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発明の名称 出力システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−4508(P2007−4508A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−184288(P2005−184288)
出願日 平成17年6月24日(2005.6.24)
代理人 【識別番号】110000039
【氏名又は名称】特許業務法人アイ・ピー・エス
発明者 清水 崇彦
要約 課題
利用者のスケジュールに合った出力装置を出力先として選ぶことができるとともに、出力装置での出力を即座に開始することができる出力システムを提供する。

解決手段
クライアントPC110によって登録されるスケジュール情報(外出先、予定到着時刻等)及び出力ファイルの管理を行う出力管理サーバー120と、複数の出力装置140の管理を行う出力装置管理サーバー130とを備えた出力システム100において、出力管理サーバー120は、出力装置管理サーバー130に対して、前記スケジュール情報に基づいて問い合わせを行って、出力先となる出力装置140に関する情報(設置場所等)を取得するとともに、前記スケジュール情報に基づいて、送信処理開始時刻を決定し、当該送信処理開始時刻に、前記出力ファイルの前記出力先となる出力装置140への送信処理を開始する。
特許請求の範囲
【請求項1】
利用者のスケジュール情報及び出力ファイルの管理を行う出力管理サーバーと、
複数の出力装置の管理を行う出力装置管理サーバーと
を備え、
前記出力管理サーバーは、
前記出力装置管理サーバーに対して、前記スケジュール情報に基づいて問い合わせを行い、出力先となる出力装置に関する情報を取得するとともに、
前記スケジュール情報に基づいて、送信処理開始時刻を決定し、
当該送信処理開始時刻に、前記出力ファイルの前記出力先となる出力装置への送信処理を開始する
ことを特徴とする出力システム。
【請求項2】
前記出力管理サーバーは、前記スケジュール情報が変更された場合は、前記出力装置管理サーバーに対して、変更後のスケジュール情報に基づいて問い合わせを行い、出力先となる出力装置に関する情報を再度取得するとともに、
変更後のスケジュール情報に基づいて、送信処理開始時刻を再度決定し、
当該送信処理開始時刻に、前記出力ファイルの前記出力先となる出力装置への送信処理を開始する
ことを特徴とする請求項1に記載の出力システム。
【請求項3】
前記出力装置管理サーバーは、前記出力装置の設置場所情報を管理しており、
前記出力先となる出力装置に関する情報は、前記出力装置の設置場所情報を含む
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の出力システム。
【請求項4】
前記スケジュール情報は、移動先情報及び移動先への予定到着時刻情報を含む
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の出力システム。
【請求項5】
前記出力管理サーバーは、前記送信処理において、前記出力ファイルを、前記出力先となる出力装置で出力可能な出力データに変換した後に、前記出力先となる出力装置へ、前記出力データを送信する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の出力システム。
【請求項6】
前記出力管理サーバーは、前記出力先となる出力装置が特定された時点で、前記出力ファイルを出力するための予約コードを発行し、前記出力先となる出力装置に関する情報と共に、利用者に通知する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の出力システム。
【請求項7】
前記出力管理サーバーは、前記予約コードと、前記出力先となる出力装置に関する情報とを、前記スケジュール情報に対応付けて登録されているメールアドレス宛の電子メールによって利用者に通知する
ことを特徴とする請求項6に記載の出力システム。
【請求項8】
前記出力装置は、前記出力ファイルの出力データを、前記予約コードと対応付けて記憶する出力データ記憶部を備える
ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の出力システム。
【請求項9】
前記出力装置は、前記予約コードが入力されると、当該予約コードに対応する出力データの出力を行う
ことを特徴とする請求項8に記載の出力システム。
【請求項10】
前記出力データ記憶部に記憶された出力データは、一定時間が過ぎても出力されない場合、前記出力データ記憶部から消去される
ことを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の出力システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、外出先でのプリント出力等を可能にする出力システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、出張先で急遽、プリントアウトしたものが必要となった場合や、急な外出によりオフィスで印刷する時間がなかった場合など、外出先でのプリント出力に対するニーズは高い。
