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発明の名称 ポインティングデバイスおよび電子機器のカーソル表示制御方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−4712(P2007−4712A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−187039(P2005−187039)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100109900
【弁理士】
【氏名又は名称】堀口 浩
発明者 齋藤 啓司
要約 課題

ユーザが制御対象とする情報処理装置をカーソルの移動によって指定でき、入力デバイスのデータ送信先を指定する操作を容易に行うことが可能になると同時に最適な無線通信出力に切り替えることを可能とする。

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】
第1および第2の電子機器の表示部に表示されるカーソルの移動操作を行うポインティングデバイスにおいて、
前記カーソルの移動指示信号、および前記第1、第2の電子機器を操作するための操作指示信号を送信する無線送信部と、
前記カーソルが前記第1の電子機器の表示部に表示されている場合、前記操作指示信号を前記第1の電子機器に送信し、前記移動指示信号によって前記カーソルが前記第2の電子機器の表示部に移動した場合には、前記操作指示信号を前記第2の電子機器に送信する送信制御部とを具備したことを特徴とするポインティングデバイス。
【請求項2】
前記第1および第2の電子機器と、それぞれ異なる無線通信路を用いて通信することを特徴とする請求項1記載のポインティングデバイス。
【請求項3】
他の電子機器の表示部と、自己の表示部とを共有しながらカーソル表示し、かつポインティングデバイスからの無線通信によるカーソルの移動指示信号、および操作指示信号を受けて、表示されたカーソルの移動や操作制御を実行する電子機器のカーソル表示制御方法において、
前記ポインティングデバイスからの移動指示信号に基づいて、カーソルの表示位置が他の電子機器の表示部から、自己の表示部へ移動するような入力を受けた場合、前記ポインティングデバイスとのデータ通信を開始し、前記他の電子機器と前記ポインティングデバイスとの間で確立していた無線通信路のデータ通信が休止させることを特徴とする電子機器のカーソル表示制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示画面に表示されたカーソルの表示位置を移動させる電子機器に関し、特に無線によりカーソルの移動指示が可能なマウス装置を用いた電子機器のカーソル表示方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より大画面や複数の表示装置を使い、ポインティングデバイスによるカーソルの表示位置を移動させる場合、表示されたカーソルを見失うことなく、また一度カーソルを見失なっても再発見しやすくしたマウスカーソル制御装置が存在していた。
【特許文献1】特開平11-282627号公報 (図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし上述した例では、複数の表示画面からなる仮想空間上を単一のカーソルが移動するのみであり、ポインティングデバイスの入力データ送信先は切り替えることができなかった。
【0004】
そこで、複数の表示画面を用いて仮想空間上で単一のカーソルを移動することかできる電子機器において、カーソルを移動させるポインティングデバイスの入力データ送信先を切り替えることが可能な電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は上述したような課題を解決するため、第1および第2の電子機器の表示部に表示されるカーソルの移動操作を行うポインティングデバイスにおいて、前記カーソルの移動指示信号、および前記電子機器に対する操作指示信号を前記第1および第2の電子機器に送信する無線送信部と、前記カーソルが前記第1の電子機器の表示部に表示されている場合、前記操作指示信号を前記第1の電子機器に送信し、前記移動指示信号によって、前記カーソルが前記第2の電子機器の表示部に移動した場合には、前記操作指示信号を前記第2の電子機器に送信する送信制御部とを具備したものである。
【0006】
