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発明の名称 移動通信システムにおける伝送構成方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−235981(P2007−235981A)
公開日 平成19年9月13日(2007.9.13)
出願番号 特願2007−97882(P2007−97882)
出願日 平成19年4月3日(2007.4.3)
代理人 【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策
発明者 尹 寧 佑 / 李 永 朝 / 金 沂 濬 / 権 純 逸
要約 課題
情報ビットストリームが、物理層上で可変または多変データレート伝
送モードでインターリーバサイズにマッピングされる3GPP2通信システムに
おける伝送チェーン構成方法を提供すること。

解決手段
物理層上で情報ビットストリームをデータレートにマッピングす
特許請求の範囲
【請求項1】
移動通信システムにおけるレートマッチングのため、ターボ符号器から所定のコードレートに基づいて符号化されて出力されたデータ列をパンクチャリングする方法において、
該符号化されたデータ列を順次に複数の単位シンボルグループにグルーピングする段階と、
該符号化されたデータ列のサイズを所定のインターリーバのサイズにマッチングするために、該符号化されたデータ列にパンクチャリングを行う段階とを含むが、
該単位シンボルグループに、順次に0から(I−1)まで増加するインデックスを与えた場合、該パンクチャリングは、[(j・K)modJ<K]を満たすjに対して、2j及び(2j+1)のインデックスを有する単位シンボルのグループ(jは、0からJ−1までの整数、J=
【数1】



)に対して行われる、パンクチャリング方法。
【請求項2】
前記コードレートを1/kとした場合、前記各単位シンボルグループは、1つの情報ビットと(k−1)個のパリティビットとで構成される、請求項1に記載のパンクチャリング方法。
【請求項3】
前記各単位シンボルグループの偶数グループと奇数グループとでパンクチャリングされるべきビット数(K)は、K=
【数2】



(Lは、符号化されたデータ列の長さで、Nは、前記インターリーバのサイズである)である、請求項2に記載のパンクチャリング方法。
【請求項4】
2jのインデックスを有する単位シンボルグループ及び(2j+1)のインデックスを有する単位シンボルグループに対して、異なるパンクチャリングパターンによってパンクチャリングを行う、請求項1に記載のパンクチャリング方法。
【請求項5】
テールビットを含む単位シンボルグループに対して、2jのインデックスを有する単位シンボルグループ及び(2j+1)のインデックスを有する単位シンボルグループは、同一のパンクチャリングパターンによってパンクチャリングを行う、請求項1に記載のパンクチャリング方法。
【請求項6】
前記コードレート(1/k)が1/3の場合、前記2jのインデックスを有する単位シンボルグループ及び(2j+1)のインデックスを有する単位シンボルグループに適用されるパンクチャリングパターンは、それぞれ‘110’及び‘101’である、請求項4に記載のパンクチャリング方法。
【請求項7】
前記コードレート(1/k)が1/3の場合、テールビットを含む単位シンボルグループに対して、2jのインデックスを有する単位シンボルグループ及び(2j+1)のインデックスを有する単位シンボルグループに適用されるテールパンクチャリングパターンは‘101’である、請求項1に記載のパンクチャリング方法。
【請求項8】
前記コードレート(1/k)が1/4の場合、前記2jのインデックスを有する単位シンボルグループ及び(2j+1)のインデックスを有する単位シンボルグループに適用されるパンクチャリングパターンは‘1101’である、請求項1に記載のパンクチャリング方法。
【請求項9】
前記コードレート(1/k)が1/4の場合、テールビットを含む単位シンボルグループに対して、2jのインデックスを有する単位シンボルグループ及び(2j+1)のインデックスを有する単位シンボルグループに適用されるテールパンクチャリングパターンは‘1011’である、請求項1に記載のパンクチャリング方法。
【請求項10】
前記コードレート(1/k)が1/5の場合、前記2jのインデックスを有する単位シンボルグループ及び(2j+1)のインデックスを有する単位シンボルグループに適用されるパンクチャリングパターンはそれぞれ‘11101’及び‘11011’である、請求項4に記載のパンクチャリング方法。
【請求項11】
前記コードレート(1/k)が1/5の場合、テールビットを含む単位シンボルグループに対して、2jのインデックスを有する単位シンボルグループ及び(2j+1)のインデックスを有する単位シンボルグループに適用されるテールパンクチャリングパターンは‘11011’である、請求項1に記載のパンクチャリング方法。
【請求項12】
移動通信システムにおけるレートマッチングのため、ターボ符号器から所定のコードレート(k)に基づいて符号化されて出力されたデータ列をパンクチャリングする方法において、
該符号化されたデータ列を順次に、それぞれ1つの情報ビットと(k−1)個のパリティビットとで構成された複数の単位シンボルグループにグルーピングする段階と、
該符号化されたデータ列のサイズを所定のインターリーバのサイズにマッチングするために、それぞれの偶数単位シンボルグループ及び奇数単位シンボルグループに対してパンクチャリングを行う段階とを含む、パンクチャリング方法。
【請求項13】
前記単位シンボルグループに、順次に0から(I−1)まで増加するインデックスを与えた場合、前記パンクチャリングは、[(j・K)modJ<K]を満たすjに対して、2j及び(2j+1)のインデックスを有する単位シンボルグループ(jは、0からJ−1までの整数、J=
【数3】



)に対して行われる、パンクチャリング方法。
【請求項14】
前記各偶数単位シンボルグループ及び奇数単位シンボルグループにおいて、パンクチャリングされるべきビット数(K)は、K=
【数4】



