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発明の名称 発電スイッチ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−20292(P2007−20292A)
公開日 平成19年1月25日(2007.1.25)
出願番号 特願2005−198312(P2005−198312)
出願日 平成17年7月7日(2005.7.7)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 上野 智
要約 課題
太陽電池や燃料電池などの発電電力によりリレーなどを動作させ、発電電力をスイッチもしくはセンサのように利用し、電化製品などの電力供給を制御して待機電力を削減することを目的とする。

解決手段
発電する発電手段である太陽電池1と太陽電池1の発電電力により導通するスイッチ手段である常時OFFリレー2を備えた構成とし、太陽電池1により発電した電力により常時OFFリレー2を導通不導通させることで、ハンドドライヤー、換気扇などの電化製品6の電力供給を制御し、電化製品6の待機電力を削減することができる発電スイッチ装置が得られる。
特許請求の範囲
【請求項1】
発電する発電手段と前記発電手段の発電電力により導通するスイッチ手段を備えた発電スイッチ装置。
【請求項2】
発電する発電手段と前記発電手段の発電電力により不導通するスイッチ手段を備えた発電スイッチ装置。
【請求項3】
電化製品等の電源入力ラインに使用するようにする請求項1または2記載の発電スイッチ装置。
【請求項4】
発電手段の出力側に前記発電手段で発電した電力を異なる電力に変換する電力変換手段を用いた請求項1、2または3記載の発電スイッチ装置。
【請求項5】
発電手段により発電した余剰電力を電化製品等の消費電力に利用する請求項1、2、3または4記載の発電スイッチ装置。
【請求項6】
発電手段に室内の明かり等で発電する太陽電池を用いた請求項1、2、3、4または5記載の発電スイッチ装置。
【請求項7】
発電手段に室内の明かり等で発電する太陽電池を用いて室内の明かりが点灯したことを検出するセンサとして使用する請求項1、2、3、4または5記載の発電スイッチ装置。
【請求項8】
スイッチ手段にリレーを用いた請求項1、2、3、4、5、6または7記載の発電スイッチ装置。
【請求項9】
スイッチ手段に半導体スイッチを用いた請求項1、2、3、4、5、6または7記載の発電スイッチ装置。
【請求項10】
電力変換手段にDC/DC変換を用いた請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9記載の発電スイッチ装置。
【請求項11】
電力変換手段にAC/DC変換を用いた請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9記載の発電スイッチ装置。
【請求項12】
電力変換手段にAC/AC変換を用いた請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9記載の発電スイッチ装置。
【請求項13】
電力変換手段にDC/AC変換を用いた請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9記載の発電スイッチ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽電池や燃料電池などの発電電力によりリレーなどを動作させ、商用電源の電力を使用しないスイッチもしくはセンサとして使用することにより、電化製品の待機電力を削減する装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、家庭で使用されるビデオデッキやテレビやオーディオコンポなどの電化製品は、使用していないときでも主電源を切らない限り、リモコンなどの外部信号操作をいつでも受け付けられるように内部のマイコンなどで商用電源から電力を消費している。そのため、電化製品の待機電力を削減するためには、電化製品の主電源を切って商用電源から切り離すことが有効である。
【0003】
しかしながら、使用しない電化製品の電力供給を自動的に遮断し、電化製品を使用するときに自動的に電化製品へ電力を供給するような装置は発明されていない(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
