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発明の名称 電子機器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−4894(P2007−4894A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−183516(P2005−183516)
出願日 平成17年6月23日(2005.6.23)
代理人 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦
発明者 畑 由喜彦 / 藤原 伸人
要約 課題
本発明の目的は、ディスクドライブを冷却するとともに、筐体内の通気性の向上にも寄与することができる電子機器を得ることにある。

解決手段
電子機器1は、筐体4と、ディスクドライブ11と、ファン12とを具備する。ディスクドライブ11は、筐体4に収容される。ディスクドライブ11は、筐体4内に開口する第1の孔28と、筐体4の外部に露出するベゼル33に形成され、筐体4の外部に開口する第2の孔39とを有する。ファン12は、ディスクドライブ11の内部に設けられる。
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、
上記筐体に収容されるディスクドライブであって、上記筐体内に開口する第1の孔と、上記筐体の外部に露出するベゼルに形成され、上記筐体の外部に開口する第2の孔とを有するディスクドライブと、
上記ディスクドライブの内部に設けられるファンと、
を具備することを特徴とする電子機器。
【請求項2】
請求項1の記載において、
上記ファンは、上記第1の孔を通じて上記筐体内の空気を上記ディスクドライブ内に吸気するとともに、上記第2の孔を通じて上記ディスクドライブ内の空気を上記筐体の外部に排気することを特徴とする電子機器。
【請求項3】
請求項1の記載において、
上記第2の孔は、上記ベゼルの長手方向に沿う一端に設けられ、
上記ファンは、上記第2の孔に対し上記ベゼルの長手方向に沿う他端の方に偏った位置あり、かつ、上記ディスクドライブ内において上記ベゼルとは反対の方に偏った位置に設けられることを特徴とする電子機器。
【請求項4】
請求項1の記載において、
上記ディスクドライブは、引き出し可能なディスクトレイと、上記ディスクトレイの中心から外れた位置に設けられるヘッド部とを有し、
上記第2の孔は、上記ヘッド部に対応するように上記ベゼルの長手方向に沿う一端に設けられ、
上記ファンは、上記ディスクドライブ内において上記ヘッド部を間に挟んで上記第2の孔と対向する位置に設けられることを特徴とする電子機器。
【請求項5】
筐体と、
上記筐体に収容されるディスクドライブであって、ドライブケースと、上記ドライブケース内に引き出し可能に収容され、上記筐体の外部に露出するベゼルを有するディスクトレイと、上記ドライブケースに形成され、上記筐体内に開口するとともに、上記ベゼルの長手方向に沿う端部に位置する第1の孔と、上記ベゼルに形成され、上記筐体の外部に開口するとともに、上記第1の孔に対し上記ベゼルの長手方向に沿う反対の端部に位置する第2の孔とを有するディスクドライブと、
上記第1の孔に対応するように上記ドライブケースに取付けられるファンと、
を具備することを特徴とする電子機器。
【請求項6】
筐体と、上記筐体に収容されるディスクドライブおよびファンとを具備し、
上記ディスクドライブは、
ドライブケースと、
上記ドライブケース内に引き出し可能に収容され、上記筐体の外部に露出するベゼルを有するディスクトレイと、
上記ディスクトレイの中心から外れた位置に設けられるヘッド部と、
上記ドライブケースに形成され、上記筐体内に開口するとともに、上記ヘッド部に対応するように上記ベゼルの長手方向に沿う端部に位置する第1の孔と、
上記ベゼルに形成され、上記筐体の外部に開口するとともに、上記ヘッド部を間に挟んで上記第1の孔と対向する位置に設けられる第2の孔とを有し、
上記ファンは、上記第1の孔に対応するように上記ドライブケースに取付けられる
ことを特徴とする電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、筐体の内部にディスクドライブを収容した電子機器に係り、特にディスクドライブの冷却構造に関する。
【背景技術】
【0002】
ポータブルコンピュータのような電子機器は、筐体の内部に例えばCD(Compact Disk)ドライブあるいはDVD(Digital Versatile Disc)ドライブのようなディスクドライブを収容している。従来のディスクドライブは、ドライブケースと、このドライブケースに引き出し可能に収容されたディスクトレイとを備えている。このディスクドライブが発する熱は、ドライブケースから自然に放出されるようになっている。
