米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> ブラザー工業株式会社

発明の名称 印刷制御用プログラム及び印刷システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−4692(P2007−4692A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−186819(P2005−186819)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100082500
【弁理士】
【氏名又は名称】足立 勉
発明者 宮田 優治
要約 課題
GDIプリンタのごとく、PDLを解釈する装置を備えていないプリンタにおいても、透過印刷ができるようにする。

解決手段
マスク処理(S204)によって第1印刷データとの合成に使用する部分と第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分けられたデータのうち、第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを第1印刷データに重ねるように合成する。これにより、第1印刷データの上に第2印刷データが格子状描画のように合成されることとになるので、GDIプリンタのようにPDLを解釈する装置を備えていないプリンタにおいても、透過印刷をすることができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
演算装置により制御される記憶装置を有し、かつ、プリンタが接続されたコンピュータを、第1印刷データに重ねて第2印刷データを透過印刷するための印刷用制御装置として機能させる印刷制御用プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記第2印刷データを前記第1印刷データとの合成に使用する部分と前記第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分けるマスク処理手段、及び
前記マスク処理手段により前記第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを前記第1印刷データに重ねるように合成する印刷データ合成手段
として機能させることを特徴とする印刷制御用プログラム。
【請求項2】
演算装置により制御される記憶装置を有し、かつ、プリンタが接続されたコンピュータを、第1印刷データに重ねて第2印刷データを透過印刷するための印刷用制御装置として機能させる印刷制御用プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記第2印刷データを前記記憶装置に記憶させるオブジェクト記憶手段、
前記オブジェクト記憶手段によって前記記憶装置に記憶されたデータを前記第1印刷データとの合成に使用する部分と前記第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分けるマスク処理手段、及び
前記オブジェクト記憶手段によって前記記憶装置に記憶されたデータのうち前記マスク処理手段により前記第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを前記第1印刷データに重ねるように合成する印刷データ合成手段
として機能させることを特徴とする印刷制御用プログラム。
【請求項3】
演算装置により制御される記憶装置を有し、かつ、プリンタが接続されたコンピュータを、第1印刷データに重ねて第2印刷データを透過印刷するための印刷用制御装置として機能させる印刷制御用プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記第2印刷データを所定の分割数に分割する印刷データ分割手段、
前記印刷データ分割手段により分割されたデータを前記第1印刷データとの合成に使用する部分と前記第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分けるマスク処理手段、
前記マスク処理手段により前記第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを前記第1印刷データに重ねるように合成する印刷データ合成手段、並びに
前記マスク処理手段及び印刷データ合成手段を、前記分割数と同一の回数繰り返して作動させる繰り返し処理手段
として機能させることを特徴とする印刷制御用プログラム。
【請求項4】
演算装置により制御される記憶装置を有し、かつ、プリンタが接続されたコンピュータを、第1印刷データに重ねて第2印刷データを透過印刷するための印刷用制御装置として機能させる印刷制御用プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記第1印刷データを前記記憶装置に記憶させる印刷データバックアップ手段、
前記第1印刷データに前記第2印刷データを重ねるように合成するオブジェクトデータ合成手段、
前記印刷データバックアップ手段によって前記記憶装置に記憶されたデータを前記オブジェクトデータ合成手段により合成されたデータとの合成に使用する部分と前記オブジェクトデータ合成手段により合成されたデータとの合成に使用しない部分とに分けるマスク処理手段、及び
前記印刷データバックアップ手段によって前記記憶装置に記憶されたデータのうち前記マスク処理手段により前記オブジェクトデータ合成手段により合成されたデータとの合成に使用する部分とされたデータを、前記オブジェクトデータ合成手段により合成されたデータに重ねるように合成する印刷データ合成手段
として機能させることを特徴とする印刷制御用プログラム。
【請求項5】
演算装置により制御される記憶装置を有し、かつ、プリンタが接続されたコンピュータを、第1印刷データに重ねて第2印刷データを透過印刷するための印刷用制御装置として機能させる印刷制御用プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記第2印刷データが複数色で構成されているか否かを検出する構成色検出手段、
前記構成色数検出手段により前記第2印刷データが複数色で構成されていると判定された場合に、前記第2印刷データを所定の分割数に分割する印刷データ分割手段、
前記第2印刷データを前記第1印刷データとの合成に使用する部分と前記第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分ける第1マスク処理手段、
前記印刷データ分割手段により分割されたデータを前記第1印刷データとの合成に使用する部分と前記第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分ける第2マスク処理手段、
前記第1マスク処理手段により前記第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを前記第1印刷データに重ねるように合成する第1印刷データ合成手段、
前記第2マスク処理手段により前記第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを前記第1印刷データに重ねるように合成する第2印刷データ合成手段、
前記構成色数検出手段により印刷データが複数色で構成されていると判定された場合に、前記第2マスク処理手段及び前記第2印刷データ合成手段を、前記分割数と同一の回数繰り返して作動させる繰り返し処理手段、並びに
前記構成色数検出手段により印刷データが複数色で構成されていないと判定された場合に、前記印刷データ分割手段を作動させることなく、前記第1マスク処理手段及び前記第1印刷データ合成手段を作動させる処理手段
として機能させることを特徴とする印刷制御用プログラム。
【請求項6】
前記印刷データ分割手段は、前記記憶装置の記憶容量のうち前記印刷データ分割手段の作動時に利用可能な記憶容量に基づいて前記分割数を決定することを特徴とする請求項4又は5に記載の印刷制御用プログラム。
【請求項7】
