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発明の名称 光ディスク装置の誤り訂正装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−4916(P2007−4916A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−184842(P2005−184842)
出願日 平成17年6月24日(2005.6.24)
代理人 【識別番号】100075812
【弁理士】
【氏名又は名称】吉武 賢次
発明者 森 山 勝 敏 / 前 川 智 之
要約 課題
PI−POの2回訂正を実現して再生パフォーマンスを向上できる。

解決手段
光ディスク装置用の誤り訂正装置15は、光ディスク1の記録部に、記録情報の順序と同一方向に誤り符号が付加された符号列データと、符号列データが光ディスク1に記録されるための記録ガイドとしてこの符号列データが記録される前に消去不可能な状態で予め記録されている記録ガイド情報と、が記録された光ディスク1から記録情報を再生する光ディスク再生装置の誤り訂正装置である。この誤り訂正装置15は、記録ガイド情報における物理構造上の特異点を第1位置として検出する第1位置検出部としてのプリピットデコーダ13と、第1位置検出部としてのプリピットデコーダ13により検出された前記第1位置を前記符号列データの位置に置き換えた第2位置を生成する第2位置生成部16と、第2位置を用いて前記符号列データの誤りをイレージャ訂正する誤り訂正部としてのエラー訂正回路5と、を備える。
特許請求の範囲
【請求項1】
光ディスクの記録部に、記録情報の順序と同一方向に誤り符号が付加された符号列データと、前記符号列データが前記光ディスクに記録されるための記録ガイドとして該符号列データが記録される前に消去不可能な状態で予め記録されている記録ガイド情報とが記録された光ディスクから記録情報を再生する光ディスク再生装置の誤り訂正装置であって、
前記記録ガイド情報における物理構造上の特異点を第1位置として検出する第1位置検出部と、
前記第1位置検出部により検出された前記第1位置を前記符号列データの位置に置き換えた第2位置を生成する第2位置生成部と、
前記第2位置を用いて前記符号列データの誤りをイレージャ訂正する誤り訂正部と、
を備えることを特徴とする光ディスク装置の誤り訂正装置。
【請求項2】
前記第1位置は、前記光ディスクの前記記録部に対して人為的に形成した前記物理構造上の特異点であり、前記光ディスクから前記記録情報を再生したときに前記物理構造上の特異点の位置を前記第1位置として検出し、前記物理構造上の特異点と前記符号列データとの相対的な位置関係によって前記第2位置を生成することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置の誤り訂正装置。
【請求項3】
前記光ディスクの前記記録部に対して人為的に形成した前記物理構造上の特異点と前記光ディスクを再生して得られた前記符号列データとの位置関係を検出し、この検出結果に基づいて前記第2位置を決定することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置の誤り訂正装置。
【請求項4】
前記第2位置は、前記第1位置が前記符号列データとこれに隣接する符号列データとの間に位置する場合に、前記第1位置を前記符号列データの位置に置き換えた前後の符号列データをも含めた位置とする前記第2位置情報生成部を備えることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置の誤り訂正装置。
【請求項5】
前記光ディスクはDVD−RおよびDVD−RWを含む記録可能なデジタル多用途ディスクであり、前記第1位置は前記デジタル多用途ディスクに記録ガイド用情報として予め記録されたプリピットであることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の光ディスク装置の誤り訂正装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光ディスク装置の誤り訂正装置に関し、特に、情報記録可能な光ディスクに記録されたデータを再生する際に、記録ガイド情報としての光ディスクの物理上の特異点が存在する位置に対応して訂正ブロック上に生じるエラーを物理上の特異点の位置に基づいて訂正する光ディスク装置の誤り訂正装置に関する。
【背景技術】
【0002】
デジタルバーサタイルディスク(以下、DVD―Digital Versatile Disc―とする)において、記録可能なDVDとしてDVD−RAM[Random Access Memory]、DVD−R[read]/RW[read & write]および+R/RW等がある。このような記録可能なDVDにおける情報記録の具体例を特許文献1の図面を用いて説明する。この記録可能なDVDには、特許文献1における図14(a)に示されているように、光ディスク装置のピックアップをガイドするためのグルーブと呼ばれる案内溝(記録ガイド)が予めフォーマット(pre-format)されている。このグルーブは、同図に誇張して示されているように、ウォブル[wobble―ぐらつく・揺らぐ―]と呼ばれるように、半径方向にわずかに蛇行している。このようにグルーブが蛇行するようなトラック構造は、ウォブルド・ランド・グルーブ[wobbled land groove]と呼ばれている。また、特許文献1における図14(b)(c)に示すように、DVD−R/RWには、グルーブ102間の突出した部分であるランド101に、予めプリピット104が刻まれている。
