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発明の名称 情報処理装置及び電話交換装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−6372(P2007−6372A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−186874(P2005−186874)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦
発明者 渡邉 猛雄
要約 課題
内部メモリの記憶容量を超える場合に、人手を介することなく内部メモリ中の記録情報を保護し得る電話交換装置を提供する。

解決手段
電話交換装置1のスロット21に外部メモリ3を装着しておき、ファイル転送制御部17において、記憶部15の記憶容量が上限設定値を超えるか否かを判定し、上限設定値を超える場合に、記憶部15に記憶されている古いログデータを外部メモリ3に転送して記録するようにしている。
特許請求の範囲
【請求項1】
通信情報を処理する情報処理装置であって、
前記通信情報の処理履歴に関する処理記録情報を第1の記録媒体に記録する記録手段と、
前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体を接続する接続手段と、
前記第1の記録媒体中の記録情報量が基準値に達することを検出する検出手段と、
前記第1の記録媒体中の記録情報量が基準値に達したことが検出されるとき、前記第1の記録媒体中の前記処理記録情報を前記第2の記録媒体に転送して記録する制御手段とを具備したことを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
複数の電話端末間の交換処理を実行する電話交換装置であって、
前記交換処理の処理履歴に関する処理記録情報を第1の記録媒体に記録する記録手段と、
前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体を接続する接続手段と、
前記第1の記録媒体中の記録情報量が基準値に達することを検出する検出手段と、
前記第1の記録媒体中の記録情報量が基準値に達したことが検出されるとき、前記第1の記録媒体中の前記処理記録情報を前記第2の記録媒体に転送して記録する制御手段とを具備したことを特徴とする電話交換装置。
【請求項3】
前記接続手段は、前記第2の記録媒体が可搬型記録媒体であるとき、前記第2の記録媒体が着脱自在に装着される装着手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の電話交換装置。
【請求項4】
前記接続手段は、前記第2の記録媒体が接続された通信ネットワークを接続することを特徴とする請求項2記載の電話交換装置。
【請求項5】
前記制御手段は、
前記第1の記録媒体中の記録情報量が基準値に達したことが検出されるとき、前記第1の記録媒体中の前記処理記録情報を前記第2の記録媒体に転送して記録する第1の処理モードと、
前記第1の記録媒体中の記録情報量が基準値に達したことが検出される場合にも、前記第1の記録媒体に前記処理記録情報を上書きする第2の処理モードと、
指定操作入力に応じて、前記第1及び第2の処理モードを選択的に実行する選択制御手段とを備えたことを特徴とする請求項2記載の電話交換装置。
【請求項6】
前記制御手段は、システムリセット時に、前記第1の記録媒体中の処理記録情報を前記第2の記録媒体に転送して記録することを特徴とする請求項2記載の電話交換装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記第1の記録媒体中の処理記録情報を前記第2の記録媒体に転送するとき、前記第1の記録媒体中の処理記録情報を前記第2の記録媒体の記録情報のファイル形式に変換する変換手段を備えることを特徴とする請求項2記載の電話交換装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、通信情報を処理する情報処理装置と、複数の電話端末間の交換処理を実行する電話交換装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電話交換装置は、処理中に遭遇した内部的または外部的な異常を検出し、エラー/アラームログとして記録する。また、ソフトウェアの呼処理・保守が動作した際に、やり取りしたメッセージとその内容を記録できる。ログ情報は電話交換装置の内蔵メモリ内または外部記憶媒体に格納される。ログのフォーマットは、タイムスタンプが付与され、マニュアル等によって内容を解読できるものとなる。ログはある程度長い時間保持される。
【0003】
しかしながら、内蔵メモリの蓄積容量越え、あるいは内蔵メモリの上限設定値を超えてしまうと、古いデータから順にファイル削除を行い、結果的に上書き状態となってしまう。このため、トラフィックの多い電話交換装置にて問題が発生した場合、問題発生時のログデータが残されていない事態が発生してしまう。このため、再度問題が発生しない場合には、問題原因を解明することが厳しい状況になる。
