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発明の名称 情報取得プログラム及び情報取得装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−11599(P2007−11599A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−190132(P2005−190132)
出願日 平成17年6月29日(2005.6.29)
代理人 【識別番号】100082500
【弁理士】
【氏名又は名称】足立 勉
発明者 宮田 優治
要約 課題
コンピュータに接続されたプリンタが有する情報を確実に取得することができる情報取得プログラムを提供する。

解決手段
接続方法に加えて取得したい情報の種類も考慮して情報取得用コンポーネントを決定する。これにより、従来の接続方法のみでコンポーネントを決定するものより適切なコンポーネントが決定されるので、コンピュータに接続されたプリンタが有する情報を確実に取得することができる。また、使用するコンポーネントがコンピュータにインストールされていないと判定された場合には、コンポーネント起動ボタンをグレー表示にする等してコンポーネントの起動ができないようにする。
特許請求の範囲
【請求項1】
コンピュータに接続された電子機器が有する情報を取得する情報取得プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記コンピュータと前記電子機器との接続方法及び前記情報の種類に基づいて、前記情報を取得するために使用するコンポーネントツールを決定する使用コンポーネント決定手段、及び
前記使用コンポーネント決定手段により決定された前記コンポーネントツールを作動させて前記情報を取得するリードバック手段
として機能させることを特徴とする情報取得プログラム。
【請求項2】
前記コンピュータを、
前記使用コンポーネント決定手段により決定された該当する前記コンポーネントツールが前記コンピュータにインストールされているか否かを判定するインストール判定手段
として機能させることを特徴とする請求項1に記載の情報取得プログラム。
【請求項3】
前記コンピュータを、
前記インストール判定手段によって、前記使用コンポーネント決定手段により決定された該当する前記コンポーネントツールが前記コンピュータにインストールされていないと判定された場合に、前記情報の取得ができない旨を警告する警告手段
として機能させることを特徴とする請求項2に記載の情報取得プログラム。
【請求項4】
前記コンピュータを、
前記インストール判定手段によって、前記使用コンポーネント決定手段により決定された該当する前記コンポーネントツールが前記コンピュータにインストールされていないと判定された場合に、該当する前記コンポーネントツールを前記コンピュータにインストールするインストール手段
として機能させることを特徴とする請求項2又は3に記載の情報取得プログラム。
【請求項5】
前記コンピュータを、
前記インストール判定手段によって、前記使用コンポーネント決定手段により決定された該当する前記コンポーネントツールが前記コンピュータにインストールされていないと判定された場合に、前記リードバック手段の作動を禁止させるリードバック禁止手段
として機能させることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1つに記載の情報取得プログラム。
【請求項6】
前記使用コンポーネント決定手段は、前記情報及び前記接続方法のうち前記接続方法を優先して該当する前記コンポーネントツールを決定することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の情報取得プログラム。
【請求項7】
前記コンピュータを、
前記コンピュータと前記電子機器とが通信可能に接続されているか否かを検査する接続状態検査手段、及び
前記接続状態検査手段により前記コンピュータと前記電子機器とが通信可能に接続されていないと判定された場合に、前記リードバック手段の作動を禁止させるリードバック禁止手段
として機能させることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の情報取得プログラム。
【請求項8】
前記使用コンポーネント決定手段が作動した後に、前記接続状態検査手段が作動することを特徴とする請求項7に記載の情報取得プログラム。
【請求項9】
電子機器が有する情報を取得する情報取得装置であって、
前記電子機器が接続される接続ポートと、
前記電子機器が接続された前記接続ポートの種類及び前記情報の種類に基づいて、前記情報を取得するために使用するコンポーネントツールを決定する使用コンポーネント決定手段と、
前記使用コンポーネント決定手段により決定された前記コンポーネントツールを作動させて前記情報を取得するリードバック手段とを備えることを特徴とする情報取得装置。
【請求項10】
前記使用コンポーネント決定手段により決定された該当する前記コンポーネントツールが前記コンピュータにインストールされているか否かを判定するインストール判定手段を備えることを特徴とする請求項9に記載の情報取得装置。
【請求項11】
前記インストール判定手段によって、前記使用コンポーネント決定手段により決定された該当する前記コンポーネントツールがインストールされていないと判定された場合に、前記情報の取得ができない旨を警告する警告手段を備えることを特徴とする請求項10に記載の情報取得装置。
【請求項12】
前記インストール判定手段によって、前記使用コンポーネント決定手段により決定された該当する前記コンポーネントツールがインストールされていないと判定された場合に、該当する前記コンポーネントツールを前記コンピュータにインストールするインストール手段を備えることを特徴とする請求項10又は11に記載の情報取得装置。
【請求項13】
前記インストール判定手段によって、前記使用コンポーネント決定手段により決定された該当する前記コンポーネントツールが前記コンピュータにインストールされていないと判定された場合に、前記リードバック手段の作動を禁止させるリードバック禁止手段を備えることを特徴とする請求項10ないし12のいずれか1つに記載の情報取得装置。
【請求項14】
前記使用コンポーネント決定手段は、前記電子機器が接続された前記接続ポートの種類及び前記情報のうち、前記電子機器が接続された前記接続ポートの種類を優先して該当する前記コンポーネントツールを決定することを特徴とする請求項9ないし13のいずれか1つに記載の情報取得装置。