【0003】
従来の光ディスク装置は、図20に示すような構成となっている。光ディスク1に記録された情報をピックアップ2により読み出した後、マトリクスアンプ3は、ピックアップ2内の光ディテクタ1からの信号を演算して、RF信号およびウォブル信号およびプリピット信号を出力する。RF信号は、復調回路4に供給され、ウォブル信号はウォブルPLL回路12に供給され、プリピット信号は、プリピットデコーダ13に供給されている。これらのウォブル信号およびプリピット信号は、特許文献1の図15(a)に示すものであり、特許文献1の図15(a)におけるシンクフレーム1は、偶数ポジションのシンクフレーム(イーブン―Even―シンクフレーム/1488T)であり、同図におけるシンクフレーム2は、奇数ポジションのシンクフレーム(オッド―Odd―シンクフレーム/1488T)である。特許文献1の図15(b)に示すようなプリピット信号は、図20に示すプリピットデコーダ13に入力される。
【0004】
マトリクスアンプ3が出力するRF信号は、再生時においては、復調回路4、エラー訂正回路5、訂正RAM6、データバッファ回路7を介してホストコンピュータ8に出力される。記録時においては、記録データがホストコンピュータ8からデータバッファ回路7へ出力され、パリティ生成回路9を介して変調回路10に入力される。
【0005】
なお、ウォブルPLL回路12は、マトリクスアンプ3が出力するウォブル信号に基づいてウォブルクロックを出力している。また、プリピットデコーダ13は、ウォブルPLL回路12が出力するウォブルクロックとマトリクスアンプ3が出力するプリピット信号に基づいて光ディスク1上のアドレス情報などが記録された記録ガイド情報(プリフォーマット情報)を検出し、記録タイミングを生成して変調回路10へ出力している。
【0006】
変調回路10は、パリティが付加された記録データを変調して変調信号を生成する。プリピットデコーダ13が生成する記録タイミングに基づいて、生成した変調信号のシンクとプリピットの位相が合うように、変調信号をレーザ制御回路11に出力する。レーザ制御回路11は、ピックアップ2の記録レーザを駆動して光ディスク1に記録データを書き込んでいる。ここで、積符号とは、内符号のパリティ(PI―Parity of the Inner code―)符号と外符号のパリティ(PO―Parity of the Outer code―)符号を要素としている。
【0007】
DVDに採用されている積符号において「内符号:PI(外符号:PO)の誤り位置情報を基に外符号:PO(内符号:PI)でイレージャ訂正を行なうことが可能である」という特徴を、バーストエラー(ディスクから連続して再生されるデータ列と同一方向に発生する連続したエラー)に対して活用するため、PI符号に対する誤り訂正処理(以下、訂正処理という)を先に行ない、次に、PO符号に対する訂正処理を行なうのが一般的である。この特徴を活用して、特許文献2においては、バースト誤り位置情報に重みを持たせることにより、特許文献2以前の技術では訂正不能となっていた誤りパターン(バーストエラー)を訂正可能にしている。
【0008】
再生パフォーマンスを優先するシステムにおいては、POの1回訂正を基本として訂正処理を行なう場合が多いが、再生データに多くのエラーが含まれてPOの1回訂正ではエラーを訂正しきれない場合には、PI−POの2回訂正やPO−PI−POの3回訂正のようにエラーを訂正しつくすまでPIまたはPOの訂正回数を増やすような誤り訂正処理も考えられている。
【0009】
DVD−R/RWは、物理フォーマットとしてディスク平面に形成された凹部としてのグルーブに情報を記録しているため、上述したように、グルーブ間のランドに予めアドレス等の情報が設定されたランドプリピットと呼ばれるピットが形成されている。グルーブに記録されている情報をビームスポットによる走査により読み取る場合、プリピットからの反射光の光量に比較してグルーブからの反射光の光量が小さいと、グルーブからの反射光に対してプリピットからの反射光の成分が雑音として作用してグルーブの情報を高精度に検出することが困難となる可能性がある。この問題を回避するために、特許文献3が提案されており、この特許文献3においては、再生信号に影響が出ないように記録再生媒体のグルーブに対するプリピットの影響が最小となるような形状を用いている。
【0010】
以上の従来例に示すように、一般的にDVD−R/RWメディアのようなプリピット情報が存在するディスクから再生した再生信号は乱れ易く、スタンプされたDVD−ROM等のディスクと比較してデータ再生の品位が悪いためPI−POの2回訂正を基本として行なうことが多くなっている。PIおよびPOの複数回の訂正を行なうことは、その処理時間を確保するために再生速度を遅くすることになり、再生パフォーマンスが低下するという問題があった。
【0011】
また、再生速度を維持したままでPI−POの複数回の訂正を行なってエラーを完全に訂正しきれるまで繰り返すためには、訂正処理部を高速で動作させなくてはならず、消費電力を増加させるという問題があった。また、訂正処理部を高速動作させることにも限界があり、その限界に達すれば再生速度を遅くして訂正処理を行なうことになるため、やはり再生パフォーマンスが低下するという問題がある。
