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発明の名称 画像形成装置、コンピュータ、通信システム、及びプログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−6367(P2007−6367A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−186817(P2005−186817)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100082500
【弁理士】
【氏名又は名称】足立 勉
発明者 野川 英樹
要約 課題
画像形成装置における必要記憶容量を特に増大させることなく、画像形成装置に生じた異常を解決するための情報を画像形成装置に表示させ、異常を解決するための作業を、使用者が常に容易に実施できるようにする。

解決手段
画像形成装置は、異常が生じると(S310:YES)、その異常を解決するためのHelp情報を外部の機器に要求する(S330)。その外部の機器からHelp情報を取得できる場合には(S340:YES)、異常を表す異常情報を外部の機器に送信するとともに(S350)、その外部の機器から、異常情報に対応するHelp情報を取得する(S360)。そして、その取得したHelp情報に基づいて、異常の解決方法を表す画像を、画像形成装置のLCDに表示させる(S370)。
特許請求の範囲
【請求項1】
画像を読み取りその画像を表す画像データを生成する読取機能と、画像データの表す画像を印刷する印刷機能とのうちの少なくとも一方を有する画像形成装置であって、
当該画像形成装置で発生した異常を検出する検出手段と、
当該画像形成装置で発生する異常の解決方法を表す解決情報が記憶された一つ又は複数の外部装置へ、前記検出手段により検出された異常を表す異常情報に関する解決情報を要求する要求手段と、
前記要求手段により要求された異常情報に関する解決情報を、前記外部装置から取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した解決情報を、前記検出手段が検出した異常の解決方法として表示部に表示させる表示制御手段と、
を備えていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記解決情報は、画像データとして構成されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、
前記表示制御手段は、前記解決情報を、前記表示部に一度に表示させることを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置において、
前記解決情報を記憶する外部装置が複数ある場合に、前記要求手段が前記異常情報に関する解決情報を要求する要求先の外部装置を、複数の外部装置の中から選択する選択手段を備え、
前記要求手段は、前記選択手段が選択した外部装置に対し、前記異常情報に関する解決情報を要求することを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項4に記載の画像形成装置において、
前記選択手段が前記解決情報の要求先となる外部装置を選択する際の規則を設定する設定手段を備え、
前記選択手段は、前記設定手段が設定した規則に従い、前記解決情報の要求先となる外部装置を選択することを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の画像形成装置と通信する前記外部装置としてのコンピュータであって、
前記画像形成装置で発生する異常の解決方法を表す解決情報を記憶する記憶手段と、
当該コンピュータが前記画像形成装置から前記異常情報を受信すると、その異常情報に対応した解決情報を前記記憶手段から抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出した解決情報を、前記画像形成装置に送信する解決情報送信手段と、
を備えていることを特徴とするコンピュータ。
【請求項7】
請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の画像形成装置と、請求項6に記載のコンピュータとからなる通信システムであって、
前記画像形成装置の前記取得手段は、前記コンピュータから送信される前記解決情報を取得するようになっていることを特徴とする通信システム。
【請求項8】
請求項7に記載の通信システムにおいて、
前記画像形成装置の前記要求手段は、前記解決情報を要求するために前記異常情報及び当該画像形成装置の表示部の表示能力を表す表示能力情報を前記コンピュータに送信し、
前記コンピュータの前記解決情報送信手段は、当該コンピュータが前記画像形成装置より前記異常情報とともに前記表示能力情報を受信すると、その表示能力情報に基づき、前記異常情報に関する解決情報を、前記画像形成装置の表示部の表示能力に合わせて、その異常情報の送信元の画像形成装置に送信すること、
を特徴とする通信システム。
【請求項9】
請求項7又は請求項8に記載の通信システムにおいて、
前記コンピュータは、
前記画像形成装置に送信した前記解決情報を、当該コンピュータが備えるコンピュータ側表示部に表示させるコンピュータ側表示制御手段を備えていることを特徴とする通信システム。
【請求項10】
コンピュータを、
当該コンピュータで発生する異常の解決方法を表す解決情報が記憶された一つ又は複数の外部装置へ、当該コンピュータで発生した異常を表す異常情報に関する解決情報を要求する要求手段、
