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画像データ処理システム、制御装置、および画像変換プログラム - ブラザー工業株式会社
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発明の名称 画像データ処理システム、制御装置、および画像変換プログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−13599(P2007−13599A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−191956(P2005−191956)
出願日 平成17年6月30日(2005.6.30)
代理人 【識別番号】100082500
【弁理士】
【氏名又は名称】足立 勉
発明者 山中 剛志
要約 課題
画像記録装置の状態を検出し、この検出結果に基づいて画像データを変換する画像データ処理システムにおいて、装置状態の検出結果が正常か否かを使用者に知らせ、使用者が、検出結果が正常であるか否かを認識した上で画像変換を実行させることができるようにする。

解決手段
プリンタとの間で通信可能に接続されたホスト装置は、プリンタからプリンタに対応する装置情報を取得し、この装置情報をRAMに記憶させる。次いで、RAMに記憶された装置情報が、予め定められた範囲の値になっているか否かを判定し、この判定結果に基づいて、装置情報が正常に取得されたか否かを報知する。そして、RAMに記憶された装置情報を利用して画像データを変換するか否かを示す指令を取得し、指令に基づいて画像データを変換し、画像データを装置情報に対応するプリンタに提供する。
特許請求の範囲
【請求項1】
予め画像記録装置に対応する装置情報を記憶する第1記憶手段と、
前記第1記憶手段に記憶された装置情報が、予め定められた範囲の値になっているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記装置情報の内容が正しいか否か報知する報知手段と、
前記第1記憶手段に記憶された装置情報を利用して画像データを変換するか否かを示す指令を取得する指令取得手段と、
前記指令に基づいて画像データを変換する変換手段と、
前記画像データを前記装置情報に対応する画像記録装置に提供する画像データ提供手段と、
を備えたことを特徴とする画像データ処理システム。
【請求項2】
画像記録装置から装置情報を取得する装置情報取得手段と、
前記装置情報を記憶する第1記憶手段と、
前記第1記憶手段に記憶された装置情報が、正常に取得されたか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記装置情報が正常に取得されたか否かを報知する報知手段と、
前記第1記憶手段に記憶された装置情報を利用して画像データを変換するか否かを示す指令を取得する指令取得手段と、
前記指令に基づいて画像データを変換する変換手段と、
前記画像データを前記装置情報に対応する画像記録装置に提供する画像データ提供手段と、
を備えたことを特徴とする画像データ処理システム。
【請求項3】
装置情報の要求を受けると装置情報を提供する装置情報提供手段を備えた画像記録装置に、装置情報を要求する要求手段と、
前記画像記録装置から装置情報を取得する装置情報取得手段と、
前記装置情報取得手段によって取得した装置情報を格納する第1記憶手段と、
前記装置情報取得手段による装置情報の取得結果を報知する報知手段と、
前記第1記憶手段に記憶された装置情報を利用して画像データを変換するか否かを示す指令を取得する指令取得手段と、
前記指令に基づいて画像データを変換する変換手段と、
前記画像データを前記画像記録装置情報に対応する画像記録装置に提供する画像データ提供手段と、
を備えたことを特徴とする画像データ処理システム。
【請求項4】
前記装置情報取得手段により装置情報を正常に取得できたか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段が装置情報を正常に取得できなかったと判定した場合に、前記変換手段が、前記第1記憶手段に格納された装置情報に基づいて、画像データを変換しないように設定する設定手段と、
を備えたことを特徴とする請求項3に記載の画像データ処理システム。
【請求項5】
前記設定手段は、前記判定手段が装置情報を正常に取得できたと判定した場合に、前記変換手段が、前記第1記憶手段に格納された装置情報に基づいて、画像データの変換をするように自動で設定し、
前記変換手段は、前記設定手段による設定に基づいて、画像データを変換すること
を特徴とする請求項4に記載の画像データ処理システム。
【請求項6】
前記画像記録装置における特定の装置状態を表す基準情報が予め格納された第2記憶手段を備え、
前記設定手段は、前記判定手段が装置情報を正常に取得できなかったと判定した場合に、前記変換手段が、前記第2記憶手段に格納された基準情報に基づいて、画像データを変換するように設定し、
前記変換手段は、前記設定手段による設定に基づいて、前記第1記憶手段に格納された装置情報または前記第2記憶手段に格納された基準情報に基づいて画像データを変換すること
を特徴とする請求項4または請求項5に記載の画像データ処理システム。
【請求項7】
前記変換手段により画像データを変換する際に、前記第1記憶手段に格納された装置情報を使用させるか、前記第2記憶手段に格納された基準情報を使用させるかを、使用者の操作により外部入力させるための入力手段を備え、
前記設定手段は、前記入力手段を介して入力される指令に基づいて、前記変換手段が画像データの変換を行う際に使用する情報を設定すること
を特徴とする請求項6に記載の画像データ処理システム。
【請求項8】
前記報知手段は、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記入力手段を入力可または入力不可とすることで前記報知を実現することを特徴とする請求項7に記載の画像データ処理システム。
【請求項9】
前記設定手段は、前記判定手段が装置情報を取得できたと判定した場合に、前記入力手段を前記第1記憶手段に格納された装置情報に基づいて画像データを変換するよう自動で設定し、
前記変換手段は、前記設定手段による設定に基づいて、前記第1記憶手段に格納された装置情報または前記第2記憶手段に格納された基準情報に基づいて画像データを変換すること
を特徴とする請求項7または請求項8に記載の画像データ処理システム。
【請求項10】
前記装置情報取得手段は、予め設定されたタイミングで繰り返し装置情報を取得することを特徴とする請求項1〜請求項9の何れかに記載の画像データ処理システム。
【請求項11】
前記装置情報取得手段により装置情報が取得される際に、前記装置情報を取得する旨を使用者に報知する取得報知手段を備えたことを特徴とする請求項10に記載の画像データ処理システム。