【請求項15】
前記電子機器とが通信可能に接続されているか否かを検査する接続状態検査手段と、
前記接続状態検査手段により前記電子機器とが通信可能に接続されていないと判定された場合に、前記リードバック手段の作動を禁止させるリードバック禁止手段とを備えることを特徴とする請求項9ないし14のいずれか1つに記載の情報取得装置。
【請求項16】
前記使用コンポーネント決定手段が作動した後に、前記接続状態検査手段が作動することを特徴とする請求項15に記載の情報取得装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータに接続された電子機器が有する情報を取得する情報取得プログラム及び情報取得装置に関するもので、特に、プリンタ等の画像形成装置が有する情報を取得する情報取得プログラム及び情報取得装置に適用して有効である。
【背景技術】
【0002】
同じ型番のプリンタでも、追加トレイの有無や両面印刷ユニットの有無等のオプション情報が相違している場合がある。
さらに、同じ型番のプリンタでも、僅かであるがトナーやインクの付着具合が異なるので、それらの誤差を修正するために、各プリンタには色補正情報をプリンタ固有の情報として保存している場合がある。
【0003】
そして、これらのプリンタ固有の情報は、コンピュータにインストールされたリードバックツールにて読み込まれ(リードバックされ)、その読み込まれたプリンタ固有の情報に基づいてオプション設定等がコンピュータ側で行われる(例えば、特許文献1等参照)。
【特許文献1】特開平6−87548号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、リードバックツールは、1つ又は複数のコンポーネントツールから構成されており、このコンポーネントツールは、コンピュータとプリンタとの接続方法や取得したい情報の種類によって異なっている。
【0005】
すなわち、例えば、コンピュータとプリンタとの接続方法がUSB(Universal Serial Bus)ポートを用いた接続方法とLAN(Local Area Network)ポートを用いた接続方法とでは、通常、使用するコンポーネントツールが相違している。同様に、取得した情報がオプション情報である場合と色補正情報である場合とで、使用するコンポーネントツールが相違している場合がある。
【0006】
しかし、特許文献1に記載の発明では、使用するコンポーネントツールを接続方法のみに基づいて決定しているので、取得したい情報の種類毎に使用するコンポーネントツールが相違しているプリンタでは、オプション情報や色補正情報等のプリンタ固有の情報を取得(リードバック)することができない。
【0007】
本発明は、上記点に鑑み、コンピュータに接続された、プリンタ等の電子機器が有する情報を確実に取得することができる情報取得プログラム及び情報取得装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、コンピュータに接続された電子機器が有する情報を取得する情報取得プログラムであって、コンピュータを、コンピュータと電子機器との接続方法及び情報の種類に基づいて、情報を取得するために使用するコンポーネントツールを決定する使用コンポーネント決定手段、及び使用コンポーネント決定手段により決定されたコンポーネントツールを作動させて情報を取得するリードバック手段として機能させることを特徴とする。
【0009】
これにより、本発明では、接続方法に加えて取得したい情報の種類も考慮してコンポーネントツールを決定することになるので、従来の接続方法のみでコンポーネントを決定するものより適切なコンポーネントが決定され、コンピュータに接続された電子機器が有する情報を確実に取得することができる。
【0010】
なお、このとき、請求項2に記載の発明のごとく、コンピュータを、使用コンポーネント決定手段により決定された該当するコンポーネントツールがコンピュータにインストールされているか否かを判定するインストール判定手段として機能させることが望ましい。
【0011】
そして、請求項3に記載の発明では、コンピュータを、インストール判定手段によって、使用コンポーネント決定手段により決定された該当するコンポーネントツールがコンピュータにインストールされていないと判定された場合に、情報の取得ができない旨を警告する警告手段として機能させることを特徴とする。
【0012】
これにより、該当するコンポーネントツールがコンピュータにインストールされていない場合に、コンピュータの使用者が電子機器の情報取得を試みた時、情報が取得できないことがわかるので、繰り返し無駄な電子機器の情報取得を試みることを防止することができる。
【0013】
請求項4に記載の発明では、コンピュータを、インストール判定手段によって、使用コンポーネント決定手段により決定された該当するコンポーネントツールがコンピュータにインストールされていないと判定された場合に、該当するコンポーネントツールをコンピュータにインストールするインストール手段として機能させることを特徴とする。
【0014】
これにより、該当するコンポーネントツールがコンピュータにインストールされていない場合には、該当するコンポーネントツールがコンピュータにインストールされるので、電子機器の情報をいつでも容易に取得することができる。
【0015】
請求項5に記載の発明では、コンピュータを、インストール判定手段によって、使用コンポーネント決定手段により決定された該当するコンポーネントツールがコンピュータにインストールされていないと判定された場合に、リードバック手段の作動を禁止させるリードバック禁止手段として機能させることを特徴とする。
【0016】
これにより、該当するコンポーネントツールがコンピュータにインストールされていない場合に、コンピュータの使用者が無駄な電子機器の情報取得を試みることを未然に防止することができる。
【0017】
ところで、接続方法が相違すると、多くの場合は使用すべきコンポーネントツールが相違するのに対して、情報の種類が相違しても使用すべきコンポーネントツールが相違しない場合が多い。
【0018】
したがって、請求項6に記載の発明のごとく、情報及び接続方法のうち接続方法を優先して該当するコンポーネントツールを決定すれば、使用すべきコンポーネントツールを効率よく決定することができる。
【0019】
