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発明の名称 サービス提供システム、クライアント、提供サーバおよびプログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−6263(P2007−6263A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−185367(P2005−185367)
出願日 平成17年6月24日(2005.6.24)
代理人 【識別番号】100082500
【弁理士】
【氏名又は名称】足立 勉
発明者 榎本 勝則 / 松田 誠 / 大原 清孝 / 青木 一磨
要約 課題
ネットワークの負荷増大を抑制しつつ、サービスのリアルタイム性および的確な提供を確保可能なサービス提供システム、このシステムを構成する各装置とこれら装置を機能させるプログラムを提供することを目的とする。

解決手段
提供サーバは、複合機に対しサービスを提供するためにSUIDを送信するが、SUIDには、次にDOIDを送信すべきタイミングを示す時間情報が付加される。複合機は、提供サーバから受信したSUIDに付加された時間情報に従い、次のDOIDを送信する。このようにSUIDに時間情報を付加することで、次のDOIDを送信するタイミングを指示できる。このことは、複合機がDOIDを送信するタイミングを、SUIDに付加する時間情報で指定する、つまり提供サーバ側の都合で決められることを意味する。
特許請求の範囲
【請求項1】
サービスを提供する提供サーバと、この提供サーバからのサービスの提供を受けるクライアントと、を含むサービス提供システムであって、
前記提供サーバは、
前記クライアントから一のサービスの提供のための要求信号を受信する第1受信手段と、
この第1受信手段による要求信号の受信を条件に、前記クライアントに前記一のサービスを提供するための応答信号を送信する第1送信手段と、
前記一のサービスの提供に際し、継続して前記要求信号の送信を前記クライアントに対して要求するとき、前記第1送信手段により送信される前記応答信号に、次の要求信号を送信すべき送信タイミングを示す時間情報を付加するタイミング付加手段と、を備え、
前記クライアントは、
前記提供サーバに対して前記要求信号を送信する第2送信手段と、
前記提供サーバから送信されてくる前記応答信号を受信する第2受信手段と、
この第2受信手段により受信された応答信号に時間情報が付加されているとき、前記一のサービスの提供に際しての前記第2送信手段による前記要求信号の送信を、この時間情報にしたがうように制御する制御手段と、を備えた
ことを特徴とするサービス提供システム。
【請求項2】
前記提供サーバは、
前記一のサービスを提供に際し、この一のサービスの提供中に行われる処理各々と、これら処理各々に関連付けられた時間情報を記憶するデータベースを備え、
前記タイミング付加手段は、前記第1送信手段により送信される前記応答信号が、前記一のサービスの提供中に行われる処理各々のいずれの処理で送信されるものであるか判断するとともに、この判断に対応する処理に関連付けて前記データベースに記憶されている時間情報を、前記次の要求信号の送信タイミングとして前記応答信号に付加する
ことを特徴とする請求項1に記載のサービス提供システム。
【請求項3】
サービスを提供する提供サーバと、この提供サーバからのサービスの提供を受けるクライアントと、を含むサービス提供システムであって、
前記提供サーバは、
前記クライアントから一のサービスの提供の開始要求を受けたことを条件に、このサービスの提供を開始するために前記クライアント側で実行すべき処理の実行指令を返信する開始返信手段と、
この開始返信手段により実行指令が返信された以降、前記クライアントから一のサービスの提供の継続要求を受ける毎に、この一のサービスの提供を受けるために前記クライアント側で実行すべき一部の処理についての実行指令を、前記クライアント側で実行すべき処理全ての実行指令が返信されるまで、順次返信する継続返信手段と、
前記一のサービスの提供に際し、継続して前記継続要求の送信を前記クライアントに対して要求するとき、少なくとも、前記継続返信手段により返信される前記実行指令に、この実行指令による処理の実行を終了した前記クライアントが次の継続要求を送信すべき送信タイミングを示す時間情報を付加するタイミング付加手段と、
を備えるとともに、
前記クライアントは、
前記開始要求を前記サーバに対して送信する開始要求手段と、
この開始要求手段による前記一のサービスの提供が開始されたことを条件に、前記提供サーバから返信される実行指令による処理の実行を終了に対応して、前記サーバに対してこの一のサービスの提供の継続要求を送信する継続要求手段と、
前記開始要求手段による開始要求または前記継続要求手段による継続要求の送信を受けた前記サーバから返信される前記実行指令に対応した処理を実行する処理実行手段と、を備えるとともに、
前記継続要求手段は、前記処理実行手段による処理が終了した際、この処理に係る実行指令に付加された時間情報で示されるタイミングにしたがって、前記サーバに対するサービスの提供の継続要求を送信する、ように構成されている
ことを特徴とするサービス提供システム。
【請求項4】
前記提供サーバは、
前記一のサービスを提供に際し、この一のサービスの提供中に行われる処理各々と、これら処理各々に関連付けられた時間情報を記憶するデータベースを備え、
前記タイミング付加手段は、前記継続返信手段により返信される実行指令が、サービスの提供を受けるために実行すべき処理各々のいずれの処理で返信されるものであるか判断するともに、この判断に対応する処理に関連づけて前記データベースに記憶されている時間情報を、前記継続返信手段により返信される実行指令に付加する
ことを特徴とする請求項3に記載のサービス提供システム。
【請求項5】
前記提供サーバは、
この提供サーバの処理能力に対する負荷割合を検出する稼動状態検出手段と、
この稼動状態検出手段により検出された負荷割合が、負荷割合の大きさに応じて予め決められた複数の範囲のいずれに属するかを判定する負荷割合判定手段と、
前記複数の範囲と、この範囲に対応して各々定められた時間情報とを関連付けて記憶してなるデータベースと、を備え、
前記タイミング付加手段は、前記負荷割合判定手段により属すると判定された範囲に関連付けて前記データベースに記憶されている時間情報を、付加すべき時間情報として決定する
ことを特徴とする請求項1または請求項3に記載のサービス提供システム。
【請求項6】
サービスの提供要求に対して、サービスを提供するとともに、このサービスの提供に際し、継続して前記要求信号の送信を前記クライアントに対して要求するとき、次の要求信号の送信タイミングを指定した時間情報を付加可能な提供サーバと通信可能なクライアントであって、
前記提供サーバに対して前記要求信号を送信する第2送信手段と、
前記提供サーバから送信されてくる前記応答信号を受信する第2受信手段と、
この第2受信手段により受信された応答信号に時間情報が付加されているとき、前記一のサービスの提供に際しての前記第2送信手段による前記要求信号の送信を、この時間情報にしたがうように制御する制御手段と、を備えた
ことを特徴とするクライアント。
【請求項7】
サービスの提供を受けるための要求信号を送信するクライアントと通信可能な提供サーバであって、
前記クライアントから一のサービスの提供のための要求信号を受信する第1受信手段と、
この第1受信手段による要求信号の受信を条件に、前記クライアントに前記一のサービスを提供するための応答信号を送信する第1送信手段と、
前記一のサービスの提供に際して継続して前記要求信号の送信を前記クライアントに対して要求するとき、前記第1送信手段により送信される前記応答信号に、次の要求信号を送信すべき送信タイミングを示す時間情報を付加するタイミング付加手段と、を備えた
ことを特徴とする提供サーバ。
【請求項8】
サービスの提供要求に対して、サービスを提供するとともに、このサービスの提供に際し、継続して前記要求信号の送信を前記クライアントに対して要求するとき、次の要求信号の送信タイミングを指定した時間情報を付加可能な提供サーバと通信可能なコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
