米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 電気素子 -> エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド

発明の名称 プラズマディスプレイ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−128846(P2007−128846A)
公開日 平成19年5月24日(2007.5.24)
出願番号 特願2006−64626(P2006−64626)
出願日 平成18年3月9日(2006.3.9)
代理人 【識別番号】110000165
【氏名又は名称】グローバル・アイピー東京特許業務法人
発明者 李 相國
要約 課題
輝度及び放電効率を向上することができ、画質の向上を図ることができるプラズマディスプレイ装置を提供する。

解決手段
プラズマディスプレイ装置D100bは、上部基板と、下部基板と、スキャン電極30と、サステイン電極と、第1隔壁10と、第2隔壁20とを備える。サステイン電極は、上部基板の上において、スキャン電極30と並ぶように形成されている。第1隔壁10は、下部基板の上にスキャン電極30と並ぶように形成されている。第2隔壁20は、下部基板の上に第1隔壁10と交差するように形成されている。スキャン電極30は、複数のバス電極(30a,30b)を有する。複数のバス電極(30a,30b)における少なくとも1つのバス電極(30a)は、第1隔壁10と並ぶように延びるとともに、第1隔壁10と投影されて重なるように形成される。
特許請求の範囲
【請求項1】
上部基板と、
前記上部基板に対向する下部基板と、
前記上部基板の上に形成されたスキャン電極と、
前記上部基板の上において、前記スキャン電極と並ぶように形成されたサステイン電極と、
前記下部基板の上に前記スキャン電極と並ぶように形成された第1隔壁と、
前記下部基板の上に前記第1隔壁と交差するように形成された第2隔壁と、
を備え、
前記スキャン電極及び前記サステイン電極の少なくとも一方は、複数のバス電極を有し、
前記複数のバス電極における少なくとも1つのバス電極は、前記第1隔壁と並ぶように延びるとともに、前記第1隔壁と投影されて重なるように形成される、
プラズマディスプレイ装置。
【請求項2】
前記上部基板、前記下部基板、前記第1隔壁及び前記第2隔壁に囲まれて形成された放電セルをさらに備え、
前記複数のバス電極における残りのバス電極は、前記1つのバス電極と並ぶように延びるとともに、前記放電セルと投影されて重なるように形成されている、
請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
【請求項3】
前記複数のバス電極における各バス電極は、互いに実質的に同一な幅で形成されている、
請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
【請求項4】
前記複数のバス電極における各バス電極の幅は、略30μm以上50μm以下である、
請求項3に記載のプラズマディスプレイ装置。
【請求項5】
前記複数のバス電極における各バス電極は、互いに第1間隔で離れて並ぶように形成されている、
請求項4に記載のプラズマディスプレイ装置。
【請求項6】
前記第1間隔は、前記複数のバス電極における各バス電極の幅より狭くなっている、
請求項5に記載のプラズマディスプレイ装置。
【請求項7】
前記第1間隔は、略15μm以上25μm以下である、
請求項5に記載のプラズマディスプレイ装置。
【請求項8】
前記複数のバス電極における各バス電極を互いに連結する連結電極をさらに備えた、
請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
【請求項9】
前記連結電極は、前記第2隔壁と並ぶように形成されている、
請求項8に記載のプラズマディスプレイ装置。
【請求項10】
前記連結電極は、前記第2隔壁と投影されて重なるように形成されている、
請求項9に記載のプラズマディスプレイ装置。
【請求項11】
前記連結電極は、前記第2隔壁の幅より狭く形成されている、
請求項10に記載のプラズマディスプレイ装置。
【請求項12】
前記連結電極の幅は、前記複数のバス電極における各バス電極の幅と実質的に等しい、あるいは、前記複数のバス電極における各バス電極の幅より狭い、
請求項11に記載のプラズマディスプレイ装置。
【請求項13】
前記連結電極の幅は、略15μm以上25μm以下である、
請求項11に記載のプラズマディスプレイ装置。
【請求項14】
上部基板と、
前記上部基板に対向する下部基板と、
前記上部基板の上に形成されたスキャン電極と、
前記上部基板の上において、前記スキャン電極と並ぶように形成されたサステイン電極と、
前記下部基板の上に形成された隔壁と、
を備え、
前記スキャン電極及び前記サステイン電極の少なくとも一方は、複数のバス電極を含むバス電極群を有する、
プラズマディスプレイ装置。
【請求項15】
前記隔壁は、
前記スキャン電極と並ぶ方向に延びるように形成された第1隔壁と、
前記第1隔壁と交差する方向に延びるように形成された第2隔壁と、
を有する、
請求項14に記載のプラズマディスプレイ装置。
【請求項16】
前記上部基板、前記下部基板、前記第1隔壁及び前記第2隔壁に囲まれて形成された放電セルをさらに備え、
前記スキャン電極及び前記サステイン電極の少なくとも一方は、前記上部基板と前記バス電極群との間に形成された透明電極
をさらに有し、
前記バス電極群における少なくとも1つのバス電極は、前記第1隔壁と並ぶように延びるとともに、前記第1隔壁と投影されて重なるように形成され、
