米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 電気素子 -> エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド

発明の名称 プラズマディスプレイパネル及びその製造方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−12622(P2007−12622A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2006−183092(P2006−183092)
出願日 平成18年7月3日(2006.7.3)
代理人 【識別番号】110000165
【氏名又は名称】グローバル・アイピー東京特許業務法人
発明者 李 允官
要約 課題
プラズマディスプレイパネル及びその製造方法を提供する。

解決手段
感光性隔壁を用いるプラズマディスプレイパネルで、感光性隔壁はナノパウダー(nano-powder)を含むことができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
感光性隔壁を用いるプラズマディスプレイパネルにおいて、
前記感光性隔壁は、ナノパウダー(nano-powder)を含むことを特徴とする、プラズマディスプレイパネル。
【請求項2】
前記感光性隔壁は、ガラスパウダー(glass powder)とナノパウダーとが混合されることを特徴とする、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項3】
前記ナノパウダーは、TiO、ZrOのいずれか一つであることを特徴とする、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項4】
前記感光性隔壁の組成は、95〜55%のガラスパウダーと、5〜45%のナノパウダーとからなることを特徴とする、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項5】
上部基板と下部基板との間に複数の発光セルを有するプラズマディスプレイパネルにおいて、
前記下部基板上に形成され、ナノパウダー(nano-powder)が含まれた伝導性物質からなるアドレス電極と、
前記アドレス電極を含む下部基板の全面に形成される誘電体層と、
前記誘電体層上に形成される隔壁と、
を備えて構成されることを特徴とする、プラズマディスプレイパネル。
【請求項6】
前記電極に含まれるナノパウダーは、Ni、Pd、Cu、Auのうち少なくともいずれか一つであることを特徴とする、請求項5に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項7】
前記電極は、銀(Ag)、金属コーティングの銀(metal-coated Ag)、伝導性金属のうちいずれか1物質または2以上の化合物からなることを特徴とする、請求項5に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項8】
前記銀にコーティングされる金属は、Ni、Pd、Cu、Auのうち少なくともいずれか一つを含むナノパウダーであることを特徴とする、請求項7に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項9】
上部基板と下部基板との間に複数の発光セルを有するプラズマディスプレイパネルにおいて、
前記下部基板上に形成される電極と、
前記電極を含む下部基板の全面に形成され、ナノパウダー(nano-powder)が含まれる誘電体層と、
前記誘電体層上に形成され、ナノパウダー(nano-powder)が含まれる隔壁と、
を備えて構成されることを特徴とする、プラズマディスプレイパネル。
【請求項10】
前記誘電体層と隔壁に含まれるナノパウダーは、TiO、ZrOのいずれか一つであることを特徴とする、請求項9に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項11】
前記誘電体層及び隔壁の組成は、95〜55%のガラスパウダーと、5〜45%のナノパウダーとからなることを特徴とする、請求項9に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項12】
上部基板と下部基板との間に複数の発光セルを有するプラズマディスプレイパネルにおいて、
前記下部基板上に形成されるアドレス電極と、
前記アドレス電極を含む下部基板の全面に形成される誘電体層と、
前記誘電体層上に形成され、前記誘電体層と同じ物質からなる隔壁と、
を備えて構成されることを特徴とする、プラズマディスプレイパネル。
【請求項13】
前記誘電体層及び隔壁は、ガラスパウダー(glass powder)とナノパウダーとが混合されることを特徴とする、請求項12に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項14】