前記印刷データ分割手段は、前記記憶装置の記憶容量のうち前記印刷データ分割手段の作動時に利用可能な記憶容量、及び前記印刷データ分割手段によって分割される印刷データを描画するに必要な領域の一辺の大きさに3を乗した値に基づいて前記分割数を決定することを特徴とする請求項4又は5に記載の印刷制御用プログラム。
【請求項8】
前記マスク処理手段、又は前記第1マスク処理手段及び前記第2マスク処理手段は、格子状にマスク処理を行うことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の印刷制御用プログラム。
【請求項9】
第1印刷データに重ねて第2印刷データを透過印刷するための印刷システムであって、
印刷データを印刷するプリンタ、
演算装置により制御される記憶装置、
前記第2印刷データを前記第1印刷データとの合成に使用する部分と前記第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分けるマスク処理手段、及び
前記マスク処理手段により前記第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを前記第1印刷データに重ねるように合成する印刷データ合成手段
を有することを特徴とする印刷システム。
【請求項10】
第1印刷データに重ねて第2印刷データを透過印刷するための印刷システムであって、
印刷データを印刷するプリンタ、
演算装置により制御される記憶装置、
前記第2印刷データを前記記憶装置に記憶させるオブジェクト記憶手段、
前記オブジェクト記憶手段によって前記記憶装置に記憶されたデータを前記第1印刷データとの合成に使用する部分と前記第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分けるマスク処理手段、及び
前記オブジェクト記憶手段によって前記記憶装置に記憶されたデータのうち前記マスク処理手段により前記第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを前記第1印刷データに重ねるように合成する印刷データ合成手段
を有することを特徴とする印刷システム。
【請求項11】
第1印刷データに重ねて第2印刷データを透過印刷するための印刷システムであって、
印刷データを印刷するプリンタ、
演算装置により制御される記憶装置、
前記第2印刷データを所定の分割数に分割する印刷データ分割手段、
前記印刷データ分割手段により分割されたデータを前記第1印刷データとの合成に使用する部分と前記第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分けるマスク処理手段、
前記マスク処理手段により前記第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを前記第1印刷データに重ねるように合成する印刷データ合成手段、並びに
前記マスク処理手段及び印刷データ合成手段を、前記分割数と同一の回数繰り返して作動させる繰り返し処理手段
を有することを特徴とする印刷システム。
【請求項12】
第1印刷データに重ねて第2印刷データを透過印刷するための印刷システムであって、
印刷データを印刷するプリンタ、
演算装置により制御される記憶装置、
前記第1印刷データを前記記憶装置に記憶させる印刷データバックアップ手段、
前記第1印刷データに前記第2印刷データを重ねるように合成するオブジェクトデータ合成手段、
前記印刷データバックアップ手段によって前記記憶装置に記憶されたデータを前記オブジェクトデータ合成手段により合成されたデータとの合成に使用する部分と前記オブジェクトデータ合成手段により合成されたデータとの合成に使用しない部分とに分けるマスク処理手段、及び
前記印刷データバックアップ手段によって前記記憶装置に記憶されたデータのうち前記マスク処理手段により前記オブジェクトデータ合成手段により合成されたデータとの合成に使用する部分とされたデータを、前記オブジェクトデータ合成手段により合成されたデータに重ねるように合成する印刷データ合成手段
を有することを特徴とする印刷システム。
【請求項13】
第1印刷データに重ねて第2印刷データを透過印刷するための印刷システムであって、
印刷データを印刷するプリンタ、
演算装置により制御される記憶装置、
前記第2印刷データが複数色で構成されているか否かを検出する構成色検出手段、
前記構成色数検出手段により前記第2印刷データが複数色で構成されていると判定された場合に、前記第2印刷データを所定の分割数に分割する印刷データ分割手段、
前記第2印刷データを前記第1印刷データとの合成に使用する部分と前記第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分ける第1マスク処理手段、
前記印刷データ分割手段により分割されたデータを前記第1印刷データとの合成に使用する部分と前記第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分ける第2マスク処理手段、
前記第1マスク処理手段により前記第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを前記第1印刷データに重ねるように合成する第1印刷データ合成手段、
前記第2マスク処理手段により前記第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを前記第1印刷データに重ねるように合成する第2印刷データ合成手段、
前記構成色数検出手段により印刷データが複数色で構成されていると判定された場合に、前記第2マスク処理手段及び前記第2印刷データ合成手段を、前記分割数と同一の回数繰り返して作動させる繰り返し処理手段、並びに
前記構成色数検出手段により印刷データが複数色で構成されていないと判定された場合に、前記印刷データ分割手段を作動させることなく、前記第1マスク処理手段及び前記第1印刷データ合成手段を作動させる処理手段
を有することを特徴とする印刷システム。
【請求項14】
前記印刷データ分割手段は、前記記憶装置の記憶容量のうち前記印刷データ分割手段の作動時に利用可能な記憶容量に基づいて前記分割数を決定することを特徴とする請求項12又は13に記載の印刷システム。
【請求項15】
前記印刷データ分割手段は、前記記憶装置の記憶容量のうち前記印刷データ分割手段の作動時に利用可能な記憶容量、及び前記印刷データ分割手段によって分割される印刷データを描画するに必要な領域の一辺の大きさに3を乗した値に基づいて前記分割数を決定することを特徴とする請求項12又は13に記載の印刷システム。
【請求項16】
前記マスク処理手段、又は前記第1マスク処理手段及び前記第2マスク処理手段は、格子状にマスク処理を行うことを特徴とする請求項9ないし15のいずれか1つに記載の印刷システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、いわゆるウォータマーク等の透過印刷処理を行うための印刷制御プログラム及び印刷システムに関するもので、特に、Windows(登録商標)等のGDI(Graphic Device Interface)を有するオペレーティングシステム(OS)により制御されるコンピュータに接続されるプリンタの制御に用いて有効である。
【背景技術】
【0002】
Windows等のGDIを有するOSにより制御されるコンピュータにおいては、プリンタドライバ等の印刷制御用プログラムをインストールすることより、コンピュータに接続されたプリンタを制御している(例えば、特許文献1等参照)。
【特許文献1】特開平11−149355号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、「ウォーターマーク」は「透かし」とも呼ばれるもので、その用途上、用紙を一見しただけでウォータマークを構成する文字列を読み取れることが望まれるため、用紙の中央に大きな文字列で描かれることが多い。
【0004】
しかし、単純にウォーターマークを本来のドキュメントの上にべた塗りしてしまうと、ウォーターマークを構成する文字列により、肝心のドキュメントが隠れてしまい、本文を読むことができなくなってしまう。そこで、通常、ウォーターマークを用紙に印刷する場合には、透過印刷を行う必要がある。
【0005】