前記バス電極群における残りのバス電極は、前記1つのバス電極と並ぶように延びるとともに、前記放電セルと投影されて重なるように形成される、
請求項15に記載のプラズマディスプレイ装置。
【請求項17】
前記残りのバス電極は、前記1つのバス電極と並ぶように、隣り合う前記第2隔壁の付近まで延びている、
請求項16に記載のプラズマディスプレイ装置。
【請求項18】
前記透明電極は、前記第2隔壁と投影されて重なる部分の幅が、放電セルに投影されて重なる部分の幅より狭い、
請求項16に記載のプラズマディスプレイ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プラズマディスプレイ装置に関し、輝度及び放電効率を向上することができ、画質の向上を図ることができるプラズマディスプレイ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
プラズマディスプレイ装置(Plasma Display Panel Device:以下“PDP”という)では、He+Xe、Ne+XeまたはHe+Xe+Neなどの不活性混合ガスの放電時に発生する約147nmの波長を有する真空紫外線(VUV)により蛍光体が発光することによって文字またはグラフィックを含んだ画像が表示される。このようなPDPは、薄膜化と大型化が容易であるだけでなく、最近の技術開発に助けられて非常に向上した画質を提供する。特に、3電極交流面放電型PDPは、放電の際に誘電体の表面に壁電荷が蓄積されるため、低電圧駆動できるという長所を有する。また、3電極交流面放電型PDPは、放電により発生するスパッタリングから電極が保護されるようになっているため、長寿命であるという長所を有する。
【0003】
このような従来のプラズマディスプレイ装置には、スキャン電極及びサステイン電極を形成することに関して、それぞれが透明電極とバス電極(金属電極)とを備えた形態(図1参照)と、それぞれがバス電極のみを備えた形態(図2参照)との2つの形態がある。
【0004】
図1は従来の一般的なプラズマディスプレイ装置の構造を示す図であり、図2は従来の透明電極のない(ITO−less)プラズマディスプレイ装置の構造を示す図である。
【0005】
従来の一般的なプラズマディスプレイ装置D1a及び従来の透明電極のないプラズマディスプレイ装置D1bは、いずれも、上部基板の上に形成されたスキャン電極Y及びサステイン電極Zと、下部基板の上に形成されたアドレス電極X(図1,図2に一点鎖線で示す)とを備える。
【0006】
スキャン電極Xとサステイン電極Yとは、それぞれ、透明電極(Y1、Z1)と金属バス電極(Y2、Z2)とを有する。
【0007】
図1において、透明電極(Y1、Z1)は、通常、インジウムチンオキサイド(Indium−Tin−Oxide:ITO)で形成される。この透明電極(Y1、Z1)は、上部基板の上に形成され、電極間放電ギャップ(G1a)を形成する役割をする。金属バス電極(Y2、Z2)は、通常、クロム(Cr)、銀(Ag)及び銅(Cu)などの伝導性が良い金属で形成される。この金属バス電極(Y、Z)は、透明電極(Y1、Z1)上に形成され、抵抗の高い透明電極による電圧降下を緩和する(電気抵抗を低減する)役割をする。このような金属バス電極は、一つの金属で形成されたり、上部誘電体層への拡散を防止するために複数の金属層で形成されたりする。
【0008】
アドレス電極Xが形成された下部基板には放電セル4を区画するための横隔壁1と縦隔壁2が形成される。横隔壁1はスキャンバス電極(Y)またはサステインバス電極(Z)と並ぶ方向に形成され、縦隔壁2はアドレス電極X(一点鎖線で示す)と並ぶ方向に形成される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
従来の一般的なプラズマディスプレイ装置D1a及び従来の透明電極のないプラズマディスプレイ装置D1bでは、いずれも、放電ギャップ(G1a,G1b)が広いほど放電効率は向上するが、それによって放電電圧が高くなるという短所がある。そこで、放電効率の向上と放電電圧の低減とのトレードオフにより、放電ギャップ(G1a,G1b)が適度な値に保たれる必要がある。
【0010】
従来の一般的なプラズマディスプレイ装置D1aでは、図1に示すように、スキャンバス電極(Y2)とサステインバス電極(Z2)とが、透明電極(Y1、Z1)に重なるとともに、隔壁(横隔壁1)と投影されて一部重なるように形成される。すなわち、バス電極(スキャンバス電極Y2、サステインバス電極Z2)は、横隔壁1に投影されて一部重なる位置に形成される。
【0011】
この場合、放電セル4においてバス電極(スキャンバス電極Y2、サステインバス電極Z2)が投影されて重なる部分が少なく抑えられているので、開口率の低下を低減でき、輝度を増加することができる。しかし、バス電極(スキャンバス電極Y2、サステインバス電極Z2)において横隔壁1(幅Wr1の部分)が投影されて重ならない部分(幅W4の部分)が上下に隣接する放電セルの近くに位置しているので、バス電極全体と、上下に隣接する放電セルとの距離も小さくなっている。これにより、バス電極(スキャンバス電極Y2、サステインバス電極Z2)は、隣接した放電セルが非放電(OFF)に指定されていてもクロストーク(cross talk)による放電を発生させてしまうことがあり、輝点発生や境界残像現象を発生させることがある。これにより、画質が低下するおそれがある。
【0012】
一方、従来の透明電極のないプラズマディスプレイ装置D1bでは、図2に示すように、透明電極(Y1、Z1)がなく、放電効率の低下を抑えるとともに放電電圧の上昇を抑えるために放電ギャップ(G1b)を(適度な値に保つように)縮めなければならない。そこで、バス電極(スキャンバス電極Y2、サステインバス電極Z2)は、投影されて放電セル4と重なる位置に形成される。これにより、放電効率の低下は抑えられるが、放電セル4においてバス電極(スキャンバス電極Y2、サステインバス電極Z2)が投影されて重なる部分が多くなっているので、開口率が低下する傾向にあり、輝度が減少するおそれがある。