前記ナノパウダーは、TiO、ZrOのいずれか一つであることを特徴とする、請求項13に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項15】
前記誘電体層及び隔壁の組成は、95〜55%のガラスパウダーと、5〜45%のナノパウダーとからなることを特徴とする、請求項13に記載のプラズマディスプレイパネル。
【請求項16】
発光セル領域を有する上部及び下部基板を用意する段階と、
前記発光セル領域の上部及び下部基板上に電極をそれぞれ形成する段階と、
前記電極を含む下部基板上に隔壁ペーストを形成し焼成する段階と、
前記発光セル領域の隔壁ペーストを所定深さにエッチングし、前記誘電体層及び隔壁を同時に形成する段階と、
前記発光セル領域の誘電体層上と隔壁の側面上に蛍光体を形成する段階と、
前記隔壁上に上部基板を合着する段階と、
を備えてなることを特徴とする、プラズマディスプレイパネルの製造方法。
【請求項17】
前記下部基板を用意する段階において、
所定の反射度を有するように前記下部基板の前面または後面のうち少なくともいずれか一面を表面処理することを特徴とする、請求項16に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
【請求項18】
前記隔壁ペーストは、ガラスパウダー(glass powder)及び有機溶媒に、ナノパウダーを混合することを特徴とする、請求項16に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
【請求項19】
前記隔壁ペーストの焼成温度は、550〜600℃であることを特徴とする、請求項16に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
【請求項20】
前記隔壁ペーストを所定深さにエッチングする段階において、
前記所定深さは、110〜140μmであることを特徴とする、請求項16に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、平板ディスプレイ装置に係り、より詳細には、プラズマディスプレイパネル及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、プラズマディスプレイパネル(plasma display panel)は、ガス放電により発生する紫外線が、蛍光体を励起させ、該蛍光体から可視光線が発生することを利用する表示装置のことをいう。
【0003】
プラズマディスプレイパネルは、マトリクス形態に配列された放電セルからなり、この放電セルは、図1に示すように、画像の表示面である上部基板1と、隔壁2によって平行に配置される下部基板3と、で構成される。
【0004】
なお、上部基板1上には、透明電極4aとバス電極4bとからなる維持電極対4、上部誘電体層6及び保護膜8が順次に形成され、下部基板3上には維持電極対4と放電を起こすためのアドレス電極5と下部誘電体層7が順次に形成される。
【0005】
下部誘電体層7上には、固有色の可視光線を発生するための蛍光体9が隔壁2にかけて塗布されている。
【0006】
この蛍光体9は、ガス放電時に発生する短い波長の真空紫外線によって励起され、赤色、緑色、青色の可視光を発するようになる。
【0007】
このような構造を有する既存のプラズマディスプレイパネルは、下部誘電体層7と隔壁2を別の工程で製作する。
【0008】
すなわち、下部基板3上にアドレス電極5を形成し、アドレス電極5を含む下部基板3の全面に下部誘電体層7を形成する。
【0009】
その後、1次熱処理工程を行い、下部誘電体層7上に隔壁2を形成した後、2次熱処理工程を行う。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
上記のように、既存のプラズマディスプレイパネルは、下部誘電体層7と隔壁2を別の材料と工程で製作するため、工程装備・工程材料などが増加し、コスト高となるという問題があった。
【0011】
また、既存のプラズマディスプレイパネルは、高温熱処理工程が追加されるので、余分の不純物及び気泡発生、電極変色、基板変形などの品質低下現象が発生する。
【0012】
したがって、既存のプラズマディスプレイパネル製作方法は、低費用、高輝度、高画質、低電力のプラズマディスプレイパネルを製作するのに多くの制約があった。
【0013】
本発明は上記の問題を解決するためのもので、その目的は、ナノパウダーを用いて隔壁、下部誘電体層、電極を形成することによって、光効率及び品質を向上させることができるプラズマディスプレイパネル及びその製造方法を提供することにある。
【0014】
