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発明の名称 表データ処理装置及び表データ処理プログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−26348(P2007−26348A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−211075(P2005−211075)
出願日 平成17年7月21日(2005.7.21)
代理人 【識別番号】100090033
【弁理士】
【氏名又は名称】荒船 博司
発明者 和島 由佳
要約 課題
表データを業務アプリケーション用のデータへ確実且つ容易に変換することである。

解決手段
情報を表示する表示部14と、表データを前記表示手段に表示させる表示制御手段と、業務アプリケーションのレイアウトで使用する項目を含む問合せ項目ファイルを記憶する記憶部15と、前記問合せ項目ファイルの各項目に対応して、前記表データのセルの位置情報を指定する入力部12と、前記指定されたセルの位置情報と、前記項目とを対応付けて変換テーブルを作成する変換テーブル作成手段と、を備える。
特許請求の範囲
【請求項1】
情報を表示する表示手段と、
表データを前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
業務アプリケーションのレイアウトで使用する項目を含む問合せ項目ファイルを記憶する問合せ項目ファイル記憶手段と、
前記問合せ項目ファイルの各項目に対応して、前記表データのセルの位置情報を指定する指定手段と、
前記指定されたセルの位置情報と、前記項目とを対応付けて変換テーブルを作成する変換テーブル作成手段と、を備えることを特徴とする表データ処理装置。
【請求項2】
前記変換テーブル作成手段により作成された変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段を備え、
前記表示制御手段は、前記変換テーブル記憶手段に記憶されている変換テーブルに基づいて、前記問合せ項目ファイルの各項目に対応する前記表データのセルの位置をデフォルト表示することを特徴とする請求項1記載の表データ処理装置。
【請求項3】
前記変換テーブル作成手段により作成された変換テーブルに基づいて、前記表データにおける前記指定されたセルの位置のデータを含む変換結果トランザクションファイルを作成する変換手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の表データ処理装置。
【請求項4】
前記変換手段により作成された変換結果トランザクションファイルを編集して前記業務アプリケーションのレイアウトに対応する業務アプリケーションデータを作成する編集手段を備えることを特徴とする請求項3記載の表データ処理装置。
【請求項5】
前記編集手段は、前記業務アプリケーションのレイアウトパターンを識別する識別情報を含む業務アプリケーションデータを作成することを特徴とする請求項4記載の表データ処理装置。
【請求項6】
前記表データのセルの位置情報の指定に関する音声ガイダンスを出力する音声出力手段を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の表データ処理装置。
【請求項7】
コンピュータに、
表データを表示する機能と、
業務アプリケーションのレイアウトで使用する項目を含む問合せ項目ファイルをメモリに記憶する機能と、
前記問合せ項目ファイルの各項目に対応して、前記表データのセルの位置情報を指定する機能と、
前記指定されたセルの位置情報と、前記項目とを対応付けて変換テーブルを作成する機能と、
を実現させるための表データ処理プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表データ処理装置及び表データ処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、表計算アプリケーションプログラムで作成した見積書等のファイル(表データ)を、その他の業務アプリケーション(プログラム)で使用する場合に、表データを業務アプリケーション用のデータに変換していた。
【0003】
変換方式の一つとして、自動で表データの項目を認識して抽出し、その抽出した項目に基づいて業務アプリケーションデータを作成することにより変換する構成が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、表データを業務アプリケーションデータに変換する変換プログラムも実施されている。例えば、表データのセルを結合、移動して加工を行い、固定フォーマットの業務アプリケーションデータを作成することにより変換する。
【0005】
また、表データ自体を加工することなく、表データのセルと、業務アプリケーションデータの項目との関連付けに関する情報をユーザが操作入力して関連付けテーブルを作成して登録し、その関連付けテーブルを用いて表データを変換することが行われていた。