【0003】
このような外出先でのプリントニーズに対して、現在、コンビニエンス・ストアなどの店舗や、インターネットにアクセス可能なホットスポット等に設置されている印刷装置でプリント出力が行えるサービスが存在する。
【0004】
通常、このようなサービスでは、利用者は、まず、自分のパーソナルコンピュータ(PC)等からサービスを提供しているサーバー(Webサイト)にアクセスして、出力したいドキュメント(文書ファイル等)をサーバーにアップロードする。サーバーへのドキュメントの登録が完了すると、登録したドキュメントに対応した予約コードが発行され、PC等の画面上の表示や、電子メール等で利用者に通知される。そして、外出先の店舗等に設置された印刷装置の操作画面で、先の予約コードを入力すると、サーバーに登録された対応ドキュメントが、印刷装置で印刷可能なデータに変換された後に、予約コードを入力した印刷装置にダウンロードされて出力される。
【0005】
ところで、外出先においてドキュメントを出力する場合は、通常、時間的に余裕のない場合が多いが、上記サービスでは、予約コードの入力後に、印刷データをサーバーから印刷装置にダウンロードするため、大量のドキュメントを出力する場合などは、ダウンロードに多くの時間を要することとなり、その結果、利用者が出力結果を入手するのに長い時間待たされることにもなっていた。
【0006】
また、上記サービスでは、外出先で、出力を行う印刷装置を探す手間もかかることになる。特に初めての外出先では、事前に出力可能な印刷装置が設置された店舗や場所を調査しておく必要があった。
【0007】
なお、特開2002−32205号公報には、広域のネットワーク上のサーバ装置によって、ユーザからの印刷データを記憶するとともに、その印刷データに識別データを割り当てて記憶し、コンビニエンス・ストアなどに設置されたプリンタから識別データが入力されたという通知があった場合に、当該識別データに対応する印刷データをプリンタに転送して印刷させるネットワーク印刷システムが開示されている。
【特許文献1】特開2002−32205号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、利用者のスケジュールに合った出力装置を出力先として選ぶことができるとともに、出力装置での出力を即座に開始することができる出力システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る出力システムは、利用者のスケジュール情報及び出力ファイルの管理を行う出力管理サーバーと、複数の出力装置の管理を行う出力装置管理サーバーとを備え、前記出力管理サーバーは、前記出力装置管理サーバーに対して、前記スケジュール情報に基づいて問い合わせを行い、出力先となる出力装置に関する情報を取得するとともに、前記スケジュール情報に基づいて、送信処理開始時刻を決定し、当該送信処理開始時刻に、前記出力ファイルの前記出力先となる出力装置への送信処理を開始することを特徴とする。
【0010】
この場合において、前記出力管理サーバーは、前記スケジュール情報が変更された場合は、前記出力装置管理サーバーに対して、変更後のスケジュール情報に基づいて問い合わせを行い、出力先となる出力装置に関する情報を再度取得するとともに、変更後のスケジュール情報に基づいて、送信処理開始時刻を再度決定し、当該送信処理開始時刻に、前記出力ファイルの前記出力先となる出力装置への送信処理を開始するようにしてもよい。
【0011】
また、以上の場合において、前記出力装置管理サーバーは、前記出力装置の設置場所情報を管理しており、前記出力先となる出力装置に関する情報は、前記出力装置の設置場所情報を含むようにしてもよい。また、前記スケジュール情報は、移動先情報及び移動先への予定到着時刻情報を含むようにしてもよい。
【0012】
また、以上の場合において、前記出力管理サーバーは、前記送信処理において、前記出力ファイルを、前記出力先となる出力装置で出力可能な出力データに変換した後に、前記出力先となる出力装置へ、前記出力データを送信するようにしてもよい。
【0013】
また、前記出力管理サーバーは、前記出力先となる出力装置が特定された時点で、前記出力ファイルを出力するための予約コードを発行し、前記出力先となる出力装置に関する情報と共に、利用者に通知するようにしてもよい。この場合において、前記出力管理サーバーは、前記予約コードと、前記出力先となる出力装置に関する情報とを、前記スケジュール情報に対応付けて登録されているメールアドレス宛の電子メールによって利用者に通知するようにしてもよい。
【0014】
