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発明の名称 DCブラシレスモ−タ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−6603(P2007−6603A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−183141(P2005−183141)
出願日 平成17年6月23日(2005.6.23)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 中本 昭則
要約 課題
従来のこの種のDCブラシレスモ−タは、ステ−タを一体モ−ルド成形されたステ−タ完成体とロ−タ完成体とを有し、出力軸側のベアリングAは、ブラケットAに支持されステ−タ完成に固定され、ステ−タ完成体には、駆動ICを搭載したプリント基板が取り付けられている。そして駆動用ICの放熱部とブラケットBとの間には放熱シリコンが塗布され駆動用ICの熱が放熱シリコンを通しブラケットBより放熱されている。前記従来の構成では、さらに高出力が必要な時、ブラケットBの形状を大きくできないため高出力化できないという課題を有していた。

解決手段
反負荷側のブラケットB5に高熱伝導率の非鉄系材で構成された放熱板12を取付け、出力に応じ放熱板の大きさを自由に変えられる構造とする。放熱板12の形状を規則的または、不規則的な凹凸状にすることにより、より放熱効果が向上する。
特許請求の範囲
【請求項1】
ベアリングを介して回転自由に保持されたロータと、前記ベアリングを保持するブラケット部と、モールド成形により得られたステータ及びモ−タ内部に駆動回路を有するDCブラシレスモータであって、前記反負荷側のブラケットに高熱伝導率の非鉄系材で構成された放熱板を取付ける構造としたことを特徴とするDCブラシレスモータ。
【請求項2】
放熱板をDCブラシレスモ−タの外形より大きくしたことを特徴とする請求項1記載のDCブラシレスモータ。
【請求項3】
放熱板をアルミニュウム材で構成した請求項1記載のDCブラシレスモータ。
【請求項4】
放熱板をアルミニュウム材で構成するとともに、放熱板を規則的または、不規則的な凹凸状に構成しモ−タの出力に応じ放熱板の大きさを自由に変えられる構造としたことを特徴とする請求項1記載のDCブラシレスモータ。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1項に記載のDCブラシレスモータを用いた空気調和機用ファンモータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、DCブラシレスモ−タに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のこの種のDCブラシレスモ−タは、図4に示すように、ステ−タ101を一体モ−ルド成形されたステ−タ完成体102に、磁石103、ロ−タ104、シャフト105、ベアリングA106、ベアリングB107からなるロ−タ完成体とを有する(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
出力軸側のベアリングA106は、ブラケットA108に支持されステ−タ完成体102に固定されている。また、ステ−タ完成体102には、駆動IC109を搭載したプリント基板110が取付けられている。反出力軸側のベアリングB106は、ブラケットB111に支持され、ステータ完成体102に固定されて一体化されている。
【0004】
駆動用IC109の放熱部とブラケットB111との間には放熱シリコン112が塗布され駆動用IC109の熱が放熱シリコン112を通しブラケットB111より放熱されている。
【非特許文献1】エアコンガイドブック・平成16年度版,松下電器産業(株)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら上記のような構成では、モータの出力の限界は駆動用IC109の温度上昇により制限されており、ブラケットB111の放熱効果により決まっている。さらに高出力が必要な時、ブラケットB111の形状を大きくできないため高出力化できないという課題を有していた。
【0006】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、反負荷側のブラケットBに高熱伝導率の非鉄系材で構成された放熱板を取付ける構造とすることにより、簡易な構成で安価、かつ冷却性能を向上させ高出力化を可能としたDCブラシレスモータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記従来の課題を解決するために、本発明のDCブラシレスモ−タは、ベアリングA、Bを介して回転自由に保持されたロータと、前記ベアリングA、Bを保持するブラケットA、Bと、モールド成形により得られたステータ及びモ−タ内部に駆動回路を有するDCブラシレスモータであって、前記反負荷側のブラケットBに高熱伝導率の非鉄系材で構成された放熱板を取付け出力に応じ放熱板の大きさを自由に変えられる構造とする。また、放熱板の形状を規則的または、不規則的な凹凸状にすることにより、より放熱効果が向上し高出力化が可能となる。
【発明の効果】
【0008】
本発明のDCブラシレスモータは、反負荷側のブラケットBに高熱伝導率の非鉄系材で構成された放熱板を取り付け出力に応じ放熱板の大きさを自由に変えられる構造とすることにより簡易な構成で安価、かつ冷却性能を向上させることができる。また、放熱板の形状を規則的または、不規則的な凹凸状にすることにより、より放熱効果が向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
