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発明の名称 放送受信装置、放送受信装置の制御方法および制御プログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−150937(P2007−150937A)
公開日 平成19年6月14日(2007.6.14)
出願番号 特願2005−344968(P2005−344968)
出願日 平成17年11月30日(2005.11.30)
代理人 【識別番号】100091823
【弁理士】
【氏名又は名称】櫛渕 昌之
発明者 庄司 賢一
要約 課題
選局時に表示部に表示されるチャンネル番号の視認性を高め、操作性を向上することが可能な放送受信装置を提供する。

解決手段
放送受信装置100に、チャンネル番号を表示する表示部6と、所定のタイミング毎にチャンネル番号をn1ずつ増加させて表示させるように制御するとともに(但し、n1は、0,±1以外の整数)、次に表示させるべきチャンネル番号に放送が割り当てられていない場合には、そのチャンネル番号の表示を行わせないように制御する制御部4と、を備えさせる。
特許請求の範囲
【請求項1】
チャンネル番号を表示する表示部と、
前記表示部に、所定のタイミング毎にチャンネル番号をn1ずつ増加させて表示させるように制御するとともに(但し、n1は、0,±1以外の整数)、次に表示させるべきチャンネル番号に放送が割り当てられていない場合には、そのチャンネル番号の表示を行わせないように前記表示部を制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする放送受信装置。
【請求項2】
チャンネル番号を表示する表示部と、
前記表示部に、所定のタイミング毎にチャンネル番号の下m桁目の番号をn2ずつ増加させて下(m−1)桁目よりも上位の桁の番号を表示させ(但し、mは2以上の整数、n2は0、±1以外の整数)、下m桁目よりも下位の桁の番号は表示させないように制御するとともに、次に表示させるべきチャンネル番号の下(m−1)桁目よりも上位の桁の番号が等しいチャンネル番号のいずれにも放送が割り当てられていない場合には、そのチャンネル番号の表示を行わせないように前記表示部を制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする放送受信装置。
【請求項3】
請求項2記載の放送受信装置において、
前記制御部は、チャンネル番号の下m桁目よりも下位の桁の番号を所定の記号で表示させるように制御することを特徴とする放送受信装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか一項に記載の放送受信装置において、
所定のチャンネル番号に放送が割り当てられているか否かを示す情報が記憶される記憶部を備え、
前記制御部は前記記憶部に記憶された情報に基づいて前記所定のチャンネル番号に放送が割り当てられているか否かを判定することを特徴とする放送受信装置。
【請求項5】
請求項1〜3のいずれか一項に記載の放送受信装置において、
前記制御部は、受信する放送電波に含まれる情報に基づいて所定のチャンネル番号に放送が割り当てられているか否かを判定することを特徴とする放送受信装置。
【請求項6】
チャンネル番号を表示する表示部を備えた放送受信装置の制御方法において、
所定のタイミング毎にチャンネル番号をn1ずつ増加させて表示させる表示過程と(但し、n1は、0,±1以外の整数)、
次に表示させるべきチャンネル番号に放送が割り当てられているか否かを判定する過程と、
次に表示させるべきチャンネル番号に放送が割り当てられていない場合には、前記表示過程をスキップする過程と、
を備えたことを特徴とする放送受信装置の制御方法。
【請求項7】
チャンネル番号を表示する表示部を備えた放送受信装置の制御方法において、
所定のタイミング毎に下m桁目の番号をn2ずつ増加させて下(m−1)桁目よりも上位の桁の番号を表示するとともに、チャンネル番号の下m桁目よりも下位の桁の番号は表示しないようにする表示過程と(但し、mは2以上の整数、n2は0、±1以外の整数)、
次に表示すべき下(m−1)桁目よりも上位の桁の番号が等しい個々のチャンネル番号について放送が割り当てられているか否かを判定する過程と、
次に表示すべき下(m−1)桁目よりも上位の桁の番号に含まれるいずれのチャンネル番号にも放送が割り当てられていない場合には、前記表示過程をスキップする過程と、
を備えたことを特徴とする放送受信装置の制御方法。