(Lは、符号化されたデータ列の長さで、Nは、前記インターリーバのサイズである)である、請求項12に記載のパンクチャリング方法。
【請求項15】
2jのインデックスを有する単位シンボルグループ及び(2j+1)のインデックスを有する単位シンボルグループに対して、異なるパンクチャリングパターンによってパンクチャリングを行う、請求項13に記載のパンクチャリング方法。
【請求項16】
テールビットを含む単位シンボルグループに対して、2jのインデックスを有する単位シンボルグループ及び(2j+1)のインデックスを有する単位シンボルグループは、同一のパンクチャリングパターンによってパンクチャリングを行う、請求項13に記載のパンクチャリング方法。
【請求項17】
前記コードレート(1/k)が1/3の場合、前記2jのインデックスを有する単位シンボルグループ及び(2j+1)のインデックスを有する単位シンボルグループに適用されるパンクチャリングパターンは、それぞれ‘110’及び‘101’である、請求項15に記載のパンクチャリング方法。
【請求項18】
前記コードレート(1/k)が1/3の場合、テールビットを含む単位シンボルグループに対して、2jのインデックスを有する単位シンボルグループ及び(2j+1)のインデックスを有する単位シンボルグループに適用されるテールパンクチャリングパターンは‘101’である、請求項13に記載のパンクチャリング方法。
【請求項19】
前記コードレート(1/k)が1/4の場合、前記2jのインデックスを有する単位シンボルグループ及び(2j+1)のインデックスを有する単位シンボルグループに適用されるパンクチャリングパターンは‘1101’である、請求項13に記載のパンクチャリング方法。
【請求項20】
前記コードレート(1/k)が1/4の場合、テールビットを含む単位シンボルグループに対して、2jのインデックスを有する単位シンボルグループ及び(2j+1)のインデックスを有する単位シンボルグループに適用されるテールパンクチャリングパターンは‘1011’である、請求項13に記載のパンクチャリング方法。
【請求項21】
前記コードレート(1/k)が1/5の場合、前記2jのインデックスを有する単位シンボルグループ及び(2j+1)のインデックスを有する単位シンボルグループに適用されるパンクチャリングパターンはそれぞれ‘11101’及び‘11011’である、請求項15に記載のパンクチャリング方法。
【請求項22】
前記コードレート(1/k)が1/5の場合、テールビットを含む単位シンボルグループに対して、2jのインデックスを有する単位シンボルグループ及び(2j+1)のインデックスを有する単位シンボルグループに適用されるテールパンクチャリングパターンは‘11011’である、請求項13に記載のパンクチャリング方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は3GPP2(the 3rd generation partne
rship project2)に係り、特に、情報ビットストリームの可変又
は多変データレートをサポートするための3GPP2での伝送チェーン構成方法
に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、3GPP2のデータ伝送モードには正規データレートモードのほかに
も可変データレートモードと、多変データレートモードの二つの伝送モードがあ
る。
【0003】
正規データレートモードとは、無線構成(Radio Configurat
ion; 以下RC)と称される固定したチェーン上で動作する伝送モードであ
る。
【0004】
RCとは、情報データ長さと、チャネルインターリーバ長さと、そして、チャ
ネルコードのコードレートに従ってチャネル符号器の出力ビットストリーム長さ
とを合わせて定型化した、一種の伝送チェーンと考えられ得る。このとき、チャ
ネルインターリーバのサイズとチャネル符号器のコーディングレート、そして、
チャネルのウォルシュ(Walsh)コード長さとの間にはある定型化した規則
が存在する。
【0005】
即ち、使用するチップレートが定められると、チャネルインターリーバのサイ
ズに従って一つの変造シンボルに入るチップの数が定められ、これをスプレッデ
ィングファクターと定義するが、このスプレッディングファクターに従って互い
に異なるチャネルをコードマルチフレキシングさせ得るウォルシュコードの長さ
が定められる。
【0006】
このとき、使用可能なウォルシュコードの数はウォルシュコード長さと比例す
る関係にある。従って、ウォルシュコードに従ってマルチフレキシングチェーン
で収容できるようなチャネルの数が変わることになる。
【0007】
もし、同じ長さを有する入力情報ビットストリームのチャネルコード化過程を
経た後の長さを考えると、チャネルで発生するエラーを訂正するためのエラー訂
正コードの能力はチャネル符号器のコーディングレートが低いほど強くなる特性
を有する。
【0008】
即ち、チャネル符号器のコーディングレートが低いほどエラー訂正能力に優れ
ており、これによって更に低い伝送電力が使用できる。しかし、低いコードレー
トのチャネル符号器を使用すると、チャネル符号器の出力ビットストリーム長さ
が長くなり、従って、チャネルインターリーバの長さが増加する。
【0009】
これは結果的に変造シンボルレートの増加を意味し、これにより、ある固定の
チップレートで一つの変造シンボルに入れられるチップの数が減るような役割を
する。従って、有用なウォルシュコードの数が減るという結果が生じられる。
【0010】
逆に、同じ長さを有するチャネル符号器の入力ビットストリームに対して高い
コーディングレートのチャネル符号化技法を使用すると、エラー訂正能力は落ち
るものの、チャネル符号器の出力ビットストリームの長さが短くなり、これによ
り、変造シンボルレートが低くなり且つ、小サイズのチャネルインターリーバを
使用することができ、結果的に有用なウォルシュコードの数を増加させることに
なる。
【0011】
ここで説明したように、チャネル符号器のコーディングレートとウォルシュコ
ード空間の間にはトレードオフ関係があることが判る。RCとは、かかるトレー
ドオフ関係を考慮して、ウォルシュコード空間を確保するのが良い場合に使用で
きる伝送チェーン、又は、より低い伝送電力が必要な場合に使用できる伝送チェ
ーンなどを定型化していると考えられる。
【0012】
現在、3GPP2では1.2888Mcpsのチップレートを使用する1Xシ
ステムに対する幾つかのRCと、3.6864Mcpsのチップレートを使用す
る3Xシステムに対する幾つかの定型化したRCを規定している。ここで、注目
すべきところは、スプレッディングファクターは2の指数乗の値を有するので、
各RCに規定された入力データレートとインターリーバのサイズもまた互いに2
倍ずつ増加する形態から構成されている。
【0013】
端末機と基地局間にトラフィックチャネルが形成される前に、端末機と基地局
は互いに交渉過程を通して、使用するRCと各RC上でのスプレッディングファ
クター、即ち、チャネルインターリーバのサイズを定め、そのチェーンに合わせ
て通信過程が行われる。
【0014】
かかるRC上で規定された伝送チェーンでない他の伝送チェーンを使用するモ
ードは、可変データレートモードと多変データレートモードである。
【0015】
可変データレートモードは各RC上でサポートする標準データ伝送率のほかに
も、任意のデータ伝送率をサポートできる伝送モードである。この可変データレ
ートは3GPP2の物理層上で3GPPの音声コデック(codec:code
r−decoder)中の一つの適応マルチレート(Adaptive Mul
ti−Rate; 以下AMR)コデックをサポートするために導入された。
【0016】
即ち、AMRの場合、20msの間のフレーム区間の間、現在3GPP2の各
々のRCでサポートしている標準伝送率と一致しないデータビットが生成され得
る。
【0017】
次に、多変データレートモードというのが存在する。このモードの目的は次の
通りである。
【0018】
3GPP2システムで基地局は順方向の補助チャネルへの伝送をスケジューリ
ングする。このとき、メッセージを通して基地局は端末機に一定時間の間、固定
したデータ伝送率を割り当てる。
【0019】
しかし、その特定時間の間、基地局と特定の端末機との間のチャネル状況が変
わることもあり、また、基地局のシステム負荷が変わることもある。
【0020】
例えば、端末機が基地局から遠ざかるにつれてチャネルの状況が変化し、更に
チャネル環境が悪化して、基地局が特定の端末機に現在のデータ伝送率で伝送す
るための十分な伝送電力を有しない場合が発生できる。
【0021】
かかる問題点を解決するために、基地局はこの時間の間、補助チャネルへの伝
送を中断させることもある。しかし、かかる解決策はデータ伝送において遅延の
問題を引き起こし、また、有用可能な伝送電力とウォルシュコードに対する不必
要な浪費を引き起こす。
【0022】
その他の解決方案は、基地局が任意時間の経過後に伝送データレートを再スケ
ジューリングする方法が考えられる。しかし、同様に時間遅延の問題とウォルシ
ュコードに対する浪費という問題を生じる。
【0023】
かかる状況は順方向リンクでだけでなく、逆方向リンクでも端末機の動きに従
い端末機と基地局間のチャネル状況が変わることもあり、これにより、適正な品
質を維持するための伝送電力の不足現象が発生しうる。
【0024】
従って、かかる状況を解決するために多変データレートが使用されるようにな
った。このモードでは状況に従って伝送速度をフレーム単位で変化させる。
【0025】
即ち、チャネル環境の悪化が判断されると、基地局は補助チャネルの伝送速度
を低める。そして、チャネル環境が回復したと判断されると、再び以前の伝送速
度で伝送を行うモードになると考えられる。
【0026】
このような多変データレートモードを使用することで、基地局は再スケジュー
リングを頻繁に行う必要がなく、基地局で使用可能な電力が使用できる。
【0027】
前記可変データレートモードと多変データレートモードをサポートするために
、現在3GPP2の各々のRCでは、次のような方法を用いて伝送チェーンを構
成する。
【0028】
前述したように、各々のRCで使用しているチャネルインターリーバのサイズ
はスプレッディングファクターによって定められる。このとき、スプレッディン
グファクターは2の指数乗に増加する値を有するので、あるスプレッディングフ
ァクターに対するインターリーバのサイズと、一段階低いスプレッディングファ
クターに対するインターリーバのサイズとは、ちょうど1:2の関係を有する。
【0029】
このとき、大スプレッディングファクターをA、小スプレッディングファクタ
ーをBとすると、それぞれのRCではスプレッディングファクターとチャネル符
号器に入力される情報ビットストリームとの間に1:1のマッピング関係が成立
する。
【0030】
また、スプレッディングファクターAに対するチャネル符号器に入力される情
報ビットストリームの長さがIA、スプレッディングファクターBに対するチャ
ネル符号器に入力される情報ビットストリームの長さをIBとすると、IB=2
*IAの関係を有する。ここで、各々のチャネルインターリーバのサイズをNA
、NBとすると、NB=2*NAの関係を有するだろう。
【0031】
このとき、このような正規化するデータの長さでなく、′IA<I<IB′の
関係を満足するI(S10,S11工程によってチャネルビットにCRCビット
とテールビットと予備ビットとが含まれた情報ビットストリームの長さ)がチャ
ネル符号器の入力ビットストリームの長さとなる、可変データレート又は多変デ
ータレートモードを考慮して、図1に示すように、現在のRCで使用しているチ
ャネル符号器(ターボコード又はコンボルーショナルコードを用いる)のコーデ
ィングレートが1/nとすると、Iの入力に対して′n*I′の出力を送り出し
、ここで、′NA<n*I<NB′の関係を満足する(S12)。
【0032】
従って、チャネル符号器の出力ビットストリームの長さ′n*I′をインター
リーバサイズに合わせるための作業が必要となる。
【0033】
現在、3GPP2で取り上げている方法として、チャネル符号器の出力ビット
ストリームの長さL(=n*1)をN=NBのインターリーバサイズに合わせる
。これに従って、′NB−n*I′だけビットの繰り返しが行われる(S13)
。 これは、次のような均一な繰り返しの過程で行われる。
【0034】
即ち、繰り返しブロックのk番目の出力シンボルは、0からN−1まで増加す
るインデックスkに対して、「kL/N」番目の入力ビット列のコードシンボル
から推定可能である(ここで、「x/y」は、xをyで割った値を超えない最大
の定数を表す)。
【0035】
次に、多変データレートモードをサポートするための方法を以下に説明する。
【0036】
多変データレートモードでは、最初の交渉過程でサポート可能な最大のデータ
レートと、一段階低いデータレート、そして、二段階低いデータレートが伝送デ
ータレート集合として定義される。従って、現在、補助チャネルに対する多変デ
ータレートモードでは、サポート可能な最大伝送率から二段階下までの伝送率の
間で補助チャネルのデータ伝送率を調整することになる。
【0037】
このとき、もし順方向チャネルを考えると、端末機側ではレートの変動事項を
ブラインドレート検出を通して判定すべきである。従って、データ伝送率が可変
となり得る範囲をあまり広く取ると、端末機の複雑度を増加させる問題点が発生
する。
【0038】
そして、最大伝送率で使用していたチャネルインターリーバのサイズとウォル
シュコードの長さは変化させてはいけない。即ち、現在使用中の最大伝送率に対
して、定められたインターリーバとウォルシュコードをそのまま使用する。
【0039】
従って、データの伝送率を最大伝送率の1/2に低めると、チャネルで使用す
るインターリーバのサイズとチャネル符号器の出力ビットストリーム長さとを合
わせるために、2倍のシンボル繰り返しを行う。
【0040】
同様に、もしデータの伝送率を最大伝送率の1/4に低めると、チャネルで使
用するインターリーバのサイズと、チャネル符号器の出力ビットストリーム長さ
とを合わせるために、4倍のシンボル繰り返しを行う。
【0041】
前記例は、順方向チャネルの補助チャネルで可変データレートではない場合を
挙げたものである。可変データレートに対する多変データレートモードが補助チ
ャネルでサポートされることもある。
【0042】
しかし、この場合、可変データレートと多変データレートモードとの定義が曖
昧となる。即ち、多変データレートモードでの最大データレートが、現在RC上
における正規レートであり、一段階低いデータレートも現在のRC上におけるデ
ータレートであるとしても、実際には既に一段階低いデータレートも現在のRC
上に定められているチェーンを使用しない可変データレートと見られる。
【0043】
何故なら、多変データレートモードでのインターリーバサイズ、即ち、スプレ
ッディングファクターは、最大伝送レートのそれと固定されている状態であるか
らである。
【0044】
一例として、現在の順方向チャネルのRC4を考えよう。
【0045】
この時、1/2レートのターボコードやコンボルーショナルコードを使用する
。そして、多変データレートモードで使用できる最大伝送率を76.8kbps
と仮定し、このとき、順方向RC4で使用するインターリーバのサイズは307
2に固定する。このモードでの多変データレート方法を考えよう。使用可能なデ
ータの伝送率が{19.2kbps,38.4kbps,76.8kbps}中
の適正値で使用されていると仮定しよう。
【0046】
38.4kbpsと19.2kbpsのデータ伝送率は確かにRC4上で定義
される伝送率であるが、問題はこのRC上でこのような伝送率と、現在のインタ
ーリーバのサイズの3072とを連結するチェーンが存在しないということであ
る。従って、結果的にこのような伝送率も多変データレートと見られる。
【0047】
結果的に、多変データレートモードでもインターリーバサイズがNに固定され
ており、現在伝送しているデータ伝送率が現在のRC上で定義されていないチェ
ーンであれば、前記説明した均一な繰り返しのアルゴリズムを通して、チャネル
符号器の出力ビットストリーム長さとインターリーバのサイズを合わせることが
できる。即ち、可変データレートと多変データレートは同様の方法で考えられる
べきであり、現在の各々のRC上でこれをサポートするための方法は、図1のよ
うなチェーンを通して説明可能である。
【0048】
しかし、このような従来の可変データレートモードと多変データレートモード
とをサポートするための方法は、既存のRCにおいて、可変データレートモード
及び多変データレートモードの概念が曖昧である。
【0049】
前記したように、RCの概念はチャネル符号化器のコーディングレートとスプ
レッディングファクターとの間の関係を規定する一種の定型化した規則として考
えられる。
【0050】
しかし、可変データレートモードと多変データレートモードでは、このような
関係がそのRC内では定型化した規則として成立されない。即ち、所望のスプレ
ッディングファクターが定められ、これにより、使用するチャネルインターリー
バのサイズが定められた状況で、チャネル符号器への入力ビットストリームの長
さが定められると、現在のRC上で使用しているコーディングレートに応じてチ
ャネル符号化を行い、また、インターリーバのサイズとの整合のために、コード
シンボルに対するシンボル繰り返しの過程を行う。
【0051】
即ち、かかる可変データレートモードと多変データレートモードでは、チャネ
ル符号器のコーディングレートとスプレッディングファクターとの間には、RC
上での定型化した関係はその意味がなくなる。
【0052】
現在の方法では、上記したように、コードシンボルに対する繰り返しを通して
、特定スプレッディングファクターとの整合過程が行われる。
【0053】
ここで、一つ注目すべき所は、有効コードレートをインターリーバのサイズN
と、チャネル符号器に入力される情報ビットストリーム長さIの比(I/N)と
定義し、各々のRC上におけるコードレートを1/nと仮定する場合に、可変デ
ータレートモードや多変データレートモードにおいて、RC上で正規化されてい
るチェーンを除いた他の任意のデータレート上では次の関係を有するということ
である。
I/N < 1/n (式1)
言い返すと、可変データレートモードや多変データレートモードでは有効コー
ドレートが低くなったことを意味し、インターリーバとの整合過程のために繰り
返しを行うのである。これは、有効コードレートは減っているが、実際コードレ
ートは相変わらずRC上で規定された1/nである。
【0054】
従って、コーディングレートの減少に伴うコーディング利得の増加によって伝
送電力上で得られる利得がなくなるような問題点を、現在の可変データレートモ
ードと多変データレートモードは共に有していると考えられる。
【0055】
即ち、インターリーバのサイズがある値で定められ、現在伝送しようとするデ
ータの伝送レートが定められているとすると、二つ間の関係に従い、最大のコー
ディング利得が得られるコーディングレートを選択し、その後、インターリーバ
のサイズと、チャネルインターリーバのサイズとを整合させるためのレートマッ
チングパンクチャリング、或いは、データマッチング繰り返し方式を行う新たな
伝送チェーンを構成する必要がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0056】
従って、本発明は以上の従来の問題点を鑑みてなされてもので、従来技術の短
所及び制限からの種々の問題点を実質的に除くための3GPP2通信システムに
おける伝送チェーン構成方法を提供することを目的とする。
【0057】
本発明の他の目的は、正規データレートではない情報ビットストリームが、物
理層上で可変または多変データレート伝送モードでインターリーバサイズにマッ
ピングされるようにした3GPP2通信システムにおける伝送チェーン構成方法
を提供することにある。
【0058】
本発明のまた他の目的は、正規データレートだけでなく、可変または多変デー
タレートをサポートできる新たなRCを提案する3GPP2通信システムにおけ
る伝送チェーン構成方法を提供することにある。
【0059】
本発明のまた他の目的は、呼交渉(call negotiation)過程
で行われる拡散因子またはチャネルインターリーバサイズが固定され、可変また
は多変データレートモードで、コードレートがなるべく低くなるようにする3G
PP2通信システムにおける伝送チェーン構成方法を提供することにある。
【0060】
本発明のまた他の目的は、固定したチャネルインターリーバサイズにチャネル
符号器の出力ビットストリームをマッチングさせる場合に、最適の性能を表すよ
うにした3GPP2通信システムにおける伝送チェーン構成方法を提供すること
にある。
【課題を解決するための手段】
【0061】
本発明による物理層でデータレートの情報ビットストリームをマッピングする
ためのインターリービング過程における3GPP2システムにおける伝送チェー
ン構成方法は、″1/コーディングレート″の逆数値を有するターボコードと、
コンボルーショナルコードとの何れかで互いに異なるビットレートを有する情報
ビットストリームをチャネルコーディングする工程と、前記チャネル符号化した
ビットストリームが前記インターリービング長さに整合するよう、前記チャネル
符号化したビットストリームが所望のインターリービング長さより大きい場合に
、この符号化したビットストリームのビットをパンクチャリングし、前記チャネ
ル符号化したビットストリームが所望のインターリービング長さより小さい場合
に、この符号化したビットストリームを少なくとも一回繰り返す工程とを備え、
これにより上記目的を達成する。
【0062】
前記情報ビットストリームがターボコードでチャネル符号化する場合に、前記
コーディングレートの逆数は5に固定されてもよい。
【0063】
前記情報ビットストリームは384以上の長さを有してもよい。
【0064】
前記情報ビットストリームは6,8,12,16ビット単位から選択されたエ
ラー検出ビット単位の何れか一つを含んでもよい。
【0065】
Lがチャネル符号化した情報ビットストリームの長さを表し、Nがインターリ
ービング長さを表し、kは0からN−1まで増加する定数であり、前記Nは5I
より大きく、Iが前記情報ビットストリームの長さを表すとき、シンボル繰り返
されたビットストリームのk番目のビットは、前記情報ビットストリームの(k
/L)/N番目の下位境界値のビットから推定されてもよい。
【0066】
前記情報ビットストリームがターボコードに符号化される場合、所望のインタ
ーリービング長さと情報ビットストリームの長さの比に相応して、前記コーディ
ングレートの逆数は2,3,4,5の何れか一つであってもよい。
【0067】
Nが前記インターリービング長さであり、Iが前記情報ビットストリームの長
さである場合に、前記コーディングレートの逆数は、″2I<N<3I″の場合
に3であり、″3I<N<4I″の場合に4であり、″4I<N<5I″の場合
に6であってもよい。
【0068】
前記チャネル符号化したビットストリームが、前記情報ビットストリームの一
つの情報ビットを有する各々のビットグループ単位でパンクチャリングされ、少
なくとも一つ以上のパリティービットがこの情報ビットに付加され、前記パリテ
ィービットの数が″コーディングレート−1″の逆数に当たってもよい。
【0069】
前記ビットグループは、″前記情報ビットストリーム−1″の相違する長さの
インデックスを有し、このインデックスに従って相違する二つ又は三つのビット
グループ別に整列され、各ビットグループ部分で特定のビットグループはパンク
チャリングされてもよい。
【0070】
Jが前記情報ビットストリーム長さを前記ビットグループパート数で割った値
を超えない最大定数の場合に、前記各々のビットグループ部分は、Jビットグル
ープを含んでもよい。
【0071】
jが0から′j−1′まで増加するインデックスであり、uが前記ビットグル
ープパートの数である場合に、′(K*j)/j′の余りがKより小さい場合に
、前記′uj′と、′u(j+1)−1′のインデックスを有する前記ビットグ
ループのパンクチャリングが活性化されてもよい。
【0072】
前記各々のビットグループパートからパンクチャリングされるビットの数は、
前記チャネル符号化したビットストリームの長さと、前記インターリービング長
さとの差をビットグループパート数で割った値を超えない最大定数Kであっても
よい。
【0073】
jが0から′j−1′まで増加するインデックスであり、uが前記ビットグル
ープのパート数を表し、′(K*j)/j′の余りがKより小さい場合に、′u
j′と、′u(j+1)−1′のインデックスを有するビットグループのパンク
チャリングが活性化されてもよい。
【0074】
各パートで活性化されたビットグループは互いに異なるパンクチャリングビッ
トを有してもよい。
【0075】
前記インデックスにも係わらず、インデックス′uj′を有するビットグルー
プのパンクチャリングパターンと同様なパターンに相応して、前記ビットグルー
プの数はチャネル符号化した出力ビットストリームの長さを活性化されたビット
グループパートの数で割った値の余りと等しくてもよい。
【0076】
前記情報ビットストリーム−1の長さの、互いに異なるインデックスを有する
ビットグループは、前記チャネル符号化したビットストリームの長さが奇数であ
る場合に、各ビットグループパートで活性化される特定のビットグループから互
いに異なるパンクチャリングパターンに応じてパンクチャリングが活性化されて
もよい。
【0077】
前記チャネル符号化した出力ビットストリーム長さを前記ビットグループパー
ト数で割った余りに相応する数のビットグループは、特定の活性化したビットグ
ループから互いに異なるパンクチャリングパターンに応じてパンクチャリングが
活性化されてもよい。
【0078】
前記活性化した各々のビットグループからパンクチャリングされるビットの数
は、2と4の何れかであってもよい。
【0079】
前記コーディングレートの逆数が3と5の場合に、前記活性化した各々のビッ
トグループからパンクチャリングされるビットの数は2であってもよい。
【0080】
前記情報ビットストリームがコンボルーショナルコードで符号化する場合に、
前記インターリービング長さと、情報ビットストリーム長さとによって前記コー
ディングレートの逆数は2,3,4,6の何れかが選択されてもよい。
【0081】
前記情報ビットストリームは6,8,12,16ビット単位から選択されたエ
ラー検出ビット単位の何れか一つを含んでもよい。
【0082】
前記コーディングレートの逆数は、前記インターリービング長さを前記情報ビ
ットストリーム長さで割った値を見積もって決定してもよい。
【0083】
前記コーディングレートの逆数は前記値を見積もって端数を切り捨てた定数で
あってもよい。
【0084】
本発明による移動通信システムのための伝送チェーンは、入力ストリームとし
て多変レート符号ストリームと可変レート符号ストリームの中一つを受信し、チ
ャネル符号化したビットストリームを生成するように構成する符号器と、前記符
号化したビットストリームを受信して、この符号化したビットストリームの繰り
返しやパンクチャリングを少なくとも一回行い、前記多変又は可変レートにこの
符号化したビットストリームを整合するレートマッチング器と、前記パンクチャ
リングしたビットストリームを受信して、前記入力ストリームのレートが前記多
変又は可変レートだけ減少する場合に、前記符号器のレートはこの減少量だけ減
少するようにするインターリーバとを含み、これにより上記目的を達成する。
【0085】
前記インターリーバのサイズは前記パンクチャリングされたビットストリーム
のサイズと同一であり、このインターリーバサイズに固定されてもよい。
【0086】
前記符号器のレートは1/2,1/3,1/4,1/5の何れか一つであって
もよい。
【0087】
Nがインターリーバサイズであり、Iがフレーム当たりの情報ビットの数であ
るとき、′3<N/I≦4′の場合に前記符号器のレートは1/3であり、′N
/I>4′の場合にレートは1/4であってもよい。
【0088】
前記符号器は最大レートが1/5のターボ符号器であってもよい。
【0089】
前記改善したレートアルゴリズムモードが不可能な場合に、前記レートマッチ
ング器のk番目の出力は入力シンボルの(kL/N)を越えない下位境界値であ
り、ここでNはインターリーバサイズであり、kは0からN−1の範囲値を有し
、Lは前記符号器から出力された符号化したビットシンボルの数であってもよい

