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発明の名称 無線カード及び無線通帳類
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−11590(P2007−11590A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−190052(P2005−190052)
出願日 平成17年6月29日(2005.6.29)
代理人 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦
発明者 土元 祐二
要約 課題
曲げや、ねじりの力が加えられてもリード部が断線することのないようにする。

解決手段
カード本体と、このカード本体内に設けられ、LSI7を実装する基板と、この基板にLSI7を被覆するように塗布された接着剤13,14と、この接着剤13,14を介して基板に接着され、LSI7を保護する補強部材16,17と、LSI7に電気的に接続され、基板に沿って接着剤13,14の外周エッジ部13a,14aから外方に延出するアンテナ5とを具備し、アンテナ5は、LSI7の外周エッジ部7aに対応する部位11aの幅寸法を第1の幅寸法とし、接着剤13,14の外周エッジ部13a,14aに対応する部位の幅寸法を前記第1の幅寸法よりも大きな第2の幅寸法とする。
特許請求の範囲
【請求項1】
カード本体と、
このカード本体内に設けられ、LSIを実装する基板と、
この基板に前記LSIを被覆するように塗布された接着剤と、
この接着剤を介して前記基板に接着され、前記LSIを保護する補強部材と、
前記LSIに電気的に接続され、前記基板に沿って前記接着剤の外周エッジ部から外方に延出するアンテナとを具備し、
前記アンテナは、前記LSIの外周エッジ部に対応する部位の幅寸法を第1の幅寸法とし、前記接着剤の外周エッジ部に対応する部位の幅寸法を前記第1の幅寸法よりも大きな第2の幅寸法とすることを特徴とする無線カード。
【請求項2】
前記アンテナは、第1の幅寸法部分から第2の幅寸法部分に向かってその幅寸法を徐々に増大させることを特徴とする請求項1記載の無線カード。
【請求項3】
前記アンテナは、前記接着剤の外周エッジ部を越えた部位からその幅寸法を徐々に減少させることを特徴とする請求項1記載の無線カード。
【請求項4】
通帳類本体と、
この通帳類類本体内に設けられ、LSIを実装する基板と、
前記基板に前記LSIを被覆するように塗布された接着剤と、
この接着剤を介して前記基板に接着され、前記LSIを保護する補強部材と、
前記LSIに電気的に接続され、前記基板に沿って前記接着剤の外周エッジ部から外方に延出するアンテナとを具備し、
前記アンテナは、前記LSIの外周エッジ部に対応する部位の幅寸法を第1の幅寸法とし、前記接着剤の外周エッジ部に対応する部位の幅寸法を前記第1の幅寸法よりも大きな第2の幅寸法とすることを特徴とする無線通帳類。
【請求項5】
前記アンテナは、前記第1の幅寸法部分から第2の幅寸法部分に向かってその幅寸法を徐々に増大させることを特徴とする請求項4記載の無線通帳類。
【請求項6】
前記アンテナは、前記接着剤の外周エッジ部を越えた部位からその幅寸法を徐々に減少させることを特徴とする請求項4記載の無線通帳類。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、定期乗車券として用いられる無線カード及び無線通帳類に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の無線カードはそのカード本体内にLSIを備えている。LSIは基板上に搭載され、LSIの上側には接着剤を介して上補強材が設けられ、下側には基板及び接着剤を介して下補強材が設けられている。さらに、基板上にはアンテナが形成されている。このアンテナはLSIにリード部を介してアンテナパターンを接続することにより無線回路を構成し、この無線回路により非接触で外部とのデータ通信を行なうようになっている。
【0003】
上記したLSIは端子を有し、この端子にはバンプが形成されている。基板上にはランド部が形成されている。LSIは、その端子のバンプを基板上のランド部にフリップチップ実装して電気的に接続される。また、アンテナパターンはリード部を介してランド部に接続される。
【0004】
ところで、LSIの実装時には、熱によって基板が反ることによりリード部がLSIのエッジ部に接触してショートしてしまうことがある。
【0005】
これを防ぐために、リード部におけるLSIの外周エッジ部に該当する部分はできるだけ幅寸法が小さくなるように狭く形成されている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2004−343000公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来においては、リード部の幅寸法をその全長に亘って狭く形成していたため、強度的に十分ではなかった。
【0007】
このため、無線カードに曲げ、あるいは、ねじりの力が加えられてリード部が接着剤の外周エッジ部で擦すれると断線し機能不良を起こすという問題があった。
【0008】
本発明は、上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、曲げや、ねじりの力が加えられてもリード部が断線することのないようにした無線カード及び無線通帳類を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、請求項1記載のものは、カード本体と、このカード本体内に設けられ、LSIを実装する基板と、この前記基板に前記LSIを被覆するように塗布された接着剤と、この接着剤を介して前記基板に接着され、前記LSIを保護する補強部材と、前記LSIに電気的に接続され、前記基板に沿って前記接着剤の外周エッジ部から外方に延出するアンテナとを具備し、前記アンテナは、前記LSIの外周エッジ部に対応する部位の幅寸法を第1の幅寸法とし、前記接着剤の外周エッジ部に対応する部位の幅寸法を前記第1の幅寸法よりも大きな第2の幅寸法とすることを特徴とする。
【0010】