また、前記出力装置は、前記出力ファイルの出力データを、前記予約コードと対応付けて記憶する出力データ記憶部を備えるようにしてもよい。この場合において、前記出力装置は、前記予約コードが入力されると、当該予約コードに対応する出力データの出力を行うようにしてもよい。また、前記出力データ記憶部に記憶された出力データは、一定時間が過ぎても出力されない場合、前記出力データ記憶部から消去されるようにしてもよい。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、利用者の行動スケジュールに合った出力装置を選ぶことができるとともに、外出先の出力装置において即座に出力を開始することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0017】
図1は、本発明による遠隔出力システムの構成を示す図である。同図に示すように、本発明による遠隔出力システム100は、クライアントPC110と、出力管理サーバー120と、出力装置管理サーバー130と、複数の出力装置140とによって構成される。
【0018】
クライアントPC110と出力管理サーバー120、出力管理サーバー120と出力装置管理サーバー130、出力装置管理サーバー130と出力装置140は、それぞれ、ネットワークによって接続される。
【0019】
クライアントPC110は、出力管理サーバー120に対して、利用者のスケジュールや、外出先で出力したい出力ファイル(例えば、文書ファイル)等を登録するためのものであり、例えば、通常のパーソナルコンピュータ(PC)その他のコンピュータで構成される。より具体的には、クライアントPC110は、CPU、メインメモリ、表示装置、ハードディスク装置、入力装置等を備える。表示装置は、例えば、CRT表示装置やLCD表示装置等によって構成され、入力装置は、例えば、キーボードやマウスその他のポインティングデバイス等によって構成される。
【0020】
出力管理サーバー120は、利用者のスケジュールを管理すると共に、外出先で出力する出力ファイルの管理を行うものである。また、出力管理サーバー120は、出力装置管理サーバー130と連携して、登録された出力ファイルの出力装置140での出力を制御する。出力管理サーバー120は、例えば、通常のPCその他のコンピュータで構成される。
【0021】
出力装置管理サーバー130は、複数の出力装置140を管理するもので、各出力装置140に関する情報(設置場所等)が登録されたデータベースを備えている。出力装置管理サーバー130は、各出力装置140の稼働状況を監視すると共に、出力管理サーバー120からの問い合わせに応じて、データベースを検索し、適当な出力装置を選択して、当該出力装置140に関する情報(設置場所等)を、出力管理サーバー120に提供する。出力装置管理サーバー130は、例えば、通常のPCその他のコンピュータで構成される。
【0022】
出力装置140は、利用者によって指定された出力ファイルの出力を行うものであり、例えば、ネットワーク接続可能な印刷装置(プリンタや複合機等)で構成される。また、出力装置140は、あらかじめ出力管理サーバー120から送信される出力データを保管するための出力データ記憶部を備えている。出力装置140は、例えば、コンビニエンス・ストア等の各店舗に置かれ、利用者が予約コードを入力すると、出力データ記憶部に保管されている対応出力データの出力処理を行う。
【0023】
なお、出力装置140の出力データ記憶部に保持されている出力データは、出力処理が完了すると消去される。また、実際に出力されることなく、一定時間が経過した場合も、消去される。更に、出力装置管理サーバー130等から消去コマンドが送られてきた場合も、消去される。
【0024】
次に、以上のような構成を有する遠隔出力システム100の動作について説明する。
【0025】
まず、利用者がオフィス等においてプリント出力の予約だけをして外出し、外出先で、実際のプリント出力を行う場合について説明する。
【0026】
この場合、まず、利用者は、オフィス等に設置されたクライアントPC110から、出力管理サーバー120にアクセスし、スケジュール情報(例えば、外出先、移動経路、到着予定時刻等)を出力管理サーバー120に登録する。更に、利用者は、外出先でプリント出力したい文書ファイルと、その印刷設定情報を、出力管理サーバー120に登録する。なお、出力管理サーバー120は、スケジュール管理サービス用にWebサーバー機能を有しており、利用者は、クライアントPC110に搭載されたWebブラウザを使って、スケジュール情報等の登録を行う。
【0027】
図2は、出力管理サーバー120によって提供されるスケジュール登録用のWebページの表示例を示す図である。
【0028】
同図に示すように、スケジュール情報として、外出先(移動先)、移動経路、予定到着時刻を登録することができるようになっている。また、スケジュール情報に対応させて、外出先で出力したいドキュメントと、その印刷設定を登録することができるようになっている。更に、当該スケジュールの利用者に各種通知を行うための通知先メールアドレスを登録することもできるようになっている。
【0029】