【請求項12】
前記画像記録装置は、外部装置との間で通信を行うための第1通信手段を備え、この第1通信手段を介して前記装置情報の要求を受けると前記装置情報をこの情報の要求元である外部装置に送信し、前記第1通信手段を介して画像データを受信すると、取得した画像データに基づく画像を被記録媒体上に形成する画像形成装置であって、
前記第1記憶手段と、前記装置情報取得手段と、前記報知手段と、前記変換手段とは、
前記画像形成装置との間で通信を行うための第2通信手段と、
前記変換手段による変換後の画像データを、前記第2通信手段を介して前記画像形成装置に送信する送信手段と、
を有する外部装置である制御装置に備えられていること
を特徴とする請求項1〜請求項11の何れかに記載の画像データ処理システム。
【請求項13】
画像データを構成する各画素の色を補正する際の基準となる色を表す基準色情報を予め記憶しておく基準色情報記憶手段を備え、
前記装置情報取得手段は、前記装置情報としてキャリブレーション情報を含む情報を取得し、
前記変換手段は、前記第1記憶手段に記憶されたキャリブレーション情報と、前記基準色情報記憶手段に記憶された基準色情報とに基づいて、色補正のための補正値を算出し、前記画像データを算出した補正値に基づいて、前記画像データの各画素の色を補正することにより新たな画像データに変換すること
を特徴とする請求項1〜請求項12の何れかに記載の画像データ処理システム。
【請求項14】
装置情報の要求を受けると装置情報を提供する装置情報提供手段を備えた画像記録装置に、装置情報を要求する要求手段と、
前記画像記録装置から装置情報を取得する装置情報取得手段と、
前記装置情報取得手段によって取得した装置情報を格納する第1記憶手段と、
前記装置情報取得手段による装置情報の取得結果を報知する報知手段と、
前記第1記憶手段に記憶された装置情報を利用して画像データを変換するか否かを示す指令を取得する指令取得手段と
前記指令に基づいて画像データを変換する変換手段と、
前記画像データを前記画像記録装置情報に対応する画像記録装置に提供する画像データ提供手段と、
を備えたことを特徴とする制御装置。
【請求項15】
自己の装置状態を表す装置情報の要求を受けるとこの装置情報を要求元に送信する画像記録装置との間で通信を行うための通信手段と、
前記画像記録装置の装置状態を表す装置情報を格納するための第1記憶手段と、
を備えた装置において画像データを変換するために実行可能な画像変換プログラムであって、
前記通信手段を介して前記装置情報を前記画像記録装置から取得する装置情報取得工程と、
前記装置情報取得工程による装置情報の取得結果を報知する報知工程と、
前記第1記憶手段に記憶された装置情報を利用して画像データを変換するか否かを示す指令を取得する指令取得工程と、
前記指令に基づいて画像データを変換する変換工程と、
前記画像データを前記画像記録装置情報に対応する画像記録装置に提供する画像データ提供工程と、
を備えたことを特徴とする画像変換プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像記録装置の状態を検出し、この検出結果に基づいて画像データを処理する画像データ処理システム、制御装置、および画像変換プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、キャリブレーション処理を実行可能な印刷装置と、この印刷装置に対して印刷ジョブを送信するホスト装置と、を備えたシステムが広く知られている。
このシステムにおいて、ホスト装置は、印刷処理前に、使用者によりキャリブレーション情報を取得する旨の指令が入力されると、印刷装置からキャリブレーション情報を取得し、この情報をRAMに保存する。そして、使用者により印刷指令が入力されると、RAM内のキャリブレーション情報に基づいて印刷ジョブを生成して印刷装置に送信する。
【特許文献1】特開2000−155653号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記システムにおいて、ホスト装置は、印刷装置からキャリブレーション情報を取得するまで、キャリブレーション情報を取得する処理を繰り返すように設定されている。このため、キャリブレーション情報を取得できない場合には印刷を行うことができない。
【0004】
また、キャリブレーション情報を取得できたとしても、この情報に異常がある場合がある。このような場合には、異常があるキャリブレーション情報に基づいて印刷ジョブを生成することになるため、印刷結果も異常なものになってしまうが、使用者は正常なキャリブレーション情報を使用して印刷を行ったのか否かを瞬時に判定できない。このため、使用者は、例えば、全ての印刷物を目視や測色器等の器具を使用することにより確認する必要があり、その確認作業が繁雑になるという問題点があった。
【0005】
ここで、このような問題点は、キャリブレーション情報を取得する場合に限らず、画像記録装置の状態を取得し、この取得結果に基づいて画像データを変換するシステムであれば、同様に発生する虞がある。
【0006】
そこで、このような問題点を鑑み、画像記録装置の状態を検出し、この検出結果に基づいて画像データを変換する画像データ処理システムにおいて、装置状態の検出結果が正常か否かを使用者に知らせ、使用者が、検出結果が正常であるか否かを認識した上で画像変換を実行させることができるようにすることを本発明の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる目的を達成するために成された請求項1に記載の画像データ処理システムは、予め画像記録装置に対応する装置情報を記憶する第1記憶手段と、前記第1記憶手段に記憶された装置情報が、予め定められた範囲の値になっているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記装置情報の内容が正しいか否か報知する報知手段と、前記第1記憶手段に記憶された装置情報を利用して画像データを変換するか否かを示す指令を取得する指令取得手段と、前記指令に基づいて画像データを変換する変換手段と、前記画像データを前記装置情報に対応する画像記録装置に提供する画像データ提供手段と、を備えたことを特徴としている。
【0008】
また、請求項2に記載の画像データ処理システムは、画像記録装置から装置情報を取得する装置情報取得手段と、前記装置情報を記憶する第1記憶手段と、前記第1記憶手段に記憶された装置情報が、正常に取得されたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記装置情報が正常に取得されたか否かを報知する報知手段と、前記第1記憶手段に記憶された装置情報を利用して画像データを変換するか否かを示す指令を取得する指令取得手段と、前記指令に基づいて画像データを変換する変換手段と、前記画像データを前記装置情報に対応する画像記録装置に提供する画像データ提供手段と、を備えたことを特徴としている。
