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発明の名称 無線装置及び周波数選択方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−142928(P2007−142928A)
公開日 平成19年6月7日(2007.6.7)
出願番号 特願2005−335542(P2005−335542)
出願日 平成17年11月21日(2005.11.21)
代理人 【識別番号】100105050
【弁理士】
【氏名又は名称】鷲田 公一
発明者 伊藤 政利
要約 課題
多くの無線装置が、一つの周波数に過度に集中してしまう状態をなくすること。

解決手段
測定部101は、バンドサーチを行う。周波数リスト作成部102は、測定部101でのバンドサーチの結果から待ち受け候補周波数リストを作成する。待ち受け処理部103は、周波数リスト作成部102で作成した待ち受け候補周波数リストから実際に待ち受け可能かどうかを順に調べ、待ち受け候補周波数リストを修正して、修正された待ち受け候補周波数リストを作成するとともに、待ち受け処理を行う。受信部104は、マスター報知情報や報知情報を含むデータの受信を行う。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の周波数に対して、前記周波数毎の受信レベルを測定する受信レベル測定手段と、
前記受信レベル測定手段の測定した受信レベルに基づいて、待ち受け周波数を選択するための待ち受け候補周波数リストを作成するリスト作成手段と、
受信レベルが最も大きい周波数以外の周波数でも待ち受け周波数として選択できるように前記待ち受け候補周波数リストを修正した修正待ち受け候補周波数リストを作成するリスト修正手段と、
を具備する無線装置。
【請求項2】
前記リスト修正手段は、前記待ち受け周波数を複数のグループに分けるとともに前記グループ毎に最も受信レベルが高い周波数から順番に整列させた後、前記グループの順番を入れ替えて整列させた前記待ち受け周波数の先頭から順次選択する前記修正待ち受け候補周波数リストを作成する請求項1記載の無線装置。
【請求項3】
複数の周波数に対して、前記周波数毎の受信レベルを測定するステップと、
測定した前記受信レベルに基づいて、待ち受け周波数を選択するための待ち受け候補周波数リストを作成するステップと、
前記受信レベルが最も大きい周波数以外の周波数でも待ち受け周波数として選択できるように前記待ち受け候補周波数リストを修正するステップと、
前記修正した待ち受け候補周波数リストに基づき、待ち受け周波数を選択するステップと、
を具備する周波数選択方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、W−CDMAシステムにおける無線装置及び周波数選択方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、3GPP(3rd Generation Partnership Project)で方式が規定されているW−CDMAシステムにおいては、携帯無線装置が待ち受け状態になる際に、どの周波数を利用することができるかを調べるために、各周波数の受信レベルを測定するバンドサーチを行う必要がある。
【0003】
バンドサーチの結果、利用可能な周波数が検出されると、その周波数を待ち受け候補周波数とする。この場合、バンドサーチにより利用可能な周波数が複数検出されることもある。このような場合、従来は、受信レベルが最も大きい周波数から順に待ち受け候補周波数として選択している。そして、その後、待ち受け候補周波数に対して、実際に待ち受け可能であるか否かの判定をするための処理を行うようになっている。
【0004】
従来の待ち受け候補周波数の選択においては、バンドサーチの結果、ある1つの周波数の状態が特に良いという状況にある場合、ある程度良い他の周波数が存在する状況でも、上記した特に良い周波数を待ち受け候補周波数にしていた。
【0005】
その際、複数の携帯無線装置が同じようなタイミングでバンドサーチを行ったとすると、全ての携帯無線装置が、最もバンドサーチの結果が良い周波数を待ち受け候補として選択することになる。このような携帯無線装置としては、例えば、特許文献1が知られている。
【特許文献1】特開2003−244083号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の装置においては、多くの携帯無線装置が、上記した特に良い周波数で待ち受けようとするため、一つの周波数に過度に集中してしまうことになり、バンドサーチの結果が良くて利用効率が良いはずの周波数の利用効率が悪くなってしまうという問題がある。また、この場合、上記した周波数で普通に待ち受けていた携帯無線装置も巻き込むことになる。
【0007】
更には、この過度の集中のために圏外状態となってしまった携帯無線装置は、同じようなタイミングでバンドサーチを行うため、別の周波数に対しても同様の現象を引き起こす可能性があるという問題がある。
