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発明の名称 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−142510(P2007−142510A)
公開日 平成19年6月7日(2007.6.7)
出願番号 特願2005−329670(P2005−329670)
出願日 平成17年11月15日(2005.11.15)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 杉谷 俊幸
要約 課題
無線ドアホンとコードレス電話が接続された無線通信システムは、ドアホン着信をコードレス電話側で応答可能だが、外線着信をドアホン側で応答できない等、システム間のサービスの共有が不十分であった。

解決手段
時分割通信方式を用いて通信を行う無線通信システム1において、制御局として動作するドアホン親機2bは、他の無線通信システムの制御局として動作するコードレス電話親機3の従属局として動作させ、無線通信システム間の通信を行うことにより、それぞれの無線通信システムで発生した外線着信、ドアホン着信、内線発信等のイベントを通知し、サービスの共有を図る。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の制御局と従属局とで構成された無線通信システムであって、前記制御局は、無線信号の送信を行う送信部と、無線信号の受信を行う受信部と、自局又は他の制御局又は従属局での呼び出し報知を開始すべきイベントを検知し呼び出し動作を開始するように制御を行う制御部を備え、前記制御局は、他の制御局での呼び出し報知を開始すべきイベントを検知した場合、前記他の制御局と無線リンクを確立し、呼び出し報知を開始すべきイベント発生を通知し、前記他の制御局は、呼び出し報知を開始すべきイベント発生が通知されると呼び出し動作を開始するように動作する無線通信システム。
【請求項2】
あらかじめ決められた時間を複数のスロットに分割して各々のスロットで無線通信を行う時分割多重通信を行い、時分割多重通信の通信タイミングの基準となる1つの主制御局と主制御局の時分割多重通信の通信タイミングに同期して動作する1つ以上の副制御局と前記主制御局または前記副制御局の時分割多重通信の通信タイミングに同期して動作する1つ以上の従属局とで構成された無線通信システムであって、前記主制御局は、時分割多重通信を行うためのフレーム処理部を備え、前記副制御局は、前記主制御局に同期して時分割多重通信を行うためのフレーム処理部を備え、前記主制御局は少なくとも1つのスロットで時分割多重通信の通信タイミングの基準となる制御信号を送信し、前記副制御局は前記制御信号を受信し、前期主制御局のスロットタイミングに同期して通信を行うよう動作する請求項1の無線通信システム。
【請求項3】
前記主制御局は、呼び出し報知を開始すべきイベントを検知した場合、前記制御信号にて呼び出し報知を開始すべきイベント発生を報知し、前記副制御局は、前記主制御局の制御信号にて自局での呼び出し開始を必要とするイベントの報知を受信すると、呼び出し動作を開始するように動作する請求項2の無線通信システム。
【請求項4】
前記副制御局は、呼び出し報知を開始すべきイベントを検知した場合、前記主制御局が送信する制御信号の受信タイミングを元に決定した前記主制御局の待ち受けスロットを用いて前記主制御局との通信リンクを起動し、呼び出し報知を開始すべきイベント発生を通知し、前記主制御局は、前記副制御局より呼び出し開始を必要とする必要とするイベントを通知されると、呼び出し動作を開始するように動作する請求項2〜3の無線通信システム。
【請求項5】
前記主制御局は、前記副制御局より通知された呼び出し報知を開始すべきイベントが、他の副制御局への報知が必要であった場合、制御信号にて呼び出し報知を開始すべきイベント発生を報知する請求項4の無線通信システム。
【請求項6】
前記制御局または前記従属局より、他の制御局及び前記他の制御局の従属局を呼び出す場合、他の制御局を特定するための制御局識別情報を指定することにより、前記制御局または前記従属局より他の制御局及び前記他の制御局の従属局を一斉に呼び出すように動作する請求項1から5いずれか1項に記載の無線通信システム。
【請求項7】
使用者が制御局のサービス情報を入力又は選択することによりサービス情報に対応した制御局識別情報が指定される請求項6の無線通信システム。
【請求項8】
前記制御局または前記従属局より、他の制御局を呼び出す場合、前記制御局または前記従属局は他の制御局を特定するための制御局識別情報と個別呼び出しであることを指定することにより、前記制御局または前記従属局より他の制御局を呼び出すように動作する請求項1から7いずれか1項に記載の無線通信システム。
【請求項9】
前記制御局または前記従属局より、他の制御局の従属局を呼び出す場合、前記制御局または前記従属局は他の制御局を特定するための制御局識別情報と前記他の制御局に属する従属局を特定するための従属局識別情報とを指定することにより、前記制御局または前記従属局より他の制御局の従属局を呼び出すように動作する請求項1〜8の無線通信システム。
【請求項10】
前記従属局識別情報は、前記従属局が属する制御局下で有効な内線番号である請求項9の無線通信システム。
【請求項11】
制御局と従属局があらかじめ決められた時間を複数のスロットに分割して各々のスロットで無線通信を行う時分割多重通信を行い、制御局が送信する制御信号に元に従属局が時分割多重通信の通信タイミングに同期して無線通信を行う無線通信装置であって、前記無線通信装置は、無線信号の送信を行う送信部と、無線信号の受信を行う受信部と、他の制御局に同期して時分割多重通信を行うためのフレーム処理部と、制御局として従属局との通信を行うための制御と、前記フレーム処理部で同期している制御局の従属局として前記他の制御局と通信を行うための制御と、呼び出し開始のイベントを検知し呼び出し動作を開始するように制御を行う制御部を備え、前記制御部は、呼び出し開始のイベントを検知し場合、従属局への呼び出しを開始すると共に、前記他の制御局との無線リンクを確立し、前記他の制御局に呼び出し開始のイベントを通知するように動作する無線通信装置。
【請求項12】
制御局と従属局があらかじめ決められた時間を複数のスロットに分割して各々のスロットで無線通信を行う時分割多重通信を行い、制御局が送信する制御信号に元に従属局が時分割多重通信の通信タイミングに同期して無線通信を行う無線通信装置であって、前記無線通信装置は、無線信号の送信を行う送信部と、無線信号の受信を行う受信部と、他の制御局に同期して時分割多重通信を行うためのフレーム処理部と、制御局として従属局との通信を行うための制御と、前記フレーム処理部で同期している制御局の従属局として前記他の制御局と通信を行うための制御と、呼び出し開始のイベントを検知し呼び出し動作を開始するように制御を行う制御部を備え、前記制御部は、前記他の制御局が送信する呼び出し信号を含む制御信号を受信し、前記他の制御局に同期して動作するように制御を行うとともに、前記制御局より呼び出し信号の報知を受信すると、従属局への呼び出しを開始し、呼び出しに対する応答操作が行われると、前記他の制御局の従属局として前記他の制御局との無線リンクを確立し、前記他の制御局に呼び出し応答を通知し、無線通信を行うように動作する無線通信装置。
【請求項13】
複数の制御局と従属局との間での無線通信方法あって、前記制御局は、他の制御局での呼び出し報知を開始すべきイベントを検知した場合、前記他の制御局と無線リンクを確立し、呼び出し報知を開始すべきイベント発生を前記他の制御局へ通知し、前記他の制御局は、呼び出し報知を開始すべきイベント発生が前記制御局から通知されると呼び出し動作を開始するように動作する無線通信方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御局間での無線通信可能な制御局と従属局で構成された無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、ほとんどの家庭で、電話やドアホン等の通信機器が利用されており、設置の容易さや持ち運びが可能となる利便性の向上等の理由で、コードレス電話や無線ドアホン等の無線通信を利用した通信機器が普及している。
【0003】
コードレス電話は、無線通信制御の制御局として動作する1台のコードレス電話親機と従属局として動作する1台以上のコードレス電話子機とでコードレス電話として動作する1つの無線通信システム構成がされている。コードレス電話子機は、無線通信よってコードレス電話親機と通信を行い、外線に接続されたコードレス電話親機を介して、外線との通話を行い、又、コードレス電話親機を介してコードレス電話子機間での内線通話を行う。又、複数の親機を1つの外線に接続し、1つの外線を複数のコードレス電話システムで共用することも可能である。最近のコードレス電話親機の多くは、外線接続(入力)のためのモジュラジャックと外線出力のためのモジュラジャックを備えており、外線出力のためのモジュラジャックと次のコードレス電話親機の外線接続(入力)のためのモジュラジャックを有線ケーブルで接続することにより、1つの外線を複数のコードレス電話システムで共用した無線通信システムを簡単に構成することが可能である。このようにして、1つの外線に複数のコードレス電話親機を接続した場合、外線着信があると、すべてのコードレス電話親機より、外線着信の報知が開始され、それぞれのコードレス電話親機に属するコードレス電話子機で、着信動作が開始され、いずれかのコードレス電話親機又はコードレス電話子機で応答操作が行われると、発信者との通話が開始されると同時に、他のコードレス電話親機やコードレス電話子機の着信動作が停止される。
【0004】
又、近年実用化されている無線ドアホンは、呼び出しボタンや通話用のマイク、スピーカー、来訪者の画像撮影用のカメラ等が設けられた玄関子機と接続された無線通信制御の制御局として動作する1台の室内親機と従属局として動作する1台以上のドアホン子機とで多局のドアホンとして動作する1つの無線通信システム構成がされている。ドアホン子機は、無線通信よって室内親機と通信を行い、室内親機を介して、玄関子機と接続され、ドアホン子機の使用者は、玄関子機の呼び出しボタンを押した来訪者の映像の確認や来訪者との通話を行うことができる。
【0005】
又、従来より、コードレス電話とドアホンを接続し、ドアホンからの呼び出しをコードレス電話で対応可能な、複合システムが実用化されている。更に、本システムでは、コードレス電話親機とドアホン間に無線通信用のドアホン接続ターミナルボックスを接続し、ワイヤレスでコードレス電話とドアホンの複合システムを構築する技術が特許文献1で開示されている。
【特許文献1】特開平6−338928号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述のごとく、各種通信機器が一般に利用されるようになり、利便性の向上から、無線技術を利用した通信機器が普及しているが、それぞれのシステムを複合したシステムを構築する場合、それぞれのシステムを有線で接続していたため、拡張性を損なうという課題があった。
【0007】
又、特許文献1では、システム間の接続を無線通信で行う技術が開示されているが、接続用の専用の無線機器が必要になるという課題があった。
【0008】
更に、従来の複数のコードレス電話の外線入出力を接続したシステムや、コードレス電話とドアホンを接続したシステムでは、外線着信をすべてのコードレス電話親機、子機で応答可能になる、あるいは、ドアホン呼び出しをコードレス電話で応答可能になる等の利便性の向上が図られているものの、相互のシステムが持つ機能の一部のみが共用されているにとどまり、異なるコードレス親機に属するコードレス子機間での内線通話ができない、ドアホンで電話の着信応答ができない等、システム間を接続したにもかかわらず、それぞれの機能を相互利用する上での制限が大きかった。
【0009】
更に、無線通信を行うシステムを相互に接続したシステムでも、相互の無線通信に関する制御は行われておらず、それぞれのシステム間での無線干渉の危険があった。
【0010】
本発明は、上記課題をかえりみて、複数の無線通信システムを無線通信によって接続し、相互のサービスを利用可能にした利便性の高い無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法を提供することを目的とする。
【0011】
又、本発明は、複数の無線通信システムを無線通信によって接続する場合、相互の無線通信の無線干渉の発生を抑えた無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法を提供することを目的とする。
【0012】
又、本発明は、無線通信システムを拡張する場合、従来の無線通信システムへの変更を必要としない拡張性に富む無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明は、複数の制御局と従属局とで構成された無線通信システムにおいて、制御局間での無線通信によって、相互に発生した呼び出し報知を開始すべきイベントを通知、あるいは、検知することにより、呼び出し報知を開始すべきイベントが発生した場合、システム全体でイベントに対する制御を可能にしたことを主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明の無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法は、1つの制御局が呼び出し報知を開始すべきイベントを検知した場合、他の制御局と無線リンクを確立し、呼び出し報知を開始すべきイベント発生を通知し、他の制御局は、呼び出し報知を開始すべきイベント発生が通知されると呼び出し動作を開始するように動作することにより、1つの制御局と1つ以上の従属局からなる複数の無線通信システムをワイヤレスで接続可能となり、各々のシステムで発生したイベントをシステム全体で認識し、サービスの提供が可能となる効果を有する。
【0015】
又、本発明の無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法は、制御局が呼び出しを開始すべきイベントを検知し報知を開始し、他の制御局は、その報知を受信すると呼び出し動作を開始するように動作することにより、1つの制御局と1つ以上の従属局からなる複数の無線通信システムをワイヤレスで接続可能となり、各々のシステムで発生したイベントをシステム全体で認識し、サービスの提供が可能となる効果を有する。
【0016】
又、本発明の無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法は、1つの制御局と1つ以上の従属局からなる複数の無線通信システムで構成された無線通信システムにおいて
、すべての制御局及び従属局は時分割多重通信を用いて通信を行い、1つの制御局が主制御局として時分割多重の通信タイミングの基準として動作し、他の制御局が主制御局に時分割多重の通信タイミングの同期を取り、又、それぞれの従属局は制御局に時分割多重の通信タイミングの同期を取って無線通信を行うことにより、システム内での無線干渉の発生を低減する効果を有する。
【0017】
又、本発明の無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法は、従来の制御局と従属局とで構成された無線通信システムに新たな無線通信システムを接続する場合、接続側の制御局に従来の無線通信システムの従属局として動作する機能を設けることにより、従来の無線通信システムに変更を加えることなく、無線通信システムの拡張が可能となり、拡張性が向上する効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
本発明は、複数の無線通信システムを無線通信によって接続し、相互のサービスを利用可能にした利便性の高い無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法を提供するという目的を、1つの制御局が呼び出し報知を開始すべきイベントを検知した場合、他の制御局と無線リンクを確立し、呼び出し報知を開始すべきイベント発生を通知し、他の制御局は、呼び出し報知を開始すべきイベント発生が通知されると呼び出し動作を開始するように動作すること、又、制御局が呼び出しを開始すべきイベントを検知し報知を開始し、他の制御局は、その報知を受信すると呼び出し動作を開始するように動作することにより実現した。
【0019】
又、本発明は、複数の無線通信システムを無線通信によって接続する場合、相互の無線通信の無線干渉の発生を抑えた無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法を提供するという目的を、1つの制御局と1つ以上の従属局からなる複数の無線通信システムで構成された無線通信システムにおいて、すべての制御局及び従属局は時分割多重通信を用いて通信を行い、1つの制御局が主制御局として時分割多重の通信タイミングの基準として動作し、他の制御局が主制御局に時分割多重の通信タイミングの同期を取り、又、それぞれの従属局は制御局に時分割多重の通信タイミングの同期を取って無線通信を行うことにより実現した。
【0020】
又、無線通信システムを拡張する場合、従来の無線通信システムへの変更を必要としない拡張性に富む無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法を提供するという目的を、従来の制御局と従属局とで構成された無線通信システムに新たな無線通信システムを接続する場合、接続側の制御局に従来の無線通信システムの従属局として動作する機能を設けることにより実現した。
【0021】
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、複数の制御局と従属局とで構成された無線通信システムであって、制御局は、無線信号の送信を行う送信部と、無線信号の受信を行う受信部と、自局又は他の制御局又は従属局での呼び出し報知を開始すべきイベントを検知し呼び出し動作を開始するように制御を行う制御部を備え、制御局は、他の制御局での呼び出し報知を開始すべきイベントを検知した場合、他の制御局と無線リンクを確立し、呼び出し報知を開始すべきイベント発生を通知し、他の制御局は、呼び出し報知を開始すべきイベント発生が通知されると呼び出し動作を開始するように動作することを特徴としたものである。
【0022】
制御局は、他の制御局での呼び出し報知を開始すべきイベントを検知した場合、他の制御局と無線リンクを確立し、呼び出し報知を開始すべきイベント発生を通知し、他の制御局は、呼び出し報知を開始すべきイベント発生が通知されると呼び出し動作を開始するように動作することにより、システム内で呼び出しを必要とするイベントが発生した場合、
イベントの発生もとの制御局より他の制御局に無線通信でイベント発生が通知されるので、例えば、コードレス電話同士が接続されたシステムでは、ある従属局より要求された内線呼び出しが、他のコードレス電話親機に接続された従属局でも報知される、又、コードレス電話と無線ドアホンが接続されたシステムでは電話の外線着信が無線ドアホン側に、あるいは、ドアホン着信がコードレス電話側で報知されるといったように、1つの呼び出しイベント発生をシステム内で共有可能となり、相互のサービスを利用可能になるという効果を有する。
【0023】
上記課題を解決するためになされた第2の発明は、あらかじめ決められた時間を複数のスロットに分割して各々のスロットで無線通信を行う時分割多重通信を行い、時分割多重通信の通信タイミングの基準となる1つの主制御局と主制御局の時分割多重通信の通信タイミングに同期して動作する1つ以上の副制御局と主制御局または副制御局の時分割多重通信の通信タイミングに同期して動作する1つ以上の従属局とで構成された無線通信システムであって、主制御局は、時分割多重通信を行うためのフレーム処理部を備え、副制御局は、主制御局に同期して時分割多重通信を行うためのフレーム処理部を備え、主制御局は少なくとも1つのスロットで時分割多重通信の通信タイミングの基準となる制御信号を送信し、副制御局は制御信号を受信し、前期主制御局のスロットタイミングに同期して通信を行うよう動作することを特徴としたものである。
【0024】
1つの制御局と1つ以上の従属局からなる複数の無線通信システムで構成された無線通信システムにおいて、すべての制御局及び従属局は時分割多重通信を用いて通信を行い、1つの制御局が主制御局として時分割多重の通信タイミングの基準として動作し、他の制御局が主制御局に時分割多重の通信タイミングの同期を取り、又、それぞれの従属局は制御局に時分割多重の通信タイミングの同期を取って無線通信を行い、システム内の制御局間の通信、及び、制御局と従属局との通信がシステム内の1つの制御局(主制御局)のスロットタイミングに同期して通信を行うよう動作するので、システム内の制御局間の通信、及び、制御局と従属局との通信に使用するスロットが他のシステム内の通信の2つのスロットにまたがることが無く、各通信で使用される通信スロットが有効に配置されるので、相互の干渉が発生する危険を低減することが可能となる。
【0025】
上記課題を解決するためになされた第3の発明は、主制御局は、呼び出し報知を開始すべきイベントを検知した場合、制御信号にて呼び出し報知を開始すべきイベント発生を報知し、副制御局は、主制御局の制御信号にて自局での呼び出し開始を必要とするイベントの報知を受信すると、呼び出し動作を開始するように動作することを特徴としたものである。
【0026】
主制御局の動作は、呼び出し報知を開始すべきイベントを検知した場合、制御信号にて呼び出し報知を開始すべきイベント発生を報知する動作、即ち、従来の無線通信システムの制御局と同じ動作とし、主制御局を有する無線通信システムに接続する無線通信システムの制御局を、従来の制御局と同じ動作をする主制御局が送信する呼び出し報知を開始すべきイベントを報知する制御信号を受信して自システム内で従来の無線通信システムで発生したイベントを報知するようにしたので、従来の無線通信システムに接続して無線通信システムを拡張することが可能となり、拡張性が向上することが可能となる。
【0027】
上記課題を解決するためになされた第4の発明は、副制御局は、呼び出し報知を開始すべきイベントを検知した場合、主制御局が送信する制御信号の受信タイミングを元に決定した主制御局の待ち受けスロットを用いて主制御局との通信リンクを起動し、呼び出し報知を開始すべきイベント発生を通知し、主制御局は、副制御局より呼び出し開始を必要とする必要とするイベントを通知されると、呼び出し動作を開始するように動作することを特徴としたしたものである。
【0028】
副制御局は、主制御局に通知するイベントの発生時のみ主制御局との通信を開始する、即ち、副制御局下の従属局より内線の一斉呼び出しのイベントが発生した場合は、主制御局に通知し、副制御局下の従属局より同一の副制御局下の従属局あての個別の内線呼び出しのイベントが発生した場合は、主制御局に通知行わないといったような、イベントの種別に応じて副制御局は、主制御局にイベントの発生を通知するか否かを決定し動作するので、副制御局でイベントが発生するごとに主制御局との通信が開始されず、無駄な通信をなくすことができ、無線リソースの低下を防ぎ、又、無駄な通信による無線干渉の発生を抑えることが可能となる。
【0029】
上記課題を解決するためになされた第5の発明は、主制御局は、副制御局より通知された呼び出し報知を開始すべきイベントが、他の副制御局への報知が必要であった場合、制御信号にて呼び出し報知を開始すべきイベント発生を報知することを特徴したものである。
【0030】
主制御局が、副制御局より通知された呼び出し報知を開始すべきイベントが、他の副制御局への報知が必要であった場合、制御信号にて呼び出し報知を開始すべきイベント発生を報知するようにしたことにより、副制御局で発生したイベントを主制御局を介して他の制御局に通知することができ、1つの制御局と複数の副制御局で構成された無線システムの構成において、いずれかの制御局で発生したイベントを他の全制御局に通知するこが可能となり、システムの拡張性を向上することが可能となる。
【0031】
上記課題を解決するためになされた第6の発明は、制御局または従属局より、他の制御局及び他の制御局の従属局を呼び出す場合、他の制御局を特定するための制御局識別情報を指定することにより、制御局または従属局より他の制御局及び他の制御局の従属局を一斉に呼び出すように動作することを特徴としたものである。
【0032】
制御局を特定するための制御局識別情報を指定し、他の制御局及び他の制御局の従属局を呼び出すようにしたことにより、特定の制御局及びその従属局のみを呼び出すグループ発信が可能となり、利便性が向上する。
【0033】
上記課題を解決するためになされた第7の発明は、使用者が制御局のサービス情報を入力又は選択することによりサービス情報に対応した制御局識別情報が指定されることを特徴としたものである。
【0034】
使用者が制御局を指定し、その制御局または制御局の従属局に発信する場合、例えば、その発信先のシステムがドアホンであった場合、制御局の制御局識別情報を入力する代わりに、ドアホン内線発信のメニューを選択し発信が可能となるように、制御局の制御局識別情報によって発信先を選択する場合に比べ、発信者は発信先の選択がより容易に行え利便性が向上する。
【0035】
上記課題を解決するためになされた第8の発明は、制御局または従属局より、他の制御局を呼び出す場合、制御局または従属局は他の制御局を特定するための制御局識別情報と個別呼び出しであることを指定することにより、制御局または従属局より他の制御局を呼び出すように動作することを特徴としたものである。
【0036】
制御局を特定するための制御局識別情報と個別呼び出しであることを指定し、他の制御局を呼び出すようにしたことにより、特定の制御局のみの呼び出しを行う個別発信が可能となり、利便性が向上する。
【0037】
上記課題を解決するためになされた第9の発明は、制御局または従属局より、他の制御局の従属局を呼び出す場合、制御局または従属局は他の制御局を特定するための制御局識別情報と他の制御局に属する従属局を特定するための従属局識別情報とを指定することにより、制御局または従属局より他の制御局の従属局を呼び出すように動作することを特徴としたものである。
【0038】
他の制御局の従属局を呼び出す場合、他の制御局を特定するための制御局識別情報と他の制御局に属する従属局を特定するための従属局識別情報を指定し、他の制御局の従属局を呼び出すようにしたことにより、無線通信システム内の特定の従属局のみの呼び出しを行う個別発信が可能となり、利便性が向上する。
【0039】
上記課題を解決するためになされた第10の発明は、従属局識別情報は、従属局が属する制御局下で有効な内線番号であることを特徴としたものである。
【0040】
従属局識別情報を従属局が属する制御局下で有効な内線番号としたことにより、制御局が異なる従属局の内線番号を同一にすることが可能となり、内線番号の複雑化を避け、又、内線番号付与の自由度が向上する効果を有する。
【0041】
