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発明の名称 イメージセンサ、コンタクトイメージセンサ及び画像読取装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−43684(P2007−43684A)
公開日 平成19年2月15日(2007.2.15)
出願番号 特願2006−182661(P2006−182661)
出願日 平成18年6月30日(2006.6.30)
代理人 【識別番号】100117101
【弁理士】
【氏名又は名称】西木 信夫
発明者 刑部 吉記 / 榊原 昌洋 / 大濱 貴志 / 佐藤 龍也
要約 課題
部品点数が少なく構造が簡単でコスト安価な画像読取装置及びこれに適用されるコンタクトイメージセンサの提供。

解決手段
画像読取装置は、本体フレーム34と、本体フレーム34に内蔵されたCISユニット50とを有する。CISユニット50は、ベルト駆動機構53によって本体フレーム34内を移動する。CISユニット50は、ガイドシャフト52に沿ってスライドする。CISユニット50は筐体を有し、この筐体に軸受部が一体的に形成されている。この軸受部は、一対のボス118、119を備える。ボス118、119は貫通孔を有し、この貫通孔に上記ガイドシャフト52が挿通されている。ガイドシャフト52は、コイルバネ63により上方に付勢されている。
特許請求の範囲
【請求項1】
細長直方体状を呈し且つ所定のガイドシャフトに沿って短手方向にスライドされ得る筐体と、
筐体に取り付けられた光源と、
筐体に取り付けられ且つ長手方向に並設された複数の受光素子と、
筐体の下面よりも下方位置に当該筐体と一体的に設けられ、上記ガイドシャフトが挿通され得る軸受部とを備えたコンタクトイメージセンサ。
【請求項2】
上記軸受部は、上記ガイドシャフトを上記長手方向及び上記短手方向の双方に直交する方向に移動自在な状態で支持しており、
上記筐体を上記長手方向及び上記短手方向の双方に直交する方向に弾性的に付勢すると共に上記短手方向への円滑なスライドを支援するスライド部材がさらに設けられている請求項1に記載のコンタクトイメージセンサ。
【請求項3】
上記スライド部材は、上記筐体の長手方向の両端部に設けられている請求項2に記載のコンタクトイメージセンサ。
【請求項4】
上記スライド部材は、上記筐体を付勢するための弾性体を備えている請求項2又は3に記載のコンタクトイメージセンサ。
【請求項5】
上記軸受部は、上記筐体の短手方向の一対の側面に当該筐体と一体的に形成された一対のボスを有し、
当該各ボスは、上記ガイドシャフトが貫通するガイドシャフト挿通孔を有している請求項1から4のいずれかに記載のコンタクトイメージセンサ。
【請求項6】
上記筐体は、当該筐体をスライドさせるスライド機構から駆動力が伝達されるための連結部を備えている請求項1から5のいずれかに記載のコンタクトイメージセンサ。
【請求項7】
上記連結部は、上記軸受部に設けられている請求項6に記載のコンタクトイメージセンサ。
【請求項8】
上記軸受部は、上記筐体の中央に設けられている請求項1から7のいずれかに記載のコンタクトイメージセンサ。
【請求項9】
上記受光素子が出力する信号の出力端子としてのコネクタが上記筐体に設けられており、
上記コネクタに接続される電気ケーブルを保持するケーブル保持部が上記筐体に一体的に設けられている請求項1から8のいずれかに記載のコンタクトイメージセンサ。
【請求項10】
上記ケーブル保持部は、上記筐体の短手方向の側面に平行且つ近接して配置された板状部材からなる請求項9に記載のコンタクトイメージセンサ。
【請求項11】
上面に開口を有するケーシングと、
上記開口に露出するように上記ケーシングに取り付けられ、上記開口の周縁によって原稿載置面が区画されるコンタクトガラス板と、
上記ケーシング内に配置され、スライドされることによって上記原稿載置面に載置された原稿を走査するコンタクトイメージセンサと、
当該コンタクトイメージセンサをスライドさせるスライド機構とを有し、
上記コンタクトイメージセンサは、
細長直方体状を呈する筐体と、
上記コンタクトガラス板と対向するように上記筐体に取り付けられた光源と、
上記コンタクトガラス板と対向するように上記筐体に取り付けられ且つ当該筐体の長手方向に並設された複数の受光素子と、
上記筐体の下面よりも下方位置に当該筐体と一体的に設けられた軸受部とを備えており、
上記スライド機構は、
上記ケーシングに設けられ、上記筐体の短手方向に延び且つ上記軸受部に挿通されたガイドシャフトと、
上記筐体が上記コンタクトガラス板に押圧されるように上記ガイドシャフトを上記コンタクトガラス板側に弾性的に付勢する付勢部材とを備えている画像読取装置。
【請求項12】
上記軸受部は、上記筐体の短手方向の一対の側面に当該筐体と一体的に形成された一対のボスを有し、
当該各ボスは、上記ガイドシャフトが貫通するガイドシャフト挿通孔を有している請求項11に記載の画像読取装置。
【請求項13】
上記筐体は、上記スライド機構から駆動力が伝達されるための連結部を備えている請求項11又は12に記載の画像読取装置。
【請求項14】
上記連結部は、上記軸受部に設けられている請求項13に記載の画像読取装置。
【請求項15】
上記軸受部は、上記筐体の中央に設けられている請求項11から14のいずれかに記載の画像読取装置。
【請求項16】
上記付勢部材は、コイルバネである請求項11から15のいずれかに記載の画像読取装置。
【請求項17】
上記受光素子が出力する信号の出力端子としてのコネクタが上記筐体に設けられており、
上記コネクタに接続される電気ケーブルを保持するケーブル保持部が上記筐体に一体的に設けられている請求項11から16のいずれかに記載の画像読取装置。
【請求項18】
上記ケーブル保持部は、上記筐体の短手方向の側面に平行且つ近接して配置された板状部材からなる請求項17に記載の画像読取装置。
【請求項19】
上記付勢部材は、上記ガイドシャフトと上記ケーシングの内底部との間に設けられている請求項11から18のいずれかに記載の画像読取装置。
【請求項20】
上面に開口を有するケーシングと、
上記開口に露出するように上記ケーシングに取り付けられ、上記開口の周縁によって原稿載置面が区画されるコンタクトガラス板と、
上記ケーシング内に配置され、スライドされることによって上記原稿載置面に載置された原稿を走査するコンタクトイメージセンサと、
当該コンタクトイメージセンサをスライドさせるスライド機構とを有し、
上記コンタクトイメージセンサは、
細長直方体状を呈する筐体と、
上記コンタクトガラス板と対向するように上記筐体に取り付けられた光源と、
上記コンタクトガラス板と対向するように上記筐体に取り付けられ且つ当該筐体の長手方向に並設された複数の受光素子と、
上記筐体の下面よりも下方位置に当該筐体と一体的に設けられた軸受部とを備え、
上記スライド機構は、
上記ケーシングに設けられ、上記筐体の短手方向に延び且つ上記軸受部に挿通されたガイドシャフトを備え、
上記軸受部は、上記ガイドシャフトを上記長手方向及び上記短手方向の双方に直交する方向に移動自在な状態で支持しており、
上記筐体を上記長手方向及び上記短手方向の双方に直交する方向に弾性的に付勢すると共に上記短手方向への円滑なスライドを支援するスライド部材が設けられている画像読取装置。
【請求項21】
上記スライド部材は、上記筐体の長手方向の両端部に設けられている請求項20に記載の画像読取装置。
【請求項22】
上記スライド部材は、上記筐体を付勢するための弾性体を備えている請求項20又は21に記載の画像読取装置。
【請求項23】
上記軸受部は、上記筐体の短手方向の一対の側面に当該筐体と一体的に形成された一対のボスを有し、
当該各ボスは、上記ガイドシャフトが貫通し且つ上記長手方向及び上記短手方向の双方に直交する方向に延びるガイドシャフト挿通孔を有している請求項20から22のいずれかに記載の画像読取装置。
【請求項24】
上記筐体は、上記スライド機構から駆動力が伝達されるための連結部を備えている請求項20から23のいずれかに記載の画像読取装置。
【請求項25】
上記連結部は、上記軸受部に設けられている請求項24に記載の画像読取装置。
【請求項26】
上記軸受部は、上記筐体の中央に設けられている請求項20から25のいずれかに記載の画像読取装置。
【請求項27】
上記受光素子が出力する信号の出力端子としてのコネクタが上記筐体に設けられており、
上記コネクタに接続される電気ケーブルを保持するケーブル保持部が上記筐体に一体的に設けられている請求項20から26のいずれかに記載の画像読取装置。
【請求項28】
上記ケーブル保持部は、上記筐体の短手方向の側面に平行且つ近接して配置された板状部材からなる請求項27に記載の画像読取装置。
【請求項29】
上記スライド部材は、上記筐体の下面に当接され上記筐体を付勢する板バネと、該板バネに取り付けられ上記ケーシングの内底部に当接しつつ転動可能なローラとを備える請求項20から28のいずれかに記載の画像読取装置。
【請求項30】
細長直方体状を呈し且つ所定方向に延出されたガイド部材に沿って短手方向に移動され得る筐体と、
筐体に取り付けられた光源と、
筐体の表面に露出するよう該筐体に取り付けられ且つ長手方向に延設された導光体と、
筐体に取り付けられ且つ長手方向に並設された複数の受光素子と、
筐体に設けられ上記ガイド部材が係合され得るガイド受部とを備えたイメージセンサ。
【請求項31】
上記ガイド受部は、上記ガイド部材を上記長手方向及び上記短手方向の双方に直交する方向に移動自在に支持しており、
上記筐体を上記長手方向及び上記短手方向の双方に直交する方向に弾性的に付勢すると共に所定の支持面を上記短手方向へスライド移動可能なスライド部材がさらに設けられている請求項30に記載のイメージセンサ。
【請求項32】
上記スライド部材は、上記筐体の長手方向の両端部に設けられている請求項31に記載のイメージセンサ。
【請求項33】
上記スライド部材は、上記筐体を付勢するための弾性体を備えている請求項31又は32に記載のイメージセンサ。
【請求項34】
上記ガイド受部は、上記筐体の短手方向の一対の側面に当該筐体と一体的に形成された一対のボスを有し、
当該各ボスは、上記ガイド部材と係合する被係合部を有している請求項30から33のいずれかに記載のイメージセンサ。
【請求項35】
上記筐体は、当該筐体をスライドさせるスライド機構から駆動力が伝達されるための連結部を備えている請求項30から34のいずれかに記載のイメージセンサ。
【請求項36】
上記連結部は、上記ガイド受部に設けられている請求項34に記載のイメージセンサ。
【請求項37】
上記ガイド受部は、上記筐体の中央に設けられている請求項30から36のいずれかに記載のイメージセンサ。
【請求項38】
上記受光素子が出力する信号の出力端子としてのコネクタが上記筐体に設けられており、
上記コネクタに接続される電気ケーブルを保持するケーブル保持部が上記筐体に一体的に設けられている請求項30から37のいずれかに記載のイメージセンサ。
【請求項39】
上記ケーブル保持部は、上記筐体の短手方向の側面に平行且つ近接して配置された板状部材からなる請求項38に記載のイメージセンサ。
【請求項40】
上記筐体は、画像読取装置が具備する原稿載置用の光透過性プレートの裏面に上記受光素子の取付面を近接させた状態を維持しつつスライドされるものである請求項30から39のいずれかに記載のイメージセンサ。
【請求項41】
上記ガイド部材は、シャフト状に形成されたものであり、
上記ガイド受部は、上記筐体の下面よりも下方位置に当該筐体と一体的に設けられ、上記ガイド部材が挿通され得るものである請求項30から40のいずれかに記載のイメージセンサ。
【請求項42】
上面に開口を有するケーシングと、
上記開口に露出するように上記ケーシングに取り付けられ、上記開口の周縁によって原稿載置面が区画される光透過性プレートと、
上記ケーシング内に配置され、スライドされることによって上記原稿載置面に載置された原稿を走査するコンタクトイメージセンサと、
当該コンタクトイメージセンサをスライドさせるスライド機構とを有し、
上記コンタクトイメージセンサは、
細長直方体状を呈する筐体と、
上記光透過性プレートと対向するように上記筐体に取り付けられた光源と、
上記光透過性プレートと対向するように上記筐体の表面に露出され且つ該筐体の長手方向に延設された導光体と、
上記光透過性プレートと対向するように上記筐体に取り付けられ且つ当該筐体の長手方向に並設された複数の受光素子と、
