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コンテンツ再生装置、コンテンツ配信装置及びプログラム - カシオ計算機株式会社
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発明の名称 コンテンツ再生装置、コンテンツ配信装置及びプログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−36789(P2007−36789A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2005−218517(P2005−218517)
出願日 平成17年7月28日(2005.7.28)
代理人 【識別番号】100090033
【弁理士】
【氏名又は名称】荒船 博司
発明者 二渡 茂 / 助則 篤志
要約 課題
コンテンツを再生させる際に、ユーザの嗜好傾向に応じた適切な試視聴用コンテンツを自動的に付加して再生させること。

解決手段
コンテンツの購入操作に応じてユーザの嗜好傾向を推測し、推測した嗜好傾向に応じて試視聴用コンテンツを選択する。試視聴用配信数が「3」ならば、視聴希望ジャンルから1つ、嗜好傾向ジャンルから2つそれぞれ選択する。そして、試視聴用コンテンツ配信順序に従って本編配信用コンテンツを生成して配信する。例えば試視聴用コンテンツ配信順序が「後」ならば、選択した試視聴用コンテンツを視聴希望本編コンテンツの後に付加した一連のコンテンツとして本編配信用コンテンツを生成して配信する。
特許請求の範囲
【請求項1】
コンテンツ再生装置からの要求に応じたコンテンツを配信するコンテンツ配信装置において、
コンテンツの内容に応じて予め類別された分類と対応づけて複数の本編コンテンツ及び当該本編コンテンツの試視聴用コンテンツを記憶する記憶手段と、
前記コンテンツ再生装置から視聴希望本編コンテンツの要求を受信するコンテンツ要求受信手段と、
前記コンテンツ再生装置から今回要求のあったコンテンツ及び/又は従前に要求されたコンテンツの分類を判断することで、前記コンテンツ再生装置における嗜好傾向を推測する推測手段と、
この推測手段により推測された嗜好傾向に応じた分類に対応付けられている試視聴用コンテンツを選択する試視聴用コンテンツ選択手段と、
前記コンテンツ要求受信手段により受信された要求に対応する視聴希望本編コンテンツと、前記試視聴用コンテンツ選択手段により選択された試視聴用コンテンツとを一連のコンテンツとして前記コンテンツ再生装置に配信する配信手段と、
を備えたコンテンツ配信装置。
【請求項2】
前記コンテンツ再生装置から、視聴希望本編コンテンツと試視聴用コンテンツとの配信順序の要求を受信する順序要求受信手段を更に備え、
前記配信手段は、前記順序要求受信手段により受信された配信順序で、視聴希望本編コンテンツ及び試視聴用コンテンツを配信することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信装置。
【請求項3】
前記コンテンツ再生装置から、試視聴用コンテンツの配信数の要求を受信する配信数要求受信手段を更に備え、
前記試視聴用コンテンツ選択手段は、前記配信手段により配信される一連のコンテンツに含める試視聴用コンテンツとして、前記配信数要求受信手段により受信された配信数の試視聴用コンテンツを選択し、
前記配信手段は、前記試視聴用コンテンツ選択手段により選択された前記受信された配信数の試視聴用コンテンツを含めた一連のコンテンツを配信する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ配信装置。
【請求項4】
コンテンツの内容に応じて予め類別された分類と対応づけて複数の本編コンテンツ及び当該本編コンテンツの試視聴用コンテンツを記憶し、本編コンテンツと試視聴用コンテンツとを一連のコンテンツとして配信するコンテンツ配信装置と通信し、受信したコンテンツを再生するコンテンツ再生装置において、
ユーザ操作に従って視聴希望本編コンテンツを指定するコンテンツ指定手段と、
このコンテンツ指定手段により今回指定されたコンテンツ及び/又は従前に指定されたコンテンツの分類を判断することで、ユーザの嗜好傾向を推測する推測手段と、
前記コンテンツ指定手段により指定された視聴希望本編コンテンツの受信及び前記推測された嗜好傾向に応じた分類に対応付けられている試視聴用コンテンツの受信を前記コンテンツ配信装置に要求する要求手段と、
この要求手段の要求に応じて前記コンテンツ配信装置から送信される本編コンテンツ及び試視聴用コンテンツからなる一連のコンテンツを再生するコンテンツ受信再生手段と、
を備えたコンテンツ再生装置。
【請求項5】
ユーザ操作に従って視聴希望本編コンテンツと試視聴用コンテンツとの配信順序を指定する順序指定手段と、
この順序指定手段により指定された順序による一連のコンテンツの配信を前記コンテンツ配信装置に要求する順序要求手段と、
を更に備えたことを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ再生装置。
【請求項6】
ユーザ操作に従って試視聴用コンテンツの配信数を指定する配信数指定手段と、
この配信数指定手段により指定された数の試視聴用コンテンツを含めた一連のコンテンツの配信を前記コンテンツ配信装置に要求する配信数要求手段と、
を更に備えたことを特徴とする請求項4又は5に記載のコンテンツ再生装置。
【請求項7】
前記分類の分類項目を表示制御し、ユーザ操作に従った分類項目の指定に応じて、当該指定された分類項目に対応する本編コンテンツの一覧を表示制御する一覧表示制御手段を更に備え、
前記推測手段は、前記一覧表示制御手段による一覧の表示制御時に指定された分類項目に基づいてユーザの嗜好傾向を推測する指定分類基準推測手段を有する、
ことを特徴とする請求項4〜6の何れか一項に記載のコンテンツ再生装置。
【請求項8】
コンテンツの内容に応じて予め類別された分類と対応づけて複数の本編コンテンツ及び当該本編コンテンツの試視聴用コンテンツを記憶し、本編コンテンツと試視聴用コンテンツとを一連のコンテンツとして配信するコンテンツ配信装置と通信し、受信したコンテンツを再生するコンテンツ再生装置において、
ユーザ操作に従って視聴希望本編コンテンツを指定するコンテンツ指定手段と、
このコンテンツ指定手段により今回指定されたコンテンツ及び/又は従前に指定されたコンテンツの分類を判断することで、ユーザの嗜好傾向を推測する推測手段と、
この推測手段により推測された嗜好傾向に応じた分類に対応付けられている試視聴用コンテンツの一覧の受信を前記コンテンツ配信装置に要求し、当該要求に応じて前記コンテンツ配信装置から送信される一覧の中から試視聴用コンテンツを選択する試視聴用コンテンツ選択手段と、
前記コンテンツ指定手段により指定された視聴希望本編コンテンツの受信及び前記試視聴用コンテンツ選択手段により選択された試視聴用コンテンツの受信を前記コンテンツ配信装置に要求し、視聴希望本編コンテンツ及び試視聴用コンテンツとを一連のコンテンツとして再生させるための制御を行うコンテンツ受信再生制御手段と、
を備えたコンテンツ配信装置。
【請求項9】
コンテンツの内容に応じて予め類別された分類と対応づけて複数の本編コンテンツ及び当該本編コンテンツの試視聴用コンテンツを記憶し、本編コンテンツと試視聴用コンテンツとを一連のコンテンツとして配信するコンテンツ配信装置と通信し、受信したコンテンツを再生するコンピュータに、
ユーザ操作に従って視聴希望本編コンテンツを指定するコンテンツ指定機能と、
このコンテンツ指定機能により今回指定されたコンテンツ及び/又は従前に指定されたコンテンツの分類を判断することで、ユーザの嗜好傾向を推測する推測機能と、
前記コンテンツ指定機能により指定された視聴希望本編コンテンツの受信及び前記推測された嗜好傾向に応じた分類に対応付けられている試視聴用コンテンツの受信を前記コンテンツ配信装置に要求する要求機能と、
この要求機能の要求に応じて前記コンテンツ配信装置から送信される本編コンテンツ及び試視聴用コンテンツからなる一連のコンテンツを再生するコンテンツ受信再生機能と、
を実現させるためのプログラム。
【請求項10】
コンテンツの内容に応じて予め類別された分類と対応づけて複数の本編コンテンツ及び当該本編コンテンツの試視聴用コンテンツを記憶し、本編コンテンツと試視聴用コンテンツとを一連のコンテンツとして配信するコンテンツ配信装置と通信し、受信したコンテンツを再生するコンピュータに、
ユーザ操作に従って視聴希望本編コンテンツを指定するコンテンツ指定機能と、
このコンテンツ指定機能により今回指定されたコンテンツ及び/又は従前に指定されたコンテンツの分類を判断することで、ユーザの嗜好傾向を推測する推測機能と、
この推測機能により推測された嗜好傾向に応じた分類に対応付けられている試視聴用コンテンツの一覧の受信を前記コンテンツ配信装置に要求し、当該要求に応じて前記コンテンツ配信装置から送信される一覧の中から試視聴用コンテンツを選択する試視聴用コンテンツ選択機能と、
前記コンテンツ指定機能により指定された視聴希望本編コンテンツの受信及び前記試視聴用コンテンツ選択機能により選択された試視聴用コンテンツの受信を前記コンテンツ配信装置に要求し、視聴希望本編コンテンツ及び試視聴用コンテンツとを一連のコンテンツとして再生させるための制御を行うコンテンツ受信再生制御機能と、
