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発明の名称 スピーカユニット試聴装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−53684(P2007−53684A)
公開日 平成19年3月1日(2007.3.1)
出願番号 特願2005−238836(P2005−238836)
出願日 平成17年8月19日(2005.8.19)
代理人 【識別番号】100091823
【弁理士】
【氏名又は名称】櫛渕 昌之
発明者 笛木 俊宏
要約 課題
試聴者とスピーカユニットとの相対位置を一定として、試聴条件を一定とすることができる。

解決手段
複数のスピーカユニット1a〜1eを備え、ユーザにより選択された試聴スピーカユニットから音声信号に基づく音声を出力するスピーカユニット試聴装置10において、前記ユーザの指示に基づいて前記複数のスピーカユニット1a〜1eから、少なくとも一つのスピーカユニットを前記試聴スピーカユニットとして選択するスピーカユニット選択手段と、前記試聴スピーカユニットを、試聴位置Aに移動させるスピーカユニット移動手段10aと、を備えた。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のスピーカユニットを備え、ユーザにより選択された試聴スピーカユニットから音声信号に基づく音声を出力するスピーカユニット試聴装置において、
前記ユーザの指示に基づいて前記複数のスピーカユニットから、少なくとも一つのスピーカユニットを前記試聴スピーカユニットとして選択するスピーカユニット選択手段と、
前記試聴スピーカユニットを、試聴位置に移動させるスピーカユニット移動手段と、
を備えたことを特徴とするスピーカユニット試聴装置。
【請求項2】
前記スピーカユニット移動手段は、前記複数のスピーカユニットが載置される回転体と、この回転体を駆動する駆動手段とを備え、
前記駆動手段により前記回転体を回転させて、前記試聴スピーカユニットを前記試聴位置に移動させることを特徴とする請求項1に記載のスピーカユニット試聴装置。
【請求項3】
前記複数のスピーカユニットは、スピーカユニット毎に略同一形状のスピーカボックスに収納されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のスピーカユニット試聴装置。
【請求項4】
前記複数のスピーカユニットは、前記回転体の回転軸を中心とした同一円周上に配置されている請求項1乃至3のいずれかに記載のスピーカユニット試聴装置。
【請求項5】
前記回転体を回転させるに際し、前記試聴スピーカユニットを消音状態で回転させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のスピーカユニット試聴装置。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スピーカユニットが放音する音声の音質を試聴するためのスピーカユニット試聴装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、自動車は、カーオーディオ機器以外に、DVD(Digital Versatile Disc)やHDD(Hard Disk Drive)によるカーナビゲーション装置を搭載したもの、それにチューナを付属してテレビジョン放送やFMラジオ放送を試聴できるようにしたもの、DVDプレーヤを搭載したものなど、搭載する試聴装置の種類が多様になっている。カー用品販売店等でこれらの自動車用試聴装置を展示する場合、固定の展示台上にひとつの商品ユニット毎に分けて置く、あるいは陳列台上に並べて置いていた。
【0003】
スピーカユニットが放音する音声の音質を試聴する際には、スピーカユニットが放音する音声をそのまま試聴すると低音が打ち消されてしまうため、スピーカユニットの前面の空間と背面の空間とを遮断し、バッフル効果を確保する必要がある。そのため、一般的に、何らかのスピーカボックスにスピーカユニットを取り付けて試聴していた(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
一つのスピーカボックスを、複数のスピーカユニットで共用した場合には、スピーカ背面空間を共用するため、試聴しているスピーカユニット以外のスピーカユニットがパッシブラジエータとして働き、厳密にはスピーカユニットそのものが放音する音声の音質ではなくなってしまう。このため、スピーカユニットは個別のスピーカボックスに収納され、スピーカユニットが放音する音声の比較試聴を行う場合、従来では、図7に示すようにスピーカユニットを横置きに並べたり、図8に示すように縦置きに並べたりしていた。
