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発明の名称 印刷制御システム及びプログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−26292(P2007−26292A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−210146(P2005−210146)
出願日 平成17年7月20日(2005.7.20)
代理人 【識別番号】100090033
【弁理士】
【氏名又は名称】荒船 博司
発明者 津留見 誠
要約 課題
印刷処理以外の処理についても一元管理できるようにする。

解決手段
印刷制御システム101は、WEBアプリケーション210や業務アプリケーション211からの処理要求に基づいて、クライアントモジュール213からアプリケーション実行サーバ3に対するアプリケーションの実行指示及び印刷制御装置1のサーバモジュール111に対するジョブの送信を行い、当該ジョブに関する情報を記憶装置23に格納するとともに、当該記憶装置23に格納された情報をクライアントモジュール213からの指示に応じて送信し、表示装置24に表示する。
特許請求の範囲
【請求項1】
情報処理装置と、この情報処理装置から送られる印刷データをスプールするスプール手段を備え、プリンタに対して当該印刷データに基づいた印刷処理を行う印刷制御装置とからなる印刷制御システムにおいて、
前記情報処理装置が行うアプリケーション処理の実行を示す処理スプールを生成するスプール生成手段と、
前記生成された処理スプールを前記スプール手段に登録するスプール登録手段と、
前記印刷データに関するスプールと前記登録された処理スプールとを参照するスプール参照手段と、
を備えたことを特徴とする印刷制御システム。
【請求項2】
前記スプール手段でスプールされる情報を削除するスプール削除手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御システム。
【請求項3】
前記スプール手段でスプールされる情報に制限情報を付加する制限情報付加手段と、
前記制限情報に基づいてアプリケーション処理の実行及び印刷処理の実行を制限する制限手段と、
を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷制御システム。
【請求項4】
前記スプール生成手段は、外部装置に対する処理内容を含む処理スプールを作成し、
前記処理内容に応じて前記外部装置に指定の処理を指示する制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の印刷制御システム。
【請求項5】
情報処理装置と、この情報処理装置から送られる印刷データをスプールするスプール手段を備え、プリンタに対して当該印刷データに基づいた印刷処理を行う印刷制御装置とからなる印刷制御システムにおけるコンピュータに、
前記情報処理装置が行うアプリケーション処理の実行を示す処理スプールを生成する機能と、
前記生成された処理スプールを前記スプール手段に登録する機能と、
前記印刷データに関するスプールと前記登録された処理スプールとを参照する機能と、
を実現させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置と、この情報処理装置から送られる印刷データに基づいた印刷処理を行う印刷制御装置とからなる印刷制御システム及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から事務処理業務では、過剰な設備投資を抑えるために文書を印刷するプリンタをネットワークに接続された複数のクライアント端末で共有するシステムが用いられている。このシステムでは、複数のクライアント端末から送られる印刷すべき文書ファイルの一元管理と、その文書ファイルのプリンタに対応した印刷データへ変換とを行なうプリンタサーバを備えることで、クライアント端末における印刷処理の負荷の低減と効率的な文書印刷を行なうことができる。
【0003】
上述したシステムにおけるプリントサーバに関する技術としては、例えば特許文献1に示すように、大量ファイルの印刷途中において他のファイルの印刷を割り込ませることが可能であると共に、割り込み印刷を行なったとしても、プリンタから排紙されたそれらの印刷物を容易に仕分けることを可能とするものが開示されている。このシステムでは、印刷に関しての効率的な管理の他に、印刷に関しての利便性を向上することができる。