【請求項8】
チャンネル番号を表示する表示部を備えた放送受信装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
前記表示部に所定のタイミング毎にチャンネル番号をn1ずつ増加させて表示させる(但し、n1は、0,±1以外の整数)際に、次に表示させるべきチャンネル番号に放送が割り当てられていない場合には、前記表示部にはそのチャンネル番号の表示を行わせない、
ことを特徴とする制御プログラム。
【請求項9】
チャンネル番号を表示する表示部を備えた放送受信装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
前記表示部に所定のタイミング毎にチャンネル番号の下m桁目の番号をn2ずつ増加させて下(m−1)桁目よりも上位の桁の番号を表示させ、下m桁目よりも下位の桁の番号は表示させないようにする際に(但し、mは2以上の整数、n2は0、±1以外の整数)、
次に表示させるべきチャンネル番号の下(m−1)桁目よりも上位の桁の番号が等しいチャンネル番号のいずれにも放送が割り当てられていない場合には、前記表示部にはそのチャンネル番号の表示を行わせない、
ことを特徴とする制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、放送受信装置、放送受信装置の制御方法および制御プログラムにかかり、特に多チャンネル放送を受信する放送受信装置、放送受信装置の制御方法および制御プログラムに係る。
【背景技術】
【0002】
近年、デジタルラジオ放送や衛星デジタル放送を受信する放送受信装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。衛星からのデジタル放送では150チャンネル以上の番組を提供するサービスも行われており、約250チャンネルもの多チャンネル放送も可能となっている。多チャンネルの放送が提供される中、所望のチャンネルを高速に選局するために、表示部に選局させるためのチャンネル番号を早送りさせながら順次表示させるようにした放送受信装置が知られている。
【0003】
上記のような放送受信装置では、操作部等を介してチャンネル番号の早送りが指示されると、所定のタイミング毎にチャンネル番号が「1」ずつ増加され、または減少されながら順次表示される。そして、ユーザが表示部に表示されるチャンネル番号が所望の番号に達した時点で操作部等によりチャンネル番号の早送り操作の解除を指示すると、その際に表示されているチャンネル番号を選局することができるようになっている。
【0004】
また、選局できるチャンネル数が多くなればなるほど、選局を高速に行うために表示部に表示させるチャンネル番号の切り替えも視認できる範囲において高速に行われるようになっている。例えば、チャンネル番号を0.1秒毎に「1」ずつ増加させ、または減少させながら表示させることなどが行われている。
【特許文献1】特開2002−354285号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、表示されるチャンネル番号が高速に遷移すると、ユーザは所望のチャンネル番号を選択するために表示部を凝視する必要が生じる。例えば、車載される放送受信装置等でこのような多チャンネルのラジオ放送の中から所望のチャンネル番号を選択するために、運転手が表示部等を凝視することは運転の妨げとなり得るため好ましくない。
【0006】
また、チャンネル番号として割り当て可能な数(例えば、255)よりも、実際に放送が割り当てられているチャンネル番号の数(例えば、約150)は少ない場合が多い。しかし、チャンネル番号を「1」ずつ遷移させながら表示を行うと、放送が割り当てられていないチャンネル番号も逐次表示されることになる。その上、早送り操作を解除した際に、放送を受信できないチャンネル番号を選択する可能性もある。選択したチャンネル番号に放送が割り当てられていない場合には、ユーザは再びチャンネル番号の表示を早送りさせて選局操作を行わなければならず、操作性を損なうという問題が生じていた。
【0007】