【0013】
本発明は、上記の従来技術の問題を解決するために案出されたものであって、複数輝度及び放電効率を向上することができ、画質の向上を図ることができるプラズマディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
第1発明に係るプラズマディスプレイ装置は、上部基板と、下部基板と、スキャン電極と、サステイン電極と、第1隔壁と、第2隔壁とを備える。下部基板は、上部基板に対向する。スキャン電極は、上部基板の上に形成されている。サステイン電極は、上部基板の上において、スキャン電極と並ぶように形成されている。第1隔壁は、下部基板の上にスキャン電極と並ぶように形成されている。第2隔壁は、下部基板の上に第1隔壁と交差するように形成されている。スキャン電極及びサステイン電極の少なくとも一方は、複数のバス電極を有する。複数のバス電極における少なくとも1つのバス電極は、第1隔壁と並ぶように延びるとともに、第1隔壁と投影されて重なるように形成されている。
このプラズマディスプレイ装置では、複数のバス電極における少なくとも1つのバス電極は、第1隔壁と並ぶように延びるとともに、第1隔壁と投影されて重なるように形成されている。これにより、上部基板、下部基板、第1隔壁及び第2隔壁に囲まれて形成される放電セルにおいて複数のバス電極が投影されて重なる部分の面積を少なく押さえることができるので、開口率を向上することができる。このため、輝度を向上することができる。
また、輝度を向上することができるため、放電効率を向上することができる。
さらに、複数のバス電極における残りのバス電極は、1つのバス電極と並ぶように延びるとともに、放電セルと投影されて重なるように形成することができる。これにより、複数のバス電極において第1隔壁と重ならない部分が隣接する放電セルから離れるようにすることができ、バス電極全体と、上下に隣接する放電セルとの距離を大きくすることができるので、隣接した放電セルが非放電(OFF)に指定されているのにクロストーク(cross talk)により放電してしまうことを少なくできる。このため、輝点発生や境界残像現象を低減することができるので、画質を向上することができる。
このように、輝度及び放電効率を向上することができ、画質の向上を図ることができる。
【0015】
第2発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第1発明のプラズマディスプレイ装置であって、放電セルをさらに備える。放電セルは、上部基板、下部基板、第1隔壁及び第2隔壁に囲まれて形成されている。複数のバス電極における残りのバス電極は、1つのバス電極と並ぶように延びるとともに、放電セルと投影されて重なるように形成されている。
【0016】
第3発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第1発明のプラズマディスプレイ装置であって、複数のバス電極における各バス電極は、互いに実質的に同一な幅で形成されている。
【0017】
第4発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第3発明のプラズマディスプレイ装置であって、複数のバス電極における各バス電極の幅は、略30μm以上50μm以下である。
第5発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第4発明のプラズマディスプレイ装置であって、複数のバス電極における各バス電極は、互いに第1間隔で離れて並ぶように形成されている。
【0018】
第6発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第5発明のプラズマディスプレイ装置であって、第1間隔は、複数のバス電極における各バス電極の幅より狭くなっている。
【0019】
第7発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第5発明のプラズマディスプレイ装置であって、第1間隔は、略15μm以上25μm以下である。
第8発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第1発明のプラズマディスプレイ装置であって、連結電極をさらに備える。連結電極は、複数のバス電極における各バス電極を互いに連結する。
【0020】
第9発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第8発明のプラズマディスプレイ装置であって、連結電極は、第2隔壁と並ぶように形成されている。
【0021】
第10発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第9発明のプラズマディスプレイ装置であって、連結電極は、第2隔壁と投影されて重なるように形成されている。
【0022】
第11発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第10発明のプラズマディスプレイ装置であって、連結電極は、第2隔壁の幅より狭く形成されている。
第12発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第11発明のプラズマディスプレイ装置であって、連結電極の幅は、複数のバス電極における各バス電極の幅と実質的に等しい。あるいは、連結電極の幅は、複数のバス電極における各バス電極の幅より狭い。
