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発明の名称 無線通信装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−49756(P2007−49756A)
公開日 平成19年2月22日(2007.2.22)
出願番号 特願2006−307220(P2006−307220)
出願日 平成18年11月13日(2006.11.13)
代理人 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦
発明者 早川 守彦
要約 課題
発呼者を識別できる識別情報を受信した際は、その発呼者を理解しやすく表示することができる無線通信装置を提供する。

解決手段
アンテナ11を介して呼出し信号とともに電話番号データをRF受信部12で受信すると、この時の電話番号データに対しRAM22のメモリエリアに格納された発呼者の電話番号と一致するものがあるか判断し、一致するものがあると、この電話番号に対応する発呼者に相当する名前データおよび似顔絵などのイラストパターンを読み出し、表示手段17に表示する。
特許請求の範囲
【請求項1】
発呼者を識別できる識別情報を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信し得る各識別情報に対応して、その発呼者を特定する第1文字あるいは第1画像の第1発呼者情報を記憶する第1記憶手段と、
前記受信手段で受信し得る各識別情報に対応して、その発呼者を特定する第2文字あるいは第2画像の第2発呼者情報を記憶する第2記憶手段と、
表示手段と、
前記各モードの内で何れのモードが設定されているかを判別するモード判別手段と、
前記受信手段で識別情報を受信した際、前記モード判別手段で判別されたモードが第1モードであれば、その識別情報に対応する前記第1文字あるいは第1画像による第1発呼者情報を前記表示手段に表示させる第1制御手段と、
前記受信手段で識別情報を受信した際、前記モード判別手段で判別されたモードが第2モードであれば、その識別情報に対応する前記第2文字あるいは第2画像による第2発呼者情報を前記表示手段に表示させる第2制御手段と、
を具備したことを特徴とする無線通信装置。
【請求項2】
発呼者を識別できる識別情報を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信し得る各識別情報に対応して、その発呼者を特定する第1文字および第1画像の第1発呼者情報を記憶する第1記憶手段と、
前記受信手段で受信し得る各識別情報に対応して、その発呼者を特定する第2文字および第2画像の第2発呼者情報を記憶する第2記憶手段と、
識別情報の受信時に表示すべき発呼者情報の表示対象を指定する制御情報を、第1モードと第2モードとの各モードと対応付けて記憶する制御情報記憶手段と、
表示手段と、
前記各モードの内で何れのモードが設定されているかを判別するモード判別手段と、
前記受信手段で識別情報を受信した際、前記モード判別手段で判別されたモードが第1モードであれば、当該第1モードに対応付けて記憶された制御情報の表示対象に応じて、その識別情報に対応する前記第1文字と第1画像による第1発呼者情報、あるいは第1文字による第1発呼者情報を前記表示手段に表示させる第1制御手段と、
前記受信手段で識別情報を受信した際、前記モード判別手段で判別されたモードが第2モードであれば、当該第2モードに対応付けて記憶された制御情報の表示対象に応じて、その識別情報に対応する前記第2文字と第2画像による第2発呼者情報、あるいは第2文字による第2発呼者情報を前記表示手段に表示させる第2制御手段と、
を具備したことを特徴とする無線通信装置。
【請求項3】
前記受信手段で受信した識別情報が前記第1記憶手段あるいは第2記憶手段に予め記憶されているか否かを判別する判別手段と、前記受信手段で識別情報を受信した際、当該識別情報が前記第1記憶手段あるいは第2記憶手段に予め記憶されていないと判別された際は、受信した当該識別情報を前記表示手段に表示させる第3制御手段と、とを更に具備したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の無線通信装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発呼者を識別できる識別情報を受信することのできる無線通信装置に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、加入者が携帯する間欠受信を行う無線受信装置の一種であるペ−ジング受信機に対して一般電話機より交換局を介して呼出番号とともに情報メッセージを無線伝送することにより、必要とする情報を知らせるようにしたペ−ジングサービスが運用されている。
