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発明の名称 ディジタル放送受信装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−142508(P2007−142508A)
公開日 平成19年6月7日(2007.6.7)
出願番号 特願2005−329653(P2005−329653)
出願日 平成17年11月15日(2005.11.15)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 江口 政史 / 藤原 裕士 / 大井 直子 / 佐賀 正樹 / 灘本 雄二 / 笠井 秀一 / 占部 典宏
要約 課題
ディジタル放送受信端末において、リモコンキーIDが重複した場合は受信機の設置場所の地域情報を元に、リモコンキーおよび枝番を割り当てる方式が提案されているが、移動しながら視聴を行う受信機においては設置場所が固定できず、チャンネルサーチの都度地域を特定するための情報を入力することは、ユーザの操作上の負荷を増大させ、なおかつ移動中の地域を特定することは困難な場合も考えられる。

解決手段
リモコンキーIDの重複を検出した場合は、新規に検出されたチャンネルをリモコンキーに割り当てることで地域情報を設定することなく移動先において視聴可能なチャンネルを優先的に選局することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のチャンネルの放送データおよび操作識別子を受信する受信手段と、
前記受信する複数のチャンネルの中からいずれかを指定するためのユーザによる指示を受け付ける操作手段と、
前記受信した操作識別子に基づいて、前記操作手段で受け付け得るユーザからの指示と前記受信手段で受信し得るチャンネルとをそれぞれ対応付けて記憶する操作記憶手段と、
前記操作手段がユーザからの指示を受け付けたとき、前記操作記憶手段で記憶された前記指示と前記チャンネルとの対応に基づいて、前記受信した複数のチャンネルの中からユーザにより指定されたチャンネルを選局する選局手段と、
を備えるディジタル放送受信装置。
【請求項2】
前記操作記憶手段は、同一の操作識別子に対して、複数の異なるチャンネルを対応付けて記憶する場合、前記受信手段で受信した時間が最も現在に近いチャンネルを優先し、他のチャンネルをサブチャンネルとして記憶し、
前記選局手段は、前記操作手段がユーザからの指示を受け付けたとき、前記操作記憶手段で記憶された前記指示と前記チャンネルとの対応のうち前記優先された対応に基づいて、前記受信した複数のチャンネルの中からユーザにより指定されたチャンネルを選局する、
請求項1に記載のディジタル放送受信装置。
【請求項3】
前記操作記憶手段は、同一の操作識別子に対して複数の異なるチャンネルを対応付けて記憶する場合、各操作識別子にはチャンネル毎に異なる枝番識別子を対応付けて記憶する、
請求項2に記載のディジタル放送受信装置。
【請求項4】
前記操作記憶手段は、操作識別子にさらに枝番識別子を対応付けて記憶し、前記受信手段でほぼ同時期に受信された操作識別子に対して同一の枝番識別子をそれぞれ対応付ける、
請求項2または3に記載のディジタル放送受信装置。
【請求項5】
前記受信手段が、前記操作記憶手段で既に記憶されている前記チャンネルと同一のチャンネルを受信すると、
前記操作記憶手段は、前記既に記憶されているチャンネルに対応する操作識別子に対応する枝番識別子を検出して、前記検出された枝番識別子が対応付けられている全ての操作識別子について、最優先であることを示す枝番識別子をそれぞれ対応付け直して記憶する、
請求項4に記載のディジタル放送受信装置。
【請求項6】
前記選局手段は、前記複数のチャンネルの中から各チャンネルを順次選局するチャンネルサーチ機能を備え、
前記選局手段は、前記チャンネルサーチ機能を動作中に、前記受信手段が前記操作記憶手段で既に記憶されている前記チャンネルと同一のチャンネルを受信すると、前記動作中のチャンネルサーチ機能を停止する、
請求項2〜5のいずれかに記載のディジタル放送受信装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディジタル放送受信装置に係る発明であって、特に移動中でもディジタル放送を受信することができるディジタル放送受信装置の編成チャンネル設定方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、テレビ放送の信号をディジタル化した、ディジタル放送が普及している。現在日本においては、放送衛星を利用した衛星ディジタル放送が行われており、地上波放送もディジタル化され、地上ディジタル放送も普及しようとしている。地上ディジタル放送においては、主に据置のテレビ放送受信機での固定受信以外に、移動中でも携帯端末などで受信できる携帯受信が可能となる。
