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通信システムおよび通信方法 - 株式会社野村総合研究所
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発明の名称 通信システムおよび通信方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−89026(P2007−89026A)
公開日 平成19年4月5日(2007.4.5)
出願番号 特願2005−277933(P2005−277933)
出願日 平成17年9月26日(2005.9.26)
代理人 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
発明者 徳地 隆弘
要約 課題
センター内電話機から発呼した場合に、着信先の電話機に営業店側外線番号を発信元電話番号として通知する。

解決手段
センター側内線番号とキャリア網センター側番号を関連付けて記憶する宛先変換情報DBと、CTIサーバからセンター側内線番号とキャリア網拠点側番号を受け取り、キャリア網センター側ゲートウェイに対して、センター側内線番号を割り当てられているIP電話機から、キャリア網拠点側番号への呼の発信を指示するセンター側呼制御装置と、センター側内線番号とキャリア網センター側番号とキャリア網拠点側番号と顧客電話番号を関連付けて記憶する呼情報DBと、キャリア網拠点側ゲートウェイから、キャリア網センター側番号とキャリア網拠点側番号を受け取り、呼情報DBから顧客電話番号を読み出し、PSTN網ゲートウェイに対して公衆網発信元番号から顧客電話番号へ呼を転送する指示を出す拠点側呼制御装置とを備える。
特許請求の範囲
【請求項1】
センター側内線番号とキャリア網センター側番号を関連付けて記憶する宛先変換情報記憶手段と、
CTIサーバから、前記センター側内線番号とキャリア網拠点側番号を受け取り、前記宛先変換情報記憶手段から、前記センター側内線番号に関連付けて記憶されている前記キャリア網センター側番号を読み出し、前記キャリア網センター側番号を割り当てられているキャリア網センター側中継器に対して、前記センター側内線番号を割り当てられているIP電話機から、前記キャリア網拠点側番号への呼の発信を指示するセンター側呼制御手段と、
前記センター側内線番号と前記キャリア網センター側番号と前記キャリア網拠点側番号と顧客電話番号を関連付けて記憶する呼情報記憶手段と、
前記キャリア網拠点側番号を割り当てられているキャリア網拠点側中継器から、前記キャリア網センター側番号と前記キャリア網拠点側番号を受け取り、前記呼情報記憶手段から、前記キャリア網センター側番号に関連付けて記憶されている前記顧客電話番号を読み出し、公衆網中継器に対して、公衆網発信元番号から、前記顧客電話番号へ前記呼を転送する指示を出す拠点側呼制御手段と、を備えることを特徴とする通信システム。
【請求項2】
宛先変換情報記憶手段が、センター側内線番号とキャリア網センター側番号を関連付けて記憶し、
センター側呼制御手段が、CTIサーバから、前記センター側内線番号とキャリア網拠点側番号を受け取り、前記宛先変換情報記憶手段から、前記センター側内線番号に関連付けて記憶されている前記キャリア網センター側番号を読み出し、前記キャリア網センター側番号を割り当てられているキャリア網センター側中継器に対して、前記センター側内線番号を割り当てられているIP電話機から、前記キャリア網拠点側番号への呼の発信を指示し、
呼情報記憶手段が、前記センター側内線番号と前記キャリア網センター側番号と前記キャリア網拠点側番号と前記顧客電話番号を関連付けて記憶し、
拠点側呼制御手段が、前記キャリア網拠点側番号を割り当てられているキャリア網拠点側中継器から、前記キャリア網センター側番号と前記キャリア網拠点側番号を受け取り、前記呼情報記憶手段から、前記キャリア網センター側番号に関連付けて記憶されている前記顧客電話番号を読み出し、公衆網中継器に対して公衆網発信元番号から、前記顧客電話番号へ前記呼を転送させることを特徴とする通信方法。
【請求項3】
前記呼情報記憶手段は、前記内線番号と前記キャリア網センター側番号と前記キャリア網拠点側番号と前記顧客電話番号に関連付けて呼状態をさらに記憶し、
前記拠点側呼制御手段は、前記呼情報記憶手段から、前記呼状態を読み出し、前記呼状態に基づいて、前記顧客電話番号に、前記呼を転送させるか否かを判断することを特徴とする請求項2に記載の通信方法。
【請求項4】
顧客電話番号とキャリア網センター側番号を関連付けて記憶する宛先変換情報記憶手段と、
公衆網中継器から、前記顧客電話番号と公衆網拠点側番号を受け取り、前記宛先変換情報記憶手段から、前記顧客電話番号に関連付けて記憶されている対応区分を読み取り、対応区分がセンター対応である場合は、さらに前記宛先変換情報記憶手段から、前記顧客電話番号に関連付けて記憶されている前記キャリア網センター側番号を読み出し、キャリア網拠点側中継器に対して、キャリア網拠点側番号から、前記非公衆センター側番号への呼の転送を指示する拠点側呼制御手段と、
前記キャリア網拠点側番号と前記キャリア網センター側番号と前記顧客電話番号を関連付けて記憶する呼情報記憶手段と、
前記キャリア網センター側番号を割り当てられているキャリア網センター側中継器から、前記キャリア網拠点側番号と前記キャリア網センター側番号を受け取り、前記呼情報記憶手段から、前記キャリア網拠点側番号に関連付けて記憶されている前記顧客電話番号を読み出し、CTIサーバに前記顧客電話番号を送り、前記CTIサーバからセンター側内線番号を受け取り、前記センター側内線番号を割り当てられているセンター側IP電話機に前記呼を転送させるセンター側呼制御手段と、を備え、