【0003】
ところで、従来、このようなペ−ジングサービスに用いられるペ−ジング受信機には、サービス情報として発呼者の電話番号と名前データを対応させて記憶手段に記憶し、受信信号として発呼者の電話番号を受信すると、この電話番号に対応する名前を読み出し表示手段に出力するようにしたものがある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、このように発呼者の電話番号に対応して名前データを読み出し出力するものでは、名前のみが出力されても、この名前から、どのような人物かを直ちにイメージできないことがあり、誤った対応をしてしまうという問題点があった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、発呼者を識別できる識別情報を受信した際は、その発呼者を理解しやすく表示することができる無線通信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1は、発呼者を識別できる識別情報を受信する受信手段と、前記受信手段で受信し得る各識別情報に対応して、その発呼者を特定する第1文字あるいは第1画像の第1発呼者情報を記憶する第1記憶手段と、前記受信手段で受信し得る各識別情報に対応して、その発呼者を特定する第2文字あるいは第2画像の第2発呼者情報を記憶する第2記憶手段と、表示手段と、前記各モードの内で何れのモードが設定されているかを判別するモード判別手段と、前記受信手段で識別情報を受信した際、前記モード判別手段で判別されたモードが第1モードであれば、その識別情報に対応する前記第1文字あるいは第1画像による第1発呼者情報を前記表示手段に表示させる第1制御手段と、前記受信手段で識別情報を受信した際、前記モード判別手段で判別されたモードが第2モードであれば、その識別情報に対応する前記第2文字あるいは第2画像による第2発呼者情報を前記表示手段に表示させる第2制御手段と、を具備したことを特徴とする。
【0007】
請求項2は、発呼者を識別できる識別情報を受信する受信手段と、前記受信手段で受信し得る各識別情報に対応して、その発呼者を特定する第1文字および第1画像の第1発呼者情報を記憶する第1記憶手段と、前記受信手段で受信し得る各識別情報に対応して、その発呼者を特定する第2文字および第2画像の第2発呼者情報を記憶する第2記憶手段と、識別情報の受信時に表示すべき発呼者情報の表示対象を指定する制御情報を、第1モードと第2モードとの各モードと対応付けて記憶する制御情報記憶手段と、表示手段と、前記各モードの内で何れのモードが設定されているかを判別するモード判別手段と、前記受信手段で識別情報を受信した際、前記モード判別手段で判別されたモードが第1モードであれば、当該第1モードに対応付けて記憶された制御情報の表示対象に応じて、その識別情報に対応する前記第1文字と第1画像による第1発呼者情報、あるいは第1文字による第1発呼者情報を前記表示手段に表示させる第1制御手段と、前記受信手段で識別情報を受信した際、前記モード判別手段で判別されたモードが第2モードであれば、当該第2モードに対応付けて記憶された制御情報の表示対象に応じて、その識別情報に対応する前記第2文字と第2画像による第2発呼者情報、あるいは第2文字による第2発呼者情報を前記表示手段に表示させる第2制御手段と、を具備したことを特徴とする。
【0008】
請求項3は、前記受信手段で受信した識別情報が前記第1記憶手段あるいは第2記憶手段に予め記憶されているか否かを判別する判別手段と、前記受信手段で識別情報を受信した際、当該識別情報が前記第1記憶手段あるいは第2記憶手段に予め記憶されていないと判別された際は、受信した当該識別情報を前記表示手段に表示させる第3制御手段と、とを更に具備したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、発呼者を識別できる識別情報を受信した際は、受信時における状況に応じてその発呼者を理解しやすく表示することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