本発明の他の目的は、下部誘電体層と隔壁とを一体化して工程を単純化させることができるプラズマディスプレイパネル及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明に係る感光性隔壁を用いるプラズマディスプレイパネルにおいて、前記感光性隔壁は、ナノパウダー(nano-powder)を含むことができる。
【0016】
ここで、感光性隔壁は、ガラスパウダー(glass powder)とナノパウダーとが混合されることができ、ナノパウダーは、TiO、ZrOのいずれか一つでありうる。
【0017】
そして、感光性隔壁の組成は、95〜55%のガラスパウダーと、5〜45%のナノパウダーとからなることができる。
【0018】
本発明に係るプラズマディスプレイパネルは、発光セル領域の下部基板上に形成され、ナノパウダー(nano-powder)が含まれた伝導性物質からなるアドレス電極と、アドレス電極を含む下部基板の全面に形成される誘電体層と、発光セル領域間の誘電体層上に形成される隔壁と、を備えて構成されることができる。
【0019】
ここで、電極に含まれるナノパウダーは、Ni、Pd、Cu、Auのうち少なくともいずれか一つであり、電極は、銀(Ag)、金属コーティングの銀(metal-coated Ag)、伝導性金属のうちいずれか1物質または2以上の化合物からなっても良い。
【0020】
そして、銀にコーティングされる金属は、Ni、Pd、Cu、Auのうち少なくともいずれか一つを含むナノパウダーでありうる。
【0021】
本発明に係るプラズマディスプレイパネルは、発光セル領域の下部基板上に形成される電極と、電極を含む下部基板の全面に形成され、ナノパウダー(nano-powder)が含まれる誘電体層と、発光セル領域間の誘電体層上に形成され、ナノパウダー(nano-powder)が含まれる隔壁と、を備えて構成されても良い。
【0022】
ここで、誘電体層と隔壁に含まれるナノパウダーは、TiO、ZrOのいずれか一つであり、誘電体層及び隔壁の組成は、95〜55%のガラスパウダーと、5〜45%のナノパウダーとからなることができる。
【0023】
なお、本発明に係るプラズマディスプレイパネルは、発光セル領域の下部基板上に形成されるアドレス電極と、アドレス電極を含む下部基板の全面に形成される誘電体層と、発光セル領域間の誘電体層上に形成され、誘電体層と同じ物質からなる隔壁と、を備えて構成されても良い。
【0024】
ここで、誘電体層及び隔壁は、ガラスパウダー(glass powder)とナノパウダーとが混合されることができ、ナノパウダーは、TiO、ZrOのいずれか一つでありうる。
【0025】
そして、誘電体層及び隔壁の組成は、95〜55%のガラスパウダーと、5〜45%のナノパウダーとからなることができる。
【0026】
本発明に係るプラズマディスプレイパネルの製造方法は、発光セル領域を有する上部及び下部基板を用意する段階と、発光セル領域の上部及び下部基板上に電極をそれぞれ形成する段階と、電極を含む下部基板上に隔壁ペーストを形成し焼成する段階と、発光セル領域の隔壁ペーストを所定深さにエッチングし、誘電体層及び隔壁を同時に形成する段階と、
発光セル領域の誘電体層上と隔壁の側面上に蛍光体を形成する段階と、隔壁上に上部基板を合着する段階と、を備えてなることができる。
【発明の効果】
【0027】
本発明によるプラズマディスプレイパネルは、次のような効果がある。
【0028】
本発明によれば、既存の下部誘電体層形成工程を省略しているため、工程の単純化及び原価節減の効果が得られる。
【0029】
別の本発明によれば、下部誘電体層形成工程において発生する問題点が除去されるため、光効率向上など、製品の品質が改善するという効果が得られる。
【0030】
更に別の本発明によれば、ナノパウダーを含む材料を用いて電極、誘電体層、隔壁を形成することにより焼成温度を低減する。これにより、高い焼成温度が原因で発生する品質低下を防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0031】
以下、本発明の好適な実施例について、添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0032】
図2は、本発明によるプラズマディスプレイパネルを示す図である。同図に示すように、本発明は、上部基板100と下部基板300が相対向して配置される。
【0033】
また、上部基板100の表面のうち、下部基板300と向かい合う表面上には、透明電極400aとバス電極400bとからなる維持電極対400、上部誘電体層600及び保護膜800が順次に形成される。維持電極対400は、例えば、スキャン電極及びサステイン電極からなる。
【0034】
下部基板300上には、維持電極対400と放電を起こすためのアドレス電極500、下部誘電体層700及び隔壁200が順次に形成される。アドレス電極500は、例えば、維持電極対400と略直交して配置されている。発光セル(放電セル)は、例えば、維持電極対400とアドレス電極500とが立体的に交差する地点に形成される。
