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発明の名称 情報再生装置、情報再生方法、及び、プログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−87470(P2007−87470A)
公開日 平成19年4月5日(2007.4.5)
出願番号 特願2005−273274(P2005−273274)
出願日 平成17年9月21日(2005.9.21)
代理人 【識別番号】100091823
【弁理士】
【氏名又は名称】櫛渕 昌之
発明者 山田 勝 / 大野 宣浩 / 冨田 勝 / 清水 剛志
要約 課題
情報源から情報を取得して再生するとともに、再生中の情報に対応する副次的な情報を出力する再生装置において、当該再生装置が副次的な情報を記憶していない場合であっても、副次的な情報を出力できるようにする。

解決手段
ドライブ20を音源とするCDモードと、チェンジャー32を音源とするチェンジャーモードと、これらCDモード及びチェンジャーモードにおいて録音された音楽情報格納部23内の音楽データを音源とするMCモードとを切り換えて実行するオーディオ装置1は、再生中の音楽データに対応するユーザタイトルをメモリ24から取得して表示部27により表示する機能を有し、メモリ24内に該当するユーザタイトルがない場合には、チェンジャーモードに対応して情報記憶部31に記憶されたユーザタイトルを取得して、表示部27により表示する。
特許請求の範囲
【請求項1】
再生情報を供給する複数の情報源を選択し、選択した情報源から供給される再生情報を再生する再生手段と、
前記複数の情報源から供給される再生情報に対応する副情報を、情報源毎に記憶する副情報記憶手段と、
前記再生手段により選択した前記情報源から供給される再生情報を再生する際に、当該再生情報に対応する副情報を前記副情報記憶手段から取得する制御手段と、
前記制御手段により取得された副情報を出力する副情報出力手段とを備え、
前記制御手段は、選択した前記情報源に対応して前記副情報記憶手段に記憶された副情報に、再生中の再生情報に対応する副情報が含まれていない場合には、他の前記情報源に対応して前記副情報記憶手段に記憶された副情報を取得すること、
を特徴とする情報再生装置。
【請求項2】
前記制御手段は、選択した前記情報源に対応して前記副情報記憶手段に記憶された副情報に、再生中の再生情報に対応する副情報が含まれていない場合には、他の前記情報源に対応して前記副情報記憶手段に記憶された副情報の中から、再生中の再生情報に対応する副情報を取得すること、
を特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
【請求項3】
ユーザの操作に応じて前記副情報を入力する入力手段をさらに備え、
前記副情報記憶手段は、前記入力手段により入力された副情報を記憶するものであることを特徴とする請求項1または2記載の情報再生装置。
【請求項4】
前記情報源は、前記再生情報として音楽データを供給するものであって、
当該情報再生装置は、車室内に設置され、前記音楽データをもとに音声を再生出力する車載音響装置であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報再生装置。
【請求項5】
再生情報を供給する複数の情報源を選択して、選択した情報源から供給される再生情報を再生するとともに、前記複数の情報源から供給される再生情報に対応する副情報を、情報源毎に副情報記憶手段に記憶した情報再生装置において、
選択した前記情報源から供給される再生情報を再生する際に、当該再生情報に対応する副情報を前記副情報記憶手段から取得し、選択した前記情報源に対応して前記副情報記憶手段に記憶された副情報に、再生中の再生情報に対応する副情報が含まれていない場合には、他の前記情報源に対応して前記副情報記憶手段に記憶された副情報を取得し、取得した副情報を出力すること、
を特徴とする情報再生方法。
【請求項6】
再生情報を供給する複数の情報源を選択して、選択した情報源から供給される再生情報を再生するとともに、前記複数の情報源から供給される再生情報に対応する副情報を、情報源毎に副情報記憶手段に記憶し、この副情報記憶手段に記憶した副情報を出力する情報再生装置をコンピュータにより制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
複数の情報源から供給される再生情報を選択して再生する再生手段と、
前記複数の情報源から供給される再生情報に対応する副情報を、情報源毎に記憶する副情報記憶手段と、