【0004】
現状では、問題発生した電話交換装置に対して監視を行い、メンテナンスサーバによりSNMP(Simple Network Management Protocol)を用いて、自主的にデータ採取を行わなければならない。
【0005】
なお、電話交換装置が通信ネットワークに接続されているとき、通信ネットワーク上の監視装置からの遠隔制御により電話交換装置の内蔵メモリに記録されるログデータを監視装置にて採取する手法も考えられている(例えば、特許文献1)。
【特許文献1】特開2002−63048号公報。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記手法では、監視装置に保守員やオペレータが常駐していなければ、通信ネットワーク上の電話交換装置にアクセスして内蔵メモリに記録されるログデータを採取することができない。
【0007】
この発明の目的は、内部メモリの記憶容量を超える場合に、人手を介することなく内部メモリ中の記録情報を保護し得る情報処理装置及び電話交換装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明は、上記目的を達成するために、以下のように構成される。
複数の電話端末間の交換処理を実行する電話交換装置であって、交換処理の処理履歴に関する処理記録情報を第1の記録媒体に記録する記録手段と、第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体を接続する接続手段と、第1の記録媒体中の記録情報量が基準値に達することを検出する検出手段と、第1の記録媒体中の記録情報量が基準値に達したことが検出されるとき、第1の記録媒体中の前記処理記録情報を第2の記録媒体に転送して記録する制御手段とを備えるようにしたものである。
【0009】
この構成によれば、第2の記録媒体を接続しておくことで、第1の記録媒体中の記録情報量が基準値つまり上限設定値を超える場合に、第1の記録媒体中の処理記録情報が第2の記録媒体に転送されることになる。このため、第1の記録媒体中の記録情報量が記憶容量を超える場合に、人手を介することなく第1の記録媒体中の処理記録情報を第2の記録媒体に転送して保護することができる。
【0010】
接続手段は、第2の記録媒体が可搬型記録媒体であるとき、第2の記録媒体が着脱自在に装着される装着手段を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、ユーザが可搬型記録媒体を所持している場合に、可搬型記録媒体を装置内のスロットに装着するだけで、第1の記録媒体中の記録情報量が基準値つまり上限設定値を超える恐れがある場合に、第1の記録媒体中の処理記録情報が可搬型記録媒体に転送されることになる。このため、低コストで第1の記録媒体中の処理記録情報を保護することができる。
【0011】
接続手段は、第2の記録媒体が接続された通信ネットワークを接続することを特徴とする。
この構成によれば、通信ネットワークに接続しておくだけで、第1の記録媒体中の記録情報量が基準値つまり上限設定値を超える場合に、第1の記録媒体中の処理記録情報が通信ネットワーク上の第2の記録媒体に転送されることになる。このため、装置内に可搬型記録媒体が装着されていない場合にも、通信ネットワークを利用して第1の記録媒体中の処理記録情報を保護することができる。
【0012】
制御手段は、第1の記録媒体中の記録情報量が基準値に達したことが検出されるとき、第1の記録媒体中の処理記録情報を第2の記録媒体に転送して記録する第1の処理モードと、第1の記録媒体中の記録情報量が基準値に達したことが検出される場合にも、第1の記録媒体に処理記録情報を上書きする第2の処理モードと、指定操作入力に応じて、第1及び第2の処理モードを選択的に実行する選択制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
この構成によれば、ユーザが自身で第1の記録媒体中の記録情報量が基準値つまり上限設定値を超える場合に、第1の記録媒体中の処理記録情報を第2の記録媒体に転送する必要があるか否かを判断して指示することができ、これにより真に必要な処理記録情報のみを保護することが可能となる。
【0014】
制御手段は、システムリセット時に、第1の記録媒体中の処理記録情報を第2の記録媒体に転送して記録することを特徴とする。
この構成によれば、装置内の異常発生時にシステムリセットが行なわれると、第1の記録媒体中の記録情報量が基準値つまり上限設定値を超えるか否かの判断に関係なく、即座に第1の記録媒体中の処理記録情報が第2の記録媒体に転送されることになる。このため、装置内の動作異常が第1の記録媒体中の処理記録情報に波及することを防ぐことができる。
【0015】
制御手段は、第1の記録媒体中の処理記録情報を第2の記録媒体に転送するとき、第1の記録媒体中の処理記録情報を第2の記録媒体の記録情報のファイル形式に変換する変換手段を備えることを特徴とする。
【0016】
この構成によれば、如何なるタイプの第2の記録媒体を使用しても、第1の記録媒体中の処理記録情報を第2の記録媒体に転送して記録することができる。
【発明の効果】
【0017】