を実現させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテンツ再生装置、コンテンツ配信装置及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
インターネット等を利用して映像データ等のコンテンツを配信する配信サービスが知られている。またこの種の配信サービスにおいて、ユーザの嗜好に適合するコンテンツを検索して提示するものも知られている(特許文献1参照)。この特許文献1の技術によれば、検索して提示したコンテンツを試視聴するためのサンプルコンテンツ(以下、「試視聴用コンテンツ」という。)をユーザ操作に従ってプレビュー表示することも可能である。
【特許文献1】特開2001−209660号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら上記した特許文献1の技術では、ユーザが自ら試視聴用コンテンツを選択してプレビュー表示させる必要があった。そこで本発明は、コンテンツを再生させる際に、ユーザの嗜好傾向に応じた適切な試視聴用コンテンツを自動的に付加して再生させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
コンテンツ再生装置からの要求に応じたコンテンツを配信するコンテンツ配信装置において、
コンテンツの内容に応じて予め類別された分類と対応づけて複数の本編コンテンツ及び当該本編コンテンツの試視聴用コンテンツを記憶する記憶手段(例えば、図18に示すコンテンツDB150)と、
前記コンテンツ再生装置から視聴希望本編コンテンツの要求を受信するコンテンツ要求受信手段(例えば、図18に示す通信部130,CPU100)と、
前記コンテンツ再生装置から今回要求のあったコンテンツ及び/又は従前に要求されたコンテンツの分類を判断することで、前記コンテンツ再生装置における嗜好傾向を推測する推測手段(例えば、図18に示すCPU100)と、
この推測手段により推測された嗜好傾向に応じた分類に対応付けられている試視聴用コンテンツを選択する試視聴用コンテンツ選択手段(例えば、図18に示すCPU100)と、
前記コンテンツ要求受信手段により受信された要求に対応する視聴希望本編コンテンツと、前記試視聴用コンテンツ選択手段により選択された試視聴用コンテンツとを一連のコンテンツとして前記コンテンツ再生装置に配信する配信手段(例えば、図18に示すCPU100,通信部130)と、
を備えたことを特徴としている。
【0005】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のコンテンツ配信装置において、
前記コンテンツ再生装置から、視聴希望本編コンテンツと試視聴用コンテンツとの配信順序の要求を受信する順序要求受信手段(例えば、図18に示す通信部130,CPU100)を更に備え、
前記配信手段は、前記順序要求受信手段により受信された配信順序で、視聴希望本編コンテンツ及び試視聴用コンテンツを配信する(例えば、図18に示すCPU100,通信部130)ことを特徴としている。
【0006】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のコンテンツ配信装置において、
前記コンテンツ再生装置から、試視聴用コンテンツの配信数の要求を受信する配信数要求受信手段(例えば、図18に示す通信部130,CPU100)を更に備え、
前記試視聴用コンテンツ選択手段は、前記配信手段により配信される一連のコンテンツに含める試視聴用コンテンツとして、前記配信数要求受信手段により受信された配信数の試視聴用コンテンツを選択(例えば、図18に示すCPU100)し、
前記配信手段は、前記試視聴用コンテンツ選択手段により選択された前記受信された配信数の試視聴用コンテンツを含めた一連のコンテンツを配信(例えば、図18に示すCPU100,通信部130)する、
ことを特徴としている。
【0007】
請求項4に記載の発明は、
コンテンツの内容に応じて予め類別された分類と対応づけて複数の本編コンテンツ及び当該本編コンテンツの試視聴用コンテンツを記憶し、本編コンテンツと試視聴用コンテンツとを一連のコンテンツとして配信するコンテンツ配信装置と通信し、受信したコンテンツを再生するコンテンツ再生装置において、
ユーザ操作に従って視聴希望本編コンテンツを指定するコンテンツ指定手段(例えば、図5に示す入力部310,CPU300;図13に示すステップe15)と、
このコンテンツ指定手段により今回指定されたコンテンツ及び/又は従前に指定されたコンテンツの分類を判断することで、ユーザの嗜好傾向を推測する推測手段(例えば、図5に示すCPU300;図14に示すステップf30)と、
前記コンテンツ指定手段により指定された視聴希望本編コンテンツの受信及び前記推測された嗜好傾向に応じた分類に対応付けられている試視聴用コンテンツの受信を前記コンテンツ配信装置に要求する要求手段(例えば、図5に示すCPU300,通信部330;図13に示すステップe50)と、
この要求手段の要求に応じて前記コンテンツ配信装置から送信される本編コンテンツ及び試視聴用コンテンツからなる一連のコンテンツを再生するコンテンツ受信再生手段(例えば、図5に示すCPU300,表示部320;図13に示すステップe60,e70)と、
を備えたことを特徴としている。
【0008】
また、請求項9に記載の発明は、
コンテンツの内容に応じて予め類別された分類と対応づけて複数の本編コンテンツ及び当該本編コンテンツの試視聴用コンテンツを記憶し、本編コンテンツと試視聴用コンテンツとを一連のコンテンツとして配信するコンテンツ配信装置と通信し、受信したコンテンツを再生するコンピュータに、
ユーザ操作に従って視聴希望本編コンテンツを指定するコンテンツ指定機能(例えば、図5に示す入力部310,CPU300;図13に示すステップe15)と、
このコンテンツ指定機能により今回指定されたコンテンツ及び/又は従前に指定されたコンテンツの分類を判断することで、ユーザの嗜好傾向を推測する推測機能(例えば、図5に示すCPU300;図14に示すステップf30)と、
前記コンテンツ指定機能により指定された視聴希望本編コンテンツの受信及び前記推測された嗜好傾向に応じた分類に対応付けられている試視聴用コンテンツの受信を前記コンテンツ配信装置に要求する要求機能(例えば、図5に示すCPU300,通信部330;図13に示すステップe50)と、
この要求機能の要求に応じて前記コンテンツ配信装置から送信される本編コンテンツ及び試視聴用コンテンツからなる一連のコンテンツを再生するコンテンツ受信再生機能(例えば、図5に示すCPU300,表示部320;図13に示すステップe60,e70)と、
を実現させるためのプログラムである。
【0009】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のコンテンツ再生装置において、
ユーザ操作に従って視聴希望本編コンテンツと試視聴用コンテンツとの配信順序を指定する順序指定手段(例えば、図5に示す入力部310,CPU300;図13に示すステップe30)と、
この順序指定手段により指定された順序による一連のコンテンツの配信を前記コンテンツ配信装置に要求する順序要求手段(例えば、図5に示すCPU300,通信部330;図13に示すステップe50)と、
を更に備えたことを特徴としている。
【0010】
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載のコンテンツ再生装置において、
ユーザ操作に従って試視聴用コンテンツの配信数を指定する配信数指定手段(例えば、図5に示す入力部310,CPU300;図13に示すステップe40)と、
この配信数指定手段により指定された数の試視聴用コンテンツを含めた一連のコンテンツの配信を前記コンテンツ配信装置に要求する配信数要求手段(例えば、図5に示すCPU300,通信部330;図13に示すステップe50)と、
を更に備えたことを特徴としている。
【0011】
請求項7に記載の発明は、請求項4〜6の何れか一項に記載のコンテンツ再生装置において、
前記分類の分類項目を表示制御し、ユーザ操作に従った分類項目の指定に応じて、当該指定された分類項目に対応する本編コンテンツの一覧を表示制御する一覧表示制御手段(例えば、図5に示すCPU300;図9に示すステップa10〜a90)を更に備え、
前記推測手段は、前記一覧表示制御手段による一覧の表示制御時に指定された分類項目に基づいてユーザの嗜好傾向を推測する指定分類基準推測手段(例えば、図5に示すCPU300;図10に示すコンテンツ一覧表示時処理)を有する、
ことを特徴としている。
【0012】
請求項8に記載の発明は、
コンテンツの内容に応じて予め類別された分類と対応づけて複数の本編コンテンツ及び当該本編コンテンツの試視聴用コンテンツを記憶し、本編コンテンツと試視聴用コンテンツとを一連のコンテンツとして配信するコンテンツ配信装置と通信し、受信したコンテンツを再生するコンテンツ再生装置において、
ユーザ操作に従って視聴希望本編コンテンツを指定するコンテンツ指定手段(例えば、図21に示すCPU300)と、
