米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 株式会社東芝

発明の名称 進捗管理システム及び進捗管理装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−11698(P2007−11698A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−191919(P2005−191919)
出願日 平成17年6月30日(2005.6.30)
代理人 【識別番号】110000235
【氏名又は名称】特許業務法人 天城国際特許事務所
発明者 高橋 克美 / 清水 幸久
要約 課題
ソフトウェア開発において利用する日程表(進捗管理表)の作成において、公開には不要な項目を簡単な処理でマスキングできるようにした進捗管理システム、進捗管理装置を提供する。

解決手段
ソフトウェア開発プロジェクトにおける作業の進捗を進捗管理表を用いて管理するものであって、プロジェクトの作業計画に必要な情報を収集して進捗管理表を作成し、プロジェクトにおける作業の進行状況に応じて更新された情報に基いて前記進捗管理表のデータを更新し、更新された進捗管理表に表されたデータの一部をマスキング手段によってマスキングする。さらにマスキング処理が施された進捗管理表を公開するための公開手段を設けて公開用の進捗管理表を表示手段で表示可能にする。
特許請求の範囲
【請求項1】
ソフトウェア開発プロジェクトにおける作業の進捗を進捗管理表を用いて管理する進捗管理システムであって、
プロジェクトの作業計画に必要な情報を収集して進捗管理表を作成する管理表作成手段と、
プロジェクトにおける作業の進行状況に応じて更新された情報に基いて、前記進捗管理表のデータを更新する更新手段と、
更新された進捗管理表に表されたデータの一部をマスキングするマスキング手段と、
マスキング処理が施された進捗管理表を公開するための公開手段とを具備し、
前記公開手段からの公開用の進捗管理表を表示手段で表示可能にしたことを特徴とする進捗管理システム。
【請求項2】
前記マスキング手段は、前記更新された進捗管理表の特定項目を指定する入力手段を有し、前記入力手段によって指定された項目のデータを一括してマスキングすることを特徴とする請求項1記載の進捗管理システム。
【請求項3】
ソフトウェア開発プロジェクトにおける作業の進捗を進捗管理表を用いて管理する進捗管理システムであって、
プロジェクトの作業計画に必要な情報が格納された管理データベースと、
前記管理データベースからの情報に基いて進捗管理表を作成する管理表作成手段と、
プロジェクトにおける作業の進行状況を表す情報を格納し、進行状況に応じて随時更新された情報が格納される更新情報データベースと、
前記更新された情報に基いて、前記管理表作成処理部で作成された進捗管理表のデータを更新する更新手段と、
更新された進捗管理表に表されたデータの一部をマスキングするため、前記更新された進捗管理表の特定項目を指定する入力手段を有し、前記入力手段によって指定された項目のデータを一括してマスキングするマスキング手段と、
マスキング処理が施された進捗管理表を公開するための公開手段と、を具備し、
前記公開処手段からの公開用の進捗管理表を表示手段で表示可能にしたことを特徴とする進捗管理システム。
【請求項4】
ソフトウェア開発プロジェクトにおける作業の進捗を管理する進捗管理装置であって、
プロジェクトの作業計画に必要な情報を基に日程表を作成する日程表作成処理部と、
プロジェクトにおける作業の進行状況に応じて更新された情報に基いて前記日程表のデータを更新する更新処理部と、
更新された日程表に表されたデータの一部をマスキングするマスキング処理部と、
マスキング処理が施された日程表を公開するための公開処理部とを具備し、
前記公開処理部からの公開用の日程表を表示装置で表示可能にしたことを特徴とする進捗管理装置。
【請求項5】
前記マスキング処理部は、前記更新された日程表の特定項目を指定する入力部を有し、前記入力部によって指定された項目のデータを一括してマスキングすることを特徴とする請求項4記載の進捗管理装置。
【請求項6】
前記日程表は、ソフトウェア開発の中日程の作業に係る中日程表であることを特徴とする請求項4記載の進捗管理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ソフトウェア開発における進捗管理システム及び進捗管理装置に関し、特に開発プロジェクト単位に作業の進捗を管理し、プロジェクト内に成果物や実績などを公表する際のマスキング処理に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ソフトウェアの開発においては、プロジェクトを構成して開発を行っており、プロジェクト単位に作業計画を作成し、また作業実績データに基いてプロジェクトの進捗状況を確認し、計画に対する遅れの状況や成果物、実績などを把握できるようにしている。
【0003】
作業計画は、プロジェクトマネージャーによって作成され、管理者から送られた大日程、中日程、小日程の作業計画情報を基に作業計画書が作成され、管理データベースに格納するようにしている。大日程は中日程に細分化され、中日程は複数の小日程で構成される。中日程は大日程の作業項目をブレークダウンしたものであり、主要な作業成果物に対応する作業項目で定義され、小日程は作業担当者に割り当てられるレベルの作業項目で定義される。