以下、その待機電力削減方法について説明する。
【0005】
太陽電池で発電した電力を蓄電池に蓄えてマイコンで利用する。蓄電池からマイコンなどへの電力供給により、蓄電池の電圧が低下してきた場合は、その電圧低下を検出しリレーを介して商用電源から電力をマイコンなどへ供給する。このように太陽電池の発電電力を常時必要となるマイコンなどの電力に利用することで待機電力を低減しようとするものである。
【特許文献1】特開2000−217271号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このような従来の方法では、使用しない電化製品等の待機電力を低減することは可能であるが、商用電源からも電力を消費することになる。
【0007】
また、このような従来の機器では、電化製品などが商用電源から消費する待機電力を無くすために、使用者が電化製品の主電源を切る必要がある。
【0008】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、商用電源からの電源供給を必要とせず、電化製品等の待機電力を自動的に削減することができるスイッチ装置を提供することができる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は上記目的を達成するために、発電する発電手段と前記発電手段の発電電力により導通するスイッチ手段を備えた構成としたものである。
【0010】
この手段により、発電した電力により導通する発電スイッチ装置が得られる。
【0011】
さらに、発電する発電手段と前記発電手段の発電電力により不導通するスイッチ手段を備えた構成としたものである。
【0012】
この手段により、発電した電力により不導通する発電スイッチ装置が得られる。
【0013】
さらに、スイッチ装置を電化製品等の電源入力ラインに使用する構成としたものである。
【0014】
この手段により、電化製品の商用電源からの電力供給を制御することが可能となる発電スイッチ装置が得られる。
【0015】
さらに、発電手段の出力側に前記発電手段で発電した電力を異なる電力に変換する電力変換手段を用いた構成としたものである。
【0016】
この手段により、発電手段の発電電力を任意の電力へ変換して利用することが可能となる発電スイッチ装置が得られる。
【0017】
さらに、発電手段により発電した余剰電力を電化製品等の消費電力に利用する構成としたものである。
【0018】
この手段により、発電した余剰電力を電化製品に供給することが可能となる発電スイッチ装置が得られる。
【0019】
さらに、発電手段に室内の明かり等で発電する太陽電池を用いた構成としたものである。
【0020】
この手段により、室内の明かり等を利用した発電電力により動作する発電スイッチ装置が得られる。
【0021】
さらに、発電手段に室内の明かり等で発電する太陽電池を用いて室内の明かりが点灯したことを検出するセンサとして使用する構成としたものである。
【0022】
この手段により、室内の明かりの点灯および消灯により人の在室等を検出することが可能となる発電スイッチ装置が得られる。
【0023】
さらに、スイッチ手段にリレーを用いた構成としたものである。
【0024】
この手段により、発電電力の種類とは異なる電力を制御することが可能となる発電スイッチ装置が得られる。
【0025】
さらに、スイッチ手段に半導体スイッチを用いた構成としたものである。
【0026】
この手段により、寿命の長い発電スイッチ装置が得られる。
【0027】
さらに、電力変換手段にDC/DC変換を用いた構成としたものである。
【0028】
この手段により、発電電力の直流電圧を任意の直流電圧に変換して利用することができる発電スイッチ装置が得られる。
【0029】
さらに、電力変換手段にAC/DC変換を用いた構成としたのものである。
【0030】
この手段により、発電電力が交流電力であっても任意の直流電力に変換して利用することができる発電スイッチ装置を得ることができる。
【0031】
さらに、電力変換手段にAC/AC変換を用いた構成としたものである。
【0032】
この手段により、発電電力の交流電圧を任意の交流電圧に変換して利用することができる発電スイッチ装置を得ることができる。