また、同図に示すように、登録済のドキュメントが、対応する予約コード及び送信時刻と共に表示されている。
【0030】
出力管理サーバー120は、利用者によって、スケジュール情報や文書ファイル等が登録されると、スケジュール情報(外出先情報等)を出力装置管理サーバー130に送って、外出先の周辺、または移動経路の周辺で利用可能な出力装置140を、出力装置管理サーバー130に問い合わせる。
【0031】
出力装置管理サーバー130は、出力管理サーバー120から送られてくるスケジュール情報に基づいて、最適な出力装置140を選択し、選択した出力装置140に関する情報(設置場所等)を出力管理サーバー120に提供する。なお、最適な一台の出力装置140を選択するのではなく、出力先とするのに適した複数の出力装置140を候補として選択し、その候補リストを出力管理サーバー120に提供するようにしてもよい。この場合、実際に出力を行う出力装置140の選択は、利用者が、クライアントPC110から行う。また、この出力装置140の選択は、移動中に、携帯電話等の携帯端末から出力管理サーバー120にアクセスして行うようにしてもよい。
【0032】
出力を行う出力装置140が特定されると、出力管理サーバー120は、出力予約を識別するための予約コードを発行し、特定された出力装置140の設置場所等の情報と共に、利用者に通知する。当該通知は、例えば、クライアントPC110等での画面表示、及び、利用者がスケジュール情報と共に登録した通知先メールアドレス宛の電子メールで行われる。
【0033】
出力管理サーバー120は、登録されたスケジュール情報に含まれる到着予定時刻情報に基づいて決定される送信処理開始時刻に、登録された出力ファイルを、出力先となる出力装置140が出力可能なデータ(出力データ)に変換した後、出力先となる出力装置140に送信する。前記送信処理開始時刻は、出力データへの変換時間及び出力データの送信時間を予測して算出されるので、出力データの送信は、利用者が出力先となる出力装置140が設置された場所に到着する頃までには完了していることになる。なお、出力管理サーバー120は、出力データと共に、対応する予約コードも出力先となる出力装置140に送信する。出力装置140は、出力管理サーバー120から送られてくる出力データと予約コードを対応付けて、出力データ記憶部に格納する。
【0034】
出力先となる出力装置140が設置された場所に到着した利用者は、当該出力装置140に、通知された予約コードを入力する。予約コードが入力されると、出力装置140は、出力データ記憶部に格納されている出力データのうち、入力された予約コードに対応する出力データの出力処理を行う。
【0035】
以上説明したように、遠隔出力システム100においては、利用者のスケジュールに合わせて適当な出力装置140が選択され、当該出力装置140に関する情報(設置場所等)が利用者に通知されるので、出力を行う出力装置140を探す手間を削減することができる。
【0036】
また、利用者のスケジュールに合わせて、あらかじめ出力装置140の出力データ記憶部に出力データが送信されているので、出力装置140は、利用者が予約コードを入力した後、即座に出力処理を開始することができる。従って、利用者が外出先において、プリント出力を得るまでの時間を短縮することができる。
【0037】
次に、外出中の利用者(外出者)のために、オフィス等に残っている別の利用者(在社者)が、プリント出力の予約をする場合について説明する。
【0038】
この場合、まず、オフィス等にいる在社者は、オフィス等に設置されたクライアントPC110から、出力管理サーバー120にアクセスし、出力管理サーバー120に登録されている外出者のスケジュールを呼び出す。そして、在社者は、外出者がプリント出力を必要とする文書ファイルと、その印刷設定情報を、出力管理サーバー120に登録する。
【0039】
以後の動作は、前述した場合と同様である。すなわち、スケジュール情報(外出先情報等)に基づいて、出力先となる出力装置140が特定され、特定された出力装置140に関する情報(設置場所等)と予約コードが、在社者が見ているクライアントPC110の画面上に表示されて、在社者に通知されると共に、外出者のスケジュールに登録された通知先メールアドレス(例えば、外出者が携帯している携帯電話用のメールアドレス)宛に電子メールが送信されて、外出者にも通知される。
【0040】
図3は、外出者宛に送信される電子メールの携帯電話等での表示画面例を示す図である。
【0041】
同図に示すように、特定した出力装置に関する情報として、出力装置のある場所(店舗名)と位置情報(最寄り駅)、必要に応じて参照できる詳細地図を表示するためのURL情報、出力装置のステータス情報が表示されており、登録属性情報として、印刷設定情報、出力時の料金情報、出力管理サーバー120から出力装置140に出力データが送信される時間情報、予約されたプリント出力が取り消される時間情報、出力装置140に入力する予約コード情報が表示されている。
【0042】