【特許文献1】特開2002−287961号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、従来の自動で表データの項目を認識して抽出して変換する構成では、項目を認識できなかったり、誤認識が発生するおそれがあった。
【0007】
また、従来の表データを加工して変換する構成では、ユーザが操作入力により変換の下準備としての加工を行わねばならず、ユーザの作業負担が大きいという問題があった。
【0008】
また、従来の表データの関連付けデータを作成して変換する構成では、ユーザが表データを参照しながら、セルの列番号、行番号を目視により認識して記録し、その列、行番号を操作入力して関連付けテーブルとして登録する必要があり、ユーザの作業負担が大きいという問題があった。
【0009】
本発明の課題は、表データを業務アプリケーション用のデータへ確実且つ容易に変換することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明の表データ処理装置は、
情報を表示する表示手段と、
表データを前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
業務アプリケーションのレイアウトで使用する項目を含む問合せ項目ファイルを記憶する問合せ項目ファイル記憶手段と、
前記問合せ項目ファイルの各項目に対応して、前記表データのセルの位置情報を指定する指定手段と、
前記指定されたセルの位置情報と、前記項目とを対応付けて変換テーブルを作成する変換テーブル作成手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】
また、例えば、前記変換テーブル作成手段により作成された変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段を備え、
前記表示制御手段は、前記変換テーブル記憶手段に記憶されている変換テーブルに基づいて、前記問合せ項目ファイルの各項目に対応する前記表データのセルの位置をデフォルト表示することとして構成してもよい。
【0012】
また、例えば、前記変換テーブル作成手段により作成された変換テーブルに基づいて、前記表データにおける前記指定されたセルの位置のデータを含む変換結果トランザクションファイルを作成する変換手段を備えることとして構成してもよい。
【0013】
また、例えば、前記変換手段により作成された変換結果トランザクションファイルを編集して前記業務アプリケーションのレイアウトに対応する業務アプリケーションデータを作成する編集手段を備えることとして構成してもよい。
【0014】
また、例えば、前記編集手段は、前記業務アプリケーションのレイアウトパターンを識別する識別情報を含む業務アプリケーションデータを作成することとして構成してもよい。
【0015】
また、例えば、前記表データのセルの位置情報の指定に関する音声ガイダンスを出力する音声出力手段を備えることとして構成してもよい。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、変換テーブルを容易に作成でき、作成した変換テーブルを用いて、表データを業務アプリケーション用の変換結果トランザクションファイルへ確実且つ容易に変換できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
【0018】
先ず、図1を参照して本実施の形態の装置構成を説明する。図1に、本実施の形態のPC10の構成を示す。
【0019】
図1に示すように、本実施の形態の表データ処理装置としてのPC(Personal Computer)10は、CPU(Central Processing Unit)11と、指定手段としての入力部12と、RAM(Random Access Memory)13と、表示手段としての表示部14と、問合せ項目ファイル記憶手段、変換テーブル記憶手段としての記憶部15と、通信部16と、音声出力手段としての音声出力部17と、を備えて構成され、各部がバス18を介して接続される。
【0020】
CPU11は、PC10の各部を中央制御する。CPU11は、ROM14に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムをRAM13に展開し、RAM13に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。このCPU11及びプログラムの協働により、表示制御手段、変換テーブル作成手段、変換手段、編集手段が構成される。
【0021】
CPU11は、後述する表データ変換プログラムとの協働により、問合せ項目ファイル30の問合せ項目に基づいて、変換対象見積書ファイル20から項目を抽出して変換テーブル40を作成し、変換テーブル40を用いて変換対象見積書ファイル20を変換して変換結果トランザクションファイル50を作成し、変換結果トランザクションファイル50を編集して業務アプリデータを作成する。