前記CTIサーバは、前記顧客電話番号を受け取ると、前記顧客電話番号を前記センター側IP電話機に対応するクライアントに送ることを特徴とする通信システム。
【請求項5】
宛先変換情報記憶手段が、顧客電話番号とキャリア網センター側番号を関連付けて記憶し、
拠点側呼制御手段が、公衆網中継器から、前記顧客電話番号と公衆網拠点側番号を受け取り、前記宛先変換情報記憶手段から、前記顧客電話番号に関連付けて記憶されている対応区分を読み取り、対応区分がセンター対応である場合は、さらに前記宛先変換情報記憶手段から、前記顧客電話番号に関連付けて記憶されている前記キャリア網センター側番号を読み出し、キャリア網拠点側中継器に対して、キャリア網拠点側番号から、前記キャリア網センター側番号への呼の転送を指示し、
呼情報記憶手段が、前記顧客電話番号と前記キャリア網拠点側電話番号と前記キャリア網センター側電話番号とを関連付けて記憶し、
センター側呼制御手段が、前記キャリア網センター側番号を割り当てられているキャリア網センター側中継器から、前記キャリア網拠点側番号と前記キャリア網センター側番号を受け取り、前記呼情報記憶手段から、前記キャリア網拠点側番号に関連付けて記憶されている前記顧客電話番号を読み出し、CTIサーバに前記顧客電話番号を送り、前記CTIサーバからセンター側内線番号を受け取り、前記センター側内線番号を割り当てられているセンター側IP電話機に前記呼を転送し、
前記CTIサーバは、前記センター側IP電話機に対応するクライアントに、前記顧客電話番号を送ることを特徴とする通信方法。
【請求項6】
前記呼情報記憶手段は、前記顧客電話番号と前記キャリア網拠点側番号と前記キャリア網センター側番号に関連付けて呼状態をさらに記憶し、
前記センター側呼制御手段は、前記呼情報記憶手段から、前記呼状態を読み出し、前記呼状態に基づいて、前記センター側IP電話機に、前記呼を転送させるか否かを判断することを特徴とする請求項5に記載の通信方法。
【請求項7】
センター側内線電話機と顧客電話機との間でキャリア網センター側中継器、キャリア網拠点側中継器、および公衆網中継器を経由して成立した第1の通話が保留中で、かつ前記センター側内線電話機と拠点側内線電話機との間で前記キャリア網センター側中継器、および前記キャリア網拠点側中継器を経由して第2の通話が成立した後に、
前記センター側内線電話機から前記拠点側内線電話機への転送通知を出力可能なセンター側クライアントと、
前記転送通知を受け取ると、前記第1および前記第2の通話の切断指示を出力し、また前記拠点側内線電話機への転送待ちを指示するCTIサーバと、
前記転送待ちの指示を受け取ると、前記第1の通話に関するステータスを転送待ちとする呼情報記憶手段と、
前記切断指示を受け取ると、前記センター側内線電話機および前記センター側キャリア網中継器に前記第1および前記第2の通話の切断を指示するセンター側呼制御装置と、
前記第1および前記第2の通話の切断指示を受け取ると、前記第1および前記第2の通話について切断信号を出す前記センター側キャリア網中継器と、
前記拠点側キャリア網中継器経由で前記第1および前記第2の通話について切断信号を受け取ると、切断対象の電話番号をキーとして前記呼情報記憶手段を検索し、切断対象の電話番号に関連付けられているステータスが転送待ちである場合は、当該呼を切断対象の電話番号に関連付けられている拠点側内線電話番号に転送し、かつ切断信号を返し、一方、切断対象の電話番号に関連付けられているステータスが転送待ちでない場合は、当該呼を転送することなく切断信号を返す前記拠点側呼制御装置とを備えることを特徴とする通信システム。
【請求項8】
センター側内線電話機と顧客電話機との間でキャリア網センター側中継器、キャリア網拠点側中継器、および公衆網中継器を経由して成立した第1の通話が保留中で、かつ前記センター側内線電話機と拠点側内線電話機との間で前記キャリア網センター側中継器、および前記キャリア網拠点側中継器を経由して第2の通話が成立した後に、
センター側クライアントが、CTIサーバに対して転送を通知し、
前記CTIサーバは、センター側呼制御装置に対して、前記第1および前記第2の通話の切断を指示し、また拠点側呼制御装置に対して、前記拠点側内線電話機への通話の転送待ちを指示し、
前記センター側呼制御装置は、前記センター側内線電話機および前記センター側キャリア網中継器に通話の切断を指示し、
前記センター側キャリア網中継器は、前記第1の通話および前記第2の通話について切断信号を出し、
前記拠点側呼制御装置は、前記拠点側キャリア網中継器経由で前記第1の通話および前記第2の通話について切断信号を受け取ると、切断対象の電話番号をキーとして呼情報記憶手段を検索し、切断対象の電話番号に関連付けられているステータスが転送待ちである場合は、当該呼を切断対象の電話番号に関連付けられている拠点側内線電話番号に転送し、かつ切断信号を返し、一方、切断対象の電話番号に関連付けられているステータスが転送待ちでない場合は、当該呼を転送することなく切断信号を返すことを特徴とする通信方法。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信システムおよび通信方法に関し、特に通信キャリアIP電話サービスを活用した仮想内外線網通信システムおよび仮想内外線網通信方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、各通信キャリアにて、従来の一般加入電話(固定電話)と同等の音声品質、サービス品質を保証し、かつ同一サービス間もしくは提携サービス間通話は無料に設定したIP電話サービスが提供されている。
