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印刷制御装置、及び、プログラム - ブラザー工業株式会社
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発明の名称 印刷制御装置、及び、プログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−11701(P2007−11701A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−191958(P2005−191958)
出願日 平成17年6月30日(2005.6.30)
代理人 【識別番号】100082500
【弁理士】
【氏名又は名称】足立 勉
発明者 森 博己
要約 課題
ユーザが簡単な操作で印刷制御装置に所望の印刷処理を実行させることが可能な技術を提供する。

解決手段
本発明が適用されたPCは、ユーザから印刷指示が入力されると、印刷設定データの値(デフォルト値)を、印刷処理時の動作を決定付ける印刷パラメータに設定する(S220)。また、印刷指示が入力された時点でのキーボードにおける特定キー(ユーザ定義データに登録されたキー)の押下状況を判定する(S230〜S300)。そして、この判定結果に従い、印刷パラメータの値を、S220で初期設定した印刷設定データの値(デフォルト値)のままで保持するか、ユーザ定義データが示す値に変更するか決定する。具体的に、押下されたキーに対応するパラメータについては、ユーザ定義データが示す値を印刷パラメータに設定する(S280)。そして、設定変更された印刷パラメータの値に従って、印刷対象データを印刷処理する(S310)。
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザが操作可能な複数のキーを備える入力システムを通じて、ユーザから印刷指示が入力されると、印刷方法に関するパラメータの設定値に従って、予め定められた印刷対象データを印刷処理し、印刷装置に、前記設定値に対応する印刷方法で、前記印刷対象データに基づく画像を形成させる印刷制御手段と、
前記入力システムに備えられたキーが押下されることにより生じる前記入力システムからの入力信号に基づき、前記印刷指示が入力された時点での前記入力システムにおける特定キーの押下状況を判定する判定手段と、
前記印刷処理の実行前に、前記判定手段の判定結果に基づき、前記印刷制御手段に対して設定するパラメータの値を決定し、この決定結果に従って、前記印刷制御手段に対して、前記パラメータの値を設定する設定手段と、
を備えることを特徴とする印刷制御装置。
【請求項2】
前記印刷方法に関するパラメータの値を示すユーザ定義データを記憶する記憶装置と、
前記入力システムからの入力信号に基づき、前記記憶装置が記憶するユーザ定義データを、ユーザにより指定された値を示すユーザ定義データに更新する更新手段と、
を備え、
前記設定手段は、前記判定手段の判定結果に応じて、予め定められたデフォルト値、又は、前記記憶装置が記憶するユーザ定義データが示す値を、前記印刷制御手段に対して設定するパラメータの値に決定する構成にされていることを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
【請求項3】
前記設定手段は、前記判定手段にて特定キーが押下されていないと判定された場合、デフォルト値を、前記印刷制御手段に対して設定するパラメータの値に決定し、前記判定手段にて特定キーが押下されていると判定された場合、前記ユーザ定義データが示す値を、前記印刷制御手段に対して設定するパラメータの値に決定する構成にされていることを特徴とする請求項2記載の印刷制御装置。
【請求項4】
前記設定手段が設定対象とする前記印刷方法に関するパラメータは、複数あり、
前記ユーザ定義データは、前記設定手段が設定対象とする前記複数のパラメータの一部のパラメータについての値を有する構成にされ、
前記設定手段は、前記ユーザ定義データが値を有しないパラメータに関しては、デフォルト値を、前記印刷制御手段に対して設定する値に決定し、前記ユーザ定義データが値を有するパラメータに関しては、前記判定手段の判定結果に応じて、デフォルト値、又は、前記ユーザ定義データが示す値を、前記印刷制御手段に対して設定する値に決定する構成にされていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の印刷制御装置。
【請求項5】
前記ユーザ定義データが値を有するパラメータの夫々には、前記特定キーとして、個別のキーが割り当てられており、
前記判定手段は、前記パラメータ毎の特定キーの夫々について、前記印刷指示の入力時に、このキーが押下されているか否かを判定し、
前記設定手段は、前記判定手段により押下されていると判定されたキーに対応するパラメータに関しては、前記ユーザ定義データが示す値を、前記印刷制御手段に対して設定する値に決定し、前記判定手段により押下されていないと判定されたキーに対応するパラメータに関しては、デフォルト値を、前記印刷制御手段に対して設定する値に決定する構成にされていることを特徴とする請求項4記載の印刷制御装置。
【請求項6】
前記記憶装置は、前記ユーザ定義データに基づいたパラメータ設定用のキーを示すキー定義データを有し、
前記更新手段は、前記入力システムからの入力信号に基づき、前記キー定義データが示すパラメータ設定用のキーを、ユーザにより指定されたキーに更新可能な構成にされ、
前記判定手段は、前記印刷指示の入力時に、前記特定キーとして、前記キー定義データが示すパラメータ設定用のキーが押下されているか否かを判定する構成にされていることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の印刷制御装置。
【請求項7】
前記記憶装置は、前記ユーザ定義データが値を有するパラメータ毎に、前記ユーザ定義データに基づいたパラメータ設定用のキーの識別コードを有するキー定義データを有し、
前記更新手段は、前記入力システムからの入力信号に基づき、前記キー定義データが有する各キーの識別コードの夫々を個別に、ユーザにより指定されたキーの識別コードに更新可能な構成にされ、
前記判定手段は、前記キー定義データに前記識別コードの形態で登録された前記特定キーとしての各キーの夫々について、前記印刷指示の入力時に、このキーが押下されているか否かを判定し、
前記設定手段は、前記判定手段により押下されていると判定されたキーに対応するパラメータに関しては、前記ユーザ定義データが示す値を、前記印刷制御手段に対して設定する値に決定し、前記判定手段により押下されていないと判定されたキーに対応するパラメータに関しては、デフォルト値を、前記印刷制御手段に対して設定する値に決定する構成にされていることを特徴とする請求項4記載の印刷制御装置。
【請求項8】
前記設定手段が設定対象とするパラメータのデフォルト値についての変更指示を受付可能なダイアログを、前記入力システムを通じて入力されるユーザからの指示に従い、表示装置に表示させるダイアログ表示手段と、
ユーザによる前記入力システムを通じた前記ダイアログの操作により、前記ダイアログから得られた変更指示に従い、前記設定手段が設定対象とする前記パラメータのデフォルト値を変更するデフォルト値変更手段と、
を備え、
前記ダイアログは、前記ユーザ定義データの更新指示を受付可能なユーザ設定ダイアログを表示させるためのオブジェクトを有し、
当該印刷制御装置は、前記オブジェクトに対する操作が前記入力システムを通じてなされると、前記ユーザ設定ダイアログを、前記表示装置に表示させるユーザ設定ダイアログ表示手段、を備え、
前記更新手段は、前記入力システムを通じた前記ユーザ設定ダイアログの操作により、前記ユーザ設定ダイアログから得られた前記ユーザ定義データの更新指示に従い、前記記憶装置が記憶するユーザ定義データを、ユーザにより指定された値を示すユーザ定義データに更新する構成にされていることを特徴とする請求項2〜請求項7のいずれかに記載の印刷制御装置。
【請求項9】
前記設定手段が設定対象とするパラメータのデフォルト値についての変更指示を受付可能なダイアログを、前記入力システムを通じて入力されるユーザからの指示に従い、表示装置に表示させるダイアログ表示手段と、
ユーザによる前記入力システムを通じた前記ダイアログの操作により、前記ダイアログから得られた変更指示に従い、前記設定手段が設定対象とする前記パラメータのデフォルト値を変更するデフォルト値変更手段と、
を備え、
前記ダイアログは、前記キー定義データの更新指示を受付可能なユーザ設定ダイアログを表示させるためのオブジェクトを有し、
当該印刷制御装置は、前記オブジェクトに対する操作が前記入力システムを通じてなされると、前記ユーザ設定ダイアログを、前記表示装置に表示させるユーザ設定ダイアログ表示手段、を備え、
前記更新手段は、前記入力システムを通じた前記ユーザ設定ダイアログの操作により、前記ユーザ設定ダイアログから得られた前記キー定義データの更新指示に従い、前記記憶装置が記憶するキー定義データを、ユーザにより指定されたキーを示すキー定義データに更新する構成にされていることを特徴とする請求項6又は請求項7記載の印刷制御装置。
【請求項10】
前記入力システムからの入力信号に基づき、前記印刷方法に関するパラメータの値を示すユーザ定義データを生成し、これを記憶装置に登録すると共に、前記登録されるユーザ定義データに関連付けて、このユーザ定義データに基づくパラメータ設定用のキーの識別コードを、前記記憶装置に登録する登録手段、
を備え、
前記判定手段は、前記印刷指示の入力時に、前記特定キーとして、前記記憶装置に前記識別コードの形態で登録されたキーが押下されているか否かを判定し、
前記設定手段は、前記判定手段にて特定キーが押下されていないと判定されると、予め定められたデフォルト値を、前記印刷制御手段に対して設定するパラメータの値に決定し、前記判定手段にて特定キーが押下されていると判定されると、押下されていると判定されたキーの識別コードに関連付けられた前記記憶装置が記憶するユーザ定義データに基づき、このユーザ定義データが示す値を、前記印刷制御手段に対して設定する値に決定する構成にされていることを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