【0011】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明をページングサービスに適用した例を示している。この場合、プッシュホンなどの電話端末1が接続される電話交換網2には、ページャサービス会社3の管轄する中央制御所31および送信基地局32が接続され、例えば、電話端末1より所定の呼出番号を入力すると、ページャサービス会社3の管轄する中央制御所31を介して送信基地局32より呼出番号に相当するページング受信機4に呼び出しがなされるようになっている。
【0012】
図2は、このようなペ−ジング受信機4の概略構成を示すもので、図において、11はアンテナで、このアンテナ11はRF受信部12に接続し、この受信部12をデコーダ部13を介してCPU14に接続している。RF受信部12は、アンテナ11で受信した受信データを復調するようにしている。
【0013】
デコーダ部13には、ID−ROM15を接続している。ID−ROM15は、当該ペ−ジング受信機に個別に割当てられたIDコード、詳細にはフレームデータやアドレスデータ等を記憶したもので、このIDコードをデコーダ部13に与えるようにしている。デコーダ部13は、ID−ROM15より取り込んだIDコードに基づいてRF受信部12を間欠駆動するとともに、RF受信部12で復調した信号を解読し、これがIDコードに一致したと判断すると、一致検出信号および続いて受信されるメッセージデータをCPU14に送り込むようにしている。
【0014】
CPU14には、表示部16、キー入力部17の他に、スピーカ18、バイブレータ19、LED20、ROM21、RAM22を接続している。
【0015】
表示部16は、CPU14から送られてくる各種データを表示するようにしており、液晶パネル駆動回路、表示バッファを備え、液晶パネルなどを備えている。表示手段としては、勿論別の表示素子を用いることができ、例えば、ELディスプレイ、プラズマディスプレイなどを用いることも可能である。また似顔絵を表示する部分はドットマトリクスで構成されている。
【0016】
スピーカ18は、CPU14の制御の下で、図示しない駆動回路を介して呼出し状態を報知音で出力し、同様に、バイブレータ19は、呼出し状態を振動で、LED20は、呼出し状態を光の点灯あるいは点滅により出力するようにしている。
【0017】
ROM21は、CPU14のために予め用意された制御プログラムを記憶している。
【0018】
RAM22は、呼出しに際して送られてきたメッセージ情報を記憶するとともに、図3に示すように特定の複数の発呼者の電話番号aと、この電話番号aに対応して名前データbおよび似顔絵データcを記憶したメモリエリアを有している。この場合の似顔絵データcは、発呼者に相当するイメージをイラストパターンで表している。
【0019】
CPU14は、ROM21に記憶された制御プログラムにしたがって、各回路を総括的に制御するようになっている。
【0020】
次に、以上のように構成した第1の実施の形態の動作を図4に示すフローチャートにより説明する。
【0021】
この場合、ステップ401で、アンテナ11を介してRF受信部12で呼出し信号を受信すると、RF受信部12では、この呼出し信号を復調してデコーダ部13に与える。デコーダ部13では、復調された呼出し信号についてID−ROM15より与えられる当該ペ−ジング受信機に個別に割当てられたIDコードとの一致を判断する。そして、これらが一致した場合のみ、呼出信号受信にともなう呼出信号検出信号をCPU14に送出する。
【0022】
次に、ステップ402で、この呼出し信号の後にメッセージデータが続いているか否かを判断する。ここで、メッセージデータが続いていない場合は、ステップ403に進み、呼出信号にともなう受信報知のみを行う。この場合の受信報知は、スピーカ18、バイブレータ19、LED20のいずれによる報知と、呼出しがあったことのみを表示部16に表示する。
【0023】
図5(a)は、この場合の表示部16での表示例を示すもので、表示画面には、受信報知と受信時刻のみが表示される。
【0024】
一方、呼出信号の後にメッセージデータが続く場合は、ステップ404に進む。ステップ404では、呼出信号の後のメッセージデータが電話番号データか否かメッセージデータの先頭部分に識別信号があるか否かで判断する。
【0025】
ここで、メッセージデータが電話番号データでない場合は、ステップ405に進み、呼出信号にともなう受信報知とともに、メッセージを表示部16に表示し、さらに、これら電話番号データでないメッセージデータをRAM22に格納して処理を終了する。
【0026】
図5(b)は、この場合の表示部16での表示例を示すもので、表示画面には、受信報知、受信時刻とともに、例えばメッセージデータに基づくメッセージ「至急戻レ」が表示される。
【0027】