この透過印刷の手法の1つとして、ウォータマークを1ピクセル又は数ピクセル置きにドキュメント上に描画するという手法(以下、この手法を格子状描画という。)が知られている。
【0006】
そして、従来は、ウォーターマークのデータ及び描画すべきピクセルの位置を表す格子状のパターンデータを、PDL(Page Description Language(ページ記述言語))形式でプリンタに送信し、プリンタ内部でウォータマークとパターンデータとの合成して格子状描画処理を行っていた。
【0007】
このため、このPDLを用いた格子状描画手法では、プリンタがPDLを解釈するための装置を搭載している必要がある。そして、PDL形式のプリンタは、PDLを解釈するための装置を搭載しているので、通常、比較的に高価格となっている場合が多い。
【0008】
ところで、低価格帯のプリンタでは、GDIプリンタと呼ばれるものが主流になってきている。これは画像処理(描画処理)をコンピュータ側にて行い、プリンタ側では画像処理済のデータを受け取り、単純にそのデータを印刷するという方式である。
【0009】
したがって、GDIプリンタでは、プリンタ側で画像処理を行わないため、ウォーターマークのデータ及び格子状のパターンデータをプリンタに送信し、プリンタ内部でウォータマークとパターンデータとの合成処理(画像処理)を行うといった従来手法では、透過印刷を行うことができない。
【0010】
本発明は、上記点に鑑み、GDIプリンタのごとく、記述言語を解釈する装置を備えていないプリンタにおいても、透過印刷ができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、演算装置により制御される記憶装置を有し、かつ、プリンタが接続されたコンピュータを、第1印刷データに重ねて第2印刷データを透過印刷するための印刷用制御装置として機能させる印刷制御用プログラムであって、コンピュータを、第2印刷データを第1印刷データとの合成に使用する部分と第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分けるマスク処理手段、及びマスク処理手段により第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを第1印刷データに重ねるように合成する印刷データ合成手段として機能させることを特徴とする。
【0012】
これにより、本発明では、マスク処理手段によって第1印刷データとの合成に使用する部分と第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分けられたデータのうち第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータが第1印刷データに重ねるように合成される。
【0013】
したがって、第1印刷データの上に第2印刷データの一部が描画されることになるので、GDIプリンタのようにPDLを解釈する装置を備えていないプリンタにおいても、透過印刷をすることができる。
【0014】
請求項2に記載の発明では、演算装置により制御される記憶装置を有し、かつ、プリンタが接続されたコンピュータを、第1印刷データに重ねて第2印刷データを透過印刷するための印刷用制御装置として機能させる印刷制御用プログラムであって、コンピュータを、第2印刷データを記憶装置に記憶させるオブジェクト記憶手段、オブジェクト記憶手段によって記憶装置に記憶されたデータを第1印刷データとの合成に使用する部分と第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分けるマスク処理手段、及びオブジェクト記憶手段によって記憶装置に記憶されたデータのうちマスク処理手段により第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを第1印刷データに重ねるように合成する印刷データ合成手段として機能させることを特徴とする。
【0015】
これにより、本発明も請求項1に記載の発明と同様に、マスク処理手段によって第1印刷データとの合成に使用する部分と第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分けられたデータのうち第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータが第1印刷データに重ねるように合成される。
【0016】
したがって、第1印刷データの上に第2印刷データの一部が描画されることになるので、GDIプリンタのようにPDLを解釈する装置を備えていないプリンタにおいても、透過印刷をすることができる。
【0017】
請求項3に記載の発明では、演算装置により制御される記憶装置を有し、かつ、プリンタが接続されたコンピュータを、第1印刷データに重ねて第2印刷データを透過印刷するための印刷用制御装置として機能させる印刷制御用プログラムであって、コンピュータを、第2印刷データを所定の分割数に分割する印刷データ分割手段、印刷データ分割手段により分割されたデータを第1印刷データとの合成に使用する部分と第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分けるマスク処理手段、マスク処理手段により第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを第1印刷データに重ねるように合成する印刷データ合成手段、並びにマスク処理手段及び印刷データ合成手段を、分割数と同一の回数繰り返して作動させる繰り返し処理手段として機能させることを特徴とする。
【0018】
これにより、本発明においても、請求項1に記載の発明と同様に、マスク処理手段によって第1印刷データとの合成に使用する部分と第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分けられたデータのうち第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータが第1印刷データに重ねるように合成される。
【0019】
また、第2印刷データを分割して複数回に分けて分割データを第1印刷データに合成するので、たとえ記憶装置の記憶容量が少ない場合であっても、第2印刷データを透過印刷することができる。
【0020】
したがって、本発明では、記憶装置の記憶容量が少ないコンピュータに、PDLを解釈する装置を備えていないプリンタを接続した場合であっても、透過印刷をすることができる。
【0021】
請求項4に記載の発明では、演算装置により制御される記憶装置を有し、かつ、プリンタが接続されたコンピュータを、第1印刷データに重ねて第2印刷データを透過印刷するための印刷用制御装置として機能させる印刷制御用プログラムであって、コンピュータを、第1印刷データを記憶装置に記憶させる印刷データバックアップ手段、第1印刷データに第2印刷データを重ねるように合成するオブジェクトデータ合成手段、印刷データバックアップ手段によって記憶装置に記憶されたデータをオブジェクトデータ合成手段により合成されたデータとの合成に使用する部分とオブジェクトデータ合成手段により合成されたデータとの合成に使用しない部分とに分けるマスク処理手段、及び印刷データバックアップ手段によって記憶装置に記憶されたデータのうちマスク処理手段によりオブジェクトデータ合成手段により合成されたデータとの合成に使用する部分とされたデータを、オブジェクトデータ合成手段により合成されたデータに重ねるように合成する印刷データ合成手段として機能させることを特徴とする。
【0022】
これにより、本発明では、第1印刷データ上に重ねるように第2印刷データが合成されたデータ(以下、このデータを単純合成データという。)の上に、マスク処理手段によって第1印刷データとの合成に使用する部分と第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分けられたデータのうち第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータが合成されるので、単純合成データのうち第2印刷データに対応する部分には、合成に使用するとされた部分として分けられた第1印刷データが重なるように合成されることになる。
【0023】
