米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 株式会社東芝

発明の名称 映像表示装置とその記録媒体の記録再生制御方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−12136(P2007−12136A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−190096(P2005−190096)
出願日 平成17年6月29日(2005.6.29)
代理人 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦
発明者 北村 高志
要約 課題
情報の記録開始の指令と同時に安定した情報保存(記録)を行い、ハードディスクへは記録開始の指令が行われた以降の情報が確実に記録されるようにする。

解決手段
静的なメモリ部36と、駆動装置により動的に駆動される動的なHDDユニット20と、処理信号の一時保存指令信号が与えられたときに、前記メモリ部36に前記処理信号の記録を開始させる第1の制御部35a,35bと、前記一時保存指令信号が与えられたときに、前記HDDユニット20の駆動装置を起動する第2の制御部35dと、前記駆動装置の動作が安定したときに、前記第1の記録媒体に記録されている信号を読出し、前記第2の記録媒体に記録する第3の制御部35e、35cを有する。
特許請求の範囲
【請求項1】
復調した処理信号を出力する信号処理部と、
静的な第1の記録媒体と、
駆動装置により駆動される動的な第2の記録媒体と、
前記処理信号の一時保存用の指令信号が与えられたときに、前記第1の記録媒体に前記処理信号の記録を開始させる第1の制御部と、
前記一時保存用の指令信号が与えられたときに、前記第2の記録媒体の駆動装置を起動する第2の制御部と、
前記駆動装置の動作が安定したときに、前記第1の記録媒体に記録されている信号を読出し、この読出し信号を前記第2の記録媒体に記録する第3の制御部と
を有する映像表示装置。
【請求項2】
前記第1の記録媒体は、半導体メモリであり、前記第2の記録媒体はハードディスクである請求項1記載の映像表示装置。
【請求項3】
省エネルギーモードが設定され、かつ、前記第2の記録媒体の駆動装置に所定時間のアクセスがないときは、上記前記第2の記録媒体の駆動装置をスリープモードに設定するスリープモード設定部を有する
ことを特徴とする請求項1記載の映像表示装置。
【請求項4】
復調した処理信号を出力する信号処理部と、
静的な第1の記録媒体と、
駆動装置により駆動される動的な第2の記録媒体と、
省エネルギーモードが設定され、かつ、前記第2の記録媒体の駆動装置に所定時間のアクセスがないときは、上記前記第2の記録媒体の駆動装置をスリープモードに設定するスリープモード設定部と、
前記処理信号の一時保存用の指令信号が与えられたときに、前記第1の記録媒体に前記処理信号の記録を開始させる第1の制御部と、
前記一時保存用の指令信号が与えられたときに、スリープモードにある前記第2の記録媒体の駆動装置を起動する第2の制御部と、
前記駆動装置の動作が安定したときに、前記第1の記録媒体に記録されている信号を読出し、この読出し信号を前記第2の記録媒体に記録する第3の制御部と
を有する映像表示装置。
【請求項5】
前記第1の記録媒体は、半導体メモリであり、前記第2の記録媒体はハードディスクである請求項4記載の映像表示装置。
【請求項6】
復調した処理信号を出力する信号処理部と、静的な第1の記録媒体と、駆動装置により駆動される動的な第2の記録媒体と、動作を統括する制御部を有し、前記第1及び第2の記録媒体に対する前記処理信号の記録及び再生を前記制御部により制御する記録媒体の記録再生制御方法において、
省エネルギーモードが設定され、かつ、前記第2の記録媒体の駆動装置に所定時間のアクセスがないときは、上記前記第2の記録媒体の駆動装置をスリープモードに設定し、
前記処理信号の一時保存用の指令信号が与えられたときに、前記第1の記録媒体に前記処理信号の記録を開始させ、
前記一時保存用の指令信号が与えられたときに、スリープモードにある前記第2の記録媒体の駆動装置を起動し、
前記駆動装置の動作が安定したときに、前記第1の記録媒体に記録されている信号を読出し、この読出し信号を前記第2の記録媒体に記録する
ことを特徴とする記録媒体の記録再生制御方法。
【請求項7】
前記第1の記録媒体からの読出し信号を前記第2の記録媒体へ記録する動作は、録画停止又終了指令信号が前記制御部に入力するまで継続されることを特徴とする請求項6記載の記録媒体の記録再生制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、映像表示装置とその記録媒体の記録再生制御方法に関するものであり、例えば省エネルギー対策のために節電機能を装備する装置及び方法に有効である。
【背景技術】
【0002】
