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発明の名称 画像読取装置およびその画像処理方法、画像形成装置、画像処理システムおよびその画像処理方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−6120(P2007−6120A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−183641(P2005−183641)
出願日 平成17年6月23日(2005.6.23)
代理人 【識別番号】100071054
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 高久
発明者 鈴木 忠臣 / 栗原 孝 / 箕輪 一彦
要約 課題
スキャナプリンタシステムのFCOTを改善することが可能な画像読取装置およびその画像処理方法、画像形成装置、画像処理システムおよびその画像処理方法を提供する。

解決手段
読取部が原稿をスキャンし、付加オブジェクト指示部が付加オブジェクトのプリントの指示を受け付けている場合、画像合成部が指示された付加オブジェクト画像をスキャン画像に合成し、合成したスキャン画像に基づいてPDF生成部がPDFファイルを生成し、生成したPDFファイルを出力I/Fがプリンタに対して出力する。
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成装置と通信インターフェースを介して接続する画像読取装置において、
原稿を読み取り、該原稿毎に画像データを生成する読取手段と、
前記読取手段で読み取った画像データへの付加オブジェクトの付加を指示する付加オブジェクト指示手段と、
前記付加オブジェクト指示手段で付加オブジェクトの付加を指示された際に、該指示に対応する付加オブジェクト画像を生成する付加オブジェクト生成手段と、
前記付加オブジェクト指示手段で付加オブジェクトの付加を指示された際に、前記付加オブジェクト生成手段で生成した付加オブジェクト画像を前記画像データに合成する画像合成手段と、
前記画像合成手段から出力された画像データに基づき、所定のフォーマット形式のファイルを生成するファイル生成手段と、
前記ファイル生成手段で生成したファイルを前記通信インターフェースを介して前記画像形成装置に出力する出力手段と
を具備することを特徴とする画像読取装置。
【請求項2】
画像読取装置と画像形成装置とが通信インターフェースを介して接続する画像処理システムにおいて、
前記画像読取装置は、
原稿を読み取り、該原稿毎に画像データを生成する読取手段と、
前記読取手段で読み取った画像データへの付加オブジェクトの付加を指示する付加オブジェクト指示手段と、
前記付加オブジェクト指示手段で付加オブジェクトの付加を指示された際に、該指示に対応する付加オブジェクト画像を生成する付加オブジェクト生成手段と、
前記付加オブジェクト指示手段で付加オブジェクトの付加を指示された際に、前記付加オブジェクト生成手段で生成した付加オブジェクト画像を前記画像データに合成する画像合成手段と、
前記画像合成手段から出力された全ての画像データに基づき、所定のフォーマット形式のファイルを1つ生成するファイル生成手段と、
前記ファイル生成手段で生成したファイルを前記通信インターフェースを介して前記画像形成装置に出力する出力手段と
を具備し、
前記画像形成装置は、
前記画像読取装置から前記通信インターフェースを介して出力された前記ファイルを入力する入力手段と、
前記入力手段による前記ファイルの入力中に、該ファイルに含まれる前記画像データの入力が完了する毎に該画像データの画像形成を行う画像形成手段と
を具備することを特徴とする画像処理システム。
【請求項3】
前記画像形成装置は、
前記入力手段で入力する入力データの出力元の種別を識別する出力元識別手段と、
前記出力元識別手段で識別した出力元の種別に基づき、前記画像形成手段での画像形成処理のモードの切り替えを行うモード切替手段と
を具備し、
前記モード切替手段は、
前記出力元の種別が前記画像読取装置であると識別した場合は、前記入力手段による前記ファイルの入力中に、該ファイルに含まれる前記画像データの入力が完了する毎に該画像データの画像形成を行うモードに切り替え、
前記出力元の種別が前記画像読取装置以外の装置であると識別した場合は、前記入力手段が全てのデータの入力が完了してから該データの画像形成を行うモードに切り替える
ことを特徴とする請求項2記載の画像処理システム。
【請求項4】
画像形成装置と通信インターフェースを介して接続する画像読取装置において、
原稿を読み取り、該原稿毎に画像データを生成する読取手段と、
前記読取手段で読み取った画像データへの付加オブジェクトの付加を指示する付加オブジェクト指示手段と、
前記付加オブジェクト指示手段で付加オブジェクトの付加を指示された際に、該指示に対応する付加オブジェクト画像を生成する付加オブジェクト生成手段と、
前記付加オブジェクト指示手段で付加オブジェクトの付加を指示された際に、前記付加オブジェクト生成手段で生成した付加オブジェクト画像を前記画像データに合成する画像合成手段と、
前記画像合成手段から出力された全ての画像データに基づき、所定のフォーマット形式のファイルを1つ生成するファイル生成手段と、
前記ファイル生成手段で生成したファイルを前記通信インターフェースを介して前記画像形成装置に出力する出力手段と