したがって、第1印刷データの上に第2印刷データの一部が描画された状態と等しくなるので、GDIプリンタのようにPDLを解釈する装置を備えていないプリンタにおいても、透過印刷をすることができる。
【0024】
請求項5に記載の発明では、演算装置により制御される記憶装置を有し、かつ、プリンタが接続されたコンピュータを、第1印刷データに重ねて第2印刷データを透過印刷するための印刷用制御装置として機能させる印刷制御用プログラムであって、コンピュータを、第2印刷データが複数色で構成されているか否かを検出する構成色検出手段、構成色数検出手段により第2印刷データが複数色で構成されていると判定された場合に、第2印刷データを所定の分割数に分割する印刷データ分割手段、第2印刷データを第1印刷データとの合成に使用する部分と第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分ける第1マスク処理手段、印刷データ分割手段により分割されたデータを第1印刷データとの合成に使用する部分と第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分ける第2マスク処理手段、第1マスク処理手段により第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを第1印刷データに重ねるように合成する第1印刷データ合成手段、第2マスク処理手段により第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを第1印刷データに重ねるように合成する第2印刷データ合成手段、構成色数検出手段により印刷データが複数色で構成されていると判定された場合に、第2マスク処理手段及び第2印刷データ合成手段を、分割数と同一の回数繰り返して作動させる繰り返し処理手段、並びに構成色数検出手段により印刷データが複数色で構成されていないと判定された場合に、印刷データ分割手段を作動させることなく、第1マスク処理手段及び第1印刷データ合成手段を作動させる処理手段として機能させることを特徴とする。
【0025】
これにより、本発明では、第2印刷データが複数色で構成されている場合には、請求項4に記載の発明と同様な手法にて透過印刷が行われ、一方、第2印刷データが複数色で構成されていない場合、つまり第2印刷データが白黒等のように単色で構成されている場合には、請求項1に記載の発明と同様な手法にて透過印刷が行われる。したがって、記憶装置の記憶容量に応じた最適な手法にて透過印刷を行うことができるので、効率よく透過印刷を行うことができる。
【0026】
なお、印刷データ分割手段により印刷データを分割する際には、請求項6に記載の発明のごとく、記憶装置の記憶容量のうち印刷データ分割手段の作動時に利用可能な記憶容量に基づいて分割数を決定することが望ましい。
【0027】
ところで、印刷データがカラーデータである場合には、1ピクセル当たり3バイトの記憶容量を必要とする。
したがって、印刷データ分割手段により印刷データを分割する際には、請求項7に記載の発明のごとく、記憶装置の記憶容量のうち印刷データ分割手段の作動時に利用可能な記憶容量、及び印刷データ分割手段によって分割される印刷データを描画するに必要な領域の一辺の大きさに3を乗した値に基づいて分割数を決定するとよい。
【0028】
また、マスク処理手段、又は第1マスク処理手段及び第2マスク処理手段は、請求項8に記載の発明のごとく、格子状にマスク処理を行うことが望ましい。
請求項9に記載の発明では、第1印刷データに重ねて第2印刷データを透過印刷するための印刷システムであって、印刷データを印刷するプリンタ、演算装置により制御される記憶装置、第2印刷データを第1印刷データとの合成に使用する部分と第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分けるマスク処理手段、及びマスク処理手段により第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを第1印刷データに重ねるように合成する印刷データ合成手段を有することを特徴とする。
【0029】
これにより、請求項1に記載の発明と同様に、第1印刷データの上に第2印刷データの一部が描画されるので、GDIプリンタのようにPDLを解釈する装置を備えていないプリンタにおいても、透過印刷をすることができる。
【0030】
請求項10に記載の発明では、第1印刷データに重ねて第2印刷データを透過印刷するための印刷システムであって、印刷データを印刷するプリンタ、演算装置により制御される記憶装置、第2印刷データを記憶装置に記憶させるオブジェクト記憶手段、オブジェクト記憶手段によって記憶装置に記憶されたデータを第1印刷データとの合成に使用する部分と第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分けるマスク処理手段、及びオブジェクト記憶手段によって記憶装置に記憶されたデータのうちマスク処理手段により第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを第1印刷データに重ねるように合成する印刷データ合成手段を有することを特徴とする。
【0031】
これにより、請求項2に記載の発明と同様に、第1印刷データの上に第2印刷データの一部が描画されるので、GDIプリンタのようにPDLを解釈する装置を備えていないプリンタにおいても、透過印刷をすることができる。
【0032】
請求項11に記載の発明では、第1印刷データに重ねて第2印刷データを透過印刷するための印刷システムであって、印刷データを印刷するプリンタ、演算装置により制御される記憶装置、第2印刷データを所定の分割数に分割する印刷データ分割手段、印刷データ分割手段により分割されたデータを第1印刷データとの合成に使用する部分と第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分けるマスク処理手段、マスク処理手段により第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを第1印刷データに重ねるように合成する印刷データ合成手段、並びにマスク処理手段及び印刷データ合成手段を、分割数と同一の回数繰り返して作動させる繰り返し処理手段を有することを特徴とする。
【0033】
これにより、請求項3に発明と同様に、記憶装置の記憶容量が少ないコンピュータに、PDLを解釈する装置を備えていないプリンタを接続した場合であっても、透過印刷をすることができる。
【0034】
請求項12に記載の発明では、第1印刷データに重ねて第2印刷データを透過印刷するための印刷システムであって、印刷データを印刷するプリンタ、演算装置により制御される記憶装置、第1印刷データを記憶装置に記憶させる印刷データバックアップ手段、第1印刷データに第2印刷データを重ねるように合成するオブジェクトデータ合成手段、印刷データバックアップ手段によって記憶装置に記憶されたデータをオブジェクトデータ合成手段により合成されたデータとの合成に使用する部分とオブジェクトデータ合成手段により合成されたデータとの合成に使用しない部分とに分けるマスク処理手段、及び印刷データバックアップ手段によって記憶装置に記憶されたデータのうちマスク処理手段によりオブジェクトデータ合成手段により合成されたデータとの合成に使用する部分とされたデータを、オブジェクトデータ合成手段により合成されたデータに重ねるように合成する印刷データ合成手段を有することを特徴とする。
【0035】
これにより、請求項4に記載の発明と同様に、第1印刷データの上に第2印刷データの一部が描画された状態と等しくなるので、GDIプリンタのようにPDLを解釈する装置を備えていないプリンタにおいても、透過印刷をすることができる。
【0036】
