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発明の名称 プラズマディスプレイパネル及びその製造方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−73524(P2007−73524A)
公開日 平成19年3月22日(2007.3.22)
出願番号 特願2006−241501(P2006−241501)
出願日 平成18年9月6日(2006.9.6)
代理人 【識別番号】110000165
【氏名又は名称】グローバル・アイピー東京特許業務法人
発明者 朴 大鉉 / 金 卿九 / 徐 炳華 / 朴 ▲ミン▼洙 / 全 源錫 / 申 東牛 / 朴 徳ヘ / 李 洪哲 / 金 濟▲ソク▼ / 柳 炳吉
要約 課題
プラズマディスプレイパネルの放電セルにレンズ構造物を備えることで、蛍光体から発光した光がレンズ構造物を通過しながら集束されるようにし、パネルの輝度を極大化できるプラズマディスプレイパネル及びその製造方法を提供する。

解決手段
隔壁120を含む第1基板100と、前記第1基板100と対向して多数の放電セル110を形成する第2基板200と、前記第1基板100と第2基板200との間に形成され、前記放電セル110から発生した光を集束させるレンズ構造物300と、を含んでプラズマディスプレイパネルを構成する。
特許請求の範囲
【請求項1】
隔壁を含む第1基板と、
前記第1基板と対向して多数の放電セルを形成する第2基板と、
前記第1基板と第2基板との間に形成され、前記放電セルから発生した光を集束させるレンズ構造物と、
を含んで構成されることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
【請求項2】
前記レンズ構造物は、前記第1基板と第2基板との間に位置する誘電体を用いて形成されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項3】
前記レンズ構造物は、前記第2基板上に設けられた誘電体上に形成されることを特徴とする請求項2に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項4】
前記レンズ構造物の曲率半径は、224〜7800μmであることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項5】
前記レンズ構造物は、前記各放電セルから発生する光を、該当放電セルの表示電極の間に位置するパネル外部の一点にそれぞれ集束させることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項6】
前記レンズ構造物の形状は、パネルの第1基板の隔壁との当接部が厚く、放電セルの内側が薄い凹レンズ形状であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項7】
前記レンズ構造物の形状は、垂直断面が凹レンズ形状である部分が平行に延長形成され、
前記レンズ構造物の厚い部分が互いに平行なロッド形状をなすことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項8】
前記ロッド形状のレンズ構造物は、前記ロッド形状を透明電極方向に形成させることを特徴とする請求項7に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項9】
前記レンズ構造物の形状は、円状の凹レンズ形状が規則的に配列されて形成されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項10】
前記円状のレンズ構造物は、放電セル単位ごとに形成されることを特徴とする請求項9に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項11】
プラズマディスプレイパネルにおいて、
前記プラズマディスプレイパネルの放電セル空間には、レンズ構造物が備わることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
【請求項12】
前記レンズ構造物は、前記パネルの上部基板の誘電体層に形成されることを特徴とする請求項11に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項13】
前記レンズ構造物の曲率半径は、224〜7800μmであることを特徴とする請求項11に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項14】
前記レンズ構造物は、前記放電セルから発生する光を集束させることを特徴とする請求項11に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項15】
