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発明の名称 車載機器、ナビゲーション装置、これらの制御方法及びプログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−251455(P2007−251455A)
公開日 平成19年9月27日(2007.9.27)
出願番号 特願2006−70189(P2006−70189)
出願日 平成18年3月15日(2006.3.15)
代理人 【識別番号】100081961
【弁理士】
【氏名又は名称】木内 光春
発明者 米内口 健
要約 課題
オーディオ機能を持つ車載機器に携帯電話端末を接続した場合、車載機器に内蔵のHDDやメモリーIC、外部接続されたメモリーカードやミュージックプレーヤーなどの記憶手段に録音されている音源を、接続された携帯電話の着信時に着信音として再生する。

解決手段
着信音の設定として、番号別選曲受付手段41が相手の電話番号ごとに、記憶手段(7,8,9又は11)に録音されている楽曲や音声やその他の音などの音源のうち、どの音源を着信音とするかの選曲をユーザから入力部により受け付け、着信音記憶部42に記憶させる。着信音再生手段44が、接続された携帯電話端末2における着信を検出すると、着信音検索手段43は、その携帯電話端末2から着信した相手の電話番号を受け取り、その電話番号に対応する着信音を着信音記憶部42から検索し、着信音再生手段43が、その音源を該当する記憶手段から読み出して再生する。
特許請求の範囲
【請求項1】
録音された音源を再生する車載機器において、
音源を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に録音されているどの音源を着信音とするかの選曲を受け付けて所定の着信音記憶部に記憶させる選曲受付手段と、
接続された携帯電話端末における着信を検出しその着信音として、前記着信音記憶部に記憶されている前記音源を前記記憶手段から読み出して再生する着信音再生手段と、
を備えたことを特徴とする車載機器。
【請求項2】
前記記憶手段は、機器に内蔵され又は外部に固定的もしくは着脱自在に接続されたことを特徴とする請求項1記載の車載機器。
【請求項3】
前記着信音再生手段が着信音を再生している間、接続された前記携帯電話端末のスピーカから再生される着信音について、ミュート又は音量低減の制御を行う端末音量抑制手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の車載機器。
【請求項4】
相手の電話番号ごとに着信音の選曲を受け付けて所定の着信音記憶部に記憶させる番号別選曲受付手段と、
接続された携帯電話端末から着信した相手の電話番号を受け取り、その電話番号に対応する着信音を前記着信音記憶部から検索する着信音検索手段と、
を備え、
前記着信音再生手段は、前記検索手段が検索した着信音を再生することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車載機器。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項に記載の車載機器を有するナビゲーション装置において、
地図データを記憶する地図記憶手段と、
自車位置を検出する自車位置検出手段と、
前記自車位置検出手段で検出した自車位置と、前記地図記憶手段に記憶されている前記地図データと、に基いて誘導経路の計算及び誘導案内を行うナビゲーション手段と、
前記自車位置が前記誘導経路における所定範囲に位置している間、前記着信音再生手段が前記着信音を再生することを抑止する抑止手段と、
を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項6】
前記所定範囲は、前記誘導経路における合流点、交差点並びに分岐点から所定距離内であることを特徴とする請求項5記載のナビゲーション装置。
【請求項7】
請求項1から4のいずれか一項に記載の車載機器を有するナビゲーション装置において、
道路種別及びランドマークを含む地図データを記憶する地図記憶手段と、
自車位置を検出する自車位置検出手段と、
現在時刻、走行速度、又は周囲の明るさの少なくともいずれかを含む周囲の情報を取得する情報取得手段と、
前記地図記憶手段に記憶されている前記地図データと、前記自車位置検出手段で検出した自車位置と、前記情報取得手段で取得する周囲の情報と、に基いて、車両の走行場所、走行状態、周囲の状態に応じて前記着信音再生手段の再生する着信音の種類又はテンポを変化させる変化手段と、