【特許文献1】特開2004−95081号公報
【特許文献2】特開平10−285053号公報
【特許文献3】特開2000−132868号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
上述したように、従来の誤り訂正装置においては、例えば、DVD−R/RWのような記録データトラックに隣接するトラック上に記録ガイド情報(プリフォーマット情報)が形成されている光ディスクから記録データを再生する場合であって、この記録ガイド情報が存在することによりこの記録ガイド情報の位置に対応する訂正ブロック上の位置データにエラーが発生した場合に、第1符号列(PI)−第2符号列(PO)の2回訂正でエラーを訂正することができず再生パフォーマンスに影響を与えるという問題を有していた。
【0013】
本発明による誤り訂正装置は、記録ガイド情報の位置に相当する訂正ブロック上の位置にイレージャ訂正用のポインタを予め付加してから第1符号列(PI)訂正を行なうことにより、PI−POの2回訂正を実現し、再生パフォーマンスを向上させることのできる誤り訂正装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明の基本構成に係る光ディスク装置の誤り訂正装置は、光ディスクの記録部に、記録情報の順序と同一方向に誤り符号が付加された符号列データと、前記符号列データが前記光ディスクに記録されるための記録ガイドとして該符号列データが記録される前に消去不可能な状態で予め記録されている記録ガイド情報とが記録された光ディスクから記録情報を再生する光ディスク再生装置の誤り訂正装置であって、前記記録ガイド情報における物理構造上の特異点を第1位置として検出する第1位置検出部と、前記第1位置検出部により検出された前記第1位置を前記符号列データの位置に置き換えた第2位置を生成する第2位置生成部と、前記第2位置を用いて前記符号列データの誤りをイレージャ訂正する誤り訂正部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
上記基本構成によれば、記録ガイド情報の位置に相当する訂正ブロック上の位置にイレージャ訂正用のポインタとして予め付加された第2位置を用いて符号列データへの訂正を行なうことにより、符号列データとこの符号列データの方向とは異なる方向のデータ(すなわち、DVDにおけるPI−PO)との2回訂正を実現し、再生パフォーマンスを向上させることのできる誤り訂正装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、添付図面を参照しながら、光ディスク装置の誤り訂正装置の実施形態について詳細に説明する。
【0017】
[第1実施形態]
図1は、本発明の基本構成としての第1実施形態に係る光ディスク装置の誤り訂正装置の構成を示すブロック図である。図1の構成要素のうち図20と同一符号を付したものは従来の誤り訂正装置と同一もしくは相当する構成要素を示している。
【0018】
図1において、光ディスク装置の誤り訂正装置は、光ディスク1の記録部に、記録情報の順序と同一方向に誤り符号が付加された符号列データと、符号列データが光ディスクに記録されるための記録ガイドとしてこの符号列データが記録される前に消去不可能な状態で予め記録されている記録ガイド情報と、が記録された光ディスクから記録情報を再生する光ディスク再生装置の誤り訂正装置15が設けられている。
【0019】
誤り訂正装置15は、記録ガイド情報における物理構造上の特異点を第1位置として検出する第1位置検出部(プリピットデコーダ)13と、第1位置検出部13により検出された第1位置を符号列データの位置に置き換えた第2位置を生成する第2位置生成部16と、この第2位置を用いて符号列データの誤りをイレージャ訂正する誤り訂正部としてのエラー訂正回路5と、を備えることを特徴とする。
【0020】
なお、図1の第1実施形態による誤り訂正装置15は、図20に示す従来の光ディスク装置における構成、すなわち、光ディスク1、ピックアップ2、マトリックスアンプ3、復調回路4、訂正RAM6、データバッファ7、ホストコンピュータ8、パリティ生成回路9、変調回路10、レーザ制御回路11,ウォブル回路12およびシステムコントローラ14等の構成要素も備えているが、第1実施形態に係る誤り訂正回路15の構成のみ実線のブロックで示し、従来の光ディスク装置と同様の構成要素は破線のブロックで示している。マトリクスアンプ3は、図20と同様に復調回路4に対して無線周波数信号SRFを出力し、ウォブルPLL回路12に対してSを出力し、第1位置情報設定部としてのプリピット信号Sを出力している。
【0021】
以下、図1に示された光ディスク装置の動作について説明する。誤り訂正装置15以外の構成要素の動作については図20に示した従来の光ディスク装置の動作と同様である。図20に示す光ディスク装置の動作は、図2ないし図12に示されており、誤り訂正装置15以外の動作は第1実施形態と同様である。再生パフォーマンスを優先するシステムにおいては、第2図に示すようなPOの1回訂正を基本として訂正処理を行う場合が多い。しかし、再生データにエラーが多く含まれ、POの1回訂正では、エラーが訂正できない場合は、第3図に示すようなPI−POの2回訂正、第4図に示すようなPO−PI−POの3回訂正とエラーが訂正できるまでPIまたはPOの訂正回数を増やしていく。