前記コンピュータを
前記提供サーバに対して前記要求信号を送信する第2送信手段と、
前記提供サーバから送信されてくる前記応答信号を受信する第2受信手段と、
この第2受信手段により受信された応答信号に時間情報が付加されているとき、前記一のサービスの提供に際しての前記第2送信手段による前記要求信号の送信を、この時間情報にしたがうように制御する制御手段として機能させるためのプログラム。
【請求項9】
サービスの提供を受けるための要求信号を送信するクライアントと通信可能なコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
前記コンピュータを
前記クライアントから一のサービスの提供のための要求信号を受信する第1受信手段と、
この第1受信手段による要求信号の受信を条件に、前記クライアントに前記一のサービスを提供するための応答信号を送信する第1送信手段と、
前記一のサービスの提供に際して継続して前記要求信号の送信を前記クライアントに対して要求するとき、前記第1送信手段により送信される前記応答信号に、次の要求信号を送信すべき送信タイミングを示す時間情報を付加するタイミング付加手段として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、提供サーバからクライアントに対してサービスを提供するサービス提供システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、クライアント(デジタル複写機)が備えていない機能を、ネットワークを介して接続されたサーバ(ホストコンピュータ)にて実現するといったサービスを提供するためのネットワークシステムが提案されている(特許文献1参照。)。
【0003】
このようなサービスを提供するネットワークシステムにおいては、セキュリティー確保の観点からいわゆるファイヤーオールが採用されているため、クライアントからサーバに指令を送る技術が採用されている。
【0004】
このような技術は、ポーリングといわれ、例えば、ネットワークを介した電子会議支援システムに応用されている(特許文献2参照。)。
【特許文献1】特開平9−238215号公報
【特許文献2】特開2001−258001号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来のネットワークシステムでは、ポーリング間隔はクライアントが定めた間隔で一定である。したがって、クライアントからのポーリングを条件としてのみサーバが応答可能なサービス提供システムであれば、クライアントによるポーリング時期と提供可能なサービスの発生にはずれが生じてしまう。そして、この結果、サーバはクライアントに対して、リアルタイムにサービスを提供することができない(ポーリングに対する応答ができない。)。なお、かかる場合、リアルタイム性を重視すべく、ポーリング間隔を短くすれば、本来、不要なポーリングがなされることから、ネットワーク全体として、その負荷が増大してしまう。
【0006】
また、クライアントに提供されるサービスの種類によっては、サーバ側からクライアント側に送信される応答信号にともなう処理を所定時間行った後に、再度、クライアントからのポーリングを受け付けることで、所定のサービスを的確に提供可能なものもある。例えば、天気予報提供サービスにおいて、第1に全国の天気を10秒提供し、第2に東京の天気予報を10秒、第3に大阪の天気予報を10秒、第4に名古屋の天気予報を10秒、順次繰り返し提供するようなサービスがそれに該当する。しかし、上記同様、ポーリング間隔はクライアントが定めた間隔で一定であれば、所定のサービスを、クライアントを利用するユーザが満足できる態様で提供することができなくなる。すなわち、上記例にしたがって説明すれば、ポーリングの間隔が0.5秒であれば、全国、東京、大阪、名古屋の各天気予報がそれぞれ0.5秒の間隔で切り替われば、それを利用しようとするユーザはその内容を把握することができない。
【0007】
本発明は、ネットワークの負荷増大を抑制しつつ、サービスのリアルタイム性および的確な提供を確保可能なサービス提供システム、このシステムを構成する各装置とこれら装置を機能させるプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため請求項1に記載のサービス提供システムは、サービスを提供する提供サーバと、この提供サーバからのサービスの提供を受けるクライアントと、を含むサービス提供システムであって、各デバイスが以下に示す構成となっていることを特徴とするものである。
【0009】
まず、前記提供サーバは、前記クライアントから一のサービスの提供のための要求信号を受信する第1受信手段と、この第1受信手段による要求信号の受信を条件に、前記クライアントに前記一のサービスを提供するための応答信号を送信する第1送信手段と、前記一のサービスの提供に際し、継続して前記要求信号の送信を前記クライアントに対して要求するとき、前記第1送信手段により送信される前記応答信号に、次の要求信号を送信すべき送信タイミングを示す時間情報を付加するタイミング付加手段と、を備えている。
【0010】
そして、前記クライアントは、前記提供サーバに対して前記要求信号を送信する第2送信手段と、前記提供サーバから送信されてくる前記応答信号を受信する第2受信手段と、この第2受信手段により受信された応答信号に時間情報が付加されているとき、前記一のサービスの提供に際しての前記第2送信手段による前記要求信号の送信を、この時間情報にしたがうように制御する制御手段と、を備えている。
【0011】
そのため、提供サーバは、一のサービスの提供に際し、継続して要求信号の送信をクライアントに対して要求するとき、クライアントが次の要求信号を送信するタイミングを、提供サーバが送信する応答信号に付加される時間情報で指定可能、つまり、提供サーバ側の事情に合致させたポーリングタイミング(クライアント(第2送信手段)による要求信号の送信タイミング)を設定することができる。
【0012】
以上、請求項1に係る発明によれば、ネットワークの負荷増大を抑制しつつ、サービスのリアルタイム性および的確な提供を確保可能なサービス提供システムとすることができる。
【0013】
なお、この構成における提供サーバのタイミング付加手段は、次に要求信号を送信すべき送信タイミングを示す時間情報を応答信号に付加する手段であって、第2送信手段による要求信号の送信タイミングを示す時間情報を決定するための構成は特に限定されない。
【0014】
請求項2に記載のサービス提供システムは、請求項1を前提とするものであって、さらに、前記提供サーバは、前記一のサービスを提供に際し、この一のサービスの提供中に行われる処理各々と、これら処理各々に関連付けられた時間情報を記憶するデータベースを備え、前記タイミング付加手段は、前記第1送信手段により送信される前記応答信号が、前記一のサービスの提供中に行われる処理各々のいずれの処理で送信されるものであるか判断するとともに、この判断に対応する処理に関連付けて前記データベースに記憶されている時間情報を、前記次の要求信号の送信タイミングとして前記応答信号に付加する、ように構成したものである。
【0015】
そのため、予め一のサービスの提供中に提供サーバまたはクライアントで行われる処理各々の内容を考慮して予め定めた時間情報を、データベースに記憶しておくことにより、当該処理に最適な時間情報を設定できる。
【0016】
以上、請求項2に係る発明によれば、より確実に、ネットワークの負荷増大を抑制しつつ、サービスのリアルタイム性および的確な提供を確保可能なサービス提供システムとすることができる。
【0017】
なお、ここで参照されるデータベースは、一のサービスの提供に際して行うべき処理それぞれに、各処理に応じた送信タイミングを関連づけたものである。そのため、例えば、各処理に際しての処理負荷に応じて送信タイミングが遅くなるような関連づけをデータベースに記憶させておくことにより、処理負荷が高く終了までに時間を要する処理中に応答信号を送信する場合ほど、クライアントから要求信号が送信されてくるタイミングを遅くすることができる。換言すれば、提供サーバ側においてサービスのリアルタイム性(係る場合、サーバ側の処理が終了した直後、直ちにクライアントに対してサービスを提供可能となる。)および的確な提供を確保可能なタイミングで要求信号を受信することができる。