前記要求手段により要求された異常情報に関する解決情報を、前記外部装置から取得する取得手段、
及び前記取得手段が取得した解決情報を、当該コンピュータで検出された異常の解決方法として表示部に表示させる表示制御手段、
として機能させるための制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取機能と画像印刷機能との少なくとも何れか一方を備えた画像形成装置、コンピュータ、通信システム及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、印刷装置やスキャナ、或いは複合機等の画像を形成する機器として、その機器に生じたエラーや故障等の異常を検出したり診断したりする異常診断機能が備えられた機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この特許文献1においては、前述したような異常診断機能を備えた印刷装置に対して、この印刷装置に印刷情報(印刷する画像データ)を送信するサーバと、印刷装置に生じる異常の解決方法を表す文章を表示するための文章データが記憶されたホストコンピュータとが接続されている。
【0004】
そして、印刷装置において異常が検出されると、その異常を表す異常情報がホストコンピュータに送信されるようになっている。
また、ホストコンピュータは、印刷装置から異常情報を受信すると、その異常情報が表す異常に対応する文章データをサーバに送信する。すると、サーバでは、ホストコンピュータから送信された文章データに基づいて、印刷装置に生じた異常を解決するための解決方法を表す文章が、サーバが備えるディスプレイに表示される。
【特許文献1】特開平11−314437号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上述したように、特許文献1に記載された方法においては、印刷装置に生じた異常の解決方法を表す文章が、印刷装置に接続されたサーバにて表示されるようになっており、使用者は、異常に対処する際には、サーバに表示されたその文章を参照しながら対処する(修理或いはメンテナンス作業等を行う)こととなる。
【0006】
そして、サーバと印刷装置とが隣接して設置されていれば、使用者は容易にその解決方法を表す文章を参照しながら作業をすることができるが、実際上、サーバと印刷装置とは必ずしも隣接して設置されるわけではなく、例えばサーバと印刷装置とが離れて設置されている場合には、サーバに表示される解決方法を表す文章を参照しながら印刷装置の修理或いはメンテナンス作業等を行うことは、非常に面倒なものとなる。
【0007】
本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、印刷装置等の画像形成装置において、その画像形成装置における必要記憶容量を特に増大させることなく、画像形成装置に生じた異常を解決するための作業を、使用者が常に容易に実施できるようにすることを目的としている。また、このような画像形成装置と通信するコンピュータ、これら画像形成装置およびコンピュータとからなる通信システム、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる問題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、画像を読み取りその画像を表す画像データを生成する読取機能と、画像データの表す画像を印刷する印刷機能とのうちの少なくとも一方を有する画像形成装置であって、この画像形成装置で発生した異常を検出する検出手段と、この画像形成装置で発生する異常の解決方法を表す解決情報が記憶された一つ又は複数の外部装置へ、検出手段により検出された異常を表す異常情報に関する解決情報を要求する要求手段と、要求手段により要求された異常情報に関する解決情報を、外部装置から取得する取得手段と、取得手段が取得した解決情報を、検出手段が検出した異常の解決方法として表示部に表示させる表示制御手段と、を備えていることを特徴とする画像形成装置である。
【0009】
この請求項1に記載の画像形成装置においては、その画像形成装置において異常が生じた場合に、その異常の解決方法を表す解決情報が、画像形成装置に備えられた表示部に表示されるので、使用者は、異常が生じた画像形成装置においてその異常の解決方法を表す解決情報を簡単に参照できる。
【0010】
よって、使用者は、異常が生じた画像形成装置おいて、その異常を解決するための作業を容易に実施できるようになる。
しかも、その解決情報は外部装置より取得される構成であるため、画像形成装置内のROMやHDD等の記憶容量を大きくしなくてもよく、コストも低減できる。
【0011】
なお、この請求項1に記載の画像形成装置においては、取得手段が外部装置から送信される解決情報を受信するよう構成することもできるし、取得手段が外部装置の記憶部にアクセスして解決情報を取得するよう構成することもできる。
【0012】
そして、異常の解決方法を表す解決情報としては、テキストデータ等の文字データが考えられるが、請求項2に記載のように、絵や動画を表す画像データが用いられることが好ましい。
【0013】
このような画像データを用いれば、異常の解決方法について、文字のみならず絵や動画等を用いた表示ができるため、異常の解決方法を使用者に分かりやすく知らせることができる。
【0014】
さらに、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置においては、請求項3に記載のように、表示制御手段は、解決情報を表示部に一度に表示させるようにすると良い。