【0033】
さらに、電力変換手段にDC/AC変換を用いた構成としたのものである。
【0034】
この手段により、発電電力が直流電力であっても任意の交流電力に変換して利用することができる発電スイッチ装置を得ることができる。
【発明の効果】
【0035】
本発明によれば、発電した電力により導通する発電スイッチ装置が得られる。
【0036】
また、発電した電力により不導通する発電スイッチ装置が得られる。
【0037】
また、電化製品の商用電源からの電力供給を制御することが可能となる発電スイッチ装置が得られる。
【0038】
また、発電手段の発電電力を任意の電力へ変換して利用することが可能となる発電スイッチ装置が得られる。
【0039】
また、発電した余剰電力を電化製品に供給することが可能となる発電スイッチ装置が得られる。
【0040】
また、室内の明かり等を利用した発電電力により動作する発電スイッチ装置が得られる。
【0041】
また、室内の明かりの点灯および消灯により人の在室等を検出することが可能となる発電スイッチ装置が得られる。
【0042】
また、発電電力の種類とは異なる電力を制御することが可能となる発電スイッチ装置が得られる。
【0043】
また、寿命の長い発電スイッチ装置が得られる。
【0044】
また、発電電力の直流電圧を任意の直流電圧に変換して利用することができる発電スイッチ装置が得られる。
【0045】
また、発電電力が交流電力であっても任意の直流電力に変換して利用することができる発電スイッチ装置を得ることができる。
【0046】
また、発電電力の交流電圧を任意の交流電圧に変換して利用することができる発電スイッチ装置を得ることができる。
【0047】
また、発電電力が直流電力であっても任意の交流電力に変換して利用することができる発電スイッチ装置を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0048】
本発明の請求項1記載の発明は、発電する発電手段と前記発電手段の発電電力により導通するスイッチ手段を備えた構成とし、自ら発電した電力により導通する作用を有する。
【0049】
また、発電する発電手段と前記発電手段の発電電力により不導通するスイッチ手段を備えた構成とし、自ら発電した電力により不導通するという作用を有する。
【0050】
また、電化製品等の電源入力ラインに使用するようにする構成とし、電化製品の商用電源からの電力供給を制御することができるという作用を有する。
【0051】
また、発電手段の出力側に前記発電手段で発電した電力を異なる電力に変換する電力変換手段を用いた構成とし、発電手段の発電電力を任意の電力へ変換して利用することができるという作用を有する。
【0052】
また、発電手段により発電した余剰電力を電化製品等の消費電力に利用する構成とし、発電した余剰電力を電化製品に供給することができるという作用を有する。
【0053】
また、発電手段に室内の明かり等で発電する太陽電池を用いた構成とし、室内の明かり等を利用した発電電力により、導通もしくは不導通することができるという作用を有する。
【0054】
また、発電手段に室内の明かり等で発電する太陽電池を用いて室内の明かりが点灯したことを検出するセンサとして使用する構成とし、室内の明かりの点灯および消灯により人の在室等を検出することができるという作用を有する。
【0055】
また、スイッチ手段にリレーを用いた構成とし、発電電力の種類とは異なる電力を制御することができるという作用を有する。
【0056】
また、スイッチ手段に半導体スイッチを用いた構成とし、寿命の長い発電スイッチ装置が得られるという作用を有する。
【0057】
また、電力変換手段にDC/DC変換を用いた構成とし、発電電力の直流電圧を任意の直流電圧に変換して利用することができるという作用を有する。
【0058】
また、電力変換手段にAC/DC変換を用いた構成とし、発電電力が交流電力であっても任意の直流電力に変換して利用することができるという作用を有する。
【0059】
また、電力変換手段にAC/AC変換を用いた構成とし、発電電力の交流電圧を任意の交流電圧に変換して利用することができるという作用を有する。
【0060】
また、電力変換手段にDC/AC変換を用いた構成とし、発電電力が直流電力であっても任意の交流電力に変換して利用することができるという作用を有する。