請求項13に記載の発明では、第1印刷データに重ねて第2印刷データを透過印刷するための印刷システムであって、印刷データを印刷するプリンタ、演算装置により制御される記憶装置、第2印刷データが複数色で構成されているか否かを検出する構成色検出手段、構成色数検出手段により第2印刷データが複数色で構成されていると判定された場合に、第2印刷データを所定の分割数に分割する印刷データ分割手段、第2印刷データを第1印刷データとの合成に使用する部分と第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分ける第1マスク処理手段、印刷データ分割手段により分割されたデータを第1印刷データとの合成に使用する部分と第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分ける第2マスク処理手段、第1マスク処理手段により第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを第1印刷データに重ねるように合成する第1印刷データ合成手段、第2マスク処理手段により第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータを第1印刷データに重ねるように合成する第2印刷データ合成手段、構成色数検出手段により印刷データが複数色で構成されていると判定された場合に、第2マスク処理手段及び第2印刷データ合成手段を、分割数と同一の回数繰り返して作動させる繰り返し処理手段、並びに構成色数検出手段により印刷データが複数色で構成されていないと判定された場合に、印刷データ分割手段を作動させることなく、第1マスク処理手段及び第1印刷データ合成手段を作動させる処理手段を有することを特徴とする。
【0037】
これにより、請求項5に記載の発明と同様に、第2印刷データが複数色で構成されている場合には、請求項11に記載の発明と同様な手法にて透過印刷が行われ、一方、第2印刷データが複数色で構成されていない場合には、請求項9に記載の発明と同様な手法にて透過印刷が行われる。したがって、記憶装置の記憶容量に応じた最適な手法にて透過印刷を行うことができるので、効率よく透過印刷を行うことができる。
【0038】
なお、印刷データ分割手段により印刷データを分割する際には、請求項14に記載の発明と同様に、記憶装置の記憶容量のうち印刷データ分割手段の作動時に利用可能な記憶容量に基づいて分割数を決定することが望ましい。
【0039】
さらに、請求項15に記載の発明のごとく、記憶装置の記憶容量のうち印刷データ分割手段の作動時に利用可能な記憶容量、及び印刷データ分割手段によって分割される印刷データを描画するに必要な領域の一辺の大きさに3を乗した値に基づいて分割数を決定すれば、請求項7に記載の発明と同様に、より望ましい分割数を得ることができる。
【0040】
また、マスク処理手段、又は第1マスク処理手段及び第2マスク処理手段は、請求項16に記載の発明のごとく、格子状にマスク処理を行うことが望ましい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0041】
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
本実施形態は、本発明に係る印刷制御用プログラムをプリンタが接続された接続されたコンピュータに組み込む(インストールする)ことにより、コンピュータ及びプリンタを印刷システムとして機能させるものである。
【0042】
(第1実施形態)
1.印刷システム等の概要
(第1実施形態)
1.印刷システム等の概要
図1は、本実施形態に係る印刷システムの概要を示す図であり、この印刷システムは、コンピュータ10及びプリンタ20等から構成されている。以下、図1に基づいて本実施形態に係る印刷システムの構成の概要を説明する。
【0043】
コンピュータ10の構成は周知のコンピュータと同一である。具体的には、コンピュータ10は、画像及び文字を表示するLCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等にて構成された表示部11、表示部11の特定部位を指し示すポインタ(図示せず)を移動させるポインティング手段をなすマウス(図示せず)及びキーボード(図示せず)等にて構成された操作部12、CPU(Central Processing unit)13、ROM(Read Only Memory)14、CPU13により制御されるRAM(Random Access Memory)15、HDD(Hard Disk Drive)16、並びにプリンタ20を接続するプリンタポートI/F(Interface))17等を有して構成されている。なお、以下、コンピュータ10をPC10と記す。
【0044】
また、本実施形態に係るプリンタ20は、プリンタ20に備える機能を選択等するための操作キー21、操作内容や作業状況等を表示する表示パネル22、紙等の記録媒体に文字や画像等を印刷する印刷部23、CPU24、ROM25、RAM26、HDD27、電力の供給が停止した場合であっても記憶された内容を保持するすることが可能な不揮発性RAM28、並びにプリンタ20をLANを介さずにPC10に直接接続するためのプリンタポートインタフェース29等から構成されたGDIプリンタである。
【0045】
2.印刷制御用プログラム(印刷システム)の作動
次に、本実施形態に係るPC10において、文字(テキスト)データをウォータマークとして透過印刷するためのプログラムの作動を説明する。因みに、本実施形態では、PC10のOS(Operating System)としてWindows(登録商標)を用いており、以下、特に説明(定義)が無い用語は、Windowsにおける一般的な意味にて用いる。
【0046】
図2は本実施形態に係る透過印刷用プログラムの制御フローを示すフローチャートであり、図4〜図7は図2の制御ステップを実行される内容の概念図である。以下、図3(b)に示される家の図柄(以下、この図柄を第1印刷データという)の上に、図3(a)に示される文字[A」(以下、この文字Aを第2印刷データという)をウォータマークとして透過印刷する場合を例に説明する。
【0047】
透過印刷処理が選択されると、図2に示される透過印刷用プログラムが起動される。そして、先ず、最終的な描画結果、つまり第1印刷データ上に第2印刷データを透過印刷した状態(図7参照)をRAM15上に描画するに必要な記憶容量と同一サイズの合成用記憶領域がRAM15に確保される(S201)。
【0048】
なお、本実施形態では、第2印刷データは、単色の印刷データにて構成されているので、1ピクセル当たり1ビットとして合成用領域のサイズを決定しているが、本実施形態は、第1印刷データとしてフルカラーデータを用いてもよいことは言うまでもない。
【0049】
次に、合成用領域全体が、図4に示されるように黒で塗り潰されるとともに(S202)、図5に示すように、黒で塗り潰された合成用領域に第2印刷データ(文字A)が白にて描画される(S203)。
【0050】
ここで言う、「黒」及び「白」とは、最終的な描画結果が描画されるRAM15上の領域(以下、この領域を描画領域という)に描画する領域と描画しない領域とを識別するための色であり、「用紙に印刷される色」を意味するものではない。
【0051】
つまり、本実施形態においては、合成用領域のうち「白」の部分は描画領域に描画され、「黒」の部分は描画領域に描画されない。したがって、S202においては、「黒」に代えて例えば「赤」にて合成用領域を塗り潰し、S203においては、「青」にて合成用領域に第2印刷データを描画してもよい。
【0052】
そして、S203の処理が終了すると、合成用領域が格子状に区画されるようにして、描画領域に描画する区画領域(図6の白で表示された領域)と描画領域に描画しない領域(図6の黒で表示された領域)とに分けられる(S204)。
【0053】
すなわち、本実施形態では、図5に表示される合成用領域において、上端から下端までを1ピクセル単位で区画した多数本のラインを想定し、かつ、この多数本のラインそれぞれを左端から右端まで1ピクセル単位で区画したセルを想定するとともに、奇数番目のラインにおいては奇数番目のセルのみを黒に描画し、一方、偶数番目のラインにおいては偶数番目のセルのみを黒に描画するようにして、格子状に区画した領域にマスク処理を施している。
【0054】
次に、S204にてマスク処理された合成用領域に描画された画像データが、描画領域に描画された第1印刷データ上に重ねられるように合成される(S205)。このとき、合成用領域に描画された画像データのうち黒で表示された区画領域は描画領域に描画されず、一方、白で表示され区画領域は、第2印刷データ本来の色(本実施形態では、赤)にて第1印刷データ上に重なるように描画される。
【0055】