【特許文献1】特開2005−151356号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した構成では、試聴するスピーカユニットを切り替える度に、試聴者とスピーカユニットとの相対位置が変化してしまうと共に、スピーカユニットの試聴室内における位置も変化してしまい、スピーカユニットが放音する音声の音圧や音質が変化してしまう。例えば、図7では、試聴室115において、アンプ118、及び試聴音源117に接続され、横並びに配置された4つの異なるスピーカユニットを、セレクタ116で切り替えて比較試聴する。図7では、スピーカユニットが、左からスピーカユニット101a、101b、101c、101dの順に中心線CLを中心にスピーカユニットが並べられている。この場合、例えば、スピーカユニット101aとスピーカユニット101bとを比較試聴するときには、試聴者107とスピーカユニット101a、101bとの距離が、それぞれ距離D1と距離D2とであり(D1>D2)、スピーカユニット101aの方が試聴者107からの距離が大きい。さらに、試聴者107が向いている中心線CL方向からのスピーカユニット101aとスピーカユニット101bとの角度が、それぞれ角度A1と角度A2とであり(A1>A2)、スピーカユニット101aの方が中心線CL方向からの角度が大きい。これにより、例えスピーカユニット101aとスピーカユニット101bとが同一スピーカユニットであっても、試聴者107はスピーカユニット101aとスピーカユニット101bとが放音する音声が、異なった音質の音声に聞こえてしまう。
【0006】
また、図8では、試聴室135において、アンプ138、及び試聴音源137に接続され、縦並びに配置された4つの異なるスピーカユニットを、セレクタ136で切り替えて比較試聴する。そして、スピーカユニットは、下からスピーカユニット111a、111b、111c、111dの順に試聴者からの水平線BLから上方にスピーカユニットが並べられている。この場合、例えば、スピーカユニット111bとスピーカユニット111dとを比較試聴しようとすると、試聴者127との距離が、それぞれ距離D5と距離D6とであり(D5<D6)、スピーカユニット111dの方が試聴者127からの距離が大きい。さらに、試聴者127が向いている水平線BL方向からの角度が、それぞれ角度A3と角度A4とであり(A3<A4)、スピーカユニット111dの方が水平線BL方向からの角度が大きい。これにより、図7と同様に、例えスピーカユニット111bとスピーカユニット111dとが同一スピーカユニットであっても、試聴者127はスピーカユニット111bとスピーカユニット111dとが放音する音声が、異なった音質の音声に聞こえてしまう。
【0007】
図7、図8に示すような構成では、スピーカユニットと試聴者107(127)との位置関係により、スピーカユニットが放音する音声の音圧や指向性による差が生じてしまい、同条件でそれぞれのスピーカユニットの比較試聴を行うことが困難であった。そして、例え試聴者がスピーカユニットを切り替えるのと同時に試聴するスピーカユニットの正面に移動したとしても、スピーカボックスの試聴室115(135)内における位置により、音質に差が生じてしまう。
【0008】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、試聴者とスピーカユニットとの相対位置を一定として、試聴条件を一定とすることができるスピーカユニット試聴装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、複数のスピーカユニットを備え、ユーザにより選択された試聴スピーカユニットから音声信号に基づく音声を出力するスピーカユニット試聴装置において、前記ユーザの指示に基づいて前記複数のスピーカユニットから、少なくとも一つのスピーカユニットを前記試聴スピーカユニットとして選択するスピーカユニット選択手段と、前記試聴スピーカユニットを、試聴位置に移動させるスピーカユニット移動手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
