子16aを突設したものであってもよい。また、プラグインによらず被覆電線によりネジ止め等の手段によりブレーカ11と短幹線バー14の接続を行ってもよい。
【0016】
また、前記幹線バーケース13は短幹線バー14のプラグ端子部14aを張設する一端面側を、キャビネット部12の一端面側からプラグ端子部14aの長さ分を内側に位置させ、他方該一端面側に対向した他端面をその分キャビネット部12の他端面側から外側に位置させて、接続プラグ端子部14aの上端側が庇状となるキャビネット部12の一端面側により覆われるものとしている。
【0017】
また、幹線バーケース13の一端面側に対向した他端面側の蓋部13bはキャビネット部12の他端面側の下方から露出するので、プラグ端子受部14bを該蓋部13bの上側から設けた切り込み孔13cに臨むように設ければ、隣り合うこととなるブレーカユニット1の各短幹線バー14の接続プラグ端子部14aとプラグ端子受部14bの接続が容易であるうえ接続プラグ端子部14aが露出することがないので絶縁が確保できるものである。
【0018】
さらに、ブレーカユニット1を構成するブレーカ11を収納したキャビネット部12を板状のブレーカ取付基台12aと該ブレーカ取付基台12aに開閉自在又は着脱自在に設けた逆箱状のカバー12bよりなるものとしたうえ、ブレーカ11の負荷側端子部111が臨む取付基台12aの側縁に立上げて側板部121を設け、該側板部121の端面と、該側板部121の端面と当接するカバー12aの負荷側端子部が臨む側板部122の端面との間にブレーカ11の負荷側電線の引き込み部を形成したものとすれば、ブレーカ11の負荷側電線を取り付けた状態でカバー12bの開蓋又は取り外しができ保守作業が容易になる。また、取付基台12aの側板部121の端面とカバー12bの側板部122の端面との間にブレーカの負荷側電線の引き込み部を形成したので配線作業が容易であり、さらに、この引き込み部は図示のものは取付基台12aの側板部121の端面とカバー12bの側板部122の端面とに一連にウレタンゴムのような弾性材123を取り付けて該弾性材のもつ弾性変形により負荷側電線を挟持するものとしており、負荷側電線の固定や粉塵の侵入を防ぐことができるものである。なお、上記構成は負荷電線の数の変動に対応できるものであるが、側板部121の端面に凹部を形成してパッキン材を装着したものであってもよい。また、ブレーカ取付基台12aを箱状とし、カバー12bを板状とした場合には、ブレーカ取付基台12aの側板部121は開口より下がった位置となり、カバー12bの側板部122の端面は突出した位置となる。
【0019】
このように構成されたものは、ユニット取付レール2の上部に図1−図3に示すように、入力電源線と接続する主幹ブレーカを収納した前記ブレーカユニット1と同様の構成とした主幹用のブレーカユニット1aを取り付ける。また、図示のものは入力電源線の接続を容易とするため入線用アダプタ1bをブレーカユニット1aの側面に設けているがこれを介することなく直接ブレーカユニット1a内に入線してもよい。なお、入線用アダプタ1bは内部に銅バーを備え、一端は主幹ブレーカの電源側端子に接続され、他端には入力電源線の接続部が設けられている。
【0020】
そして、前記を主幹用のブレーカユニット1aの下方に順次ブレーカユニット1を隣り合うこととなる各短幹線バー14のプラグ端子部14aとプラグ端子受部14bを接続してユニット取付レール2に取り付ければ必要な回路数に応じた分岐用のブレーカの増設ができるものである。しかも、分岐用のブレーカの増設は部品点数が少なく構造が簡単で安価に製造できるユニット取付レール2にブレーカユニット1を取り付けることで行えるので初期投資を軽減できる効果がある。また、ブレーカ11はキャビネット部12に収納されているうえ各短幹線バー14は幹線バーケース13に格納されているので導電部が露出されておらず安全上及び保安上も優れたものである。また、分岐用のブレーカを削減する場合にはブレーカユニット1を取り外すことにより不要な導電部を残すことなく行えるので絶縁処理等の後処理が不要なものである。
【0021】
また、この実施形態では図示のように幹線を形成するための短幹線バー14が3本づつ幹線バーケース13に収納して三相三線又は単相三線のブレーカの電源側端子と対応させたものとしているが、負荷回路から引き込んだアース線と接続するアース用の短幹線バーを組込んだ4本としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】ブレーカユニットを増設する工程を示す上方から見た斜視図である。
【図3】ブレーカユニットを増設する工程を示す下方から見た斜視図である。
【図4】ブレーカユニットをプラグ端子部の裏側から見た斜視図である。
【図5】ブレーカユニットをプラグ端子受部の表側から見た斜視図である。
【図6】ブレーカユニットをカバーを開けて示す斜視図である。
【図7】ブレーカユニットをカバーを開けてブレーカを外した状態を示す表側から見た斜視図である。
【図8】ブレーカユニットをカバーを開けてブレーカを外した状態を示す裏側から見た斜視図である。
【図9】ブレーカユニットの幹線バーケース本体と短幹線バーを示す斜視図である。
【図10】ブレーカユニットの短幹線バーのプラグ端子部とプラグ端子受部の接続状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0023】
1 ブレーカユニット
11 ブレーカ
12 キャビネット部
12a ブレーカ取付台
12b カバー
12c 係止具
121 側板部
122 側板部
13 幹線バーケース
14 短幹線バー
14a 接続プラグ端子部
14b プラグ端子受部
16a プラグ端子
2 ユニット取付レール




 

 


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