【0003】
近年、この種のディスクドライブは、より高速で情報処理が可能になるとともに、その発熱量が増加する傾向にある。そこで、冷却部材を備えたディスクドライブが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のディスクドライブは、シャーシケースと、このシャーシケースに収容されるディスクトレイとを有する。ディスクトレイには、モータファンユニットが配設され、ディスクトレイに実装した電気系部品などが強制的に冷却される。
【0004】
さらに、その他の例として、吸気ファンを有する光ディスク装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。この光ディスク装置は、前面パネルに開口した冷却風孔を有する。吸気ファンにより光ディスク装置の内部に吸込まれた冷却風は、冷却風孔から光ディスク装置の外に排出される。
【特許文献1】特開2004−253085号公報
【特許文献2】特開平6−236676号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ポータブルコンピュータは、上記したディスクドライブ以外にも、例えばCPU(Central Processing Unit)やハードディスクドライブのような発熱量の大きな電子部材を備えている。そこで、例えばCPUクーラーのような冷却部材がポータブルコンピュータには取付けられ、筐体内に設けられた電子部材の冷却が図られている。
【0006】
ところが、近年、CPUやハードディスクドライブのような電子部材の発熱量はさらに増加し、筐体内の温度も高まる傾向にある。筐体内の温度が高まれば、上記したCPUクーラーのような冷却部材も効果的に機能しなくなる。したがって、ポータブルコンピュータは、筐体内の温度を下げるために、筐体内の通気性をより一層高めることが望まれている。
本発明の目的は、ディスクドライブを冷却するとともに、筐体内の通気性の向上にも寄与することができる電子機器を得ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、
筐体と、
上記筐体に収容されるディスクドライブであって、上記筐体内に開口する第1の孔と、上記筐体の外部に露出するベゼルに形成され、上記筐体の外部に開口する第2の孔とを有するディスクドライブと、
上記ディスクドライブの内部に設けられるファンと、
を具備する。
【発明の効果】
【0008】
この構成によれば、上記ファンにより筐体内の空気をディスクドライブ内に吸込んで筐体の外に排出することができる。このため、ディスクドライブを冷却しつつ、筐体内の通気性を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下に本発明の実施の形態を、ポータブルコンピュータに適用した図面にもとづいて説明する。
図1ないし図4は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1を開示している。図1に示すように、ポータブルコンピュータ1は、本体2と表示ユニット3とを備えている。
【0010】
本体2は、箱状の筐体4を備えている。筐体4は、上壁4a、底壁4b、前壁4c、右側壁4d、およびに図示しない後壁と左側壁とを有している。筐体4の上壁4aは、キーボード5を支持している。
【0011】
表示ユニット3は、ディスプレイハウジング6と、このディスプレイハウジング6に収容される液晶表示パネル7とを備えている。液晶表示パネル7は、表示画面7aを有している。表示画面7aは、ディスプレイハウジング6の前面の開口部6aを通じてディスプレイハウジング6の外部に露出している。
【0012】
表示ユニット3は、筐体4の後端部に図示しないヒンジ装置を介して支持されている。そのため、表示ユニット3は、本体2の上壁4aを上方から覆うように倒される閉じ位置と、上壁4a、キーボード5、および表示画面7aを露出させるように起立する開き位置との間で回動可能である。
【0013】
本体2は、さらに、ディスクドライブとしてのCD−R/RWドライブ11(以下CDドライブ11)とファン12とを備えている。図1に示すように、CDドライブ11は、筐体4内の右側部位に収納されている。図2および図3に示すように、CDドライブ11は、ドライブケース14、一対のガイドレール15a,15b、およびディスクトレイ16を備えている。
【0014】