前記再生手段により選択した前記情報源から供給される再生情報を再生する際に、当該再生情報に対応する副情報を前記副情報記憶手段から取得し、選択した前記情報源に対応して前記副情報記憶手段に記憶された副情報に、再生中の再生情報に対応する副情報が含まれていない場合には、他の前記情報源に対応して前記副情報記憶手段に記憶された副情報を取得する制御手段と、
して機能させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報源から供給される再生情報を再生する情報再生装置、情報再生方法、及び、プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、音声等の情報を格納した記録媒体から情報を読み出して再生する再生装置において、各記録媒体に対応して副次的な情報を記憶しておき、記録媒体の情報を再生する際に、その記録媒体に対応して記憶された副次的な情報を読み出して出力するものがあった(例えば、特許文献1参照。)。具体的には、音楽が記録されたディスクからデータを読み出して音声を再生出力する音響再生装置において、管理情報としてディスクタイトル等を記憶しておき、音声の再生中にディスクタイトル等を表示し、ユーザの利便性を高めようとするものがあった。
【特許文献1】特許第2606178号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記従来の再生装置では、再生する情報に対応した副次的な情報が記憶されていない場合は、その出力を行えないという問題があった。上記の具体例では、再生中の音声に対応するディスクタイトル等を音響再生装置自体が記憶していなければ、ディスクタイトルを表示できなかった。これを回避するには、再生しようとする全てのディスクについて、当該音響再生装置にディスクタイトル等を記憶しておかなければならず、その目的たるユーザの利便性が損なわれるという問題があった。
【0004】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、情報源から情報を取得して再生するとともに、再生中の情報に対応する副次的な情報を出力する再生装置において、当該再生装置が副次的な情報を記憶していない場合であっても、副次的な情報を出力できるようにすることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明は、再生情報を供給する複数の情報源を選択し、選択した情報源から供給される再生情報を再生する再生手段と、前記複数の情報源から供給される再生情報に対応する副情報を、情報源毎に記憶する副情報記憶手段と、前記再生手段により選択した前記情報源から供給される再生情報を再生する際に、当該再生情報に対応する副情報を前記副情報記憶手段から取得する制御手段と、前記制御手段により取得された副情報を出力する副情報出力手段とを備え、前記制御手段は、選択した前記情報源に対応して前記副情報記憶手段に記憶された副情報に、再生中の再生情報に対応する副情報が含まれていない場合には、他の前記情報源に対応して前記副情報記憶手段に記憶された副情報を取得することを特徴としている。
この構成によれば、複数の情報源を選択して再生情報を再生する機能を有する情報再生装置において、選択した情報源に対応して記憶された副情報の中に、再生中の再生情報に対応する副情報が含まれていない場合には、他の情報源に対応して記憶された副情報を取得して出力するので、いずれかの情報源に対応して副情報が記憶されていれば、適切な副情報を出力できる。また、全ての情報源毎に全ての再生情報に対応する副情報を記憶していなくても副情報を出力できる。これにより、副情報の管理に係る手間を著しく軽減し、利便性を高めることができる。
【0006】
本発明において、前記制御手段は、選択した前記情報源に対応して前記副情報記憶手段に記憶された副情報に、再生中の再生情報に対応する副情報が含まれていない場合には、他の前記情報源に対応して前記副情報記憶手段に記憶された副情報の中から、再生中の再生情報に対応する副情報を取得するものとしてもよい。
【0007】
また、本発明において、ユーザの操作に応じて前記副情報を入力する入力手段をさらに備え、前記副情報記憶手段は、前記入力手段により入力された副情報を記憶する構成としてもよい。
【0008】
さらに、本発明において、前記情報源は、前記再生情報として音楽データを供給するものであって、当該情報再生装置は、車室内に設置され、前記音楽データをもとに音声を再生出力する車載音響装置として構成してもよい。
【0009】
