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発明の名称 情報処理装置およびデータ管理方法並びにデータ管理プログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−4463(P2007−4463A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−183639(P2005−183639)
出願日 平成17年6月23日(2005.6.23)
代理人 【識別番号】100071054
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 高久
発明者 池田 明博
要約 課題

データの保存先となるリムーバブルメディアの空き容量が不足している場合でも、ユーザの手を煩わせずに、リムーバブルメディア内にあったデータを損なう事無くユーザが所望するデータを最優先でリムーバブルメディアに格納することのできる情報処理装置およびデータ管理方法並びにデータ管理プログラムを提供する。

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】
可搬形の記憶媒体を装着可能とし、該記憶媒体との間でデータの授受が可能な情報処理装置において、
可搬形の記憶媒体が装着される記憶媒体装着手段と、
前記記憶媒体装着手段に装着された記憶媒体に記憶されたデータを保管するデータ保管手段と、
前記データ保管手段が保管したデータを識別する識別情報を生成し、該生成した識別情報を前記記憶媒体装着手段に装着された記憶媒体に記憶する識別情報生成手段と、
前記記憶媒体装着手段に装着された記憶媒体に前記識別情報が記憶されていた場合に、該識別情報に基づいて前記データ保管手段が保管するデータを、該記憶媒体に返却するデータ返却手段と
を具備することを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記データ保管手段は、
前記記憶媒体装着手段に装着された記憶媒体の空き容量を確認する容量確認手段と、
前記記憶媒体装着手段に装着された記憶媒体に記憶されたデータのうち、保管する対象となるデータを選択するデータ選択手段と
を具備し、
前記記憶媒体装着手段に装着された記憶媒体に新たにデータを記憶する際に、前記容量確認手段が確認した空き容量が該記憶するデータの大きさよりも小さい場合に、前記データ選択手段が選択したデータを保管する
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記データ返却手段は、
前記記憶媒体装着手段に装着された記憶媒体に前記識別情報が記憶されているか否かを確認する識別情報確認手段と、
前記識別情報確認手段が確認した識別情報に対応するデータの返却の要否をユーザに問い合わせる問い合わせ手段と
を具備することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記識別情報生成手段は、
前記データ保管手段が保管したデータの論理位置に基づいて該データを特定する識別情報を生成することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記識別情報生成手段は、
前記データ保管手段が保管したデータの属性情報に基づいて該データを特定する識別情報を生成することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項6】
可搬形の記憶媒体を装着可能とし、該記憶媒体との間でデータの授受が可能な情報処理装置におけるデータ管理方法であって、
データ保管手段が、前記記憶媒体に記憶されたデータを保管するとともに、識別情報生成手段が、該保管したデータを識別する識別情報を生成して該記憶媒体に記憶し、
データ返却手段が、装着された記憶媒体に前記識別情報が記憶されていた場合に、該識別情報に基づいて前記データ保管手段が保管するデータを、該記憶媒体に返却する
ことを特徴とするデータ管理方法。
【請求項7】
前記データ保管手段によるデータの保管は、前記記憶媒体に新たにデータを記憶する際に、容量確認手段が確認した該記憶媒体の空き容量が該記憶するデータの大きさよりも小さい場合に行われることを特徴とする請求項6記載のデータ管理方法。
【請求項8】
前記データ返却手段によるデータの返却は、問い合わせ手段が前記識別情報に対応するデータの返却の要否をユーザに問い合わせた結果に応じて行われることを特徴とする請求項6記載のデータ管理方法。
【請求項9】
前記識別情報は、前記データ保管手段が保管したデータの論理位置に基づいて該データを特定することを特徴とする請求項6記載のデータ管理方法。