ドライブケース14は、ハウジングベース17と、ハウジングカバー18とを備えている。ハウジングカバー18は、ハウジングベース17を上方から覆うようにハウジングベース17に取付けられている。このため、ドライブケース14は、上面21、下面22、後面23、右側面24、および左側面25を有する箱状に形成されている。ドライブケース14の前面には、挿入口14aが開口している。
【0015】
ドライブケース14は、詳細には、第1の右側面24a、第2の右側面24b、および第3の右側面24cを有する。図3に示すように、第1の右側面24aは、ドライブケース14の前面の方に設けられ、左側面25に対して、CDドライブ11に挿入されるCD26の幅と略同じ距離だけ離れている。第3の右側面24cは、ドライブケース14の後面23の方に設けられ、左側面25に対してCD26の幅の約3/4の距離だけ離れている。第2の右側面24bは、第1の右側面24aと第3の右側面24cとの間に設けられ、ドライブケース14の長手方向に対して斜め方向に延びている。これにより、ドライブケース14は、左右の側面間の幅が異なる3つの部位を有する。
【0016】
図2に示すように、ドライブケース14の上面21の右後端部には、第1の孔としての吸気孔28が設けられている。図4に示すように、吸気孔28は、CDドライブ11が筐体4内に取付けられた状態では、筐体4内に開口している。
【0017】
図3に示すように、一対のガイドレール15a,15bは、それぞれドライブケース14の第3の右側面24cまたは左側面25に沿って取付けられている。ガイドレール15a,15bの間には、ディスクトレイ16が取付けられている。
【0018】
ディスクトレイ16は、ガイドレール15a,15bに支持され、ドライブケース14内に引き出し可能に収容されている。ディスクトレイ16は、トレイ本体31、ヘッド部32、およびベゼル33を備えている。
【0019】
トレイ本体31は、CD26を収容する円形のトレイ部35と、トレイ部35の周囲から起立する段差部36と、段差部36に形成された凹みからなる空気流路37とを備えている。空気流路37は、第1の流路部37aと第2の流路部37bとを有する。図3に示すように、第1の流路部37aは、詳しくは後述するファン12の排気口12aに対応する部位からトレイ部35にわたって設けられている。第2の流路部37bは、トレイ部35から後述するベゼル33の排気孔39にわたって設けられている。
【0020】
トレイ本体31は、さらに、トレイ部35の中央に設けられたターンテーブル41と、ターンテーブル41の上に設けられたディスク係止部42とを有する。CDドライブ11に挿入されたCD26は、ディスク係止部42に係止され、ターンテーブル41により回転駆動される。トレイ本体31は、トレイ部35の左前側部に、縦長の開口部31aを有する。開口部31aは、トレイ部35の半径方向に沿って延びている。
【0021】
図3に示すように、ヘッド部32は、ディスクトレイ16の中心から外れた位置、例えばディスクトレイ16の左前側部に設けられている。ヘッド部32は、トレイ本体31に下方から取付けられ、トレイ本体31の開口部31aを通じて、ディスクトレイ16の上面に露出している。ヘッド部32は、ディスクトレイ16の上面に露出する部分にピックアップセンサ部43を有する。ピックアップセンサ部43は、開口部31aに沿ってトレイ部35の半径方向に移動可能である。
【0022】
ベゼル33は、トレイ本体31の前端部に取付けられ、ディスクトレイ16がドライブケース14に収納されたとき、ドライブケース14の挿入口14aを閉じる蓋となる。ベゼル33は、CDドライブ11が筐体4内に取付けられたとき、筐体4の外部に露出している。
【0023】
ベゼル33は、第2の孔としての例えば2つの排気孔39を有する。図3に示すように、排気孔39は、ベゼル33の長手方向に沿う一端である左端部に設けられている。排気孔39は、CDドライブ11が筐体4内に取付けられたとき、筐体4の外部に開口している。
【0024】
図3に示すように、ファン12は、CDドライブ11の内部に設けられている。ファン12は、CDドライブ11の右後端部、すなわち排気孔39に対しベゼル33の長手方向に沿う他端の方に偏った位置であり、かつ、CDドライブ11内においてベゼル33とは反対の方に偏った位置に取付けられている。換言すれば、排気孔39およびファン12は、矩形状のCDドライブ11内において、それぞれ互いに対角となるコーナー部に配置されている。
【0025】
図4に示すように、ファン12は、ドライブケース14のハウジングカバー18の内面であって、吸気孔28と対応する位置に取付けられている。ファン12は、ファンケース45と、ファンケース45の中で回転する羽根車46とを備えている。ファンケース45は、吸気口12bと排気口12aとを有する。排気口12aは、CDドライブ11の前方を向いて、ドライブケース14内に開口する。ファン12は、吸気孔28を通じて筐体4内の空気をファンケース45内に吸込み、その空気をドライブケース14内に排出する。