本発明の情報再生方法は、再生情報を供給する複数の情報源を選択して、選択した情報源から供給される再生情報を再生するとともに、前記複数の情報源から供給される再生情報に対応する副情報を、情報源毎に副情報記憶手段に記憶した情報再生装置において、選択した前記情報源から供給される再生情報を再生する際に、当該再生情報に対応する副情報を前記副情報記憶手段から取得し、選択した前記情報源に対応して前記副情報記憶手段に記憶された副情報に、再生中の再生情報に対応する副情報が含まれていない場合には、他の前記情報源に対応して前記副情報記憶手段に記憶された副情報を取得し、取得した副情報を出力することを特徴としている。
この構成によれば、複数の情報源を選択して再生情報を再生する機能を有する情報再生装置において、選択した情報源に対応して記憶された副情報の中に、再生中の再生情報に対応する副情報が含まれていない場合には、他の情報源に対応して記憶された副情報を取得して出力するので、いずれかの情報源に対応して副情報が記憶されていれば、適切な副情報を出力できる。また、全ての情報源毎に全ての再生情報に対応する副情報を記憶していなくても副情報を出力できる。これにより、副情報の管理に係る手間を著しく軽減し、利便性を高めることができる。
【0010】
本発明のプログラムは、再生情報を供給する複数の情報源を選択して、選択した情報源から供給される再生情報を再生するとともに、前記複数の情報源から供給される再生情報に対応する副情報を、情報源毎に副情報記憶手段に記憶し、この副情報記憶手段に記憶した副情報を出力する情報再生装置をコンピュータにより制御するためのプログラムであって、前記コンピュータを、複数の情報源から供給される再生情報を選択して再生する再生手段と、前記複数の情報源から供給される再生情報に対応する副情報を、情報源毎に記憶する副情報記憶手段と、前記再生手段により選択した前記情報源から供給される再生情報を再生する際に、当該再生情報に対応する副情報を前記副情報記憶手段から取得し、選択した前記情報源に対応して前記副情報記憶手段に記憶された副情報に、再生中の再生情報に対応する副情報が含まれていない場合には、他の前記情報源に対応して前記副情報記憶手段に記憶された副情報を取得する制御手段として機能させることを特徴としている。
この構成によれば、複数の情報源を選択して再生情報を再生する機能を有する情報再生装置において、選択した情報源に対応して記憶された副情報の中に、再生中の再生情報に対応する副情報が含まれていない場合には、他の情報源に対応して記憶された副情報を取得して出力するので、いずれかの情報源に対応して副情報が記憶されていれば、適切な副情報を出力できる。また、全ての情報源毎に全ての再生情報に対応する副情報を記憶していなくても副情報を出力できる。これにより、副情報の管理に係る手間を著しく軽減し、利便性を高めることができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、複数の情報源を選択して再生情報を再生する機能を有する情報再生装置において、いずれかの情報源に対応して副情報が記憶されていれば、適切な副情報を出力でき、また、全ての情報源毎に全ての再生情報に対応する副情報を記憶していなくても副情報を出力できる。これにより、副情報の管理に係る手間を著しく軽減し、利便性を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した実施の形態におけるオーディオ装置1の構成を示す図である。この図1に示すように、オーディオ装置1は、情報再生装置としてのセンターユニット2、及び、センターユニット2とは別体に構成され、複数のディスク型記録媒体4から情報を読み出すことが可能なチェンジャーユニット3を備えて構成される。
【0013】
オーディオ装置1は、例えば自動車の車室内に配設され、同じく車室内に配設されたスピーカ(図示略)に対して音声信号を出力し、車室内の音響再生を行うものである。
オーディオ装置1は、センターユニット2にドライブ20(情報源)を備えるとともに、チェンジャーユニット3に、複数のディスク型記録媒体4をセットすることが可能なチェンジャー32(情報源)を備え、これらドライブ20及びチェンジャー32にセットされたディスク型記録媒体4から音楽データ(再生情報)を読み出すことにより、音声信号を出力する。
ここで、ディスク型記録媒体4としては、音楽データを格納したもの(例えば、CD−DA規格に準じたオーディオCD、ミニディスク、DVD−Audio等)や、映像データと音楽データとを格納したもの(例えば、DVD−Video等)を用いることが可能であるが、本実施の形態においてはオーディオCDを用いた場合について説明する。
【0014】
