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発明の名称 車載用デジタルテレビ受信機及びその制御方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−97025(P2007−97025A)
公開日 平成19年4月12日(2007.4.12)
出願番号 特願2005−286182(P2005−286182)
出願日 平成17年9月30日(2005.9.30)
代理人 【識別番号】100081961
【弁理士】
【氏名又は名称】木内 光春
発明者 田中 友教
要約 課題
車載用デジタルテレビ(DTV)受信機及びその制御方法において、DTVにおけるEPGデータ取得を行う間、CDや地上アナログテレビなど他のソースに一時的に出力内容を切り替えておくことにより、無音状態など空白時間による不愉快を解消する。

解決手段
DTVマイコン35は、電子制御手段として、DTVの一又は二以上のチャンネルについてチャンネルスキャンによりEPGデータ取得を順次行う間、出力部(D,SP)の出力内容について、センタユニット1による放送又は音源への切替えを行う(電子制御処理)。
特許請求の範囲
【請求項1】
操作を受け付ける操作部と、DTVの各チャンネルを選局するDTV受信部と、他の種類の放送を選局し又は音源を再生する提供源と、音響又は映像の少なくとも一方を出力する出力部と、を備える車載用デジタルテレビ受信機において、
DTVの一又は二以上のチャンネルについてチャンネルスキャンによりEPGデータ取得を順次行うとともにその間、前記出力部の出力内容について前記提供源による放送又は音源への切替えを行う電子制御手段を備えることを特徴とする車載用デジタルテレビ受信機。
【請求項2】
前記電子制御手段は、前記EPGデータ取得の際に、前記切替えを行うか否かの選択操作を受け付ける選択手段を含むことを特徴とする請求項1記載の車載用デジタルテレビ受信機。
【請求項3】
操作を受け付ける操作部と、DTVの各チャンネルを選局するDTV受信部と、他の種類の放送を選局し又は音源を再生する提供源と、音響又は映像の少なくとも一方を出力する出力部と、を備える車載用デジタルテレビ受信機の制御方法において、
DTVの一又は二以上のチャンネルについてチャンネルスキャンによりEPGデータ取得を順次行うとともにその間、前記出力部の出力内容について前記提供源による放送又は音源への切替えを行う電子制御処理を含むことを特徴とする車載用デジタルテレビ受信機の制御方法。
【請求項4】
前記電子制御処理は、前記EPGデータ取得の際に、前記切替えを行うか否かの選択操作を受け付ける選択処理を含むことを特徴とする請求項3記載の車載用デジタルテレビ受信機の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載用デジタルテレビ(DTV)受信機及びその制御方法において、DTVにおけるEPGデータ取得を行う間、CDや地上アナログテレビなど他のソースに一時的に出力内容を切り替えておくことにより、無音状態など空白時間による不愉快を解消するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、電子技術の進歩に続く情報処理技術の発達にともない、ラジオ視聴やCDプレーヤなどの機能を持つカーオーディオシステムは、地図データなどの読出し用にCD−ROMドライブを用いていたカーナビゲーションシステムとの統合化が進むとともに、共用の表示画面でテレビ視聴も可能となり、AVN(オーディオ・ビジュアル・ナビゲーション)と称される時代が到来している。
【0003】
ときに、地上デジタルテレビジョン放送(本出願においてDTVと略称する)が新規に導入される時期にきている。DTVには各種の利点があるが、その一つとして、電子番組表(Electronic Program Guide。本出願において「EPG」と呼ぶ)を表示するためのEPGデータが、番組放送波から入手可能という利点がある。
【0004】
EPGは、配信されるEPGデータをもとに番組表を画面表示し、キーワードなどによる番組情報の検索や、カーソルなどによる視聴や録画の予約を行えるもので(例えば、特許文献1参照)、地上アナログテレビジョン放送では、地域ごとに予め定められたホスト局などと呼ばれるサーバが、テレビ放送波の余地などを通じ、原則的にその地域の全チャンネルのEPGデータを配信している。
【特許文献1】特開2004−336312号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、DTVでは、個々の受信チャンネルの放送波には、その受信局のぶんのEPGデータしか含まれず、他局のEPGデータは含まれない。このため、DTV受信機で他局についても最新内容のEPGを表示したり受信機内のEPGデータを更新するには、ユーザが選局を目的のチャンネルに切替えてはEPGデータを取得させる作業が必要で、煩雑であった。
【0006】
そのうえ、チューナーが一系統の場合、希望のテレビ番組を見ながらEPGデータの取得をすることは不可能であり、特に、受信可能な全てのチャンネルのEPGデータ取得には時間を要し、音声も映像も長時間途切れて不愉快という問題があった。
【0007】