【請求項11】
ユーザが操作可能な複数のキーを備える入力システムを通じて、ユーザから印刷指示が入力されると、印刷方法に関するパラメータの設定値に従って、予め定められた印刷対象データを印刷処理し、印刷装置に、前記設定値に対応する印刷方法で、前記印刷対象データに基づく画像を形成させる印刷制御手順と、
前記入力システムに備えられたキーが押下されることにより前記入力システムから入力される信号に基づき、前記印刷指示が入力された時点での前記入力システムにおける特定キーの押下状況を判定する判定手順と、
前記印刷処理の実行前に、前記判定手順での判定結果に基づき、設定する前記パラメータの値を決定し、この決定結果に従って、前記パラメータの値を設定する設定手順と、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷方法に関するパラメータの設定値に従い、対象データを印刷処理し、印刷(プリンタ)装置に、上記設定値に対応する印刷方法で、このデータに基づく画像を形成させる印刷制御装置、及び、プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、印刷方法に関するパラメータの設定値に従って印刷処理する印刷制御装置としては、「印刷枚数(部数)」や、「印刷の向き」、「用紙1枚当たりのページ数(レイアウト)」等のパラメータを、ユーザの指示に従って変更可能な印刷制御装置が知られている。また、この種の印刷制御装置としては、各パラメータの設定値の組合せを、複数登録することができ、ユーザからの指示に従って、登録された設定値の組合せのいずれか一つを選択し、上記選択された組合せの設定値に従う印刷方法で、印刷装置に画像を印刷させるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平8−185294号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来装置では、キーボードやポインティングデバイス等を通じて、設定ダイアログを表示させるための操作を行い、この設定ダイアログを通じてパラメータの変更指示を入力しなければ、ユーザがパラメータの変更指示を行うことができず、設定変更にかかる操作がユーザにとって煩わしいといった問題があった。
【0004】
また、周知のアプリケーションソフトウェア(ワープロソフト等)では、ワンクリックで印刷指示を入力可能なオブジェクトがGUI構成の画面に表示されることが多いが、従来装置では、このオブジェクトを操作すればワンクリックで、コンピュータに印刷処理を実行させることが可能であるにもかかわらず、パラメータの設定変更を必要とする場合には、上記設定ダイアログに基づいて設定変更操作をしなければならないため、ユーザが上記オブジェクトを有効活用することができないといった問題があった。
【0005】
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、ユーザが簡単な操作で、印刷制御装置に所望の印刷処理を実行させることが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる目的を達成するためになされた請求項1記載の印刷制御装置では、入力システムを通じて、ユーザから印刷指示が入力されると、印刷制御手段が、印刷方法に関するパラメータの設定値に従って、予め定められた印刷対象データを印刷処理し、印刷装置に、上記設定値に対応する印刷方法で、印刷対象データに基づく画像を形成させる。また、この印刷制御装置では、ユーザが操作可能な複数のキーを備える上記入力システムに備えられたキーが押下されることにより生じる入力システムからの入力信号に基づき、判定手段が、印刷指示が入力された時点での入力システムにおける特定キーの押下状況を判定する。また、設定手段が、上記印刷処理の実行前に、判定手段の判定結果に基づき、印刷制御手段に対して設定するパラメータの値を決定し、この決定結果に従って、印刷制御手段に対し、パラメータの値を設定する。
【0007】
この印刷制御装置によれば、上述の設定手段が、特定キーの押下状況に応じ、設定するパラメータの値を切り替えるので、ユーザは、従来のように設定ダイアログを開く操作をする必要がなく、印刷指示の入力時に、特定キーに対する操作を切り替える程度で、印刷方法を変更することができる。従って、この発明によれば、ユーザは、簡単な操作で、所望のパラメータにて印刷制御装置に印刷処理を実行させることができる。
【0008】
尚、上述の入力システムとしては、複数のキーを備えるハードウェア構成の入力装置(キーボードやマウス等)の一つ又は複数を備える入力システムを挙げることができる。また、上述の判定手段は、印刷指示の入力時に、特定キーが押下されているか否かを判定する構成にすることができる。その他、判定手段は、特定キーの押下の程度(入力システムがキーに対する押下の強さを検知可能なアナログ式の入力システムである場合)を判定する構成にされてもよいし、印刷指示前後の特定キーの押下時間を判定する構成にされてもよい。また、特定キーとしては、単一のキーの他、複数のキーの組合せをも含むものとする(例えば、シフトキーとコントロールキーの両者が押下されると、特定キーが押下されたと判定する等)。
【0009】
その他、上述の印刷制御装置に対しては、製品の設計段階で、切り替えるパラメータの値を定めておいてもよいが、好ましくは、請求項2記載のように、印刷制御装置を構成するとよい。
【0010】
請求項2記載の印刷制御装置は、印刷方法に関するパラメータの値を示すユーザ定義データを記憶する記憶装置と、入力システムからの入力信号に基づき、記憶装置が記憶するユーザ定義データを、ユーザにより指定された値を示すユーザ定義データに更新する更新手段と、を備え、設定手段が、判定手段の判定結果に応じ、予め定められたデフォルト値、又は、記憶装置が記憶するユーザ定義データが示す値を、印刷制御手段に対して設定するパラメータの値に決定する構成にされたものである。
【0011】
この印刷制御装置によれば、ユーザは、ユーザ定義データが保持するパラメータの値を、更新手段を通じて変更することで、特定キーを用い、印刷制御装置に所望の印刷処理を実行させることができ、印刷方法の切替自由度を高めることができる。
【0012】
尚、印刷制御装置は、印刷指示が入力された時点で、特定キーが押下されていない場合、ユーザ定義データが示す値を、印刷制御手段に対して設定し、印刷指示が入力された時点で、特定キーが押下されている場合、デフォルト値を、印刷制御手段に対して設定する構成にされてもよいし、請求項3記載のように構成されてもよい。
【0013】
請求項3記載の印刷制御装置は、判定手段にて特定キーが押下されていないと判定された場合、デフォルト値を、印刷制御手段に対して設定するパラメータの値に決定し、判定手段にて特定キーが押下されていると判定された場合、ユーザ定義データが示す値を、印刷制御手段に対して設定するパラメータの値に決定するように、設定手段を構成したものである。この印刷制御装置によれば、ユーザは、印刷指示の入力時に、特定キーを押下することで、ユーザ定義データに定めた所望の値を、印刷制御手段に対し設定することができる。従って、ユーザは、印刷指示の入力時に、特定キーを押下する程度で、印刷制御装置に所望の印刷処理を実行させることができる。
【0014】
また、上述の印刷制御装置において、設定手段が設定対象とする印刷方法に関するパラメータが、複数ある場合、ユーザ定義データは、設定手段が設定対象とする上記複数のパラメータの全てについての値を有する構成にされてもよいし、設定手段が設定対象とする上記複数のパラメータの内、一部のパラメータについての値を有する構成にされてもよい。また、ユーザ定義データに登録されるパラメータの種類は、ユーザによって決定されてよいし、製品の設計者によって定められてもよい。
【0015】
また、設定手段が設定対象とする印刷方法に関するパラメータが複数ある場合には、印刷制御装置を、請求項4記載のように構成するとよい。請求項4記載の印刷制御装置は、ユーザ定義データが値を有しないパラメータに関して、デフォルト値を、印刷制御手段に対して設定する値に決定し、ユーザ定義データが値を有するパラメータに関しては、判定手段の判定結果に応じて、デフォルト値、又は、ユーザ定義データが示す値を、印刷制御手段に対して設定する値に決定するように、設定手段を構成したものである。
【0016】
尚、ユーザ定義データが値を有するパラメータに関して、設定手段は、判定手段にて特定キーが押下されていないと判定された場合、デフォルト値を、印刷制御手段に対して設定するパラメータの値に決定し、判定手段にて特定キーが押下されていると判定された場合、ユーザ定義データが示す値を、印刷制御手段に対して設定するパラメータの値に決定する構成にされてもよいし、判定手段にて特定キーが押下されていると判定された場合、デフォルト値を、印刷制御手段に対して設定するパラメータの値に決定し、判定手段にて特定キーが押下されていないと判定された場合、ユーザ定義データが示す値を、印刷制御手段に対して設定するパラメータの値に決定する構成にされてもよい。
【0017】
この発明によれば、ユーザ定義データに、全てのパラメータ値の組合せを定義しておかなくて済むので、一部のパラメータについての切替動作を、特定キーに基づいて行うように印刷制御装置を構成する場合には、ユーザ定義データの構成を簡単にすることができ、便利である。
【0018】
また、上述の印刷制御装置は、特定キーが押下された場合、ユーザ定義データが示す全てのパラメータの値を、印刷制御手段に設定する構成にされてもよいが、パラメータ毎に、ユーザ定義データが示す値を設定するか、デフォルト値を設定するか決定するように印刷制御装置を構成すると、一層好ましい。
【0019】