を具備することを特徴とする画像読取装置。
【請求項5】
画像読取装置と通信インターフェースを介して接続する画像形成装置において、
前記画像読取装置から前記通信インターフェースを介して出力された、該画像読取装置が読み取った全ての原稿の画像データに基づいて生成した所定のフォーマット形式の1つのファイルを入力する入力手段と、
前記入力手段による前記ファイルの入力中に、該ファイルに含まれる前記画像データの入力が完了する毎に該画像データの画像形成を行う画像形成手段と
を具備することを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
前記入力手段で入力する入力データの出力元の種別を識別する出力元識別手段と、
前記出力元識別手段で識別した出力元の種別に基づき、前記画像形成手段での画像形成処理のモードの切り替えを行うモード切替手段と
を具備し、
前記モード切替手段は、
前記出力元の種別が前記画像読取装置であると識別した場合は、前記入力手段による前記ファイルの入力中に、該ファイルに含まれる前記画像データの入力が完了する毎に該画像データの画像形成を行うモードに切り替え、
前記出力元の種別が前記画像読取装置以外の装置であると識別した場合は、前記入力手段が全てのデータの入力が完了してから該データの画像形成を行うモードに切り替える
ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
【請求項7】
画像形成装置と通信インターフェースを介して接続する画像読取装置の画像処理方法において、
読取手段で原稿を読み取り、原稿毎に画像データを生成し、
前記読取手段で読み取った画像データへの付加オブジェクトの付加を付加オブジェクト指示手段で指示された際に、該指示に対応する付加オブジェクト画像を付加オブジェクト生成手段で生成し、
前記付加オブジェクト指示手段で付加オブジェクトの付加を指示された際に、前記付加オブジェクト生成手段で生成した付加オブジェクト画像を前記画像データに画像合成手段で合成し、
前記画像合成手段から出力された画像データに基づき、所定のフォーマット形式のファイルをファイル生成手段で生成し、
前記ファイル生成手段で生成したファイルを前記通信インターフェースを介して前記画像形成装置に出力手段で出力する
ことを特徴とする画像読取装置の画像処理方法。
【請求項8】
画像読取装置と画像形成装置とが通信インターフェースを介して接続する画像処理システムの画像処理方法において、
前記画像読取装置は、
読取手段で原稿を読み取り、該原稿毎に画像データを生成し、
前記読取手段で読み取った画像データへの付加オブジェクトの付加を付加オブジェクト指示手段で指示された際に、該指示に対応する付加オブジェクト画像を付加オブジェクト生成手段で生成し、
前記付加オブジェクト指示手段で付加オブジェクトの付加を指示された際に、前記付加オブジェクト生成手段で生成した付加オブジェクト画像を前記画像データに画像合成手段で合成し、
前記画像合成手段から出力された全ての画像データに基づき、所定のフォーマット形式のファイルを1つファイル生成手段で生成し、
前記ファイル生成手段で生成したファイルを前記通信インターフェースを介して前記画像形成装置に出力手段で出力し、
前記画像形成装置は、
前記画像読取装置から前記通信インターフェースを介して出力された前記ファイルを入力手段で入力し、
前記入力手段による前記ファイルの入力中に、該ファイルに含まれる前記画像データの入力が完了する毎に該画像データの画像形成を画像形成手段で行う
ことを特徴とする画像処理システムの画像処理方法。
【請求項9】
前記画像形成装置は、
前記入力手段で入力する入力データの出力元の種別を出力元識別手段で識別し、
前記出力元の種別が前記画像読取装置であると識別した場合は、前記入力手段による前記ファイルの入力中に、該ファイルに含まれる前記画像データの入力が完了する毎に該画像データの画像形成を行うモードにモード切替手段で切り替え、
前記出力元の種別が前記画像読取装置以外の装置であると識別した場合は、前記入力手段が全てのデータの入力が完了してから該データの画像形成を行うモードに前記モード切替手段で切り替える
ことを特徴とする請求項8記載の画像処理システムの画像処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置およびその画像処理方法、画像形成装置、画像処理システムおよびその画像処理方法に関し、特に、P2P接続するスキャナプリンタシステムでのダイレクトプリントのFCOTを改善する画像読取装置およびその画像処理方法、画像形成装置、画像処理システムおよびその画像処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、複数のスキャナ、プリンタ等の画像処理装置を接続するシステムが提案されている。このようなシステムは、個々の画像処理装置を接続するインターフェースとしてLAN[Local Area Network]を採用することが多い。その理由としては、LANインターフェースが物理的にも論理的にも汎用技術を利用することができ、また、疎結合にできることから、個々の画像処理装置の独立性を高くすることができるからである。
【0003】
例えば、ネットワークを介して接続するPC上で2以上の画像を合成することは多大なリソース(例えば、CPUパワー、メモリ等)を必要とするので、画像の合成をプリンタで行わせるプリンタ制御方法および装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