【0022】
入力部12は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キーなどを備えたキーボードを含む構成とし、操作者によりキーボードで押下された押下信号をCPU11に出力する。また、入力部12は、マウスなどのポインティングデバイスを含む構成としてもよい。
【0023】
RAM13は、揮発性のメモリであり、実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を格納するワークエリアを有し、情報を一時的に格納する。
【0024】
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等で構成され、CPU11からの表示信号に従って画面表示を行う。
【0025】
記憶部15は、各種プログラム、各種データなどが予め記憶され又は書込み可能な記録媒体(図示せず)を有し、各種情報を読み出し可能に記録媒体に記憶するHDD(Hard Disk Drive)等の記憶部とする。記憶部15としては、HDD等の固定のものに限定されるものではなく、CD―R(Recordable)/RW(Rewritable)、DVD(Digital Versatile Disk)−R/RW、メモリカード、携帯ハードディスク、青色レーザを用いる大容量情報記録媒体等の、記録媒体を着脱自在に装着する可搬型の記憶部としてもよい。
【0026】
記憶部15は、表データ変換プログラムを記憶する。また、記憶部15は、問合せ項目ファイル30、変換テーブル40、変換結果トランザクションファイル50及び業務アプリDB(Data Base)60を記憶する。
【0027】
通信部16は、モデム、TA(Terminal Adapter)、ルータ、ネットワークカード等により構成され、接続される通信ネットワーク上の機器等の外部機器と情報を送受信する。
【0028】
音声出力部17は、アンプ、スピーカ等を備え、CPU11から入力される音声信号をアンプで増幅してスピーカから音声を出力する。
【0029】
次に、図2〜図4を参照して、記憶部15に記憶する情報を説明する。図2に、PC10の動作及びデータの流れを示す。図3(a)に、問合せ項目ファイル30の一例を示す。図3(b)に、変換テーブル40の一例を示す。図4(a)に、見積台帳ファイル51の一例を示す。図4(b)に、見積明細ファイル52の一例を示す。
【0030】
図2に示すように、記憶部15には、問合せ項目ファイル30と、後述する変換テーブル作成処理により作成される変換テーブル40と、後述する変換実行処理により作成される変換結果トランザクションファイル50と、後述する入力処理により作成される業務アプリケーションデータを格納する業務アプリDB60と、が記憶される。
【0031】
業務アプリケーションデータは、後述する表データ変換処理により作成される最終目的としてのデータであり、所定の業務アプリケーション71により作成される見積書ファイル81と同一形式のデータとする。業務アプリケーション71,72は、同一の業務アプリケーションとするが、作成する見積書ファイルの項目等のレイアウトパターン(入力パターン)が異なるものとする。このため、業務アプリケーション71により作成された見積書ファイル81と、業務アプリケーション72により作成された見積書ファイル82とは、レイアウトパターンが異なる。このレイアウトパターンを識別する識別番号として、見積書ファイル81に識別番号“101”が付与され、見積書ファイル82に識別番号 “102”が付与される。入力処理で作成される業務アプリデータは、識別番号“101”に対応するものとして説明する。
【0032】
問合せ項目ファイル30は、変換対象見積書ファイル20から抽出する項目を有するCSV(Comma Separated Value)ファイルである。変換対象見積書ファイル20は、所定の表計算アプリケーションプログラムの実行により作成された表データとしての見積書ファイルであり、業務アプリケーションデータへの変換対象である。変換対象見積書ファイル20は、PC10で作成され、若しくは外部機器で作成されフレクシブルディスク、CD、DVD等の記録媒体に記録されたものが記憶部15の記録媒体ドライブを介して読み込まれ、又は外部機器で作成されたものを通信部16を介して受信すること等により入力される。その入力された変換対象見積書ファイル20が予め記憶部15のHDDに記憶されているものとする。
【0033】
図3(a)に示すように、問合せ項目ファイル30は、例えば、項目を識別する番号と、見積書番号等の項目名とが、対応付けられて格納される。また、図3(a)は、CSV形式の問合せ項目ファイル30を表形式で表したものであり、問合せ項目ファイル30の一部の項目を図示している。
【0034】
変換テーブル40は、変換対象見積書ファイル20と、最終的に作成する業務アプリケーションデータとを項目ごとに関連付ける情報を有するCSVファイルである。変換テーブル40は、台帳部分41と、明細部分42と、を有する。