【0003】
地上ディジタル放送受信装置においてディジタル放送を視聴する場合、設置時に選局チャンネルの設定を行なうことになる。これは通常、地上デジタル放送の放送波を順次受信(スキャン)していき検出されたチャンネルを受信可能チャンネルリストとして受信機内に保存して保存することで行われる。
【0004】
設定された受信可能チャンネルリストから所望のチャンネルを選択する場合は、対応する選局番号をリモコンなどを利用して入力することで行うことが可能である。ここでの選局番号とはリモコンキー(プリセット番号、ワンタッチ番号)および編成チャンネル番号のことをさしている。これらの番号はディジタル放送の放送波より抽出される情報、具体的にはリモコンキーIDを元にして割り当てられる。
【0005】
ところでディジタル放送では、リモコンキーIDは各地域において放送事業者毎に割り当てが行われている。従い複数の地域の放送波を受信できる地域においては、同一のリモコンキーIDを持つチャンネルが複数検出されることになる。この場合はディジタル放送受信装置の設置場所を予め設定しておき、設置されている地域内の放送局を優先して選局番号に割り当てる、もしくは重複があることをユーザに通知を行いユーザからの入力に従い選局番号を割り当てるなどの手段が用いられる。(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2004−15138号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、移動しながらの視聴を前提としたディジタル放送受信装置を使用する場合、頻繁に受信状況が変化することにより視聴していた番組が見れなくことが予想される。その場合ユーザは再度スキャンなどを行うことにより受信可能なチャンネル一覧を取得することになるが、その際リモコンキーIDが重複した場合の選局番号の割り当て行うためにその都度地域を特定するための情報を入力することは、ユーザの操作上の負荷を増大させ、なおかつ移動中の地域を特定することは困難な場合も考えられる。
【0007】
本発明の目的は、受信可能な放送チャンネルが変わった場合でも適切にチャンネルの選択が可能であり、そのためにユーザによる操作を容易にすることができるディジタル放送受信装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明は、複数のチャンネルの放送データおよび操作識別子を受信する受信手段と、受信する複数のチャンネルの中からいずれかを指定するためのユーザによる指示を受け付ける操作手段と、受信した操作識別子に基づいて、操作手段で受け付け得るユーザからの指示と受信手段で受信し得るチャンネルとをそれぞれ対応付けて記憶する操作記憶手段と、操作手段がユーザからの指示を受け付けたとき、操作記憶手段で記憶された指示とチャンネルとの対応に基づいて、受信した複数のチャンネルの中からユーザにより指定されたチャンネルを選局する選局手段と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
以上のように、本発明によれば、受信可能な放送チャンネルが変わった場合でも適切にチャンネルの選択が可能であり、そのためにユーザによる操作を容易にすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態に係るディジタル放送携帯受信機について説明する。図1は、当該ディジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。
【0011】
図1において、ディジタル放送受信装置1aは、ディジタル放送受信部11、チャンネル情報バッファ12、チャンネル情報記憶部13、チャンネル情報解析部14、リモコンキー割当部15、枝番割当部16、メッセージ生成部17、および表示部18を備えている。
【0012】