しかし、このようなシステムでは、システム全体が大規模になってしまうため、システムの導入コストやメンテナンスコストが高くなってしまうという問題点がある。
【0005】
そこで、最近では、スキャナとプリンタをソフトウェア的にもハードウェア的にも疎結合のインターフェースでP2P[Peer to Peer]接続するスキャナプリンタシステムが提案されている。このスキャナプリンタシステムの利点の1つは、例えば、自由にスキャナとプリンタを組み合わせてシステムを構成できるというフレキシビリティがある。
【0006】
ただし、可能ならば、プリンタ側にはソフトウェア的にもハードウェア的にもスキャナを接続するだけのために特別な仕組みを準備したくない(即ち、汎用のプリンタでこのシステムを構成させたい)という要望もある。そこで、現状ではドライバを介さずにPDF[Portable Document Format]をダイレクトプリントすることができる機能を有するプリンタが存在することから、スキャナで読み取った画像データをスキャナ側でPDFに変換してプリンタに出力するシステムが提案され、複写機の代用として利用することができる。
【特許文献1】特開平6−340127号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、上述したシステムでは、スキャナで多数枚の原稿を読み取り、読み取った画像データをPDFに変換してプリンタに出力し、プリンタで当該PDFをプリントする場合、PDFのフォーマットの性質上、PDFファイルの最後に全ページの描画に影響を及ぼす記述があり、プリンタはPDFファイルを完全に受信するまでは1枚目のプリントが開始できないため、通常の複写機に比べてFCOT[First Copy Output Time]が著しく遅いという問題がある。
【0008】
そこで、本発明は、上記の問題点を解決し、スキャナプリンタシステムのFCOTを改善することが可能な画像読取装置およびその画像処理方法、画像形成装置、画像処理システムおよびその画像処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、画像形成装置と通信インターフェースを介して接続する画像読取装置において、原稿を読み取り、該原稿毎に画像データを生成する読取手段と、前記読取手段で読み取った画像データへの付加オブジェクトの付加を指示する付加オブジェクト指示手段と、前記付加オブジェクト指示手段で付加オブジェクトの付加を指示された際に、該指示に対応する付加オブジェクト画像を生成する付加オブジェクト生成手段と、前記付加オブジェクト指示手段で付加オブジェクトの付加を指示された際に、前記付加オブジェクト生成手段で生成した付加オブジェクト画像を前記画像データに合成する画像合成手段と、前記画像合成手段から出力された画像データに基づき、所定のフォーマット形式のファイルを生成するファイル生成手段と、前記ファイル生成手段で生成したファイルを前記通信インターフェースを介して前記画像形成装置に出力する出力手段とを具備することを特徴とする。
【0010】
また、請求項2の発明は、画像読取装置と画像形成装置とが通信インターフェースを介して接続する画像処理システムにおいて、前記画像読取装置は、原稿を読み取り、該原稿毎に画像データを生成する読取手段と、前記読取手段で読み取った画像データへの付加オブジェクトの付加を指示する付加オブジェクト指示手段と、前記付加オブジェクト指示手段で付加オブジェクトの付加を指示された際に、該指示に対応する付加オブジェクト画像を生成する付加オブジェクト生成手段と、前記付加オブジェクト指示手段で付加オブジェクトの付加を指示された際に、前記付加オブジェクト生成手段で生成した付加オブジェクト画像を前記画像データに合成する画像合成手段と、前記画像合成手段から出力された全ての画像データに基づき、所定のフォーマット形式のファイルを1つ生成するファイル生成手段と、前記ファイル生成手段で生成したファイルを前記通信インターフェースを介して前記画像形成装置に出力する出力手段とを具備し、前記画像形成装置は、前記画像読取装置から前記通信インターフェースを介して出力された前記ファイルを入力する入力手段と、前記入力手段による前記ファイルの入力中に、該ファイルに含まれる前記画像データの入力が完了する毎に該画像データの画像形成を行う画像形成手段とを具備することを特徴とする。
【0011】
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記画像形成装置は、前記入力手段で入力する入力データの出力元の種別を識別する出力元識別手段と、前記出力元識別手段で識別した出力元の種別に基づき、前記画像形成手段での画像形成処理のモードの切り替えを行うモード切替手段とを具備し、前記モード切替手段は、前記出力元の種別が前記画像読取装置であると識別した場合は、前記入力手段による前記ファイルの入力中に、該ファイルに含まれる前記画像データの入力が完了する毎に該画像データの画像形成を行うモードに切り替え、前記出力元の種別が前記画像読取装置以外の装置であると識別した場合は、前記入力手段が全てのデータの入力が完了してから該データの画像形成を行うモードに切り替えることを特徴とする。
【0012】