そこで、本発明の目的は、選局時に表示部に表示されるチャンネル番号の視認性を高め、操作性を向上することが可能な放送受信装置、放送受信装置の制御方法および制御プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、チャンネル番号を表示する表示部と、前記表示部に、所定のタイミング毎にチャンネル番号をn1ずつ増加させて表示させるように制御するとともに(但し、n1は、0,±1以外の整数)、次に表示させるべきチャンネル番号に放送が割り当てられていない場合には、そのチャンネル番号の表示を行わせないように前記表示部を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、所定のタイミング毎にチャンネル番号をn1ずつ増加させながら表示させるので、チャンネル番号を「1」ずつ増加させながら表示を切り替える場合に比して、視認性を損なわない程度のタイミングでチャンネル番号の表示を切り替えさせる。また、チャンネル番号の表示を行う際に、放送が割り当てられていないチャンネル番号の表示を行わないので、ユーザが選択できないチャンネル番号を表示させない。
【0009】
また、上記課題を解決するため、放送受信装置は、チャンネル番号を表示する表示部と、前記表示部に、所定のタイミング毎にチャンネル番号の下m桁目の番号をn2ずつ増加させて下(m−1)桁目よりも上位の桁の番号を表示させ(但し、mは2以上の整数、n2は0、±1以外の整数)、下m桁目よりも下位の桁の番号は表示させないように制御するとともに、次に表示させるべきチャンネル番号の下(m−1)桁目よりも上位の桁の番号が等しいチャンネル番号のいずれにも放送が割り当てられていない場合には、そのチャンネル番号の表示を行わせないように前記表示部を制御する制御部と、を備えるようにしてもよい。
上記構成によっても、所定のタイミング毎にチャンネル番号の下m桁目の番号をn2ずつ増加させて表示させるので、チャンネル番号を「1」ずつ増加させながら表示を切り替える場合に比して、視認性を損なわない程度のタイミングでチャンネル番号の表示を切り替えさせる。また、チャンネル番号の表示を行う際に、放送が割り当てられていないチャンネル番号の表示を行わないので、ユーザが選択できないチャンネル番号を表示させない。
【0010】
この場合において、前記制御部に、チャンネル番号の下m桁目よりも下位の桁の番号を所定の記号で表示させるように制御させてもよい。
【0011】
また、上記いずれかの構成の放送受信装置において、所定のチャンネル番号に放送が割り当てられているか否かを示す情報が記憶される記憶部を備えさせ、前記制御部に前記記憶部に記憶された情報に基づいて前記所定のチャンネル番号に放送が割り当てられているか否かを判定させるようにしてもよい。
または、前記制御部に、受信する放送電波に含まれる情報に基づいて所定のチャンネル番号に放送が割り当てられているか否かを判定させるようにしてもよい。
【0012】
また、上記課題を解決するため、チャンネル番号を表示する表示部を備えた放送受信装置の制御方法は、チャンネル番号を表示する表示部を備えた放送受信装置の制御方法において、所定のタイミング毎にチャンネル番号をn1ずつ増加させて表示させる表示過程と(但し、n1は、0,±1以外の整数)、次に表示させるべきチャンネル番号に放送が割り当てられているか否かを判定する過程と、次に表示させるべきチャンネル番号に放送が割り当てられていない場合には、前記表示過程をスキップする過程と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
また、上記課題を解決するため、チャンネル番号を表示する表示部を備えた放送受信装置の制御方法において、所定のタイミング毎に下m桁目の番号をn2ずつ増加させて下(m−1)桁目よりも上位の桁の番号を表示するとともに、チャンネル番号の下m桁目よりも下位の桁の番号は表示しないようにする表示過程と(但し、mは2以上の整数、n2は0、±1以外の整数)、次に表示すべき下(m−1)桁目よりも上位の桁の番号が等しい個々のチャンネル番号について放送が割り当てられているか否かを判定する過程と、次に表示すべき下(m−1)桁目よりも上位の桁の番号に含まれるいずれのチャンネル番号にも放送が割り当てられていない場合には、前記表示過程をスキップする過程と、を備えさせてもよい。
【0014】
また、上記課題を解決するため、チャンネル番号を表示する表示部を備えた放送受信装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、前記表示部に所定のタイミング毎にチャンネル番号をn1ずつ増加させて表示させる(但し、n1は、0,±1以外の整数)際に、次に表示させるべきチャンネル番号に放送が割り当てられていない場合には、前記表示部にはそのチャンネル番号の表示を行わせない、ことを特徴とする。
【0015】