また、ステップ404で、メッセージデータが電話番号データと判断した場合は、ステップ406に進む。ステップ406では、この時の電話番号データに基づく電話番号の下4桁の番号列とRAM22の図3に示すエリアに格納された発呼者の電話番号aの下4桁の番号列と一致するものがあるかをサーチする。
【0028】
このサーチで、一致するものがない場合は、ステップ407に進み、呼出信号にともなう受信報知とともに、このメッセージデータの電話番号のみを表示部16に表示し、さらに、これら電話番号データをRAM22に格納して処理を終了する。
【0029】
図5(c)は、この場合の表示部16での表示例を示すもので、例えばメッセージとして電話番号データ識別信号の後に電話番号「111−1111」を受信したとすると、この電話番号の下4桁の番号列「1111」に対し、図3に示すエリアの電話番号aの下4桁の番号列には一致するものがないので、表示画面には、受信報知、受信時刻とともに、電話番号「111−1111」がそのまま表示される。
【0030】
一方、ステップ406でのサーチで、図3に示すエリアに一致する下4桁の番号列があった場合は、ステップ408に進み、この下4桁の番号列に対応して名前データがあるかを判断する。
【0031】
ここで、名前データがある場合は、ステップ409に進み、さらに似顔絵データが含まれているかを判断する。そして、似顔絵データも含まれていれば、ステップ410に進み、受信報知とともに、電話番号、名前およびこの似顔絵データに基づく似顔絵を表示部16に表示し、さらに、これらデータをRAM22に格納して処理を終了する。
【0032】
図6(a)は、この場合の表示部16での表示例を示すもので、例えばメッセージとして電話番号データ識別信号の後に電話番号「123−4567」を受信したとすると、この電話番号の下4桁の番号列「4567」に対し、図3に示すRAM22のエリアの電話番号a中の下4桁の番号列「4567」のものと一致するので、表示画面には、受信報知、受信時刻とともに、電話番号「123−4567」、名前「杉尾」および似顔絵が表示される。
【0033】
また、ステップ409で、似顔絵データが含まれていないと判断した場合は、ステップ411に進み、受信報知とともに、名前のみ表示部16に表示し、さらに、これらデータをRAM22に格納して処理を終了する。
【0034】
図6(b)は、この場合の表示部16での表示例を示すもので、例えばメッセージとして電話番号データ識別信号の後に電話番号「444−4444」を受信したとすると、この電話番号の下4桁の番号列「4444」に対し、図3に示すRAM22のエリアの電話番号a中の下4桁の番号列と一致する似顔絵データがないので、表示画面には、受信報知、受信時刻とともに、電話番号「444−4444」および名前「青木」が表示される。
【0035】
一方、ステップ406、ステップ408で、図3に示すエリアの電話番号aの下4桁の番号列と一致するものがあるが、この番号列に対応して名前データがないと判断した場合は、ステップ412に進む。
【0036】
ステップ408で、名前データが存在しなかった場合、ステップ412において似顔絵データが含まれているかを判断する。そして、似顔絵データが含まれている場合、ステップ413に進み、受信報知とともに、この似顔絵データに基づく似顔絵を表示部16に表示し、さらに、これらデータをRAM22に格納して処理を終了する。
【0037】
図6(c)は、この場合の表示部16での表示例を示すもので、例えばメッセージとして電話番号データ識別信号の後に電話番号「333−3333」を受信したとすると、この電話番号の下4桁の番号列「3333」に対し、図3に示すRAM22のエリアの電話番号a中の下4桁の番号列「3333」のものと一致するので、表示画面には、受信報知、受信時刻とともに、電話番号「333−3333」および似顔絵が表示される。
【0038】
また、ステップ412で似顔絵データも含まれていない場合、ステップ414に進み、受信報知とともに、電話番号を表示部16に表示し、これらデータをRAM22に格納して処理を終了する。
【0039】
図6(d)は、この場合の表示部16での表示例を示すもので、例えばメッセージとして電話番号データ識別信号の後に電話番号「666−6666」を受信したとすると、この電話番号の下4桁の番号列「6666」に対し、図3に示すRAM22のエリアの電話番号a中の下4桁の番号列「6666」のものと一致するが、この下4桁の番号列「6666」に対して似顔絵を格納していないので、表示画面には、受信報知、受信時刻とともに、電話番号「666−6666」のみが表示される。
【0040】