このような請求項3に記載の画像形成装置によれば、異常の解決方法を表す解決情報が一画面に表示されるので、解決方法が分かりやすくなる。また、使用者はわざわざ画面を切り替えたりする必要がないため、解決方法をすぐに把握できるようになる。なお、動画を用いた表示を行う場合には、例えば解決情報(動画)を一画面中において順次変化させるようにすると良い。すると、解決方法が段階的に示されるようになり、使用者にとって分かりやすいものとなる。
【0015】
また、請求項4に記載の画像形成装置は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置において、解決情報を記憶する外部装置が複数ある場合には、要求手段が異常情報に関する解決情報を要求する要求先の外部装置を、複数の外部装置の中から選択する選択手段を備え、要求手段は、選択手段が選択した外部装置に対し、異常情報に関する解決情報を要求することを特徴とする。
【0016】
この請求項4に記載の画像形成装置においては、異常に関する解決情報を要求する外部装置を選択するようにできる。そして例えば、複数の外部装置のうち、解決情報を要求する外部装置を自動で選択するように構成することができる。このようにすると、使用者が外部装置を選択する手間を省くことができ、すぐに解決情報を取得できるようになる。また、使用者からの入力に基づいて解決情報を要求する外部装置を選択するように構成することもでき、このようにすると、使用者にとって使いやすいものとなる。
【0017】
そして、請求項4に記載の画像形成装置においては、請求項5に記載のように、選択手段が解決情報の要求先となる外部装置を選択する際の規則を設定する設定手段を備え、選択手段は、設定手段が設定した規則に従い、解決情報の要求先となる外部装置を選択するようにすると良い。
【0018】
なお、選択手段が外部装置を選択する際の規則としては、例えば自動で選択する、及び使用者からの入力に基づいて選択するというものが考えられるが、この場合には、設定手段により、選択手段がその何れの規則に従うのかということが設定されることとなる。
【0019】
また、自動で選択する場合の規則として、さらに、アクセス頻度に基づいて選択する、予め設定された優先順位に基づいて選択する、及び複数の外部装置を一度に選択する(つまり、同時に複数の外部装置にアクセスする)等が考えられる。そして、選択手段が外部装置を自動で選択する場合にどのような規則に従うのかということが、設定手段により設定されるように構成することもできる。
【0020】
なお、このような設定は、自動で行われてもよいし、使用者の入力に基づいて行われてもよい。そして、後者の場合には、例えば画像形成装置にネットワークを介して接続された管理装置の管理ツールを用いることが考えられる。すなわち、使用者が管理装置の管理ツールを介して所定の情報を入力することで、その入力した情報に基づき、画像形成装置において、画像形成装置が外部装置を選択する際の規則が設定されるようにするのである。このようにすると、使用者は、ネットワーク上から容易に設定を行うことができるようになる。
【0021】
そして、この請求項5に記載の画像形成装置によれば、選択手段が外部装置を選択する際の規則が設定手段により設定されることで、より合理的に外部装置が選択されるようにでき、スムーズかつ確実に解決情報が取得されるようになる。
【0022】
次に、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の画像形成装置と通信する外部装置としてのコンピュータであって、画像形成装置で発生する異常の解決方法を表す解決情報を記憶する記憶手段と、このコンピュータが画像形成装置から前記異常情報を受信すると、その異常情報に対応した解決情報を記憶手段から抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出した解決情報を、画像形成装置に送信する解決情報送信手段と、を備えていることを特徴とするコンピュータである。
【0023】
この請求項6に記載のコンピュータは、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の外部装置として動作し得るため、このコンピュータを用いれば、上述したような効果を得ることができる。
【0024】
そして、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の画像形成装置と、請求項6に記載のコンピュータとからなる通信システムであって、画像形成装置の取得手段は、コンピュータから送信される解決情報を取得するようになっていることを特徴とする通信システムである。
【0025】
この請求項7に記載のように通信システムを構成すれば、上述したような効果を得ることができる通信システムを実現することができる。
また、請求項7に記載の通信システムにおいては、請求項8に記載のように、画像形成装置の要求手段は、解決情報を要求するために異常情報及びこの画像形成装置の表示部の表示能力を表す表示能力情報をコンピュータに送信し、コンピュータの解決情報送信手段は、このコンピュータが画像形成装置より異常情報とともに表示能力情報を受信すると、その表示能力情報に基づき、異常情報に関する解決情報を、画像形成装置の表示部の表示能力に合わせて、その異常情報の送信元の画像形成装置に送信するようにすると良い。
【0026】
このように構成された請求項8に記載の通信システムによれば、コンピュータから画像形成装置に対して、その画像形成装置の表示部の表示能力に合わせた解決情報が送信されるため、画像形成装置の表示部において、解決情報が確実かつ適切に表示されるようになる。なお、表示能力には、表示部の大きさ、解像度、及びカラー表示かモノクロ表示かの表示形態等が含まれる。