【0003】
図17に基づいて、IP電話サービスの第1の従来例を説明する。図17に示すように、IP電話機12a(内線番号:1000)から外線番号06−9999−9999へ架電すると、架電情報がSIP呼制御装置(Session Initiation Protocol)18aへ伝わる(ステップS11)。
【0004】
SIP呼制御装置18aが、宛先変換情報DB19aを検索し、経由するゲートウェイ(G/W)を決定する(ステップS12)。ここでは、ゲートウェイ11a(外線番号:03−5555−5555)を経由するものとする。
【0005】
SIP呼制御装置18aは、ゲートウェイ11aに顧客電話機(06−9999−9999)への発信を指示する(ステップS13)。
【0006】
ゲートウェイ11aは、公衆網経由で顧客電話機41(06−9999−9999)へ着信する(ステップS14)。
【0007】
顧客電話機41には、センター側ゲートウェイ外線番号(03−5555−5555)が表示される(ステップS15)。
【0008】
顧客が顧客電話機41の受話器を上げると、IP電話機12aと顧客電話機41との間で呼が成立し、通話が開始される。前記の如く、顧客電話機41へ通知される発信者番号は、センター側ゲートウェイ11aの外線番号である(例えば、特許文献1参照)。
【0009】
図18に基づいて、IP電話サービスの第2の従来例を説明する。図18に示すように顧客電話機41(電話番号06−9999−9999)から営業店のPSTN(public switched telephone network)網ゲートウェイ31の外線電話番号06−7777−8888へ架電すると、PSTN網ゲートウェイ31に着信する架電情報(発信者番号、着信番号)が営業店の呼制御装置18bへ伝わる(ステップS21)。
【0010】
営業店の呼制御装置18bは、着信電話番号06−7777−8888をキーに宛先変換情報DBを検索し、着信電話番号06−7777−8888に関連付けられている内線番号2000を確定して呼び出す(ステップS22)。
【0011】
内線番号2000を割り当てられているIP電話機12bの受話器が上げられると、IP電話機12bと顧客電話機41との間で呼が成立し、通話が開始される。
【特許文献1】特開2005−124086号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
従来の技術では、発信元であるセンター側のキャリア網ゲートウェイ11aの外線番号が顧客電話機41に発信元として通知され、表示される。実際の発信元がセンターである場合に、センター以外の外線番号(例えば、営業店の外線番号)を発信元として顧客電話機41に通知、表示させることができなかった。また、従来の技術では、顧客電話機41から営業店の外線番号(例えば、06−7777−8888)に架電した場合に、センター内のIP電話機12aに着信させることができなかった。
【0013】
本発明の目的の一つは、高品質なIP電話サービスと自社のSIP技術を活用した電話システムにおいて、実際の発信元がセンターである場合に、センター以外の外線番号(例えば、営業店の外線番号)を発信元として顧客電話機41に通知、表示させることにある。
【0014】
また、本発明の別の目的は、高品質なIP電話サービスと自社のSIP技術を活用した電話システムにおいて、顧客電話機41から営業店の外線番号(例えば、06−7777−8888)に架電した場合に、センター内のIP電話機12aに着信させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明の第1の特徴は、通信システムであって、センター側内線番号とキャリア網センター側番号を関連付けて記憶する宛先変換情報記憶手段と、CTI(Computer Telephony Integration)サーバから、前記センター側内線番号とキャリア網拠点側番号を受け取り、前記宛先変換情報記憶手段から、前記センター側内線番号に関連付けて記憶されている前記キャリア網センター側番号を読み出し、前記キャリア網センター側番号を割り当てられているキャリア網センター側中継器に対して、前記センター側内線番号を割り当てられているIP電話機から、前記キャリア網拠点側番号への呼の発信を指示するセンター側呼制御手段と、前記センター側内線番号と前記キャリア網センター側番号と前記キャリア網拠点側番号と顧客電話番号を関連付けて記憶する呼情報記憶手段と、前記キャリア網拠点側番号を割り当てられているキャリア網拠点側中継器から、前記キャリア網センター側番号と前記キャリア網拠点側番号を受け取り、前記呼情報記憶手段から、前記キャリア網センター側番号に関連付けて記憶されている前記顧客電話番号を読み出し、公衆網中継器に対して、公衆網発信元番号から、前記顧客電話番号へ前記呼を転送する指示を出す拠点側呼制御手段と、を備えることにある。キャリア網には、NTT(登録商標)などの通信キャリアが提供する回線網が含まれる。
【0016】