【0008】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、多くの無線装置が、一つの周波数に過度に集中してしまう状態をなくすることができる無線装置及び周波数選択方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の無線装置は、複数の周波数に対して、前記周波数毎の受信レベルを測定する受信レベル測定手段と、前記受信レベル測定手段の測定した受信レベルに基づいて、待ち受け周波数を選択するための待ち受け候補周波数リストを作成するリスト作成手段と、受信レベルが最も大きい周波数以外の周波数でも待ち受け周波数として選択できるように前記待ち受け候補周波数リストを修正した修正待ち受け候補周波数リストを作成するリスト修正手段と、を具備する構成を採る。
【0010】
本発明の周波数選択方法は、複数の周波数に対して、前記周波数毎の受信レベルを測定するステップと、測定した前記受信レベルに基づいて、待ち受け周波数を選択するための待ち受け候補周波数リストを作成するステップと、前記受信レベルが最も大きい周波数以外の周波数でも待ち受け周波数として選択できるように前記待ち受け候補周波数リストを修正するステップと、前記修正した待ち受け候補周波数リストに基づき、待ち受け周波数を選択するステップと、を具備するようにした。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、多くの無線装置が、一つの周波数に過度に集中してしまう状態をなくすことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0013】
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る無線装置の構成を示すブロック図である。
【0014】
図1に示すように、本発明の実施の形態の無線装置100は、バンドサーチを行う測定部101と、測定部101でのバンドサーチの結果から待ち受け候補周波数リストを作成する周波数リスト作成部102と、周波数リスト作成部102で作成した待ち受け候補周波数リストから実際に待ち受け可能かどうかを順に調べ、待ち受け候補周波数リストを修正して、修正された待ち受け候補周波数リストを作成するとともに、待ち受け処理を行う待ち受け処理部103と、マスター報知情報や報知情報を含むデータの受信を行う受信部104とを具備する。
【0015】
なお、図1において、110は、バンドサーチにより測定部101で検出した周波数群である。又、待ち受け候補周波数リストは、検出した周波数と検出した各周波数の受信レベル又は受信信号電力との関係を示すリストである。
【0016】
次に、図2及び図3を用いて、周波数リスト作成部102及び待ち受け処理部103の動作を説明する。図2は、周波数リスト作成部102の動作を説明するフロー図であり、図3は、待ち受け処理部103の動作を説明するフロー図である。なお、図2及び図3において、Nはバンドサーチの結果、検出された周波数の数であり、Fi(1≦i≦N)は待ち受け候補リストのi番目の周波数、即ち測定結果がi番目に良い周波数である。
【0017】
先ず、使用可能な全周波数を、予め定めておいたグループ分けの基準に基づいて、周波数帯ごとにグループ分けを行う。図2においては、g個のグループに分ける(ST201)。例えば、g=3の場合、グループ1は周波数帯f1〜f2、グループ2は周波数帯f3〜f4及びグループ3は周波数帯f5〜f6のようにグループ分けする。次に、時刻などをキーとして乱数を発生させ、g個のグループに番号を付ける(ST202)。そして、初期設定する(ST203)。ここでは、p=1、k=1とする。なお、変数pは、リスト作成中のグループを示し、変数kは、検出した周波数の合計をカウントする変数である。
【0018】
そして、p(1≦p≦g)番目のグループのCp(ΣCp=N)個の周波数に対して、受信レベルの大きい順に待ち受け候補周波数リストのk番目以降に書き込んでいく(ST204、205)。なお、Cpはp番目のグループに含まれる周波数の数である。p番目のグループの処理が終わると、pをインクリメントし、更に、k=k+Cpとして、変数k、pの値を更新する(ST206)。このようにして、ST204〜206を、繰り返し実行し、変数pが変数gより大きくなった時、図3の処理に移行する(ST207)。
【0019】
従って、ST204〜206の処理を1回終了すると、各グループ毎に、各周波数の測定した受信レベルが良い順に、待ち受け候補周波数リストに書き込まれることになる。この処理をグループ番号の昇順に行うことで、待ち受け候補周波数リストが作成される。
【0020】
次に、待ち受け候補周波数リストの入力を受けた待ち受け処理部103は、図3に従い、待ち受け候補周波数リストの待ち受け候補周波数で実際に待ち受け可能かを調べる為、受信部104にリスト順に待ち受け候補周波数を入力する。
【0021】