従って、このような実施の形態によれば、アンテナ11を介して呼出し信号とともに電話番号データをRF受信部12で受信し、この時の電話番号の下4桁の番号列に対しRAM22のメモリエリアに格納された発呼者の電話番号の下4桁の番号列に一致するものがあると、この電話番号に対応して記憶された発呼者に相当する名前データおよびイラストパターンを読み出し、これらを表示手段17に表示するようにしているので、発呼者に対応するイメージを名前とイラストの組み合わせにより理解しやすく表示できるようになり、従来の名前のみが出力され、この名前からどのような人物かを直ちにイメージできないことで、誤って確認することが多かったものに比べて、発呼者を正確に確認することができる。
【0041】
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態におけるペ−ジング受信機の概略構成は、図2と同様で、この場合、RAM22には、図7に示すように発呼が予定される複数の発呼者の電話番号a、この電話番号aに対応して名前データb、似顔絵データcおよびフラグdを記憶するメモリエリアを有している。ここで、似顔絵データcは、発呼者に相当するイメージをイラストパターンで表し、また、フラグdは、表示形態を指定するもので、例えば、フラグ「1」は、名前と似顔絵の表示、フラグ「2」は、似顔絵のみの表示、フラグ「3」は、名前のみの表示をそれぞれの指定している。
【0042】
次に、第2の実施の形態の動作を図8に示すフローチャートにより説明する。
【0043】
この場合、ステップ801で、アンテナ11を介してRF受信部12で呼出し信号を受信すると、RF受信部12では、これを復調してデコーダ部13に与える。デコーダ部13では、復調された呼出し信号についてID−ROM15より与えられる当該ペ−ジング受信機に個別に割当てられたIDコードとの一致を判断する。そして、これらが一致した場合のみ、呼出信号受信にともなう呼出信号検出信号をCPU14に送出する。
【0044】
次に、ステップ802で、呼出信号の後にメッセージデータが続いているか否かを判断する。ここで、メッセージデータが続いていない場合は、ステップ803に進み、呼出信号にともなう受信報知のみを行う。この場合の受信報知は、スピーカ18、バイブレータ19、LED20のいずれによる報知と、呼出しがあったことのみを表示部16に表示する。この場合の表示例は、上述した図5(a)と同様である。
【0045】
一方、呼出信号の後にメッセージデータが続く場合は、ステップ804に進む。ステップ804では、呼出信号の後のメッセージデータが電話番号データか否かをメッセージデータの先頭部分に識別信号があるか否かで判断する。
【0046】
ここで、メッセージデータが電話番号データでない場合は、ステップ805に進み、呼出信号にともなう受信報知とともに、メッセージを表示部16に表示し、さらに、これら電話番号データでないメッセージデータをRAM22に格納して処理を終了する。この場合の表示例は、上述した図5(b)と同様である。
【0047】
また、ステップ804で、メッセージデータが電話番号データと判断した場合は、ステップ806に進む。ステップ806では、この時の電話番号データに基づく電話番号の下4桁の番号列とRAM22の図7に示すエリアに格納された所定発呼者の電話番号aの下4桁の番号列と一致するものがあるかをサーチする。
【0048】
このサーチで、一致するものがない場合は、ステップ807に進み、呼出信号にともなう受信報知とともに、このメッセージデータの電話番号のみを表示部16に表示し、さらに、これら電話番号データをRAM22に格納して処理を終了する。この場合の表示例は、上述した図5(c)と同様である。
【0049】
一方、ステップ806でのサーチで、図7に示すエリアに一致する下4桁の番号列があった場合は、ステップ808に進み、該当する下4桁の番号列に対応するフラグdを参照する。
【0050】
ここで、フラグ「1」が記憶されている場合は、ステップ809に進む。ステップ809では、フラグ「1」で定義された表示内容として、受信報知とともに、名前と似顔絵を表示部16に表示し、これらデータをRAM22に格納して処理を終了する。この場合、例えばメッセージとして電話番号データ識別信号の後に電話番号「123−4567」を受信したとすると、この電話番号の下4桁の番号列「4567」に対し、図7に示すRAM22のエリアの電話番号a中の下4桁の番号列「4567」のものと一致し、この番号列に対応するフラグdは、「1」なので、表示画面には、上述した図6(a)と同様に受信報知、受信時刻とともに、電話番号「123−4567」、名前「杉尾」および似顔絵が表示される。