本発明の第2の特徴は、通信システムであって、顧客電話番号とキャリア網センター側番号を関連付けて記憶する宛先変換情報記憶手段と、公衆網中継器から、前記顧客電話番号と公衆網拠点側番号を受け取り、前記宛先変換情報記憶手段から、前記顧客電話番号に関連付けて記憶されている対応区分を読み取り、対応区分がセンター対応である場合は、さらに前記宛先変換情報記憶手段から、前記顧客電話番号に関連付けて記憶されている前記キャリア網センター側番号を読み出し、キャリア網拠点側中継器に対して、キャリア網拠点側番号から、前記非公衆センター側番号への呼の転送を指示する拠点側呼制御手段と、前記キャリア網拠点側番号と前記キャリア網センター側番号と前記顧客電話番号を関連付けて記憶する呼情報記憶手段と、前記キャリア網センター側番号を割り当てられているキャリア網センター側中継器から、前記キャリア網拠点側番号と前記キャリア網センター側番号を受け取り、前記呼情報記憶手段から、前記キャリア網拠点側番号に関連付けて記憶されている前記顧客電話番号を読み出し、CTIサーバに前記顧客電話番号を送り、前記CTIサーバからセンター側内線番号を受け取り、前記センター側内線番号を割り当てられているセンター側IP電話機に前記呼を転送させるセンター側呼制御手段と、を備え、前記CTIサーバは、前記顧客電話番号を受け取ると、前記顧客電話番号を前記センター側IP電話機に対応するクライアントに送ることにある。
【0017】
本発明の第3の特徴は、通信システムであって、センター側内線電話機と顧客電話機との間でキャリア網センター側中継器、キャリア網拠点側中継器、および公衆網中継器を経由して成立した第1の通話が保留中で、かつ前記センター側内線電話機と拠点側内線電話機との間で前記キャリア網センター側中継器、および前記キャリア網拠点側中継器を経由して第2の通話が成立した後に、前記センター側内線電話機から前記拠点側内線電話機への転送通知を出力可能なセンター側クライアントと、前記転送通知を受け取ると、前記第1および前記第2の通話の切断指示を出力し、また前記拠点側内線電話機への転送待ちを指示するCTIサーバと、前記転送待ちの指示を受け取ると、前記第1の通話に関するステータスを転送待ちとする呼情報記憶手段と、前記切断指示を受け取ると、前記センター側内線電話機および前記センター側キャリア網中継器に前記第1および前記第2の通話の切断を指示するセンター側呼制御装置と、前記第1および前記第2の通話の切断指示を受け取ると、前記第1および前記第2の通話について切断信号を出す前記センター側キャリア網中継器と、前記拠点側キャリア網中継器経由で前記第1および前記第2の通話について切断信号を受け取ると、切断対象の電話番号をキーとして前記呼情報記憶手段を検索し、切断対象の電話番号に関連付けられているステータスが転送待ちである場合は、当該呼を切断対象の電話番号に関連付けられている拠点側内線電話番号に転送し、かつ切断信号を返し、一方、切断対象の電話番号に関連付けられているステータスが転送待ちでない場合は、当該呼を転送することなく切断信号を返す前記拠点側呼制御装置とを備えることにある。
【発明の効果】
【0018】
本発明の第1の特徴によれば、集中受発信業務センター側などのIP電話機からセンター側キャリア網中継器、営業店側キャリア網中継器、営業店側公衆網中継器を経由して顧客電話機に呼を着信させることができる。集中受発信業務センターから顧客に近い営業店まではキャリア網などを使用するため、通信費用を抑制することができる。また、顧客電話機には営業店外線番号からの呼として着信するため、オペレータが集中受発信業務センターから呼を発信した場合であっても、顧客電話機には営業店外線番号が発信元電話番号として通知される。
【0019】
本発明の第2の特徴によれば、顧客が顧客電話機から営業店に架電した場合に、公衆網中継器、営業店側キャリア網中継器およびセンター側キャリア網中継器を経由してセンター側内線電話機に呼を着信させることができる。顧客に近い営業店から集中受発信業務センターまではキャリア網などを使用するため、通信費用を抑制することができる。また、顧客から営業店外線番号への呼を、顧客に知られることなく集中受発信業務センターへ転送することができる。
【0020】
本発明の第3の特徴によれば、公衆網中継器、営業店側キャリア網中継器およびセンター側キャリア網中継器を経由して、顧客電話機とセンター側内線電話機との間で成立している通話を、センター側内線電話機から営業店側内線電話機へ転送することができ、しかも営業店側キャリア網中継器とセンター側キャリア網中継器との間に2本の通話路が確立される(いわゆるピンポン状態となる)ことも回避できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下に図面に基づいて、本発明を実施するための最良の形態を説明する。なお、以下の説明は、単なる例示に過ぎず、本発明の技術的範囲は以下の説明によって限定されるものではない。
【0022】
図1は、本発明の実施の形態に係る仮想内外線網システムの全体構成を示す図である。図1に示すように、回線側として、発信者番号通知サービスを有するキャリアサービス網2およびキャリアサービス網2とのインターフェースを持ったキャリア網ゲートウェイ(G/W)11a,b、顧客との接続の為の公衆回線3、携帯網4および公衆回線3とのインターフェースを持ったPSTN網ゲートウェイ31を備える。端末側として、IP電話機12a,b及びPBX(構内交換機)13とのインターフェースを持ったPBXゲートウェイ14、PBX13に収容されたアナログ電話機(図示せず)を備え、また発着信業務用パソコン端末15、パソコン端末15とSIP電話システムを連動させるCTIサーバ160及び顧客DB161を備える。SIP電話システムは、SIP呼制御装置180a,b、SIP呼制御装置180a,b内に設定される宛先変換DB181a,bと外線番号DB183a,b、SIPの呼情報を管理する呼情報DB190及びそれらの機器をIPプロトコルで接続するLAN設備、遠隔の機器と接続する為のデータ系WAN5から構成される。
