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発明の名称 スイッチ装置及びこれを用いたリモコン送信機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−5197(P2007−5197A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−185853(P2005−185853)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 花原 哲朗 / 野添 功
要約 課題
主に各種電子機器の操作に用いられるスイッチ装置及びこれを用いたリモコン送信機に関し、簡易な構成で良好な操作感触のものを提供することを目的とする。

解決手段
操作体11のベース部11Cに、操作部11A端部を囲むように略コの字状の厚肉部11Dを形成することによって、この箇所のベース部11Cの揺動操作による撓みや浮きを防止できるため、簡易な構成で良好な操作感触のスイッチ装置及びこれを用いたリモコン送信機を得ることができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
操作部がシート状のベース部に薄肉のドーム部で連結された操作体と、この操作体の揺動操作に応じて電気的接離を行うスイッチ接点からなり、上記操作体のベース部に、操作部端部を囲むように略コの字状の厚肉部を形成したスイッチ装置。
【請求項2】
操作体の操作部の下面中央に、下方へ突出する凸部を設けた請求項1記載のスイッチ装置。
【請求項3】
請求項1記載のスイッチ装置と、このスイッチ装置のスイッチ接点に接続された制御手段からなり、上記制御手段が上記スイッチ接点の電気的接離に応じて、送信手段からリモコン信号を送信するリモコン送信機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に各種電子機器の操作に用いられるスイッチ装置及びこれを用いたリモコン送信機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、映像や音響、空調等の各種電子機器の高機能化や多様化が進むなか、これらを操作するスイッチ装置やリモコン送信機においても、多様でかつ良好な操作感触の得られるものが求められている。
【0003】
このような従来のスイッチ装置及びこれを用いたリモコン送信機について、図3及び図4を用いて説明する。
【0004】
図3は従来のリモコン送信機の断面図、図4は同操作体の部分斜視図であり、同図において、1はゴム等の弾性樹脂製の操作体で、この操作体1の左方には、両端が上方へ突出した操作部1Aが、下面外周に形成された薄肉のドーム部1Bによって、シート状のベース部1Cに連結されている。
【0005】
そして、操作体1の右方には、同じくドーム部1Bによってベース部1Cに連結された、複数の押圧部1Dが設けられると共に、これら操作部1Aや押圧部1Dの下面には、カーボン等の可動接点2が形成されている。
【0006】
また、3は上下面に複数の配線パターン(図示せず)が形成された配線基板で、この配線基板3上面には、操作体1の可動接点2と所定の間隙を空けて対向する複数の固定接点4が、カーボン等によって形成されてスイッチ装置5が構成されている。
【0007】
さらに、配線基板3下面には、発光ダイオード等の電子部品によってリモコン信号を送信する送信手段6や、マイコン等の制御手段7が形成され、この制御手段7が配線パターンを介して、固定接点4や送信手段6と接続されている。
【0008】
そして、8は略箱型で絶縁樹脂製のケースで、ケース8上面の貫通孔から操作部1Aや押圧部1Dが上方へ突出すると共に、このケース8が配線基板3上面を覆って、リモコン送信機が構成されている。
【0009】
以上の構成において、操作体1の操作部1A上面の右または左端を揺動操作すると、この下方のドーム部1Bが弾性変形して操作部1Aが揺動し、下面の右または左側の可動接点2が固定接点4に接触する。
【0010】
そして、この可動接点2を介した固定接点4の電気的接離に応じて、制御手段7が送信手段6からリモコン信号を電子機器へ送信し、例えば、テレビやビデオ、エアコン等の音量や温度の増減等が行われる。
【0011】
また、所定の押圧部1Dを押圧操作すると、同じくドーム部1Bが弾性変形して、下面の可動接点2が固定接点4に接触し、この電気的接離に応じてリモコン信号が送信され、例えば、機器の電源の入/切や選局の切換え等が行われる。
【0012】
つまり、操作部1Aの揺動操作や押圧部1Dの押圧操作によって、離れた箇所に置かれた機器の、リモコン送信機による様々な遠隔操作が行われるように構成されているものであった。
【0013】
なお、以上のような操作において、押圧部1Dの押圧操作は押圧部1D全体が下方へ押圧され、下面全周のドーム部1B全体が弾性変形するため、節度感のある良好な操作感触が得易い構成となっている。
【0014】