このコンテンツ指定手段により今回指定されたコンテンツ及び/又は従前に指定されたコンテンツの分類を判断することで、ユーザの嗜好傾向を推測する推測手段(例えば、図21に示すCPU300)と、
この推測手段により推測された嗜好傾向に応じた分類に対応付けられている試視聴用コンテンツの一覧の受信を前記コンテンツ配信装置に要求し、当該要求に応じて前記コンテンツ配信装置から送信される一覧の中から試視聴用コンテンツを選択する試視聴用コンテンツ選択手段(例えば、図21に示すCPU300)と、
前記コンテンツ指定手段により指定された視聴希望本編コンテンツの受信及び前記試視聴用コンテンツ選択手段により選択された試視聴用コンテンツの受信を前記コンテンツ配信装置に要求し、視聴希望本編コンテンツ及び試視聴用コンテンツとを一連のコンテンツとして再生させるための制御を行うコンテンツ受信再生制御手段(例えば、図21に示すCPU300)と、
を備えたことを特徴としている。
【0013】
また、請求項10に記載の発明は、
コンテンツの内容に応じて予め類別された分類と対応づけて複数の本編コンテンツ及び当該本編コンテンツの試視聴用コンテンツを記憶し、本編コンテンツと試視聴用コンテンツとを一連のコンテンツとして配信するコンテンツ配信装置と通信し、受信したコンテンツを再生するコンピュータに、
ユーザ操作に従って視聴希望本編コンテンツを指定するコンテンツ指定機能(例えば、図21に示すCPU300)と、
このコンテンツ指定機能により今回指定されたコンテンツ及び/又は従前に指定されたコンテンツの分類を判断することで、ユーザの嗜好傾向を推測する推測機能(例えば、図21に示すCPU300)と、
この推測機能により推測された嗜好傾向に応じた分類に対応付けられている試視聴用コンテンツの一覧の受信を前記コンテンツ配信装置に要求し、当該要求に応じて前記コンテンツ配信装置から送信される一覧の中から試視聴用コンテンツを選択する試視聴用コンテンツ選択機能(例えば、図21に示すCPU300)と、
前記コンテンツ指定機能により指定された視聴希望本編コンテンツの受信及び前記試視聴用コンテンツ選択機能により選択された試視聴用コンテンツの受信を前記コンテンツ配信装置に要求し、視聴希望本編コンテンツ及び試視聴用コンテンツとを一連のコンテンツとして再生させるための制御を行うコンテンツ受信再生制御機能(例えば、図21に示すCPU300)と、
を実現させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0014】
請求項1に記載の発明によれば、コンテンツ再生装置から今回要求のあったコンテンツ及び/又は従前に要求されたコンテンツの分類を判断することでコンテンツ再生装置における嗜好傾向を推測し、推測した嗜好傾向に応じた分類に対応付けられている試視聴用コンテンツを選択することができる。そして、コンテンツ再生装置から視聴希望本編コンテンツの要求を受信した際には、当該要求に対応する視聴希望本編コンテンツと、前述のように選択した試視聴用コンテンツとを一連のコンテンツとして当該コンテンツ配信装置に配信することができる。したがって、ユーザの嗜好傾向を推測して適切な試視聴用コンテンツを自動的に選択することができるので、コンテンツ再生装置に、本編コンテンツに当該試視聴用コンテンツが付加された一連のコンテンツを再生させることができる。
【0015】
請求項2に記載の発明によれば、コンテンツ再生装置から視聴希望本編コンテンツと試視聴用コンテンツとの配信順序の要求を受信した際に、当該受信した配信順序で視聴希望本編コンテンツ及び試視聴用コンテンツを配信することができる。これにより、コンテンツ再生装置に、本編コンテンツ及び試視聴用コンテンツを所望の順序で再生させることができる。
【0016】
請求項3に記載の発明によれば、試視聴用コンテンツの配信数の要求を受信した際に、配信する一連のコンテンツに含める試視聴用コンテンツとして、受信した配信数の試視聴用コンテンツを選択することができる。そして、当該選択した配信数の試視聴用コンテンツを含めた一連のコンテンツを配信することができる。これにより、コンテンツ再生装置に、本編コンテンツに所望の数の試視聴用コンテンツが付加された一連のコンテンツを再生させることができる。
【0017】
請求項4又は9に記載の発明によれば、今回指定されたコンテンツ及び/又は従前に指定されたコンテンツの分類を判断することでユーザの嗜好傾向を推測し、ユーザ操作に従って指定された視聴希望本編コンテンツの受信、及び推測した嗜好傾向に応じた分類に対応付けられている試視聴用コンテンツの受信を、コンテンツ配信装置に要求することができる。そして、この要求に応じてコンテンツ配信装置から送信される本編コンテンツ及び試視聴用コンテンツからなる一連のコンテンツを再生することができる。したがって、本編コンテンツを再生する際に、ユーザの嗜好傾向を推測して適切な試視聴用コンテンツを自動的にダウンロードし、本編コンテンツに当該試視聴用コンテンツを付加して再生させることができる。
【0018】
請求項5に記載の発明によれば、ユーザ操作に従って指定された順序による一連のコンテンツの配信をコンテンツ配信装置に要求することができる。これにより、前記一連のコンテンツを構成する視聴希望本編コンテンツ及び試視聴用コンテンツが指定された順序により再生されることとなる。したがって、本編コンテンツ及び試視聴用コンテンツを所望の順序で再生させることができる。
【0019】
請求項6に記載の発明によれば、ユーザ操作に従って指定された数の試視聴用コンテンツを含めた一連のコンテンツの配信をコンテンツ配信装置に要求することができる。これにより、前記一連のコンテンツとして、指定された数の試視聴用コンテンツを含むコンテンツが再生されることとなる。したがって、本編コンテンツに所望の数の試視聴用コンテンツを付加して再生させることができる。
【0020】
請求項7に記載の発明によれば、コンテンツの分類項目を表示制御し、ユーザ操作に従った分類項目の指定に応じて当該指定された分類項目に対応する本編コンテンツの一覧を表示制御する。そして、この本編コンテンツの一覧の表示制御時に指定された分類項目に基づいてユーザの嗜好傾向を推測することができる。
【0021】
請求項8又は10に記載の発明によれば、今回指定されたコンテンツ及び/又は従前に指定されたコンテンツの分類を判断することでユーザの嗜好傾向を推測し、推測した嗜好傾向に応じた分類に対応付けられている試視聴用コンテンツの一覧をコンテンツ配信装置から取得して当該嗜好傾向に応じた試視聴用コンテンツを選択することができる。そして、ユーザ操作に従って指定された視聴希望本編コンテンツの受信、及び前記選択した試視聴用コンテンツの受信をコンテンツ配信装置に要求し、これらを一連のコンテンツとして再生させるための制御を行うことができる。したがって、本編コンテンツを再生する際に、ユーザの嗜好傾向を推測して適切な試視聴用コンテンツを自動的にダウンロードし、本編コンテンツに当該試視聴用コンテンツを付加して再生させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、図1〜図19を参照し、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0023】
[全体構成]
図1は、本実施形態の全体構成の一例を示す図である。本実施形態では、コンテンツ配信サーバ10が、ネットワークNを介してコンテンツ再生装置としての視聴者端末30(30−1,2,3,・・・)と接続されてコンテンツ配信システム1を構成している。ここで、ネットワークNとは、例えば、インターネット及びインターネットに接続するための回線やISPサーバ等のことであり、電話回線網、ISDN回線網、専用線、衛星通信回線、CATV回線、ADSL回線、FTTH回線等の各種通信回線と、それらを接続するインターネットプロバイダ等を含む。
【0024】
コンテンツ配信サーバ10は、公知のサーバコンピュータシステムをもとに構成されており、例えばVOD(Video On Demand)サービス等のデジタル放送サービスを提供する放送局等のコンテンツ提供事業者側に設置されて、コンテンツ配信システム1全体を統括的に制御する。このコンテンツ配信サーバ10は、映画やテレビ番組等の各種の映像コンテンツをコンテンツDB150として管理するとともに、アクセスしてきた視聴者端末30にこれを配信して提供する。
【0025】
視聴者端末30は、コンテンツ配信サーバ10により提供されるデジタル放送の視聴者(ユーザ)側に設置され、ネットワークNを介してコンテンツ配信サーバ10と通信し、配信されたコンテンツを再生する。この視聴者端末30は、例えば視聴者(ユーザ)側に備えられたテレビ等の表示装置を制御するためのセットトップボックス、パソコン、家庭用ゲーム機、携帯電話機、PDA、携帯型ゲーム機等の各種の情報端末装置や電子機器により実現される。
【0026】
[機能構成]
1.コンテンツ配信サーバ
図2は、コンテンツ配信サーバ10の機能構成の一例を示すブロック図である。コンテンツ配信サーバ10は、CPU100と、入力部110と、表示部120と、通信部130と、記憶部140とを備えて構成されている。
【0027】
CPU100は、記憶部140に格納されるプログラムやデータ、視聴者端末30から送信されたデータ等に基づいてコンテンツ配信サーバ10内の各機能部への指示やデータの転送等を行い、コンテンツ配信サーバ10全体の制御やコンテンツ配信システム1全体の制御等の各種処理を行う。
