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発明の名称 表示装置、製造番号確認方法、および製造番号登録方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−11447(P2007−11447A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−187918(P2005−187918)
出願日 平成17年6月28日(2005.6.28)
代理人 【識別番号】100071526
【弁理士】
【氏名又は名称】平田 忠雄
発明者 正木 修
要約 課題
電子機器を分解することなく部品の製造番号を容易に確認することのできる表示装置、製造番号確認方法、および製造番号登録方法を提供する。

解決手段
TV装置1を構成する映像表示器21の製造番号を記憶部27に記憶しておき、読み出し要求に基づいて記憶部27から読み出して映像表示器21に可視表示させるようにしたので、映像表示器21の不具合が生じたときにTV装置1を分解して製造番号を確認する手間と作業を省くことができ、良否判定や保守作業の迅速性を高めることができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
機器を構成する部品の製造番号を記憶する記憶部と、
読み出し要求に基づいて前記記憶部から読み出された前記製造番号を可視表示する表示部とを有することを特徴とする表示装置。
【請求項2】
前記記憶部は、前記部品に付与される前記製造番号が記されたラベルの光学読取に基づいて前記製造番号を記憶する請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記記憶部は、前記部品の製造番号格納部に格納された前記製造番号を前記機器への組み付けに基づいて読み出すことにより記憶する請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記表示部は、前記機器を遠隔操作するリモートコントローラの遠隔操作信号に基づいて前記記憶部から読み出された前記製造番号を可視表示する請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記記憶部は、前記機器に接続される外部機器の読み出し要求に基づいて前記製造番号を前記外部機器に出力する請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
機器を構成する部品の製造番号を記憶部に記憶するステップと、
読み出し要求に基づいて前記記憶部から前記製造番号を読み出すステップと、
前記記憶部から読み出された前記製造番号を表示部に可視表示させるステップとを有することを特徴とする表示装置の製造番号確認方法。
【請求項7】
機器を構成する部品の製造番号を記憶部に記憶するステップと、
読み出し要求に基づいて前記記憶部から前記製造番号を読み出すステップと、
前記記憶部から読み出された前記製造番号を前記機器に接続される外部機器に出力するステップとを有することを特徴とする表示装置の製造番号確認方法。
【請求項8】
前記製造番号を前記記憶部に記憶するステップは、前記部品を前記機器に組み込む前に行われる請求項6又は7に記載の表示装置の製造番号確認方法。
【請求項9】
前記製造番号を前記記憶部から読み出すステップは、前記機器のサービスモードにおいて行われる請求項6又は7に記載の表示装置の製造番号確認方法。
【請求項10】
機器に部品を組み付けるステップと、
前記機器に組み付けられた部品から製造番号を読み出すステップと、
読み出された前記製造番号を前記機器の記憶部に記憶するステップとを有することを特徴とする表示装置の製造番号登録方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、テレビジョン装置(以下、TV装置という)等に用いられる表示装置、その表示装置の製造番号確認方法、および製造番号登録方法に関し、特に、分解することなく製造番号を確認できるようにする表示装置、製造番号確認方法、および製造番号登録方法に関する。
【背景技術】
【0002】
今日の電子機器は、複数の部品によって構成されている。これら部品は工業製品であることにより、同一の部品でも形状、性能的に完全同一のものを製造することは難しい。同一の部品であっても、例えば、製造ロットが異なることで僅かな個体差が生じることがあり、製品としての一定の品質が満たされるように予め定めた許容値の範囲にある部品を用いて製造される。
【0003】