【0023】
図2は、顧客DBに記憶されている顧客テーブル、宛先変換情報DBに記憶されている中継ゲートウェイ決定テーブル、および外線番号DBに記憶されている外線番号テーブルの内容を示す。
【0024】
図2に示すように、顧客テーブルT1は、顧客の外線番号(例えば、06−9999−9999)と営業店のキャリア網ゲートウェイの外線番号(例えば、06−7777−7777)とを関連付けて記憶する。中継ゲートウェイ決定テーブルは、テーブルT2aに示すように、発信元の内線番号(例えば、1000)と中継先の外線番号(例えば、03−5555−5555)と中継ゲートウェイの名称(例えば、Gateway11a)を関連付けて記憶し、またテーブルT2bに示すように、転送元の外線番号(例えば、06−7777−8888)と中継先の外線番号(例えば、06−7777−7777)と転送先の外線番号(例えば、03−5555−5555)を関連付けて記憶する。外線番号テーブルT3は、宛先の外線番号(例えば、03−5555−5555)を記憶する。
【0025】
図3は、呼情報DBに記憶されている呼情報テーブルの内容を示す。呼情報テーブルT11は第1の実施の形態、呼情報テーブルT21は第2の実施の形態、呼情報テーブルT31は第3の実施の形態に係る呼情報テーブルを示す。
【0026】
図3に示すように、呼情報テーブルT11〜13は、呼ID(例えば、20050615000001)とステータス(例えば、Ready:架電準備中)と発信元網ゲートウェイの外線番号(例えば、03−5555−5555)と着信先網ゲートウェイの外線番号(例えば、06−7777−7777)と発信元電話機IDとしての内線番号(例えば、100−1000)、着信先電話機IDとしての内線番号(例えば、100−1000)、転送先電話機IDとしての内線番号(例えば、200−2000)とPSTN網ゲートウェイの外線番号(例えば、06−7777−8888)と発信先顧客外線番号(例えば、06−9999−9999)と発信元顧客外線番号(例えば、06−9999−9999)とを関連付けて記憶する。ステータスの種類には、「Ready:架電準備中」、「Outbound:架電中」、「Completed:完了」、「Trans-Req:転送要求」、「Busy:相手先通話中」、「Canceled:呼制御中止」が含まれる。
【0027】
[第1の実施の形態]
図4は、第1の実施の形態に係るセンター側の処理の流れを示すフローチャートである。図5は、第1の実施の形態に係る営業店側の処理の流れを示すフローチャートである。図6〜7は、第1の実施の形態に係るセンター側および営業店側の処理の流れを各機器間で送受信される情報と共に示す図である。
【0028】
図4〜7に基づいて、発信から通話開始までの一連の流れを説明する。まず、業務パソコン端末15から、CTIサーバ160に対して、顧客電話機41(外線番号06−9999−9999)に発信するよう指示を出す。経由するキャリア網ゲートウェイ11bの外線番号は、外線番号06−9999−9999に基づいて顧客DB161を検索して決定しても良く、また端末操作者が入力するなどしても良い(ステップS101)。
【0029】
指示を受けたCTIサーバ160は、センター側呼制御装置180aに対して、IP電話機12a(内線番号1000)から、営業店側キャリア網ゲートウェイ11bの外線番号06−7777−7777に架電する旨の指示を出す(ステップS103)。
【0030】
呼制御装置180aは、宛先変換情報DB181aに記憶されている中継ゲートウェイ決定テーブルT2aを検索し、経由するゲートウェイを決定する。本実施例では03−5555−5555を経由するものとする(ステップS105)。
【0031】
呼制御装置180aは、呼情報テーブルT11のL11に示すように、架電情報を呼情報DB190へ書き込み、現在のステータスとして架電準備中:Readyを付与する(ステップS107)。
【0032】
呼制御装置180aは、キャリア網ゲートウェイ11aに対して06−7777−7777への発信を指示する(ステップS109)。
【0033】
呼制御装置180aは、呼情報テーブルT11のL12に示すように、呼情報DB190のステータスを架電中:OutBoundに変更する(ステップS111)。
【0034】
キャリア網ゲートウェイ11aから、キャリアサービス網2を経由して、キャリア網ゲートウェイ11b(06−7777−7777)へ着信する(ステップS113)。
【0035】
キャリア網ゲートウェイ11bから、呼情報(発信者番号、着信番号)が営業店の呼制御装置180bへ伝えられる(ステップS115)。
【0036】
営業店の呼制御装置180bが呼情報(宛先番号)をキーに外線番号DB183bに記憶されている外線番号テーブルT3aを検索する。該当番号が存在した場合、呼情報(発信者番号)をキーに呼情報DB190に記憶されている呼情報テーブルT11を検索する。そして、内線電話機(100−1000)から顧客06−9999−9999への通話であることが確認される(ステップS117)。
【0037】
営業店の呼制御装置180bは、呼をPSTN網ゲートウェイ31(06−7777−8888)経由で顧客電話に転送する指示を出す(ステップS119)。