上記課題を解決するためになされた第11の発明は、制御局と従属局があらかじめ決められた時間を複数のスロットに分割して各々のスロットで無線通信を行う時分割多重通信を行い、制御局が送信する制御信号に元に従属局が時分割多重通信の通信タイミングに同期して無線通信を行う無線通信装置であって、無線通信装置は、無線信号の送信を行う送信部と、無線信号の受信を行う受信部と、他の制御局に同期して時分割多重通信を行うためのフレーム処理部と制御局として従属局との通信を行うための制御と、フレーム処理部で同期している制御局の従属局として他の制御局と通信を行うための制御と、呼び出し開始のイベントを検知し呼び出し動作を開始するように制御を行う制御部を備え、制御部は、呼び出し開始のイベントを検知し場合、従属局への呼び出しを開始すると共に、他の制御局との無線リンクを確立し、他の制御局に呼び出し開始のイベントを通知するように動作することを特徴としたものである。
【0042】
フレーム処理部で、制御局に同期して時分割多重通信を行い、制御局として従属局と通信を行い、従属局としてフレーム処理部で同期している制御局と通信を行うことにより、呼び出し開始のイベントが発生した場合、従属局としての動作し、フレーム処理部で同期している制御局と通信し、呼び出し開始のイベントが発生を通知することが可能となり、フレーム処理部で同期している制御局が従来の制御局であっても、イベント発生を通知でき、システム拡張が可能となる効果を有する。又、他の制御局に同期しながら、制御局として従属局と通信を行うことにより、相互の無線干渉の発生を低減できる効果を有する。
【0043】
上記課題を解決するためになされた第12の発明は、制御局と従属局があらかじめ決められた時間を複数のスロットに分割して各々のスロットで無線通信を行う時分割多重通信を行い、制御局が送信する制御信号に元に従属局が時分割多重通信の通信タイミングに同期して無線通信を行う無線通信装置であって、無線通信装置は、無線信号の送信を行う送信部と、無線信号の受信を行う受信部と、他の制御局に同期して時分割多重通信を行うためのフレーム処理部と制御局として従属局との通信を行うための制御と、フレーム処理部で同期している制御局の従属局として他の制御局と通信を行うための制御と、呼び出し開始のイベントを検知し呼び出し動作を開始するように制御を行う制御部を備え、制御部は、他の制御局が送信する呼び出し信号を含む制御信号を受信し、他の制御局に同期して動作するように制御を行うとともに、制御局より呼び出し信号の報知を受信すると、従属局への呼び出しを開始し、呼び出しに対する応答操作が行われると、他の制御局の従属局として他の制御局との無線リンクを確立し、他の制御局に呼び出し応答を通知し、無線通信
を行うように動作することを特徴としたものである。
【0044】
制御局に同期し、制御局が送信する制御信号を受信し、制御局の制御信号で呼び出し信号の報知を受信すると、呼び出し動作を開始し、応答操作が行われると、同期している制御局、即ち、呼び出し中の制御局の従属局として該当制御局と無線リンクを確立し制御局との通信を開始し、呼び出し応答を行うようにしたことにより、フレーム処理部で同期している制御局が従来の制御局であっても、相互の通信が可能となり、システム拡張が可能となる効果を有する。又、他の制御局に同期しながら、制御局として従属局と通信を行うことにより、相互の無線干渉の発生を低減できる効果を有する。
【0045】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの構成を図1から図5に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの構成を説明する図である。図2は、本発明の実施の形態1に係るドアホン装置の構成を説明する図である。図3は、本発明の実施の形態1に係るコードレス電話装置のコードレス電話親機の構成を説明する図である。図4は、本発明の実施の形態1に係るコードレス電話子機の構成を説明する図である。図5は、本発明の実施の形態1に係るドアホン子機の構成を説明する図である。
【0046】
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る無線通信システム1は、ドアホン親機2bと玄関子機2aで構成された副制御局として動作するドアホン装置2と、主制御局として動作する電話回線6に接続されたコードレス電話親機3と、ドアホン親機2bの従属局として動作するドアホン子機4と、コードレス電話親機3の従属局として動作するコードレス電話子機5を備えている。図1では、ドアホン子機4及びコードレス電話子機5は1台しか図示していないが複数でもよい。
【0047】
次に、図1を用いて、本発明の実施の形態1における無線通信システムの動作概要について説明を行う。無線通信システム1のドアホン親機2b、コードレス電話親機3、ドアホン子機4、コードレス電話子機5は時分割多重通信によって通信を行う。
【0048】
主制御局として動作するコードレス電話親機3は、自己のタイミングで時分割多重通信のフレーム、スロットのタイミングを生成し、特定のスロットで、フレーム内のどのスロットで本信号を送信しているかを示す送信スロット情報、コードレス電話親機を識別するための自己の制御局識別情報であるIDコード、外線着信や内線呼び出し等の呼び出し報知等を行う制御信号を送信する。以後、このコードレス電話親機3が送信する制御信号を主制御信号、又、主制御信号を送信するスロットを主制御スロットと呼ぶ。
【0049】
副制御局として動作するドアホン親機2bは、主制御局であるコードレス電話親機3が送信する主制御信号を受信し、時分割多重通信の同期を確立し、受信したコードレス電話親機3の送信情報を元に、コードレス電話親機3のフレーム、スロットのタイミングと同じになるよう時分割多重通信のフレーム、スロットのタイミングを生成し、動作中、主制御信号の受信を継続しながら、特定のスロットで、フレーム内のどのスロットで本信号を送信しているかを示す送信スロット情報、ドアホン親機を識別するための自己の制御局識別情報であるIDコード、玄関子機からの着信や内線呼び出し等の呼び出し報知等を行う制御信号を送信する。以後、このドアホン親機2bが送信する制御信号を副制御信号、又、副制御信号を送信するスロットを副制御スロットと呼ぶ。
【0050】
ドアホン親機2bの従属局として動作するドアホン子機4は、副制御局であるドアホン親機2bが送信する副制御信号を受信し、時分割多重通信の同期を確立し、受信したドアホン親機2bの送信情報を元に、ドアホン親機2bのフレーム、スロットのタイミングと同じになるよう時分割多重通信のフレーム、スロットのタイミングを生成し、待機中、ド
アホン親機2bの副制御信号の受信を継続する。
【0051】
コードレス電話親機3の従属局として動作するコードレス電話子機5は、主制御局であるコードレス電話親機3が送信する主制御信号を受信し、時分割多重通信の同期を確立し、受信したコードレス電話親機3の送信情報を元に、コードレス電話親機3のフレーム、スロットのタイミングと同じになるよう時分割多重通信のフレーム、スロットのタイミングを生成し、待機中、コードレス電話親機3の主制御信号の受信を継続する。
【0052】
上記のごとくして、本発明の実施の形態1の無線通信システムは、主制御局であるコードレス電話親機3のフレーム、スロットのタイミングに同期してシステム内のすべての無線通信装置が動作を行う。
【0053】
次に、呼び出し報知を開始すべきイベントが発生した場合の動作について説明を行う。
【0054】
先ず、外線着信時の動作について説明を行う。電話回線6より、外線着信が伝えられると、コードレス電話親機3は、リンガーを鳴らすなどして外線着信の発生を使用者に知らせるとともに、主制御信号にて外線着信による呼び出しの報知を開始する。コードレス電話子機5は、コードレス電話親機3が送信する主制御信号にて外線着信による呼び出しの報知を受信すると、リンガーを鳴らすなどして外線着信の発生を使用者に知らせる。又、ドアホン親機2bは、コードレス電話親機3が送信する主制御信号にて外線着信による呼び出しの報知を受信すると、リンガーを鳴らすなどして外線着信の発生を使用者に知らせるとともに、副制御信号にて外線着信による呼び出しの報知を開始する。そして、ドアホン子機4は、ドアホン親機2bが送信する副制御信号にて外線着信による呼び出しの報知を受信すると、リンガーを鳴らすなどして外線着信の発生を使用者に知らせる。
【0055】
上記のようにして外線着信が発生すると、システム内のすべての無線通信装置で使用者に外線着信を知らせる動作を開始し、いずれかの無線通信装置で応答操作が行われると、応答した無線通信装置と外線通話を開始し、他の無線通信装置へ外線着信の呼び出し報知と同様に外線着信停止を報知する動作を行い、他の無線通信装置での外線着信の発生を知らせる動作が停止される。
【0056】
引き続き、外線着信にそれぞれの無線通信装置で応答した場合の詳細な動作について説明を行う。
【0057】
外線着信中、コードレス電話子機5で応答した場合、コードレス電話親機3とコードレス電話子機5は、制御局と従属局間で外線着信応答時に必要なネゴシエーションを行い外線通話に移行する。即ち、コードレス電話子機5は、コードレス電話親機3が従属局からの無線リンクの確立要求を待ち受けるスロットにて、コードレス電話親機3へ無線リンクの確立要求を送信し、コードレス電話親機3との無線リンクを確立する。そして、自己の従属局識別情報の送信、外線着信への応答メッセージ等をコードレス電話親機3に通知し、コードレス電話親機3では、受信した従属局識別情報を基に、自分に登録された正規の従属局からの接続要求かを判定し、正規の従属局からの外線応答の要求であれば、外線との音声パスを従属局に接続するように動作し、コードレス電話子機5と外線が接続される。
【0058】
又、外線着信中、ドアホン親機2bで応答した場合、コードレス電話親機3とドアホン親機2bは、上記と同様に制御局と従属局間で外線着信応答時に必要なネゴシエーションを行い外線通話に移行する。即ち、ドアホン親機2bは、コードレス電話親機3と接続のために従属局としての動作を行い、コードレス電話親機3が従属局からの無線リンクの確立要求を待ち受けるスロットにて、コードレス電話親機3へ無線リンクの確立要求を送信
し、コードレス電話親機3との無線リンクを確立する。そして、ドアホン親機2bがコードレス電話親機3に従属局として登録した際の自己の従属局識別情報の送信、外線着信への応答メッセージ等をコードレス電話親機3に通知し、コードレス電話親機3では、受信した従属局識別情報を基に、自分に登録された正規の従属局からの接続要求かを判定し、正規の従属局からの外線応答の要求であれば、外線との音声パスを従属局に接続するように動作し、ドアホン親機2bと外線が接続される。尚、このとき、ドアホン親機2bがコードレス電話親機3に送信する従属局識別情報は、ドアホン親機2bをコードレス電話親機3に、コードレス電話親機3に登録する際に用いた識別情報であれば、ドアホン親機2bが副制御信号で送信する制御局識別情報と同じであっても、異なっていてもよい。
【0059】
又、外線着信中、ドアホン子機4で応答した場合、上記コードレス電話子機5で応答したときと同様に、ドアホン子機4は、ドアホン親機2bとの間で、無線リンクを確立し、制御局と従属局間で外線着信応答時に必要なネゴシエーションを行い、外線着信への応答メッセージをドアホン親機2bに送信する。ドアホン子機4から外線着信への応答メッセージを受信したドアホン親機2bは、上記ドアホン親機2bで外線応答を行ったときと同様にして、コードレス電話親機3と無線リンクを確立し、コードレス電話親機3と外線着信応答時に必要なネゴシエーションを行い、ドアホン子機4は、外線通話に移行する。即ち、ドアホン子機4は、ドアホン親機2bが従属局からの無線リンクの確立要求を待ち受けるスロットにて、ドアホン親機2bへ無線リンクの確立要求を送信し、ドアホン親機2bとの無線リンクを確立する。そして、自己の従属局識別情報の送信、外線着信への応答メッセージ等をドアホン親機2bに通知し、ドアホン親機2bでは、受信した従属局識別情報を基に、自分に登録された正規の従属局からの接続要求かを判定し、正規の従属局からの外線応答の要求であれば、コードレス電話親機3との接続動作を開始する。そして、ドアホン親機2bは制御局として従属局のドアホン子機4との無線通信を維持しながら、コードレス電話親機3の従属局としての動作を行い、コードレス電話親機3が従属局からの無線リンクの確立要求を待ち受けるスロットにて、コードレス電話親機3へ無線リンクの確立要求を送信し、コードレス電話親機3との無線リンクを確立する。そして、ドアホン親機2bがコードレス電話親機3に従属局として登録した際の自己の従属局識別情報の送信、外線着信への応答メッセージ等をコードレス電話親機3に通知し、コードレス電話親機3では、受信した従属局識別情報を基に、自分に登録された正規の従属局からの接続要求かを判定し、正規の従属局からの外線応答の要求であれば、外線との音声パスを従属局(ここでは、ドアホン親機2b)に接続するように動作し、ドアホン親機2bと外線が接続される。そして、ドアホン親機2bは、外線との接続が完了すると、その音声パスをドアホン子機4に接続し、外線とドアホン子機4が接続される。
【0060】
上述のごとく、外線着信にドアホン親機2b又はドアホン子機4で応答した場合、コードレス電話親機3は、ドアホン親機2bと無線リンクを確立するが、その接続シーケンスは、コードレス電話親機3とコードレス電話子機5との接続シーケンスと同じであり、コードレス電話親機3から見た場合、ドアホン親機2bからの外線着信応答は、コードレス電話子機5からの応答とまったく等価である。これは、ドアホン親機2bに、コードレス電話親機3の従属局としての制御を組み込むことにより、コードレス電話親機3になんら変更を加えることなく、本発明の無線通信システムとして動作が可能であることを意味する。即ち、従来のコードレス電話と副制御局として動作するドアホン親機の組み合わせで、本発明の無線通信システムが構築可能であることを意味し、拡張性の高さを示している。
【0061】
次に、玄関子機2aより、呼び出しが発生した場合の動作について説明を行う。
【0062】
来訪者が玄関子機2aの呼び出しボタンを押して、ドアホン親機2bが玄関子機2aからの呼び出しを検知すると、ドアホン親機2bは、ピーンポーンというような報知音を鳴
らし、玄関子機2aのカメラで撮影された画像をモニタに表示し、来客を使用者に知らせるとともに、副制御信号にて玄関子機2aからの呼び出しの報知(以下来客報知と記す)と玄関子機2aのカメラで撮影された画像の送信を開始する。ドアホン子機4は、ドアホン親機2bが送信する副制御信号にて来客報知を受信すると、ピーンポーンというような報知音を鳴らすなどして来客を使用者に知らせるとともに受信した画像をモニタに表示する。又、ドアホン親機2bは、コードレス電話親機3と無線リンクを確立し、来客の発生の通知を行い、カメラで撮影された画像を送信する。そして、コードレス電話親機3は、来客発生を通知する報知音を鳴らし、受信した映像をモニタ等の表示部に表示するとともに、主制御信号にてドアホン親機2bからの来客報知と玄関子機2aのカメラで撮影された画像の送信を開始する。そして、コードレス電話子機5は、主制御信号にてドアホン親機2bからの来客報知と玄関子機2aのカメラで撮影された画像を受信すると、来客発生を通知する報知音を鳴らし、受信した映像をモニタ等の表示部に表示し、来客発生を使用者に知らせる。
【0063】
上記のようにして来訪者が玄関子機2aの呼び出しボタンを押すと、システム内のすべての無線通信装置で使用者に来客を知らせる動作を開始し、いずれかの無線通信装置で応答操作が行われると、応答した無線通信装置と玄関子機2aとの音声パスが接続され、来訪者との会話が可能になる。そして、他の無線通信装置へ来客報知と同様に来客報知停止を報知する動作を行い、他の無線通信装置での来客発生を知らせる動作が停止される。
【0064】
引き続き、来客報知にそれぞれの無線通信装置で応答した場合の詳細な動作について説明を行う。
【0065】
来客報知中、ドアホン子機4で応答した場合、ドアホン親機2bとドアホン子機4は、制御局と従属局間で来客報知応答時に必要なネゴシエーションを行い玄関子機2aとの通話に移行する。即ち、ドアホン子機4は、ドアホン親機2bが従属局からの無線リンクの確立要求を待ち受けるスロットにて、ドアホン親機2bへ無線リンクの確立要求を送信し、ドアホン親機2bとの無線リンクを確立する。そして、自己の従属局識別情報の送信、来客報知への応答メッセージ等をドアホン親機2bに通知し、ドアホン親機2bでは、受信した従属局識別情報を基に、自分に登録された正規の従属局からの接続要求かを判定し、正規の従属局からの応答の要求であれば、玄関子機2aとの音声パスを従属局に接続するように動作し、ドアホン子機4と玄関子機2aが接続される。
【0066】
又、来客報知中、コードレス電話親機3で応答した場合、ドアホン親機2bとコードレス電話親機3は、来客報知応答時に必要なネゴシエーションを行い玄関子機2aとの通話に移行する。即ち、ドアホン電話親機2は、来客報知の動作を開始すると、コードレス電話親機3に対し、従属局としての動作を行い、コードレス電話親機3が従属局からの無線リンクの確立要求を待ち受けるスロットにて、コードレス電話親機3へ無線リンクの確立要求を送信し、コードレス電話親機3との無線リンクを確立する。そして、ドアホン親機2bがコードレス電話親機3に従属局として登録した際の自己の従属局識別情報の送信、来客報知の発生のメッセージ等をコードレス電話親機3に通知するとともに玄関子機2aで撮影された画像を送信し、コードレス電話親機3では、受信した従属局識別情報を基に、自分に登録された正規の従属局からの接続要求かを判定し、正規の従属局からの来客報知の発生の通知であれば、リンガーを鳴らし、画像をモニタ等の表示部に表示して来客報知を使用者に知らせ、主制御信号にて来客報知の発生を報知し、受信した画像を送信する。そして、コードレス電話親機3にて応答操作が行われると、来客報知を通知するためにすでに起動されていたドアホン親機2bとの無線リンクを用いて応答メッセージを送信し、音声パスをその無線リンクと接続するよう制御を行う。コードレス電話親機3からの
応答メッセージを受信したドアホン親機2bは、玄関子機2aとの音声パスをコードレス電話親機3と接続している無線リンクに接続するように制御を行い、玄関子機2aとコ
ードレス電話親機3との音声パスが接続される。
【0067】
又、来客報知中、コードレス電話子機5で応答した場合、コードレス電話子機5は、コードレス電話親機3との間で無線リンクを確立し、上記ドアホン子機4で応答したときと同様に制御局と従属局間で来客報知応答時に必要なネゴシエーションを行い、来客報知への応答メッセージ等を送信する。コードレス電話子機5から来客報知への応答メッセージを受信したコードレス電話親機3は、上記コードレス電話親機3で来客報知への応答を行ったときと同様にしてドアホン親機2bと来客報知応答時に必要なネゴシエーションを行い玄関子機2aとの通話パスを確立し、コードレス電話子機5は、玄関子機2aとの通話に移行する。即ち、コードレス電話子機5は、コードレス電話親機3が従属局からの無線リンクの確立要求を待ち受けるスロットにて、コードレス電話親機3へ無線リンクの確立要求を送信し、コードレス電話親機3との無線リンクを確立する。そして、自己の従属局識別情報の送信、来客報知への応答メッセージ等をコードレス電話親機3に通知し、コードレス電話親機3では、受信した従属局識別情報を基に、自分に登録された正規の従属局からの接続要求かを判定し、正規の従属局からの玄関子機2a応答の要求であれば、ドアホン親機2bとの接続動作を開始する。そして、コードレス電話親機3は制御局として従属局のコードレス電話子機5との無線通信を維持しながら、来客報知開始時に確立されたドアホン親機2bとの無線リンク上で、応答メッセージを送信し、その無線リンクとコードレス電話子機5との無線リンクと接続するよう制御を行う。そして、ドアホン親機2bでは、玄関子機2aとの音声パスをコードレス電話親機3との無線リンクに接続するように動作し、玄関子機2aとコードレス電話子機5が接続される。
【0068】
尚、上述の説明では、来客報知の発生をドアホン親機2bからコードレス電話親機に通知する場合、来客報知の発生のメッセージを通知することによって行う例を示したが、来客報知の発生のメッセージを通知する代わりに、コードレス電話親子機間での内線発信のシーケンスを用いて、来客報知のメッセージを通知する方法も可能である。
【0069】
次に、玄関子機2aより、呼び出しが発生した場合、内線通話の制御を利用してコードレス電話親機3、コードレス電話子機5で応答する動作について説明を行う。
【0070】
コードレス電話子機5より一斉内線発信を行った場合、コードレス電話子機5よりコードレス電話親機3に対し、無線リンクの確立要求を行い、確立した無線リンク上で、従属局識別情報と内線呼び出しのメッセージを送信し、コードレス電話親機3では、発信もとのコードレス電話子機5の内線番号を表示し、リンガーを鳴らすなどして内線着信を使用者に通知するとともに、コードレス電話親機3より制御信号上で内線呼び出しと呼び出しもとのコードレス電話子機3の内線番号を報知し、制御信号を受信したコードレス電話子機5では、コードレス電話親機3と同様に発信もとのコードレス電話子機5の内線番号を表示し、リンガーを鳴らすなどして内線着信を使用者に通知する。ドアホン親機2bより来客報知を、内線発信としてコードレス電話側に通知する場合、上述のコードレス電話子機が一斉内線発信を行う場合と同様に、ドアホン親機2bは、コードレス電話親機に対し、無線リンクの確立要求を行い、確立した無線リンク上で、従属局識別情報と内線呼び出しのメッセージを送信する。コードレス電話親機は、コードレス電話子機より一斉内線発信の要求が行われた場合と同じ動作で、ドアホン側で発生した来客報知のイベントを一斉内線発信のイベントとして処理し、発信もとのドアホン親機をコードレス電話親機の従属局として登録した際に付与した内線番号を表示し、リンガーを鳴らすなどして内線着信を使用者に通知し、制御信号で内線一斉着信の発生を報知し、コードレス子機でもドアホン親機に対応した内線番号を表示し、リンガーを鳴らすなどして内線着信を使用者に通知する。即ち、コードレス電話の使用者は、内線着信時に表示される内線番号によりドアホン側からの着信、つまり、来訪者が玄関子機の呼び出し操作を行ったことを知ることができる。又、コードレス電話の機能で、内線着信時、発信元に応じてリンガーの呼び出し音を
変える機能を有している場合、ドアホン側からの内線呼び出し音をコードレス電話親機又はコードレス電話子機からの内線呼び出し音と別の音にすることによって、リンガー音によってドアホンから呼び出しであることを認識でき、利便性が向上する。又、コードレス電話親機又はコードレス電話子機でドアホン親機からの一斉内線発信に応答した場合、コードレス電話子機からの一斉内線発信に応答した場合と同様に、応答した無線通信装置とコードレス電話親機間の音声パスが接続され、応答した無線通信装置と玄関子機との音声パスが接続され、コードレス電話親機又はコードレス電話子機で来訪者との通話が可能になる。尚、このように、ドアホンの来客報知をコードレス電話の内線発信と同じ制御で通知する場合、ドアホンに画像撮影、表示機能があっても、通常、コードレス電話側は、画像の表示機能が無いので、上述のように内線通話の制御を利用して音声パスの接続のみが行われる。
【0071】
上述のごとく、来客報知、応答の制御をコードレス電話の内線発信、応答の制御と同じ制御で実施する場合、ドアホン親機2bは、コードレス電話親機3と無線リンクを確立するが、その接続シーケンスは、ドアホン親機2bとドアホン子機4との内線発信、応答時の接続シーケンスと同じであり、コードレス電話親機3から見た場合、ドアホン親機2bとの制御シーケンスは、ドアホン子機4との間で内線発信、応答する場合とまったく等価である。これは、ドアホン親機2bに、コードレス電話親機3の従属局としての制御を組み込むことにより、コードレス電話親機3になんら変更を加えることなく、本発明の無線通信システムとして動作が可能であることを意味する。即ち、従来のコードレス電話と副制御局として動作するドアホン親機の組み合わせで、本発明の無線通信システムが構築可能であることを意味し、拡張性の高さを示している。
【0072】
次に、ドアホンとコードレス電話間での内線通話の動作について説明を行う。
【0073】
先ず、コードレス電話子機5からの内線呼び出しの動作について説明する。
【0074】
主制御局として動作するコードレス電話親機3の従属局であるコードレス電話子機5より、内線呼び出しを行う場合、コードレス電話子機5は、コードレス電話親機3が従属局からの無線リンクの確立要求を待ち受けるスロットにて、コードレス電話親機3へ無線リンクの確立要求を送信し、コードレス電話親機3との無線リンクを確立する。そして、コードレス電話子機5がコードレス電話親機3に従属局として登録した際の自己の従属局識別情報の送信、内線呼び出しメッセージ等をコードレス電話親機3に通知する。コードレス電話親機3は、従属局より従属局識別情報、内線呼び出しの要求を受信すると、受信した従属局識別情報を元に正規の従属局かを判定し、正規の従属局からの要求であれば、内線呼び出しの動作を開始する。コードレス電話親機3は、内線呼び出しが、システム内の全無線通信装置に対する一斉呼び出しであった場合、コードレス電話子機5からの内線着信中であることを表示し、リンガーを鳴らすなどして内線着信を使用者に通知するとともに、主制御信号上でコードレス電話子機5からの一斉内線呼び出しのイベント発生を報知する。発信元以外のコードレス電話子機5及びドアホン親機2bは、主制御信号でコードレス電話子機5からの一斉内線呼び出しのイベント発生が報知されると、コードレス電話子機5からの内線着信中であることを表示し、リンガーを鳴らすなどして内線着信を使用者に通知する。更に、ドアホン親機2bは、副制御信号上でコードレス電話子機5からの一斉内線呼び出しのイベント発生を報知する。ドアホン子機4は、副制御信号でコードレス電話子機5からの一斉内線呼び出しのイベント発生が報知されると、コードレス電話子機5からの内線着信中であることを表示し、着信音を鳴らすなどして内線着信を使用者に通知する。
【0075】
次に、コードレス電話子機5からの一斉内線呼び出しにドアホン子機4で応答したときの動作について説明する。
【0076】
コードレス電話子機5からの内線着信中のドアホン子機4で、内線応答の操作が行われると、ドアホン子機4は、ドアホン親機2bが従属局からの無線リンクの確立要求を待ち受けるスロットにて、ドアホン親機2bへ無線リンクの確立要求を送信し、ドアホン親機2bとの無線リンクを確立する。そして、ドアホン子機4がドアホン親機2bに従属局として登録した際の自己の従属局識別情報の送信、内線呼び出し応答メッセージ等をドアホン親機2bに通知する。ドアホン親機2bは、従属局より従属局識別情報、内線呼び出し応答の要求を受信すると、受信した従属局識別情報を元に正規の従属局かを判定し、正規の従属局からの要求であれば、コードレス電話親機3との無線リンクを確立し、内線着信応答の制御を行う。即ち、ドアホン子機4との無線リンクを維持しながら、コードレス電話親機3と接続のために従属局としての動作を行い、コードレス電話親機3が従属局からの無線リンクの確立要求を待ち受けるスロットにて、コードレス電話親機3へ無線リンクの確立要求を送信し、コードレス電話親機3との無線リンクを確立する。そして、ドアホン親機2bがコードレス電話親機3に従属局として登録した際の自己の従属局識別情報の送信、内線呼び出し応答メッセージ等をコードレス電話親機3に通知し、コードレス電話親機3では、受信した従属局識別情報を基に、自分に登録された正規の従属局からの接続要求かを判定し、正規の従属局からの内線着信応答の要求であれば、発信もとのコードレス電話子機5の無線リンクの音声パスを内線着信応答を行った従属局に接続するように動作し、ドアホン親機2bとコードレス電話子機5が接続される。そして、ドアホン親機2bは、ドアホン子機4との無線リンクとコードレス電話親機2との無線リンクの音声パスを接続し、コードレス電話子機5とドアホン子機4の音声パスが接続され、内線通話状態になる。