請求項5記載の印刷制御装置は、ユーザ定義データが値を有するパラメータの夫々に、特定キーとして、個別のキーが割り当てられたものであって、判定手段が、印刷指示の入力時に、パラメータ毎の特定キーの夫々について、このキーが押下されているか否かを判定し、設定手段が、判定手段により押下されていると判定されたキーに対応するパラメータに関しては、ユーザ定義データが示す値を、印刷制御手段に対して設定する値に決定し、判定手段により押下されていないと判定されたキーに対応するパラメータに関しては、デフォルト値を、印刷制御手段に対して設定する値に決定する構成にされたものである。
【0020】
このように構成された印刷制御装置によれば、ユーザは、パラメータ毎に、対応するキーを押下する/しないを切り替えることによって、高い自由度で、印刷制御装置に所望の印刷処理を実行させることができる。
【0021】
また、請求項6記載の印刷制御装置は、記憶装置が、ユーザ定義データに基づいたパラメータ設定用のキーを示すキー定義データを有し、更新手段が、入力システムからの入力信号に基づき、キー定義データが示すパラメータ設定用のキーを、ユーザにより指定されたキーに更新可能な構成にされ、判定手段が、印刷指示の入力時に、特定キーとして、キー定義データが示すパラメータ設定用のキーが押下されているか否かを判定する構成にされたものである。
【0022】
この印刷制御装置によれば、ユーザは、自身にとって扱いやすいキーをキー定義データに設定しておくことで、操作性良く、所望の印刷処理を印刷制御装置に実行させることができる。従って、この発明によれば、キーの押下にかかるユーザの操作性が向上する。
【0023】
また、ユーザ定義データに複数パラメータの値を記述する場合には、このパラメータ毎に、特定キーとして任意のキーをユーザが設定できるように、印刷制御装置を構成すると、ユーザにとっては便利である。
【0024】
請求項7記載の印刷制御装置は、ユーザ定義データが値を有するパラメータ毎に、ユーザ定義データに基づいたパラメータ設定用のキーの識別コードを有するキー定義データを、記憶装置に有し、更新手段が、入力システムからの入力信号に基づき、キー定義データが有する各キーの識別コードの夫々を個別に、ユーザにより指定されたキーの識別コードに更新可能な構成にされたものである。また、この印刷制御装置において、判定手段は、キー定義データに識別コードの形態で登録された各キーの夫々について、印刷指示の入力時に、このキーが押下されているか否かを判定し、設定手段は、判定手段により押下されていると判定されたキーに対応するパラメータに関して、ユーザ定義データが示す値を、印刷制御手段に対して設定する値に決定し、判定手段により押下されていないと判定されたキーに対応するパラメータに関して、デフォルト値を、印刷制御手段に対して設定する値に決定する。
【0025】
この印刷制御装置によれば、ユーザは、自身にとって扱いやすいキーをキー定義データに設定しておくことで、操作性良く、所望の印刷処理を印刷制御装置に実行させることができる。従って、この発明によれば、請求項6記載の印刷制御装置と同様、キーの押下にかかるユーザの操作性が向上する。
【0026】
また、上述の印刷制御装置は、請求項8記載のように構成することができる。請求項8記載の印刷制御装置は、設定手段が設定対象とするパラメータのデフォルト値についての変更指示を受付可能なダイアログを、入力システムを通じて入力されるユーザからの指示に従い、表示装置に表示させるダイアログ表示手段と、ユーザによる入力システムを通じた上記ダイアログの操作により、ダイアログから得られた変更指示に従い、設定手段が設定対象とする上記パラメータのデフォルト値を変更するデフォルト値変更手段と、を備えるものである。
【0027】
上記ダイアログは、ユーザ定義データの更新指示を受付可能なユーザ設定ダイアログを表示させるためのオブジェクトを有し、当該印刷制御装置は、上記オブジェクトに対する操作が入力システムを通じてなされると、ユーザ設定ダイアログ表示手段にて、ユーザ設定ダイアログを、表示装置に表示させる。その他、この印刷制御装置における更新手段は、入力システムを通じたユーザ設定ダイアログの操作により、ユーザ設定ダイアログから得られたユーザ定義データの更新指示に従い、記憶装置が記憶するユーザ定義データを、ユーザにより指定された値を示すユーザ定義データに更新する。
【0028】
この印刷制御装置によれば、ユーザは、デフォルト値の設定操作と共に、ユーザ設定ダイアログにてユーザ定義データの設定操作を行うことができ、特定キーを用いた場合とそうでない場合でのパラメータの切替態様をイメージしながら、上記設定操作を行うことができる。従って、この発明によれば、ユーザ定義データの設定に際してのユーザの操作性が向上する。
【0029】
その他、上述の印刷制御装置は、請求項9記載のように構成されてもよい。請求項9記載の印刷制御装置は、上記ダイアログ表示手段及びデフォルト値変更手段を備えると共に、ダイアログ表示手段により表示されるダイアログに、キー定義データの更新指示を受付可能なユーザ設定ダイアログを表示させるためのオブジェクトを有する構成にされている。この印刷制御装置は、上記オブジェクトに対する操作が入力システムを通じてなされると、キー定義データの更新指示を受付可能なユーザ設定ダイアログを、表示装置に表示させるユーザ設定ダイアログ表示手段、を備え、更新手段は、入力システムを通じたユーザ設定ダイアログの操作により、ユーザ設定ダイアログから得られたキー定義データの更新指示に従い、記憶装置が記憶するキー定義データを、ユーザにより指定されたキーを示すキー定義データに更新する。
【0030】
この印刷制御装置によれば、ユーザは、デフォルト値の設定操作と共に、ユーザ設定ダイアログにてキー定義データの設定操作を行うことができ、特定キーを用いたパラメータの切替操作をイメージしながら、上記設定操作を行うことができる。従って、この発明によれば、キー定義データの設定に際してのユーザの操作性が向上する。
【0031】
また、以上では、ユーザ定義データに複数のパラメータが登録される場合、それら各パラメータについて個別のキーを特定キーとして設定してもよい旨を述べたが、同様の概念は、複数のユーザ定義データを記憶装置が記憶する場合にも適用することができる。即ち、ユーザ定義データ毎に、個別のキーを割り当て、押下キーの種類により、参照するユーザ定義データを切り替えて、パラメータを設定するように印刷制御装置を構成してもよい。
【0032】
請求項10記載の印刷制御装置は、入力システムからの入力信号に基づき、印刷方法に関するパラメータの値を示すユーザ定義データを生成し、これを記憶装置に登録すると共に、登録されるユーザ定義データに関連付けて、このユーザ定義データに基づくパラメータ設定用のキーの識別コードを、記憶装置に登録する登録手段を、請求項1記載の印刷制御装置に設けたものである。
【0033】
この印刷制御装置における判定手段は、印刷指示の入力時に、特定キーとして、記憶装置に上記識別コードの形態で登録されたキーが押下されているか否かを判定する。また、設定手段は、判定手段にて特定キーが押下されていないと判定されると、予め定められたデフォルト値を、印刷制御手段に対して設定するパラメータの値に決定し、判定手段にて特定キーが押下されていると判定されると、押下されていると判定されたキーの識別コードに関連付けられた記憶装置が記憶するユーザ定義データに基づき、このユーザ定義データが示す値を、印刷制御手段に対して設定する値に決定する。
【0034】
このように構成された印刷制御装置を用いれば、ユーザは、印刷指示の入力時に、特定キーを操作する/しない等を切り替えることにより、ダイアログを開く操作等をすることなく、印刷制御手段にデフォルト値での印刷処理をさせたり、自身が設定したユーザ定義データに基づく印刷処理を実行させることができる。
【0035】
尚、設定手段が設定対象とする印刷方法に関するパラメータが、複数ある場合、ユーザ定義データは、設定手段が設定対象とする上記複数のパラメータの全てについての値を有する構成にされてもよいし、設定手段が設定対象とする上記複数のパラメータの内、一部のパラメータについての値を有する構成にされてもよい。
【0036】
また、上述の印刷制御装置が備える各手段としての機能は、プログラムによりコンピュータに実現させることができる。
請求項11記載のプログラムは、ユーザが操作可能な複数のキーを備える入力システムを通じて、ユーザから印刷指示が入力されると、印刷方法に関するパラメータの設定値に従って、予め定められた印刷対象データを印刷処理し、印刷装置に、上記設定値に対応する印刷方法で、印刷対象データに基づく画像を形成させる印刷制御手順と、入力システムに備えられたキーが押下されることにより入力システムから入力される信号に基づき、印刷指示が入力された時点での入力システムにおける特定キーの押下状況を判定する判定手順と、印刷処理の実行前に、判定手順での判定結果に基づき、設定するパラメータの値を決定し、この決定結果に従って、パラメータの値を設定する設定手順と、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。このプログラムによれば、請求項1記載の印刷制御装置を構成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0037】
以下、本発明の実施例について、図面と共に説明する。
【実施例1】
【0038】
図1は、第一実施例の印刷システム1の構成を表す説明図である。本実施例の印刷システム1は、プリンタ装置3と、このプリンタ装置3と通信可能に接続されたPC(パーソナルコンピュータ)10と、からなる。この印刷システム1では、プリンタ装置3が、PC10からの制御信号を受けて、画像を用紙に形成(印刷)する。
【0039】
PC10は、周知のように、各種プログラムを実行するCPU11と、CPU11により実行されるブートプログラム等を記憶するROM13と、CPU11によるプログラム実行時に作業領域として使用されるRAM15と、オペレーティングシステムや応用プログラム(例えばワープロソフト)等のプログラム及び各種データを記憶するハードディスク装置17と、液晶モニタ等から構成される表示装置19と、キーボード21やポインティングデバイス(マウス23)等から構成されるユーザが操作可能な入力システム20と、プリンタ装置3と通信可能なインタフェース25(例えばUSBインタフェース)と、を備える。
【0040】