また、近年では、電子機器の多機能化、高性能化が進み、さらに高度な電子制御を行うことで優れた利便性を実現している反面、設計製造時では把握できなかった不具合が実際の使用によって発見されることがある。そのため、エンドユーザーが不利益を被ることのないように、アフターサービスとして製品購入後に電子機器の故障診断やソフトウエアの更新等の処置を施すことで電子機器の修復を図ることが行われている。
【0004】
このようなアフターサービスを適切に行うものとして、サービスマンが顧客先のTV装置からCATVセンターに設置されたデータベースにアクセスして修理すべき機器を特定し、その機器に対応する修理サービス情報を得る修理サービス装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
特許文献1に記載される修理サービス装置によれば、CATVセンターに設置されたデータベースと対話形式で情報の交換を行うことで、不良箇所を特定でき、修理サービス情報に従って故障機器の修理を効率良く行うことができる。
【特許文献1】特許第3551203号公報〔0024〕〜〔0054〕
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1によると、データベースを参照することにより不良箇所を特定できても、不良箇所の部品が如何なるものであるかを特定できないため、部品に固有の不具合が生じていてもこれに対して適切な処置を施すことができないという問題がある。
【0007】
例えば、近年TV装置等に多く採用されている液晶ディスプレイでは、高度な技術によって精密に製造された液晶パネルが用いられているが、液晶パネル毎の色再現性を完全に一致させることは困難であるので、液晶パネル毎に適切なガンマデータを付与して一定の品質の色再現性が得られるように表示制御が行われる。また、液晶パネルに限らず、プラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel:PDP)や今後の普及が期待される表面電界ディスプレイ(Surface-conduction Electron-emitter Display)についても同様であり、部品交換等の大掛かりな作業を発生させることなく、不具合に迅速に対応できることが重要である。
【0008】
部品を特定する情報として、製造番号が挙げられるが、不具合等の発生時に部品の製造番号を確認するには、機器を分解して部品を直接確認しなければならず、機器の分解に手間と時間を要し、容易に行うことができない。
【0009】
従って、本発明の目的は、電子機器を分解することなく部品の製造番号を容易に確認することのできる表示装置、製造番号確認方法、および製造番号登録方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、上記の目的を達成するため、機器を構成する部品の製造番号を記憶する記憶部と、読み出し要求に基づいて前記記憶部から読み出された前記製造番号を可視表示する表示部とを有することを特徴とする表示装置を提供する。
【0011】
また、本発明は、上記の目的を達成するため、機器を構成する部品の製造番号を記憶部に記憶するステップと、読み出し要求に基づいて前記記憶部から前記製造番号を読み出すステップと、前記記憶部から読み出された前記製造番号を表示部に可視表示させるステップとを有することを特徴とする表示装置の製造番号確認方法を提供する。
【0012】
また、本発明は、上記の目的を達成するため、機器を構成する部品の製造番号を記憶部に記憶するステップと、読み出し要求に基づいて前記記憶部から前記製造番号を読み出すステップと、前記記憶部から読み出された前記製造番号を前記機器に接続される外部機器に出力するステップとを有することを特徴とする表示装置の製造番号確認方法を提供する。
【0013】
また、本発明は、上記の目的を達成するため、機器に部品を組み付けるステップと、前記機器に組み付けられた部品から製造番号を読み出すステップと、読み出された前記製造番号を前記機器の記憶部に記憶するステップとを有することを特徴とする表示装置の製造番号登録方法を提供する。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、電子機器を分解することなく部品の製造番号を容易に確認することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る表示装置としてのTV装置の全体構成を示す斜視図である。
【0016】
(TV装置1の構成)
このTV装置1は、正面に映像表示器21を設けられる本体部2と、本体部2を支持する脚部3と、脚部3を取り付けられる基台部4と、TV装置1を遠隔操作するリモートコントローラ5によって構成されている。
【0017】