携帯電話でこのような電子メールを受信した外出者は、通知された出力装置140の設置場所へ行き、通知された予約コードを出力装置140に入力することで、あらかじめ出力装置140に送信されて保管されている出力データを出力して、必要な文書を入手することができる。
【0043】
以上説明したように、遠隔出力システム100においては、携帯電話等の携帯端末しか持たずに外出した者に対しても、その外出者のスケジュールに合わせて、必要な文書を必要なタイミングで渡すことが可能となる。
【0044】
次に、利用者がオフィス等においてプリント出力の予約をして外出した後に、スケジュール(例えば、外出先や到着時刻)に変更があった場合について説明する。
【0045】
図4は、この場合の遠隔出力システム100の動作の流れを示す図である。
【0046】
外出前のプリント出力予約時の動作については、前述した場合と同様である。すなわち、利用者は、オフィス等に設置されたクライアントPC110から、出力管理サーバー120にアクセスし、スケジュール情報と、外出先で出力したい文書ファイルと、その印刷設定情報を出力管理サーバー120に登録する。
【0047】
出力管理サーバー120は、スケジュール情報や文書ファイル等が登録されると、スケジュール情報(外出先情報等)を出力装置管理サーバー130に送って、最適な出力装置140を、出力装置管理サーバー130に問い合わせる。
【0048】
出力装置管理サーバー130は、出力管理サーバー120から送られてくるスケジュール情報(外出先情報等)に基づいて、最適な出力装置(例えば、出力装置140a)を選択し、選択した出力装置140aに関する情報(設置場所等)を出力管理サーバー120に提供する。
【0049】
出力を行う出力装置140aが特定されると、出力管理サーバー120は、出力予約を識別するための予約コードaを発行し、特定された出力装置140aに関する情報(設置場所等)と共に、利用者に通知する。
【0050】
以上のようにして、オフィス等でプリント出力の予約を行った後に、利用者は外出する。そして、外出後、目的地へ移動する間に予定が変更されると、利用者は、携帯端末(モバイルPC、PDA、携帯電話等)に搭載されたWebブラウザを利用して、出力管理サーバー120にアクセスして、出力管理サーバー120に登録したスケジュールを変更する。
【0051】
出力管理サーバー120は、スケジュール情報が変更されると、その変更されたスケジュール情報に基づいて、再度、出力装置管理サーバー130に対して、変更後のスケジュールに適した出力装置140の問い合わせを行う。出力装置管理サーバー130は、出力管理サーバー120から送られてくる変更後のスケジュール情報(外出先情報等)に基づいて、最適な出力装置(例えば、出力装置140b)を選択し、選択した出力装置140bに関する情報(設置場所等)を出力管理サーバー120に提供する。
【0052】
出力を行う出力装置140bが特定されると、出力管理サーバー120は、スケジュール変更後の出力予約を識別するための予約コードbを新たに発行し、特定された出力装置140bの設置場所等の情報と共に、利用者に通知する。このとき、予約コードaに対応するプリント出力の予約は、キャンセルされる。
【0053】
出力管理サーバー120は、変更後のスケジュール情報に含まれる到着予定時刻情報に基づいて決定される送信処理開始時刻に、登録された文書ファイルを、出力先となる出力装置140bが出力可能なデータ(出力データ)に変換した後、出力装置140bに送信する。なお、出力管理サーバー120は、出力データと共に、対応する予約コードbも出力先となる出力装置140bに送信する。出力装置140bは、出力管理サーバー120から送られてくる出力データと予約コードbを対応付けて、出力データ記憶部に格納する。
【0054】
出力装置140bが設置された場所に到着した利用者は、出力装置140bに、通知された予約コードbを入力する。予約コードbが入力されると、出力装置140bは、出力データ記憶部に格納されている出力データのうち、入力された予約コードbに対応する出力データの出力処理を行う。
【0055】
以上説明したように、遠隔出力システム100においては、利用者は、出力管理サーバー120に登録したスケジュール情報を変更するだけで、変更後のスケジュールに合った出力装置140で、必要な文書を入手することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】本発明による遠隔出力システムの構成を示す図である。
【図2】出力管理サーバー120によって提供されるスケジュール登録用Webページの表示例を示す図である。
【図3】外出者宛に送信される電子メールの表示画面例を示す図である。
【図4】遠隔出力システム100の動作の流れを示す図である。
【符号の説明】
【0057】
100 遠隔出力システム
110 クライアントPC
120 出力管理サーバー
130 出力装置管理サーバー
140、140a、140b 出力装置




 

 


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