【0061】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0062】
(実施の形態1)
図1に示すように、本発明の発電スイッチ装置は、発電手段の太陽電池1と前記太陽電池1の発電電力により導通するスイッチ手段の常時OFFリレー2を備え、前記常時OFFリレー2は電源ラインを導通する常時OFF接点3と前記常時OFF接点3を動作させる駆動コイル4とを備えており、前記発電スイッチ装置を商用電源5と電化製品6の電力消費部7との電源入力ラインに使用する構成としたものである。
【0063】
上記のように構成した発電スイッチ装置について、図1と図2を参照しながら説明する。
【0064】
まず、前記太陽電池1と前記常時OFFリレー2の選定方法について、図2を参照しながら説明する。図2は一般的な太陽電池のIV特性を表しており、A点は太陽電池開放時の電圧、B点は太陽電池短絡時の電流、C点は太陽電池の最大電力点を表している。一般的に太陽電池のIV特性は、A点からB点の間では電流による電圧低下はほとんどなく、電流がB点を超えると急激に電圧が低下するような特性を持っている。また、B点のA点に対する電圧低下は、A点の開放電圧の約2割以下である。よって、リレーの接点を動作させる駆動コイルの動作電圧と動作電流の特性が、太陽電池の持つIV特性の範囲Dの間にあるものを選択することで、太陽電池の発電電力により直接リレーを動作させることが可能となる。前記太陽電池1が一般的な太陽電池であるとすると、前記太陽電池1は図2と同じようなIV特性を持つため、前記常時OFFリレー2の前記駆動コイル4の動作電圧と動作電流の特性が、前記太陽電池1の持つIV特性の範囲Dの間にあるものを選定することで、前記太陽電池1の発電電力により前記駆動コイル4が動作し、前記常時OFF接点3が導通してスイッチの役割を果たすことになる。これにより、前記商用電源5からの電力供給を必要としない自らの発電電力で動作する発電スイッチ装置が得られる。
【0065】
また、図1に示すように、本発明の発電スイッチ装置を前記商用電源5と前記電化製品6の前記電力消費部7との電源入力ラインに使用する構成とすることで、部屋の照明が点灯したことによる明かりや昼間の太陽光を利用して前記太陽電池1が発電するまで前記常時OFFリレー2は導通せず、前記電化製品6のモーターやヒーターなどの機器やテレビやビデオなどのリモコン受光部やマイコンなどが実装されている制御回路など電力を消費する前記電力消費部7へ前記商用電源5から電力は供給されないため、前記電化製品6は電力を全く消費しない。このように前記太陽電池1の発電の有無により、前記電化製品6への電力供給を制御することが可能となる。たとえば、人が滞在しているときのみ照明を点灯させることが多い洗面所やトイレなどに設置される換気扇やハンドドライヤーなどであれば、部屋の照明の点灯による明かりにより前記太陽電池1が発電して前記常時OFFリレー2が導通することにより、換気扇やハンドドライヤーなどに電力を供給して使用可能状態もしくは運転状態にすることができる。また、部屋の照明が消灯すると前記太陽電池1の発電は無くなって前記常時OFFリレー2は不導通になり、換気扇やハンドドライヤーなどの電化製品への供給電力を停止することができる。これにより、換気扇やハンドドライヤーなどなどの電化製品を利用したいときに自動的に電力を供給し、使用しないときは停止するような電力供給を制御するスイッチとして利用することができる。
【0066】
また、本発明のスイッチ装置を前記商用電源5と前記電化製品6との電力入力ライン間に使用する構成について説明したが、電源を必要とする電化製品などの電力供給を制御する利用方法であれば、その場所には限定されず、その作用効果に差異は生じない。
【0067】
なお、図1のような構成において、本発明の発電スイッチ装置を前記電化製品6の電力供給を制御するためのスイッチとして利用したが、前記常時OFFリレー2の導通もしくは非導通をマイコンなどの入力ポートに入力してセンサのように利用することも可能である。例えば、前記太陽電池1の発電の有無により前記常時OFFリレー2が導通もしくは非導通することから部屋の明かりが点灯もしくは消灯したかを判断するセンサとして使用することも可能である。
【0068】
また、前記発電手段に前記太陽電池1を利用したが、風力発電や水力発電などの自然エネルギーや小型の燃料電池など商用電源から独立して利用できる発電電力を利用するものであれば、その発電手段には限定されず、その作用効果に差異は生じない。