本体部2は、例えば、SED、液晶パネル等で構成された映像表示器21の映像表示面21Aが正面に配置された構成を有し、脚部3を支点として仰角を任意に可変できるように構成されている。また、映像表示器21の下方にスピーカ22と、リモートコントローラ5から送信される遠隔操作信号光を受信する受光部23と、映像表示器21の画質調整用スイッチやデータ入出力用の端子部を備え、正面を開閉自在な蓋によって保護された操作部24とを有する。
【0018】
リモートコントローラ5は、薄板状の本体表面にTV装置1の電源スイッチおよびチャンネル選択スイッチ、その他TV装置1に設けられる機能を呼び出すための種々のファンクションスイッチからなるスイッチ群50を有し、スイッチ群50の操作に基づいて図示しない発光部から本体部2に設けられる受光部23に遠隔操作信号光を送信する。
【0019】
図2は、本発明の第1の実施の形態に係るTV装置の回路ブロック図である。
【0020】
TV装置1は、アンテナ6を介して選局したチャンネルの信号を受信するテレビ機能部25と、テレビ機能部25の出力信号から映像信号と音声信号とを取り出す信号処理部26と、信号処理部26から出力される音声信号に基づいて音声出力を行うスピーカ22と、信号処理部26から出力される映像信号に基づいて映像を表示する映像表示器21と、映像表示器21の製造番号を記憶する記憶部27と、TV装置1に周辺機器を接続するデータ入出力用の端子部を備えたI/F部28と、TV装置1の各部を制御するとともに読み出し要求に基づいて記憶部27から映像表示器21の製造番号を読み出して映像表示面21Aに表示させる制御部29とを有する。
【0021】
記憶部27は、TV装置1を構成する部品の製造番号を格納するハードディスクドライブ(HDD)やフラッシュメモリであり、サービスモードにおいて制御部29から部品について読み出し要求を受けると、該当する部品の製造番号を出力する。本実施の形態では、部品として映像表示器21の製造番号を記憶部27に記憶している。
【0022】
図3は、映像表示器の製造番号の光学読み取りを示す図である。
【0023】
映像表示器21の製造番号を記憶部27に記憶させるには、例えば、バーコードリーダー7で映像表示器21の裏面21Bに貼り付けられた製造番号ラベル21Cを光学読み取りすることにより行う。バーコードリーダー7はI/F部28に接続されており、制御部29はI/F部28から入力する製造番号のデータを記憶部27に記憶させる。
【0024】
図4は、記憶部に格納された映像表示器の製造番号を出力する過程を示すブロック図である。
【0025】
第1の実施の形態において、製造番号の出力形態はサービスモードにおける映像表示器21への可視表示と、サービスモードにおいてI/F部に設けられるサービス用コネクタ280からTV装置1外の機器へのデータ出力がある。
【0026】
図5は、映像表示器の映像表示面に表示された表示映像を示す図であり、(a)はサービスモードにおける初期映像、(b)はサービスモードにおいて製造番号を可視表示させたときの映像である。
【0027】
サービスモードは、例えば、顧客先でサービスマンがリモートコントローラ5のスイッチ群50を操作してサービスモードを指定することにより表示される。サービスモードが指定されると、図4(a)に示すように映像表示面21Aの右上に「S」のサービスモードマーク210Aを含む表示映像210が表示される。
【0028】
同図においては、「+:進む」、「−:戻る」、「〔入力切替〕:メニュー」、「決定」のファンクションキー表示210Bも合わせて表示されている。「+、−、〔入力切替〕、決定」はスイッチ群50に設けられるスイッチを表している。
【0029】
図5(b)は、メニューで指定された部品の製造番号表示を指定したときの製造番号表示映像を示す図である。サービスモードにおいて映像表示器21の製造番号の表示要求があると、(a)に示す映像表示面21Aにさらに部品名と製造番号とを含む表示映像211が表示される。ここで、製造番号については5桁の数字が示されているが、製造番号のフォーマットについては一例を示しているに過ぎず、英文字や記号、数字からなる製造番号であっても良い。
【0030】
図6は、映像表示器について提供されるサービスデータを部分的に示す図である。
【0031】
このサービスデータは、例えば、サービスマンがインターネットを利用して映像表示器を供給しているメーカーのホームページにアクセスし、サービスデータをダウンロードすることで入手できるものであり。映像表示器21の製造番号に対応して適用されるガンマデータのタイプ(Aタイプ、Bタイプ、又はCタイプ)、さらに備考情報として一部の部品の交換が必要なものを「○」で示している。
【0032】