【0035】
図3(b)に示すように、変換テーブル40の台帳部分41は、例えば、変換の種類を識別する変換番号と、変換番号に対応する各項目の行番号及び列番号(見積書番号行、見積書番号列等)とが、対応付けられて格納される。この行番号及び列番号は、表計算アプリケーションプログラムにおける行番号及び列番号であり、行番号が順に1,2,…で表わされ、列番号が順にA,B,…で表わされるものとする。
【0036】
図3(b)に示すように、変換テーブル40の明細部分42は、例えば、変換の種類を識別する変換番号と、変換番号に対応する各項目の列番号(商品コード列等)とが、対応付けられて格納される。また、図3(b)は、CSV形式の変換テーブル40を表形式で表したものであり、変換テーブル40の一部の項目を図示している。
【0037】
変換結果トランザクションファイル50は、変換対象見積書ファイル20の変換結果の情報を有するCSVファイルである。変換結果トランザクションファイル50は、見積台帳ファイル51と、見積明細ファイル52と、を有する。
【0038】
見積台帳ファイル51は、変換対象見積書ファイル20から項目ごとに抽出した台帳部分の情報を有するCSVファイルである。図4(a)に示すように、見積台帳ファイル51は、例えば、取り込んだ変換対象見積書ファイル20を識別する取り込み見積書番号と、見積日付等の項目名とが、対応付けられて格納される。また、図4(a)は、CSV形式の見積台帳ファイル51を表形式で表したものであり、見積台帳ファイル51の一部の項目を図示している。
【0039】
見積明細ファイル52は、変換対象見積書ファイル20から項目ごとに抽出した明細部分の情報を有するCSVファイルである。図4(b)に示すように、見積明細ファイル52は、例えば、取り込み見積書番号と、各行番号と、行番号に対応付けられた商品コード等の項目名とが、対応付けられて格納される。また、図4(b)は、CSV形式の見積明細ファイル52を表形式で表したものであり、見積台帳ファイル51の一部の項目を図示している。
【0040】
次に、図5〜図13を参照して、PC10の動作を説明する。図5に、表データ変換処理の流れを示す。図6に、表データ変換処理の変換テーブル作成処理の流れを示す。図7に、変換テーブル作成処理の概要を示す。図8に、セルがデフォルト表示された表データ表示領域101aを示す。図9に、表データ変換処理の変換実行処理の流れを示す。図10に、変換実行処理の概要を示す。図11に、入力処理の流れを示す。図12に、入力処理の概要を示す。図13に、商品コード取得処理の流れを示す。
【0041】
図2及び図5を参照して、表データ変換処理を説明する。表データ変換処理は、変換対象見積書ファイル20から所定の業務アプリケーション71の出力データと同形式の業務アプリケーションデータを作成して業務アプリDB60に格納する処理である。例えば、表データ変換処理の実行指示が入力されたこと等をトリガとして、記憶部15から読み出されて適宜RAM13に展開された表データ変換プログラムと、CPU11との協働により表データ変換処理が実行される。
【0042】
先ず、記憶部15に予め記憶された変換対象見積書ファイル20がオープンされる(ステップS1)。そして、問合せ項目ファイル30の問合せ項目に基づいて、変換対象見積書ファイル20から項目を抽出して変換テーブル40を作成する変換テーブル作成処理が実行される(ステップS2)。
【0043】
そして、変換テーブル40を用いて変換対象見積書ファイル20を変換して変換結果トランザクションファイル50(見積台帳ファイル51及び見積明細ファイル52)を作成する変換実行処理が実行される(ステップS3)。そして、各種入力データにより変換結果トランザクションファイル50を編集等して業務アプリデータを作成する入力処理が実行され(ステップS4)、表データ変換処理が終了する。
【0044】
次いで、図6〜図8を参照して、表データ変換処理のステップS2の変換テーブル作成処理を説明する。
【0045】
表データ変換処理は、主として、変換対象見積書ファイル20を変換するための変換テーブル40を作成する処理であるが、既に作成されて記憶部15に記憶された変換テーブルが存在する場合に、その変換テーブルを複写元変換テーブルとし、複写元変換テーブルを元にして新たに変換テーブルを作成してもよい。また、既に記憶部15に登録された変換テーブルが存在し、その変換テーブルを訂正する場合に、その変換テーブルを訂正変換テーブルとし、訂正変換テーブルを元にして新たに変換テーブルを作成してもよい。また、変換テーブルを識別する番号を変換番号とする。さらに、複写元変換テーブルを識別する番号を複写元変換番号とする。複写元変換テーブル、訂正変換テーブルは、これから作成する変換テーブルとレイアウトが似ているものとすれば、ユーザの操作入力を容易にできるため好ましい。
【0046】