【0077】
尚、コードレス電話親機3からの一斉内線発信の動作は、上記コードレス電話子機5からの一斉内線発信の動作において、コードレス電話親機3とコードレス電話子機5との間で行われる制御を除いたものと同等であり、説明を省略する。又、コードレス電話子機5からの一斉内線発信にドアホン親機2bで応答した場合の動作は、上記コードレス電話子機5からの一斉内線発信の動作において、ドアホン親機2bとドアホン子機4との間で行われる制御を除いたものと同等であり、説明を省略する。
【0078】
次に、ドアホン子機4からの内線呼び出しの動作について説明する。
【0079】
副制御局として動作するドアホン親機2bの従属局であるドアホン子機4より、内線呼び出しを行う場合、ドアホン子機4は、ドアホン親機2bが従属局からの無線リンクの確立要求を待ち受けるスロットにて、ドアホン親機2bへ無線リンクの確立要求を送信し、ドアホン親機2bとの無線リンクを確立する。そして、ドアホン子機4がドアホン親機2bに従属局として登録した際の自己の従属局識別情報の送信、内線呼び出しメッセージ等をドアホン親機2bに通知する。ドアホン親機2bは、従属局より従属局識別情報、内線呼び出しの要求を受信すると、受信した従属局識別情報を元に正規の従属局かを判定し、正規の従属局からの要求であれば、内線呼び出しの動作を開始する。ドアホン親機2bは、内線呼び出しが、システム内の全無線通信装置に対する一斉呼び出しであった場合、ドアホン子機4からの内線着信中であることを表示し、着信音を鳴らすなどして内線着信を使用者に通知するとともに、副制御信号上でドアホン子機4からの一斉内線呼び出しのイベント発生を報知する。発信元以外のドアホン子機4は、副制御信号でドアホン子機4からの一斉内線呼び出しのイベント発生が報知されると、ドアホン子機4からの内線着信中であることを表示し、着信音を鳴らすなどして内線着信を使用者に通知する。更に、ドアホン親機2bは、コードレス電話親機3との無線リンクを確立し、内線発信の制御を行う。即ち、ドアホン子機4との無線リンクを維持しながら、コードレス電話親機3と接続のために従属局としての動作を行い、コードレス電話親機3が従属局からの無線リンクの確立要求を待ち受けるスロットにて、コードレス電話親機3へ無線リンクの確立要求を送信
し、コードレス電話親機3との無線リンクを確立する。そして、ドアホン親機2bがコードレス電話親機3に従属局として登録した際の自己の従属局識別情報の送信、ドアホン子機4からの内線呼び出しメッセージ等をコードレス電話親機3に通知し、コードレス電話親機3では、受信した従属局識別情報を基に、自分に登録された正規の従属局からの接続要求かを判定し、正規の従属局からの内線呼び出しの要求であれば、ドアホン子機4からの内線着信中であることを表示し、リンガーを鳴らすなどして内線着信を使用者に通知する。更に、コードレス電話親機3は、主制御信号上でドアホン子機4からの一斉内線呼び出しのイベント発生を報知する。そして、コードレス電話子機5は、主制御信号でドアホン子機4からの一斉内線呼び出しのイベント発生が報知されると、ドアホン子機4からの内線着信中であることを表示し、リンガーを鳴らすなどして内線着信を使用者に通知する。
【0080】
次に、ドアホン子機4からの一斉内線呼び出しにコードレス電話子機5で応答したときの動作について説明する。
【0081】
ドアホン子機4からの内線着信中のコードレス電話子機5で、内線応答の操作が行われると、コードレス電話子機5は、コードレス電話親機3が従属局からの無線リンクの確立要求を待ち受けるスロットにて、コードレス電話親機3へ無線リンクの確立要求を送信し、コードレス電話親機3との無線リンクを確立する。そして、コードレス電話子機5がコードレス電話親機3に従属局として登録した際の自己の従属局識別情報の送信、内線呼び出し応答メッセージ等をコードレス電話親機3に通知する。コードレス電話親機3は、従属局より従属局識別情報、内線呼び出し応答の要求を受信すると、受信した従属局識別情報を元に正規の従属局かを判定し、正規の従属局からの要求であれば、内線発信のイベント発生を通知するために確立されていたドアホン親機2bとの無線リンク上で、ドアホン親機2bに内線応答のメッセージを送信し、ドアホン親機2bとの無線リンクとコードレス電話子機5の無線リンクの音声パスの接続を行う。そして、ドアホン親機2bは、ドアホン子機4との無線リンクとコードレス電話親機3の無線リンクの音声パスの接続を行い、ドアホン子機4とコードレス電話子機5の音声パスが接続され、内線通話状態になる。
【0082】
尚、ドアホン親機2bからの一斉内線発信の動作は、上記ドアホン子機4からの一斉内線発信の動作において、ドアホン親機2bとドアホン子機4との間で行われる制御を除いたものと同等であり、説明を省略する。又、ドアホン子機4からの一斉内線発信にコードレス電話親機3で応答した場合の動作は、上記ドアホン子機4からの一斉内線発信の動作において、コードレス電話親機3とコードレス電話子機5との間で行われる制御を除いたものと同等であり、説明を省略する。
【0083】
次に、従来のコードレス電話と副制御局として動作するドアホン親機で無線通信システムを構築した場合の内線呼び出しの動作を説明する。コードレス電話親機3にとって、ドアホン親機2bはコードレス電話子機5と等価な1つの従属局として扱われる。従って、コードレス電話で内線発信が発生した場合、コードレス電話親機3は、制御信号で、内線着信を報知し、ドアホン親機2bは、コードレス電話親機3が報知する内線着信の報知を受信すると、上記同様にして、内線着信を使用者に通知するとともに、ドアホン子機4が受信している制御信号でコードレス電話側からの内線着信の報知を行い、ドアホン親機2bが送信するコードレス電話側からの内線着信の報知を受信したドアホン子機4が内線着信の状態に移行する。ここで、ドアホン側で内線着信に応答した場合、ドアホン親機2bは、コードレス電話子機5が内線応答した場合と同じシーケンスで、コードレス電話親機3と内線応答の処理を行い、ドアホン側とコードレス電話側との内線通話が可能となる。又、ドアホン側で内線発信が発生した場合、ドアホン親機2bは、コードレス電話子機5が内線発信した場合と同じシーケンスでコードレス電話親機3と内線発信の処理を行い、コードレス電話親機3は、ドアホン側で発生した内線発信のイベントを、コードレス電話
子機5で発生した内線発信の場合と同じように処理し、コードレス電話が待ち受ける制御信号で内線着信の報知を開始する。そして、コードレス電話側で内線発信に応答した場合、コードレス電話子機5からの内線発信時と同様に、ドアホン親機2bとの内線着信応答の処理を行い、ドアホン側とコードレス電話側との内線通話が可能となる。
【0084】
以上のように、ドアホン側とコードレス電話側の内線接続は、ドアホン親機2bに、コードレス電話親機3の従属局としての制御を組み込むことにより、コードレス電話親機3になんら変更を加えることなく、実現可能である。これは、従来のコードレス電話と副制御局として動作するドアホン親機の組み合わせで、本発明の無線通信システムが構築可能であることを意味し、拡張性の高さを意味する。
【0085】
次に、通話相手を指定した個別の内線発信時の動作について説明を行う。
【0086】
本無線通信システムで、通話相手を指定した個別の内線発信を行う場合、その通信相手が属する制御局の指定と、従属局を識別するための指定を行う。例えば、コードレス電話側よりドアホン側を呼び出す場合、使用者は呼び出し先がドアホンであることを指定した上で、ドアホン側の内線番号を指定する。同様に、ドアホン側よりコードレス電話側を呼び出す場合、使用者は呼び出し先がコードレス電話であることを指定した上で、コードレス電話側の内線番号を指定する。例えば、内線発信の機能を選択したとき、先ず、表示部にドアホン側かコードレス電話側かを選択させる画面を表示し、使用者がキー操作によってドアホン側かコードレス電話側かを選択したのち、内線番号を入力する画面表示を行うようにすれば利便性が向上する。このとき、各無線通信装置は、選択されたドアホン側かコードレス電話側の指定に従い、呼び出し先の制御局識別情報を自動で選択して、内線発信時のシーケンスで着信先の制御局を指定するように動作する。又、内線番号の1桁目でドアホン側かコードレス電話側かを指定するようにしてもよい。この場合、例えば、ドアホン側を1、コードレス電話側を2で指定するようにした場合、内線番号“12”が指定された場合、ドアホンの内線番号2の無線通信装置が呼び出され、内線番号“22”が指定された場合、コードレス電話の内線番号2の無線通信装置が呼び出される。このように、ドアホン側とコードレス電話番号が重複していても、希望した相手のみを呼び出すことができる。
【0087】
次に、通話相手を指定した個別の内線発信時の接続シーケンスについて説明を行う。
【0088】
先ず、コードレス子機5からのドアホン子機4の1つを指定した内線呼び出しの動作について説明する。
【0089】
コードレス電話子機5は、上述した一斉内線発信の場合と同様にコードレス電話親機3と無線リンクを確立し、ドアホン子機4への個別内線呼び出しメッセージ等をコードレス電話親機3に通知する。
【0090】
このとき、個別内線呼び出しメッセージには、呼び出し先がドアホン側であるためドアホン側の制御局(ドアホン親機2b)を指定する制御局識別情報とドアホン側の制御局が従属局(ドアホン子機4)を識別するための従属局識別情報が含まれる。
【0091】
コードレス電話親機3は、ドアホン側への個別呼び出しが指定された場合、主制御信号でコードレス電話子機5からドアホン子機4への個別内線発信のイベント発生を報知する。ドアホン親機2bは、コードレス電話子機5からドアホン子機4への個別内線発信のイベント発生を受信すると、先ず、コードレス電話親機3との無線リンクを確立し、副制御信号でコードレス電話子機5からドアホン子機4への個別内線発信のイベント発生を報知する。そして、発信側より指定された特定のドアホン子機4は、コードレス電話子機5か
らドアホン子機4への個別内線発信のイベント発生を受信すると、先ず、ドアホン親機2bとの無線リンクを確立し、発信元を表示部に表示し、着信音を鳴らすなどして使用者に内線着信の発生を知らせる。そして、内線着信中のドアホン子機4の使用者が応答操作を行うと、内線応答のメッセージがドアホン親機2bに送信され、ドアホン親機2bよりコードレス電話親機3に内線応答のメッセージが送信される。そして、それぞれの無線リンクの音声パスが接続され、コードレス電話子機5とドアホン子機4が内線通話状態になる。
【0092】
次に、ドアホン子機4からのコードレス電話子機5の1つを指定した内線呼び出しの動作について説明する。
【0093】
ドアホン子機4は、上述した一斉内線発信の場合と同様にドアホン親機2bと無線リンクを確立し、コードレス電話子機5への個別内線呼び出しメッセージ等をドアホン親機2bに通知する。このとき、個別内線呼び出しメッセージには、呼び出し先がコードレス電話側であるためコードレス電話側の制御局(コードレス電話親機3)を指定する制御局識別情報とコードレス電話側の制御局が従属局(コードレス電話子機5)を識別するための従属局識別情報が含まれる。ドアホン親機2bは、コードレス電話側への個別呼び出しが指定された場合、コードレス電話親機3との無線リンクを確立し、ドアホン子機4からコードレス電話子機5への個別内線発信のイベント発生を通知する。コードレス電話親機3は、ドアホン子機4からコードレス電話子機5への個別内線発信のイベント発生を受信すると、副制御信号でドアホン子機4からコードレス電話子機5への個別内線発信のイベント発生を報知する。そして、発信側より指定された特定のコードレス電話子機5は、ドアホン子機4からコードレス電話子機5への個別内線発信のイベント発生を受信すると、先ず、コードレス電話親機3との無線リンクを確立し、発信元を表示部に表示し、リンガーを鳴らすなどして使用者に内線着信の発生を知らせる。そして、内線着信中のコードレス電話子機5の使用者が応答操作を行うと、内線応答のメッセージがコードレス電話親機3に送信され、コードレス電話親機3よりドアホン親機2bに内線応答のメッセージが送信される。そして、それぞれの無線リンクの音声パスが接続され、ドアホン子機4とコードレス電話子機5が内線通話状態になる。
【0094】
次に、図2から図5を用いて本発明の実施の形態1の構成及び動作について説明する。
【0095】
図2に示すように、ドアホン装置2は、玄関子機2aとドアホン親機2bで構成され、玄関子機2aとドアホン親機2bは、有線で接続されている。
【0096】
玄関子機2aは、来訪者を撮像するカメラ部101と、来訪者と通話するための通話部102と、来訪者による呼び出しを検知して呼び出し通知としてドアホン親機2bへ送信する呼び出し検知部103と、撮像した来訪者の映像データと音声データと呼び出し通知を多重したり、分離したりしてドアホン親機2bとの通信を行う多重分離回路104とを備えている。
【0097】
ドアホン親機2bは、モニタ回路201と、モニタ202と、画像情報記憶部203と、呼び出し検知部204と、報知部205と、音声回路206と、通話部207と、同期処理部208と、フレーム処理部209と、無線部210と、操作部211と、アンテナ213と、制御部214と、電話親機ID記憶部215と、ドアホンID記憶部216と、子機ID記憶部217と、多重分離回路220とを備えている。
【0098】
モニタ回路201は、多重分離回路220に接続され、玄関子機2aからの映像データをモニタ202へ表示させる。
【0099】
モニタ202は、映像データの表示や着信中の発信元等の表示を行う。
【0100】
画像情報記憶部203は、玄関子機2aからのモニタ回路201を介して入力された映像データを記憶し、制御部214へ出力する。
【0101】
呼び出し検知部204は、多重分離回路220に接続され、玄関子機2aの呼び出し検知部103からの呼び出し通知を検知して報知部205のチャイムなどを鳴動させて使用者へ来訪者があることを報知するとともに制御部214へ通知する。
【0102】
音声回路206は、フレーム処理部209及び多重分離回路220に接続され、通話部207のマイクから入力された音声信号を音声データへ変換して玄関子機2aや後述するコードレス電話親機3、及び、ドアホン子機4へ送信したり、玄関子機2aやコードレス電話親機3、及び、ドアホン子機4から受信した音声データを音声信号に変換して通話部207のスピーカーに出力したり、玄関子機2aとコードレス電話親機3、又は、ドアホン子機4間の音声通信時の音声データの変換や中継を行う機能を備えている。
【0103】
同期処理部208は、フレーム処理部209及び制御部214と接続され、パケットの先頭のプリアンブルとシンクワードで同期処理を行う。
【0104】
フレーム処理部209は、音声回路206、無線部210及び制御部214に接続され、復調データから同期信号元に制御データフィールド及び情報データフィールドを抽出して制御部214又は音声回路206に出力したり、音声回路206から入力された音声データや制御部214から入力された制御データに同期信号等を付加して送信データ列を生成したり、後述するドアホン子機4より受信した音声データ等をコードレス電話親機3に転送したり、コードレス電話親機3より受信した音声データ等をドアホン子機4に転送したりする機能を備えている。
【0105】
無線部210は、TDMAで通信行うための変調及び復調を行い、アンテナ213を介して送受信する。
【0106】
報知部205は、制御部214に接続されており、制御部214からの通知により、外線着信やシステム内の内線着信、ドアホン装置2からの来訪者の通知を報知する。
【0107】
操作部211は、来訪者と通話する際やコードレス電話親機3やドアホン子機4からの呼び出しに応答する際に押下されるキーを備えている。
【0108】
制御部214は、玄関子機2a及びドアホン親機2bを総括制御するものである。
【0109】
電話親機ID記憶部215は、主制御局であるコードレス電話親機3の制御局識別情報であるIDが登録されており、又、ドアホンID記憶部216は、副制御局である自装置のIDが登録されており、又、子機ID記憶部217は、ドアホン装置2に登録された従属局として動作するドアホン子機4の識別情報であるIDが登録されており、制御部214から読み出し可能に接続されている。
【0110】
次にコードレス電話親機3について図3に基づいて説明する。
【0111】
図3に示すように、コードレス電話親機3は、回線インタフェース部301と、音声回路302と、着信検知部303と、子機ID記憶部304と、電話親機ID記憶部305と、ドアホンID記憶部310と、フレーム処理部306と、無線部307と、アンテナ308と、操作部311と、報知部312と、通話部313と、モニタ回路314と、モ
ニタ315と制御部320とを備えている。
【0112】
回線インタフェース部301は、電話回線6と接続され着信検知部303へ出力するとともに、音声回路302へ出力する。また音声回路302からのアナログの音声信号を電話回線6へ送信する。
【0113】
音声回路302は、フレーム処理部306と通話部313に接続され通話部313のマイクから入力された音声信号を音声データへ変換してフレーム処理部306へ出力したり、フレーム処理部306から入力された音声データを音声信号に変換して通話部313のスピーカーに出力したりする。
【0114】
着信検知部303は、回線インタフェース部301と制御部320に接続されており、電話回線6からの音声信号により着信を検知して制御部320へ通知する。
【0115】
子機ID記憶部304は、通信相手となる従属局であるコードレス電話子機5のIDが登録されており、又、ドアホンID記憶部310は、通信相手となる従属局の動作をする副制御局のドアホン装置2のIDが登録されており、又、電話機親機ID記憶部305は、主制御局である自装置のIDが登録されており、制御部320から読み出し可能に接続されている。
【0116】
フレーム処理部306は、音声回路302、無線部307及び制御部320に接続され、復調データから同期信号元に制御データフィールド及び情報データフィールドを抽出して制御部320又は音声回路302に出力する機能と音声回路302から入力された音声データや制御部320から入力された制御データに同期信号等を付加して送信データ列を生成し無線部307に出力する機能を備えている。
【0117】
無線部307は、TDMAで通信行うための変調及び復調を行いアンテナ308を介して送受信する。
【0118】
操作部311は、発信先電話番号を入力する際に使用される番号キーと、オンフック/オフフックするためキーや、リダイアルするためのキーなどの機能キーを備えている。
【0119】
報知部312は、制御部320に接続されており、制御部320からの通知により、外線着信やシステム内の内線着信、ドアホン装置2からの来訪者の通知を報知する。
【0120】
モニタ回路314は、制御部320に接続され、ドアホン装置2からの映像データをモニタ315へ表示させる。
【0121】
モニタ315は、映像データの表示や着信中の発信元等の表示を行う。
【0122】
制御部320は、コードレス電話親機3を総括制御するものである。
【0123】
次に、ドアホン子機4について図4に基づいて詳細に説明する。図4に示すように、ドアホン子機4は、報知部401と、音声回路402と、通話部403と、モニタ回路404と、同期処理部405と、フレーム処理部406と、無線部407と、アンテナ408と、操作部409と、制御部410と、子機ID記憶部411と、ドアホン親機ID記憶部413と、モニタ414とを備えている。
【0124】
報知部401は、制御部410に接続されており、制御部410からの通知により、電話回線6からの外線着信やシステム内の内線着信、ドアホン装置2からの来訪者の通知を
報知する。
【0125】
音声回路402は、フレーム処理部406と通話部403に接続され、通話部403のマイクから入力された音声信号を音声データへ変換してフレーム処理部406へ出力したり、フレーム処理部406から入力された音声データを音声信号に変換して通話部403のスピーカーに出力したりする。
【0126】
モニタ回路404は、制御部410に接続され、ドアホン装置2からの映像データをモニタ414へ表示させる。
【0127】
モニタ414は、映像データの表示や着信中の発信元等の表示を行う。
【0128】
同期処理部405は、フレーム処理部406及び制御部410と接続され、パケットの先頭のプリアンブルとシンクワードで同期処理を行う。
【0129】
フレーム処理部406は、音声回路402、無線部407及び制御部410に接続され、復調データから同期信号元に制御データフィールド及び情報データフィールドを抽出して制御部410又は音声回路402に出力する機能と音声回路402から入力された音声データや制御部410から入力された制御データに同期信号等を付加して送信データ列を生成し無線部407に出力する機能を備えている。
【0130】
無線部407は、TDMAで通信行うための変調及び復調を行いアンテナ408を介してドアホン装置2との無線信号の送受信を行う。
【0131】
操作部409は、発信先電話番号を入力する際に使用される番号キーと、ドアホン親機3からの呼び出しに応答するためのキーなどの機能キーを備えている。
【0132】
制御部410は、ドアホン子機4を総括制御するものである。
【0133】
子機ID記憶部411は、従属局である自装置のIDが登録されている。ドアホン親機ID記憶部413は、副制御局であるドアホン装置2のIDが登録されている。この子機ID記憶部411と、ドアホン親機ID記憶部413とは、制御部410から読み出し可能に接続されている。
【0134】
次に、コードレス電話子機5について図5に基づいて詳細に説明する。図5に示すように、コードレス電話子機5は、報知部501と、音声回路502と、通話部503と、モニタ回路504と、同期処理部505と、フレーム処理部506と、無線部507と、アンテナ508と、操作部509と、制御部510と、子機ID記憶部511と、電話親機ID記憶部512と、モニタ514とを備えている。
【0135】
報知部501は、制御部510に接続されており、制御部510からの通知により、外線着信やシステム内の内線着信、ドアホン装置2からの来訪者の通知等を報知する。
【0136】
音声回路502は、フレーム処理部506と通話部503に接続され、通話部503のマイクから入力された音声信号を音声データへ変換してフレーム処理部506へ出力したり、フレーム処理部506から入力された音声データを音声信号に変換して通話部503のスピーカーを鳴らしたりする。
【0137】
モニタ回路504は、制御部510に接続され、コードレス電話親機3より送られてきた電話ドアホン装置2からの映像データをモニタ514へ表示させる。
【0138】
モニタ514は、映像データの表示や着信中の発信元等の表示を行う。
【0139】
同期処理部505は、フレーム処理部506及び制御部510と接続され、パケットの先頭のプリアンブルとシンクワードで同期処理を行う。
【0140】
フレーム処理部506は、音声回路502、無線部507及び制御部510に接続され、復調データから同期信号元に制御データフィールド及び情報データフィールドを抽出して制御部510又は音声回路502に出力する機能と音声回路502から入力された音声データや制御部510から入力された制御データに同期信号等を付加して送信データ列を生成し無線部507に出力する機能を備えている。
【0141】
無線部507は、TDMAで通信行うための変調及び復調を行いアンテナ508を介してコードレス電話親機3との無線信号の送受信を行う。
【0142】
操作部509は、発信先電話番号を入力する際に使用される番号キーと、コードレス電話親機3からの呼び出しに応答するためのキーなどの機能キーを備えている。
【0143】
制御部510は、コードレス電話子機5を総括制御するものである。
【0144】
子機ID記憶部511は、従属局である自装置のIDが登録されている。電話親機ID記憶部512は、主制御局であるコードレス電話親機3のIDが登録されている。この子機ID記憶部511と、電話親機ID記憶部512とは、制御部510から読み出し可能に接続されている。
【0145】
以上のように構成される本発明の実施の形態に係る無線通信システム1のドアホン親機2b、コードレス電話親機3、ドアホン子機4、及び、コードレス電話子機5がTDMAで通信を行うときのパケットデータのフォーマットを図16に基づいて説明する。図16は、パケットデータのフォーマットを説明する図である。
【0146】
図16に示すように、データパケットは、制御情報を送信するときに使用されるパケットと、音声データや映像データを送信するときに使用されるパケットとがある。いずれのパケットデータも、同期信号と制御データフィールドと、制御データフィールドのチェックコードが格納されるCRC(Cyclic Redundancy Check)1のフィールドとを有している。
【0147】
同期信号は、プリアンブル及びシンクワードで構成され、通信元と同期を図るためのものである。制御データフィールドは、メッセージが格納されている。
【0148】
また、音声データや画像データは、情報データフィールドに格納され、この情報データフィールドのチェックコードがCRC2に格納される。
【0149】
次に、上述したようなパケットデータを用いてドアホン親機2b、コードレス電話親機3、ドアホン子機4、及び、コードレス電話子機5が通信を行うときの動作を、図2から図5に基づいて説明する。尚、以下の説明では、主制御局として動作するコードレス電話親機3が時分割多重の時間の基準となる制御信号を制御情報として送信するスロットを主同期スロットと、又、副制御局として動作するドアホン親機2bが時分割多重の時間の基準となる制御信号を制御情報として送信するスロットを副同期スロットと呼ぶことにする。上述の、図1を用いて説明した主制御信号は、主同期スロットで送信され、副制御信号は、副同期スロットで送信される。又、実施の形態1では、副制御局が制御局として動作