【0009】
さらに、請求項3に記載の画像データ処理システムは、装置情報の要求を受けると装置情報を提供する装置情報提供手段を備えた画像記録装置に、装置情報を要求する要求手段と、前記画像記録装置から装置情報を取得する装置情報取得手段と、前記装置情報取得手段によって取得した装置情報を格納する第1記憶手段と、前記装置情報取得手段による装置情報の取得結果を報知する報知手段と、前記第1記憶手段に記憶された装置情報を利用して画像データを変換するか否かを示す指令を取得する指令取得手段と、前記指令に基づいて画像データを変換する変換手段と、前記画像データを前記画像記録装置情報に対応する画像記録装置に提供する画像データ提供手段と、を備えたことを特徴としている。
【0010】
即ち、上記何れかに記載の画像データ処理システムにおいては、取得した装置情報にエラーがあった場合や、この装置情報を取得できなかった場合など、装置情報に異常があった場合に、その旨を使用者に報知することができる。
【0011】
従って、このような画像データ処理システムによれば、装置情報に基づいた画像データの変換が正常に行えるか否かを使用者は知った上で、装置情報に基づいた画像データ変換の実施を行うことができる。
【0012】
ところで、請求項3に記載の画像データ処理システムにおいては、請求項4に記載のように、装置情報取得手段により装置情報を正常に取得できたか否かを判定する判定手段と、判定手段が装置情報を正常に取得できなかったと判定した場合に、変換手段が、第1記憶手段に格納された装置情報に基づいて、画像データを変換しないように設定する設定手段と、を備えていることが望ましい。
【0013】
即ち、この画像データ処理システムにおいては、装置情報を正常に取得できなかった場合には、その異常な装置情報を使用しないよう設定する。
従って、このような画像データ処理システムによれば、新たな画像データが異常な画像データになってしまうことを防止することができる。
【0014】
さらに、請求項4に記載の画像データ処理システムにおいては、請求項5に記載のように、設定手段は、判定手段が装置情報を正常に取得できたと判定した場合に、変換手段が、第1記憶手段に格納された装置情報に基づいて、画像データの変換をするように自動で設定し、変換手段は、設定手段による設定に基づいて、画像データを変換することが望ましい。
【0015】
このような画像データ処理システムによれば、正常に装置情報を取得できた場合には、その装置情報を利用しての画像変換を行うように自動で設定するので、使用者がその設定を自分で設定する手間を省くことができる。
【0016】
また、請求項4または請求項5に記載の画像データ処理システムにおいては、請求項6に記載のように、画像記録装置における特定の装置状態を表す基準情報が予め格納された第2記憶手段を備え、設定手段は、判定手段が装置情報を正常に取得できなかったと判定した場合に、変換手段が、第2記憶手段に格納された基準情報に基づいて、画像データを変換するように設定し、変換手段は、設定手段による設定に基づいて、第1記憶手段に格納された装置情報または第2記憶手段に格納された基準情報に基づいて画像データを変換することが望ましい。
【0017】
このような画像データ処理システムによれば、装置情報を正常に取得できなかった場合には、第2記憶手段に格納された基準情報に基づいて画像データ変換を行うので、常に画像データの変換を行うことができる。
【0018】
またこのとき、報知手段は、装置情報の取得結果を使用者に報知するので、使用者は基準情報を使用して画像データの変換が行われたことを容易に認識することができる。
さらに、請求項6に記載の画像データ処理システムにおいては、請求項7に記載のように、変換手段により画像データを変換する際に、第1記憶手段に格納された装置情報を使用させるか、第2記憶手段に格納された基準情報を使用させるかを、使用者の操作により外部入力させるための入力手段を備え、設定手段は、入力手段を介して入力される指令に基づいて、変換手段が画像データの変換を行う際に使用する情報を設定することが望ましい。
【0019】
このような画像データ処理システムによれば、使用者により変換手段が使用する情報(装置情報または基準情報)を選択させることができる。このため、装置情報および基準情報の何れが使用されたかを容易に使用者に認識させることができる。
【0020】
また、請求項7に記載の画像データ処理システムにおいて、報知手段は、請求項8に記載のように、判定手段による判定結果に基づいて、入力手段を入力可または入力不可とすることで報知を実現することが望ましい。
【0021】
このような画像データ処理システムによれば、取得した装置情報に異常があった場合には、装置情報を使用するか否かを外部入力するための入力手段を入力不可とするので、装置情報に異常があったときに、確実に使用者に報知することができる。よって、異常な装置情報を使用しての画像変換を防止することができる。
【0022】
さらに、請求項7または請求項8に記載のデータ処理システムにおいて、請求項9に記載のように、設定手段は、判定手段が装置情報を取得できたと判定した場合に、入力手段を第1記憶手段に格納された装置情報に基づいて画像データを変換するよう自動で設定し、変換手段は、設定手段による設定に基づいて、第1記憶手段に格納された装置情報または第2記憶手段に格納された基準情報に基づいて画像データを変換することが望ましい。
【0023】
即ち、この画像データ処理システムにおいては、正常に装置情報を取得できた場合には、その装置情報を使用しての画像変換を行うよう自動で設定する。
従って、このような画像データ処理システムによれば、使用者が自分で装置情報を使用した画像変換を行うよう設定を行う手間を省くことができる。また、正常な装置情報を取得できたにも拘わらず、基準情報を使用しての画像変換を行うことを防止することができる。
【0024】
また、請求項1〜請求項9の何れかに記載の画像データ処理システムにおいて、装置情報取得手段は、請求項10に記載のように、予め設定されたタイミングで繰り返し装置情報を取得することが望ましい。
【0025】
このような画像データ処理システムによれば、比較的新しい装置情報を使用して画像データの変換を行うので、良好な変換結果が得られ易くすることができる。
さらに、請求項10に記載の画像データ処理システムにおいては、請求項11に記載のように、装置情報取得手段により装置情報が取得される際に、装置情報を取得する旨を使用者に報知する取得報知手段を備えていることが望ましい。
【0026】
このような画像データ処理システムによれば、装置情報の更新状況とその取得結果とを使用者に分かり易く報知することができる。