【0028】
入力部110は、例えばキーボードやマウス、タッチパネル、ダイヤル及び各種スイッチ等によって実現されるものであり、操作入力に応じた操作信号をCPU100に出力する。
【0029】
表示部120は、LCDやELD等の表示装置により実現されるものであり、CPU100から入力される表示信号に基づく各種画面を表示する。
【0030】
通信部130は、無線通信モジュール、ルータ、モデム、TA、有線用の通信ケーブルのジャックや制御回路等で構成され、外部(視聴者端末30)との間でデータ通信を行う。
【0031】
記憶部140は、更新記憶可能なフラッシュメモリ等のROMやRAMといった各種ICメモリや、内蔵或いはデータ通信端子で接続されたハードディスク、CD−ROM等の情報記憶媒体及びその読取装置等によって実現されるものであり、システムプログラム等のサーバコンピュータシステムとしての諸機能を実現するためのプログラムやデータ、CPU100にコンテンツ配信システム1全体を制御させるために必要なプログラムやデータ等が格納される。特に、本実施形態を実現するため、コンテンツDB150と、第1コンテンツ配信プログラム170と、第1メニュー配信プログラム180とが格納される。
【0032】
コンテンツDB150は、コンテンツ配信サーバ10により視聴者端末30に配信・提供されるコンテンツに係るデータを蓄積記憶する。図3は、コンテンツDB150のデータ構成例を示す図である。図3に示すように、コンテンツDB150には、当該コンテンツを識別するためのコンテンツ番号161と対応付けて、当該コンテンツの名称が設定されるタイトル163と、コンテンツ分類165と、本編コンテンツ167と、試視聴用コンテンツ169とが設定されたコンテンツデータ160(160−1,2,3,・・・)が蓄積される。
【0033】
コンテンツ分類165は、当該コンテンツの内容に応じて予め類別された当該コンテンツの分類を特定するためのデータであり、区分165a及びジャンル165bを含む。本実施形態では、各コンテンツデータ160は、階層的に分類される。具体的には、各コンテンツデータ160は、その種類から何れかの区分に分類されており、更にその内容に応じて何れかのジャンルに分類される。区分としては、例えば映画(新作/洋画/邦画)、ドラマ、アニメーション、スポーツ番組、音楽番組等が挙げられる。一方ジャンルとしては、映画やドラマ、アニメーションについては、アクションやSF、ロマンス、ホラー、ファンタジー、コメディー等が挙げられる。スポーツ番組については、サッカーや野球、バレーボール、バスケットボール等が挙げられる。音楽番組については、ポップスやロック、ジャズ、クラシック等が挙げられる。
【0034】
本編コンテンツ167は、当該コンテンツの本編のデータであり、映像や音声、音楽、文字等のデータで構成される。
試視聴用コンテンツ169は、当該コンテンツを試視聴するためのデータであり、具体的には、例えば本編の予告編やダイジェスト、ハイライト等を収録したものである。
【0035】
第1コンテンツ配信プログラム170は、視聴者端末30からコンテンツ購入要求が通知された場合に指定された本編コンテンツ167を含む後述する本編配信用コンテンツを当該視聴者端末30に配信し、コンテンツ試視聴要求が通知されたならば指定された試視聴用コンテンツ169を当該視聴者端末30に配信するためのプログラムであり、CPU100は、この第1コンテンツ配信プログラム170に従って第1コンテンツ配信処理を実行する。尚、本編コンテンツ167の購入に係る料金(購入額)の徴収は、例えばクレジットカード方式等によるクレジット決済を行う公知の決済システム等によって実現される。
【0036】
また第1コンテンツ配信プログラム170は、指定された本編コンテンツ167(視聴希望本編コンテンツ)に付加する試視聴用コンテンツを選択する第1試視聴用コンテンツ選択プログラム171を含み、CPU100は、コンテンツ購入要求が通知されたならば、第1試視聴用コンテンツ選択プログラム171に従って第1試視聴用コンテンツ選択処理を実行する。具体的には、CPU100は、当該コンテンツ購入要求とともに通知された嗜好傾向情報、試視聴用配信数、試視聴用コンテンツ配信順序、DL状況情報とに基づいて、以下の処理を実行する。
【0037】
すなわち、先ず嗜好傾向情報及び試視聴用配信数に基づいて選択対象とする試視聴用コンテンツのジャンルを決定する。具体的には、試視聴用配信数が「1」の場合には、嗜好傾向情報に応じたジャンル(以下、「嗜好傾向ジャンル」という。)から試視聴用コンテンツを選択する。一方試視聴用配信数が「2」以上ならば、嗜好傾向ジャンル、及び視聴希望本編コンテンツのジャンル(以下、「視聴希望ジャンル」という。)からそれぞれ試視聴用コンテンツを選択する。この場合には、1つを視聴希望ジャンルに割り当て、残りを嗜好傾向ジャンルに割り当てる。すなわち、試視聴用配信数が「2」ならば嗜好傾向ジャンル及び視聴希望ジャンルジャンルそれぞれから1つずつ試視聴用コンテンツを選択する。試視聴用配信数が「3」ならば、視聴希望ジャンルから1つ、嗜好傾向ジャンルから2つの試視聴用コンテンツをそれぞれ選択する。
【0038】
またこのとき、DL状況情報に設定されているコンテンツ番号が割り当てられたコンテンツデータ160の試視聴用コンテンツ169を選択対象から除外して、試視聴用コンテンツを選択する。DL状況情報については図7を参照して後述するが、簡単には、過去に配信された本編コンテンツ及び試視聴用コンテンツの情報のことである。すなわち、本編コンテンツ167を含む本編配信用コンテンツ又は試視聴用コンテンツ169の何れか一方が過去にダウンロードされている場合には、その試視聴用コンテンツ169を選択せず、新しい試視聴用コンテンツを選択する。
【0039】
この第1試視聴用コンテンツ選択処理によって選択対象とする試視聴用コンテンツ169の中から試視聴用コンテンツを選択したならば、視聴者端末30からのコンテンツ購入要求の際に通知される試視聴用コンテンツ配信順序に従って本編配信用コンテンツを生成する。ここで図4を参照し、本編配信用コンテンツの生成方法について、コンテンツ購入要求とともに通知される試視聴用コンテンツ配信数が「3」であった場合を例にとって説明する。
【0040】
図4(a)は、前述のように決定された嗜好傾向ジャンルに類別された試視聴用コンテンツ169のうちの選択対象とする試視聴用コンテンツと、視聴希望ジャンルに類別された試視聴用コンテンツ169のうちの選択対象とする試視聴用コンテンツとを一覧により示すとともに、試視聴用コンテンツ配信順序が「後」であった場合に生成される本編配信用コンテンツの一例を示している。
【0041】
前述のように、試視聴用配信数が「3」ならば、嗜好傾向ジャンルに類別された選択対象の試視聴用コンテンツ169から2つをランダムに選択するとともに、視聴希望ジャンルに類別された選択対象の試視聴用コンテンツ169から1つをランダムに選択する。例えば嗜好傾向ジャンルから「試視聴用コンテンツ1」と「試視聴用コンテンツm」、視聴希望ジャンルから「試視聴用コンテンツm+2」をそれぞれ選択したならば、当該選択した「試視聴用コンテンツ1」「試視聴用コンテンツm」「試視聴用コンテンツm+2」を視聴希望本編コンテンツの後に付加した一連のコンテンツとして本編配信用コンテンツを生成する。
【0042】
また図4(b)は、試視聴用コンテンツ配信順序が「前」であった場合に生成される本編配信用コンテンツの一例を示す図である。試視聴用コンテンツ配信順序が「前」ならば、選択した「試視聴用コンテンツ1」「試視聴用コンテンツm」「試視聴用コンテンツm+2」を視聴希望本編コンテンツの前に付加した一連のコンテンツとして本編配信用コンテンツを生成する。
【0043】
第1メニュー配信プログラム180は、視聴者端末30からメニュー配信要求が通知された際に、当該視聴者端末30のユーザが視聴を希望する視聴希望本編コンテンツ或いは試視聴用コンテンツを選択するためのメニュー情報を配信するためのプログラムであり、CPU100は、この第1メニュー配信プログラム180に従って第1メニュー配信処理を実行する。
【0044】
2.視聴者端末
図5は、視聴者端末30の機能構成の一例を示すブロック図である。図5に示すように、視聴者端末30は、CPU300と、入力部310と、表示部320と、通信部330と、RAM340と、記憶部350とを備えて構成されている。
【0045】
CPU300は、記憶部350に格納されるプログラムやデータ、入力部310から入力される操作信号やコンテンツ配信サーバ10から送信されたデータ等に基づいて視聴者端末30内の各機能部への指示やデータの転送等を行い、視聴者端末30を統括的に制御する。
【0046】
入力部310は、例えばキーボードやマウス、タッチパネル、ダイヤル及び各種スイッチ等によって実現されるものであり、操作入力に応じた操作信号をCPU300に出力する。
【0047】
表示部320は、LCDやELD、CRT、TV、プラズマディスプレイ、プロジェクター等の表示装置により実現されるものであり、CPU300から入力される表示信号に基づく各種画面を表示する。
【0048】
通信部330は、無線通信モジュール、ルータ、モデム、TA、有線用の通信ケーブルのジャックや制御回路等で構成され、外部(コンテンツ配信サーバ10)との間でデータ通信を行う。