請求項7に記載の発明では、コンピュータを、コンピュータと電子機器とが通信可能に接続されているか否かを検査する接続状態検査手段、及び接続状態検査手段により、コンピュータと電子機器とが通信可能に接続されていないと判定された場合に、リードバック手段の作動を禁止させるリードバック禁止手段として機能させることを特徴とする。
【0020】
これにより、コンピュータと電子機器とが通信可能に接続されていない場合に、コンピュータの使用者が無駄な電子機器の情報取得を試みることを未然に防止することができる。
【0021】
ところで、コンピュータと電子機器とが通信可能に接続されているか否かを判定するには、使用すべきコンポーネントツールを決定する場合に比べて時間を要する場合が多い。
したがって、請求項8に記載の発明のごとく、使用コンポーネント決定手段が作動した後に、接続状態検査手段を作動させれば、電子機器の情報を取得できるか否かを効率よく判定することができる。
【0022】
つまり、接続状態検査手段によってコンピュータと電子機器とが通信可能に接続されていないと判定された場合、又は使用コンポーネント決定手段によって該当するコンポーネントツールがコンピュータにインストールされていないと判定された場合には、いずれの場合も電子機器の情報を取得することができない。
【0023】
そして、使用コンポーネント決定手段が作動した後に、接続状態検査手段が作動させれば、使用コンポーネント決定手段によって該当するコンポーネントツールがコンピュータにインストールされていないと判定された場合には、その時点で電子機器の情報を取得することができないことが判明し、かつ、使用コンポーネント決定手段の作動時間は接続状態検査手段の作動時間より短い。したがって、電子機器の情報を取得できるか否かを効率よく判定することができる。
【0024】
また、電子機器の種類によっては、接続状態検査手段を作動させるために、適用なコンポーネントツールを必要とする場合がある。したがって、本発明のごとく、使用コンポーネント決定手段が作動した後に、接続状態検査手段が作動させれば、接続状態検査手段を確実に作動させることができる。
【0025】
請求項9に記載の発明では、電子機器が有する情報を取得する情報取得装置であって、電子機器が接続される接続ポートと、電子機器が接続された接続ポートの種類及び情報の種類に基づいて、情報を取得するために使用するコンポーネントツールを決定する使用コンポーネント決定手段と、使用コンポーネント決定手段により決定されたコンポーネントツールを作動させて情報を取得するリードバック手段とを備えることを特徴とする。
【0026】
これにより、請求項1に記載の発明と同様に、接続方法に加えて取得したい情報の種類も考慮してコンポーネントツールを決定することになるので、従来の接続方法のみでコンポーネントを決定するものより適切なコンポーネントが決定され、コンピュータに接続された電子機器が有する情報を確実に取得することができる。
【0027】
なお、このとき、請求項10に記載の発明のごとく、使用コンポーネント決定手段により決定された該当するコンポーネントツールがコンピュータにインストールされているか否かを判定するインストール判定手段を備えることが望ましい。
【0028】
そして、請求項11に記載の発明では、使用コンポーネント決定手段により決定された該当するコンポーネントツールがインストールされていないと判定された場合に、情報の取得ができない旨を警告する警告手段を備えることを特徴とする。
【0029】
これにより、請求項3に記載の発明と同様に、該当するコンポーネントツールがインストールされていない場合に、コンピュータの使用者が電子機器の情報取得を試みた時、情報が取得できないことがわかるので、繰り返し無駄な電子機器の情報取得を試みることを防止することができる。
【0030】
請求項12に記載の発明では、使用コンポーネント決定手段により決定された該当するコンポーネントツールがインストールされていないと判定された場合に、該当するコンポーネントツールをインストールするインストール手段を備えることを特徴とする。
【0031】
これにより、請求項4に記載の発明と同様に、該当するコンポーネントツールが情報取得装置にインストールされていない場合には、該当するコンポーネントツールが情報取得装置にインストールされるので、電子機器の情報をいつでも容易に取得することができる。
【0032】
請求項13に記載の発明では、インストール判定手段によって、使用コンポーネント決定手段により決定された該当するコンポーネントツールがコンピュータにインストールされていないと判定された場合に、リードバック手段の作動を禁止させるリードバック禁止手段を備えることを特徴とする。
【0033】
これにより、請求項5に記載の発明と同様に、該当するコンポーネントツールがインストールされていない場合に、情報取得装置の使用者が無駄な電子機器の情報取得を試みることを未然に防止することができる。
【0034】
請求項14に記載の発明では、使用コンポーネント決定手段は、電子機器が接続された接続ポートの種類及び情報のうち、電子機器が接続された接続ポートの種類を優先して該当するコンポーネントツールを決定することを特徴とする。
【0035】
これにより、請求項6に記載の発明と同様に、使用すべきコンポーネントツールを効率よく決定することができる。
請求項15に記載の発明では、電子機器とが通信可能に接続されているか否かを検査する接続状態検査手段と、接続状態検査手段により電子機器とが通信可能に接続されていないと判定された場合に、リードバック手段の作動を禁止させるリードバック禁止手段とを備えることを特徴とする。
【0036】
これにより、請求項7に記載の発明と同様に、情報取得装置と電子機器とが通信可能に接続されていない場合に、情報取得装置の使用者が無駄な電子機器の情報取得を試みることを未然に防止することができる。
【0037】
請求項16に記載の発明では、使用コンポーネント決定手段が作動した後に、接続状態検査手段が作動することを特徴とする。
これにより、請求項8に記載の発明と同様に、電子機器の情報を取得できるか否かを効率よく判定することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0038】
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
本実施形態は、本発明に係る情報取得プログラム及び情報取得装置を、LAN等のネットワークを介して接続されたネットワークプリンタ、コンピュータに設けられたUSBポート、プリンタポート等に接続されたローカルプリンタの制御などに適用したものである。すなわち、本実施形態は、コンピュータに本発明に係る情報取得プログラムを組み込む(インストールする)ことにより、コンピュータを情報取得装置として機能させるものである。