【0018】
また、この構成において、タイミング付加手段が送信タイミングを決定する際に参照するデータベースは、提供サーバに備えられているものであればよいが、提供サーバとデータ通信可能な他のネットワークデバイスに備えられているものであってもよい。
【0019】
また、上記課題を解決するため請求項3に記載のサービス提供システムは、サービスを提供する提供サーバと、この提供サーバからのサービスの提供を受けるクライアントと、を含むサービス提供システムであって、各デバイスが以下に示す構成であることを特徴とするものである。
【0020】
まず、前記提供サーバは、前記クライアントから一のサービスの提供の開始要求を受けたことを条件に、このサービスの提供を開始するために前記クライアント側で実行すべき処理の実行指令を返信する開始返信手段と、この開始返信手段により実行指令が返信された以降、前記クライアントから一のサービスの提供の継続要求を受ける毎に、この一のサービスの提供を受けるために前記クライアント側で実行すべき一部の処理についての実行指令を、前記クライアント側で実行すべき処理全ての実行指令が返信されるまで、順次返信する継続返信手段と、前記一のサービスの提供に際し、継続して前記継続要求の送信を前記クライアントに対して要求するとき、少なくとも、前記継続返信手段により返信される前記実行指令に、この実行指令による処理の実行を終了した前記クライアントが次の継続要求を送信すべき送信タイミングを示す時間情報を付加するタイミング付加手段と、を備えている。
【0021】
そして、前記クライアントは、前記開始要求を前記サーバに対して送信する開始要求手段と、この開始要求手段による前記一のサービスの提供が開始されたことを条件に、前記提供サーバから返信される実行指令による処理の実行を終了に対応して、前記サーバに対してこの一のサービスの提供の継続要求を送信する継続要求手段と、前記開始要求手段による開始要求または前記継続要求手段による継続要求の送信を受けた前記サーバから返信される前記実行指令に対応した処理を実行する処理実行手段と、を備えるとともに、前記継続要求手段は、前記処理実行手段による処理が終了した際、この処理に係る実行指令に付加された時間情報で示されるタイミングにしたがって、前記サーバに対するサービスの提供の継続要求を送信する、ように構成されている。
【0022】
そのため、提供サーバは、一のサービスの提供に際し、継続して継続要求の送信をクライアントに対して要求するとき、クライアントが次の継続要求を送信するタイミングを、提供サーバが返信する実行指令に付加される時間情報で指定可能、つまり、提供サーバ側の事情に合致させたポーリングタイミング(クライアント(継続要求手段)による継続要求の送信タイミング)を設定することができる。
【0023】
以上、請求項3に係る発明によれば、ネットワークの負荷増大を抑制しつつ、サービスのリアルタイム性および的確な提供を確保可能なサービス提供システムとすることができる。
【0024】
なお、この構成における提供サーバのタイミング付加手段は、次に提供継続を要求すべきタイミングを示す時間情報を実行指令に付加する手段であって、時間情報として実行指令に付加するタイミングを決定するための構成は特に限定されない。
【0025】
請求項4に記載のサービス提供システムは、請求項3を前提とするものであって、さらに、前記提供サーバは、前記一のサービスを提供に際し、この一のサービスの提供中に行われる処理各々と、これら処理各々に関連付けられた時間情報を記憶するデータベースを備え、前記タイミング付加手段は、前記継続返信手段により返信される実行指令が、サービスの提供を受けるために実行すべき処理各々のいずれの処理で返信されるものであるか判断するともに、この判断に対応する処理に関連づけて前記データベースに記憶されている時間情報を、前記継続返信手段により返信される実行指令に付加する、ように構成したものである。
【0026】
そのため、予め一のサービスの提供中に提供サーバまたはクライアントで行われる処理各々の内容を考慮して予め定めた時間情報を、データベースに記憶しておくことにより、当該処理に最適な時間情報を設定できる。
【0027】
以上、請求項4に係る発明によれば、より確実に、ネットワークの負荷増大を抑制しつつ、サービスのリアルタイム性および的確な提供を確保可能なサービス提供システムとすることができる。
【0028】
なお、ここで参照されるデータベースは、一のサービスの提供に際して行うべき処理それぞれに、各処理に応じた送信タイミングを関連づけたものである。そのため、例えば、各処理に際しての処理負荷に応じて送信タイミングが遅くなるような関連づけをデータベースに記憶させておくことにより、処理負荷が高く終了までに時間を要する処理中に応答信号を送信する場合ほど、クライアントから要求信号が送信されてくるタイミングを遅くすることができる。換言すれば、提供サーバ側においてサービスのリアルタイム性(係る場合、サーバ側の処理が終了した直後、直ちにクライアントに対してサービスを提供可能となる。)および的確な提供を確保可能なタイミングで要求信号を受信することができる。
【0029】
また、この構成において、タイミング付加手段が時間情報を決定する際に参照するデータベースは、提供サーバに備えられているものであればよいが、提供サーバとデータ通信可能な他のネットワークデバイスに備えられているものであってもよい。
【0030】
また、上述した各サービス提供システムにおいて、タイミング付加手段により時間情報として付加するタイミングを決定するための構成としては、請求項5に記載のように構成すると好適である。
【0031】
請求項5に記載のサービス提供システムは、請求項1または請求項3を前提とするものであって、さらに、前記提供サーバは、この提供サーバの処理能力に対する負荷割合を検出する稼動状態検出手段と、この稼動状態検出手段により検出された負荷割合が、負荷割合の大きさに応じて予め決められた複数の範囲のいずれに属するかを判定する負荷割合判定手段と、前記複数の範囲と、この範囲に対応して各々定められた時間情報とを関連付けて記憶してなるデータベースと、を備え、前記タイミング付加手段は、前記負荷割合判定手段により属すると判定された範囲に関連付けて前記データベースに記憶されている時間情報を、付加すべき時間情報として決定する、ようにしたものである。
【0032】
そのため、予め一のサービスの提供中に提供サーバまたはクライアントで行われる処理各々の内容に係わらず、提供サーバの負荷状態にのみ基づいて所定の負荷範囲毎に予め定められ、データベースに記憶された時間情報を設定できる。
【0033】
以上、請求項5に係る発明によれば、より確実に、ネットワークの負荷増大を抑制しつつ、サービスのリアルタイム性および的確な提供を確保可能なサービス提供システムとすることができる。
【0034】
なお、ここで参照されるデータベースは、提供サーバの処理能力に対する負荷割合を示す範囲それぞれに、各範囲に応じた時間情報を関連づけたものであるため、例えば、負荷割合の高い範囲ほど時間情報で示されるタイミングが遅くなるような関連づけをデータベースに記憶させておくことにより、処理能力の限界に近い状態での処理中に応答信号または実行指令を送信する場合には、クライアントから要求信号が送信または提供継続が要求されるタイミングを遅くすることができる。したがって、提供サーバ側において十分に要求信号または提供継続の要求に対応できるタイミングで、要求信号または提供継続の要求が受けられる。換言すれば、提供サーバ側においてサービスのリアルタイム性(係る場合、サーバ側の処理が終了した直後、直ちにクライアントに対してサービスを提供可能となる。)および的確な提供を確保可能なタイミングで要求信号を受信することができる。
【0035】
なお、この構成において、タイミング付加手段が時間情報を決定する際に参照するデータベースは、提供サーバに備えられているものであればよいが、提供サーバとデータ通信可能な他のネットワークデバイスに備えられているものであってもよい。
【0036】