【0051】
また、フラグ「2」が記憶されている場合は、ステップ810に進む。ステップ810では、フラグ「2」で定義された表示内容として、受信報知とともに、似顔絵のみを表示部16に表示し、これらデータをRAM22に格納して処理を終了する。この場合、例えばメッセージとして電話番号データ識別信号の後に電話番号「333−3333」を受信したとすると、この電話番号の下4桁の番号列「3333」に対し、図7に示すRAM22のエリアの電話番号a中の下4桁の番号列「3333」のものと一致し、この該当番号列に対応するフラグdは、「2」なので、表示画面には、上述した図6(c)と同様に受信報知、受信時刻とともに、電話番号「333−3333」および似顔絵が表示される。
【0052】
また、フラグ「3」が記憶されている場合は、ステップ811に進む。ステップ811では、フラグ「3」で定義された表示内容として、受信報知とともに、名前のみを表示部16に表示し、これらデータをRAM22に格納して処理を終了する。この場合、例えばメッセージとして電話番号データ識別信号の後に電話番号「444−4444」を受信したとすると、この電話番号の下4桁の番号列「4444」に対し、図7に示すRAM22のエリアの電話番号a中の下4桁の番号列「4444」のものと一致し、この番号列に対応するフラグdは、「3」なので、表示画面には、上述した図6(b)と同様に受信報知、受信時刻とともに、電話番号「444−4444」および名前が表示される。
【0053】
従って、このような実施の形態によれば、アンテナ11を介して呼出し信号とともに電話番号データをRF受信部12で受信し、この時の電話番号の下4桁の番号列に対しRAM22のメモリエリアに格納された発呼者の電話番号の下4桁の番号列と一致するものがあると、この電話番号に対応して記憶されたフラグの表示形態に基づいて、発呼者に相当する名前データおよびイラストパターンを読み出し、これらを表示手段17に表示するようにしているので、発呼者の電話番号データに応じて予め設定される表示形態で、相当するイメージを名前とイラストの組み合わせにより理解しやすく表示できるようになる。また、この場合も従来のものと比べ、発呼者を正確に確認することができる。
【0054】
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態におけるペ−ジング受信機の概略構成は、図2と同様で、この場合、RAM22には、図9(a)に示すように発呼が予定される複数の発呼者の電話番号a、この電話番号a1に対応して名前データb1、似顔絵データc1を記憶した第1のメモリエリア、図9(b)に示すように発呼が予定される複数の発呼者の電話番号a2、この電話番号a2に対応して社名データb2、社章データc2を記憶した第2のメモリエリアおよび図9(c)に示すように個人用表示フラグd1、会社用表示フラグd2を記憶した第3のメモリエリアを有している。
【0055】
ここで、図9(a)に示す似顔絵データc1は、発呼者に相当するイメージをイラストパターンで表し、また、図9(b)に示す社章データc2は、社章のイメージをイラストで表している。また、図9(c)に示す個人用表示フラグd1は、表示形態を指定するもので、フラグ「1」は、名前と似顔絵の表示、フラグ「2」は、似顔絵のみの表示、フラグ「3」は、名前のみの表示を指定し、また、会社用表示フラグd2も表示の種類を指定するもので、フラグ「1」は、社名と社章の表示、フラグ「2」は、社章のみの表示、フラグ「3」は、社名のみの表示を指定するようにしている。
【0056】
次に、第3の実施の形態の動作を図10に示すフローチャートにより説明する。
【0057】
この場合、ステップ1001で、アンテナ11を介してRF受信部12で呼出し信号を受信すると、RF受信部12では、この呼出し信号を復調してデコーダ部13に与える。デコーダ部13では、復調された呼出し信号についてID−ROM15より与えられる当該ペ−ジング受信機に個別に割当てられたIDコードとの一致を判断する。そして、これらが一致した場合のみ、呼出信号受信にともなう呼出信号検出信号をCPU14に送出する。
【0058】
次に、ステップ1002で、この呼出し信号の後にメッセージデータが続いているか否かを判断する。ここで、メッセージデータが続いていない場合は、ステップ1003に進み、呼出信号にともなう受信報知のみを行う。この場合の受信報知は、スピーカ18、バイブレータ19、LED20のいずれによる報知と、呼出しがあったことのみを表示部16に表示する。この場合の表示例は、上述した図5(a)と同様である。