【0039】
(第1実施形態)
1.情報取得装置等の概要
図1は、本実施形態に係る情報取得装置(コンピュータ)10、プリンタ20等から構成されたネットワークの概要を示すブロック図であり、以下、図1に基づいて情報取得装置10の構成の概要を説明する。
【0040】
情報取得装置10の構成は周知のコンピュータと同一である。具体的には、情報取得装置(コンピュータ)10は、画像及び文字を表示するLCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等にて構成された表示部11、表示部11の特定部位を指し示すポインタ(図示せず)を移動させるポインティング手段をなすマウス(図示せず)及びキーボード(図示せず)等にて構成された操作部12、CPU(Central Processing unit)13、ROM14(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)15、HDD)(Hard Disk Drive)16、情報取得装置(コンピュータ)10をネットワークに接続するのネットワークインタフェース17(LAN I/F)、並びにプリンタ20を接続するプリンタポートインタフェース18等を有して構成されている。なお、以下、情報取得装置(コンピュータ)10をPC10と記す。
【0041】
また、本実施形態に係るプリンタ20は、プリンタ20に備える機能を選択等するための操作キー21、操作内容や作業状況等を表示する表示パネル22、紙等の記録媒体に文字や画像等を印刷する印刷部23、CPU24、ROM25、RAM26、HDD27、電力の供給が停止した場合であっても記憶された内容を保持するすることが可能な不揮発性RAM)28、プリンタ20をネットワークに接続するたのネットワークインタフェース(LAN I/F)29、並びにプリンタ20をLANを介さずにPC10に直接接続するためのプリンタポートインタフェース30等から構成されている。
【0042】
なお、本実施形態では、紙面上方側に記載されたプリンタ20は、プリンタポートインタフェース30によりPC10に直接接続され、紙面下方側のプリンタ20はLANを介してPC10に接続されている。
【0043】
2.情報取得プログラム(情報取得装置)の作動
以下に、本実施形態に係るPC10において、オプション情報や色補正情報等のプリンタ20が有する固有の情報を取得するためのプログラム(リードバックツール)の作動を、オプション情報を取得する場合を例に説明する。
【0044】
因みに、本実施形態では、PC10のOS(Operating System)としてWindows(登録商標)を用いており、以下、特に説明(定義)が無い用語は、Windowsにおける一般的な意味にて用いる。
【0045】
図2はオプション情報を設定するために表示部11に表示されるウィンドウ(以下、このウィンドウをオプション情報設定ユーザインタフェース701という)の一例を示すものであり、自動チェックボタン706を押下することでオプション情報を取得するためのリードバックツール(以下、単にリードバックツールという)が起動する。図3〜図5はリードバックツールを起動した時に実行されるプログラムの概要を示すフローチャートである。
【0046】
オプション情報設定ユーザインタフェース701は、PC10にて利用可能なプリンタ20で使用することができるオプション機能を設定するための入力ウィンドウであり、このオプション情報設定ユーザインタフェース701は、通常、プリンタのプロパティに表示されたオプション情報設定を選択することにより起動される。
【0047】
そして、オプション情報設定ユーザインタフェース701には、追加トレイの有無を設定するラジオボタン702a、702b、両面印刷ユニットの有無を設定するラジオボタン703a、703b、標準の給紙トレイに載置された用紙のサイズを設定するコンボボックス704、及び追加トレイ載置された用紙のサイズを設定するコンボボックス705等の設定手段、並びにこれらの設定内容をリードバックツールを用いて自動設定するための自動チェックボタン706等の機能手段が表示されている。
【0048】
2.1.リードバックツール起動ユーザーインターフェース制御フロー
図3はリードバックツールを起動するユーザーインターフェースを表示する時に実行されるメイン制御を示すフローチャートであり、リードバックツールを起動するユーザーインターフェースが表示されると、先ず、オプション情報をプリンタ20から取得するために使用するプログラム(コンポーネントツール)が決定される(S201)。なお、使用するコンポーネントツールの決定方法の詳細は後述する。
【0049】
そして、使用するコンポーネントツールが決定された結果、リードバックが可か否かが判断され(S202)、リードバックが可能な場合には(S202:YES)、決定されたコンポーネントツールがHDD16等のCPU13にて制御可能な記憶装置に実際に格納されているか否か、つまり決定されたコンポーネントツールがインストールされているか否かが判定される(S203)。
【0050】
ここで、決定されたコンポーネントツールがインストールされていると判定された場合には(S203:YES)、プリンタ20の状態が確認され(S204)、プリンタ20がリードバック(情報取得)可能な状態であるか否かが判定される(S205)。なお、プリンタ20の状態確認の詳細は後述する。
【0051】
そして、プリンタがリードバック可能な状態であると判定された場合、つまり後述するプリンタ状態確認制御にてリードバックが可能である旨のフラグ等が設定された場合には(S205:YES)、自動チェックボタン706が押下(操作)可能な状態とされる(S206)。
【0052】
一方、S202にてリードバックが不可と判定された場合(S202:NO)、S203にて決定されたコンポーネントツールがインストールされていないと判定された場合(S203:NO)、又はS205にてプリンタがリードバック不可能な状態であると判定された場合には(S205:NO)、自動チェックボタン706が押下(操作)不可能な状態とされる(S207)。
【0053】
なお、本実施形態では、動チェックボタン706が押下不可能な状態とされた場合には、自動チェックボタン706全体がグレー表示され、リードバックツールの起動ができない状態になる。
【0054】
2.2.使用するコンポーネントツールの決定