また、請求項1〜請求項11の何れかに記載の画像データ処理システムにおいて、画像記録装置は、外部装置との間で通信を行うための第1通信手段を備え、この第1通信手段を介して装置情報の要求を受けると装置情報をこの情報の要求元である外部装置に送信し、第1通信手段を介して画像データを受信すると、取得した画像データに基づく画像を被記録媒体上に形成する画像形成装置である場合には、請求項12に記載のように、第1記憶手段と、装置情報取得手段と、報知手段と、変換手段とは、画像形成装置との間で通信を行うための第2通信手段と、変換手段による変換後の画像データを、第2通信手段を介して画像形成装置に送信する送信手段と、を有する外部装置である制御装置に備えられていることが望ましい。
【0027】
このような画像データ処理システムによれば、画像形成装置は、画像形成装置の装置情報に基づいて変換された画像データを受信するため、受信したデータを変換することなく印刷することができる。このため、画像形成装置の構成を簡素化することができる。
【0028】
さらに、請求項1〜請求項12の何れかに記載の画像データ処理システムにおいては、請求項13に記載のように、画像データを構成する各画素の色を補正する際の基準となる色を表す基準色情報を予め記憶しておく基準色情報記憶手段を備え、装置情報取得手段は、装置情報としてキャリブレーション情報を含む情報を取得し、変換手段は、第1記憶手段に記憶されたキャリブレーション情報と、基準色情報記憶手段に記憶された基準色情報とに基づいて、色補正のための補正値を算出し、画像データを算出した補正値に基づいて、画像データの各画素の色を補正することにより新たな画像データに変換することが望ましい。
【0029】
このような画像データ処理システムによれば、キャリブレーション情報と基準色情報とに基づいて画像データを補正するので、画像データの色補正を適正に行うことができる。
次に、請求項14に記載の制御装置は、装置情報の要求を受けると装置情報を提供する装置情報提供手段を備えた画像記録装置に、装置情報を要求する要求手段と、前記画像記録装置から装置情報を取得する装置情報取得手段と、前記装置情報取得手段によって取得した装置情報を格納する第1記憶手段と、前記装置情報取得手段による装置情報の取得結果を報知する報知手段と、前記第1記憶手段に記憶された装置情報を利用して画像データを変換するか否かを示す指令を取得する指令取得手段と、前記指令に基づいて画像データを変換する変換手段と、前記画像データを前記画像記録装置情報に対応する画像記録装置に提供する画像データ提供手段と、を備えたことを特徴としている。
【0030】
本発明の制御装置においても、上記の画像データ処理システムと同様に、取得した装置情報にエラーがあった場合や、この装置情報を取得できなかった場合など、装置情報に異常があった場合に、その旨を使用者に報知することができる。
【0031】
従って、このような制御装置によれば、装置情報に基づいた画像データの変換が正常に行えるか否かを使用者は知った上で、装置情報に基づいた画像データ変換の実施を行うことができる。
【0032】
次に、請求項15に記載の発明は、自己の装置状態を表す装置情報の要求を受けるとこの装置情報を要求元に送信する画像記録装置との間で通信を行うための通信手段と、前記画像記録装置の装置状態を表す装置情報を格納するための第1記憶手段と、を備えた装置において画像データを変換するために実行可能な画像変換プログラムであって、前記通信手段を介して前記装置情報を前記画像記録装置から取得する装置情報取得工程と、前記装置情報取得工程による装置情報の取得結果を報知する報知工程と、前記第1記憶手段に記憶された装置情報を利用して画像データを変換するか否かを示す指令を取得する指令取得工程と、前記指令に基づいて画像データを変換する変換工程と、前記画像データを前記画像記録装置情報に対応する画像記録装置に提供する画像データ提供工程と、を備えたことを特徴としている。
【0033】
本発明の画像変換プログラムにおいても、上記の画像データ処理システムや制御装置と同様に、取得した装置情報にエラーがあった場合や、この装置情報を取得できなかった場合など、装置情報に異常があった場合に、その旨を使用者に報知することができる。
【0034】
従って、このような画像変換プログラムによれば、装置情報に基づいた画像データの変換が正常に行えるか否かを使用者は知った上で、装置情報に基づいた画像データ変換の実施を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0035】
以下に本発明にかかる実施の形態を図面と共に説明する。
【実施例1】
【0036】
図1は、本発明が適用された画像データ処理システム1aを示すブロック図である。
画像データ処理システム1aは、図1に示すように、ホスト装置10と、このホスト装置10に接続されたプリンタ20a,40およびMFP(Multi Function Peripherals:複合機)20bとを備えている。
【0037】
ホスト装置10は、例えば、パーソナルコンピュータ等から構成されており、プリンタ20a,40およびMFP20bを制御する制御装置としての機能を備えている。
即ち、ホスト装置10は、このホスト装置10全体を制御するCPU11と、CPU11が動作するためのプログラムが格納されたROM12と、CPU11による処理が実行される際の作業領域として機能するRAM13(本発明でいう第1記憶手段)と、プリンタ20a,40、MFP20bとの間で双方向通信が可能なプリンタポートインターフェイス(I/F)14、USBインターフェイス18(プリンタポートインターフェイス14ともに、本発明でいう通信手段、および第2通信手段)と、を備えている。また、ホスト装置10は、大容量記憶領域として機能するハードディスクドライブ(HDD)15(本発明でいう第2記憶手段および基準色情報記憶手段)と、使用者による操作を受け付けるための操作部16(本発明でいう入力手段)と、ホスト装置10やホスト装置10に接続された各種装置の動作状態を表示する表示部17とを備えている。
【0038】
このようなホスト装置10において、CPU11は、ROM12に記憶されたプログラム、操作部16や各インターフェイス14,18を介して入力される各種指令に基づいて、ホスト装置10自身や、ホスト装置10に接続された各種装置を制御する。
【0039】
また、HDD15には、プリンタ20a,40およびMFP20bの特定の装置状態(例えば、これらの装置が所定回数(500枚、1000枚等)の画像形成動作を行ったときにおける測定データを予想したもの等)を表す基準データ(基準情報)や、プリンタ20a,40およびMFP20bが取り扱う画像データを構成する各画素の色を補正する際の基準となる色(基準色)を表す基準色情報等が予め記憶されている。
【0040】