また、上記課題を解決するため、チャンネル番号を表示する表示部を備えた放送受信装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、前記表示部に所定のタイミング毎にチャンネル番号の下m桁目の番号をn2ずつ増加させて下(m−1)桁目よりも上位の桁の番号を表示させ、下m桁目よりも下位の桁の番号は表示させないようにする際に(但し、mは2以上の整数、n2は0、±1以外の整数)、次に表示させるべきチャンネル番号の下(m−1)桁目よりも上位の桁の番号が等しいチャンネル番号のいずれにも放送が割り当てられていない場合には、前記表示部にはそのチャンネル番号の表示を行わせない、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、表示部に表示されるチャンネル番号の視認性が高まり、選局時の操作性が向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
次に、本発明の好適な実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態の放送受信装置の概要構成を示すブロック図である。
本実施の形態では、放送受信装置の一例として、放送衛星からラジオ電波を受信する衛星ラジオ受信装置であって、会員登録等を行った所定の要件を満たす者のみが放送電波を受信することのできるラジオ放送サービスにおいて使用される放送受信装置について説明する。
【0018】
図1に示す放送受信装置100は、図示しない人工衛星から放送電波(RF信号)を受信するアンテナ1と、アンテナ1を介して受信したRF信号をデジタル変調(ASK、FSK、PSK等)するデジタル変調部2と、デジタル変調されたRF信号に信号処理を施すデジタル信号処理部3と、放送受信装置100の動作を集中制御するマイコン4と、ユーザからの操作指示を受け付ける操作部5と、マイコン4から出力される指示信号に基づいて現在選択されているチャンネル番号や操作メニュー等に関する表示等の各種表示を行う表示部6と、デジタル信号処理部3において信号処理されたデジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換部7と、DA変換部7から出力されたアナログ信号およびマイコン4から出力された各種指令信号を他の機器等に出力するBUS回路8とを備えている。
【0019】
デジタル信号処理部3はデジタル変調部2から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換部31と、AD変換部31から入力される信号に含まれる所定の信号をデコードしてデータ整序、誤り訂正、再送要求等を行うトランスポートレイヤーデコード部32と、トランスポートレイヤーデコード部を介して入力される放送電波に含まれる所定の信号をデコードしてチャンネル割り当てに関する情報、サービスが現状どのような状態にあるか等の情報をデコードしてマイコン4に出力するサービスレイヤーデコード部33とを備えている。
【0020】
ここで、サービスが現状どのような状態にあるかに関する情報とは、例えば、放送受信装置100は所定の受信料等を納付して会員登録をしたもののみが所定の放送電波を受信することができるようなラジオサービスを想定した場合には、当該情報には当該ユーザが放送を受信できる者か否か、当該ユーザが受信することのできるチャンネル番号等が含まれる。
【0021】
マイコン4は、システムコントロール部41と、メモリ42と、BUS通信インターフェース部44とを備えている。
メモリ42は、例えば、当該放送受信装置100を集中制御するための制御プログラムや後述するチャンネル番号早送り処理を行わせるための制御プログラム等の各種プログラム等が記憶されている。また、メモリ42は上記サービスレイヤーデコード部33において取得されたチャンネル割り当てに関する情報に基づいて作成されるチャンネル割り当てテーブル43を保持している。
【0022】
チャンネル割り当てテーブル43は、後述するチャンネル番号表示の早送り処理を実行する際に、所定のチャンネル番号に放送が割り当てられているか否かを判定するべく用いられるものであり、各チャンネル番号毎について放送の割り当ての有無(全チャンネルの有効無効に関する情報)に関する情報を示すテーブルである。例えば、ラジオ放送サービスにおいて提供される全チャンネル番号が「001」〜「255」である場合、その個々のチャンネル番号についての放送の割り当ての有無またはユーザが視聴可能か否かについての情報が対応づけられて記憶されたものである。