図4は、使用するコンポーネントツールを決定するための制御フローの概略を示すフローチャートであり、図8は使用するコンポーネントツールとその決定条件との関係を示した図表である。
【0055】
使用するコンポーネントツールは、図8に示すように、プリンタ20がLAN(Network)経由にてPC10に接続されているか、又はPC10のプリンタポートインタフェース(LPT)18もしくはUSBポートに直接接続されているか等のプリンタ20とPC10との接続方法、及び取得したい情報(リードバック対象)によって異なっている。
【0056】
なお、図8では、接続方法が3種類、情報の種類(リードバック対象)が2種類あるので、使用するコンポーネントツールは最大6種類となるが、本実施形態では、プリンタ20がLPTポート又はUSBポートに接続されている場合には、情報の種類によらず、同一のコンポーネントツールを利用することができるので、コンポーネントツールの種類は、コンポーネントツールA〜Dの4種類である。
【0057】
因みに、本実施形態では、使用するコンポーネントツールが決定すると、それに応じて実際にリードバックを行う時間(タイムアウト時間)が決定され、後述するように、タイムアウト時間が経過すると、その時点で、リードバック作動が停止する。
【0058】
以下、図4に示すフローチャートに従って使用するコンポーネントツールの決定制御を説明する。
先ず、カウンタを示す変数iに0が設定される(S301)。次に、変数iが組み合わせの種類(本実施形態では、6)より小さいか否かが判定される(S302)。
【0059】
なお、この変数iは、接続方法の種類及び情報の種類によって決まる組み合わせ(本実施形態では、6種類)のうちいずれかの組み合わせを意味するもので、例えば変数iが1であるとは、図8において、接続方法がLPT、情報の種類がオプション情報となる組み合わせを意味する。
【0060】
したがって、変数iが組み合わせの種類より小さいか否かを判定するとは、使用するコンポーネントツールを決定するに当たり、接続方法の種類及び情報の種類によって決まる全ての組み合わせについてチェックしたか否かを判定することを意味することとなる。
【0061】
そして、S302にて変数iが組み合わせの種類より小さいと判定された場合には(S302:YES)、現在の変数iに1を加えた後(S303)、現在の接続方法が図8の図表におけるi番目の接続方法と同一であるか否かが判定される(S304)。
【0062】
ここで、現在の接続方法と図8の図表におけるi番目の接続方法とが同一である同一であると判定された場合には(S304:YES)、取得したい情報の種類と図8の図表におけるi番目の情報の種類とが同一であるかが判定される(S305)。
【0063】
そして、取得したい情報の種類が図8の図表におけるi番目の情報の種類と同一であると判定された場合には(S305:YES)、図表8におけるi番目のコンポーネントツールが使用するコンポーネントツールである旨及び使用するコンポーネントツールに対応してタイムアウト時間がRAM15に記録されるとともに(S306)、リードバックが可能である旨を意味するフラグ等がRAM15に設定された後(S307)、本制御フローが終了してメイン制御フローに戻る。
【0064】
したがって、例えば、取得した情報ががオプション情報で、接続方法がネットワークの場合、変数iが5のときに条件が一致するので、使用コンポーネントがコンポーネントCとなり、タイムアウトは10秒となり、これらのコンポーネント情報がRAM15に記憶される。
【0065】
一方、現在の接続方法が図8の図表におけるi番目の接続方法と同一でないと判定された場合(S304:NO)、又は取得したい情報の種類と図8の図表におけるi番目の情報の種類とが同一でないと判定された場合(S305:NO)には、S302に戻り、再び、変数iが組み合わせの種類より小さいか否かが判定される。
【0066】
ここで、変数iが6以上となった場合(S302:NO)、つまり図8の図表に示される全ての組み合わせの中に、該当する接続方法と情報の種類との組み合わせが発見されなかった場合には、リードバックが不可能である旨を意味するフラグ等がRAM15に設定されるた後(S308)、本制御フローが終了してメイン制御フローに戻る。
【0067】
なお、メイン制御フロー(S202)では、S307又はS308にて設定されたフラグに基づいてリードバックが可か否かが判定される。
2.3.プリンタの状態確認処理
図5はプリンタ20の状態を確認するための制御フローの概要を示すフローチャートであり、以下、このフローチャートに基づいてプリンタの状態確認処理を説明する。
【0068】
先ず、プリンタ20がオンライン状態となっているか否か、つまりプリンタ20とPC10との間で信号の授受を行うことができる状態となっているか否かが判定され(S401)、プリンタ20がオンライン状態になっていない、つまりプリンタ20がオフライン状態であると判定された場合には(S401:NO)、情報を取得するための指令(コマンド)をプリンタ20に送信することができないので、プリンタがリードバックをすることができない状態にある旨を示すフラグがRAM15に設定されて(S405)、本制御フローが終了してメイン制御フローに戻る。
【0069】
一方、プリンタ20がオンライン状態になっていると判定された場合には(S401:YES)、スプーラにある印刷ジョブの数が上限値を超えているか否かの判定がされる(S402)。
【0070】
ここで、スプーラとは印刷処理待ちのジョブを蓄積する部分(メモリ)であり、プリンタ20には、スプーラに蓄積されたジョブをその蓄積された順に送信する。このため、仮に、情報を取得するための指令をプリンタ20に送信しようとした時点で、既にスプーラに多数の印刷ジョブが蓄積されていると、リードバック指令が直ぐに送信及び実行がされないので、取得したい情報(この場合、オプション情報)を直ぐに取得することができない。
【0071】
そこで、本実施形態では、スプーラに蓄積されているジョブの数が予め設定された上限値を超えていると判定された場合には(S402:YES)、プリンタがリードバックをすることができない状態にある旨を示すフラグがRAM15に設定されて(S405)、本制御フローが終了してメイン制御フローに戻る。
【0072】
そして、スプーラにある印刷ジョブの数が上限値を超えていないと判定された場合には(S402:NO)、エラーの回数が予め設定された上限値を超えた否かが判定される(S403)。
【0073】