なお、描画領域に合成された第1印刷データ及び第2印刷データは、色変換や2値化処理、任意の圧縮処理がされた後、プリンタ20に送信されて印刷される。
3.本実施形態に係る印刷制御用プログラム及び印刷システムの特徴
本実形態では、マスク処理によって第1印刷データとの合成に使用する部分と第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分けられたデータのうち、第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータが第1印刷データに重ねられるように合成されることになる。
【0056】
したがって、第1印刷データの上に第2印刷データが格子状描画のように合成されることとになるので、GDIプリンタのようにPDLを解釈する装置を備えていないプリンタにおいても、透過印刷をすることができる。
【0057】
4.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、CPU13が特許請求の範囲に記載された演算装置に相当し、RAM15が特許請求の範囲に記載された記憶装置に相当し、S203が請求項2及び請求項10に記載されたオブジェクト記憶手段、S204が請求項1、2及び請求項9、10に記載されたマスク処理手段に相当し、S205が請求項1、2及び請求項9、10に記載された印刷データ合成手段に相当する。
【0058】
なお、本実施形態では、オブジェクト記憶手段に相当するS203においては、第2印刷データ(ウォータマーク)の表示色は無視して、その形状のみを、RAM15上に確保された合成用領域に白にて描画(記憶)させたが、本実施形態は、これに限定されるものではなく、第2印刷データ本来の色にて第2印刷データを合成用領域に描画(記憶)させてもよい。
【0059】
(第2実施形態)
第1実施形態では、第2印刷データ(ウォータマーク)にマスク処理を施して第1印刷データに合成することにより第2印刷データを透過印刷したが、本実施形態は、第2印刷データを複数に分割し、その分割されたデータにマスク処理を施した後、分割されたマスク処理後のデータを第1印刷データに合成するようにしたものである。
【0060】
1.印刷制御プログラム及び印刷システムの作動
図8は本実施形態に係る印刷制御プログラムの制御フローを示すフローチャートであり、図10〜図4は図8の制御ステップを実行される内容の概念図である。以下、図9(c)に示される家の図柄(第1印刷データ)の上に、図9(a)に示される図形(第2印刷データ)を図9(b)に示すように拡大して透過印刷する場合を例に説明する。
【0061】
透過印刷処理が選択されると、図8に示される透過印刷用プログラムが起動される。そして、先ず、第2印刷データを分割するための分割数が決定される(S1001、S1002)。なお、分割数の決定方法には種々の方法が考えられるが、本実施形態では、RAM15の記憶容量のうち本プログラムが起動した時に利用可能な記憶容量(以下、この記憶容量を残りメモリという)に基づいて分割数を決定している。
【0062】
すなわち、1ピクセルのカラー画像データを記憶するには3バイトの記憶容量を必要とするので、第2印刷データを図10の上下方向において1ピクセル単位で分割したときの1ライン分のデータを記憶するのには、第2印刷データの幅W(図10参照)に3を乗した値(=W×3)の記憶容量が必要になる。
【0063】
しかし、この値から、残りメモリで記憶することが可能な分割高さh(図10参照)を算出すると、分割高さhは残りメモリサイズ÷(幅×3)となるが、この分割高さhを用いてRAM15上に作業用の記憶領域を確保すると、残りメモリを全部使い切ってしまうので、他の作業に影響を与えてしまうおそれが高い。
【0064】
そこで、本実施形態では、S1001に示すように、残りメモリの半分を、幅Wに3を乗した値で除した値(=(残りメモリ÷2)÷(幅×3))を分割高さhとし、この分割高さhにて第2印刷データの高さH(図10参照)を除した値(=H÷h)の商を分割数としている(S1002)。
【0065】
なお、本実施形態では、第2印刷データを拡大して第1印刷データ上に透過印刷するので、第2印刷データの高さH及び幅Wは、元の第2印刷データを拡大した状態のデータを意味している。したがって、仮に、拡大せずに第2印刷データを透過印刷する場合には、第2印刷データの高さH及び幅Wは、元の第2印刷データの高さH及び幅Wに一致する。
【0066】
そして、S1002にて分割数が決定されると、分割高さhに幅Wを乗した値(=h×W)のサイズを有する分割領域(図11(b)参照)、及び分割高さhに1ラインを加えた値に幅Wを乗した値(=(h+1)×W)のサイズ有する合成用領域(図11(c)参照)がRAM15上に確保される(S1003、S1004)。なお、分割高さhに1ラインを加えた値を合成用領域の高さとしている理由は、後述する。
【0067】
次に、合成用領域に第1実施形態と同様な手法にてマスク処理が施され、描画領域に描画する区画領域(図11(c)の白で表示された領域)と描画領域に描画しない領域(図11(c)の黒で表示された領域)とに分けられる(S1005)。
【0068】
すなわち、図11(c)に表示される合成用領域において、上端から下端までを1ピクセル単位で区画した多数本のラインを想定し、かつ、この多数本のラインそれぞれを左端から右端まで1ピクセル単位で区画したセルを想定するとともに、奇数番目のラインにおいては奇数番目のセルのみを黒に描画し、一方、偶数番目のラインにおいては偶数番目のセルのみを黒に描画することにより、格子状に区画した領域にマスク処理を施す。
【0069】
次に、分割された第2印刷データのうちいずれの分割領域のデータかを示す変数i(図10参照)に0が代入された後(S1006)、変数iがS1002にて決定された分割数より小さいか否かが判定される(S1007)。
【0070】
そして、変数iが分割数より小さいと判定された場合には(S1007:YES)、i番目の分割領域のデータが拡大された状態で分割領域に描画された後(S1008)、分割領域と合成用領域とを合成して描画領域に描画する際のオフセット値が決定される(S1009)。
【0071】
このオフセット値は、分割領域の左側上端と合成用領域の左側上端とを一致させた状態で分割領域と合成用領域とを合成する場合(図13参照)と、分割領域の左側上端と合成用領域の左側上端から1ライン下がった位置とを一致させた状態で分割領域と合成用領域とを合成する場合(図14参照)とを切り替えるための値であり、具体的には、描画領域のy座標(上下方向座標)を2で除したときの余りである。
【0072】
したがって、オフセット値が0であるときは、分割領域の左側上端と合成用領域の左側上端とを一致させた状態で分割領域と合成用領域とが合成され、オフセット値が1であるときは、分割領域の左側上端と合成用領域の左側上端から1ライン下がった位置とを一致させた状態で分割領域と合成用領域とが合成される。
【0073】
このとき、オフセット値が0の場合は、合成用領域の下端側1ラインが分割領域との合成に用いられず、一方、オフセット値が1の場合は、合成用領域の上端側1ラインが分割領域との合成に用いられない。
【0074】
このため、仮に、分割領域と合成用領域のサイズが同じであると、オフセット値が1の場合には、分割領域の下端側1ラインに対応する合成用領域が無いことなる。そこで、本実施形態では、分割領域のサイズに1ライン加えてサイズを合成用領域としている。
【0075】
そして、オフセット値が決定されると、前述したように、オフセット値を考慮して分割領域と合成用領域とが合成されて描画領域に描画される(S1010)。すなわち、分割領域の画像データ(ピクセル)のうち合成用領域の黒に対応する位置にある画像データ(ピクセル)は描画領域に描画されず、一方、分割領域の画像データ(ピクセル)のうち合成用領域の白に対応する位置にある画像データ(ピクセル)は描画領域に描画される。
【0076】
次に、変数iに1が加算された後(S1011)、再び、S1007に戻り、変数iが分割数より小さくないと判定されるまで、S1008〜S1011が繰り返され、変数iが分割数より小さくないと判定された場合に(S1007:NO)本制御プログラムが終了する。
【0077】