【請求項10】
前記識別情報は、前記データ保管手段が保管したデータの属性情報に基づいて該データを特定することを特徴とする請求項6記載のデータ管理方法。
【請求項11】
可搬形の記憶媒体を装着可能とし、該記憶媒体との間でデータの授受が可能な情報処理装置が実行するデータ管理部プログラムであって、
データ保管手段が、前記記憶媒体に記憶されたデータを保管するとともに、識別情報生成手段が、該保管したデータを識別する識別情報を生成して該記憶媒体に記憶し、
データ返却手段が、装着された記憶媒体に前記識別情報が記憶されていた場合に、該識別情報に基づいて前記データ保管手段が保管するデータを、該記憶媒体に返却する
処理を実行させることを特徴とするデータ管理プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置およびデータ管理方法並びにデータ管理プログラムに関し、特に、可搬形の記憶媒体を装着可能とし、該記憶媒体との間でデータの授受が可能な情報処理装置およびその情報処理装置におけるデータ管理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、不揮発メモリ等の半導体を利用した可搬形の記憶媒体(以下、リムーバブルメディアと称する)が広く普及してきている。このため、リムーバブルメディアに対するデータの記録や読み出し等を行うことのできる情報処理装置も増加している。この種の情報処理装置としては、パーソナルコンピュータが代表的なものであるが、この他にスキャナ等の画像読取装置にも、リムーバブルメディアに対応したものがある。
【0003】
リムーバブルメディアに対応する画像読取装置の場合、原稿を読み取って得た画像データをリムーバブルメディアに記憶させる「スキャン to メディア」の処理を行うことが一般的となる。
【0004】
ところで、この種のリムーバブルメディアは、データの記憶や消去を任意に行うことができるため、情報処理装置に接続した際に、既に何らかのデータが記憶された状態であることがある。この場合には、記憶されているデータの容量によっては、新たに記憶するデータを記憶すべき領域が不足し、結果として、新たなデータが記憶できなくなることとなる。
【0005】
このような課題を解決する方法としては、特許文献1に記載された「データ領域を割り当てる時に、空き容量が不足していると、別の記憶装置に格納済みデータを移動する事で、割り当てる領域を確保する。」技術や、特許文献2に記載された「新規データ保存時に容量が不足すると、データ使用実績に基づいて格納済みファイルの一部を外部記憶装置に移動し、その結果得られた空き容量に新規データを保存する。」技術、特許文献3に記載された「画像ファイルを受け取る時、空き容量が不足していると、ユーザからの指示の有無に関わらず、データを消去、或いは移動し、空いた容量に新しいファイルを格納する。」技術等を利用することが考えられるが、これらの技術は、単に空き容量が不足した時に、データを移動して空き容量を確保するためのものであり、移動されたデータを再度元に戻す制御については触れられていない。
【0006】
また、特許文献4には、「着脱可能なメモリを持つ電子カメラで、撮像したデータを保存する空き容量が無い場合に、撮像したデータを無線で外部の記憶装置に転送する。容量の空いた着脱可能メモリが接続された事を検知すると、自動でデータを呼び戻す。」技術が記載されているが、この技術は、個人的に使用される電子カメラには適した方法であるが、不特定多数の人が使用する装置で適用すると、他人のデータを受け取る等の問題が起こる可能性がある。
【特許文献1】特開平4−90034号公報
【特許文献2】特開平4−175840号公報
【特許文献3】特開2004−153744号公報
【特許文献4】特開2002−171434号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前述のように、情報処理装置がリムーバブルメディアにデータを保存する際、当該リムーバブルメディアの容量に空きが無く、データが保存できない場合がある。このような場合には、ユーザがデータの整理等を行う必要があるが、この作業は、煩わしいものであった。また、特許文献1乃至4のそれぞれに記載された技術にも、それぞれ課題があり、ユーザが容易な操作で扱うことのできる情報処理装置を提供することが困難であった。
【0008】