また、本実施例のPC10は、ハードディスク装置17に、プリンタ装置3を制御するためのプログラムであるプリンタドライバプログラムと、印刷処理時に用いられるパラメータの値(デフォルト値)が記述された印刷設定データと、上記パラメータの値を切り替える際に用いられるユーザ定義データと、を記憶した構成にされている。
【0041】
図2(a)は、この印刷設定データの構成を表す説明図であり、図2(b)は、ユーザ定義データの構成を表す説明図である。
図2(a)に示すように、印刷設定データは、印刷処理時に用いられるパラメータ毎に、パラメータの識別コードを表す設定IDと、このパラメータに設定すべき値として登録された値(登録値)と、が記述された構成にされている。例えば、この印刷設定データには、印刷方法に関するパラメータとして、「用紙1枚当たりのページ数(レイアウト)」を決定付けるパラメータの値や、用紙媒体のパラメータの値が記述されている。
【0042】
一方、ユーザ定義データは、上記印刷設定データに登録された複数のパラメータの内の一部のパラメータであって、予め定められたパラメータ毎に、項目番号と、設定項目名の情報と、パラメータの識別コードを表す設定IDと、このパラメータに設定すべき値として登録された値(登録値)と、キーの識別コードを示すキー設定値とが、記述された構成にされている。
【0043】
例えば、図2(b)に示すユーザ定義データには、「用紙1枚当たりのページ数(レイアウト)」のパラメータの値として、用紙1枚当たりのページ数が「2」であることを示す値が記述され、キー設定値としてシフト(SHIFT)キーの識別コードが記述されている。
【0044】
本実施例では、ユーザ定義データに上記値が登録されている場合、印刷指示が入力された時点でシフト(SHIFT)キーが押下されていると、「用紙1枚当たりのページ数(レイアウト)」のパラメータを、印刷設定データに登録された値「1」から、ユーザ定義データに登録された値「2」に切り替える。そして、この値に基づく印刷処理を実行する。
【0045】
図3は、このように動作するPC10の動作態様を簡単に示した図である。マルチウィンドウシステムで運営されるPC10では、GUI構成のアプリケーション画面において、印刷指示入力用のオブジェクト(印刷キー)が表示されるが、本実施例のPC10では、ワープロソフト等によるデータ作成中にユーザがマウス23を用いて印刷キーをクリックした時点で、ユーザ定義データにキーの識別コードの形態で登録された特定キーが押下されている場合、対応するパラメータの値を、印刷設定データが示す値から、ユーザ定義データが示す値に切り替えて、印刷処理を実行する。一方、印刷キーがクリックされた時点で、ユーザ定義データに登録された特定キーが押下されていない場合、本実施例のPC10は、従来通り、印刷設定データに登録された値に基づいた印刷処理を実行する。
【0046】
尚、本実施例のPC10は、このユーザ定義データに記述された各パラメータの値の更新指示をユーザから受付可能なGUI構成のユーザ設定ダイアログ、を表示可能な構成にされている。このユーザ設定ダイアログは、印刷設定データに記述された各パラメータの値の更新指示をユーザから受付可能なGUI構成の印刷設定ダイアログ、が有するユーザ設定キーを、ユーザがマウス23を通じてクリックすることにより表示される。
【0047】
図4は、上記ユーザ設定キーを有する印刷設定ダイアログの構成を示す説明図である。また、図5(a)は、上記ユーザ設定キーがクリックされることにより表示されるユーザ設定ダイアログの構成を表す説明図であり、図5(b)は、「レイアウト」に関するプルダウン形式のオブジェクトがクリックされた際の表示態様を示す説明図である。
【0048】
図5(a)に示すように、本実施例のユーザ設定ダイアログは、予め定められた切替対象のパラメータ毎に、このパラメータへの設定値を登録するためのオブジェクト(プルダウン形式の入力欄等)と、キー設定値を登録するためのオブジェクト(プルダウン形式の入力欄等)と、を有する。このユーザ設定ダイアログを用いた場合、ユーザは、マウス23を通じ、オブジェクトをクリックして、選択項目のリストを、図5(b)に示すようにPC10に表示させ、この選択項目の中から、所望の値を選択することにより、任意の値を、ユーザ定義データに登録することができる。
【0049】
具体的に、本実施例のPC10は、ユーザ設定キーがクリックされた場合、プリンタドライバプログラムに従って、図6に示すユーザ設定ダイアログ表示処理を実行することにより、ユーザ設定ダイアログを通じてユーザの更新指示を受け付け、ユーザ定義データを更新する。図6は、ユーザ設定キーがクリックされると、CPU11が実行するユーザ設定ダイアログ表示処理を表すフローチャートである。
【0050】
ユーザ設定ダイアログ表示処理を開始すると、CPU11は、ハードディスク装置17からユーザ定義データを読み出し、このユーザ定義データに基づいて、現在の設定内容を表すユーザ設定ダイアログを表示装置19に表示させる(S110)。即ち、CPU11は、S110において、ユーザ定義データが示す各パラメータの値を、ユーザ設定ダイアログを通じ、ユーザに向けて表示する処理を行う。
【0051】
また、S110での処理を終えると、CPU11は、ユーザが入力システム20(キーボード21、マウス23)を操作することにより、入力システム20から操作情報が入力されるまで待機し(S120)、入力システム20から操作情報が入力されると(S120でYes)、この操作情報に基づき、ユーザによりなされた操作が、ユーザ設定ダイアログが有するキャンセルキーのクリック操作であるか否かを判断する(S130)。そして、ユーザの操作がキャンセルキーのクリック操作であると判断すると(S130でYes)、ユーザ設定ダイアログを閉じ、当該ユーザ設定ダイアログ表示処理を終了する。
【0052】
一方、ユーザの操作が、キャンセルキーのクリック操作ではないと判断すると(S130でNo)、CPU11は、S140に移行し、ユーザの操作が、ユーザ設定ダイアログが有するOKキーのクリック操作であるか否かを判断する。そして、OKキーのクリック操作ではないと判断すると(S140でNo)、ユーザの操作内容に対応する処理を実行する(S150)。
【0053】
例えば、CPU11は、S150において、各オブジェクトに表示された値を、ユーザの指示に従って更新する処理を行う。即ち、CPU11は、オブジェクトのクリック操作がなされると、図5(b)に示すように、クリックされたパラメータに対応する選択項目のリストを表示し、その後、ユーザのクリック操作により項目の一つが選択されると、リストを閉じて、プルダウン形式のオブジェクトに、選択された項目の値を表示する処理を行う。その他、キー設定値を登録するためのオブジェクトがクリックされた場合も同様に、選択可能なキーのリストを表示し、その後、ユーザが選択したキーを表示する処理を行う。このようにして、S150での処理を終えると、CPU11は、S120に移行し、次の操作がなされるまで待機する。
【0054】
これに対し、ユーザの操作がOKキーのクリック操作であると判断すると(S140でYes)、CPU11は、S160に移行し、ユーザ定義データにおける各パラメータの登録値及びキー設定値を、ユーザ設定ダイアログに設定された値(ダイアログが表示している値)に更新する。その後、ユーザ設定ダイアログを閉じ、当該ユーザ設定ダイアログ表示処理を終了する。
【0055】
また、図7は、上述した印刷キーのクリック操作等により、入力システム20を通じてユーザから印刷指示が入力されると、CPU11が、プリンタドライバプログラムに従って実行する印刷制御処理を表すフローチャートである。
【0056】
印刷制御処理を開始すると、CPU11は、S210にて、印刷指示を受け付けたタスク(ワープロソフト等のタスク)が表示処理中のユーザデータ(ユーザが作成中の文書等)を、印刷対象データに設定する。また、この処理を終えると、CPU11は、S220にて、ハードディスク装置17が保持する印刷設定データを読み出し、この印刷設定データが示す各パラメータの値を、印刷処理時の動作を決定付ける印刷パラメータに設定する。
【0057】
また、この処理を終えると、CPU11は、印刷指示が入力された際にキーボード21から得られた入力信号に基づき、印刷指示が入力された時点で押下されていたキーがキーボード21内に存在するか否かを判断する(S230)。そして、押下されていたキーが存在しないと判断すると(S230でNo)、S310に移行し、現在設定されている各印刷パラメータの値に従って、印刷対象データを印刷処理し、この印刷パラメータの値が示す印刷方法にて、プリンタ装置3に印刷対象データに基づく画像を、用紙に印刷させるための制御信号を、インタフェース25を通じてプリンタ装置3に入力する。
【0058】
例えば、「用紙1枚当たりのページ数(レイアウト)」の印刷パラメータに、値「1」が設定されている場合には、印刷処理として、用紙1枚に対して1頁分の画像を形成するためのイメージデータを生成し、このイメージデータを、プリンタ装置3に入力する動作を行う。その後、当該印刷制御処理を終了する。
【0059】
一方、押下されていたキーが存在すると判断すると(S230でYes)、CPU11は、印刷指示が入力された際に押下されていたキーを識別し(S240)、押下されていたキーの数を、変数Nに設定する(S250)。その後、CPU11は、ハードディスク装置17が保持するユーザ定義データを読み出し(S260)、ユーザ定義データ内に、キー設定値として、N個のキーの識別コードが登録されたパラメータが存在するか否かを判断する(S270)。そして、N個のキーの識別コードが登録されたパラメータが存在すると判断すると(S270でYes)、S280に移行して、図8に示す印刷パラメータ更新処理を実行する。
【0060】
図8は、CPU11が実行する印刷パラメータ更新処理を表すフローチャートである。印刷パラメータ更新処理を開始すると、CPU11は、ユーザ定義データ内の該当パラメータ(N個のキーの識別コードが登録されたパラメータ)を、一つ処理対象に選択し(S410)、その後、選択した処理対象パラメータのキー設定値が示す各キーの全てが、印刷指示が入力された時点で押下されていたキーであるか否かを判断する(S420)。そして、全てのキーが押下されていたキーであると判断すると(S420でYes)、ユーザ定義データが示す処理対象パラメータの登録値を、対応する印刷パラメータに設定する(S430)。その後、S440に移行する。