第13発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第11発明のプラズマディスプレイ装置であって、連結電極の幅は、15μm以上25μm以下である。
第14発明に係るプラズマディスプレイ装置は、上部基板と、下部基板と、スキャン電極と、サステイン電極と、隔壁とを備える。下部基板は、上部基板に対向する。スキャン電極は、上部基板の上に形成されている。サステイン電極は、上部基板の上において、スキャン電極と並ぶように形成されている。隔壁は、下部基板の上に形成されている。スキャン電極及びサステイン電極の少なくとも一方は、バス電極群を有する。バス電極群は、複数のバス電極を含んでいる。
このプラズマディスプレイ装置では、バス電極群における少なくとも1つのバス電極は、隔壁と並ぶように延びるとともに、隔壁と投影されて重なるように形成することができる。この場合、上部基板、下部基板及び隔壁に囲まれて形成された放電セルにおいてバス電極群が投影されて重なる部分の面積を少なく押さえることができるので、開口率を向上することができる。このため、輝度を向上することができる。
また、輝度を向上することができるため、放電効率を向上することができる。
さらに、バス電極群における残りのバス電極は、1つのバス電極と並ぶように延びるとともに、放電セルと投影されて重なるように形成することができる。これにより、複数のバス電極において隔壁と重ならない部分が隣接する放電セルから離れるようにすることができ、バス電極全体と、上下に隣接する放電セルとの距離を大きくすることができるので、隣接した放電セルが非放電(OFF)に指定されているのにクロストーク(cross talk)により放電してしまうことを少なくできる。このため、輝点発生や境界残像現象を低減することができるので、画質を向上することができる。
このように、輝度及び放電効率を向上することができ、画質の向上を図ることができる。
第15発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第14発明のプラズマディスプレイ装置であって、隔壁は、第1隔壁と、第2隔壁とを有する。第1隔壁は、スキャン電極と並ぶ方向に延びるように形成されている。第2隔壁は、第1隔壁と交差する方向に延びるように形成されている。
第16発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第15発明のプラズマディスプレイ装置であって、放電セルをさらに備える。放電セルは、上部基板、下部基板、第1隔壁及び第2隔壁に囲まれて形成されている。スキャン電極及びサステイン電極の少なくとも一方は、透明電極をさらに有する。透明電極は、上部基板とバス電極群との間に形成されている。バス電極群における少なくとも1つのバス電極は、第1隔壁と並ぶように延びるとともに、第1隔壁と投影されて重なるように形成されている。バス電極群における残りのバス電極は、1つのバス電極と並ぶように延びるとともに、放電セルと投影されて重なるように形成されている。
第17発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第16発明のプラズマディスプレイ装置であって、残りのバス電極は、1つのバス電極と並ぶように、隣り合う第2隔壁の付近まで延びている。
第18発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第16発明のプラズマディスプレイ装置であって、透明電極は、第2隔壁と投影されて重なる部分の幅が、放電セル40に投影されて重なる部分の幅より狭い。
このプラズマディスプレイ装置では、透明電極は、第2隔壁と投影されて重なる部分の幅が、放電セル40に投影されて重なる部分の幅より狭い。これにより、透明電極に用いられる材料の量を減らすことができるので、透明電極の製造コストを低減できる。
このように、透明電極の製造コストを低減できるので、全体の製造コストを低減することができ、価格競争力を向上することができる。
【発明の効果】
【0023】
第1発明に係るプラズマディスプレイ装置では、輝度及び放電効率を向上することができ、画質の向上を図ることができる。
第14発明に係るプラズマディスプレイ装置では、輝度及び放電効率を向上することができ、画質の向上を図ることができる。
【0024】
第18発明に係るプラズマディスプレイ装置では、透明電極の製造コストを低減できるので、全体の製造コストを低減することができ、価格競争力を向上することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
以下、本発明の好ましい実施形態を添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0026】
本発明は、スキャン電極及びサステイン電極の少なくとも一方の電極に適用される。すなわち、スキャン電極及びサステイン電極の少なくとも一方は、複数のバス電極で構成されるバス電極群を有する。以下、説明する実施形態では、スキャン電極及びサステイン電極がバス電極群(第1バス電極,第2バス電極)を有する場合が例として説明されているが、これに限られるものではない。
【0027】
(第1実施形態)
図3Aは、本発明の第1実施形態に係るプラズマディスプレイ装置の電極構造を示す図であって、電極と隔壁とを上部基板の上方から透視して見た形態を示す図である。図3Aには、バス電極の上に透明電極が形成されていない形態の電極構造が示されている。
【0028】
図3Aには、スキャン電極及びサステイン電極の一方の電極のみ図示されているが、他方の電極も同様な構造で形成される。(以下に説明する他の図に関しても同様である)