近年、記録媒体としてのハードディスク、光ディスクなどの情報記録媒体は、その記憶容量が増大している。このために、これらの媒体を利用した記録再生装置を例えばテレビジョン受信機に接続あるいは内蔵し、所望の番組を記録媒体に自動録画する方法及び装置がある。勿論、チューナ及びハードディスク装置(HDD)を内蔵して、番組などを録画する専用の記録再生装置も開発されている。専用の記録再生装置が使用されるときは、テレビジョン受信機の表示器は、モニタとして利用される。
【0003】
一方では、近年は省エネルギー対策が社会的に要望されている。これに呼応して、ハードディスク装置を備えた装置において、省電力化及び使い勝手の向上を図れるようにした装置が開発されている(例えば特許文献1)。この装置では、ハードディスク装置を備えた装置(例えばパーソナルコンピュータ、モニタ)の使用状態、未使用状態を監視し、使用状態にあるときと、未使用状態にあるときで、ディスクモータの自動停止までの期間を可変できるようにしている。使用状態にあるときは自動停止までの期間を長く、未使用状態にあるときは自動停止までの期間を短くする。
【0004】
また消費電力を低減するための装置として、特許文献2に記載された技術がある。ハードディスク装置からバッファメモリにデータを高速で転送し、バッファメモリからデータを読み出すときはそれよりも低速で読み出され再生される。したがって、ハードディスク装置には時間的に余裕が生じるが、この余裕期間は、ハードディスク装置をスリープ状態にし、消費電力を低減するというものである。
【0005】
また消費電力を低減するための装置として、特許文献3に記載された技術がある。この装置では、ディスクアレイを有し、省エネルギー状態では、最小限のハードディスクを待機状態に設定するものである。
【特許文献1】特開平09−234763号公報
【特許文献2】特開2004−087052公報
【特許文献3】特開2004−252570公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記したように、ハードディスク装置を有する装置において、省エネルギー対策が図られており、多くはハードディスク装置を停止させる方向で装置の工夫がなされている。しかしながら、ハードディスク装置を停止させるが故に、ハードディスク装置を再起動するときの不具合については注意が必要である。即ち、ハードディスク装置が動作開始して、正常な運転状態になるまでには、数十秒必要とする場合がある。このために、情報の記録を開始するための操作が行われたとしても、ハードディスクへの記録が即座に可能とはならず、重要な情報或いはシーンの記録ミスを生じることが考えられる。
【0007】
そこで、この発明の一実施の形態では、情報の記録開始の指令と同時に安定した情報保存(記録)を行い、ハードディスクへは記録開始の指令が行われた以降の情報が確実に記録されるようにした映像表示装置と記録メディアの制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明の一実施形態では上記の目的を達成するために、処理信号を出力する信号処理部と、静的(スタティック)な第1の記録媒体と、駆動装置により動的に駆動される動的(ダイナミック)な第2の記録媒体と、所定の指令信号が与えられたときに、前記第1の記録媒体に前記処理信号の記録を開始させる第1の制御部と、前記所定の指令信号が与えられたときに、前記第2の記録媒体の駆動装置を起動する第2の制御部と、前記駆動装置の動作が安定したときに、前記第1の記録媒体に記録されている信号を読出し、前記第2の記録媒体に記録する第3の制御部を有する。
【発明の効果】
【0009】
上記の手段によると、駆動装置が第2の記録媒体を駆動しその動作が安定化するまでは、第1の記録媒体に処理信号が記録される。そして第2の記録媒体が安定した後、第1の記録媒体を介して処理信号が記録されるようになる。よって、第2の記録媒体には、記録開始の指令が行われた以降の情報が確実に記録される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下この発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。まずこの発明が適用された放送受信装置について概要を説明する。
【0011】
図1は、この実施の形態で説明するテレビジョン放送受信装置11の正面側の外観を示している。すなわち、このテレビジョン放送受信装置11は、主として、装置本体となるほぼ四角形状に形成された薄型のキャビネット12と、このキャビネット12を起立させて支持するスタンド13とから構成されている。
【0012】
上記キャビネット12には、その正面に、例えば平面型液晶表示パネル等でなる映像表示器14の表示画面14aが露出されるとともに、一対のスピーカ15、操作部16、後述するリモートコントローラ(図1では図示せず)17から送信される操作情報を受けるための受光部18等が配置されている。
【0013】
また、上記スタンド13は、ほぼ薄型の箱状に形成されており、その一方の平面である底面板13aを、水平に設置された所定の基台(図示せず)上に載置するように構成されている。そして、このスタンド13は、上記基台上に載置される面と反対側の面である上面板13bのほぼ中央部から上方に突出する支持部材19が、上記キャビネット12の背面に連結されることにより、キャビネット12を起立させた状態で支持している。