【0049】
RAM340は、CPU300の作業用メモリとして用いられる半導体メモリであり、CPU300が実行する各種プログラムやこれらプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持するためのメモリ領域や、コンテンツを再生する際の作業用領域を備えている。特に、本実施形態を実現するため、本編コンテンツの購入によってコンテンツ配信サーバ10から配信されてくる本編配信用コンテンツや、試視聴のみの要求操作に応じて配信されてくる試視聴用コンテンツのデータを一時的に保持するコンテンツ再生用バッファ341と、嗜好傾向情報を保持する嗜好傾向情報格納領域343と、所定の設定操作に従って指定された試視聴用配信数を保持する試視聴用配信数格納領域345と、所定の設定操作に従って指定された試視聴用コンテンツ配信順序を保持する試視聴用コンテンツ配信順序格納領域347とを備える。
【0050】
記憶部350は、更新記憶可能なフラッシュメモリ等の各種ICメモリや、内蔵或いはデータ通信端子で接続されたハードディスク、CD−ROM等の情報記憶媒体及びその読取装置等によって実現されるものであり、システムプログラム等のサーバコンピュータシステムとしての諸機能を実現するためのプログラムやデータ、CPU300にコンテンツ配信システム1全体を制御させるために必要なプログラムやデータ等が格納される。特に、本実施形態を実現するため、第1コンテンツ視聴プログラム351と、第1メニュー表示プログラム352と、嗜好情報353と、DL状況情報354と、嗜好ポイント算出係数テーブル355とが格納される。
【0051】
第1コンテンツ視聴プログラム351は、所定の購入操作に従って視聴希望本編コンテンツを指定したコンテンツ購入要求をコンテンツ配信サーバ10に通知し、これに応答してコンテンツ配信サーバ10から配信された本編配信用コンテンツを再生するとともに、所定の試視聴操作に従って試視聴希望コンテンツを指定したコンテンツ試視聴要求をコンテンツ配信サーバ10に通知し、これに応答してコンテンツ配信サーバ10から配信された試視聴用コンテンツを再生するためのプログラムであり、CPU300は、この第1コンテンツ視聴プログラム351に従って第1コンテンツ視聴処理を実行する。
【0052】
詳細には、CPU300は、視聴希望本編コンテンツを指定したコンテンツ購入要求をコンテンツ配信サーバ10に通知する際、当該視聴希望本編コンテンツを指定したコンテンツ購入要求とともに、嗜好傾向情報、試視聴用配信数、試視聴用コンテンツ配信順序、及びDL状況情報354をコンテンツ配信サーバ10に通知する。
【0053】
第1メニュー表示プログラム352は、所定のメニュー表示操作に従ってメニュー配信要求をコンテンツ配信サーバ10に通知し、これに応答してコンテンツ配信サーバ10から配信されたメニュー情報に従って視聴者端末30のユーザが視聴希望本編コンテンツ或いは試視聴希望コンテンツを選択するためのメニュー画面を表示するためのプログラムであり、CPU300は、この第1メニュー表示プログラム352に従って第1メニュー表示処理を実行する。
【0054】
嗜好情報353は、当該視聴者端末30のユーザの嗜好傾向の推測に係るデータを記憶する。図6は、嗜好情報353のデータ構成例を示す図である。図6に示すように、嗜好情報353は、区分毎に用意され、それぞれジャンル別に、当該ジャンルに属するコンテンツの購入回数、試視聴回数、及びメニュー表示回数がカウントされて嗜好傾向判定用項目として管理されるとともに、これらの各嗜好傾向判定用項目の値に応じて更新される嗜好ポイントが設定される。
【0055】
CPU300は、第1コンテンツ視聴処理において、購入操作が為されたならば視聴希望本編コンテンツの類別区分の嗜好情報353を参照してユーザの嗜好傾向を推測する。具体的には、CPU300は、嗜好ポイントの値が最大のジャンルを選出することによってユーザの嗜好傾向を推測する。例えば、図6に示す区分「映画(洋画)」の嗜好情報353が参照された場合には、ユーザの嗜好が、嗜好ポイントの値が最も大きい「ホラー」を好む傾向にあると推測される。
【0056】
DL状況情報354は、コンテンツのダウンロード状況を記憶する。図7は、DL状況情報354のデータ構成例を示す図である。図7に示すように、DL状況情報354は、コンテンツ番号と対応付けて、当該コンテンツのタイトルと、視聴フラグと、試視聴フラグとが設定されたデータテーブルである。このDL状況情報354によって、過去にダウンロードされた本編コンテンツ及び試視聴用コンテンツが特定される。
【0057】
CPU300は、第1コンテンツ視聴処理においてコンテンツ購入要求に応答してコンテンツ配信サーバ10から配信された本編配信用コンテンツを再生したならば、ダウンロードした視聴希望本編コンテンツのコンテンツ番号と対応付けて、視聴フラグに“ON”を設定したレコードを生成してDL状況情報354に追加する。
一方CPU300は、コンテンツ試視聴要求に応答してコンテンツ配信サーバ10から配信された試視聴用コンテンツを再生した場合には、DL状況情報354を参照し、コンテンツ番号を照査してダウンロードした試視聴用コンテンツのコンテンツ番号が設定されたレコードの試視聴フラグを“ON”に更新する。またCPU300は、該当するレコードがない場合には、当該ダウンロードした試視聴用コンテンツのコンテンツ番号と対応付けて、試視聴フラグに“ON”を設定したレコードを生成してDL状況情報354に追加する。
【0058】
嗜好ポイント算出係数テーブル355は、嗜好ポイントを算出する際に用いる係数を記憶する。図8は、嗜好ポイント算出係数テーブル355のデータ構成の一例を示す図である。この嗜好ポイント算出係数テーブル355において、前述の各嗜好傾向判定用項目それぞれの係数値が設定されている。
【0059】
CPU300は、第1コンテンツ視聴処理において購入操作、試視聴操作、又はジャンル選択操作に応じて対応する嗜好傾向判定用項目の値を更新したならば、この嗜好ポイント算出係数テーブル355を参照して嗜好ポイントを更新する。具体的には、各嗜好傾向判定用項目の値を対応する係数を乗算することで重み付けし、これらの合計値を嗜好ポイントとする。
【0060】
[処理の流れ]
次に、図9〜図15を参照して、コンテンツ配信サーバ10及び視聴者端末30における処理の流れについて説明する。
【0061】
(第1メニュー表示処理)
図9は、第1メニュー表示処理の流れを説明するためのフローチャートである。尚ここで説明する処理は、視聴者端末30においてCPU300が第1メニュー表示プログラム352を読み出して実行することにより実現される。
【0062】
第1メニュー表示処理では、CPU300は、メニュー表示操作が為された場合に(ステップa10:YES)、メニュー配信要求をコンテンツ配信サーバ10に通知する(ステップa20)。これに応答してコンテンツ配信サーバ10では、第1メニュー配信処理が開始されて区分一覧ページを視聴者端末30に送信するようになっている。この区分一覧ページによって、コンテンツの区分の一覧が選択肢として提供される。CPU300は、コンテンツ配信サーバ10から送信された区分一覧ページを表示部320に表示させる(ステップa30)。
【0063】
続いてCPU300は、ユーザ操作に従って区分を指定し(ステップa40)、指定した区分の情報をコンテンツ配信サーバ10に通知する(ステップa50)。これに応答してコンテンツ配信サーバ10では、ジャンル一覧ページを視聴者端末30に送信するようになっている。このジャンル一覧ページによって、ステップa40で指定した区分に属するジャンルの一覧が選択肢として提供される。CPU300は、コンテンツ配信サーバ10から送信されたジャンル一覧ページを表示部320に表示させる(ステップa60)。
【0064】
続いてCPU300は、ユーザ操作に従ってジャンルを指定し(ステップa70)、指定したジャンルの情報をコンテンツ配信サーバ10に通知する(ステップa80)。これに応答してコンテンツ配信サーバ10では、コンテンツ一覧ページを視聴者端末30に送信するようになっている。このコンテンツ一覧ページによって、ステップa70で指定したジャンルに属するコンテンツの一覧が選択肢として提供され、各コンテンツに対する購入操作及び試視聴操作を受け付ける。CPU300は、コンテンツ配信サーバ10から送信されたコンテンツ一覧ページを表示部320に表示させる(ステップa90)。
【0065】
そして、コンテンツ一覧ページを表示させた場合には、CPU300は、コンテンツ一覧表示時処理を実行する(ステップa100)。図10は、コンテンツ一覧表示時処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【0066】
コンテンツ一覧表示時処理では、CPU300は、図9のステップa40で指定した区分の嗜好情報353を参照し、図9のステップa70で指定したジャンルのメニュー表示回数を更新する(ステップb10)。次いでCPU300は、嗜好ポイント算出係数テーブル355を参照し、各嗜好傾向判定用項目の値に基づいて嗜好ポイントを算出して更新する(ステップb20)。
【0067】
(第1コンテンツ配信処理)