【0022】
DVD−R/RWは、物理フォーマットとして、特許文献1の図14(a)(b)に示すようなグルーブに情報を記録するため、グルーブ間のランドに予めアドレス等の情報が設定されたランドプリピットと呼ばれる、特許文献1の図14(c)に示すようなピットが形成されている。このプリピットは、光ディスクの記録部に対して予め人為的に形成した物理構造上の特異点であり、第1位置検出部(プリピットデコーダ)13はこのプリピットを第1位置として検出している。なお、記録部は、符号列データの記録されている領域のことであるが、物理的特異点としてのプリピットはこの記録部に相当する箇所に符号列データが記録される前に例えばディスク製造業者等によって予め人為的に形成されている。同図に示すように、グルーブに記録されている情報をビームスポットによる走査で読み取る場合、プリピットからの反射光の光量に較べて、グルーブからの反射光の光量変化が小さいと、グルーブからの反射光成分に対してプリピットからの反射光成分が雑音として作用し、グルーブの情報を高精度で検出することが困難となる場合が考えられる。この問題を回避するために、上述した特許文献2により、再生信号に影響が出ないように、記録再生媒体のグルーブとプリピットの影響が最小となるような形状が提案されている。
【0023】
上記の特許文献2の例に示すように、一般的にDVD−R/RWメディアのようなプリピット信号が存在するとディスクから再生した信号(再生信号)が乱れ易くなり、スタンプされたDVD−ROMなどのディスクに比べて再生されたデータの再生品位が悪いために、PI−POの2回訂正を基本として訂正処理を行なうことが多い。
【0024】
PIおよびPOの複数回の訂正を行うことは、その処理時間を確保するため、再生速度を落とすことになり、再生パフォーマンスが低下する。また、再生速度を維持したまま、PIおよびPOの複数回の訂正をエラーが訂正できるまで繰り返すには、訂正処理部を高速に動作させることになり、消費電力の増加につながる。訂正処理部を高速動作させるには限界があり、その限界に達すれば再生速度を落として訂正処理を行うことになるため、再生パフォーマンスが低下する。このため、第1実施形態の誤り訂正装置では、第2位置情報を用いてPIのイレージャ訂正を最初に行なっているので、高速動作させずに通常のPI−POの2回訂正でも誤り訂正を行なうことができる。
【0025】
次に、プリピットの記録フォーマットと訂正ブロックデータとの関係を説明する。1セクタは図5に示すような構成になっている。1訂正ブロックは、図6に示すように、POパリティがインターリーブされる構成になっている。1セクタは26のシンクフレームで形成され、1ECCブロックは16のセクタで形成される。1シンボルは1バイトのデータを現し、1バイトのデータは記録情報を記録する際の記録フォーマットにより規定されるチャネルビット長(以下、Tという)の16倍(16T)に相当する。図5に示すシンクフレームは、1488Tの長さを有しており、更に、1シンクフレームの先頭の32Tの長さの部分はシンクフレーム毎の同期をとるための同期情報として用いられる。
【0026】
記録データの記録時おいて、規格に準拠してプリフォーマット情報の同期信号に同期するように記録データを記録するため、記録データの再生時において、プリフォーマット情報(プリピット)は記録データのシンクフレームにおける同期情報(シンク)が記録されている領域に隣接するランド上に出現することになる。
【0027】
記録データのシンクフレームとプリフォーマット情報のプリピットの関係を模式的に示したものが図7および図8である。イーブン(Even)ポジションのシンクフレームでは、プリフォーマット情報における同期信号を示すものとしての図7に示すプリピットシンクコード(Prepit SYNC code)が形成され、データを示すものとしての図8に示すプリピットデータ:1(Prepit data:1)またはプリピットデータ:0(Prepit data:0)が形成される。奇数(Odd)ポジションのシンクフレームの場合も偶数(Even)ポジションのシンクフレームと同様に、プリフォーマット情報における同期信号を示すものとして、図7に示すプリピットシンクコード(Prepit SYNC code)が形成されており、データを示すものとして、図8に示すプリピットデータ:1(Prepit data:1)またはプリピットデータ:0(Prepit data:0)が形成されている。
【0028】
プリピットは通常、偶数(Even)ポジションのシンクフレームに出現するが、先行して形成された隣接するランド上のプリピットと近接する場合にはクロストークを避けるために、奇数(Odd)ポジションのシンクフレームにプリピットが出現する。プリピットシンクコード(Prepit SYNC code)とプリピットデータ(Prepit data)は、偶数(Even)ポジションのシンクフレームに出現する場合は奇数(Odd)ポジションのシンクフレームには出現しない。逆に、奇数(Odd)ポジションのシンクフレームに出現する場合は、偶数(Even)ポジションのシンクフレームには出現しない。
【0029】