請求項4記載のものは、通帳類本体と、この通帳類類本体内に設けられ、LSIを実装する基板と、前記基板に前記LSIを被覆するように塗布された接着剤と、この接着剤を介して前記基板に接着され、前記LSIを保護する補強部材と、前記LSIに電気的に接続され、前記基板に沿って前記接着剤の外周エッジ部から外方に延出するアンテナとを具備し、前記アンテナは、前記LSIの外周エッジ部に対応する部位の幅寸法を第1の幅寸法とし、前記接着剤の外周エッジ部に対応する部位の幅寸法を前記第1の幅寸法よりも大きな第2の幅寸法とすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、曲げや、ねじり等の外力が加わった場合でも、接着剤の外周エッジ部おいてリード部を断線させることがなく、機能を良好に維持することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態である無線カードを示す平面図である。
【0013】
この無線カードは、カード本体1を有し、このカード本体1内には基板2が設けられている。基板2上にはLSI実装部4及びアンテナ5が設けられている。
【0014】
図2は、LSI実装部4を示す断面図で、図3はその平面図である。
【0015】
基板2上にはLSI7が設けられ、LSI7の端子には金製のバンプ8が形成されている。基板2上には銀ペースト製のランド部10が形成されている。LSI7はそのバンプ8をランド部10にフリップチップ実装して電気的に接続される。
【0016】
アンテナ5は図1に示すように銀ペースト或いはアルミニューム製のリード部11とアンテナパターン12とを有して構成されている。アンテナ5はリード部11を介してランド部10に電気的に接続され、図4に示すような等価回路が構成されている。この回路構成により、非接触で外部とのデータ通信を行うことができるようになっている。リード部11は基板2に沿って後述する上部接着剤13の外周エッジ部から外方に延出されている。
【0017】
また、基板2には、LSI7を覆うように上下部のエポキシ系樹脂である接着剤13,14が塗布され、これら接着剤13,14を介して上下部のステンレス製の補強部材16,17が接着されている。LSI7はこれら補強部材16,17によって外部からの衝撃や、無線カードの曲げ、ねじり等の外圧から保護される。
【0018】
このように構成されるLSI実装部4及び基板2はポリエチレンテレフタレート製のシート材20によって被覆されている。
【0019】
ところで、上記LSI7の実装時には熱の影響などにより基板2が図5に示すように反り返ってリード部11のLSI7の外周エッジ部7aに対応する部位11aが外周エッジ部7aに接触してショートしてしまうことがある。
【0020】
このショートを防止するため、リード部11のLSI7のエッジ部7aに対応する部位11aはできるだけ狭い幅寸法(第1の幅寸法)で形成されている。
【0021】
しかしながら、従来においては、図10に示すようにリード部11の幅寸法をその全長に亘って狭く形成するため、無線カードに曲げ、或いは、ねじり等の外力が加わって、図6で示すように上下部の接着剤13,14の硬いエッジ部13a,14aにおいてリード部11に対し繰り返し曲げ応力が加えられると、リード部11が断線してしまうことがあった。
【0022】
そこで、本実施の形態においては、リード部11のLSI7の外周エッジ部7aに該当する部位11aの幅寸法(第1の幅寸法)は狭くするが、図3に示すように上下部の接着剤13,14の硬いエッジ部13a、14aに対応する部位11bの幅寸法(第2の幅寸法)は、第1の幅寸法の部位11aよりも大として強度を増大させている。
【0023】
このようにリード部11の部位11bの強度を増大させることにより、上下部の接着剤13,14の硬いエッジ部13a,14aにおいてリード部11に繰り返し曲げ応力が加えられても、リード部11の断線を確実に防止することができる。
【0024】
図7はリード部の他の例を示すものである。
【0025】
このリード部21のLSI7の外周エッジ部7aに該当する部分21aは上記したリード部11と同様に幅寸法を狭く(第1の幅寸法)形成するが、LSI7の外周エッジ部7aから接着剤13,14の外周エッジ部13a,14aに向かってその幅寸法を徐々に増大させて第2の幅寸法にしている。このリード部21によれば、上記したリード部11よりも強度を向上できる利点がある。
【0026】
なお、アンテナパターン12がその幅寸法を大きくすることにより抵抗が増え、通信特性に悪影響を及ぼす場合には、アンテナパターン12の幅寸法を徐々に狭くなるように形成するようにしても良い。
【0027】
図8は、リード部のさらに他の例を示すものである。
【0028】
このリード部25は、LSIエッジ部7aに該当する部位25aの幅寸法を、ランド部10の幅寸法よりも狭くしている。このリード部25によれば、LSI7の外周エッジ部7aにおけるショートをより一層確実に防止することができる。
【0029】
図9は本発明の第2の実施の形態である無線通帳類を示すものである。
【0030】
この無線通帳類は表紙31とこの表紙31間に綴じられる複数枚の用紙32とによって構成される通帳類本体33を有している。この通帳類本体33の用紙32間に上記したLSI実装部4及び基板2が介在されて無線通帳類が構成されている。
【0031】
この第2の実施の形態においても、上記した第1の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0032】
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の第1の実施の形態である無線カードを示す平面図。
【図2】図1の無線カードのLSI実装部を示す側断面図。
【図3】図2のLSI実装部を示す平面図。
【図4】図1の無線カードの等価回路を示す図。
【図5】LSIの実装時に基板が反った状態を示す図。
【図6】無線カードの基板に曲げが加えられた状態を示す図。
【図7】図2のLSI実装部のリード部の他の例を示す平面図。
【図8】図2のLSI実装部のリード部のさらに他の例を示す平面図。
【図9】本発明の第2の実施の形態である無線通帳類を示す図。
【図10】従来のLSI実装部を示す平面図。
【符号の説明】
【0034】
1…カード本体、2…基板、5…アンテナ、10…ランド部、8…バンプ、7…LSI、11,21,25…リード部、12…アンテナパターン、13,14…接着剤、16,17…補強部材、33…通帳類本体。




 

 


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