する際と主制御局が動作する際の無線信号を送信するスロットと、副制御局が従属局として動作する際と従属局が動作する際の無線信号を送信するスロットが、時分割多重を行う際、別々のスロットとなるよう構成された場合の例を示し、副制御局が制御局として動作する際と主制御局が動作する際の無線信号を送信するスロットを制御局送信スロット、又は従属局受信スロットと呼び、副制御局が従属局として動作する際と従属局が動作する際の無線信号を送信するスロットを従属局送信スロット又は制御局受信スロットと呼ぶ。又、制御局が従属局からの通信要求を待ち受けている状態で、従属局からの通信要求を受信するために受信動作をしているスロットを待ち受けスロットと呼ぶ。
【0150】
先ず、コードレス電話親機3の動作を説明する。図3に示す制御部320は、電源が投入されると、自己のタイミングでTDMAのフレーム/スロットのタイミングを決定し、本無線通信システム1内で予め決められた制御局送信スロットの中の任意の1つのスロットから主同期スロットを選択し、主制御信号の制御情報の送信を開始する。制御部320は、制御情報の送信タイミングに合わせて、送信スロット番号及び電話親機ID記憶部305に登録された自装置のIDをフレーム処理部306に出力する。フレーム処理部306では、送信スロット番号及びIDに同期信号等を付加して無線部307に出力することで、アンテナ308を介して制御情報が送信される。そして、制御部320は、本無線通信システム1内で予め決められた従属局送信スロットのうち、主同期スロットに対応するスロットを除いたスロット、即ち、待ち受けスロットでドアホン親機2bやコードレス電話子機5からの無線リンク確立要求の受信を待ち受ける定常状態に移行する制御を行う。制御部320は、待ち受けスロットにて、無線部307を受信動作となるよう制御する。待ち受けスロットで受信復調された復調データは、フレーム処理部306に出力され、フレーム処理部306は、各待ち受けスロットにて入力された復調データから同期信号元に制御データフィールド、CRC1を抽出し、受信信号が正しければ、制御データフィールドで受信された制御情報を制御部320に出力する。そして、制御部320は、受信した制御情報に従った動作を行うよう制御を行い、例えば、受信した制御情報が無線リンクを確立するための通信要求であった場合は、送信元の従属局や副制御局との通信を開始する動作を起動する。
【0151】
次に、ドアホン親機2bの動作について説明する。図2に示す制御部214は、最初に無線部210を連続受信状態にし、主制御局が送信する制御情報の同期捕捉動作を開始する。そして無線部210で受信して復調されたパケットデータがフレーム処理部209に渡される。
【0152】
フレーム処理部209では、復調されたパケットデータから同期信号を元に制御データフィールドを抽出し、制御データフィールドの受信データに基づいて送信元のID及び受信スロット番号を制御部214に出力する。
【0153】
制御部214では、受信したIDが電話親機ID記憶部215に登録されたIDに一致すると、電話親機ID記憶部215に登録されたIDを受信したスロットを主同期スロットとして、以降はそのタイミングでコードレス電話親機3の受信を行う。そして、主制御信号を送信しているスロットを通知する制御情報を受信すると、コードレス電話親機3(主制御局)とのフレーム、スロットの同期を確立する。例えば、コードレス電話親機3より主制御信号を送信しているスロットが“1”であることを通知されると、制御情報を受信したスロット(主同期スロット)がスロット1となるようフレームタイミングを決定する。即ち、ドアホン親機2bは、コードレス電話親機3とのフレーム、スロットの同期が確立した以降、主同期スロットでは、主制御局の従属局としての受信制御を行い、本無線通信システム1内で予め決められた制御局側の送信スロットのうちコードレス電話親機3が制御信号を送信している主同期スロットを受信スロットとして動作する。そして、本無線通信システム1内で予め決められた制御局側の送信スロットから従属局としての動作を
行う主同期スロットを除いたスロットからの1つのスロットを副同期スロットに選択し、副制御局としての副制御信号となる制御情報を送信する。本実施の形態1では、コードレス電話親機3が送信する主同期スロットの次のスロットを、ドアホン親機2bの副同期スロットとしている。 そして、制御部214は、本無線通信システム1内で予め決められた従属局(ドアホン子機4)側の送信スロットのうち、主同期スロットと副同期スロットに対応するスロットを除いたスロットを待ち受けスロットとしてドアホン子機4からの無線リンクを確立するための無線リンク確立要求の受信を待ち受ける定常状態に移行する制御を行う。
【0154】
定常状態に移行すると、主同期スロットにおいて、コードレス電話親機3が送信する制御信号を受信することにより、従属局としての制御、即ち、同期の維持等を行う。主同期スロットのタイミングに合わせて、制御部214は、無線部210をコードレス電話親機3の主制御信号を受信するよう制御し、受信復調データがフレーム処理部209に出力される。フレーム処理部209は、復調されたパケットデータから同期信号を元に制御データフィールドを抽出し、制御データフィールドの受信データを制御部214に出力するとともに、同期信号を検出したタイミングを同期処理部208に通知する。同期処理部208は、同期信号を検出したタイミングが所定のタイミングとなるよう、フレーム、スロットのタイミング補正の信号をフレーム処理部209に出力する。同期処理部208で行われるタイミング補正の動作例は、例えば、主同期スロットで通知された同期信号を検出したタイミングの周期を計時し、同期信号の検出周期と予め決められた周期(フレーム周期)とのずれに応じてフレーム、スロットのタイミング補正信号をフレーム処理部209に出力する。尚、この時、同期処理部208での同期信号の検出タイミングの周期の計時は、極力、短い時間単位で計時することが望ましく、フレーム、スロットのタイミング補正によって発生する送信ジッタが主制御局や従属局との通信に影響を与えないよう、時間単位が設定され、例えば、本システムで通信する通信速度(ビットレート)により決定される1ビット送信に必要な送信時間より、短い時間(例えば、1/10ビットの時間単位)で同期信号の検出周期を計時し、フレーム、スロットのタイミング補正信号を生成する。又、タイミング補正信号は、副制御局が送受信を行っていない時間で、出力され、フレーム、スロットのタイミングが補正される。例えば、主同期スロットの受信が終了し、次のスロットの送信或いは受信を行うまでの時間、即ち、時分割通信を行う際に伝播遅延による受信タイミングの遅れを補償するために各スロットの終わりにもうけられた送信禁止時間であるガードタイムでフレーム、スロットのタイミングの補正を行う。
【0155】
又、制御部214は、本無線通信システム1内で予め決められた従属局送信スロットのうち、主同期スロットと副同期スロットに対応するスロットを除いたスロット、即ち、待ち受けスロットでドアホン子機4からの無線リンク確立要求の受信を待ち受ける定常状態に移行する制御を行う。制御部214は、待ち受けスロットにて、無線部210を受信動作となるよう制御する。待ち受けスロットで受信復調された復調データは、フレーム処理部209に出力され、フレーム処理部209は、各待ち受けスロットにて入力された復調データから同期信号を元に制御データフィールド、CRC1を抽出し、受信信号が正しければ、制御データフィールドで受信された制御情報を制御部214に出力する。そして、制御部214は、受信した制御情報に従った動作を行うよう制御を行い、例えば、受信した制御情報が無線リンクを確立するための通信要求であった場合は、送信元の従属局との通信を開始する動作を起動する。
【0156】
次に、ドアホン子機4の動作について説明する。まず制御部410は、連続受信でドアホン親機ID記憶部413に記憶されたドアホン親機2bの制御情報を探し、ドアホン親機ID記憶部413に記憶されたドアホン親機2bが送信する制御スロットの送信スロットを通知する制御情報を受信し、ドアホン親機2bとTDMAのフレーム/スロットの同期を確立する。同期確立後、副同期スロットにおいて、ドアホン親機2bが送信する制御
信号を受信することにより、同期の維持等を行う。副同期スロットのタイミングに合わせて、制御部410は、無線部407をドアホン親機2bの制御信号を受信するよう制御し、受信復調データがフレーム処理部406に出力される。フレーム処理部406は、復調されたパケットデータから同期信号を元に制御データフィールドを抽出し、制御データフィールドの受信データを制御部410に出力するとともに、同期信号を検出したタイミングを同期処理部405に通知する。同期処理部405は、同期信号を検出したタイミングが所定のタイミングとなるよう、フレーム、スロットのタイミング補正信号をフレーム処理部406に出力し、フレーム処理部406にてタイミング補正信号をもとにフレーム、スロットのタイミングの補正を行う。尚、上記ドアホン子機4がドアホン親機2bが送信する制御信号を受信することにより、同期の維持等を行う際の、同期処理部405、フレーム処理部406の動作は、上述のドアホン親機2bの動作と同様で有り、詳細な説明を省略する。
【0157】
又、制御部410は、ドアホン親機2bとの同期確立後、ドアホン親機2bの制御情報を受信する副同期スロット以外のスロットの受信を停止し、待ち受け状態に移行する。
【0158】
次に、コードレス電話子機5の動作について説明する。図5に示すように、まず制御部510は、連続受信で電話親機ID記憶部512に記憶されたコードレス電話親機3の制御情報を探し、電話親機ID記憶部512に記憶されたコードレス電話親機3が送信する制御スロットの送信スロットを通知する制御情報を受信し、コードレス電話親機3とTDMAのフレーム/スロットの同期を確立する。同期確立後、主同期スロットにおいて、コードレス電話親機3が送信する制御信号を受信することにより、同期の維持等を行う。主同期スロットのタイミングに合わせて、制御部510は、無線部507をコードレス電話親機3の制御信号を受信するよう制御し、受信復調データがフレーム処理部506に出力される。フレーム処理部506は、復調されたパケットデータから同期信号を元に制御データフィールドを抽出し、制御データフィールドの受信データを制御部510に出力するとともに、同期信号を検出したタイミングを同期処理部505に通知する。同期処理部505は、同期信号を検出したタイミングが所定のタイミングとなるよう、フレーム、スロットのタイミング補正信号をフレーム処理部506に出力し、フレーム処理部506にてタイミング補正信号をもとにフレーム、スロットのタイミングの補正を行う。尚、上記コードレス電話子機5が、コードレス電話親機3が送信する制御信号を受信することにより、同期の維持等を行う際の、同期処理部505、フレーム処理部506の動作は、上述のドアホン親機2bの動作と同様で有り、詳細な説明を省略する。
【0159】
又、制御部510は、コードレス電話親機3との同期確立後、コードレス電話親機3の制御情報を受信する主同期スロットの制御情報を受信する主同期スロット以外のスロットの受信を停止し、待ち受け状態に移行する。
【0160】
次に、ドアホン親機2b、コードレス電話親機3、ドアホン子機4、及び、コードレス電話子機5が通信を行う際の送信スロット及び受信スロットの状態を図6から図14に基づいて説明する。図6から図14は、本発明の実施の形態1に係る無線通信システム1において通信を行う際の送信スロット及び受信スロットの状態を説明する図である。
【0161】
図6に示すように、本例では、本無線通信システ1ム内で予め決められた制御局側の送信スロットがスロット1からスロット4までの4つのスロット、同じく、従属局側の送信スロットがスロット5からスロット8までの4つのスロットで1つのフレームが構成された時分割多重のスロット配置を示し、無線通信システム1の1フレームのタイムスロットは、送信スロットが4スロットと、その送信スロットに対応する受信スロットが4スロットとで構成される。
【0162】
先ず、コードレス電話親機3は、電源投入されると自己のタイミングでTDMAのフレーム/スロットのタイミングを決定して本無線通信システム1内で予め決められた制御局側の送信スロットの中から任意のスロットを選択して制御情報の送信を開始する(S1)。そして、制御信号を送信するスロットに対応した制御局受信スロットを除いた制御局受信スロット、即ち、待ち受けスロットの受信を開始する(S2)。図6ではコードレス電話親機3は、スロット1を選択して制御情報の送信を開始する例を示しており、主制御信号の制御情報を送信するスロット1が、主同期スロットとなり、スロット6からスロット8が待ち受けスロットとなる。
【0163】
この主同期スロットで送信された主制御信号の制御情報に基づいて、ドアホン親機2bが同期を確立する。即ち、ドアホン親機2bは、先ず連続受信を起動し(S3)、コードレス電話親機3が送信する制御信号を受信すると、連続受信を停止し、制御信号に含まれるスロット番号等の情報を元にコードレス電話親機3とのフレーム、スロットの同期を確立し、主同期スロット(スロット1)では、コードレス電話親機3の制御信号を受信する従属局としての動作を開始する(S4)。そして、同期スロット以外の制御局送信スロットより副制御信号を送信するスロットを選択し、副制御信号の制御情報の送信を開始する(S5)。そして、従属局として動作する主同期スロットと制御信号を送信する副同期スロットに対応した制御局受信スロットを除いた制御局受信スロット、即ち、待ち受けスロットの受信を開始する(S6)。以後、主制御スロットで主制御信号の受信を行い、コードレス電話親機3とスロットの同期を維持しながら、副制御スロットで副制御信号の送信を行い、待ち受けスロットで、従属局の無線リンク確立要求等を受信するため受信を行う。図6ではドアホン親機2bは、スロット2を選択して制御情報の送信を開始する例を示しており、副制御信号の制御情報を送信するスロット2が、副同期スロットとなり、スロット7からスロット8が待ち受けスロットとなる。
【0164】
又、上記主同期スロットで送信された制御情報に基づいてコードレス電話子機5が同期を確立する。即ち、コードレス電話子機5は、先ず連続受信を起動し(S7)、コードレス電話親機3が送信する制御信号を受信すると、連続受信を停止し、制御信号に含まれるスロット番号等の情報を元にコードレス電話親機3とのフレーム、スロットの同期を確立する(S8)。そして、主同期スロット以外の受信を停止して待ち受け状態となる(S10)。以後、コードレス電話子機5は、主制御スロットで主制御信号の受信を行い、コードレス電話親機3とスロットの同期を維持する。
【0165】
同様に、上記副同期スロットで送信された制御情報に基づいてドアホン子機4が同期を確立する。即ち、ドアホン子機4は、先ず連続受信を起動し(S11)、ドアホン親機2bが送信する副制御信号を受信すると、連続受信を停止し、制御信号に含まれるスロット番号等の情報を元にドアホン親機2bとのフレーム、スロットの同期を確立する(S12)。そして、副同期スロット以外の受信を停止して待ち受け状態となる(S13)。以後、ドアホン子機4は、副制御スロットで副制御信号の受信を行い、ドアホン親機2bとスロットの同期を維持する。
【0166】
次に、玄関子機2aの呼び出し検知部103が来訪者の呼び出しを検知したときのドアホン親機2b、コードレス電話親機3、ドアホン子機4、及び、コードレス電話子機5との通信の状態を図7に基づいて説明する。尚、図7におけるドアホン親機2b、コードレス電話親機3、ドアホン子機4、及び、コードレス電話子機5の初期状態は、図6で説明した終わりの状態、即ち、コードレス電話親機3が主同期スロットで制御信号を送信しながら待ち受けスロットの受信を行い、ドアホン親機2bが副同期スロットで制御信号を送信しながら待ち受けスロットの受信を行い、ドアホン子機4は副同期スロットの受信を行い、コードレス電話子機5は主同期スロットの受信を行っている状態である。
【0167】
先ずドアホン親機2bの動作を説明する。玄関子機2aからの呼び出しを検知すると(S20)、副同期スロットにてドアホン子機4に、玄関子機2aからの呼び出し発生の報知、即ち、来客報知と玄関子機2aのカメラで撮影された画像の送信を開始する(S21)。そして、コードレス電話親機3の待ち受けスロットの1つを選択してコードレス電話親機3に対し無線リンクを確立するための送信元の識別符号(ID)を付した無線リンク確立要求を送信する(S22)。即ち、ドアホン親機2bは、自装置の待ち受けスロットの1つを選択して、選択したスロットを従属局としての動作に切換え、コードレス電話親機3への送信を開始する。そして、コードレス電話親機3からの無線リンクの確立を通知する無線リンク確立応答を受信するために、コードレス電話親機3に対し無線リンク確立要求を送信したスロットに対応するスロットを従属局としての動作、即ち、受信動作に切換える(S23)。そして、コードレス電話親機3からの無線リンク確立応答を受信すると、確立した無線リンク上で玄関子機2aからの呼び出し発生を通知し、玄関子機2aのカメラで撮影された画像の送信を開始する(S24)。以後、無線リンク確立要求を送信したスロットの送信動作、及び、無線リンク確立応答を受信したスロットの受信動作を継続し、コードレス電話親機との無線リンクを維持する。図6の例では、ドアホン親機2bがコードレス電話親機3と通信を行うスロットとしてスロット3とスロット7を選択した例を示しており、ドアホン親機2bはスロット3とスロット7を従属局としての動作、即ち、スロット3でコードレス電話親機3からの無線信号を受信し、スロット7でコードレス電話親機3への無線信号を送信する動作する例を示している。
【0168】
次に、コードレス電話親機3の動作を説明する。コードレス電話親機3は、待ち受けスロットにて制御信号を受信すると、受信した制御信号に含まれる送信元の識別符号(ID)を元に無線リンク確立要求の送信元を調べる(S25)。そして送信元の識別符号(ID)がドアホンID記憶部310に記憶されている識別符号(ID)と一致した場合、ドアホン親機2bからの無線リンク確立要求であることを認識し、無線リンクの確立を許可し無線リンク確立応答を送信する(S26)。そして、確立した無線リンク上で玄関子機2aからの呼び出し発生が通知されるとドアホン側からの呼出を報知する動作を開始する。即ち、報知部312より、玄関子機2aからの呼び出し発生を報知し、モニタ315でドアホン親機2bから送られてきた画像を表示する(S27)。以後、無線リンク確立要求を受信したスロットの受信動作、及び、無線リンク確立応答を送信したスロットの送信動作を継続し、ドアホン親機3との無線リンクを維持する。尚、図6の例では、コードレス電話親機3がドアホン親機2bと通信を行うスロットとしてスロット3とスロット7を選択した例を示しており、コードレス電話親機3は、スロット3でドアホン親機2bへの無線信号を送信し、スロット7でドアホン親機2bからの無線信号を受信する動作を示している。又、コードレス電話親機3は、主制御スロットにて、玄関子機2aからの呼び出し発生の報知、即ち、来客報知とドアホン親機2bから送られてきた画像の送信を開始する(S28)。
【0169】
次に、ドアホン子機4の動作を説明する。ドアホン子機4は、ドアホン親機2bの制御信号を受信する副同期スロットにて玄関子機2aからの呼び出し発生の報知と玄関子機2aのカメラで撮影された画像を受信すると、副同期スロットの受信を維持したまま、玄関子機2aからの呼出を報知する動作を開始する(S29)。即ち、報知部401より、玄関子機2aからの呼出を報知し、受信した画像をモニタ414に表示する。
【0170】
次に、コードレス電話子機5の動作を説明する。コードレス電話子機5は、コードレス電話親機3の制御信号を受信する主同期スロットにて玄関子機2aからの呼び出し発生の報知と玄関子機2aのカメラで撮影された画像を受信すると、主同期スロットの受信を維持したまま、玄関子機2aからの呼出を報知する動作を開始する(S30)。即ち、報知部501より、玄関子機2aからの呼出を報知し、コードレス電話親機3より受信した画像をモニタ514に表示する。
【0171】
次に、ドアホン親機2bからの呼出をコードレス電話子機5が応答するときの通信の状態を図8に基づいて説明する。尚、図8におけるコードレス電話親機3、ドアホン親機2b、ドアホン子機4、及び、コードレス電話子機5の初期状態は、図7で説明した終わりの状態、即ち、ドアホン親機2bの呼出をコードレス電話親機3とドアホン子機4とコードレス電話子機5が報知している状態である。
【0172】
コードレス電話子機5で応答操作が行われると(S42)、コードレス電話子機5は、コードレス電話親機3の待ち受けスロットの1つを選択し、子機ID記憶部511に記憶された識別情報を付した無線リンクを確立するための無線リンク確立要求の送信を行い(S31)、選択した送信スロットに対応する受信スロットの受信を開始し無線リンク確立応答を待つ(S32)。一方、コードレス電話親機3は、コードレス電話子機5からの無線リンク確立要求を受信すると(S33)、識別情報をもとに子機ID記憶部304に記憶されている正規の従属局かを判定し、正規の従属局からの無線リンク確立要求であれば、無線リンク確立要求を受信したスロットに対応した制御局送信スロットで無線リンク確立応答を送信し(S34)、以後、コードレス電話親機3は、無線リンク確立要求を受信したスロットの受信と無線リンク確立応答を送信したスロットの送信を維持してコードレス電話子機5との無線リンクを維持する。コードレス電話子機5は、無線リンク確立応答を受信すると、無線リンク確立要求を送信したスロットの送信と無線リンク確立応答を受信したスロットの受信を維持してコードレス電話親機3との無線リンクを維持し、該当無線リンク上で来客報知応答を送信し(S35)、該当無線リンクの受信データを音声回路502に出力し、音声回路502の出力を該当無線リンクの送信データとなるように音声パスの接続を行う。コードレス電話親機3は、コードレス電話子機5から来客報知応答を受信すると、ドアホン親機2bから受信したデータをコードレス電話子機5に送信し、コードレス電話子機5から受信したデータをドアホン親機2bに送信するようにパス接続を行い(S36)、玄関子機2aからの呼出の報知を停止し、他のコードレス電話子機5の玄関子機2aからの呼出動作を停止させるための来客報知の停止を報知し(S37)、ドアホン親機2bに来客報知応答を送信する(S38)。ドアホン親機2bは、来客報知応答を受信すると(S39)、玄関子機2aからの音声信号をコードレス電話親機3に送信し、コードレス電話親機3から受信した音声信号を玄関子機2aに接続するように音声パスを設定し、ドアホン子機4の玄関子機2aからの呼出動作を停止させるための来客報知の停止を報知する(S40)。ドアホン子機4は、来客報知の停止を受信すると、呼び出し動作を停止し、待ち受け状態に戻る(S41)。又、応答操作を行ったコードレス電話子機5以外のコードレス電話子機5は、S37のコードレス電話親機3からの来客報知の停止の報知を受信すると、呼び出し動作を停止し、待ち受け状態に戻る。
【0173】
次に、コードレス電話親機3で外線着信が発生したときのドアホン親機2b、コードレス電話親機3、ドアホン子機4、及び、コードレス電話子機5との通信の状態を図9に基づいて説明する。尚、図9におけるドアホン親機2b、コードレス電話親機3、ドアホン子機4、及び、コードレス電話子機5の初期状態は、図6で説明した終わりの状態、即ち、コードレス電話親機3が主同期スロットで制御信号を送信しながら待ち受けスロットの受信を行い、ドアホン親機2bが副同期スロットで制御信号を送信しながら待ち受けスロットの受信を行い、ドアホン子機4は副同期スロットの受信を行い、コードレス電話子機5は主同期スロットの受信を行っている状態である。
【0174】
コードレス電話親機3は、外線着信を検知すると、リンガーを鳴らすなどして外線着信の発生を使用者に知らせ(S50)、主制御スロットの主制御信号にて外線着信による呼び出しの報知(以下外線報知と記す)を開始する(S51)。コードレス電話子機5は、コードレス電話親機3より送信された外線報知を受信すると、リンガーを鳴らすなどして外線着信の発生を使用者に知らせる(S52)。ドアホン親機2bは、コードレス電話親
機3より送信された外線報知を受信すると、リンガーを鳴らすなどして外線着信の発生を使用者に知らせ(S53)、副制御スロットの副制御信号にて外線報知の送信を開始する(S55)。そして、ドアホン子機は、ドアホン親機2bより送信された外線報知を受信すると、リンガーを鳴らすなどして外線着信の発生を使用者に知らせる(S56)。
【0175】
次に、外線着信にコードレス電話子機5で応答した場合のドアホン親機2b、コードレス電話親機3、ドアホン子機4、及び、コードレス電話子機5との通信の状態を図10に基づいて説明する。尚、図10におけるドアホン親機2b、コードレス電話親機3、ドアホン子機4、及び、コードレス電話子機5の初期状態は、図9で説明した終わりの状態、即ち、コードレス電話親機3が主同期スロットで外線報知の制御信号を送信しながら待ち受けスロットの受信を行い、ドアホン親機2bが副同期スロットで外線報知の制御信号を送信しながら待ち受けスロットの受信を行い、ドアホン子機4は副同期スロットの受信を行い外線着信中、コードレス電話子機5は主同期スロットの受信を行い外線着信中の状態である。
【0176】
ドアホン子機4で着信応答の操作が行われると(S60)、ドアホン子機4は、ドアホン親機2bの待ち受けスロットの1つを選択し、子機ID記憶部411に記憶された識別情報を付した無線リンクを確立するための無線リンク確立要求の送信を行い(S61)、選択した送信スロットに対応する受信スロットの受信を開始し無線リンク確立応答を待つ(S62)。一方、ドアホン親機2bは、ドアホン子機4からの無線リンク確立要求を受信すると(S63)、識別情報をもとに子機ID情報記憶部217に記憶されている正規の従属局かを判定し、正規の従属局からの無線リンク確立要求であれば、無線リンク確立要求を受信したスロットに対応した制御局送信スロットで無線リンク確立応答を送信し(S64)、以後、ドアホン親機2bは、無線リンク確立要求を受信したスロットの受信と無線リンク確立応答を送信したスロットの送信を維持してドアホン子機4との無線リンクを維持する。ドアホン子機4は、無線リンク確立応答を受信すると、無線リンク確立要求を送信したスロットの送信と無線リンク確立応答を受信したスロットの受信を維持してドアホン親機2bとの無線リンクを維持し、該当無線リンク上で外線着信に応答するための外線着信応答を送信し(S65)、該当無線リンクの受信データを音声回路402に出力し、音声回路402の出力を該当無線リンクの送信データとなるように音声パスの接続を行う。ドアホン親機2bは、ドアホン子機4から外線着信応答を受信すると(S66)、リンガーを停止するなどして、使用者への外線着信の通知を停止し、他のドアホン子機4の外線からの呼出動作を停止させるための外線報知の停止を報知し(S67)、コードレス電話親機3の待ち受けスロットの1つを選択し、ドアホンID記憶部216に記憶された識別情報を付した無線リンクを確立するための無線リンク確立要求の送信を行い(S68)、選択した送信スロットに対応する受信スロットの受信を開始し無線リンク確立応答を待つ(S69)。一方、コードレス電話親機3は、ドアホン親機2bからの無線リンク確立要求を受信すると(S70)、識別情報をもとにドアホンID情報記憶部310に記憶されている正規の従属局として動作するドアホン親機かを判定し、正規の従属局からの無線リンク確立要求であれば、無線リンク確立要求を受信したスロットに対応した制御局送信スロットで無線リンク確立応答を送信し(S71)、以後、コードレス電話親機3は、ドアホン親機2bから無線リンク確立要求を受信したスロットの受信とドアホン親機2bに無線リンク確立応答を送信したスロットの送信を維持してドアホン親機2bとの無線リンクを維持する。ドアホン親機2bは、無線リンク確立応答を受信すると、無線リンク確立要求を送信したスロットの送信と無線リンク確立応答を受信したスロットの受信を維持してコードレス電話親機3との無線リンクを維持し、該当無線リンク上で外線着信応答を送信し(S72)、該当無線リンクで受信した音声データをドアホン子機4に送信し、ドアホン子機4から受信した音声データを該当無線リンクで送信する音声データとなるようにパスの接続を行う。コードレス電話親機3は、外線着信応答を受信すると(S73)、リンガーを停止するなどして、使用者への外線着信の通知を停止し、電話回線からの音