これに対し、操作部1Aの揺動操作は、操作部1A上面の右または左端を押して、操作体1を揺動操作させているため、下面外周のドーム部1B全体ではなく、ドーム部1Bの右または左側半分のみの弾性変形によって操作が行われるため、押圧部1Dの操作に比べ節度感が少なく、やや操作感触の劣るものとなっている。
【0015】
また、操作部1Aがシート状のベース部1Cの中央部ではなく、図4に示したように端部に形成されている場合、ベース部1Cは通常1mm以下と薄く形成されているため、操作部1Aの揺動操作に伴って、この外側のベース部1Cが撓んだり浮いたりすると、さらに操作感触が劣化する。
【0016】
このため、操作部1Aがベース部1Cの端部に形成されている場合には、ベース部1Cの端部下面を配線基板3上面に貼付したり、ケース8下面に下方へ突出するリブ等を設け、このリブによってベース部1Cの端部を配線基板3に押付けたりすることが行われている。
【0017】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【特許文献1】特開2005−100674号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0018】
しかしながら、上記従来のスイッチ装置やリモコン送信機においては、操作部1Aの良好な操作感触を得るために、ベース部1Cを配線基板3に貼付したり、ケース8下面に設けたリブ等によってベース部1Cを配線基板3に押付けたりする必要があり、製作に手間がかかったり、部品の構成が複雑なものになったりしてしまうという課題があった。
【0019】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、簡易な構成で良好な操作感触が得られるスイッチ装置及びこれを用いたリモコン送信機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0020】
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
【0021】
本発明の請求項1に記載の発明は、操作体のベース部に、操作部端部を囲むように略コの字状の厚肉部を形成してスイッチ装置を構成したものであり、略コの字状の厚肉部によって、この箇所のベース部の撓みや浮きを防止できるため、簡易な構成で良好な操作感触のスイッチ装置を得ることができるという作用を有する。
【0022】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、操作体の操作部の下面中央に、下方へ突出する凸部を設けたものであり、誤って操作部の上面中央を操作した場合にも、下面の凸部が配線基板上面に当接することによって、下面の左右の可動接点が同時に固定接点に接触する、誤操作を防ぐことができるという作用を有する。
【0023】
請求項3に記載の発明は、請求項1記載のスイッチ装置のスイッチ接点に制御手段を接続し、制御手段がスイッチ接点の電気的接離に応じて、送信手段からリモコン信号を送信するようにしてリモコン送信機を構成したものであり、簡易な構成で良好な操作感触のリモコン送信機を実現することができるという作用を有する。
【発明の効果】
【0024】
以上のように本発明によれば、簡易な構成で良好な操作感触のスイッチ装置及びこれを用いたリモコン送信機を実現できるという有利な効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
以下、本発明の実施の形態について、図1及び図2を用いて説明する。
【0026】
なお、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
【0027】
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態によるリモコン送信機の断面図、図2は同操作体の部分斜視図であり、同図において、11はゴムやエラストマー等の弾性樹脂製の操作体で、この操作体11の左方には、両端が上方へ突出した操作部11Aが、下面外周に形成された薄肉のドーム部11Bによって、シート状のベース部11Cに連結されている。
【0028】
そして、このベース部11C上面の、操作部11Aの左右端部近傍には、ベース部11Cの厚さ0.8mmに対し、1.5mm前後の厚さの略コの字状の厚肉部11Dが、操作部11Aの左右端部を囲むように形成されている。
【0029】
さらに、操作部11Aの下面左右には、カーボン等の可動接点2が形成されると共に、下面中央には下方へ突出する凸部11Eが設けられている。
【0030】
また、操作体11の右方には、同じくドーム部11Bによってベース部11Cに連結された、複数の押圧部11Fが設けられると共に、この押圧部11F下面にも、カーボン等の可動接点2が形成されている。
【0031】
そして、3は紙フェノールやガラス入りエポキシ等の配線基板で、上下面に銅箔等によって複数の配線パターン(図示せず)が形成されると共に、上面には操作体11の可動接点2と所定の間隙を空けて対向する複数の固定接点4が、カーボン等によって形成されてスイッチ装置15が構成されている。
【0032】