【0090】
前記改善したレートアルゴリズムモードが可能な場合に、′(j・k)mod
J<K′であれば、2jと、2j+1のインデックスを有するグループでシン
ボルパンクチャリングが活性化され、ここで、Iはフレーム当たりの情報ビット
の数であり、Jは1/2の下位境界値であり、Nはインターリーバのサイズであ
り、Kは′(L−N)/2′の下位境界値であり、前記各々のコードシンボルグ
ループは(L/I)の符号化したビットを含んでもよい。
【0091】
′2I<N≦3I′がP(i mod 2)であるとき、1/3ターボコードレート
に対してデータコードシンボルグループiをパンクチャリングし、ここで、iは
前記コードシンボルグループのインデックスとして0からI−1までの範囲であ
り、前記コードパターンはP0に対して′110′であり、P1に対して′10
1′であってもよい。
【0092】
′2I<N≦3I′がP(i mod 2)であるとき、1/3ターボコードレート
に対してテールコードシンボルグループiをパンクチャリングし、ここで、iは
前記コードシンボルグループのインデックスとして0からI−1までの範囲であ
り、前記コードパターンはP0に対して′101′であり、P1に対して′10
1′であってもよい。
【0093】
′3I<N≦4I′がP(i mod 2)であるとき、1/4ターボコードレート
に対してデータコードシンボルグループiをパンクチャリングし、ここで、iは
前記コードシンボルグループのインデックスとして0からI−1の範囲であり、
前記コードパターンはP0に対して′1011′であり、P1に対して′111
0′であってもよい。
【0094】
′3I<N≦4I′がP(i mod 2)であるとき、1/4ターボコードレート
に対してテールコードシンボルグループiをパンクチャリングし、ここで、iは
前記コードシンボルグループのインデックスとして0からI−1の範囲であり、
前記コードパターンはP0に対して′1011′であり、P1に対して′101
1′であってもよい。
【0095】
′4I<N≦5I′がP(i mod 2)であるとき、1/5ターボコードレート
に対してデータコードシンボルグループiをパンクチャリングし、ここで、iは
前記コードシンボルグループのインデックスとして0からI−1の範囲であり、
前記コードパターンはP0に対して′11101′であり、P1に対して′11
011′であってもよい。
【0096】
′4I<N≦5I′がP(i mod 2)であるとき、1/5ターボコードレート
に対してテールコードシンボルグループiをパンクチャリングし、ここで、iは
前記コードシンボルグループのインデックスとして0からI−1の範囲であり、
前記コードパターンはP0に対して′11011′であり、P1に対して′11
011′であってもよい。
【0097】
本発明によるレートが1/5であるターボ符号器は、入力データビットを受信
して、第1データビットと、第1,第2パリティービットを生成する第1符号器
と、前記第1データビットを受信し、第2データビットと第3,第4パリティー
ビットを生成する、ここで、第2データビットは除去され、残りビットが符号化
されたビットストリームに出力される第2符号器とを備えて構成され、これによ
り上記目的が達成される。
【0098】
前記出力符号化したビットストリームは第1データビット、第1,第2,第3
,第4パリティービットのパターンで整列したビットを生成し、それらを連結さ
せ形成されてもよい。
【0099】
前記出力符号化したビットストリームは第1符号器と、第2符号器との間で交
互に出力されてもよい。
【0100】
前記出力ビットのテールパターンは、符号化したビットストリームとは異なる
パターンであって、終了コードとして出力ビットストリームの次に出力されても
よい。
【0101】
前記テールコードのパターンは6つの連続するストリームから整列され、最初
の3つのストリームは第1データビットと、一つの第1パリティービットと、一
つの第2パリティービットを3回繰り返したものであり、二番目の3つのストリ
ームは第2データビットと、一つの第3パリティービットと、一つの第4パリテ
ィービットを3回繰り返したもので、第1データビットと、第2データビットは
等値を有してもよい。
【0102】
前記二番目の3つのストリームは第2データビットの代わりに第1データビッ
トを3回繰り返してもよい。
【0103】
本発明による通信システムにおけるデータレートマッチング方法は、第1レー
トに符号化した可変レートストリームと多変レートストリームの何れか一つを受
信する工程と、再マッチング装置で発生すべきの反復量を最小化するよう、前記
レートに従って符号器のレートを調整し、符号化したビットストリームを生成す
る工程と、前記レートマッチングしたビットストリームを生成するために、前記
符号化したビットストリームをパンクチャリングするかまたは繰り返しを行う工
程とを備え、これにより上記目的を達成する。
【0104】
前記入力ビットストリームのレートが第1レートから変化し、前記入力ビット
ストリームのレートに相応して、前記符号器のレート調整時期を決定する工程を
更に備えてもよい。
【0105】
前記符号器の既に決定されたレートは1/2,1/3,1/4,1/5の何れ
か一つであってもよい。
【0106】
Nが前記インターリーバサイズであり、Iがフレーム当たりの情報ビットの数
であるとき、前記符号器のレートは′8/3<N/I≦3′の場合に1/3、′
3<N/I≦4′の場合に1/4、′N/I>4′の場合に1/5であってもよ
い。
【0107】
前記符号器は最大レートが1/5のターボ符号器であってもよい。
【0108】
改善したレートアルゴリズムモードが不可能な場合に、前記レートマッチング
器のk番目の出力は前記入力シンボルの(kL/N)の下位境界値であり、ここ
でNはインターリーバサイズであり、kは0からN−1の範囲を有し、Lは前記
符号器から出力された符号化したビットシンボルの数であってもよい。
【0109】
前記改善したレートアルゴリズムモードが可能であり、Iがフレーム当たりの
情報ビット数であり、Jが′I/2′の下位境界値であり、Nがインターリーバ
のサイズであり、Kが′(L−N)/2′の下位境界値であり、前記コードシン
ボルグループが′L/I′の符号化したビットを含むとき、′(j・k)mod
J<K′の場合に2jと2j+1のインデックスを有するグループでシンボル
パンクチャリングが活性化されてもよい。
【0110】
′2I<N≦3I′がP(i mod 2)であるとき、1/3ターボコードレート
に対してデータコードシンボルグループiをパンクチャリングし、ここで、iは
前記コードシンボルグループのインデックスとして0からI−1の範囲であり、
前記コードパターンはP0に対して′110′であり、P1に対して′101′
であってもよい。
【0111】
′2I<N≦3I′がP(i mod 2)であるとき、1/3ターボコードレート
に対してテールコードシンボルグループiをパンクチャリングし、ここで、iは
前記コードシンボルグループのインデックスとして0からI−1の範囲であり、
前記コードパターンはP0に対して′101′であり、P1に対して′101′
であってもよい。
【0112】
′3I<N≦4I′がP(i mod 2)であるとき、1/4ターボコードレート
に対してデータコードシンボルグループiをパンクチャリングし、ここで、iは
前記コードシンボルグループのインデックスとして0からI−1の範囲であり、
前記コードパターンはP0に対して′1011′であり、P1に対して′111
0′であってもよい。
【0113】
′3I<N≦4I′がP(i mod 2)であるとき、1/4ターボコードレート
に対してテールコードシンボルグループiをパンクチャリングし、ここで、iは
前記コードシンボルグループのインデックスとして0からI−1の範囲であり、
前記コードパターンはP0に対して′1011′であり、P1に対して′101
1′であってもよい。
【0114】
′4I<N≦5I′がP(i mod 2)であるとき、1/5ターボコードレート
に対してデータコードシンボルグループiをパンクチャリングし、ここで、iは
前記コードシンボルグループのインデックスとして0からI−1の範囲であり、
前記コードパターンはP0に対して′11101′であり、P1に対して′11
011′であってもよい。
【0115】
′4I<N≦5I′がP(i mod 2)であるとき、1/5ターボコードレート
に対してテールコードシンボルグループiをパンクチャリングし、ここで、iは
前記コードシンボルグループのインデックスとして0からI−1の範囲であり、
前記コードパターンはP0に対して′11011′であり、P1に対して′11
011′であってもよい。
【0116】
本発明による通信システムにおいてデータレートをマッチングできる通信手段
は、第1レートに符号化した可変レートビットストリームと多変レートストリー
ムの何れか一つを受信する手段と、再レートマッチング手段で発生すべきの反復
量を最小化するよう、既に決定されたレートに符号器のレートを調整し、符号化
したビットストリームを生成する手段と、前記符号化したビットストリームのパ
ンクチャリングまたは繰り返しの一方を行い、レートマッチングされたビットス
トリームを生成する手段とを備え、これにより上記目的を達成する。
【0117】
前記入力ビットストリームのレートが第1レートから変化する時期を決定する
手段と、前記入力ビットストリームのレートに相応して符号器のレートを調整す
る手段とを更に備えてもよい。
【0118】
前記符号器の既に決定されたレートは1/3,1/4,1/5の何れか一つで
あってもよい。
【0119】
Nが前記インターリーバサイズであり、Iがフレーム当たりの情報ビットの数
であるとき、前記符号器のレートは′8/3<N/I≦3′の場合に1/3、′
3<N/I≦4′の場合に1/4、′N/I>4′の場合に1/5であってもよ
い。
【0120】
前記符号器は最大レートが1/5のターボ符号器であってもよい。
【0121】
以上の目的を達成するための本発明の第1特徴によれば、物理層上で情報ビッ
トストリームをデータレートにマッピングする過程で、情報ビットストリームの
可変又は多変データレートをサポートするための3GPP2通信システムにおい
て伝送チェーン構成する方法は、″1/コーディングレート″の逆数値を有する
ターボコードと、コンボルーショナルコードとの何れかで互いに異なるビットレ
ートを有する情報ビットストリームをチャネルコーディングする工程と、前記イ
ンターリービングサイズに前記チャネル符号化したビットストリームをマッチン
グさせるために、前記チャネル符号化したビットストリームが所望のインターリ
ービングサイズより小さい場合に、この符号化したビットストリームを繰り返し
、前記チャネル符号化したビットストリームが所望のインターリービングサイズ
より大きい場合に、パンクチャリングを行う工程とを備えることを特徴とする。
【0122】
以上の目的を達成するための本発明の第2特徴によれば、物理層上で情報ビッ
トストリームをデータレートにマッピングする過程において、伝送チェーンの構
成方法は、″1/コーディングレート″の逆数値を有するターボコードと、コン
ボルーショナルコードとの何れかで前記情報ビットストリームをチャネル符号化
する工程と、前記チャネル符号化したビットストリームが前記インターリービン
グサイズに整合するよう、前記チャネル符号化したビットストリームが所望のイ
ンターリービングサイズより小さい場合に、このビットストリームのコードビッ
トを少なくとも一回繰り返し、前記チャネル符号化したビットストリームが所望
のインターリービングサイズより大きい場合に、この符号化したビットストリー
ムのビットをパンクチャリングする工程とを備えることを特徴とする。
【0123】
以上の目的を達成するための本発明の第3特徴によれば、通信システムで伝送
チェーンは、入力ストリームとして多変レートコードストリーム、および/又は
可変レートコードストリームを受信して、チャネル符号化したビットストリーム
を生成するように構成される符号器と、前記符号化したビットストリームを受信
して、この符号化したビットストリームの繰り返しやパンクチャリングの一方を
少なくとも一回行い、この符号化したビットストリームを既に決定されたレート
にマッチングするレートマッチング器と、前記パンクチャリングしたビットスト
リームを受信して、前記入力ストリームのレートが既に決定された量だけ減少す
る場合に、前記符号器のレートを既に決定されたレートに減少させるインターリ
ーバとを含んで構成されることを特徴とする。
【0124】
以上の目的を達成するための本発明の第4特徴によれば、ターボ符号器は、入
力データビットを受信して、第1データビットと、第1,第2パリティービット
を生成する第1符号器と、前記第1データビットがインターリービングされたビ
ットを受信して、インターリービングされた第2データビットと、第3,第4パ
リティービットを生成する第2符号器とを構成し、ここで、第2データビットは
除去され、残りビットは符号化されたビットストリームとして出力され、この時
の符号器のレートは1/5となることを特徴とする。
【0125】
以上の目的を達成するための本発明の第5特徴によれば、通信システムでデー
タレートマッチング方法は、多変レートビットストリーム、および/又は可変レ
ートビットストリームの一方を受信する工程と、反復量を最小化するよう、既に
決定されたレートに従って符号器のレートを調整し、符号化したビットストリー
ムを生成する工程と、マッチングしたビットストリームを生成するために、前記
符号化したビットストリームをパンクチャリングするか、または繰り返しを行う
工程と、を備えていることを特徴とする。
【0126】
以上の目的を達成するための本発明の第6特徴によれば、通信システムでデー
タレートマッチングのための通信手段は、多変レートビットストリーム、および
/又は可変レートビットストリームの一方を受信する手段と、再レートマッチン
グ手段で発生すべきの反復量を最小化するよう、既に決定されたレートに符号器
のレートを調整し、符号化したビットストリームを生成する手段と、レートマッ
チングしたビットストリームの生成のために、前記符号化したビットストリーム
をパンクチャリングするか、または繰り返しを行う手段と、を備えていることを
特徴とする。
【0127】
本発明は可変データレートモード、および/又は多変データレートモードで動
作する通信システムで、交渉中に指定したスプレッディングファクター、或いは
、チャネルインターリーバのサイズが与えられたチャネル環境下で有効コーディ
ングレートをなるべく低く作ることができるチャネル符号化技法の改善したレー
ト適応モード(Enhanced Rate Adption Mode; 以
下、ERAM)を提案する。
【0128】
従って、本発明では可変データレートモード、および/又は多変データレート
モードを最も効率よくサポート可能な、各無線構成内における新たな伝送チェー
ン、或いは新たにRCを構成する二つの方法を提案する。
【0129】
第一に、前記各RC内での新たな伝送チェーンを構成するために、既存のRC
内で前記提案した条件を満足させるよう、前記可変データレートと多変データレ
ートとを結合させる方法を提案する。
【0130】
第二に、可変データレート、および/又は多変データレートをサポートする新
たなRC構成方法を提案する。
【発明の効果】
【0131】
以上説明したように、3GPP2システムで伝送チェーンを構成する方法は多
様な効果を奏する。
【0132】
例えば、本発明の好ましい実施形態は、同一のスプレッディングファクターを
使用するという前提の下で、より大きなコーディング利得を通じて、可変又は多
変データレートをサポートするための優れた性能を有し得るような伝送チェーン
の構成が可能である。
【0133】
また、本発明の好ましい実施形態は、可変データレートと多変データレートを
サポートするための新たなRCを提供し、このRCのみを介して、既存のあらゆ
るRC上における正規化した伝送チェーン上の全てのデータレートを、性能の低
下なくサポートすることができ、また、可変データレートと多変データレート上
で向上したコーディング利得を通じて、更に優れた性能を有し得るような伝送チ
ェーンの構成が可能となる。
【0134】
更に、本発明の好ましい実施形態は、従来のRCからサポートできる最大の伝
送レートより高い伝送率を有する伝送チェーンをサポートすることもできる。
【0135】
また、本発明はパンクチャリングパターンが既存の正規データレートで使用し
ているパンクチャリングパターンと互換できるので、実現上のメリットがある。
【0136】
また、補助チャネルに対する可変データレータモードがサポートされるとき、
シンボルの繰り返しによる時間ダイバーシティ利得のほかにも、実際的なコード
レートの減少によるコーディング利得が得られ、これにより要求される伝送電力
を低めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0137】
以下、本発明の好ましい一実施形態に係る構成及び作用を添付の図面を参照し
て説明する。
【0138】
まず、各々のRC内で定義されているチャネル符号器に入力される情報ビット
ストリーム長さをIとし、この情報ビットストリーム長さに対するチャネルイン
ターリーバサイズをNとすると、正規データレートモードではIとNの間に1:
1のチェーンが形成される。しかし、可変データレートや多変データレートモー
ドでは、前記1:1のチェーン条件が満たされない。従って、新たなチェーンが
チャネルインターリーバサイズNと、チャネル符号器の入力情報ストリーム長さ
とを結合する新たなチェーンが要求される。
【実施例】
【0139】
(実施例1)
図2は本発明の好ましい第1実施形態によって可変データレートと多変データ
レートをサポートするためのターボコードの伝送チェーンを示す図面である。
【0140】
図2を参照すると、各RCで正規データレートと他のデータレートの伝送チェ
ーンを構成するために、チャネルビット(又は情報ビットと称する)と、エラー
検出ビットのCRC(Cyclic Redundancy Check)ビッ
トと、テールビットからなる情報ビットストリーム(長さIを有する)が1/5
レートのターボ符号器によってチャネル符号化される(S20)。
【0141】
前記チャネル符号器の出力ビットストリーム長さL(5*I)をチャネルイン
ターリーバのサイズNに整合させるために、レートマッチングパンクチャリング
(5*I>N)、或いは、レートマッチング繰り返し(5*I<N)を使用する
(S21)。前記レートマッチングパンクチャリング又は繰り返し方法は、あら
ゆる入力情報ビットストリームに対して均一に行われる。
【0142】
前記のようなチェーンは各RCで使用される1/2,1/3,1/4レートを
有するあらゆるターボコードは、1/5レートターボコードをパンクチャリング
して形成されるため可能である。
【0143】
例えば、RC4の可変データレートモードで、入力情報ビットストリーム長さ
Iが769ビットであり、チャネルインターリーバサイトが3072である。
【0144】
従って、チャネル符号器の出力ビットストリーム長さLは1538(769*
2)であるので、従来のチャネル構成は、チャネルインターリーバサイトNにマ
ッチングさせるための(3072−1538)ビットだけの出力ビットストリー
ムの繰り返しを必要とする。結果的に、有効コーディングレートが0.25(7
69/3072)であっても、実際のコーディングレートは従来技術で1/2と
なる。
【0145】
しかし、好ましい第1実施形態による伝送チェーンではLが3845(5*7
69)であり、チャネルインターリーバサイズ(N=3072)にマッチングさ
せるために(3845−3072)ビットだけのパンクチャリングを必要とする
。従って、実際のコーディングレートはコーディング利得となる0.25(76
9/3072)となる。
【0146】
他の例として、ターボコードを用いるチャネル符号器の入力情報ビットストリ
ーム長さIが1535の場合、チャネルインターリーバサイズNが3072であ
る。前記チャネル符号器の出力ビットストリーム長さLが3070(1535*
2)であり、従来技術で伝送チェーン構成は、チャネルインターリーバサイズ(
N=3072)にマッチングさせるため、(3072−3070)だけのビット
繰り返しを必要とする。
【0147】
従って、有効コーディングレートは従来技術の伝送チェーンのRCで使用する
コーディングレートとほぼ同じである。
【0148】
本発明の伝送チェーンは、Lが7675(5*1535)であり、インターリ
ーバサイズ(N=3072)にマッチングさせるために(7675−3072)
ビット数だけのパンクチャリングを必要とする。
【0149】
これに、実際のコーディングレート自体は、従来技術の伝送チェーンで獲得さ
れ得る有効コーディングレートと同様な性能の0.5(1535/3072)で
ある。何故なら、1/2レートターボコードは、1/5ターボコードをパンクチ
ャリングして得られるコードであるからである。
【0150】
このように、本発明の伝送チェーンは全ての可変データレート領域で性能を向
上できる。
【0151】
しかし、コンボルーショナルコードが使用される場合状況は変わる。順方向R
C4の場合の例をあげると、この場合、1/4レートコンボルーショナルコード
はRCで定義されていないあらゆる伝送チェーンで使用され得る。
【0152】
前例で、チャネル符号器の入力情報ビットストリーム長さIが769であり、
チャネルインターリーバサイズNが3072と仮定した場合は、従来技術の伝送
チェーン構成は、チャネル符号器の出力ビットストリーム長さLが1538(7
69*2)であり、チャネルインターリーバサイズ(N=3072)にマッチン
グさせるために(3072−1538)ビット数だけの繰り返しを必要としてい
た。これに、有効コーディングレートを0.25(769/3072)としても
、実際のコーディングレートは相変わらず1/2と固定される。
【0153】
しかし、本発明の好ましい第1実施形態による伝送チェーン構成はLが307
6(4*769)であり、チャネルインターリーバサイズ(N=3072)にマ
ッチングさせるために(3076−3072)ビット数だけのパンクチャリング
を必要とする。これに、実際のコーディングレートは実際のコーディング利得が
得られる0.25(769/3072)である。
【0154】
しかし、他の例として、チャネル符号器の入力情報ビットストリーム長さIが
1535である場合、チャネルインターリーバのサイズNは3072となる。
【0155】
従って、従来技術の伝送チェーン構成はIが3070(1535*2)であり
、Nにマッチングさせるため(3072−3070)ビット数だけの繰り返しが
必要となる。これにより、有効コーディングレートは0.5(1535/307
2)であり、結果的に、実際のコーディングレートは現在のRCとほぼ等値とな
る。
【0156】
これに対し、本発明の好ましい実施形態による伝送チェーン構成はLが614
0(4*1535)であり、チャネルインターリーバサイズにマッチングさせる
ため(6140−3072)ビット数だけのパンクチャリングを必要とする。こ
れに、実際のコーディングレートは0.5(1535/3072)となる。
【0157】
しかし、この場合、コーディングレートは1/4レートコードの50%に近い
パンクチャリングを行うことで得られるコーディングレートと同様である。
【0158】
ターボコードとは異なって、コンボルーショナルコードの場合には、1/2,
1/3,1/4レートに対する最適のコードポリノミアルがそれぞれ定義されて
いることから、好ましい第1実施形態による伝送チェーンの構成は、従来技術の
伝送チェーン構成より性能が劣ることがある。
【0159】
かかる問題点を解決するために、本発明では第2実施形態からその解決策を提
案する。
【0160】
(実施例2)
第2実施形態は、第1実施形態のように、ターボコードの代わりにコンボルー
ショナルコードが用いられる場合、可変データレートモード又は多変データレー
トモードをサポートするためのRCの伝送チェーンの構成方法を提案する。
【0161】
第一に、各RCで正規データレートと他の伝送チェーンの構成を必要とする場
合に、1/nレートのコンボルーショナル符号器がチャネル符号器として用いら
れる。そして、チャネル符号器の出力ビットストリーム長さL(=n*I)とチ
ャネルインターリーバのサイズNとの間の整合のために、レートマッチングパン
クチャリング(n*I>N)、或いは、レートマッチング繰り返し(n*I<N
)を用いる。
【0162】
このとき、コーディングレートの逆数nは、最も優れた性能が与えられるよう
、次のようにIとNの比率に従って定められるべきである。
N/I < 2.5 (n=2) (式2)
2.5 ≦ N/I <3.5 (n=3) (式3)
3.5 ≦ N/I (n=4) (式4)
第二に、可変データレートと多変データレートのためのコンボルーショナルコ
ードの伝送チェーン構成方法を提案する。
【0163】
図3は本発明の好ましい実施形態によって可変データレートと多変データレー
トをサポートするためのコンボルーショナルコードの伝送チェーンを示す図面で
ある。
【0164】
図3を参照すると、コンボルーショナルコードの各RCにおける正規データレ
ートと他のデータレートの伝送チェーン構成を必要とする場合に、1/nレート
のコンボルーションコード器がチャネル符号器として用いられる(S30)。
【0165】
そして、チャネル符号器の出力ビットストリーム長さL(=n*I)と、チャ
ネルインターリーバのサイズNとの間の整合のために、レートマッチングパンク
チャリング(n*I>N)、或いは、レートマッチング繰り返し(n*I<N)
を使用する(S31)。このとき、コーディングレートの逆数nは上位階層から
シグナリングされる値であり、交渉過程で固定される値である。
【0166】
即ち、従来の可変データレートや多変データレートモードのための交渉過程で
シグナリングされるパラメータにコーディングレートの逆数を追加することによ
り、可変データレートと多変データレートのためのコンボルーションコードの伝
送チェーンを構成することができる。
【0167】
第1実施形態と同様に、レートマッチングパンクチャリング又はレートマッチ
ングの繰り返しは、チャネル符号器のあらゆる入力情報ビットストリームに対し
て均一に行われる。
【0168】
例えば、現在順方向RC4上で可変データレートモードを使用するための交渉
過程が行われると仮定する場合、もし、インターリーバサイズNが3072で、
Iが1535とすると、nは2にシグナリングされ得る。
【0169】
このようなシグナリングを通して、常に現在の可変データレートモードや多変
データレートモードの性能より同一或いは優れた性能を提供する伝送チェーンの
構成が可能となる。
【0170】
前記説明したような方法は、現在定義されている各々のRC上で、可変データ
レートと多変データレート伝送のための新たな伝送チェーンの構成方法を提案し
ている。しかし、より根本的な方法は、可変データレートと多変データレートを
サポートする新たなRCを定義することであろう。
【0171】
(実施例3)
図4は本発明の第3実施形態によって、1X可変データレートと多変データレ
ートをサポートするための順方向リンクにおける無線構成(RC)を示す図面で
ある。
【0172】
図4を参照すると、新たなRCの伝送チェーンは次のように構成される。
【0173】
まず、CRCブロック(S40)では、エラー検出のために{6,8,12,
16}の何れかの長さを有するCRCビットがチャネルビットに付加される。こ
の新たなRCからCRCの長さを定める方法は、送信端と受信端間の初期の交渉
段階でシグナリングされ得る。
【0174】
チャネルビットにCRCビットが追加された後、このビットストリームにはテ
ールビット又は予備ビット(reserved bits)が与えられる。もし
、コンボルーショナルコードを使用する場合は、8つのテールビットが与えられ
、ターボコードの場合には6つのテールビットと2つの予備ビットが与えられる