そこで、本発明は、データの保存先となるリムーバブルメディアの空き容量が不足している場合でも、ユーザの手を煩わせずに、リムーバブルメディア内にあったデータを損なう事無くユーザが所望するデータを最優先でリムーバブルメディアに格納することのできる情報処理装置およびデータ管理方法並びにデータ管理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述した目的を達成するため、請求項1の発明は、可搬形の記憶媒体を装着可能とし、該記憶媒体との間でデータの授受が可能な情報処理装置において、可搬形の記憶媒体が装着される記憶媒体装着手段と、前記記憶媒体装着手段に装着された記憶媒体に記憶されたデータを保管するデータ保管手段と、前記データ保管手段が保管したデータを識別する識別情報を生成し、該生成した識別情報を前記記憶媒体装着手段に装着された記憶媒体に記憶する識別情報生成手段と、前記記憶媒体装着手段に装着された記憶媒体に前記識別情報が記憶されていた場合に、該識別情報に基づいて前記データ保管手段が保管するデータを、該記憶媒体に返却するデータ返却手段とを具備することを特徴とする。
【0010】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記データ保管手段は、前記記憶媒体装着手段に装着された記憶媒体の空き容量を確認する容量確認手段と、前記記憶媒体装着手段に装着された記憶媒体に記憶されたデータのうち、保管する対象となるデータを選択するデータ選択手段とを具備し、前記記憶媒体装着手段に装着された記憶媒体に新たにデータを記憶する際に、前記容量確認手段が確認した空き容量が該記憶するデータの大きさよりも小さい場合に、前記データ選択手段が選択したデータを保管することを特徴とする。
【0011】
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記データ返却手段は、前記記憶媒体装着手段に装着された記憶媒体に前記識別情報が記憶されているか否かを確認する識別情報確認手段と、前記識別情報確認手段が確認した識別情報に対応するデータの返却の要否をユーザに問い合わせる問い合わせ手段とを具備することを特徴とする。
【0012】
また、請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記識別情報生成手段は、前記データ保管手段が保管したデータの論理位置に基づいて該データを特定する識別情報を生成することを特徴とする。
【0013】
また、請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記識別情報生成手段は、前記データ保管手段が保管したデータの属性情報に基づいて該データを特定する識別情報を生成することを特徴とする。
【0014】
また、請求項6の発明は、可搬形の記憶媒体を装着可能とし、該記憶媒体との間でデータの授受が可能な情報処理装置におけるデータ管理方法であって、データ保管手段が、前記記憶媒体に記憶されたデータを保管するとともに、識別情報生成手段が、該保管したデータを識別する識別情報を生成して該記憶媒体に記憶し、データ返却手段が、装着された記憶媒体に前記識別情報が記憶されていた場合に、該識別情報に基づいて前記データ保管手段が保管するデータを、該記憶媒体に返却することを特徴とする。
【0015】
また、請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記データ保管手段によるデータの保管は、前記記憶媒体に新たにデータを記憶する際に、容量確認手段が確認した該記憶媒体の空き容量が該記憶するデータの大きさよりも小さい場合に行われることを特徴とする。
【0016】
また、請求項8の発明は、請求項6の発明において、前記データ返却手段によるデータの返却は、問い合わせ手段が前記識別情報に対応するデータの返却の要否をユーザに問い合わせた結果に応じて行われることを特徴とする。
【0017】
また、請求項9の発明は、請求項6の発明において、前記識別情報は、前記データ保管手段が保管したデータの論理位置に基づいて該データを特定することを特徴とする。
【0018】
また、請求項10の発明は、請求項6の発明において、前記識別情報は、前記データ保管手段が保管したデータの属性情報に基づいて該データを特定することを特徴とする。
【0019】
また、請求項11の発明は、可搬形の記憶媒体を装着可能とし、該記憶媒体との間でデータの授受が可能な情報処理装置が実行するデータ管理部プログラムであって、データ保管手段が、前記記憶媒体に記憶されたデータを保管するとともに、識別情報生成手段が、該保管したデータを識別する識別情報を生成して該記憶媒体に記憶し、データ返却手段が、装着された記憶媒体に前記識別情報が記憶されていた場合に、該識別情報に基づいて前記データ保管手段が保管するデータを、該記憶媒体に返却する処理を実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、ユーザが、空き容量が不足しているリムーバブルメディアに対してデータを記憶させようとした場合に、煩雑な操作を伴うことなく所望のデータをリムーバブルメディアに記憶させることができるとともに、以後の任意の時期に煩雑な操作を伴うことなく預けたデータの返却を受けることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明に係る情報処理装置およびデータ管理方法並びにデータ管理プログラムの一実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例では、情報処理装置の例として画像読取装置に本発明を適用した場合について説明する。