また、配線基板3下面には、発光ダイオード等の電子部品によってリモコン信号を送信する送信手段6や、マイコン等の制御手段7が形成され、この制御手段7が配線パターンを介して、固定接点4や送信手段6と接続されている。
【0033】
さらに、8は略箱型でポリスチレンやABS等の絶縁樹脂製のケースで、ケース8上面の貫通孔から操作部11Aや押圧部11Fが上方へ突出すると共に、このケース8が配線基板3上面を覆って、リモコン送信機が構成されている。
【0034】
以上の構成において、操作体11の操作部11A上面の右または左端を揺動操作すると、この下方のドーム部11Bが弾性変形して操作部11Aが揺動し、下面の右または左側の可動接点2が固定接点4に接触する。
【0035】
そして、この可動接点2を介した固定接点4の電気的接離に応じて、制御手段7が送信手段6からリモコン信号を電子機器へ送信し、例えば、テレビやビデオ、エアコン等の音量や温度の増減等が行われる。
【0036】
なお、この時、操作体11のベース部11C上面の、操作部11Aの左右端部近傍には、図2に示したように、操作部11Aの左右端部を囲むように略コの字状の厚肉部11Dが形成され、この箇所のベース部11Cに撓みや浮きが生じないようになっているため、操作部11A下面外周のドーム部11Bの右または左側半分のみの弾性変形によっても、節度感のある良好な操作感触が得られるように構成されている。
【0037】
また、この揺動操作時に、操作部11A上面の右または左端ではなく、誤って操作部11Aの上面中央を操作した場合には、操作部11A全体が下方へ押されるが、この下面中央には下方へ突出する凸部11Eが設けられているため、この凸部11Eが配線基板3上面に当接することによって、左右の可動接点2が同時に固定接点4に接触する、誤操作を防ぐことができるようになっている。
【0038】
そして、所定の押圧部11Fを押圧操作すると、同じく下面外周のドーム部11Bが弾性変形して、下面の可動接点2が固定接点4に接触し、この電気的接離に応じてリモコン信号が送信され、例えば、機器の電源の入/切や選局の切換え等が行われる。
【0039】
つまり、操作部11Aの揺動操作や押圧部11Fの押圧操作によって、離れた箇所に置かれた機器の、リモコン送信機による様々な遠隔操作が行われるように構成されているが、押圧部11F全体が下方へ押圧される押圧操作に加え、操作部11A上面の右または左端が押される揺動操作においても、略コの字状の厚肉部11Dを設けることによって、節度感のある良好な操作感触が得られるように構成されている。
【0040】
このように本実施の形態によれば、操作体11のベース部11Cに、操作部11A端部を囲むように、略コの字状の厚肉部11Dを形成することによって、この箇所のベース部11Cの揺動操作による撓みや浮きを防止できるため、簡易な構成で良好な操作感触のスイッチ装置及びこれを用いたリモコン送信機を得ることができるものである。
【0041】
また、操作体11の操作部11Aの下面中央に、下方へ突出する凸部11Eを設けることによって、誤って操作部11Aの上面中央を操作した場合にも、下面の凸部11Eが配線基板3上面に当接することによって、下面の左右の可動接点2が同時に固定接点4に接触する、誤操作を防ぐことができる。
【0042】
なお、以上の説明では、ベース部11Cの端部に操作部11Aが形成され、この操作部11Aの左右端部を囲むように、ベース部11C上面に略コの字状の厚肉部11Dを設けた構成について説明したが、操作部11Aがベース部11Cの端部ではなく、中央部に形成された場合にも、厚肉部11Dによって同様の効果を得ることができる。
【0043】
また、厚肉部11Dを操作部11Aの両端部近傍ではなく、右または左端部いずれか一方に設けたり、或いは、右側と左側の厚肉部11Dの大きさや形状を異なるものとしたりすることによって、左右の揺動操作の操作感触を異なるものとすることもできる。
【0044】
さらに、以上の説明では、操作部11A下面の可動接点2と配線基板3上面の固定接点4によってスイッチ接点を形成した構成について説明したが、固定接点4上に略ドーム状の導電性金属製の可動接点を載置したものや、操作部11A下面の配線基板3上に複数のプッシュスイッチを実装したもの等、様々な構成のスイッチ接点においても本発明の実施は可能である。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明によるスイッチ装置及びこれを用いたリモコン送信機は、簡易な構成で良好な操作感触のものが得られ、主に各種電子機器の操作用として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の一実施の形態によるリモコン送信機の断面図
【図2】同操作体の部分斜視図
【図3】従来のリモコン送信機の断面図
【図4】同操作体の部分斜視図
【符号の説明】
【0047】
2 可動接点
3 配線基板
4 固定接点
6 送信手段
7 制御手段
8 ケース
11 操作体
11A 操作部
11B ドーム部
11C ベース部
11D 厚肉部
11E 凸部
11F 押圧部
15 スイッチ装置




 

 


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