【0175】
最後に、チャネル符号器の入力ビットストリーム長さIは、′x+c+8′で
定義され得る(S41)。ここで、xはチャネルビットの長さであり、cはCR
Cの長さである。
【0176】
ターボコードはチャネル符号器の入力列の長さIが384以上である場合にの
み使用すると定義され、常に1/5レートの符号率を有する。
【0177】
このRCを使用するためには、送受信端間の初期の交渉段階で次のようなこと
が約束されるべきである。
【0178】
まず、使用する情報ビットのデータレートとスプレッディングファクター、即
ち、チャネルインターリーバサイズ、そして、使用するCRC長さが約束される
べきである。また、ターボコードを使用するか、或いはコンボルーショナルコー
ドを使用するかが決められるべきである。
【0179】
ここで、ターボコードが用いられる場合に、常に1/5レートのチャネル符号
器のみが用いられる。
【0180】
反面、コンボルーショナル符号器のみが用いられる場合、コンボルーショナル
コードのコーディングレートの逆数nは、前記したように、チャネル符号器への
入力ビットストリーム長さIと、チャネルインターリーバのサイズNとの間の比
から{2,3,4,6}中のある値で定められるか、また他の方法として、初期
の交渉段階でシグナリングされることもある(S42)。
【0181】
かかる方法で定義したRCの性能は、既存の全RCにおいて、正規データレー
トモードの伝送チェーンでのデータレートモードと同様な性能を有し、可変デー
タレートモードと多変データレートモードの伝送チェーンでのデータレートモー
ドより常に優れるか同様な性能を有する。
【0182】
(実施例4)
第4実施形態は可変データレート又は多変データレートのためのターボコード
の伝送チェーンを示す。
【0183】
図5は本発明の好ましい実施形態によって、可変データレート又は多変データ
レートをサポートするためのターボコードの伝送チェーンを示す図面である。
【0184】
図5を参照すると、チャネル符号器の入力情報ビットストリームは次のような
過程により生成される。
【0185】
まず、CRCビットブロック(S50)では、エラー検出のためにCRCビッ
トがチャネルビットに付加される(S50)。このとき、新たなRCからCRC
の長さを定める方法は、送信端と受信端間の初期の交渉段階でシグナリングされ
得る。
【0186】
チャネルビットにCRCビットが追加された後、このビットストリームにはテ
ールビット又は予備ビット(reserved bits)が与えられる(S5
1)。ターボコードの場合には6つのテールビットと2つの予備ビットが与えら
れる。
【0187】
その後、前記ターボを用いてRCで定義した正規データレートと、他のデータ
レートの伝送チェーンを構成する場合に、1/nレートのターボ符号器をチャネ
ル符号器に使用してチャネルコーディングを行う(S52)。
【0188】
前記チャネル符号器の出力ビットストリーム長さL(n×I)と、チャネルイ
ンターリーバサイズNとの間の整合のために、レートマッチングパンクチャリン
グ(5I>N)、或いはレートマッチングの繰り返し(5I<N)が行われる(
S53)。ここで、前記nはターボコードレートの逆数値で{2,3,4,5}
中のある値で定められる。
【0189】
前記ターボコードレートはチャネル符号器の入力情報ビットストリーム長さI
と、チャネルインターリーバサイズNとの間の比から定められる。
【0190】
前記ターボコードに対するレートマッチングの繰り返しは前記インターリーバ
サイズが5Iより大きい場合に適用され、基本的にエネルギー分布の均一性を満
足できるアルゴリズムが提案されるべきである。従って、ターボコードのレート
マッチング繰り返しが用いられる場合は、従来技術における均一なシンボル繰り
返し方法を使用することが好ましい。
【0191】
即ち、レートマッチング繰り返しを行った後の出力ビットストリームのk番目
の出力ビットは0からN−1まで増加するインデックスkに対して、「kL/N
」番目の情報ビットストリームのビットから推定可能である。
【0192】
参考として、前記図5で5IとNの関係に従ってレートマッチングパンクチャ
リング或いはレートマッチングの繰り返しを決める理由は、NとIの比率に関係
なく使用できるターボコードの最低レートが1/5と定められているからである