【0029】
図3Aを参照すれば、プラズマディスプレイ装置D100bは、上部基板に並ぶように形成されたスキャン電極30及びサステイン電極(図示せず)と、上部基板と対向する下部基板にスキャン電極と並ぶように形成された第1隔壁10と、第1隔壁10と交差するように形成された第2隔壁20とを備える。
【0030】
また、スキャン電極30(またはサステイン電極)は、第1バス電極30aと第2バス電極30bとを有する。第1バス電極30aは、第1隔壁10と投影されて完全に重なるように、横隔壁10の上方に形成される。
【0031】
ここで、第1バス電極の幅(W101b)は横隔壁の幅(Wr1)の幅より狭く形成されている。
【0032】
第2バス電極30bは、第1バス電極30aと所定間隔(W102b)離れて並ぶように、放電セル40の上方に形成される。ここで、離される間隔(W102b)は、第1バス電極の幅(W101b)より狭くなっている。
【0033】
第1バス電極30aの位置を固定して、第2バス電極30bと第1バス電極30aとの間隔(W102b)を狭めれば、スキャン電極30に形成された第2バス電極30bと、サステイン電極(図示せず)に形成された第2バス電極との間の距離、すなわち放電ギャップG100bが広くなる。すなわち、従来の透明電極のないプラズマディスプレイ装置D1b(図2参照)に比べて、放電セル40においてバス電極(第1バス電極30a,第2バス電極30b)が投影されて重なる部分が少なく抑えられているので、開口率の低下を低減でき、輝度は向上する。また、輝度が向上するので、放電効率は向上する。
【0034】
第2バス電極30bの幅(W104b)は、第1バス電極の幅(W101b)と同一に形成されることが好ましいが、これに限るものではない。
【0035】
ここで、従来のバス電極(Y2,Z2)(図2参照)が一般的に約100μmの幅を持っているのに対して、本発明の第1実施形態では、第1バス電極30aの幅(W101b)及び第2バス電極30bの幅(W104b)が、それぞれ、従来のバス電極(Y2,Z2)の幅より狭く(例えば、約30〜50μmになるように)形成されている。また、第1バス電極30aと第2バス電極30bとの間の間隔は、約15〜25μmに形成されている。第1バス電極30aの幅(W101b)及び第2バス電極30bの幅(W104b)は、40μmであることが好ましい。第1バス電極30aと第2バス電極30bとの間の間隔(W102b)は、20μmであることが好ましい。
【0036】
さらに、第1バス電極30aから第2バス電極30bまでの全体的なバス電極の幅(W101b+W102b+W104b)は約100μm以下に形成されることが好ましい。
【0037】
(プラズマディスプレイ装置に関する特徴)
従来のバス電極(Y2,Z2)(図2参照)の幅が一般的に約100μmであるのに対して、本発明の第1実施形態では、第2バス電極30bの幅が約30〜50μmになるように形成されている。すなわち、放電セル4においてバス電極(スキャンバス電極Y2、サステインバス電極Z2)が投影されて重なる部分の面積(図2参照)に比べて、放電セル40においてバス電極(第1バス電極30a,第2バス電極30b)が投影されて重なる部分の面積(図3A参照)が少なくなっているので、放電セル4の開口率に比べて、放電セル40の開口率は高くなっている。このため、従来の透明電極のないプラズマディスプレイ装置D1bに比べて、輝度は向上している。
また、従来のバス電極(Y,Z)により形成される放電ギャップG1bに比べて、放電ギャップG100bが広く取られている(図3A参照)。このため、従来の透明電極のないプラズマディスプレイ装置D1bに比べて、輝度が向上しているので、放電効率は向上している。
【0038】
さらに、バス電極(スキャンバス電極Y2、サステインバス電極Z2)において横隔壁1が投影されて重ならない部分(図1に示す幅W4の部分)に比べて、バス電極(第1バス電極30a,第2バス電極30b)において第1隔壁10が投影されて重ならない部分(図3Aに示す幅W104bの部分)が上下に隣接した放電セルから離れているので、バス電極(第1バス電極30a,第2バス電極30b)全体と、上下に隣接する放電セルとの距離は、大きくなっている。このため、バス電極(第1バス電極30a,第2バス電極30b)全体が隣接した放電セル40へ及ぼすクロストーク(cross talk)の影響は低減されている。すなわち、隣接した放電セル40が非放電(OFF)に指定されているのにクロストーク(cross talk)により放電してしまうことが少なくなり、輝点発生や境界残像現象が発生することが少なくなっている。これにより、画質を向上することができるようになっている。
このように、輝度及び放電効率が向上し、画質の向上が図られる。
【0039】
なお、第1バス電極30aと第2バス電極30bとには、同一なスキャン信号(またはサステイン信号)が印加されて、全体的に一つのバス電極のように動作する。
【0040】
(第1実施形態の変形例)
・ スキャン電極30は、2つのバス電極(第1パス電極30a,第2バス電極30b)を有する代わりに、3つ以上のバス電極を有していても良い。サステイン電極についても同様である。
図3Bは、本発明の第1実施形態の変形例に係るプラズマディスプレイ装置の電極構造を示す図であって、電極と隔壁とを上部基板の上方から透視して見た形態を示す図である。図3Bには、バス電極の上に透明電極が形成された形態の電極構造が示されている。図3Bに示すように、プラズマディスプレイ装置D100aでは、バス電極(第1バス電極30a,第2バス電極30b)の上に透明電極30dがさらに形成されていてもよい。すなわち、スキャン電極30は、バス電極(第1バス電極30a,第2バス電極30b)に加えて、透明電極30dをさらに有していても良い。