【0027】
さらに、請求項7又は請求項8に記載の通信システムにおいては、請求項9に記載のように、コンピュータは、画像形成装置に送信した解決情報を、このコンピュータが備えるコンピュータ側表示部に表示させるコンピュータ側表示制御手段を備えていることが好ましい。
【0028】
このように構成された請求項9に記載の通信システムによれば、コンピュータにおいても、画像形成装置に生じる異常の解決方法を表す解決情報が表示されるため、使用者は、コンピュータを操作している場合でも、画像形成装置に異常が生じたことを認識でき、またその解決方法を知ることができる。よって、画像形成装置に異常が生じた際に、より迅速に対処できるようになる。
【0029】
次に、請求項10に記載の発明は、コンピュータを、コンピュータで発生する異常の解決方法を表す解決情報が記憶された一つ又は複数の外部装置へ、コンピュータで発生した異常を表す異常情報に関する解決情報を要求する要求手段、その要求手段により要求された異常情報に対応した解決情報を、外部装置から取得する取得手段、及び取得手段が取得した解決情報を、このコンピュータで検出された異常の解決方法として表示部に表示させる表示制御手段として機能させるための制御プログラムである。
【0030】
この制御プログラムを用いれば、請求項1に記載の画像形成装置を実現することができ、上述したような効果を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0031】
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。
まず、図1は、本発明にかかる複合機1を用いた通信システムの構成を表すブロック図である。本実施形態においては、複合機1と、パーソナルコンピュータ(PC)2a,2b,2c,2dとから、通信システムが構成されている。
【0032】
以下、各装置の構成について詳しく説明する。
複合機1は、この複合機1にて行うべき各種処理を実行するCPU10と、この複合機1の起動時にCPU10が行う起動処理のプログラム(BIOS)等を記憶したROM12と、CPU10が各種処理を行う際に記憶領域として用いるRAM14及び不揮発性RAM16と、印刷用紙等の記録媒体に文字を印字する印字部20と、記録媒体に記録された文字や画像を読み取る読取部22と、情報を入力するための操作キー24と、情報を表示するための液晶表示パネル(LCD)26と、情報の読み書きが可能な外部フラッシュメモリ28と、この外部フラッシュメモリ28と複合機1とを接続するメモリインタフェース27と、他の機器とのパラレル接続を実現するパラレルインタフェース(LPT I/F)30及びUSB接続を実現するUSBインタフェース(I/F)32と、公衆回線とこの複合機1とを接続するためのモデム34と、LAN(Local Area Network)80やインターネット90等のネットワークとこの複合機1とを接続するための通信部36と、を備えているとともに、それらがバス40を介して相互に接続されている。
【0033】
なお、外部フラッシュメモリ28は、メモリインタフェース27を介して、複合機1に対して容易に着脱が可能なように構成されている。
PC2a〜2dは、このPC2a〜2dで行うべき各種処理を実行するCPU50と、このPC2a〜2dの起動時にCPU50が行う起動処理のプログラム(BIOS)等を記憶したROM52と、CPU50が各種処理を行う際に記憶領域として用いるRAM54と、オペレーティングシステムや、CPU50が行うべき各種処理のプログラムなどを記憶したハードディスクドライブ(HDD)56と、情報を入力するための操作部58と、情報を表示するための表示部60と、他の機器とのパラレル接続を実現するパラレルインタフェース(LPT I/F)62及びUSB接続を実現するUSBインタフェース(I/F)64と、LAN80やインターネット90等のネットワークとこのPC2a〜2dとを接続するための通信部66を備えているとともに、それらがバス70を介して相互に接続されている。
【0034】
そして、本実施形態においては、複合機1とPC2aとが、インターネット90につながれているLAN80に接続されており、さらに、PC2bが、インターネット90に接続されている。
【0035】
なお、PC2bは、他のPCに自身の機能やデータを転送する所謂サーバとして機能している。
また、複合機1には、この複合機1のLPTI/F30を介してPC2dが接続されており、さらに、USBI/F32を介して、PC2cが接続されている。そして、複合機1は、そのPC2c,PC2dとも通信が可能なように構成されている。
【0036】
ところで、本実施形態においては、複合機1において生じる異常の解決方法を表すHelp情報のデータベース、及びこのデータベースを利用するためのサーバプログラム(以下、単にHelp情報データサーバとも言う)を、複合機1に接続された機器(本実施形態においては、PC2a〜2d)に、予めインストールしておくようになっている。なお、複合機1に生じる異常としては、紙詰まりやトナー不足等のエラー、或いは前述したような機器との通信エラーなどがある。また、Help情報は、絵等の画像を表す画像データである。
【0037】
そして、PC2a〜2dにおいては、Help情報データサーバとともにそのHelp情報データサーバをインストールするためのプログラム(以下、インストールプログラムと言う)が書き込まれたCD−ROMが、PC2a〜2dのCD−ROMドライブ(図示せず)に挿入されると、そのインストールプログラムが読み込まれるとともに起動して、Help情報データサーバがPC2a〜2dにインストールされる。
