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発明の名称 誘導加熱装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−4989(P2007−4989A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−180098(P2005−180098)
出願日 平成17年6月21日(2005.6.21)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 藤田 篤志
要約 課題
誤認による誤操作の生じる可能性を低減し、より安全に使用できる誘導加熱装置を提供する。

解決手段
音声報知手段8は、使用者が加熱開始手段を操作すると略同時に操作内容を音声で報知する。
特許請求の範囲
【請求項1】
高周波磁界を発生し被加熱物を加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータと、前記インバータの動作を制御する制御手段と、前記制御手段に接続され加熱の開始を行う加熱開始手段と、前記加熱開始手段に接続され音声を発生する音声報知手段とを備え、前記音声報知手段は、前記加熱開始手段に入力すると略同時に操作内容を音声で報知する誘導加熱装置。
【請求項2】
加熱開始手段に所定期間継続して入力されると操作を有効とする請求項1に記載の誘導加熱装置。
【請求項3】
高周波磁界を発生し被加熱物を加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータと、前記インバータの動作を制御する制御手段と、前記制御手段に接続された人体検知手段を備え、音声報知手段は前記人体検知手段が人体を検知すると機器の動作状態を報知する誘導加熱装置。
【請求項4】
高周波磁界を発生し被加熱物を加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータと、前記インバータの動作を制御する制御手段と、前記制御手段に接続されたインバータの出力の大きさを検出する出力検知手段を備え、制御手段は前記出力検知手段からの出力信号に基づいて被加熱物が誘導加熱不適を判断した場合、操作手段を介して音声報知手段へ信号を出力し、音声報知手段は被加熱物の誘導加熱不適を報知する誘導加熱装置。
【請求項5】
高周波磁界を発生し被加熱物を加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータと、前記インバータの動作を制御する制御手段と、前記制御手段に接続された異常検知手段を備え、制御手段は前記異常検知手段からの出力信号に基づいて異常の発生を認識した場合、操作手段を介して音声報知手段へ信号を出力し、音声報知手段は異常を報知する誘導加熱装置。
【請求項6】
音声報知手段は使用者による所定の操作により音声報知機能を設定/制限/停止する請求項1から5のいずれか1項に記載の誘導加熱装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般家庭やオフィス、レストラン、工場などで使用される誘導加熱装置に関するものであり、さらに詳しくは誘導加熱式湯沸かし器、誘導加熱式アイロン、またはその他の誘導加熱装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
誘導加熱装置は、直火を使わない安全な加熱装置として普及しつつあり、視覚障害者にも安全な加熱装置として認識されている。また、便利性を向上させるため、スイッチ類の操作に連動して音声を発生させるものが種々提案されている。
【0003】
従来、この種の誘導加熱装置として、例えば、誘導加熱調理器は、現在動作状態確認手段を作動させる確認スイッチを備え、確認スイッチの操作で現在動作状態を音声発生手段により報知している(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
図4、5は、特許文献1に記載された誘導加熱調理器を示すものである。
【0005】
図4、図5に示すように、誘導加熱調理器の加熱動作中に確認スイッチ26が操作されると、現在動作状態確認手段24は誘導加熱装置の制御回路22に対して現在どのような状態で加熱動作が行われているかを確認する。
【0006】
例えば、誘導加熱装置の制御回路22がマイクロコンピュータで制御されているような場合は、マイクロコンピュータに対し加熱動作の現在の状態を出力するように指示し、その動作信号により動作状態を確認する。
【0007】
そして、その確認した状態を音声発生手段25に伝達し、音声発生手段25によって加熱動作の現在の状態に応じた内容を音声によって報知させる。この音声の内容は、例えば「湯沸かし動作中です。」、「湯沸かし後保温中です。」、「揚げ物動作中です。」など、行われている加熱動作の現在の状態を簡潔に表現する内容にしてある。
【特許文献1】特開平7―73963号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
例えば、視覚障害者が調理器の操作を行う際、加熱開始手段のスイッチを押すという作業が発生する。先に述べた従来技術においても、機器の現在の動作状態を知るためには、操作部での操作が必要となる。
【0009】