また、請求項4の発明は、画像形成装置と通信インターフェースを介して接続する画像読取装置において、原稿を読み取り、該原稿毎に画像データを生成する読取手段と、前記読取手段で読み取った画像データへの付加オブジェクトの付加を指示する付加オブジェクト指示手段と、前記付加オブジェクト指示手段で付加オブジェクトの付加を指示された際に、該指示に対応する付加オブジェクト画像を生成する付加オブジェクト生成手段と、前記付加オブジェクト指示手段で付加オブジェクトの付加を指示された際に、前記付加オブジェクト生成手段で生成した付加オブジェクト画像を前記画像データに合成する画像合成手段と、前記画像合成手段から出力された全ての画像データに基づき、所定のフォーマット形式のファイルを1つ生成するファイル生成手段と、前記ファイル生成手段で生成したファイルを前記通信インターフェースを介して前記画像形成装置に出力する出力手段とを具備することを特徴とする。
【0013】
また、請求項5の発明は、画像読取装置と通信インターフェースを介して接続する画像形成装置において、前記画像読取装置から前記通信インターフェースを介して出力された、該画像読取装置が読み取った全ての原稿の画像データに基づいて生成した所定のフォーマット形式の1つのファイルを入力する入力手段と、前記入力手段による前記ファイルの入力中に、該ファイルに含まれる前記画像データの入力が完了する毎に該画像データの画像形成を行う画像形成手段とを具備することを特徴とする。
【0014】
また、請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記入力手段で入力する入力データの出力元の種別を識別する出力元識別手段と、前記出力元識別手段で識別した出力元の種別に基づき、前記画像形成手段での画像形成処理のモードの切り替えを行うモード切替手段とを具備し、前記モード切替手段は、前記出力元の種別が前記画像読取装置であると識別した場合は、前記入力手段による前記ファイルの入力中に、該ファイルに含まれる前記画像データの入力が完了する毎に該画像データの画像形成を行うモードに切り替え、前記出力元の種別が前記画像読取装置以外の装置であると識別した場合は、前記入力手段が全てのデータの入力が完了してから該データの画像形成を行うモードに切り替えることを特徴とする。
【0015】
また、請求項7の発明は、画像形成装置と通信インターフェースを介して接続する画像読取装置の画像処理方法において、読取手段で原稿を読み取り、原稿毎に画像データを生成し、前記読取手段で読み取った画像データへの付加オブジェクトの付加を付加オブジェクト指示手段で指示された際に、該指示に対応する付加オブジェクト画像を付加オブジェクト生成手段で生成し、前記付加オブジェクト指示手段で付加オブジェクトの付加を指示された際に、前記付加オブジェクト生成手段で生成した付加オブジェクト画像を前記画像データに画像合成手段で合成し、前記画像合成手段から出力された画像データに基づき、所定のフォーマット形式のファイルをファイル生成手段で生成し、前記ファイル生成手段で生成したファイルを前記通信インターフェースを介して前記画像形成装置に出力手段で出力することを特徴とする。
【0016】
また、請求項8の発明は、画像読取装置と画像形成装置とが通信インターフェースを介して接続する画像処理システムの画像処理方法において、前記画像読取装置は、読取手段で原稿を読み取り、該原稿毎に画像データを生成し、前記読取手段で読み取った画像データへの付加オブジェクトの付加を付加オブジェクト指示手段で指示された際に、該指示に対応する付加オブジェクト画像を付加オブジェクト生成手段で生成し、前記付加オブジェクト指示手段で付加オブジェクトの付加を指示された際に、前記付加オブジェクト生成手段で生成した付加オブジェクト画像を前記画像データに画像合成手段で合成し、前記画像合成手段から出力された全ての画像データに基づき、所定のフォーマット形式のファイルを1つファイル生成手段で生成し、前記ファイル生成手段で生成したファイルを前記通信インターフェースを介して前記画像形成装置に出力手段で出力し、前記画像形成装置は、前記画像読取装置から前記通信インターフェースを介して出力された前記ファイルを入力手段で入力し、前記入力手段による前記ファイルの入力中に、該ファイルに含まれる前記画像データの入力が完了する毎に該画像データの画像形成を画像形成手段で行うことを特徴とする。
【0017】
また、請求項9の発明は、請求項8の発明において、前記画像形成装置は、前記入力手段で入力する入力データの出力元の種別を出力元識別手段で識別し、前記出力元の種別が前記画像読取装置であると識別した場合は、前記入力手段による前記ファイルの入力中に、該ファイルに含まれる前記画像データの入力が完了する毎に該画像データの画像形成を行うモードにモード切替手段で切り替え、前記出力元の種別が前記画像読取装置以外の装置であると識別した場合は、前記入力手段が全てのデータの入力が完了してから該データの画像形成を行うモードに前記モード切替手段で切り替えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、付加オブジェクトをプリントする場合、この付加オブジェクトの画像をスキャン画像に合成してから1ページ単位のPDFファイルを生成するように構成したので、プリンタは1ページ単位のPDFファイルを受信すれば付加オブジェクトの画像を合成したスキャン画像のプリントを開始することができ、プリンタのFCOTを向上させることが可能になるという効果を奏する。
【0019】