次に、プリンタ20aおよびMFP20bは、それぞれ、公知のマイクロコンピュータとして機能するCPU21a,21b、ROM22a,22b、RAM23a,23b、およびHDD25a,25bを備えている。そして、プリンタ20aおよびMFP20bは、それぞれ、使用者による操作を受け付けるための操作キー26a,26bと、自己の動作状態を表示する表示パネル27a,27bと、各種装置の設定等の情報が記憶される不揮発性RAM28a,28bと、を備えている。また、プリンタ20aおよびMFP20bは、それぞれ、CPU21a,21bからの指令に基づいて被記録媒体(例えば、用紙や装置内部の部材)に画像形成を行う印字部29a,29bと、印字部29a,29bにより被記録媒体に形成された画像の濃度を検出する検出部30a,30bと、を備えている。
【0041】
さらに、プリンタ20aは、ホスト装置10のプリンタポートインターフェイス14との間で通信を行うためのプリンタポートインターフェイス24aを備えている。
一方、MFP20bは、ホスト装置10のUSBインターフェイス18との間で通信を行うためのUSBインターフェイス24b(プリンタポートインターフェイス24aとともに、本発明でいう第1通信手段)を備えている。なお、このUSBインターフェイス24bは、USBハブ50を介してホスト装置10に接続されている。
【0042】
そして、MFP20bは、公衆回線を介して外部と通信を行うためのモデム31と、図示しない載置台に載置された原稿を読み取るスキャナ(読み取り部)32を備えている。
また、プリンタ40については、プリンタ20aとほぼ同様の構成とされているため、説明を省略する。
【0043】
ここで、ホスト装置10に接続されたプリンタ20a,40およびMFP20b(CPU21a,21b)は、所定の条件が成立したとき(例えば、電源を投入したとき、一定の枚数の画像形成動作を行ったとき、ホスト装置10からの指令を受けたとき、予め設定された時間間隔毎に等)に、キャリブレーション動作を実行し、この動作により得られた測定データを不揮発性RAM28a,28bに記憶させる。
【0044】
このキャリブレーション動作とは、公知のキャリブレーション動作である。即ち、まず、プリンタ20a,40およびMFP20bは、印字部29a,29bにより被記録媒体上にそれぞれ濃度が異なる画像を複数形成し、この複数の画像のそれぞれについて、実際の濃度を検出部30a,30bにより測定する。そして、ホスト装置10は、この測定結果またはこの測定結果に基づいて一義的に決定される数値等のデータ(測定データ:キャリブレーション情報)をプリンタ20a,40およびMFP20bから取得する。次いで、このキャリブレーション情報と、HDD15に記憶された基準色情報とを比較することにより、実際の濃度が基準色に近づくように、測定された色について色補正のための補正値を算出する。また、実際に濃度が測定されていない色については、実際に濃度が測定された色に基づいて補間することにより色補正のための補正値を算出する。さらに、算出した補正値に基づいて、画像データの各画素の色を補正することにより新たな画像データに変換する。このようにしてキャリブレーション動作は実行される。
【0045】
このようなプリンタ20a,40およびMFP20bは、外部装置(ここではホスト装置10)から測定データの要求を受けたとき、または上記の所定の条件が成立したときに、不揮発性RAM28a,28bに記憶された測定データを外部装置(ホスト装置10)に対して送信するよう構成されている。
【0046】
次に、ホスト装置10において、例えば、プリンタ20a,40およびMFP20bの設定を行う際に実行される処理について、図2を用いて説明する。図2(a)は、ホスト装置10のCPU11が実行する初期設定処理を示すフローチャート、図2(b)は、初期設定処理の中の測定データ取得処理を示すフローチャートである。なお、初期設定処理において、S120の処理は本発明でいう報知手段および報知工程に相当する。また、S220の処理は要求手段および装置情報取得手段に相当し、S230およびS240の処理は判定手段に相当する。
【0047】
まず、初期設定処理は、例えば、使用者により操作部16を介して、特定のデバイス(ここではプリンタ20a,40およびMFP20bのうちの何れか)に対して、測定データの取得指令が入力されたとき(例えば、CPU11が図3(a)に示す画像を表示部17に表示させ、この状態において、「Get device data」が使用者により選択されたとき等)に開始される処理であって、まず、S110にて、測定データ取得処理を実行する。
【0048】
ここで、S110に示す測定データ取得処理は、図2(b)に示すように、まず、S210にて、測定データを取得しようとする特定のデバイスと通信可能であるか否かを判定する。具体的には、各インターフェイスに電源が投入された状態の特定のデバイスが接続されているか否かを判定する。
【0049】
S210にて、特定のデバイスと通信可能であればS220に移行し、特定のデバイスと通信可能でなければS265に移行する。
S220では、測定データを取得しようとするデバイスに対して、測定データを要求し、このデバイスから測定データを受信(取得)する。
【0050】
そして、S230に移行し、S230では、受信した測定データに異常があるか否かを判定する。ここで、測定データの異常とは、S220にて測定データそのものを受信できなかった場合(例えば、測定データの要求から予め設定された時間以内に測定データを受信できなかった場合)、測定データ内に含まれるはずのデータの個数が不足している場合、特定の文字列が測定データに含まれていない場合、測定データ内に含まれる各データの大小関係に異常がある場合(例えば、あるデータよりも濃度が濃い旨を表すデータが得られるはずにも拘わらず、濃度が薄い旨を表すデータが得られた場合)等が該当する。
【0051】
次に、S240に移行し、取得した測定データが正常であるか否かを判定する。測定データが正常であればS245に移行し、測定データに異常があればS265に移行する。
S245では、RAM13内の測定データ取得成功フラグをONに設定し、S250に移行する。
【0052】
S250では、取得した測定データをRAM13に記憶し、S260に移行する。
そして、S260では、RAM13内の測定データフラグをONに設定し、測定データ取得処理を終了する。
【0053】
一方、S265では、RAM13内の測定データ取得成功フラグをOFFに設定し、S270に移行する。
そして、S270では、RAM13内の測定データフラグをOFFに設定し、測定データ取得処理を終了する。
【0054】
この測定データ取得処理を終了すると、図2(a)に示す初期設定処理のS120に移行する。
S120では、RAM13に記憶された測定データ取得成功フラグに基づいて、測定データの取得結果を表示部17に表示させ、初期設定処理を終了する。