以上詳述したようにこの発明によれば、内部メモリの記憶容量を超える場合に、人手を介することなく内部メモリ中の記録情報を保護し得る情報処理装置及び電話交換装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、この発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の第1の実施形態に係わる電話交換システムの構成を示すブロック図である。
【0019】
この電話交換システムは、同図に示すように、電話交換装置1に、複数(最大i個)の内線端末2(2−1〜2−i)を任意に接続して構成されている。なお、内線端末2には、アナログ電話機またはデジタルボタン電話機等が使用される。
【0020】
電話交換装置1は、さらに、タイムスイッチ11、複数(j個)の局線インタフェース回路12(12−1〜12−j)、複数(i個)の内線インタフェース回路13(13−1〜13−i)、制御部14、記憶部15、データハイウェイインタフェース部16及びファイル転送制御部17を備えており、タイムスイッチ11、局線インタフェース回路12及び内線インタフェース回路13は、PCMハイウェイ18を介して互いに接続されている。
【0021】
また、局線インタフェース回路12、内線インタフェース回路13及びデータハイウェイインタフェース部16は、データハイウェイ19を介して互いに接続されている。さらに、制御部14、記憶部15、データハイウェイインタフェース部16及びファイル転送制御部17は、CPUバス20を介して互いに接続されている。なお、タイムスイッチ11は、制御部14に直接接続されている。
【0022】
タイムスイッチ11は、制御部14の制御に基づいてPCMハイウェイ18上のタイムスロットの入れ替えを行なうことによって、局線インタフェース回路12及び内線インタフェース回路13を任意に交換接続する。
【0023】
局線インタフェース回路12には、公衆回線や専用線などの局線L(L−1〜L−j)が必要に応じて接続される。局線インタフェース回路12は、接続された局線Lに関する局線インタフェース動作を行なう。また、局線インタフェース回路12は、局線インタフェース動作に係わる種々の制御情報の授受を、データハイウェイ19、データハイウェイインタフェース部16及びCPUバス20を介して制御部14との間で行なう。
【0024】
内線インタフェース回路13には、内線端末2が必要に応じて接続される。内線インタフェース回路13は、接続された内線端末2に関する内線インタフェース動作を行なう。また、内線インタフェース回路13は、内線インタフェース動作に係わる種々の制御情報の授受を、データハイウェイ19、データハイウェイインタフェース部16及びCPUバス20を介して制御部14との間で行なう。
【0025】
制御部14は、記憶部15に格納されている動作プログラムに基づいた処理を行なうことで、タイムスイッチ11、局線インタフェース回路12及び内線インタフェース回路13のそれぞれを総括制御し、電話交換装置1としての動作を実現する。
記憶部15は、制御部14の動作プログラムや、その他の永続的に使用される各種のデータを記憶している。また、記憶部15には、制御部14による制御処理の処理履歴に関するログデータ(メッセージ、プロトコルスタック、呼処理データ、システム管理ログ)が記憶される。このログデータとしては、内線端末2の操作履歴データや、呼処理に関する履歴データ等のメンテナンスに必要なデータがある。
【0026】
ファイル転送制御部17には、スロット21が接続されている。スロット21には外部メモリ3が着脱自在に装着される。そして、ファイル転送制御部17は、記憶部15の記憶容量を監視し、記録情報量が予め設定される上限設定値を超えるか否かを検出する機能と、記録情報量が予め設定される上限設定値を超えた場合に、記憶部15に記憶されているログデータを読み出して、スロット21を介して外部メモリ3に転送し記録する機能とを備えている。外部メモリ3は、随時書き込み読み出しが可能な不揮発性記憶素子を使用したメモリである。
【0027】
図2は、上記ファイル転送制御部17の機能構成を示すブロック図である。
すなわち、ファイル転送制御部17は、イベントトレース初期化部17a、クラッシュダンプインラフェース(I/F)部17b、プロトコルスタックトレース部17c、メッセージトレース部17d、呼処理データトレース部17e、システム管理ログトレース部17f、イベントトレースMIB部17g、イベントトレースDISK保存部17h、トレースバッファ17i、保守制御部17j、運用コマンド制御部17k、SNMPエージェント17l、運用制御初期化制御部17m及びFilDos17nを備えている。
【0028】
イベントトレース初期化部17aは関数コールにて起動され、イベントトレース面属性情報,メッセージトレースのタスク毎フィルタ情報の初期設定を行う(A)。
【0029】
クラッシュダンプI/F部17bは、関数コールにて起動され、クラッシュ発生時の面切替え処理を行う(B)。そして、クラッシュダンプ用に最新メッセージトレースデータを読込む(C)。
【0030】