この場合において、前記スピーカユニット移動手段は、前記複数のスピーカユニットが載置される回転体と、この回転体を駆動する駆動手段とを備え、前記駆動手段により前記回転体を回転させて、前記試聴スピーカユニットを前記試聴位置に移動させてもよい。前記複数のスピーカユニットは、スピーカユニット毎に略同一形状のスピーカボックスに収納されていてもよい。前記複数のスピーカユニットは、前記回転体の回転軸を中心とした同一円周上に配置されていてもよい。前記回転体を回転させるに際し、前記試聴スピーカユニットを消音状態で回転させてもよい。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、試聴するスピーカユニットを切替えたとしても、試聴者とスピーカユニットとの相対位置を一定として、試聴条件を一定とすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[1]第1実施形態
図1は、本発明の第一実施形態に係る試聴スピーカ切替装置10の正面図である。この試聴スピーカ切替装置10は、カー用品販売店等でスピーカユニットの比較試聴をするために用いられる。
試聴スピーカ切替装置10は、矩形の本体10aの中に回転軸13を中心に回転する円形の回転体20が配置されている。この回転体20は、仕切り5により形状、体積、材質等が同一である5つのスピーカボックス2a、2b、2c、2d、2eに分割されている。
そして、スピーカボックス2a、2b、2c、2d、2eの正面には、スピーカユニット1a、1b、1c、1d、1eがそれぞれ配置されている。回転体20の最上部がスピーカユニットの試聴位置Aであり、スピーカユニットを試聴するときには、試聴するスピーカユニットが、回転体20の試聴位置Aに移動する。図1では、スピーカユニット1aが試聴位置Aに位置している。
【0013】
図2は、試聴スピーカ切替装置10を試聴室15に配置した状態の横断面図である。
回転体20の回転軸13は、回転体20の中心後部に配置されたモータ14に接続されている。そして、このモータ14が駆動し、回転体20を回転させる。
モータ14は、回転体20の操作盤であるセレクタ16に接続されている。試聴者7はセレクタ16を操作して、回転体20を回転させることにより、試聴するスピーカユニットが配置されたスピーカボックスを試聴位置Aに移動させることができる。
【0014】
セレクタ16は、音声信号を増幅するアンプ18に接続されており、このアンプ18は、音声信号を出力する試聴音源17に接続されている。ここで、試聴音源17は、例えばCDプレイヤや、MDプレイヤ等の音声出力装置である。
アンプ18は、試聴音源17から音声信号を取得し、取得した音声信号を増幅させ、セレクタ16に出力する。セレクタ16は、試聴音源17から取得した音声信号を、試聴スピーカ切替装置10に出力する。さらに、本体10aには回転体20の回転位置を検出する位置センサ(図示せず)が設けられており、セレクタ16は、位置センサから出力された位置信号の処理、及び、音声信号の出力をミュート(消音)する制御部(図示せず)を備える。
【0015】
スピーカユニット1a、1b、1c、1d、1eは、それぞれケーブル3a、3b、3c、3d、3eを介して、回転体20背面内側に配置されたボックス内接点4a、4b、4c、4d、4eに接続されている。また、試聴位置Aの背面には、ボックス外接点11が本体10aに配置されている。ボックス内接点4aは、このボックス外接点11と接触した状態で配置されており、ボックス外接点11とボックス内接点4aとは通電状態となる。このボックス外接点11は、セレクタ16に接続されており、セレクタ16から試聴スピーカ切替装置10に出力された音声信号は、ボックス内接点4a、ケーブル3aを介してスピーカユニット1aに出力される。そして、スピーカユニット1aはセレクタ16から取得した音声信号に基づく音声を放音する。
【0016】
図3は、試聴スピーカ切替装置10を試聴室15に配置した状態の縦断面図である。
ボックス外接点11に接触しているボックス内接点は、試聴位置Aにあるボックス内接点4aだけである。
しかし、回転体20が回転し、ボックス内接点4aが回転体20と共に回転すると、ボックス外接点11とボックス内接点4aとが接触しなくなるため、非通電状態となる。
回転体20が回転し、例えば、スピーカボックス2aの隣に設けられたスピーカボックス2bが、試聴位置Aに来ると、ボックス外接点11とスピーカボックス2bのボックス内接点4bとが接触し、通電状態となる。そして、スピーカユニット1bは、セレクタ16から試聴スピーカ切替装置10に出力された音声信号に基づく音声を放音し、試聴者7は、スピーカユニット1bから放音された音声を試聴することができる。
【0017】