【0026】
次に、ポータブルコンピュータ1の作用について説明する。
ファン12を駆動すると、筐体4内の空気は、吸気孔28から吸気口12bを通じてファンケース45内に吸込まれる。この吸込まれた空気は、ファンケース45の排気口12aを通じて、ドライブケース14内に吐出される。ドライブケース14内に空気が吐出されると、ドライブケース14内には正圧が生じる。この正圧により、CDドライブ11内の空気は、排気孔39を通じて筐体4の外部に排気される。
【0027】
具体的には、図3に示すように、ファンケース45の排気口12aを出た空気は、第1の流路部37aを通り、トレイ部35に流入し、その後、第2の流路部37bを通り、排気孔39に導かれる。この過程で、空気は、CDドライブ11から発生する熱の一部を奪い、熱を筐体4の外部に持ち去る。
【0028】
このような構成のポータブルコンピュータ1によれば、CDドライブ11内の温度の高い空気が筐体4の外部に排気される。これによりCDドライブ11を冷却することができる。特に、矩形型のCDドライブ11内において、ファン12および排気孔39をそれぞれ対角となるコーナー部に配置することで、CDドライブ11内の空気の循環を良くし、CDドライブ11の冷却をさらに図ることができる。
【0029】
ファン12により、筐体4内の空気は、CDドライブ11内に吸気される。これにより筐体4内には負圧が生じ、筐体4の外部から新しい空気が筐体4内に流入する。すなわち、筐体4内の通気性を高めることができる。
【0030】
次に、本発明の第2の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1aを、図5を参照して説明する。なお第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1と同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0031】
ポータブルコンピュータ1aの本体2は、ディスクドライブとしてのCDドライブ11と、ファン51とを備えている。CDドライブ11は、ディスクトレイ52を備えている。ディスクトレイ52は、ドライブケース14の後面23の近傍まで延びる後端部52aを有し、ドライブケース14と略同じ奥行きを有する。
【0032】
ファン51は、CDドライブ11の内部に設けられている。ファン51は、CDドライブ11の右後端部、すなわち排気孔39に対しベゼル33の長手方向に沿う他端の方に偏った位置であり、かつ、CDドライブ11内においてベゼル33とは反対の方に偏った位置に取付けられている。図5に示すように、ファン51は、吸気孔28と対応するように、ディスクトレイ52の後端部52aの上面に取付けられている。ファン51は、吸気孔28を通じて筐体4内の空気をファンケース45内に吸込み、その空気をドライブケース14内に排出する。
【0033】
次に、ポータブルコンピュータ1aの作用について説明する。
ファン51を駆動すると、筐体4内の空気は、吸気孔28を通じてCDドライブ11内に吸気される。一方、CDドライブ11内の空気は、排気孔39を通じて筐体4の外部に排気される。この過程で、空気は、CDドライブ11から発生する熱の一部を奪い、熱を筐体4の外部に持ち去る。
【0034】
このような構成のポータブルコンピュータ1aによれば、CDドライブ11内の温度の高い空気が外部に排出され、CDドライブ11を冷却することができる。矩形型をしたCDドライブ11内において、ファン51と排気孔39とをそれぞれ対角となるコーナー部に配置することで、第1の実施形態と同様に、さらにCDドライブ11の冷却性能が高まる。ファン51により、筐体4内には負圧が生じ、筐体4の外部から新しい空気が筐体4内に流入する。すなわち、筐体4内の通気性が向上する。
【0035】
次に、本発明の第3の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1bを、図6を参照して説明する。なお第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1と同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0036】
ポータブルコンピュータ1bの本体2は、ディスクドライブとしてのCDドライブ11と、ファン61とを備えている。CDドライブ11は、ディスクトレイ62を備えている。CDドライブ11の上面21の中心よりやや左寄りの部位には、第1の孔としての吸気孔28が設けられている。