更に、本発明によれば、スキャナは付加オブジェクトに関する情報をPDFファイルの最後に記述せず、付加オブジェクトの画像を全てのスキャン画像に合成してからPDFファイルを生成し、プリンタはPDFファイルを受信している際に、PDFファイル内の1ページ分のスキャン画像の受信が完了すれば、そのスキャン画像のプリント処理を行うように構成したので、プリンタのFCOTを向上させることが可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明に係る画像読取装置およびその画像処理方法、画像形成装置、画像処理システムおよびその画像処理方法の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
【実施例1】
【0021】
図1は、本発明に係る画像読取装置を利用したスキャナプリンタシステム1のシステム構成の一例を示す図である。
【0022】
図1に示すように、スキャナプリンタシステム1は、スキャナ2とプリンタ3とがUSB[Universal Serial Bus]規格インターフェースを有するUSBケーブル4等を介して接続することで構成される。なお、スキャナ2とプリンタ3とを接続するインターフェースをUSB規格インターフェースに限定する必要はなく、IEEE[the Institute of Electrical and Electronic Engineers:米国電気電子学会]1394ケーブル、LANケーブル、RS−232Cケーブル等の有線回線の他、無線LAN、IrDA[Infrared Data Association:赤外通信]等の無線回線で接続しても良い。
【0023】
スキャナ2は、本発明に係る画像読取装置であり、プリンタ3は、ドライバを介さずに受け付けたPDFをダイレクトプリントすることができる機能を有する汎用のプリンタである。
【0024】
図2は、図1に示すスキャナ2の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
【0025】
図2に示すように、スキャナ2は、読取部5、画像処理部6、付加オブジェクト指示部7、付加オブジェクト画像生成部8、画像合成部9、PDF生成部10、出力I/F11を具備して構成される。
【0026】
読取部5は、原稿を読み取って画像データ(以後、スキャン画像と称する)を生成する処理を行い、CCD[Charge Coupled Devices]等の撮像素子と、当該撮像素子を搭載したキャリッジ若しくは原稿を移動させる電動機等で構成される。なお、読取部5は1枚の原稿を読み取る毎に1つのスキャン画像(以後、1ページ分のスキャン画像と称する)を生成する。即ち、読取部5でn枚の原稿を読み取ることで、nページ分のスキャン画像が生成されることになる。
【0027】
画像処理部6は、読取部5が生成したスキャン画像に対して画像処理(例えば、拡大処理、縮小処理等)を施すもので、プロセッサをソフトウェアによって動作させることで構成させるか、画像処理用のIC[Integrated Circuit]等で構成される。
【0028】
付加オブジェクト指示部7は、ユーザからの、「マル秘」、「重要」等のパターンイメージをスキャン画像に重ね合わせるプリント、またはプリントに関する情報を用紙のヘッダー(上部)/フッター(下部)に印字するプリント等(以後、上記のパターンイメージ、プリントに関する情報を付加オブジェクトと称する)の指示を受け付ける。この付加オブジェクト指示部7は、表示装置若しくは入力キー装置等で構成される。
【0029】
付加オブジェクト画像生成部8は、付加オブジェクト指示部7が受け付けた指示に応じて付加オブジェクトの画像を生成する。なお、予めパターンイメージを用意している場合はメモリから指示されたパターンイメージを取り出すだけで良い。
【0030】
画像合成部9は、付加オブジェクト画像生成部8で生成した付加オブジェクト画像を、スキャン画像に合成する処理を行う。この画像合成部9は、1ページ分のスキャン画像毎に付加オブジェクト画像を合成する。
【0031】
PDF生成部10は、画像合成部9で合成した合成画像に基づいてPDFファイルを生成する処理を行う。このPDF生成部10は、1ページのスキャン画像毎にPDFファイルを生成する。即ち、n枚の原稿を読み取った際には、n個のPDFファイルが生成されることになる。
【0032】
出力I/F[Interface]11は、プリンタ3との接続が可能なデータ通信のインターフェースであり、PDF生成部10で生成したPDFファイルをプリンタ3に対して出力する。なお、この出力I/F11は、1ページ分のスキャン画像のPDFファイルが生成されると、直にこの生成された1ページ分のPDFファイルをプリンタ3に対して出力する。
【0033】
次に、スキャナプリンタシステムにおけるスキャナの処理の流れを図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0034】
スキャナが有する読み取りスタートボタンを押下すると(ステップS301)、読取部が原稿をスキャンする(ステップS302)。
【0035】
そして、付加オブジェクト指示部が付加オブジェクトのプリントの指示を受け付けている場合(ステップS303でYES)、画像合成部が指示された付加オブジェクト画像をスキャン画像に合成し(ステップS304)、合成したスキャン画像に基づいてPDF生成部がPDFファイルを生成し(ステップS305)、生成したPDFファイルを出力I/Fがプリンタに対して出力し(ステップS306)、ステップS308に進む。