もちろん、本願発明は、他の情報処理装置、例えば、メモリやドライブ装置等を着脱可能としたパーソナルコンピュータや携帯端末等にも適用することが可能である。
【実施例】
【0022】
図1は、本発明を適用した画像読取装置の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、画像読取装置1は、制御部2と、原稿読取部3、操作・表示部4、メディア装着部5、記憶部6を具備して構成される。
【0023】
制御部2は、他の各部を制御し、画像読取装置1を動作させる。原稿読取部3は、原稿を光学的に読み取って、画像データを生成する。操作・表示部4は、ユーザインタフェイスとして動作し、ユーザに対して情報等を表示するとともに、ユーザの指示操作を受け付ける。メディア装着部5は、リムーバブルメディアを装着するインタフェイスである。記憶部6は、ハードディスクドライブ等の記憶媒体により構成され、画像データ等を記憶するものである。
【0024】
ここで、制御部2の詳細について説明する。図2は、制御部2の機能的な構成を示すブロック図である。なお、図2に示した制御部2の各部は、説明の便宜上の構成であり、実際には、制御部2は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサと、これを動作させるためのRAM(Random Access Memory)やソフトウェア、当該ソフトウェアやデータを記憶するROM(Read Only Memory)等により構成される。
【0025】
同図に示すように、制御部2は、読取制御部21と、データ入出力部22、データ入出力部23、容量確認部24、データ選択部25、識別情報生成部26、識別情報確認部27、問い合わせ処理部28を具備して構成される。
【0026】
読取制御部21は、操作・表示部4が受け付けた指示操作に基づいて、原稿読取部3を動作させ、原稿読取部3が生成した画像データを受け取る。データ入出力部22は、記憶部6に対して、画像データ等の入出力処理を行う。データ入出力部23は、メディア装着部5に装着されたリムーバブルメディアに対して、画像データ等の入出力処理を行う。
【0027】
容量確認部24は、メディア装着部5に装着されたリムーバブルメディアの記憶領域の空き容量を確認する。データ選択部25は、容量確認部24が確認したリムーバブルメディアの空き容量が、当該リムーバブルメディアに格納しようとする画像データの大きさよりも小さい場合に、当該リムーバブルメディアに格納されている画像データから預かり対象となる画像データを選択する。
【0028】
識別情報生成部26は、リムーバブルメディアに格納されている画像データを預かる際に、当該画像データに付与する識別情報を生成する。この識別情報は、記憶部6に格納される多数の画像データから、預かり対象となる画像データを特定する情報であり、預かり対象の画像データに代えてリムーバブルメディアに格納される。
【0029】
識別情報確認部27は、メディア装着部5にリムーバブルメディアが装着された際に、当該リムーバブルメディアに識別情報が格納されているか否かを確認する。問い合わせ処理部28は、識別情報確認部27によりリムーバブルメディア内に識別情報が確認された際に、当該識別情報に対応する画像データの返却の要否を操作・表示部4を介してユーザに問い合わせる。
【0030】
次に、画像読取装置1の動作について説明するが、まず、画像データをリムーバブルメディアに格納する際の画像読取装置1の動作について説明する。図3は、画像読取装置1の画像データ格納時の動作の流れを示すフローチャートである。
【0031】
画像読取装置1は、リムーバブルメディアに画像データを格納する際に、まず、格納対象の画像データを格納するのに必要となる記憶容量を確認する(ステップ101)。格納対象の画像データは、原稿読取部3が原稿を読み取って生成した後に、記憶部6に一時的に格納されており、当該画像データの大きさ(データサイズ)と、メディア装着部5に装着されているリムーバブルメディアの種別(フォーマット)から、制御部2が必要容量を特定することができる。
【0032】