【0037】
図6に示すように、ベゼル33は、第2の孔としての例えば2つの排気孔63を有する。排気孔63は、ヘッド部32に対応するように、ベゼル33の長手方向に沿う一端である左端部に設けられている。すなわち、排気孔63は、ベゼル33において、ヘッド部32と最短距離で向かい合う部位に設けられている。さらに具体的には、排気孔63は、ヘッド部33のピックアップセンサ部43に対応するように設けられている。排気孔63は、CDドライブ11が筐体4内に取付けられたとき、筐体4の外部に開口している。
【0038】
ファン61は、CDドライブ11の内部に設けられている。ファン61は、CDドライブ11の中心からやや左の部位、すなわちCDドライブ11内において、ヘッド部32を間に挟んで排気孔63と対向する位置に取付けられている。換言すれば、ファン61、ヘッド部32、および排気孔63は、一つの直線上に位置する。
【0039】
ファン61は、ドライブケース14のハウジングカバー18の内面であって、吸気孔28と対応する位置に取付けられている。ファン61は、吸気口12bと排気口12aとを有するファンケース45を備えている。ファン61は、吸気孔28を通じて筐体4内の空気をファンケース45内に吸込み、その空気をドライブケース14内に排出する。
【0040】
次に、ポータブルコンピュータ1bの作用について説明する。
ファン61を駆動すると、筐体4内の空気は、吸気孔28を通じてCDドライブ11内に吸気される。一方、CDドライブ11内の空気は、排気孔63を通じて筐体4の外部に排気される。この過程で、空気は、CDドライブ11から発生する熱の一部を奪い、熱を筐体4の外部に持ち去る。
【0041】
このような構成のポータブルコンピュータ1bによれば、CDドライブ11内の温度の高い空気が外部に排出され、CDドライブ11を冷却することができる。ここで、CDドライブ11内において、最も発熱する部材は、ヘッド部32のピックアップセンサ部43である。
【0042】
本実施形態では、ファン61、ヘッド部32、および排気孔63が、一つの直線上に位置している。したがって、ファン61によりドライブケース14内に吸気された空気は、ヘッド部32の周囲を通過して、排気孔63から筐体4の外部に排気される。すなわち、ヘッド部32周りの空気を集中的に換気することで、CDドライブ11の冷却をさらに図ることができる。さらに、ファン61により、筐体4内には負圧が生じ、筐体4の外部から新しい空気が筐体4内に流入する。すなわち、筐体4内の通気性が向上する。
【0043】
次に、本発明の第4の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1cを、図7を参照して説明する。なお第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1と同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0044】
ポータブルコンピュータ1cの本体2は、ディスクドライブとしてのCDドライブ11とファン71とを備えている。CDドライブ11は、ドライブケース72と、ディスクトレイ73とを備えている。ドライブケース72は、ディスクトレイ73と略同じ奥行きを有する。ドライブケース72の上面21の左後端部には、第1の孔としての吸気孔28が設けられている。
【0045】
ベゼル33は、第2の孔としての例えば2つの排気孔75を有する。図7に示すように、排気孔75は、ベゼル33の右端部に設けられている。排気孔75は、CDドライブ11が筐体4内に取付けられたとき、筐体4の外部に開口している。
【0046】
ファン71は、CDドライブ11の内部に設けられている。ファン71は、ディスクトレイ73の左後端のコーナー部、すなわち排気孔75に対しベゼル33の長手方向に沿う他端の方に偏った位置であり、かつ、CDドライブ11内においてベゼル33とは反対の方に偏った位置に取付けられている。ファン71は、ディスクトレイ73の段差部36と一体に形成されたファンケース45を有する。ファンケース45は、吸気口12bと排気口12aとを有する。ファン71は、吸気孔28を通じて筐体4内の空気をファンケース45内に吸込み、その空気をドライブケース72内に排出する。
【0047】
次に、ポータブルコンピュータ1cの作用について説明する。
ファン71を駆動すると、筐体4内の空気は、吸気孔28を通じてCDドライブ11内に吸気される。一方、CDドライブ11内の空気は、排気孔75を通じて筐体4の外部に排気される。この過程で、空気は、CDドライブ11から発生する熱の一部を奪い、熱を筐体4の外部に持ち去る。