【0036】
また、付加オブジェクト指示部が付加オブジェクトのプリントの指示を受け付けていない場合(ステップS303でNO)、スキャン画像に基づいてPDF生成部がPDFファイルを生成し(ステップS307)、ステップS308に進む。
【0037】
そして、全原稿のスキャンが終了していない場合(ステップS308でNO)、ステップS302に戻り、また、全原稿のスキャンが終了した場合(ステップS308でYES)、処理を終了する。
【0038】
図4は、スキャナプリントシステムで行われる処理を具体的に説明する図である。
【0039】
例えば、3枚の原稿(原稿P1、原稿P2、原稿P3)をスキャナで読み取り、その3枚の原稿のスキャン画像に「マル秘」のパターンイメージを付加してプリンタでプリントする場合、スキャナはセットされた原稿P1、原稿P2および原稿P3を順に読み取ってスキャン画像P1、スキャン画像P2、スキャン画像P3を生成していく。
【0040】
そして、スキャン画像P1を生成すると、生成したスキャン画像P1に「マル秘」のパターンイメージを合成し、「マル秘」イメージが合成されたスキャン画像P1に基づいてPDFファイル−1を生成し、生成したPDFファイルをプリンタに出力し、プリンタはPDFファイル−1の受信を完了すると直に「マル秘」イメージが合成されたスキャン画像P1のプリントを開始する。
【0041】
続いて、スキャン画像P2を生成すると、生成したスキャン画像P2に「マル秘」のパターンイメージを合成し、「マル秘」イメージが合成されたスキャン画像P2に基づいてPDFファイル−2を生成し、生成したPDFファイルをプリンタに出力し、プリンタはPDFファイル−2の受信を完了すると直に「マル秘」イメージが合成されたスキャン画像P2のプリントを開始する。
【0042】
続いて、スキャン画像P3を生成すると、生成したスキャン画像P3に「マル秘」のパターンイメージを合成し、「マル秘」イメージが合成されたスキャン画像P3に基づいてPDFファイル−3を生成し、生成したPDFファイルをプリンタに出力し、プリンタはPDFファイル−3の受信を完了すると直に「マル秘」イメージが合成されたスキャン画像P3のプリントを開始する。
【0043】
従って、付加オブジェクトをプリントする場合、この付加オブジェクトの画像をスキャン画像に合成してから1ページ単位のPDFファイルを生成するので、プリンタは1ページ単位のPDFファイルを受信すれば付加オブジェクトの画像を合成したスキャン画像のプリントを開始することができ、プリンタのFCOTを向上させることが可能になる。
【0044】
なお、実施例1では、付加オブジェクトの画像をスキャン画像に合成し、その合成画像に基づいてPDFファイルを生成する構成を記載したが、付加オブジェクトを示す情報をPDFファイルの先頭に記述し、プリンタがそのPDFファイルを受信した際に、PDFファイルの先頭に記述された付加オブジェクトを示す情報に従って、付加オブジェクトをプリントする構成でも良い。
【実施例2】
【0045】
図5は、本発明に係る画像読取装置および画像形成装置を利用したスキャナプリンタシステム1のシステム構成の一例を示す図である。
【0046】
図5に示すように、スキャナプリンタシステム1は、スキャナ2とプリンタ3とがUSB規格インターフェースを有するUSBケーブル4等を介して接続することで構成される。なお、スキャナ2とプリンタ3とを接続するインターフェースをUSB規格インターフェースに限定する必要はなく、IEEE1394ケーブル、LANケーブル、RS−232Cケーブル等の有線回線の他、無線LAN、IrDA等の無線回線で接続しても良い。
【0047】
スキャナ2は、本発明に係る画像読取装置であり、プリンタ3は、本発明に係る画像形成装置であり、ドライバを介さずに受け付けたPDFをダイレクトプリントすることができる機能を有するものである。
【0048】
図6は、図5に示すスキャナ2およびプリンタ3の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
【0049】
図6に示すように、スキャナ2は、読取部5、画像処理部6、付加オブジェクト指示部7、付加オブジェクト画像生成部8、画像合成部9、PDF生成部10、出力I/F11を具備して構成される。
【0050】
読取部5は、原稿を読み取って画像データ(以後、スキャン画像と称する)を生成する処理を行い、CCD等の撮像素子と、当該撮像素子を搭載したキャリッジ若しくは原稿を移動させる電動機等で構成される。なお、読取部5は1枚の原稿を読み取る毎に1つのスキャン画像(以後、1ページ分のスキャン画像と称する)を生成する。即ち、読取部5でn枚の原稿を読み取ることで、nページ分のスキャン画像が生成されることになる。
【0051】
画像処理部6は、読取部5が生成したスキャン画像に対して画像処理(例えば、拡大処理、縮小処理等)を施すもので、プロセッサをソフトウェアによって動作させることで構成させるか、画像処理用のIC等で構成される。
【0052】
付加オブジェクト指示部7は、ユーザからの、「マル秘」、「重要」等のパターンイメージをスキャン画像に重ね合わせるプリント、またはプリントに関する情報を用紙のヘッダー(上部)/フッター(下部)に印字するプリント等(以後、上記のパターンイメージ、プリントに関する情報を付加オブジェクトと称する)の指示を受け付ける。この付加オブジェクト指示部7は、表示装置若しくは入力キー装置等で構成される。