プロトコルスタックトレース部17cは、関数コールにて起動され、ISDNレイヤ3メッセージ内容をプロトコルスタックトレースに書き込む(D)。なお、収集条件(ポート番号,メッセージ,収集レベル)は要求元で判定する。そして、ISDN L2データリンクの設定/解放情報をプロトコルスタックトレースに書き込む(E)。なお、収集条件(ポート番号,メッセージ種別,収集レベル)は要求元で判定する。
【0031】
メッセージトレース部17dは、メッセージ通信処理(メッセージ受信、次優先度メッセージ取り出しI/F)より関数コールにて起動され、受信メッセージ内容をトレースバッファ17iに書き込む(F)。なお、収集条件(タスク毎フィルタ)は要求元で判定する。
【0032】
呼処理データトレース部17eは、サービス制御より関数コールにて起動され、サービス制御の内部データをトレースバッファ17iに書き込む(G)。なお、収集条件(タスク毎フィルタ)は要求元で判定する。
【0033】
システム管理ログトレース部17fは、SNMPエージェント17lより関数コールにて起動され、SNMPマネージャとエージェント間でやりとりされるSNMPパケット内容をトレースバッファ17iに書き込む(H)。収集判定(開始/停止)は要求元で判定する。そして、保守モードよりのコマンド操作内容を保守操作履歴トレースに書き込む(I)。なお、収集判定(開始/停止)は要求元で判定する。
【0034】
イベントトレースMIB17gは、運用コマンド制御部17kより関数コールにて起動され、情報の取得/設定チェック/設定を行なう(J〜R)。
【0035】
イベントトレースDISK保存部17hは、運用制御初期化制御部17mからの初期化要求メッセージを受信する(S)。そして、運用制御初期化制御部17mへのタスク初期化完了通知メッセージを送信する(T)。続いてFilDos17nに対し、記憶部15へのファイルアクセス(書込み/読込み)を要求する(U)。また、DISK管理部17oからのDISK装着情報の変化通知メッセージを受信する(V)。そして、記憶部15内のファイルサイズが指定サイズを超える直前、またはシステムリセットによる再起動時を契機に任意の外部メモリ3にファイル転送を行う(W)。
【0036】
次に、上記構成における動作について説明する。
図3は、上記ファイル転送制御部17によるログデータの転送制御手順を示すフローチャートである。
【0037】
まず、ファイル転送制御部17は、システムリセット(保守モード1)されるか否かを監視しており(ステップST3a)、そして電話交換装置1の異常発生によりシステムリセットがなされる場合に(Yes)、記憶部15に記憶されているログデータ(クラッシュダンプ)を読み出して、外部メモリ3に転送して記録する(ステップST3b)。
【0038】
続いて、ファイル転送制御部17は、記憶部15の記憶容量が設定上限値を超えているか否かの判断を行い(ステップST3c)、設定上限値を超えていない場合(No)、制御部14により実行されている制御処理のログデータを記憶部15に記録する(ステップST3d)。
【0039】
一方、記憶部15の記憶容量が設定上限値を超えている場合(Yes)、ファイル転送制御部17は保守モード2に設定されているか、つまりファイル転送モードに設定されているか否かの判断を行う(ステップST3e)。ここで、保守モード2に設定されている場合に(Yes)、ファイル転送制御部17は記憶部15に記憶されているログデータを外部メモリ3に転送して記録する(ステップST3f)。このとき、ファイル転送制御部17は記憶部15から読み出されるログデータのデータフォーマットを外部メモリ3のデータフォーマットに変換する。すなわち、ログデータのデータフォーマットが外部メモリ3ごとに異なる場合、これらのデータフォーマットと記憶部15のデータフォーマットとの対応を表す変換テーブルを記憶部15に予め用意しておくことで、ファイル転送制御部17では記憶部15から読み出したログデータを全て外部メモリ3のデータフォーマットに変換することができる。
【0040】
そして、ログデータの転送が完了すると、ファイル転送制御部17は制御部14により実行されている制御処理のログデータを記憶部15の空き領域に記録する(ステップST3g)。
【0041】
一方、保守モード2が設定されていない場合(No)、ファイル転送制御部17はステップST3eからステップST3gに移行して、ここで制御部14により実行されている制御処理のログデータを古いログデータに上書きする。
【0042】
なお、上記ステップST3aにおいてシステムリセットされなければ、ファイル転送制御部17は上記ステップST3cの処理に移行する。
【0043】
以上のように上記第1の実施形態では、電話交換装置1のスロット21に外部メモリ3を装着しておき、ファイル転送制御部17において、記憶部15の記憶容量が上限設定値を超えるか否かを判定し、上限設定値を超える場合に、記憶部15に記憶されているふるいログデータを外部メモリ3に転送して記録するようにしている。
【0044】
従って、外部メモリ3を電話交換装置1に装着するだけで、記憶部15の記憶容量が満杯になる恐れがある場合に、人手を介することなく記憶部15に記憶されている古いログデータ全てを外部メモリ3に転送して保護することができる。
【0045】