【0069】
さらに、前記スイッチ手段に半導体リレーやサイリスタやトランジスタやトライアックやフォカプラなどの半導体スイッチを利用すれば、小型または長寿命の発電スイッチ装置を得ることができる。
【0070】
また、前記スイッチ手段に前記常時OFFリレー2や半導体スイッチを利用したが、前記発電手段の発電電力を利用して動作するスイッチ機能または情報を伝える機能を備えた機器を利用するものであれば、その動作手段には限定されず、その作用効果に差異は生じない。
【0071】
さらに、本発明の発電スイッチ装置が前記電化製品6に組み込まれている構成で説明したが、前記発電手段や前記スイッチ手段などが前記電化製品6から離れた場所にされても、その作用効果に差異は生じない。
【0072】
(実施の形態2)
実施の形態1と同一部分は同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
【0073】
図3に示すように、本発明の発電スイッチ装置は、発電手段の太陽電池1と前記太陽電池1の発電電力により導通するスイッチ手段の常時ONリレー8を備え、前記常時ONリレー8は電源ラインを不導通する常時ON接点9と前記常時ON接点9を動作させる駆動コイル10とを備えており、前記発電スイッチ装置を商用電源5と電化製品6の電力消費部7との電源入力ラインに使用する構成としたものである。
【0074】
上記のように構成した発電スイッチ装置について、図2と図3を参照しながら説明する。
【0075】
前記太陽電池1と前記常時ONリレー8の選定方法については、実施の形態1で説明しているため、詳細な説明は省略する。前記太陽電池1が一般的な太陽電池であるとすると、前記太陽電池1は図2と同じようなIV特性を持つため、前記常時ONリレー8の前記駆動コイル10の動作電圧と動作電流の特性が前記太陽電池1の持つIV特性の範囲Dの間にあるものを選定することで、前記太陽電池1の発電電力により前記駆動コイル10が動作し、前記常時ON接点9が不導通してスイッチの役割を果たすことになる。これにより、商用電源からの電力供給を必要としない自らの発電電力で動作する発電スイッチ装置が得られる。
【0076】
また、図3に示すように、本発明の発電スイッチ装置を前記商用電源5と前記電化製品6の前記電力消費部7との電源入力ラインに使用する構成とすることで、部屋の照明の消灯や夜間で暗いとき前記太陽電池1は発電していないため、前記常時ONリレー8は導通した状態になり前記電化製品6には前記商用電源5から電力が供給される。そして、部屋の照明が点灯したことによる明かりや昼間の太陽光を利用して前記太陽電池1が発電すると、前記常時ONリレー8の前記駆動コイル10が動作して前記常時ON接点9が不導通となり、前記商用電源5から前記電化製品6のモーターやヒーターなどの機器やテレビやビデオなどのリモコン受光部やマイコンなどが実装されている制御回路など電力を消費する前記電力消費部7への電力供給は停止し、前記電化製品6は電力を全く消費しない。このように前記太陽電池1の発電の有無により、前記電化製品6への電力供給を制御することが可能となる。たとえば、監視カメラなど部屋に人が滞在していないときや夜間にのみ使用することが多い機器の場合、部屋の照明の点灯による明かりや昼間の太陽光があるときは、前記太陽電池1の発電電力により前記常時ONリレー8が動作して不導通になり、前記商用電源5から監視カメラには電力が供給されないため停止する。また、部屋の照明の消灯や太陽が沈んで周りが暗くなったときは、前記太陽電池1の発電電力が無くなるため、前記常時ONリレー8は導通して監視カメラなどの機器に前記商用電源5から電力が供給され、監視カメラは使用可能状態もしくは運転状態にすることができる。これにより、監視カメラなどの電化製品を利用したいときに自動的に電力を供給し、使用しないときは停止するような電力供給を制御するスイッチとして利用することができる。
【0077】
なお、本発明のスイッチ装置について、前記発電スイッチ装置を前記商用電源5と前記電化製品6との電力入力ライン間に使用する構成について説明したが、電源を必要とする電化製品などの電力供給を制御する利用方法であれば、その場所には限定されず、その作用効果に差異は生じない。
【0078】