図1に示すように、センターユニット2は、上述したドライブ20の他、センターユニット2の各部を制御する制御部21(制御手段)、音楽データの再生及び音楽情報格納部23への録音を行う記録再生部22(再生手段)、記録再生部22によって録音される音楽データを記憶する音楽情報格納部23(情報源)、ドライブ20により読み出しされるディスク型記録媒体4に係る情報を記憶するメモリ24(副情報記憶手段)、チェンジャーユニット3との間で音楽データや各種制御信号を送受信するインタフェース25、ユーザが入力操作を行う入力部26(入力手段)、及び、制御部21の制御に従って情報を表示する表示部27(副情報出力手段)を備え、これらの各部は相互に接続される。
また、チェンジャーユニット3は、上述したチェンジャー32に加え、チェンジャー32により読み出しされるディスク型記録媒体4に係る情報を記憶する情報記憶部31(副情報記憶手段)を備える。
【0015】
この図1に示すオーディオ装置1は、複数の動作モードを切り換えて実行可能に構成される。詳細に説明すると、図2に示すように、オーディオ装置1の動作モードとしては、CDモード、チェンジャーモード、及びMC(メモリオーディオ)モードの3つのモードがある。
このうち、CDモードは、センターユニット2が備えるドライブ20を音源とする動作モードであり、ドライブ20にセットされたディスク型記録媒体4から読み出された音楽データが、記録再生部22に入力される。
このCDモードにおいて、記録再生部22は、音源としてドライブ20を選択し、ドライブ20から入力される音楽データに基づいて音声の再生を行うと同時に、当該音楽データのデータフォーマットを変換(符号化)して音楽情報格納部23に格納する録音動作を行う。
また、チェンジャーモードは、チェンジャーユニット3が備えるチェンジャー32を音源とする動作モードである。このチェンジャーモードにおいて、記録再生部22は、音源としてチェンジャー32を選択し、チェンジャー32にセットされた複数のディスク型記録媒体4から読み出された音楽データが記録再生部22に入力される。
このチェンジャーモードで、記録再生部22は、チェンジャー32から入力される音楽データに基づいて音声の再生を行うと同時に、当該音楽データのデータフォーマットを変換(符号化)して音楽情報格納部23に格納する録音動作を行う。
さらに、MCモードは、CDモードまたはチェンジャーモードにおいて音楽情報格納部23に格納された音楽データに基づく動作モードである。このMCモードにおいて、記録再生部22は、音源として音楽情報格納部23を選択し、音楽情報格納部から音楽データを取得して、データフォーマットの変換(復号)を行い、再生して音声信号を出力する動作モードである。
このように、オーディオ装置1の3つの動作モードにおいては、それぞれ異なる音源が選択され、選択された音源から供給される音楽データに基づいて、音声が再生される。
【0016】
ここで、CDモード及びチェンジャーモードにおいて符号化された音楽データを格納する音楽情報格納部23について説明する。
図3は、音楽情報格納部23の論理的構成を示す図である。
この図3に示すように、音楽情報格納部23にはデータ格納領域として上位フォルダが設けられ、この上位フォルダ内には複数のフォルダ(フォルダ1、フォルダ2、…フォルダn)が設けられ、階層構造をなしている。
なお、図3に示す構成はあくまで論理的なものであり、上位フォルダ及びフォルダ1〜nの階層構造は仮想的に構築される。従って、音楽情報格納部23の格納領域が図3に示す通りに物理的に分割されている必要はない。
【0017】
フォルダ1〜nの各フォルダは、それぞれ、1つのディスク型記録媒体4に対応する。そして、当該ディスク型記録媒体4に格納された曲に対応するトラックが、対応するフォルダ内に格納される。
例えば、図3中のフォルダ1には、トラックa〜cの3トラックが格納されている。これは、フォルダ1が対応するディスク型記録媒体4から3曲分の音楽データが読み出され、録音されたことを示している。同様に、フォルダ2には1曲に相当するトラックdが格納され、フォルダ3には5曲に相当するトラックe〜iが格納されている。
【0018】
さらに、音楽情報格納部23に格納される各フォルダに対応づけて、メモリ24には、TOC(Table Of Contents)情報が記憶される。オーディオ装置1において使用されるディスク型記録媒体4は、その内容に応じて固有のTOC情報が記録されている。上記のCDモード及びチェンジャーモードにおいて、記録再生部22は、ディスク型記録媒体4の音楽データを読み出して録音を行う際に、録音中のディスク型記録媒体4に記録されているTOC情報を読み出し、このTOC情報を、当該ディスク型記録媒体4に対応して音楽情報格納部23に設けられるフォルダに対応づけて、メモリ24に記憶する。
このようにTOC情報をメモリ24に記憶することにより、例えばCDモードでドライブ20にセットされたディスク型記録媒体4について、同じ内容のディスク型記録媒体4を以前に録音したか否か等が判別され、同じ内容のディスク型記録媒体4から複数回にわたって録音してしまうといった事がない。