を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項8】
音源を記憶する記憶手段を備え、録音された音源を再生する車載機器の制御方法において、
前記記憶手段に録音されているどの音源を着信音とするかの選曲を受け付けて所定の着信音記憶部に記憶させる選曲受付処理と、
接続された携帯電話端末における着信を検出しその着信音として、前記着信音記憶部に記憶されている前記音源を前記記憶手段から読み出して再生する着信音再生処理と、
を含むことを特徴とする車載機器の制御方法。
【請求項9】
前記記憶手段として、機器に内蔵され又は外部に固定的もしくは着脱自在に接続された記憶手段を用いることを特徴とする請求項8記載の車載機器の制御方法。
【請求項10】
前記着信音再生処理により着信音を再生している間、接続された前記携帯電話端末のスピーカから再生される着信音について、ミュート又は音量低減の制御を行う端末音量抑制処理を含むことを特徴とする請求項8又は9記載の車載機器の制御方法。
【請求項11】
相手の電話番号ごとに着信音の選曲を受け付けて所定の着信音記憶部に記憶させる番号別選曲受付処理と、
接続された携帯電話端末から着信した相手の電話番号を受け取り、その電話番号に対応する着信音を前記着信音記憶部から検索する着信音検索処理と、
を含み、
前記着信音再生処理においては、前記検索手段が検索した着信音を再生することを特徴とする請求項8から10のいずれか一項に記載の車載機器の制御方法。
【請求項12】
請求項8から11のいずれか一項に記載の車載機器の制御方法を含むナビゲーション装置の制御方法において、
地図データを所定の地図記憶手段に記憶させ、
自車位置を検出する自車位置検出処理と、
前記自車位置検出処理で検出した自車位置と、前記地図記憶手段に記憶されている前記地図データと、に基いて誘導経路の計算及び誘導案内を行うナビゲーション処理と、
前記自車位置が前記誘導経路における所定範囲に位置している間、前記着信音再生手段が前記着信音を再生することを抑止する抑止処理と、
を含むことを特徴とするナビゲーション装置の制御方法。
【請求項13】
前記所定範囲は、前記誘導経路における合流点、交差点並びに分岐点から所定距離内であることを特徴とする請求項12記載のナビゲーション装置の制御方法。
【請求項14】
請求項8から11のいずれか一項に記載の車載機器の制御方法を含むナビゲーション装置の制御方法において、
道路種別及びランドマークを含む地図データを所定の地図記憶手段に記憶させ、
自車位置を検出する自車位置検出処理と、
現在時刻、走行速度、又は周囲の明るさの少なくともいずれかを含む周囲の情報を取得する情報取得処理と、
前記地図記憶手段に記憶されている前記地図データと、前記自車位置検出処理で検出した自車位置と、前記情報取得処理で取得する周囲の情報と、に基いて、車両の走行場所、走行状態、周囲の状態に応じて前記着信音再生処理により再生する着信音の種類又はテンポを変化させる変化処理と、
を含むことを特徴とするナビゲーション装置の制御方法。
【請求項15】
音源を記憶する記憶手段を備え、録音された音源を再生する車載機器の制御プログラムにおいて、
その制御プログラムはコンピュータの演算制御部を制御することにより、
前記記憶手段に録音されているどの音源を着信音とするかの選曲を受け付けて所定の着信音記憶部に記憶させ、
接続された携帯電話端末における着信を検出しその着信音として、前記着信音記憶部に記憶されている前記音源を前記記憶手段から読み出して再生させる、
ことを特徴とする車載機器の制御プログラム。
【請求項16】
前記記憶手段として、機器に内蔵され又は外部に固定的もしくは着脱自在に接続された記憶手段を用いることを特徴とする請求項15記載の車載機器の制御プログラム。
【請求項17】
前記演算制御部を制御することにより、
前記着信音を再生している間、接続された前記携帯電話端末のスピーカから再生される着信音について、ミュート又は音量低減の制御を行わせることを特徴とする請求項15又は16記載の車載機器の制御プログラム。
【請求項18】
前記演算制御部を制御することにより、
相手の電話番号ごとに着信音の選曲を受け付けさせて所定の着信音記憶部に記憶させ、
接続された携帯電話端末から着信した相手の電話番号を受け取らせ、その電話番号に対応する着信音を前記着信音記憶部から検索させ、