【0038】
PSTN網ゲートウェイ31は、公衆回線網3または携帯網4経由で顧客電話番号に発信し、顧客電話に着信する。このとき顧客電話機には、営業店電話番号(06−7777−8888)が表示される(ステップS121)。
【0039】
営業店の呼制御装置180bは、呼情報テーブルT11のL13に示すように、呼情報テーブルのステータスを呼制御完了:completed に変更する(ステップS123)。このようにして、電話機12a(内線番号:1000)と顧客の固定電話または携帯電話との間で呼が成立し、通話が開始される。
【0040】
前記の如く、第1の実施の形態によれば、集中受発信業務センター(いわゆる、コールセンター)からセンター側キャリア網ゲートウェイ、営業店側キャリア網ゲートウェイ、PSTN網ゲートウェイ経由で顧客電話機に呼を着信させることができる。顧客に近い営業店まではキャリア網を使用するため、通信費用を抑制することができる。また、顧客電話機には営業店外線番号からの呼として着信するため、オペレータが集中受発信業務センターから呼を発信したことを知られずに済む。このため、受発信業務の集中化を図ることができる。
【0041】
[第2の実施の形態]
図8は、第2の実施の形態に係るセンター側の処理の流れを示すフローチャートである。図9は、第2の実施の形態に係る営業店側の処理の流れを示すフローチャートである。図10〜11は、第2の実施の形態に係るセンター側および営業店側の処理の流れを各機器間で送受信される情報と共に示す図である。
【0042】
図8〜11に基づいて、発信から通話開始までの一連の流れを説明する。まず、顧客電話機41(外線番号06−9999−9999)から営業店電話番号06−7777−8888へ架電すると、PSTN網ゲートウェイ31に着信する架電情報(発信者番号、着信番号)が営業店呼制御装置180bへ伝わる(ステップS201)。
【0043】
営業店呼制御装置180bは、呼情報(発信者番号 )をキーに顧客DB161に記憶されている顧客テーブルT1を検索する。顧客テーブルT1の顧客区分がセンター対応の場合、以下のセンター転送処理に入る(ステップS203)。なお、営業店対応の場合、営業店内の電話機に呼を着信させる。
【0044】
顧客テーブルT1の顧客区分がセンター対応の場合、営業店呼制御装置180bは、宛先変換情報DB181bに記憶されている中継ゲートウェイ決定テーブルT2bを検索し、経由する営業店のキャリア網ゲートウェイ11b(外線番号06−7777−7777)及び転送先であるセンター側のキャリア網ゲートウェイ11a(外線番号03−5555−5555)を決定する(ステップS205)。
【0045】
営業店の呼制御装置180bは、架電情報を呼情報DB190の呼情報テーブルT21のL21へ書き込み、現在のステータスとして架電準備中:Readyを付与する(ステップS207)。
【0046】
営業店側呼制御装置180bは、営業店側キャリア網ゲートウェイ11bに対してセンター側キャリア網ゲートウェイ11a(外線番号03−5555−5555)への発信を指示する(ステップS209)。
【0047】
営業店側呼制御装置180bは、呼情報テーブルT21のL22に示すように、ステータスを架電中:OutBoundへ変更する(ステップS211)。
【0048】
営業店キャリア網ゲートウェイ11b(外線番号06−7777−7777)からキャリア網経由でセンター側キャリア網ゲートウェイ11a(外線番号03−5555−5555)へ着信する(ステップS213)。
【0049】
呼情報(発信者番号、着信番号 )が、センター側キャリア網ゲートウェイ11aから、センター側呼制御装置180aへ伝えられる(ステップS215)。
【0050】
センター側呼制御装置180aは、呼情報(宛先番号 )をキーに外線番号テーブルT3bを検索する。該当番号が存在した場合、呼情報(発信者番号)をキーに呼情報DBを検索し、顧客電話機41(06−9999−9999)から営業店キャリア網ゲートウェイ11b(06−7777−7777)経由センター宛の通話であることが確認される(ステップS217)。
【0051】
センター側呼制御装置180aは、CTIサーバ160に対して適切なオペレータのIP電話機の呼び出し要求をかける(ステップS219)。
【0052】
CTIサーバ160は、適切なIP電話機12a(内線番号1000)の呼び出し要求をセンター側呼制御装置180aにかけ、呼制御装置180aは該当内線を呼び出し、同時にCTIサーバ160は該当オペレータの端末に呼の情報を伝える(ステップS221)。
【0053】
センター側呼制御装置180aは、呼情報テーブルT21のL23に示すように、呼情報DBのステータスを呼制御完了:completedに変更する(ステップS223)。このようにして、IP電話機12a(内線番号1000)と顧客電話機41との間で呼が成立し、通話が開始される。
【0054】
前記の如く、第2の実施の形態によれば、顧客電話機からPSTN網ゲートウェイ、営業店側キャリア網ゲートウェイ、センター側キャリア網ゲートウェイ経由で集中受発信業務センター(いわゆる、コールセンター)に呼を着信させることができる。顧客に近い営業店からはキャリア網を使用するため、通信費用を抑制することができる。また、顧客電話機からは営業店外線番号へ呼を発信するだけであり、集中受発信業務センターへ呼が転送されたことを顧客に知られずに済む。このため、受発信業務の集中化を図ることができる。
【0055】