このようなチャンネル割り当てテーブル43をメモリ42にあらかじめ保持させておくことにより、所定のチャンネル番号に放送が割り当てられているか否かを判定する際にチャンネル割り当てテーブル43を参照して行うことができ、サービスレイヤーデコード部33においてその都度チャンネル割り当てに関する情報を取得するよりも放送の割り当ての有無を早く判定することができる。
【0023】
BUS通信インターフェース部44は、BUS回路8を介して他のユニットと接続するための通信インターフェースである。
【0024】
操作部5は、受信する放送局(チャンネル)のチャンネル番号を増加させる方向に変更する操作ボタン(以下、「+ボタン」という)や、減少させる方向に変更する操作ボタン(以下、「−ボタン」という)等が設けられている。これらの操作ボタンを押下操作等することにより、ユーザは受信する放送局を選択できるようになっている。本実施の形態では、ユーザ等により、この「+ボタン」を1回所定の時間だけ短く押下されると、選択されるチャンネル番号が「1」増加され、「−ボタン」が1回押下されると、選択されるチャンネル番号が「1」減少される。また、「+ボタン」または「−ボタン」を上記所定の時間よりも長く押下し続けることにより、すなわち、いわゆる長押しをすることにより、後述するチャンネル番号表示の早送り処理を開始させることができる。
【0025】
表示部6は、例えば、液晶パネル等から構成されるもので、各種操作メニューに関する情報や現在受信している放送局のチャンネル番号や番組名等を表示するものである。また、受信した放送電波に、例えば、放送される音楽の曲名やアーティスト名等の情報が含まれている場合にはこれらの情報等も表示することができる。
【0026】
次に、図2を参照して、マイコン4の制御により放送受信装置100において実行されるチャンネル番号表示の早送り処理について説明する。この処理は、ユーザが受信する放送局を選択するために行われるもので、「+ボタン」が1回長押しされることにより自動的にチャンネル番号の十の桁の番号が「1」ずつ増加されたものが所定のタイミング(例えば、1秒)毎に順次表示される。そして、ユーザ等により操作部5を介して早送り処理の解除操作が行われると処理が終了し、チャンネル番号の表示が固定されるようにしたものである。
【0027】
図2に、チャンネル番号表示の早送り処理のフローチャートを示す。図2に示すように、チャンネル番号表示の早送り処理が開始されると、マイコン4は現在のチャンネル番号の十の桁の番号を「1」増加する(ステップS1)。このとき、十の桁の番号が「1」増加されることにより、ラジオ放送サービスにおいて提供される最大のチャンネル番号よりも大きくなる場合、すなわちマイコン4がチャンネル割り当てテーブル43を参照してそのようなチャンネル番号は当該ラジオ放送サービスには存在しないと判定した場合(ステップS2:N)、マイコン4は下一桁目よりも上位の桁(すなわち下二桁目と下三桁目)の番号をすべて「0」にする(ステップS3)。
【0028】
次にチャンネル番号の下一桁目よりも上位の桁の番号が等しい各チャンネル番号に対して放送が割り当てられているか否かが判定(ステップS4)される。放送の割り当てがある場合(ステップS4:Y)には、チャンネル番号の下一桁目よりも上位の桁の番号が表示部6に表示され、下一桁目の番号については表示されない(ステップS5)。このとき、下一桁目の番号の代わりに所定の記号(例えば、「―」等の記号)を表示し、下一桁目の番号が確定していないことを示してもよい。
【0029】
一方、下一桁目よりも上位の桁の番号が等しいチャンネル番号のいずれにも放送の割り当てがない場合(ステップS4:N)には、そのチャンネル番号の表示を行う過程(ステップS5)は行われず、再びステップS1〜S4に戻る。
【0030】
そして、チャンネル番号について下一桁目よりも上位の桁について番号の表示が行われた後、早送り処理が解除されるまで(ステップS6:Y)、ステップS1〜ステップS6の処理が繰り返し行われる。早送りが解除された場合には、ステップS5で表示された下一桁目よりも上位の桁の番号に加えて下一桁目の番号についてもチャンネル番号の表示が行われて(ステップS7)、処理が終了する。
【0031】
なお、処理終了時にマイコン4により表示部6に表示させられるチャンネル番号の下一桁目の番号は例えば下一桁目よりも上位の桁の番号が等しいチャンネル番号のうち放送が割り当てられている最も小さい数のチャンネル番号を表示するようにしてもよいし、最も大きい数のチャンネル番号を表示するようにしてもよい。例えば、「+ボタン」が長押しされることによりチャンネル番号を昇順に早送りしながら表示するように上記早送り処理が実行された際には、処理が解除された際に表示するチャンネル番号の下一桁目の番号が最も小さいものを表示させるようにすると操作性がよい。一方、後述するように「―ボタン」が長押しされることによりチャンネル番号を降順に早送りしながら表示する場合には、処理が解除された際に表示するチャンネル番号の下一桁目の数字が最も大きいものを表示させるようにすると操作性がよい。