また、請求項6に記載のクライアントは、サービスの提供要求に対して、サービスを提供するとともに、このサービスの提供に際し、継続して前記要求信号の送信を前記クライアントに対して要求するとき、次の要求信号の送信タイミングを指定した時間情報を付加可能な提供サーバと通信可能なクライアントであって、前記提供サーバに対して前記要求信号を送信する第2送信手段と、前記提供サーバから送信されてくる前記応答信号を受信する第2受信手段と、この第2受信手段により受信された応答信号に時間情報が付加されているとき、前記一のサービスの提供に際しての前記第2送信手段による前記要求信号の送信を、この時間情報にしたがうように制御する制御手段と、を備えていることを特徴とする。
【0037】
このように構成されたクライアントによれば、請求項1から5のいずれかに記載のサービス提供システムの一部(クライアント)を構成することができる。
なお、このクライアントにおいては、請求項2から5のいずれかに記載のクライアントが備える全ての手段を備えた構成としてもよい。この場合、このクライアントにより、請求項2から5のいずれかに記載のサービス提供システムを構成することができる。
【0038】
また、請求項7に記載の提供サーバは、サービスの提供を受けるための要求信号を送信するクライアントと通信可能な提供サーバであって、前記クライアントから一のサービスの提供のための要求信号を受信する第1受信手段と、この第1受信手段による要求信号の受信を条件に、前記クライアントに前記一のサービスを提供するための応答信号を送信する第1送信手段と、前記一のサービスの提供に際して継続して前記要求信号の送信を前記クライアントに対して要求するとき、前記第1送信手段により送信される前記応答信号に、次の要求信号を送信すべき送信タイミングを示す時間情報を付加するタイミング付加手段と、を備えていることを特徴とする。
【0039】
このように構成された提供サーバによれば、請求項1から5のいずれかに記載のサービス提供システムの一部(提供サーバ)を構成することができる。
なお、この提供サーバにおいては、請求項2から5のいずれかに記載の提供サーバが備える全ての手段を備えた構成としてもよい。この場合、この提供サーバにより、請求項2から5のいずれかに記載のサービス提供システムを構成することができる。
【0040】
また、請求項8に記載のプログラムは、サービスの提供要求に対して、サービスを提供するとともに、このサービスの提供に際し、継続して前記要求信号の送信を前記クライアントに対して要求するとき、次の要求信号の送信タイミングを指定した時間情報を付加可能な提供サーバと通信可能なコンピュータが読み取り可能なプログラムである。具体的には、前記コンピュータを、前記提供サーバに対して前記要求信号を送信する第2送信手段と、前記提供サーバから送信されてくる前記応答信号を受信する第2受信手段と、この第2受信手段により受信された応答信号に時間情報が付加されているとき、前記一のサービスの提供に際しての前記第2送信手段による前記要求信号の送信を、この時間情報にしたがうように制御する制御手段として機能させるためのプログラムである。
【0041】
このプログラムにより制御されるコンピュータは、請求項1から5のいずれかに記載のサービス提供システムの一部(クライアント)を構成することができる。
なお、このプログラムにおいては、コンピュータを、請求項2から5のいずれかに記載のクライアントが備える全ての手段として機能させるためのものとしてもよい。この場合、このコンピュータにより、請求項2から5のいずれかに記載のサービス提供システムを構成することができる。
【0042】
また、請求項9に記載のプログラムは、サービスの提供を受けるための要求信号を送信するクライアントと通信可能なコンピュータが読み取り可能なプログラムである。具体的には、前記コンピュータを前記クライアントから一のサービスの提供のための要求信号を受信する第1受信手段と、この第1受信手段による要求信号の受信を条件に、前記クライアントに前記一のサービスを提供するための応答信号を送信する第1送信手段と、前記一のサービスの提供に際して継続して前記要求信号の送信を前記クライアントに対して要求するとき、前記第1送信手段により送信される前記応答信号に、次の要求信号を送信すべき送信タイミングを示す時間情報を付加するタイミング付加手段として機能させるためのプログラムである。
【0043】
このようなプログラムにより制御されるコンピュータは、請求項1から5のいずれかに記載のサービス提供システムの一部(提供サーバ)を構成することができる。
なお、このプログラムにおいては、コンピュータを、請求項2から5のいずれかに記載の提供サーバが備える全ての手段として機能させるためのものとしてもよい。この場合、このコンピュータにより、請求項2から5のいずれかに記載のサービス提供システムを構成することができる。
【0044】
以上説明したプログラムは、コンピュータによる処理に適した命令の順番付けられた列からなるものであって、各デバイス(クライアント、提供サーバ)にあらかじめインストールされたものであってもよいし、例えば、FD、CD−ROM、メモリーカードなどの記録媒体やインターネットなどの通信回線網を介して、各デバイス、または、各デバイスを利用するユーザに提供されるものであってもよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0045】
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(1)全体構成
サービス提供システムは、図1に示すように、複合機10、情報提供サーバ(以降、「提供サーバ」という)30などからなり、これらがネットワーク1を介してデータ通信可能に接続されている。なお、複合機10および提供サーバ30は、それぞれルータ(R;周知のブロードバンドルータ)2、4を介してネットワーク1と接続されている。
【0046】
複合機10は、制御部11、操作部12、読取部13、記録部14、通信部15、記憶部16、音入力部17、音出力部18などを備えている。
これらのうち、制御部11は、CPU、ROM、RAM等を備え、このCPUが、ROMに記憶されているプログラムにしたがって複合機10全体を統括制御する。
【0047】
また、操作部12は、コピーキー、スキャナキー、FAXキー、サービスキー、設定キー、上下左右の方向キー、OKキー、キャンセルキー、ディスプレイなどからなるユーザインタフェースとして構成されたものである。
【0048】
また、読取部13は、スキャナとしての機能を実現するための入力デバイスであり、用紙等のシート状記録媒体に記録された画像を読み取り、その画像を表す画像データを生成する。
【0049】
また、記録部14は、プリンタとしての機能を実現するための出力デバイスであり、画像データの表す画像を用紙等のシート状記録媒体に印刷する。
また、通信部15は、複合機10をネットワーク1に接続すると共に、このネットワーク1を介してデータを送受信するための処理を行う。
【0050】
また、記憶部16は、図示しない不揮発性RAMからなり、この不揮発性RAMにデータを記憶可能に構成されている。
また、音入力部17は、本複合機10が備える図示しないハンドセット(受話器)に設けられたマイクから音を入力し、その音を表す音データ(PCMデータ)を生成する。
【0051】
そして、音出力部18は、音データ(PCMデータ)の表す音を、図示しないハンドセットに設けられたスピーカ、又は、複合機本体に設けられた図示しないスピーカから出力する。
【0052】
提供サーバ30は、制御部32、通信部34、記憶部36などを備えている。
これらのうち、制御部32は、CPU、ROM、RAMなどを備え、このCPUが、ROMに記憶されているプログラムにしたがって提供サーバ30全体を統括制御する。なお、この制御部32は、複合機10の制御部11に比べて充分に高性能な構成とされており、複合機10の制御部11では実行困難な処理についても行うことができる。
【0053】
また、通信部34は、提供サーバ30をネットワーク1に接続すると共に、このネットワーク1を介してデータを送受信するための処理を行う。
そして、記憶部36は、図示しないハードディスクからなり、このハードディスクにデータを記憶可能に構成されている。