図11は、第1コンテンツ配信処理の流れを説明するためのフローチャートである。尚ここで説明する処理は、コンテンツ配信サーバ10において、CPU100が第1試視聴用コンテンツ選択プログラム171を含む第1コンテンツ配信プログラム170を読み出して実行することによって実現される。
【0068】
第1コンテンツ配信処理では、CPU100は、コンテンツ購入要求を受信したならば(ステップc10:YES)、先ず第1試視聴用コンテンツ選択プログラム171に従って第1試視聴用コンテンツ選択処理を実行する(ステップc20)。図12は、第1試視聴用コンテンツ選択処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【0069】
第1試視聴用コンテンツ選択処理では、CPU100は、先ずコンテンツ購入要求とともに通知された試視聴用配信数を判定する(ステップd10)。そして、試視聴用配信数が「1」ならばステップd20に移行し、CPU100は、コンテンツ購入要求とともに通知された嗜好傾向情報に従って嗜好傾向ジャンルを決定する。そして、CPU100は、決定した嗜好傾向ジャンルのコンテンツデータ160の試視聴用コンテンツ169であって、コンテンツ購入要求とともに通知されたDL状況情報に設定されているコンテンツ番号が割り当てられたコンテンツデータ160の試視聴用コンテンツ169以外の試視聴用コンテンツを選択対象とし(ステップd30)、当該選択対象とした試視聴用コンテンツのうちの1つを選択する(ステップd40)。
【0070】
一方試視聴用配信数が「2」以上の場合には、CPU100は、先ず、視聴希望ジャンルのコンテンツデータ160の試視聴用コンテンツ169であって、コンテンツ購入要求とともに通知されたDL状況情報に設定されているコンテンツ番号が割り当てられたコンテンツデータ160の試視聴用コンテンツ169以外の試視聴用コンテンツを選択対象とし(ステップd50)、当該選択対象とした試視聴用コンテンツのうちの1つを選択する(ステップd60)。
【0071】
次いでCPU100は、コンテンツ購入要求とともに通知された嗜好傾向情報に従って嗜好傾向ジャンルを決定する(ステップd70)。そして、CPU100は、決定した嗜好傾向ジャンルのコンテンツデータ160の試視聴用コンテンツ169であって、コンテンツ購入要求とともに通知されたDL状況情報に設定されているコンテンツ番号が割り当てられたコンテンツデータ160の試視聴用コンテンツ169以外の試視聴用コンテンツを選択対象とし(ステップd80)、当該選択対象とした試視聴用コンテンツの中から残りを選択する(ステップd90)。
【0072】
図11に戻り、第1試視聴用コンテンツ選択処理を実行したならば、続いてCPU100は、コンテンツ購入要求とともに通知された試視聴用コンテンツ配信順序に従って本編配信用コンテンツを生成する(ステップc30)。すなわち、CPU100は、指定された視聴希望本編コンテンツを読み出し、試視聴用コンテンツ配信順序が「前」ならば選択した試視聴用コンテンツを視聴希望本編コンテンツの前に付加した一連のコンテンツとして本編配信用コンテンツを生成する。一方試視聴用コンテンツ配信順序が「後」ならば、CPU100は、選択した試視聴用コンテンツを視聴希望本編コンテンツの後に付加した一連のコンテンツとして本編配信用コンテンツを生成する。
【0073】
そして、CPU100は、当該コンテンツ購入要求を通知した視聴者端末30に生成した本編配信用コンテンツを配信し(ステップc40)、ステップc10に戻る。
【0074】
またこの第1コンテンツ配信処理では、CPU100は、コンテンツ試視聴要求を受信した場合には(ステップc50:YES)、指定された試視聴用コンテンツ169を読み出して当該視聴者端末30に配信する(ステップc60)。
【0075】
(第1コンテンツ視聴処理)
図13は、第1コンテンツ視聴処理の流れを説明するためのフローチャートである。尚ここで説明する処理は、視聴者端末30において、CPU300が第1コンテンツ視聴プログラム351を読み出して実行することによって実現される。
【0076】
第1コンテンツ視聴処理では、CPU300は、購入操作が為されたならば(ステップe10:YES)、先ず当該購入操作に従って視聴希望本編コンテンツを指定し(ステップe15)、次いで購入時処理を実行する(ステップe20)。図14は、購入時処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【0077】
購入時処理では、CPU300は、先ず指定された視聴希望本編コンテンツの類別区分の嗜好情報353を参照し、当該視聴希望本編コンテンツの類別ジャンルの購入回数を更新する(ステップf10)。次いでCPU300は、嗜好ポイント算出係数テーブル355を参照し、各嗜好傾向判定用項目の値に基づいて嗜好ポイントを算出して更新する(ステップf20)。
【0078】
続いてCPU300は、ユーザの嗜好傾向を推測する(ステップf30)。すなわち、当該視聴希望本編コンテンツの類別区分の嗜好情報353を参照し、嗜好ポイントの値が最大のジャンルを選出して嗜好傾向を推測する。推測された嗜好傾向は、嗜好傾向情報としてRAMの嗜好傾向情報格納領域343に保持される。
【0079】
続いてCPU300は、指定された視聴希望本編コンテンツのコンテンツ番号と対応付けて視聴フラグに“ON”を設定したレコードを追加してDL状況情報354を更新する(ステップf40)。
【0080】
図13に戻り、購入時処理を終了したならば、続いてCPU300は、所定の設定操作を受け付け、試視聴用配信数を指定するとともに(ステップe30)、試視聴用コンテンツ配信順序を指定する(ステップe40)。指定された試視聴用配信数は試視聴用配信数格納領域345に、試視聴用コンテンツ配信順序は試視聴用コンテンツ配信順序格納領域347に、それぞれ保持される。
【0081】
続いてCPU300は、視聴希望本編コンテンツを指定したコンテンツ購入要求を、嗜好傾向情報、試視聴用配信数、試視聴用コンテンツ配信順序、及びDL状況情報354とともにコンテンツ配信サーバ10に通知する(ステップe50)。そして、CPU300は、コンテンツ配信サーバ10から本編配信用コンテンツを受信したならば(ステップe60:YES)、当該本編配信用コンテンツをコンテンツ再生用バッファ341に一時的に格納し、これを再生する(ステップe70)。
【0082】
またこの第1コンテンツ視聴処理では、CPU300は、試視聴操作が為された場合には(ステップe80:YES)、先ず当該購入操作に従って試視聴用コンテンツを指定し(ステップe85)、次いで試視聴時処理を実行する(ステップe90)。図15は、試視聴時処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【0083】
試視聴時処理では、CPU300は、先ず指定された試視聴用コンテンツの類別区分の嗜好情報353を参照し、当該試視聴用コンテンツの類別ジャンルの試視聴回数を更新する(ステップg10)。次いでCPU300は、嗜好ポイント算出係数テーブル355を参照し、各嗜好傾向判定用項目の値に基づいて嗜好ポイントを算出して更新する(ステップg20)。
【0084】
続いてCPU300は、DL状況情報354を更新する(ステップg30)。すなわち、指定された試視聴用コンテンツのコンテンツ番号に対応する試視聴フラグを“ON”に更新する。或いは当該試視聴用コンテンツのコンテンツ番号と対応付けて試視聴フラグに“ON”を設定したレコードを追加してDL状況情報354を更新する。
【0085】
図13に戻り、試視聴時処理を実行したならば、続いてCPU300は、試視聴用コンテンツを指定したコンテンツ購入要求をコンテンツ配信サーバ10に通知する(ステップe100)。そして、CPU300は、コンテンツ配信サーバ10から試視聴用コンテンツを受信したならば(ステップe110:YES)、当該試視聴用コンテンツをコンテンツ再生用バッファ341に一時的に格納し、これを再生する(ステップe120)。
【0086】
[操作例]
次に、視聴者端末30においてユーザが行う操作を、視聴者端末30の表示部320に表示される画面を参照して説明する。
【0087】
(操作例1)
図16(a)は、メニュー表示操作に応じて表示部320に表示される区分一覧ページの一例を示す図である。この区分一覧ページにはコンテンツの区分一覧L11が表示され、最上段の区分「映画(新作)」が選択状態に設定されて区分選択マーカMK11として表示されている。
【0088】
この場合には、CPU300により以下の内部処理が実行される。すなわちCPU300は、メニュー配信要求をコンテンツ配信サーバ10に通知し、これに応答してコンテンツ配信サーバ10から送信された区分一覧ページを表示部320に表示させる(図9のステップa10(YES)〜a30)。
【0089】
図16(a)に示す区分一覧ページにおいて、例えば区分選択マーカMK11によって区分「映画(洋画)」を選択して確定操作を入力すると、図16(b)に示すジャンル一覧ページが表示される。このジャンル一覧ページには、区分一覧ページ(図16(a))で選択した区分「映画(洋画)」に属するジャンル一覧L13が表示され、最上段のジャンル「アクション」が選択状態に設定されてジャンル選択マーカMK13として表示されている。
【0090】