この場合、バス電極(スキャンバス電極Y2、サステインバス電極Z2)において横隔壁1が投影されて重なる部分の幅(W1)(図1参照)に比べて、バス電極(第1バス電極30a,第2バス電極30b)において第1隔壁10が投影されて完全に重なる部分の幅(W101a)(図3B参照)が小さいので、そのバス電極(第1バス電極30a,第2バス電極30b)は、隣接した放電セルが非放電(OFF)であってもクロストーク(cross talk)による放電を発生させてしまうことが少なくなり、輝点発生や境界残像現象を発生させることが少なくなる。これにより、画質を向上することができるようになっている。
なお、従来のバス電極(Y2,Z2)により形成される放電ギャップG1a(図1参照)に比べて、放電ギャップG100aは広く取られている点は、第1実施形態と同様である。
【0041】
(第2実施形態)
図4Aは、本発明の第2実施形態に係るプラズマディスプレイ装置の電極構造を示す図であって、電極と隔壁とを上部基板の上方から透視して見た形態を示す図である。図4Aには、バス電極の上に透明電極が形成されていない形態の電極構造が示されている。
【0042】
本発明の第2実施形態に係るプラズマディスプレイ装置D200bは、その基本的な構造は第1実施形態と同様であるが、第1バス電極30aと第2バス電極30bとを連結する連結電極30cがさらに備えられている点で第1実施形態と異なる。
【0043】
連結電極30cは、アドレス電極と並ぶ方向に形成された第2隔壁20と投影されて完全に重なるように形成される。
【0044】
即ち、連結電極30cは、第2隔壁20の上方において形成される。また、連結電極30cの幅(W3)は第2隔壁20の幅(Wr2)より狭くなっている。
【0045】
連結電極30cの幅(W3)は、第1バス電極30aの幅(W101b)または第2バス電極30bの幅(W104b)と実質的に等しくなっている。なお、連結電極30cの幅(W3)は、第1バス電極30aの幅(W101b)または第2バス電極30bの幅(W104b)より狭くなっていてもよい。
【0046】
連結電極30cの幅(W3)は、約15〜25μmに形成されることが好ましい。
【0047】
(プラズマディスプレイ装置に関する特徴)
放電セル4の開口率に比べて放電セル40の開口率が高くなっている点と、従来のバス電極(Y2,Z2)により形成される放電ギャップG1bに比べて放電ギャップG100bが広く取られている(図3A参照)点と、輝点発生や境界残像現象を発生させることが少なくなっている点とは、第1実施形態と同様である。したがって、このようなプラズマディスプレイ装置D200bによっても、輝度及び放電効率が向上し、画質の向上が図られる。
また、連結電極30cは、第2隔壁20の上方において第2隔壁20と投影されて完全に重なるように形成されているので、放電セル40の開口率にほとんど影響を及ぼさないようになっている。
【0048】
さらに、連結電極30cが形成されていることにより、バス電極(第1バス電極30a,第2バス電極30b,連結電極30c)全体の合成抵抗が低くなるので、バス電極(第1バス電極30a,第2バス電極30b,連結電極30c)を介して安定的に流すことができる電流の量を増加することができる。このため、従来の透明電極のないプラズマディスプレイ装置D1bに比べて、放電効率がさらに向上している。
【0049】
(第2実施形態の変形例)
図4Bは、本発明の第2実施形態の変形例に係るプラズマディスプレイ装置の電極構造を示す図であって、電極と隔壁とを上部基板の上方から透視して見た形態を示す図である。図4Bには、バス電極の上に透明電極が形成された形態の電極構造が示されている。図4Bに示すように、プラズマディスプレイ装置D200aでは、バス電極(第1バス電極30a,第2バス電極30b)の上に透明電極30dがさらに形成されていてもよい。
【0050】
(第3実施形態)
図5は、本発明の第3実施形態に係るプラズマディスプレイ装置の電極構造を示す図であって、電極と隔壁とを上部基板の上方から透視して見た形態を図示す図である。
【0051】
本発明の第3実施形態に係るプラズマディスプレイ装置D300aは、その基本的な構造は第1実施形態の変形例と同様であるが、スキャン電極30の代わりにスキャン電極330が備えられている点で第1実施形態の変形例と異なる。
すなわち、プラズマディスプレイ装置D300aは、主として、上部基板に並んで形成されたスキャン電極330及びサステイン電極と、上部基板と対向する下部基板にスキャン電極330と並んで形成された第1隔壁10と、第1隔壁10と交差するように形成された第2隔壁20とを備える。この点は第1実施形態の変形例と同様である。
【0052】
また、スキャン電極330(またはサステイン電極)は、第2バス電極30bの代わりに第2バス電極330bを有し、透明電極30dの代わりに透明電極30d2を有する点で第1実施形態の変形例と異なる。
【0053】
ここで、第1バス電極30aが第1隔壁10と投影されて完全に重なるように形成されているのに対し、第2バス電極330bは放電セル40と投影されて重なる位置に形成されている。
【0054】
第1バス電極30aと第2バス電極330bとは互いに並ぶように形成されている。第2バス電極330bは、第2バス電極30b(図3B参照)に比べて、第2隔壁20と投影されて重なる部分の付近が部分的に切除された形態を有している。即ち、第2バス電極330bは、放電セル40と投影されて完全に重なる部分のみに形成されるため、図面上横方向に一つの電極ラインを形成することでなく、放電セル40毎に第2隔壁20部分の付近において途切れた形態で形成されている。すなわち、第2バス電極330bは、放電セル40の上方において、第1バス電極30aと並ぶように、第2隔壁20の付近まで延びている。