このように検索した着信音を再生させる
ことを特徴とする請求項15から17のいずれか一項に記載の車載機器の制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カーオーディオシステムなど車載機器にかかわる技術の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、情報処理や通信技術の普及発達、高集積技術などによる機器小型化の進展に伴い、ナビゲーション装置など各種の車載機器や、携帯電話端末の発展多様化も著しく、録音再生等のオーディオ機能を備えた車載機器に、携帯電話端末を接続して用いる場合が増えている。
【特許文献1】特開2000−332859
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、車載機器と携帯電話端末とを接続する場合でも、両者の連携技術としては、従来では、ハンズフリーホン機能として、携帯電話の受話音声を車載スピーカから再生したり、車載機器のマイクで拾った送話音声を携帯電話へ入力する程度であり、着信音は、携帯電話端末内に記憶されている着信音しか選曲できず、選択の余地が不十分であった。
【0004】
電話機において、外部から入力された音源を記憶しておいて着信音に用いる提案は存在したが(特許文献1参照)、上記のような課題に対応したものではなかった。
【0005】
本発明は、上記のような従来技術の課題を解決するもので、その目的は、オーディオ機能を持つ車載機器に携帯電話端末を接続した場合、車載機器に内蔵のHDDやメモリーIC、外部接続されたメモリーカードやミュージックプレーヤーなどの記憶手段に録音されている音源を、接続された携帯電話の着信時に着信音として再生することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するため、本発明の一態様は、録音された音源を再生する車載機器において、音源を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に録音されているどの音源を着信音とするかの選曲を受け付けて所定の着信音記憶部に記憶させる選曲受付手段と、接続された携帯電話端末における着信を検出しその着信音として、前記着信音記憶部に記憶されている前記音源を前記記憶手段から読み出して再生する着信音再生手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
このように、オーディオ機能を持つ車載機器の記憶手段内の音源につき着信音として選曲を受け付けることにより、ユーザーが好きな曲や音楽や音を携帯電話の着信時として利用可能となる。
【0008】
本発明の他の態様は、上記態様において、前記記憶手段は、機器に内蔵され又は外部に固定的もしくは着脱自在に接続されたことを特徴とする。
【0009】
このように、内蔵され又は外部に固定的もしくは着脱自在に接続された記憶手段を用いることにより、選択の自由度が増大する。
【0010】
本発明の他の態様は、上記態様のいずれかにおいて、前記着信音再生手段が着信音を再生している間、接続された前記携帯電話端末のスピーカから再生される着信音について、ミュート又は音量低減の制御を行う端末音量抑制手段を備えたことを特徴とする。
【0011】
このように、車載機器の着信音を鳴らすときは携帯電話端末の着信音量については、リモコンコマンド送信などにより消音又は低減することにより、ユーザが携帯電話端末で行う消音等の切替操作が不要となる。
【0012】
本発明の他の態様は、上記態様のいずれかにおいて、相手の電話番号ごとに着信音の選曲を受け付けて所定の着信音記憶部に記憶させる番号別選曲受付手段と、接続された携帯電話端末から着信した相手の電話番号を受け取り、その電話番号に対応する着信音を前記着信音記憶部から検索する着信音検索手段と、を備え、前記着信音再生手段は、前記検索手段が検索した着信音を再生することを特徴とする。
【0013】
このように、相手の電話番号別に所望の着信音を設定可能とすることにより、ユーザーは携帯電話や車載機器の着信表示を見なくても着信先を判断でき、利便性が改善される。
【0014】
本発明の他の態様は、上記態様の車載機器のいずれかを有するナビゲーション装置において、地図データを記憶する地図記憶手段と、自車位置を検出する自車位置検出手段と、前記自車位置検出手段で検出した自車位置と、前記地図記憶手段に記憶されている前記地図データと、に基いて誘導経路の計算及び誘導案内を行うナビゲーション手段と、前記自車位置が前記誘導経路における所定範囲に位置している間、前記着信音再生手段が前記着信音を再生することを抑止する抑止手段と、を備えたことを特徴とする。