ここで、エラーとは、後述するリードバック処理が実行された場合において、情報の取得に失敗した場合を言い、エラーの回数はリードバックが失敗するたびに増加する。したがって、このエラー回数が大きい場合は、S401やS402で確認した事項以外にもリードバックが出来ない要因が存在する可能性が高い。
【0074】
そこで、本実施形態では、エラー回数が予め設定された上限値を超えたと判定された場合には(S403:YES)、プリンタがリードバックをすることができない状態にある旨を示すフラグがRAM15に設定される(S405)。
【0075】
なお、本実施形態では、オプション情報設定ユーザインタフェース701が閉じられたときに、エラー回数が初期値(0)に設定し直される。
一方、エラー回数が予め設定された上限値を超えていないと判定された場合には(S403:YES)、リードバックをすることができる旨を示すフラグがRAM15に設定されて(S404)、本制御フローが終了してメイン制御フローに戻る。
【0076】
なお、メイン制御フロー(S205)では、S404又はS405にて設定されたフラグに基づいてプリンタがリードバックが可能な状態であるか否かが判定される。
因みに、本実施形態では、プリンタ20がオンライン状態であるか否かを判定したが、プリンタ20が一時停止か稼動中かの判定を行ってもよい。
【0077】
また、本実施形態では、ジョブの数で上限を決めたが、これに代えて、ジョブの合計サイズで上限を決めてもよい。
2.4.自動チェック処理
図6は、自動チェックボタン706が押下可能な状態において、自動チェックボタン706が押下された場合に実行される処理の概要を示すフローチャートであり、以下に、自動チェック処理の概要を説明する。
【0078】
自動チェックボタン706が押下されると、図6に示すように、リードバック処理が行われる(S504)。なお、リードバック処理(S504)の詳細は後述する。
そして、リードバック処理が終了すると、リードバック(情報取得)に成功したか否かが判定され(S505)、リードバックに成功したものと判定された場合には(S505:YES)、その取得した情報内容がオプション情報設定ユーザインタフェース701に反映されるとともに(S506)、現在、RAM15に記憶されているエラー回数に0が代入された後(S507)、本制御フローが終了してメイン制御フローに戻る。
【0079】
一方、リードバックに失敗したものと判定された場合には(S505:NO)、リードバックに失敗したことを意味する警告(図9参照)を記したウィンドウが表示されるとともに(S508)、現在、RAM15に記憶されているエラー回数に1が加算された後(S509)、本制御フローが終了してメイン制御フローに戻る。
【0080】
2.4.1.リードバック処理(S504)
図7はリードバック処理の概要を示すフローチャートであり、以下に、リードバック処理の概要を説明する。
【0081】
先ず、取得した情報を取得するための情報取得用のデータが作成される(S601)。なお、情報取得用のデータは、プリンタの種類毎に予め設定された文字列(テキストデータ)から構成されたもので、取得したい情報により異なるものである。
【0082】
そして、情報取得用データの作成が終了すると、現在の時刻がリードバック開始時刻としてRAM15に記憶されとともに(S602)、S601で作成された情報取得用データがプリンタ20に送信される(S603)。
【0083】
その後、送信した情報取得用データに対する結果(情報)がプリンタ20から出力されるまで、又はS602にて記憶された時刻からタイムアウト時間が経過するまで待機し、仮に、S602にて記憶された時刻からタイムアウト時間が経過した場合には(S604:NO)、リードバックに失敗したことを意味するフラグがRAM15に設定された後(S608)、本制御フローを終了して自動チェック処理に戻る。
【0084】
因みに、タイムアウトの時間が異なるのは、取得したい情報の種類によって取得する情報量が異なり、かつ、接続方法によりその情報量を送信するに必要な時間が異なるからである。
【0085】
一方、S602にて記憶された時刻からタイムアウト時間が経過していない間は(S604:YES)、RAM15に確保されたリードバック用のバッファからリードバックされたデータの読み込みが実行される(S605)。なお、プリンタ20から出力される情報は、このリードバック用のバッファに書き込まれる。
【0086】
そして、リードバック用のバッファからデータを取得できたか否か、つまりリードバック用のバッファに情報が書き込まれているか否かが判定され(S606)、データを取得できなかったものと判定された場合には(S606:NO)、S604に戻って、再び、タイムアウト時間が経過したか否かが判定される。
【0087】
また、データを取得できたものと判定された場合には、リードバックに成功したことを意味するフラグがRAM15に設定された後(S607)、本制御フローを終了して自動チェック処理に戻る。
【0088】
なお、自動チェック処理(S505)においては、S607又はS608にて設定されたフラグに基づいてリードバックに成功したか否かが判定される。
3.本実施形態に係る情報取得プログラム及び情報取得装置の特徴
本実施形態では、接続方法に加えて取得したい情報の種類も考慮してコンポーネントツールを決定することになるので、従来の接続方法のみでコンポーネントを決定するものより適切なコンポーネントが決定される。したがって、PC10に接続されたプリンタ20が有する情報を確実に取得することができる。
【0089】
また、使用するコンポーネントツールがPC10にインストールされていないと判定された場合には、自動チェックボタン706を押下不可能にする等して情報の取得ができなくするので、該当するコンポーネントツールがPC10にインストールされていない場合に、ユーザが無駄にプリンタ20の情報取得を試みることを未然に防止することができる。
【0090】
また、プリンタ20がオンライン状態であるか否かをチェックした上で、自動チェックボタン706を押下可能とするか押下不可能とするかを決定するので、PC10とプリンタ20とが通信可能に接続されていない場合に、ユーザが無駄にプリンタ20の情報取得を試みることを未然に防止することができる。
【0091】
また、スプーラに蓄積されたジョブの数が予め設定された上限値を超えている場合には、自動チェックボタン706を押下不可能とするので、プリンタ20への負荷が増大している場合に、ユーザが無駄にプリンタ20の情報取得を試みることを未然に防止することができる。
【0092】