【0061】
一方、S420で、処理対象パラメータのキー設定値が示すキーの少なくとも一つ以上が、印刷指示が入力された際に押下されていたキーではないと判断すると(S420でNo)、CPU11は、S430での処理を実行することなく、S440に移行する。
【0062】
また、S440に移行すると、CPU11は、ユーザ定義データ内の該当パラメータ(N個のキーの識別コードが登録されたパラメータ)の全てについて、S420以降の処理を実行したか否かを判断し、S420以降の処理を実行していないと判断すると(S440でNo)、S410に移行し、未処理の該当パラメータを一つ処理対象に選択して、S420以降の処理を実行する。そして、S440で、全ての該当パラメータについて、S420以降の処理を実行したと判断すると、当該印刷パラメータ更新処理を終了する。
【0063】
また、S280での印刷パラメータ更新処理を終了すると、CPU11は、S290に移行して、変数Nの値を1減算する。その後、S300に移行し、N=0であるか否かを判断する。そして、N=0でない場合にはS270に移行する。また、S270に移行すると、減算後の変数Nの値に一致する個数のキーの識別コードが登録されたパラメータが、ユーザ定義データ内に存在するか否かを判断し(S270)、存在する場合には(S270でYes)、該当パラメータについての印刷パラメータ更新処理を実行し(S280)、その後、変数Nを1減算する(S290)。
【0064】
そして、N=0であると判断すると(S300でYes)、CPU11は、S310に移行し、印刷パラメータ更新処理にて更新された各印刷パラメータの設定値に従って、印刷対象データを印刷処理し、この印刷パラメータの値が示す印刷方法にて、プリンタ装置3に印刷対象データに基づく画像を、用紙に印刷させるための制御信号を、インタフェース25を通じてプリンタ装置3に入力する。
【0065】
例えば、印刷パラメータ更新処理によって、「用紙1枚当たりのページ数(レイアウト)」の印刷パラメータに、ユーザ定義データが示す値「2」が設定された場合には、印刷処理として、用紙1枚に対して2頁分の画像を形成するためのイメージデータを生成し、このイメージデータを、プリンタ装置3に入力する動作を行う。その後、当該印刷制御処理を終了する。
【0066】
以上、第一実施例の印刷システム1について説明したが、この印刷システム1によれば、入力システム20を通じて、ユーザから印刷指示が入力されると、PC10(本発明の印刷制御装置に相当)が、印刷方法に関するパラメータ(印刷パラメータ)の設定値に従って、印刷対象データを印刷処理し、印刷装置に、印刷パラメータの設定値に対応する印刷方法で、印刷対象データに基づく画像を形成させる(S310:本発明の印刷制御手段に相当)。
【0067】
また、印刷指示の入力時には、キーボード21に備えられたキーが押下されることにより生じる入力システム20からの入力信号に基づき、印刷指示が入力された時点でのキーボード21における特定キー(ユーザ定義データに登録されたキー)の押下状況を判定する(S240〜300,S410,S420,S440:本発明の判定手段に相当)。
【0068】
そして、この判定結果(S420の判断結果)に従い、印刷パラメータの値を、S220で初期設定した印刷設定データの値(デフォルト値)のままで保持するか、ユーザ定義データが示す値に変更するか決定し、S420でYesと判断した場合には、S430にて、ユーザ定義データが示す値を印刷パラメータに設定する(本発明の設定手段に相当)。
【0069】
このように、本実施例の印刷システム1では、印刷指示が入力された時点で予め登録された特定キーが押下されていない場合、印刷設定データに基づく通常の印刷処理を実行し、特定キーが押下されている場合には、押下されたキーに対応する印刷パラメータを、ユーザ定義データが示す値に変更して、印刷処理を実行する。従って、本実施例の印刷システム1によれば、ユーザは、印刷指示の入力時に特定キーを押下するといった簡単な操作で、印刷パラメータを切り替えてPC10に所望の印刷処理を実行させることができる。
【0070】
また、本実施例のPC10は、ユーザ設定ダイアログにて、ユーザ定義データに登録された各パラメータの値の更新指示を受け付けて、ユーザ定義データに登録された各パラメータの値を個別に、ユーザ設定ダイアログにてユーザから指定された値に更新する(S160:本発明の更新手段に相当)。
【0071】
従って、この印刷システム1によれば、ユーザは、特定キーを押下するといった簡単な操作で、設定ダイアログ上で設定変更を行うことなく、任意の値を印刷パラメータに設定して、PC10に印刷処理を実行させることができる。
【0072】
また、本実施例では、ユーザ定義データにて、パラメータ毎にキー設定値(本発明のキー定義データに相当)を保持し、ユーザ設定ダイアログにて、ユーザ定義データに登録されたパラメータ毎のキー設定値の更新指示を受け付け、ユーザ定義データに登録された各キー設定値を個別に、ユーザ設定ダイアログにてユーザから指定された値に更新できるようにした。
【0073】
従って、この印刷システム1によれば、ユーザは、パラメータ毎に、個別のキーを好みで割り当てることができ、パラメータとキーとの対応関係について忘却することなく、必要に応じてキーボード21のキーを押下し、印刷パラメータの変更を行うことができる。また、ユーザは、キーの使用頻度に応じて、各パラメータに対し使い易いキーを設定することができる。従って、本実施例によれば、ユーザは、操作性よく、印刷パラメータの変更を行うことができる。
【0074】
また、この印刷システム1によれば、パラメータ毎に個別のキーを割り当てることができるので、ユーザは、キーの押下操作により特定パラメータの値のみを選択的に、デフォルト値から切り替えることができる。
【0075】
尚、第一実施例では、ユーザ設定ダイアログの一画面にて、各パラメータの値を、変更できるようにプリンタドライバプログラムを構成したが、ユーザ設定ダイアログは、パラメータ毎に個別に表示されるようにしてもよい(第二実施例)。
【実施例2】
【0076】
第二実施例の印刷システムは、第一実施例の印刷システム1において、ユーザ設定ダイアログの表示方法を変更した程度のものである。従って、以下では、第一実施例の印刷システム1とは異なる第二実施例の印刷システムの構成部分を、選択的に説明する。
【0077】
図9は、第二実施例の印刷設定ダイアログの構成を表す説明図である。図9に示すように、第二実施例の印刷設定ダイアログは、ユーザ定義データに登録された各パラメータに対応する個別のユーザ設定キーを有する。各ユーザ設定キーは、印刷設定ダイアログにおいて、対応するパラメータのデフォルト値(印刷設定データの値)の変更指示をユーザから受け付けるためのオブジェクトに隣接して設けられている。尚、図9には、ユーザ定義データに、「用紙1枚当たりのページ数(レイアウト)」のパラメータ、及び、「用紙媒体」のパラメータのみが登録されている場合の印刷設定ダイアログを示す。
【0078】
各ユーザ設定キーは、ユーザ定義データ内の対応するパラメータの登録値及びキー設定値の更新指示をユーザから受付可能なユーザ設定ダイアログをユーザからの指示に従って表示装置19に表示させるためのオブジェクトであり、CPU11は、ユーザ設定キーがマウス23を通じてクリックされると、クリックされたユーザ設定キーに対応するパラメータ用のユーザ設定ダイアログを、表示装置19に表示させる。
【0079】
図10は、第二実施例のユーザ設定ダイアログの構成を表す説明図である。具体的に、図10(a)は、「用紙1枚当たりのページ数(レイアウト)」用のユーザ設定ダイアログを表す説明図であり、図10(b)は、「用紙媒体」用のユーザ設定ダイアログを表す説明図である。第二実施例の各ユーザ設定ダイアログは、対応するパラメータの登録値の変更指示を受け付けるためのオブジェクトと、対応するパラメータのキー設定値の変更指示を受け付けるためのオブジェクトと、を有する。
【0080】
また、図11は、印刷設定ダイアログの表示指示が入力システム20を通じてユーザから入力されると、CPU11が、プリンタドライバプログラムに従って実行する設定ダイアログ表示処理を表すフローチャートである。
【0081】
図11に示す設定ダイアログ表示処理を開始すると、CPU11は、ハードディスク装置17が保持する印刷設定データに基づき、現在のデフォルト値を示した図9に示す構成の印刷設定ダイアログを表示装置19に表示させる(S510)。
【0082】
また、S510での処理を終えると、CPU11は、ユーザが入力システム20(キーボード21、マウス23)を操作することにより、入力システム20から操作情報が入力されるまで待機し(S520)、入力システム20から操作情報が入力されると(S520でYes)、この操作情報に基づき、ユーザによりなされた操作が、印刷設定ダイアログが有するキャンセルキーのクリック操作であるか否かを判断する(S530)。そして、ユーザの操作がキャンセルキーのクリック操作であると判断すると(S530でYes)、当該印刷設定ダイアログを閉じ、設定ダイアログ表示処理を終了する。
【0083】
一方、ユーザの操作が、キャンセルキーのクリック操作ではないと判断すると(S530でNo)、CPU11は、S540に移行し、ユーザの操作が、印刷設定ダイアログが有するOKキーのクリック操作であるか否かを判断する。そして、OKキーのクリック操作ではないと判断すると(S540でNo)、S550に移行する。
【0084】
S550に移行すると、CPU11は、ユーザの操作が、印刷設定ダイアログが有するユーザ設定キーのクリック操作であるか否かを判断し、ユーザ設定キーのクリック操作ではないと判断すると(S550でNo)、ユーザの操作に対応する処理を実行する(S560)。具体的には、印刷設定ダイアログに設けられた各パラメータのオブジェクト(デフォルト値変更用のオブジェクト)に表示された値を、ユーザの指示に従って更新する処理を行う。そして、この処理を終えると、S520に移行し、次の操作がなされるまで待機する。