【特許文献1】特開2003−33484号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述したプリントサーバでは、印刷に関しての効率的な管理による利便性の向上を行なうことは可能であるが、印刷以外の処理に関して寄与するところがなかった。このため、印刷以外の処理についても管理を行なうことができる、より利便性が高いプリンタサーバの開発が望まれていた。
【0005】
本発明の課題は、印刷処理以外の処理についても一元管理できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、情報処理装置と、この情報処理装置から送られる印刷データをスプールするスプール手段を備え、プリンタに対して当該印刷データに基づいた印刷処理を行う印刷制御装置とからなる印刷制御システムにおいて、前記情報処理装置が行うアプリケーション処理の実行を示す処理スプールを生成するスプール生成手段と、前記生成された処理スプールを前記スプール手段に登録するスプール登録手段と、前記印刷データに関するスプールと前記登録された処理スプールとを参照するスプール参照手段と、を備えたことを特徴とする。
更に、請求項1に記載の発明に示した主要な機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項5に記載の発明)。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記スプール手段でスプールされる情報を削除するスプール削除手段を更に備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記スプール手段でスプールされる情報に制限情報を付加する制限情報付加手段と、前記制限情報に基づいてアプリケーション処理の実行及び印刷処理の実行を制限する制限手段と、を更に備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、前記スプール生成手段は、外部装置に対する処理内容を含む処理スプールを作成し、前記処理内容に応じて前記外部装置に指定の処理を指示する制御手段を更に備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1、5に記載の発明によれば、情報処理装置とこの情報処理装置から送られる印刷データをスプールするスプール手段を備え、プリンタに対して当該印刷データに基づいた印刷処理を行う印刷制御装置とからなる印刷制御システムにおいて、情報処理装置が行うアプリケーション処理の実行を示す処理スプールを生成して、当該処理スプールと印刷データに関するスプールとを参照する構成を備えたため、印刷処理以外にアプリケーション処理についても確認することができ、一元管理を行うことができる。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、スプールされる情報を削除することができる。
【0012】
請求項3に記載の発明によれば、スプールされる情報に付加する制限情報に基づいてアプリケーション処理の実行及び印刷処理の実行を制限することができる。
【0013】
請求項4に記載の発明によれば、処理内容を含む処理スプールに基づいて外部装置に対する処理を指示することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図を参照して本発明の実施形態について詳細に説明するが、この発明は、この実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は発明の最も好ましい形態を示すものであり、発明の用語はこれに限定しない。
【0015】
先ず、本発明である印刷制御システム101の概要について当該印刷制御システム101の構成の概略を示す図1を参照して説明する。同図に示すように、印刷制御システム101は、印刷制御装置1、端末2、アプリケーション実行サーバ3及び印刷装置4がインターネットやイントラネットなどである通信ネットワークNにより有線又は無線で互いに通信可能に接続する構成である。
【0016】
印刷制御装置1は、後述するような機能的な構成からなるサーバであり、端末2からのアプリケーションプログラムの実行・状態確認指示や印刷・FAX送信指示により、アプリケーション実行サーバ3でのアプリケーションプログラムの実行制御や実行されるアプリケーションプログラムの実行状態の管理、印刷装置4における印刷制御又はFAXによる送受信制御を行なう。なお、図示したようにアプリケーション実行サーバ3や印刷装置4を複数備える構成である場合、印刷制御装置1は、入力されるアプリケーションプログラムの実行指示や印刷指示に基づいて公知の技術により負荷分散して制御する構成であって良い。
【0017】