前記レンズ構造物の形状は、前記パネルの放電セルに位置する凹レンズ形状であることを特徴とする請求項11に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項16】
前記レンズ構造物の形状は、垂直断面が凹レンズ形状である部分が平行に延長されて形成されることを特徴とする請求項11に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項17】
前記レンズ構造物の形状は、円状の凹レンズ形状が放電セルに規則的に配列されて形成されることを特徴とする請求項11に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項18】
プラズマディスプレイパネルの製造方法において、
基板に、電極を覆う誘電体層を形成する段階と、
前記誘電体層を圧着してレンズ構造物を形成する段階と、
前記誘電体層を焼成する段階と、を含んで構成されることを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
【請求項19】
前記レンズ構造物を形成する段階は、前記レンズ形状を有するプレートを前記誘電体層に圧着して形成することを特徴とする請求項18に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
【請求項20】
前記レンズ構造物を形成する段階は、前記レンズ形状を有する円筒状ローラを前記誘電体層に圧着して形成することを特徴とする請求項18に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。


発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プラズマディスプレイパネルに関するもので、詳しくは、パネルの輝度を向上できるプラズマディスプレイパネル及びその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
プラズマディスプレイパネル(plasma display panel:以下、PDPという)は、放電現象を用いて画像を表示する発光型素子の一種である。このPDPは、各セルごとにアクティブ素子を装着する必要がないので、製造工程が簡単で、画面の大型化が容易で、応答速度が迅速であるという利点があり、大型画面を有する画像表示装置の表示素子として脚光を浴びている。
【0003】
上記のようなPDPは、図1に示すように、上部パネル10と下部パネル20とが対向して重なった構造となっている。前記上部パネル10は、透明基板11の内面に一対の維持電極が配列されるが、通常、この維持電極は、透明電極12及びバス電極13からなる。
【0004】
前記維持電極は、AC駆動のための誘電体層14で被覆され、この誘電体層14の表面には、保護膜15が形成される。
【0005】
一方、前記下部パネル20の内面には、誘電体層21上にアドレス電極22が配列され、このアドレス電極22上に絶縁層23が形成され、この絶縁層23上には、放電セル空間を形成するための隔壁24が形成される。また、この隔壁24の間の溝には、カラー表示のための赤色、青色及び緑色の蛍光体層26が塗布され、サブピクセルをなしている。
【0006】
前記隔壁24によって放電セル25がサブピクセルごとに区画され、この放電セル25には、放電ガスが封入される。ここで、一つのピクセルは、前記3個のサブピクセルからなる。
【0007】
前記PDPパネルの放電セル25に発生する光は、蛍光体層26を励起させ、この蛍光体層26から発生した光は、上部パネル10の透明基板11を通して放出される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、従来のPDPにおいて、前記発生した光は、図2に示すように、多様な方向に放出されるが、透明な誘電体14及び透明電極12以外の部分に吐出される光は、バス電極13やブラックマトリックス16などによって透明基板11を抜け出られず、パネル輝度の損失が発生するという問題点があった。
【0009】
通常、前記上部パネル10に用いられる誘電体14の場合、グリーンシートやスクリーン印刷法を用いて誘電体14を膜の形態に形成し、この膜を焼成することで製作される。
【0010】
また、場合によっては、溝形状を有するか、平坦でない形状を有する差等誘電体を適用することで、放電電圧を低下しかつ、輝度を一部向上するための試みがなされている。
【0011】