【0038】
なお、PC2a〜2dに複合機1のドライバがインストールされる際に、Help情報データサーバもインストールされるようにしても良い。
次に、複合機1及びPC2a〜2dのCPUが行う各種処理のうち、本発明に係る処理について詳述する。
【0039】
まず、複合機1において実行される処理であって、Help情報を要求する(アクセスする)機器の優先順位を設定する優先順位設定処理について、図2を用いて説明する。
この優先順位設定処理においては、まず、S110にて、使用者の入力に基づき、外部フラッシュメモリ28を使用するか否か、つまり、外部フラッシュメモリ28にHelp情報データベースを書き込むか否かを判定する。
【0040】
ここで、外部フラッシュメモリ28を使用すると判定すると、次にS120へ移行し、外部フラッシュメモリ28に、Help情報データベースを書き込む。なお、この時、複合機1は、この複合機1に接続されたPC2a〜2dの何れかからHelp情報データベースを取得し、さらにその取得したHelp情報データベースを外部フラッシュメモリ28に書き込むようになっている。そして、次にS130へ移行する。
【0041】
また、S110にて外部フラッシュメモリを使用しないと判定した場合も、次にS130へ移行する。
なお、S110では、使用者の入力に基づき外部フラッシュメモリ28を使用するか否かが判定されるようになっているが、複合機1に外部フラッシュメモリ28が接続されているか否かにより、外部フラッシュメモリ28を使用するか否かが判定されるようにしても良い。つまり、外部フラッシュメモリ28が接続されていれば必ず、その外部フラッシュメモリ28を使用すると判定し、逆に接続されていなければ、使用しないと判定するようにしても良い。
【0042】
そして、S130では、複合機1に接続されている機器を検出するとともに、使用者の入力に基づいて、複合機1がHelp情報を要求する(アクセスする)際の機器の優先順位を変更するか否かを判定する。
【0043】
ところで、本実施形態においては、複合機1には、PC2a〜2dと外部フラッシュメモリ28とが通信可能に接続されており、それらの機器のうち、複合機1がアクセスする機器は、予め設定された優先順位に従って自動で選択されるようになっている。
【0044】
そして、初期設定では、LPT接続された機器(PC2d)、USB接続された機器(PC2c)、ネットワーク接続された機器(PC2a或いはPC2b)、外部フラッシュメモリ28の順で、優先順位が高く設定されている。また、ネットワーク接続されたPC2aとPC2bとでは、LAN80に接続されたPC2aがより優先されるようになっている。つまり、初期設定において複合機1は、PC2dに最初にアクセスし、その後何れの機器からもHelp情報を取得できなければ、最後に外部フラッシュメモリ28にアクセスするようになっている。
【0045】
なお、この初期設定は、使用者の入力に基づき変更され得るものである。
S130にて優先順位を変更しないと判定すると、次にS220へ移行し、優先順位を確定させる。なお、S130からこのS220へ移行した場合には、優先順位は、初期設定における優先順位に確定されることになる。
【0046】
一方、S130にて、優先順位を変更すると判定すると、次に、S140へ移行する。
S140では、使用者の入力に基づき、外部フラッシュメモリ28を優先順位1位とするか否かを判定する。このS140で肯定判定すると、次にS150へ移行し、外部フラッシュメモリ28を優先順位1位と仮設定する。
【0047】
そして次に、S220へ移行し、前述したような処理を行う。なお、この時は、外部フラッシュメモリ28を優先順位1位と確定させるとともに、外部フラッシュメモリ28以外の他の機器についても、その優先順位を確定させる。そして、他の機器については、初期設定における優先順位が高いものから順に、優先順位を高くするようになっている。
【0048】
一方、S140にて否定判定すると、次に、S160へ移行し、使用者の入力に基づいて、USB接続された機器(PC2c)を優先順位1位とするか否かを判定する。このS160で肯定判定すると、次にS170へ移行し、USB接続された機器を優先順位1位と仮設定する。
【0049】
そして、次に、S220へ移行し、前述したような処理を行う。なお、この時は、USB接続された機器を優先順位1位と確定させるとともに、USB接続された機器以外の他の機器についても、その優先順位を確定させる。
【0050】
一方、S160にて否定判定すると、次に、S180へ移行し、使用者の入力に基づいて、LPT接続された機器(PC2d)を優先順位1位とするか否かを判定する。このS180で肯定判定すると、次に、S190へ移行し、LPT接続された機器を優先順位1位と仮設定する。
【0051】
そして、次に、S220へ移行し、前述したような処理を行う。なお、この時は、LPT接続された機器を優先順位1位と確定させるとともに、LPT接続された機器以外の他の機器についても、その優先順位を確定させる。
【0052】
一方、S180にて否定判定すると、次に、S200へ移行し、使用者の入力に基づいて、ネットワーク接続された機器(PC2a及びPC2b)を優先順位1位とするか否かを判定する。このS200にて肯定判定すると、次に、S210へ移行し、ネットワーク接続された機器を優先順位1位と仮設定する。なお、前述したように、PC2aとPC2bとでは、LAN80に接続されたPC2aが優先されるようになっており、ここでは、PC2aが優先順位1位、そして、PC2bが優先順位2位と仮設定されることになる。