しかしながら、視覚障害者にとって、このスイッチの役割を視認することは困難であるから、誤認による誤操作が発生する可能性がある。スイッチを操作し、動作が始まってから、スイッチの役割を認識するということも考えられ、不安全な状態である。
【0010】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、操作内容を確認した後に操作内容を確定することができるより安全な誘導加熱装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0011】
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱装置は、音声報知手段は、使用者が加熱開始手段を操作すると略同時に操作内容を音声で報知するものである。
【0012】
使用者が加熱開始手段を操作すると、その操作内容が音声で報知されるため、誤認による誤操作が生じる可能性が低減される。
【0013】
従って誘導加熱装置をより安全に使用することが可能である。
【発明の効果】
【0014】
本発明の誘導加熱装置は、使用者が加熱開始手段を操作すると略同時に操作内容を音声報知手段によって音声で報知することで、より安定に使用することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
第1の発明は、高周波磁界を発生し被加熱物を加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータと、前記インバータの動作を制御する制御手段と、前記制御手段に接続され加熱の開始を行う加熱開始手段と、前記加熱開始手段に接続され音声を発生する音声報知手段とを備え、前記音声報知手段は、前記加熱開始手段に入力すると略同時に操作内容を音声で報知する誘導加熱装置とするものである。
【0016】
使用者が加熱開始手段を操作すると、略同時に操作内容を音声で報知することにより、誤視認による誤操作の可能性が低減される。そのため誤操作に基づく不具合が生じることを抑制できる。
【0017】
第2の発明は、特に第1の発明において、加熱開始手段は使用者による同一操作が所定期間継続した後に操作を有効とする誘導加熱装置とするものである。
【0018】
使用者が加熱開始手段を操作する際、略同時に操作内容を音声で報知するが操作内容は有効にしない。使用者が操作内容を音声で認識し、同一操作が所定期間継続した後にのみ操作を有効とすることにより、誤操作の可能性をさらに低減することができる。
【0019】
第3の発明は、高周波磁界を発生し被加熱物を加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータと、前記インバータの動作を制御する制御手段と、前記制御手段に接続された人体検知手段を備え、音声報知手段は前記人体検知手段が人体を検知すると機器の動作状態を報知する誘導加熱装置とするものである。
【0020】
使用者が調理中、加熱中であることを知らずに誘導加熱装置に近づくと、加熱中で高温となっている被加熱物に触れる恐れがある。本発明によれば、例えば非接触式の人体検知手段を備えていた場合、使用者が誘導加熱装置に近づけば、音声報知手段が機器の動作状態を報知するため、前記不具合の発生を抑制することができる。
【0021】
また、接触式の人体検知手段を備えていた場合、ある所定の場所を触れれば機器の動作状態が音声報知されるため、同様の効果が得られる。
【0022】
第4の発明は高周波磁界を発生し被加熱物を加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータと、前記インバータの動作を制御する制御手段と、前記制御手段に接続されたインバータの出力の大きさを検出する出力検知手段を備え、制御手段は前記出力検知手段からの出力信号に基づいて被加熱物が誘導加熱不適を判断した場合、操作手段を介して音声報知手段へ信号を出力し、音声報知手段は被加熱物の誘導加熱不適を報知する誘導加熱装置とするものである。
【0023】
この発明によれば、操作手段に内包される表示部(例えば液晶など)の表示、加熱コイル周辺に設けた発行手段(例えば発光ダイオードなど)の表示などに比較して、非常に認識が容易である。
【0024】
第5の発明は、高周波磁界を発生し被加熱物を加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータと、前記インバータの動作を制御する制御手段と、前記制御手段に接続された異常検知手段を備え、制御手段は前記異常検知手段からの出力信号に基づいて異常の発生を認識した場合、操作手段を介して音声報知手段へ信号を出力し、音声報知手段は異常を報知する誘導加熱装置とするものである。
【0025】
この発明によれば、例えば被加熱物の過加熱によって、過剰に温度上昇してしまい、異常検知手段が過昇温を検知した場合、表示やブザー音による報知のみだけでなく、音声で異常の内容を報知することにより、使用者が迅速に対応できる。
【0026】
第6の発明は、特に第1から5の発明のいずれかにおいて、音声報知手段は使用者による操作手段の所定の操作により音声報知機能を設定/制限/停止する誘導加熱装置とするものである。
【0027】
この発明によれば、使用者によって音声報知が必要でない、もしくはある状態のみ報知すればよいといった場合、所定の操作を行い、音声報知機能を設定/制限/停止できるため、使用者にとってより利便性の高い誘導加熱装置とすることができる。