図7は、サービスモードにおける製造番号確認方法のフローチャートである。以下に、図1から図6にかけての図面と合わせて第1の実施の形態に係る製造番号確認方法を説明する。
【0033】
まず、顧客先でサービスマンがリモートコントローラ5のスイッチ群50を操作してサービスモードを指定する(S1)。
【0034】
リモートコントローラ5は、サービスモードの選択信号に応じた遠隔操作信号光を受光部23に送信する。本体部2の受光部23は、受光した遠隔操作信号光に基づくサービスモードの選択信号を制御部29に出力する。制御部29は、サービスモードの選択信号を受けて図5(a)に示す表示映像210を表示させるように信号処理部26を制御する。
【0035】
ここで、サービスマンが図5(a)に示すファンクションキー表示210Bに基づいて映像表示器21の製造番号を表示するようにリモートコントローラ5を操作すると、製造番号の表示要求信号光が受光部23に送信される。本体部2の受光部23は、受光した表示要求信号光に基づく製造番号の表示要求信号を制御部29に出力する。制御部29は、表示要求信号を受けて記憶部27から映像表示器21の製造番号を読み出し(S2)、図5(b)に示すように部品名と製造番号を含む表示映像211を表示させるように信号処理部26を制御する(S3)。
【0036】
サービスマンは、表示映像211に表示された製造番号と、図6に示すサービスデータとの照合を行う(S4)。
【0037】
照合した製造番号から、映像表示器21がガンマデータの更新が必要なサービス対象である場合(S5:YES)、サービスマンはリモートコントローラ5を操作してTV装置1に適用する更新されたガンマデータの衛星ダウンロードを実行し、ダウンロードされたガンマデータのインストールを行う(S6)。
【0038】
具体的には、記憶部27から読み出された映像表示器21の製造番号が「10200」であったとき、図6に示すサービスデータとの照合によってBタイプのガンマデータを適用する旨の作業指示が明示されていた場合にBタイプのガンマデータを衛星ダウンロードしてインストールする作業を行うことで、対象となる映像表示器21に最適なBタイプのガンマデータが適用される。
【0039】
また、映像表示器21がガンマデータの更新が必要なサービス対象でない場合(S5:NO)、サービスマンは映像表示器21以外の部分について故障診断を行う。
【0040】
(第1の実施の形態の効果)
上記した第1の実施の形態によると、TV装置1を構成する映像表示器21の製造番号を記憶部27に記憶しておき、読み出し要求に基づいて記憶部27から読み出して映像表示器21に可視表示させるようにしたので、映像表示器21の不具合が生じたときにTV装置1を分解して製造番号を確認する手間と作業を省くことができ、良否判定や保守作業の迅速性を高めることができる。映像表示器21の一例として述べたSEDは、画素数に応じた電子放出部を配置したガラス基板と、蛍光体の塗布によって画素を形成したガラス基板とを近接して配置し、その間を真空封止した薄型構造になっており、応答性、色再現性、広視野性、大型画面、低消費電力等の利点を有する。本発明は斯る映像表器21のアフターサービスにおいて特に効果を発揮し、ユーザの希望するカラー画質を大型画面において長時間にわたって提供する。
【0041】
製造番号の可視表示に基づいて部品を容易に特定できることにより、TV装置1の不具合だけでなく、例えば、製造工程において部品について発見された問題に対して遅滞無く対応することが可能になる。
【0042】
なお、第1の実施の形態では、部品としての映像表示器21の製造番号を記憶部27に記憶し、読み出し要求に応じて読み出す構成を説明したが、映像表示器21以外の部品の製造番号を前述のバーコードリーダーで読み取り入力するか、キーボード等の入力装置で手入力することにより記憶し、読み出し要求に応じて読み出して可視表示させるようにしても良い。
【0043】
また、第1の実施の形態では、TV装置1の映像表示器21に製造番号を可視表示する構成を説明したが、TV装置1外の機器からの読み出し要求に基づいて製造番号を外部出力することも可能である。
【0044】
この場合、図4に示すサービス用コネクタ280を介してTV装置1外の機器から制御部29に製造番号要求信号が入力すると、制御部29は製造番号要求信号に応じた部品の製造番号を記憶部27から読み出し、サービス用コネクタ280を介してTV装置1外の機器に出力する。
【0045】
このような方法によれば、例えば、映像表示器21の故障により製造番号を可視表示できない状況において、サービスマンがPC等の端末装置をサービス用コネクタ280に接続することで部品の製造番号を容易かつ速やかに入手でき、TV装置1を分解するといった面倒な作業を不要にできる。
【0046】