【0053】
そして、次に、S220へ移行し、前述したような処理を行う。そして、この時は、ネットワーク接続された機器であるPC2aを優先順位1位とし、またPC2bを優先順位2位として確定させるとともに、ネットワーク接続された機器以外の機器についても、その優先順位を確定させる。
【0054】
一方、S200にて否定判定した場合には、S220にて、機器の優先順位は初期設定における優先順位に確定されることになる。
ここで、この優先順位設定処理の際に液晶表示パネル26に表示される設定画面の一例を、図5に示す。
【0055】
この図5の優先順位の項目に表示された情報は、前述したような初期設定における機器の優先順位を表している。そして、使用者は、この優先順位の項目において三角マークで表された選択アイコン操作することにより、複合機1がHelp情報を要求する機器の優先順位を設定できるようになっている。
【0056】
具体的には、使用者が選択アイコンを選択すると、その操作に伴って機器の一覧が表示されるようになっており、その一覧から選択された機器が、優先順位1位と仮設定される。そして、この図5のSubmitボタンが使用者により押されると、優先順位が確定される。
【0057】
なお、図5において、問い合わせPCアドレスは、PC2aのIPアドレスを表し、問い合わせURLは、PC2bのアドレス(URL)を表している。
ところで、複合機1のアクセスする機器が複合機1において自動で選択される際には、アクセス頻度の高い機器から順に選択されても良いし、或いはランダムに選択されても良い。さらに、一度に複数が選択されても良い。そして、機器が自動で選択される際のこのような規則のうち、複合機1が何れの規則に従うのかが、使用者により設定され得るように構成しても良い。
【0058】
そして、そのような場合には、使用者が複合機1の操作キー24を操作して設定できるようにすることができる。また、ネットワーク上に設けられた図示しない管理装置の管理ツールを用いるようにすることもできる。すなわち、使用者が管理装置の管理ツールを介して所定の情報を入力することで、その入力した情報に基づき、複合機1において、複合機1が機器を自動で選択する際の規則が設定されるようにすることができる。
【0059】
次に、図3は、複合機1のCPU10が実行するHelp情報取得処理の流れを表すフローチャートである。この処理は、複合機1が外部の機器からHelp情報を取得するための処理であり、所定時間T毎に実行される。
【0060】
このHelp情報取得処理においては、まず、S310にて、この複合機1に異常が発生したか否かを判定する。異常が発生していないと判定すると、再びこのS310の判定処理を繰り返す。
【0061】
一方、S310にて異常が発生したと判定すると、次に、S320へ移行し、複合機1が備える操作キー24のうち、問題解決ボタン(図示せず)が使用者により押されたか否かを判定する。問題解決ボタンが押されていないと判定すると、そのまま当該処理を終了する。なお、このS320の処理では、S310にて異常が発生したと判定してから、予め定められた所定時間tが経過すると、否定判定する。
【0062】
一方、S320で問題解決ボタンが押されたと判定すると、次にS330へ移行し、図2のS220にて確定された優先順位に従い、機器に対してHelp情報を要求する。
そして、次にS340へ移行し、S330にて要求した機器からHelp情報を取得可能であるか否か、つまり、要求先の機器にHelp情報データサーバがインストールされているか(或いはHelp情報データベースが書き込まれているか)否かを判定する。なお、機器がPC2a〜2dの場合には、その機器から、Help情報を送信可能か否か、つまりその機器においてHelp情報データサーバがインストールされているか否かの情報が送信されてくるようになっており(図4のS420及び430)、その情報に基づいて判定する。
【0063】
S340にて、要求先の機器からHelp情報を取得可能であると判定すると、次にS350へ移行し、その機器に対して、複合機1で発生した異常を表す異常情報、及びこの複合機1が備える液晶表示パネル26の表示能力を表す表示能力情報を送信する。
【0064】
なお、要求先の機器が外部フラッシュメモリ28である場合には、このような異常情報及び表示能力情報は、複合機1において、送信データを一時的に格納する送信バッファ(図示せず)に送信(出力)されるのみであり、外部フラッシュメモリ28には送信されない。
【0065】
一方、要求先の機器がPC2a〜2dである場合には、その機器に異常情報及び表示能力情報が送信され、その要求先の機器は、それらの情報を受信すると、異常情報が表す異常に対応するHelp情報を、表示能力情報に合わせて加工するようになっている(図4のS450)。
【0066】
次に、360へ移行し、機器から、複合機1で発生した異常に対応するHelp情報を取得する。なお、このHelp情報は、機器がPC2a〜2dの場合には、後述する図4のS470にて複合機1に対して送信されてくる。
【0067】
続いて、S370へ移行し、取得したHelp情報に基づいて、液晶表示パネル26にHelp情報が表す解決方法を表示させる(図6及び図7参照)。
一方、S340にて、要求先の機器からHelp情報を取得可能でないと判定すると、次にS380へ移行し、Help情報を要求していない機器があるか否かを判定する。ここで、要求していない機器があると判定すると、再びS330へ戻り、その機器に対してHelp情報を問い合わせる。
【0068】
一方、S380にて要求していない機器がないと判定すると、次にS390へ移行し、液晶表示パネル26に、「Help情報は取得できませんでした」と表示させる。そしてその後、当該処理を終了する。