【0053】
付加オブジェクト画像生成部8は、付加オブジェクト指示部7が受け付けた指示に応じて付加オブジェクトの画像を生成する。なお、予めパターンイメージを用意している場合はメモリから指示されたパターンイメージを取り出すだけで良い。
【0054】
画像合成部9は、付加オブジェクト画像生成部8で生成した付加オブジェクト画像を、スキャン画像に合成する処理を行う。この画像合成部9は、1ページ分のスキャン画像毎に付加オブジェクト画像を合成する。
【0055】
PDF生成部10は、画像合成部9で合成した合成画像に基づいてPDFファイルを生成する処理を行う。このPDF生成部10は、全てのページのスキャン画像を含むPDFファイル(即ち、マルチページPDFファイル)を生成する。即ち、n枚の原稿を読み取った際には、n個のスキャン画像を含むPDFファイルが生成されることになる。
【0056】
出力I/F11は、プリンタ3との接続が可能なデータ通信のインターフェースであり、PDF生成部10で生成したPDFファイルをプリンタに対して出力する。
【0057】
図6に示すように、プリンタ3は、入力I/F12、送信元識別部13、モード切替部14、プリント処理部15を具備して構成される。
【0058】
入力I/F12は、スキャナ2との接続が可能なデータ通信のインターフェースであり、スキャナ2から出力されたPDFファイルを入力する。
【0059】
送信元識別部13は、入力I/F12で入力するデータの送信元の種別(例えば、本発明に係るスキャナ2、汎用のスキャナ、デジタルカメラ、PC[Personal Computer]等)を識別する。
【0060】
モード切替部14は、送信元識別部13で送信元が本発明に係るスキャナ2と識別した場合はPDFファイルを受信しながらスキャン画像のプリントを開始するモード(以後、FCOTモードと称する)に移行し、また、送信元識別部13で送信元が本発明に係るスキャナ2以外のものと識別した場合はPDFファイルを最後まで受信し終わらない限りプリントを開始しないモード(以後、通常モードと称する)に移行する。
【0061】
プリント処理部15は、モード切替部14で移行したモードに応じて、スキャン画像のプリント処理を行う。FCOTモードでは、マルチページPDFファイルを受信している際に、PDFファイル内の1ページ分のスキャン画像の受信を完了すると、そのスキャン画像のプリント処理を行う。普通モードでは、PDFファイル、プリントデータ等の受信を完了してからプリント処理を行う。
【0062】
次に、スキャナプリンタシステムにおけるスキャナの処理の流れを図7に示すフローチャートを参照して説明する。
【0063】
スキャナが有する読み取りスタートボタンを押下すると(ステップS701)、読取部が原稿をスキャンする(ステップS702)。
【0064】
そして、付加オブジェクト指示部が付加オブジェクトのプリントの指示を受け付けている場合(ステップS703でYES)、画像合成部が指示された付加オブジェクト画像をスキャン画像に合成し(ステップS704)、ステップS705に進む。
【0065】
また、ステップS703において、付加オブジェクト指示部が付加オブジェクトのプリントの指示を受け付けていない場合(ステップS703でNO)、ステップS705に進む。
【0066】
そして、全原稿のスキャンが終了していない場合(ステップS705でNO)、ステップS702に戻る。
【0067】
また、ステップS705において、全原稿のスキャンが終了した場合(ステップS705でYES)、全原稿分のスキャン画像に基づいてPDF生成部がPDFファイルを生成し(ステップS706)、生成したPDFファイルを出力I/Fがプリンタに対して出力し(ステップS707)、処理を終了する。
【0068】
次に、スキャナプリンタシステムにおけるプリンタの処理の流れを図8に示すフローチャートを参照して説明する。
【0069】
入力I/Fが送信元からのプリント依頼を受け付けると(ステップS801)、送信元識別部が送信元の種別を識別し(ステップS802)、送信元が本発明に係るスキャナと識別した場合(ステップS802でYES)、ステップS803に進み、また、送信元が本発明に係るスキャナ以外と識別した場合(ステップS802でNO)、ステップS809に進む。
【0070】
送信元識別部が送信元が本発明に係るスキャナと識別した場合(ステップS802でYES)、モード切替部がFCOTモードに移行し(ステップS803)、入力I/FがPDFファイルの受信を開始し(ステップS804)、変数nを0に設定し(ステップS805)、変数nに1を加算「n=n+1」し(ステップS806)、プリント処理部がPDFファイル内のnページを画像データに展開し(ステップS807)、展開したnページの画像データのプリント処理をプリント処理部が行い(ステップS808)、PDFファイル内にプリント処理していないページが有る場合(ステップS809でNO)、ステップS806に戻り、また、PDFファイル内の全ページのプリント処理が終了した場合(ステップS809でYES)、処理を終了する。
【0071】
また、ステップS802において、送信元が本発明に係るスキャナ以外と識別した場合(ステップS802でNO)、モード切替部が普通モードに移行し(ステップS810)、入力I/Fがプリントデータ若しくはPDFファイルを受信し(ステップS811)、受信したプリントデータをプリント処理部が画像データに展開し(ステップS812)、展開した画像データのプリント処理をプリント処理部が行い(ステップS813)、処理を終了する。