また本発明は上述した課題を解決するため他の電子機器の表示部と、自己の表示部とを共有しながらカーソル表示し、かつポインティングデバイスからの無線通信によるカーソルの移動指示信号、および操作指示信号を受けて、表示されたカーソルの移動や操作制御を実行する電子機器のカーソル表示制御方法において、前記ポインティングデバイスからの移動指示信号に基づいて、カーソルの表示位置が他の電子機器の表示部から、自己の表示部へ移動するような入力を受けた場合、前記ポインティングデバイスとのデータ通信を開始し、前記他の電子機器と前記ポインティングデバイスとの間で確立していた無線通信路のデータ通信が休止させるものである。
【発明の効果】
【0007】
ユーザが制御対象とする情報処理装置をカーソルの移動によって指定でき、入力デバイスのデータ送信先を指定する操作を容易に行うことが可能になると同時に最適な無線通信出力に切り替えることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明における実施形態について図面を用いて説明する。
【0009】
図1に本発明の一実施例を示す電子機器の構成を示す。本実施形態は、情報表示機器1および情報表示機器2をBluetooth通信モジュールを持つパーソナルコンピュータとし、ポインティングデバイス3をBluetoothマウス装置とからなる構成で説明していく。
【0010】
情報表示機器1は中央演算装置であるCPU100を持ち、CPU100は情報を表示するための情報表示部101(主にCRTや液晶ディスプレイ)や各種情報を格納する情報記憶部102、無線通信部103の制御を行う。情報表示機器2についても同様である。また、ポインティング・デバイス3はCPU300、移動量検出部301、情報記憶部302、無線通信部303から成り、301で検出した移動量を無線通信部303を経由して情報表示機器1および2へ送信する。情報表示機器1および2は無線通信部103および203から得られた移動量を情報表示部101および201上に表示されるカーソルに反映させる。ポインティング・デバイス3の持つ左右クリック・ボタンの押下やホイール・ボタンの回転量についても移動量と同様に情報表示機器1および2に送られ、それぞれ処理される。
【0011】
本実施形態においてユーザはポインティングデバイス3を用い、情報表示機器1と情報表示機器2に表示されるカーソルを制御する。ポインティング・デバイスは常にどちらか一方の情報表示機器のカーソル位置を制御し、同時に両方を制御することは無い。ユーザが制御対象とする情報表示機器はカーソルの移動によって決定される。各情報表示機器の情報表示部101および201は仮想空間上で隣接するように配置される。
【0012】
図2は仮想空間上での情報表示部の配置例である。図2に示すように、カーソルが情報表示部101の右端にある状態で、さらにユーザが右方向へカーソルを移動させた場合、ポインティングデバイス3は情報表示機器1へのデータ送信を停止し、情報表示機器2へのデータ送信を開始する。同時にカーソルは情報表示機器2の情報表示部201の左端に表示される。それ以降、カーソルはポインティングデバイス3から送られるデータに従って制御される。カーソルが情報表示部201の左端にある状態で、さらにユーザが左方向へカーソルを移動させた場合、ポインティングデバイス3は情報表示機器2へのデータ送信を停止し、情報表示機器2へのデータ送信を開始する。
【0013】
情報表示機器1および2とポインティングデバイス3との間ではその無線通信に最適な信号送信出力Pw4およびPw5があり、両者の間でその出力を交渉・決定する手段を持つ(Bluetoothの場合、リンクマネージャ層にその機能がある。
【0014】
具体的にはLMP_incr_power_req/LMP_decr_power_reqのメッセージを用いる)。現状のBluetooth規格ではその出力をホスト機器側から読み出すことや通信時の送信出力を指定することは出来ないが、ホストコントローラインタフェースに新規コマンドを追加することで実現可能である。
【0015】
図3に本実施形態における無線通信システムのフローチャートを示す。以下、フローチャートに従って本実施形態の状態遷移や実行する処理を説明する。
【0016】
ステップS01は初期設定を行うステップであり、システム全体に含まれる情報表示機器群の識別情報(具体的にはIPアドレスや無線通信部の物理アドレス等)や情報表示部の仮想空間上での配置、さらにはポインティング・デバイスとの間での最適な信号送信出力の値などを情報記憶部から読み出すステップである。
【0017】
これらの情報が情報記憶部に存在しない場合は、ユーザに設定を促す旨のメッセージを送り、設定画面を表示させる。最適な信号送信出力は無線接続を確立しない限り得られないため、一時的に通信を確立して値を得るか、またはあらかじめ設定された標準的な値に設定しておく。ポインティングデバイスは少なくとも1台の情報表示機器との無線通信を確立した状態にする。