【0028】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0029】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における誘導加熱装置を示すものであり、特に誘導加熱調理器の要部の概略構成図である。
【0030】
図1において、商用電源1から電源を供給されて動作する誘導加熱装置2内部には、誘導加熱装置2の天面(図示せず)下方に、高周波磁界を発生し被加熱物3を加熱する加熱コイル4が配置されている。
【0031】
また加熱コイル4に接続し、内包するスイッチング素子(図示せず)の高周波スイッチングにより、高周波電流を供給するインバータ5が内包されている。
【0032】
さらにインバータ5には、インバータ5の動作を制御する制御手段6が接続されている。
【0033】
制御手段6には、使用者によって操作される操作手段7が接続されており、操作手段7からの操作信号とインバータ5の状態に基づいてインバータ5動作の制御を決定する。
【0034】
操作手段7には、音声を発生する音声報知手段8が接続されている。
【0035】
音声報知手段8は、音声信号を前もって記憶されているICなどからなる記憶部(図示せず)やスピーカー(図示せず)などで構成されている。
【0036】
また、操作手段7近傍には、人体を検知する非接触式の人体検知手段9が配置されており、人体を検知した場合、操作部7へ検知信号を出力すべく接続されている。
【0037】
インバータ5と商用電源1間には、入力電流を検知する入力電流検知手段10が接続され、その検知信号は制御手段6へ出力されるよう接続されている。
【0038】
また、インバータ5と加熱コイル4間には、加熱コイル4電流を検知するようコイル電流検知手段11が接続され、同様に、検知信号が制御手段6へ出力されるよう接続されている。
【0039】
入力電流検知手段10及びコイル電流検知手段11は、インバータの出力の大きさを検出する出力検知手段である。
【0040】
加熱コイル4の中央部には、誘導加熱装置2の天面(図示せず)裏側から当接するようサーミスタなどからなる温度検知手段12が配置されており、間接的に被加熱物3の温度を検知し、制御手段6へ信号を出力するよう接続されている。
【0041】
温度検知手段12は、揚げ物調理などにおいて被加熱物3を所定の温度にすべくインバータ5を制御するために必要となる手段であるが、本実施の形態では、被加熱物3の過加熱による過昇温を検知する異常検知手段としての機能も果たす。
【0042】
図2は、本発明の実施の形態1における操作手段7の外観を示すものである。
【0043】
操作手段7には、液晶などからなる表示手段13が内包され、誘導加熱装置2の状態を表示している。
【0044】
また、誘導加熱装置2の加熱開始/停止キー14、火力アップキー15、火力ダウンキー16が配置されている。
【0045】
以上のように構成された誘導加熱装置2について、以下その動作、作用を説明する。
【0046】
ます、使用者は、誘導加熱装置2の天面上に被加熱物3を戴置し、操作手段7の加熱開始/停止キー14を押す。マイクロコンピュータ(図示せず)などを内包する操作手段7は、キー操作を認識し、略同時に押されたキーに相当する信号を音声報知手段8に出力する。
【0047】
音声報知手段8は、出力された信号に基づき、前もって内部の記憶部(図示せず)に記憶されている「加熱開始します」といった簡単で、内容の認識が容易な音声信号を再生する。
【0048】
つまり、音声報知手段8は、使用者が加熱開始手段(加熱開始/停止キー14)を操作すると略同時に操作内容を音声で報知する。
【0049】
加熱開始/停止キー14は、キー操作と略同時には操作内容を有効しない(受け付けない)。これは、使用者が自ら行ったキー操作を音声によって認識する時間を設けるためで、これによって誤操作を抑制することが可能である。
【0050】
使用者は、音声報知によって自らの行ったキー操作の内容を認識し、内容がよければ、キー操作を所定期間継続する。つまり、キーを押し下げた状態のままにしておく。操作手段7は、使用者による同一キー操作が所定期間(本実施の形態では約3秒)継続した後に操作を有効とする(受け付ける)。
【0051】
操作手段7は、使用者のキー操作を有効とすると、略同時に制御手段6へ相当する信号を出力する。制御手段6は、信号に基づいて被加熱物3の加熱を開始するべくインバータ5の動作を制御する。
【0052】
また、使用者は、自ら行ったキー操作が、音声報知によって誤った操作であると認識した場合、所定期間が経過する前にキー押し下げをやめれば、操作手段7はキー操作を有効としないため、特に誘導加熱装置2としての動作は行われない。
【0053】
図3は、上記一連の制御を示した概略フローチャートである。
【0054】
以上のように、本実施の形態においては、使用者が加熱開始手段を操作すると略同時に操作内容を音声報知手段によって音声で報知することで、より安定に使用することが可能である。
【0055】
また、本実施の形態の誘導加熱装置2に備えた人体検知手段9は、定期的に人体検知を行っており、被加熱物3を加熱中に使用者が誘導加熱装置2から離れた場所から近づいてきた場合、人体検知手段9は人体移動を検知し、操作手段7へ検知信号を出力し、人体検知手段9からの信号により、人体の移動を認識した操作手段7は、音声報知手段8へ信号を出力するようにしてもよい。音声報知手段8は、「加熱中です」といった音声信号を再生し、使用者の注意を喚起する。つまり、音声報知手段8は人体検知手段9が人体を検知すると機器の動作状態を報知する。