各セクタの1列目の偶数(Even)ポジションのシンクフレームには図7に示すようなプリピットシンクコード(Prepit SYNC code)が、奇数(Odd)ポジションのシンクフレームには図8に示すようなプリピットシンクコード(Prepit SYNC code)が出現する2列目から13列目はプリフォーマット情報の内容によって図7および図8に示すようなプリピットデータ(Prepit data)が出現する。
【0030】
偶数(Even)ポジションのシンクフレームにプリフォーマット情報があるプリピットの位置と訂正ブロック上の位置は、図9に示すような関係になっている。記録データをプリフォーマット情報に同期するように記録することから、偶数(Even)ポジションのプリピットシンクコード(Prepit SYNC code)の2番目のプリピットの位置は、PI符号列の11シンボル目の位置になる。また、3番目のプリピットの位置は、PI符号列の23シンボル目の位置になっている。
【0031】
図20に示す従来の誤り訂正装置において、プリピットの影響により図10、図11、図12のようなエラーが発生した場合の再生パフォーマンスについて説明する。プリピットの影響により図10に示すようなエラーが発生した場合、図2に示すようなPOの1回訂正では全てのエラーの訂正はできないが、図3に示すようなPI−POの2回訂正では全てのエラーが訂正できる。このためPI−POの2回訂正を基本としているシステムでは再生パフォーマンスは低下しない。図11および図12はプリピットの影響により連続する2シンボルのエラーが発生した場合を示している。
【0032】
DVDの規格において、1シンボルのデータを復調する際に後の1シンボルの復調結果を反映させるため、プリピットの位置のシンボルがエラーになった場合、プリピットの位置によりエラーになったシンボルに隣接するシンボルがエラーになる場合が考えられる。また、特許文献1の第15図(b)に示すように、DVDの規格において光ディスクのプリピットと記録シンクの14Tの期間の中心とを一致させることが定められている。ウォブル信号のぶれによりウォブルを基準に生成されたクロックで変調される記録データのシンクとプリピットの位相を一致させることが難しい場合が考えられる。この問題を回避するために、特許文献1では、本来の規格で決められたデータ位置となるように記録動作を制御する方法を提案している。
【0033】
上記の例に示すように、記録データのシンクとプリピットの位置は記録システムや記録ディスクによっては規格に定められた位相とは異なる場合が多い。プリピットがシンボルとシンボルの境目付近に位置にする場合、境目を挟んだ連続する2シンボルにエラーが発生する場合が考えられる。プリピットの影響により図11に示すようなエラーが発生した場合、図2に示すようなPOの1回訂正では全てのエラーの訂正はできないが、PI−POの2回訂正では全てのエラーが訂正できる。このためPI−POの2回訂正を基本としているシステムでは再生パフォーマンスは低下しない。
【0034】
プリピットの影響により図12に示すようなエラーが発生した場合、図2に示すようなPOの1回訂正および図3に示すようなPI−POの2回訂正では全てのエラーの訂正はできないため、図4に示すようなPO−PI−POの3回訂正を行なうことになる。このためPI−POの2回訂正を基本としているシステムでは、PO−PI−POの3回訂正を行なう時間を稼ぐために再生速度を低減させることになり、再生パフォーマンスが低下する。
【0035】
図2ないし図4を用いてPO1回訂正、PI−PO2回訂正、PO−PI−PO3回訂正について説明する。図2は、PO1回訂正の処理動作を示しており、図2において、まずステップS1で訂正処理が開始されると、ステップS2で訂正RAM6からPO符号データが読み出される。次に、ステップS3でPO符号単独での誤り訂正処理を行なうと共にこれに加えてPI符号の誤り位置情報によるイレージャ訂正を行なう。その後、ステップS4で訂正RAM6の情報データを訂正してPO符号の誤り位置を生成することによりステップS5で訂正処理が終了する。
【0036】
図3は、PI−PO2回訂正の処理動作を示しており、図3において、ステップS1で訂正処理が開始されると、ステップS12で訂正RAM6からPIデータ符号が読み出され、ステップS13でPI符号単独での誤り訂正が行なわれ、ステップS14で訂正RAM6の情報データを訂正してPI符号の誤り位置情報を生成する。このステップS12〜S14がPI訂正であり、その後、ステップS2〜S4のPO訂正が行なわれて、ステップS5で訂正処理が終了する。この処理は図20に示した従来の構成に基づくものであるが、第1実施形態においては、ステップS12とS13との間に、「光ディスクが記録可能なものであるか否かを判定する」ステップ(後述する図14のステップS31)と、光ディスクが記録可能なものであると判定された場合に、「PI符号単独で誤り訂正を行なうと共にプリピット位置情報を用いてイレージャ訂正を行なう」ステップ(図14のステップS33)とが介挿された処理動作となっている。
【0037】