【0004】
プロジェクトの進捗管理は、例えば中日程表などを用い、プロジェクトの作業の進行に応じて定期的にスケジュールや実績値等を更新し、成果物を確認することで進捗状況を確認している。
【0005】
特許文献1には、進捗状況を正確に把握できるようにしたソフトウェア開発の進捗分析装置が記載されており、進捗表示器にて進捗状況を確認できるようにしている。
【0006】
ところで、中日程表等を用いて成果物の確認を行う場合、中日程表を組織内に公開した際に、情報量が多くなるため、他のプロジェクトのメンバーが見ても関係のないものや、秘密事項に関するものまで公開されてしまうことがあり、公開されるとかえって作業の邪魔になったり、作業に支障をきたす項目もある。このため、従来では手作業により公開したくない項目を削除しており、省力化の面でさらなる改善が求められていた。
【特許文献1】特開2001−209530号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来のソフトウェアの開発において、作業の進捗状況を把握するため中日程表等を用いた場合、中日程表での情報量が多くなるため、公開されると作業の邪魔になったり、作業に支障をきたす項目もあり、日程表の作成に際し更なる改善が求められている。
【0008】
本発明は、ソフトウェア開発において利用する日程表の作成において、公開には不要な項目を簡単な処理でマスキングできるようにした進捗管理システム及び進捗管理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、ソフトウェア開発プロジェクトにおける作業の進捗を進捗管理表を用いて管理する進捗管理システムであって、プロジェクトの作業計画に必要な情報を収集して進捗管理表を作成する管理表作成手段と;プロジェクトにおける作業の進行状況に応じて更新された情報に基いて、前記進捗管理表のデータを更新する更新手段と;更新された進捗管理表に表されたデータの一部をマスキングするマスキング手段と;マスキング処理が施された進捗管理表を公開するための公開手段と;を具備し前記公開手段からの公開用の進捗管理表を表示手段で表示可能にしたことを特徴とする。
【0010】
また本発明は、ソフトウェア開発プロジェクトにおける作業の進捗を進捗管理表を用いて管理する進捗管理システムであって、プロジェクトの作業計画に必要な情報が格納された管理データベースと;前記管理データベースからの情報に基いて進捗管理表を作成する管理表作成手段と;プロジェクトにおける作業の進行状況を表す情報を格納し、進行状況に応じて随時更新された情報が格納される更新情報データベースと;前記更新された情報に基いて、前記管理表作成処理部で作成された進捗管理表のデータを更新する更新手段と;更新された進捗管理表に表されたデータの一部をマスキングするため、前記更新された進捗管理表の特定項目を指定する入力手段を有し、前記入力手段によって指定された項目のデータを一括してマスキングするマスキング手段と;マスキング処理が施された進捗管理表を公開するための公開手段と、を具備し前記公開処手段からの公開用の進捗管理表を表示手段で表示可能にしたことを特徴とする。
【0011】
さらに本発明は、ソフトウェア開発プロジェクトにおける作業の進捗を管理する進捗管理装置であって、プロジェクトの作業計画に必要な情報を基に日程表を作成する日程表作成処理部と;プロジェクトにおける作業の進行状況に応じて更新された情報に基いて前記日程表のデータを更新する更新処理部と;更新された日程表に表されたデータの一部をマスキングするマスキング処理部と;マスキング処理が施された日程表を公開するための公開処理部と;を具備し前記公開処理部からの公開用の日程表を表示装置で表示可能にしたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、日程表を作成する際に公開したくない項目を簡単な処理によりマスキングすることができ、省力化に貢献した進捗管理システム及び進捗管理装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【実施例】
【0014】
図1は本発明の進捗管理システムの構成図であり、進捗管理のための日程表を作成する作成処理部10を有している。この作成処理部10には、管理データベース11と更新情報を保管するデータベース12が接続されている。
【0015】
管理データベース11は、管理者から送られた大日程、中日程、小日程の作業計画に基いてプロジェクトの作業計画に必要な情報を収集し、格納するものである。更新情報データベース12は、プロジェクトにおける作業の進行状況に関する情報を格納するものであり、随時情報が更新される。
【0016】
作成処理部10は、日程表作成処理部101と、スケジュール更新処理部102と、マスキング処理部103と、公開処理部104とを含んで構成されている。マスキング処理部103には、マスキング対象箇所を指示する入力部13が接続され、公開処理部104は、ネットワーク20を介して表示手段としての端末装置14に接続されている。端末装置14は、個々のプロジェクトをまとめて監視するマネージャーや、プロジェクト内のメンバーによって観察することができる。
【0017】
次に、本発明の進捗管理システムの全体的な動作について説明する。尚、作成処理部10は、進捗管理表を作成するものであり、本発明の実施形態では進捗管理表として中日程表を作成する場合を例に説明する。