【0085】
これに対し、ユーザの操作がOKキーのクリック操作であると判断すると(S540でYes)、CPU11は、S570に移行して、印刷設定データにおける各パラメータの登録値を、印刷設定ダイアログに設定された値に更新する。その後、印刷設定ダイアログを閉じ、当該設定ダイアログ表示処理を終了する。
【0086】
また、CPU11は、ユーザの操作がユーザ設定キーのクリック操作であると判断すると(S550でYes)、S600に移行し、クリックされたユーザ設定キーに対応するユーザ定義データ内のパラメータを処理対象に設定する。例えば、印刷設定ダイアログにおける「用紙1枚当たりのページ数(レイアウト)」のデフォルト値変更用のオブジェクトに隣接して設けられたユーザ設定キーがクリックされた場合には、「用紙1枚当たりのページ数」のパラメータを、処理対象に設定する。また、印刷設定ダイアログにおける「用紙媒体」のデフォルト値変更用のオブジェクトに隣接して設けられたユーザ設定キーがクリックされた場合には、「用紙媒体」のパラメータを、処理対象に設定する。
【0087】
このようにしてS600での処理を終えると、CPU11は、印刷設定ダイアログを非アクティブ状態にし、ハードディスク装置17が保持するユーザ定義データから、処理対象パラメータの登録値及びキー設定値を読み出し、この登録値及びキー設定値を示したユーザ設定ダイアログ(図10参照)を表示装置19に表示させる(S610)。
【0088】
また、S610での処理を終えると、CPU11は、ユーザが入力システム20(キーボード21、マウス23)を操作することにより、入力システム20から操作情報が入力されるまで待機し(S620)、入力システム20から操作情報が入力されると(S620でYes)、この操作情報に基づき、ユーザによりなされた操作が、ユーザ設定ダイアログが有するキャンセルキーのクリック操作であるか否かを判断する(S630)。
【0089】
そして、ユーザの操作がキャンセルキーのクリック操作であると判断すると(S630でYes)、ユーザ設定ダイアログを閉じ、先に表示した印刷設定ダイアログをアクティブ状態にして、S520に移行する。
【0090】
一方、ユーザの操作が、キャンセルキーのクリック操作ではないと判断すると(S630でNo)、CPU11は、S640に移行し、ユーザの操作が、ユーザ設定ダイアログが有するOKキーのクリック操作であるか否かを判断する。そして、OKキーのクリック操作ではないと判断すると(S640でNo)、ユーザの操作に応じて、ユーザ設定ダイアログの画面更新を行う(S650)。即ち、CPU11は、登録値変更指示用のオブジェクト又はキー設定値変更指示用のオブジェクトに表示された値をユーザの指示に従って更新する。また、S650での処理を終えると、S620に移行し、次の操作がなされるまで待機する。
【0091】
その他、ユーザの操作が、ユーザ設定ダイアログが有するOKキーのクリック操作であると判断すると(S640でYes)、CPU11は、S660に移行して、ユーザ定義データにおける処理対象パラメータの登録値及びキー設定値を、ユーザ設定ダイアログに設定された値に更新する。また、S660での処理を終えると、CPU11は、印刷設定ダイアログにおける処理対象パラメータに対応するユーザ設定キーの文字を、更新されたキー設定値を表す文字に変更する(S670)。即ち、図9に示すように、ユーザ設定キーに、括弧付で示しているキー設定値を表す文字を、更新後のキー設定値を表す文字に変更する。その後、CPU11は、ユーザ設定ダイアログを閉じ、印刷設定ダイアログをアクティブ状態にして、S520に移行する。
【0092】
以上、第二実施例の印刷システムについて説明したが、この印刷システムによれば、PC10が、入力システム20を通じて入力されるユーザからの指示に従い、各パラメータのデフォルト値についての変更指示を受付可能な印刷設定ダイアログを、表示装置19に表示させる(S510:本発明のダイアログ表示手段に相当)。また、入力システム20から得られる印刷設定ダイアログに対するユーザの操作情報に基づき、印刷設定ダイアログの画面更新を行い、OKキーがクリックされると、この印刷設定ダイアログの表示値と一致する値に、印刷設定データが示す各パラメータのデフォルト値を更新する(S570:本発明のデフォルト値変更手段に相当)。
【0093】
また、印刷設定ダイアログは、ユーザ設定ダイアログを表示させるためのオブジェクト(ユーザ設定キー)をパラメータ毎に有し、PC10は、上記オブジェクトに対するクリック操作が入力システム20を通じてなされると、対応するパラメータのユーザ設定ダイアログを、表示装置19に表示させる(S610:本発明のユーザ設定ダイアログ表示手段に相当)。その他、このPC10は、入力システム20から得られるユーザ設定ダイアログに対するユーザの操作情報に基づき、ユーザ設定ダイアログの画面更新を行い、OKキーがクリックされると、このユーザ設定ダイアログの表示値と一致する値に、ハードディスク装置17が記憶するユーザ定義データの対応するパラメータの登録値及びキー設定値を更新する(S660:本発明の更新手段に相当)。
【0094】
このように本実施例の印刷システムによれば、ユーザは、デフォルト値の設定操作と共に、ユーザ設定ダイアログにて、ユーザ定義データに対するパラメータ値の変更及びキーの割当を、パラメータ毎に個別に行うことができる。従って、この実施例によれば、ユーザは、パラメータ値の切替態様をイメージしながら、設定操作を行うことができる。また、本実施例の印刷システムでは、ユーザ定義データがある場合に、印刷設定ダイアログにキーの割当内容を表示するので、ユーザがユーザ定義データの登録有無を容易に確認することができ、ユーザがキーの割当操作を簡単に行うことができる。
【0095】
また、上述の実施例では、パラメータ毎にキーを割り当てた印刷システムについて説明したが、一連のパラメータ群に対して一つのキーを割り当てるように、印刷システムを構成してもよい(第三実施例)。
【実施例3】
【0096】
第三実施例の印刷システムは、第一実施例の印刷システム1において、PC10のハードディスク装置17に、複数のユーザ定義データを管理するためのユーザ管理データを設け、プリンタドライバプログラムにて実現されるユーザ設定ダイアログ表示処理及び印刷制御処理の内容を変更したものである。従って、以下では、第一実施例の印刷システム1と同一構成の各部の説明を省略し、第一実施例とは異なる第三実施例の印刷システムの構成部分を、選択的に説明する。
【0097】
図12は、第三実施例において、PC10のハードディスク装置17に格納されたデータの構成を表す説明図である。図12(a)に示すように、第三実施例のPC10は、ハードディスク装置17に、プリンタドライバプログラムと、図2(a)に示す構成の印刷設定データと、図12(b)に示す構成のユーザ管理データと、図12(c)に示す構成のユーザ定義データと、を有する。
【0098】
ユーザ管理データは、ハードディスク装置17に保存された複数のユーザ定義データを管理するためのデータであり、ユーザ定義データ毎に、レコード番号と、タイトル情報と、このユーザ定義データを用いたパラメータの設定指示用のキーの識別コードを示すキー設定値と、ユーザ定義データの保存先を表す情報と、からなるデータ(レコード)を有する。
【0099】
また、第三実施例のユーザ定義データは、印刷設定データに登録された複数のパラメータの内の一部のパラメータであって、予め定められたパラメータ毎に、項目番号と、設定項目名の情報と、パラメータの識別コードを表す設定IDと、このパラメータに設定すべき値として登録された値(登録値)と、を有する構成にされている。
【0100】
これらの各ユーザ定義データは、ユーザがマウス23を通じて印刷キーをクリックするなどし印刷指示を入力する際に、キーボード21内の対応するキーを押下すると、CPU11により読み出されて、印刷パラメータの設定に用いられる。
【0101】
例えば、図12(b)に示すように、ユーザ管理データに、キー設定値として、コントロール(CTRL)キーの識別コードを有するレコードが存在する場合、CPU11は、印刷指示の際にコントロール(CTRL)キーが押下されていると、このコントロール(CTRL)キーの識別コードを有するレコードが示す上記保存先の情報に基づいて、対応するユーザ定義データを読み出し、このユーザ定義データが示す各パラメータの値を、上述の印刷パラメータに設定し、印刷処理を実行する。
【0102】
尚、本実施例のPC10は、このユーザ管理データを、ユーザからの指示に従って更新可能な構成にされており、ユーザ管理データの更新を、図13に示すユーザ設定ダイアログ表示処理によって実現する。尚、図13は、ユーザがマウス23を通じて印刷設定ダイアログ内のユーザ設定キー(図4参照)をクリックすると、CPU11が実行するユーザ設定ダイアログ表示処理を表すフローチャートである。このユーザ設定ダイアログ表示処理は、図6に示すユーザ設定ダイアログ表示処理に代えて、CPU11が実行するものであり、プリンタドライバプログラムによって実現される。
【0103】
図13に示すユーザ設定ダイアログ表示処理を開始すると、CPU11は、S710にて、ハードディスク装置17が保持するユーザ管理データを読み出し、このユーザ管理データに登録されたユーザ定義データ毎に(即ちレコード毎に)、対応するレコードが示すタイトル及びキー設定値についての文字情報を配列して、図14(a)に示す構成のユーザ設定ダイアログを、表示装置19に表示させる。具体的に、「ユーザ1」との値を示すタイトル情報と、コントロール(CTRL)キーの識別コード及びアルト(ALT)キーの識別コードを示すキー設定値と、を有するレコードが、ユーザ管理データに登録されている場合、CPU11は、S710において、「ユーザ1」及び「CTRL+ALT」との文字を、横方向に並べてなる文字情報を、ユーザ設定ダイアログに表示する。
【0104】
尚、図14(a)に示すように、このユーザ設定ダイアログには、ユーザ定義データの登録指示をユーザから受け付けるためのオブジェクトである登録キーと、ユーザ定義データの更新指示をユーザから受け付けるためのオブジェクトである更新キーと、ユーザ定義データの削除指示をユーザから受け付けるためのオブジェクトである削除キーと、が設けられている。