端末2は、印刷装置4に対するプリント又はFAX送信やアプリケーション実行サーバ3でのアプリケーションプログラムの実行を印刷制御装置1に対して指示するPC(Personal Computer)などの端末である。なお、端末2は、図示した端末2a、2b、2c…のように複数の端末を備え、それぞれを利用者毎に使用する構成であってもよい。
【0018】
アプリケーション実行サーバ3は、前述した端末2と同様なPC、又はマルチタスク機能などを備えて複数のアプリケーションプログラムの並列処理に適したWS(WorkStation)などであり、入力される指示に基づいてアプリケーションプログラムを実行した結果や当該アプリケーションプログラムの処理状態の出力を行う。
【0019】
印刷装置4は、入力される印刷データと印刷指示に基づいて紙などの記録媒体に印刷するプリンタ4a、記録媒体に形成された画像などを読み取って当該画像の出力やプリンタ4aと連動した複写を行うスキャナ4b、入力される文書データとFAX送信指示に基づいて文書データをFAX送信するFAXなどである。
【0020】
次に、印刷制御装置1について、図2を参照して説明する。図2は、印刷制御装置1の機能的構成を模式的に示した図である。図2に示すように、印刷制御装置1は、CPU11、RAM12、記憶装置13、表示装置14、入力装置15及び通信装置16を備え、各部はバス17により互いに電気的に接続されてなる。
【0021】
CPU11(Central Processing Unit)はRAM12(Random Access Memory)を作業領域とし、特に図示しないROM(Read Only Memory)や記憶装置13に格納された制御プログラムやアプリケーションプログラムを当該作業領域に展開して順次実行することで、印刷制御装置1の動作を統括制御する。
【0022】
記憶装置13は、HDD(Hard Disk Drive)、不揮発性メモリ又は光学/磁気的な記憶媒体とそれに対して読み書きが可能な装置であり、CPU11からの指示によりデータの格納や読み出したデータのCPU11への出力を行う。具体的には、記憶装置13は、後述する処理を行うプログラム、ジョブメモリ131、ジョブ操作管理メモリ132、制御ファイル133、データファイル134及び管理ファイル135を格納する。なお、上記プログラムは、それを記憶したCD−ROMなどの記憶媒体から提供するようにしてよい。つまり、当該記憶媒体を読み取り可能な他のコンピュータでも上記プログラムによる処理を行うことができる構成であってよい。
【0023】
ジョブメモリ131は、後述する制御ファイル133に基づいた情報が一時的に格納されるメモリである。具体的には、図4(a)に示すように、一つのジョブ(処理命令)ごとにユニークに割り当てられた文字列であるジョブID、印刷・FAX送信・実行・状態表示などの操作指示の種類を示す操作フラグ、ジョブタイトルである文書名、指示をしたアカウント情報などであるユーザ名・グループ名、障害回避に関する情報を格納する障害回避情報、印刷するプリンタの指定や実行するアプリケーションサーバを指定する出力情報、当該ジョブの優先度を指定する優先度をテーブル形式で格納する構成である。なお、後述する他のデータとは、上述したジョブIDによりリンクする構成である。
【0024】
ジョブ操作管理メモリ132は、制御ファイル133に基づいてジョブメモリ131に情報が格納された際にジョブIDによりジョブごとにリンクする実行制限に関する情報を一時的に格納するメモリである。具体的には、図4(b)に示すように、ユーザ制限、グループ制限、優先度制限、障害回避等の操作内容、出力の制限に関する情報である出力先、上述したユーザ制限・グループ制限の対象であるユーザ名・グループ名、障害回避先の情報を格納する障害回避先及び上述した優先度制限の対象である優先度をテーブル形式で格納する構成である。
【0025】
制御ファイル133は、後述する端末2で処理内容に応じて生成され通信ネットワークNを介して送られる制御ファイル232と同一のファイルであり、図4(c)に示すように、通常ジョブ・表示ジョブ・ジョブ制御・結果取得・処理指定ジョブのいずれかとそれに対する制御内容である操作フラグ、ジョブ種類、ジョブタイトル、ユーザ名、グループ名、障害回避情報、実行アプリリスト、優先度、実行モード、実行ホストなどを含んで構成される。なお、表示ジョブはジョブの投入/削除の指定を有し、ジョブ制御は制限登録/解除の指定を有する。処理指定ジョブはプリンタ・スキャナ・FAXなどの装置に対する処理指定を有する。例えば、通常ジョブによる印刷処理の場合、ジョブタイトルに当該印刷する文書名、ユーザ名・グループ名に端末を利用するアカウント情報、実行ホストに指定されたプリンタなどで構成される。また、ジョブ制御登録である場合、ユーザ名、グループ名などに制御対象となるアカウント情報などを含んで構成される。