(2)提供サーバ30によるサービスの提供
提供サーバ30とクライアントとのデータ通信は、クライアントからのリクエストを受けた提供サーバ30が、そのリクエストに応じたレスポンスを返す、といった手順で行われるように構成されている。そして、クライアントは、提供サーバ30からサービスの提供を受けるにあたって、提供サーバ30とのセッションを確立し、このセッションの中で提供サーバ30からのレスポンスに基づいてジョブ(サービスの提供を受けるためのジョブ)を起動することとなる。
(2−1)サービスを提供する手順
以下に、上述のような進行によって提供サーバ30が複合機10にサービスを提供する手順を、図2に基づいて説明する。
【0054】
複合機10が提供サーバ30からサービスの提供を受けるにあたっては、まず、ユーザが、複合機10の操作部12に対し、提供サーバ30からサービスの提供を受ける(提供サーバ30にアクセスする)ための操作を行う。これにより、提供サーバ30とのセッションを確立するためのリクエストであるセッション開始リクエストが提供サーバ30に送信され(s102)、複合機10は、このリクエストを受けた提供サーバ30から、セッションを確立した旨のレスポンスであるセッション開始レスポンスを受信することにより(s104)、提供サーバ30とのセッションが確立される。このセッション開始レスポンスは、セッション開始リクエストを送信してきた複合機10に対して割り当てるセッションIDを通知するためのレスポンスであり、以降、提供サーバ30は、このセッションIDに基づいて周知のセッション管理を行うことで、この複合機10とのセッションを維持する。また、このセッション開始レスポンスには、提供サーバ30から提供を受けるサービスの種類をユーザに指定させると共に、そのサービスの提供を要求するための制御要求をリクエストとして送信すべき旨をXML(eXtensible Markup Language)で記述してなるXMLデータが含まれている。
【0055】
なお、複合機10は、セッション開始レスポンスを受信した以降、提供サーバ30からのレスポンスに基づいて、複合機10自身に対する指示の有無を問い合わせるためのリクエストである制御要求を定期的に提供サーバ30へ送信し、これを受けた提供サーバ30からの指令を受ける。このとき、制御指令を送信してきた複合機10に対する指令が存在しない場合には、その旨の指令(指令なし通知)がレスポンスとして送信されてくる。
【0056】
次に、セッション開始レスポンスを受信した複合機10は、このレスポンスに含まれるXMLデータの記述に従い、サービスの種類を指定させるための画面を操作部12のディスプレイに表示させ、それにしたがってユーザが指定したサービスの提供を要求するための制御要求をリクエストとして提供サーバ30に送信する(s106)。
【0057】
この制御要求を受信した提供サーバ30は、この制御要求で示される種類のサービスを実現するためのジョブを起動すると共に、複合機10においてもそのサービスを実現するためのジョブを起動すべき旨のジョブ開始指示を、制御要求に対するレスポンスとして複合機10に送信する(s108)。このジョブ開始指示には、サービスを実現するためのジョブを起動させると共に、サービスの提供開始を要求するための開始メッセージをリクエストとして送信すべき旨の指令をXMLで記述してなるXMLデータが含まれている。
【0058】
こうして、このジョブ開始指示を受けた複合機10は、このレスポンスに含まれるXMLデータの記述に従い、サービスを実現するためのジョブを起動する。
なお、以降の説明では、提供サーバ30が、複合機10側で読取部13にて読み取らせた画像データに、画像処理を施したうえで複合機10に返す、といったサービスを複合機10に対して提供する場合を例示する。
【0059】
こうして、ジョブを起動した複合機10は、まず、ジョブを起動した旨を通知するための開始メッセージとしてDOID(Device Operation Infomation Description)をリクエストとして送信する(s202)。
【0060】
このDOIDを受信した提供サーバ30は、複合機10側において読み取らせるべき原稿をセットすべき旨の指令(用紙確認)となるSUID(Sevice User Interface Description)を、開始メッセージに対するレスポンスとして送信する(s204)。このレスポンスには、複合機10の読取部13にて読み取らせる原稿をセットすべき旨を指令するためのメッセージの表示と共に、記録媒体をセットした旨を通知すべき旨の指令をXMLで記述してなるXMLデータが含まれている(図3(a)参照)。
【0061】
このSUIDを受信した複合機10は、これに含まれるXMLデータの記述に従い、読取部13に読み取らせる記録媒体をセットすべき旨のメッセージを操作部12のディスプレイに表示させ(図3(b)参照)、その後、ユーザに記録媒体がセットされ、操作部12によりその旨の操作が行われたら、読取部13による画像の読み取りを開始すると共に、原稿がセットされた旨を通知(用紙セット通知)するためのDOIDを提供サーバ30に送信する(s206)。
【0062】
このDOIDを受信した提供サーバ30は、この時点で、セッションにて複合機10からの制御要求を受信した場合に(s110)、この制御要求に対するレスポンスとして、読取部13による画像の読み取りを開始すべき旨のスキャン開始指示を送信する(112)。また、用紙セット通知のDOIDを受信した提供サーバ30は、ジョブにおいて、次にDOIDを送信すべきタイミングを複合機10に対して指示するためのステータスページとして、SUIDを複合機10に送信する(s208)。このステータスページは、図4(a)に示すように、複合機10側において読取部13による読み取りが行われている最中である旨の表示(図4(a)における「<state>Scanning</state>」)、および、次にDOIDを送信すべきタイミング(図4(a)における「<refresh>1000</refresh>」;単位はms)の指令をXMLで記述してなるXMLデータが含まれている。なお、ここで、XMLデータで指令されるタイミングについては、読取部13による画像の読み取りに要すると想定される時間として、あらかじめ設定された待ち時間である。
【0063】
このSUIDを受信した複合機10は、これに含まれるXMLデータの記述に従い、読取部13による読み取りが行われている最中である旨を、操作部12のディスプレイに表示させ(図4(b)参照)、その記述にて指令された待ち時間だけ待機した後、サービスの提供継続を要求するためのステータス更新要求をDOIDとして提供サーバ30に送信する(s210)。なお、このXMLデータにおいてタイミングが指令されていない、または、指令されている時間が「0」である場合、複合機10は、待ち時間に基づく待機を行わない。
【0064】
このDOIDを受信した提供サーバ30は、この時点で、セッションにて複合機10からの制御要求を受信した場合に(s114)、この制御要求に対するレスポンスとして、読取部13による画像の読み取りを終了すべき旨のスキャン終了指示を送信する(s116)。また、ステータス更新要求のDOIDを受信した提供サーバ30は、ジョブにおいて、次にDOIDを送信すべきタイミングを複合機10に対して指示するためのステータスページを、SUIDとして複合機10に送信する(s212)。このステータスページは、複合機10側において読取部13による読み取りが終了した旨の表示、および、次にDOIDを送信すべきタイミングの指令をXMLで記述してなるXMLデータが含まれている。なお、ここで、XMLデータで指令されるタイミングについては、読取部13による画像の読み取りが終了してから記録部14による記録を行えるようになるまでに要すると想定される時間として、あらかじめ設定された待ち時間である。
【0065】
このSUIDを受信した複合機10は、これに含まれるXMLデータの記述に従い、読取部13による読み取りが終了した旨を操作部12のディスプレイに表示させ、その記述にて指令された待ち時間だけ待機した後、読取部13により読み取られた画像からなる画像データを伴わせた状態で、サービスの提供継続を要求するためのステータス更新要求を、DOIDとして提供サーバ30に送信する(s214)。