続いて、画像読取装置1は、メディア装着部5に装着されているリムーバブルメディアの空き容量を確認する(ステップ102)。リムーバブルメディアの空き容量の確認は、容量確認部24が行う。
【0033】
確認の結果、リムーバブルメディアの空き容量が、画像データを格納するのに要する必要容量よりも小さかった場合には(ステップ103でYES)、画像読取装置1は、リムーバブルメディアに格納されているデータのうち、預かり対象とするデータを選択する(ステップ104)。このデータの選択は、データ選択部25により行われ、例えば、リムーバブルメディアに格納されているデータのうち最も古いデータを選択するなど、予め設定された方法によって選択される。
【0034】
続いて、画像読取装置1は、預かり対象として選択されたデータをメディア装着部5に装着されているリムーバブルメディアから読み出し、読み出したデータを記憶部6に記憶させる(ステップ105)。この処理は、データ入出力部23とデータ入出力部24により行われる。
【0035】
預かり対象のデータを記憶部6に記憶すると、画像読取装置1は、当該データの識別情報を生成する(ステップ106)。識別情報は、預かり対象のデータを特定するもので、記憶部6内のアドレスやパス等を利用してデータを識別するものであり、識別情報生成部26により生成される。
【0036】
続いて、画像読取装置1は、記憶部6に記憶したデータ(預かり対象のデータ)を、メディア装着部5に装着されているリムーバブルメディアから削除し(ステップ107)、先に生成した識別情報を当該リムーバブルメディアに記憶させる(ステップ108)。ステップ102の処理に戻る。リムーバブルメディアからのデータの削除やリムーバブルメディアへの識別情報の記憶は、データ入出力部23により行われる。
【0037】
リムーバブルメディアへ識別情報を記憶すると、画像読取装置1は、ステップ102の処理へ戻り、リムーバブルメディアの空き容量が、画像データを格納するのに要する必要容量以上になるまで同様の処理を繰り返す。
【0038】
一方、メディア装着部5に装着されているリムーバブルメディアの空き容量を確認した結果、リムーバブルメディアの空き容量が、画像データを格納するのに要する必要容量以上であった場合には(ステップ103でNO)、画像読取装置1は、画像データをメディア装着部5に装着されているリムーバブルメディアに記憶し(ステップ109)、処理を終了する。画像データのリムーバブルメディアへの記憶は、データ入出力部22およびデータ入出力部23により行われる。
【0039】
このような処理により、ユーザは、空き容量が十分なリムーバブルメディアへの画像データの記憶は、もちろんのこと、空き容量が不十分なリムーバブルメディアに対しても、記憶済みのデータを画像読取装置1に預けることで、画像データをリムーバブルメディアに記憶させることができる。
【0040】
次に、データ返却時の画像読取装置1の動作について説明する。図4および図5は、画像読取装置1のデータ返却時の動作の流れを示すフローチャートである。
【0041】
画像読取装置1は、メディア装着部5にリムーバブルメディアが装着されると、まず、当該リムーバブルメディア内に記憶されている識別情報の有無を確認する(ステップ201)。識別情報の有無の確認は、識別情報確認部27により行われる。
【0042】
確認の結果、メディア装着部5に装着されたリムーバブルメディア内に識別情報が記憶されていなければ(ステップ202でNO)、画像読取装置1は、データの返却処理を終了するが、当該リムーバブルメディア内に識別情報が記憶されていれば(ステップ202でYES)、画像読取装置1は、当該識別情報に対応するデータが記憶部6に記憶されているか否かを確認する(ステップ203)。この確認は、データ入出力部22により行われる。
【0043】
その結果、識別情報に対応するデータが記憶部6に記憶されていなければ(ステップ204でNO)、画像読取装置1は、当該識別情報を以後の処理対象から除外して(ステップ205)、ステップ201の処理へ戻る。
【0044】
一方、識別情報に対応するデータが記憶部6に記憶されていた場合には(ステップ204でYES)、当該データを格納するのに必要となる記憶容量を確認する(ステップ206)。記憶容量は、制御部2が当該データの大きさ(データサイズ)と、メディア装着部5に装着されているリムーバブルメディアの種別(フォーマット)から特定する。
【0045】
続いて、画像読取装置1は、メディア装着部5に装着されているリムーバブルメディアの空き容量を確認する(ステップ207)。リムーバブルメディアの空き容量の確認は、容量確認部24が行う。なお、リムーバブルメディアの空き容量の確認は、該当する識別情報をリムーバブルメディアから記憶部6へ一時的に移動した状態で行うようにしてもよい。