また、図3のような構成において、本発明の発電スイッチ装置を前記電化製品6の電力供給を制御するためのスイッチとして利用したが、前記常時ONリレー8の導通もしくは非導通をマイコンなどの入力ポートに入力してセンサのように利用することも可能である。例えば、前記太陽電池1の発電の有無により前記常時ONリレー8が導通もしくは非導通することから部屋の明かりが点灯もしくは消灯したかを判断するセンサとして使用することも可能である。
【0079】
また、前記発電手段に前記太陽電池1を利用したが、風力発電や水力発電などの自然エネルギーや小型の燃料電池など商用電源から独立して利用できる発電電力を利用するものであれば、その発電手段には限定されず、その作用効果に差異は生じない。
【0080】
さらに、前記スイッチ手段に半導体リレーやサイリスタやトランジスタやトライアックやフォカプラなどの半導体スイッチを利用すれば、小型または長寿命の発電スイッチ装置を得ることができる。
【0081】
また、前記スイッチ手段に前記常時ONリレー8や半導体スイッチを利用したが、前記発電手段の発電電力を利用して動作するスイッチ機能または情報を伝える機能を備えた機器を利用するものであれば、その動作手段には限定されず、その作用効果に差異は生じない。
【0082】
さらに、本発明の発電スイッチ装置が前記電化製品6に組み込まれている構成で説明したが、前記発電手段や前記スイッチ手段などが前記電化製品6から離れた場所にされても、その作用効果に差異は生じない。
【0083】
(実施の形態3)
実施の形態1と実施の形態2と同一部分は同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
【0084】
図4に示すように、本発明の発電スイッチ装置は、発電手段の太陽電池1と前記太陽電池1の発電電力を適切な電力に変換するDC/DC変換器11と前記DC/DC変換器11により変換された電力により導通するスイッチ手段の常時OFFリレー2を備え、前記発電スイッチ装置を商用電源5と電化製品6の電力消費部7との電源入力ラインに使用し、さらに前記太陽電池1の発電電力を前記DC/DC変換器11を介して前記電力消費部7のダイオードブリッジ12と制御回路部13の間に供給して利用する構成としたものである。また、前記DC/DC変換器11は前記太陽電池1が発電した直流電力の電圧が前記常時OFFリレー2の駆動コイル4を駆動する直流電圧と違う場合、前記駆動コイル4の動作電圧に直流電圧を変換するものであり、前記ダイオードブリッジ12は前記商用電源5の交流を全波整流して直流に変換するものである。また、前記制御回路部13は、前記ダイオードブリッジ12により全波整流された直流電力を消費する回路である。また、ダイオード14は前記ダイオードブリッジ12で整流された直流電力が前記駆動コイル4などへ電力が逆流するのを防止するものである。
【0085】
上記のように構成した発電スイッチ装置について、図2と図4を参照しながら説明する。前記DC/DC変換器11は、前記太陽電池1が発電した直流電力の電圧が前記常時OFFリレー2の駆動コイル4を駆動する直流電圧よりも高い場合、前記駆動コイル4の動作電圧まで直流電圧を降圧する。このとき、前記DC/DC変換器11は、降圧側の電圧すなわち前記駆動コイル4の動作電圧を一定に保つように制御する。また、前記太陽電池1と前記常時OFFリレー2の選定方法は、前記太陽電池1の発電できる最大発電電力よりも前記常時OFFリレー2の前記駆動コイル4の動作に必要な電力と前記DC/DC変換器11の電力損失と前記制御回路部13の消費電力を加算した電力よりも大きくなるようにそれぞれを選定すれば、前記太陽電池1が一般的な太陽電池とすると、図2に示すようなIV特性を持つため、前記太陽電池1は図2に示すIV特性の範囲Dの間で発電するようになる。ただし、前記制御回路部13が動作できる直流電圧は、ある程度の電圧範囲を持ち前記駆動コイル4の動作電圧よりも小さくする必要がある。これにより、前記太陽電池1の発電電力と前記常時OFFスイッチ2を動作させる電圧の違いなどによる組み合せの問題点を解消し、利用できる機器の組み合せの拡大を図ることができる。
【0086】