【0048】
このような構成のポータブルコンピュータ1cによれば、CDドライブ11内の温度の高い空気が外部に排出され、CDドライブ11を冷却することができる。矩形型をしたCDドライブ11内において、ファン71と排気孔75とをそれぞれ対角となるコーナー部に配置することで、第1の実施形態と同様に、さらにCDドライブ11の冷却性能が高まる。ファン71により、筐体4内には負圧が生じ、筐体4の外部から新しい空気が筐体4内に流入する。すなわち、筐体4内の通気性を高めることができる。
ファン71をディスクトレイ73の左後端のコーナー部に配置することで、ドライブケース72の奥行き幅を小さくすることができる。
【0049】
次に、本発明の第5の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1dを、図8を参照して説明する。なお第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1と同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0050】
ポータブルコンピュータ1dの本体2は、ディスクドライブとしてのCDドライブ11とファン81とを備えている。CDドライブ11は、ドライブケース82とディスクトレイ83とを備えている。ドライブケース82は、ディスクトレイ83と略同じ奥行きを有する。ドライブケース82の右側面24は、左側面25に対して、CD26の幅と略同じ距離だけ離れている。すなわち、ドライブケース82は、左右の側面間の距離が一定である。ドライブケース82の上面21には、第1の孔としての吸気孔28が設けられている。
【0051】
ファン81は、CDドライブ11の内部に設けられている。ファン81は、CDドライブ11の右後端部のコーナー部、すなわち排気孔39に対しベゼル33の長手方向に沿う他端の方に偏った位置であり、かつ、CDドライブ11内においてベゼル33とは反対の方に偏った位置に取付けられている。
【0052】
ファン81は、ドライブケース82のハウジングカバー18の内面に取付けられている。ファンケース45は、吸気口12bと排気口12aとを有する。排気口12aは、CDドライブ11の中心を向いて、ドライブケース14内に開口する。ファン81は、吸気孔28を通じて筐体4内の空気をファンケース45内に吸込み、その空気をドライブケース14内に排出する。
【0053】
次に、ポータブルコンピュータ1dの作用について説明する。
ファン81を駆動すると、筐体4内の空気は、吸気孔28を通じてCDドライブ11内に吸気される。一方、CDドライブ11内の空気は、排気孔39を通じて筐体4の外部に排出される。この過程で、空気は、CDドライブ11から発生する熱の一部を奪い、熱を筐体4の外部に持ち去る。
【0054】
このような構成のポータブルコンピュータ1dによれば、CDドライブ11内の温度の高い空気が外部に排出され、CDドライブ11を冷却することができる。ファン81により、筐体4内には負圧が生じ、筐体4の外部から新しい空気が筐体4内に流入する。すなわち、筐体4内の通気性を高めることができる。
【0055】
ファン81は、ドライブケース82内の右後端のコーナー部に配置される。このコーナー部は、CDドライブ11に挿入されたCD26およびディスクトレイ83に干渉されない部位である。したがって、第1ないし第4の実施形態に係るファン12,51,61,71に比べて、厚さのあるファン81を搭載することが可能である。例えば、CDドライブ11の厚さと略同じ厚さを有するファン81を設けることも可能である。
【0056】
次に、本発明の第6の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1eを、図9を参照して説明する。なお第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1と同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0057】
ポータブルコンピュータ1eの本体2は、ディスクドライブとしてのCDドライブ11とファン91とを備えている。CDドライブ11は、ドライブケース92、およびディスクトレイ93を備えている。ドライブケース92は、第2の右側面24bに、ドライブケース92の外部に開口した第1の孔としての吸気孔28を有する。すなわち、CDドライブ11が筐体4内に取付けられたとき、吸気孔28は筐体4内に開口する。排気孔39は、ベゼル33の右端部、すなわち吸気孔28に対しベゼル33の長手方向に沿う反対の端部に位置する。