【0035】
ここで、隔壁200の側面は、垂直面にしても、傾斜面にしても良い。
【0036】
隔壁200の側面を傾斜面にすると、下部誘電体層700の表面と隔壁200の側面とがなす傾斜角は、鋭角または鈍角となる。
【0037】
また、下部誘電体層700と隔壁200の物質は、同一のものでも、異なるものでも良い。
【0038】
すなわち、下部誘電体層700と隔壁200は、PbO、non−PbOなどのようなガラスパウダー(powder)に、TiO、Alなどのような充填剤を混合した物質からなると良い。
【0039】
また、下部誘電体層700と隔壁200は、PbO、non−PbOなどのようなガラスパウダー(powder)にTiO、ZrOなどのようなナノサイズ(nano-size)の核生成促進剤を混合した物質からなっても良い。
【0040】
ここで、ナノサイズの核生成促進剤は、マイクロ(μm)大きさのガラスパウダー粒子同士の間に存在し、緻密な結晶化ガラスを形成する。
【0041】
そして、下部誘電体層700と隔壁200は、PbO、non−PbOなどのようなガラスパウダー(powder)に、TiO、Alなどのような充填剤と、TiO、ZrOなどのようなナノサイズ(nano-size)の核生成促進剤とを混合した物質からなっても良い。
【0042】
また、下部誘電体層700と隔壁200の組成は、約95〜55%のガラスパウダーと、約5〜45%の充填剤または核生成促進剤とすることが好ましい。
【0043】
このような物質からなる下部誘電体層700と隔壁200は、可視光線に対する反射率に優れているため、既存の下板誘電体層の役割を兼ねることができる。
【0044】
そして、下部誘電体層700の厚さは、約10〜30μmとし、隔壁200の厚さは、約110〜140μmとすることが好ましい。
【0045】
一方、アドレス電極500は、銀(Ag)または金属コーティングの銀(metal-coated Ag)などからなっても良く、伝導性金属のうちいずれか1物質または2以上の化合物からなっても良い。
【0046】
ここで、アドレス電極500を、金属コーティングの銀で形成する場合、銀にコーティングされる金属は、Ni、Pd、Cu、Auなどから選択されたいずれか1物質で、ナノサイズ(nano-size)の粉末からなる。
【0047】
そして、蛍光体900は、下部誘電体層700の上部面及び隔壁200の側面上に形成される。
【0048】
また、下部基板300は、所定の反射度を有するように前面または後面のうち少なくともいずれか一面を表面処理しても良い。
【0049】
すなわち、下部基板300は、機械的または物理化学的方法で表面の一部をエッチングすることで、表面を滑らかにすることができる。
【0050】
こうすると下部基板300は可視光に対する反射度が向上し、結果としてプラズマディスプレイパネルの光効率が増加する。
【0051】
このように構成される本発明によるプラズマディスプレイパネルは、様々な実施例に製作可能である。
【0052】
本発明は、感光性隔壁を使用するが、感光性隔壁は、ナノパウダー(nano-powder)を含むことができる。
【0053】
そして、感光性隔壁は、ナノパウダー(nano-powder)とナノパウダーが混合された組成物からなる。
【0054】
ここで、ナノパウダーは、TiO、ZrOのいずれか一つであり、感光性隔壁の組成は、95〜55%のガラスパウダーと、5〜45%のナノパウダーとすることが好ましい。
【0055】
また、本発明では、アドレス電極を、ナノパウダー(nano-powder)が含まれた伝導性物質から形成しても良い。
【0056】
ここで、電極に含まれるナノパウダーは、Ni,Pd,Cu,Auのうち少なくともいずれか一つであり、電極は、銀(Ag)、金属コーティングの銀(metal-coated Ag)、伝導性金属のうちいずれか1物質または2以上の化合物からなっても良い。
【0057】
そして、銀にコーティングされる金属は、Ni、Pd、Cu、Auのうち少なくともいずれか一つを含むナノパウダーとすれば良い。
【0058】
本発明は、下部誘電体層と隔壁を、ナノパウダー(nano-powder)が含まれた材料で形成しても良い。
【0059】
ここで、下部誘電体層と隔壁に含まれるナノパウダーは、TiO、ZrOのいずれか一つであり、誘電体層及び隔壁の組成は、95〜55%のガラスパウダーと、5〜45%のナノパウダーとすることができる。
【0060】
以下、上記のように構成される本発明によるプラズマディスプレイパネルの製造方法について説明する。
【0061】
図3A乃至図3Dは、本発明によるプラズマディスプレイパネルの製造工程を示す図である。
【0062】
まず、図3Aに示すように、下部基板300を用意する。
【0063】
ここで、下部基板は、所定の反射度を有するように、前面または後面のうち少なくともいずれか一面を表面処理しても良い。