【0055】
ここで、初期設定処理のS120においてCPU11が表示部17に表示させる画像の表示例を図3に示す。図3(a)は測定データ取得成功フラグがONに設定されているときに表示部17に表示させる画像の一例を示す説明図、図3(b)は測定データ取得成功フラグがOFFに設定されているときに表示部17に表示させる画像の一例を示す説明図である。
【0056】
図3(a)に示すように、測定データ取得成功フラグがONに設定されているときにおいては、表示部17には、「Use calibration data」の文字、およびその左側に位置するチェック欄が通常の文字(濃い文字)で表示される。また、このとき、測定データフラグがONに設定されていれば、チェック欄にチェック「レ」が入力された状態で表示される。つまり、使用者がチェック「レ」を入力する手間を省けるように設定されている。また、使用者が操作部16を操作することにより、このチェック「レ」を外すこともできる。このように使用者により表示部17上にてチェック「レ」が外された場合には、RAM13内の測定データフラグはOFFに設定される。
【0057】
即ち、測定データ取得成功フラグがONに設定されているときにおいては、初期設定処理により取得された測定データを、後述する印刷データ作成処理の際に使用するか否かを使用者により選択可能に構成している。
【0058】
一方、測定データ取得成功フラグがOFFに設定されているときにおいては、測定データフラグは常にOFFに設定されるので、表示部17には、「Use calibration data」のチェック欄にチェック「レ」を入力しない状態で表示される。
【0059】
さらに、この場合には、「Use calibration data」の文字、およびそのチェック欄を、測定データ取得成功フラグがONに設定されているときよりも淡い文字で表示させるとともに、使用者により測定データを使用するか否かの設定をさせないようにする。つまり、この処理においては、測定データ取得成功フラグがONに設定されているときのみに、後述する印刷データ作成処理の際に測定データを使用するか否かを使用者により選択可能に表示部17に表示させる。そして、測定データが取得できたか否かも、「Use calibration data」の文字を淡い文字にするか否かにより使用者に報知している。
【0060】
次に、プリンタ20a,40およびMFP20bのうちの何れかを使用して印刷を行う際の処理について図4を用いて説明する。図4はホスト装置10のCPU11が実行する印刷データ作成処理を示すフローチャートである。なお、印刷データ作成処理において、S340の処理は本発明でいう取得報知手段に相当し、S360の処理は報知手段および報知工程に相当する。また、S370の処理は指令取得手段および指令取得工程に相当し、S380の処理は設定手段に相当する。さらに、S390〜S410の処理は変換手段に相当し、S420の処理は画像データ提供手段および送信手段に相当する。
【0061】
この印刷データ作成処理は、例えば、使用者により操作部16を介して印刷しようとする画像データを指定した印刷指令が入力されると開始される処理であって、まず、S310にて、印刷しようとするデータをRAM13に書き出す。ここで、RAM13には、RGB表記されたデータで書き込みが行われる。
【0062】
次いで、S320に移行し、RAM13に書き込まれたRGBデータを、プリンタ20a,40、MFP20bにて一般的に取り扱うCMYKデータに変換する。なお、この処理は、公知の数式を用いて実行される。
【0063】
そして、S330に移行し、このデータを印刷しようとするプリンタから、前回、測定データの取得に成功してから一定時間(予め設定された時間。例えば、2日程度)が経過したか否かを判定する。一定時間が経過していればS340に移行し、一定時間以内であればS370に移行する。
【0064】
S340では、測定データの取得を開始する旨を表示部17に表示させ、S350に移行する。
次に、S350、およびS360では、測定データを更新するために、初期設定処理のS110、およびS120の処理と同様の処理を行う。そして、これらの処理が終了するとS370に移行する。
【0065】
S370では、測定データを使用するか否かの指令(即ち、測定データフラグ)を取得し、S380に移行する。
S380では、測定データフラグがONに設定されているか否かを判定する。測定データフラグがONに設定されていればS390に移行し、測定データフラグがOFFに設定されていればS400に移行する。
【0066】
S390では、RAM13内に記憶された測定データを使用して、印刷するデータを構成するこのデータを画素毎に色補正を行い、S410に移行する。
一方、S400では、HDD15内に記憶された基準データを使用して、印刷するデータをこのデータを構成する画素毎に色補正を行い、S410に移行する。
【0067】
そして、S410では、色補正を行ったデータを、使用するデバイスに対応するプリンタ言語に応じた印刷データに展開し、S420に移行する。
次いで、S420では、展開した印刷データをデバイスに送信し、印刷データ作成処理を終了する。
【0068】
以上のように詳述した画像データ処理システム1aにおいてホスト装置10は、プリンタ20a,40、MFP20bに対応する測定データを記憶するRAM13を備えている。そして、ホスト装置10(CPU11)は、初期設定処理にて、測定データの要求を受けると測定データを提供する装置情報提供手段を備えたプリンタ20a,40、MFP20bに、測定データを要求し、プリンタ20a,40、MFP20bから測定データを取得し、この測定データをRAM13に記憶させる。次いで、RAM13に記憶された測定データが、予め定められた範囲の値になっているか否か、および測定データが正常に取得されたか否かを判定し、判定手段による判定結果に基づいて、測定データが正常に取得されたか否か(内容が正しいか否か)を報知する。そして、ホスト装置10(CPU11)は、RAM13に記憶された測定データを利用して画像データを変換するか否かを示す指令を取得し、指令に基づいて画像データを変換し、画像データを測定データに対応するプリンタ20a,40、MFP20bに提供する。
【0069】
即ち、上記何れかに記載の画像データ処理システム1aにおいては、取得した測定データにエラーがあった場合や、この測定データを取得できなかった場合など、測定データに異常があった場合に、その旨を使用者に報知することができる。
【0070】
従って、このような画像データ処理システムによれば、測定データに基づいた画像データの変換が正常に行えるか否かを使用者は知った上で、測定データに基づいた画像データ変換の実施を行うことができる。
【0071】