また、上記第1の実施形態では、電話交換装置1の異常発生時にシステムリセットが行なわれると、ファイル転送制御部17において、記憶部15の記憶容量が上限設定値を超えていなくても、即座に記憶部15に記憶されているログデータを外部メモリ3に転送して記録するようにしている。従って、電話交換装置1内の動作異常が記憶部15に記憶されているログデータに波及することを防ぐことができる。
【0046】
また、上記第1の実施形態では、ファイル転送制御部17において、記憶部15の記憶容量が上限設定値を超えた場合に、記憶部15に記憶されているログデータの転送処理に先立ち、保守モード2に設定されているか否かの判定を行なうようにしている。従って、ユーザが自身で記憶部15に記憶されているログデータを外部メモリ3に転送する必要があるか否かを判断して指示することができ、これにより真に必要なログデータのみを保護することができる。
【0047】
さらに、上記第1の実施形態では、ファイル転送制御部17において、記憶部15に記憶されているログデータのデータフォーマットを外部メモリ3のデータフォーマットに変換して転送するようにしているので、如何なるタイプの外部メモリ3を使用しても、ログデータを確実に外部メモリ3に記録することができる。
【0048】
(第2の実施形態)
図4は、この発明の第2の実施形態に係わる電話交換システムの構成を示すブロック図である。なお、図4において、上記図1と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0049】
この第2の実施形態では、上記スロット21に代えて、ネットワークインタフェース(I/F)部22をファイル転送制御部17に接続している。ネットワークインタフェース部22には、LAN(Local Area Network)4が必要に応じて接続される。ネットワークインタフェース部22は、接続されたLAN4に関するインタフェース動作を行なう。
【0050】
LAN4には、サーバ5が接続されている。このサーバ5には、汎用のパーソナル・コンピュータを使用している。またサーバ5には、記憶部51が設けられている。
【0051】
すなわち、ファイル転送制御部17は、記憶部15の記録情報量が予め設定される上限設定値を超えた場合に、記憶部15に記憶されているログデータを読み出して、ネットワークインタフェース部22及びLAN4を介してサーバ5に転送するようにしている。そしてサーバ5は、LAN4を介して電話交換装置1から到来したログデータを記憶部51に記録する。
【0052】
このように上記第2の実施形態であっても、上記第1の実施形態と同様の作用効果が得られるとともに、電話交換装置1をLAN4に接続しておくだけで、記憶部15の記録情報量が上限設定値を超える場合に、記憶部15に記憶されているログデータがLAN4を介してサーバ5の記憶部51に転送されることになるので、ユーザが外部メモリ3を電話交換装置1に装着しなくても、記憶部15に記憶されているログデータを保護することができる。
【0053】
(その他の実施形態)
この発明は、上記各実施形態に限定されるものではない。例えば第1の実施形態では、ログデータのデータフォーマット変換をファイル転送制御部において行なうようにしたが外部メモリ上で行なうように構成してもよい。
【0054】
また、上記第2の実施形態であっても、記憶部のログデータのデータフォーマットをサーバのデータフォーマットに変換するようにしてもよく、また保守モード2の選択設定も適用できる。
【0055】
また、上記各実施形態では、電話交換装置を例にとって説明したが、ログデータをハードディスク等に記憶するパーソナル・コンピュータ等の情報処理装置であってもよい。この場合、通信履歴に関するログデータを装着可能な外部メモリに転送できるようにすれば、不具合の原因等を解析することができ、大変便利となる。
【0056】
その他、電話交換装置の構成、ファイル転送制御部の機能構成、ログデータの種類、ログデータ転送制御手順とその内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】この発明の第1の実施形態に係わる電話交換システムの構成を示すブロック図。
【図2】図1に示したファイル転送制御部の機能構成を示すブロック図。
【図3】同第1の実施形態において、ファイル転送制御部によるログデータの転送制御手順を示すフローチャート。
【図4】この発明の第2の実施形態に係わる電話交換システムの構成を示すブロック図。
【符号の説明】
【0058】
1…電話交換装置、2(2−1〜2−i)…内線端末、3…外部メモリ、4…LAN(Local Area Network)、5…サーバ、11…タイムスイッチ、12(12−1〜12−j)…局線インタフェース回路、13(13−1〜13−i)…内線インタフェース回路、14…制御部、15,51…記憶部、16…データハイウェイインタフェース部、17…ファイル転送制御部、18…PCMハイウェイ、19…データハイウェイ、20…CPUバス、21…スロット、22…ネットワークインタフェース(I/F)部、L(L−1〜L−j)…局線。




 

 


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