【0019】
また、オーディオ装置1においては、上記の動作モードの実行中に表示部27に表示させるタイトルを、ユーザが入力して設定することができる。このタイトルには、各フォルダに対応づけて記憶されるユーザタイトル(副情報)と、動作モードに対応づけて記憶されるデフォルトのタイトルとがある。
ユーザタイトルは、例えばCDモードまたはチェンジャーモードにおいて音楽データを録音中に、入力部26の入力操作により入力され、音楽情報格納部23のフォルダと一対一に対応づけられる。また、デフォルトのタイトルは、CDモード、チェンジャーモード、及びMCモードの各々に対応づけてメモリ24に記憶され、各動作モードの実行中に表示部27に表示される。
【0020】
CDモードにおいて、ドライブ20にセットされたディスク型記録媒体4から音楽データを読み出して録音する際に、入力部26の操作によりユーザタイトルが入力されると、このユーザタイトルは、録音中のフォルダ(例えば、フォルダ1)及び当該フォルダに対応してメモリ24に記憶されたTOC情報に対応づけて、メモリ24に記憶される。この結果、メモリ24には、録音中のフォルダに対応するTOC情報及びユーザタイトルが記憶される。
また、チェンジャーモードにおいて、チェンジャー32にセットされたディスク型記録媒体4から音楽データを読み出して録音する際に、入力部26の操作によりユーザタイトルが入力されると、このユーザタイトルは録音中のフォルダ(例えば、フォルダ1)に対応づけて、チェンジャーユニット3の情報記憶部31に記憶される。この場合、録音中のフォルダに対応するTOC情報がメモリ24に記憶され、対応するユーザタイトルが情報記憶部31に記憶される。
このように、CDモード録音されたディスク型記録媒体4には、対応するユーザタイトルがメモリ24に記憶され、チェンジャーモードで録音されたディスク型記録媒体4には、対応するユーザタイトルが情報記憶部31に記憶される。
【0021】
MCモードにおいて、音楽情報格納部23のフォルダ(例えば、フォルダ1)の音楽データ(トラックa〜cのいずれか)が再生される際には、制御部21は、後述する表示処理(図4)を実行し、フォルダ1に対応づけてディスク型記録媒体4に記憶されたユーザタイトルを読み出して表示部27により表示させる。
ここで、MCモードで音楽データを再生する際に、その音楽データを含むフォルダに対応するユーザタイトルが入力されていなければ、ユーザタイトルがメモリ24に記憶されていない。この場合、制御部21は、MCモードに対応づけてメモリ24に記憶されたデフォルトのタイトルを読み出して、表示部27により表示させる。
また、MCモードにおいて、チェンジャーモードで録音されたフォルダ(例えば、フォルダ2)の音楽データを再生する場合は、フォルダ2に対応するユーザタイトルは情報記憶部31に記憶されており、メモリ24には記憶されていない。この場合、本実施の形態のオーディオ装置1は、MCモードで動作中であっても、情報記憶部31に記憶されたユーザタイトルを取得して再生する機能を有する。
【0022】
以下、オーディオ装置1の詳細な構成及び動作について説明する。
図1に示す制御部21は、入力部26における操作に従って、センターユニット2の各部の制御を行う。また、制御部21は、入力部26から入力される指示に従ってセンターユニット2の各部を制御し、入力部26からの指示によりCDモードが指定された場合には、記録再生部22を制御してCDモードの動作を行わせ、チェンジャーモードが指定された場合には記録再生部22を制御してチェンジャーモードの動作を行わせ、MCモードが指定された場合には記録再生部22を制御してMCモードの動作を行わせる。
【0023】
また、制御部21は、記録再生部22が音楽データを録音中に、入力部26の操作によりユーザタイトルが入力された場合、実行中の動作モードに応じて、メモリ24または情報記憶部31にユーザタイトルを記憶させる。
そして、制御部21は、記録再生部22がMCモードで動作中に、表示処理(図4)を実行し、記録再生部22により再生中の音楽データに対応するユーザタイトルがメモリ24に記憶されているか否かを判別し、ユーザタイトルが表示されていれば表示部27によって表示させ、記憶されていない場合には、チェンジャーモードで情報記憶部31に記憶されたユーザタイトルを読み出して表示部27により表示させる。
【0024】