また、上記の画像データ処理システム1aにおいては、印刷データ作成処理にて、測定データを正常に取得できなかったと判定した場合に、RAM13に格納された測定データに基づいて、画像データを変換しないように設定する。
【0072】
即ち、この画像データ処理システムにおいては、測定データを正常に取得できなかった場合には、その異常な測定データを使用しないよう設定する。
従って、このような画像データ処理システムによれば、新たな画像データが異常な画像データになってしまうことを防止することができる。
【0073】
さらに、この画像データ処理システム1aにおいては、印刷データ作成処理にて、測定データを正常に取得できたと判定した場合に、RAM13に格納された測定データに基づいて、画像データの変換をするように自動で設定し、この設定に基づいて、画像データを変換する。
【0074】
従って、このような画像データ処理システムによれば、正常に測定データを取得できた場合には、その測定データを利用しての画像変換を行うように自動で設定するので、使用者がその設定を自分で設定する手間を省くことができる。
【0075】
また、この画像データ処理システム1aにおいて、ホスト装置10は、プリンタ20a,40、MFP20bにおける特定の装置状態を表す基準データが予め格納されたHDD15を備えている。そして、ホスト装置10は、印刷データ作成処理にて、測定データを正常に取得できなかった場合に、HDD15に格納された基準データに基づいて、画像データを変換するように設定し、この設定に基づいて、RAM13に格納された測定データまたはHDD15に格納された基準データに基づいて画像データを変換する。
【0076】
従って、このような画像データ処理システム1aによれば、測定データを正常に取得できなかった場合には、HDD15に格納された基準データに基づいて画像データ変換を行うので、常に画像データの変換を行うことができる。
【0077】
またこのとき、測定データの取得結果を使用者に報知するので、使用者は基準データを使用して画像データの変換が行われたことを容易に認識することができる。
さらに、この画像データ処理システム1aにおいては、印刷データ作成処理にて画像データを変換する際に、RAM13に格納された測定データを使用させるか、HDD15に格納された基準データを使用させるかを、使用者の操作により外部入力させるための操作部16を備えている。そして、ホスト装置10は、印刷データ作成処理にて、操作部16を介して入力される指令に基づいて、画像データの変換を行う際に使用する情報を設定する。
【0078】
従って、このような画像データ処理システム1aによれば、使用者により画像変換に使用する情報(測定データまたは基準データ)を選択させることができる。このため、測定データおよび基準データの何れが使用されたかを容易に使用者に認識させることができる。
【0079】
また、この画像データ処理システム1aにおいて、測定データを正常に受信できたか否かの判定結果に基づいて、操作部16を入力可または入力不可とすることで報知を実現する。
【0080】
このような画像データ処理システムによれば、取得した測定データに異常があった場合には、測定データを使用するか否かを外部入力するための操作部16を入力不可とするので、測定データに異常があったときに、確実に使用者に報知することができる。よって、異常な測定データを使用しての画像変換を防止することができる。
【0081】
さらに、このデータ処理システム1aにおいては、印刷データ作成処理にて、測定データを取得できたと判定した場合に、操作部16をRAM13に格納された測定データに基づいて画像データを変換するよう自動で設定し(つまり、チェック欄にチェック「レ」を入力した状態に自動設定し)、この設定に基づいて、RAM13に格納された測定データまたはHDD15に格納された基準データに基づいて画像データを変換する。
【0082】
即ち、この画像データ処理システム1aにおいては、正常に測定データを取得できた場合には、その測定データを使用しての画像変換を行うよう自動で設定する。
従って、このような画像データ処理システム1aによれば、使用者が自分で測定データを使用した画像変換を行うよう設定を行う手間を省くことができる。また、正常な測定データを取得できたにも拘わらず、基準データを使用しての画像変換を行うことを防止することができる。
【0083】
さらに、この画像データ処理システム1aにおいては、印刷データ作成処理にて、再び測定データが取得される際に、測定データを取得する旨を使用者に報知する。
従って、このような画像データ処理システム1aによれば、測定データの更新状況とその取得結果とを使用者に分かり易く報知することができる。
【0084】
また、この画像データ処理システム1aにおいて、プリンタ20a,40、MFP20bは、外部装置(ホスト装置10)との間で通信を行うためのプリンタポートインターフェイス24a(USBインターフェイス24b)を備え、このプリンタポートインターフェイス24a(USBインターフェイス24b)を介して測定データの要求を受けると測定データをこの情報の要求元である外部装置(ホスト装置10)に送信し、プリンタポートインターフェイス24a(USBインターフェイス24b)を介して画像データを受信すると、取得した画像データに基づく画像を被記録媒体上に形成する画像形成装置として構成されている。そして、初期設定処理および印刷データ作成処理は、ホスト装置10側で実行される。
【0085】
従って、このような画像データ処理システム1aによれば、画像形成装置は、画像形成装置の測定データに基づいて変換された画像データを受信するため、受信したデータを変換することなく印刷することができる。このため、画像形成装置の構成を簡素化することができる。
【0086】
さらに、この画像データ処理システム1aにおいては、HDD15に画像データを構成する各画素の色を補正する際の基準となる色を表す基準色情報を予め記憶しておき、ホスト装置10は、測定データとしてキャリブレーション情報を含む情報を取得する。そして、ホスト装置10は、RAM13に記憶されたキャリブレーション情報と、基準色情報記憶手段に記憶された基準色情報とに基づいて、色補正のための補正値を算出し、画像データを算出した補正値に基づいて、画像データの各画素の色を補正することにより新たな画像データに変換する。
【0087】
従って、このような画像データ処理システムによれば、キャリブレーション情報と基準色情報とに基づいて画像データを補正するので、画像データの色補正を適正に行うことができる。
【実施例2】
【0088】
次に、別形態の画像データ処理システム1bについて説明する。本実施例(実施例2)にて説明する画像データ処理システム1bは、印刷データ作成処理の一部分が異なるのみであって、その他の構成は実施例1の画像データ処理システム1aと同様の構成である。従って、本実施例(実施例2)では、実施例1の画像データ処理システム1aと異なる箇所のみを詳述し、実施例1の画像データ処理システム1aと同様の箇所については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0089】