【0069】
次に、図4は、PC2a〜2dのCPU50が実行するHelp情報送信処理の流れを表すフローチャートであり、この処理は、図3のS330にて複合機1よりHelp情報の要求があると開始される。
【0070】
ここでは、PC2aの場合について説明するが、PC2b,PC2c,PC2dにおいても同様の処理が実行される。
このHelp情報送信処理においては、まずS410にて、このPC2aに、Help情報データサーバがインストール済みであるか否かを判定する。ここで、インストールされていないと判定すると、次にS420へ移行し、Help情報を送信できない旨の情報を、複合機1に送信する。そして、当該処理を終了する。
【0071】
一方、S410にて、Help情報データサーバがインストール済みであると判定すると、次に、S430へ移行し、Help情報を送信可能である旨の情報を、複合機1に送信する。
【0072】
そして、S440では、図3のS350にて複合機1より送信されてくる異常情報及び表示能力情報を受信する。
次に、S450へ移行し、S440で受信した異常情報に基づいて、その異常情報が表す異常に対応するHelp情報を、Help情報データベースより抽出する。なお、この時に、そのHelp情報データベースより抽出したHelp情報を、S440で受信した表示能力情報に基づいて、複合機1が備える液晶表示パネル26の表示能力に合わせて加工する。具体的には、液晶表示パネル26の表示領域に合わせ、Help情報に対して、そのHelp情報、つまり画像データが表す画像サイズを小さくしたり大きくしたりする処理を行う。
【0073】
そして、次に、S460へ移行し、異常情報及び抽出したHelp情報に基づいて、異常情報が表す異常と、その異常の解決方法を表す画像を、このPC2aが備える表示部60に表示させる。
【0074】
そして、S470では、S450にてHelp情報データベースより抽出して加工したHelp情報を、複合機1に送信し、その後、当該処理を終了する。すると、複合機1においても、図3のS370の処理により、液晶表示パネル26に異常の解決方法を表す画像が表示されることになる。
【0075】
次に、複合機1が備える液晶表示パネル26における表示の形態の一例について、図6及び図7を用いて説明する。前述したように、本実施形態においては、Help情報は画像データとして構成されており、異常の解決方法を表す情報は画像にて表示される。
【0076】
図6は、複合機1において、トナーがなくなるというエラーが発生し、その解決方法としてトナーの交換を促すことを表す情報が液晶表示パネル26に表示されていることを示すものである。なお、図6(a)は従来における文字データによる表示の形態を表し、図6(b)は、本実施形態における表示の形態を表す。図6(b)に示すように、本実施形態では、トナーの交換を促すことを表す情報が、絵を表す画像にて表示される。
【0077】
そして、これによれば、文字データを用いて文字で表す場合(図6(a))と比較して、その内容がすぐに理解できるようになる。
また、図7は、複合機1において、印刷用紙が詰まるというエラーが発生し、その旨を使用者に通知する際の液晶表示パネル26における表示の形態を示すものである。そして、図7(a)は従来の表示の形態であり、図7(b)〜(d)は、本実施形態における表示の形態を表している。
【0078】
図7(b)〜(d)に示すように、本実施形態においては、印刷用紙が詰まるというエラーを表す情報とともに、複合機1のどの箇所に印刷用紙が詰まっているのかを表す情報が画像にて表示される。
【0079】
よって、使用者は、印刷用紙が詰まるというエラーが発生したことがすぐに分かるとともに、どの場所に印刷用紙が詰まったのかという情報も、画像からすぐに把握できる。従って、使用者は、複合機1の所定の箇所にアクセスして印刷用紙を取り除き、速やかにエラーを解決できるようになるのである。
【0080】
なお、本実施形態においては、前述したように、PC2aが複合機1の液晶表示パネル26の表示能力に合わせて、図6及び図7に示すような画像を表すHelp情報を加工して、複合機1に送信する。
【0081】
具体的には、液晶表示パネル26の表示領域が小さい場合には、Help情報が表す画像を小さくして、液晶表示パネル26の一面に表示できるようにする。一方、液晶表示パネル26の表示領域が大きい場合には、Help情報が表す画像を大きくして、使用者に対してより分かりやすいように液晶表示パネル26に表示させる。
【0082】
また、液晶表示パネル26の表示領域が大きい場合には、例えば、絵を表す画像に加えて、文字を表す画像を追加してより分かりやすく表示させるようにしても良い。
ここで、本実施形態における通信システムの作用について説明する。ここでは、複合機1とPC2aとの間で通信が行われる場合について説明するが、PC2aの変わりにPC2b,PC2c,PC2dが用いられても同様の通信が行われることになる。
【0083】
まず、複合機1において異常が発生し(S310:YES)、使用者により複合機1に設けられた問題解決ボタンが押されると(S320:YES)、複合機1はPC2aに対して、その異常についてのHelp情報を要求する(S330)。
【0084】
すると、PC2aは、Help情報を複合機1に送信可能であると判定した場合には(S410:YES)、その旨を複合機1に通知する(S430)。
そして、複合機1は、PC2aからの通知に基づいてHelp情報を取得可能であると判定すると(S340:YES)、そのPC2aに対して、異常を表す異常情報、及び液晶表示パネル26の表示能力を表す表示能力情報を送信する(S350)。