声信号をドアホン親機2bに送信し、ドアホン親機2bから受信した音声信号を電話回線に出力するように音声パスを設定し、コードレス電話子機5の外線着信の呼出動作を停止させるための外線報知の停止を報知する(S74)。コードレス電話子機5は、外線報知の停止を受信すると、呼び出し動作を停止し、待ち受け状態に戻る(S75)。又、着信応答したドアホン子機4以外のドアホン子機4は、S67のドアホン親機2bからの外線報知の停止を受信すると、呼び出し動作を停止し、待ち受け状態に戻る。
【0177】
次に、コードレス電話子機5で一斉内線発信の操作が行われたときのドアホン親機2b、コードレス電話親機3、ドアホン子機4、及び、コードレス電話子機5との通信の状態を図11に基づいて説明する。尚、図11におけるドアホン親機2b、コードレス電話親機3、ドアホン子機4、及び、コードレス電話子機5の初期状態は、図6で説明した終わりの状態、即ち、コードレス電話親機3が主同期スロットで制御信号を送信しながら待ち受けスロットの受信を行い、ドアホン親機2bが副同期スロットで制御信号を送信しながら待ち受けスロットの受信を行い、ドアホン子機4は副同期スロットの受信を行い、コードレス電話子機5は主同期スロットの受信を行っている状態である。
【0178】
コードレス電話子機5で一斉内線発信の操作が行われると(S80)、コードレス電話子機5は、コードレス電話親機3の待ち受けスロットの1つを選択し、子機ID記憶部511に記憶された識別情報を付した無線リンクを確立するための無線リンク確立要求の送信を行い(S81)、選択した送信スロットに対応する受信スロットの受信を開始し無線リンク確立応答を待つ(S82)。一方、コードレス電話親機3は、コードレス電話子機5からの無線リンク確立要求を受信すると(S83)、識別情報をもとに子機ID記憶部304に記憶されている正規の従属局かを判定し、正規の従属局からの無線リンク確立要求であれば、無線リンク確立要求を受信したスロットに対応した制御局送信スロットで無線リンク確立応答を送信し(S84)、以後、コードレス電話親機3は、無線リンク確立要求を受信したスロットの受信と無線リンク確立応答を送信したスロットの送信を維持してコードレス電話子機5との無線リンクを維持する。コードレス電話子機5は、無線リンク確立応答を受信すると、無線リンク確立要求を送信したスロットの送信と無線リンク確立応答を受信したスロットの受信を維持してコードレス電話親機3との無線リンクを維持し、該当無線リンク上で一斉内線発信要求を送信し(S85)、通話部503のスピーカーよりリングバックトーンを鳴らし、内線呼び出し中であることを使用者に知らせる。コードレス電話親機3は、コードレス電話子機5から一斉内線発信要求を受信すると(S86)、リンガーを鳴らしモニタに発信元の内線番号を表示するなどして内線呼び出しの発生を使用者に報知し、主制御スロットの主制御信号にて発信元のコードレス電話子機5の内線番号を付した内線着信の報知を行う(S87)。ドアホン親機2bは、コードレス電話親機3からの内線番号を付した内線着信の報知を受信すると(S88)、着信音を鳴らしモニタに発信元の内線番号を表示するなどして内線呼び出しの発生を使用者に報知し、副制御スロットの副制御信号にて発信元のコードレス電話子機5の内線番号を付した内線着信の報知を行う(S89)。ドアホン子機4は、ドアホン親機2bからの内線番号を付した内線着信の報知を受信すると(S90)、着信音を鳴らしモニタに発信元の内線番号を表示するなどして内線呼び出しの発生を使用者に報知し内線着信中の状態に遷移する。又、発信元のコードレス電話子機5以外のコードレス電話子機5は、S87のコードレス電話親機3からの内線番号を付した内線着信の報知を受信すると、着信音を鳴らしモニタに発信元の内線番号を表示するなどして内線呼び出しの発生を使用者に報知し内線着信中の状態に遷移する。
【0179】
次に、コードレス電話子機5からの一斉内線発信にドアホン子機4で応答したときのドアホン親機2b、コードレス電話親機3、ドアホン子機4、及び、コードレス電話子機5との通信の状態を図12に基づいて説明する。尚、図12におけるドアホン親機2b、コードレス電話親機3、ドアホン子機4、及び、コードレス電話子機5の初期状態は、図1
1で説明した終わりの状態、即ち、コードレス電話親機3とコードレス電話子機5が無線リンクを確立し、コードレス電話親機3が主同期スロットで内線着信を報知し、ドアホン親機2bが副同期スロットで内線着信を報知し、ドアホン親機2b、コードレス電話親機3、ドアホン子機4、及び、内線発信をしたコードレス電話子機5以外のコードレス電話子機5が、内線着信を使用者に報知している内線着信中の状態である。
【0180】
ドアホン子機4で内線着信応答の操作が行われると(S100)、ドアホン子機4は、ドアホン親機2bの待ち受けスロットの1つを選択し、子機ID記憶部411に記憶された識別情報を付した無線リンクを確立するための無線リンク確立要求の送信を行い(S101)、選択した送信スロットに対応する受信スロットの受信を開始し無線リンク確立応答を待つ(S102)。一方、ドアホン親機2bは、ドアホン子機4からの無線リンク確立要求を受信すると(S103)、識別情報をもとに子機ID情報記憶部217に記憶されている正規の従属局かを判定し、正規の従属局からの無線リンク確立要求であれば、無線リンク確立要求を受信したスロットに対応した制御局送信スロットで無線リンク確立応答を送信し(S104)、以後、ドアホン親機2bは、無線リンク確立要求を受信したスロットの受信と無線リンク確立応答を送信したスロットの送信を維持してドアホン子機4との無線リンクを維持する。ドアホン子機4は、無線リンク確立応答を受信すると、無線リンク確立要求を送信したスロットの送信と無線リンク確立応答を受信したスロットの受信を維持してドアホン親機2bとの無線リンクを維持し、該当無線リンク上で内線着信に応答するための内線着信応答を送信し(S105)、該当無線リンクの受信データを音声回路402に出力し、音声回路402の出力を該当無線リンクの送信データとなるように音声パスの接続を行う。ドアホン親機2bは、ドアホン子機4から内線着信応答を受信すると(S106)、使用者への内線着信呼出の報知を停止し、他のドアホン子機4の内線呼出動作を停止させるための内線呼び出し停止を報知し(S107)、コードレス電話親機3の待ち受けスロットの1つを選択し、ドアホンID記憶部216に記憶された識別情報を付した無線リンクを確立するための無線リンク確立要求の送信を行い(S108)、選択した送信スロットに対応する受信スロットの受信を開始し無線リンク確立応答を待つ(S109)。一方、コードレス電話親機3は、ドアホン親機2bからの無線リンク確立要求を受信すると(S110)、識別情報をもとにドアホンID情報記憶部310に記憶されている正規の従属局として動作するドアホン親機かを判定し、正規の従属局からの無線リンク確立要求であれば、無線リンク確立要求を受信したスロットに対応した制御局送信スロットで無線リンク確立応答を送信し(S111)、以後、コードレス電話親機3は、ドアホン親機2bから無線リンク確立要求を受信したスロットの受信とドアホン親機2bに無線リンク確立応答を送信したスロットの送信を維持してドアホン親機2bとの無線リンクを維持する。ドアホン親機2bは、無線リンク確立応答を受信すると、無線リンク確立要求を送信したスロットの送信と無線リンク確立応答を受信したスロットの受信を維持してコードレス電話親機3との無線リンクを維持し、該当無線リンク上で内線着信応答を送信し(S112)、該当無線リンクで受信した音声データをドアホン子機4に送信し、ドアホン子機4から受信した音声データを該当無線リンクで送信する音声データとなるようにパスの接続を行う。コードレス電話親機3は、ドアホン親機2bから内線着信応答を受信すると(S113)、使用者への内線着信呼出の報知を停止し、内線着信の状態にあるコードレス電話子機5の内線呼出動作を停止させるための内線呼び出し停止を報知し(S114)、内線発信を行ったコードレス電話子機5に内線着信応答を送信し(S115)、内線発信を行ったコードレス電話子機5から受信した音声データをドアホン親機2bに送信し、ドアホン親機2bから受信した音声データを、内線発信を行ったコードレス電話子機5に送信するようにパスを設定する。内線発信を行ったコードレス電話子機5は、コードレス電話親機3からの内線着信応答を受信すると(S116)、リングバックトーンを停止し、コードレス電話親機3から受信した音声データを音声回路502に出力し、音声回路502の出力をコードレス電話親機3への送信データとして送信するよう音声パスの接続を行う。又、内線呼び出しを行ったドアホン子機4以外のドアホン子機4は、
S107のドアホン親機2bからの内線呼び出し停止の報知を受信すると、内線呼び出しを停止し、待ち受け状態に戻り、同様に、内線応答を行ったコードレス電話子機5以外のコードレス電話子機5は、S114のコードレス電話親機3からの内線呼び出し停止の報知を受信すると、内線呼び出しを停止し、待ち受け状態に戻る。
【0181】
次に、ドアホン子機4で一斉内線発信の操作が行われたときのドアホン親機2b、コードレス電話親機3、ドアホン子機4、及び、コードレス電話子機5との通信の状態を図13に基づいて説明する。尚、図13におけるドアホン親機2b、コードレス電話親機3、ドアホン子機4、及び、コードレス電話子機5の初期状態は、図6で説明した終わりの状態、即ち、コードレス電話親機3が主同期スロットで制御信号を送信しながら待ち受けスロットの受信を行い、ドアホン親機2bが副同期スロットで制御信号を送信しながら待ち受けスロットの受信を行い、ドアホン子機4は副同期スロットの受信を行い、コードレス電話子機5は主同期スロットの受信を行っている状態である。
【0182】
ドアホン子機4で一斉内線発信の操作が行われると(S120)、ドアホン子機4は、ドアホン親機2bの待ち受けスロットの1つを選択し、子機ID記憶部411に記憶された識別情報を付した無線リンクを確立するための無線リンク確立要求の送信を行い(S121)、選択した送信スロットに対応する受信スロットの受信を開始し無線リンク確立応答を待つ(S122)。一方、ドアホン親機2bは、ドアホン子機4からの無線リンク確立要求を受信すると(S123)、識別情報をもとに子機ID情報記憶部217に記憶されている正規の従属局かを判定し、正規の従属局からの無線リンク確立要求であれば、無線リンク確立要求を受信したスロットに対応した制御局送信スロットで無線リンク確立応答を送信し(S124)、以後、ドアホン親機2bは、無線リンク確立要求を受信したスロットの受信と無線リンク確立応答を送信したスロットの送信を維持してドアホン子機4との無線リンクを維持する。ドアホン子機4は、無線リンク確立応答を受信すると、無線リンク確立要求を送信したスロットの送信と無線リンク確立応答を受信したスロットの受信を維持してドアホン親機2bとの無線リンクを維持し、該当無線リンク上で一斉内線発信を送信し(S125)、通話部403のスピーカーより内線呼び出し開始を通知する報知音を鳴らし、内線呼び出し中であることを使用者に知らせる。ドアホン親機2bは、ドアホン子機4から一斉内線発信を受信すると(S126)、リンガーを鳴らしモニタに発信元の内線番号を表示するなどして内線呼び出しの発生を使用者に報知し、副制御スロットの副制御信号にて発信元のドアホン子機4の内線番号を付した内線着信の報知を行う(S127)。更に、ドアホン親機2bは、コードレス電話親機3の待ち受けスロットの1つを選択し、ドアホンID記憶部216に記憶された識別情報を付した無線リンクを確立するための無線リンク確立要求の送信を行い(S128)、選択した送信スロットに対応する受信スロットの受信を開始し無線リンク確立応答を待つ(S129)。一方、コードレス電話親機3は、ドアホン親機2bからの無線リンク確立要求を受信すると(S130)、識別情報をもとにドアホンID情報記憶部310に記憶されている正規の従属局として動作するドアホン親機かを判定し、正規の従属局からの無線リンク確立要求であれば、無線リンク確立要求を受信したスロットに対応した制御局送信スロットで無線リンク確立応答を送信し(S131)、以後、コードレス電話親機3は、ドアホン親機2bから無線リンク確立要求を受信したスロットの受信とドアホン親機2bに無線リンク確立応答を送信したスロットの送信を維持してドアホン親機2bとの無線リンクを維持する。ドアホン親機2bは、無線リンク確立応答を受信すると、無線リンク確立要求を送信したスロットの送信と無線リンク確立応答を受信したスロットの受信を維持してコードレス電話親機3との無線リンクを維持し、コードレス電話親機3に発信もとのドアホン子機4の内線番号を付した内線発信のイベント発生を通知する(S132)。コードレス電話親機3は、ドアホン親機2bよりドアホン子機4の内線番号を付した内線発信のイベント発生が通知されると(S133)、リンガーを鳴らしモニタに発信元のドアホン子機4の内線番号を表示するなどして内線呼び出しの発生を使用者に報知し、主制御スロットの主制御信号にて
発信元のドアホン子機4の内線番号を付した内線着信の報知を行う(S134)。コードレス電話子機5は、コードレス電話親機3からの内線番号を付した内線着信の報知を受信すると(S135)、着信音を鳴らしモニタに発信元の内線番号を表示するなどして内線呼び出しの発生を使用者に報知し内線着信中の状態に遷移する。又、発信元のドアホン子機4以外のドアホン子機4は、S127のドアホン親機2bからの内線番号を付した内線着信の報知を受信すると、着信音を鳴らしモニタに発信元の内線番号を表示するなどして内線呼び出しの発生を使用者に報知し内線着信中の状態に遷移する。
【0183】
次に、ドアホン子機4からの内線応答にコードレス電話子機5で応答したときのドアホン親機2b、コードレス電話親機3、ドアホン子機4、及び、コードレス電話子機5との通信の状態を図14に基づいて説明する。尚、図14におけるドアホン親機2b、コードレス電話親機3、ドアホン子機4、及び、コードレス電話子機5の初期状態は、図13で説明した終わりの状態、即ち、ドアホン子機4とドアホン親機2bが無線リンクを確立し、ドアホン親機2bが副同期スロットで内線着信を報知し、又、コードレス電話親機3とドアホン親機2bが無線リンクを確立し、コードレス電話親機3が主同期スロットで内線着信を報知し、ドアホン親機2b、コードレス電話親機3、コードレス電話子機5、及び、内線発信をしたドアホン子機4以外のドアホン子機4が、内線着信を使用者に報知している内線着信中の状態である。
【0184】
コードレス電話子機5で内線応答の操作が行われると(S140)、コードレス電話子機5は、コードレス電話親機3の待ち受けスロットの1つを選択し、子機ID記憶部511に記憶された識別情報を付した無線リンクを確立するための無線リンク確立要求の送信を行い(S141)、選択した送信スロットに対応する受信スロットの受信を開始し無線リンク確立応答を待つ(S142)。一方、コードレス電話親機3は、コードレス電話子機5からの無線リンク確立要求を受信すると(S143)、識別情報をもとに子機ID記憶部304に記憶されている正規の従属局かを判定し、正規の従属局からの無線リンク確立要求であれば、無線リンク確立要求を受信したスロットに対応した制御局送信スロットで無線リンク確立応答を送信し(S144)、以後、コードレス電話親機3は、無線リンク確立要求を受信したスロットの受信と無線リンク確立応答を送信したスロットの送信を維持してコードレス電話子機5との無線リンクを維持する。コードレス電話子機5は、無線リンク確立応答を受信すると、無線リンク確立要求を送信したスロットの送信と無線リンク確立応答を受信したスロットの受信を維持してコードレス電話親機3との無線リンクを維持し、該当無線リンク上で内線応答要求を送信し(S145)、コードレス電話親機3から該当無線リンク上で受信した音声データを通話部503に出力し、通話部503の出力をコードレス電話親機3への送信の音声データとなるよう音声パスを設定する。コードレス電話親機3は、コードレス電話子機5から内線応答要求を受信すると(S146)、使用者への内線着信の報知を停止し、コードレス電話子機5から受信した音声データをドアホン親機2bに送信し、ドアホン親機2bから受信した音声データをコードレス電話子機5に送信するようパスの設定を行い、主制御スロットの主制御信号で、内線呼び出しの停止を報知し(S147)、ドアホン親機2bにコードレス電話子機5からの内線応答要求の受信を通知する(S148)。ドアホン親機2bは、コードレス電話親機3よりコードレス電話子機5からの内線応答要求の受信が通知されると(S149)、使用者への内線着信の報知を停止し、コードレス電話親機3より受信した音声データをドアホン子機4に送信し、ドアホン子機4より受信した音声データをコードレス電話親機3に送信するようにパスの設定を行い、内線呼び出しを行ったドアホン子機4にコードレス電話子機5からの内線応答要求の受信を通知し(S150)、副制御スロットの副制御信号で、内線呼び出しの停止を報知する(S151)。内線呼び出しを行ったドアホン子機4は、ドアホン親機2bよりコードレス電話子機5からの内線応答要求の受信が通知されると(S152)、内線呼び出し開始を通知する報知音を停止し、ドアホン親機2bより受信した音声データを通話部403に出力し、通話部403より出力された音声データをドアホン親
機2bに送信するよう音声パスの設定を行う。又、内線呼び出しを行ったコードレス電話子機5以外のコードレス電話子機5は、S147のコードレス電話親機3からの内線呼び出し停止の報知を受信すると、内線呼び出しを停止し、待ち受け状態に戻り、同様に、内線応答を行ったドアホン子機4以外のドアホン子機4は、S151のドアホン親機2bからの内線呼び出し停止の報知を受信すると(S153)、内線呼び出しを停止し、待ち受け状態に戻る。
【0185】
尚、コードレス電話親機3が従来のコードレス親機である場合、ドアホン親機2bからの呼び出しや応答のイベントはすべてコードレス電話親機とコードレス電話子機間で用いられるイベントとして処理される。
【0186】
例えば、上述の図7、図8の玄関子機からの呼び出し時は、ドアホン親機2bはS24において、ドアホン親機からの内線発信のイベント発生をコードレス電話親機3に通知する。このとき、発信もとのドアホン親機2bのコードレス電話内での内線番号は、ドアホン親機2bをコードレス電話親機3の従属局、即ち、コードレス電話子機として登録した際に付与された内線番号となり、コードレス電話親機3、コードレス電話子機5で該当内線番号からの呼び出し、通話によってドアホン側の呼び出しイベントに応答することが可能となる。又、上記同様、図13、図14のドアホン子機からの内線呼び出しにおいては、S128で、ドアホン親機2bをコードレス電話親機3に登録した際に付与された内線番号のコードレス電話子機からの内線発信のイベントとしてドアホン親機2bからコードレス電話親機3に内線発信のイベント発生を通知する。
【0187】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る無線通信システムの構成を図15に基づいて説明する。図15は、本発明の実施の形態2に係る無線通信システムの構成を説明する図である。
【0188】
図15に示すように、本発明の実施の形態2に係る無線通信システム1は、コードレス電話システム内の制御局として動作する1台のコードレス電話親機と1台以上の従属局として動作するコードレス電話子機で構成されたコードレス電話システム10、コードレス電話システム20、コードレス電話システム30で構成される。
【0189】
図15において、無線通信システム1のコードレス電話システム10のコードレス電話親機100は、主制御局として動作する。即ち、コードレス電話親機100は、無線通信システム1の全体の時分割通信による無線通信のタイミングの基準となり、自らのタイミングで時分割通信による無線通信のタイミングを決定し、制御信号の送信を行う(以後、コードレス電話親機100が送信する制御信号を主制御信号と呼ぶ)。コードレス電話親機100の従属局として動作するコードレス電話子機101、102…10Nは、主制御信号を受信し、主制御信号の受信タイミングを元に時分割通信による無線通信のタイミングを決定し、コードレス電話親機100の時分割通信のタイミングに同期してコードレス電話親機100と無線通信を行う。
【0190】
又、コードレス電話親機200、及び、コードレス電話親機300は、主制御局の従属局として動作するとともに、自らのコードレス電話システム20及びコードレス電話システム30内の制御局として動作する。即ち、コードレス電話親機200、及び、コードレス電話親機300は、コードレス電話親機100の従属局として動作するコードレス電話子機101、102…10Nと同様に、主制御信号を受信し、主制御信号の受信タイミングを元に時分割通信による無線通信のタイミングを決定し、コードレス電話親機100の時分割通信のタイミングに同期して、コードレス電話親機100との無線通信と自らのコードレス電話システム20及びコードレス電話システム30内の時分割通信による無線通信のタイミングの基準となる制御信号の送信を行う(以後、コードレス電話親機200が
送信する制御信号を第1の副制御信号、コードレス電話親機300が送信する制御信号を第2の副制御信号と呼ぶ)。そして、コードレス電話親機200の従属局として動作するコードレス電話子機201、202…20Mは、第1の副制御信号を受信し、第1の副制御信号の受信タイミングを元に時分割通信による無線通信のタイミングを決定し、コードレス電話親機200の時分割通信のタイミングに同期してコードレス電話親機200と無線通信を行い、同様に、コードレス電話親機300の従属局として動作するコードレス電話子機301、302…30Lは、第2の副制御信号を受信し、第2の副制御信号の受信タイミングを元に時分割通信による無線通信のタイミングを決定し、コードレス電話親機300の時分割通信のタイミングに同期してコードレス電話親機300と無線通信を行う。
【0191】
本無線通信システム1において、外線着信や内線着信等のイベントの発生は、制御信号、即ち、主制御信号、第1の副制御信号及び第2の副制御信号を利用して、制御局より従属局に報知される。又、外線着信応答、内線着信応答、外線発信、内線発信等の従属局で発生したイベントは、従属局が制御局との無線リンクを確立し、従属局より制御局に通知される。以下、外線着信、内線発信等のイベント発生時の詳細動作について説明を行う。
【0192】
先ず、コードレス電話親機100に接続された電話回線50から外線着信が発生した場合の動作について説明を行う。コードレス電話親機100は、電話回線50からの外線着信を検知するとリンガーを鳴らすなどして外線着信を使用者に通知するとともに主制御信号にて電話回線50からの外線着信を報知し外線着信中の状態に遷移する。コードレス電話子機101、102…10Nは、コードレス電話親機100からの電話回線50からの外線着信の報知を受信すると、リンガーを鳴らすなどして外線着信を使用者に通知し、外線着信中の状態に遷移する。コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100からの電話回線50からの外線着信の報知を受信すると、リンガーを鳴らすなどして外線着信を使用者に通知するとともに第1の副制御信号にて電話回線50からの外線着信を報知し、第1の副制御信号より電話回線50からの外線着信の報知を受信したコードレス電話子機201、202…20Mは、リンガーを鳴らすなどして外線着信を使用者に通知し、外線着信中の状態に遷移する。同様に、コードレス電話親機300は、コードレス電話親機100からの電話回線50からの外線着信の報知を受信すると、リンガーを鳴らすなどして外線着信を使用者に通知するとともに第2の副制御信号にて電話回線50からの外線着信を報知し、第2の副制御信号より電話回線50からの外線着信の報知を受信したコードレス電話子機301、302…30Lは、リンガーを鳴らすなどして外線着信を使用者に通知し、外線着信中の状態に遷移する。
【0193】
コードレス電話親機100に接続された電話回線50からの外線着信中の状態でコードレス電話子機101、102…10Nのいずれかで外線応答の操作が行われると、該当コードレス電話子機は、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、外線着信応答を通知し、外線通話状態に移行する。一方、コードレス電話親機100は外線着信応答が通知されると、該当コードレス電話子機との無線リンクと電話回線50の音声パスを接続し、主制御信号で外線着信停止を報知し、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。外線応答を行ったコードレス電話子機以外の主制御信号を受信していたコードレス電話子機101、102…10Nは、外線着信停止の報知を受信すると、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100からの外線着信停止の報知を受信すると、リンガーを停止するなどするとともに第1の副制御信号にて外線着信停止を報知しアイドル状態に遷移し、第1の副制御信号より外線着信停止の報知を受信したコードレス電話子機201、202…20Mは、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。同様に、コードレス電話親機300は、コードレス電話親機100からの外線着信停止の報知を受信すると、リンガーを停止するなどするとともに第2の副制御信号にて外線着信停止を報知しアイドル状態に遷移し、第
2の副制御信号より外線着信停止の報知を受信したコードレス電話子機301、302…30Lは、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。
【0194】