第1の発明は、ベアリングA,Bを介して回転自由に保持されたロータと、前記ベアリングA、Bを保持するハウジングA,Bと、モールド成形により得られたステータ及びモ−タ内部に駆動回路を有するDCブラシレスモータであって、前記反負荷側のブラケットに高熱伝導率の非鉄系材で構成された放熱板を取付ける構造とする。放熱板を反負荷側のブラケットBに取付けることにより放熱効果が向上し高出力化が可能となる。
【0010】
第2の発明は、放熱板をDCブラシレスモ−タの外形より大きくすることにより、放熱面積が増え放熱効果が向上する。
【0011】
第3の発明は、放熱板をアルミニュウムで構成することにより、放熱効果が向上する。
【0012】
第4の発明は、放熱板をアルミニュウムで構成するとともに、放熱板を規則的または、不規則的な凹凸状に構成しモ−タの出力に応じ放熱板の大きさを自由に変えられる構造とすることにより、簡易な構成で安価、かつ冷却性能を向上させることができる。
【0013】
第5の発明は、上記1〜4の発明のDCブラスレスモ−タを空気調和機の室外機に使用されるのが好ましい。空気調和機の室外機は、冷房運転時熱交換器により高温となり送風ファンによりDCブラシレスモ−タに高温の風があたり、DCブラシレスモ−タ内の駆動ICの温度が上昇する。反負荷側のブラケットに放熱板を取付けることにより放熱面積が増え内部駆動ICの温度を下げることができる。
【0014】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0015】
(実施の形態1)
図1に本実施の形態のDCブラシレスモータの一部断面図を示す。
【0016】
本実体の形態のDCブラシレスモータは、ロ−タ1と、磁石2、シャフト3、ベアリングA4、ベアリングB5からなるロータ完成体を有する。ステ−タ完成体6には、駆動IC7を搭載したプリント基板8が取付けられている。出力軸側のベアリングA4は、ブラケットA9によりステ−タ完成体6に固定され、反出力側のベアリングB5はブラケットB10によりステ−タ完成体6に固定されている。
【0017】
駆動IC7の放熱板とブラケットB10との間に放熱シリコン11が塗布され駆動IC7の熱が放熱シリコンA11を通しブラケットB10より放熱されている。反出力側のブラケットB10にφ92、厚み5mmの高熱伝導率の非金属で構成された放熱板12を反出力側のブラケットB10に取付けることにより、放熱面積が増えブラケットB10の熱を放熱することができる。また、ブラケットB10と放熱板12の間に放熱シリコンB13等を塗布するとより、放熱効果が向上する。
【0018】
(実施の形態2)
図2に本実施の形態のDCブラシレスモータの一部断面図を示す。
【0019】
本実施の形態は、上記の実施の形態1と放熱板の形状おいて相違し、その他の点では実施形態1と同様である。
本実体の形態は、図2のように放熱板12aをDCブラスレスモ−タの外形より大きくする。例えばDCブラシレスモ−タの外形がφ92mmであれば放熱板12aの外形をφ100mmとする。放熱板12aを外形より大きくすることにより、放熱板12aに風があたる面積が増え放熱効果が向上しモ−タの仕様および形状を変更することなく高出力化が可能となる。
【0020】
(実施の形態3)
放熱板をアルミニュウム材にすることにより安価な構成により放熱効果が向上し、モ−タの仕様および形状を変更することなく高出力化が可能となる。
【0021】
(実施の形態4)
本実施の形態は、上記の実施の形態1と放熱板の形状おいて相違し、その他の点では実施形態1と同様である。
【0022】
図3にDCブラシレスモ−タの一部断面図を示す。
【0023】
本実施の形態は、図3のように放熱板12bを規則的または不規則的な凹凸状に構成し、モ−タの出力に応じ放熱板12bの大きさを自由に変える。このように、放熱板12bの形状を規則的または不規則的な凹凸状に構成することにより、より放熱効果が向上しモ−タの仕様および形状を変更することなく高出力化が可能となる。
【0024】
(実施の形態5)
上記実施の形態1、2、3、4のDCブラシレスモータは、空気調和機用ファンモータとして使用されるのが好ましい。近年、空気調和機の高性能化が進みモ−タの高出力化が要求される。従って、上記形態1、2、3、4のDCブラシレスモータを空気調和機用のファンモータとして使用すると本発明の効果がより顕著に発現する。
【産業上の利用可能性】
【0025】
以上のように、本発明にかかるDCブラシレスモータは、反負荷側のブラケットに高熱伝導率の非鉄系材で構成された放熱板を取付ける構造とし、出力に応じ放熱板の大きさを自由に変えられる構造とすることにより、簡易な構成で安価、かつ冷却性能を向上させることができる。また、放熱板の形状を規則的または、不規則的な凹凸状にすることにより、より放熱効果が向上するため、空気調和機の室外機のモ−タ等の用途に有用である。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の実施の形態1におけるDCブラシレスモ−タの部分断面図
【図2】本発明の実施の形態2におけるDCブラシレスモ−タの部分断面図
【図3】本発明の実施の形態4におけるDCブラシレスモ−タの部分断面図
【図4】従来のDCブラシレスモ−タの部分断面図
【符号の説明】
【0027】
1 ロ−タ
2 磁石
3 シャフト
4 ベアリングA
5 ベアリングB
6 ステ−タ完成体
7 駆動IC
8 プリント基板
9 ブラケットA
10 ブラケットB
11 シリコンA
12 放熱板
13 シリコンB




 

 


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