図4は、PO−PI−PO3回訂正の処理動作を示しており、図4において、ステップS1で訂正処理が開始されると、ステップS2で訂正RAM6からPO符号データが読み出される。次に、ステップS3でPO符号単独での誤り訂正処理を行なうと共にこれに加えてPI符号の誤り位置情報によるイレージャ訂正を行なう。その後、ステップS4で訂正RAM6の情報データを訂正してPO符号の誤り位置を生成する。ここまでの動作は、図2と同様であるが、その後、ステップS22で訂正RAM6からPIデータ符号が読み出され、ステップS23でPI符号単独での誤り訂正が行なわれると共にこれに加えてPO符号の誤り位置情報によるイレージャ訂正が行なわれた後、ステップS24で訂正RAM6の情報データを訂正してPO符号の誤り位置情報が生成される。このステップS22〜S24は図3のステップS12〜S14と同様にPI訂正であり、その後、ステップS2〜S4のPO訂正が再び行なわれて、ステップS5で訂正処理が終了する。
【0038】
図20の従来の構成を用いた場合、上述したような理由によりPI−POの2回訂正で不十分な場合には、図4に示すPO−PI−POの3回訂正を行なわなければならなかった。第1実施形態の誤り訂正装置によれば、図3に示されたPI−POの2回訂正におけるステップS12とS13との間に光ディスクが記録可能なものであるか否かの判断ステップを介挿すると共に光ディスクが記録可能なものである場合には図4のステップS23のようなイレージャ訂正をPO符号の誤り位置情報ではなくプリピット位置情報により行なっている点に特徴がある。
【0039】
以上のように、第1実施形態によれば、構成においては図1の誤り訂正装置15に第2位置情報生成部16を設けることにより、また、動作においては図3のステップS12とS13との間に光ディスクが記録可能なものである場合にプリピット位置情報によるイレージャ訂正を行なう動作を介挿することにより、PI−POの2回訂正で誤り訂正が不十分な場合でもPO−PI−POの3回訂正を行なう必要がなくなり、光ディスクから情報を再生する際の再生速度を低減させることなく、誤り訂正を可能にして再生パフォーマンスを向上させることができる。
【0040】
[第2実施形態]
上述した第1実施形態においては、光ディスク装置の誤り訂正装置の基本構成についてのみ説明したが、より詳細な構成を示す第2実施形態の誤り訂正装置について、図13および図14を参照しながら説明する。図13には第2実施形態の誤り訂正装置の概略構成が示され、図14には図13の構成に基づく処理動作の流れが示されている。
【0041】
図13において、誤り訂正装置15を構成するプリピット位置情報生成回路16には再生中の光ディスク1に関するディスク情報が供給され、この情報に基づいて再生中の光ディスク1が記録可能なものである場合に、プリピット位置情報に基づいてイレージャ訂正処理が行なわれる。
【0042】
上述した図12に示したようなエラーが発生した場合の訂正処理について説明する。記録データの再生において、マトリクスアンプが出力するRF信号SRFは、復調回路4、エラー訂正回路5、訂正RAM6、データバッファ回路7を介してホストコンピュータ8に出力される。プリピット位置生成回路16では、再生ディスクがDVD−R/RWの場合に、システムコントローラから設定する訂正ブロック上のプリピット位置情報をエラー訂正回路5に出力する。エラー訂正回路5では、プリピット位置生成回路16から受信したプリピット位置情報をPI訂正で使用するためのイレージャ訂正用のポインタに変換する。PI訂正において訂正ブロック上のプリピット位置のイレージャ訂正とその他の位置のエラーの訂正を行なう。
【0043】
システムコントローラより、図12のPO列−1と隣接するPO列−3、PO列−2と隣接するPO列−4にイレージャ訂正用のポインタを付加し、PI訂正を行なう。PO列−1およびPO列−2の位置は、図9に示すプリピットの位置で、通常は規格通りにデータが記録されるので、PO列−1はPI符号列の先頭から11シンボル目、PO列−2の位置は、図9の先頭から23シンボル目となる。PI符号列において、誤り位置の分かっている4シンボルのエラーがある場合、誤り位置の不明なエラーを3シンボルまで訂正可能であることから、図12のPI列−1からPI列−16のエラーはPI訂正で訂正可能である。
【0044】
PI符号列において、誤り位置の分かっている2シンボルのエラーがある場合、誤り位置の不明なエラーを4シンボルまで訂正可能であることから、図12のPI列−17のエラーは、PIの1回訂正で訂正可能である。図12に示すようなエラーが発生した場合でも、図13の第2実施形態ではPI−POの2回訂正で訂正可能なため、図20に示した従来の誤り訂正装置の場合に比べて再生パフォーマンスが向上する。図12は1つのプリピットに2個のイレージャ訂正用のポインタを付加する場合の例を示している。付加するイレージャ訂正用のポインタは、イレージャ訂正用のポインタを付加する符号列のイレージャ訂正の最大可能数(PI符号列の場合10個)まで付加しても良い。
【0045】
上述した動作をまとめて図14に示すフローチャートにより説明する。図14のステップS1で訂正処理が開始されると、ステップS12で訂正RAM6からPI符号データが読み出され、ステップS31で再生中の光ディスクはDVD−R/RWか否かが判別される。ステップS31で光ディスクがDVD−R/RWすなわち記録可能なものであると判断されるとステップS33でPI符号単独での誤り訂正処理が行なわれると共にこれに加えてプリピット位置情報によるイレージャ訂正が行なわれる。ステップS31で再生中の光ディスクが読み出し専用のものであると判断されたときにはステップS13で、PI符号単独での誤り訂正が行なわれる。
【0046】