【0066】
このDOIDを受信した提供サーバ30は、ジョブにおいて、これに伴う画像データで示される画像に対する画像処理を開始した後、この画像処理の進行度合いを示す進行情報を伴わせた状態で、次にDOIDを送信すべきタイミングを複合機10に対して指示するためのステータスページを、SUIDとして複合機10に送信する(s216)。このステータスページは、図5(a)に示すように、提供サーバ30側における画像処理の進行度合いの表示(図5(a)における「<state>Translating 0%</state>」)、および、次にDOIDを送信すべきタイミング(図5(a)における「<refresh>500</refresh>」)の指令をXMLで記述してなるXMLデータが含まれている。ここで、画像処理の進行度合いの表示(n%、図5では0%)、および、DOIDを送信すべきタイミングについては、このs216の時点における画像処理の進行度合いに応じた値であって、後述する進行度合い監視処理にて監視されている値がセットされることとなるが、これについては、後述する。
【0067】
このSUIDを受信した複合機10は、これに含まれるXMLデータの記述に従い、提供サーバ30側における画像処理の進行度合いを操作部12のディスプレイに表示させ(図5(b)参照)、その記述にて指令された待ち時間だけ待機した後、サービスの提供継続を要求するためのステータス更新要求を、DOIDとして提供サーバ30に送信する。
【0068】
こうして、画像処理が開始されてから終了するまでの間、提供サーバ30は、複合機10からDOIDを受信する毎に、s216と同様、SUIDを複合機10に送信することとなる。
【0069】
その後、提供サーバ30は、上述した画像処理を終了した以降に、複合機10からステータス更新要求のDOIDを受信した場合(s218)、こうして画像処理を施してなる画像データを伴わせた状態で、次にDOIDを送信すべきタイミングを複合機10に対して指示するためのステータスページを、SUIDとして複合機10に送信する(s220)。このステータスページは、図6(a)に示すように、複合機10側において記録部14による記録が行われている最中である旨の表示(図6(a)における「<state>Printing</state>」)、および、次にDOIDを送信すべきタイミング(図3(a)における「<refresh>1000</refresh>」)の指令をXMLで記述してなるXMLデータが含まれている。なお、XMLデータで指令されるタイミングについては、複合機10において画像データを受信してから記録部14により記録し終わるまでに要すると想定される時間として、あらかじめ設定された待ち時間である。
【0070】
また、上述した画像処理を終了した以降、画像処理を終了した後にDOIDを受信した提供サーバ30は、この時点で、セッションにて複合機10からの制御要求を受信した場合(s118)、SUIDに伴わせた画像データで示される画像を記録すべき旨のプリント開始指示を、レスポンスとして複合機10に送信する(s120)。このプリント開始指示を受信した複合機10は、SUIDに伴う画像データで示される画像の記録部14による記録を開始することとなる。
【0071】
次に、s220によるステータスページのSUIDを受信した複合機10は、これに含まれるXMLデータの記述に従い、記録部14による記録が行われている最中である旨を操作部12のディスプレイに表示させ(図6(b)参照)、その記述にて指令された待ち時間だけ待機した後、サービスの提供継続を要求するためのステータス更新要求を、DOIDとして提供サーバ30に送信する(s222)。
【0072】
このDOIDを受信した提供サーバ30は、この時点で、セッションにて複合機10からの制御要求を受信した場合に(s122)、この制御要求に対するレスポンスとして、記録部14による画像の記録を終了すべき旨のプリント終了指示を送信する(s124)。また、s222によるステータス更新要求のDOIDを受信した提供サーバ30は、ジョブにおいて、次にDOIDを送信すべきタイミングを複合機10に対して指示するためのステータスページを、SUIDとして複合機10に送信する(s224)。このステータスページは、次にDOIDを送信すべきタイミングの指令をXMLで記述してなるXMLデータが含まれている。なお、XMLデータで指令されるタイミングについては、記録部14による画像の記録が終了してから次の処理を行うまでに確保すべきと想定される時間として、あらかじめ設定された待ち時間である。
【0073】
このSUIDを受信した複合機10は、これに含まれるXMLデータの記述に従い、その記述にて指令された待ち時間だけ待機した後、サービスの提供継続を要求するためのステータス更新要求を、DOIDとして提供サーバ30に送信する(s226)。
【0074】
このDOIDを受信した提供サーバ30は、この時点において、セッションにて複合機10からの制御要求を受信した場合に(s126)、この制御指令に対するレスポンスとして、ジョブを終了すべき旨のジョブ終了指示を送信する(s128)。また、s226によるステータス更新要求のDOIDを受信した提供サーバ30は、ジョブにおいて、情報を持たない空のSUIDを複合機10に対して送信すると共に(s228)、このジョブを終了する。このような空のSUIDを受信した複合機10は、提供サーバ30と同じく、ジョブを終了する。
【0075】
そして、提供サーバ30は、ジョブを終了した状態で、複合機10からの制御要求を受信した場合に(s130)、この制御要求に対するレスポンスとして、この複合機10とのセッションを切断する旨のセッション終了指示を送信する(s132)。これ以降、提供サーバ30において、複合機10に割り当てたセッションIDに基づくセッション管理が行われなくなり、これにより、複合機10とのセッションが切断されることとなる。
(2−2)進行度合い監視処理(その1)
以下に、図2のs216において提供サーバ30が送信するステータスページのうち、「画像処理の進行度合い」としてセットされる『n%』、および、「次にDOIDを送信すべきタイミング」としてセットされる数値を決定する際に起動される進行度合い監視処理の処理手順を図7に基づいて説明する。
【0076】
この進行度合い監視処理が起動されると、まず、後述のように、画像処理の進行度合いに応じて更新される処理状態情報が、記憶部16における所定の記憶領域から読み出される(s502)。この処理状態情報は、画像処理を終了するまでに要する処理の総ステップ数、総ステップ数のうちの現時点で終了している終了ステップ、および、進行中のステップに際してのステップ処理時間などからなる情報であって、画像処理の進行に併せてその内容が更新される。
【0077】
次に、s502にて読み出された処理状態情報に基づいて、画像処理の進行度合いが求められる(s504)。ここでは、処理状態情報における終了ステップおよび総ステップ数に基づく数式「進行度合い=(終了ステップ/総ステップ数)×100」により算出される値が、画像処理の進行度合いとして求められる。こうして求められた進行度合いを示す値が、ステータスページにおいて画像処理の進行度合いの表示『n%』を表す値となる(図5(a)、(b)参照)。
【0078】
そして、s502にて読み出された処理状態情報に基づいて、次のリクエストタイミング(次にDOIDを送信すべきタイミング)が求められる(s506)。ここでは、処理状態情報におけるステップ処理時間が、次のリクエストタイミングとして求められる。こうして求められたタイミングを示す値が、ステータスページにおいて次にDOIDを送信すべきタイミング、つまり次のリクエストタイミングを表す値となる(図5(a)参照)。
(2−3)画像処理(その1)
以下に、図2のs216において、複合機10からのDOIDを受信した提供サーバ30により起動される画像処理の処理手順を、図8に基づいて説明する。
【0079】