【0193】
しかし、ターボコードのレートマッチングパンクチャリングの場合は、次の幾
つかの仮定の下で行われるべきであって、前記5IがNより小さい時でも、更に
優れたコーディング利得のために、NとIの比率に応じてチャネル符号器のコー
ドレートを定め、それに従ってレートマッチングパンクチャリングパターンも多
様となる。
【0194】
その基本的な仮定とは次の3つに要約される。
【0195】
(1)二つの構成符号器から出力されるシステマチックビット(情報ビット)
に対するパンクチャリングは排除する。
【0196】
(2)二つの構成符号器からのパリティービット出力ビットストリームに対し
て均等量のパンクチャリングを行う。
【0197】
(3)各々の構成符号器からのパリティー出力ビットストリームのパンクチャ
リングパターンは均一な特性を有するようにする。
【0198】
更に、新たに提案するパンクチャリングアルゴリズムによるパンクチャリング
パターンは、既存の正規データレートのために用いられるパンクチャリングパタ
ーンと互換可能であるようにすることが好ましい。
【0199】
従って、既存の正規データレートで定義されるパンクチャリングパターンと互
換性のあるパンクチャリングが、以下で説明するパンクチャリングパターンに従
って行われるようにし、前記3つの条件を満足させるパンクチャリングを促進さ
せるような新たな伝送チェーンを提案する。
【0200】
まず、ターボ符号器のコーディングレートは、NとIの関係により定められる
べきである。勿論、ターボコードレートは1/5ターボコードレートにより獲得
され得ることから、ターボ符号器のコーディングレートが1/5ターボコードレ
ートに固定された後に、コーディングレートがレートマッチングパンクチャリン
グ端で最終的に調整される方法も可能である。
【0201】
しかし、従来のターボ符号器内にはパンクチャリングブロックがあって、この
パンクチャリングブロックはターボ符号器内でNとIの関係に従って、まず、適
切にコードレートを定め、このコードレートにより生成されたビットストリーム
のレートマッチングパンクチャリングを行うために用いられる。
【0202】
前記ターボ符号器内でパンクチャリングブロックを使用することにより、ター
ボ符号器の出力ビットストリームのコーディングレートが定められた後、この固
定したコードレートを有するチャネル符号器の出力ビットストリーム長さと、イ
ンターリーバのサイズとは整合する。
【0203】
インターリーバサイズが5Iより小さい場合、パンクチャリングは次の表1の
ような条件下で行われる。
【0204】
【表1】