【0056】
また例えば、使用者が被加熱物3を誘導加熱装置2天面に戴置せずに加熱を開始するようキー操作を行った場合、制御手段6は、入力電流検知手段10及びコイル電流検知手段11からの検知信号と、前もって内部に記憶しているしきい値との比較により、被加熱物3がないことを認識することが可能である。
【0057】
制御手段6は、被加熱物3がない、つまり誘導加熱不適であるとの信号を操作手段7に出力する。操作手段7はその信号に基づいて、表示手段13に誘導加熱不適であることを示す点滅表示を行い、音声報知手段8からは「加熱できません」といった音声を発生させる。
【0058】
これによって使用者は、被加熱物3が誘導加熱不適な状態にあることを速やかに認識することが可能となる。
【0059】
つまり、誘導加熱装置2は、インバータ5の出力の大きさを検出する出力検知手段である入力電流検知手段10及びコイル電流検知手段11を備え、制御手段6は出力検知手段からの出力信号に基づいて被加熱物3が誘導加熱不適を判断した場合、操作手段7を介して音声報知手段8へ信号を出力し、音声報知手段8は被加熱物3の誘導加熱不適を報知する。
【0060】
また、使用者による操作に基づいて、被加熱物3を加熱継続中、被加熱物3内容物の蒸発や過加熱によって被加熱物3が過昇温状態となった場合、加熱コイル4中央に配置されている温度検知手段12が、誘導加熱装置2天面を介して間接的に被加熱物3温度を検知しているため、過昇温に対応する信号を制御手段6に出力する。
【0061】
被加熱物3の過昇温を認識した制御手段6は速やかにインバータ5の動作を停止させ、操作手段7へ信号を出力する。操作手段7は、使用者への注意を喚起すべく、表示手段13に対応する表示を行うとともに、音声報知手段8へ信号を出力し、「高温注意してください」といった音声信号を再生する。
【0062】
つまり、誘導加熱装置2は、異常検知手段となる温度検知手段12を備え、制御手段6は温度検知手段12からの出力信号に基づいて異常の発生を認識した場合、操作手段7を介して音声報知手段8へ信号を出力し、音声報知手段8は異常を報知する。
【0063】
また、以上に説明した実施の形態の場合、人体の移動によって音声報知が何度も作動し、使用者が不快に感じる場合もある。その他、音声報知の機能を所定の場合に限定したいという使用者の希望がある場合も考えられる。
【0064】
その場合、操作手段7の所定のキー操作、例えば、電源投入時にいくつかのキーを同時に押すなどの操作を行うと、音声報知手段8機能設定モードとなり、キー操作によって、音声報知機能の設定/制限/停止が可能となる。音声報知が不要である使用者の場合は、音声報知機能の停止も可能である。
【0065】
また、音量が不足している場合にも、上記の音声報知手段8機能設定モードでの設定変更が可能であるため、音量を大きく、または小さくすることができる。
【0066】
また例えば、誘導加熱装置2天面上に操作手段7、つまりキーを設けている場合、被加熱物3がキー上に移動して、使用者がキー操作している時と同様の状態になる場合もある。そのような場合、所定期間以上キー操作が行われたとして操作内容が有効になると、使用者は認識していないため、不具合が発生することも考えられる。
【0067】
そのため、同一キー操作が所定期間以上継続した場合(本実施の形態では約6秒)、操作手段7は、キー操作が無効として受け付けず、表示手段13にその旨の表示を行う。また音声報知手段8も「キー操作異常です」といった音声報知を行う。
【0068】
本実施の形態では、人体検知手段9を非接触式のものとしたがこれに限るものではない。例えば、誘導加熱装置2周囲に設けた金属部分とアースとの電位を検知しておき、人体が触れることによる電位の変化によって人体の検知を行ってもよい。また、操作手段7内部に専用のキーを設けることによっても同様の効果が得られる。
【産業上の利用可能性】
【0069】
以上のように、本発明にかかる誘導加熱装置は、音声報知手段が、使用者による加熱開始手段の操作等と略同時に操作内容を音声で報知することにより、使用者が加熱開始手段を操作等すると、その操作内容が音声で報知されるため、誤認による誤操作が生じる可能性が低減され、より安全に使用することが可能であるので、誘導加熱調理器としてはもちろんのこと、誘導加熱式湯沸かし器、誘導加熱式アイロン、またはその他の誘導加熱式加熱装置としても有用である。
【図面の簡単な説明】
【0070】
【図1】本発明の実施の形態1における誘導加熱装置の要部構成図
【図2】同誘導加熱装置の操作手段7外観図
【図3】同誘導加熱装置の加熱開始時の制御の概略フローチャート
【図4】従来の誘導加熱装置におけるブロック回路図
【図5】同誘導加熱装置における操作部の正面図
【符号の説明】
【0071】
3 被加熱物
4 加熱コイル
5 インバータ
6 制御手段
7 操作手段
8 音声報知手段
9 人体検知手段
10 入力電流検知手段(インバータ出力検知手段)
11 コイル電流検知手段(インバータ出力検知手段)
12 温度検知手段(異常検知手段)




 

 


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