【0015】
本発明の他の態様は、上記態様において、前記所定範囲は、前記誘導経路における合流点、交差点並びに分岐点から所定距離内であることを特徴とする請求項10記載のナビゲーション装置。
【0016】
このように、合流点、交差点、分岐点などから所定距離内では着信音の再生を抑止することにより、「○○メートル先、右方向です」のような場所ごとの案内出力や、周囲の交通に集中して注意を払うことが可能となり、運転の安全が向上する。
【0017】
本発明の他の態様は、上記態様の車載機器のいずれかを有するナビゲーション装置において、道路種別及びランドマークを含む地図データを記憶する地図記憶手段と、自車位置を検出する自車位置検出手段と、現在時刻、走行速度、又は周囲の明るさの少なくともいずれかを含む周囲の情報を取得する情報取得手段と、前記地図記憶手段に記憶されている前記地図データと、前記自車位置検出手段で検出した自車位置と、前記情報取得手段で取得する周囲の情報と、に基いて、車両の走行場所、走行状態、周囲の状態に応じて前記着信音再生手段の再生する着信音の種類又はテンポを変化させる変化手段と、を備えたことを特徴とする。
【0018】
このように、海や山、昼や夜など、走行の場所や状態に応じて、着信音や再生テンポを変化させることにより、状況に適した快適な動作が実現できる。
【0019】
以上各態様については、方法及びプログラムについても同様である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
次に、本発明を実施するための最良の実施形態について、図面に沿って説明する。
【0021】
〔1.構成〕
本実施形態は、車載機器(その制御方法、制御プログラム)に関するもので、図1は、本発明の車載機器1に、携帯電話端末2を接続した場合について、着信音の選曲に関わる要素を示したブロック構成図である。この図において、車載機器1は、携帯電話端末を接続することが可能で、録音された音源を再生する例えばカーオーディオ一体型のナビゲーション装置などである。
【0022】
また、携帯電話端末2は、車載機器1とシリアル通信やUSBやBluetoothなどで接続される。モデム3は、携帯電話端末2と接続されてデータ通信及び音声の入出力を行う部分である。また、本実施形態では以下のように分類できる各要素を用いる。
【0023】
〔1−1.処理回路系〕
CPU4は、モデム3、DSP−A5を制御し、携帯電話端末2に着信した場合に相手の電話番号を判別して着信音を選曲するなどの処理を行う演算制御部である。DSP−A5は、HDD7、メモリーIC8、メモリーカード9、ADC(A/Dコンバータ)23から音声データを入力してDAC13に着信音の音声データを出力するデジタルシグナルプロセッサである。
【0024】
〔1−2.記憶手段関係〕
HDD7は、DSP−A5の録音再生機能によって録音された音声データを保存する内蔵の記憶手段で、メモリーIC8は、DSP−A5の録音再生機能によって録音された音声データを保存する内蔵の記憶手段である。また、メモリーカード9は、ユーザーが音声データを書き込んだ外部接続の記憶手段であり、カードコネクタ10は、ユーザーが音声データを書き込んだメモリーカード9を挿入して、車載機器1に内蔵されたDSP−A5と接続する部材である。
【0025】
また、ミュージックプレーヤー11は、ユーザーが音声データを書き込んだ外部接続の記憶手段となる音楽再生機器であり、典型的には、携帯型で、例えばフラッシュメモリやHDDを用いて、イヤホンやヘッドホンに音響を提供するものである。外部インタフェース12は、そのようなミュージックプレーヤー11をDSP−A5に接続するためのインターフェース回路である。外部接続の記憶手段は、固定式でも着脱式でもよい。
【0026】
〔1−3.音響系〕
DAC13は、DSP−A5から出力された音声データをアナログ音声信号に変換して出力するD/Aコンバータである。AMP(アンプ)14は、DAC13から出力されたアナログ音声信号をスピーカ15に出力する増幅回路である。スピーカ15は、AMP14から出力された音声信号を再生するもので、例えば車載スピーカセットなどである。
【0027】
〔1−4.その他〕