上記筐体に設けられ、上記スライド機構が具備するガイド部材が係合され得るガイド受部とを備えており、
上記スライド機構は、
上記ケーシングに設けられ、上記筐体の短手方向に延び且つ上記ガイド受部に係合され得るガイド部材と、
上記筐体が上記光透過性プレートに押圧されるように上記ガイド部材を上記光透過性プレート側に弾性的に付勢する付勢部材とを備えている画像読取装置。
【請求項43】
上記ガイド部材は、シャフト状に形成されたものであり、
上記ガイド受部は、上記筐体の下面よりも下方位置に当該筐体と一体的に設けられ、上記ガイド部材が挿通され得るものである請求項42に記載の画像読取装置。
【請求項44】
上面に開口を有するケーシングと、
上記開口に露出するように上記ケーシングに取り付けられ、上記開口の周縁によって原稿載置面が区画される光透過性プレートと、
上記ケーシング内に配置され、スライドされることによって上記原稿載置面に載置された原稿を走査するコンタクトイメージセンサと、
当該コンタクトイメージセンサをスライドさせるスライド機構とを有し、
上記コンタクトイメージセンサは、
細長直方体状を呈する筐体と、
上記光透過性プレートと対向するように上記筐体に取り付けられた光源と、
上記光透過性プレートと対向するように上記筐体の表面に露出され且つ該筐体の長手方向に延設された導光体と、
上記光透過性プレートと対向するように上記筐体に取り付けられ且つ当該筐体の長手方向に並設された複数の受光素子と、
上記筐体に設けられ、上記スライド機構が具備するガイド部材が係合され得るガイド受部とを備えており、
上記スライド機構は、
上記ケーシングに設けられ、上記筐体の短手方向に延び且つ上記ガイド受部に係合され得るガイド部材を備え、
上記ガイド受部は、
上記ガイド部材を上記長手方向及び上記短手方向の双方に直交する方向に移動自在に支持しており、
上記筐体を上記長手方向及び上記短手方向の双方に直交する方向に弾性的に付勢すると共に上記ケーシングの内底部を上記短手方向へスライド移動可能なスライド部材が設けられている画像読取装置。
【請求項45】
上記ガイド部材は、シャフト状に形成されたものであり、
上記ガイド受部は、上記筐体の下面よりも下方位置に当該筐体と一体的に設けられ、上記ガイド部材が挿通され得るものである請求項44に記載の画像読取装置。




発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、MFD(Multi Function Device)等に採用される画像読取装置、特に、画像読取装置に組み込まれるコンタクトイメージセンサなどに代表されるイメージセンサの構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図11は、従来の一般的な画像読取装置の断面図である。この画像読取装置1は、ケーシング2と、このケーシング2内に配置されたコンタクトイメージセンサ3とを備えている。ケーシング2の上面に原稿が載置されるコンタクトガラス板4が設けられている。コンタクトイメージセンサ3は、キャリッジ5に保持されている。キャリッジ5は、バネ6を備えており、このバネ6は、コンタクトイメージセンサ3をコンタクトガラス板4の裏面に押しつけている。キャリッジ5は、図示されていないスライド機構に連結されている。このスライド機構は、ガイドシャフト8を備えており、キャリッジ5は、このガイドシャフト8に沿って同図において紙面に垂直な方向にスライドされる。これにより、コンタクトイメージセンサ3は、当該方向に移動しつつコンタクトガラス板4上に載置された原稿から画像を読み取る。なお、コンタクトイメージセンサ3は、ローラユニット7を備えている。このローラユニット7は、コンタクトガラス板4の裏面に当接しており、コンタクトイメージセンサ3の円滑な移動を支援している(例えば、特許文献1〜特許文献3参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平9−261424号公報
【特許文献2】特開2005−3778号公報
【特許文献2】特開2002−229133号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、原稿から画像が精緻に読み取られるためには、コンタクトイメージセンサ3がスライドしているときに、コンタクトイメージセンサ3の長手方向(主走査方向)とガイドシャフト8の軸方向(副走査方向)とが直交されている必要がある。ところが、従来の画像読取装置1では、コンタクトイメージセンサ3はキャリッジ5に保持され、さらにこのキャリッジ5がガイドシャフト8に連結されているため、上記主走査方向と副走査方向との直交精度は、ガイドシャフト8とキャリッジ5との取付精度及びキャリッジ5とコンタクトイメージセンサ3との取付精度の双方に起因して決定される。したがって、上記主走査方向と副走査方向とが正確に直交されるためには、ガイドシャフト8とキャリッジ5との高い取付精度及びキャリッジ5とコンタクトイメージセンサ3との高い取付精度の実現が要請される。
【0005】
しかし、ガイドシャフト8に対してキャリッジ5が高い精度で取り付けられ且つこのキャリッジ5に対してコンタクトイメージセンサ3が高い精度で取り付けられることにより結果として上記主走査方向と副走査方向とを正確直交させる作業は、2つの取付作業の誤差が累積されるために一般に容易ではない。また、従来の画像読取装置1は、キャリッジ5に保持されたコンタクトイメージセンサ3がスライド機構によってスライドされるという構造を備えているから、コンタクトイメージセンサ3が移動されるための機構が複雑で部品点数も多かった。その結果、画像読取装置1の部品コスト及び組立コストの増大を招き、ひいては、画像読取装置1の製造コストが上昇するという問題があった。
【0006】
そこで、本発明の目的は、コンタクトイメージセンサの長手方向とガイドシャフトの軸方向との正確な直交が容易に実現されるコスト安価な画像読取装置及びこれに適用されるコンタクトイメージセンサを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1) 上記目的が達成されるため、本発明に係るコンタクトイメージセンサは、細長直方体状を呈し且つ所定のガイドシャフトに沿って短手方向にスライドされ得る筐体を備えている。この筐体に光源が取り付けられている。また、この筐体に複数の受光素子が取り付けられている。この複数の受光素子は、筐体の長手方向に並設されている。さらに、筐体の下面よりも下方位置に、上記ガイドシャフトが挿通され得る軸受部が当該筐体と一体的に設けられている。
【0008】
このコンタクトイメージセンサは、原稿を走査する。具体的には、筐体がガイドシャフトに沿ってスライドされつつ当該筐体に設けられた光源が光を原稿に照射し、その反射光を当該筐体に設けられた受光素子が受光する。この受光素子は、受光に基づいて所定の信号(画像信号)を出力する。筐体は軸受部を備えており、上記ガイドシャフトは、この軸受部に挿通される。つまり、上記ガイドシャフトは、当該コンタクトイメージセンサの筐体に直接に取り付けられることになる。換言すれば、従来のコンタクトイメージセンサは筐体を保持する保持器を備えており、この保持器がガイドシャフトと連結されるのに対し、本発明に係るコンタクトイメージセンサでは、保持器が省略されており、上記筐体と上記ガイドシャフトとが直接に接続されている。
【0009】
したがって、当該コンタクトイメージセンサを構成する部品の点数が削減されると共に、当該コンタクトイメージセンサは、上記ガイドシャフトに対して精度良く位置決めされ得る。詳述すれば、従来のようにコンタクトイメージセンサが筐体及び保持器を介してガイドシャフトに連結される場合には、ガイドシャフトに対するコンタクトイメージセンサの位置決め精度は、筐体と保持器との間の取付精度及び保持器とガイドシャフトとの取付精度が要因となって決定される。そのため、前述のように、ガイドシャフトの軸方向とコンタクトイメージセンサの長手方向との正確な直交関係の実現は、一般に容易ではない。しかし、本発明では、上記ガイドシャフトが直接に上記筐体に連結されているから、当該ガイドシャフトに対して当該筐体が正確に取り付けられるだけで、ガイドシャフトの軸方向とコンタクトイメージセンサの長手方向との正確な直交関係が容易に実現される。
【0010】
(2) 上記軸受部は、上記ガイドシャフトを上記長手方向及び上記短手方向の双方に直交する方向に移動自在な状態で支持しており、上記筐体を上記長手方向及び上記短手方向の双方に直交する方向に弾性的に付勢すると共に上記短手方向への円滑なスライドを支援するスライド部材がさらに設けられていてもよい。この場合においても、上記ガイドシャフトが当該コンタクトイメージセンサの筐体に直接に取り付けられることになるから、当該コンタクトイメージセンサを構成する部品の点数が削減されると共に、当該コンタクトイメージセンサは、上記ガイドシャフトに対して精度良く位置決めされ得る。さらに、上記スライド部材によって上記筐体が円滑にスライドされ得る。したがって、筐体のスライド中においても、上記ガイドシャフトの軸方向とコンタクトイメージセンサの長手方向との正確な直交関係が維持される。
【0011】
(3) 上記スライド部材は、上記筐体の長手方向の両端部に設けられているのが好ましい。これにより、上記筐体は、一層円滑なスライドが可能である。
【0012】
(4) 上記スライド部材は、上記筐体を付勢するための弾性体を備えているのが好ましい。これにより、上記筐体を付勢する手段がきわめて簡単な構造となるうえ、上記筐体は、確実に付勢され得る。
【0013】
(5) 上記軸受部は、上記筐体の短手方向の一対の側面に当該筐体と一体的に形成された一対のボスを備えていてもよい。そして、当該各ボスに、上記ガイドシャフトが貫通するガイドシャフト挿通孔が設けられる。この構成では、上記軸受部の構造がきわめて簡単である。したがって、当該軸受部が安価に構成され、ひいては筐体の製造コストも低減される。
【0014】
(6) 上記筐体は、当該筐体をスライドさせるスライド機構から駆動力が伝達されるための連結部を備えているのが好ましい。この場合、上記連結部は、上記駆動力(筐体をガイドシャフトに沿ってスライドさせるための外力)が作用する作用点を構成する。したがって、上記筐体は、直接に上記駆動力を受け、迅速にスライドし得る。
【0015】
(7) 上記連結部は、上記軸受部に設けられているのが好ましい。この場合、上記軸受部が上記駆動力を受けることになる。この軸受部は、上記ガイドシャフトに支持された状態となっているから、上記駆動力の作用点は、上記ガイドシャフトの近傍に位置することになる。そのため、上記駆動力が当該軸受部に作用した場合であっても、上記筐体に加えられる回転モーメント(上記ガイドシャフトの軸方向に対して上記筐体を回転させるモーメント)は小さい。したがって、上記筐体が上記ガイドシャフトに対してスライドするときに、ガイドシャフトの軸方向とコンタクトイメージセンサの長手方向との直交関係が維持される。
【0016】
(8) 上記軸受部は、上記筐体の中央に設けられているのが好ましい。この場合、上記筐体は、その中央を上記ガイドシャフトによって支持されることになる。したがって、上記筐体が上記ガイドシャフトに対してスライドするときに、ガイドシャフトの軸方向とコンタクトイメージセンサの長手方向との直交関係が確実に維持される。
【0017】
(9) 上記受光素子が出力する信号の出力端子としてのコネクタが上記筐体に設けられており、上記コネクタに接続される電気ケーブルを保持するケーブル保持部が上記筐体に一体的に設けられているのが好ましい。この構成では、上記電気ケーブルがコンパクトに配線処理され得る。また、電気ケーブルがケーブル保持部に保持されることにより、電気ケーブルに張力が発生した場合であっても、コネクタに過大な力学的負荷がかかることはない。さらに、上記ケーブル保持部が筐体と一体的に設けられるから、当該ケーブル保持部が筐体と共に安価に製造され得る。
【0018】
(10) 上記ケーブル保持部は、上記筐体の短手方向の側面に平行且つ近接して配置された板状部材から構成されるのが好ましい。この場合、ケーブル保持部の構造がきわめて簡単となり、当該ケーブル保持部が筐体と共に一層安価に製造され得る。
【0019】