ディジタル放送受信部11は、ディジタル放送局1dから配信されるディジタル放送コンテンツからチャンネル情報を取得し、チャンネル情報バッファ12に保存する。チャンネル情報解析部14はチャンネル情報バッファ12に保存されたチャンネル情報を解析し、リモコンキーIDの抽出を行う。リモコンキー割当部15はチャンネル情報解析部14において抽出されたリモコンキーIDとチャンネル情報記憶部13に保存されている受信可能チャンネルリストを元にリモコンキーの割当を行う。枝番割当部16はチャンネル情報解析部14において抽出されたリモコンキーIDとチャンネル情報記憶部12に保存されている受信可能チャンネルリストを元に枝番の割当を行う。チャンネル情報解析部14は更に、リモコンキー割当部15で割り当てられたリモコンキーおよび枝番割当部16において割り当てられた枝番および識別情報を受信したチャンネル情報に付加して受信可能チャンネルリストとしてチャンネル情報記憶部13への保存を行う。チャンネル情報解析部14は更に、チャンネル情報バッファ12に保存されたチャンネル情報が、チャンネル情報記憶部13に保存されている受信可能チャンネルリストに登録済みか否かの判定を行う。表示部18は、チャンネル情報解析部14が、チャンネル情報記憶部13に保存されている受信可能チャンネルリストに登録済みであること検出したときに、ユーザへチャンネルサーチ機能の終了の確認を促すメッセージなどを表示する。メッセージ生成部17は表示部18において表示されるメッセージを生成する。
【0013】
なお、リモコンキーIDは本発明の操作識別子の一例であり、リモコンキーは本発明のユーザからの操作指示の一例である。
【0014】
図2は、ディジタル放送携帯受信機1aがディジタル放送を受信する場合の、ディジタル放送受信部11の構成を示したブロック図である。ディジタル放送受信部11は、ディジタル放送受信チューナ111およびTS(Transport Stream)デコーダ112を有している。ディジタル放送受信チューナ111は、ディジタル放送局1dからTS(Transport Stream)と呼ばれる信号を受信する。TSは、映像および音声などのデータが多重化された信号である。ディジタル放送受信チューナ111にて受信されたTSは、TSデコーダ112において、音声PES(Packeted Elementary Stream)、映像PES、データセクション、PSI(Program Specificaion Information)、およびSI(Service Information)に分離される。PESは、タイムスタンプ情報を含んでおり、時刻同期をとりながら映像、音声などの文字を再生することが可能なデータ形式である。PSI116は、番組特定情報と呼ばれ番組コンテンツおよび放送局に関する情報(放送局名、リモコンキーID、サービス識別情報、地域識別情報など)が含まれている。音声PESは音声PES処理部113において、その音声データをスピーカ19に出力される。映像PES、データセクション、PSI、およびSIは、それぞれ映像PES処理部114、データセクション処理部115、PSI処理部116、SI処理部117において、それぞれ映像データ、データセクションデータ、PSI情報、SI情報を、表示部18でディジタル放送受信画面として表示される。また、PSIおよびSIは、それぞれPSI処理部116、SI処理部117により、チャンネル情報記憶部13にも出力、保持される。
【0015】
図3は、チャンネル情報記憶部13に記憶される受信可能チャンネルリストに登録されるチャンネル情報を説明したものである。放送局名31は前記PSIから抽出される。リモコンキーID32は放送事業者が割当を希望するリモコンキーであり前記PSIから抽出される。リモコンキー33は選局を行うときにユーザがリモートコントローラなどにより指定する番号である。リモコンキーサブ番号34は同じリモコンキーを持つチャンネルが複数存在する場合に、それらを識別可能とする番号である。番号が若い方が優先的に選局される。編成チャンネル番号35はリモコンキーID32を元に次の計算式で生成される3桁の番号である。
【0016】
編成チャンネル番号=サービスタイプx200+リモコンキーIDx10+(サービス番号+1)
枝番36は前記編成チャンネル番号35が重複した場合に区別するための識別番号である。グループ識別情報37は一回のチャンネルサーチで検出されたチャンネル情報をグループ化するための識別情報である。
【0017】
次に、図4および図5を参照して、ディジタル放送受信装置1aが、リモコンキーIDの重複を検出した時のリモコンキーおよび枝番割当を行う動作について説明する。なお、図4は、ディジタル放送受信装置1aで実行されるフローチャートである。図5は当該受信機がチャンネルサーチを実施した地域のチャンネル構成と、チャンネルサーチの結果、作成されチャンネル情報記憶部13に保存された受信可能チャンネルリストを示したものである。
【0018】