一般的な家庭用などの受信機では、深夜など、ユーザが主電源スイッチを切っている待機状態の間にバックグラウンド処理などとして各局につき順次、EPGデータを取得しておくことも可能であるが、このような手法は、車載装置ではバッテリー上がりが懸念されるため事実上採用不可能であった。
【0008】
本発明は、上記のような従来技術の課題を解決するもので、その目的は、車載用デジタルテレビ(DTV)受信機及びその制御方法において、DTVにおけるEPGデータ取得を行う間、CDや地上アナログテレビなど他のソースに一時的に出力内容を切り替えておくことにより、無音状態など空白時間による不愉快を解消することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を、本発明は以下のように解決する。なお、方法においては「手段」→「処理」のように適宜読み替えるものとする。
【0010】
本発明の一態様では(請求項1,3)、操作を受け付ける操作部と、DTVの各チャンネルを選局するDTV受信部と、他の種類の放送を選局し又は音源を再生する提供源と、音響又は映像の少なくとも一方を出力する出力部と、を備える車載用デジタルテレビ受信機(その制御方法)において、DTVの一又は二以上のチャンネルについてチャンネルスキャンによりEPGデータ取得を順次行うとともにその間、前記出力部の出力内容について前記提供源による放送又は音源への切替えを行う電子制御手段を備えることを特徴とする。
【0011】
このように、DTV視聴中の操作などにより全チャンネルスキャンなどEPGデータ取得を行う間、自動的に、CDや地上アナログテレビなど他のソースに一時的に出力内容を切り替えておき、取得完了時にDTVへ復帰することにより、無音状態など空白時間による不愉快を効果的に解消できる。
【0012】
本発明の他の態様は(請求項2,4)、上記いずれかの態様において、前記電子制御手段は、前記EPGデータ取得の際に、前記切替えを行うか否かの選択操作を受け付ける選択手段を含むことを特徴とする。
【0013】
このように、EPGデータ取得の際、他ソースへの切替えをするか否か選択可能とすることにより、個別具体的なユーザや使用時ごとに、好みや状況などに応じ、柔軟な使い勝手をきめ細かく実現可能となる。
【発明の効果】
【0014】
以上のように、本発明によれば、車載用デジタルテレビ(DTV)受信機及びその制御方法において、DTVにおけるEPGデータ取得を行う間、CDや地上アナログテレビなど他のソースに一時的に出力内容を切り替えておくことにより、無音状態など空白時間による不愉快を解消することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以上を前提に、続いて、本発明を実施するための最良の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、背景技術や課題での説明と共通の前提事項は省略する。
【0016】
〔1.構成及び基本的作用効果〕
本実施形態は、図1の構成図に示すように、AVN(オーディオ・ビジュアル・ナビゲーション)センタユニット1をマスタ側、DTV受信機3をスレーブ側として、制御バスとそれによる通信で相互に接続した車載用デジタルテレビ受信機(全体を「システム」とも呼ぶ)であり、その制御方法としても把握可能である。
【0017】
センタユニット1とDTV受信機3が共用する部分としては、モニタ画面部D、スピーカSP、キー操作部Kがある。このうち、キー操作部Kは、操作を受け付ける操作部であり、キースイッチ類のほか、リモコンユニット、タッチパネルなどを適宜用いる。映像や音声の出力部が、モニタ画面部D(液晶表示パネルなど)とスピーカSP(車載スピーカなど)である。
【0018】
次に、センタユニット1は、CDを再生するオートチェンジャーなどのCD部11と、ATV(地上アナログテレビジョン放送)を受信するATV部12と、AVNマイコン15と、を備える。このうちAVNマイコン15が、いわゆるマスタマイコンで、具体的には、センタユニット1の各部を制御するほか、DTV受信機3を含むシステム全体について、各機能や、モードの切替えなどの判断や制御処理を行う。
【0019】
なお、出力部(D,SP)への出力内容を受信機「セットモード」や、単に「モード」と呼び、出力されている映像や音声のソースに応じ、DTVモード、CD出力モード、アナログテレビ出力モード、のように称する。
【0020】
また、DTV受信機3は、DTVの各チャンネルを選局するDTV受信部であり、このDTV受信機3との関係では、センタユニット1は、出力部(D,SP)への出力内容として、他の種類の放送を選局し又は音源を再生する提供源という位置付けとなる
【0021】
DTV受信機3は、図1に示す次の各ブロックを備える。すなわち、チューナーパック31はチャンネル選局を行う。OFDM部32は、OFDM(直交波周波数分割多重)信号をFFT(高速フーリエ変換)でデコードすることによりTS(トランスポートストリーム)信号を抽出する。MPEG部33は、前記TS信号をさらにデコードすることで、音声データ、画像データ、制御データ(番組構成情報、EPGデータなど)にし、音声と映像のデータについてはMPEGデコードを行う。これら各部を制御するのがDTVマイコン35である。
【0022】