(11) また、前述の目的が達成されるため、本発明に係る画像読取装置は、上面に開口を有するケーシングと、上記開口に露出するように上記ケーシングに取り付けられ、上記開口の周縁によって原稿載置面が区画されるコンタクトガラス板と、上記ケーシング内に配置され、スライドされることによって上記原稿載置面に載置された原稿を走査するコンタクトイメージセンサと、当該コンタクトイメージセンサをスライドさせるスライド機構とを有する。上記コンタクトイメージセンサは、細長直方体状を呈する筐体と、上記コンタクトガラス板と対向するように上記筐体に取り付けられた光源と、上記コンタクトガラス板と対向するように上記筐体に取り付けられ且つ当該筐体の長手方向に並設された複数の受光素子と、上記筐体の下面よりも下方位置に当該筐体と一体的に設けられた軸受部とを備えている。上記スライド機構は、上記ケーシングに設けられ、上記筐体の短手方向に延び且つ上記軸受部に挿通されたガイドシャフトと、上記筐体が上記コンタクトガラス板に押圧されるように上記ガイドシャフトを上記コンタクトガラス板側に弾性的に付勢する付勢部材とを備えている。
【0020】
この画像読取装置では、原稿が原稿載置面に載置された状態で、コンタクトイメージセンサがスライド機構によってスライドされつつ当該原稿を走査する。具体的には、コンタクトイメージセンサがガイドシャフトに沿ってスライドされつつ当該コンタクトイメージセンサの筐体に設けられた光源が光を原稿に照射し、その反射光を受光素子が受光する。このとき、付勢部材がコンタクトイメージセンサの筐体をコンタクトガラス板側に弾性的に押しつけるので、仮に上記ケーシング等に歪みが存在していたとしても、このコンタクトイメージセンサとコンタクトガラス板とは常に近接し、両者の距離は一定に保たれる。これにより、コンタクトイメージセンサは、画像読取機能を発揮することができる。上記受光素子は、受光に基づいて所定の信号(画像信号)を出力する。上記ガイドシャフトは、上記軸受部を挿通している。つまり、上記ガイドシャフトは、当該コンタクトイメージセンサの筐体に直接に取り付けられることになる。
【0021】
ところで、従来のコンタクトイメージセンサは、筐体を保持する保持器を有し、この保持器がガイドシャフトと連結される構造を備えていることから、本発明に係る画像読取装置は、上記コンタクトイメージセンサの部品としての保持器が省略されることとなり、上記筐体と上記ガイドシャフトとが直接に接続された構造を有する。したがって、当該画像読取装置を構成する部品の点数が削減されると共に、上記コンタクトイメージセンサは、上記ガイドシャフトに対して精度良く位置決めされる。詳述すれば、従来のようにコンタクトイメージセンサが筐体及び保持器を介してガイドシャフトに連結される場合には、ガイドシャフトに対するコンタクトイメージセンサの位置決め精度は、筐体と保持器との間の取付精度及び保持器とガイドシャフトとの間の取付精度が要因となって決定される。そのため、前述のように、ガイドシャフトの軸方向とコンタクトイメージセンサの長手方向との正確な直交関係の実現は、一般に容易でない。しかし、本発明では、上記ガイドシャフトが直接に上記筐体に連結されているから、当該ガイドシャフトに対して当該筐体が正確に取り付けられるだけで、ガイドシャフトの軸方向とコンタクトイメージセンサの長手方向との正確な直交関係が容易に実現される。
【0022】
(12) 特に、上記軸受部は、上記筐体の短手方向の一対の側面に当該筐体と一体的に形成された一対のボスを備えていてもよい。そして、当該各ボスに、上記ガイドシャフトが貫通するガイドシャフト挿通孔が設けられる。この構成では、上記軸受部の構造がきわめて簡単である。したがって、当該画像読取装置の製造コストの低減が促進される。
【0023】
(13) 上記筐体は、上記スライド機構から駆動力が伝達されるための連結部を備えているのが好ましい。この場合、上記連結部は、上記駆動力(筐体をガイドシャフトに沿ってスライドさせるための外力)が作用する作用点を構成する。したがって、上記筐体は、直接に上記駆動力を受け、迅速にスライドし得る。
【0024】
(14) 上記連結部は、上記軸受部に設けられているのが好ましい。この場合、上記軸受部が上記駆動力を受けることになる。この軸受部は、上記ガイドシャフトに支持された状態となっているから、上記駆動力の作用点は、上記ガイドシャフトの近傍に位置することになる。そのため、上記駆動力が当該軸受部に作用した場合であっても、上記筐体に加えられる回転モーメント(上記ガイドシャフトの軸方向に対して上記筐体を回転させるモーメント)は小さい。したがって、上記筐体が上記ガイドシャフトに対してスライドするときに、ガイドシャフトの軸方向とコンタクトイメージセンサの長手方向との直交関係が維持される。
【0025】
(15) 上記軸受部は、上記筐体の中央に設けられているのが好ましい。この場合、上記筐体は、その中央を上記ガイドシャフトによって支持されることになる。したがって、上記筐体が上記ガイドシャフトに対してスライドするときに、ガイドシャフトの軸方向とコンタクトイメージセンサの長手方向との直交関係が維持される。
【0026】
(16) 上記付勢部材は、コイルバネであるのが好ましい。これにより、上記ガイドシャフトに負荷される付勢力が容易に設定され得る。また、ガイドシャフトを付勢するための構造がきわめて簡単である。
【0027】
(17) 上記受光素子が出力する信号の出力端子としてのコネクタが上記筐体に設けられており、上記コネクタに接続される電気ケーブルを保持するケーブル保持部が上記筐体に一体的に設けられているのが好ましい。この構成では、上記電気ケーブルがコンパクトに配線処理され得る。また、電気ケーブルがケーブル保持部に保持されることにより、電気ケーブルに張力が発生した場合であっても、コネクタに過大な力学的負荷がかかることはない。さらに、上記ケーブル保持部が筐体と一体的に設けられるから、当該ケーブル保持部が筐体と共に安価に製造され得る。
【0028】
(18) 特に、上記ケーブル保持部は、上記筐体の短手方向の側面に平行且つ近接して配置された板状部材から構成されるのが好ましい。この場合、ケーブル保持部の構造がきわめて簡単となる。したがって、当該画像読取装置の製造コストが一層低減され得る。
【0029】
(19) 上記付勢部材は、上記ガイドシャフトと上記ケーシングの内底部との間に設けられていてもよい。このような構成であれば、ガイドシャフトの下方にコイルバネなどの付勢部材を圧縮させた状態で配置するというきわめて簡単な機構で、ガイドシャフトをコンタクトガラス板側に付勢する構造を実現することができる。また、この構成であれば、ガイドシャフトに付勢部材の付勢力が直接に作用し、該ガイドシャフトによって間接的に当該付勢力が上記筐体に作用することにより、筐体は、付勢部材により間接的に支持される。したがって、仮に、コンタクトイメージセンサのスライドに伴って筐体が振動した場合でも、その振動はガイドシャフトで緩衝されるため、付勢部材に伝達され難い。そのため、コンタクトイメージセンサとコンタクトガラス板との距離は、上記振動の影響を受けることなく、一定に保たれる。
【0030】
(20) さらに、前述の目的が達成されるため、本発明に係る画像読取装置は、上面に開口を有するケーシングと、上記開口に露出するように上記ケーシングに取り付けられ、上記開口の周縁によって原稿載置面が区画されるコンタクトガラス板と、上記ケーシング内に配置され、スライドされることによって上記原稿載置面に載置された原稿を走査するコンタクトイメージセンサと、当該コンタクトイメージセンサをスライドさせるスライド機構とを有する。上記コンタクトイメージセンサは、細長直方体状を呈する筐体と、上記コンタクトガラス板と対向するように上記筐体に取り付けられた光源と、上記コンタクトガラス板と対向するように上記筐体に取り付けられ且つ当該筐体の長手方向に並設された複数の受光素子と、上記筐体の下面よりも下方位置に当該筐体と一体的に設けられた軸受部とを備えている。上記スライド機構は、上記ケーシングに設けられ、上記筐体の短手方向に延び且つ上記軸受部に挿通されたガイドシャフトを備える。上記軸受部は、上記ガイドシャフトを上記長手方向及び上記短手方向の双方に直交する方向に移動自在な状態で支持しており、上記筐体を上記長手方向及び上記短手方向の双方に直交する方向に弾性的に付勢すると共に上記短手方向への円滑なスライドを支援するスライド部材が設けられている。
【0031】
この画像読取装置では、原稿が原稿載置面に載置された状態で、コンタクトイメージセンサがスライド機構によってスライドされつつ当該原稿を走査する。具体的には、コンタクトイメージセンサがガイドシャフトに沿ってスライドされつつ当該コンタクトイメージセンサの筐体に設けられた光源が光を原稿に照射し、その反射光を受光素子が受光する。このとき、スライド部材が上記筐体をその長手方向及び短手方向の双方に直交する方向、すなわち、上記コンタクトガラス板側の方向に弾性的に押しつけると共に、当該コンタクトイメージセンサの円滑なスライドを支援する。このため、仮に上記ケーシング等に歪みが存在していたとしても、このコンタクトイメージセンサとコンタクトガラス板とは常に近接し、両者の距離は一定に保たれる。これにより、コンタクトイメージセンサは、画像読取機能を発揮することができる。上記受光素子は、受光に基づいて所定の信号(画像信号)を出力する。上記ガイドシャフトは、上記軸受部を挿通している。つまり、上記ガイドシャフトは、当該コンタクトイメージセンサの筐体に直接に取り付けられることになる。
【0032】
ところで、従来のコンタクトイメージセンサは、筐体を保持する保持器を有し、この保持器がガイドシャフトと連結される構造を備えていることから、本発明に係る画像読取装置は、上記コンタクトイメージセンサの部品としての保持器が省略されることとなり、上記筐体と上記ガイドシャフトとが直接に接続された構造を有する。したがって、当該画像読取装置を構成する部品の点数が削減されると共に、上記コンタクトイメージセンサは、上記ガイドシャフトに対して精度良く位置決めされる。詳述すれば、従来のようにコンタクトイメージセンサが筐体及び保持器を介してガイドシャフトに連結される場合には、ガイドシャフトに対するコンタクトイメージセンサの位置決め精度は、筐体と保持器との間の取付精度及び保持器とガイドシャフトとの間の取付精度が要因となって決定される。そのため、前述のように、ガイドシャフトの軸方向とコンタクトイメージセンサの長手方向との正確な直交関係の実現は、一般に容易でない。しかし、本発明では、上記ガイドシャフトが直接に上記筐体に連結されているから、当該ガイドシャフトに対して当該筐体が正確に取り付けられるだけで、ガイドシャフトの軸方向とコンタクトイメージセンサの長手方向との正確な直交関係が容易に実現される。特に、上記スライド部材によって上記筐体の円滑なスライドが実現されるから、この筐体のスライド中においても、上記ガイドシャフトの軸方向とコンタクトイメージセンサの長手方向との正確な直交関係が維持され得る。
【0033】
(21) 上記スライド部材は、上記筐体の長手方向の両端部に設けられているのが好ましい。これにより、上記筐体は、一層円滑なスライドが可能である。
【0034】
(22) 上記スライド部材は、上記筐体を付勢するための弾性体を備えているのが好ましい。これにより、上記筐体を付勢する手段がきわめて簡単な構造となるうえ、上記筐体は、確実に付勢され得る。
【0035】
(23) 上記軸受部は、上記筐体の短手方向の一対の側面に当該筐体と一体的に形成された一対のボスを備えていてもよい。そして、当該各ボスに、上記ガイドシャフトが貫通し且つ上記長手方向及び上記短手方向の双方に直交する方向に延びるガイドシャフト挿通孔が設けられる。この構成では、上記軸受部の構造がきわめて簡単である。したがって、当該画像読取装置の製造コストの低減が促進される。
【0036】
(24) 上記筐体は、上記スライド機構から駆動力が伝達されるための連結部を備えているのが好ましい。この場合、上記連結部は、上記駆動力(筐体をガイドシャフトに沿ってスライドさせるための外力)が作用する作用点を構成する。したがって、上記筐体は、直接に上記駆動力を受け、迅速にスライドし得る。
【0037】
(25) 上記連結部は、上記軸受部に設けられているのが好ましい。この場合、上記軸受部が上記駆動力を受けることになる。この軸受部は、上記ガイドシャフトと嵌合した状態となっているから、上記駆動力の作用点は、上記ガイドシャフトの近傍に位置することになる。そのため、上記駆動力が当該軸受部に作用した場合であっても、上記筐体に加えられる回転モーメント(上記ガイドシャフトの軸方向に対して上記筐体を回転させるモーメント)は小さい。したがって、上記筐体が上記ガイドシャフトに対してスライドするときに、ガイドシャフトの軸方向とコンタクトイメージセンサの長手方向との直交関係が維持される。