【0032】
また、早送り処理の解除が指示されたタイミングに基づいて所定の番号を表示するようにしてもよい。なお、早送り処理が解除された後、ユーザは「+ボタン」または「−ボタン」を1回ずつ短く押下することにより、選択するチャンネル番号を更に詳細に選択することができる。
【0033】
また、チャンネル番号の表示を切り替えるタイミングは、特に限定されるものではないが、視認性に困難を生じない程度の時間間隔(例えば、1秒等)であることが望ましい。
【0034】
次に、図2に示すフローチャートに従って、表示部6に表示される表示内容の遷移状態の一例を図3および図4に示す。
【0035】
図3では、処理開始前に選択されていたチャンネル番号が「025」を想定した。この場合、表示部6にはチャンネル番号が「025」であることを示す表示(CH025)や、そのチャンネル番号の番組名を示す表示(CHAN:The Blend)などの表示が行われている(ステップS11)。
【0036】
チャンネル番号表示の早送り処理が開始されると、現在選択されているチャンネル番号は「025」なので、その十の桁の番号である「2」に「1」が加えられる(図2のステップS1参照)。次に、一の桁よりも上位の桁の番号が「03」である各チャンネル番号(「030」〜「039」)がこのラジオ放送サービスに存在するか否かがチャンネル割り当てテーブル43に基づいて判定される(図2のステップS2参照)。図3に示す場合、「030」〜「039」のチャンネル番号は存在するので(ステップS2:Y)、次にチャンネル割り当てテーブル43に基づいて「030」〜「039」の各チャンネル番号に対する放送の割り当ての有無がマイコン4により判定される(ステップS4参照)。図3の場合は放送が割り当てられたチャンネル番号が存在するので(ステップS4:Y)、表示部6にはチャンネル番号の一の桁よりも上位の桁の番号を示す「03」が表示される(図3のステップS12)。このとき、一の桁の番号については表示が行われず、代わりに「−」が表示される。
【0037】
同様にして、図3に示す場合では、一の桁よりも上位の桁の番号が「04」であるチャンネル番号(「040」〜「049」)、一の桁よりも上位の桁の番号が「050」であるチャンネル番号(「050」〜「059」)、一の桁よりも上位の桁の番号が「06」であるチャンネル番号(「060」〜「069」)のそれぞれについても少なくとも一つは放送が割り当てられたチャンネル番号が存在するので、所定のタイミング毎に表示部6の表示がマイコン4の制御により、「04−」、「05−」、「06−」の順に切り替えられる(ステップS13〜ステップS15)。
【0038】
そして、「06−」を表示している段階で、チャンネル番号表示の早送り処理が解除されると、表示部6には、「060」〜「069」までのチャンネル番号のうち、放送が割り当てられているチャンネル番号のうち最も小さい番号が表示される。図3には、チャンネル番号「060」に放送が割り当てられている場合を示した。
【0039】
一方、例えば、チャンネル番号「030」〜「039」のいずれのチャンネル番号にも放送が割り当てられていない場合に当該早送り処理により、表示部6に表示される表示内容の遷移状態の一例を図4に示す。
【0040】
チャンネル番号表示の早送り処理が開始される前に選択されていたチャンネル番号が「001」だった場合に早送り処理が開始された場合、表示部6にはチャンネル番号「001」が表示されている(ステップS21)。このとき、図4(ステップS21)に示すように、表示部6に早送り処理が開始されたことを示す表示(例えば、「Preview」)を行ってもよい。
【0041】
早送り処理が開始されると、図3に示した場合と同様に、マイコン4は、現在選択されているチャンネル番号「001」の十の桁の番号を順次「1」ずつ増加させながら一の桁よりも上位の桁の番号のみ変化させて「CH01−」、「CH02−」、・・・のように、所定のタイミング毎に表示部6に表示する(ステップS22、ステップS23)。
【0042】