本実施例の印刷データ作成処理について、図5を用いて説明する。図5はホスト装置10(本発明でいう制御装置)のCPU11が実行する印刷データ作成処理を示すフローチャートである。なお、S540の処理は本発明でいう設定手段に相当する。
【0090】
本実施例の印刷データ作成処理においては、実施例1の印刷データ作成処理におけるS330の処理に換えて、S510およびS520の処理を行うとともに、S530およびS540の処理を追加している。
【0091】
即ち、本実施例の印刷データ作成処理においては、S320の処理を終了すると、S510に移行し、測定データを再取得するか否かを使用者に選択させるための画像を表示部17に表示させる。
【0092】
そして、S520に移行し、使用者により操作部16を介して何らかの指令が入力されたか否かを判定する。操作部16を介した指令の入力がなければS520を繰り返し、操作部16を介して測定データを再取得する旨の指令が入力されればS340に移行し、操作部16を介して測定データを再取得しない旨の指令が入力されればS380に移行する。
【0093】
そして、S380では、測定データフラグがONに設定されているか否かを判定し、測定データフラグがONに設定されていればS530に移行する。
S530では、取得した測定データを使用するか否かを使用者に選択させるための画像を表示部17に表示させる。
【0094】
そして、S540に移行し、使用者により操作部16を介して何らかの指令が入力されたか否かを判定する。操作部16を介した指令の入力がなければS540を繰り返し、操作部16を介して測定データを使用する旨の指令が入力されればS390に移行し、操作部16を介して測定データを使用しない旨の指令が入力されればS400に移行する。
【0095】
このような画像データ処理システム1bによれば、実施例1の画像データ処理システム1aと同様の効果が得られる。
なお、本発明の実施の形態は、上記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
【0096】
例えば、上記各実施例において、図2に示す初期設定処理は、測定データの取得指令が入力されたときに開始されるよう設定したが、例えば、定期的に実行されてもよいし、各デバイスが測定データを不揮発性RAM28a,28bに記憶させたときに実行されてもよい。このようにすれば、比較的新しい測定データを使用して画像データの変換を行うので、良好な変換結果が得られ易くすることができる。なお、この場合には、S330(S510)〜S360の処理は不要となる。
【0097】
また、2回目以降の測定データ取得処理の際には、S240の処理において、取得した測定データに異常があった場合には、S265に移行することなく、そのまま測定データ取得処理を終了するよう構成してもよい。
【0098】
この場合には、2回目以降の測定データ取得処理の際には、測定データ取得成功フラグおよび測定データフラグをOFFに設定しないので、過去に測定データの取得に成功していれば、そのときの測定データを使用して印刷データ作成処理を行うことができる。
【0099】
また、本実施例にてホスト装置10が行う各種処理は、プリンタやMFPがホスト装置10に接続されている場合に限らず、FAX等のコンピュータで作成した文字データや画像データ、図形データ等を、紙やOHPシート等の被記憶媒体に形成、印刷する装置である画像記録装置がホスト装置10に接続されている場合であれば適用することができる。
【0100】
さらに、ホスト装置10が行う各種処理は、装置情報としてキャリブレーション情報を取得する場合に限らず、画像記録装置の状態を取得し、この取得結果に基づいて画像データを変換するシステムであれば、同様に適用することができる。
【0101】
また、ホスト装置10の機能を画像記録装置内に内蔵していてもよく、この場合には、画像記録装置にて、本実施例でホスト装置10が行った各種処理を実現するように構成すれば、本実施例と同様の効果が得られる。
【0102】
さらに、上記実施例においては、測定データが取得できたか否かを、「Use calibration data」の文字を淡い文字にするか否かにより使用者に報知したが、装置情報(測定データ)の取得に成功した旨、或いは失敗した旨を直接的なメッセージ(テキスト)を表示部17に表示させることにより報知してもよい。このとき、装置情報の取得に成功した旨を表示していれば、その後、装置情報を使用して印刷処理を行うか否かの表示(図3相当)を表示部17に表示させ、使用者に装置情報を使用するか否かを選択させるようにしてもよい。
【0103】
このようにすれば、装置情報の取得結果をより明確に報知することができる。
また、上記実施例の印刷データ作成処理において、S330では、前回、測定データの取得に成功してから一定時間が経過したか否かを判定したが、例えば、一定枚数の印刷を行ったか否かを判定するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0104】
【図1】画像データ処理システムを示すブロック図である。
【図2】初期設定処理を示すフローチャート(a)、初期設定処理の中の測定データ取得処理を示すフローチャート(b)である。
【図3】測定データ取得成功フラグがONに設定されているときに表示部に表示させる画像の一例を示す説明図(a)、測定データ取得成功フラグがOFFに設定されているときに表示部に表示させる画像の一例を示す説明図(b)である。
【図4】実施例1の印刷データ作成処理を示すフローチャートである。
【図5】実施例2の印刷データ作成処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0105】
1a…画像データ処理システム、1b…画像データ処理システム、10…ホスト装置、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…プリンタポートインターフェイス、15…HDD、16…操作部、17…表示部、18…USBインターフェイス、20a…プリンタ、20b…MFP、21a,21b…CPU、22a,22b…ROM、23a,23b…RAM、24a…プリンタポートインターフェイス、24b…USBインターフェイス、25a,25b…HDD、26a,26b…操作キー、27a,27b…表示パネル、28a,28b…不揮発性RAM、29a,29b…印字部、30a,30b…検出部、31…モデム、32…読み取り部、40…プリンタ、50…USBハブ。




 

 


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