【0085】
PC2aは、複合機1より異常情報及び表示能力情報を受信すると、その異常情報が表す異常について、その異常の解決方法を表すHelp情報を、Help情報データベースより抽出するとともに、必要があれば、液晶表示パネル26の表示能力にあわせてそのHelp情報を加工する(S450)。そして、そのHelp情報を複合機1に送信する(S470)。
【0086】
複合機1は、PC2aからHelp情報を受信すると(S360)、そのHelp情報に基づいて、異常の解決方法を表す画像(図6及び図7)を、液晶表示パネル26に表示させる(S370)。
【0087】
また、PC2aにおいても、複合機1に発生した異常と、その異常の解決方法を表す画像が、表示部60に表示される(S460)。
なお、本実施形態においては、複合機1が画像形成装置に相当し、PC2a〜PC2d及び外部フラッシュメモリ28が外部装置に相当し、Help情報が解決情報に相当し、S310の処理が検出手段に相当し、S330の処理が要求手段及び選択手段に相当し、S360の処理が取得手段に相当し、S370の処理が表示制御手段に相当し、S130〜S220の処理が設定手段に相当し、S450の処理が抽出手段に相当し、S460の処理がコンピュータ側表示制御手段に相当し、S470の処理が解決情報送信手段に相当している。
【0088】
以上説明したように、本実施形態においては、複合機1において異常が発生すると、その異常の解決方法を表すHelp情報が、複合機1に接続された外部の機器から取得され、そのHelp情報に基づいて、異常の解決方法を表す画像が複合機1の液晶表示パネル26に表示される。
【0089】
よって、使用者は、異常が発生した複合機1において、その異常の解決方法を簡単に参照でき、異常を解決するための作業を容易に実施できるようになる。
しかも、異常の解決方法を表すHelp情報は、複合機1に接続された外部の機器より取得される構成であるため、複合機1内のROM12やHDD18等の記憶容量を大きくしなくてもよく、コストも低減できる。
【0090】
また、本実施形態においては、異常の解決方法は、絵等の画像にて複合機1の液晶表示パネル26に表示される。
よって、異常の解決方法が分かりやすく、使用者はその内容をすぐに把握できる。
【0091】
さらに、PC2a〜2dは、複合機1の液晶表示パネル26の表示能力に合わせてHelp情報を加工し、複合機1に送信する。
よって、どのような複合機1においても、適切かつ確実に異常の解決方法を表す画像が表示されるようになる。
【0092】
また、本実施形態においては、複合機1は、Help情報を問い合わせる機器を、所定の規則に従って選択するようになっている。このような構成によると、複合機1は、例えばHelp情報を取得できる可能性の高い機器に優先してアクセスできるようになるので、よりスムーズかつ確実にHelp情報を取得できるようになる。
【0093】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲内において種々の形態を採ることができる。
例えば、上記実施形態では、画像形成装置として複合機が用いられているが、この画像形成装置としては、プリンタやスキャナ等でも良い。
【0094】
また、外部機器として、所謂外付けのハードディスク(HDD)を用いても良いし、Help情報データベースが書き込まれたCD−ROM等の記憶媒体が挿入された読取装置(CD−ROMドライブ等)を用いることもできる。さらに、記憶媒体としては、CD−ROMの他に、CD−RAM,DVD−ROM/RAM等を用いることができ、この場合には、読取装置としては、それらのディスクを読み取ることのできる装置を用いれば良い。
【0095】
また、複合機の液晶表示パネルに解決方法を表す画像を表示させる際には、Help情報を適時組み合わせて、複数の画像を同時に表示させるようにしてもよい。さらに、画像に加えて、解決方法を音声にて使用者に知らせるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【0096】
【図1】本実施形態の通信システムの構成を表すブロック図である。
【図2】複合機のCPUが実行する優先順位設定処理の流れを表すフローチャートである。
【図3】複合機のCPUが実行するHelp情報取得処理の流れを表すフローチャートである。
【図4】PC2a〜2dのCPUが実行するHelp情報送信処理の流れを表すフローチャートである。
【図5】優先順位設定処理における設定画面の一例を表す説明図である。
【図6】液晶表示パネルにおける表示の形態を表す説明図である(その1)。
【図7】液晶表示パネルにおける表示の形態を表す説明図である(その2)。
【符号の説明】
【0097】
1…複合機、2a,2b,2c,2d…パーソナルコンピュータ(PC)、10…CPU、12…ROM、14…RAM、16…不揮発性RAM、20…印字部、22…読取部、24…操作キー、26…液晶表示パネル、27…メモリインタフェース、28…外部フラッシュメモリ、30…パラレルインタフェース(LPTI/F)、32…USBインタフェース(USBI/F)、34…モデム、36…通信部、40…バス、50…CPU、52…ROM、54…RAM、56…ハードディスクドライブ(HDD)、58…操作部、60…表示部、62…パラレルインタフェース(LPTI/F)64…USBインタフェース(USBI/F)、66…通信部、70…バス、80…LAN、90…インターネット。




 

 


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