【0038】
(26) 上記軸受部は、上記筐体の中央に設けられているのが好ましい。この場合、上記筐体は、その中央を上記ガイドシャフトによって支持されることになる。したがって、上記筐体が上記ガイドシャフトに対してスライドするときに、ガイドシャフトの軸方向とコンタクトイメージセンサの長手方向との直交関係が維持される。
【0039】
(27) 上記受光素子が出力する信号の出力端子としてのコネクタが上記筐体に設けられており、上記コネクタに接続される電気ケーブルを保持するケーブル保持部が上記筐体に一体的に設けられているのが好ましい。この構成では、上記電気ケーブルがコンパクトに配線処理され得る。また、電気ケーブルがケーブル保持部に保持されることにより、電気ケーブルに張力が発生した場合であっても、コネクタに過大な力学的負荷がかかることはない。さらに、上記ケーブル保持部が筐体と一体的に設けられるから、当該ケーブル保持部が筐体と共に安価に製造され得る。
【0040】
(28) 上記ケーブル保持部は、上記筐体の短手方向の側面に平行且つ近接して配置された板状部材から構成されるのが好ましい。この場合、ケーブル保持部の構造がきわめて簡単となる。したがって、当該画像読取装置の製造コストが一層低減され得る。
【0041】
(29) 上記スライド部材は、上記筐体の下面に当接され上記筐体を付勢する板バネと、該板バネに取り付けられ上記ケーシングの内底部に当接しつつ転動可能なローラとを備えていることが好ましい。この場合、筐体に対して直接に付勢力が働くため、当該付勢力を確実に筐体に作用することができる。これにより、コンタクトガラス板に対して筐体を安定的に押圧させることができる。
【0042】
(30) 前述の目的が達成されるため、本発明に係るイメージセンサは、細長直方体状を呈し且つ所定方向に延出されたガイド部材に沿って短手方向に移動され得る筐体と、筐体に取り付けられた光源と、筐体の表面に露出するよう該筐体に取り付けられ且つ長手方向に延設された導光体と、筐体に取り付けられ且つ長手方向に並設された複数の受光素子と、筐体に設けられ上記ガイド部材が係合され得るガイド受部とを備えている。
【0043】
このイメージセンサは、原稿を走査する。具体的には、筐体が所定方向に延出されたガイド部材に沿ってスライドされつつ当該筐体に設けられた光源が光を原稿に照射し、上記原稿からの反射光を当該筐体に設けられた導光体を通じて、該筐体に設けられた受光素子が受光する。この受光素子は、受光した光量に基づいて所定の信号(画像信号)を出力する。筐体はガイド受部を備えており、上記ガイド部材は、このガイド受部に係合される。つまり、上記ガイド部材は、当該イメージセンサの筐体に直接に係合されて取り付けられることになる。換言すれば、従来のイメージセンサは筐体を保持する保持器を備えており、この保持器がガイド部材と連結されるのに対し、本発明に係るイメージセンサでは、保持器が省略されており、上記筐体と上記ガイド部材とが直接に接続されている。
【0044】
したがって、当該イメージセンサを構成する部品の点数が削減されると共に、当該イメージセンサは、上記ガイド部材に対して精度良く位置決めされ得る。詳述すれば、従来のようにイメージセンサが筐体及び保持器を介してガイド部材に連結される場合には、ガイド部材に対するイメージセンサの位置決め精度は、筐体と保持器との間の取付精度及び保持器とガイド部材との取付精度が要因となって決定される。そのため、前述のように、ガイド部材の延設方向とイメージセンサの長手方向との正確な直交関係の実現は、一般に容易ではない。しかし、本発明では、上記ガイド部材が直接に上記筐体に連結されているから、当該ガイド部材に対して当該筐体が正確に取り付けられるだけで、ガイド部材の延設方向とイメージセンサの長手方向との正確な直交関係が容易に実現される。
【0045】
(31) 上記ガイド受部は、上記ガイド部材を上記長手方向及び上記短手方向の双方に直交する方向に移動自在に支持しており、上記筐体を上記長手方向及び上記短手方向の双方に直交する方向に弾性的に付勢すると共に所定の支持面を上記短手方向へスライド移動可能なスライド部材がさらに設けられていてもよい。この場合においても、上記ガイド部材が当該イメージセンサの筐体に直接に取り付けられることになるから、当該イメージセンサを構成する部品の点数が削減されると共に、当該イメージセンサは、上記ガイド部材に対して精度良く位置決めされ得る。さらに、上記スライド部材によって上記筐体が上記短手方向にスライドされ得る。したがって、筐体のスライド中においても、上記ガイドの延設方向とイメージセンサの長手方向との正確な直交関係が維持される。
【0046】
(32) 上記スライド部材は、上記筐体の長手方向の両端部に設けられているのが好ましい。これにより、上記筐体は、一層円滑なスライドが可能である。
【0047】
(33) 上記スライド部材は、上記筐体を付勢するための弾性体を備えているのが好ましい。これにより、上記筐体を付勢する手段がきわめて簡単な構造となるうえ、上記筐体は、確実に付勢され得る。
【0048】
(34) 上記ガイド受部は、上記筐体の短手方向の一対の側面に当該筐体と一体的に形成された一対のボスを備えており、そして、当該各ボスは、上記ガイド部材と係合する被係合部を有していることが好ましい。この構成では、上記ガイド受部の構造がきわめて簡単である。したがって、当該ガイド受部が安価に構成され、ひいては筐体の製造コストも低減される。
【0049】
(35) 上記筐体は、当該筐体をスライドさせるスライド機構から駆動力が伝達されるための連結部を備えているのが好ましい。この場合、上記連結部は、上記駆動力(筐体をガイド部材に沿ってスライドさせるための外力)が作用する作用点を構成する。したがって、上記筐体は、直接に上記駆動力を受け、迅速にスライドされ得る。
【0050】
(36) 上記連結部は、上記ガイド受部に設けられているのが好ましい。この場合、上記ガイド受部が上記駆動力を受けることになる。このガイド受部は、上記ガイド部材に支持された状態となっているから、上記駆動力の作用点は、上記ガイド部材の近傍に位置することになる。そのため、上記駆動力が当該ガイド受部に作用した場合であっても、上記筐体に加えられる回転モーメント(上記ガイド部材の延設方向に対して上記筐体を回転させるモーメント)は小さい。したがって、上記筐体が上記ガイド部材に対してスライドするときに、ガイド部材の延設方向とイメージセンサの長手方向との直交関係が維持される。
【0051】
(37) 上記ガイド受部は、上記筐体の中央に設けられているのが好ましい。この場合、上記筐体は、その中央を上記ガイド部材によって支持されることになる。したがって、上記筐体が上記ガイド部材に対してスライドするときに、ガイド部材の延設方向とイメージセンサの長手方向との直交関係が確実に維持される。
【0052】
(38) 上記受光素子が出力する信号の出力端子としてのコネクタが上記筐体に設けられており、上記コネクタに接続される電気ケーブルを保持するケーブル保持部が上記筐体に一体的に設けられているのが好ましい。この構成では、上記電気ケーブルがコンパクトに配線処理され得る。また、電気ケーブルがケーブル保持部に保持されることにより、電気ケーブルに張力が発生した場合であっても、コネクタに過大な力学的負荷がかかることはない。さらに、上記ケーブル保持部が筐体と一体的に設けられるから、当該ケーブル保持部が筐体と共に安価に製造され得る。
【0053】
(39) 上記ケーブル保持部は、上記筐体の短手方向の側面に平行且つ近接して配置された板状部材から構成されるのが好ましい。この場合、ケーブル保持部の構造がきわめて簡単となり、当該ケーブル保持部が筐体と共に一層安価に製造され得る。
【0054】
(40) 上記筐体は、画像読取装置が具備する原稿載置用の光透過性プレートの裏面に上記受光素子の取付面を近接させた状態を維持しつつスライドされるものであるのが好ましい。このようにスライドされるイメージセンサに対して本発明は好適である。
【0055】
(41) 上記ガイド部材は、シャフト状に形成されたものであり、上記ガイド受部は、上記筐体の下面よりも下方位置に当該筐体と一体的に設けられ、上記ガイド部材が挿通され得るものであってもよい。この場合、ガイド部材としてシャフト状の部材が用いられ、このガイド部材を軸受けするように挿通されるガイド受部が用いられることにより、ガイド部材に対するガイド受部のガタが最小限に抑えられる。これにより、ガイド部材の延設方向とイメージセンサの長手方向との直交関係がより確実に維持される。また、ガイド部材を採用することにより、該ガイド部材とガイド受部との係合構造をきわめて簡単に構成することができる。さらにまた、ガイド受部が筐体の下面よりも下方位置に当該筐体と一体的に形成されているので、当該筐体の上面をコンタクトガラス板などの光透過性プレートの裏面に近接させた状態で当該筐体をスライドさせることができる。
【0056】
(42) また、前述の目的が達成されるため、本発明に係る画像読取装置は、上面に開口を有するケーシングと、上記開口に露出するように上記ケーシングに取り付けられ、上記開口の周縁によって原稿載置面が区画される光透過性プレートと、上記ケーシング内に配置され、スライドされることによって上記原稿載置面に載置された原稿を走査するコンタクトイメージセンサと、当該コンタクトイメージセンサをスライドさせるスライド機構とを有する。上記コンタクトイメージセンサは、細長直方体状を呈する筐体と、上記光透過性プレートと対向するように上記筐体に取り付けられた光源と、上記光透過性プレートと対向するように上記筐体の表面に露出され且つ該筐体の長手方向に延設された導光体と、上記光透過性プレートと対向するように上記筐体に取り付けられ且つ当該筐体の長手方向に並設された複数の受光素子と、上記筐体に設けられ、上記スライド機構が具備するガイド部材が係合され得るガイド受部とを備えている。上記スライド機構は、上記ケーシングに設けられ、上記筐体の短手方向に延び且つ上記ガイド受部に係合され得るガイド部材と、上記筐体が上記光透過性プレートに押圧されるように上記ガイド部材を上記光透過性プレート側に弾性的に付勢する付勢部材とを備えている。
【0057】
この画像読取装置では、原稿が原稿載置面に載置された状態で、コンタクトイメージセンサがスライド機構によってスライドされつつ当該原稿を走査する。具体的には、コンタクトイメージセンサがガイド部材に沿ってスライドされつつ当該コンタクトイメージセンサの筐体に設けられた光源が光を原稿に照射し、その反射光を上記導光体を通じて受光素子が受光する。このとき、付勢部材がコンタクトイメージセンサの筐体をコンタクトガラス板などの光透過性プレート側に弾性的に押しつけるので、仮に上記ケーシング等に歪みが存在していたとしても、このコンタクトイメージセンサと光透過性プレートとは常に近接し、両者の距離は一定に保たれる。これにより、コンタクトイメージセンサは、画像読取機能を発揮することができる。上記受光素子は、受光した光量に基づいて所定の信号(画像信号)を出力する。上記ガイド部材は、上記ガイド受部に係合している。つまり、上記ガイド部材は、当該コンタクトイメージセンサの筐体に直接に取り付けられることになる。
【0058】
ところで、従来のコンタクトイメージセンサは、筐体を保持する保持器を有し、この保持器がガイド部材と連結される構造を備えていることから、本発明に係る画像読取装置は、上記コンタクトイメージセンサの部品としての保持器が省略されることとなり、上記筐体と上記ガイド部材とが直接に接続された構造を有する。したがって、当該画像読取装置を構成する部品の点数が削減されると共に、上記コンタクトイメージセンサは、上記ガイド部材に対して精度良く位置決めされる。詳述すれば、従来のようにコンタクトイメージセンサが筐体及び保持器を介してガイド部材に連結される場合には、ガイド部材に対するコンタクトイメージセンサの位置決め精度は、筐体と保持器との間の取付精度及び保持器とガイド部材との間の取付精度が要因となって決定される。そのため、前述のように、ガイド部材の延設方向とコンタクトイメージセンサの長手方向との正確な直交関係の実現は、一般に容易でない。しかし、本発明では、上記ガイド部材が直接に上記筐体に連結されているから、当該ガイド部材に対して当該筐体が正確に取り付けられるだけで、ガイド部材の延設方向とコンタクトイメージセンサの長手方向との正確な直交関係が容易に実現される。