即ち、図3に示すように、待ち受け候補周波数リストの各周波数に付けられた番号に対応する変数iを初期設定し(ST301)、変数iに対応する周波数Fiを受信部104に入力し(ST302、303)、待ち受け可能であるか調べる(ST304)。待ち受け可能であれば、周波数Fiを待ち受け候補周波数として処理し(ST305)、変数iをインクリメントする(ST306)。一方、待ち受け可能でなければ、変数iをインクリメントした後(ST306)、次の待ち受け候補周波数を受信部104に入力する(ST302、303)。このようにして、変数iが、バンドサーチの結果、検出された周波数の数Nに等しくなるまで、ST302〜306を繰り返し実行する。そして、変数iの値がNより大きくなったとき、待ち受け処理部103が、予め定めた方法で、待ち受け候補周波数リストを加工して、修正された待ち受け候補周波数リストを完成させる(ST307)。
【0022】
ST307では、修正された待ち受け候補周波数リストの待ち受け候補の周波数の選択順序が、測定部101が測定した受信レベルの大小の順序と異なる順序になるように、待ち受け候補周波数リストを修正する。
【0023】
本実施の形態では、受信レベルが2番目に大きい周波数を第1の待ち受け周波数にするように構成しているが、これに限らず、受信レベルが最も大きい周波数以外の周波数でも第1の待ち受け周波数に設定するように構成することにより、本発明の目的を達成することが出来る。
【0024】
又、所定の受信レベル以上の周波数をランダムに並べることで、待ち受け周波数を設定するように構成しても良い。
【0025】
図4は、従来の待ち受け候補周波数リストと本発明による待ち受け候補周波数リストの差異を説明する図である。図4(A)は、バンドサーチの結果、F1〜F5の周波数を検出した様子を示す図であり、図4(B)は、図4(A)の状態で作成された従来の待ち受け候補周波数リストであり、図4(C)は、本発明の修正された待ち受け候補周波数リスト112であり、図4(D)は、周波数リスト作成部102で作成した待ち受け候補周波数リストである。
【0026】
図4(A)は、バンドサーチの結果、周波数F1の受信レベルが最も高く、周波数F5の受信レベルが最も低いことを示している。また、図4(B)より、従来の待ち受け候補周波数リストでは、受信レベルの大きい順に並んだリストが作成されている。これに対して、本発明の修正された待ち受け候補周波数リスト112は、図4(C)に示したように作成される。
【0027】
即ち、従来の待ち受け候補周波数リストでは、全ての携帯無線装置が、周波数F1で待ち受け処理を行うことになる。一方、本実施の形態においては、図4(D)に示すように、複数の周波数を含むグループA内にて受信レベルの高い周波数から順番、即ちF1、F3の順番に整列させた後、グループB、A、Cの順番にグループの順番を入れ替えて整列させる。その結果、図4(C)に示すように、先頭のF2から、F1、F3、F4、F5の順番に整列する。従って、図4(C)の修正された待ち受け候補周波数リスト112の先頭のF2を選択することにより、受信レベルが最も大きい周波数以外の周波数を待ち受け周波数に選択することができる。
【0028】
なお、全ての携帯無線装置が同一の待ち受け周波数を選択しないように、例えば、図4(D)に示すように、待つ受け候補周波数を複数のグループA、B、Cに分けて、待ち受け候補周波数リスト111のグループA、B、Cの順番を、携帯無線装置毎に任意の順番にする。これにより、各携帯無線装置が、修正された待ち受け周波数リストの先頭の周波数から順番に使用しても、全ての携帯無線装置が同一の周波数で待ち受け処理を行うことはなくなる。
【0029】
このように、本実施の形態によれば、多くの無線装置が、一つの周波数に過度に集中してしまう状態をなくすことができる。
【0030】
なお、本実施の形態において、全ての周波数をグループ分けしたが、これに限らず、図2のST201で閾値を設定し、閾値以上の受信レベルの周波数だけをグループ分けの対象とするように構成してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明にかかる無線装置及び周波数選択方法は、例えばW−CDMAシステムに用いるのに好適である。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の実施の形態に係る無線装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態に係る無線装置の周波数リスト作成部の動作を説明するフロー図
【図3】本発明の実施の形態に係る無線装置の待ち受け処理部の動作を説明するフロー図
【図4】従来の待ち受け候補周波数リストと本発明による待ち受け候補周波数リストの差異を説明する図
【符号の説明】
【0033】
100 無線装置
101 測定部
102 周波数リスト作成部
103 待ち受け処理部
104 受信部
111 待ち受け候補周波数リスト
112 修正された待ち受け候補周波数リスト




 

 


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