【0105】
S710での処理を終えると、CPU11は、S720に移行し、カーソル位置を、上記配列した複数の文字情報の先頭に配置する。即ち、ユーザ管理データの先頭レコードに対応するユーザ設定ダイアログ内の文字情報(タイトル)に、カーソルを合わせる処理を行う。
【0106】
また、S720での処理を終えると、CPU11は、ユーザが入力システム20(キーボード21、マウス23)を操作することにより、入力システム20から操作情報が入力されるまで待機し(S730)、入力システム20から操作情報が入力されると(S730でYes)、この操作情報に基づき、ユーザによりなされた操作が、ユーザ設定ダイアログが有するキャンセルキーのクリック操作であるか否かを判断する(S740)。そして、ユーザの操作がキャンセルキーのクリック操作であると判断すると(S740でYes)、ユーザ設定ダイアログを閉じ、当該ユーザ設定ダイアログ表示処理を終了する。
【0107】
一方、ユーザの操作が、キャンセルキーのクリック操作ではないと判断すると(S740でNo)、CPU11は、S750に移行し、ユーザの操作が、ユーザ設定ダイアログが有する登録キーのクリック操作であるか否かを判断する。そして、登録キーのクリック操作であると判断すると(S750でYes)、S760にて、図15に示す定義データ登録処理を実行し、新規にユーザ定義データを登録するための処理を行う(詳細後述)。その後、S730に移行する。
【0108】
これに対し、ユーザの操作が、登録キーのクリック操作ではないと判断すると(S750でNo)、CPU11は、S770に移行して、ユーザの操作が、ユーザ設定ダイアログが有する更新キーのクリック操作であるか否かを判断する。そして、更新キーのクリック操作であると判断すると(S770でYes)、図16に示す定義データ更新処理を実行して(S780)、ユーザ設定ダイアログにてカーソルが合わせられた文字情報(タイトル)に対応するユーザ定義データを処理対象に設定し、このユーザ定義データが示す各パラメータの値を、ユーザの指示に従って更新する処理を行う(詳細後述)。その後、S730に移行する。
【0109】
その他、ユーザの操作が更新キーのクリック操作でもないと判断すると(S770でNo)、CPU11は、S790に移行して、ユーザの操作が、ユーザ設定ダイアログが有する削除キーのクリック操作であるか否かを判断する。そして、削除キーのクリック操作であると判断すると(S790でYes)、S810に移行し、ユーザ設定ダイアログにてカーソルが合わせられた文字情報(タイトル)に対応するユーザ定義データを削除すると共に、これに対応するユーザ管理データ内のレコードを削除する。また、この処理を終えると、削除したレコードに対応する文字情報をユーザ設定ダイアログから削除するように、ユーザ設定ダイアログの画面更新を行う(S820)。その後、S730に移行する。
【0110】
また、ユーザの操作が、削除キーのクリック操作でもないと判断すると(S790でNo)、CPU11は、S800に移行し、入力された操作情報に従って、対応する処理を実行する。具体的には、ユーザの操作に合わせて、ユーザ設定ダイアログ内のカーソル位置を変更する処理を行う。その後、S730に移行する。
【0111】
このようにして、上記ユーザ設定ダイアログ表示処理では、ユーザの指示に従って、ユーザ定義データの登録・更新・削除を行う。次に、登録・更新動作についての詳細を、図15及び図16を用いて説明する。
【0112】
図15は、S760でCPU11が実行する定義データ登録処理を表すフローチャートである。この定義データ登録処理を開始すると、CPU11は、表示処理中のユーザ設定ダイアログを非アクティブ状態にすると共に、ハードディスク装置17から印刷設定データを読み出し、この印刷設定データに基づいて、パラメータのデフォルト値を示した図14(b)に示す構成の個別ユーザ設定ダイアログを表示装置19に表示させる(S910)。尚、図14(b)は、個別ユーザ設定ダイアログの構成を表す説明図である。
【0113】
図14(b)に示すように、個別ユーザ設定ダイアログは、上記タイトル情報を入力するためのオブジェクト(例えばテキスト入力欄)と、ユーザ定義データに登録される各パラメータの値を受け付けるためのオブジェクト(例えばプルダウン形式の入力欄)と、キー設定値を登録するためのオブジェクト(例えばプルダウン形式の入力欄)と、を有する構成にされている。
【0114】
S910での処理を終えると、CPU11は、ユーザが入力システム20(キーボード21、マウス23)を操作することにより、入力システム20から操作情報が入力されるまで待機し(S920)、入力システム20から操作情報が入力されると(S920でYes)、この操作情報に基づき、ユーザによりなされた操作が、個別ユーザ設定ダイアログが有するキャンセルキーのクリック操作であるか否かを判断する(S930)。そして、ユーザの操作がキャンセルキーのクリック操作であると判断すると(S930でYes)、個別ユーザ設定ダイアログを閉じ、ユーザ設定ダイアログをアクティブ状態にして、当該定義データ登録処理を終了する。
【0115】
一方、ユーザの操作が、キャンセルキーのクリック操作ではないと判断すると(S930でNo)、CPU11は、S940に移行し、ユーザの操作が、個別ユーザ設定ダイアログが有するOKキーのクリック操作であるか否かを判断する。そして、OKキーのクリック操作ではないと判断すると(S940でNo)、ユーザの操作内容に対応する処理を実行する(S950)。具体的には、個別ユーザ設定ダイアログが有する各オブジェクトに表示された値を、ユーザの指示に従って更新する処理を行う。その後、S920に移行し、次の操作がなされるまで待機する。
【0116】
その他、ユーザの操作がOKキーのクリック操作であると判断すると(S940でYes)、CPU11は、S960に移行して、個別ユーザ設定ダイアログに設定された各パラメータの値(タイトル情報及びキー設定値以外の値)を記述した図12(c)に示す構成のユーザ定義データを新規に生成し、これをハードディスク装置17に保存する処理を行う。
【0117】
また、S960での処理を終えると、CPU11は、S970に移行し、個別ユーザ設定ダイアログに設定されたタイトル情報及びキー設定値を、S960で生成したユーザ定義データの保存先を表す情報と関連付けて、ユーザ管理データに新規登録する。また、この処理を終えると、S980に移行して、ユーザ設定ダイアログの画面更新を行い、更新されたユーザ管理データが示す各レコードの値を、ユーザ設定ダイアログに反映させる。また、この処理を終えると、個別ユーザ設定ダイアログを閉じ、ユーザ設定ダイアログをアクティブ状態にして、当該定義データ登録処理を終了する。
【0118】
その他、図16は、CPU11が、S780で実行する定義データ更新処理を表すフローチャートである。
この定義データ更新処理を開始すると、CPU11は、表示処理中のユーザ設定ダイアログを非アクティブ状態にすると共に、ユーザ設定ダイアログにおいて設定されたカーソル位置に対応するユーザ管理データ内のレコードを参照して、カーソル位置に対応するユーザ定義データを処理対象とし、これをハードディスク装置17から読み出す(S1010)。また、読み出したユーザ定義データに基づいて、このユーザ定義データに登録された各パラメータの値を示した図14(b)に示す構成の個別ユーザ設定ダイアログを表示装置19に表示させる(S1020)。尚、この個別ユーザ設定ダイアログには、S1020での処理にて、更に、上記参照したレコードが示すタイトル情報と、キー設定値とが表示される。
【0119】
S1020での処理を終えると、CPU11は、ユーザが入力システム20(キーボード21、マウス23)を操作することにより、入力システム20から操作情報が入力されるまで待機し(S1030)、入力システム20から操作情報が入力されると(S1030でYes)、この操作情報に基づき、ユーザによりなされた操作が、個別ユーザ設定ダイアログが有するキャンセルキーのクリック操作であるか否かを判断する(S1040)。そして、ユーザの操作がキャンセルキーのクリック操作であると判断すると(S1040でYes)、個別ユーザ設定ダイアログを閉じ、ユーザ設定ダイアログをアクティブ状態にして、当該定義データ更新処理を終了する。
【0120】
一方、ユーザの操作が、キャンセルキーのクリック操作ではないと判断すると(S1040でNo)、CPU11は、S1050に移行し、ユーザの操作が、個別ユーザ設定ダイアログが有するOKキーのクリック操作であるか否かを判断する。そして、OKキーのクリック操作ではないと判断すると(S1050でNo)、ユーザの操作内容に対応する処理を実行する(S1060)。具体的には、個別ユーザ設定ダイアログが有する各オブジェクトに表示された値を、ユーザの指示に従って更新する処理を行う。その後、S1030に移行し、次の操作がなされるまで待機する。
【0121】
その他、ユーザの操作がOKキーのクリック操作であると判断すると(S1050でYes)、CPU11は、S1070に移行して、処理対象のユーザ定義データが示す各パラメータの値を、個別ユーザ設定ダイアログに設定された値に更新する。
【0122】
また、S1070での処理を終えると、CPU11は、S1080に移行し、上記ユーザ定義データに対応するユーザ管理データ内のレコードが示すタイトル情報及びキー設定値を、個別ユーザ設定ダイアログに設定されたタイトル情報及びキー設定値に更新する。また、この処理を終えると、S1090に移行して、ユーザ設定ダイアログの画面更新を行い、更新されたユーザ管理データが示す各レコードの値を、ユーザ設定ダイアログに反映させる。その後、個別ユーザ設定ダイアログを閉じ、ユーザ設定ダイアログをアクティブ状態にして、当該定義データ更新処理を終了する。
【0123】
最後に、この第三実施例のPC10が、プリンタドライバプログラムに従って実行する印刷制御処理について、図17を用いて説明する。図17は、CPU11が実行する第三実施例の印刷制御処理を表すフローチャートである。この印刷制御処理は、図7に示す印刷制御処理に代えて、CPU11が実行するものである。