【0058】
ファン91は、CDドライブ11の外部に設けられている。ファン91は、CDドライブ11の第2の右側面24bに外側から取付けられ、吸気孔28に対応するように配置されている。ファン91は、吸気孔12bと排気口12aとを有する。排気口12aは、CDドライブ11の吸気孔28と連通している。ファン91は、筐体4内の空気をファンケース45内に吸込み、その空気を吸気孔28を通じてドライブケース92内に排出する。
【0059】
次に、ポータブルコンピュータ1eの作用について説明する。
ファン91を駆動すると、筐体4内の空気は、吸気孔28を通じてCDドライブ11内に吸気される。一方、CDドライブ11内の空気は、排気孔39を通じて筐体4の外部に排出される。この過程で、空気は、CDドライブ11から発生する熱の一部を奪い、熱を筐体4の外部に持ち去る。
【0060】
このような構成のポータブルコンピュータ1eによれば、CDドライブ11内の温度の高い空気が外部に排出され、CDドライブ11を冷却することができる。ファン91により、筐体4内には負圧が生じ、筐体4の外部から新しい空気が筐体4内に流入する。すなわち、筐体4内の通気性が向上する。
ファン91をCDドライブ11の外部に設けることで、ある程度大きなファン91を採用することができる。
【0061】
なお、ドライブケース92の後面23に、ヘッド部32に対応するように吸気孔28を形成するとともに、ドライブケース92の吸気孔28に対応する位置にファン91を設け、ベゼル33に、ヘッド部32に対応するように排気孔39を形成しても良い。すなわち、吸気孔28、ヘッド部32、および排気孔39を一つの直線上に配置することで、第3の実施形態と同様に、CDドライブ11の冷却に効果的に寄与することができる。
【0062】
以上、第1ないし第6の実施形態のポータブルコンピュータ1,1a,1b,1c,1d,1eについて説明したが、本発明はもちろんこれらに限定されるものではない。例えば第1ないし第4の実施形態に係る吸気孔28は、ファン12,51,61,71の吸気口12bに対応した位置に形成される必要はなく、例えば図2中に2点鎖線で示す吸気孔28aの位置に設けても良い。さらに言えば、吸気孔28は、ドライブケース14,72の上面21、下面22、または周面23,24,25においてどこに設けても良く、その位置は問わない。例えば上面21と下面22にそれぞれ吸気孔28を設けるなど、2つ以上の吸気孔28を設けても良い。
【0063】
ベゼル33に設けられる排気孔39の数も限定されるものではなく、例えば1つでも良く、3つ以上の複数個でもあっても良い。またその形状は問わない。
ディスクトレイ16,52,62,73,83,93に設けられている空気流路37は、CDドライブ11内の空気の流動性を高めるためのものであり、無くても本発明の効果を得ることができる。
【0064】
本発明は、CDドライブ11を有するポータブルコンピュータ1,1a,1b,1c,1d,1eに限られず、例えばDVD−R/RWのような光ディスクドライブを有するコンピュータにも同様に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0065】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。
【図2】図1中に示されたディスクドライブの斜視図。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るポータブルコンピュータの断面図。
【図4】図3中に示されたポータブルコンピュータのA−A線に沿う断面図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るポータブルコンピュータの断面図。
【図6】本発明の第3の実施形態に係るポータブルコンピュータの断面図。
【図7】本発明の第4の実施形態に係るポータブルコンピュータの断面図。
【図8】本発明の第5の実施形態に係るポータブルコンピュータの断面図。
【図9】本発明の第6の実施形態に係るポータブルコンピュータの断面図。
【符号の説明】
【0066】
1…ポータブルコンピュータ、2…本体、3…表示ユニット、4…筐体、11…CDドライブ、12…ファン、12a…排気口、14…ドライブケース、16…ディスクトレイ、17…ハウジングベース、26…CD、28…吸気孔、31…トレイ本体、32…ヘッド部、33…ベゼル、39…排気孔、43…ピックアップセンサ部、46…羽根車、51…ファン、61…ファン、71…ファン、81…ファン、91…ファン。




 

 


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