表1を参照すると、各RCで正規データレートと他のデータレートとで伝送チ
ェーンが構成されるとき、チャネルビットと、CRCエラービットと、テールビ
ットとからなる情報ビットストリーム(長さI)は、1/nレートのターボ符号
器(チャネル符号器)によりチャネル符号化される。ここで、前記nはターボ符
号器のコードレートの逆数である。
【0205】
そして、前記チャネル符号器の情報ビットストリーム長さがIであるとき、N
とIの関係に従ってパンクチャリングパターンは次の3つの場合に分けられる。
【0206】
即ち、′2I<N≦3I′の場合にnは3であり、′3I<N<4I′の場合
にnは4であり、′4I<N≦5I′の場合にnは5である。
【0207】
従って、ビットストリームで一つの情報ビットはチャネル符号化され、1/n
レートのターボ符号器から出力される。この情報ビットに順次(n−1)個のパ
リティービットが与えられ、長さnを有する一つの単位シンボルグループを形成
する。
【0208】
例えば、前記nが3の場合に、前記単位シンボルグループは一つの情報ビット
と、前記ターボ符号器の第1構成符号器と第2構成符号器から与えられた二つの
パリティービットとを有する。即ち、前記単位シンボルグループはnビットを有
する。
【0209】
従って、前記単位シンボルグループは0からI−1まで増加するインデックス
を有し、このインデックスが奇数か偶数かによって、偶数グループと奇数グルー
プとに整列される。前記偶数グループ又は奇数グループは、通常、複合コードブ
ロックと称される。
【0210】
前記各々の複合コードブロックは、′「I/2」=J′個の単位シンボルグル
ープを含み、また、0からJ−1まで増加する単位シンボルグループのインデッ
クスjに対して、偶数のグループは2j番目を、奇数のグループは2j+1番目
のインデックスを有する単位コードシンボルを含む。
【0211】
前記チャネル符号器の出力ビットストリーム長さがLであるとき、(I−1)
番目の単位シンボルグループが表1に示すテールパンクチャリングパターンに従
ってパンクチャリングされる。
【0212】
前記′「I/2」=J′はI/2を越えない最大定数である。
【0213】
1/2レートチャネル符号器の長さLは′n×I′の値を有するので、前記偶
数グループと奇数グループの各々からパンクチャリングされるビットの数kは、
′「L−N/2」′により算出される。
【0214】
前述された条件の場合、全体のチャネル符号器の出力ビットストリーム上で均
一なパンクチャリングを行うため、また、各々の単位シンボルグループから前記
チャネル符号器の入力情報ビットの第1ビットをパンクチャリングしないために
、本発明は正規データレートの調整したパンクチャリングパターンが用いられる
インターリーバサイズNが3Iより大きく、4Iより小さい場合を除いては、表
1に示す正規データレートで用いられるパンクチャリングパターンを適用する。
【0215】
特に、前記チャネル符号器の出力ビットストリームに対する均一なパンクチャ
リングが行われるように、前記各々の偶数グループと奇数グループからパンクチ
ャリングが活性化される単位シンボルグループは、次の式5を満足するインデッ
クスjを有する単位シンボルグループである。
(j×K)modJ<K (式5)
前記式5は前記各々の複合コードブロック(第1実施形態の偶数グループと奇
数グループ)でパンクチャリングされるべきビットの数Kが、J個の単位コード
シンボルグループ内で均一にパンクチャリングされるようにするjを推定する。
【0216】
また、前記式5は後述する第5実施形態で特定のnに対するu個の複合コード
ブロックに対しても同原理によってjを推定する。
【0217】
以下、前記第4実施形態に係るパンクチャリング過程を次の図6及び図7の例
を挙げて詳細に説明する。
【0218】
図6は本発明の好ましい実施形態によって、可変データレート又は多変データ
レートをサポートするためのターボコードの伝送チェーンでパンクチャリングの
一例を示す図面である。
【0219】
図7は本発明の好ましい実施形態によって、可変データレート又は多変データ
レートをサポートするためのターボコードの伝送チェーンでパンクチャリング過
程の他の例を示す図面である。
【0220】
図6及び図7を参照すると、前記式5を満足するインデックスjがあり、各々
のインデックス(2j)と(2j+1)を有する偶数の単位シンボルグループと
、奇数の単位シンボルグループとが、図6に示すように、ペア関係で定義される
時、前記ペア関係の単位シンボルグループは同時にパンクチャリングが行われる