又、コードレス電話親機100に接続された電話回線50からの外線着信中の状態でコードレス電話システム20のコードレス電話子機201、202…20Mのいずれかで外線応答の操作が行われると、該当コードレス電話子機は、コードレス電話親機200と無線リンクを確立し、外線着信応答を通知し、外線通話状態に移行する。一方、コードレス電話親機200は、コードレス電話子機201、202…20Mより外線着信応答が通知されると、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、外線着信応答を通知し、該当コードレス電話子機とコードレス電話親機100との無線リンクの送受信データを接続するようにパス設定を行い、リンガーを停止するなどするとともに第1の副制御信号にて外線着信停止を報知しアイドル状態に遷移する。そして、コードレス電話親機100は、コードレス電話親機200より外線着信応答が通知されると、コードレス電話親機200との無線リンクと電話回線50の音声パスを接続し、主制御信号で外線着信停止を報知し、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。尚、コードレス電話親機300、コードレス電話子機101、102…10N、コードレス電話子機301、302…30L、及び、外線応答の操作が行われたコードレス電話子機を除く第1の副制御信号を受信していたコードレス電話子機201、202…20Mは、上記同様にして、主制御信号、第1の副制御信号、第2の副制御信号で報知される外線着信停止の報知を受信することによりアイドル状態に遷移する。
【0195】
同様に、外線着信中の状態でコードレス電話システム30のコードレス電話子機301、302…30Lのいずれかで外線応答の操作が行われると、該当コードレス電話子機は、コードレス電話親機300と無線リンクを確立し、外線着信応答を通知し、外線通話状態に移行する。一方、コードレス電話親機300は、コードレス電話子機より外線着信応答が通知されると、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、外線着信応答を通知し、該当コードレス電話子機とコードレス電話親機100との無線リンクの送受信データを接続するようにパス設定を行い、リンガーを停止するなどするとともに第2の副制御信号にて外線着信停止を報知しアイドル状態に遷移する。そして、コードレス電話親機100は、コードレス電話親機300より外線着信応答が通知されると、コードレス電話親機300との無線リンクと電話回線50の音声パスを接続し、主制御信号で外線着信停止を報知し、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。尚、コードレス電話親機200、コードレス電話子機101、102…10N、コードレス電話子機201、202…20M、及び、外線応答の操作が行われたコードレス電話子機を除く第2の副制御信号を受信していたコードレス電話子機301、302…30Lは、上記同様にして、主制御信号、第1の副制御信号、第2の副制御信号で報知される外線着信停止の報知を受信することによりアイドル状態に遷移する。
【0196】
次に、コードレス電話親機200に接続された電話回線60から外線着信が発生した場合の動作について説明を行う。コードレス電話親機200は、電話回線60からの外線着信を検知するとリンガーを鳴らすなどして外線着信を使用者に通知するとともに第1の副制御信号にて電話回線60からの外線着信を報知し外線着信中の状態に遷移する。コードレス電話子機201、202…20Mは、コードレス電話親機200からの電話回線60からの外線着信の報知を受信すると、リンガーを鳴らすなどして外線着信を使用者に通知し、外線着信中の状態に遷移する。又、コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、電話回線60からの外線着信を通知する。一方、コードレス電話親機100は、コードレス電話親機200より電話回線60からの外線着信が通知されると、リンガーを鳴らすなどして外線着信を使用者に通知するとともに主制御信号にて電話回線60からの外線着信を報知し外線着信中の状態に遷移する。コードレス電話子機101、102…10Nは、コードレス電話親機100からの電話回線60からの外
線着信の報知を受信すると、リンガーを鳴らすなどして外線着信を使用者に通知し、外線着信中の状態に遷移する。そして、コードレス電話親機300は、コードレス電話親機100からの電話回線60からの外線着信の報知を受信すると、リンガーを鳴らすなどして外線着信を使用者に通知するとともに第2の副制御信号にて電話回線60からの外線着信を報知し、第2の副制御信号より電話回線60からの外線着信の報知を受信したコードレス電話子機301、302…30Lは、リンガーを鳴らすなどして外線着信を使用者に通知し、外線着信中の状態に遷移する。
【0197】
コードレス電話親機200に接続された電話回線60からの外線着信中の状態でコードレス電話子機101、102…10Nのいずれかで外線応答の操作が行われると、該当コードレス電話子機は、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、外線着信応答を通知し、外線通話状態に移行する。一方、コードレス電話親機100は外線着信応答が通知されると、コードレス電話親機200に外線着信応答を通知し、該当コードレス電話子機とコードレス電話親機200との無線リンクの送受信データを接続するようにパス設定を行い、主制御信号で外線着信停止を報知し、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。外線応答を行ったコードレス電話子機以外の主制御信号を受信していたコードレス電話子機101、102…10Nは、外線着信停止の報知を受信すると、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。一方、コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100から外線着信応答が通知されると、コードレス電話親機100との無線リンクと電話回線60の音声パスを接続し、リンガーを停止するなどするとともに第1の副制御信号にて外線着信停止を報知しアイドル状態に遷移し、第1の副制御信号より外線着信停止の報知を受信したコードレス電話子機201、202…20Mは、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。又、コードレス電話親機300は、コードレス電話親機100からの外線着信停止の報知を受信すると、リンガーを停止するなどするとともに第2の副制御信号にて外線着信停止を報知しアイドル状態に遷移し、第2の副制御信号より外線着信停止の報知を受信したコードレス電話子機301、302…30Lは、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。
【0198】
又、コードレス電話親機200に接続された電話回線60からの外線着信中の状態でコードレス電話子機201、202…20Mのいずれかで外線応答の操作が行われると、該当コードレス電話子機は、コードレス電話親機200と無線リンクを確立し、外線着信応答を通知し、外線通話状態に移行する。コードレス電話親機200は、該当コードレス電話子機より外線着信応答が通知されると、該当コードレス電話子機との無線リンクと電話回線60の音声パスを接続し、リンガーを停止するなどするとともに第1の副制御信号にて外線着信停止の報知を行い、コードレス電話親機100と接続していた無線リンクを用いてコードレス電話親機100に外線着信停止の通知を行いコードレス電話親機100との該当無線リンクを開放し、アイドル状態に遷移する。そして、第1の副制御信号より外線着信停止の報知を受信した外線応答を行ったコードレス電話子機を除くコードレス電話子機201、202…20Mは、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。又、コードレス電話親機200より外線着信停止が通知されたコードレス電話親機100は、コードレス電話親機200との無線リンクを開放し、主制御信号で外線着信停止を報知し、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移し、主制御信号を受信していたコードレス電話子機101、102…10Nは、外線着信停止の報知を受信すると、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。又、コードレス電話親機300は、コードレス電話親機100からの外線着信停止の報知を受信すると、リンガーを停止するなどするとともに第2の副制御信号にて外線着信停止を報知しアイドル状態に遷移し、第2の副制御信号より外線着信停止の報知を受信したコードレス電話子機301、302…30Lは、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。
【0199】
又、コードレス電話親機200に接続された電話回線60からの外線着信中の状態でコ
ードレス電話子機301、302…30Lのいずれかで外線応答の操作が行われると、該当コードレス電話子機は、コードレス電話親機300と無線リンクを確立し、外線着信応答を通知し、外線通話状態に移行する。コードレス電話親機300は、外線応答の操作が行われた該当コードレス電話子機より外線着信応答が通知されると、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、外線着信応答を通知し、該当コードレス電話子機とコードレス電話親機100との無線リンクの送受信データを接続するようにパス設定を行い、リンガーを停止するなどするとともに第2の副制御信号にて外線着信停止を報知しアイドル状態に遷移する。外線応答を行ったコードレス電話子機以外の第2の副制御信号を受信していたコードレス電話子機301、302…30Lは、外線着信停止の報知を受信すると、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。そして、コードレス電話親機100は、コードレス電話親機300より外線着信応答が通知されると、コードレス電話親機200に外線着信応答を通知し、コードレス電話親機300とコードレス電話親機200との無線リンクの送受信データを接続するようにパス設定を行い、主制御信号で外線着信停止を報知し、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。主制御信号を受信していたコードレス電話子機101、102…10Nは、外線着信停止の報知を受信すると、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。一方、コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100から外線着信応答が通知されると、コードレス電話親機100との無線リンクと電話回線60の音声パスを接続し、リンガーを停止するなどするとともに第1の副制御信号にて外線着信停止を報知しアイドル状態に遷移し、第1の副制御信号より外線着信停止の報知を受信したコードレス電話子機201、202…20Mは、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。
【0200】
次に、内線発信のイベント発生時の詳細動作について説明を行う。
【0201】
先ず最初に、コードレス電話システム10に属する、コードレス電話子機101、102…10Nからの一斉内線呼び出しの動作について説明する。コードレス電話システム10に属する、コードレス電話子機101、102…10Nのいずれかのコードレス電話子機で、内線発信の操作が行われると、該当コードレス電話子機は、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、内線発信要求を通知し、リングバックトーンを鳴らすなどして内線呼び出し状態に移行する。内線発信要求を受信したコードレス電話親機100は、リンガーを鳴らすなどして内線着信を使用者に通知するとともに主制御信号にて該当コードレス電話子機からの一斉内線着信を報知し内線着信中の状態に遷移する。コードレス電話子機101、102…10Nは、コードレス電話親機100から該当コードレス電話子機からの一斉内線着信の報知を受信すると、リンガーを鳴らすなどして該当コードレス電話子機からの一斉内線着信を使用者に通知し、内線着信中の状態に遷移する。コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100から該当コードレス電話子機からの一斉内線着信の報知を受信すると、リンガーを鳴らすなどして該当コードレス電話子機からの一斉内線着信を使用者に通知するとともに第1の副制御信号にて該当コードレス電話子機からの一斉内線着信を報知し、第1の副制御信号より該当コードレス電話子機からの一斉内線着信の報知を受信したコードレス電話子機201、202…20Mは、リンガーを鳴らすなどして該当コードレス電話子機からの一斉内線着信を使用者に通知し、内線着信中の状態に遷移する。同様に、コードレス電話親機300は、コードレス電話親機100からの該当コードレス電話子機からの一斉内線着信の報知を受信すると、リンガーを鳴らすなどして内線着信を使用者に通知するとともに第2の副制御信号にて該当コードレス電話子機からの一斉内線着信を報知し、第2の副制御信号より該当コードレス電話子機からの一斉内線着信の報知を受信したコードレス電話子機301、302…30Lは、リンガーを鳴らすなどして内線着信を使用者に通知し、内線着信中の状態に遷移する。
【0202】
次に、コードレス電話システム10に属するコードレス電話子機からの一斉内線発信に対して、コードレス電話システム10に属するコードレス電話子機101、102…10
Nで応答操作を行った場合の動作について説明を行う。一斉内線の内線着信状態でコードレス電話子機101、102…10Nのいずれかで内線応答の操作が行われると、該当コードレス電話子機は、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、内線着信応答を通知し、内線通話状態に移行する。一方、コードレス電話親機100は内線着信応答が通知されると、該当コードレス電話子機とコードレス電話親機100に内線発信要求を行ったコードレス電話子機(内線発信中のコードレス電話子機)との無線リンクの送受信データを接続するようにパス設定を行い、内線発信要求を行ったコードレス電話子機に内線応答を通知するとともに主制御信号で内線着信停止を報知し、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。そして、内線発信要求を行ったコードレス電話子機(内線発信中のコードレス電話子機)は、コードレス電話親機100より内線応答が通知されると、リングバックトーン等を停止し、コードレス電話親機100との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話中の状態に移行する。一方、内線発信及び内線応答を行ったコードレス電話子機以外の主制御信号を受信していたコードレス電話子機101、102…10Nは、内線着信停止の報知を受信すると、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。又、コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100からの内線着信停止の報知を受信すると、リンガーを停止するなどするとともに第1の副制御信号にて内線着信停止を報知しアイドル状態に遷移し、第1の副制御信号より内線着信停止の報知を受信したコードレス電話子機201、202…20Mは、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。同様に、コードレス電話親機300は、コードレス電話親機100からの内線着信停止の報知を受信すると、リンガーを停止するなどするとともに第2の副制御信号にて内線着信停止を報知しアイドル状態に遷移し、第2の副制御信号より内線着信停止の報知を受信したコードレス電話子機301、302…30Lは、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。
【0203】
次に、コードレス電話システム10に属するコードレス電話子機101、102…10Nからの一斉内線発信に対して、コードレス電話システム20に属するコードレス電話子機201、202…20Mで応答操作を行った場合の動作について説明を行う。コードレス電話システム10に属するコードレス電話子機101、102…10Nからの一斉内線の内線着信状態でコードレス電話子機201、202…20Mのいずれかで内線応答の操作が行われると、該当コードレス電話子機は、コードレス電話親機200と無線リンクを確立し、内線着信応答を通知し、内線通話状態に移行する。一方、コードレス電話親機200は、コードレス電話子機より内線着信応答が通知されると、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、内線着信応答を通知し、該当コードレス電話子機とコードレス電話親機100との無線リンクの送受信データを接続するようにパス設定を行い、リンガーを停止するなどするとともに第1の副制御信号にて内線着信停止を報知しアイドル状態に遷移する。そして、内線応答の操作が行われたコードレス電話子機を除く第1の副制御信号より内線着信停止の報知を受信したコードレス電話子機201、202…20Mは、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。又、コードレス電話親機100は、コードレス電話親機200より内線着信応答が通知されると、コードレス電話親機200とコードレス電話親機100に内線発信要求を行ったコードレス電話子機(内線発信中のコードレス電話子機)との無線リンクの送受信データを接続するようにパス設定を行い、内線発信要求を行ったコードレス電話子機に内線応答を通知するとともに主制御信号で内線着信停止を報知し、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。そして、内線発信要求を行ったコードレス電話子機(内線発信中のコードレス電話子機)は、コードレス電話親機100より内線応答が通知されると、リングバックトーン等を停止し、コードレス電話親機100との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話中の状態に移行する。一方、内線発信を行ったコードレス電話子機以外の主制御信号を受信していたコードレス電話子機101、102…10Nは、内線着信停止の報知を受信すると、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。又、コードレス電話親機300は、コードレス電話親機100からの内線着信停止の報知を受信すると、リンガーを停
止するなどするとともに第2の副制御信号にて内線着信停止を報知しアイドル状態に遷移し、第2の副制御信号より内線着信停止の報知を受信したコードレス電話子機301、302…30Lは、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。
【0204】
コードレス電話システム10に属するコードレス電話子機からの一斉内線発信に対して、コードレス電話システム30に属するコードレス電話子機301、302…30Lで応答操作を行った場合の動作は、上記のコードレス電話システム10に属するコードレス電話子機からの一斉内線発信に対して、コードレス電話システム20に属するコードレス電話子機201、202…20Mで応答操作を行った場合の動作と同様であり説明を省略する。
【0205】
次に、コードレス電話システム10に属する、コードレス電話親機100からの一斉内線呼び出しの動作について説明する。コードレス電話親機100から一斉内線発信が発生した場合、コードレス電話親機100は、リングバックトーン等を鳴らし、内線発信中の状態になり、主制御信号にてコードレス電話親機100からのからの一斉内線着信の報知を行う。そして、上述したコードレス電話システム10に属するコードレス電話子機からの一斉内線発信のイベント発生時と同様に、主制御信号より一斉内線着信の報知を受信したコードレス電話子機101、102…10N、コードレス電話親機200、コードレス電話親機300が内線着信状態に遷移し、コードレス電話親機200は、第1の副制御信号にてコードレス電話親機100からの一斉内線着信の報知を行い、コードレス電話親機300は、第2の副制御信号にてコードレス電話親機100からのからの一斉内線着信の報知を行う。そして、コードレス電話親機200からの一斉内線着信の報知を受信したコードレス電話子機201、202…20Mが内線着信状態に遷移し、コードレス電話親機300からの一斉内線着信の報知を受信したコードレス電話子機301、302…30Lが内線着信状態に遷移する。
【0206】
次に、コードレス電話親機100からの内線着信状態で、いずれかの無線通信装置(コードレス電話親機200、コードレス電話親機300、コードレス電話子機101、102…10N、コードレス電話子機201、202…20M、コードレス電話子機301、302…30L)で内線応答操作が行われた場合の動作について説明する。いずれかの無線通信装置で内線応答操作が行われた場合、コードレス電話親機100に内線応答が通知されるまでの動作は上述したコードレス電話システム10に属するコードレス電話子機からの内線着信状態で、いずれかの無線通信装置で内線応答操作が行われた場合の動作と同じであり説明を省略する。コードレス電話親機100は、いずれかの無線通信装置より内線応答が通知されると、リングバックトーンを停止し、内線応答を通知したコードレス電話親機200、コードレス電話親機300、又は、コードレス電話子機101、102…10Nのいずれかの無線通信装置との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話中の状態に移行し、主制御信号で内線着信停止を報知する。そして、上記同様に、コードレス電話親機200の第1の副制御信号とコードレス電話親機300の第2の副制御信号で内線着信停止が報知され、内線応答操作を行った無線通信装置を除くコードレス電話親機200、コードレス電話親機300、コードレス電話子機101、102…10N、コードレス電話子機201、202…20M、コードレス電話子機301、302…30Lがアイドル状態に遷移する。
【0207】
次に、コードレス電話システム20に属する、コードレス電話子機201、202…20Mからの一斉内線呼び出しの動作について説明する。コードレス電話システム20に属する、コードレス電話子機201、202…20Mのいずれかのコードレス電話子機で、内線発信の操作が行われると、該当コードレス電話子機は、コードレス電話親機200と無線リンクを確立し、内線発信要求を通知し、リングバックトーンを鳴らすなどして内線呼び出し状態に移行する。内線発信要求を受信したコードレス電話親機200は、リンガ
ーを鳴らすなどして内線着信を使用者に通知するとともに第1の副制御信号にて該当コードレス電話子機からの内線着信を報知し内線着信中の状態に遷移する。コードレス電話子機201、202…20Mは、コードレス電話親機200からの該当コードレス電話子機からの内線着信の報知を受信すると、リンガーを鳴らすなどして内線着信を使用者に通知し、内線着信中の状態に遷移する。又、コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、該当コードレス電話子機からの内線着信を通知する。一方、コードレス電話親機100は、コードレス電話親機200より該当コードレス電話子機からの内線着信が通知されると、リンガーを鳴らすなどして内線着信を使用者に通知するとともに主制御信号にて該当コードレス電話子機からの内線着信を報知し内線着信中の状態に遷移する。コードレス電話子機101、102…10Nは、コードレス電話親機100からの該当コードレス電話子機からの内線着信の報知を受信すると、リンガーを鳴らすなどして内線着信を使用者に通知し、内線着信中の状態に遷移する。そして、コードレス電話親機300は、コードレス電話親機100からの該当コードレス電話子機からの内線着信の報知を受信すると、リンガーを鳴らすなどして内線着信を使用者に通知するとともに第2の副制御信号にて該当コードレス電話子機からの内線着信を報知し、第2の副制御信号より該当コードレス電話子機からの内線着信の報知を受信したコードレス電話子機301、302…30Lは、リンガーを鳴らすなどして内線着信を使用者に通知し、内線着信中の状態に遷移する。
【0208】
コードレス電話子機201、202…20Mのいずれかのコードレス電話子機からの内線着信中の状態でコードレス電話子機101、102…10Nのいずれかで内線応答の操作が行われると、内線応答の操作が行なわれたコードレス電話子機は、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、内線着信応答を通知し、内線通話状態に移行する。一方、コードレス電話親機100は内線着信応答が通知されると、コードレス電話親機200に内線着信応答を通知し、内線応答の操作が行なわれたコードレス電話子機とコードレス電話親機200との無線リンクの送受信データを接続するようにパス設定を行い、主制御信号で内線着信停止を報知し、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。内線応答を行ったコードレス電話子機以外の主制御信号を受信していたコードレス電話子機101、102…10Nは、内線着信停止の報知を受信すると、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。一方、コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100から内線着信応答が通知されると、内線発信の操作が行なわれたコードレス電話子機とコードレス電話親機100との無線リンクの送受信データを接続するようにパス設定を行い、内線発信の操作が行なわれたコードレス電話子機に内線応答を通知し、リンガーを停止するなどするとともに第1の副制御信号にて内線着信停止を報知しアイドル状態に遷移する。内線発信要求を行ったコードレス電話子機(内線発信中のコードレス電話子機)は、コードレス電話親機200より内線応答が通知されると、リングバックトーン等を停止し、コードレス電話親機200との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話中の状態に移行する。又、内線発信を行ったコードレス電話子機を除く第1の副制御信号より内線着信停止の報知を受信したコードレス電話子機201、202…20Mは、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。又、コードレス電話親機300は、コードレス電話親機100からの内線着信停止の報知を受信すると、リンガーを停止するなどするとともに第2の副制御信号にて内線着信停止を報知しアイドル状態に遷移し、第2の副制御信号より内線着信停止の報知を受信したコードレス電話子機301、302…30Lは、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。
【0209】