変換テーブル作成処理では、図6に示すように、先ず、変換テーブル作成画面100が表示部14に表示される(ステップS11)。変換テーブル作成画面100は、具体的には、図7に示すように、表データ表示領域101と、複写元変換番号入力領域102と、変換番号入力領域103と、現在項目表示領域104と、セル番号表示領域105と、実行キー106と、終了キー107と、前項目キー108と、次項目キー109と、を有する。なお、変換テーブル作成処理実行中に終了キー107が押下入力されると、変換テーブル作成処理(表データ変換処理)が終了するものとする。
【0047】
ここで、複写元変換テーブルを用いる場合には、ユーザから入力部12を介して所望の複写元変換番号が入力される。例えば、変換テーブル作成画面100の複写元変換番号入力領域102に複写元変換番号が入力される。そして、複写元変換番号が入力されたか否かが判別される(ステップS12)。複写元変換番号が入力された場合(ステップS12;YES)、入力された複写元変換番号の複写元変換テーブルが記憶部15から読み出されてそのレコードがRAM13に格納される(ステップS13)。
【0048】
そして、ユーザからの所望の新たな変換番号の入力が入力部12を介して受け付けられる(ステップS14)。例えば、変換テーブル作成画面100の変換番号入力領域103に変換番号が入力される。複写元変換番号が入力されていない場合(ステップS12;NO)、ステップS14に移行される。そして、ステップS14において、記憶部15に既に記憶(登録)されている変換テーブルに対応する登録済変換番号が入力されたか否かが判別される(ステップS15)。登録済変換番号が入力された場合(ステップS15;YES)、入力された登録済変換番号の変換テーブルが訂正変換テーブルとして記憶部15から読み出されてそのレコードがRAM13に格納される(ステップS16)。
【0049】
そして、記憶部15から問合せ項目ファイル30が読み出され、問合せ項目ファイル30の全項目のうち項目が一つ選択されて表示部14に表示される(ステップS17)。例えば、変換テーブル作成画面100の現在項目表示領域104に選択された項目が表示される。また、ステップS17では、基本的に、未選択の項目がレコード順に一つ選択されるものとするが、ステップS27で前項目キー108又は次項目キー109が押下された場合に、それぞれ、レコード順で一つ前又は一つ次の項目が選択される。登録済変換番号が入力されていない場合(ステップS15;NO)、ステップS17に移行される。
【0050】
そして、複写元変換テーブル又は訂正変換テーブルから、ステップS17で選択された項目に対応する行番号が取得される(ステップS18)。そして、複写元変換テーブル又は訂正変換テーブルから、ステップS17で選択された項目に対応する列番号が取得される(ステップS19)。そして、ステップS18,S19で取得された行番号及び列番号がセル番号として結合されるとともに、その行番号及び列番号が表示部14に表示される(ステップS20)。例えば、行番号が10、列番号がBの場合に、セル番号がB10となる。また、変換テーブル作成画面100のセル番号表示領域105にセル番号(行番号及び列番号)が表示される。
【0051】
ステップS18〜S20では、RAM13に複写元変換テーブル又は訂正変換テーブルが格納されていない場合(新規に変換テーブルを作成する場合)に、セル番号が空に設定され、セル番号表示領域105にも番号が表示されない。
【0052】
そして、ステップS20で取得されたセル番号が空か否かが判別される(ステップS21)。セル番号が空でない場合(ステップS21;NO)、セル番号のセルが表示部14の表示画面上で、選択表示、強調表示等によりデフォルト表示される(ステップS22)。例えば、図8に示すように、において、取得されたセル番号がB20である場合に、対応するセル110がデフォルト表示される。
【0053】
そして、ユーザからの、ステップS17で選択中の項目に対応するセルの指定入力が入力部12を介して受け付けられ、指定されたセルの行番号及び列番号が取得される(ステップS23)。例えば、図7に示すように、音声出力部17からセルの指定を促す音声ガイダンスが音声出力され、変換テーブル作成画面100の表データ表示領域101内のセルがユーザによるクリック入力により指定される。セル番号が空である場合(ステップS21;YES)、ステップS23に移行される。
【0054】
ここで、ユーザからの、実行キー106(指定したセルでよい場合)、前項目キー108(前レコードの項目を選択する場合)又は次項目キー109(次レコードの項目を選択する場合)の押下入力が入力部12を介して受け付けられる。そして、実行キー106が押下されたか否かが判別される(ステップS24)。実行キー106が押下された場合(ステップS24;YES)、ステップS23で取得された行番号及び列番号が、選択中の項目に対応付けられてレコード配列としてRAM13に格納される(ステップS25)。
【0055】