【0124】
図17に示す印刷制御処理を開始すると、CPU11は、S1110にて、印刷指示を受け付けたタスクが表示処理中のユーザデータを、印刷対象データに設定する。また、S1120にて、ハードディスク装置17が保持する印刷設定データを読み出し、この印刷設定データが示す各パラメータの値を、印刷処理時の動作を決定付ける印刷パラメータに設定する。
【0125】
また、この処理を終えると、CPU11は、印刷指示が入力された際にキーボード21から得られた入力信号に基づき、印刷指示が入力された時点で押下されていたキーがキーボード21内に存在するか否かを判断する(S1130)。そして、押下されていたキーが存在しないと判断すると(S1130でNo)、S1190に移行し、現在設定されている各印刷パラメータの値に従って、印刷対象データを印刷処理し、この印刷パラメータの値が示す印刷方法にて、プリンタ装置3に印刷対象データに基づく画像を、用紙に印刷させるための制御信号を、インタフェース25を通じてプリンタ装置3に入力する。
【0126】
一方、押下されていたキーが存在すると判断すると(S1130でYes)、CPU11は、印刷指示が入力された時点で押下されていたキーを識別し(S1140)、押下されていたキーの数を、変数Nに設定する(S1150)。また、ハードディスク装置17が保持するユーザ管理データを読み出し(S1160)、このユーザ管理データ内に、キー設定値として、N個のキーの識別コードが登録されたレコードが存在するか否かを判断する(S1170)。
【0127】
そして、N個のキーの識別コードが登録されたレコードが存在すると判断すると(S1170でYes)、S1180に移行して、図18に示す印刷パラメータ更新処理を実行する。一方、N個のキーの識別コードが登録されたレコードが存在しないと判断すると(S1170でNo)、S1180の処理を実行することなく、S1190に移行する。
【0128】
尚、図18は、CPU11がS1180で実行する第三実施例の印刷パラメータ更新処理を表すフローチャートである。S1180で、この印刷パラメータ更新処理を開始すると、CPU11は、ユーザ管理データ内の該当レコード(N個のキーの識別コードが登録されたレコード)を、一つ処理対象に選択し(S1210)、その後、選択した処理対象レコードのキー設定値が示す各キーの全てが、印刷指示が入力された時点で押下されていたキーであるか否かを判断する(S1220)。そして、全てのキーが押下されていたキーであると判断すると(S1220でYes)、処理対象レコードが示す上記保存先の情報に基づいて、対応するユーザ定義データを、ハードディスク装置17から読み出し、このユーザ定義データが示す各パラメータの登録値を、対応する印刷パラメータに設定する(S1230)。その後、当該印刷パラメータ更新処理を終了する。
【0129】
一方、S1220で、処理対象レコードのキー設定値が示すキーの少なくとも一つ以上が、印刷指示が入力された際に押下されていたキーではないと判断すると(S1220でNo)、CPU11は、S1240に移行し、ユーザ管理データ内の該当レコード(N個のキーの識別コードが登録されたレコード)の全てについて、S1220以降の処理を実行したか否かを判断し、S1220以降の処理を実行していないと判断すると(S1240でNo)、S1210に移行する。そして、未処理の該当レコードを一つ処理対象に選択し、S1220以降の処理を実行する。また、S1240で、全ての該当レコードについて、S1220以降の処理を実行したと判断すると(S1240でYes)、当該印刷パラメータ更新処理を終了する。
【0130】
また、S1180で印刷パラメータ更新処理を終了すると、CPU11は、S1190に移行し、印刷パラメータ更新処理にて更新された現在の印刷パラメータの設定値に従って、印刷対象データを印刷処理し、この印刷パラメータの値が示す印刷方法にて、プリンタ装置3に印刷対象データに基づく画像を、用紙に印刷させるための制御信号を、インタフェース25を通じてプリンタ装置3に入力する。その後、当該印刷制御処理を終了する。
【0131】
以上、第三実施例の印刷システムについて説明したが、この印刷システムによれば、入力システム20を通じて、ユーザから印刷指示が入力されると、PC10が、印刷方法に関するパラメータ(印刷パラメータ)の設定値に従って、印刷対象データを印刷処理し、印刷装置に、印刷パラメータの設定値に対応する印刷方法で、印刷対象データに基づく画像を形成させる(S1190)。
【0132】
また、PC10は、入力システム20を通じて、ユーザからユーザ定義データの登録指示が入力されると、個別ユーザ設定ダイアログを表示装置19に表示させ、このダイアログを通じて得られたユーザの指示に従って、ユーザから指定された印刷方法に関するパラメータの値を示すユーザ定義データを生成し、これをハードディスク装置17に登録する。また、このユーザ定義データに関連付けて、このユーザ定義データに基づくパラメータ設定用のキーの識別コードを示したキー設定値を、ユーザ管理データに登録する(S760:本発明の登録手段に相当)。
【0133】
また、PC10は、印刷指示の入力時に、ユーザ管理データの各レコードに登録されたキー設定値が示すキーについて、そのいずれかが押下されているか否かを判定し(但し、複数のキーの識別コードがキー設定値として記述されている場合には、それらキーが全て押下されている場合に、押下されていると判定)、ユーザ管理データに登録されたキーが押下されていないと判定されると、デフォルト値を、印刷パラメータに設定する値に決定し、キーが押下されていると判定されると、押下されていると判定されたキーに関連付けられたユーザ定義データが示す値を、印刷パラメータに設定する。
【0134】
従って、本実施例によれば、ユーザは、印刷指示の入力時に、特定キーを操作する/しないを切り替えることにより、PC10にデフォルト値での印刷処理をさせたり、自身が設定したユーザ定義データに基づく印刷処理を実行させることができる。また、この実施例では、複数のユーザ定義データを登録することができるため、複数ユーザにてPC10を共有する場合、各ユーザは、印刷設定ダイアログを通じてデフォルト値を変更しなくても、好みの印刷処理をPC10に簡単な操作で実行させることができる。
【0135】
また、本発明の印刷制御装置及びプログラムは、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。例えば、上記ユーザ定義データには、印刷設定データが有するパラメータの一部を登録したが、このユーザ定義データには、印刷設定データが有するパラメータの全てを登録してもよい。
【0136】
その他、上記実施例では、ユーザ定義データに基づく印刷パラメータの変更を、対応するキーが押下された回の印刷処理にのみ有効とするように、PC10(プリンタドライバプログラム)を構成したが、ユーザ定義データに基づいた印刷処理は、対応するキーが押下された回以降の印刷処理においても実行するように、PC10(プリンタドライバプログラム)を構成してもよい。この場合には、例えば、キーの押下履歴を記録しておき、印刷指示が入力される度に、その履歴を参照して、印刷パラメータを設定するように、PC10を構成することができる。
【0137】
その他、特定キーの押下により変更した印刷パラメータの値を、上述のように、次回以降の印刷処理においても用いるように装置を構成する場合には、変更後の値を、変更前の値(デフォルト値)に戻すためのキー(戻しキー)を設けると更に好ましい。戻しキーは、印刷パラメータの変更時に用いられたキー(上記特定キー)と同一のキーであってもよいし、これとは異なる専用のキーであってもよい。戻しキーを、ユーザ定義データに基づく印刷パラメータの変更時に用いるキーと同一のキーとすれば、ユーザは、特定キーの押下操作程度で、印刷パラメータの値を、デフォルト値又は自身の登録値に容易に切り替えることができ、便利である。
【図面の簡単な説明】
【0138】
【図1】第一実施例の印刷システム1の構成を表す説明図である。
【図2】印刷設定データの構成を表す説明図(a)及び第一実施例のユーザ定義データの構成を表す説明図(b)である。
【図3】PC10の動作態様を示した説明図である。
【図4】第一実施例の印刷設定ダイアログの構成を表す説明図である。
【図5】第一実施例のユーザ設定ダイアログの構成を表す説明図である。
【図6】第一実施例おいてCPU11が実行するユーザ設定ダイアログ表示処理を表すフローチャートである。
【図7】第一実施例おいてCPU11が実行する印刷制御処理を表すフローチャートである。
【図8】第一実施例おいてCPU11が実行する印刷パラメータ更新処理を表すフローチャートである。
【図9】第二実施例の印刷設定ダイアログの構成を表す説明図である。
【図10】第二実施例のユーザ設定ダイアログの構成を表す説明図である。
【図11】第二実施例においてCPU11が実行する設定ダイアログ表示処理を表すフローチャートである。
【図12】第三実施例におけるハードディスク装置17内のデータ構成を表す説明図である。
【図13】第三実施例においてCPU11が実行するユーザ設定ダイアログ表示処理を表すフローチャートである。
【図14】第三実施例のユーザ設定ダイアログの構成を表す説明図(a)及び個別ユーザ設定ダイアログの構成を表す説明図である。
【図15】CPU11が実行する定義データ登録処理を表すフローチャートである。
【図16】CPU11が実行する定義データ更新処理を表すフローチャートである。
【図17】第三実施例においてCPU11が実行する印刷制御処理を表すフローチャートである。
【図18】第三実施例においてCPU11が実行する印刷パラメータ更新処理を表すフローチャートである。
【符号の説明】
【0139】
1…印刷システム、3…プリンタ装置、10…PC、11…CPU、13…ROM、15…RAM、17…ハードディスク装置、19…表示装置、20…入力システム、21…キーボード、23…マウス、25…インタフェース




 

 


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