【0059】
(43) 上記ガイド部材は、シャフト状に形成されたものであり、上記ガイド受部は、上記筐体の下面よりも下方位置に当該筐体と一体的に設けられ、上記ガイド部材が挿通され得るものであってもよい。この場合、ガイド部材としてシャフト状の部材が用いられ、このガイド部材を軸受けするように挿通されるガイド受部が用いられることにより、ガイド部材に対するガイド受部のガタが最小限に抑えられる。これにより、ガイド部材の延設方向とイメージセンサの長手方向との直交関係がより確実に維持される。また、ガイド部材を採用することにより、該ガイド部材とガイド受部との係合構造をきわめて簡単に構成することができる。さらにまた、ガイド受部が筐体の下面よりも下方位置に当該筐体と一体的に形成されているので、当該筐体の上面をコンタクトガラス板などの光透過性プレートの裏面に近接させた状態で当該筐体をスライドさせることができる。
【0060】
(44) さらに、前述の目的が達成されるため、本発明に係る画像読取装置は、上面に開口を有するケーシングと、上記開口に露出するように上記ケーシングに取り付けられ、上記開口の周縁によって原稿載置面が区画される光透過性プレートと、上記ケーシング内に配置され、スライドされることによって上記原稿載置面に載置された原稿を走査するコンタクトイメージセンサと、当該コンタクトイメージセンサをスライドさせるスライド機構とを有する。上記コンタクトイメージセンサは、細長直方体状を呈する筐体と、上記光透過性プレートと対向するように上記筐体に取り付けられた光源と、上記光透過性プレートと対向するように上記筐体の表面に露出され且つ該筐体の長手方向に延設された導光体と、上記光透過性プレートと対向するように上記筐体に取り付けられ且つ当該筐体の長手方向に並設された複数の受光素子と、上記筐体に設けられ、上記スライド機構が具備するガイド部材が係合され得るガイド受部とを備える。上記スライド機構は、上記ケーシングに設けられ、上記筐体の短手方向に延び且つ上記ガイド受部に係合され得るガイド部材を備える。上記ガイド受部は、上記ガイド部材を上記長手方向及び上記短手方向の双方に直交する方向に移動自在に支持しており、上記筐体を上記長手方向及び上記短手方向の双方に直交する方向に弾性的に付勢すると共に上記ケーシングの内底部を上記短手方向へスライド移動可能なスライド部材が設けられている。
【0061】
この画像読取装置では、原稿が原稿載置面に載置された状態で、コンタクトイメージセンサがスライド機構によってスライドされつつ当該原稿を走査する。具体的には、コンタクトイメージセンサがガイド部材に沿ってスライドされつつ当該コンタクトイメージセンサの筐体に設けられた光源が光を原稿に照射し、その反射光を導光体を通じて受光素子が受光する。このとき、スライド部材は、筐体の長手方向及び短手方向の双方に直交する方向、すなわち、コンタクトガラス板などの光透過性プレート側の方向へ向けて当該筐体を弾性的に押しつけると共に、当該コンタクトイメージセンサの円滑なスライドを支援する。このため、仮に上記ケーシング等に歪みが存在していたとしても、このコンタクトイメージセンサと光透過性プレートとは常に近接し、両者の距離は一定に保たれる。これにより、コンタクトイメージセンサは、画像読取機能を発揮することができる。上記受光素子は、受光した光量に基づいて所定の信号(画像信号)を出力する。上記ガイド部材は、上記ガイド受部に係合している。つまり、上記ガイド部材は、当該コンタクトイメージセンサの筐体に直接に取り付けられることになる。
【0062】
ところで、従来のコンタクトイメージセンサは、筐体を保持する保持器を有し、この保持器がガイド部材と連結される構造を備えていることから、本発明に係る画像読取装置は、上記コンタクトイメージセンサの部品としての保持器が省略されることとなり、上記筐体と上記ガイド部材とが直接に接続された構造を有する。したがって、当該画像読取装置を構成する部品の点数が削減されると共に、上記コンタクトイメージセンサは、上記ガイド部材に対して精度良く位置決めされる。詳述すれば、従来のようにコンタクトイメージセンサが筐体及び保持器を介してガイド部材に連結される場合には、ガイド部材に対するコンタクトイメージセンサの位置決め精度は、筐体と保持器との間の取付精度及び保持器とガイド部材との間の取付精度が要因となって決定される。そのため、前述のように、ガイド部材の延設方向とコンタクトイメージセンサの長手方向との正確な直交関係の実現は、一般に容易でない。しかし、本発明では、上記ガイド部材が直接に上記筐体に連結されているから、当該ガイド部材に対して当該筐体が正確に取り付けられるだけで、ガイド部材の延設方向とコンタクトイメージセンサの長手方向との正確な直交関係が容易に実現される。特に、上記スライド部材によって上記筐体の円滑なスライドが実現されるから、この筐体のスライド中においても、上記ガイド部材の延設方向とコンタクトイメージセンサの長手方向との正確な直交関係が維持され得る。
【0063】
(45) 上記ガイド部材は、シャフト状に形成されたものであり、上記ガイド受部は、上記筐体の下面よりも下方位置に当該筐体と一体的に設けられ、上記ガイド部材が挿通され得るものであってもよい。この場合、ガイド部材としてシャフト状のものが用いられ、このガイド部材を軸受けするように挿通されるガイド受部が用いられることにより、ガイド部材に対するガイド受部のガタが最小限に抑えられる。これにより、ガイド部材の延設方向とイメージセンサの長手方向との直交関係がより確実に維持される。また、ガイド部材を採用することにより、該ガイド部材とガイド受部との係合構造をきわめて簡単に構成することができる。さらにまた、ガイド受部が筐体の下面よりも下方位置に当該筐体と一体的に形成されているので、当該筐体の上面をコンタクトガラス板などの光透過性プレートの裏面に近接させた状態で当該筐体をスライドさせることができる。
【発明の効果】
【0064】
本発明によれば、部品点数が削減されることにより、安価なコンタクトイメージセンサ等のイメージセンサ及びこれが組み込まれた画像読取装置が実現される。また、部品点数が削減されることにより、コンタクトイメージセンサ等のイメージセンサは、その長手方向(主走査方向)が副走査方向に対して正確に直交するように組み付けられるので、当該画像読取装置は、精緻な原稿の読み取りを実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0065】
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
【0066】
<第1の実施形態>
【0067】
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置30の外観斜視図である。
【0068】
この画像読取装置30は、例えば、プリンタ機能とスキャナ機能とを一体的に備えた多機能装置(MFD:Multi Function Device)のスキャナ部として、また、複写機の画像読取部として用いられ得る。ただし、本発明において、上記プリンタ機能は任意の機構であり、例えば、スキャナ機能のみを有するフラットベッドスキャナ(FBS:Flatbed Scanner)として画像読取装置30が構成されていてもよい。
【0069】
同図が示すように、この画像読取装置30は、FBSとして機能する読取載置台31を備えており、この読取載置台31に対して原稿押さえカバー33が開閉自在に取り付けられている。この原稿押さえカバー33は、オート・ドキュメント・フィーダ(ADF:Auto Document Feeder)32を備えている。読取載置台31は、略直方体の本体フレーム34(ケーシング)と、本体フレーム34の天面(上面)に設けられたコンタクトガラス板35(光透過性プレート)と、本体フレーム34に内蔵された画像読取ユニット36とを有する。原稿は、コンタクトガラス板35上に載置される。原稿押さえカバー33が閉じられると、原稿は、当該原稿押さえカバー33によって固定される。そして、上記画像読取ユニット36がコンタクトガラス板35の下方を当該コンタクトガラス板35に沿って移動することによって、上記原稿から画像を読み取るようになっている。
【0070】
読取載置台31の正面側には、操作パネル37が設けられている。操作パネル37は、各種操作ボタン及び液晶表示部を備える。画像読取装置30は、操作パネル37からの指示によって動作するようになっている。なお、画像読取装置30がMFDとして構成される場合には、画像読取装置30にコンピュータが接続され得る。その場合、画像読取装置30は、操作パネル37からの指示のほか、このコンピュータからスキャナドライバ等を介して送信される指示によっても動作することが可能である。
【0071】
前述のように、原稿押さえカバー33は、原稿トレイから排紙トレイへ原稿を連続搬送するADF32を備えている。このADF32による搬送過程において、原稿がプラテン38を通過し、このプラテン38の下方において画像読取ユニット36が当該原稿から画像を読み取るようになっている。ただし、本実施形態において、このADF32は省略されていてもよい。
【0072】
図2は、読取載置台31の平面図であって、この読取載置台31の内部構造を示している。図3は、読取載置台31の断面図である。
【0073】
図1及び図3が示すように、読取載置台31の本体フレーム34は、上面が開放された容器状の下フレーム39と、上面40に開口41を有する上カバー42とを備えており、下フレーム39の上に上カバー42が嵌め合わされることにより、本体フレーム34が構成されている。上記コンタクトガラス板35は、上記開口41に露出するように、上カバー42に取り付けられている。このコンタクトガラス板35の表面95は、原稿載置面を構成し、上記開口41が原稿載置面を区画している。
【0074】
図2が示すように、下フレーム39内に上記画像読取ユニット36が配設されている。下フレーム39及び上カバー42は、共に合成樹脂からなる。下フレーム42は、底板を構成するベース部43と、このベース部43の周囲から起立した側壁44と、区画板45とを有し、これらは一体的に形成されている。この区画板45は、画像読取ユニット36が配設される部分と、操作パネル37の基板等が配設される部分とを区画する。なお、下フレーム39は、コンタクトガラス板35を支持するための支持リブや、各種部材をネジ止めするためのボス部、電気配線等のための貫通孔等を備えている。ただし、これらは読取載置台31の実施態様に応じて適宜設計されるものであるから、その詳細な説明は省略される。
【0075】
画像読取ユニット36は、図2が示すように、CISユニット50(コンタクトイメージセンサ)と、ガイドシャフト52(ガイド部材)を有するベルト駆動機構53(スライド機構)とを備えている。また、画像読取ユニット36は、同図では図示されていないローラユニット58(図3参照)を備えている。図3が示すように、このローラーユニット58は、コンタクトガラス板35の裏面75に当接し、CISユニット50の円滑な移動を支援する。CISユニット50は、いわゆる密着型のイメージセンサである。CISユニット50は、原稿に光を照射すると共にこの原稿からの反射光を受光し、受光した光を電気信号に変換する。CISユニット50は、後に詳述されるように、細長直方体状の筐体70を備えており、この筐体70が上記ガイドシャフト52と嵌合している。そして、この筐体70がコンタクトガラス板35(図1及び図3参照)の下方を移動する。
【0076】
具体的には、ガイドシャフト52は、下フレーム39の幅方向に渡って架設されている。ここで、「下フレーム39の幅方向」とは、CISユニット50の筐体70の長手方向に直交し且つコンタクトガラス板35の下面75に沿う方向(すなわち、図3において、紙面に垂直な方向)である。以下、当該方向(図3における紙面に垂直な方向)は、「短手方向」と称される。上記筐体70は、ベルト駆動機構53により駆動されて上記ガイドシャフト52上を摺動して移動する。また、後に詳述されるが、このガイドシャフト52は、コイルバネ63(図5参照)を備えており、これによって上方へ弾性的に付勢されている。したがって、筐体70は、コンタクトガラス板35の裏面75に密着するように付勢され、コンタクトガラス板35に押しつけられた状態で当該コンタクトガラス板35に沿って上記短手方向に移動されるようになっている。
【0077】