【0026】
データファイル134は、アプリケーション実行サーバ3や印刷装置4で実行されて出力される結果を格納するファイルであり、図4(d)に示すように、一つのジョブによる結果に対して一つのファイルで格納するファイルである。なお、データファイル134のファイル名は結果に対応するジョブIDが好ましい。
【0027】
管理ファイル135は、制御ファイル133に基づいてジョブメモリ131、ジョブ操作管理メモリ132に情報が格納される際や、後述する処理における情報の更新時に当該ジョブメモリ131、ジョブ操作管理メモリ132に格納される内容に応じて更新されるジョブに関する情報を一括管理するファイルである。具体的には、図4(e)に示すように、前述したジョブメモリ131、ジョブ操作管理メモリ132の項目以外に、アプリケーション名/出力先名、状態、実行日時、実行ホスト、動作モード、動作番号、プロセスID(ジョブID)、エラー番号、リトライ回数、終了コードなどを格納する。
【0028】
表示装置14は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)などのディスプレイであり、画面上にCPU11からの画像信号に応じた画像を表示する。
【0029】
入力装置15は、印刷制御装置1に対する操作指示を入力するための数字キー、文字キー、各種機能キー等から構成されるキーボードや、マウス、タッチパネル等のポインティングデバイスを含んで構成され、入力された操作指示を操作信号としてCPU11に出力する。
【0030】
通信装置16は、無線通信回路及びアンテナや、有線で通信を行うための通信インターフェイスを備えた回路部であり、CPU11の指示に基づいて通信ネットワークNに接続する情報機器との間でデータの送受信を行う。
【0031】
次に、端末2について、図3を参照して説明する。図3は、端末2の機能的構成を模式的に示した図である。図3に示すように、端末2は、CPU21、RAM22、記憶装置23、表示装置24、入力装置25及び通信装置26を備え、各部はバス27により互いに電気的に接続されてなる。
【0032】
CPU21は、前述したCPU11と同様にRAM22を作業領域とし、ROMや記憶装置23に格納された制御プログラムやアプリケーションプログラムを当該作業領域に展開して順次実行することで、端末2の動作を統括制御する。なお、表示装置24、入力装置25及び通信装置26は、前述した表示装置14、入力装置15及び通信装置16と同様の構成であるため、具体的な説明は省略する。
【0033】
記憶装置23は、リクエストファイル231、制御ファイル232及びデータファイル233を格納する前述した記憶装置13と同様な装置である。
【0034】
リクエストファイル231は、入力装置25から入力されるアプリケーション実行指示、印刷指示、状態確認などの操作指示に基づいた処理を要求するためのファイルであり、例えばバッチ処理を行うバッチファイルなどであっても良い。
【0035】
制御ファイル232は、上述したリクエストファイル231に基づいて生成される前述した制御ファイル133と同形式のファイルであり、操作指示である場合は通常ジョブ・表示ジョブ・ジョブ制御・結果取得・処理指定ジョブのいずれかとそれに対する制御内容である操作フラグを含み、表示指示である場合は操作フラグを含まない構成である。
【0036】
データファイル233は、前述したデータファイル134と同様に、印刷制御装置1又はアプリケーション実行サーバ3から出力される結果を格納するファイルである。
【0037】
次に、端末2からのアプリケーションプログラムの実行や印刷・FAX送信などの処理要求に応じた処理をアプリケーション実行サーバ3、印刷装置4又はFAXで行うと共に、印刷制御装置1で管理するシステム構成について、図5を参照して説明する。図5は、印刷制御装置1、端末2及び指示により動作するアプリケーション実行サーバ3、印刷装置4又はFAXのシステム構成の概略を示す図である。
【0038】
図5に示すように、印刷制御装置1には、CPU11におけるプログラム処理によりサーバモジュール111が起動している。サーバモジュール111は、端末2から制御ファイル232の受信又はデータファイル134や処理状況に関する情報の送信を行うジョブ送受信部112と、制御ファイル232を元に格納された制御ファイル133を解析してそれに応じた処理を行うジョブ処理部113と、アプリケーション実行サーバ3、印刷装置4又はFAXとの間でアプリケーションプログラムの実行や印刷・FAX送信などの処理要求の送信や処理状態を示す情報の受信を行うアプリ処理部114からなる。記憶装置13に格納される情報は、各処理部により参照や更新が行われる。