【0014】
ここで、上記スタンド13は、その内部に後述するHDDユニット(図1では図示せず)20を収容可能となされている。そして、このスタンド13の上面板13bには、キャビネット12よりも正面側にせり出している部分に、HDDユニット20を記録、再生、停止状態等に制御するための、押圧操作可能な複数(図示の場合は4つ)の操作子21が配置されている。
【0015】
図2は、上記テレビジョン放送受信装置11の信号処理系を概略的に示している。この信号処理系を構成する各種の回路ブロックは、主として、上記キャビネット12の内部で背面に近い位置、つまり、上記映像表示器14の表示画面14aの裏側あたりに配置されている。
【0016】
そして、デジタルテレビジョン放送受信用のアンテナ22で受信したデジタルテレビジョン放送信号は、入力端子23を介してチューナ部24に供給される。このチューナ部24は、入力されたデジタルテレビジョン放送信号から所望のチャンネルの信号を選局し復調している。そして、このチューナ部24から出力された信号は、デコーダ部25に供給されて、例えばMPEG(moving picture experts group)2デコード処理が施された後、セレクタ26に供給される。
【0017】
さらに、アナログテレビジョン放送受信用のアンテナ27で受信したアナログテレビジョン放送信号は、入力端子28を介してチューナ部29に供給される。このチューナ部29は、入力されたアナログテレビジョン放送信号から所望のチャンネルの信号を選局し復調している。そして、このチューナ部29から出力された信号は、A/D(analog/digital)変換部30によりデジタル化された後、上記セレクタ26に出力される。
【0018】
また、アナログ信号用の入力端子31に供給されたアナログの映像及び音声信号は、A/D変換部32に供給されてデジタル化された後、上記セレクタ26に出力される。さらに、デジタル信号用の入力端子33に供給されたデジタルの映像及び音声信号は、そのまま上記セレクタ26に供給される。
【0019】
上記セレクタ26は、4種類の入力デジタル映像及び音声信号から1つを選択して、信号処理部34に供給している。この信号処理部34は、入力されたデジタル映像信号に所定の信号処理を施して上記映像表示器14での映像表示に供させている。この映像表示部14としては、例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等でなるフラットパネルディスプレイが採用される。また、上記信号処理部34は、入力されたデジタル音声信号に所定の信号処理を施し、アナログ化して上記スピーカ15に出力することにより、音声再生を行なっている。
【0020】
ここで、このテレビジョン放送受信装置11は、上記した各種の受信動作を含む種々の動作を制御部35によって統括的に制御されている。この制御部35は、CPU(central processing unit)等を内蔵したマイクロプロセッサであり、上記操作部16からの操作情報、または、上記リモートコントローラ17から送信された操作情報を受光部18を介して受けることにより、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
【0021】
この場合、制御部35は、静的な半導体メモリ部36を使用している。このメモリ部36は、主として、そのCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(read only memory)と、該CPUに作業エリアを提供するためのRAM(random access memory)と、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリとを備えている。またこのメモリ部36には、SRAM,DRAMなどいずれのタイプの半導体メモリが含まれていてもよい。
【0022】
ここで、上記制御部35は、スタンド13内に収容された動的な記録媒体であるハードディスクを含むHDDユニット20と接続されている。この場合、制御部35からHDDユニット20に電源電力の供給を行なうライン37は、接続部38を介して制御部26とHDDユニット20とを接続している。制御データのラインも設けられるがここでは省略している。
【0023】
また、制御部35とHDDユニット20との間でデジタル映像及び音声信号を授受するライン39は、i.Link接続部40を介して制御部35とHDDユニット20とを接続している。すなわち、制御部35とHDDユニット20との間でのデジタル映像及び音声信号の伝送は、電源及び制御信号とは別個にi.Linkによって行なわれる。
【0024】
そして、上記テレビジョン放送受信装置11は、セレクタ26で選択されたデジタルの映像及び音声信号を、HDDユニット20により記録することができるとともに、HDDユニット20に記録されたデジタルの映像及び音声信号を再生し、視聴に供させることができる。
【0025】