本発明は上記の問題点を解決するためのもので、その目的は、プラズマディスプレイパネルの放電セルにレンズ構造物を備えることで、蛍光体から発光した光がレンズ構造物を通過しながら集束されるようにし、パネルの輝度を極大化できるプラズマディスプレイパネル及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記のような本発明の技術的課題を達成するための第1観点として、本発明は、多数の放電セルを有する第1基板と、前記第1基板上に形成され、前記放電セルから光を発生させるための電極を含む第2基板と、前記第1基板と第2基板との間に形成され、前記放電セルから発生した光を集束させて外部に放出させるレンズ構造物と、を含んで構成することで達成される。
【0013】
前記レンズ構造物は、前記第1基板と第2基板との間に位置する誘電体を用いて形成し、その曲率半径は、224〜7800μmであることが好ましい。
【0014】
前記レンズ構造物は、前記各放電セルから発生する光を、該当放電セルの表示電極(透明電極とバス電極)の間に位置するパネル外部の一点にそれぞれ集束させる。
【0015】
また、前記レンズ構造物の形状は、パネルの下板との当接部が厚く、放電セル内側が薄い凹レンズ形状に形成することで、放電セルから発生する光を集束させる。
【0016】
前記レンズ構造物の具体的な形状の一例では、垂直断面が凹レンズ形状である部分が平行に延長形成され、前記レンズ構造物の厚い部分が互いに平行なロッド形状をなしている。
【0017】
前記ロッド形状のレンズ構造物は、前記ロッド形状を維持電極(透明電極)方向に形成させることが好ましい。
【0018】
また、放電セルに円状の凹レンズ形状が規則的に配列されて形成することもできる。
【0019】
上記のような本発明の技術的課題を達成するための第2観点として、本発明は、プラズマディスプレイパネルにおいて、前記プラズマディスプレイパネルの放電セル空間にレンズ構造物が備わることを特徴とする。
【0020】
このようなレンズ構造物は、前記パネルの上部基板の誘電体層に形成される。
【0021】
上記のような本発明の技術的課題を達成するための第3観点として、プラズマディスプレイパネルの製造方法において、基板に、電極を覆う誘電体層を形成する段階と、前記誘電体層を圧着してレンズ構造物を形成する段階と、前記誘電体層を焼成する段階と、を含んで構成されることを特徴とする。
【0022】
前記第2段階のレンズ構造物形成の具体的な一例では、前記凸レンズ形状を有するプレートを前記誘電体層に圧着して形成している。
【0023】
前記第2段階のレンズ構造物形成の他の例では、前記凸レンズ形状を有する円筒状ローラを前記誘電体層に圧着して形成している。
【発明の効果】
【0024】
本発明に係るプラズマディスプレイパネル及びその製造方法は、プラズマディスプレイパネルの放電セルにレンズ構造物を備えることで、蛍光体から発光した光がレンズ構造物を通過しながら集束されるようにし、パネルの輝度を極大化できるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
【0026】
図3に示すように、第1基板100には、多数の隔壁120によって放電セル110が形成され、この放電セル110の内面には、蛍光体層130が形成される。
【0027】
また、第2基板200には、電極210が備わり、この電極210は、バス電極211及び透明電極212からなる。
【0028】
前記第1基板100は、プラズマディスプレイパネルの下部パネルをなし、前記第2基板は、プラズマディスプレイパネルの上部パネルをなす。
【0029】
場合によって、前記電極210の間には、ブラックマトリックス220が備わる。
【0030】
前記多数の放電セル110を有する第1基板100と、前記放電セル110から光を発生させるための電極210を含む第2基板200との間には、図3に示すように、レンズ構造物300が位置する。
【0031】
すなわち、前記レンズ構造物300は、各放電セル110空間ごとにレンズ形状が位置するように構成される。
【0032】
したがって、前記レンズ構造物300によって、前記放電セル110から発生した光が集束されて外部に放出される。
【0033】
すなわち、前記放電セル110から発生した光は、前記電極210のうちバス電極211または前記各バス電極211の間に形成されるブラックマトリックス220側に進行せず、透明電極212や電極210が形成されていない部分に集束される。
【0034】
したがって、放電セル110から発生した光は、損失なしに第1基板100を通して外部に放出される。
【0035】
一方、前記レンズ構造物300は、第1基板100に積層される誘電体層230に形成することが好ましい。
【0036】
前記誘電体層230は、透明な材料からなり、この誘電体層230は、光を屈折させてレンズのような役割をする。
【0037】
このとき、前記レンズ構造物300は、光を集束させるためのもので、隔壁120側の部分が厚く形成される凹レンズ形状となっている。
【0038】
一方、レンズ構造物300は、その材質によって凸レンズ形状に形成することも当然に可能である。
【0039】
以下、上記のようなレンズ構造物300の具体的な例を説明する。
【0040】