又、コードレス電話子機201、202…20Mのいずれかのコードレス電話子機からの内線着信中の状態で内線発信を行ったコードレス電話子機を除くコードレス電話子機201、202…20Mのいずれかで内線応答の操作が行われると、内線応答の操作が行なわれたコードレス電話子機は、コードレス電話親機200と無線リンクを確立し、内線着信応答を通知し、内線通話状態に移行する。コードレス電話親機200は、内線発信を行
ったコードレス電話子機を除くコードレス電話子機201、202…20Mのいずれかのコードレス電話子機より内線着信応答が通知されると、内線発信を行ったコードレス電話子機と内線応答を行ったコードレス電話子機との無線リンクの送受信データを接続するようにパス設定を行い、内線発信の操作が行なわれたコードレス電話子機に内線応答を通知し、リンガーを停止するなどするとともに第1の副制御信号にて内線着信停止を報知し、コードレス電話親機100と接続していた無線リンクを用いてコードレス電話親機100に外線着信停止の通知を行いコードレス電話親機100との該当無線リンクを開放し、アイドル状態に遷移する。そして、内線応答を行ったコードレス電話子機及び内線発信を行ったコードレス電話子機を除く第1の副制御信号より内線着信停止の報知を受信したコードレス電話子機201、202…20Mは、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。又、コードレス電話親機200より内線着信停止が通知されたコードレス電話親機100は、コードレス電話親機200との無線リンクを開放し、主制御信号で内線着信停止を報知し、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移し、主制御信号を受信していたコードレス電話子機101、102…10Nは、内線着信停止の報知を受信すると、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。又、コードレス電話親機300は、コードレス電話親機100からの内線着信停止の報知を受信すると、リンガーを停止するなどするとともに第2の副制御信号にて内線着信停止を報知しアイドル状態に遷移し、第2の副制御信号より内線着信停止の報知を受信したコードレス電話子機301、302…30Lは、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。
【0210】
又、コードレス電話子機201、202…20Mのいずれかのコードレス電話子機からの内線着信中の状態でコードレス電話子機301、302…30Lのいずれかで内線応答の操作が行われると、内線応答の操作が行なわれたコードレス電話子機は、コードレス電話親機300と無線リンクを確立し、内線着信応答を通知し、内線通話状態に移行する。コードレス電話親機300は、コードレス電話子機より内線着信応答が通知されると、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、内線着信応答を通知し、内線応答の操作が行なわれたコードレス電話子機とコードレス電話親機100との無線リンクの送受信データを接続するようにパス設定を行い、リンガーを停止するなどするとともに第2の副制御信号にて内線着信停止を報知しアイドル状態に遷移する。内線応答を行ったコードレス電話子機以外の第2の副制御信号を受信していたコードレス電話子機301、302…30Lは、内線着信停止の報知を受信すると、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。そして、コードレス電話親機100は、コードレス電話親機300より内線着信応答が通知されると、コードレス電話親機200に内線着信応答を通知し、コードレス電話親機300とコードレス電話親機200との無線リンクの送受信データを接続するようにパス設定を行い、主制御信号で内線着信停止を報知し、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。主制御信号を受信していたコードレス電話子機101、102…10Nは、内線着信停止の報知を受信すると、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。一方、コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100から内線着信応答が通知されると、内線発信の操作が行なわれたコードレス電話子機とコードレス電話親機100との無線リンクの送受信データを接続するようにパス設定を行い、内線発信の操作が行なわれたコードレス電話子機に内線着信応答を通知し、リンガーを停止するなどするとともに第1の副制御信号にて内線着信停止を報知しアイドル状態に遷移する。コードレス電話親機200より内線着信応答の通知を受けた内線発信の操作が行なわれたコードレス電話子機は、リングバックトーン等を停止し、コードレス電話親機200との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話中の状態に移行し、内線発信の操作が行なわれたコードレス電話子機を除く第1の副制御信号より内線着信停止の報知を受信したコードレス電話子機201、202…20Mは、リンガーを停止するなどしてアイドル状態に遷移する。
【0211】
次に、呼び出し先を指定した個別内線発信の動作について説明を行う。
【0212】
先ず、同じコードレス電話親機に属するコードレス電話子機間での個別内線発信の動作について説明を行う。同じコードレス電話親機に属するコードレス電話子機間での個別内線発信の動作は、コードレス電話親機100に属するコードレス電話子機101、102…10N内での個別内線発信、コードレス電話親機200に属するコードレス電話子機201、202…20M内での個別内線発信、及び、コードレス電話親機300に属するコードレス電話子機301、302…30L内での個別内線発信すべて同じ動作となり、ここでは、コードレス電話親機とそのコードレス電話親機に属するコードレス電話子機間の動作について説明する。コードレス電話子機より個別内線発信の操作が行われると、先ず発信元のコードレス電話子機は、リングバックトーンをならすなどして内線発信中であることを使用者に通知し、コードレス電話親機と無線リンクを確立し、接続先の内線番号を指定した個別内線発信の要求(以下、個別内線発信要求と記す)を行う。個別内線発信要求を受信したコードレス電話親機は、要求された接続先が自局の従属局として動作するコードレス電話子機の内線番号であった場合、制御信号にて、指定されたコードレス電話子機の呼び出しの報知を行う。個別の呼び出し報知を受信した該当コードレス電話子機は、リンガーを鳴らすなどして内線着信状態に遷移する。そして、着信先のコードレス電話子機より内線着信の応答操作が行われると、着信先のコードレス電話子機は、コードレス電話親機と無線リンクを確立し、内線着信応答を通知し、コードレス電話親機との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。コードレス電話親機は、内線着信応答を受信すると発信元のコードレス電話子機に内線着信応答を通知し、発信元のコードレス電話子機との無線リンクと着信先のコードレス電話子機との無線リンクの送受信データを接続するようにパスの設定を行う。そして、コードレス電話親機より内線着信応答が通知された発信元のコードレス電話子機は、リングバックトーンを停止し、コードレス電話親機との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。
【0213】
次に。異なるコードレス電話親機に属するコードレス電話子機間での個別内線発信の動作について説明を行う。
【0214】
先ず、コードレス電話親機100に属するコードレス電話子機よりコードレス電話親機200に属するコードレス電話子機への個別内線発信の動作の例として、コードレス電話子機101よりコードレス電話子機201を呼び出す例を説明する。コードレス電話子機101よりコードレス電話子機201への個別内線発信の操作が行われると、先ず発信元のコードレス電話子機101は、リングバックトーンをならすなどして内線発信中であることを使用者に通知し、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、接続先のコードレス電話子機201の内線番号を指定した個別内線発信要求を行う。個別内線発信要求を受信したコードレス電話親機100は、要求された接続先が自局の従属局として動作するコードレス電話子機の内線番号以外であった場合、主制御信号にて、指定されたコードレス電話子機、即ちコードレス電話子機201の呼び出しの報知を行う。一方、主制御信号を受信しているコードレス電話親機200、コードレス電話親機300は、指定されたコードレス電話子機が自局のコードレス電話子機であった場合、制御信号で指定されたコードレス電話子機の呼び出しの報知を行う。即ち、コードレス電話子機101よりコードレス電話子機201への個別内線発信であれば、コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100より報知されているコードレス電話子機201の呼び出し報知を受信すると、第1の副制御信号にてコードレス電話子機201の呼び出しを報知する。そして、個別の呼び出し報知を受信したコードレス電話子機201は、リンガーを鳴らすなどして内線着信状態に遷移する。そして、着信先のコードレス電話子機201より内線着信の応答操作が行われると、着信先のコードレス電話子機201は、コードレス電話親機200と無線リンクを確立し、内線着信応答を通知し、コードレス電話親機200との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。コードレス電話親機2
00は、内線着信応答を受信すると、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、内線着信応答を通知しコードレス電話子機201の無線リンクとコードレス電話親機100との無線リンクの送受信データのパスを接続する。コードレス電話親機100は、コードレス電話親機200より内線着信応答を受信すると、発信元のコードレス電話子機101に内線着信応答を通知し、発信元のコードレス電話子機101との無線リンクとコードレス電話親機200との無線リンクの送受信データを接続するようにパスの設定を行う。そして、コードレス電話親機100より内線着信応答が通知された発信元のコードレス電話子機101は、リングバックトーンを停止し、コードレス電話親機100との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。
【0215】
次に、コードレス電話親機200に属するコードレス電話子機よりコードレス電話親機100に属するコードレス電話子機への個別内線発信の動作の例として、コードレス電話子機201よりコードレス電話子機101を呼び出す例を説明する。コードレス電話子機201よりコードレス電話子機101への個別内線発信の操作が行われると、先ず発信元のコードレス電話子機201は、リングバックトーンをならすなどして内線発信中であることを使用者に通知し、コードレス電話親機200と無線リンクを確立し、接続先のコードレス電話子機101の内線番号を指定した個別内線発信要求を行う。個別内線発信要求を受信したコードレス電話親機200は、要求された接続先が自局の従属局として動作するコードレス電話子機の内線番号以外であった場合、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、コードレス電話親機100に、接続先のコードレス電話子機101の内線番号を指定した個別内線発信要求を通知する。コードレス電話親機100は、コードレス電話親機200よりコードレス電話子機101の内線番号を指定した個別内線発信要求が通知されると、主制御信号にて、指定されたコードレス電話子機、即ちコードレス電話子機101の呼び出しの報知を行う。そして、個別の呼び出し報知を受信したコードレス電話子機101は、リンガーを鳴らすなどして内線着信状態に遷移する。そして、着信先のコードレス電話子機101より内線着信の応答操作が行われると、着信先のコードレス電話子機101は、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、内線着信応答を通知し、コードレス電話親機100との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。コードレス電話親機100は、内線着信応答を受信すると、コードレス電話子機101の無線リンクとコードレス電話親機200との無線リンクの送受信データのパスを接続し、コードレス電話親機200に内線着信応答を通知する。コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100より内線着信応答を受信すると、発信元のコードレス電話子機201に内線着信応答を通知し、発信元のコードレス電話子機201との無線リンクとコードレス電話親機100との無線リンクの送受信データを接続するようにパスの設定を行う。そして、コードレス電話親機200より内線着信応答が通知された発信元のコードレス電話子機201は、リングバックトーンを停止し、コードレス電話親機200との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。
【0216】
次に、コードレス電話親機200に属するコードレス電話子機よりコードレス電話親機300に属するコードレス電話子機への個別内線発信の動作の例として、コードレス電話子機201よりコードレス電話子機301を呼び出す例を説明する。コードレス電話子機201よりコードレス電話子機301への個別内線発信の操作が行われると、先ず発信元のコードレス電話子機201は、リングバックトーンをならすなどして内線発信中であることを使用者に通知し、コードレス電話親機200と無線リンクを確立し、接続先のコードレス電話子機301の内線番号を指定した個別内線発信要求を行う。個別内線発信要求を受信したコードレス電話親機200は、要求された接続先が自局の従属局として動作するコードレス電話子機の内線番号以外であった場合、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、コードレス電話親機100に、接続先のコードレス電話子機301の内線番号を指定した個別内線発信要求を通知する。コードレス電話親機100は、コードレス
電話親機200よりコードレス電話子機101の内線番号を指定した個別内線発信要求が通知されると、主制御信号にて、指定されたコードレス電話子機、即ちコードレス電話子機301の呼び出しの報知を行う。一方、主制御信号を受信しているコードレス電話親機200、コードレス電話親機300は、指定されたコードレス電話子機が自局のコードレス電話子機であった場合、制御信号で指定されたコードレス電話子機の呼び出しの報知を行う。即ち、コードレス電話子機201よりコードレス電話子機301への個別内線発信であれば、コードレス電話親機300は、コードレス電話親機100より報知されているコードレス電話子機301の呼び出し報知を受信すると、第2の副制御信号にてコードレス電話子機301の呼び出しを報知する。そして、個別の呼び出し報知を受信したコードレス電話子機301は、リンガーを鳴らすなどして内線着信状態に遷移する。そして、着信先のコードレス電話子機301より内線着信の応答操作が行われると、着信先のコードレス電話子機301は、コードレス電話親機300と無線リンクを確立し、内線着信応答を通知し、コードレス電話親機300との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。コードレス電話親機300は、内線着信応答を受信すると、コードレス電話子機301の無線リンクとコードレス電話親機100との無線リンクの送受信データのパスを接続し、コードレス電話親機100に内線着信応答を通知する。そして、コードレス電話親機100は、コードレス電話親機300からの内線着信応答を受信すると、コードレス電話親機300の無線リンクとコードレス電話親機200との無線リンクの送受信データのパスを接続し、コードレス電話親機200に内線着信応答を通知する。コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100より内線着信応答を受信すると、発信元のコードレス電話子機201に内線着信応答を通知し、発信元のコードレス電話子機201との無線リンクとコードレス電話親機100との無線リンクの送受信データを接続するようにパスの設定を行う。そして、コードレス電話親機200より内線着信応答が通知された発信元のコードレス電話子機201は、リングバックトーンを停止し、コードレス電話親機200との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。
【0217】
次に、呼び出し先を指定した個別内線発信の動作の別の接続制御の例について説明を行う。上記、個別内線発信の動作は、着信側で着信応答操作が行われた後、着信応答したコードレス電話子機が無線リンクを確立し、通話状態に遷移する接続制御の例を示したが、以下、着信側のコードレス電話親機やコードレス電話子機が個別の呼び出し報知を受信した際に、コードレス電話親機との無線リンクを確立するように動作する接続制御の例について説明を行う。又、以下の説明では、個別内線発信の場合、着信先が属するコードレス電話システムを識別する番号とそのコードレス電話システム内での内線番号によって無線通信システム1内の特定の無線通信装置を特定して個別内線発信を行う場合の動作例について説明する。
【0218】
先ず、番号形態について説明を行う。
【0219】
コードレス電話親機とコードレス電話子機から構成された各コードレス電話システムは、各々のコードレス電話システムを特定するため、異なるシステム番号が付与される。このシステム番号は、無線通信システム1内の各コードレス電話システムに1つずつある制御局(コードレス電話親機)を識別するための情報、即ち、制御局識別情報として利用され、例えば、コードレス電話親機の内線番号であってもよい。又、各コードレス電話システム内のコードレス電話子機は、各コードレス電話システム内で特定の従属局(コードレス電話子機)を特定するための情報、即ち、従属局識別情報を持っている。この従属局識別情報は、例えば、コードレス電話子機の内線番号であり、各コードレス電話システム内では単独で存在し、無線通信システム1内では同一のものが複数あってもよい。即ち、あるコードレス電話親機の従属局として動作するコードレス電話子機の従属局識別情報が、他のコードレス電話親機に属するコードレス電話子機の従属局識別情報と重複していても
よい。
【0220】
以下の説明では、図15に示す無線通信システムのコードレス電話システム10のコードレス電話親機100の内線番号(制御局識別情報)を10、コードレス電話子機101の内線番号(従属局識別情報)を1、コードレス電話子機102の内線番号(従属局識別情報)を2、以下、同様にコードレス電話子機10Nまでの内線番号(従属局識別情報)をNとし、コードレス電話システム20のコードレス電話親機200の内線番号(制御局識別情報)を20、コードレス電話子機201の内線番号(従属局識別情報)を1、コードレス電話子機201の内線番号(従属局識別情報)を2、以下、同様にコードレス電話子機20Mまでの内線番号(従属局識別情報)をNとし、コードレス電話システム30のコードレス電話親機300の内線番号(制御局識別情報)を30、コードレス電話子機301の内線番号(従属局識別情報)を1、コードレス電話子機302の内線番号(従属局識別情報)を2、以下、同様にコードレス電話子機30Lまでの内線番号(従属局識別情報)をNとした場合の動作例について説明を行う。
【0221】
先ず同一コードレス電話親機を待ち受けるコードレス電話システム内のコードレス電話子機間の個別内線発信動作について、コードレス電話子機101からコードレス電話子機102の個別内線発信動作を例に説明を行う。コードレス電話子機101よりコードレス電話子機102に個別内線発信を行う場合、使用者は、コードレス電話システム10でコードレス電話子機102を特定するための内線番号を入力する。即ち、コードレス電話子機102への個別内線発信の場合、呼び出し先の無線通信装置の内線番号として“2”のみを指定することにより、同一コードレス電話システム内の内線番号2の無線通信装置、つまり、コードレス電話子機102を特定する。コードレス電話子機101より使用者が、内線番号“2”を指定して呼別内線発信の操作を行うと、コードレス電話子機101は、相手への無線リンク確立動作中である報知音(以下リンク確立報知音と記す)をならすなどして着信先であるコードレス電話子機102までの無線リンクの確立動作中であることを使用者に通知し、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、接続先のコードレス電話子機102の内線番号"2“を指定した個別内線発信要求を行う。個別内線発信要求を受信したコードレス電話親機100は、自局を指定する内線番号以外、即ち、内線番号が”10“以外であった場合、要求された内線番号に従い、主制御信号にて、指定された内線番号の無線通信装置の呼び出し報知を行う。主制御信号を受信しているコードレス電話親機200、コードレス電話親機300は、指定された内線番号に自局の制御局識別情報が含まれていた場合、コードレス電話親機100と無線リンクを確立するよう動作し、更に、従属局識別情報、即ち、そのコードレス電話親機に属するコードレス電話子機の内線番号が含まれていた場合、制御信号にて、指定された内線番号のコードレス電話子機の呼び出し報知を行うよう動作するが、コードレス電話子機101よりコードレス電話子機102への個別内線発信であれば、コードレス電話親機200及びコードレス電話親機300は、指定された内線番号に自局を示す内線番号(制御局識別情報)が含まれていないので、コードレス電話子機の呼び出し報知等の制御は起動されない。一方、個別の呼び出し報知を受信したコードレス電話子機102は、コードレス電話親機100と無線リンクを確立するよう動作し、コードレス電話親機100との無線リンクが確立すると個別内線呼び出しにたいする無線接続であることを通知する無線接続確認を通知し、リンガーを鳴らすなどして内線着信状態に遷移する。コードレス電話親機100は、コードレス電話子機102より無線接続確認が通知されると発信もとのコードレス電話子機101に無線接続確認を通知し、コードレス電話子機101は、無線接続確認が通知されると、リンク確立報知音を停止し、着信先の相手での呼び出しが開始されたことを通知するリングバックトーンを鳴らし、使用者にコードレス電話子機201で呼び出しが開始されたことを通知する。そして、着信先のコードレス電話子機102より内線着信の応答操作が行われると、着信先のコードレス電話子機102は、コードレス電話親機100に内線着信応答を通知し、コードレス電話親機100との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し
、内線通話状態に遷移する。コードレス電話親機100は、内線着信応答を受信すると、発信元のコードレス電話子機101に内線着信応答を通知し、発信元のコードレス電話子機101との無線リンクと着信先のコードレス電話子機102との無線リンクの送受信データを接続するようにパスの設定を行う。そして、コードレス電話親機100より内線着信応答が通知された発信元のコードレス電話子機101は、リングバックトーンを停止し、コードレス電話親機100との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。
【0222】
次に、コードレス電話子機101からコードレス電話親機200への個別内線発信動作について説明を行う。コードレス電話子機101よりコードレス電話親機200に個別内線発信を行う場合、使用者は、コードレス電話親機200の属するコードレス電話システム20を特定するためのコードレス電話親機200の内線番号を入力する。即ち、コードレス電話親機200への個別内線発信の場合、呼び出し先の無線通信装置の内線番号として“20”を指定することにより、コードレス電話システム20内の制御局として動作する無線通信装置、つまり、コードレス電話親機200を特定する。コードレス電話子機101より使用者が、内線番号“20”を指定して呼別内線発信の操作を行うと、コードレス電話子機101は、リンク確立報知音をならすなどして着信先であるコードレス電話親機200までの無線リンクの確立動作中であることを使用者に通知し、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、接続先のコードレス電話親機200の内線番号"20“を指定した個別内線発信要求を行う。個別内線発信要求を受信したコードレス電話親機100は、自局を指定する内線番号以外、即ち、内線番号が”10“以外であった場合、要求された内線番号に従い、主制御信号にて、指定された内線番号の無線通信装置の呼び出し報知を行う。自局の内線番号が指定された呼び出し報知を受信したコードレス電話親機200は、コードレス電話親機100と無線リンクを確立するよう動作し、コードレス電話親機100との無線リンクが確立すると、無線接続確認を通知し、リンガーを鳴らすなどして内線着信状態に遷移する。コードレス電話親機100は、コードレス電話親機200より無線接続確認が通知されると発信もとのコードレス電話子機101に無線接続確認を通知し、コードレス電話子機101は、無線接続確認が通知されると、リンク確立報知音を停止し、着信先の相手での呼び出しが開始されたことを通知するリングバックトーンを鳴らし、使用者にコードレス電話子機201で呼び出しが開始されたことを通知する。そして、着信先のコードレス電話親機200より内線着信の応答操作が行われると、着信先のコードレス電話親機200は、コードレス電話親機100に内線着信応答を通知し、コードレス電話親機100との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。コードレス電話親機100は、コードレス電話親機200より内線着信応答を受信すると、発信元のコードレス電話子機101に内線着信応答を通知し、発信元のコードレス電話子機101との無線リンクとコードレス電話親機200との無線リンクの送受信データを接続するようにパスの設定を行う。そして、コードレス電話親機100より内線着信応答が通知された発信元のコードレス電話子機101は、リングバックトーンを停止し、コードレス電話親機100との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。
【0223】
次に、コードレス電話子機101からコードレス電話子機201への個別内線発信動作について説明を行う。コードレス電話子機101よりコードレス電話子機201に個別内線発信を行う場合、使用者は、コードレス電話子機201の属するコードレス電話システム20を特定するためのコードレス電話親機200の内線番号と、コードレス電話システム20でコードレス電話子機201を特定するための内線番号を入力する。即ち、コードレス電話子機201への個別内線発信の場合、呼び出し先の無線通信装置の内線番号として“201”を指定することにより、最初の2桁の“20”でコードレス電話システム20を特定し、3桁目の“1”でコードレス電話システム20内の内線番号1の無線通信装置、つまり、コードレス電話子機201を特定する。コードレス電話子機101より使用