ここで、「CH02−」の次に表示すべきチャンネル番号は「CH03−」であるが、上述の通り、「030」〜「039」の個々のチャンネル番号には放送が割り当てられていないので、マイコン4は表示部6に「CH03−」の表示を行わせずに、チャンネル番号の十の桁の番号を更に「1」増加させる(図2のステップS1)。そして、図4に示す場合、一の桁よりも上位の桁の番号が「04」のチャンネル番号(「040」〜「049」)のうち少なくとも一つには放送が割り当てられているので(ステップS4:Y)、マイコン4は表示部6に「CH04−」を表示させる(ステップS24)。
【0043】
そして、「CH05−」の表示を行っている段階(ステップS25)で、チャンネル番号表示の早送り処理が解除されると「050」〜「059」までのチャンネル番号のうち、放送が割り当てられているチャンネル番号のうち最も小さい番号が表示部6に表示される。
図4には、チャンネル番号「050」(番組名:「The Loft」)に放送が割り当てられている場合を示した。
【0044】
次に、操作部5に設けられた「−ボタン」が長押しされることによりチャンネル番号表示の早送り処理が開始された場合について説明する。この場合、図2に示すステップS1においてチャンネル番号の十の桁の番号が「1」ずつ減じられる点、ステップS3においてチャンネル番号の下一桁目よりも上位の桁の番号を、チャンネル割り当てテーブル43に存在するチャンネル番号のうち最大の番号に変化させる点、以外は図2に示すフローチャートと略同様の手順により行われる。
【0045】
図5に、チャンネル番号の十の桁の番号が「1」ずつ減じられながらチャンネル番号表示の早送り処理が行われた場合の表示部6における表示内容の遷移状態の一例を示す。なお、ステップS31では、現在選択されていたチャンネル番号が「025」であった場合の例を示した。
【0046】
チャンネル番号表示の早送り処理が開始されると、現在選択されているチャンネル番号「025」の十の桁の番号である「2」から「1」が減じられる。そして、マイコン4は一の桁よりも上位の桁の番号が「01」であるチャンネル番号(「019」〜「010」)についてチャンネル割り当てテーブル43を参照して放送の割り当ての有無を判定する(図2のステップS4参照)。図5に示す場合、放送が割り当てられたチャンネル番号が存在する(ステップS4;Y)ので、マイコン4は表示部6に一の桁よりも上位の桁の番号を表示させ一の桁については「−」を表示させる。すなわち、表示部6には「01−」が表示される(ステップS32)。
【0047】
同様にして、図4の場合、一の桁よりも上位の桁の番号が「00」であるチャンネル番号(「009」〜「001」)のうち少なくとも一つには放送が割り当てられているので、マイコン4は表示部6に「00−」を表示させる(ステップS33)。
【0048】
次に、十の桁の番号である「0」から「1」を減じたチャンネル番号はチャンネル割り当てテーブル43には存在しないことから、チャンネル番号の下一桁目よりも上位の桁の番号をチャンネル割り当てテーブル43に存在する最大の番号である「25」にする。そして、チャンネル割り当てテーブル43に存在する下一桁目よりも上位の桁の番号が「25」であるチャンネル番号(「250」〜「255」)に放送が割り当てられた番号が存在するか否かが判定される(図2のステップS4)。図5に示す場合は、放送が割り当てられた番号が存在するので、マイコン4により表示部6には、「25−」が表示される(ステップS34)。そして、同様の手順に従って、下一桁目よりも上位の桁の番号が「24」であるチャンネル番号の少なくとも一つに放送が割り当てられている場合、表示部6には「25−」の次に「24−」が表示される(ステップS35)。
【0049】
そして、「24−」を表示している段階で、チャンネル番号表示の早送り処理が解除されると「249」〜「240」までのチャンネル番号について、放送が割り当てられているチャンネル番号のうち、例えば、最も大きい番号を表示する(図5には、「240」(番組名:TraffIc)の場合を示した(ステップS36))。
【0050】
以上説明した実施の形態によれば、所定のタイミング毎にチャンネル番号の十の桁の番号を「1」ずつ増加させながら一の桁よりも上位の桁の番号を表示させ、一の桁の番号については表示を行わないので、チャンネル番号を「1」ずつ増加させながら表示を切り替える場合に比して、視認性を損なわない程度のタイミングでチャンネル番号の表示を切り替えることができる。
【0051】
また、選局操作のためにチャンネル番号を早送りさせて表示させる際に、放送が割り当てられていないチャンネル番号の表示を行わないので、ユーザが選択できないチャンネル番号が表示されず、選局時の操作性を向上することができる。