図3が示すように、上記ローラユニット58は、CISユニット50の両端部に設けられている。このローラーユニット58は、上記短手方向に転動するローラを備えており、このローラが上記コンタクトガラス板35の裏面75に当接している。したがって、CISユニット50が上記短手方向に移動したときは、これに伴って、上記ローラがコンタクトガラス板35に沿って転動する。このローラユニット58が設けられているので、CISユニット50がコンタクトガラス板35の下面に押し付けられていても、CISユニット50は、コンタクトガラス板35に沿って円滑に移動する。
【0078】
図4は、読取載置台31の平面図であって、ベルト駆動機構53の概略構成を示している。
【0079】
ベルト駆動機構53は、図4が示すように、上記ガイドシャフト52と、駆動プーリ59と、従動プーリ60と、これらの間に巻き架けられたタイミングベルト61と、図示されていないモータとを備えている。タイミングベルト61は、内側に歯が形成された無端ベルトである。上記モータが駆動プーリ59を回転させることにより、上記タイミングベルト61が周運動するように構成されている。
【0080】
同図が示すように、駆動プーリ59は、下フレーム39の左奥に配設されている。この駆動プーリ59に巻き架けられたタイミングベルト61は、下フレーム39の正面側へ延出し、ガイドシャフト52の手前に配設された中間プーリ62に巻き架けられている。さらに、このタイミングベルト61は、略直角に曲折し、ガイドシャフト52に沿って下フレーム39の右端まで延出し、下フレーム39の右端付近に配設された従動プーリ60に巻き架けられている。すなわち、タイミングベルト61は、同図が示すように、略L字状に架設されている。このように巻き架けられたタイミングベルト61の従動プーリ60から中間プーリ62の間の部分、すなわちガイドシャフト52に沿った部分は、上記筐体70の連結部125(図6、図7参照)によって掴まれており、これにより、タイミングベルト61と筐体70とが連結されている。なお、タイミングベルト61としては、無端ベルト以外に、ベルトの両端部が筐体70に固着された有端ベルトが採用されてもよいことは勿論である。
【0081】
図5は、画像読取ユニット36の要部拡大斜視図であって、CISユニット50の支持構造が図示されている。また、図6は、CISユニット50の斜め上方から見た斜視図であり、図7は、CISユニット50の斜め下方から見た斜視図である。また、図12は、図6における切断線XII−XIIの断面図である。なお、図5は、CISユニット50の支持構造を詳細に図示するため、ベルト駆動機構53等の構造については簡略化して図示している。
【0082】
図6、図7及び図12が示すように、CISユニット50は、上記筐体70と、筐体70に設けられた集光レンズ72(導光体)、光源160及び受光素子190と、軸受部65(ガイド受部)とを備えている。
【0083】
筐体70は、例えば合成樹脂からなり、図6及び図7が示すように細長直方体状に形成されている。この筐体70は、上記集光レンズ72(導光体)、光源160及び受光素子190を内蔵している。筐体70の上面74は、コンタクトガラス板35の裏面75と対向している(図3参照)。したがって、上記集光レンズ72(導光体)、光源160及び受光素子190もコンタクトガラス板35の裏面75と近接対向している。
【0084】
図6が示すように、光源160は、筐体70の両端部それぞれに設けられている。この光源160としては、典型的には、LED(Light Emitting Diode)が採用される。両端部それぞれに設けられた光源160によって挟まれるようにして、ライトガイド73が設けられている。このライトガイド73は、同図が示すように、筐体70の長手方向に延びている。ライトガイド73は、その上部は筐体70の上面74に露出されており、その下部は筐体70の内奥部に埋設されている。ライトガイド73は、典型的には透明な合成樹脂或いはガラスからなる。
【0085】
図12が示すように、筐体70には、複数の受光素子190が設けられている。各受光素子190は、筐体70の内底部に設けられており、当該筐体70の長手方向に並設されている。受光素子190は、光電変換素子であって、受光した光量に基づいて電気信号を出力する。この電気信号が、原稿に表された画像の画像信号である。各受光素子190の受光面から筐体70の上面74に至る箇所には、複数の集光レンズ72が設けられている。この集光レンズ72は、筐体70の上面74に照射された反射光を受光素子190の受光面に導光するものであり、典型的には、光ファイバが採用される。集光レンズ72は、受光素子190に対応して設けられており、該受光素子190と同じように、筐体70の長手方向に並設されている。また、筐体70の上面74に照射された反射光を捕捉しやすいように、集光レンズ72は、上面74に露出されている。
【0086】
このように構成されたCISユニット50において、上記光源160から光が出射されると、当該光は、ライトガイド73を通過して筐体70の長手方向全体に略均等に拡散されて、ライトガイド73の上部(筐体70の上面74から露出している部分)からコンタクトガラス板35に向けて照射される。この照射された光は、コンタクトガラス板35を通過して原稿に照射されて、該原稿で反射される。そして、再びコンタクトガラス板35を通過して筐体70の上面74に反射光として照射される。上面74に照射された反射光は、各集光レンズ72によって捕捉されて該集光レンズ72に入射する。そして、該集光レンズ72に入射した反射光は、対応する各受光素子190に案内されて、反射光の光量に応じた電気信号が画像信号として出力される。
【0087】
なお、本実施形態では、イメージセンサの一例としてCISユニット50を例示するが、例えば、CCD(Charge Coupled Device,電荷結合素子)、或いはCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor,相補型金属酸化膜半導体)等のイメージセンサを画像読取ユニット36に適用することも可能である。
【0088】
図6及び図7が示すように、筐体70の中央に一対のボス118、119が設けられている。本実施形態では、各ボス118、119は、筐体70と一体的に形成されている。ボス118は、筐体70の短手方向の一方の側面120に設けられており、ボス119は、筐体70の短手方向の他方の側面に設けられている。各ボス118、119は、同図が示すように細長平板状を呈しており、筐体70の下面122よりも下方に突出している。ボス118の下端部に上記短手方向に貫通する貫通孔121(ガイドシャフト挿通孔、被係合部)が設けられている。また、ボス119の下端部にも上記短手方向に貫通する貫通孔123(ガイドシャフト挿通孔、被係合部)が設けられている。
【0089】
各貫通孔121、123の中心線は、上記短手方向に延びる仮想直線124と一致しており、これら貫通孔121、123は、筐体70の下面122よりも下方位置において同軸上に配置されている。図5が示すように、これら貫通孔121、123にガイドシャフト52が挿通されるようになっており、したがって、上記ボス118の貫通孔121が設けられた部分及び上記ボス119の貫通孔123が設けられた部分によって、上記ガイドシャフト52を挿通支持して、該ガイドシャフト52と係合し得る軸受部65が構成されている。
【0090】
上記筐体70は、連結部125を備えている。この連結部125は、上記ベルト駆動機構53のタイミングベルト61(図4参照)を掴持しており、ベルト駆動機構53から筐体70をスライドさせるための駆動力が伝達される。本実施形態では、この連結部125は、上記軸受部65に設けられている。具体的には、この連結部125は、一対の平板126、127を備えており、これらは、筐体70の長手方向に対向するように配置されている。そして、上記タイミングベルト61は、各平板126、127によって挟み込まれ、固定されている。したがって、ベルト駆動機構53から連結部125に駆動力が伝達されると、CISユニット50は、筐体70の短手方向(図5において矢印64の方向)にスライドする。
【0091】
上記筐体70は、コネクタ128及びケーブル保持部130を備えている。コネクタ128は、上記受光素子190が出力する画像信号の出力端子として機能する。ただし、このコネクタ128は、所定の規格に合致した既存の汎用品であり、上記筐体70の下面122の所定位置(本実施形態では、図5〜図7において左右両端部)に固定されている。コネクタ128は、CISユニット50の光源160や受光素子190と電気的に接続されており、上記操作パネル37や前述のコンピュータとの間で電気信号の入出力を行う。このコネクタ128に電気ケーブル134が接続されている。
【0092】
この電気ケーブル134は、CISユニット50の光源に電力供給するための導線や、受光素子190から出力される画像信号を伝送する導線を含んでおり、いわゆるフラットケーブルとして構成されている。電気ケーブル134は、上記操作パネル37や前述のコンピュータと、コネクタ128との間で電気信号路を形成している。前述のように、CISユニット50は、上記短手方向にスライドされるものであるから(図5参照)、電気ケーブル134は、姿勢変化しながらCISユニット50のスライドに追従することができるように十分な可撓性を備えている。この電気ケーブル134は、下フレーム39の底面に設けられたケーブル案内溝129に沿って挿入されている。このケーブル案内溝129は、上記矢印64の方向に延びており、電気ケーブル134の自由な挿抜を許容し、電気ケーブル134が嵌め込まれた状態でこれを保持する。したがって、CISユニット50の上記矢印64の方向へのスライドに伴って、電気ケーブル134は、上記矢印64の方向に案内される。
【0093】
図6及び図7が示すように、本実施形態では、コネクタ128が筐体70の左右両端部に配置されているから、当該コネクタ128に接続される電気ケーブル134の端部の位置と、当該電気ケーブル134が収容されるケーブル案内溝129の位置とは異なっている。本実施形態では、筐体70の右端に設けられたコネクタ128に電気ケーブル134が接続されている。もっとも、筐体70の左端に設けられたコネクタ128に電気ケーブル134が接続されてもよい。CISユニット50のスライドに追従して電気ケーブル134が円滑に移動するためには、上記コネクタ128に接続された当該電気ケーブル134が上記ケーブル案内溝129に導かれるように敷設される必要がある。本実施形態では、上記筐体70は、ケーブル保持部130を備えている。このケーブル保持部130は、上記コネクタ128に接続された電気ケーブル134を筐体70に沿わせて保持し、当該電気ケーブル134を上記ケーブル案内溝129へ導く。この状態で、電気ケーブル134は、その長さ方向の移動が規制される。ただし、前述のように電気ケーブル134は可撓性を備えているから、その姿勢が変化することによってCISユニット50の移動に追従する。また、ケーブル保持部130が電気ケーブル134を保持することによって、CISユニット50が移動している際中に、仮に電気ケーブル134が引っ張られて張力が発生した場合であっても、コネクタ128に過大な力学的負荷がかかることはない。
【0094】
ケーブル保持部130は、筐体70と一体的に形成されている。具体的には、ケーブル保持部130は、平板131、132(板状部材)を備えている。平板131、132は、筐体70の側面120(短手方向の側面)に平行に配置されている。これら平板131、132は上記側面120に近接しており、当該側面120との間で上記電気ケーブル134を挟持することができるようになっている。また、本実施形態では、コネクタ128及びケーブル案内溝129の位置関係に起因してケーブル保持部130が上記平板131、132を備える構造であるが、上記コネクタ128及びケーブル案内溝129の位置関係が変更された場合には、上記ケーブル案内溝129の構成も適宜設計変更され得る。要するに、ケーブル保持部130は、上記コネクタ128に接続された電気ケーブル134が上記ケーブル案内溝129に導かれるように、当該電気ケーブル134を保持することができる構造を備えていればよい。特に、本実施形態では、ケーブル保持部130が上記平板131、132からなるので、ケーブル保持部130の構造がきわめて簡単であるという利点がある。
【0095】
図3及び図5が示すように、上記ガイドシャフト52は、上記筐体70の軸受部65を支持している。具体的には、ガイドシャフト52は、上記ボス118、119に設けられた貫通孔121、122に貫通し、CISユニット50を支持している。そして、筐体70は、ガイドシャフト52に支持された状態で当該ガイドシャフト52の軸方向(上記短手方向)に摺動自在となっている。