記録再生部22は、上述のように、CDモードにおいてドライブ20にセットされたディスク型記録媒体4の音楽データを再生するとともに、再生中の音楽データを符号化して音楽情報格納部23に格納する録音動作を行う。また、記録再生部22は、チェンジャーモードにおいて、チェンジャー32にセットされた複数のディスク型記録媒体4のうち、1のディスク型記録媒体4を選択する。この選択は入力部26により入力される指示に従う。そして、記録再生部22は、選択したディスク型記録媒体4の音楽データをチェンジャー32によって読み出させ、読み出された音楽データを再生するとともに、再生中の音楽データを符号化して音楽情報格納部23に格納する録音動作を行う。
【0025】
音楽情報格納部23は、磁気的記録媒体、光学的記録媒体、或いは半導体記憶素子を用いた記録装置を備えて構成され、記録再生部22によるCDモードの録音動作、及び、記録再生部23によるMCモードの録音動作において、音楽データを格納する。
【0026】
インタフェース25は、センターユニット2の外部に設置されたチェンジャーユニット3に接続され、チェンジャーユニット3との間で、所定の通信プロトコルに従って各種データ及び制御信号等を送受信するインタフェースである。
入力部26は、ユーザにより操作される各種キー、ボタン、スイッチ等の操作部を備え、これら操作部における操作に対応した操作信号を生成し、制御部21へ出力する。
表示部27は、LCD(液晶ディスプレイ)パネル等の表示画面を備え、制御部21から入力される表示情報に従って表示画面を駆動し、各種の情報を表示出力する。
【0027】
チェンジャーユニット3が有するチェンジャー32は、複数のディスク型記録媒体4をセット可能に構成され、センターユニット2から送信される指示に従って、これら複数のディスク型記録媒体4を切り換え、ディスク型記録媒体4に格納された音楽データの読み出しを行う。また、情報記憶部31は、上述したユーザタイトルをはじめとする各種情報を記憶する。
【0028】
図4は、記録再生部22によってMCモードの実行中に、制御部21により実行される表示処理を示すフローチャートである。
図4に示す表示処理において、制御部21は、まず、記録再生部22によって音楽情報格納部23内の音楽データ(トラック)を再生させ(ステップS1)、再生中の音楽データを含むフォルダに対応してメモリ24に記憶されたTOC情報に基づいて、当該フォルダに対応するユーザタイトルがメモリ24に記憶されているか否かを判別する(ステップS2)。
【0029】
対応するユーザタイトルがメモリ24に記憶されていた場合(ステップS2;Yes)、制御部21は、このユーザタイトルを読み出して(ステップS3)、表示部27によってユーザタイトルを表示させ(ステップS4)、本処理を終了する。
【0030】
また、対応するユーザタイトルがメモリ24に記憶されていない場合(ステップS2;No)、制御部21は、再生中の音楽データを含むフォルダに対応してメモリ24に記憶されたTOC情報に基づいて、当該フォルダに対応するユーザタイトルが情報記憶部31に記憶されているか否かを判別する(ステップS5)。
ここで、情報記憶部31において、対応するユーザタイトルが記憶されていない場合(ステップS5;No)、制御部21は、MCモードに対応づけてメモリ24に記憶されたデフォルトのタイトルを表示部27によって表示させ(ステップS6)、本処理を終了する。
【0031】
また、対応するユーザタイトルが情報記憶部31に記憶されていた場合(ステップS5;Yes)、制御部21は、チェンジャーユニット3に対して情報記憶部31内のユーザタイトルを送信するよう要求し(ステップS7)、この要求に応じてチェンジャーユニット3から送信されたユーザタイトルを取得して(ステップS8)、表示部27によって表示させ(ステップS9)、本処理を終了する。
【0032】
以上のように、本発明を適用した実施の形態では、ドライブ20により読み出される音楽データを再生するCDモードと、チェンジャー32により読み出される音楽データを再生するチェンジャーモードと、音楽情報格納部23に記憶された音楽データを再生するMCモードとを切り換えて実行可能なオーディオ装置1において、MCモードで音楽データを再生中に、再生中の音楽データを含むフォルダに対応するユーザタイトルがある場合には、そのユーザタイトルが表示部27により表示される。そして、再生中の音楽データを含むフォルダに対応したユーザタイトルが、メモリ24に記憶されていない場合には、情報記憶部31に記憶されたユーザタイトルの中から再生中の音楽データに対応するユーザタイトルを取得して、表示部27により表示する。
【0033】
メモリ24に記憶されたユーザタイトルはCDモードで録音された音楽データに対応したもので、情報記憶部31に記憶されたユーザタイトルはチェンジャーモードで録音された音楽データに対応したものであるが、オーディオ装置1は、異なるモードで録音された音楽データに対応するユーザタイトルであっても、速やかに取得して表示部27に表示させる。