そして、ステップS17で選択中の項目が、問合せ項目ファイル30の最後の項目であるか否かが判別される(ステップS26)。最後の項目でない場合(ステップS26;NO)、ステップS17に移行される。実行キー106が押下されていない場合(ステップS24;NO)、前項目キー108又は次項目キー109が押下されたか否かが判別される(ステップS27)。前項目キー108又は次項目キー109が押下されていない場合(ステップS27;NO)、ステップS24に移行される。
【0056】
前項目キー108又は次項目キー109が押下された場合(ステップS27;YES)、ステップS17に移行される。最後の項目である場合(ステップS26;YES)、ステップS25でRAM13に格納されたレコード配列の項目、行番号及び列番号が、ステップS14で入力された変換番号に対応付けられて変換テーブル40が作成されて記憶部15に記憶され(ステップS28)、変換テーブル作成処理が終了する。
【0057】
次いで、図9及び図10を参照して、表データ変換処理のステップS3の変換実行処理を説明する。
【0058】
図9に示すように、先ず、変換実行画面が表示部14に表示される(ステップS31)。変換実行画面は、具体的には、使用する変換テーブルの変換番号と、変換対象見積書ファイル名(シート名含む)と、変換結果トランザクションファイルの格納先と、変換テーブル40の明細部分42の行番号範囲と、の入力領域が含まれる。変換テーブル40の明細部分の行番号範囲とは、その範囲内の最も小さい行番号である範囲先頭行番号以上で、その範囲内の最も大きい行番号である範囲最後行番号以下の全ての行番号とする。
【0059】
そして、ユーザからの、変換番号と、変換対象見積書ファイル名と、変換結果トランザクションファイルの格納先と、行番号範囲と、の入力が入力部12を介して受け付けられる(ステップS32)。そして、ステップS32で入力された変換対象見積書ファイル名に対応する変換対象見積書ファイル20が記憶部15からオープンされる(ステップS33)。例えば、図10に示す変更実行画面200が表示部14に表示される。変更実行画面200には、ステップS33でオープンされた変換対象見積書ファイル20を表示する表データ表示領域201と、実行キー202と、を有する。ここで、実行キー202が押下入力されることにより、以下のステップが実行される。
【0060】
そして、ステップS32で入力された変換番号に対応する変換テーブル40が記憶部15から読み出され、その変換テーブル40のレコード配列がRAM13に格納される(ステップS34)。そして、RAM13に格納された変換テーブル40のレコード配列から、台帳部分41の項目がRAM13上で展開される(ステップS35)。
【0061】
そして、RAM13に格納された台帳部分41の全項目のうち、未選択の項目一つがレコード順に選択され、その項目に対応する列番号及び行番号が取得される(ステップS36)。そして、ステップS36において取得された列番号及び行番号が空であるか否かが判別される(ステップS37)。列番号及び行番号が空でない場合(ステップS37;NO)、取得された列番号及び行番号が結合されてセル番号が取得される(ステップS38)。
【0062】
そして、ステップS38で取得されたセル番号に対応して、ステップS33において取得された変換対象見積書ファイル20のセルの文字列が取得される(ステップS39)。そして、取得された文字列が選択中の項目に対応付けられてRAM13に格納される(ステップS40)。そして、ステップS36において台帳部分41の最後の項目が選択されたか否かが判別される(ステップS41)。列番号及び行番号が空である場合(ステップS37;YES)、ステップS41に移行される。
【0063】
台帳部分41の最後の項目が選択されていない場合(ステップS41;NO)、ステップS36に移行される。台帳部分41の最後の項目が選択された場合(ステップS41;YES)、RAM13に格納された項目及び文字列から見積台帳ファイル51が作成され、見積台帳ファイル51がステップS32において入力された変換結果トランザクションファイル50の格納先に基づいて記憶部15に記憶される(ステップS42)。
【0064】
そして、RAM13に格納された変換テーブル40のレコード配列から、明細部分42の項目がRAM13上で展開される(ステップS43)。そして、更新用行番号に001が代入される(ステップS44)。更新用行番号とは、見積明細ファイル52で用いる行番号である。そして、項目行番号にステップS32で入力された範囲先頭行番号が代入される(ステップS45)。項目行番号とは、変換対象見積書ファイル20の各項目の行番号である。
【0065】
そして、RAM13に格納された明細部分42の全項目のうち、未選択の項目一つがレコード順に選択され、その項目に対応する列番号が取得される(ステップS46)。そして、ステップS46において取得された列番号が空であるか否かが判別される(ステップS47)。列番号が空でない場合(ステップS47;NO)、ステップS46で取得された列番号と、ステップS45又はS53で設定された項目行番号と、が結合されてセル番号が取得される(ステップS48)。
【0066】