この場合には、CPU300により以下の内部処理が実行される。すなわちCPU300は、ユーザ操作に従って指定した区分の情報をコンテンツ配信サーバ10に通知し、これに応答してコンテンツ配信サーバ10から送信されたジャンル一覧ページを表示部320に表示させる(図9のステップa40〜a60)。
【0091】
図16(b)に示すジャンル一覧ページにおいて、例えばジャンル選択マーカMK13によってジャンル「ホラー」を選択して確定操作を入力すると、図16(c)に示すコンテンツ一覧ページが表示される。このコンテンツ一覧ページには、ジャンル一覧ページ(図16(b))で選択したジャンル「ホラー」に属するコンテンツのタイトル一覧L15が表示され、最上段のタイトル「XXXX」が選択状態に設定されてコンテンツ選択マーカMK15として表示されている。
【0092】
この場合には、CPU300により以下の内部処理が実行される。すなわちCPU300は、ユーザ操作に従って指定したジャンルの情報をコンテンツ配信サーバ10に通知し、これに応答してコンテンツ配信サーバ10から送信されたコンテンツ一覧ページを視聴者端末30の表示部320に表示させる(図9のステップa70〜a90)。
【0093】
このコンテンツ一覧ページにおいて購入ボタンを選択すれば、対応するタイトルの本編コンテンツを視聴(購入)することができる。一方試視聴ボタンを選択すれば、対応するタイトルの試視聴用コンテンツの視聴が可能である。例えば、購入ボタンBTN11を選択したならば、対応するタイトル「ゴーストストーリー」の本編コンテンツを含む本編配信用コンテンツがコンテンツ配信サーバ10からダウンロードされて再生される。
具体的にはこのとき、CPU300は、視聴希望本編コンテンツとして「ゴーストストーリー」の本編コンテンツを指定したコンテンツ購入要求をコンテンツ配信サーバ10に通知し、これに応答してコンテンツ配信サーバ10からダウンロードされた「ゴーストストーリー」の本編コンテンツを含む本編配信用コンテンツを再生する(図13のステップe10(YES)〜e70)。
【0094】
一方試視聴ボタンBTN13を選択したならば、対応するタイトル「ゴーストストーリー」の試視聴用コンテンツがコンテンツ配信サーバ10からダウンロードされて再生される。
具体的にはこのとき、CPU300は、「ゴーストストーリー」の試視聴用コンテンツを指定したコンテンツ購入要求をコンテンツ配信サーバ10に通知し、これに応答してコンテンツ配信サーバ10からダウンロードされた試視聴用コンテンツを再生する(図13のステップe80(YES)〜e120)。
【0095】
(操作例2)
図17は、購入操作に応じて表示部320に表示される設定画面の一例を示す図である。この設定画面において、ユーザは、試視聴用配信数及び試視聴用コンテンツ配信順序を選択する。
【0096】
すなわち、先ず、試視聴用配信数を選択する。図17(a)に示す設定画面では、試視聴用配信数「3」が選択状態に設定されて配信数選択マーカMK21として表示されており、この配信数選択マーカMK21によって本編コンテンツとともにダウンロードする試視聴用コンテンツの数(図17では、「3」)を設定する。この設定操作に従って、CPU300は、試視聴用配信数を指定する(図13のステップe30)。
【0097】
続いて試視聴用コンテンツ配信順序を選択する。図17(b)に示す設定画面では、試視聴用コンテンツ配信順序「後」が選択状態に設定されて配信順序選択マーカMK23として表示されており、この配信順序選択マーカMK23によって本編コンテンツとともにダウンロードする試視聴用コンテンツの配信順序を設定する。この設定操作に従って、CPU300は、試視聴用コンテンツ配信順序を指定する(図13のステップe40)。
【0098】
以上説明したように、本実施形態によれば、視聴者端末30において、コンテンツの分類別に、コンテンツの購入回数、試視聴回数、及びメニュー表示回数をカウントするとともに、これらの各値に応じて嗜好ポイントを更新して管理することができる。そして、本編コンテンツの購入操作が為された場合には、嗜好ポイントによってユーザの嗜好傾向を推測し、当該推測した嗜好傾向情報をコンテンツ購入要求とともにコンテンツ配信サーバ10に通知することができる。これに応答してコンテンツ配信サーバ10では、嗜好傾向情報に応じた類別区分・類別ジャンルのコンテンツの試視聴用コンテンツを選択し、視聴希望本編コンテンツに付加した本編配信用コンテンツを配信することができる。そして視聴者端末30では、視聴希望コンテンツと試視聴用コンテンツとを一連のコンテンツとして再生させることができる。したがって、ユーザの嗜好傾向を推測して適切な試視聴用コンテンツを自動的にダウンロードし、視聴希望本編コンテンツに当該試視聴用コンテンツを付加して再生させることができる。
【0099】
また視聴者端末30において、ユーザ操作に従って指定した試視聴用配信数及び試視聴用コンテンツ配信順序を、コンテンツ購入要求とともにコンテンツ配信サーバ10に通知することができる。これに応答してコンテンツ配信サーバ10では、指定された試視聴用配信数の試視聴用コンテンツを選択し、選択した試視聴用コンテンツを試視聴用コンテンツ配信順序に従った順序で視聴希望本編コンテンツに付加した本編配信用コンテンツを視聴者端末30に配信することができる。
【0100】
また視聴者端末30において、過去にダウンロードした本編コンテンツ及び試視聴用コンテンツを指定するためのDL状況情報を、コンテンツ購入要求とともにコンテンツ配信サーバ10に通知することができる。これに応答してコンテンツ配信サーバ10では、DL状況情報に従って、ダウンロード済みの本編コンテンツ又は試視聴用コンテンツを含むコンテンツを試視聴用コンテンツの選択対象から除くことができる。
【0101】
[変形例]
以上、本発明についての好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記したものに限らず、発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜変更可能である。
【0102】
例えば上記した実施形態では、視聴者端末30において嗜好情報353及びDL状況情報354を管理し、購入操作が為された場合には、コンテンツ購入要求とともに、嗜好情報353に基づいて推測したユーザの嗜好傾向情報とDL状況情報354とをコンテンツ配信サーバ10に通知することとしたが、以下のようにしてもよい。すなわち、コンテンツ配信サーバにおいてユーザ毎の嗜好情報及びDL状況情報を管理し、視聴者端末からコンテンツ購入要求が通知された際に、該当するユーザの嗜好情報を参照して嗜好傾向を推定することとしてもよい。
【0103】
図18は、本変形例におけるコンテンツ配信サーバ(コンテンツ配信装置)10aの機能構成の一例を示すブロック図であり、図19は、本変形例における視聴者端末30aの機能構成の一例を示すブロック図である。尚以下では、上記した実施形態と同様の部分については同一の符号を付して説明は省略する。
【0104】
コンテンツ配信サーバ10aは、CPU100と、入力部110と、表示部120と、通信部130と、記憶部190とを備えて構成されている。
【0105】
本変形例では、記憶部190には、コンテンツDB150と、第2コンテンツ配信処理を実行するための第2コンテンツ配信プログラム200と、第2メニュー配信処理を実行するための第2メニュー配信プログラム210と、コンテンツ配信サーバ10aにアクセスしてきた視聴者端末30aのユーザそれぞれの嗜好情報221を蓄積したユーザ別嗜好情報220と、視聴者端末30aのユーザそれぞれのDL状況情報231を蓄積したユーザ別DL状況情報230と、嗜好ポイント算出係数テーブル240とが格納される。
【0106】
第2コンテンツ配信プログラム200は、第1試視聴用コンテンツ選択プログラム201を含む。第2コンテンツ配信処理では、CPU100は、コンテンツ購入要求を受信した際に、該当するユーザの嗜好情報221及びDL状況情報231を参照して購入時処理(図14参照)に相当する処理を実行するとともに、コンテンツ試視聴要求を受信した際に該当するユーザの嗜好情報221及びDL状況情報231を参照して試視聴時処理(図15参照)に相当する処理を実行する。
【0107】
第2メニュー配信処理では、CPU100は、視聴者端末30aにコンテンツ一覧ページを送信した際に、コンテンツ一覧表示時処理に相当する処理(図10参照)を実行する。
【0108】
視聴者端末30aは、CPU300と、入力部310と、表示部320と、通信部330と、RAM360と、記憶部370とを備えて構成されている。
【0109】
本変形例では、RAM360は、コンテンツ再生用バッファ361と、所定の設定操作によって指定された試視聴用配信数を保持する試視聴用配信数格納領域363と、所定の設定操作によって指定された試視聴用コンテンツ配信順序を保持する試視聴用コンテンツ配信順序格納領域365とを備える。
【0110】
また本変形例では、記憶部370には、第2コンテンツ視聴処理を実行するための第2コンテンツ視聴プログラム371と、第2メニュー表示処理を実行するための第2メニュー表示プログラム373とが格納される。
【0111】