図4に示すように、レンズ構造物300の一例では、前記誘電体層230に、垂直断面が凹レンズ形状である部分が平行に延長形成される。このとき、前記凹レンズ形状は、電極210の形成方向に延長される。
【0041】
すなわち、レンズ構造物300は、長さ方向にレンズ形状を有して備わり、このとき、凹レンズ形状の周辺部は、前記隔壁120の位置に配置される。
【0042】
上記のように、平行に延長された凹レンズ形状を有するレンズ構造物300は、ストライプタイプの隔壁120に一層有利に適用されるが、ウェルタイプの隔壁120にも当然に適用される。
【0043】
図5に示すように、レンズ構造物300の他の例では、円状のレンズ形状が規則的に配列されてなる。
【0044】
前記レンズ形状は、各放電セル110当りに一つずつ規則的に配列される。
【0045】
また、放電セル110の高さ及び幅の通常の大きさを考慮した場合、前記レンズ構造物300は、224〜7800μmの曲率半径を有することが好ましい。
【0046】
前記レンズ形状は、凹レンズ及び凸レンズの全てが用いられる。
【0047】
また、前記レンズ形状は、ウェルタイプの隔壁120に一層有利に適用されるが、ストライプタイプの隔壁120にも当然に適用される。
【0048】
以下、上記のようなレンズ構造物300を有するPDPの製造方法を、図6乃至図9に基づいて説明する。
【0049】
前記レンズ構造物300の製造方法の一例では、図6及び図7に示すように、圧着方法を用いている。以下、この圧着方法を説明する。
【0050】
まず、誘電体層230は、PDPの上部パネル200に、電極210を覆う誘電体ペーストを塗布して形成するか、誘電体グリーンシートなどを用いて形成する。
【0051】
その後、前記誘電体層230に、レンズ構造物300形状を有する構造物を圧着し、レンズ構造物300を形成する。
【0052】
上記のようなレンズ構造物300形状を有する構造物としては、図6に示すように、凸レンズ形状410が規則的に形成されたプレート400を用いている。
【0053】
場合によって、前記プレート400には、凹レンズ形状が形成されることもある。
【0054】
前記プレート400を前記塗布された誘電体層230の表面に圧着し、図7に示すように、レンズ構造物300を形成する。
【0055】
上記の方法は、図4及び図5に示したレンズ構造物300形状を形成するときに用いられる。
【0056】
一方、前記レンズ構造物300を形成する構造物の他の例では、図8に示すように、凸レンズ形状510が表面に沿って規則的に形成された円筒状ローラ500を用いている。
【0057】
場合によって、円筒状ローラ500には、凹レンズ形状が表面に沿って形成されることもある。
【0058】
上記のように、レンズ形状510を有する円筒状ローラ500を用いる場合、図9に示すように、前記形成された誘電体層230の表面に、前記ローラ500を用いてローリングしながら圧着することで、レンズ構造物300を形成する。
【0059】
上記の方法は、図5に示したレンズ構造物300形状を形成するときに用いられる。
【0060】
さらに、円筒状ローラ500が、長さ方向に平行に形成されたレンズ形状を有する場合、円筒状ローラ500は、図4に示したレンズ構造物300を形成するときにも当然に用いられる。
【0061】
上記のように、誘電体層230にレンズ構造物300を形成した後、このレンズ構造物300を含む上部パネル200を焼成することで、レンズ構造物300を硬化できる。
【0062】
上述した実施形態は、本発明の技術的思想を具体的に説明するための一例に過ぎないもので、本発明は、前記実施形態に限定されずに、多様な形態に変形可能である。また、このような技術的思想の多様な実施形態は、全て本発明の保護範囲に属している。
【図面の簡単な説明】
【0063】
【図1】一般的なプラズマディスプレイパネルの一例を示した斜視図である。
【図2】従来のプラズマディスプレイパネルの光放出を示した概略図である。
【図3】本発明に係るプラズマディスプレイパネルの光放出を示した概略図である。
【図4】本発明に係るプラズマディスプレイパネルのレンズ構造物の一実施形態を示した斜視図である。
【図5】本発明に係るプラズマディスプレイパネルのレンズ構造物の他の実施形態を示した斜視図である。
【図6】及び
【図7】本発明に係るプラズマディスプレイパネルのレンズ構造物形成方法の実施形態を示した概略図である。
【図8】及び
【図9】本発明に係るプラズマディスプレイパネルのレンズ構造物形成方法の他の実施形態を示した概略図である。
【符号の説明】
【0064】
100 第1基板
110 放電セル
120 隔壁
200 第2基板
210 電極
211 バス電極
212 透明電極
220 ブラックマトリックス
230 誘電体層





 

 


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