【0072】
図9は、スキャナプリンタシステムで行われる処理を具体的に説明する図である。
【0073】
例えば、3枚の原稿(原稿P1、原稿P2、原稿P3)をスキャナで読み取り、その3枚の原稿のスキャン画像に「マル秘」のパターンイメージを付加してプリンタでプリントする場合、スキャナはセットされた原稿P1、原稿P2および原稿P3を順に読み取ってスキャン画像P1、スキャン画像P2、スキャン画像P3を生成していく。
【0074】
そして、スキャン画像P1を生成すると、生成したスキャン画像P1に「マル秘」のパターンイメージを合成し、続いて、スキャン画像P2を生成すると、生成したスキャン画像P2に「マル秘」のパターンイメージを合成し、続いて、スキャン画像P3を生成すると、生成したスキャン画像P3に「マル秘」のパターンイメージを合成し、「マル秘」イメージが合成されたスキャン画像P1、「マル秘」イメージが合成されたスキャン画像P2、および「マル秘」イメージが合成されたスキャン画像P3に基づいてPDFファイルを生成し、生成したPDFファイルをプリンタに出力する。
【0075】
プリンタはPDFファイルを受信しながら、PDFファイル内の「マル秘」イメージが合成されたスキャン画像P1の受信を完了すると直に「マル秘」イメージが合成されたスキャン画像P1のプリントを開始する。更に、PDFファイルを受信しながら、PDFファイル内の「マル秘」イメージが合成されたスキャン画像P2の受信を完了すると直に「マル秘」イメージが合成されたスキャン画像P2のプリントを開始する。更に、PDFファイルを受信しながら、PDFファイル内の「マル秘」イメージが合成されたスキャン画像P3の受信を完了すると直に「マル秘」イメージが合成されたスキャン画像P3のプリントを開始する。
【0076】
従って、スキャナは付加オブジェクトに関する情報をPDFファイルの最後に記述せず、付加オブジェクトの画像を全てのスキャン画像に合成してからPDFファイルを生成するので、プリンタはPDFファイルを受信している際に、PDFファイル内の1ページ分のスキャン画像の受信が完了すれば、そのスキャン画像のプリント処理を行うことができ、プリンタのFCOTを向上させることが可能になる。
【0077】
なお、実施例2では、付加オブジェクトの画像をスキャン画像に合成し、その合成画像に基づいてPDFファイルを生成する構成を記載したが、付加オブジェクトを示す情報をPDFファイルの先頭に記述し、若しくはPDFファイル内の各ページのスキャン画像の前に記述し、プリンタがそのPDFファイルを受信した際に、PDFファイルの先頭若しくは各ページのスキャン画像の前に記述された付加オブジェクトを示す情報に従って、付加オブジェクトをプリントする構成でも良い。
【0078】
なお、実施例1および実施例2では、PDFファイルをダイレクトプリントすることができる機能を有する画像形成装置を必須構成としたために、画像読取装置でスキャン画像をPDFファイルに変換することが必須である(即ち、PDF生成部が必須構成)と記載したが、もちろん、PDF以外のファイルフォーマットをダイレクトプリントすることができる機能を有する画像形成装置(現にそのような画像形成装置は存在する)と接続する場合は、スキャン画像をその画像形成装置がダイレクトプリント可能なファイルフォーマットに変換することは設計変更程度(即ち、PDF生成部を他のファイルフォーマットに生成する生成部に変更)のものであることは明らかである。
【0079】
本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0080】
【図1】本発明に係る画像読取装置を利用したスキャナプリンタシステムのシステム構成の一例を示す図である。
【図2】図1に示すスキャナの機能的な構成の一例を示すブロック図である。
【図3】スキャナプリンタシステムにおけるスキャナの処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】スキャナプリントシステムで行われる処理を具体的に説明する図である。
【図5】本発明に係る画像読取装置および画像形成装置を利用したスキャナプリンタシステムのシステム構成の一例を示す図である。
【図6】図5に示すスキャナおよびプリンタの機能的な構成の一例を示すブロック図である。
【図7】スキャナプリンタシステムにおけるスキャナの処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】スキャナプリンタシステムにおけるプリンタの処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】スキャナプリンタシステムで行われる処理を具体的に説明する図である。
【符号の説明】
【0081】
1 スキャナプリンタシステム
2 スキャナ
3 プリンタ
4 USBケーブル
5 読取部
6 画像処理部
7 付加オブジェクト指示部
8 付加オブジェクト画像生成部
9 画像合成部
10 PDF生成部
11 出力I/F
12 入力I/F
13 送信元識別部
14 モード切替部
15 プリント処理部




 

 


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