次に、ステップS14で訂正RAM6の情報データを訂正してPI符号の誤り位置情報を生成する。その後、ステップS2で訂正RAM6からPO符号データを読み出して、ステップS3でPO符号単独での誤り訂正を行なうと共にこれに加えてPI符号の誤り位置情報によるイレージャ訂正を行ない、ステップS4で訂正RAM6の情報データを訂正してPO符号の誤り位置情報を生成することによりPO訂正を行なっている。
【0047】
したがって、図14に示す第2実施形態の処理動作は、図20に示された従来の光ディスク装置におけるPI−POの2回訂正の動作を説明した図3のフローチャートにおけるステップS12とS13との間に判断ステップS31を設け、光ディスクが記録可能である場合にはステップS33でプリピット位置情報によるイレージャ訂正を行ない、光ディスクが記録可能でない場合すなわち読み出し専用の光ディスクである場合には従来と同様にPI訂正を行なうものである。光ディスク1が記録可能なもの得あるか否かの判定は、第2実施形態においては図13のプリピット位置情報生成回路16に供給されるディスク情報により行なっている。
【0048】
[第3実施形態]
上記第2実施形態においては、光ディスク1が記録可能であるか否かの判定をプリピット位置情報生成回路に供給されるディスク情報により行なっていたが、本発明はこれに限定されず光ディスク1から読み出した信号により判別を行なうようにしても良い。この具体例としての第3実施形態に係る誤り訂正装置について図15ないし図19を用いて説明する。
【0049】
第2実施形態に係る光ディスク装置は、図16に示すように、符号1ないし14が付された構成要素と同一もしくは相当する構成要素を備え、これに加えて、第2実施形態に係る誤り訂正装置15が設けられている。誤り訂正装置15は、図16に示すように、マトリクスアンプ3の出力するプリピット信号SPとウォブルPLL回路の出力するウォブルクロックとに基づいてプリピット検出パルスを出力するプリピットデコーダ13と、プリピットデコーダ13が出力するプリピット検出パルスとマトリクスアンプ3の出力するPI符号列位置情報とに基づいてプリピット位置情報を出力するプリピット位置情報生成回路16と、このプリピット位置情報生成回路16が出力する第2位置情報としてのプリピット位置情報を用いて第2符号列としてのPI符号列の誤りをイレージャ訂正する誤り訂正部としてのエラー訂正回路5とを備えている。
【0050】
次に、図16の構成に基づく動作について説明する。第1実施形態で説明した図12に示すようなエラーが発生し、かつ、プリピットの位置と訂正ブロック上のエラー位置が図15に示すような、PI符号列の先頭からj+1列目とk+1列目に相当する場合について説明する。記録データの再生において、マトリクスアンプが出力するRF信号SRFは復調回路4、エラー訂正回路5、訂正RAM6、データバッファ回路7を介してホストコンピュータ8に出力される。プリピット位置生成回路16では、再生ディスクがDVD−R/RWの場合すなわち記録可能な光ディスクである場合に、システムコントローラ14から設定される訂正ブロック上のプリピット位置をPI符号列の訂正におけるイレージャ訂正用ポインタ情報に変換し、エラー訂正回路5に出力する。
【0051】
図17に示すフローチャートを用いて、誤り訂正装置15の誤り訂正動作について説明する。図17において、第2実施形態の動作を説明した図14との相違点は、ステップS31とS33との間にプリピット位置がエラーであるか否かの判断ステップS32が付加されている点である。ステップS1で訂正処理が開始され、ステップS2で訂正RAM6からPI符号データが読み出される。
【0052】
次に、第2実施形態の処理動作と同様に、ステップS31でディスクがDVD−R/RWか否かすなわち記録可能な光ディスクであるか否かが判断され、記録できない光ディスクであるものと判断された場合には、図3で説明したPI−POの2回訂正と同様にステップS14で訂正RAM6の情報データを訂正してPI符号の誤り位置情報を生成する。ステップS31で記録可能な光ディスクであるものと判断された場合、ステップS32でプリピット位置がエラーであるか否かが判断される。プリピット位置のエラーでないものと判断された場合にはステップS13でPI符号単独での誤り訂正を行なってからステップS14へと処理を進める。
【0053】
ステップS32でプリピット位置にエラーがあるものと判断されたときには第2実施形態と同様にステップS33でPI符号単独での誤り訂正処理を行なうと共にこれに加えてプリピット位置情報によるイレージャ訂正を行なうようにしている。その後、ステップS14からステップS2〜S5の処理の流れは図3と同様である。復調回路4でのRF信号SRFの復調処理とプリピットデコーダ13でのプリピット信号Sの検出処理、エラー訂正回路5での訂正処理、プリピット位置情報生成回路16でのプリピット位置情報は、図18に示すような関係になっている。
【0054】
訂正ブロック期間は1訂正ブロック分の処理するための処理期間を示している。光ディスクから再生されたRF信号は、訂正ブロック処理期間1で復調回路において訂正ブロックデータnとして復調され、次の訂正ブロック処理期間2で訂正処理が行なわれる。同時にディスクから再生されたプリピット信号は、訂正ブロック処理期間1でプリピットデコーダにおいて検出され、プリピット位置情報生成回路で生成したプリピット位置情報は、次の訂正ブロック処理期間2で訂正処理に使用される。
【0055】