【0055】
第2バス電極330bは、第2隔壁20の付近において途切れた形態をしているが、第1バス電極30a及び透明電極30d2を介して隣接する第2バス電極330bと連結されている。
【0056】
透明電極30d2は、一定の幅を持って形成されるが、第1バス電極30aと第2バス電極330bは透明電極30d2の上に互いに所定間隔(W302a)で離れるように形成される。ここで、第1バス電極30aと第2バス電極330bとの間隔(W302a)が第1バス電極の幅(W301a)より広く形成されている。
【0057】
第1バス電極30aの幅及び第2バス電極330bの幅は、それぞれ、第1実施形態の変形例と実質的に同一である。
【0058】
(プラズマディスプレイ装置に関する特徴)
放電セル4の開口率に比べて放電セル40の開口率が高くなっている点と、従来のバス電極(Y2,Z2)により形成される放電ギャップG1a(図1参照)に比べて放電ギャップG100aが広く取られている(図3B参照)点と、輝点発生や境界残像現象を発生させることが少なくなっている点とは、第1実施形態の変形例と同様である。したがって、このようなプラズマディスプレイ装置D300aによっても、輝度及び放電効率が向上し、画質の向上が図られる。
また、上記のように構成される本発明の第3実施形態では、第2隔壁20の付近の部分に第2バス電極330bが形成されていない。これにより、放電セル4においてバス電極(スキャンバス電極Y2、サステインバス電極Z2)が投影されて重なる部分の面積(図1参照)に比べて、放電セル40においてバス電極(第1バス電極30a,第2バス電極330b)が投影されて重なる部分の面積が少なくなっているので、放電セル4の開口率に比べて、放電セル40の開口率は高くなっている。このため、従来の透明電極のないプラズマディスプレイ装置D1bに比べて、輝度はさらに向上している。
(第4実施形態)
【0059】
図6は、本発明の第4実施形態に係るプラズマディスプレイ装置の電極構造を示す図であって、電極と隔壁とを上部基板の上方から透視して見た形態を図示す図である。
【0060】
図6を参照すれば、本発明の第4実施形態に係るプラズマディスプレイ装置D400aは、その基本的な構造は第3実施形態と実質的に同一であるが、スキャン電極330の代わりにスキャン電極430が備えられている点で第3実施形態と異なる。すなわち、スキャン電極430は、透明電極30d2の代わりに透明電極30d1を有する。透明電極30d1は、その形状が透明電極30d2と異なる。
【0061】
具体的には、透明電極30d1は、第2隔壁20と投影されて重なる部分の幅(Wn)が、放電セル40に投影されて重なる部分の幅(Ww)より狭くなっている。
【0062】
(プラズマディスプレイ装置に関する特徴)
放電セル4の開口率に比べて放電セル40の開口率が高くなっている点と、従来のバス電極(Y2,Z2)により形成される放電ギャップG1a(図1参照)に比べて放電ギャップG100aが広く取られている(図3B参照)点と、輝点発生や境界残像現象を発生させることが少なくなっている点とは、第1実施形態の変形例と同様である。したがって、このようなプラズマディスプレイ装置D400aによっても、輝度及び放電効率が向上し、画質の向上が図られる。
また、上記のように、第2隔壁20と重畳される部分の幅(Wn)を狭く形成することによって、透明電極30d1に用いられる材料の量が減るので、透明電極30d1の製造コストを低減することができるようになっている。さらに、透明電極30d1がある程度の光遮断率を有するが、第2隔壁20と投影されて重なる部分の付近において、透明電極30d1が放電セル40に投影されて重なる部分の面積が低減されているので、開口率はさらに向上する。これにより、輝度はさらに向上する。
【0063】
(第5実施形態)
図7は、本発明の第5実施形態に係るプラズマディスプレイ装置の電極構造を示す図であって、電極と隔壁とを上部基板の上方から透視して見た形態を図示す図である。
【0064】
図7を参照すれば、本発明に係る第5実施形態に係るプラズマディスプレイ装置D500aは、その基本的な構造は第3実施形態と実質的に同一であるが、スキャン電極330の代わりにスキャン電極530が備えられている点で第3実施形態と異なる。すなわち、スキャン電極530は、第2バス電極330bの代わりに第2バス電極530bを有し、透明電極30d2の代わりに透明電極30e1を有する。具体的には、第1バス電極30aと第2バス電極330bとの間隔(W302a)が第1バス電極の幅(W301a)より広く形成されている(図5参照)のに対して、第1バス電極30aと第2バス電極530bとの間隔(W502a)が第1バス電極の幅(W501a)より狭く形成されている。これらの点で、第3実施形態と異なる。
【0065】
また、第1バス電極30aと第2バス電極530bとの間隔(W502a)が第1バス電極の幅(W501a)より狭く形成されているので、透明電極30e1は、その幅が透明電極30d2の幅よりも狭くなるように形成されている。この点で、第3実施形態と異なる。
なお、以下の点は第3実施形態と同様である。第1隔壁10と並ぶ方向に透明電極30e1が一定の幅を持って形成され、透明電極30e1上に第1バス電極30aと第2バス電極530bとが形成される。
【0066】
第1バス電極30aは、第1隔壁10と投影されて完全に重なるように形成されている。
【0067】
第2バス電極530bは、第1バス電極30aと所定間隔(W502a)離れて並ぶように形成される。
【0068】
第2バス電極30bの幅(W504a)は、第1バス電極30aの幅(W501a)と実質的に同一に形成される。
【0069】