また、エラー回数が予め設定された上限値を超えている場合には、自動チェックボタン706を押下不可能とするので、プリンタ20に何らかの不具合が発生している可能性が高い場合に、ユーザが無駄にプリンタ20の情報取得を試みることを未然に防止することができる。
【0093】
ところで、プリンタ20の状態を判定するには、使用すべきコンポーネントツールを決定する場合に比べて時間を要する場合が多い。
したがって、本実施形態のごとく、使用するコンポーネントツールを決定した後に、プリンタ20の状態を判定すれば、プリンタ20の情報を取得できるか否かを効率よく判定することができる。
【0094】
つまり、プリンタ20がリードバック処理を行うことが難しい状態であると判定された場合、又は使用するコンポーネントツールがコンピュータにインストールされていないと判定された場合には、いずれの場合も電子機器の情報を取得することができない。
【0095】
そして、使用するコンポーネントツールを決定した後にプリンタ20の状態を判定すれば、インストールされていないと判定された場合に、その時点でリードバックができないことが判明し、かつ、使用するコンポーネントツールを決定するに必要な時間はプリンタ20の状態を判定するに必要な時間より短い。
【0096】
したがって、使用するコンポーネントツールを決定した後に、プリンタ20の状態を判定すれば、プリンタ20の情報を取得できるか否かを効率よく判定することができる。
また、プリンタ20の種類によっては、プリンタ20の状態を判定するために適用なコンポーネントツールを必要とする場合がある。したがって、本実施形態のごとく、使用するコンポーネントツールを決定した後に、プリンタ20の状態を判定すれば、確実にプリンタ20の状態を判定することができる。
【0097】
ところで、接続方法が相違すると、図8に示すように、使用すべきコンポーネントツールが相違するのに対して、情報の種類が相違しても使用すべきコンポーネントツールが相違しない場合が多い。
【0098】
したがって、本実形態のごとく、接続方法の判定(S304)を情報の種類の判定(S305)より先に実行すれば、使用すべきコンポーネントツールを効率よく決定することができる。
【0099】
なお、本実施形態は、自動チェックボタン706の押下が不可能なときに、ユーザが誤って自動チェックボタン706を操作した場合には、自動設定機能が作動しない旨の警告(図10参照)を表示してもよい。
【0100】
さらに、本実施形態は、例えば、自動チェックボタン706の押下が不可能なときには常に警告を表示するとしてもよい。
4.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、S201が特許請求の範囲に記載された使用コンポーネント決定手段に相当し、S203が特許請求の範囲に記載されたインストール判定手段に相当し、S504が特許請求の範囲に記載されたリードバック手段に相当し、S207が請求の範囲に記載されリードバック禁止手段に相当し、S204が特許請求の範囲に記載された接続状態検査手段に相当する。
【0101】
(第2実施形態)
第1実施形態では、使用するコンポーネントツールの決定及び決定されたコンポーネントツールの有無の判定(S201、S202)、並びに決定された使用するコンポーネントツールがPC10にインストールされているか否かの判定(S203)を、オプション情報設定ユーザインタフェース701の起動時に行ったが、本実施形態は、図11及び図12に示すように、使用するコンポーネントツールの決定及び決定されたコンポーネントツールの有無の判定(S201、S202)、並びに決定された使用するコンポーネントツールがPC10にインストールされているか否かの判定(S203)を、自動チェックボタン706が押下された時に行うようにしたものである。
【0102】
すなわち、図11は本実施形態に係る情報取得プログラム及び情報取得装置におけるリードバックツールを起動するユーザーインターフェースを表示する時に実行されるメイン制御フロー(第1実施形態の図3に相当)を示すフローチャートであり、図12は本実施形態に係る情報取得プログラム及び情報取得装置における自動チェック処理(第1実施形態の図6に相当)を示すフローチャートである。なお、その他は、第1実施形態と同じである。
【0103】
そして、本実施形態では、リードバックツールを起動するユーザーインターフェースを表示する時に実行されるメイン制御フロー(図11参照)からS201〜S203を廃止し、一方、自動チェック処理フロー(図12参照)に、使用するコンポーネントツールの決定及び決定されたコンポーネントツールの有無の判定(S501、S502)、決定された使用するコンポーネントツールがPC10にインストールされているか否かの判定(S503)、並びに決定されたコンポーネントツールが無いと判定された場合(502:NO)、又は決定されたコンポーネントツールがインストールされていないと判定された場合に(503:NO)、リードバックができない旨を表示する制御ステップ(S510)を追加したものである。
【0104】
したがって、本実施形態では、S501が特許請求の範囲に記載された使用コンポーネント決定手段に相当し、S510が請求の範囲に記載された警告手段に相当する。
(第3実施形態)
第1、2実施形態では、PC10に使用するコンポーネントツールがインストールされていないと判定された場合には(S203:NO、S503:NO)、自動チェックボタン706を押下することができない、もしくはリードバックができないことを警告し、リードバックができないように制御したが、本実施形態は、図13に示すように、PC10に使用するコンポーネントツールがインストールされていないと判定された場合には(S503:NO)、コンポーネントツールをインストールするためのプログラム(S511)が実行されるようにしたものである。
【0105】
なお、図13は本実施形態に係る情報取得プログラム及び情報取得装置におけるメイン制御フロー(第2実施形態の図12に相当)を示すフローチャートであり、その他は第1実施形態又は第2実施形態と同じである。
【0106】
すなわち、S511では、使用するコンポーネントツールが格納されている場所の指定を促すウィンドウが表示され、格納されている場所をユーザが指定すると、コンポーネントツールのインストールがされる。
【0107】
S512ではコンポーネントツールのインストールが成功したかの判定を行う。格納されている場所にコンポーネントツールが無かったり、HDDの容量が不足していてコンポーネントツールのインストールが失敗したり、またはユーザーの判断でインストールを中止することがあるためである。