この画像処理が起動されると、まず、記憶部16における所定の記憶領域に記憶されている(または、この時点で生成される)処理状態情報を構成する「総ステップ数」として、こうして起動された画像処理が終了するまでに要するステップ数がセットされる(s602)。ここでは、本発明における画像処理を、複合機10からの画像データで示される画像に含まれる日本語のテキストを他の言語に翻訳してなるテキストデータに変換する翻訳処理とした場合において、この翻訳処理のために経るべき処理、例えば、ページ毎のOCR、印刷データ生成などをそれぞれ別々のステップとしてカウントした総ステップ数がセットされる。
【0080】
次に、処理状態情報を構成する「ステップ処理時間」として、第x番目(xは、初期値「1」の変数xにセットされた値)のステップに際して必要となる処理時間がセットされる(s614)。本実施形態においては、記憶部36に、本画像処理におけるステップそれぞれに、そのステップに際して必要となる処理時間が対応づけられた状態で登録されたデータテーブルが記憶されており、このs604では、そのデータテーブルから、第x番目のステップに対応する処理時間が抽出され、処理状態情報のステップ処理時間としてセットされる。
【0081】
次に、第x番目のステップによる処理を行った後(s606)、処理状態情報を構成する「終了ステップ」として「x」がセットされる(s608)。
以降、変数xの値が「総ステップ数」にセットされた値を超えるまでの間(s610:NO)、この変数xに「1」が加算される毎に(s612)、s604〜s612が繰り返し行われた後、変数xの値が「総ステップ数」にセットされた値を超えたら(s610:YES)、本画像処理が終了される。
(3)提供サーバ30によるサービスの提供についての変形例
(3−1)進行度合い監視処理(その2)
上述した進行度合い監視処理(その1)の替わりに以下に示すような処理を実行することとしてもよく、その処理の処理手順を図9に基づいて説明する。なお、上述した進行度合い監視処理(その1)と同様の処理については、同じ符号を付して詳細な説明を省略するものとする。
【0082】
この進行度合い監視処理が起動されると、まず、画像処理の進行度合いに応じてその情報が更新される処理状態情報が、記憶部16における所定の記憶領域から読み出される(s502)。
【0083】
次に、s502にて読み出された処理状態情報に基づいて、画像処理の進行度合いが求められる(s504)。この処理状態情報は、総ステップ数、終了ステップ、および、進行中のステップに際してのステップ処理負荷などからなる情報であって、画像処理の進行に併せてその内容が更新される。なお、これらのうち、ステップ処理負荷は、進行中のステップに際しての処理負荷を示すものであり、その大きさに応じて1〜3(1:小、2:中、3:大)のいずれかがセットされる。
【0084】
次に、変数yに「1」がセットされる(s512)。
次に、処理状態情報を構成するステップ処理負荷にセットされている値と、タイミング値変換テーブルにおける第yレコードにおける処理負荷を示す値との照合が行われる(s514)。この「タイミング値変換テーブル」とは、図10に示すように、次のリクエストタイミングとして、1〜3の処理負荷それぞれに対応する値が対応付けられてなるデータテーブルであり、第1レコードが処理負荷1に対応するリクエストタイミング、第2レコードが処理負荷2に対応するリクエストタイミング、第3レコードが処理負荷3に対応するリクエストタイミングがそれぞれ登録されている。なお、このタイミング値変換テーブルに登録されているリクエストタイミングについては、あらかじめ定められた固定値であればよいが、提供サーバ30とセッションを確立しているクライアントの数や、ネットワークのトラフィックなどの環境に応じて動的に変化するものとしてもよい。
【0085】
このs514による照合の結果、ステップ処理負荷と第yレコードにおける処理負荷とが一致しない場合(s516:NO)、変数yに「1」を加算した後(s518)、変数yがオーバーフローしたか(セットされた値が3を超えたか)否かがチェックされる(s520)。
【0086】
このs520でオーバーフローしていないと判定された場合(s520:NO)、s514へ移行する一方、オーバーフローしていると判定された場合(s520:YES)、次のリクエストタイミング(次にDOIDを送信すべきタイミング)が、あらかじめ定められたdefault値(本実施形態においては3000ms)に決定された後(s522)、本進行度合い監視処理が終了される。こうして、決定されたdefault値が、ステータスページにおいて次にDOIDを送信すべきタイミング、つまり次のリクエストタイミングを表す値となる(図5(a)参照)。
【0087】
そして、s514による照合の結果、ステップ処理負荷と第yレコードにおける処理負荷とが一致する場合(s516:YES)、次のリクエストタイミング(次にDOIDを送信すべきタイミング)が、タイミング値変換テーブルの第yテーブルとして登録されているリクエストタイミングに決定された後(s524)、本進行度合い監視処理が終了される。こうして、決定された値が、ステータスページにおいて次にDOIDを送信すべきタイミング、つまり次のリクエストタイミングを表す値となる(図5(a)参照)。
(3−2)画像処理(2)
上述した進行度合い監視処理(その2)を実行する場合には、上述した画像処理(その1)の替わりに以下に示すような処理を実行することとすればよく、その処理の処理手順を図11に基づいて説明する。なお、上述した画像処理(その1)と同様の処理については、同じ符号を付して詳細な説明を省略するものとする。
【0088】
この画像処理が起動されると、まず、記憶部16における所定の記憶領域に記憶されている(または、この時点で生成される)処理状態情報を構成する「総ステップ数」として、こうして起動された画像処理が終了するまでに要するステップ数がセットされる(s602)。
【0089】
次に、処理状態情報を構成する「ステップ処理負荷」として、第x番目のステップに際しての処理負荷を示す値(1:小、2:中、3:大)がセットされる(s622)。本実施形態においては、記憶部36に、本画像処理におけるステップそれぞれに、そのステップに際して必要となる処理負荷が対応づけられた状態で登録されたデータテーブルが記憶されており、このs612では、そのデータテーブルから、第x番目のステップに対応する処理負荷が抽出され、処理状態情報のステップ処理負荷としてセットされる。
【0090】
次に、第x番目のステップに基づく処理を行った後(s606)、処理状態情報を構成する「終了ステップ」として「x」がセットされる(s608)。
以降、変数xの値が「総ステップ数」にセットされた値を超えるまでの間(s610:NO)、この変数xに「1」が加算される毎に(s612)、s622〜s612が繰り返し行われた後、変数xの値が「総ステップ数」にセットされた値を超えたら(s610:YES)、本画像処理が終了される。
(4)作用、効果
このように構成されたサービス提供システムによれば、提供サーバ30は、クライアントからサービスの提供のためのリクエスト(セッション開始リクエスト、図2におけるs106の制御要求)を受信した以降、このクライアントに対し、サービスを提供するために各種レスポンスおよびSUIDを送信するが、サービスを提供し終えるまでに複数のSUIDを送信する課程において、各SUIDには、次のリクエストタイミング(次にDOIDを送信すべきタイミング)を示す時間情報(XMLデータのうち、<refresh>タグで挟まれた数値)が付加されることとなる。そして、この提供サーバ30からサービスの提供を受ける複合機10は、サービスの提供を受け終わるまでに複数のDOIDを送信する課程において、提供サーバ30から送信されてくるSUIDを受信した場合に、このSUIDに時間情報が付加されていれば、この時間情報にしたがって次のDOIDを送信することとなる。
【0091】
このように提供サーバ30は、クライアントに送信するSUIDに時間情報を付加することにより、提供サーバ30側の都合で、このクライアントに対して次にDOIDを送信すべきタイミングを指示することができ、クライアントは、このSUIDに付加された時間情報にしたがって次のDOIDを送信することになる。
【0092】
そのため、時間情報を付加したSUIDを送信することで、サーバ側の都合にあったタイミングにより次のDOIDを受信することが可能で、提供サーバ30がクライアントからDOIDを収集するタイミングを適切なものにできる。換言すれば、提供サーバでの処理が終了した時点で、直ちにクライアントにサービスを提供可能になるとともに、適切なタイムテーブルにしたがってサービスの提供を進行させることができる。