【0221】
図6で斜線の部分は、jが前記式5を満足する場合に、インデックス2jと2
j+1を有するパンクチャリングされた単位シンボルグループを示す。
【0222】
他の位置のビットをパンクチャリングすることにより、前記ペア関係の単位シ
ンボルグループは、パンクチャリングされるビットの均一な分布からなる。
【0223】
特に、前記図7に示すように、前記チャネル符号器の出力ビットストリームの
長さがLであるとき、前記偶数グループは奇数グループより一つ以上多い単位シ
ンボルグループを有する。この一つ以上多い単位シンボルグループは必ずパンク
チャリングが活性化される。
【0224】
本発明の第4実施形態で、インターリーバサイズNとチャネル符号器の情報ビ
ットストリーム長さIとの関係に従い、ターボ符号器のコーディングレートの逆
数(n)が定められる。その後、使用するパンクチャリングパターンが定義され
る。
【0225】
前記パンクチャリングパターンは既存のデータレートで使用されたパンクチャ
リングパターンに基づくものである。
【0226】
基本的に、前記パンクチャリングパターンを基にした単位シンボルグループで
のパンクチャリングの可否は、前記定義したパンクチャリングパターンと前記正
規データレートの既存パンクチャリングパターンを互換できる。
【0227】
この際、前記奇数グループと偶数グループの各々で(2j)と(2j+1)の
インデックスを有する単位シンボルグループはパンクチャリングパターンを形成
する。
【0228】
前記パンクチャリングした単位シンボルグループペアは、各構成符号器のパリ
ティービットに対するパンクチャリングしたビットの均一な分布の条件を満足す
る。
【0229】
(実施例5)
第5実施形態には可変および/又は多変データレートに対して、ターボコード
の伝送チェーンの他の例を示している。
【0230】
【表2】


表2を参照すると、各RCで正規データレートと他のデータレートとで伝送チ
ェーンが構成されるとき、チャネルビットと、CRCエラービットと、テールビ
ットとからなる情報ビットストリーム(長さI)は、1/nレートのターボ符号
器(チャネル符号器)によりチャネル符号化される。ここで、nは前記ターボ符
号器のコードレートの逆数である。
【0231】
前記パンクチャリングパターンは次の3つの場合によって異なるものとなる。
【0232】
即ち、′2I<N≦3I′の場合に、nは3であり、′3I<N<4I′の場
合に、nは4であり、′4I<N≦5I′の場合に、nは5である。
【0233】
また、前記チャネル符号器の出力ビットストリームで順次出力される一つの情
報ビットと(n−1)個のパリティービットとから構成される単位シンボルグル
ープ(0からI−1までのインデックスを有する)に対して、前記nが3又は5
の場合に偶数インデックスを有する単位シンボルグループは偶数のグループに、
また、奇数インデックスを有する単位シンボルグループは奇数のグループに分離
される。尚、nが3又は5の場合に、単位シンボルグループから形成されるまた
他の複合シンボルグループ数を表す変数uは、2の値を有する。
【0234】
しかし、前記nが4の場合には、前記uは3の値を有する。即ち、前記1/4
レートのチャネル符号器の出力ビットストリームは多数の単位シンボルグループ
から構成される。この単位シンボルグループは一つの情報ビットと3つのパリテ
ィービットから構成され、前記単位シンボルグループの各グループは、単位シン
ボルグループに対して、そのインデックスを3で割った余りが0又は1あるいは
2の値を有する単位コードシンボル同士に3つの複合シンボルグループから形成
される。
【0235】
前記単位シンボルグループは、特定のnに対して全体I個が形成され、前記各
複合シンボルグループは、′「I/u」=J′個の単位コードシンボルを有する