【0059】
一方、呼出信号の後にメッセージデータが続く場合は、ステップ1004に進む。ステップ1004では、呼出信号の後のメッセージデータが電話番号データか否かをメッセージデータの先頭部分に識別信号があるか否かで判断する。
【0060】
ここで、メッセージデータが電話番号データでない場合は、ステップ1005に進み、呼出信号にともなう受信報知とともに、メッセージを表示部16に表示し、さらに、これら電話番号でないメッセージデータをRAM22に格納して処理を終了する。この場合の表示例は、上述した図5(b)と同様である。
【0061】
また、ステップ1004で、メッセージデータが電話番号データと判断した場合は、ステップ1006に進む。ステップ1006では、この時の電話番号データに基づく電話番号の下4桁の番号列とRAM22の図9(a)(b)に示すメモリエリアに格納された発呼者の電話番号aの下4桁の番号列と一致するものがあるかをサーチする。
【0062】
このサーチで、一致するものがない場合は、ステップ1007に進み、呼出信号にともなう受信報知とともに、このメッセージデータの電話番号のみを表示部16に表示し、さらに、これら電話番号データをRAM22に格納して処理を終了する。この場合の表示例は、上述した図5(c)と同様である。
【0063】
一方、ステップ1006でのサーチで、図3に示すエリアに一致する4桁の番号列があった場合は、ステップ1008に進み、本ペ−ジング受信機の表示内容が個人モードに設定されているか、会社モードに設定されているかを判断する。
【0064】
ここで、個人モードに設定されている場合は、ステップ1009に進む。ステップ1009では、図9(c)に示す個人用フラグd1の内容を参照する。
【0065】
ここで、フラグ「1」が記憶されている場合は、ステップ1010に進む。ステップ1010では、フラグ「1」で定義された表示内容として、受信報知とともに、名前と似顔絵を表示部16に表示し、これらデータをRAM22に格納して処理を終了する。この場合、例えばメッセージとして電話番号データ識別信号の後に電話番号「123−4567」を受信したとすると、この電話番号の下4桁の番号列「4567」に対し、図9(a)に示すRAM22のエリアの電話番号a中の下4桁の番号列「4567」のものと一致するので、表示画面には、上述した図6(a)と同様に受信報知、受信時刻とともに、電話番号「123−4567」、名前「杉尾」および似顔絵が表示される。
【0066】
また、フラグ「2」が記憶されている場合は、ステップ1011に進む。ステップ1011では、フラグ「2」で定義された表示内容として、受信報知とともに、似顔絵のみを表示部16に表示し、これらデータをRAM22に格納して処理を終了する。この場合、例えばメッセージとして電話番号データ識別信号の後に電話番号「123−4567」を受信したとすると、この電話番号の下4桁の番号列「4567」に対し、図9(a)に示すRAM22のエリアの電話番号a中の下4桁の番号列「4567」のものと一致するので、表示画面には、図11(a)に示すように、名前データの表示を除いて受信報知、受信時刻とともに、電話番号「123−4567」および似顔絵が表示される。
【0067】
また、フラグ「3」が記憶されている場合は、ステップ1012に進む。ステップ1012では、フラグ「3」で定義された表示内容として、受信報知とともに、名前のみを表示部16に表示し、これらデータをRAM22に格納して処理を終了する。この場合、例えばメッセージとして電話番号データ識別信号の後に電話番号「123−4567」を受信したとすると、この電話番号の下4桁の番号列「4567」に対し、図9(a)に示すRAM22のエリアの電話番号a中の下4桁の番号列「4567」のものと一致するので、表示画面には、図11(b)に示すように似顔絵データの表示を除いて受信報知、受信時刻とともに、電話番号「123−4567」および名前が表示される。
【0068】
一方、ステップ1008で、会社モードが設定されていると判断された場合は、ステップ1013に進む。ステップ1013では、図9(c)に示す会社用フラグd2の内容を参照する。
【0069】
ここで、フラグ「1」が記憶されている場合は、ステップ1014に進む。ステップ1014では、フラグ「1」で定義された表示内容として、受信報知とともに、社名と社章を表示部16に表示し、これらデータをRAM22に格納して処理を終了する。この場合、例えばメッセージとして電話番号データ識別信号の後に電話番号「123−4567」を受信したとすると、この電話番号の下4桁の番号列「4567」に対し、図9(b)に示すRAM22のエリアの電話番号a中の下4桁の番号列「4567」のものと一致するので、表示画面には、図12(a)に示すように受信報知、受信時刻とともに、電話番号「123−4567」、社名「○山工業」および社章が表示される。