【0096】
また、ガイドシャフト52は、一対の支持板133によって支持されている。この支持板133は、下フレーム39の上記短手方向の両端部に設けられているが、同図では、一方のみ図示されている。この支持板133は、下フレーム39と一体的に形成されていてもよい。支持板133は、図5が示すように板状部材であって、本実施形態では、下フレーム39の底部に立設されている。支持板133は、上下方向に延びる支持溝135を備えている。この支持溝135は、同図が示すように上端が開放されており、上記ガイドシャフト52は、この支持溝135に上方から嵌め込まれている。また、支持溝135の幅寸法は、ガイドシャフト52の外径寸法に対応している。これにより、支持溝135は、、ガイドシャフト52の上下方向への移動を許容しつつ上記長手方向への移動を規制している。
【0097】
さらに、上記下フレーム39は、上記コイルバネ63(付勢部材)を備えている。このコイルバネ63は、下フレーム39の内底面66(内底部、所定の支持面)とガイドシャフト52との間に介在されている。コイルバネ63は、ガイドシャフト52を常時上方へ弾性的に付勢している。本実施形態では、2つのコイルバネ63が備えられており、各コイルバネ63は、上記支持板133の近傍に配置されている。したがって、コイルバネ63は、ガイドシャフト52の両端を上方へ付勢し、筐体70をコンタクトガラス板35に弾性的に押しつける。このため、仮に下フレーム39に歪みが存在していたとしても、CISユニット50とコンタクトガラス板35とは常に近接し、両者の距離は一定に保たれ、その結果、CISユニット50は、安定した画像読取機能を発揮することができる。
【0098】
また、コイルバネ63を、下フレーム39の内底面66(内底部、所定の支持面)とガイドシャフト52との間に介在させるという簡単な機構でガイドシャフト52をコンタクトガラス板35側に付勢する構造を実現することができる。これにより、画像読取装置30の内部構造を簡素化することができる。さらにまた、ガイドシャフト52にコイルバネ63の付勢力が直接に作用し、該ガイドシャフト52によって間接的に当該付勢力が上記筐体70に作用することにより、筐体70が間接的に支持されるため、仮に、CISユニット50のスライドに伴って筐体70が振動した場合でも、その振動はガイドシャフト52で緩衝される。そのため、コイルバネ63に振動が伝達され難くくなり、該振動が生じた場合でも、CISユニット50とコンタクトガラス板35との距離が該振動の影響を受けることはない。
【0099】
もっとも、コイルバネ63は、ガイドシャフト52の中央部に1つだけ設けられていてもよいことは勿論である。要するに、コイルバネ63は、ガイドシャフト52を上方へ確実に一定の弾性力で付勢できるものであればよいし、また、ガイドシャフト52を上方へ確実に一定の弾性力で付勢できるものであれば、付勢部材としてコイルバネ以外の部材が採用されてもよい。本実施形態では、この付勢部材としてコイルバネ63が採用されているので、ガイドシャフト52に負荷される付勢力が容易に且つ自由に設計され得るし、ガイドシャフト52を付勢するための構造がきわめて簡単になるという利点がある。
【0100】
本実施形態に係る画像読取装置30は、次の要領で原稿から画像を読み取る。まず、原稿が原稿載置面であるコンタクトガラス板35の表面95に載置される(図1及び図3参照)。この状態で、CISユニット50がベルト駆動機構53によってスライドされつつ当該原稿を走査する。具体的には、CISユニット50がガイドシャフト52に沿ってスライドされつつ当該CISユニット50の筐体70に設けられた光源160が光を原稿に照射し、その反射光を受光素子190が受光する。この受光素子は、当該受光に基づいて所定の信号(画像信号)を出力する。
【0101】
図5及び図6が示すように、上記ガイドシャフト52は、上記軸受部65を挿通していることから、上記ガイドシャフト52は、このCISユニット50の筐体70に直接に取り付けられている。すなわち、本実施形態に係る画像読取装置30は、CISユニット50の筐体70を保持する保持器を備えておらず、したがって、当該画像読取装置30を構成する部品の点数が削減されている。また、このように部品点数が削減されることにより、上記CISユニット50は、ガイドシャフト52に対して精度良く位置決めされる。
【0102】
詳述すれば、原稿から画像が精緻に読み取られるためには、CISユニット50がスライドしているときに、CISユニット50の長手方向(通常、「主走査方向」と称される。)とガイドシャフト52の軸方向(通常、「副走査方向」と称される。)とが直交されている必要があるところ、仮に従来のように、CISユニット50が筐体70及びこれを保持する保持器を介してガイドシャフト52に連結されているとすれば、ガイドシャフト52に対するCISユニット50の位置決め精度(両者間の直交精度)は、筐体70と保持器との間の取付精度及び当該保持器とガイドシャフト52との間の取付精度が要因となってしまうため、ガイドシャフト52の軸方向とCISユニット50の長手方向との正確な直交関係の実現は、一般に容易ではない。ところが、本実施形態では、上記ガイドシャフト52が直接に筐体70に連結されているから、ガイドシャフト52に対して筐体70が正確に取り付けられるだけで、ガイドシャフト52の軸方向とCISユニット50の長手方向との正確な直交関係が容易に実現される。
【0103】
このように、本実施形態では、CISユニット50の筐体70が上記軸受部65を備えていることから、画像読取装置30の部品点数が削減され、したがって、CISユニット50及びこれが組み込まれた画像読取装置30がコスト安価に構成される。加えて、部品点数が削減されることにより、CISユニット50の筐体70が直接にガイドシャフト52に取り付けられるから、ガイドシャフト52の軸方向とCISユニット50の長手方向とが正確に直交し、その結果、高精度な画像の読み取りが実現される。
【0104】
特に、本実施形態では、上記軸受部65が一対のボス118、119に貫通孔121、123が設けられることにより構成されているから、軸受部65の構造がきわめて簡単である。したがって、画像読取装置30の製造コストが一層低減される。
【0105】
また、本実施形態では、CISユニット50をスライドさせるための駆動力は、上記筐体70に設けられた連結部125に伝達される。この連結部125は、上記駆動力が作用する作用点を構成する。したがって、上記筐体70は直接に上記駆動力を受けることになるので、CISユニット50の迅速且つ滑らかなスライドが実現される。特に、本実施形態では、この連結部125が上記軸受部65に設けられているので、この軸受部65が上記駆動力を受けることになる。しかも、この軸受部65は、ガイドシャフト52に支持された状態となっているから、上記駆動力の作用点は、ガイドシャフト52の近傍に位置することになる。そのため、上記駆動力が当該軸受部65に作用した場合であっても、上記筐体70に加えられる回転モーメント(ガイドシャフト52の軸方向に対して筐体70を回転させるモーメント)は小さい。したがって、上記筐体70がガイドシャフト52に対してスライドするときに、CISユニット50が傾くことが確実に防止され、ガイドシャフト52の軸方向とCISユニット50の長手方向との直交状態が確実に維持されるという利点がある。
【0106】
また、本実施形態では、上記ボス118、119が筐体70の中央に設けられていることから、上記軸受部65も筐体70の中央に設けられていることになり、当該筐体70は、その中央が上記ガイドシャフト52によって支持されることになる。したがって、筐体70がガイドシャフト52に対してスライドするときに、上記回転モーメントがより小さくなり、その結果、ガイドシャフト52の軸方向とCISユニット50の長手方向との直交状態が一層確実に維持されるという利点がある。
【0107】
加えて、本実施形態では、図6及び図7が示すように、電気ケーブル134を保持するケーブル保持部130が上記筐体70に設けられているので、上記電気ケーブル134がコンパクトに配線処理される。また、前述のように、電気ケーブル134がケーブル保持部130に保持されることにより、電気ケーブル134に張力が発生した場合であっても、コネクタに過大な力学的負荷がかかることはない。
【0108】
さらに、ケーブル保持部130が筐体70と一体的に設けられるから、ケーブル保持部130が筐体70と共に安価に製造され得る。すなわち、従来では、電気ケーブル134を配線するための部材が筐体70とは別個の部品として製造されていたために、画像読取装置の製造コストが上昇していたが、本実施形態では、画像読取装置30の部品点数が一層削減されるので、製造コストのさらなる低減が可能である。
【0109】
なお、本実施形態では、図6及び図7が示すように、上記連結部125は、上記軸受部65を構成するボス119の真下に設けられているが、連結部125の位置は、他の位置に設けられていてもよい。例えば、図8が示すように、ボス119の側方に一対の平板126、127が設けられることにより、連結部125が構成されていてもよい。
【0110】
また、本実施形態では、図5が示すように、下フレーム39の上記短手方向(筐体70の短手方向、図5において矢印64の方向)の両端部に設けられた一対の支持板133でガイドシャフト52を支持し、このガイドシャフト52に沿ってCISユニット50がスライドする構造が採用されているが、このような支持構造に本発明は限定されない。要するに、CISユニット50をスライドさせる構造が、上記短手方向に延出されたガイド部材が下フレーム39に設けられ、該ガイド部材とスライド可能に係合するガイド受部が筐体70に設けられることによって実現されていれば足りる。
【0111】
<第2の実施形態>
【0112】
次に、本発明の第2の実施形態について説明される。
【0113】
図9は、本発明の第2の実施形態に係る画像読取装置の画像読取ユニットの要部拡大斜視図である。
【0114】
本実施形態に係る画像読取ユニットが上記第1の実施形態に係る画像読取ユニットと異なるところは、第1の実施形態では、上記ガイドシャフト52が上記CISユニット50を短手方向(筐体70の短手方向、図9において矢印64の方向)にスライド自在な状態で支持しており、且つこのガイドシャフト52がコイルバネ63によって上方に弾性的に付勢されていたのに対し、本実施形態では、CISユニット140が上下方向(上記長手方向及び上記短手方向の双方に直交する方向)に移動自在な状態で当該CISユニット140を上記ガイドシャフト52が貫通している点、及びこのCISユニット140に設けられたスライド部材たるスライドローラ141、142が当該CISユニット140を上方へ弾性的に付勢すると共に、その円滑なスライドを支援している点である。なお、本実施形態に係る画像読取装置のその他の構成については、上記第1の実施形態に係る画像読取装置30と同様である。ただし、同図においては、コネクタ128、ケーブル案内溝129、ケーブル保持部130の図示は省略されている。
【0115】
図10は、本実施形態に係るCISユニット140の斜視図である。
【0116】
このCISユニット140は、上記第1の実施形態に係るCISユニット50と同様に筐体70を備えており、この筐体70に上記光源及び受光素子が内蔵されている。そして、この筐体70の上面には、図示されていないが上記ライドガイド及び集光レンズが露出している。また、この筐体70の下面にコネクタ128が設けられている。
【0117】
上記筐体70の下面に上記スライドローラ141、142が取り付けられている。本実施形態では、一対のスライドローラ141、142が筐体70の長手方向の両端部に設けられている。スライドローラ141は、ローラフレーム143と、これに支持されたローラ144とを備えている。ローラフレーム143は、上記筐体70の下面に当接され、固定される固定部145と、固定部145に連続して下方に延びる延設部146と、この延設部146にさらに連続し、斜め下方に延びる脚部147とを有する。これら固定部145、延設部147及び脚部147は、いわゆるバネ鋼(板バネ)により一体的に形成されている。そして、この脚部147は、一対のローラ支持片148を有しており、上記ローラ144は、このローラ支持片148に回転自在に支持されている。同図が示すように、上記延設部147及び脚部148は略L字状に形成されているから、これら延設部147及び脚部148が弾性変形することにより、上記ローラ144は、上下方向に変位することができる。また、ローラフレーム143の固定部145は、本実施形態では上記筐体70にネジにより締結されている。もっとも、この固定部145を固定する手段は、ネジに限定されるものではなく、他の既知の手段も採用され得る。なお、スライドローラ142は、上記スライドローラ141と同様の構成である。そのため、スライドローラ142についての説明は省略される。