図4において、ディジタル放送受信装置1aのディジタル放送受信部11はディジタル放送局1dから放送された番組コンテンツを受信してチャンネル情報を分離して、チャンネル情報バッファ12へ保存する(ステップS11)。チャンネル情報解析部14はチャンネル情報バッファ12に保存されたチャンネル情報からリモコンキーIDを抽出し(ステップS12)、リモコンキー割当部15に出力する。リモコンキー割当部15は、新しく受信したチャンネル情報のリモコンキーとして、前記抽出されたリモコンキーIDを割り当てて、リモコンキーサブ番号に0を割り当てる(ステップS13)。次にリモコンキー割当部15は、チャンネル情報記憶部13に保存されている受信可能チャンネルリストを走査して、抽出されたリモコンキーIDがすでにリモコンキーとして割り当てられているか調べる(ステップS14)。抽出されたリモコンキーIDが既に割り当てられている場合、既に当該リモコンキーを割り当てられていた全てのチャンネル情報に対して、リモコンキーはそのままで、リモコンキーサブ番号を1だけ増加させる(ステップS15)。リモコンキーの割当が終了すると、次にチャンネル情報解析部14は抽出されたリモコンキーIDを枝番割当部16に出力する。枝番割当部16は抽出されたリモコンキーIDから3桁番号と呼ばれる編成チャンネル番号を生成すると同時に当該チャンネル情報の枝番として0を割り当てる(ステップS16)。枝番割当部16は、前記受信可能チャンネルリストを走査して、生成された編成チャンネル番号と同じ番号をもつチャンネルがすでに登録されているか調べる(ステップS17)。既に同じ編成チャンネル番号をもつチャンネルが登録されていた場合、枝番割当部16は当該チャンネル情報のすべてにおいて、枝番を1だけ増加させる(ステップS18)。リモコンキーの割当および枝番の割当が終了すると、チャンネル情報解析部14は新たに受信したチャンネル情報をチャンネル情報記憶部13に保存されている受信可能チャンネルリストに追加して処理を終了する(ステップS19)。
【0019】
また、ステップS15において、リモコンキーサブ番号を1だけ増加させる代わりに、使われていないリモコンキーを新たに割り当ててもよい。また、この際リモコンキーの割当が変更されたことを伝えるメッセージをメッセージ生成部18で生成し、表示部17に表示してもよい。また表示の実行をユーザが選択可能としてもよい。
【0020】
図5において、5aはチャンネルサーチ実施まえのチャンネル情報記憶部13に保存されているチャンネル情報の一覧である。5bはチャンネルサーチが実行された地域のチャンネル構成の例である。5cはチャンネルサーチ後のチャンネル情報記憶部13に保存されているチャンネル情報の一覧である。
【0021】
ここでチャンネル情報記憶部13に記憶されたチャンネルが選局される方法についてリモコンキーにより番組を選択する方法について説明する。
【0022】
図5の5cの状態においてリモコンキー1が選択された場合、リモコンキーサブ番号0を持つチャンネル、この場合、「放送局3」が選局される。この状態でさらたにリモコンキー1が選択された場合、リモコンキーサブ番号1をもつチャンネル、この場合、「放送局1」が選局される。
【0023】
また、この場合、「放送局1」は受信できない可能性が高いので選局をスキップするようにしてもよい。
【0024】
以上のように、本発明の実施の形態1にかかるディジタル放送受信装置1aは、ディジタル放送受信部11とリモコンキーとチャンネル情報記憶部13とディジタル放送受信チューナ111とを備える。ディジタル放送受信部11は、複数のチャンネルの放送データおよびリモコンキーIDを受信する。リモコンキーは、受信する複数のチャンネルの中からいずれかを指定するためのユーザによる指示を受け付ける。チャンネル情報記憶部13は、受信したリモコンキーIDに基づいて、リモコンキーで受け付け得るユーザからの指示とディジタル放送受信部11で受信し得るチャンネルとをそれぞれ対応付けて記憶する。ディジタル放送受信チューナ111は、リモコンキーがユーザからの指示を受け付けたとき、チャンネル情報記憶部13で記憶されたユーザの指示とディジタル放送受信部11で受信し得るチャンネルとの対応に基づいて、受信した複数のチャンネルの中からユーザにより指定されたチャンネルを選局する。
【0025】
これにより、リモコンキーIDを受信して放送チャンネル割り当てに利用するため、新規に検出されたチャンネルを容易にリモコンキーに割り当てることができる。
【0026】
また、本発明の実施の形態1にかかるディジタル放送受信装置1aにおいて、チャンネル情報記憶部13は、同一のリモコンキーIDに対して、複数の異なるチャンネルを対応付けて記憶する場合、ディジタル放送受信部11で受信した時間が最も現在に近いチャンネルを優先し、他のチャンネルをサブチャンネルとして記憶する。この場合、ディジタル放送受信チューナ111は、リモコンキーがユーザからの指示を受け付けたとき、チャンネル情報記憶部13で記憶された指示とチャンネルとの対応のうち優先された対応に基づいて、受信した複数のチャンネルの中からユーザにより指定されたチャンネルを選局する。