[第3の実施の形態]
[前提となる技術]
図12は、第3の実施の形態の前提技術を説明するための図であって、センター側および営業店側の処理の流れを示す。図12に基づいて、第3の実施の形態の前提となる技術を説明する。
【0056】
営業店のPSTN網ゲートウェイ31(外線番号06−7777−8888)、営業店のキャリア網ゲートウェイ11b(外線番号06−7777−7777)、センター側キャリア網ゲートウェイ11a(外線番号03−5555−5555)経由で、顧客電話機41(電話番号06−9999−9999)とセンター側IP電話機12a(内線番号1000)との間で通話が成立している。
【0057】
IP電話機12a(内線番号1000)からIP電話機12b(内線番号2000)への転送要求を、呼制御装置18aにかける(ステップS31)。
【0058】
センター側呼制御装置18aは、宛先変換情報DB19aを検索し、内線番号2000に関連付けられている営業店キャリア網ゲートウェイ11bの外線番号06−7777−7777を取得し、また中継ゲートウェイ外線番号としてセンター側キャリア網ゲートウェイ11aの外線番号03−5555−5555を取得し、これら内線番号2000と外線番号06−7777−7777と外線番号03−5555−5555と内線番号1000とを関連付けて呼情報DB20へ記憶させ、ステータスとして「架電準備中:Ready」を付与する。また、センター側呼制御装置18aは、センター側キャリア網ゲートウェイ11aに対して営業店キャリア網ゲートウェイ11bへ架電するように指示する。さらに、センター側呼制御装置18aは、呼情報DB20のステータスを「架電中:Outbound」に変更する(ステップS32)。
【0059】
センター側キャリア網ゲートウェイ11aは、キャリアサービス網経由で営業店キャリア網ゲートウェイ11bに着信する(ステップS33)。
【0060】
営業店キャリア網ゲートウェイ11bから、呼情報(発信者番号、宛先番号 )が営業店呼制御装置18bへ伝えられる(ステップS34)。
【0061】
呼制御装置18bは、呼情報(発信者番号、宛先番号 )をキーに呼情報DB20を検索し、IP電話機12a(内線番号:1000)からIP電話機12b(内線番号:2000)への転送であることを確認する。そして、SIP呼制御装置18bは、呼をIP電話機12bへ着信させる。さらに、SIP呼制御装置18bは、呼情報DB20のステータスを「呼制御完了:completed」へ変更する(ステップS35)。
【0062】
このようにして、IP電話機12aからIP電話機12bへの転送が実施されると、営業店のIP電話機12b(内線番号2000)と顧客電話機41との通話が確立される(ステップS36)。
【0063】
しかし、営業店のキャリア網ゲートウェイ11bとセンター側キャリア網ゲートウェイ11aとの間に2本の通話路が確立され、いわゆるピンポン状態となってしまう(ステップS37)。前述のステップS31からステップS36までの処理を、以下では仮想内線転送処理と呼ぶ。
【0064】
[第3の実施の形態−内容]
図13は、第3の実施の形態に係る一連の処理の流れを示すフローチャートである。図14は、第3の実施の形態に係る一連の処理の流れを、各機器間で送受信される情報と共に示す図である。図15〜16は、第3の実施の形態に係るセンター側および営業店側の処理の流れを各機器間で送受信される情報と共に示す図である。
【0065】
図13〜16に基づいて、発信から通話開始までの一連の流れを説明する。まず、顧客電話機41(外線番号06−9999−9999)から発信し、営業店PSTN網ゲートウェイ31(外線番号06−7777−8888)、営業店キャリア網ゲートウェイ11b(外線番号06−7777−7777)経由で、顧客電話機41とセンターIP電話機12a(内線番号1000)との間で通話が成立している。
【0066】
呼情報DB190には、呼ID2005061500002と、センター側ゲートウェイ外線番号03−5555−5555と、営業店側ゲートウェイ外線番号06−7777−7777とが、関連付けられて呼情報DB190に記憶され、ステータスとして「完了」を示すcompletedが付与されている。
【0067】
業務パソコン端末15より、営業店内線番号200−2000への転送要求をCTIサーバ160に対してかける。その際に成立している呼の呼IDが付加される(ステップS301)。
【0068】
CTIサーバ160は、呼IDをキーに呼情報DB190を検索し、該当データに転送先内線番号200−2000をセットし、「転送要求」を示すTrans−Reqにステータスを変更する(ステップS303)。
【0069】
CTIサーバ160は、センター側呼制御装置180aに対して、内線番号100−1000から内線番号200−2000への転送要求をかける(ステップS305)。
【0070】
前述の仮想内線転送処理に基づいて、内線番号100−1000と内線番号200−2000の間で呼が確立し、その際新しい呼情報データが作成される(ステップS307)。
【0071】
内線番号100−1000と内線番号200−2000の間で業務引継ぎの会話がなされた後、端末15よりCTIサーバへ転送完了の指示が出される。CTIサーバは、センター側呼制御装置に対して内線番号100−1000の切断要求を出し、営業店側呼制御装置に対して内線番号200−2000への転送待要求を出す(ステップS309)。
【0072】