【0093】
また、進行度合い監視処理(その1)では、画像処理(その1)にて処理状態情報における「ステップ処理時間」にセットされた値が、次のリクエストタイミングとしてSUIDに付加される。この「ステップ処理時間」には、画像処理におけるステップそれぞれに処理時間が対応づけられたデータテーブルの中から、現時点で実行されているステップに対応する処理時間が抽出されてセットされるため、時間情報としてSUIDに付加すべき次のリクエストタイミングを、データテーブルに記憶された処理時間の中から決定することができる。このデータテーブルは、各ステップに際しての処理負荷に応じて、クライアントから提供サーバになされるDOIDのタイミングを示す時間情報を関連づけて記憶したものであるため、処理負荷が高く終了までに時間を要するステップ中にSUIDを送信する場合ほど、クライアントからDOIDが送信されてくるタイミングを遅らせることができる。すなわち、提供サーバ30側において十分に対応できるタイミングでDOIDを受信できるようにすることができる。
【0094】
また、進行度合い監視処理(その2)では、画像処理(その2)にて処理状態情報における「ステップ処理負荷」にセットされた値に対応づけてタイミング値変換テーブルに登録された値が、次のリクエストタイミングとしてSUIDに付加される。この「ステップ処理負荷」には、画像処理における処理負荷それぞれにリクエストタイミングが対応づけられたデータテーブルの中から、現時点で実行されているステップの処理負荷に対応するリクエストタイミングが抽出されてセットされるため、時間情報としてSUIDに付加すべき次のリクエストタイミングを、データテーブルに記憶された処理時間の中から決定することができる。このデータテーブルは、処理負荷に応じて待機時間が長くなるような関連づけを記憶したものであるため、処理負荷が高く終了までに時間を要するステップ中にSUIDを送信する場合ほど、クライアントからDOIDが送信されてくるタイミングを遅らせて、提供サーバ30側において十分に要求信号に対応できるタイミングで要求信号を受信できるようにすることができる。
(5)変形例
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
【0095】
例えば、上記実施形態においては、提供サーバ30が、ジョブに関してのデータ通信について、次のリクエストタイミングをクライアント側に指令するように構成されたものを例示した。しかし、提供サーバ30が、次のリクエストタイミングをクライアント側に指令するのは、ジョブに際してのデータ通信だけでなく、セッションに関してのデータ通信(リクエストのタイミング)や、ジョブの起動に際してのデータ通信(開始メッセージの送信タイミング)などとしてもよい。
【0096】
また、上記実施形態においては、提供サーバ30が、複合機10側で読取部13にて読み取らせた画像データに、画像処理を施したうえで複合機10に返す、といったサービスを複合機10に対して提供する場合を例示した。しかし、提供サーバ30が複合機10に対して提供するサービスとしては、このようなサービスに限られない。例えば、提供サーバ30から複合機10に対して所定のコンテンツを提供して印刷させるといったサービスであってもよい。
【0097】
また、上記実施形態においては、タイミング値変換テーブルに登録されているのが、処理負荷の大きさを示す値(1〜3)となっており、このような数値に基づいて進行度合い監視処理が実行されるように構成されたものを例示した。しかし、このタイミング値変換テーブルには、処理負荷の大きさではなく、例えば、図12に示すように、提供サーバ30の制御部11による処理負荷の割合(CPUの使用率)を登録しておき、このような割合に基づいて進行度合い監視処理を実行するように構成してもよい。この場合、処理状態情報を、総ステップ数、終了ステップ、および、進行中のステップに際しての処理負荷の割合からなる情報としておくと共に、まず、進行度合い監視処理では、s514にて、処理状態情報を構成するステップ処理割合にセットされている値が、タイミング値変換テーブルにおける第yレコードにおける処理負荷の割合に収まっているかの照合を行い、この照合の結果、収まっていなければ、s518へ移行し、収まっていれば、s524へ移行することとすればよい。
【0098】
また、上記実施形態においては、提供サーバ30がSUIDに付加する時間情報が、クライアント側でDOIDを送信するまでに待機すべき待機時間となっている構成を例示した。しかし、このSUIDに付加する時間情報については、次にDOIDを送信すべきタイミングを示す情報であれば、待機時間以外の情報であってもよい。例えば、次のDOIDを送信すべき時刻を示す情報とすることなどが考えられる。
【0099】
また、上記実施形態においては、提供サーバ30の記憶部36に各種データテーブルが記憶されている構成を例示した。しかし、これらデータテーブルの一部または全部は、提供サーバ30とデータ通信可能な別のネットワークデバイスに備えられている構成としてもよく、この場合、このネットワークデバイスとのデータ通信を経て間接的にデータテーブルへのアクセスを行うように構成すればよい。
(6)本発明との対応関係
以上説明した実施形態において、複合機10は本発明におけるクライアントであり、情報提供サーバ30は本発明における提供サーバである。
【0100】
また、図2のs202、s206、s210、s214、s218、s222、s226は、本発明における第1受信手段であり、これらステップで受信されるDOIDが本発明における要求信号である。また、図2のs204、s208、s212、s216、s220、s224、s228は、本発明における第1送信手段、継続返信手段であり、これらステップで送信されるSUIDが本発明における応答信号、実行指令である。また、同図s108は、本発明における開始返信手段であり、このステップで送信されるジョブ開始指令は本発明における実行指令である。また、図7のs506、図9のs522、s524は、本発明におけるタイミング付加手段である。また、図11のs612は、本発明における稼働状態検出手段、負荷割合判定手段である。
【0101】
また、図2のs202、s206、s210、s214、s218、s222、s226は、本発明における第2送信手段、継続要求手段であり、同図s204〜s226は、本発明における制御手段であり、同図s202は、本発明における開始要求手段であり、同図s204〜s228は本発明における処理実行手段である。
【図面の簡単な説明】
【0102】
【図1】サービス提供システムの構成を示すブロック図
【図2】サービスを提供する手順を示すタイミングチャート
【図3】用紙確認のSUIDを示すXMLデータ、および、このXMLデータに基づいてディスプレイへの表示が行われた画面を示す図
【図4】ステータスページのSUIDを示すXMLデータ、および、このXMLデータに基づいてディスプレイへの表示が行われた画面を示す図(その1)
【図5】ステータスページのSUIDを示すXMLデータ、および、このXMLデータに基づいてディスプレイへの表示が行われた画面を示す図(その2)
【図6】ステータスページのSUIDを示すXMLデータ、および、このXMLデータに基づいてディスプレイへの表示が行われた画面を示す図(その3)
【図7】進行度合い監視処理(その1)を示すフローチャート
【図8】画像処理(その1)を示すフローチャート
【図9】進行度合い監視処理(その2)を示すフローチャート
【図10】タイミング値変換テーブルのデータ構造を示す図
【図11】画像処理(その2)を示すフローチャート
【図12】別の実施形態におけるタイミング値変換テーブルのデータ構造を示す図
【符号の説明】
【0103】
10…複合機、11…制御部、12…操作部、13…読取部、14…記録部、15…通信部、16…記憶部、17…音入力部、18…音出力部、30…情報提供サーバ、32…制御部、34…通信部、36…記憶部。




 

 


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