また、このDTVマイコン35は、電子制御手段として、DTVの一又は二以上のチャンネルについてチャンネルスキャンによりEPGデータ取得を順次行うとともにその間、出力部(D,SP)の出力内容について、センタユニット1による放送又は音源への切替えを行う(電子制御処理)。このようなEPGデータの取得は、DTVの視聴中にキー操作部Kへの操作を受けて行う場合のほか、システム全体の電源投入時に行ってもよい。
【0023】
このように、DTV視聴中の操作などにより全チャンネルスキャンなどEPGデータ取得を行う間、自動的に、CDや地上アナログテレビなど他のソースに一時的に出力内容を切り替えておき、取得完了時にDTVへ復帰することにより、無音状態など空白時間による不愉快を効果的に解消できる。
【0024】
〔2.処理手順の例〕
上記に応じた処理手順の一例を図2に示す。すなわち、DTV視聴中のDTVモードにおいて、DTVマイコン3は、ユーザーからのチャンネルスキャン開始指示のキー操作を認識すると、AVNマイコン15に対し例えばセットモード管理機能に働きかけることにより、他モードへの切替えを要求する(ステップ1)。これにより、切替えに支障がなければ、センタユニット1側から、DTVモード→他モード(CD出力モードやアナログテレビ出力モード等)への切替えを行う(ステップ2)。
【0025】
切替え先のソースの種類は自由で、例えば、ATV(アナログテレビ)に切り替える場合、DTVと同一内容を同時並行で放送するサイマル放送であるので、同一番組に切り替えるようにしてもよい。また、CDや、地上波ラジオチューナー、サテライトラジオなどへ切り替える仕様も考えられる。
【0026】
切替えが正常に終了(ステップ2)した後は、センタユニット1側がアクティブ状態となる一方、DTV受信機3側は、システム全体の中では裏モード(バックグラウンド動作状態)になり、EPGデータ取得のため、チャンネルスキャンを開始する(ステップ3)。チャンネルスキャンでは、DTVマイコン35は、まずOFDM部32に周波数チャンネル変更を順次依頼し、有局(受信可能)であれば、MPEG部33経由で、放送波中からEPGデータを取得する、という一連の処理を、全チャンネル繰り返し、DTV受信機3内に記憶されたEPGデータベース34を更新する(ステップ4)。
【0027】
全チャンネルスキャンを実施し、EPGデータを取得した後、本来のDTVモードに戻すため、DTVマイコン35は、AVNマイコン15に対し、例えばセットモード管理機能に働きかけることにより、他モードからDTVモードへのリターン(復帰)への切替え指示を要求する。
【0028】
これは、AVNマイコン15が全体の制御側(マスタ側)であることから、スレーブ側であるDTV受信機3がアクティブ状態に復帰するために、マスタ側からの処理や指示を要するからである。そして、要求に対し特に支障がなければAVNマイコン15から発行される切替え指示を受けて、DTV受信機3側がアクティブであるDTVモードに復帰する。
【0029】
以上のように、DTV視聴中の操作などにより全チャンネルスキャンなどEPGデータ取得を行う間、自動的に、CDや地上アナログテレビなど他のソースに一時的に出力内容を切り替えておき、取得完了時にDTVへ復帰することにより、無音状態など空白時間による不愉快を効果的に解消でき、ユーザは最新内容のEPGデータを容易に利用可能となる。
【0030】
〔3.他の実施形態〕
なお、本発明は、上記実施形態には限定されず、以下の例や他の例も含むものである。例えば、上記実施形態は制御手段として、2つのマイコンを使う例を示したが、マイコンは1つでもよい(図3)。図3の例では、単一のマイコン54が、破線で示す切替制御信号により映像切替用のSW(スイッチ)1と、音声切替用のSW2を駆動することにより、出力部(D,SP)の出力内容を通常はDTVチューナ51からのDTV(地上デジタルテレビジョン放送)とし、EPGデータ取得の間は、ATVチューナ52からの地上アナログテレビジョン放送や、CD部53からのCD音響に切り替える。
【0031】
また、EPGデータ取得の際に、出力内容の切替えを行うか否かの選択操作を受け付けるようにしてもよい。この選択は、スイッチや設定画面などで事前に設定しておいてもよいし、また、EPGデータ取得の都度、切り替えるか否かユーザに許諾(確認)を求めるようにしてもよい。このように、EPGデータ取得の際、他ソースへの切替えをするか否か選択可能とすることにより、個別具体的なユーザや使用時ごとに、好みや状況などに応じ、柔軟な使い勝手をきめ細かく実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の実施形態における処理手順の一例を示す図。
【図3】本発明の実施形態の他の一例について構成を示す図。
【符号の説明】
【0033】
1…AVNセンタユニット
11,53…CD部
12…ATV部
15…AVNマイコン
3…DTV受信機
31…チューナーパック
32…OFDM部
33…MPEG部
35…DTVマイコン
D…モニタ画面部
SP…スピーカ
K…キー操作部
S〜…手順の各ステップ
51…DTVチューナ
52…ATVチューナ
54…マイコン




 

 


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