【0039】
端末2には、CPU21におけるプログラム処理により、利用者からのWebブラウザを利用した操作指示を入力するWEBアプリケーション210又は通常の実行アプリケーションである業務アプリケーション211と、記憶装置23に記憶された情報を元に表示装置24への情報画面の表示や印刷制御装置1へのジョブの送信を行うクライアントモジュール213とが起動している。
【0040】
端末2側では、WEBアプリケーション210又は業務アプリケーション211の処理により、利用者からの操作指示に基づいたアプリケーションプログラムの実行や印刷・FAX送信などの処理を指示するバッチジョブ要求214、215に基づいたリクエストファイル231が記憶装置23に格納される。次いで、クライアントモジュール213の処理により、格納されたリクエストファイル231に応じた制御ファイル232を印刷制御装置1に送信する。また、クライアントモジュール213の処理により、印刷制御装置1から受信される処理状況を示す情報に基づいた画面を表示する。
【0041】
なお、端末2は、クライアントモジュール213の処理により、リクエストファイル231に基づいて直接アプリケーション実行サーバ3に対してアプリケーションを実行する指示を送り、実行状況を示した制御ファイル232を印刷制御装置1に送る構成であって良い。また、この場合は、アプリケーションの実行を端末2で行う構成や、アプリケーション実行サーバ3が端末2と同様な構成を備えるものであって良い。
【0042】
次に、印刷制御装置1と端末2との動作の詳細を図6〜図9を参照して説明する。図6は、印刷制御装置1と端末2との動作を示すラダーチャートであり、図7は、印刷制御装置1におけるジョブ制御処理を示すフローチャートであり、図8は、印刷制御装置1における指定された処理の実行を示すフローチャートであり、図9は、印刷制御装置1におけるジョブ操作管理分に対する処理を示すフローチャートである。なお、上述した処理において、ステップA11〜A14の各処理は端末2のCPU21が行う処理であり、ステップB11〜B17の各処理(ステップS11〜S26、S251〜S257及びS2601〜S2611を含む)は印刷制御装置1のCPU11が行う処理である。
【0043】
図6に示すように、先ず端末2の入力装置25から操作指示、つまり、アプリケーション実行サーバ3などに対するアプリケーションプログラムの実行や印刷・FAX送信など操作指示又は状態を確認表示する情報取得指示が受け付けられ(ステップA11)、当該操作指示の場合はそれに応じたフラグと制御内容を付し、情報取得の場合はフラグ付さない制御ファイル232が印刷制御装置1に送信される(ステップA12)。
【0044】
次いで、印刷制御装置1において制御ファイル232が受信されると(ステップB11)、フラグの有無が判定され(ステップB12)、フラグがある場合は管理ファイル135が取得されてその情報がジョブメモリ131、ジョブ操作管理メモリ132に格納され(ステップB13)、後述するジョブ制御処理が行われ(ステップB14)、その結果に応じてジョブに関する情報の更新、つまり、管理ファイル135の更新が行われる(ステップB15)。また、フラグが無い場合やステップB15の処理の後は、管理ファイル135の情報を元に端末2に通知するジョブに関する情報が生成され(ステップB16)、当該生成された情報が端末2に送信される(ステップB17)。
【0045】
次いで、端末2において印刷制御装置1で生成された情報が取得されると(ステップA13)、その取得された情報を元にした結果が表示装置24に表示される(ステップA14)。つまり、印刷制御装置1との通信時において当該印刷制御装置1で管理されるアプリケーションプログラムの実行や印刷・FAX送信などの状態を確認することができる。
【0046】
次に、上述したステップB14のジョブ制御処理について詳細に述べる。先ず、ジョブ制御処理が開始されると、図7に示すように、ステップB11で受信した情報から制御ファイル133が取得され(ステップS11)、当該制御ファイル133に基づく操作フラグが表示ジョブか否かの判定(ステップS12)、表示ジョブでない場合はジョブ制御であるか否かの判定(ステップS16)、ジョブ制御でない場合はアプリケーションの結果取得であるか否かの判定(ステップS20)、アプリケーションの結果取得でない場合は処理指定があるか否かの判定(ステップS24)が順次行われ、処理指定がない場合(ステップS24:NO)、つまり、通常ジョブである場合はジョブ操作管理メモリ132で管理される分に対する処理が行われて(ステップS26)終了する。
【0047】