そして、ステップS48で取得されたセル番号に対応して、ステップS33において取得された変換対象見積書ファイル20のセルの文字列が取得される(ステップS49)。そして、取得された文字列が選択中の項目及び更新用行番号に対応付けられてRAM13に格納される(ステップS50)。そして、ステップS46において項目行番号の最後の項目が選択されたか否かが判別される(ステップS51)。列番号が空である場合(ステップS47;YES)、ステップS51に移行される。
【0067】
項目行番号の最後の項目が選択されていない場合(ステップS51;NO)、ステップS46に移行される。項目行番号の最後の項目が選択された場合(ステップS51;YES)、項目行番号がステップS32で入力された範囲最後行番号であるか否かが判別される(ステップS52)。項目行番号=範囲最後行番号でない場合(ステップS52;NO)、更新用行番号及び項目行番号がそれぞれ+1インクリメントされ(ステップS53)、ステップS46に移行される。
【0068】
項目行番号=範囲最後行番号である場合(ステップS52;YES)、RAM13に格納された更新用項目及び文字列から見積明細ファイル52が作成され、見積明細ファイル52がステップS32において入力された変換結果トランザクションファイル50の格納先に基づいて記憶部15に記憶され(ステップS54)、見積台帳ファイル51及び見積明細ファイル52を含む変換結果トランザクションファイル50が記憶部15に記憶されることとなり、変換実行処理が終了する。
【0069】
次いで、図11〜図13を参照して、表データ変換処理のステップS4の入力処理を説明する。
【0070】
図11に示すように、先ず、入力処理画面が表示部14に表示される(ステップS61)。入力処理画面は、具体的には、変換結果トランザクションファイル50からの取り込み対象データの選択入力領域が含まれる。
【0071】
そして、ユーザからの、変換結果トランザクションファイル50のうちの取り込み対象データの選択と、生成する業務アプリケーションデータに対応付ける識別番号(業務アプリケーションのレイアウトパターンの識別番号)と、の入力が入力部12を介して受け付けられる(ステップS62)。例えば、図2の業務アプリケーション71に対応する識別番号“101”が入力される。
【0072】
そして、ステップS62で選択された取り込み対象データが記憶部15に記憶された変換結果トランザクションファイル50から読み出される(ステップS63)。
【0073】
そして、ステップS63で読み出された取り込み対象データが整形され、その取り込み対象データがステップS62で入力された識別番号に対応するレイアウトパターンで表示部14に表示される(ステップS64)。取り込み対象データの整形とは、取り込み対象データ中の不必要なスペース及び文字の削除や、各種数値の適切な桁数への変換等とする。ステップS64では、例えば、図12に示すような取り込み対象データを含む入力処理画面300が表示部14に表示される。
【0074】
そして、表示された取り込み対象データに各種編集が施される(ステップS65)。取り込み対象データの編集とは、例えば、取り込み対象データの空欄への適切なデータの追加や、各種データの変更等である。
【0075】
そして、ステップS65において編集された取り込み対象データにエラーがあるか否かが判別される(ステップS66)。エラーとは、取り込み対象データについて、例えば、業務アプリケーションデータとして必要なデータが無い場合、データ形式が不適切である場合、見積書番号等の重複することが許されていないデータが業務アプリDB60にも存在する場合等である。
【0076】
エラーがある場合(ステップS66;YES)、ステップS65に移行される。このとき、エラーの種類及び箇所が表示部14に表示されることが好ましい。エラーがない場合(ステップS66;NO)、ステップS65で編集された取り込み対象データが、ステップS62で取得された識別番号に対応付けられて業務アプリケーションデータが作成され、その業務アプリケーションデータが記憶部15の業務アプリDB60に記憶され(ステップS67)、入力処理が終了する。
【0077】
ここで、図13を参照して、ステップS65の取り込み対象データの編集の一例として、項目「商品コード」の取得の流れ(商品コード取得処理とする)を説明する。先ず、取り込み対象データに商品コードが含まれているか否かにより、商品コードが取得されたか否かが判別される(ステップS71)。
【0078】
商品コードが取得されていない場合(ステップS71;NO)、取り込み対象データ中の項目としての商品名及び商品名2をキーとして、記憶部15に予め記憶されている図示しない商品名称検索テーブルの商品コードが索引される(ステップS72)。商品名称検索テーブルでは、商品名及び商品名2に商品コードが対応付けられて格納されているものとする。
【0079】