試聴者7がセレクタ16により、試聴スピーカユニットの切替え操作すると、先ず、セレクタ16は、音声信号の出力をミュートする。次に、セレクタ16は、モータ14により回転体20を回転させる。このとき、ボックス外接点11とボックス内接点4aとが接触しなくなると共に、スピーカボックス2bが試聴位置Aに移動し、ボックス外接点11とボックス内接点4bとが接触して通電状態となる。
スピーカボックス2bが試聴位置Aに移動し、ボックス外接点11とボックス内接点4bとが接触すると、セレクタ16は位置センサにより回転体20の位置は、いずれかのボックス内接点がボックス外接点11と接触する位置にあることを確認し、ミュートを解除する。そして、セレクタ16からスピーカユニット1bに音声信号が出力され、スピーカユニット1bは、この音声信号に基づく音声を放音する。
【0018】
本構成では、試聴するスピーカユニットが試聴位置Aに移動するため、試聴するスピーカユニットを変更したときであっても、試聴者7とスピーカユニットとの相対位置が常に一定である。これにより、複数のスピーカユニットを比較試聴する場合に、試聴スピーカ切替装置10に配置された全てのスピーカユニットが、同条件で比較試聴を行うことができる。さらに、試聴者7と試聴室15との相対位置も常に一定とすることができ、試聴室15の部屋環境による影響を受けることがなく、同一環境条件で試聴することができるため、より理想的な比較試聴を行うことができる。
また、セレクタ16は、回転体20が回転するときに、音声信号の出力をミュートする。このため、ボックス外接点11に接触するボックス内接点が切り替わる際に生じるノイズの放音を防止することができる。
【0019】
[2]第2実施形態
図4は、本発明の第二実施形態に係る試聴スピーカ切替装置40の正面図である。この試聴スピーカ切替装置40は、カー用品販売店等でスピーカユニットの比較試聴をするために用いられる。
試聴スピーカ切替装置40は、フレーム32の上部を亘る回転軸33を備え、この回転軸33を中心に回転する五角形断面の回転体50が配置されている。この回転体50は、仕切り55(図6)により形状、体積、材質等が同一である5つのスピーカボックス22a、22b、22c、22d、22e(図6)に分割されている。
そして、スピーカボックス22a、22b、22c、22d、22eの外周面には、スピーカユニット21a、21b、21c、21d、21eがそれぞれ配置されている。回転体50の正面がスピーカユニットの試聴位置Bであり、スピーカユニットを試聴するときには、試聴するスピーカユニットの放音面が水平方向を向くように、試聴位置Bに移動する。図4では、スピーカユニット21aが試聴位置Bに位置している。
【0020】
図5は、試聴スピーカ切替装置40を試聴室35に配置した状態の横断面図である。
回転体50の回転軸33は、駆動力を伝達させるベルト39を介して試聴スピーカ切替装置40の後部に配置されたモータ34に接続されている。そして、このモータ34が駆動し、ベルト39を介して回転体50を回転させる。
モータ34は、回転体50の操作盤であるセレクタ36に接続されている。試聴者27はセレクタ36を操作して、回転体50を回転させることにより、試聴するスピーカユニットが配置されたスピーカボックスを試聴位置Bに移動させることができる。
【0021】
セレクタ36は、音声信号を増幅するアンプ38に接続されており、このアンプ38は、音声信号を出力する試聴音源37に接続されている。ここで、試聴音源37は、例えばCDプレイヤや、MDプレイヤ等の音声出力装置である。
アンプ38は、試聴音源37から音声信号を取得し、取得した音声信号を増幅させ、セレクタ36に出力する。セレクタ36は、試聴音源37から取得した音声信号を、試聴スピーカ切替装置40に出力する。さらに、フレーム32には回転体50の回転位置を検出する位置センサ(図示せず)が設けられており、セレクタ36は、位置センサから出力された位置信号の処理、及び、音声信号の出力をミュート(消音)する制御部(図示せず)を備える。
【0022】
スピーカユニット21a、21b、21c、21d、21eは、それぞれケーブル23a、23b、23c、23d、23eを解して、回転体50背面内側に配置されたボックス内接点24a、24b、24c、24d、24eに接続されている。また、試聴位置Bの背面には、ボックス外接点11が本体10aに配置されている。ボックス内接点24aは、このボックス外接点31と接触した状態で配置されており、ボックス外接点31とボックス内接点24aとは通電状態となる。このボックス外接点31は、セレクタ36に接続されており、セレクタ36から試聴スピーカ切替装置40に出力された音声信号は、ボックス内接点24a、ケーブル23aを介してスピーカユニット21aに出力される。そして、スピーカユニット21aはセレクタ36から入力された音声信号に基づく音声を放音する。