者が、内線番号“201”を指定して呼別内線発信の操作を行うと、コードレス電話子機101は、リンク確立報知音をならすなどして着信先であるコードレス電話子機201までの無線リンクの確立動作中であることを使用者に通知し、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、接続先のコードレス電話子機201の内線番号"201“を指定した個別内線発信要求を行う。個別内線発信要求を受信したコードレス電話親機100は、自局を指定する内線番号以外、即ち、内線番号が”10“以外であった場合、要求された内線番号に従い、主制御信号にて、指定された内線番号の無線通信装置の呼び出し報知を行う。一方、主制御信号を受信しているコードレス電話親機200、コードレス電話親機300は、指定された内線番号に自局の制御局識別情報が含まれていた場合、コードレス電話親機100と無線リンクを確立するよう動作し、更に、従属局識別情報、即ち、そのコードレス電話親機に属するコードレス電話子機の内線番号が含まれていた場合、制御信号にて、指定された内線番号のコードレス電話子機の呼び出し報知を行う。即ち、コードレス電話子機101よりコードレス電話子機201への個別内線発信であれば、コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100より報知されているコードレス電話子機201の呼び出し報知を受信すると、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、コードレス電話親機100との無線リンクが確立すると、第1の副制御信号にてコードレス電話子機201の呼び出しの報知を開始する。個別の呼び出し報知を受信したコードレス電話子機201は、コードレス電話親機200と無線リンクを確立するよう動作し、コードレス電話親機200との無線リンクが確立すると個別内線呼び出しに対する無線接続であることを通知する無線接続確認を通知し、リンガーを鳴らすなどして内線着信状態に遷移する。コードレス電話親機200は、コードレス電話子機201より無線接続確認が通知されると、先に確立したコードレス電話親機100との無線リンク上で無線接続確認を通知する。コードレス電話親機100は、コードレス電話親機200より無線接続確認が通知されると発信もとのコードレス電話子機101に無線接続確認を通知し、コードレス電話子機101は、無線接続確認が通知されると、リンク確立報知音を停止し、着信先の相手での呼び出しが開始されたことを通知するリングバックトーンを鳴らし、使用者にコードレス電話子機201で呼び出しが開始されたことを通知する。そして、着信先のコードレス電話子機201より内線着信の応答操作が行われると、着信先のコードレス電話子機201は、コードレス電話親機200に内線着信応答を通知し、コードレス電話親機200との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。コードレス電話親機200は、内線着信応答を受信すると、コードレス電話親機100に内線着信応答を通知し、コードレス電話子機201の無線リンクとコードレス電話親機100との無線リンクの送受信データのパスを接続する。コードレス電話親機100は、コードレス電話親機200より内線着信応答を受信すると、発信元のコードレス電話子機101に内線着信応答を通知し、発信元のコードレス電話子機101との無線リンクとコードレス電話親機200との無線リンクの送受信データを接続するようにパスの設定を行う。そして、コードレス電話親機100より内線着信応答が通知された発信元のコードレス電話子機101は、リングバックトーンを停止し、コードレス電話親機100との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。
【0224】
次に、コードレス電話子機201からコードレス電話親機100への個別内線発信動作について説明を行う。コードレス電話子機201よりコードレス電話親機100に個別内線発信を行う場合、使用者は、コードレス電話親機100の属するコードレス電話システム10を特定するためのコードレス電話親機100の内線番号を入力する。即ち、コードレス電話親機100への個別内線発信の場合、呼び出し先の無線通信装置の内線番号として“10”を指定することにより、コードレス電話システム10内の制御局として動作する無線通信装置、つまり、コードレス電話親機100を特定する。コードレス電話子機201より使用者が、内線番号“10”を指定して呼別内線発信の操作を行うと、コードレス電話子機201は、リンク確立報知音をならすなどして着信先であるコードレス電話親機100までの無線リンクの確立動作中であることを使用者に通知し、コードレス電話親
機200と無線リンクを確立し、接続先のコードレス電話親機100の内線番号"10“を指定した個別内線発信要求を行う。主制御局(本例ではコードレス電話親機100)の従属局として動作する制御局が、従属局より、他のコードレス電話システムに属するコードレス電話親機又はコードレス電話子機への個別内線発信要求を受信すると、主制御局と無線リンクを確立し、個別内線発信要求を通知するように動作する。即ち、コードレス電話親機200は、コードレス電話子機201より自局の内線番号”20“、又は、”1“、”2“…”M”の自局の従属局のコードレス電話子機の内線番号以外の内線番号を指定した個別内線発信要求を受信すると、コードレス電話親機100と無線リンクを確立するように動作し、コードレス電話親機100と無線リンク確立後、コードレス電話親機100にコードレス電話子機201より要求された内線番号(本例では“10”)の個別内線発信要求の発生を通知する。一方、コードレス電話親機100は、コードレス電話親機200より内線番号"10“を指定した個別内線発信要求の発生が通知されると、通知された内線番号が自局を指定する内線番号であるため、個別内線呼び出しに対する無線接続であることを通知する無線接続確認をコードレス電話親機200に通知し、リンガーを鳴らすなどして内線着信状態に遷移する。コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100より無線接続確認が通知されると発信もとのコードレス電話子機201に無線接続確認を通知し、コードレス電話子機201は、無線接続確認が通知されると、リンク確立報知音を停止し、着信先の相手での呼び出しが開始されたことを通知するリングバックトーンを鳴らし、使用者にコードレス電話親機100で呼び出しが開始されたことを通知する。そして、着信先のコードレス電話親機100より内線着信の応答操作が行われると、着信先のコードレス電話親機100は、コードレス電話親機200に内線着信応答を通知し、コードレス電話親機200との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100からの内線着信応答を受信すると、コードレス電話子機201に内線着信応答を通知し、コードレス電話子機201の無線リンクとコードレス電話親機100との無線リンクの送受信データのパスを接続する。そして、コードレス電話親機200より内線着信応答が通知された発信元のコードレス電話子機201は、リングバックトーンを停止し、コードレス電話親機200との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。
【0225】
次に、コードレス電話子機201からコードレス電話子機101への個別内線発信動作について説明を行う。コードレス電話子機201よりコードレス電話子機101に個別内線発信を行う場合、コードレス電話子機101の属するコードレス電話システム10を特定するためのコードレス電話親機100の内線番号と、コードレス電話システム10でコードレス電話子機101を特定するための内線番号を入力する。即ち、コードレス電話子機101への個別内線発信の場合、呼び出し先の無線通信装置の内線番号として“101”を指定することにより、最初の2桁の“10”でコードレス電話システム10を特定し、3桁目の“1”でコードレス電話システム10内の内線番号1の無線通信装置、つまり、コードレス電話子機101を特定する。コードレス電話子機201より使用者が、内線番号“101”を指定して呼別内線発信の操作を行うと、コードレス電話子機201は、リンク確立報知音をならすなどして着信先であるコードレス電話子機101までの無線リンクの確立動作中であることを使用者に通知し、コードレス電話親機200と無線リンクを確立し、接続先のコードレス電話子機101の内線番号"101“を指定した個別内線発信要求を行う。コードレス電話親機200は、上記同様に、コードレス電話子機201より自局の内線番号”20“、又は、”1“、”2“…”M”の自局の従属局のコードレス電話子機の内線番号以外の内線番号を指定した個別内線発信要求を受信すると、コードレス電話親機100と無線リンクを確立するように動作し、コードレス電話親機100と無線リンク確立後、コードレス電話親機100にコードレス電話子機201より要求された内線番号(本例では“101”)の個別内線発信要求の発生を通知する。一方、コードレス電話親機100は、コードレス電話親機200より内線番号"101“を指定した個別内線発信要求の発生が通知されると、指定された内線番号が自局を指定する内線番号以
外であるため、要求された内線番号に従い、主制御信号にて、指定された内線番号の無線通信装置の呼び出し報知を行う。本例では、内線”1“のコードレス電話子機101の呼び出し報知を行う。そして、主制御信号を受信していたコードレス電話子機101は、コードレス電話親機100からの個別内線発信要求による呼び出しを受信すると、コードレス電話親機100の無線リンクを確立するように動作し、個別内線呼び出しに対する無線接続であることを通知する無線接続確認をコードレス電話親機100に通知し、リンガーを鳴らすなどして内線着信状態に遷移する。コードレス電話親機100は、コードレス電話子機101より無線接続確認が通知されると、コードレス電話親機200に無線接続確認を通知する。コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100より無線接続確認が通知されると発信もとのコードレス電話子機201に無線接続確認を通知し、コードレス電話子機201は、無線接続確認が通知されると、リンク確立報知音を停止し、着信先の相手での呼び出しが開始されたことを通知するリングバックトーンを鳴らし、使用者にコードレス電話子機101で呼び出しが開始されたことを通知する。そして、着信先のコードレス電話子機101より内線着信の応答操作が行われると、着信先のコードレス電話子機101は、コードレス電話親機100に内線着信応答を通知し、コードレス電話親機100との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。コードレス電話子機101より内線着信応答が通知されると、コードレス電話親機100は、コードレス電話親機200に内線着信応答を通知し、コードレス電話親機200との無線リンクの送受信データとコードレス電話子機101との無線リンクの送受信データを接続する。コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100からの内線着信応答を受信すると、コードレス電話子機201に内線着信応答を通知し、コードレス電話子機201の無線リンクとコードレス電話親機100との無線リンクの送受信データのパスを接続する。そして、コードレス電話親機200より内線着信応答が通知された発信元のコードレス電話子機201は、リングバックトーンを停止し、コードレス電話親機200との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。
【0226】
次に、コードレス電話子機201からコードレス電話親機300への個別内線発信動作について説明を行う。コードレス電話子機201よりコードレス電話親機300に個別内線発信を行う場合、コードレス電話親機300の属するコードレス電話システム30を特定するためのコードレス電話親機300の内線番号を入力する。即ち、コードレス電話親機300への個別内線発信の場合、呼び出し先の無線通信装置の内線番号として“30”を指定することにより、コードレス電話システム30内の制御局として動作する無線通信装置、つまり、コードレス電話親機300を特定する。コードレス電話子機201より使用者が、内線番号“30”を指定して呼別内線発信の操作を行うと、コードレス電話子機201は、リンク確立報知音をならすなどして着信先であるコードレス電話親機300までの無線リンクの確立動作中であることを使用者に通知し、コードレス電話親機200と無線リンクを確立し、接続先のコードレス電話親機300の内線番号"30“を指定した個別内線発信要求を行う。コードレス電話親機200は、上記同様に、コードレス電話子機201より自局の内線番号”20“、又は、”1“、”2“…”M”の自局の従属局のコードレス電話子機の内線番号以外の内線番号を指定した個別内線発信要求を受信すると、コードレス電話親機100と無線リンクを確立するように動作し、コードレス電話親機100と無線リンク確立後、コードレス電話親機100にコードレス電話子機201より要求された内線番号(本例では“30”)の個別内線発信要求の発生を通知する。一方、コードレス電話親機100は、コードレス電話親機200より内線番号"30“を指定した個別内線発信要求の発生が通知されると、指定された内線番号が自局を指定する内線番号以外であるため、要求された内線番号に従い、主制御信号にて、指定された内線番号の無線通信装置の呼び出し報知を行う。本例では、内線”30“のコードレス電話親機300の呼び出し報知を行う。そして、主制御信号を受信していたコードレス電話親機300は、コードレス電話親機100からの個別内線発信要求による呼び出しを受信すると、コードレス電話親機100の無線リンクを確立するように動作し、個別内線呼び出しに対す
る無線接続であることを通知する無線接続確認をコードレス電話親機100に通知し、リンガーを鳴らすなどして内線着信状態に遷移する。コードレス電話親機100は、コードレス電話親機300より無線接続確認が通知されると、コードレス電話親機200に無線接続確認を通知する。コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100より無線接続確認が通知されると発信もとのコードレス電話子機201に無線接続確認を通知し、コードレス電話子機201は、無線接続確認が通知されると、リンク確立報知音を停止し、着信先の相手での呼び出しが開始されたことを通知するリングバックトーンを鳴らし、使用者にコードレス電話親機300で呼び出しが開始されたことを通知する。そして、着信先のコードレス電話親機300より内線着信の応答操作が行われると、着信先のコードレス電話親機300は、コードレス電話親機100に内線着信応答を通知し、コードレス電話親機100との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。コードレス電話親機300より内線着信応答が通知されると、コードレス電話親機100は、コードレス電話親機200に内線着信応答を通知し、コードレス電話親機200との無線リンクの送受信データとコードレス電話親機300との無線リンクの送受信データを接続する。コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100からの内線着信応答を受信すると、コードレス電話子機201に内線着信応答を通知し、コードレス電話子機201の無線リンクとコードレス電話親機100との無線リンクの送受信データのパスを接続する。そして、コードレス電話親機200より内線着信応答が通知された発信元のコードレス電話子機201は、リングバックトーンを停止し、コードレス電話親機200との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。
【0227】
次に、コードレス電話子機201からコードレス電話子機301への個別内線発信動作について説明を行う。コードレス電話子機201よりコードレス電話子機301に個別内線発信を行う場合、コードレス電話子機301の属するコードレス電話システム30を特定するためのコードレス電話親機300の内線番号と、コードレス電話システム30でコードレス電話子機301を特定するための内線番号を入力する。即ち、コードレス電話子機301への個別内線発信の場合、呼び出し先の無線通信装置の内線番号として“301”を指定することにより、最初の2桁の“30”でコードレス電話システム10を特定し、3桁目の“1”でコードレス電話システム30内の内線番号1の無線通信装置、つまり、コードレス電話子機301を特定する。コードレス電話子機201より使用者が、内線番号“301”を指定して呼別内線発信の操作を行うと、コードレス電話子機201は、リンク確立報知音をならすなどして着信先であるコードレス電話子機301までの無線リンクの確立動作中であることを使用者に通知し、コードレス電話親機200と無線リンクを確立し、接続先のコードレス電話子機301の内線番号"301“を指定した個別内線発信要求を行う。コードレス電話親機200は、上記同様に、コードレス電話子機201より自局の内線番号”20“、又は、”1“、”2“…”M”の自局の従属局のコードレス電話子機の内線番号以外の内線番号を指定した個別内線発信要求を受信すると、コードレス電話親機100と無線リンクを確立するように動作し、コードレス電話親機100と無線リンク確立後、コードレス電話親機100にコードレス電話子機201より要求された内線番号(本例では“301”)の個別内線発信要求の発生を通知する。一方、コードレス電話親機100は、コードレス電話親機200より内線番号"301“を指定した個別内線発信要求の発生が通知されると、指定された内線番号が自局を指定する内線番号以外であるため、要求された内線番号に従い、主制御信号にて、指定された内線番号の無線通信装置の呼び出し報知を行う。本例では、内線”301“のコードレス電話子機301の呼び出し報知を行う。そして、主制御信号を受信していたコードレス電話親機300は、コードレス電話親機100からの内線”301“の個別内線発信要求による呼び出しを受信すると、内線番号の最初の2桁が自局のコードレス電話システム30を示す”30“であるため、自システム内への個別着信であることを認識し、コードレス電話親機100と無線リンクを確立し、コードレス電話親機100との無線リンク確立後、第2の副制御信号にて3桁目で指定された内線番号”1“の従属局の呼び出し報知、即ち、コードレス
電話子機301の呼び出し報知を開始する。個別の呼び出し報知を受信したコードレス電話子機301は、コードレス電話親機300と無線リンクを確立するよう動作し、コードレス電話親機300との無線リンクが確立すると個別内線呼び出しに対する無線接続であることを通知する無線接続確認を通知し、リンガーを鳴らすなどして内線着信状態に遷移する。コードレス電話親機300は、コードレス電話子機301より無線接続確認が通知されると、先にコードレス電話親機100と確立した無線リンク上でコードレス電話親機100に無線接続確認を通知する。コードレス電話親機100は、コードレス電話親機300より無線接続確認が通知されると、コードレス電話親機200に無線接続確認を通知する。コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100より無線接続確認が通知されると発信もとのコードレス電話子機201に無線接続確認を通知し、コードレス電話子機201は、無線接続確認が通知されると、リンク確立報知音を停止し、着信先の相手での呼び出しが開始されたことを通知するリングバックトーンを鳴らし、使用者にコードレス電話子機301で呼び出しが開始されたことを通知する。そして、着信先のコードレス電話子機301より内線着信の応答操作が行われると、着信先のコードレス電話子機301は、コードレス電話親機300に内線着信応答を通知し、コードレス電話親機300との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。コードレス電話子機301より内線着信応答が通知されると、コードレス電話親機300は、コードレス電話親機100に内線着信応答を通知し、コードレス電話親機100との無線リンクの送受信データとコードレス電話子機301との無線リンクの送受信データを接続する。コードレス電話親機100は、コードレス電話親機300より内線着信応答が通知されると、コードレス電話親機200に内線着信応答を通知し、コードレス電話親機300の無線リンクとコードレス電話親機100との無線リンクの送受信データのパスを接続する。コードレス電話親機200は、コードレス電話親機100からの内線着信応答を受信すると、コードレス電話子機201に内線着信応答を通知し、コードレス電話子機201の無線リンクとコードレス電話親機100との無線リンクの送受信データのパスを接続する。そして、コードレス電話親機200より内線着信応答が通知された発信元のコードレス電話子機201は、リングバックトーンを停止し、コードレス電話親機200との無線リンクの送受信データを音声パスに接続し、内線通話状態に遷移する。
【0228】
以上、実施の形態2の説明では、3つのコードレス電話システムで発生した外線着信や内線発信をコードレス電話システム間で通知する制御手順について説明を行ったが、実施の形態1で説明したよう、各無線通信装置間の通信に時分割多重通信を用い、親機200、親機300は、親機100の主制御信号を受信しながら、他のスロットで第1の副制御信号、第2の副制御信号を送信し、親機100の従属局として動作しながら、制御局としての動作を行うことにより、無線回路の複雑化を抑え、又、相互の無線干渉を低減した無線通信システムを構成することが可能となる。
【0229】
又、主制御局として動作する親機100が従来のコードレス電話親機であっても、親機200、親機300を子機101、102…10Nと同様に、親機100の子機として登録することにより、無線通信システム1内の無線通信装置間の通話が可能となる。例えば、親機200を内線番号“20”、親機300を内線番号“30”の子機として親機100に登録すれば、コードレス電話システム20内の無線通信装置よりコードレス電話システム30内の無線通信装置への内線呼び出しは、親機100では、内線番号“20”の従属局より内線番号“30”の従属局への内線呼び出しとして処理され、コードレス電話システム20内の無線通信装置とコードレス電話システム30内の無線通信装置との内線呼び出し、通話が可能となる。
【0230】
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。
【0231】
本実施の形態1では、コードレス電話装置を主制御局、ドアホン装置を副制御局とした場合の例を示したが、コードレス電話装置を副制御局、ドアホン装置を主制御局としても良い。
【0232】
又、本実施の形態1では副制御局としてドアホン装置のドアホン親機を1台だけ備えたものであったが、実施の形態2のように副制御局は複数あってもよく、又、副制御局として動作する無線通信装置は、コードレス電話装置やドアホン装置等異なるサービスを提供する無線通信装置であってもよく、それぞれの無線通信システムで発生したサービスを他の無線通信システムで利用することが可能となる。
【0233】
又、本実施の形態では制御局は複数の従属局を有する例を示したが、従属局は1つであってもよい。更に、従属局を有しない制御局があってもよく、例えば、特に実施の形態1で述べた副制御局として動作する無線通信装置に従属局が1台も登録されていない場合、該当の副制御局として動作する無線通信装置は、主制御局との通信、即ち、主制御局の従属局としてのみ動作し、従属局のために制御信号を送信するといった制御局としての動作を停止してもよい。このように、従属局として動作しながら制御局として動作する制御局に、従属局が登録されていない場合、制御局としての動作を停止することにより、不要な制御信号の送信を行う必要が無くなり、無線干渉の発生の低減や、無線リソースの有効利用という効果を有することができる。
【産業上の利用可能性】
【0234】
本発明は、副制御局が制御局としての動作と従属局としての動作を行うことにより、コードレス電話、無線ドアホン、無線子機が相互に無線信号で接続され、無線干渉による通話品質の低下や無線リソースの不足を低減できるので、制御局と従属局とが時分割多重で通信を行うコードレス電話と無線ドアホンからなる無線通信システムに好適である。
【図面の簡単な説明】
【0235】
【図1】本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの構成を説明する図
【図2】本発明の実施の形態1に係るドアホン装置の構成を説明する図
【図3】本発明の実施の形態1に係るコードレス電話親機の構成を説明する図
【図4】本発明の実施の形態1に係るドアホン子機の構成を説明する図
【図5】本発明の実施の形態1に係るコードレス電話子機の構成を説明する図
【図6】本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおいて通信を行う際の送信スロット及び受信スロットの状態を説明する図
【図7】本発明の実施の形態1に係る無線通信システムにおいて通信を行う際の送信スロット及び受信スロットの状態を説明する図
【図8】本発明の実施の形態1に係る無線通信システムにおいて通信を行う際の送信スロット及び受信スロットの状態を説明する図
【図9】本発明の実施の形態1に係る無線通信システムにおいて通信を行う際の送信スロット及び受信スロットの状態を説明する図
【図10】本発明の実施の形態1に係る無線通信システムにおいて通信を行う際の送信スロット及び受信スロットの状態を説明する図
【図11】本発明の実施の形態1に係る無線通信システムにおいて通信を行う際の送信スロット及び受信スロットの状態を説明する図
【図12】本発明の実施の形態1に係る無線通信システムにおいて通信を行う際の送信スロット及び受信スロットの状態を説明する図
【図13】本発明の実施の形態1に係る無線通信システムにおいて通信を行う際の送信スロット及び受信スロットの状態を説明する図
【図14】本発明の実施の形態1に係る無線通信システムにおいて通信を行う際の送信スロット及び受信スロットの状態を説明する図
【図15】本発明の実施の形態2に係る無線通信システムの構成を説明する図
【図16】パケットデータのフォーマットを説明する図
【符号の説明】
【0236】
1 無線通信システム
2 ドアホン装置
2a 玄関子機
2b ドアホン親機
3 コードレス電話親機
4 ドアホン子機
5 コードレス電話子機
6 電話回線




 

 


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