【0118】
また、この実施形態においては、スライド部材として、弾性体により形成されているローラフレーム143と、これに支持されたローラ144とから構成されているが、これに限ったものではない。すなわち、CISユニット50がコンタクトガラス板35に向けて付勢されるような弾性体であれば、ポリオキシメチレン(POM)等の樹脂のほか、板バネ、コイルバネ、ツルマキバネその他のバネ、他のいかなる弾性体をも用いることができることは明白であり、更にローラ144の代わりに、下向きに凸状の曲面や球面等を有するスライド脚であってもよい。この場合、スライド脚は摩擦係数の低い部材から構成されていると更に効果的である。更に、スライド部材も2つに限ったものではなく、CISユニット50の略中央部に単一のスライド部材が設けられていてもよいし、CISユニット50の長さに応じて3つ以上のスライド部材を設けてもよい。
【0119】
上記筐体70には、上記第1の実施形態と同様にボス118、119が形成されている。そして、このボス118、119は上記軸受部65を構成し、ボス118に上記連結部125が形成されている。ボス118の下端部に上記短手方向に貫通する貫通孔149(ガイドシャフト挿通孔、被係合部)が設けられている。また、ボス119の下端部にも上記短手方向に貫通する貫通孔150(ガイドシャフト挿通孔、被係合部)が設けられている。各貫通孔149、150の中心線は一致しており、これら貫通孔149、150は、筐体70の下面よりも下方位置において同軸上に配置されている。
【0120】
同図が示すように、これら貫通孔149、150は、上下方向に延びる長孔として構成されている。そして、この貫通孔149、150にガイドシャフト52が挿通されている。したがって、CISユニット140は、ガイドシャフト52に対して上下方向に相対的に移動することができるようになっている。本実施形態では、前述のように一対のスライドローラ141、142が筐体70に設けられているから、図9が示すように、ガイドシャフト52が筐体70に挿通された状態で、ローラフレーム143の弾性力によってCISユニット140が上方に弾性的に付勢される。つまり、CISユニット140がガイドシャフト52に対して相対的に上方へ移動し、CISユニット140の上面がコンタクトガラス板35の裏面75に押圧されるようになっている。
【0121】
図9が示すように、本実施形態では、上記下フレーム39の内底面66にレール部151が形成されている。このレール部151は、平板状に形成されており、上記下フレーム39の両端部に当該下フレーム39と一体的に形成されている。このレール部151は、上記スライドローラ141、142の位置に対応して設けられており、CISユニット140がスライドしたときに、上記スライドローラ141、142をレール部151の上面152で支持する。なお、このレール部151が省略されて、上記スライドローラ141、142が下フレーム39の内底面66に直に当接する構成を採用してもよいが、レール部151が設けられることにより、上記スライドローラ141、142のきわめて滑らかな転動が実現されるという利点がある。
【0122】
本実施形態では、図9及び図10が示すように、上記ガイドシャフト52は、上記軸受部65を挿通していることから、上記ガイドシャフト52は、このCISユニット140の筐体70に直接に取り付けられている。すなわち、本実施形態に係る画像読取装置30は、CISユニット140の筐体70を保持する保持器を備えておらず、したがって、当該画像読取装置30を構成する部品の点数が削減されている。また、このように部品点数が削減されることにより、上記CISユニット140は、ガイドシャフト52に対して精度良く位置決めされる。
【0123】
詳述すれば、原稿から画像が精緻に読み取られるためには、CISユニット140がスライドしているときに、このCISユニット140の長手方向(主走査方向)とガイドシャフト52の軸方向(副走査方向)とが直交されている必要があるところ、仮に従来のように、CISユニット140が筐体70及びこれを保持する保持器を介してガイドシャフト52に連結されているとすれば、ガイドシャフト52に対するCISユニット140の位置決め精度(両者間の直交精度)は、筐体70と保持器との間の取付精度及び当該保持器とガイドシャフト52との間の取付精度が要因となってしまうため、ガイドシャフト52の軸方向とCISユニット140の長手方向との正確な直交関係の実現は、一般に容易ではない。ところが、本実施形態では、上記第1の実施形態と同様に上記ガイドシャフト52が直接に筐体70に連結されているから、ガイドシャフト52に対して筐体70が正確に取り付けられるだけで、ガイドシャフト52の軸方向とCISユニット140の長手方向との正確な直交関係が容易に実現される。しかも、本実施形態では、上記スライドローラ141、142によって、CISユニット140の滑らかなスライドが実現されるから、CISユニット140のスライド中においてもガイドシャフト52の軸方向とCISユニット140の長手方向との正確な直交関係が維持される。
【0124】
このように、本実施形態では、CISユニット140の筐体70が上記軸受部65を備えていることから、画像読取装置30の部品点数が削減され、したがって、CISユニット140及びこれが組み込まれた画像読取装置30がコスト安価に構成される。加えて、部品点数が削減されることにより、CISユニット140の筐体70が直接にガイドシャフト52に取り付けられるから、ガイドシャフト52の軸方向とCISユニット140の長手方向とが正確に直交し、その結果、高精度な画像の読み取りが実現される。
【0125】
また、本実施形態では、上記軸受部65が一対のボス118、119に貫通孔149、150が設けられることにより構成されているから、軸受部65の構造がきわめて簡単である。したがって、画像読取装置30の製造コストが一層低減される。
【0126】
さらに、本実施形態では、CISユニット140をスライドさせるための駆動力は、上記筐体70に設けられた連結部125に伝達される。この連結部125は、上記駆動力が作用する作用点を構成する。したがって、上記筐体70は直接に上記駆動力を受けることになるので、CISユニット140の迅速且つ滑らかなスライドが実現される。特に、本実施形態では、この連結部125が上記軸受部65に設けられているので、この軸受部65が上記駆動力を受けることになる。しかも、この軸受部65は、ガイドシャフト52に支持された状態となっているから、上記駆動力の作用点は、ガイドシャフト52の近傍に位置することになる。そのため、上記駆動力が当該軸受部65に作用した場合であっても、上記筐体70に加えられる回転モーメント(ガイドシャフト52の軸方向に対して筐体70を回転させるモーメント)は小さい。したがって、上記筐体70がガイドシャフト52に対してスライドするときに、CISユニット140が傾くことが確実に防止され、ガイドシャフト52の軸方向とCISユニット140の長手方向との直交状態が確実に維持されるという利点がある。
【0127】
また、本実施形態では、上記ボス118、119が筐体70の中央に設けられていることから、上記軸受部65も筐体70の中央に設けられていることになり、当該筐体70は、その中央が上記ガイドシャフト52によって支持されることになる。したがって、筐体70がガイドシャフト52に対してスライドするときに、上記回転モーメントがより小さくなり、その結果、ガイドシャフト52の軸方向とCISユニット140の長手方向との直交状態が一層確実に維持されるという利点がある。
【0128】
加えて、本実施形態では、図9及び図10に図示されていないが、上記第1の実施形態と同様に、電気ケーブル134を保持するケーブル保持部130が上記筐体70に設けられている(図6及び図7参照)。したがって、上記電気ケーブル134がコンパクトに配線処理されるという利点がある。また、前述のように、電気ケーブル134がケーブル保持部130に保持されることにより、電気ケーブル134に張力が発生した場合であっても、コネクタに過大な力学的負荷がかかることはない。さらに、ケーブル保持部130が筐体70と一体的に設けられるから、ケーブル保持部130が筐体70と共に安価に製造され得る。すなわち、従来では、電気ケーブル134を配線するための部材が筐体70とは別個の部品として製造されていたために、画像読取装置の製造コストが上昇していたが、本実施形態では、画像読取装置30の部品点数が一層削減されるので、製造コストのさらなる低減が可能である。
【0129】
なお、本実施形態においても、上記連結部125は、上記軸受部65を構成するボス118の真下に設けられているが(図9及び図10参照)、上記第1の実施形態と同様に、この連結部125の位置は、他の位置、例えば、ボス118の側方に設けられていてもよいことは勿論である。
【産業上の利用可能性】
【0130】
本発明は、複写機や複合機に採用される画像読取装置に適用され得る。
【図面の簡単な説明】
【0131】
【図1】図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の外観斜視図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の読取載置台の平面図である。
【図3】図3は、本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の読取載置台の断面図である。
【図4】図4は、本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の読取載置台の平面図であって、ベルト駆動機構の構造を示している。
【図5】図5は、本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の画像読取ユニットの要部拡大斜視図である。
【図6】図6は、本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置のCISユニットの斜め上方から見た斜視図である。
【図7】図7は、本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置のCISユニットの斜め下方から見た斜視図である。
【図8】図8は、本発明の第1の実施形態の変形例に係るCISユニットの斜め下方から見た斜視図である。
【図9】図9は、本発明の第2の実施形態に係る画像読取装置の画像読取ユニットの要部拡大斜視図である。
【図10】図10は、本発明の第2の実施形態に係る画像読取装置のCISユニットの斜視図である。
【図11】図11は、従来の一般的な画像読取装置の断面図である。
【図12】図12は、図6における切断線XII−XIIの断面図である。
【符号の説明】
【0132】
30・・・画像読取装置
31・・・読取載置台
34・・・本体フレーム
35・・・コンタクトガラス板
36・・・画像読取ユニット
39・・・下フレーム
40・・・上面
41・・・開口
50・・・CISユニット
52・・・ガイドシャフト
53・・・ベルト駆動機構
63・・・コイルバネ
65・・・軸受部
66・・・内底面
70・・・筐体
72・・・受光素子
73・・・ライトガイド
74・・・筐体の上面
75・・・コンタクトガラス板の裏面
95・・・コンタクトガラス板の表面
118・・・ボス
119・・・ボス
121・・・貫通孔
125・・・連結部
126・・・平板
127・・・平板
128・・・コネクタ
130・・・ケーブル保持部
131・・・平板
132・・・平板
134・・・電気ケーブル
140・・・CISユニット
141・・・スライドローラ
142・・・スライドローラ
143・・・ローラフレーム
149・・・貫通孔
150・・・貫通孔




 

 


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