【0027】
これにより、ディジタル放送受信部11で受信した時間が最も現在に近いチャンネルが優先して受信されるため、最近視聴した放送チャンネルを直ぐに選局できる。そのため、ユーザは、選局操作を短時間に行うことができるため便利である。
【0028】
また、本発明の実施の形態1にかかるディジタル放送受信装置1aにおいて、チャンネル情報記憶部13は、同一のリモコンキーIDに対して複数の異なるチャンネルを対応付けて記憶する場合、各リモコンキーIDにはチャンネル毎に異なるリモコンキーサブ番号を対応付けて記憶する。
【0029】
これにより、同一のリモコンキーIDに対して複数の放送チャンネルが対応する場合であっても、それぞれの放送チャンネルを互いに区別することができる。
【0030】
また、本発明の実施の形態1にかかるディジタル放送受信装置1aにおいて、チャンネル情報記憶部13は、リモコンキーIDにさらにリモコンキーサブ番号を対応付けて記憶し、ディジタル放送受信部11でほぼ同時期に受信されたリモコンキーIDに対して同一のリモコンキーサブ番号をそれぞれ対応付ける。
【0031】
なお、ディジタル放送受信部11は本発明の受信手段の一例である。リモコンキーは、本発明の操作手段の一例である。チャンネル情報記憶部13は、本発明の操作記憶手段の一例である。ディジタル放送受信チューナ111は、本発明の選局手段の一例である。リモコンキーIDは、本発明の操作識別子の一例である。リモコンキーサブ番号は、本発明の枝番識別子の一例である。
【0032】
(実施の形態2)
以下、本発明の第2の実施形態に係るディジタル放送受信装置について説明する。当該ディジタル放送携帯受信機は、第1の実施形態に係るディジタル放送受信装置に対して、さらに、チャンネルサーチ中に検出したチャンネル情報が既に受信可能チャンネルリストに登録されている場合、チャンネルサーチを終了し、当該受信可能チャンネルリスト中において同一の識別情報を持つチャンネルを優先的に選局されるチャンネルとして、リモコンキーおよび枝番を割り当てる手段を設けたものである。
【0033】
ここで、図6および図7を参照して、ディジタル放送受信装置1aが、チャンネルサーチ中に検出したチャンネル情報が既に受信可能チャンネルリストに登録されている場合、チャンネルサーチを終了し、当該受信可能チャンネルリスト中において同一の識別情報を持つチャンネルを優先的に選局されるチャンネルとして、リモコンキーおよび枝番を割り当てる動作を説明する。
【0034】
なお、図6は、ディジタル放送携帯受信機1aで実行されるフローチャートである。図7は当該受信機がチャンネルサーチを実施した地域のチャンネル構成と、チャンネルサーチの結果、チャンネル情報記憶部13に保存された受信可能チャンネルリストを示したものである。
【0035】
図6において、ディジタル放送受信装置1aのディジタル放送受信部11はディジタル放送局1dから放送された番組コンテンツを受信してチャンネル情報を分離して、チャンネル情報バッファ12へ保存する(ステップS21)。チャンネル情報解析部14はチャンネル情報バッファ12に保存されたチャンネル情報がチャンネル情報記憶部13に保存されている受信可能チャンネルリストに既に登録されているか調べる(ステップS22)。登録されていなかった場合は、そのままチャンネルサーチを継続する(ステップS23)。登録されていた場合、メッセージ生成部18により、チャンネルサーチを終了する旨を確認するメッセージを生成させ、表示部17に表示を行い(ステップS24)、チャンネルサーチを終了する(ステップS25)。次にチャンネル情報解析部14は、既に保存されているチャンネル情報からグループ識別情報37を取得し、前記受信可能チャンネルリスト中の同一グループ識別番号37を持つすべてのチャンネル情報について以降の動作を実行する。
【0036】
まず、リモコン番号割当部15において、リモコンキーに当該チャンネルに指定されたリモコンキーIDを割り当て、サブ番号に0を割り当てる(ステップS26)。当該リモコンキーを既に割り当てられていたチャンネル情報についてはリモコンキーサブ番号を1だけ増加させる(ステップS27)。次に枝番割当部16において、編成チャンネル番号を生成し、枝番に0を割り当てる(ステップS28)。次に受信可能チャンネルリストを走査し、編成チャンネル番号が重複するチャンネル情報の有無を調べ、同一の編成チャンネル番号をもつチャンネル情報が検出された場合は、当該チャンネル情報の枝番を1だけ増加させる(ステップS29)。
【0037】