【0046】
確認の結果、リムーバブルメディアの空き容量が、識別情報に対応するデータ、つまり、返却対象のデータを格納するのに要する必要容量よりも小さかった場合には(ステップ208でNO)、画像読取装置1は、データの返却処理を終了する。
【0047】
また、リムーバブルメディアの空き容量が、返却対象のデータを格納するのに要する必要容量以上であれば(ステップ208でYES)、画像読取装置1は、ユーザに対して、データ返却の要否を確認する(ステップ209)。このユーザに対する確認は、問い合わせ処理部28が行う。
【0048】
ユーザに対して問い合わせを行った結果、操作・表示部4に対してユーザの応答入力があると(ステップ210でYES)、その応答がデータの返却を要求するものであれば(ステップ211でYES)、画像読取装置1は、記憶部6に記憶されている返却対象のデータをメディア装着部5に装着されているリムーバブルメディアに記憶し(ステップ212)、対応する識別情報を当該リムーバブルメディアにから消去し(ステップ213)、返却対象のデータを記憶部6から消去して(ステップ214)、ステップ201の処理に戻る。返却対象のデータの記憶や消去、識別情報の消去は、データ入出力部22、データ入出力部23により行われる。
【0049】
また、操作・表示部4に対するユーザの応答入力が、データの返却を要求しないものであれば(ステップ211でNO)、画像読取装置1は、データの返却処理を終了する。
【0050】
ところで、前述の説明では、画像読取装置1がデータを預かる際に生成する識別情報は、1つの識別情報が1つのファイルに収められる構成となっていた。つまり、あるリムーバブルメディアから複数のデータを画像読取装置1に預けた場合には、その預けたデータの数に応じた識別情報ファイルがリムーバブルメディアに記憶されることとなる。しかしながら、本発明は、必ずしも1つの識別情報を1つのファイルに収める必要はなく、複数の識別情報を1つのファイルに収めるように構成することもできる。この場合には、画像読取装置1は、データを預かる際にリムーバブルメディアに識別情報ファイルが記憶されていれば、当該識別ファイルを読み出して、新たに預かるデータに対応する識別情報を追加して更新し、これをリムーバブルメディア内の識別情報ファイルと置換して記憶するようになる。また、データを返却する際には、画像読取装置1は、リムーバブルメディアから読み出した識別情報ファイルから順次識別情報を特定して、前述の説明と同様の処理を行うこととなる。
【0051】
また、前述の説明では、画像読取装置1は、データの返却時に、順次識別情報を読み出して処理を行う構成であったが、先に全ての識別情報を読み出し、各識別情報に対応する全てのデータをユーザに提示して、返却対象となるデータをユーザに選択させるように構成することもできる。
【0052】
なお、画像読取装置1がデータの預かり時に生成する識別情報は、前述のように、記憶部6内のアドレスやパス等を利用して生成する以外にも、データのファイル名、種類、作成日時、作成者名等の属性情報を利用して生成するようにすることもできる。この識別情報は、独自のフォーマットでファイル化したり、暗号化を施すなどの処理により、セキュリティ機能を高めることができ、また、識別情報をテキストデータやサイズの小さい画像データとして生成し、ユーザが、どの画像読取装置1にデータを預けたかを容易に確認することができるようにしてもよい。特に、画像読取装置1を特定する情報を画像データとして生成した場合には、デジタルカメラ等の機器からも容易にデータの所在を確認することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】本発明を適用した画像読取装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】制御部2の機能的な構成を示すブロック図である。
【図3】画像読取装置1の画像データ格納時の動作の流れを示すフローチャートである。
【図4】画像読取装置1のデータ返却時の動作の流れを示すフローチャートである。
【図5】画像読取装置1のデータ返却時の動作の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0054】
1 画像読取装置
2 制御部
3 原稿読取部
4 操作・表示部
5 メディア装着部
6 記憶部
21 読取制御部
22 データ入出力部
23 データ入出力部
24 容量確認部
25 データ選択部
26 識別情報生成部
27 識別情報確認部
28 問い合わせ処理部




 

 


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