次に、前記太陽電池1の発電電力を前記電化製品6の前記電力消費部7で利用する方法について説明する。図4には示していないが、前記ダイオードブリッジ12の入力側に前記商用電源5の電圧を変換するトランスなどを設置して電圧の大きさを調整し、前記ダイオードブリッジ12の出力側に平滑用の電解コンデンサなどを並列に接続して、リプルの小さい直流電力を得ることも可能である。前記DC/DC変換器11の変換電圧を前記ダイオードブリッジ12で整流された直流電圧よりも大きくすると、前記太陽電池1の発電電力が十分にあれば前記商用電源5からの電力は前記ダイオードブリッジ12を介して供給されることはないため、前記電化製品6は電力を消費することはない。前記太陽電池1の発電電力が無くなれば、前記DC/DC変換器11の変換電圧が前記ダイオードブリッジ12で整流された直流電圧よりも小さくなり、前記制御回路部には前記商用電源5から電力が供給されることになる。このとき、図4に示す前記ダイオード14を備えておくことで電力の逆流を防止でき、前記太陽電池1の発電が無くなると、前記常時OFFスイッチ2は不導通になり、前記商用電源5から前記電化製品6への電力供給を遮断でき、前記商用電源5からの電力消費を無くすことができる。
【0087】
図4に示した構成の発電スイッチ装置を、トイレなどの換気扇や洗面所などのハンドドライヤーなどに利用すれば、人がトイレや洗面所などで照明などの明かりを点灯させたときに前記太陽電池1が発電し前記常時OFFリレー2が導通するため、人がいることを検出して換気扇やハンドドライヤーなどの電源供給ラインがつながる。しかし、換気扇やハンドドライヤーなどが自動的に使用可能状態となって待機している状態でも、前記電化製品6の待機電力分は前記太陽電池1の発電電力から供給されるため、換気扇やハンドドライヤーは前記商用電源5から待機電力をまったく消費することがない。これにより、換気扇やハンドドライヤーなどに使用されているセンサやマイコンなどで常時消費される待機電力をすべて無くすことができる。
【0088】
ここでは、前記DC/DC変換器11を降圧のDC/DC変換器として説明したが、昇圧のDC/DC変換器であっても、前記太陽電池1で発電した電力を利用したい電力に変換して利用するのであれば、その作用効果に差異は生じない。
【0089】
また、前記電力変換の使用は1つだけであるが、前記常時OFFリレー2と前記電力消費部7にそれぞれのDC/DC変換器を利用するなど、前記発電手段で発電した電力を利用したい電力に変換して利用するのであれば、個数や利用場所には限定されず、その作用効果に差異は生じない。
【0090】
また、同様の構成で前記電力変換手段にAC/DC変換器を利用すれば、前記発電手段1で発電した交流電力を直流電力に変換して利用することが可能となる。
【0091】
また、同様の構成で前記電力変換手段にAC/AC変換器を利用すれば、前記発電手段1で発電した交流電力を任意の交流電力に変換して利用することが可能となる。
【0092】
また、同様の構成で前記電力変換手段にDC/AC変換器を利用すれば、前記発電手段1で発電した直流電力を任意の交流電力に変換して利用することが可能となる。
【0093】
また、前記電力変換手6にDC/DC変換器やAC/DC変換器やAC/AC変換器やDC/AC変換器を利用したが、電力を使用したい形態に変換する機能を利用するものであれば、その動作手段には限定されず、その作用効果に差異は生じない。
【0094】
さらに、本発明の発電スイッチ装置が前記電化製品6に組み込まれている構成で説明したが、前記発電手段や前記スイッチ手段などが前記電化製品6から離れた場所にされても、その作用効果に差異は生じない。
【産業上の利用可能性】
【0095】
本発明の発電スイッチ装置は、発電する機器の特性に合わせてその電力を用いることでスイッチもしくはセンサとして活用できる。
【図面の簡単な説明】
【0096】
【図1】本発明の実施の形態1の発電スイッチ装置の構成図
【図2】同太陽電池のIV特性を示す図
【図3】本発明の実施の形態2の発電スイッチ装置の構成図
【図4】本発明の実施の形態3の発電スイッチ装置の構成図
【符号の説明】
【0097】
1 太陽電池
2 常時OFFリレー
3 常時OFF接点
4 駆動コイル
5 商用電源
6 電化製品
7 電力消費部
8 常時ONリレー
9 常時ON接点
10 駆動コイル
11 DC/DC変換器
12 ダイオードブリッジ
13 制御回路部
14 ダイオード




 

 


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