第2バス電極530bは、第2隔壁20と投影されて重なる部分の付近が部分的に切除された形態を有しており、放電セル40毎に第2隔壁20部分の付近において途切れた形態で形成される。すなわち、第2バス電極530bは、放電セル40の上方において、第1バス電極30aと並ぶように、第2隔壁20の付近まで延びている。
【0070】
(プラズマディスプレイ装置に関する特徴)
放電セル4の開口率に比べて放電セル40の開口率が高くなっている点と、従来のバス電極(Y2,Z2)により形成される放電ギャップG1a(図1参照)に比べて放電ギャップG100aが広く取られている(図3B参照)点と、輝点発生や境界残像現象を発生させることが少なくなっている点とは、第1実施形態の変形例と同様である。したがって、このようなプラズマディスプレイ装置D500aによっても、輝度及び放電効率が向上し、画質の向上が図られる。
また、上記のように、透明電極30e1の幅が透明電極30d2の幅よりも狭くなるように形成されていることによって、透明電極30e1に用いられる材料の量が減るので、透明電極30e1の製造コストを低減することができるようになっている。さらに、透明電極30e1がある程度の光遮断率を有するが、透明電極30e1の幅が透明電極30d2(図5参照)の幅よりも狭くなるように形成されており、透明電極30e1が放電セル40に投影されて重なる部分の面積が低減されているので、開口率はさらに向上する。
なお、上記のように、第2バス電極530bが第2隔壁20部分の付近において途切れた形態になっている点は第3実施形態と同様であるが、第1バス電極30aと第2バス電極330bとの間隔(W302a)に比べて、第1バス電極30aと第2バス電極530bとの間隔(W502a)が狭く形成されている。このため、開口率が高くなっている点は第3実施形態と同様であるが、放電ギャップ(G)が広いロングギャップ(long−gap)の形態を有する点で第3実施形態と異なる。すなわち、第3実施形態に比べて、放電電圧は高くなるが放電効率は向上する。
【0071】
(第6実施形態)
図8は、本発明の第6実施形態に係るプラズマディスプレイ装置の電極構造を示す図であって、電極と隔壁とを上部基板の上方から透視して見た形態を示す図である。
【0072】
図8を参照すれば、本発明の第6実施形態に係るプラズマディスプレイ装置D600aは、その基本的な構造は第5実施形態と実質的に同一であるが、スキャン電極530の代わりにスキャン電極630が備えられている点で第5実施形態と異なる。すなわち、スキャン電極630は、透明電極30e1の代わりに透明電極30e2を有する。透明電極30e2は、その形状が透明電極30e1と異なる。
【0073】
具体的には、透明電極30e2は、第2隔壁20と投影されて重なる部分の幅(Wn1)が、放電セル40に投影されて重なる部分の幅(Ww)より狭くなっている。
【0074】
(プラズマディスプレイ装置に関する特徴)
放電セル4の開口率に比べて放電セル40の開口率が高くなっている点と、従来のバス電極(Y2,Z2)により形成される放電ギャップG1a(図1参照)に比べて放電ギャップG100aが広く取られている(図3B参照)点と、輝点発生や境界残像現象を発生させることが少なくなっている点とは、第5実施形態と同様である。したがって、このようなプラズマディスプレイ装置D600aによっても、輝度及び放電効率が向上し、画質の向上が図られる。
また、上記のように、第2隔壁20と重畳される部分の幅(Wn1)を狭く形成することによって、透明電極30e2に用いられる材料の量が減るので、透明電極30e2の製造コストを低減することができるようになっている。さらに、透明電極30e2がある程度の光遮断率を有するが、第2隔壁20と投影されて重なる部分の付近において、透明電極30d1が放電セル40に投影されて重なる部分の面積が低減されているので、開口率はさらに向上する。これにより、輝度はさらに向上する。
【0075】
以上のように、本発明に係るプラズマディスプレイ装置を例示した図面を参照して説明したが、本発明は、明細書に開示された実施形態と図面に限られるものでなく、技術思想が保護される範囲内で変形可能である。
【図面の簡単な説明】
【0076】
【図1】従来の一般的なプラズマディスプレイ装置の電極構造を示す図である。
【図2】従来の透明電極のない(ITO−less)プラズマディスプレイ装置の電極構造を示す図である。
【図3A】本発明の第1実施形態に係るプラズマディスプレイ装置の電極構造を示す図である。
【図3B】本発明の第1実施形態においてバス電極上に透明電極が形成された電極構造を示す図である。
【図4A】本発明の第2実施形態に係るプラズマディスプレイ装置の電極構造を示す図である。
【図4B】本発明の第2実施形態においてバス電極上に透明電極が形成された電極構造を示す図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係るプラズマディスプレイ装置の電極構造を示す図である。
【図6】本発明の第4実施形態に係るプラズマディスプレイ装置の電極構造を示す図である。
【図7】本発明の第5実施形態に係るプラズマディスプレイ装置の電極構造を示す図である。
【図8】本発明の第6実施形態に係るプラズマディスプレイ装置の電極構造を示す図である。
【符号の説明】
【0077】
10 横隔壁
20 縦隔壁
30a 第1バス電極
30b 第2バス電極
30c 連結電極
40 放電セル
30d、30d1、30d2 透明電極
Wr1 横隔壁の幅
Wr2 縦隔壁の幅
W101b 第1 、2バス電極の幅
W102b 第1バス電極と第2バス電極との間の間隔




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013