なお、描画領域に合成された第1印刷データ及び第2印刷データは、色変換や2値化処理、任意の圧縮処理がされた後、プリンタ20に送信されて印刷される。
2.本実施形態に係る印刷制御プログラム及び印刷システムの特徴
マスク処理(S204)によって第1印刷データとの合成に使用する部分と第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分けられたデータのうち、第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータ(図6の白の部分)が第1印刷データに重ねられるように合成される。
【0078】
したがって、第1印刷データの上に第2印刷データが格子状描画のように合成されることとになるので、GDIプリンタのようにPDLを解釈する装置を備えていないプリンタにおいても、透過印刷をすることができる。
【0079】
また、第2印刷データを分割して複数回に分けて第1印刷データに合成するので、たとえRAM15の記憶装置の記憶容量が少ない場合であっても、第2印刷データを透過印刷することができる。
【0080】
以上に説明したように、本実施形態では、記憶装置の記憶容量が少ないPC10に、PDLを解釈する装置を備えていないプリンタを接続した場合であっても、透過印刷をすることができる。
【0081】
また、本実施形態では、第2印刷データを分割するに当たり、残りメモリを考慮して分割数を決定しているので、透過印刷を実行する際に、記憶容量不足が生じてPC10の動作が不安定になってしまうことを未然に防止できる。
【0082】
4.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、S1001及びS1002が請求項3及び請求項11に記載された印刷データ分割手段に相当し、S1005及びS1010が請求項3及び請求項11に記載されたマスク処理手段に相当し、S1010が請求項3及び請求項11に記載された印刷データ合成手段に相当し、S1007が請求項3及び請求項11に記載された繰り返し処理手段に相当する。
【0083】
(第3実施形態)
上述の実施形態では、第2印刷データ(ウォータマーク)にマスク処理を施して、第1印刷データに合成したが、本実施形態は、第2印刷データがべた塗りされた第1印刷データ上に、マスク処理された第1印刷データを合成するものである。
【0084】
1.本実施形態に係る印刷制御用プログラム及び印刷システムの作動
図15は本実施形態に係る透過印刷用プログラムの制御フローを示すフローチャートであり、図16、図17は図15の制御ステップを実行される内容の概念図である。以下、第1実施形態と同様に、図3(b)に示される家の図柄を第1印刷データとし、図3(a)に示される文字[A」を第2印刷データ(ウォータマーク)として、図15に示されるフローチャートを説明する。
【0085】
透過印刷処理が選択されると、図15に示される透過印刷用プログラムが起動される。そして、先ず、第1印刷データの複製を記憶するためのバックアップ領域がRAM15上に確保される(S1701)。なお、バックアップ領域は描画領域と全く同じサイズの24ビット1ピクセルのビットマップである。
【0086】
次に、描画領域に描画されている第1印刷データが、図16(a)に示すように、S1701にて確保されたバックアップ領域に描画された後(S1702)、図16(b)に示すように、既に描画領域に描画されている第1印刷データ上に第2印刷データが重ねられる(べた塗りされる)ように描画される(S1703)。
【0087】
その後、バックアップ領域に描画された第1印刷データが、図17に示すように、第1実施形態と同様な手法にて描画領域に合成される部分と描画領域に合成されない部分と分けられながら、描画領域に合成される(S1704)。
【0088】
すなわち、図17に表示されるバックアップ領域において、上端から下端までを1ピクセル単位で区画した多数本のラインを想定し、かつ、この多数本のラインそれぞれを左端から右端まで1ピクセル単位で区画したセルを想定するとともに、奇数番目のラインにおいては奇数番目のセルのみを描画領域に描画し、一方、偶数番目のラインにおいては偶数番目のセルのみを描画領域に描画するようにして、格子状に区画した領域にマスク処理を施しながら、特定のピクセル(セル)のみを描画領域に描画していく。
【0089】
なお、描画領域に合成された第1印刷データ及び第2印刷データは、色変換や2値化処理、任意の圧縮処理がされた後、プリンタ20に送信されて印刷される。
2.本実施形態に係る印刷制御用プログラム及び印刷システムの特徴
本実形態では、第1印刷データ上に重ねるように第2印刷データが合成された単純合成データの上に、マスク処理手段によって第1印刷データとの合成に使用する部分と第1印刷データとの合成に使用しない部分とに分けられたデータのうち第1印刷データとの合成に使用するとされた部分のデータが合成されるので、単純合成データのうち第2印刷データに対応する部分には、合成に使用するとされた部分として分けられた第1印刷データが重なるように合成されることになる。
【0090】
したがって、第1印刷データの上に第2印刷データが格子状描画のように合成された状態と等しくなるので、GDIプリンタのようにPDLを解釈する装置を備えていないプリンタにおいても、透過印刷をすることができる。
【0091】
また、単純合成データの上にマスク処理された第1印刷データが合成されていくので、第1印刷データ(ウォータマーク)が文字データ又は図形データ(ビットマップ)であるか否かを問わず、第1印刷データ上に第2印刷データを透過印刷することができる。
【0092】
3.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、S1701が請求項4及び請求項12に記載された印刷データバックアップ手段に相当し、S1703が請求項4及び請求項12に記載されたオブジェクトデータ合成手段に相当し、S1704が請求項4及び請求項12に記載されたマスク処理手段及び印刷データ合成手段に相当する。
【0093】
(第4実施形態)
本実施形態は、合成すべきデータを分割して合成する場合と分割しないで合成する場合とを、合成すべきデータの大きさ(例えば、複数色で構成されているか否か)に基づいて切り替えることにより、効率的に透過印刷を行うものである。
【0094】
具体的には、第2印刷データが複数色で構成されているか否かを判定し、第2印刷データが複数色で構成されている場合には第2実施形態と同様な手法にて第2印刷データを透過印刷し、一方、第2印刷データが白黒等の単色にて構成されている場合には第1実施形態と同様な手法にて第2印刷データを透過印刷するものである。
【0095】
1.印刷制御用プログラム(印刷システム)の作動
図18は本実施形態に係る透過印刷用プログラムの制御フローを示すフローチャートであり、透過印刷処理が選択されると、図18に示される透過印刷用プログラムが起動される。
【0096】
そして、先ず、第2印刷データが複数色で構成されているか否かを判定され(S1801)、第2印刷データが白黒等の単色にて構成されていると判定された場合には(S1801:NO)、第1実施形態と同様な手法にて第2印刷データが第1印刷データ上に透過印刷される(S1802〜S1806)。
【0097】
すなわち、最終的な描画結果をRAM15上に描画するに必要な記憶容量と同一サイズの合成用記憶領域がRAM15に確保された後(S1802)、合成用領域全体が黒で塗り潰されるともに(S1803)、黒で塗り潰された合成用領域に第2印刷データが白にて描画される(S1804)。
【0098】
そして、S1804の処理が終了すると、合成用領域が格子状に区画されるようにして描画領域に描画する区画領域と描画領域に描画しない領域とに分けられた後(S1805)、S1805にてマスク処理された合成用領域に描画された画像データが、描画領域に描画された第1印刷データ上に重ねられるように合成される(S1806)。
【0099】
このとき、合成用領域に描画された画像データのうち黒で表示された区画領域は描画領域に描画されず、一方、白で表示され区画領域は、第2印刷データ本来の色(本実施形態では、赤)にて第1印刷データ上に重なるように描画される。
【0100】