【0023】
図6は、試聴スピーカ切替装置40を試聴室35に配置した状態の縦断面図である。
ボックス外接点31に接触しているボックス内接点は、試聴位置Bにあるボックス内接点24aだけである。
しかし、回転体50が回転し、ボックス内接点24aが回転体50と共に回転すると、ボックス外接点31とボックス内接点24aとが接触しなくなるため、非通電状態となる。
回転体50が回転し、例えば、スピーカボックス22aの隣に設けられたスピーカボックス22bが、試聴位置に来ると、ボックス外接点31とスピーカボックス22bのボックス内接点24bとが接触しB、通電状態となる。そして、スピーカユニット21bは、セレクタ36から試聴スピーカ切替装置40に出力された音声信号に基づく音声を放音し、試聴者27は、スピーカユニット21bから放音された音声を試聴することができる。
【0024】
試聴者27がセレクタ36により、試聴スピーカユニットの切替え操作すると、先ず、セレクタ36は、音声信号の出力をミュートする。次に、セレクタ36は、モータ34により回転体50を回転させる。このとき、ボックス外接点31とボックス内接点24aとが接触しなくなると共に、スピーカボックス22bが試聴位置Bに移動し、ボックス外接点31とボックス内接点24bとが接触して通電状態となる。
スピーカボックス22bが試聴位置Bに移動し、ボックス外接点31とボックス内接点24bとが接触すると、セレクタ36は位置センサにより回転体50の位置は、いずれかのボックス内接点がボックス外接点31と接触する位置にあることを確認し、ミュートを解除する。そして、セレクタ36からスピーカユニット21bに音声信号が出力され、スピーカユニット21bは、この音声信号に基づく音声を放音する。
【0025】
この実施形態によっても、試聴するスピーカユニットが試聴位置Bに移動するため、試聴するスピーカユニットを変更したときであっても、試聴者27とスピーカユニットとの相対位置が常に一定であり、複数のスピーカユニットを比較試聴する場合に、全てのスピーカユニットが、同条件で比較試聴を行うことができる。さらに、試聴者25と試聴室35との相対位置も常に一定とすることができ、試聴室35の部屋環境による影響を受けることがなく、同一環境条件で試聴することができるため、より理想的な比較試聴を行うことができる。
また、セレクタ16が出力する音声信号は、回転体50が回転するときに、音声信号の出力をミュートする。このため、ボックス外接点11に接触するボックス内接点が切り替わる際に生じるノイズの放音を防止することができる。
【0026】
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、上記構成において、セレクタが備える制御部により、試聴スピーカからの音声の放音をミュートしているが、これに限らず、試聴音源あるいはアンプにより音声の放音をミュート、あるいは減音してもよい。
上記実施形態では、一つのスピーカボックスに一つのスピーカユニットを配置しているが、これに限らず、例えば、一つのスピーカボックスに、複数のスピーカユニットで音域を分担した構成、左右にスピーカユニットを配置してステレオ音声を放音する構成であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の一実施形態に係る試聴スピーカ切替装置の外観を示す正面図である。
【図2】試聴スピーカ切替装置を試聴室に配置した状態の横断面図である。
【図3】試聴スピーカ切替装置を試聴室に配置した状態の縦断面図である。
【図4】第2実施形態を示す図1相当図である。
【図5】第2実施形態を示す図2相当図である。
【図6】第2実施形態を示す図3相当図である。
【図7】従来のスピーカユニット試聴装置による図2相当図である。
【図8】従来のスピーカユニット試聴装置による図3相当図である。
【符号の説明】
【0028】
1a〜1e スピーカユニット
2a〜2e スピーカボックス
7 試聴者(ユーザ)
10 試聴スピーカ切替装置(スピーカユニット試聴装置)
10a 本体(スピーカユニット移動手段)
13 回転軸
14 モータ(駆動手段)
16 セレクタ(スピーカユニット選択手段)
20 回転体
A 試聴位置





 

 


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