【0052】
さらに、本実施の形態では、十の桁の番号を「1」ずつ増加させながら、または減少させながら、チャンネル番号を「10」毎繰り上げながら、または繰り下げながら表示を行うので、所望のチャンネル番号を選択する際に、十の桁単位で探すことができ、操作性がよい。
【0053】
以上の説明においては、放送受信装置100は衛星放送からラジオ電波を受信する衛星ラジオ受信装置を例にあげて説明したが、本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、地上デジタルテレビ放送、衛星デジタルテレビ放送、VHFテレビ放送、UHFテレビ放送、衛星アナログテレビ放送、インターネットテレビ放送、地上デジタルラジオ放送、AM短波ラジオ放送、AM中波ラジオ放送、FMラジオ放送、衛星アナログラジオ放送、インターネットラジオ放送等を受信する放送受信装置に適用可能であり、特に多チャンネルの放送が提供される場合に、表示部等に選択させるチャンネル番号を高速に表示させる際に好適である。
【0054】
また、以上の説明においては、チャンネル番号表示の早送り処理実行時にチャンネル番号の下二桁目の番号を「1」ずつ増加させる例、または「−1」ずつ増加させる例について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ラジオ放送サービス等で提供されるチャンネル番号が「1000」以上である場合などは、チャンネル番号の下二桁目の番号を「2」ずつ増加させる構成であってもよいし、下三桁目の番号を「1」ずつ増加させる等でもよい。要は、下m桁目の番号をn2ずつ増加させて、下(m−1)桁目よりも上位の桁の番号を表示させて、下(m−1)桁目よりも下位の桁については表示を行わないようにするような構成であればよい(但し、mは2以上の整数、n2は0、±1以外の整数)。このような構成にすることにより、視認性に困難が生じない程度のタイミングでチャンネル番号の表示を切り替えることができる。
【0055】
さらに、上記構成とは別に、チャンネル番号を選択させる際の早送り処理等を実行させる際に、表示部6に表示さるチャンネル番号の下一桁目の番号を「5」ずつ増加させる等、二以上の所定の定数n1(但し、n1は0、±1以外の整数)ずつ増加させる構成とし、次に表示すべきチャンネル番号に放送が割り当てられていない場合にはそのチャンネル番号を表示部6に表示させない構成としてもよい。
【0056】
また、以上の説明においては、下一桁目(下m桁目よりも下位の桁)の番号を「−」で表示したが、本発明はこれに限定されるものではない。チャンネル番号表示の早送り処理の際に、表示を行わない桁の番号については、適宜、所望の記号を表示することができるし、表示自体を行わなくてもよい。
【0057】
また、以上の説明において、選局操作時にチャンネル番号表示を早送りする場合を例にあげて説明したが、選局操作時に限らず、チャンネル番号を順次表示させるような場合や、受信する周波数帯域を選択する際に周波数を順次表示させる場合に適用できるのは勿論である。
【0058】
また、以上の説明において、操作部5と表示部6はシステムコントロール部41と直接接続される構成としたが、操作部5と表示部6を放送受信装置100の外部ユニットとして構成し、BUS回路8を通じて放送受信装置100に接続される構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】実施の形態における放送受信装置の概要構成ブロック図である。
【図2】実施の形態の処理フローチャートである。
【図3】実施の形態において実行される処理により表示部に表示される表示内容の遷移状態の一例を示す図である。
【図4】実施の形態において実行される処理により表示部に表示される表示内容の遷移状態の他の例を示す図である。
【図5】実施の形態において実行される処理により表示部に表示される表示内容の遷移状態の更に他の例を示す図である。
【符号の説明】
【0060】
1 アンテナ
2 デジタル変調部
3 デジタル信号処理部
4 マイコン(制御部)
5 操作部
6 表示部
7 DA変換部
8 BUS回路
31 AD変換部
32 トランスポートレイヤーデコード部
33 サービスレイヤーデコード部
41 システムコントロール部
42 メモリ
43 チャンネル割り当てテーブル
44 BUS通信インターフェース部
100 放送受信装置




 

 


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