【0236】
この単位シンボルグループは、0からJ−1までのjに対して、(uj)から
u(J+1)−1のインデックスを有する。
【0237】
前記「I/u」はIをuで割ったときに得られる値を超えない最大の定数であ
る。
【0238】
第4実施形態と同様に、前記チャネル符号器の出力ビットストリーム長さがL
であるとき、(I−1)番目の単位シンボルグループが表2に示すテールパンク
チャリングパターンによりパンクチャリングされる。
【0239】
前記各々の複合シンボルグループは、jが前記式5を満足する場合にペアでパ
ンクチャリングされる。ここで、この単位シンボルグループは、′uj′と、′
u(J+1)−1′のインデックスを有する。前記単位シンボルグループは、前
記表2のように、同nに対して互いに異なるパンクチャリングパターンによって
ペアでパンクチャリングされる。
【0240】
また、前記nが4の場合、第4実施形態とは異なって、活性化した単位シンボ
ルグループからパンクチャリングされるビット数Pが4の場合に、ペア関係を有
する小パンクチャリング単位は正規データレートパンクチャリングパターンをサ
ポートできる。
【0241】
前記nが3又は5の場合に、前記ペア関係の活性化した単位コードシンボルで
パンクチャリングされるビット数(p)は2となる。
【0242】
従って、前記特定のnに対して前記各々の複合シンボルグループでパンクチャ
リングされるビット数(K)は、′「L−N/u」′により算出され得る。
【0243】
第5実施形態では、第4実施形態と同様に、情報ビットにおけるパンクチャリ
ングを排除するため、前記表2に示すように、第1ビットに対するパンクチャリ
ングは行われないようにする。
【0244】
また、全体の出力ビットストリームでパンクチャリングされるビットが均一に
分布されるよう、前記式5を満足するjに対してパンクチャリングが行われるよ
うにする。
【0245】
結論として、前記表2のパンクチャリングアルゴリズムと表1のパンクチャリ
ングアルゴリズムとの相違点は、前者の場合、単位コードシンボルを偶数グルー
プと奇数グループとに分けた反面、後者の場合は、単位シンボルグループを一つ
の全体パンクチャリングパターンを構成する単位パンクチャリングパターンの数
に分けているという点である。
【0246】
例えば、インターリーバサイズNが3Iより大きいか同じであり、4Iより小
さい場合、前記チャネル符号器の全ての出力ビットストリームは一つの情報ビッ
トと、この情報ビットに順次与えられる3つのパリティービットとを有する各々
の単位シンボルグループに分けられる。
【0247】
次に、この単位コードグループを3つの複合シンボルグループに分けて、この
複合シンボル単位で表2のパンクチャリングパターンを適用する。
【0248】
(実施例6)
第6実施形態では、可変データレート又は多変データレートのためのターボコ
ードの伝送チェーンの他の例を提案する。
【0249】
【表3】


表3を参照すると、各RCで正規データレートと他のデータレートとで伝送チ
ェーンが構成されるとき、チャネルビットと、CRCエラービットと、テールビ
ットとからなる情報ビットストリーム(長さI)は、1/nレートのターボ符号
器(チャネル符号器)によりチャネル符号化される。ここで、nはターボ符号器
のコードレートの逆数である。
【0250】
前記パンクチャリングパターンはIとNの関係に基づき、次の3つの場合によ
って異なる。即ち、′2I<N≦3I′の場合に、nは3であり、′3I<N<
4I′の場合に、nは4であり、′4I<N≦5I′の場合に、nは5である。
【0251】
また、前記チャネル符号器の出力ビットストリームで順次出力される一つの情
報ビットと(n−1)個のパリティービットとから構成される単位シンボルグル
ープ(0からI−1までのインデックスを有する)に対して、前記nが3又は5
の場合に偶数インデックスを有する単位シンボルグループは偶数グループに、ま
た、奇数インデックスを有する単位シンボルグループは奇数グループに分離され
る。
【0252】
尚、nが3又は5の場合に、単位シンボルグループから形成されるまた他の複
合シンボルグループ数を表す変数uは、2の値を有する。
【0253】
しかし、前記nが4の場合には前記uは3の値を有する。即ち、前記1/4レ
ートのチャネル符号器の出力ビットストリームは多数の単位シンボルグループか
ら構成される。
【0254】
この単位シンボルグループは一つの情報ビットと3つのパリティービットとか
ら構成され、前記単位シンボルグループの各グループは、単位シンボルグループ
に対してそのインデックスを3で割った余りが0又は1あるいは2の値を有する
単位コードシンボル同士の3つの複合シンボルグループから形成される。
【0255】
前記単位シンボルグループは、特定のnに対して全体I個が形成され、前記各
複合シンボルグループは、′「I/u」=J′個の単位コードシンボルを有する

【0256】
この単位シンボルグループは、0からJ−1までのjに対して、(uj)から
u(J+1)−1のインデックスを有する。jは0からj−1までの数である。
【0257】
前記「I/u」はIをuで割ったとき得られる値を超えない最大の定数である

【0258】
第6実施形態と第5実施形態との相違点は、前記チャネル符号器の出力ビット
ストリーム長さLとuとの関係に従って、最後の(L mod u)個だけの単
位シンボルグループに対して、表3のようなテールパンクチャリングパターンを
適用しパンクチャリングを行うという点である。
【0259】
(実施例7)
第7実施形態は可変データレートおよび/又は多変データレートのためのター
ボコードの伝送チェーンの他の例を提案する。
【0260】
【表4】


実施形態6と実施形態7との相違点は、インターリーバサイズNが3Iより大
きく、4Iより小さい場合のパンクチャリングパターンである。しかし、その他
は第6実施形態と同様である。
【0261】
しかし、Lが3の倍数でない場合には、少し違う方法を行う。即ち、最後の(
L mod u)だけコードシンボルグループに対して更にパンクチャリングを
行い、この場合に使用するパンクチャリングパターンは、コードシンボルグルー
プのインデックスと関係なくP0となるべきである。
【0262】
勿論、前記提案した単位コードシンボルでのパンクチャリングは、ターボ符号
器を常に1/5に固定して使用する場合にも適用できる。このとき、パンクチャ
リングパターンは、既存のターボ符号器の内部におけるパンクチャリングパター
ンが含まれ得るように定義すべきである。
【0263】
(実施例8)
第8実施形態では、表5に示す、可変および/又は多変データレートモードの
ための伝送チェーンの他の例を提案する。
【0264】
【表5】


前記第8実施形態は第4実施形態と同様であり、′3I<N<4I′の場合に
のみ互いに異なるパンクチャリングパターンを有する。ここで、Iはフレーム当
たりの予備ビット、テールビットを含む情報ビット数であり、Nは前記インター
リーバサイズである。
【0265】
前記コードシンボルグループは0からI−1までのインデックスを有する。シ
ンボルパンクチャリングは′(j*k)mod J < K′を満足するjに対
して、2jと2j+1のインデックスを有するコードシンボルグループでのみ活
性化される。ここで、Jは′「I/2」′であり、Kは′「(n*I−N)/2
」′として定義する。前記コードシンボルグループをパンクチャリングするため
に使用するパターンはP(i mod 2)′と定義する。
【0266】
チャネル符号器の出力のデータビットの期間に相応するコードシンボルグルー
プは、データパンクチャリングパターンに従ってパンクチャリングされる。
【0267】
もし、(n*I)が奇数であるとき、(I−1)番目のコードシンボルグルー
プはパンクチャリングされる。
【0268】
従って本発明は、正規データレートではない情報ビットストリームが、物理層
上で可変または多変データレート伝送モードでインターリーバサイズにマッピン
グされるようにした3GPP2通信システムにおける伝送チェーン構成方法を提
供し、且つ正規データレートだけでなく、可変または多変データレートをサポー
トできる新たなRCを提案する3GPP2通信システムにおける伝送チェーン構
成方法を提供する。
【0269】
上述したように、物理層上で情報ビットストリームをデータレートにマッピン
グする過程で、情報ビットストリームの可変又は多変データレートをサポートす
るための3GPP2通信システムにおいて伝送チェーン構成する方法は、″1/
コーディングレート″の逆数値を有するターボコードと、コンボルーショナルコ
ードとの何れかで互いに異なるビットレートを有する情報ビットストリームをチ
ャネルコーディングする工程と、前記インターリービングサイズに前記チャネル
符号化したビットストリームをマッチングさせるために、前記チャネル符号化し
たビットストリームが所望のインターリービングサイズより小さい場合に、この
符号化したビットストリームを繰り返し、前記チャネル符号化したビットストリ
ームが所望のインターリービングサイズより大きい場合に、パンクチャリングを
行う工程とを備えることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0270】
【図1】可変データレートと多変データレートをサポートするための順方向リンクにおける従来技術の無線構成(RC)を示す図。
【図2】本発明の好ましい実施形態によって可変データレート、および/又は多変データレートをサポートするためのターボコードの伝送チェーンを示す図。
【図3】本発明の好ましい実施形態によって可変データレート、および/又は多変データレートをサポートするためのコンボルーションコードの伝送チェーンを示す図。
【図4】本発明の好ましい実施形態によって1X可変データレート、および/又は多変データレートをサポートするための順方向リンクにおける無線構成(RC)を示す図。
【図5】本発明の好ましい実施形態によって可変データレート、および/又は多変データレートをサポートするためのターボコードの伝送チェーンを示す図。
【図6】本発明の好ましい実施形態によって可変データレート、および/又は多変データレートをサポートするためのターボコードの伝送チェーンにおけるパンクチャリング過程の一例を示す図。
【図7】本発明の好ましい実施形態によって可変データレート、および/又は多変データレートをサポートするためのターボコードの伝送チェーンにおけるパンクチャリング過程の他の例を示す図。




 

 


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