また、S1801にて第2印刷データが複数色にて構成されていると判定された場合には(S1801:YES)、第2実施形態と同様な手法にて第2印刷データが第1印刷データ上に透過印刷される(S1807〜S1817)。
【0101】
すなわち、先ず、第2印刷データを分割するための分割数が決定される(S1807、S1808)。そして、分割数が決定されると、分割高さhに幅Wを乗した値(=h×W)のサイズを有する分割領域、及び分割高さhに1ラインを加えた値に幅Wを乗した値(=(h+1)×W)のサイズ有する合成用領域がRAM15上に確保される(S1809、S1810)。
【0102】
次に、合成用領域にマスク処理が施され、描画領域に描画する区画領域と描画領域に描画しない領域とに分けられた後(S1811)、分割された第2印刷データのうちいずれの分割領域のデータかを示す変数iに0が代入される(S1812)。
【0103】
そして、変数iがS1808にて決定された分割数より小さいか否かが判定され(S1813)、変数iが分割数より小さいと判定された場合には(S1813:YES)、i番目の分割領域のデータが拡大された状態で分割領域に描画された後(S1814)、分割領域と合成用領域とを合成して描画領域に描画する際のオフセット値が決定される(S1815)。
【0104】
そして、オフセット値が決定されると、オフセット値を考慮して分割領域と合成用領域とが合成されて描画領域に描画される(S1816)。すなわち、分割領域の画像データ(ピクセル)のうち合成用領域の黒に対応する位置にある画像データ(ピクセル)は描画領域に描画されず、一方、分割領域の画像データ(ピクセル)のうち合成用領域の白に対応する位置にある画像データ(ピクセル)は描画領域に描画される。
【0105】
次に、変数iに1が加算された後(S1817)、再び、S1813に戻り、変数iが分割数より小さくないと判定されるまで、S1814〜S1817が繰り繰り返され、変数iが分割数より小さくないと判定された場合に(S1813:NO)、本制御プログラムが終了する。
【0106】
なお、描画領域に合成された第1印刷データ及び第2印刷データは、色変換や2値化処理、任意の圧縮処理がされた後、プリンタ20に送信されて印刷される。
2.本実施形態に係る印刷制御用プログラム及び印刷システムの特徴
本実形態では、第2印刷データが複数色で構成されている場合には、第2実施形態と同様な手法にて透過印刷が行われ、一方、第2印刷データが複数色で構成されていない場合、つまり第2印刷データが白黒等のように単色で構成されている場合には、第1実施形態と同様な手法にて透過印刷が行われる。したがって、RAM15の記憶容量に応じた最適な手法にて透過印刷を行うことができるので、効率よく透過印刷を行うことができる。
【0107】
3.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、S1801が請求項及5び請求項13に記載された構成色検出手段に相当し、S1807及びS1808が請求項及5び請求項13に記載された印刷データ分割手段に相当し、S1805が請求項及5び請求項13に記載された第1マスク手段に相当し、S1816が請求項及5び請求項13に記載された第2マスク手段に相当し、S1806が請求項及5び請求項13に記載された第1印刷データ合成手段に相当し、S1816が請求項及5び請求項13に記載された第2印刷データ合成手段に相当し、S1813が請求項及5び請求項13に記載された繰り返し処理手段に相当し、S1802〜S1806が請求項及5び請求項13に記載された処理手段に相当する。
【0108】
なお、本実施形態は、合成すべきデータを分割して合成する場合と分割しないで合成する場合とを合成すべきデータの大きさに基づいて切り替えることを特徴とするものであるので、例えば、第3実施形態に示された手法と第2実施形態に示された手法とを組み合わせる、又は第3実施形態に示された手法を繰り返して行うことにより透過印刷を行う場合と第3実施形態に示された手法を1度行うことにより透過印刷を行う場合とを合成すべきデータの大きさに基づいて切り替えてもよい。
【0109】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、合成すべきデータを格子状に区分けしながらマスク処理を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば区分けされた各領域を長方形としてもよい。
【0110】
また、第1及び第3実施形態は文字データを例にしたものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばビットマップ等の画像データに対しても適用することができる。
【0111】
また、第2実施形態はビットマップデータを例にしたものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば文字データに対しても適用することができる。
また、上述の実施形態では、マスク処理において、1ピクセル置きに合成に使用する領域と合成に使用しない領域とを分けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、合成すべきデータが大きく変化する部位と変化が小さい部位とで合成に使用する領域と合成に使用しない領域との分け方を異ならせてもよい。
【0112】
また、上述の実施形態では、コンピュータに接続される電子機器として、単純なプリンタ20を例に本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、電子機器として、プリンタ機能(印刷機能)に加えて、いわゆるファクシミリ機能、及び紙等に記録された文字や画像を読み込んでその読み込んだ情報を電子化するスキャナ機能を備える多目的プリンタを用いてもよい。
【0113】
また、上述に実施形態では、汎用性のあるコンピュータに本発明に係る印刷制御プログラムを組み込むことにより、本発明に係る印刷システムを構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、印刷制御プログラムと同様な作動をする専用のハードウェアにて構成された専用のコンピュータにて本発明に係る印刷システムを構成してもよい。
【0114】
また、上述の実施形態では、第1及び第2印刷データは矩形状のデータ領域を有するものであったが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0115】
【図1】本発明の実施形態に係る印刷システムの模式図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る印刷制御プログラムの概要を示すフローチャートである。
【図3】印刷対象データを示す図である。
【図4】図2の制御ステップを実行される内容の概念図である。
【図5】図2の制御ステップを実行される内容の概念図である。
【図6】図2の制御ステップを実行される内容の概念図である。
【図7】図2の制御ステップを実行される内容の概念図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る印刷制御プログラムの概要を示すフローチャートである。
【図9】印刷対象データを示す図である。
【図10】図8の制御ステップを実行される内容の概念図である。
【図11】図8の制御ステップを実行される内容の概念図である。
【図12】図8の制御ステップを実行される内容の概念図である。
【図13】図8の制御ステップを実行される内容の概念図である。
【図14】図8の制御ステップを実行される内容の概念図である。
【図15】本発明の第3実施形態に係る印刷制御プログラムの概要を示すフローチャートである。
【図16】図15の制御ステップを実行される内容の概念図である。
【図17】図15の制御ステップを実行される内容の概念図である。
【図18】本発明の第4実施形態に係る印刷制御プログラムの概要を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0116】
10…コンピュータ(PC)、11…表示部、12…操作部、20…プリンタ、
21…操作キー、22…表示パネル、23…印刷部。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013