【0070】
また、フラグ「2」が記憶されている場合は、ステップ1015に進む。ステップ1015では、フラグ「2」で定義された表示内容として、受信報知とともに、社章のみを表示部16に表示し、これらデータをRAM22に格納して処理を終了する。この場合、例えばメッセージとして電話番号データ識別信号の後に電話番号「123−4567」を受信したとすると、この電話番号の下4桁の番号列「4567」に対し、図9(b)に示すRAM22のエリアの電話番号a中の下4桁の番号列「4567」のものと一致するので、表示画面には、図12(b)に示すように、社名データの表示を除いて、受信報知、受信時刻とともに、電話番号「123−4567」および社章が表示される。
【0071】
また、フラグ「3」が記憶されている場合は、ステップ1016に進む。ステップ1016では、フラグ「3」で定義された表示内容として、受信報知とともに、社名のみを表示部16に表示し、これらデータをRAM22に格納して処理を終了する。この場合、例えばメッセージとして電話番号データ識別信号の後に電話番号「123−4567」を受信したとすると、この電話番号の下4桁の番号列「4567」に対し、図9(b)に示すRAM22のエリアの電話番号a中の下4桁の番号列「4567」のものと一致するので、表示画面には、図12(c)に示すように社章データの表示を除いて受信報知、受信時刻とともに、電話番号「123−4567」および社名が表示される。
【0072】
従って、このような実施の形態によれば、アンテナ11を介して呼出し信号とともに電話番号データをRF受信部12で受信し、この時の電話番号の下4桁の番号列に対しRAM22のメモリエリアに格納された発呼者の電話番号の下4桁の番号列と一致するものがあると、適用モードに対応して記憶されたフラグによって指定された表示形態に基づいて、発呼者に対応する名前データおよびイラストパターンを読み出し、これらを表示手段17に表示するようにしているので、個人モードや会社モードなど、それぞれのモードに応じたフラグの表示形態により、相当するイメージを名前とイラストの組み合わせをもって理解しやすく表示できるようになる。また、この場合も従来のものと比べ、発呼者を正確に認識することができる。
【0073】
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されず、要旨を変更しない範囲で、適宜変形して実施できる。
【0074】
例えば、本発明は、公衆回線を利用したページャに限らず、無線通信機能を有する各種タイプの受信装置に適用される。つまり公衆回線を利用しない構成ページャや赤外線などで通信する通信機能付きの玩具または通信機能を有するパーソナルコンピュータ、電子手帳、その他の電子計算処理装置にも本発明は適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0075】
【図1】本発明の第1の実施の形態が適用される通信システムの一例を示す図。
【図2】第1の実施の形態に用いられるペ−ジング受信機の概略構成を示す図。
【図3】第1の実施の形態に用いられるRAMのメモリエリアを示す図。
【図4】第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図5】第1の実施の形態の表示部での表示例を示す図。
【図6】第1の実施の形態の表示部での表示例を示す図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に用いられるRAMのメモリエリアを示す図。
【図8】第2の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図9】本発明の第3の実施の形態に用いられるRAMのメモリエリアを示す図。
【図10】第3の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図11】第3の実施の形態の表示部での表示例を示す図。
【図12】第3の実施の形態の表示部での表示例を示す図。
【符号の説明】
【0076】
1…電話端末
2…電話交換網
3…ページャサービス会社
31…中央制御所
32…送信基地局
4…ページング受信機




 

 


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