また、ステップS22において、同一チャンネルか否かの判定する際に、県域放送であるかどうかの判定を行うことにより、更新後の受信可能チャンネルリストの状態をより移動先のチャンネル構成に近いものとするような構成としてもよい。
【0038】
また、ステップS24において、ユーザによる操作が行われた上でチャンネルサーチを終了するようにしてもよい。また、操作の実行をユーザが選択可能としてもよい。
【0039】
また、ステップS26において、リモコンキーサブ番号に+1を加算する代わりに、使われていないリモコンキーを新たに割り当ててもよい。また、この際リモコンキーの割当が変更されたことを伝えるメッセージをメッセージ生成部18で生成し、表示部17に表示してもよい。また表示の実行をユーザが選択可能としてもよい。
【0040】
図7において、7aはチャンネルサーチ実施前のチャンネル情報記憶部13に保存されている受信可能チャンネルリストである。7bはチャンネルサーチが実行された地域のチャンネル構成の例である。7cはチャンネルサーチ後の前記受信可能チャンネルリストである。
【0041】
このように、チャンネルサーチ中に既に受信可能チャンネルリストに登録されているチャンネル情報と同一のチャンネル情報が検出された場合に、チャンネルサーチを終了し、既に保存されているチャンネル情報のうち、同一のグループ識別情報を持つチャンネル情報を優先的に選局されるチャンネルとして、リモコンキーおよび枝番を割り当てることで一括してチャンネル設定を移動先地域のチャンネル構成に適した形に変更することが可能となり、例えば地域A→地域B→地域Aをいう移動を行った場合、地域Aに戻った際、簡単な操作でチャンネル設定を元に戻すことができる。
【0042】
以上のように本発明の実施の形態2にかかるディジタル放送受信装置において、ディジタル放送受信部11が、チャンネル情報記憶部13で既に記憶されているチャンネルと同一のチャンネルを受信すると、チャンネル情報記憶部13は、既に記憶されているチャンネルに対応するリモコンキーIDに対応するリモコンキーサブ番号を検出して、検出されたリモコンキーサブ番号が対応付けられている全てのリモコンキーIDについて、最優先であることを示すリモコンキーサブ番号をそれぞれ対応付け直して記憶する。
【0043】
また、本発明の実施の形態2にかかるディジタル放送受信装置において、ディジタル放送受信チューナ111は、複数のチャンネルの中から各チャンネルを順次選局するチャンネルサーチ機能を備える。この場合、ディジタル放送受信チューナ111は、チャンネルサーチ機能を動作中に、ディジタル放送受信部11がチャンネル情報記憶部13で既に記憶されているチャンネルと同一のチャンネルを受信すると、動作中のチャンネルサーチ機能を停止する。
【産業上の利用可能性】
【0044】
本発明にかかるディジタル放送受信装置は、受信可能チャンネル一覧を移動した先のチャンネル構成を優先的に選局するように構成することができ、移動しながら使用するディジタル放送受信装置に特に有用であるが、その他のディジタル放送受信装置にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の実施の形態1に係るディジタル放送受信装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係るディジタル放送受信装置のディジタル放送受信部の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1に係るディジタル放送受信装置内に保存される受信可能チャンネルリスト中のチャンネル情報を示す模式図
【図4】本発明の実施の形態1に係るディジタル放送受信装置の動作を説明するためのフローチャート
【図5】本発明の実施の形態1に係るディジタル放送受信装置内に保存される受信可能チャンネルリストを示す模式図
【図6】本発明の実施の形態2に係るディジタル放送受信装置の動作を説明するためのフローチャート
【図7】本発明の実施の形態2に係るディジタル放送受信装置内に保存される受信可能チャンネルリストを示す模式図
【符号の説明】
【0046】
1a ディジタル放送受信装置
11 ディジタル放送受信部
12 チャンネル情報バッファ
13 チャンネル情報記憶部
14 チャンネル情報解析部
15 リモコンキー割当部
16 枝番割当部
17 表示部
18 メッセージ生成部
19 スピーカ
111 ディジタル放送受信チューナ
112 TSデコーダ
113 音声PES処理部
114 映像PES処理部
115 データセクション処理部
116 PSI処理部
117 SI処理部




 

 


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