また、CPU4は、図1に例示した記憶手段及び他の図示しないレジスタなどの記憶手段を用いながら、制御プログラムにより、各手段41〜45を実現する。これら各手段41〜45は、後述するような機能作用を実現実行する処理手段である。また、車載機器1も携帯電話端末2も、ボタン等の入力部や、液晶表示パネルなどの表示部を備える。
【0028】
〔2.作用〕
上記のように構成された本実施形態は、以下のように働く。
〔2−1.着信音の設定〕
まず、着信音の設定として、番号別選曲受付手段41が相手の電話番号ごとに、いずれかの前記記憶手段(7,8,9又は11)に録音されている楽曲や音声やその他の音などの音源のうち、どの音源を着信音とするかの選曲をユーザから入力部により受け付け、所定の着信音記憶部42に記憶させる(選曲受付処理)。
【0029】
ここで、本実施形態における着信音設定の動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。すなわち、車載機器1の画面において、電話番号別に着信音を設定するかの選択メニューを表示し、電話番号別の設定をユーザが操作で選択すると(ステップSl)、HDD7やメモリーIC8に保存されている電話番号リストを前記画面上に表示し(ステップS2)、このなかに着信音を設定したい電話番号があれば(ステップS3)ユーザーはその電話番号を選択し(ステップS4)、無ければ、指示操作に応じたテンキー表示などにより、ユーザーが着信音を設定したい電話番号を入力する(ステップS5)。
【0030】
続いて行う着信音の選択は、上記のように個別の電話番号別の設定や入力をした場合はその電話番号が対象となり、していない場合は(ステップS1)全ての電話番号か、又は個別に着信音を選択していない電話番号が対象となる。
【0031】
着信音の選択に際しては、まず、ユーザがメニュー表示等において、車載機器1に内蔵されたHDD7やメモリーIC8、外部接続されたメモリーカード9やミュージックプレーヤー11のなかから、使いたい着信音を格納している記録媒体を選択する(ステップS6)。
【0032】
続いて、このように選択した記録媒体に録音されている音声データについてファイル名や曲名などのリストを表示し(ステップS7)、そのリストから着信音にする音声データをユーザが選択する(ステップS8)。さらに、車載機器1の画面上に選曲を終了するか確認するメニューを表示し、ユーザーが選曲を終了しないことを選択した場合には再度、ステップS2からの処理を繰り返すが、ユーザーが選曲を終了することを選択した場合には着信音設定の動作を終了する(ステップS9)。
【0033】
〔2−2.着信音の再生〕
そして、着信音再生手段44が、接続された携帯電話端末2における着信を検出すると、着信音検索手段43は、その携帯電話端末2から着信した相手の電話番号を受け取り、その電話番号に対応する着信音を着信音記憶部42から検索し(着信音検索処理)、着信音再生手段44が、その音源を該当する記憶手段(7,8,9又は11)から読み出して再生する(着信音再生処理)。
【0034】
ここで、本実施形態における着信音再生の動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。すなわち、携帯電話端末2に着信があると直ちにその事をモデム3による携帯電話端末2とのデータ通信によってCPU4が判断し(ステップS10)、CPU4は、電話番号別に着信音が設定されているか判別する(ステップS11)。
【0035】
この判別の結果、電話番号別に着信音が設定されている場合は(ステップS11)、着信した相手の電話番号をモデム3による携帯電話端末2とのデータ通信によってCPU4が取得する(ステップS12)。
【0036】
続いて、設定された着信音を再生するが(ステップS13)、再生する着信音は、電話番号別に着信音が設定されていて(ステップS11)電話番号が上記のように取得済(ステップS12)であれば、その電話番号に対応して設定されている着信音であるが、それ以外の場合は、電話番号を特定せずに設定されている着信音である。
【0037】
着信音の再生中は、CPU4の端末音量抑制手段45が、接続された携帯電話端末2のスピーカから再生される着信音については、送信などによりミュート(消音)したり音量を下げるなどの制御を行う(端末音量抑制処理)。これと並行して、着信音再生手段44が、DSP−A5を制御し、上記のように取得した電話番号に対応する着信音又は電話番号を特定せず設定されている着信音について、記録媒体であるHDD7、メモリーIC8、メモリーカード9又はミュージックプレーヤー11から、録音されている音声データとして読み出すことにより再生する(ステップS13)。