これにより、オーディオ装置1で使用する全てのディスク型記録媒体4に対応するユーザタイトルの全てを、メモリ24に記憶しておく必要がない。換言すれば、オーディオ装置1において使用されたディスク型記録媒体4について、ユーザタイトルが入力されていた場合には、そのディスク型記録媒体4から録音した動作モードがCDモードかチェンジャーモードかを問わず、ユーザタイトルを利用できる。
【0034】
このように、オーディオ装置1は、MCモードの実行中であっても、CDモードに対応してメモリ24に記憶されたユーザタイトルを利用可能であり、さらに該当するユーザタイトルがメモリ24に記憶されていない場合には、チェンジャーモードに対応して情報記憶部31に記憶されたユーザタイトルを取得する。従って、オーディオ装置1においては、動作モードに関わりなく、すなわち、音楽情報格納部23、ドライブ20及びチェンジャー32のいずれを音源として利用するかに関わらず、ユーザタイトルを利用できる。このため、いずれかの動作モードに対応してユーザタイトルが記憶されていればよいので、ユーザは、一つのディスク型記録媒体4について1回だけユーザタイトルを入力しておけばよく、ユーザタイトルの入力及び管理に係る手間を大幅に減らすことが可能となり、利便性を高めることができる。そして、ユーザは、ディスク型記録媒体4をセットする対象がドライブ20であるかチェンジャー32であるかを気にする必要がないので、より手軽にオーディオ装置1を利用することができ、ユーザタイトルを表示する機能を活用できる。
【0035】
さらに、再生中の音楽データに該当するユーザタイトルがメモリ24に記憶されていない場合には、チェンジャーモードに対応して情報記憶部31に記憶されたユーザタイトルの中から、再生中の音楽データを含むフォルダと同じディスク型記録媒体4について記憶されたユーザタイトルを取得するので、関係のないユーザタイトルが表示部27に表示されることがない。このため、常にユーザが求めるユーザタイトルを表示できる。
【0036】
なお、上述した実施の形態は、本発明の一実施態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形及び応用可能であることは勿論である。例えば、上述した実施の形態では、ディスク型記録媒体4を再生するチェンジャーユニット3をセンターユニット2に接続した構成を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、半導体記憶素子に音楽データを格納した装置を、センターユニット2のインタフェース25に接続してもよい。また、オーディオ装置1にラジオ放送やテレビ放送を受信するチューナーを設けた構成とし、上記動作モードとして、このチューナーにより受信された放送の音声を出力するチューナーモードを有する構成としてもよい。この場合、さらに、受信された放送の音声を符号化して音楽情報格納部23に録音し、録音した音声をMCモードで再生できるようにしてもよい。さらに、上記実施の形態では、制御部21により取得したユーザタイトルを表示部27によって表示するものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、音声によりユーザタイトルを出力してもよいし、オーディオ装置1に接続されたカーナビゲーション装置やテレビ受像機が有する表示画面において、ユーザタイトルを表示してもよい。また、本発明は、音声以外の情報を再生する場合についても適用可能であり、さらに、自動車の車室内以外の場所に設置されるオーディオ装置に適用してもよく、音声を再生するオーディオ装置とは異なる種類の装置に適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の実施の形態にかかるオーディオ装置の概略的構成を示すブロック図である。
【図2】オーディオ装置の動作モードの説明図である。
【図3】音楽情報格納部の論理的構成を示す図である。
【図4】MCモードの再生動作における表示処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0038】
1 オーディオ装置
2 センターユニット
3 チェンジャーユニット
4 ディスク型記録媒体
20 ドライブ(情報源)
21 制御部(制御手段)
22 記録再生部(再生手段)
23 音楽情報格納部(情報源)
24 メモリ(副情報記憶手段)
25 インタフェース
26 入力部(入力手段)
27 表示部(副情報出力手段)
31 情報記憶部(副情報記憶手段)
32 チェンジャー(情報源)




 

 


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