図3は、上記リモートコントローラ17の外観を示している。このリモートコントローラ17には、主として、電源キー17a、入力切換キー17b、衛星デジタル放送チャンネルのダイレクト選局キー17c、地上波放送チャンネルのダイレクト選局キー17d、クイックキー17e、カーソルキー17f、決定キー17g、番組表キー17h、ページ切換キー17i、faceネット(ナビゲーション)キー17j、戻るキー17k、終了キー17l、青,赤,緑,黄のカラーキー17m、チャンネルアップダウンキー17n、音量調整キー17o等が設けられている。
【0026】
またちょっとタイムキー17q、スキップキー17rも設けられている。このキーの使用方法については、後述する。また、この装置には、省エネルギーのための機能が設けられており、省エネルギーモードにする場合は、省エネキー17sを操作し、例えばメニュー画面などで省エネルギーモードに設定することができる。
【0027】
ここで、上記のHDDユニット20を含むテレビジョン放送受信装置11は、省エネルギーモードに設定することが可能である。省エネルギーモードでは、HDDユニット20に対するアクセスが一定時間(例えば15分間)無い場合には、HDDユニット20がスリープモードに移行して、省エネルギーを図ると言うものである。HDDユニット20は、通常(省エネルギーモードが設定されていないとき)は、常時アイドリング状態にある。なお上記の15分間は、ユーザが任意に変えられるようにしてもよいし、また、装置の設計時に15分間を変更してもよい。
【0028】
さらに上記のテレビジョン放送受信装置11は、ちょっとタイム機能を持つ。ここでちょっとタイム機能について説明する。
【0029】
ちょっとタイム機能が働くときは、記録媒体として例えばHDDユニット20が利用され、所定の使用容量、又は一定の記録時間分(例えば6時間)の容量が確保される。ユーザがテレビジョン放送受信装置11を視聴している途中で、一時中座するために、リモートコントローラ17のちょっとタイムキー17gを押すことで、ちょっとタイム機能が動作開始する。このとき画面では、オンエアーの動画が維持されるが、「ちょっとタイム」というコメントとともに設定メニューが現れる。ここで、「省エネルギーモード」の設定を行なうことができる。
【0030】
次に画面は、オンエアーの動画が維持された状態となり、かつ画面では、「ちょっとタイム準備中」というコメントが現れる。次に画面は、「ちょっとタイム録画開始」というコメントが現れる。視聴者は、「ちょっとタイム録画開始」というコメントを見たとき、ちょっとタイム録画が開始されたことを認識することができる。
【0031】
一定時間の経過の後、視聴者が、装置のある場所に戻ってちょっとタイムキー17qを押すと、装置では、録画は相変わらず続行される。そして、一時保存録画を開始したポジションに、再生開始位置が戻される。つまり、追っかけ再生の準備に移行する。
【0032】
次に、装置は、ちょっとタイム録画した映像の追っかけ再生状態に移行する。なお追っかけ再生とは、リアルタイムで放送されている映像を録画するとともに、既に録画している内容を再生することを言う。
【0033】
追っかけ再生のときに、ちょっとタイムスキップキー17rを操作してもよい。この場合は、再生位置をスキップさせることができる。例えば、コマーシャルなどの映像、あるは、視聴者が興味ない映像のシーンでは、ちょっとタイムスキップキー17rを操作してスキップさせることもできる。ちょっとタイムスキップキー17rの操作により、オンエアーの画面に追いついた場合、一時保存録画処理(ループ録画処理)を終了する。
【0034】
図4には、上記の省エネルギーモードの設定とちょっとタイム録画機能とが相互に関連していることを示すフローチャートである。
【0035】
設定メニューをチェックし、省エネルギーモードに設定されているかどうかのチェックが行なわれる(ステップS11、S12)。省エネルギーモードが設定されていない場合には、デフォルトとしてHDDユニット20は常時アイドリングモードとされる(ステップS13)。ここでちょっとタイムキー17gが押されると(ステップS14)、HDDユニット20における録画動作が可能となる(ステップS15)。そして録画停止或いは終了の指令が制御部56に入力されると、HDDユニット20における録画が停止する(ステップS16)。
【0036】
省エネルギーモードに設定されている場合は、HDDユニット20に対して、例えば15分間の間にアクセスがあったかどうかをチェックする(ステップS21,S22)。アクセスが有った場合には、アクセスにより指令された内容に応じた処理が実行される(ステップS23)。
【0037】
しかしアクセスが無い場合には、HDDユニット20は、アイドリング状態からスリープモードに移行する(ステップS22、S24)。
【0038】
このような状態で、ちょっとタイムキー17gの操作が行われると、HDDユニット20はスリープモードからアイドリングモードに設定される(ステップS26)。また同時に信号処理部(例えば図1の信号処理部34)からの出力された処理信号がメモリ(例えば図1のメモリ部36)に記録開始される。HDDユニット20がアイドリングモードに切換えられた後、安定して録画可能となるまでにはある程度の時間がかかる。そこで、HDDユニット20の動作は安定し、録画準備が完了したかどうかの判定が行なわれる(ステップS28)。HDDユニット20の録画準備が完了したら、メモリからHDDユニット20へのデータ転送が開始される(ステップS29)。そしてメモリから転送されたデータが、HDDユニット20において記録される(ステップS15)。