第2コンテンツ視聴処理では、CPU300は、所定の購入操作に従って視聴希望本編コンテンツを指定したコンテンツ購入要求を、試視聴用配信数及び試視聴用コンテンツ配信順序とともにコンテンツ配信サーバ10aに通知し、これに応答してコンテンツ配信サーバ10aから配信された本編配信用コンテンツを再生するとともに、所定の試視聴操作に従って試視聴希望コンテンツを指定したコンテンツ試視聴要求をコンテンツ配信サーバ10aに通知し、これに応答してコンテンツ配信サーバ10aから配信された試視聴用コンテンツを再生する。具体的には、CPU300は、図13に示して説明した第1コンテンツ視聴処理のステップe20及びステップe90を除いた処理を実行する。
【0112】
第2メニュー表示処理では、CPU300は、所定のメニュー表示操作に従ってメニュー配信要求をコンテンツ配信サーバ10aに通知し、これに応答してコンテンツ配信サーバ10aから配信されたメニュー情報に従って視聴者端末30aのユーザが視聴希望本編コンテンツ或いは試視聴希望コンテンツを選択するためのメニュー画面を表示する。具体的には、CPU300は、図9に示して説明した第1メニュー表示処理のステップa100を除いた処理を実行する。
【0113】
これによれば、コンテンツ配信サーバ10aにおいて、視聴者端末30aのユーザそれぞれの嗜好情報221及びDL状況情報231を管理することができる。そして、視聴者端末30aからコンテンツ購入要求が通知された際には、該当するユーザ用の嗜好情報221を参照して当該ユーザの嗜好傾向を推定し、当該ユーザ用のDL状況情報231を参照して新しい試視聴用コンテンツを選択することができる。したがって、ユーザの嗜好傾向を推測して適切な試視聴用コンテンツを自動的に選択し、視聴希望本編コンテンツに当該試視聴用コンテンツを付加した一連のコンテンツを視聴者端末30aに配信することができる。
【0114】
また上記した実施形態では、コンテンツ配信サーバ10において試視聴用コンテンツを選択し、視聴者端末30に配信する場合について説明したが、以下のようにしてもよい。すなわち、視聴者端末において試視聴用コンテンツを選択することとしてもよい。
【0115】
図20は、本変形例におけるコンテンツ配信サーバ10bの機能構成の一例を示すブロック図であり、図21は、本変形例における視聴者端末30bの機能構成の一例を示すブロック図である。尚以下では、上記した実施形態と同様の部分については同一の符号を付して説明は省略する。
【0116】
コンテンツ配信サーバ10bは、CPU100と、入力部110と、表示部120と、通信部130と、記憶部250とを備えて構成されている。
【0117】
本変形例では、記憶部250には、コンテンツDB150と、第3コンテンツ配信処理を実行するための第3コンテンツ配信プログラム251と、第1メニュー配信処理を実行するための第1メニュー配信プログラム180とが格納される。
【0118】
第3コンテンツ配信処理では、CPU100は、視聴者端末30bから後述するコンテンツ配信要求を受信した場合に指定されたコンテンツを当該視聴者端末30bに配信する処理を行う。具体的には、CPU100は、指定されたコンテンツが本編コンテンツならばコンテンツDB150から該当する本編コンテンツを読み出して当該視聴者端末30bに配信し、試視聴用コンテンツならばコンテンツDB150から該当する試視聴用コンテンツを読み出して当該視聴者端末30bに配信する。さらに、CPU100は、視聴者端末30bから後述するコンテンツ一覧配信要求を受信した場合には、指定されたジャンルに属するコンテンツの一覧を当該視聴者端末30bに送信する。
【0119】
視聴者端末30bは、CPU300と、入力部310と、表示部320と、通信部330と、RAM380と、記憶部390とを備えて構成されている。
【0120】
本変形例では、RAM380は、コンテンツ再生用バッファ381と、嗜好傾向情報格納領域382と、試視聴用配信数格納領域383と、試視聴用コンテンツ配信順序格納領域384と、本編コンテンツ再生制御用データ格納領域385とを備える。
【0121】
また本変形例では、記憶部390には、第3コンテンツ視聴処理を実行するための第3コンテンツ視聴プログラム391と、第1メニュー表示プログラム352と、嗜好情報353と、DL状況情報354と、嗜好ポイント算出係数テーブル355とが格納される。
【0122】
第3コンテンツ視聴プログラム391は、第3試視聴用コンテンツ選択プログラム391aを含み、第3コンテンツ視聴処理では、CPU300は、図13に示して説明した第1コンテンツ視聴処理と同様の処理を行うとともに、ステップe40の後、第3試視聴用コンテンツ選択処理を実行する。
【0123】
この第3試視聴用コンテンツ選択処理では、CPU300は、図12に示して説明した第1試視聴用コンテンツ選択処理と同様の処理を行うとともに、ステップd20の後に、次の処理を実行する。すなわち、CPU300は、ステップd20で決定した嗜好傾向ジャンルを指定したコンテンツ一覧配信要求をコンテンツ配信サーバ10bに通知し、嗜好傾向ジャンルに属するコンテンツの一覧を取得する処理を行う。またCPU300は、ステップd50の前に、視聴希望ジャンルを指定したコンテンツ一覧配信要求をコンテンツ配信サーバ10bに通知し、視聴希望ジャンルに属するコンテンツの一覧を取得する処理を行う。そしてCPU300は、ステップd40及びステップd90で選択された試視聴用コンテンツと、ユーザ操作に従って指定される試視聴用コンテンツ配信順序とに基づいて視聴希望本編コンテンツと試視聴用コンテンツの再生順を決定して本編コンテンツ再生制御用データを生成し、本編コンテンツ再生制御用データ格納領域385に格納する処理を行う。
【0124】
そしてCPU300は、図13のステップe50〜e70の処理に換えて、次の処理を実行する。すなわち、CPU300は、前述のように生成した本編コンテンツ再生制御用データに従った順番で、先ず、最初のコンテンツを指定したコンテンツ配信要求をコンテンツ配信サーバ10bに通知し、これに応答してコンテンツ配信サーバ10bから送信されたコンテンツを再生する。再生が終わったならば、次順のコンテンツを指定したコンテンツ配信要求をコンテンツ配信サーバ10bに通知し、これに応答してコンテンツ配信サーバ10bから送信されたコンテンツを再生する。これを繰り返し行い、視聴希望本編コンテンツ及び試視聴用コンテンツを決定した再生順に従って再生する。
【0125】
また上記した実施形態では、嗜好ポイントを算出する際に用いる係数の値は固定として説明したが、各嗜好傾向判定用項目それぞれの係数の値をユーザ操作に従って変更することとしてもよい。
【0126】
また、上記した実施形態では、コンテンツ配信サーバ10は、映画やテレビ番組等の各種の映像コンテンツを配信することとしたが、これに限定されるものではない。コンテンツ配信サーバ10において管理されて視聴者端末30に配信されるコンテンツとしては、映画やテレビ番組の他、音楽ソフト、ゲームソフト、ホームページ、各種の広告情報等が挙げられる。
【図面の簡単な説明】
【0127】
【図1】コンテンツ配信システムの全体構成の一例を示す図。
【図2】コンテンツ配信サーバの機能構成の一例を示すブロック図。
【図3】コンテンツDBのデータ構成例を説明するための図。
【図4】本編配信用コンテンツの生成方法を説明するための図。
【図5】視聴者端末の機能構成の一例を示すブロック図。
【図6】嗜好情報のデータ構成例を示す図。
【図7】DL状況情報のデータ構成例を示す図。
【図8】嗜好ポイント算出係数テーブルのデータ構成例を示す図。
【図9】第1メニュー表示処理の流れを説明するためのフローチャート。
【図10】コンテンツ一覧表示時処理の流れを説明するためのフローチャート。
【図11】第1コンテンツ配信処理の流れを説明するためのフローチャート。
【図12】第1試視聴用コンテンツ選択処理の流れを説明するためのフローチャート。
【図13】第1コンテンツ視聴処理の流れを説明するためのフローチャート。
【図14】購入時処理の流れを説明するためのフローチャート。
【図15】試視聴時処理の流れを説明するためのフローチャート。
【図16】視聴者端末の操作例を説明するための図。
【図17】視聴者端末の操作例を説明するための図。
【図18】コンテンツ配信サーバの機能構成の変形例を示すブロック図。
【図19】試視聴端末の機能構成の変形例を示すブロック図。
【図20】コンテンツ配信サーバの機能構成の変形例を示すブロック図。
【図21】試視聴端末の機能構成の変形例を示すブロック図。
【符号の説明】
【0128】
1 コンテンツ配信システム
10 コンテンツ配信サーバ
100 CPU
110 入力部
120 表示部
130 通信部
140 記憶部
150 コンテンツDB
170 第1コンテンツ配信プログラム
171 第1試視聴用コンテンツ選択プログラム
180 第1メニュー配信プログラム
30 視聴者端末
300 CPU
310 入力部
320 表示部
330 通信部
340 RAM
341 コンテンツ再生用バッファ
343 嗜好傾向情報格納領域
345 試視聴用配信数格納領域
347 試視聴用コンテンツ配信順序格納領域
350 記憶部
351 第1コンテンツ視聴プログラム
352 第1メニュー表示プログラム
353 嗜好情報
354 DL状況情報
355 嗜好ポイント算出係数テーブル
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