プリピット位置生成回路16では、再生ディスクがDVD−R/RWの場合に、復調回路4がPI符号列シンボル位置情報を出力する。エラー訂正回路5は、図19に示すように、復調回路4においてシンクフレームに同期して形成されたPI符号列方向にシンボル位置を示すPI符号列方向182進カウンタの値(以下、PI符号列シンボル位置)と、プリピットデコーダ13でデコードされたプリピット検出信号またはプリピットが検出された旨が分かるパルス(以下、プリピット検出パルス)を受信し、訂正ブロック上のプリピット位置を生成する。
【0056】
また、訂正ブロック上のプリピット位置を示す情報(以下、プリピット位置情報)を、プリピット位置とプリピット位置に隣接する位置のいずれかを選択する信号と、プリピット位置にPI訂正でのイレージャ訂正用のポインタを付加する許可信号をシステムコントローラから受信し、プリピット位置情報としてエラー訂正回路とプリピット位置のエラー計測回路に出力する。プリピット検出パルスを受信した時のPI符号列シンボル位置(図19のjとk)が、訂正ブロック上のプリピット位置(図19のj+1シンボル目とk+1シンボル目)となる。
【0057】
エラー訂正回路5では、訂正処理を開始する前にプリピット位置情報をプリピット位置情報生成回路16から受信し、訂正ブロック上のプリピット位置(図19のj+1シンボル目とk+1シンボル目)をPI訂正時のイレージャ訂正用ポインタとして使用する(以下、図19のj+1シンボル目をプリピットエラー1の位置、図19のk+1シンボル目の位置をプリピットエラー2の位置という)。PI訂正において、プリピット位置生成回路16が生成した上記のプリピット位置のイレージャ訂正とその他の位置のエラーの訂正を行なう。
【0058】
図12のPO列−1がプリピットエラー1の位置に相当し、図12のPO列−2がプリピットエラー2の位置に相当する。従って、システムコントローラから図12のPO列−1と隣接するPO列−3、PO列−2と隣接するPO列−4にイレージャ訂正用のポインタを付加し、PI訂正を行う。PI符号列において、誤り位置の分かっている4シンボルのエラーがある場合、誤り位置の不明なエラーを3シンボルまで訂正可能であるので、図12のPI列−1からPI列−16のエラーはPI訂正で訂正可能である。
【0059】
PI符号列において、誤り位置の分かっている2シンボルのエラーがある場合、誤り位置の不明なエラーを4シンボルまで訂正可能であるので、図12のPI列−17のエラーはPI訂正で訂正可能である。図12に示すようなエラーが発生してもPI−POの2回訂正で訂正可能なため、従来の誤り訂正装置の場合に比べて再生パフォーマンスが向上する。
【0060】
図12は1つのプリピットに2個のイレージャ訂正用のポインタを付加する場合の例を示している。付加するイレージャ訂正用のポインタは、イレージャ訂正用のポインタを付加する符号列のイレージャ訂正の最大可能数(PI符号列の場合10個)まで付加しても良い。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1】基本構成に相当する第1実施形態の誤り訂正装置の構成を示すブロック図である。
【図2】誤り訂正処理におけるPOの1回訂正を示すフローチャートである。
【図3】誤り訂正処理におけるPI−PO2回訂正を示すフローチャートである。
【図4】誤り訂正処理のPO−PI−PO3回訂正を示すフローチャートである。
【図5】1セクタの構成を示す模式図である。
【図6】1訂正ブロックの構成を示す模式図である。
【図7】RF信号と偶数(イーブン)ポジションのプリピット検出信号の関係を示す模式図である。
【図8】RF信号と奇数(オッド)ポジションのプリピット検出信号の関係を示す模式図である。
【図9】偶数(イーブン)ポジションのプリピット検出信号と訂正ブロックデータの規格通りの関係を示す模式図である。
【図10】プリピットの影響により1シンボルのエラーが発生した場合の訂正ブロック上のエラー発生の状況を示す模式図である。
【図11】プリピットの影響により2シンボルのエラーが発生した場合の訂正ブロック上のエラー発生の状況を示す模式図である。
【図12】プリピットの影響により2シンボルのエラーとその他にもエラーが発生した場合の訂正ブロック上のエラー発生の状況を示す模式図である。
【図13】第2実施形態の誤り訂正装置の構成を示すブロック図である。
【図14】第2実施形態におけるPI−PO2回訂正の処理動作を示すフローチャートである。
【図15】偶数(イーブン)ポジションのプリピット検出信号と訂正ブロックデータの規格通りの関係を示す模式図である。
【図16】第3実施形態の誤り訂正装置の構成を示すブロック図である。
【図17】第3実施形態におけるPI−PO2回訂正の処理動作を示すフローチャートである。
【図18】RF信号の復調処理とプリピット検出処理の関係を示す模式図である。
【図19】プリピット情報生成回路における訂正ブロック上のプリピット位置を示す模式図である。
【図20】従来の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0062】
1 光ディス
3 マトリクスアンプ
5 誤り訂正部(エラー訂正回路)
13 第1位置情報設定部(プリピットデコーダ)
15 誤り訂正装置
16 第2位置情報生成部(プリピット位置情報生成回路)




 

 


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