【0064】
下部基板300の表面処理は、機械的または物理化学的方法で表面の一部をエッチングすることで、可視光の反射効果を高めることができる。
【0065】
続いて、下部基板300の発光領域に、アドレス電極500を形成する。
【0066】
ここで、アドレス電極500は、ナノパウダーが含まれた伝導性物質からなることができる。
【0067】
すなわち、アドレス電極500は、銀(Ag)や金属コーティングの銀(metal-coated Ag)などからなっても良く、伝導性金属のうちいずれか1物質または2以上の化合物からなっても良い。
【0068】
ここで、アドレス電極500を金属コーティングの銀で形成する場合、銀にコーティングされる金属は、Ni、Pd、Cu、Auなどから選択されたいずれか1物質で、ナノサイズ(nano-size)の粉末からなると良い。
【0069】
続いて、図3Bに示すように、アドレス電極500を含む下部基板300の全面上に、隔壁ペースト700aを形成し焼成する。
【0070】
ここで、隔壁ペースト700aは、ガラスパウダー(powder)に充填剤とナノ大きさの核生成促進剤などを混合し、この混合パウダーを再び有機溶媒に混合して製作する。
【0071】
ガラスパウダーにはPbO、non−PbOなどを使用し、充填剤にはTiO、Alなどを使用し、核生成促進剤にはTiO、ZrOなどを使用する。
【0072】
また、隔壁ペースト700aの厚さは、約120〜150μmにし、隔壁ペースト700aの焼成温度は、約550〜600℃にすることが好ましい。
【0073】
その後、図3Cに示すように、、発光セル領域の隔壁ペースト700aを所定深さにエッチングし、同時に下部誘電体層700と隔壁200を形成する。
【0074】
ここで、隔壁ペースト700aは、サンドブラスト(sand blast)法、ダイレクトエッチング(direct etching)法、フォトリソグラフィ(photolithography)法などを用いて発光セル領域をエッチングすることができる。
【0075】
隔壁ペースト700aのエッチング深さは、約110〜140μm程度にすることが好ましい。即ち、隔壁ペースト700aを約120〜140μmの膜厚で形成し、下部誘電体層700の膜厚が約10〜30μmになるように、隔壁ペースト700aを約110〜140μmの深さでエッチングする。
【0076】
続いて、図3Dに示すように、下部誘電体層700の上部面及び隔壁200の側面上に蛍光体900を形成した後、この隔壁200上に、維持電極400、上部誘電体層600及び保護膜800が形成された上部基板100を合着することで、プラズマディスプレイパネルを製作する。
【0077】
本実施形態によれば、下部誘電体層と隔壁を同一の材料及び工程で製作するため、工程装備・工程材料を低減し、コストを低減できる。
【0078】
本実施形態によれば、ナノパウダーを含む材料を用いて電極、誘電体層、隔壁を形成することにより焼成温度を低減する。この結果、高い焼成温度による余分の不純物及び気泡発生、電極変色、基板変形などの品質低下現象の発生を防止できる。
【0079】
以上のように、本実施形態によれば、低費用、高輝度、高画質、低電力のプラズマディスプレイパネルを製作することが可能になる。
【0080】
本実施形態によれば、ナノパウダーを用いて隔壁、下部誘電体層、電極を形成することによって、光効率及び品質を向上させることができるプラズマディスプレイパネル及びその製造方法を提供することができる。
【0081】
また、本実施形態によれば、下部誘電体層と隔壁とを一体化して工程を単純化させることができるプラズマディスプレイパネル及びその製造方法を提供することができる。
【0082】
以上説明してきた内容から、当業者なら本発明の技術思想を逸脱しない範囲で種々の変更及び修正が可能であることは明らかである。したがって、本発明の技術的範囲は、上記実施例に記載された内容に限定されるものではなく、添付する特許請求の範囲によって定められるべきものである。
【図面の簡単な説明】
【0083】
【図1】一般のプラズマディスプレイパネルを示す図である。
【図2】本発明によるプラズマディスプレイパネルを示す図である。
【図3A】本発明によるプラズマディスプレイパネルの製造工程を示す図である。
【図3B】本発明によるプラズマディスプレイパネルの製造工程を示す図である。
【図3C】本発明によるプラズマディスプレイパネルの製造工程を示す図である。
【図3D】本発明によるプラズマディスプレイパネルの製造工程を示す図である。
【符号の説明】
【0084】
100 上部基板
200 隔壁
300 下部基板
400 維持電極
500 アドレス電極
600 上部誘電体層
700a 隔壁ペースト
800 保護膜




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013