【0038】
その後、ユーザーが車載機器1の画面上に表示された受話キーを選択するなどの操作により受話したことをCPU4が判断し、受話された場合には着信音の再生を停止するが(ステップS14)、受話されていない場合には継続して着信音の再生を行う(ステップS15)。
【0039】
〔3.効果〕
以上のように、本実施形態では、オーディオ機能を持つ車載機器の記憶手段内の音源につき着信音として選曲を受け付けることにより、ユーザーが好きな曲や音楽や音を携帯電話の着信時として利用可能となる。特に、内蔵され又は外部に固定的もしくは着脱自在に接続された記憶手段を用いることにより、選択の自由度が増大する。
【0040】
また、本実施形態では、車載機器の着信音を鳴らすときは携帯電話端末の着信音量については、リモコンコマンド送信などにより消音又は低減することにより、ユーザが携帯電話端末で行う消音等の切替操作が不要となる。
【0041】
特に、本実施形態では、相手の電話番号別に所望の着信音を設定可能とすることにより、ユーザーは携帯電話や車載機器の着信表示を見なくても着信先を判断でき、利便性が改善される。
【0042】
〔4.他の実施形態〕
なお、本発明は、上記実施形態には限定されず、以下に例示するもの及びそ以外を含む他の実施形態も包含するものである。例えば、図4に示すように、録音再生機能におけるDSP−A5の役割は、CPUに内蔵のDSP(DSP−B6)に代替させることもできる。
【0043】
また、運転手が集中力を要する場面では、上記のような着信音が鳴ることを抑止する例が考えられる。この場合、上記実施形態の車載装置の構成に加え、地図データを記憶する地図記憶手段と、自車位置を検出する自車位置検出手段と、前記自車位置検出手段で検出した自車位置と、前記地図記憶手段に記憶されている前記地図データと、に基いて誘導経路の計算及び誘導案内を行うナビゲーション手段と、前記自車位置が前記誘導経路における所定範囲に位置している間、前記再生制御手段が前記着信音を再生することを抑止する抑止手段と、を備える。望ましくは、前記所定範囲は、前記誘導経路における合流点、交差点並びに分岐点から所定距離内とする。
【0044】
このように、合流点、交差点、分岐点などから所定距離内(例えば、300メートル前から50メートル後まで)では着信音の再生を抑止することにより、「○○メートル先、右方向です」のような場所ごとの案内出力や、周囲の交通に集中して注意を払うことが可能となり、運転の安全が向上する。
【0045】
また、状況に応じて着信音を変化させる例も考えられる。この場合のナビゲーション装置は、上記実施形態の車載装置の構成に加え、道路種別及びランドマークを含む地図データを記憶する地図記憶手段と、自車位置を検出する自車位置検出手段と、現在時刻、走行速度、又は周囲の明るさの少なくともいずれかを含む周囲の情報を取得する情報取得手段と、前記地図記憶手段に記憶されている前記地図データと、前記自車位置検出手段で検出した自車位置と、前記情報取得手段で取得する周囲の情報と、に基いて、車両の走行場所(海か山かなど)、走行状態(渋滞中か否かなど)、周囲の状態(昼か夜かなど)に応じて前記着信音再生手段の再生する着信音の種類又はテンポを変化させる変化手段と、を備える。
【0046】
このように、海や山、昼や夜など、走行の場所や状態に応じて、着信音や再生テンポを変化させることにより、状況に適した快適な動作が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の実施形態における着信音設定の動作を示すフローチャート。
【図3】本発明の実施形態における着信音再生の動作を示すフローチャート。
【図4】発明の実施形態における他の構成例を示す機能ブロック図。
【符号の説明】
【0048】
1…車載機器
2…携帯電話端末
3…モデム
4…CPU
5…DSP−A
6…DSP−B
7…HDD
8…メモリーIC
9…メモリーカード
10…カードコネクタ
11…ミュージックプレーヤー
12…外部インタフェース
13…DAC
14…AMP
15…スピーカ
23…ADC
41…番号別選曲受付手段
42…着信音記憶部
43…着信音検索手段
44…着信音再生手段
45…端末音量抑制手段
S〜…手順のステップ




 

 


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