【0018】
まず、日程表作成処理部101では、管理データベース11に格納された情報から、プロジェクトの計画策定に必要な情報を収集し、中日程表を作成する。更新処理部102では、日程表作成処理部101で作成した中日程表に対して、更新情報データベース12からの更新情報を基に実績等を更新し、中日程表に表示されるデータを更新する。
【0019】
マスキング処理部103は、表示手段を含み中日程表を表示可能であり、更新処理部102で更新された中日程表のデータの一部に対してマスキン処理を実施する。マスキング処理は、各プロジェクトに対してマスキングしたい部分を依頼し、入力部13を介してマスキングしたい箇所を指示することによって行う。
【0020】
マスキング処理が施された中日程表は、公開処理部104によってファイルに別名で保存され、中日程表のファイルはネットワーク20を経由して配信され、端末装置15によって表示され、観察可能となる。
【0021】
図2は、マスキング処理が行われる前の中日程表31の一例を示し、図3はマスキングされた中日程表51を示している。
【0022】
中日程表31は大日程の作業項目をブレークダウンしたものであり、主要な作業成果物に対応する作業項目で定義され、図2の例では、項目名が「システム設計」であり、主要な作業実施項目として「要求分析の実施」と「システム構成検討」が掲げられている。それぞれの作業実施項目の中はさらに細分化され、「仕様調達資料作成」、「日程調整」・・・などの項目があり、それら細分化項目に対して担当者、実績値、成果物、実施タイミング等の表示欄が設けられている。この中日程表31は、表計算ソフトを使用して作成され、実績等を入力して更新することができる。
【0023】
このような中日程表を用いることにより、成果物等を確認することで進捗状況を把握することができる。
【0024】
次にマスキング処理部103及び公開処理部104の動作について図4のフローチャートを参照して説明する。
【0025】
まず、ステップS1では、更新処理部102によって更新された中日程表31を表計算ソフトを使用して開く。ステップS2では、中日程表31のファイル作成ボタン32を押下する事により、マスキング列を指定するためのダイアログ41が表示される。ダイアログ41の一例を図5に示す。
【0026】
次のステップS3では、ダイアログ41の指定列エリア42にマスキングしたい列名を入力して、OKボタンを押下することでマスキング列の検索が開始される。ステップS4では、中日程表31の検索対象33からステップS3で指定したマスキング列名を検索する。
【0027】
ステップS5では、検索した結果、該当する列に対してデータの有無をセル毎に確認する。ステップS6において、該当する列にデータが存在する場合は、セル毎にデータを消去し、ステップS7では、該当列全てのデータが消去されたかどうかを判断する。そしてステップS8で該当列全てのデータ消去が終了するとマスキング終了となり、マスキング処理が施された中日程表51(図3)が表示される。図3では実績値の欄52の数値がマスキングされた例を示している。
【0028】
次に、マスキング処理部103でマスキングされた公開用の中日程表51が、公開処理部104でファイルに別名で保存され、保存した中日程表を組織のホームページ上に公開する。これにより、ネットワーク20に接続された端末装置14で公開用の中日程表51を閲覧可能となる。
【0029】
尚、マスキング処理部103でのマスキング処理はプロジェクトの管理部門が行うもので、プロジェクト内に対してマスキングしたい部分を問い合わせ、入力部13からマスキング指示を入力することができる。
【0030】
このように、本発明の進捗管理システムでは、ソフトウェア開発において利用する日程表の作成時に、公開には不要な項目や秘密事項を簡単な処理でマスキングすることができる。またマスキング処理部103で一括してマスキング処理を行うため、省力化が可能となる。さらに、プロジェクトメンバーが個々にマスキングする必要がないため、マスキングのミスも削減することができる。
【0031】
尚、以上の説明に限定されることなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば上述した例では中日程表に対するマスキング処理について説明したが、他の日程表に対してもマスキングをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の進捗管理システムの構成を説明する構成図。
【図2】同実施形態において作成された中日程表の一例を示す説明図。
【図3】同実施形態において作成された中日程表にマスキング処理を施した例を説明する説明図。
【図4】同実施形態おいて作成された中日程表に対するマスキングの動作を説明するフローチャート。
【図5】同実施形態におけるマスキング処理時の動作説明用の説明図。
【符号の説明】
【0033】
10…作成処理部
11…管理データベース
12…更新情報データベース
13…入力部
14…端末装置
20…ネットワーク
31…中日程表(進捗管理表)
51…マスキング処理された中日程表(進捗管理表)
101…日程表作成処理部
102…更新処理部
103…マスキング処理部
104…公開処理部




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013