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る表示装置としてのTV装置の全体構成を示す斜視図である。以下の説明において、第1の実施の形態と同一の構成および機能を有する部分については共通の符号を付している。
【0047】
(TV装置1の構成)
第2の実施の形態では、TV装置1の映像表示器21に製造番号格納部212を設け、映像表示器21の製造番号を格納した構成について第1の実施の形態と相違している。製造番号格納部212は、例えば、映像表示器21に組み込み可能な半導体メモリで形成されている。
【0048】
図9は、映像表示器の製造番号を記憶部に登録する構成のブロック図であり、図10はその手順を示すフローチャートである。以下にフローチャートを参照しつつ製造番号の登録方法を説明する。ここでは、製造ラインにおいてTV装置に実装された映像表示器の製造番号を記憶部に登録する手順について述べる。
【0049】
TV装置の製造ラインにおいて、オペレータがTV装置1に映像表示器21を実装すると(S11)、制御部29は、映像表示器21に対して製造番号要求信号を出力する。この製造番号要求信号に対して映像表示器21は製造番号格納部212に格納されている製造番号を制御部29に送信し、制御部29はこれを受信する(S12)。制御部29は、製造番号を正しく取得すると(S13:YES)、記憶部27に製造番号を記憶させる(S14)。また、制御部29は、製造番号を一定の時間内に受信できないとき、予め定めた回数で映像表示器21に製造番号要求信号を送信(リトライ)する(S15)。リトライを繰り返しても製造番号を受信できないとき、制御部29はエラー処理を行う(S16)。このエラー処理は、例えば、ビープ音等の音声出力や、LEDランプの点滅表示等によってオペレータに受信不可を知らせるものであっても良い。
【0050】
(第2の実施の形態の効果)
上記した第2の実施の形態によると、第1の実施の形態の好ましい効果に加え、TV装置1に映像表示器21を実装することで記憶部27に映像表示器21の製造番号を登録できるので、製造ラインで光学読み取りを行う手間を省くことができる。また、製造番号の登録が行われることで部品の接続確認および良否判定が容易に行える。
【0051】
本実施の形態で述べた映像表示器21の製造番号登録方法によれば、SEDあるいは液晶パネルだけでなく、より高価なプラズマディスプレイパネル、あるいはCRT(Cathode Ray Tube)について、初期不良の早期発見、ガンマデータやその他のソフトウエアの更新が的確に行えるようになり、修理費用の負担等でエンドユーザーに不利益が及ぶことを防ぐことができる。
【0052】
なお、上記した第2の実施の形態についても部品は映像表示器21に限定されず、他の部品であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る表示装置としてのTV装置の全体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るTV装置の回路ブロック図である。
【図3】映像表示器の製造番号の光学読み取りを示す図である。
【図4】記憶部に格納された映像表示器の製造番号を出力する過程を示すブロック図である。
【図5】映像表示器の映像表示面に表示された表示映像を示す図であり、(a)はサービスモードにおける初期映像、(b)はサービスモードにおいて製造番号を可視表示させたときの映像である。
【図6】映像表示器について提供されるサービスデータを部分的に示す図である。
【図7】サービスモードにおける製造番号確認方法のフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る表示装置としてのTV装置の全体構成を示す斜視図である。
【図9】映像表示器の製造番号を記憶部に登録する構成のブロック図である。
【図10】映像表示器の製造番号を記憶部に登録する手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0054】
1…テレビジョン(TV)装置、2…本体部、3…脚部、4…基台部、5…リモートコントローラ、6…アンテナ、7…バーコードリーダー、21…映像表示器、21A…映像表示面、21B…裏面、21C…製造番号ラベル、22…スピーカ、23…受光部、24…操作部、25…テレビ機能部、26…信号処理部、27…記憶部、28…I/F部、29…制御部、50…スイッチ群、210…表示映像、210B…ファンクションキー表示、211…表示映像、212…製造番号格納部、280…サービス用コネクタ




 

 


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