ステップS12において、表示ジョブである場合(ステップS12:YES)は、その表示ジョブがジョブの投入であるか否かが判定され(ステップS13)、投入である場合は状態を実行中としたジョブの生成が制御ファイル133を元に行われて(ステップS14)終了する。また、投入でない場合はジョブメモリ131、ジョブ操作管理メモリ132の予め投入されているジョブの中から同一のジョブIDの表示ジョブが削除され(ステップS15)、終了する。このステップS12〜S15の処理により、アプリケーションプログラムの実行や印刷・FAX送信などに伴うジョブの投入又は削除を行うことができる。
【0048】
ステップS16において、ジョブ制御である場合(ステップS16:YES)は、ジョブ制御の登録であるか否かが判定され(ステップS17)、登録である場合は当該ジョブ制御に関するジョブIDと一致するジョブ操作管理メモリ132で管理する情報に取得された情報が追加され(ステップS18)、終了する。また、ジョブ制御の登録でない場合は当該ジョブ制御に関するジョブIDと一致するジョブ操作管理メモリ132で管理する情報が削除され(ステップS19)、終了する。このステップS16〜S19の処理により、ジョブごとの実行制限に関する情報の追加や削除を行うことができる。
【0049】
ステップS20において、アプリケーション結果取得である場合(ステップS20:YES)は、取得されたジョブに関して指定される結果ファイルが管理ファイル135に有るか否かが判定され(ステップS21)、その結果ファイルが有る場合は読み込まれて(ステップS22)終了する。また、その結果ファイルがない場合はユーザに結果の送信が実行できないことを通知する情報が生成されて(ステップS23)終了する。このステップS20〜S23の処理により、端末からの指示に応じて投入されたジョブによる処理結果を出力することができる。
【0050】
ステップS24において、処理指定がある場合(ステップS24:YES)は、指定された処理の実行処理が行われて(ステップS25)終了する。
【0051】
ここで、指定された処理の実行処理について詳細に述べる。先ず、処理が開始されると、図8に示すように、プリンタ操作、FAX操作、スキャナ操作であるか否かが順次判定され(ステップS252、S253、S255)、プリンタ操作である場合(ステップS252:YES)はジョブメモリ131に基づいた取り消しなどの処理通知、FAX操作である場合(ステップS253:YES)はFAX送信/FAX受信などの処理通知、スキャナ操作である場合(ステップS255)はスキャン開始/終了などの処理通知が行われ(ステップS252、S254、S256)、上記いずれかの処理の結果として結果ファイルが作成されて(ステップS257)終了する。この、上述した指定された処理の実行処理により、プリンタ操作、FAX操作、スキャナ操作におけるジョブに対しての処理を行い、その結果を出力することができる。
【0052】
ここで、上述したステップS26におけるジョブ操作管理メモリ132で管理される分に対する処理について詳細に述べる。図9に示すように、当該処理はジョブ操作管理メモリ132を元にそれで管理されるジョブの全てに対して行われるループ処理(ステップS2601〜S2611)である。このループ処理では、先ず、同じ出力先か否かが判定され(S2602)、違う場合は次のループ処理に移行される。
【0053】
同じ出力先であると判定された場合は(ステップS2602:YES)、通常ジョブがループ対象のジョブ操作管理分に対してユーザ制限が無い/等しいか否かの判定(ステップS2603)、グループ制限が無い/等しいか否かの判定(ステップS2604)、優先度制限が無い/制限以上か否かの判定(ステップS2605)、障害回避の指定有りで障害発生の有無の判定(ステップS2608)が順次行われる。
【0054】
ステップS2603〜S2605の判定を満たさない場合、つまり、通常ジョブが制限情報を満たさない場合はユーザに当該通常ジョブに関するアプリケーションの実行や印刷などが実行できない情報が通知される(ステップS2607)。
【0055】
ステップS2608の判定を満たす場合、つまり、障害回避の指定有りで障害が発生している場合は、ジョブ操作管理メモリ132の障害回避先に基づいてジョブの実行先/出力先が変更され(ステップS2609)、通常ジョブに基づいた印刷やアプリケーションの実行が行われる(ステップS2610)。また、ステップS2608の判定を満たさない場合は、そのまま通常ジョブに基づいた印刷やアプリケーションの実行が行われる(ステップS2610)。
【0056】
上述したステップS26の処理により、ジョブ操作管理メモリ132に格納された情報に基づいた通常ジョブの制御を行うことができる。具体的には、端末2から指示された通常ジョブに対して、ユーザ制限、グループ制限、優先度制限、障害回避などの制御を行うことができる。