【0039】
上記のように、HDDユニット20がスリープモードからアイドリングモードに切換わったときは、HDDユニット20の記録動作は、メモリからのデータの記録動作を継続することになる。
【0040】
これは、信号処理部34から記録のために出力されるデータは、例えば圧縮データ(例えばMPEGシステムにより圧縮されたデータ)である。ゆえに、圧縮データの場合は、HDDユニット20の準備ができたからといって、すぐに、メモリへのデータ供給を、HDDユニット20側に切換えると、記録されたデータに途切れが生じるからである。
【0041】
上記の処理は、図1における制御部35において実行される。その構成例を示すと図5に示すようになる。
【0042】
図5において、処理信号を出力する信号処理部34からの圧縮データは、セレクタ35sを介してHDDユニット20或いはメモリ部36のいずれかに入力することができる。またメモリ部36からの読出しデータは、スイッチ35tを介してHDDユニット20に入力することができる。セレクタ35s、スイッチ35tは、制御部35により制御される。制御部35は、上記のデータの流れを制御するための記録信号の方向切換え部35aを含む。また第1の記録媒体(ここでは、静的な記録媒体であるメモリ部36を意味する)をアクセス対称とするときに、メモリ部36のアクティブ状態を設定し、記録又は読出し、又は記録及び読み出しを実行するための第1の記録媒体制御部35bを含む。また同様にまた第2の記録媒体(ここでは、動的な記録媒体であるHDDユニット20を意味する)をアクセス対称とするときに、HDDユニット20のアクティブ状態を設定し、記録又は読出し、又は記録及び読み出しを実行するための第2の記録媒体制御部35cを含む。
【0043】
さらにまたこの制御部35は、HDDユニット20のアイドリングモードとスリープモードとを切換えるモード切換え部35dを含む。またHDDユニット20がスリープモードからアイドリングモードに移行したときの安定動作チェック部35eを含む。さらにまた、ユーザの操作に応じて受光部18から取り込まれる指令信号を解析する指令信号解析部35fを含む。これらの各ブロックの動作は、図4のフローチャートで説明した通りである。
【0044】
従って、第1の記録媒体制御部35bは、一時保存用の指令信号が与えられたときに、メモリ部36処理信号の記録を開始させる第1の制御部を形成している。また、第2の記録媒体制御部35cは、一時保存用の指令信号が与えられたときに、前記第2の記録媒体の駆動装置を起動する第2の制御部を構成している。また、
安定動作チェック部35e、モード切換え部35dは、HDDユニット20の動作が安定したしたときに、メモリ部36に記録されている信号を読出し、この読出し信号を前記HDDユニット20のハードディスクに記録する第3の制御部を形成している。
【0045】
なお、図2では、テレビジョン放送受信装置11の信号処理系を、キャビネット12とスタンド13とに分割して記載したが、信号処理系としては、キャビネット12とスタンド13とを特に区別して記載する必要はなく、図6に示すように、テレビジョン放送受信装置11がHDDユニット20を内蔵しているというように等価的に記載することができる。
【0046】
また、上記の説明ではHDDユニット20に対する省エネルギー対策について説明した。しかしHDDユニット20に対するものに限らず、デジタルバーサタイルディスク(DVD)装置20aが省エネルギー対策の対称であってもよい。
【0047】
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】この発明の実施の形態を示すもので、テレビジョン放送受信装置を説明するために示す外観図である。
【図2】同実施の形態におけるテレビジョン放送受信装置の信号処理系を説明するために示すブロック構成図である。
【図3】この発明の装置で使用されるリモートコントローラの概観説明図である。
【図4】この発明の要部の動作を説明するために示したフローチャートである。
【図5】この発明の要部の構成ブロックを取り出して示す図である。
【図6】この発明に係るテレビジョン放送受信装置の信号処理系の他の例を説明するために示すブロック構成図である。
【符号の説明】
【0049】
11…テレビジョン放送受信装置、12…キャビネット、13…スタンド、14…映像表示器、15…スピーカ、16…操作部、17…リモートコントローラ、18…受光部、19…支持部材、20…HDDユニット、21…操作子、22…アンテナ、23…入力端子、24…チューナ部、25…デコーダ部、26…セレクタ、27…アンテナ、28…入力端子、29…チューナ部、30…A/D変換部、31…入力端子、32…A/D変換部、33…入力端子、34…信号処理部、35…制御部、36…メモリ部、37…ライン、38…接続部、39…ライン、40…i.Link接続部。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013