【0018】
ステップS02はポインティングデバイスからの移動量データを情報表示機器へ送信するステップであり、この状態において情報表示部のカーソル位置はポインティングデバイスによって制御される。ステップS03はカーソルの現在位置と仮想空間上での位置から「ユーザが別の情報表示機器へ制御対象を移したかどうか」を判断するステップである。カーソル位置が画面の端を越えて仮想空間上で隣接する情報表示機器の情報表示部へ移動する場合、ステップS04へ分岐する。それ以外の場合はステップS02へ戻る。ステップS04はユーザが次に制御対象とする情報表示機器との通信を行う上で必要となる情報を取得するステップである。少なくとも情報表示機器を一意に決定する識別情報と、その機器とポインティングデバイスとの間での無線通信に最適な信号送信出力の値が必要となる。
【0019】
ステップS05はステップS04で得られた信号送信出力をポインティングデバイス側の無線通信部に設定するステップである。ステップS06はポインティングデバイスが移動量やクリックボタンの押下、ホイールボタンの回転量などのデータ送信先を切り替えるステップであり、今までデータ送信をしていた情報表示機器へのデータ送信を停止し、新たにユーザの制御対象となる情報表示機器へのデータ送信を開始する。データ送信を停止する方法は複数考えられる。Bluetooth規格においては、無線通信リンクをParkモードに置く方法や、一旦リンクを切断する方法がある。
【0020】
以降、新たに制御対象となった情報表示機器でステップS01からの処理ステップが同様に実行される。なお、「無線通信に最適な信号送信出力」は通信中に随時更新され、情報表示機器間で共有される。それらの情報を共有する方法は複数考えられる。ひとつには情報処理機器間のローカルエリアネットワーク上に共有ファイルシステムを構築し、そこに情報保存ファイルを置く方法がある。
【0021】
さらに、上述した本実施形態全体の動作について図4を用いて説明する。
【0022】
図4に示すように、PC(パーソナルコンピュータ)1およびPC2は無線あるいは有線による通信路で接続され、それぞれがカーソルを表示する表示部を持ち、無線マウス(無線ポインティングデバイス)3でカーソル制御が可能である。無線マウス3はPC1と無線通信路4を介して接続され、ユーザは無線マウス3を用いてPC1のカーソルを移動させることが出来る。また、同時に無線マウス3はPC2と無線通信路5を介して接続可能であり、PC2のカーソルを移動させることが出来る。無線通信路4と無線通信路5はそれぞれ最適な無線通信出力Pw4およびPw5を持つ。
【0023】
PC1およびPC2は仮想空間上での表示部の配置情報を共有しており、それぞれの表示部は仮想空間上で隣接している。さらに、PC1およびPC2は仮想カーソル位置に応じてそれぞれのカーソルを表示する。情報表示機器はその隣接部分を越えてカーソルが移動するような入力を無線マウス3から受けた場合、出力Pw4で行っていた無線通信路4のデータ通信を休止し、無線通信路5のデータ通信を出力Pw5で開始させる指令を発する。つまり、仮想空間上でのカーソル位置がポインティングデバイス3の入力データ送信先を決定するようにシステムが制御されると同時に、最適な無線通信出力を用いて無線通信が行われる。
【0024】
以上説明したように本実施形態によれば無線マウスのように、「複数のPCと接続可能でありながら、ある時点ではひとつのPCのカーソルだけを制御する」という特徴を持つ入力機器において、最適な信号送信出力が通信対象によって大きく異なる場合があり得る。その送信出力の変更をカーソルの画面間移動に応じて行うことで、無線通信のリンク品質を良い状態に維持できる。また、不要に大きな出力で無線マウスのバッテリを浪費したりすることが無くなる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の一実施形態を示す電子機器システムのシステム構成図である。
【図2】同実施形態における仮想空間上での情報表示部の表示例である。
【図3】同実施形態における無線通信動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】同実施形態におけるカーソル表示制御動作を説明するための概念図である。
【符号の説明】
【0026】
100…CPU、101…情報表示部、102…情報記憶部、103…無線通信部、301…移動検出部、302…情報記憶部、303…無線通信部。




 

 


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