【0108】
そして、インストールが成功した場合はS504に進み、失敗もしくは中止した場合はS510に進む。
因みに、使用するコンポーネントツールが格納されている場所としては、HDD16やサーバー上の特定のパス、CD−ROM等の情報記録媒体が装着されている場所、又はインターネット上のURL等が考えられる。
【0109】
これにより、本実施形態では、使用するコンポーネントツールがPC10にインストールされていない場合には、使用するコンポーネントツールがPC10にインストールされるので、プリンタ20の情報をいつでも容易に取得することができる。
【0110】
なお、上述の説明からも明らかなように、本実施形態では、S511が特許請求の範囲に記載されたインストール手段に相当する。
(第4実施形態)
第1〜3実施形態では、使用するコンポーネントツールを決定するに当たり、接続方法が現在の接続方法と同一であるか否かを判定(S304)した後、情報の種類が取得したい情報と同一であるか否かを判定(S305)したが、本実施形態は、情報の種類の判定(S304)を接続方法の判定(S305)より優先させたものである。
【0111】
すなわち、図14は本実施形態に係る情報取得プログラム及び情報取得装置における使用するコンポーネントツールの決定フロー(第1実施形態の図4に相当)を示すフローチャートであり、本実施形態では、図14に示すように、情報の種類の判定(S305)を接続方法の判定(S304)より先に実行する。
【0112】
なお、使用するコンポーネントツールの決定フロー以外は、第1実施形態〜第3実施形態のいずれかと同じである。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、自動チェックボタン706の押下が不可能であることをユーザに警告するために自動チェックボタン706全体をグレー表示としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、自動チェックボタン706の表示形態(文字や形状等)を自動チェックボタン706の押下が可能な場合と異ならせる、又は自動チェックボタン706そのものを非表示とする等してもよい。
【0113】
また、上述の実施形態では、コンピュータに接続される電子機器として、単純なプリンタ20を例に本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、電子機器として、プリンタ機能(印刷機能)に加えて、いわゆるファクシミリ機能、及び紙等に記録された文字や画像を読み込んでその読み込んだ情報を電子化するスキャナ機能を備える多目的プリンタを用いてもよい。
【0114】
また、オプション情報設定ユーザインタフェースは図2に示されたものに限定されるものではない。
また、プリンタ20(電子機器)の情報の種類及び接続方法の組み合わせは、図8に示されたものに限定されるものではない。
【0115】
また、上述に実施形態では、汎用性のあるコンピュータに本発明に係る情報取得プログラムを組み込むことにより、本発明に係る情報取得装置を構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、情報取得プログラムと同様な作動をする専用のハードウェアにて構成された専用のコンピュータにて本発明に係る情報取得装置を構成してもよい。
【0116】
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0117】
【図1】本発明の実施形態に係る情報取得装置(コンピュータ)、プリンタ等から構成されたネットワークの概要を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係るオプション情報設定ユーザインタフェースの一例を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係るリードバックツールを起動するためのユーザーインターフェースを表示する時に実行されるプログラムの概要を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態に係る使用するコンポーネントツールを決定するための制御フローの概略を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態に係るプリンタ20の状態を確認するための制御フローの概要を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態に係る自動チェックボタン706が押下された場合に実行される処理の概要を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態に係るリードバック処理の概要を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態に係る使用するコンポーネントツールとその決定条件との関係を示した図表である。
【図9】本発明の実施形態に係る警告メッセージを示す図である。
【図10】本発明の実施形態に係る警告メッセージを示す図である。
【図11】本発明の第2実施形態に係るリードバックツールを起動した時に実行されるプログラムの概要を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第2実施形態に係る自動チェックボタン706が押下された場合に実行される処理の概要を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第3実施形態に係るリードバックツールを起動した時に実行されるプログラムの概要を示すフローチャートである。
【図14】本発明の第4実施形態に係る使用するコンポーネントツールを決定するための制御フローの概略を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0118】
10…情報取得装置(コンピュータ)、11…表示部、12…操作部、
17…ネットワークインタフェース、20…プリンタ、21…操作キー、
22…表示パネル、23…印刷部、30…プリンタポートインタフェース、
701…オプション情報設定ユーザインタフェース、702a…ラジオボタン、
703a…ラジオボタン、704…コンボボックス、706…自動チェックボタン、
706…動チェックボタン。




 

 


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