センター側呼制御装置180aは、内線番号100−1000を切断し、センター側キャリア網ゲートウェイ11a経由でキャリアに対して03−5555−5555及び03−5555−5556切断信号が出される。営業店側呼制御装置180bは、ゲートウェイ11b経由で、キャリアから06−7777−7777及び06−7777−7778の切断信号を受け取る(ステップS311)。
【0073】
切断信号を受け取った、営業店側呼制御装置180bは、外線番号テーブルT3bを参照し、テーブル内に受け取った切断対象電話番号が存在する場合、該当電話番号+ステータス「転送要求中」をキーに呼情報テーブルT31を検索する(ステップS313)。
【0074】
該当データが存在した場合、営業店呼制御装置は、転送先内線番号を取得し、該当内線番号に対し該当呼を転送し、キャリアに対して切断信号を返す(ステップS315)。切断対象電話番号06−7777−7777は、外線番号テーブルT3b内に存在する。また、呼情報テーブルT31のL32に示すように、切断対象電話番号06−7777−7777+ステータス「転送要求中」(Trans-Req)は、呼情報テーブルT31内に存在する。よって、呼制御装置180bは、転送先内線番号200−2000を取得し、内線番号200−2000を割り当てられているIP電話機12bに呼を転送すると共に、キャリアに対しては06−7777−7777に関して切断信号を返す。
【0075】
一方、ステップS313において、該当データが存在しない場合、営業店呼制御装置は、該当呼に対し切断処理を行う(ステップS317)。切断対象電話番号06−7777−7778は、外線番号テーブルT3b内に存在するが、切断対象電話番号06−7777−7778+ステータス「転送要求中」は、呼情報テーブルT31内に存在しない。よって、呼制御装置180bは、キャリアに対して06−7777−7778に関して切断信号を返す。
【0076】
前記の如く、第3の実施の形態によれば、PSTN網ゲートウェイ31、営業店側キャリア網ゲートウェイ11bおよびセンター側キャリア網ゲートウェイ11aを経由して、顧客電話機41とIP電話機12aとの間で成立している通話を、IP電話機12aからIP電話機12bへ転送することができ、しかも営業店側キャリア網ゲートウェイ11bとセンター側キャリア網ゲートウェイ11aとの間に2本の通話路が確立される(いわゆるピンポン状態となる)ことも回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0077】
【図1】本発明の実施の形態に係る仮想内外線網システムの全体構成を示す図である。
【図2】顧客DBに記憶されている顧客テーブル、宛先変換情報DBに記憶されている中継ゲートウェイ決定テーブル、および外線番号DBに記憶されている外線番号テーブルの内容を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る呼情報DBに記憶されている呼情報テーブルの内容を示す図である。
【図4】第1の実施の形態に係るセンター側の処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】第1の実施の形態に係る営業店側の処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】第1の実施の形態に係るセンター側および営業店側の処理の流れを各機器間で送受信される情報と共に示す図である。
【図7】第1の実施の形態に係るセンター側および営業店側の処理の流れを各機器間で送受信される情報と共に示す図である。
【図8】第2の実施の形態に係るセンター側の処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】第2の実施の形態に係る営業店側の処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】第2の実施の形態に係るセンター側および営業店側の処理の流れを各機器間で送受信される情報と共に示す図である。
【図11】第2の実施の形態に係るセンター側および営業店側の処理の流れを各機器間で送受信される情報と共に示す図である。
【図12】第3の実施の形態に係る前提技術を説明するための図であって、センター側および営業店側の処理の流れを示す図である。
【図13】第3の実施の形態に係る一連の処理の流れを示すフローチャートである。
【図14】第3の実施の形態に係る一連の処理の流れを、各機器間で送受信される情報と共に示す図である。
【図15】第3の実施の形態に係る一連の処理の流れを、各機器間で送受信される情報と共に示す図である。
【図16】第3の実施の形態に係る一連の処理の流れを、各機器間で送受信される情報と共に示す図である。
【図17】IP電話サービスの第1の従来例に係る一連の処理の流れを、各機器間で送受信される情報と共に示す図である。
【図18】IP電話サービスの第2の従来例に係る一連の処理の流れを、各機器間で送受信される情報と共に示す図である。
【符号の説明】
【0078】
2…キャリアサービス網
3…公衆回線網
4…携帯網
5…データ系WAN
11…キャリア網ゲートウェイ
12…IP電話機
13…構内交換機(PBX)
14…PBXゲートウェイ
15…パソコン端末
160…CTIサーバ
161…顧客DB
180…SIP呼制御装置
181…宛先変換情報DB
183…外線番号DB
190…呼情報DB




 

 


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