【0057】
上述した処理により、ステップA14において表示装置24に表示される印刷制御装置1の管理画面は、図10に示すように、印刷に関する情報とアプリケーションの実行に関する情報とを表示する。このため、利用者は、印刷制御装置1に関する管理画面を元にして、印刷に関する情報だけでなくアプリケーション実行サーバ3や他の端末2で実行中のアプリケーションに関する情報を確認することができる。
【0058】
以上のように、印刷制御システム101は、端末2からアプリケーション実行サーバ3に対して指示されたアプリケーションの実行に基づいて制御ファイル232を生成する。そして、この制御ファイル232を印刷制御装置1に送信して管理ファイル135へのジョブの登録や更新を行い、当該管理ファイル135に格納された情報を端末2に送信する構成である。このため、印刷制御システム101は、印刷処理以外にアプリケーション処理についても確認や各種操作を行うことができ、一元管理を行うことができる。
【0059】
また、印刷制御システム101は、ジョブ操作管理メモリ132に格納されるジョブの制限に関する情報に基づいて端末2から入力される制御ファイル232におけるジョブの判定を行うことで、当該ジョブに対する実行の制限を行うことができる。
【0060】
なお、本実施の形態における記述は、本発明の一例を示すものであり、これに限定しない。本発明における印刷制御システム101の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。例えば、アプリケーションの実行や印刷情報の表示は、端末2で行う構成を示したが、印刷制御装置1の記憶装置13に格納された情報に基づいて表示装置14に表示する構成であっても良い。同様に、アプリケーションの実行指示や印刷の実行指示なども、印刷制御装置1の入力装置15から行う構成であって良い。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1】本発明である印刷制御システム101の概略を示す概略図である。
【図2】印刷制御装置1の機能的構成を模式的に示したブロック図である。
【図3】端末2の機能的構成を模式的に示したブロック図である。
【図4】(a)は、ジョブメモリ131が格納する情報の構成を例示する図であり、(b)は、ジョブ操作管理メモリ132が格納する情報の構成を例示する図であり、(c)は、制御ファイル133が格納する情報の構成を例示する図であり、(d)は、データファイル134が格納する情報の構成を例示する図であり、(e)は、管理ファイル135が格納する情報の構成を例示する図である。
【図5】印刷制御システム101におけるシステム構成を具体的に説明する図である。
【図6】印刷制御装置1と端末2との動作を示すラダーチャートである。
【図7】印刷制御装置1におけるジョブ制御処理を示すフローチャートである。
【図8】印刷制御装置1における指定された処理の実行を示すフローチャートである。
【図9】印刷制御装置1におけるジョブ操作管理分に対する処理を示すフローチャートである。
【図10】表示装置24に表示される印刷制御装置1の管理画面を例示する図である。
【符号の説明】
【0062】
101 印刷制御システム
1 印刷制御装置
11 CPU(スプール登録手段、スプール削除手段、制限手段、制御手段)
111 サーバモジュール(スプール登録手段、スプール削除手段、制限手段、制御手段)
112 ジョブ送受信部
113 ジョブ処理部(スプール登録手段、スプール削除手段、制限手段)
114 アプリ処理部(制御手段)
12 RAM
13 記憶装置(スプール手段)
131 ジョブメモリ
132 ジョブ操作管理メモリ
133 制御ファイル
134 データファイル
135 管理ファイル
14 表示装置
15 入力装置
16 通信装置
17 バス
2、2a、2b、2c 端末(情報処理装置)
21 CPU(スプール生成手段、制限情報付加手段、制限手段)
210 WEBアプリケーション
211 業務アプリケーション
213 クライアントモジュール(スプール生成手段、制限情報付加手段、制限手段)
214、215 バッチジョブ要求
22 RAM
23 記憶装置
231 リクエストファイル
232 制御ファイル
233 データファイル
24 表示装置(スプール参照手段)
25 入力装置
26 通信装置
27 バス
3 アプリケーション実行サーバ(情報処理装置)
4 印刷装置
4a プリンタ
4b スキャナ
N 通信ネットワーク




 

 


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