そして、ステップS72において商品コードが索引されて取得されたか否かが判別される(ステップS73)。商品コードが取得されていない場合(ステップS73;NO)、ユーザからの商品コードの操作入力を受け付けるか否かが判別される(ステップS74)。商品コードの操作入力を行わない場合(ステップS74;NO)、取り込み対象データの商品コードの欄に空が設定され(ステップS75)、商品コード取得処理が終了する。
【0080】
商品コードが取得された場合(ステップS71;YES)又は(ステップS73;YES)、取得された商品コードが表示部14に表示され、取得した商品コードが取り込み対象データの商品コードの欄に設定され(ステップS76)、商品コード取得処理が終了する。
【0081】
商品コードの操作入力を行う場合(ステップS74;YES)、ユーザからの商品コードの入力が入力部12を介して受け付けられ、入力された商品コードが取り込み対象データの商品コードの欄に設定され(ステップS77)、商品コード取得処理が終了する。
【0082】
以上、本実施の形態によれば、変換対象見積書ファイル20の項目を、問合せ項目ファイル30の問合せ項目に従い画面上でセルを指定していくだけで、変換テーブル40を容易に作成できる。また、作成した変換テーブル40を用いて、変換対象見積書ファイル20を業務アプリケーション用の変換結果トランザクションファイル50へ確実且つ容易に変換できる。
【0083】
また、記憶部15に記憶されている複写元変換テーブル又は訂正変換テーブルを用いる場合に、問合せ項目に対応する複写元変換テーブル又は訂正変換テーブルのセルを表データ表示領域101aにデフォルト表示するので、問合せ項目に対応するセルを容易に指定入力でき、変換テーブル40をさらに容易に作成できる。また、問合せ項目に対応するセルの指定に関する音声ガイダンスを音声出力部17から出力するので、問合せ項目に対応するセルをさらに容易に指定入力できる。
【0084】
また、変換結果トランザクションファイル50を編集等して、目的の業務アプリケーションのレイアウトパターンの業務アプリケーションデータを作成できる。また、作成した業務アプリケーションデータが、目的の業務アプリケーションのレイアウトパターンを識別する識別番号を有するので、識別番号をキーとして、各レイアウトパターンの業務アプリケーションデータを業務アプリDB60に格納して管理できる。
【0085】
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る表データ処理装置及び表データ処理プログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
【0086】
例えば、上記実施の形態において、変換対象の表データとして、変換対象見積書ファイル20を用いる構成としたが、これに限定されるものではなく、見積書以外の表データを変換対象とする構成としてもよい。
【0087】
また、上記実施の形態において、変換テーブル作成処理における問合せ項目に対応するセルの指定入力に関する音声ガイダンスを音声出力部17から音声出力する構成としたが、これに限定されるものではなく、その他の画面操作に関する音声ガイダンスを音声出力する構成としてもよい。
【0088】
また、上記実施の形態において、表データ変換処理において、変換テーブル作成処理、変換実行処理、入力処理を続けて順に行う構成としたが、これに限定されるものではなく、変換テーブル作成処理、変換実行処理、入力処理をそれぞれ独立して順に行う構成としてもよい。また、表データ処理装置として、PCを用いる構成としたが、これに限定されるものではなく、特定の処理に関する処理装置、サーバ装置、携帯機器等、他の種類の装置を用いる構成としてもよい。
【0089】
また、上記実施の形態におけるPC10の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0090】
【図1】本発明に係る実施の形態のPC10の構成を示すブロック図である。
【図2】PC10の動作及びデータの流れを示す図である。
【図3】(a)は、問合せ項目ファイル30の一例を示す図である。(b)は、変換テーブル40の一例を示す図である。
【図4】(a)は、見積台帳ファイル51の一例を示す図である。(b)は、見積明細ファイル52の一例を示す図である。
【図5】表データ変換処理を示すフローチャートである。
【図6】表データ変換処理の変換テーブル作成処理を示すフローチャートである。
【図7】変換テーブル作成処理の概要を示す図である。
【図8】セルがデフォルト表示された表データ表示領域101aを示す図である。
【図9】表データ変換処理の変換実行処理を示す図である。
【図10】変換実行処理の概要を示す図である。
【図11】入力処理を示すフローチャートである。
【図12】入力処理の概要を示す図である。
【図13】商品コード取得処理を示す図である。
【符号の説明】
【0091】
10 PC
11 CPU
12 入力部
13 RAM
14 表示部
15 記憶部
16 通信部
17 音声出力部
18 バス




 

 


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